(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を実施するための形態を図面を引用しながら説明する。
ここで、壁の仕上げ用埋込定規と壁装用コーナー材は同様の意味であり、本明細書では壁の仕上げ用埋込定規で統一して記載する。
【0019】
(第1の本実施の形態)
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規1は、硬質の合成樹脂製の定規に本発明を適用したY字形と呼称されている出隅壁仕上げ用埋込定規1であり、壁の角部縁面に添設される取付部(平板部)3と、壁角部から角度を持って張り出される定規部2とを備え、前記取付部3から前記定規部2に亘るコーナー部C1にスリットS1が連続的に多数形成されている(
図1、
図2)。
前記仕上げ用埋込定規1は、前記取付部3を未仕上げ出隅壁の角部を跨装するように角縁面に添設され、この添設によって前記定規部2を角部前方へ張り出し、前記定規部2の頭頂部2bを規準にしてモルタル等の塗り壁材Mを塗布する。前記仕上げ用埋込定規1は、前記取付部3の背面をモルタル等の接着剤を介して、未仕上げ出隅壁又は未仕上げ入隅壁の角縁面5に添着、又は、釘打ち等にて取り付け、前記定規部2を角度稜線4又は角度稜線4から突出状態を形成する(
図4)。
【0020】
前記定規部2は、傘型形状又はI型形状に形成され、左右の前記取付部3との間で形成される3点の前記コーナー部C1に前記スリットS1が形成されている。そしてスリットS2が前記スリットS1から連続して前記頭頂部2bに形成されている。したがって、Y型の3点の前記コーナー部C1に亘る前記スリットS1により3方向からの塗り壁材(塗着材料)が入り込み、繋ぎ合わせる働きをする(
図4)。なお、前記スリットS1は、貫通穴2a、3aと連続させることで、塗り壁材Mの繋ぎ合わせ効果を高めることができる(
図3)。
【0021】
前記スリットS1は、モルタル等の塗り壁材Mを狭持するもので、定規の長手方向に連続的に多数形成されている。前記スリットS1の間隔を狭くして、多数の各定規部2…の間隔を狭くすると、塗り壁材Mは弾力性(振動)を持って狭持され、塗り壁材Mが前記スリットS1に十分に入り込むとともに、逆戻りもし難くなる。本実施の形態の前記スリットS1、S2は、0.1から5mmであり、より好ましくは、0.3〜0.6mm程度が好ましい。狭すぎると、塗り壁材Mが前記スリットS1を通過せず、広すぎると、塗り壁材Mは弾力性(振動)を持って狭持することができなくなる。
前記スリットS1は、本定規の長手方向に対して垂直でも斜めでも良く、又、等間隔でも不等間隔でも良い。前記スリットS1と多数の各定規部2とは、前記仕上げ用埋込定規1の長さ方向に対して垂直に前記スリットS1が連続形成されていることにより、所定長さで使用するときには、正確にかつ容易に切断することも可能である。なお、前記スリットS1の延長線上の前記取付部3に罫線(メモリ)を施しても良い。また、前記スリットS1は、同じ間隔等である必要はなく、例えば、前記スリットS2よりも前記スリットS1を狭くしたり、前記スリットS1が各々の前記貫通穴2a、3aと連続する方向に向かってその幅が広くなるようにしても良い。
前記スリットS1が
図1と
図2の場合のY型の3点の前記コーナー部C1のみに設けられる場合は、前記頭頂部2bにより、長手方向の溝を揃えることができる。断面がV字状に上方に開くような前記スリットS2とすると、前記スリットS1に塗り壁材Mが入り易くなる。さらに、断面がV字状に上方に開くような前記スリットS2から前記スリットS1にかけて徐々に幅が狭くなることにより、前記スリットS1、S2の隙間に塗り壁材Mを詰め込み易くなる。
【0022】
前記取付部(平板部)3は、壁角部の一方の角縁面と他方の角縁面とに添設される2枚の板材を壁角部と略等しい角度(90度)に連設し、前記連設部から長手に亘り所要の角度で前記定規部2を突設支持する。前記定規部2はその定規縁に前記頭頂部2bを形成しており、前記頭頂部2bは前記定規部2の支片部の長手方向両側面から等しく張り出し、その頭頂面を断面で弧形にしている。前記定規部2に塗り壁材が入り込む前記貫通穴2aが形成され、前記貫通穴2aと前記スリットS1が連続している。前記スリットS1が連続するようになると、更なる塗り壁材Mの絡みが生じるとともに、反りが防止され、所定長さに切断することも容易になる。
また、前記取付部3に塗り壁材が入り込む前記貫通穴3aが形成され、前記貫通穴3aと前記スリットS1が連続するようになる部分と、連続しない部分が形成されている。なお、前記取付部(平板部)3は、前記コーナー部C1から端部側に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されている。これにより前記コーナー部C1に塗り壁材Mが多く入り込み安定する。
【0023】
図5〜
図7の実施形態は、前記定規部2をI型形状に形成したものであり、前記頭頂部2bに及ぶように前記スリットS2が形成されており、前記スリットS1と連続している。前記スリットS1、S2は、切り欠いた線でも良く、所定間隔をおいて形成されるものでも良い(
図5、
図7)。また、前記スリットS1、S2は、前記貫通穴2a、3aと連続させることで前記スリットS1、S2の開拡が十分確保され、塗り壁材の繋ぎ合わせ効果を高めることができる(
図3、
図7)。
【0024】
(第2の本実施の形態)
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規11は、硬質の合成樹脂製の定規に本発明を適用したものであり、前記定規部2が断面で三角形状に形成され、この断面三角形状の二辺から前記取付部3が左右に設けられている(
図8、
図9)。そして、これら2つの各取付部3から前記定規部2に亘るコーナー部C2に前記スリットS1が形成されている。また、本実施の形態の前記スリットS1は、前記コーナー部C2から前記定規部2の頭頂部2bに及ぶように前記スリットS2を形成している。これにより、より反りの防止や反りに対する調整が容易になる(
図8参照)。この場合は、前記コーナー部C2で塗り壁材Mを繋ぎ合わせた状態で前記定規部2の頭頂部2bにまで塗り壁材Mを埋入させることができ、所定間隔で連続的に多数の前記スリットS1が形成されているので、コテにより容易に前記頭頂部2bから塗り壁材Mを揃えるように施工すると、前記スリットS1の隙間に入り込むとともに逆戻りもしなくなる。
本実施の形態のスリットS1は、紙やテープに鋏を入れたときのような切り込みでも良い。また、一つおきに高さを異ならせたり、断面でV字形状に切り欠いてスリットS1を形成しても良い。そして、定規の長さ方向に、罫線のように連続的に多数形成されている。
したがって、前記仕上げ用埋込定規11を使用するときは、これを前記角縁面5に添設し、角部から張り出された前記定規部2の頭頂面2bを規準にして塗り壁材Mを塗布し、次いで吹き付け塗装がなされ、塗り壁材M表面から連続する塗膜により露出された前記頭頂部2aの頭頂面を覆う。
【0025】
(第3の本実施の形態)
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規21は、軟質の合成樹脂製の定規に本発明を適用したものであり、定規部2が断面で三角形状に形成され、この断面三角形状の二辺から取付部3が左右に角度を持って設けられ、これら2つの各取付部3から前記定規部2に亘る前記コーナー部C2にスリットS1が形成されている(
図10〜
図13)。前記スリットS1は、頭頂部2bまで形成されている。また、二つの前記コーナー部C2は対称位置である。したがって、前記頭頂部2bの長手方向の溝は直線状に維持される(頂点部の角度が変更するようなことはない。)。断面で三角形状の角度θは、90度であり、その角度が変形しないような強度の軟質部材で構成されている。
本実施の形態は、軟質の合成樹脂製であることから、ロール状に捲回され、所定長さで切断されて使用することで、保管や販売での包装を容易にすることができ(
図10)、断面で三角形状の角度θは、90度であり、その角度が変形しない状態で巻き回される。
【0026】
ここで、前記取付部3は、軟質の合成樹脂製(或いは紙製)として、前記定規部2は可撓性を有する硬質の合成樹脂製であっても良い。また、前記取付部3は、硬質の合成樹脂製として、前記定規部2は可撓性を有する軟質の合成樹脂製又は紙製であっても良い。このように組み合わせて連結させると、前記スリットS1の形成が容易である。そして、前記スリットS1を紙やテープに鋏を入れた切り込みにすると、本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規21が容易に製造することができる。
上記軟質合成樹脂材としては、例えばポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、軟質のポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、熱可塑性エラストマー等があげられる。例えば、前記定規部2に硬質ポリ塩化ビニル樹脂を用い、前記取付部3に軟質ポリ塩化ビニル樹脂を用い、押し出し一体成形によって製造することができる。
【0027】
また、前記定規部2に塗り壁材が入り込む貫通穴3aが形成され、前記貫通穴3aと前記スリットS1が連続するように形成されているか、連続するものと連続しないものとの両方を設けることも可能である。連続すると、前記貫通穴3aの塗り壁材Mとの絡み合いが生じ、連続しないことにより、前記コーナー部C2にモルタルの絡み合いを集中させることができる。前記貫通穴3aとしては、楕円形状でも良く、楕円形状を連続させて形成することが可能である。前記スリットS1、S2としては、前記貫通穴3aと連続させて形成可能であり、又、前記スリットS1、S2も楕円形状や楕円形状の連続で形成することができる。これらはパンチンング加工により容易に形成可能である。
【0028】
図14〜
図17は、上記第3の実施の形態の他の例であり、軟質の合成樹脂製であることから、ロール状に捲回され、所定長さで切断されて使用することで、保管や販売での包装を容易にするが、紙やテープに鋏を入れたときのような切り込みのスリットS1で形成されている。このスリットS1は、頭頂部2bまで形成されている。ロール状に捲回されたり、又は、反りを調整するような場合には、スリットS1、S2としての隙間が十分に確保される(
図14)。
【0029】
(第4の本実施の形態)
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規41は、スリットS1、S1が楕円形状の連続で形成されている(
図19〜
図21)。正円形状の連続形成でも形成可能であるが、前記スリットS1、S1は楕円が左右に連続形成されている。パンチングにより前記スリットS1、S1と前記貫通穴3aとを連続させても良い。前記スリットS1、S1は、パンチングにより、前記貫通穴3aとともに形成したものである。各スリットS1同士の連続部は前記スリットS2として形成されている。
このように前記スリットS1、S2を形成すると、パテや塗り壁材Mが入りやすく絡み強度を高める。また、頭頂部2bの伸縮性を調整したり、前記スリットS1、S2への塗り壁材Mの入り込みを調整可能である。そして、前記頭頂部2bに切れ目が形成できて、スリットを介してロール状に巻き回すことも容易になる。
【0030】
ボート面に対して使用される例としては、
図19(a)に示すように、頭頂部2bに向かって定規部2と取付部3の厚さが厚くなるように(肉厚として)形成されている。なお、前記定規部2を透明の部材(合成樹脂)としても良い。
図19(b)は、
図19(a)に対応する正面図である。
図20の例では、中央に向かって取付部3の厚さが厚くなるように(肉厚として)形成され、定規部2は、その三角形状の頭頂部2bに向かって肉薄に形成されている。したがって、ロール状から所定長さ引き出して切断して、所定方向に折り曲げると(
図20の矢印参照)、前記頭頂部2bが断面三角形に突出する。
図20(b)は
図20(a)に対応する図であり、両者合わせて折り畳み状態を説明している。
図21の例では、頭頂部2bに向かって取付部3の厚さが厚くなるように(肉厚として)形成され、定規部2が円弧形状の肉厚として形成されている。したがって、ロール状から所定長さ引き出して切断して、所定方向に折り曲げると、左右に二つの円弧形状として突出する。
図21(b)は
図21(a)に対応する図であり、両者合わせて折り畳み状態を説明している。上記
図19〜
図21の例も、クロスや塗装(下地)に適用可能である。
上記
図19の例において、中央の長手方向に形成される線(点線)は、折り畳み用の溝(後述する符号92c)であり、この折り畳み用の線に沿って壁角部に対してR面形状を綺麗に呈する役割を果たす。
【0031】
(第5の本実施の形態)
図22は、本発明の第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規を示す斜視図である。
図23は、上記第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は仕上げ用埋込定規を壁に適用した場合の断面図である。
図24は、上記第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の頭頂部付近を示す正面拡大図である。
【0032】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規131は、硬質の合成樹脂製の定規に本発明を適用したものであり、定規部2が透明性を有する材質で形成されたものである。
上述の透明性とは、透明及び半透明を含み、また無色及び有色を含むものであるが、第5の本実施の形態、(他の例1)、(他の例2)では無色透明として記載する。
ここで、第1、第2の実施の形態に係る壁の仕上げ用埋込定規との相違点についてのみ以下に説明し、共通する構造についての説明は適宜省略する。また、既に説明した構造と同一の構成については同一の符号を用い、重複する説明は省略する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規131は、前記定規部2の全体、もしくは前記定規部2の頭頂部2bを含む一部を無色透明の材質で形成したものである。前記定規部2の無色透明部分の材質は、AS樹脂などのスチレン系の透明樹脂、PET、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の透明性を有する材質が選択できる。また、本実施の形態では、前記定規部2の全体、もしくは一部を無色透明としたが、用途によって、有色透明、半透明であってもよい。
左右の取付部3との間で形成される3点のコーナー部C1に形成されている複数のスリットS1は楕円形状であり、長径約3mm、短径約2mmで、前記スリットS1の中心から隣のスリットS1の中心までの間隔は約7mm程度が好ましい。このサイズ、この間隔で形成するとモルタル等の塗り壁材Mが前記スリットS1に入り込むとともに、弾力性を持って狭持することができる。尚、図示しないが、前記頭頂部2bに及ぶ前記スリットS2(第1、第2実施例参照のこと)が設けられていてもよい。
前記取付部3の塗り壁材Mを塗布する側の側面、及び前記定規部2の両側面に、凹凸(三角状や波形等でも良い)を形成することができる(
図24)。前記取付部3、及び前記定規部2の側面が凹凸になっていることにより、光が乱反射(拡散)し、より塗り壁材Mの色が映り込み易く、かつ塗り壁材やパテが食いつき易いという効果がある。
左右の前記取付部3は、前記コーナー部C1から他端部(短手方向)に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されており、本実施の形態の前記取付部3は、短手方向長さ約25mm、コーナー部C1での厚み約0.8mm、他端部での厚み約0.5mmである。この厚みが大き過ぎると他の部分に比べて仕上げ表面が盛りあがり、逆に薄すぎると強度が不十分となる。厚みが徐々に薄くなることによって、前記取付部3の他端部と角縁面5との間に大きな段差が生じず、仕上げ後の表面に筋目等が生じない。
前記取付部3に複数の円形状の貫通穴3aの列を形成し、前記貫通穴3aは前記取付部3の長手方向に沿って間隔をもって複数形成される。本実施の形態の貫通穴3aは、直径約4mmで、前記貫通穴3aの中心から隣の貫通穴3aの中心までの間隔は約7mmで、列数が2列で、列と列との間隔は約6mmである。本実施の形態では、列数は2列であるが、1列でも3列以上でもよい。また前記貫通穴3aは、楕円形、正方形、長方形、多角形等種々選択可能である。また、前記スリットS1のサイズや間隔、前記取付部3のサイズや厚み、前記貫通穴3aのサイズや間隔、列数は前記取付部3の強度や、角縁面5への固定度合いを考慮し、選択可能である。
また本実施の形態では、前記定規部2の全体、もしくは前記定規部2の頭頂部2bを含む一部を無色透明にしたが、仕上げ用埋込定規131全体を無色透明の材質で形成してもよい。仕上げ用埋込定規131を同一素材で形成することによって、製造するのが容易となる。
【0033】
本発明の第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規131を壁に適用した場合の作用効果を、従来の仕上げ用埋込定規と比較して説明する。
【0034】
図38は、従来の仕上げ用埋込定規を壁に適用した場合の断面図であり、
図38(a)は頭頂部2bが欠けていない状態の断面図、(b)は頭頂部2bが欠けている状態の断面図である。
図39は、上記第5の実施形態の本発明の仕上げ用埋込定規を壁に適用した場合の断面図であり、(a)は頭頂部2bが欠けていない状態の断面図、(b)は頭頂部2bが欠けている状態の断面図である。
【0035】
従来の壁の仕上げ用埋込定規において、壁角部から角度を持って張り出される定規部の頭頂部は、特に薄塗りの壁仕上げの際のコテの接触や仕上げ後に外力がかかることによって欠けが生じ、その素地(透明性を有しないプラスチックの地色)が露出する問題を有している。
従来の仕上げ用埋込定規500を使用した場合(
図38(a))、定規部2の頭頂部2bの塗り壁材Mが欠けた際に、前記頭頂部2bの色が露見し、前記頭頂部2bの色と室内の塗り壁材Mと色が異なるため、見る人に違和感を与え、かつ、欠けた部分の見栄えが悪くなってしまう(
図38(b))。具体的には、室内の壁の白色に対して前記頭頂部2bの色が出てしまうといった問題が発生する。
しかし、本発明の仕上げ用埋込定規131を使用した場合(
図39(a))は、頭頂部2bの塗り壁材Mが欠けた場合でも、前記頭頂部2bが無色透明の材質で形成されているため、前記頭頂部2bを通して前記頭頂部2bの周辺の塗り壁材Mを視認することとなる(
図39(b))。室内の壁が白色の時には、透明性を有する前記頭頂部2bを介して視覚的には白系統として認識できる。よって、前記頭頂部2bの色と室内の塗り壁材Mの色が異なるという問題は解消され、欠けた部分を目立たないようにすることができる。
【0036】
(他の例1)
図25は、上記第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の他の例1を示す斜視図である。
図26は、上記第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の他の例1を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は壁に適用した場合の断面図である。
図27は、上記第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の他の例1の頭頂部付近を示す正面拡大図である。
【0037】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規51は、硬質の合成樹脂製の定規に本発明を適用したものであり、端部起し等、左官仕上げ工事において壁の端部に埋め込んで用いる端部起し定規として用いるものであり、前記仕上げ用埋込定規51の定規部52を無色透明の材質で形成したものである。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規51(
図25)は、その断面がL字形状(
図26(c))であり、取付部(平板部)53と定規部52で形成され、前記定規部52は前記取付部53のコーナー部C3に略90度の角度で連設される(
図26(a))。前記取付部53と前記定規部52は一体成形されていてもよいし、前記コーナー部C3で前記取付部53に対して前記定規部52が溶接等で接合されていてもよい。
前記取付部(平板部)53は、正面形状は略長方形(
図26(b))で、前記コーナー部C3から他端部(短手方向)に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されている。また、前記取付部53に複数の円形状の貫通穴53aの列を形成し、前記貫通穴53aは前記取付部3の長手方向に沿って間隔をもって複数形成される。前記貫通穴53aは円形だけでなく、楕円形、正方形、長方形、多角形等種々選択可能である。
前記定規部52は頭頂部52bをもち、前記定規部52全体、もしくは前記定規部52の頭頂部52bを含む一部を無色透明の材質で形成している。無色透明部分の材質は、第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規131の材質と同様である。前記定規部52の全体、もしくは一部を無色透明としたが、用途によって、有色透明、半透明であってもよい。
ここで、前記取付部53の塗り壁材Mを塗布する側の側面、及び前記定規部52の両側面には凹凸(三角状や波形等でも良い)を形成することができる(
図27)。前記取付部53、及び前記定規部52の側面が凹凸になっていることにより、光が乱反射(拡散)し、より塗り壁材Mの色が映り込み易く、かつ塗り壁材やパテが食いつき易いという効果がある。
また、前記定規部52の材質を前記取付部53の材質よりも柔らかい材質にすることが可能であり、軟度が高い材質であれば、前記定規部52の頭頂部52bを万が一ぶつけた場合でも破損を防ぐことが可能となる。
前記壁の仕上げ用埋込定規51を壁に適用する場合(
図26(c))、前記取付部53の背面を未仕上げの壁の下端部、または上端部にモルタル等の接着剤を介して添着、又は、釘打ち等にて取り付け、前記定規部52を壁から突出させる。その後、前記定規部52の頭頂部52bを基準にして、塗り壁材Mを塗布する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規51を使用すると、万が一、前記頭頂部52bの塗り壁材Mが欠けた場合でも、前記頭頂部52bが無色透明の材質で形成されているため、欠けた部分を目立たないようにすることができる。
【0038】
(他の例2)
図28は、上記第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の他の例2を示す図である。
他の例1では、仕上げ用埋込定規51の取付部(平板部)53は正面形状が略長方形(
図26(b))であったが、本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規61は、取付部63が一定の幅をもった円弧状に形成され、前記取付部63の円弧状のコーナー部C4に定規部62を略90度の角度で連設したものである。端部起し等として使用される他の例1の壁の仕上げ用埋込定規51は、壁の下方、または上方で使用されるが、本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規61は、壁に円弧状などの装飾を施す場合に使用され、壁の下方、上方のみならず、装飾を施す箇所に取り付けられる。
前記定規部62は、上記第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の(他の例1)と同様に前記定規部62の全体もしくは、前記定規部62の頭頂部62bを含む一部を無色透明の材質で形成している。
材質、その他の構成は、上記第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の(他の例1)と同様であるので、重複する説明を省略する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規61を使用すると、万が一、前記頭頂部62bの塗り壁材が欠けた場合でも、前記頭頂部が無色透明の材質で形成されているため、欠けた部分を目立たないようにすることができる。
【0039】
(第6の本実施の形態)
図29は、本発明の第6の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は、壁に適用した場合の断面図である。
図30は、上記第6の実施形態をロール状に捲回した状態の斜視図である。
【0040】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規71は、第4の実施の形態である仕上げ用埋込定規41の
図20の例に対して、定規部72の全体、もしくは前記定規部72の頭頂部72bを含む一部を透明性を有する材質で形成したものであり、その他の構成は、第3、第4の実施の形態と同様であり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
上述の透明性とは、透明及び半透明を含み、また無色及び有色を含むものであるが、第6の本実施の形態、(他の例1)では無色透明として記載する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規71は、第3、第4の実施の形態と同様、軟質の合成樹脂製(あるいは紙製)の定規に本発明を適用したものであり、材質が軟質であるため、ロール状に捲回でき(
図30)、所定の長さで引き出して切断し、使用することができる。
前記壁の仕上げ用埋込定規71は、前記取付部3と前記定規部72で形成され、前記定規部72の断面(側面)が底辺を除く三角形状(
図29(a))の2辺で形成されており、前記定規部72は頭頂部72bをもつ。前記定規部72の端部(コーナー部C2)に前記取付部3が設けられている。前記頭頂部72bは、前記壁の仕上げ用埋込定規71を壁に取り付けた場合に、壁から三角形状に突出する(
図29(c))。
前記壁の仕上げ用埋込定規71は、前記頭頂部72bを中心に折り曲げて使用する。
前記定規部72の全体、もしくは前記定規部72の頭頂部72bを含む一部は無色透明の材質で形成され、前記コーナー部C2には、楕円形状のスリットS1が連続形成されている。楕円形状の前記スリットS1は、前記頭頂部72bを中心として紙面上、上下に列をなし(
図29(b))、上下のスリットS1、S1同士は連結している。連結していることで前記頭頂部72bに切れ目が生じ、スリットS2が形成され、捲回しやすくなるとともに、塗り壁材Mが入りやすくなる。なお、前記スリットS1、S2は無くてもよい。
透明部分の材質は、第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規131の材質と同様であるが、ロール状に捲回でき、かつ前記仕上げ用埋込定規71を捲回した場合でも、前記定規部72が角度をもった三角形状を保つことができる程度の可撓性をもつ材質を選択する。そうすることで、前記定規部72の正面の突出部(三角形状)が、前記仕上げ用埋込定規71を捲回した場合に、前記定規部72の背面の空隙部(三角形状の背面)に重なり合い、仕上げ用埋込定規71がコンパクトな状態となって、保管や販売での包装が容易となる。また、前記定規部72の全体、もしくは一部を無色透明としたが、用途によって、有色透明、半透明であってもよい。
また前記定規部72の材質を前記取付部3の材質よりも柔らかい材質にすることが可能であり、軟度が高い材質であれば、前記定規部72の頭頂部72bを万が一ぶつけた場合でも破損を防ぐことが可能となる。
前記定規部72は、前記コーナー部C2から前記頭頂部72bへ向かって、その厚みが徐々に薄くなるように形成されており(
図29(a))、本実施の形態の前記コーナー部C2付近の前記定規部72の厚みは0.75mmである。また、正面から計測した場合(
図29(b))、前記頭頂部72bから前記コーナー部C2までの長さが約5mm(前記定規部72の長さが約10mm)であり、これは塗り壁材Mの厚さが2.5mmの場合に使用する。前記定規部72の長さ、厚みは、塗り壁材Mの厚み等を考慮し、適宜選択可能である。
紙面上、上下の取付部3(
図29(a))は、前記コーナー部C2から他端部(短手方向)に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されており、本実施の形態の前記取付部3は、短手方向長さ約20mm、コーナー部C2付近での厚み約0.5mm、他端部での厚み約0.25mmである。この厚みが大き過ぎると他の部分に比べて仕上げ表面が盛りあがり、逆に薄すぎると強度が不十分となる。厚みが徐々に薄くなることによって、前記取付部3の他端部と角縁面5との間に大きな段差が生じず、仕上げ後の表面に筋目等が生じない。
前記取付部3の長さや厚みは前記取付部3の強度や、角縁面5への固定度合い等を考慮し、適宜選択可能である。
【0041】
前記壁の仕上げ用埋込定規71を壁に取り付ける場合(
図29(c))、前記壁の仕上げ用埋込定規71を前記頭頂部72bを中心に折り曲げ、前記取付部3の背面を未仕上げの壁にモルタル等の接着剤やシール等を介して添着し、前記定規部72を壁から突出させる。その後、前記定規部72の頭頂部72bを基準にして、塗り壁材Mを塗布する。
【0042】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規71を使用すると、万が一、頭頂部72bの塗り壁材Mが欠けた場合でも、前記頭頂部72bが無色透明の材質で形成されているため、欠けた部分を目立たないようにすることができる。
また、前記コーナー部C2に前記スリットS1、前記頭頂部72bに前記スリットS2が連続的に形成されていることによって、仮に仕上げ用埋込定規71に反りが生じても、反りの修正が可能であると共に、塗り壁材Mが前記スリットS1、S2に入り込み、塗り壁材Mが前記定規部72で分断・遮断されずに絡みあうようになり、塗り壁材の剥離や欠け落ちを防止することができる。
そして、前記スリットS1、S2を楕円などの所定形状を連続させて形成しているため、パンチング等により前記貫通穴3aと同様に簡単に形成することができる。また、ロール状に捲回できることによって、保管や販売での包装が容易となる。
【0043】
(他の例1)
図31は、上記第6の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の他の例1を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は壁に適用した場合の断面図である。
【0044】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規81は、第4の実施の形態である仕上げ用埋込定規41の
図21の例に対して、定規部82の全体、もしくは前記定規部82の頭頂部82bを含む一部を無色透明の材質で形成したものであり、その他の構成は、第3、第4の実施の形態と同様であり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規81は、第3、第4の実施の形態と同様、軟質の合成樹脂製(あるいは紙製)の定規に本発明を適用したものであり、材質が軟質であるため、ロール状に捲回でき、所定の長さで引き出して切断し、使用することができる。
前記壁の仕上げ用埋込定規81は、取付部3と前記定規部82で形成され、前記定規部82の断面(側面)は円弧形状の部材82aが2つ連なってM字形状(
図31(a))を形成し、前記定規部82の端部(コーナー部C2)に前記取付部3が設けられている。前記部材82aと部材82aの連結部分は、前記壁の仕上げ用埋込定規81を壁に取り付けた場合に、壁から円弧状に突出する頭頂部82bとなる(
図31(c))。
前記壁の仕上げ用埋込定規81は、前記頭頂部82bを中心に折り曲げて使用する。
前記定規部82の全体、もしくは前記定規部82の頭頂部82bを含む一部は無色透明の材質で形成され、前記コーナー部C2には、楕円形状のスリットS1が連続形成されている(
図31(b))。楕円形状の前記スリットS1は、前記頭頂部82bを中心として紙面上、上下に列をなし(
図31(b))、上下のスリットS1、S1同士は連結している。連結していることで前記頭頂部82bに切れ目が生じ、スリットS2が形成され、捲回しやすくなるとともに、塗り壁材Mが入りやすくなる。なお、前記スリットS1、S2は無くてもよい。
透明部分の材質は、第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規131の材質と同様であるが、ロール状に捲回でき、かつ前記仕上げ用埋込定規81を捲回した場合、前記定規部82がM字形状を保つことができる程度の可撓性をもつ材質を選択する。そうすることで、前記定規部82の突出部(M字形状)が、前記仕上げ用埋込定規81を捲回した場合に、前記定規部82の背面の空隙部(M字形状の背面)に重なり合い、仕上げ用埋込定規81がコンパクトな状態となって、保管や販売での包装が容易となる。前記定規部82の全体、もしくは一部を無色透明としたが、用途によって、有色透明、半透明であってもよい。
前記定規部82の円弧形状の部材82aは、前記コーナー部C2から円弧形状の頂点に向かってその厚みが徐々に厚くなり、そして円弧形状の頂点から前記頭頂部82bに向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されている。また、正面から計測した場合(
図31(b))、前記頭頂部82bから前記コーナー部C2までの長さが約6.25mm(前記定規部82の長さは約12.5mm)であり、これは塗り壁材Mの厚さが2.5mmの場合に使用する。前記定規部72の長さ、厚みは、塗り壁材Mの厚み等を考慮し、適宜選択可能である。
紙面上、上下の前記取付部3(
図31(a))は、前記コーナー部C2から他端部(短手方向)に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されており、本実施の形態の前記取付部3は、短手方向長さ約18.75mm、コーナー部C2付近での厚み約0.5mm、他端部での厚み約0.25mmである。この厚みが大き過ぎると他の部分に比べて仕上げ表面が盛りあがり、逆に薄すぎると強度が不十分となる。厚みが徐々に薄くなることによって、前記取付部3の他端部と角縁面5との間に大きな段差が生じず、仕上げ後の表面に筋目等が生じない。
前記取付部3の長さや厚みは前記取付部3の強度や、角縁面5への固定度合い等を考慮し、適宜選択可能である。
【0045】
前記壁の仕上げ用埋込定規81を壁に取り付ける場合(
図31(c))、前記壁の仕上げ用埋込定規81を前記頭頂部82bを中心に折り曲げ、前記取付部3の背面を未仕上げの壁にモルタル等の接着剤やシール等を介して添着し、前記定規部82を壁から円弧形状に突出させる。その後、前記定規部82の頭頂部82bを基準にして、塗り壁材Mを塗布する。
【0046】
(第7の本実施の形態)
図32は、本発明の第7の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。
図33は、上記第7の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規を壁に適用した場合の断面図である。
【0047】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規91は、第4の実施の形態である仕上げ用埋込定規41の
図19の例の詳細を明記したものであり、前記仕上げ用埋込定規91は角が面取りされているボード面に取り付けられるものである。第1、第2、第3、第5、第6の実施の形態では、未仕上げの壁に取り付けた場合、前記壁の角部、もしくは端部から定規部2が傘型形状、I型形状、三角形状、円弧形状に突出しているが、本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規91は、前記ボード面の面取り位置に前記仕上げ用埋込定規91を取り付けた場合に、前記面取り位置を定規部92によってR面形状に保持するものである。また、定規部92の全体、もしくは前記定規部92の頭頂部92bを含む一部を透明性を有する材質で形成したもので、その他の構成は、第3、第4の実施の形態と同様であり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
上述の透明性とは、透明及び半透明を含み、また無色及び有色を含むものであるが、第7の本実施の形態、(他の例1)では無色透明として記載する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規91は、第3、第4の実施の形態と同様、軟質の合成樹脂製(あるいは紙製)の定規に本発明を適用したものであり、材質が軟質であるため、ロール状に捲回でき、所定の長さで引き出して切断し、使用することができる。
前記壁の仕上げ用埋込定規91は、前記取付部3と前記定規部92で形成され、前記定規部92には定規部端部92d、92dと、2本の溝92c、92cと、溝92c、92c間に設けられる定規部中間部92eと、定規部中間部92eの断面上の頂部に頭頂部92bが設けられる(
図32(a))。
前記定規部端部92dは、紙面上、上下の取付部3(
図32(a))と連結しており、前記溝92cに向かって、その厚みが徐々に薄くなるように形成され、前記定規部端部92dの断面(側面)が円弧状に形成される。前記円弧形状の曲率半径は約4mmであり、前記定規部端部92dの短手方向の長さは約1.5mmである。
前記溝92cは、前記定規部92の長手方向に沿って2本形成される。また、前記溝92cは、前記取付部3の背面(壁に取り付ける面)とは相対する前記取付部3の正面に形成され(
図32(b)、
図32(c))、紙面上、右に向かってV字状に開口(
図32(a))している。
前記定規部中間部92eは、前記溝92c、92c間に設けられ、断面(側面)が円弧状をなし、その頂部が前記頭頂部92bをなす。また、前記溝92cから前記頭頂部92bに向かって、前記定規部中間部92eの厚みが徐々に厚くなるように形成されている。前記円弧形状の曲率半径は約4mmであり、前記定規部中間部92eの短手方向の長さは約3mmである。また前記定規部中間部92eの材質をその他の壁の仕上げ用埋込定規91の材質よりも柔らかい材質にすることが可能であり、そうすることで確実でかつ簡単にボード面の面取り位置に沿って折り曲げることができる。
前記定規部92の全体、もしくは前記定規部92の頭頂部92bを含む一部は無色透明の材質で形成され、前記定規部92から前記取付部3に亘って、楕円形状のスリットS1が連続形成されている(
図32(b))。楕円形状の前記スリットS1は、前記頭頂部92bを中心として紙面上、上下に列をなし(
図32(b))、上下のスリットS1、S1同士は連結している。連結していることで前記頭頂部92bに切れ目が生じ、スリットS2が形成され、捲回しやすくなるとともに、塗り壁材Mが入りやすくなり、前記定規部92の強度が増す効果がある。なお、前記スリットS1、S2は無くてもよい。
透明部分の材質は、第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規131の材質と同様であるが、ロール状に捲回できる材質を選択する。前記定規部92の全体、もしくは一部を無色透明としたが、用途によって、有色透明、半透明であってもよい。
紙面上、上下の取付部3(
図32(a))は、前記取付部3と前記定規部92の連結部分から他端部(短手方向)に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されており、本実施の形態の前記取付部3は、短手方向長さ約20.5mm、前記連結部分付近での厚み約0.5mm、他端部での厚み約0.25mmである。この厚みが大き過ぎると他の部分に比べて仕上げ表面が盛りあがり、逆に薄すぎると強度が不十分となる。厚みが徐々に薄くなることによって、前記取付部3の他端部と角縁面5との間に大きな段差が生じず、仕上げ後の表面に筋目等が生じない。
前記定規部92の長さや、前記取付部3の長さや厚みは前記取付部3の強度や、角縁面5への固定度合い等を考慮し、適宜選択可能である。
【0048】
前記壁の仕上げ用埋込定規91を壁に取り付ける場合(
図33)、正面に形成された前記溝92c、92cに沿って背面を内側に折り曲げる。前記溝92c、92cのV字状の開口は大きく開かれ、前記定規部92の正面全体がR面形状をなす。前記R面形状の曲率半径は約4mmとなる。その後、前記取付部3の背面を未仕上げの壁に接着剤やシール等を介して添着し、クロスなどの壁装材や、塗り壁材で仕上げ工事を行う。
【0049】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規91を使用すると、前記溝92cを介して確実かつ簡単にボード面の面取り位置に沿って折り曲げることができ、また取付時に前記溝92cの開口が大きく開かれるため、前記定規部92全体が凹凸のないR面形状を形成できる。よって、クロスが歪むような事態や、塗り壁材に段差ができ、仕上げ後の表面に筋目等が生じるような事態を防止できる。
そして、万が一、頭頂部92bに取り付けられているクロスなどの壁装材や塗り壁材が剥がれたり、欠けたりした場合でも、前記頭頂部92bが無色透明の材質で形成されているため、欠けた部分を目立たないようにすることができる。
また、前記定規部92に前記スリットS1、前記頭頂部92bに前記スリットS2が連続的に形成されていることによって、仮に定規に反りが生じても、反りの修正が可能であると共に、塗り壁材が前記スリットS1、S2に入り込み、塗り壁材が前記定規部92で分断・遮断されずに絡みあうようになり、塗り壁材の剥離や欠け落ちを防止し、前記定規部92の強度が増す効果がある。
そして、前記スリットS1、S2を楕円などの所定形状を連続させて形成しているため、貫通穴3aと同様に簡単に形成することができる。
また、ロール状に捲回できることによって、保管や販売での包装が容易となる。
【0050】
(他の例1)
図34は、上記第7の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の他の例1を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。
図35は、上記第7の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の他の例1を壁に適用した場合の断面図である。
【0051】
第7の実施の形態である仕上げ用埋込定規91は2本の溝92c、92cが設けられ、前記溝92c、92cによって定規部92の正面全体をR面形状としていたのに対し、本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規101は、定規部102に1本の正面溝(頭頂部)102bを設けることで、定規部102の正面全体をR面形状とするものである。その他の構成は、第3、第4、第7の実施の形態と同様であり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規101は、第3、第4の実施の形態と同様、軟質の合成樹脂製(あるいは紙製)の定規に本発明を適用したものであり、材質が軟質であるため、ロール状に捲回でき、所定の長さで引き出して切断し、使用することができる。
前記壁の仕上げ用埋込定規101は、前記取付部3と前記定規部102で形成され、前記定規部102には定規部端部102d、102dと、1本の背面溝102aと、1本の正面溝(頭頂部)102bと、段差102cが設けられる(
図34(a))。
前記定規部102の断面(側面)は円弧形状の前記定規部端部102dが2つ連なってV字形状(
図34(a))を形成し、前記定規部端部102dの一端に取付部3が設けられている。そして、定規部端部102d同士が連結する位置には、前記定規部102の長手方向に沿って正面に1本の前記正面溝(頭頂部)102b、背面に1本の前記背面溝102aが形成されている(
図34(b)、
図34(c))。前記正面溝(頭頂部)102bは紙面右に向かってV字状に開口(
図34(a))しており、前記背面溝102aは紙面左に向かってV字状に開口(
図34(a))している。また、前記正面溝(頭頂部)102bは前記壁の仕上げ用埋込定規101を壁に取り付けた場合に、R面形状を形成する頭頂部となる。
また、前記定規部端部102dの背面の一端には、前記段差102c、102cが設けられ、前記段差102c、102cは、前記取付部3の背面から約45度の傾斜をもつ斜面を形成し、前記斜面は前記取付部3から前記定規部2の背面に連結している。また前記斜面の短手方向の長さは約1mmである。
前記定規部端部102dは、前記段差102cが背面に設けられているため、前記取付部3が設けられている側の一端から前記段差102c、102cの他端まで厚みが徐々に厚くなり、前記段差102c、102cの他端から前記正面溝(頭頂部)102b、前記背面溝102aへ向かって、逆に厚みが徐々に薄くなる。
前記定規部102の全体、もしくは前記定規部102の正面溝(頭頂部)102bを含む一部は無色透明の材質で形成され、前記定規部102から前記取付部3に亘って、楕円形状のスリットS1が連続形成されている(
図34(b))。楕円形状の前記スリットS1は、前記正面溝(頭頂部)102bを中心として紙面上、上下に列をなし(
図34(b))、上下のスリットS1、S1同士は連結している。連結していることで前記正面溝(頭頂部)102bに切れ目が生じ、スリットS2が形成され、捲回しやすくなるとともに、塗り壁材Mが入りやすくなり、前記定規部102の強度が増す効果がある。なお、前記スリットS1、S2は無くてもよい。
透明部分の材質は、第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規131の材質と同様であるが、ロール状に捲回でき、かつ前記仕上げ用埋込定規101を捲回した場合、前記定規部102がV字形状を保つことができる程度の可撓性をもつ材質を選択する。そうすることで、前記定規部102の正面の空隙部(V字形状)が、前記仕上げ用埋込定規101を捲回した場合に、前記定規部102の背面の突出部(V字形状の背面)に重なり合い、仕上げ用埋込定規101がコンパクトな状態となって、保管や販売での包装が容易となる。前記定規部102の全体、もしくは一部を無色透明としたが、用途によって、有色透明、半透明であってもよい。
紙面上、上下の取付部3(
図34(a))は、前記取付部3と前記定規部102の連結部分から他端部(短手方向)に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されており、第7の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規91と同様である。
【0052】
前記壁の仕上げ用埋込定規101を壁に取り付ける場合(
図35)、背面を内側に折り曲げると、前記正面溝(頭頂部)102bのV字状の開口は大きく開かれ前記定規部102の正面の頭頂部となり、前記背面溝102aは塞がれて前記背面溝102aの側面同士が密着し、前記定規部102が全体としてR面形状をなす。そして、前記取付部3の背面を角が面取りされているボード面に添着する際に、前記段差102c、102cを、面取りされているボード角の両端に合わせて取り付ける。その後、クロスなどの壁装材や、塗り壁材で仕上げ工事を行う。
【0053】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規101を使用すると、前記段差102c、102cをボード角の両端に合わせて取り付けることができるため、前記壁の仕上げ用埋込定規101の正確な位置決めをすることができる。
【0054】
(第8の本実施の形態)
図36は、本発明の第8の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は壁に適用した場合の断面図である。
【0055】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規111は、角が面取りされていないボード面に取り付けられる点が第7の実施の形態と異なり、前記ボード面の角部に前記仕上げ用埋込定規111を取り付けた場合に、前記角部を定規部112によってR面形状に保持するものである。また、前記定規部112の全体、もしくは前記定規部112の溝(頭頂部)112bを含む一部を透明性を有する材質で形成したもので、その他の構成は、第3、第4、第7の実施の形態と同様であり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
上述の透明性とは、透明及び半透明を含み、また無色及び有色を含むものであるが、第8の本実施の形態、(他の例1)では無色透明として記載する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規111は、第3、第4、第7の実施の形態と同様、軟質の合成樹脂製(あるいは紙製)の定規に本発明を適用したものであり、材質が軟質であるため、ロール状に捲回でき、所定の長さで引き出して切断し、使用することができる。
前記壁の仕上げ用埋込定規111は、前記取付部3と前記定規部112で形成され、前記定規部112には1対の定規部端部112d、112dと、溝(頭頂部)112bが設けられる(
図36(a))。
前記定規部112の断面(側面)は円弧形状の前記定規部端部112dが2つ連なってV字形状(
図36(a))を形成し、前記定規部端部112dの一端に取付部3が設けられている。前記定規部端部112dと定規部端部112dの連結部分には、前記溝(頭頂部)112bが設けられ、前記壁の仕上げ用埋込定規111を壁に取り付けた場合に、R面形状を形成する頭頂部となる(
図36(c))。
前記定規部端部112dは、紙面上、上下の取付部3(
図36(a))と連結しており、前記溝(頭頂部)112bに向かって、その厚みが徐々に薄くなるように形成され、前記定規部端部112dの断面(側面)が円弧状に形成される。前記円弧形状の曲率半径は約4mmであり、前記定規部端部112dの短手方向の長さは約2.5mmである。
前記溝(頭頂部)112bは、前記定規部112の長手方向に沿って正面に1本形成され、紙面上、右に向かってV字状に開口(
図36(a))している。
前記定規部112の全体、もしくは前記定規部112の溝(頭頂部)112bを含む一部は無色透明の材質で形成され、前記定規部112から前記取付部3に亘って、前記溝(頭頂部)112bを中心として楕円形状のスリットS2が1列連続形成されている(
図36(b))。よって、頭頂部に切れ目が生じ、捲回しやすくなるとともに、塗り壁材Mが入りやすくなり、前記定規部112の強度が増す効果がある。なお、スリットS2は無くてもよい。
透明部分の材質は、第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規131の材質と同様であるが、ロール状に捲回できる材質を選択する。前記定規部112の全体、もしくは一部を無色透明としたが、用途によって、有色透明、半透明であってもよい。
紙面上、上下の取付部3(
図36(a))は、前記取付部3と前記定規部112の連結部分から他端部(短手方向)に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されており、本実施の形態の前記取付部3は、前記連結部分付近での厚み約0.7mm、他端部での厚み約0.2mmである。この厚みが大き過ぎると他の部分に比べて仕上げ表面が盛りあがり、逆に薄すぎると強度が不十分となる。厚みが徐々に薄くなることによって、前記取付部3の他端部と角縁面5との間に大きな段差が生じず、仕上げ後の表面に筋目等が生じない。
また、前記取付部3の他端部から、前記溝(頭頂部)112bまでの短手方向の長さが約20mmである。
前記定規部112の長さや、前記取付部3の長さや厚みは前記取付部3の強度や、角縁面5への固定度合い等を考慮し、適宜選択可能である。
【0056】
前記壁の仕上げ用埋込定規111を壁に取り付ける場合(
図36(c))、背面を内側に折り曲げると、前記溝(頭頂部)112bのV字状の開口は大きく開かれ前記定規部112の正面の頭頂部となり、前記定規部112の正面全体がR面形状をなす。前記R面形状の曲率半径は約4mmとなる。その後、前記取付部3の背面をボード面に接着剤やシール等を介して添着し、クロスなどの壁装材や、塗り壁材で仕上げ工事を行う。
【0057】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規111を使用すると、前記溝(頭頂部)112bを介して確実かつ簡単に壁角部に沿って折り曲げることができ、また取付時に前記溝(頭頂部)112bの開口が大きく開かれるため、前記定規部112全体が凹凸のないR面形状を形成できる。よってクロスが歪むような事態や、塗り壁材に段差ができ、仕上げ後の表面に筋目等が生じるような事態を防止できる。
そして、万が一、前記溝(頭頂部)112bに取り付けられているクロスなどの壁装材や塗り壁材が剥がれたり、欠けたりした場合でも、前記溝(頭頂部)112bが無色透明の材質で形成されているため、欠けた部分を目立たないようにすることができる。
また、前記溝(頭頂部)112bに前記スリットS2が連続的に形成されていることによって、仮に定規に反りが生じても、反りの修正が可能であると共に、塗り壁材が前記スリットS2に入り込み、塗り壁材が前記定規部112で分断・遮断されずに絡みあうようになり、塗り壁材の剥離や欠け落ちを防止し、前記定規部112の強度が増す効果がある。なお、スリットS2は無くてもよい。
そして、前記スリットS2を楕円などの所定形状を連続させて形成しているため、貫通穴3aと同様に簡単に形成することができる。
また、ロール状に捲回できることによって、保管や販売での包装が容易となる。
【0058】
(他の例1)
図37は、本発明の第8の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規の他の例1を示す図であり、(a)は側面図、(b)は壁に適用した場合の断面図である。
【0059】
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規121は、ボード面の角部に前記仕上げ用埋込定規121を取り付け、前記角部を定規部122によってR面形状に保持するものであり、前記仕上げ用埋込定規111とは、定規部の形状が異なるものである。また、定規部122の全体、もしくは前記定規部122の溝(頭頂部)122bを含む一部を無色透明の材質で形成したもので、その他の構成は、第3、第4、第7の実施の形態と同様であり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規121は、第3、第4、第7の実施の形態と同様、軟質の合成樹脂製(あるいは紙製)の定規に本発明を適用したものであり、材質が軟質であるため、ロール状に捲回でき、所定の長さで引き出して切断し、使用することができる。
前記壁の仕上げ用埋込定規121は、前記取付部3と前記定規部122で形成され、前記定規部122には1対の定規部端部122d、122dと、正面溝(頭頂部)122bと、背面溝122aと、凹部122c、122cが設けられる(
図37(a))。
前記定規部122の断面(側面)は円弧形状の前記定規部端部122dが2つ連なってV字形状(
図37(a))を形成し、前記定規部端部122dの一端に取付部3が設けられている。そして、定規部端部122d同士が連結する位置には、前記定規部122の長手方向に沿って正面に1本の前記正面溝(頭頂部)122b、背面に1本の前記背面溝122aが形成されている。前記正面溝(頭頂部)122bは紙面右に向かってV字状に開口(
図37(a))しており、前記背面溝122aは紙面左に向かってV字状に開口(
図37(a))している。また、前記正面溝(頭頂部)122bは前記壁の仕上げ用埋込定規121を壁に取り付けた場合に、R面形状を形成する頭頂部となる。
前記定規部端部122dは、紙面上、上下の取付部3(
図37(a))と連結しており、前記定規部端部122dの背面には、円弧状の凹部122cが形成されている。よって、前記溝(頭頂部)122bに向かって、その厚みが徐々に薄くなるように形成され、前記定規部端部122dの断面(側面)が円弧状に形成される。
前記定規部122の全体、もしくは前記定規部122の正面溝(頭頂部)122bを含む一部は無色透明の材質で形成され、前記定規部122から前記取付部3に亘って、前記仕上げ用埋込定規111と同様、前記正面溝(頭頂部)122bを中心として楕円形状のスリットS2が1列連続形成されている(
図36(b))。よって、頭頂部に切れ目が生じ、捲回しやすくなるとともに、塗り壁材Mが入りやすくなり、前記定規部122の強度が増す効果がある。
透明部分の材質は、第5の実施形態の壁の仕上げ用埋込定規131の材質と同様であるが、ロール状に捲回でき、かつ前記仕上げ用埋込定規121を捲回した場合、前記定規部122がV字形状を保つことができる程度の可撓性をもつ材質を選択する。そうすることで、前記定規部122の正面の空隙部(V字形状)が、前記仕上げ用埋込定規121を捲回した場合に、前記定規部122の背面の突出部(V字形状の背面)に重なり合い、仕上げ用埋込定規121がコンパクトな状態となって、保管や販売での包装が容易となる。前記定規部122の全体、もしくは一部を無色透明としたが、用途によって、有色透明、半透明であってもよい。
紙面上、上下の取付部3(
図37(a))は、前記取付部3と前記定規部122の連結部分から他端部(短手方向)に向かってその厚みが徐々に薄くなるように形成されている。
【0060】
前記壁の仕上げ用埋込定規121を壁に取り付ける場合(
図37(b))、背面を内側に折り曲げると、前記正面溝(頭頂部)122bのV字状の開口は大きく開かれ前記定規部122の正面の頭頂部となり、前記背面溝122aは塞がれて前記背面溝122aの側面同士が密着し、前記定規部122が全体としてR面形状をなす。その後、前記取付部3の背面をボード面に接着剤やシール等を介して添着し、クロスなどの壁装材や、塗り壁材で仕上げ工事を行う。
【0061】
第5から第8の実施の形態では、定規部の全体、もしくは前記定規部の頭頂部を含む一部を無色透明の材質で形成したが、定規部だけでなく、壁の仕上げ用埋込定規全体を透明性を有する材質にすることも可能である。また、第1から第4の実施の形態の定規部の全体、もしくは前記定規部の頭頂部を含む一部を透明性を有する材質で形成することも可能である。
そして、第5の実施の形態では、取付部の塗り壁材Mを塗布する側の側面、及び定規部の両側面に凹凸(三角状や波形等でも良い)を形成したが、第1から第8の実施の形態の取付部、及び定規部にも同様に適用可能である。
【0062】
以上、本実施の形態の壁の仕上げ用埋込定規は、また、出隅壁仕上げ用と入隅壁仕上げ用とを問わずに適用可能である。
図18は、入隅壁仕上げ用埋込定規31に本発明を適用したものであり、45度の三角形状のコーナー部C5を設けて、このコーナー部C5から三角形状の頭頂部31aにかけてスリットS1、S2が形成され、これによりスリットS1、S2に入り込む構造になっている。また、前記頭頂部31aの他端部31bを含む一部を透明性を有する材質にすることもできる。なお、本実施の形態の前記コーナー部C1、C2、C3、C4、C5は種々変更可能であり、どのような形状にもできる。