(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記支持構造物が、実質上プラスチック材料から成る完全な射出成型部品であり、又は実質上プラスチック材料から成る完全な押出成型部品である請求項1に記載の型枠パネル。
実質上プラスチック材料から成る完全な射出成型部品又は実質上プラスチック材料から成る完全な押出成型部品である少なくとも1つの型枠外板エレメントが備え付けられる請求項1又は2に記載の型枠パネル。
少なくとも1つの型枠外板エレメントは、前記型枠外板前面と平行に作動しているせん断力が、各前記型枠外板エレメント及び支持構造の間で伝達されるように、前記支持構造と共に正メス/オス係合に係る位置を有する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の型枠パネル。
前記支持構造に係るプラスチック材料が、前記単一型枠外板エレメントに係るプラスチック材料又は前記数個の型枠外板エレメントに係るプラスチック材料よりも高い強度で成る請求項1乃至8のいずれか1項に記載の型枠パネル。
前記支持構造の2つの長手周壁及び/又は横断周壁は、それぞれ連続した壁開口部を伴う、二重壁型デザインを有し、並びに該壁開口部が、それぞれの該開口部の方の周辺の壁により、囲まれている請求項1乃至10のいずれか1項に記載の型枠パネル。
前記壁開口部及びそれの周辺がそれぞれ、これらの位置にて、隣接した型枠パネルの結合のための機械的カップリングエレメントが、取り付けられ、並びに/又は、例えばプッシュ‐プル支柱若しくは型枠ブラケットのような型枠付属品が取り付けられるように、デザインされる請求項11に記載の型枠パネル。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明に係る複合型枠パネルの場合、支持構造物が実質上プラスチック材料から成り、並びに単一型枠外板エレメント若しくは各数個の型枠外板エレメントもまた、実質上プラスチック材料から成る。支持構造物は、あらゆる箇所にてプラスチック材料で成ることがある。単一型枠外板エレメント若しくは数個の型枠外板エレメントは、それぞれ完全にプラスチック材料から成る。支持構造物に関して、繊維強化プラスチック材料を使用することが好都合であり、その上、即ち本願において、1mm若しくはそれ以下の平均長を有する繊維を意味する“短繊維”又は即ち本願において、1mm以上の平均長を有する繊維を意味する“長繊維”が、用いられる(数ミリメートルの平均長を有する繊維が確実に可能である)。単一型枠外板エレメント又は数個の型枠外板エレメントに関して、“短繊維”及び/又は例えば炭酸カルシウム、タルカム若しくは他の既知粒子のような無機質粒子により補強されるプラスチック材料を使用することが好都合である。支持構造物及び型枠外板の双方においては、他の補強手段がまた使用される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願明細書の第1段落における“分離”なる語は、支持構造物並びに単一型枠外板エレメント若しくは数個の型枠外板エレメントがそれぞれ、個別に製造され、且つその後に型枠パネルの中へと組み合わせられるということを指摘していることである。更に以下に示す文言(statement)は、支持構造物の分離製法に起因して、生産技術を単位とした、支持構造物ひいては型枠パネルが全体で達成され、且つ例えば一体型のプラスチック製型枠パネルよりもかなり高い力で成る型枠パネルのこの位置を設計する為に開かれることが可能になる。
【0008】
本願明細書の第1段落における“解放可能”なる語(代わりに“分離可能”とも定義される)については、連結の型が、単一型枠外板エレメント若しくは数個の型枠外板エレメントのそれぞれに、支持構造物から再度移動されることを認めるようなものが採用されるということを指摘していることである。好ましくは、このような移動が、関連する少しの運営費を伴って可能になることである。好ましくは、新しい単一型枠外板エレメント若しくは数個の新しい型枠外板エレメントが同じところに取り付けられるという点で、型枠外板から移動された支持構造物が、同じところでの使用を更に認容するということが、可能になる。支持構造物から移動された単一型枠外板エレメント又は支持構造物から移動された数個の型枠外板エレメントは、それらが、同じところの材料について少なくとも実質上統一(適合)されるように、あらゆる問題を伴わずにそれぞれリサイクルされる。
【0009】
本発明に係る型枠パネルは、型枠外板の前面、即ちどろどろのコンクリートに接触して定着している型枠外板表面が、支持構造物に対する型枠外板の連結状態に関連した型枠パネルの構成部の存在から自由になる。代わりに、このような型枠パネルの構成部が型枠外板の前面に存在する場合、それらは、本発明による型枠パネルが、回避することを願うかのように、完成品のコンクリートの中に現れるだろう。言い換えると、便宜上、型枠外板及び支持構造物の連結が、型枠外板の後面のみに影響される。例えば、ネジが支持構造物に型枠外板を結合させるのに使用される場合、ネジが型枠パネルの後面から挿入されるようなデザインを用いるのが好都合である。
【0010】
本願明細書の第1段落で3回用いられた“実質上プラスチック材料”なる表現は、支持構造物若しくは型枠外板の総容量に関連して測定されるように、例えばプラスチック材料若しくは金属補強角の中に鋳造された金属ピンといった他の材料の極めて従属的な使用が、このような型枠パネルが請求項1の保護の範囲外になるという結果を有するというリスクを回避する為に選択された。
【0011】
既に前述のように、型枠パネルの型枠外板は、劣化にさらされている。コンクリートパルプが注がれたとき及び型枠パネルが固められたコンクリートから取り除かれるときの摩耗があり、変化する応力(型枠パネルを取り除くためのコンクリートの圧力/応力に起因する応力)に起因した材料に係る特定量の疲労があり、並びに経験があるものと見做して、建設現場への運搬中、建設現場における運搬、操作中等により引き起こされるダメージが、時々ある。このことは、型枠外板が、型枠パネルの特定数の使用の後に、元に戻されなくてはならず、本発明に係る型枠パネルの構造の観点から、特に簡単な態様で可能であるという理由である。
【0012】
本発明に係る型枠パネルは、組み合わせで多数の利点を達成する。
【0013】
(1)あらゆる問題なく手によって動かされるように、25キログラムの重さの制限が型枠パネルに定められている場合、いまだに実質上大きい型枠パネルに関わらず、堰板若しくは型枠システムに効果的に組み立てられ及び分解されるのにふさわしい。
【0014】
(2)本発明に係る型枠パネルは、40kN/m
2までのコンクリート圧力が設計され、より多くの材料が使用されたとき、50kN/m
2若しくは60kN/m
2までのコンクリート圧力が設計される。DIN18202により認容されるよりも、更に最大設計コンクリート圧力下で曲がらないように型枠パネルは設計されるが、DIN18202は、異なるコンクリート製品のための平面性の区分により、区別される。型枠パネルに係るわずかな曲げ加工は、できるだけ面にコンクリートの外観が、全てのコンクリート製品にて達成されるということを確実にする。
【0015】
(3)本発明に係る型枠パネルにおいて、プラスチック製型枠外板は、摩耗抵抗、スクラッチ抵抗及びショック抵抗設計から成る。水の吸収については、問題がない。型枠外板は、型枠パネルを取り除いたコンクリートから、容易に分離可能である。
【0016】
(4)本発明に係る型枠パネルは、共通面において実質上位置合わせした前面及びかなり十分にパックされた位置(コンクリートスラリーの浸透する)に配置するために、隣接した型枠パネルを許容する最適条件を提供する。
【0017】
(5)プラスチック材料は、数多くの他の材料よりも、低価格、加工するのに容易で及び耐久性がある。
【0018】
(6)型枠外板の単純な置換性並びに型枠外板及び支持構造物に係るカップリングエレメント部分に係る印の非視程は、既に前述のとおりである。
【0019】
支持構造物及び/又は型枠外板エレメントの製造にて、使用可能なかなり多くのプラスチック成型過程がある。本発明に係る型枠パネルにとてもふさわしい過程として、プラスチック射出成型、プラスチック圧縮成型(プラスチック粒子又は平板状プレカーサー若しくはプレフォームの割型の中への導入、プラスチック材料の融解若しくはプラスチック材料の熱硬化のための金型の加熱、熱可塑性プラスチック材料を固化させるための金型の冷却。)、熱成型(熱可塑性プラスチック材料のプレート若しくはフィルムが、冷却された金型若しくは金型部分の中で加熱及び圧力をかけられ、又は真空を使用して金型に中へ吸い上げられる。)、並びにプラスチック押出成型と名付けられている。
【0020】
支持構造物は、比較的複雑な形状を有する構成要素である。十分若しくは完全に統合されたプラスチック材料の射出−金型構成要素として、支持構造物を設計することは、とりわけ好都合である。更に後に開示する態様は、支持構造物の耐荷重性、耐久性及び外観に関して好都合である支持構造物の配置を達成することが、特に射出−金型構成要素において、可能であるということを今なお明確に実証するであろう。完成した構成要素が、特に相対的に小さな壁の厚み、相対的に小さな半径、明確な金型形状、湯口等から射出―金型構成要素である時に、完成した構成要素から見られるということを明確に指摘する。支持構造物は、射出鋳型により実質上形成される結果物を可能にする形状の射出鋳型構成要素になり得る。
【0021】
別手段として、支持構造物が、十分若しくは完全に、プラスチック材料から成る統合型圧縮−金型構成要素になるときに、好都合である。支持構造物は、圧縮鋳型により実質上形成される結果物を可能にする形状の圧縮鋳型構成要素になり得る。
【0022】
十分若しくは完全に、プラスチック材料から成る統合型圧縮−金型構成要素になる、少なくとも1つの型枠外板エレメントが備え付けられるときに好都合である。この型枠外板エレメントは、射出鋳型により実質上製造される結果物を可能にする形状の構成要素になり得る。型枠外板エレメントは、一般的に支持構造物よりも小さな複雑形状を有する構成要素である。
【0023】
更に、十分若しくは完全に、プラスチック材料から成る統合型圧縮−金型構成要素である少なくとも1つの型枠外板エレメントがあるときに、別手段として好都合である。この型枠外板エレメントは、プラスチック材料の圧縮鋳型により製造される結果物の形状の構成要素になり得る。
【0024】
特定の型枠外板エレメントは大抵、後述する明確な目的のモールドオン(molded-on)伸展を伴った、実質上板状であるが、局所的な型枠外板の曲げ加工のための確かな補強リブをも有することが可能である。
【0025】
次の段落(1)、(2)及び(3)は、支持構造物のための、好都合且つより多くのコンクリート設計の可能性を開示する。
【0026】
(1)支持構造物は、壁を備える又は少なくとも実質上壁から成る一体構造になる。支持構造物及びそれに連結された少なくとも1つの型枠外板エレメントを具備する型枠パネルに関して、壁は、右角度に型枠外板の前面へ伸びている“高拡張”、型枠外板の後面に沿って伸びている“縦伸長”、並びに右角度に壁の“縦伸長”へ測定される壁の厚みを有する。右角野に型枠外板の前面へ測定される壁の高さは、あらゆる場所で統一されるが、統一されなくても良い。とりわけ、縦伸長は、直線的、中間の角度を伴った部分において直線的、連続的に曲げられ、又は一部分において曲げられることが可能である。壁を具備する又は少なくとも実質上壁から成る構造は、4つの周壁(これらは型枠パネルの4つのエッジにもっとも近接している壁である。)並びに型枠パネルのエッジにより小さく配置されている1つ以上の中間壁を有することが可能である。壁に加えて、支持構造物は、付加的な材料部、特に支持構造物の後面に伸びている板状材料部を有する。
【0027】
(2)支持構造物は、1つの二重壁若しくは数個の二重壁を具備し、支持構造物の後面(型枠外板から隔たる壁)上の2つの(一部の)壁は、材料部により連続的に、若しくはここの材料部により一部において、二重壁の長さに沿って少なくとも実質上お互いに(それぞれ)連結され、又は大部分はこのような二重壁から成る若しくは完全に少なくとも実質上このような二重壁から成ることが可能である。壁の高拡張、壁の高さ、壁の縦伸長及び壁の厚みに関する先述の段落(1)における提示はまた、2つの一部の壁のそれぞれ及びそれぞれの二重壁を求める。“少なくとも実質上連続的に”なる表現は、例えばタイアンカーの通路としての支持構造物の前面から後面への連続的溝又は支持構造物/型枠外板結合のための機械的結合手段の通路の代わりの小さな遮断が、各二重壁の2つの一部壁の間の“実質上連続的な”結合が見積もられるという事実を変更しないということを指摘することである。その設計は、各二重壁の横断面に見られるように、少なくとも実質上U字型構造若しくは更に詳細を後述する実質上帽子型構造が作り出され、達成されるために支持構造物の実質上好都合な支持若しくは担っている作用を認める。支持構造物の前面では、これらの二重壁が開いており、従って、良い製品の特性を提供している。段落(2)において開示されているデザインは、段落(1)にて開示されている特徴の1つ又は数種のデザインが組み合わさったものである。特に、4つの周壁及び1つ以上の中間壁を伴う設計は、ここで引用され、周壁の全体及び中間壁の一部分、或いはちょうど周壁の一部分若しくは全ての周壁、及び/又は中間壁の一部分が、全ての中間壁になるか、周壁の一部分及び中間壁から成る全ての壁が、記載されている形状の二重壁として設計されるかのいずれかである。
【0028】
(3)支持構造物は、前面から後面へと連続的に伸びている少なくとも1つの開口部を有するよう設計されている。この特徴は、後面での連続的平板状デザインを有する支持構造物を除いている。有利に、とりわけ5つ以上開口部或いは10以上の開口部或いは20以上の開口部において、それぞれ(このような分配はできるのではなく、多かれ少なかれ統一されるべき必要性が無い。)、支持構造物及び型枠パネルの安定性のための手段である、支持構造物の全体平面図領域と交差した分配におけるこのような開口部がいくつかある。開口部は、荷重負担能力及び支持構造物の重さに係る比率を向上させる。1つの開口部のみの場合、平面図における領域のサイズは、支持構造物の全体平面図の領域の少なくとも20%、より好ましくは30%である。数個の開口部の場合、開口部の領域のサイズの合計は、支持構造物の全体平面図の領域の40%以上で、より好ましくは50%以上である。前述の開口部若しくは数個の開口部はそれぞれ都合よく、開口部の主要部にて、25cm
2以上、より好ましくは50cm
2以上の平面視における面積を有し、それゆえに、別の目的、例えばタイアンカーの通路若しくは支持構造物/型枠外板連結の機械的連結手段の通路のために、支持構造物の前面から支持構造物の後面へと伸びている溝のサイズよりも大きい。前述した開口部の少なくとも一部は、段落(1)に示された壁若しくは段落(2)に示された二重壁により、部分的若しくは完全に囲まれている。段落(3)にて開示されているデザインは、段落(1)に開示されている1つ以上の特徴及び/又は段落(2)に開示されている1つ以上の特徴と調和している。
【0029】
良い可能性とは、格子として実質上支持構造物を形成することにある。型枠外板が、比較的薄く次元化されると同時に、それにもかかわらず、十分な耐荷重性容量を与えるように、格子デザインは、比較的小さな“支持間隔”において、支持構造物により、型枠外板を支持するための最適条件を創り出す。有利に、支持間隔は、25cmより小さく、より好ましくは20cmより小さく、そして更に好ましくは15cmより小さく、至る所に有る。とりわけ有利な態様において、壁即ち4つの周壁及び多数の中間壁は、二重壁として少なくとも一部分(及び便宜上全て)において設計されている。中間壁に係る少なくとも一部分の二重壁部分(便宜上全ての二重壁)は、支持構造物の後面(型枠外板から離れた側の)上の2つの(部分的)壁が、各二重壁の横断面を参照して、達成されるための支持構造物のとりわけ有利な支持動作を認めるような詳細を後述するU字型構造若しくはハット型構造が作り出されるような材料部分により、互いに接続されるように、設計され得る。支持構造物の前面では、これら二重壁が開口され、それゆえに、良い製品の質を提供する。
【0030】
中間二重壁に関して、2つの部分壁の連結状態の言及は、右角度に伸びている後述する溝から型枠外板前面から可能な限り離れて、型枠外板後面の2つの部分壁の間の隙間若しくは空間が、材料部分により外側の方へ向かって連続的にそれぞれ接近するようにするということである。周辺の二重壁の場合、理由は後述するが、2つの部分壁の連結は、支持構造物の前面及び後面の両方に係る一連の間隔“連絡橋”により、それぞれ提供される。
【0031】
前述の段落(1)及び(3)にて開示されたより具体的な実施形態において、支持構造物が格子として実質上設計されない、即ち格子として十分な設計が、このように明確に開示されているディスクレーマの方法により遮断されるということを可能にする。
【0032】
型枠外板(即ち、単一型枠外板エレメント又は数個の型枠外板エレメントのそれぞれ)を支持構造物に連結するための本発明におけるとりわけ有利な連結は、ネジ及び/又はリベット及び/又はクリップ型連結及び/又は成型連結ピンにおける融解若しくはコーキング拡大部分及び/又は剥離接着連結である。“クリップ型連結”なる表現は、カウンタエレメントの後にラッチしている部材を有する弾性舌片に関連して含み、技術言語においてはまた、スナップフィット並びにくぼんだカウンタ部(有利にわずかにくぼんだ)の中に圧入される突出部(有利に:わずかに突出した)を有する連結と称され、言及はまた、態様で作られる。当業者は、どのように剥離接着連結により2つのプラスチック成分を結合させるかをわかっている。剥離接着連結の代わりに、例えば選択性溶媒の使用の可能性がある。
【0033】
本発明のサブジェクトマターはまた、形容詞“解放可能な”を除いて、本明細書の第1段落に示した特徴を有するコンクリート作業用堰板のための型枠パネルであるということが、ここに明確に強調及び開示される。この型枠パネルは、本願にて開示された1つ以上のより固有の特徴を備える。このような型枠パネルは、コンクリート作業用壁堰板並びにコンクリート作業用天井堰板に備え付けられることが可能である。本願に開示された製法はまた、対応する方法でこれらの型枠パネルに応用する。例えば、溶接によって、型枠外板を支持構造物に接合することが特に可能である。このような接合(連結)は、少なくとも支持構造物が再利用されるように、多量の支出を伴って最も有利に成される。
【0034】
少なくとも1つの型枠外板エレメントが、支持構造物及び特定の型枠外板エレメント(自ずとその逆も然り)の間の成し得る張力を移動することにおける
機能を有する少なくとも1つ若しくは数種の成型拡張を有する場合、本発明の目的において、それが好都合である。本発明に係る型枠パネルにおいて、張力は、右角度にて、型枠外板前面に作用する力と理解される。張力は、特に型枠パネルが、製造されたコンクリート製品の凝固したコンクリートから除去されるときに、生じる。先述の張力はまた、トータルでの異なる位置を有する力の力成分になり得る。張力(若しくは数個の張力)は特に、螺合されたネジを有するのにふさわしい張力になる。張力(若しくは数個の張力)は特に、既に前述されているように、“突出部が窪み部に着座する”タイプの連結のための張力になり得る。
【0035】
型枠外板前面と平行に作用する可能な限りのせん断力が、各型枠外板エレメント及び支持構造物(自ずとその逆も然り)の間で伝達されるように、少なくとも1つの位置若しくは数か所の位置にて、支持構造物を伴う確動メス/オス係合を使用する少なくとも1つの型枠外板がある場合、本発明の目的において、それが好都合である。メス/オス係合はそれぞれ、この型枠外板に成型され及び支持構造物に形成される受け部に係合している1つ以上の拡張により構成される。それぞれの拡張が、側面方向での遊びなしで実質上、各受け部の中に配置されている。
【0036】
確動メス/オス係合を(少なくとも1つの型枠外板エレメントにおける1つの位置若しくは数か所の位置にて)実現することの好都合な可能性は、少なくとも1つの壁、より好ましくは支持構造物に連続的若しくは例えば棚受けの歯の型の一連の拡張及び窪みの部分に備え付けられる数個の壁若しくは全ての壁の型枠−外板‐フェーシング部を備えることにある。この場合、支持構造物壁の端部が型枠外板と係合している場所の部分で、型枠外板の後面は、例えば棚受けの歯の型の一連の拡張及び窪みの部分整列に少なくとも備え付けられる。係合部において、支持構造物の各壁の拡張は、型枠外板の窪みに係合し、且つ型枠外板の拡張は、互いに補完する係合の形で、支持構造物の各壁の窪みに係合する。数個の方向に伸びている壁のシステムの場合であって、特に横切った壁の場合、支持構造物及び型枠外板の間の係合のせん断強度は、1つの方向(型枠外板前面に可能な限り平行な多数の方向)のみには限定されない。特に前述したように、壁は二重壁になるが、前述のように異なるデザインの壁になることもできる。
【0037】
前述の確動係合の状態に起因して、直近のせん断力は、支持構造物及び各型枠外板エレメントの間に伝達し、並びに逆の場合も然りである。言い換えると、前述の確動係合の状態に起因して、各型枠外板エレメント及び支持構造物は、それらが少なくとも多くの共通的な指示構造物を構成するように一体化される。この方法で、支持構造物に係る材料を抑えることが可能になる。
【0038】
先の2つの段落で記した型枠外板エレメントにおいて、拡張/窪み係合を用いた数個の位置があり、且つ同時に少なくとも一部分のこれらの係合拡張が、支持構造物及び各型枠外板エレメントの間の可能な張力を伝達するための
機能を有する拡張を構成する場合、本発明の目的において、それが好都合である。これら二重
機能の拡張と共に、張力を伴う型枠外板エレメント/支持構造物を取り付けるための
機能及び直接的なせん断力伝達の
機能は、従って、同じ位置に提供され、また材料バランスを高める。
【0039】
しかしながら一方で、本発明の目的において、各型枠外板エレメント及び支持構造物の間の解除式連結のための位置並びに異なった位置における直接的なせん断力伝達の可能性のための位置を備えることもまた可能であり、型枠パネルの後面から容易に接近し得る解除式連結を作ることがより容易に可能であるという利点を含み、型枠パネルが、型枠外板を取り替えるのに解体される場合に好都合な態様と言える。
【0040】
支持構造物のプラスチック材料が、単一型枠外板エレメントのプラスチック材料若しくは数個の型枠外板エレメントのプラスチック材料よりも、高い強度で成る場合、本発明の目的において、それが好都合である。支持構造物は、型枠パネルの総合的な力の要部を創り出すよう設計されている一方で、型枠外板は、型枠パネルにおける小さな部分のみを創り出す。この場合、少なくとも1つの型枠外板エレメントが、より小さい力のプラスチック材料から成るということが、認められる。支持構造物のプラスチック材料に関して、とりわけ好都合な可能性を構成するガラスファイバ若しくはカーボンファイバと共に、カーボン補強プラスチック材料を使用するのが好都合であり、並びに短繊維(1mm以下の長さの)だけでなく、例えば数mmの長繊維が考えられる。言及された型枠外板エレメントにおいて、相対的に短い繊維を有するファイバ補強材又は粒子から成る補強材であって、例えば炭酸カルシウム粒子及びタルカム粒子といった、無機質粒子のいずれかを供給することが好都合である。言及された型枠外板エレメントに関して、それは、本発明において最前面にある最大限の力というよりは、むしろ優れたコンクリート表面のための優れた表面の質、優れたリサイクルの可能性及び好ましい値段である。
【0041】
少なくとも1つの型枠外板エレメントに係るプラスチック材料が、該型枠外板エレメントがくぎ打ち可能になるように、選択される場合、本発明の目的において、それが好都合である。型枠パネルと共に、例えばブロック型若しくは梁型部品(結果としてコンクリートの中に掲載されるための、窪み若しくは打ち抜き穴、また空洞としの原因となる)又は型枠角度片(打継若しくは打継型枠としてのコンクリート製品の終端部を形成するための)がくぎ打ちにより設けられるという現状が頻繁にある。この段落の初めに記載されたくぎ打ちは、3mmの直径を有するくぎが、くぎ打ち箇所の周りに形成される目に見えるクラックなしで、駆動され得るよう定義される。この事象において、くぎは、再び後程描かれ、並びにくぎは実質上、次のコンクリート作業の妥当性の間に、コンクリートスラリーで再び閉じる、或いは一般的に閉じられるようとどめておく。前述のように、より小さいプラスチック材料は、支持構造物のプラスチック材料よりも、より容易に、くぎ打ち可能なデザインに示されている。一般的にガラスファイバは、くぎ打ちを更に悪化させる。
【0042】
2つの長手側面及び/又は2つの長手側面の横断面上で、支持構造物が、とりわけ、多数の壁開口部であってとりわけ壁横断開口部を伴う二重壁様デザインである、壁様を有する場合、本発明の目的において、それが好都合である。これらの開口部は、便宜上型枠パネルの取扱い中同じ開口部へ手を伸ばすため、及び隣接した型枠パネルを連結するために使用される。
【0043】
先述の開口部及びその開口部の周りの領域は、例えばプッシュプル支柱若しくは型枠用ブラケットのような、隣り合った型枠パネルを連結及び/若しくは付属品を閉鎖するための機械的カップリングエレメントが、便宜的な態様でそれに連結若しくは取り付けられるように、デザインされる。本発明に係る支持構造物において、これらの位置にて十分安定に備え付けることが可能である。
【0044】
平面視において、型枠パネルが少なくとも0.8m
2、好ましくは1.0m
2の面積を有する場合、本発明の目的において、それが好都合である。本発明に係る構成の型に起因して、過度の型枠パネルの曲げ加工又は材料の過度の使用及びそれによる過度の重量なしで、40kN/m
2、若しくは50kN/m
2、若しくは60kN/m
2に上昇させるためのコンクリート圧力の吸収を伴うこのサイズの型枠パネルを容易に利用可能にすることができる。
【0045】
支持構造物及び/又は型枠外板エレメントに係るプラスチック材料として、それぞれに熱可塑性プラスチックを使用することが好都合ではあるが、熱硬化性プラスチック材料の使用も同様に可能である。
【0046】
いくつかの位置において先述の説明は、“少なくとも1つの型枠外板エレメント”なる言い回しを用いる。単一型枠外板エレメントを含む型枠外板の場合には、この単一型枠外板エレメントが作られる一方で、型枠外板が、数個の型枠外板エレメントで構成された場合、このことは、これら各型枠外板エレメントの少なくとも1つが図のようにデザインされるということを指摘していることである。しかしながら、型枠パネルに備え付けられている数個の型枠外板エレメントのそれぞれ又は全ての型枠外板エレメントが、適切に設計されている場合、特に好都合である。このことは、少なくとも1つの型枠外板エレメント”なる言い回しを使用するそれぞれの位置に応用される。全体としてとらえられた場合、型枠外板が1つの単一型枠外板エレメントから形成される場合は、最も好都合な1つである。
【0047】
本発明に係る型枠パネルの多大な利点は、それ(型枠パネル)は、1つ及び同じ型枠パネルが、選択的に壁堰板を設置する又は天井堰板を設置するかのいずれかのために活用されるように、設計されている。本願における“壁堰板”はまた、柱のための堰板をも含む。
【0048】
本発明の更なるサブジェクトマターは、コンクリート作業用の壁堰板であって、本発明に係る数個の連結された型枠パネルを具備する。“連結された”とは、“各連結位置にてお互い水平に隣接する”及び/又は“各連結位置にてお互い垂直に隣接する”という意味である。前述した型枠パネルの壁開口と協働した連結のためにカップリングエレメントを使用することが可能である。カップリングエレメントはそれぞれ、その表面に一体化して形成されるシャフト部を有するドアハンドルと類似する配置を有することができる。シャフト部に、2つのフランジが備え付けられている。カップリングエレメントは、それらが、シャフト部の中心軸に対する枢軸運動により、カップリング係合の中若しくはカップリング係合の外へと運ばれるように設計されている。カップリングエレメントは、
図33乃至35に開示されている1つ以上の特別な特徴を有する。2つの隣接した型枠パネルがお互いに背食しているゾーンと並行して、カップリングエレメント又は数個のカップリングエレメントが使用される。
【0049】
本願に開示されているカップリングエレメントは、本発明に係る型枠パネルから切り離して、それ独自の特許可能なサブジェクトマターを構成するということが、強調される。
【0050】
カップリングエレメントのために好都合な材料は、金属及びプラスチック材料である。
【0051】
本発明に係る壁堰板において、製造されるために壁の角にて柱が備え付けられ、型枠パネルが“対角”で連結されている。これは、製造されるために壁の角若しくは柱の角の内側及び外側の両方を固定する。特に、それぞれの柱は、長方形(ワイドよりも長い)若しくは面平行な横断面の面積を有する。
【0052】
本発明の更なるサブジェクトマターは、より大きい天井堰板の表面を創り出すための本発明に係る数個の型枠パネルが支持構造物にて空間的近接の中で支持される(また従来設計の支持構造物になる)コンクリート作業用天井堰板である。支持構造物は、各型枠パネルが、少なくとも1つの天井堰板支柱及び/又は少なくとも1つのパネル梁上でそれぞれ支持され、順にパネル梁は、天井堰板支柱及び/又は主たる天井堰板梁上でそれぞれ支持され、主たる天井堰板梁は、順に天井堰板梁で支持される。
【0053】
本発明の更なるサブジェクトマターは、本願に開示されている、コンクリート作業用堰板のための型枠パネルの製造方法であって、支持構造物が、プラスチック材料、好ましくはファイバ補強プラスチック材料から射出成型若しくは圧縮成型され、型枠外板エレメント若しくは数個の型枠外板エレメントが、好ましくは前記支持構造物に係るプラスチック材料とは異なるプラスチック材料から射出成型若しくは圧縮成型され、並びに(a)型枠外板が単一型枠外板エレメントにより構成される場合に、この型枠外板エレメントが支持構造物に解放可能に取り付けられ、又は(b)型枠外板が数個の型枠外板エレメントにより構成される場合に、これら数個の型枠外板エレメントが支持構造物に解放可能に取り付けられることを特徴とする。
【0054】
単一型枠外板エレメントの後面での単一型枠外板エレメント又は数個の型枠外板エレメントの後面での数個の型枠外板エレメントがそれぞれ、支持構造物の後面から一部の拡張と共に少なくとも嵌合されるネジを伴って、数個の成型された拡張を有する場合、この方法において、それが好都合である。該ネジは、自己タッピングネジになる。
【発明を実施するための形態】
【0056】
以下に、図面を参照しながら、本発明及び本発明の有益な特徴等をより詳細に説明する。
【0057】
次に記載する本発明の実施形態において、“型枠パネル”なる記載は、簡略にする目的で、“コンクリート作業用堰板のための型枠パネル”の代わりとして用いられるであろう。図示及び記載された全ての型枠パネルは、その寸法記入及び耐荷重性容量に関して、コンクリート作業堰板の使用中に生じた荷重に抵抗するために設計される。
【0058】
図1乃至8に説明されている型枠パネル2は、2つの構成部、即ち支持構造物4並びに簡単な場合において、単一型枠外板エレメント8により構成される型枠外板8から構成される。簡単な場合において、支持構造物4及び型枠外板8の両方は、全体的にプラスチック材料から成る。
【0059】
トータルで見ると、型枠パネルは、
図1にて可視でき、且つ型枠外板前面10になっている型枠外板前面10の面に対して右角度で測定されるとき、長手寸法I及び幅寸法bよりも大幅に小さい寸法及び厚みdを有する正確にパイプライン化された形状及び構造を有する。説明された実施形態において、長さlは例えば135cmであり、幅bは90cm、そして厚さdは10cmである。
【0060】
図3及び4は、支持構造物4が格子の配置を有するということを特に明確にしている。2つの長手エッジのそれぞれは、二重壁12の形をしており、並びに2つの横断エッジのそれぞれは、二重壁14の形をしている。長手周辺壁12及びそれに平行した壁の間では、二重壁設計の5つの長手中間壁16が本実施形態において説明されている。横断周辺壁14及びそれに平行した壁の間では、それぞれ二重壁設計の8つの横断中間壁18が本実施形態において説明されている。長手中間壁16の間並びに各“最終”長手中間壁16及び各長手周辺壁12の間における明確な間隔は、全て互いに似ている。横断中間壁18の間並びに各“最終”横断中間壁14及び各横断周辺壁14の間の明確な間隔は、全て互いに似ており、更にまた、前述した種々の長手壁12、16の間の間隔と一致している。種々の壁12、14、16、18の間で、前面(
図3)若しくは後面(
図4)の平面図を見たとき、実質上方形孔20のマトリクス様若しくはチェス盤様の配置が形成され、該方形孔は、詳細を後述する際はいくらか異なる寸法であるが、支持構造物4の前面22及び支持構造物4の後面24の両方に向かって開口している。説明された実施形態において、支持構造物4の長手方向に連続して9つの開口部20が備え付けられ、且つ横方向bに連続して6つの開口部20が設けられている。説明された態様において、前面22にて測定したそれぞれ明確な開口部20は、約10x10cmのサイズを有する。
【0061】
支持構造物4の後面24を見る(
図4)と、後端にて中間壁16、18の二重壁構造が、型枠外板前面10とそれぞれ平行に伸びている材料部26によって、“閉じられ”ているように見られ、これが、付加的な材料を支持構造物の後面24へともたらす。
図8は、前面22に隣接した端部で、中間壁16、18は、いわばそれぞれ中間壁16及び18を拡大するフランジ28の両側に有するということを明確にする。横断面にて各中間壁16及び18を見ると、これは、ハット型二重壁横断面領域(この関連で
図29及び
図30と比較せよ。異なる態様が示されているが、
図1乃至8に係る態様と似たようなものである。)と称することができる。フランジ28は、前面22の近くに付加的なプラスチック材料をもたらす。また、型枠外板6のための隣接若しくは制止面が拡大され、並びに型枠外板エレメント8のための支持の間の明確な間隔が減らされる。従って、開口部20における前面22における明確な横断面は、後面24におけるときよりも小さく、それは約12x12cmのサイズを有する。
【0062】
開口部20が、長手壁12若しくは14の内部に備わっている位置にて、長手周辺壁12及び14は、互いに周辺壁12及び14それぞれに横断している縦長の孔の形をして、楕円形壁開口部30を有する。該開口部30はそれぞれ、周辺壁12及び14を完全に貫き(即ち、それらは二重壁構造の部分壁の双方を通じて伸びる)、並びに開口円周壁32により、囲まれている。また、長手壁12及び14において、それぞれの外側表面(即ち、支持構造物4の中央部から離れて面している表面)が、支持構造物4の外側の輪郭からわずかにくぼんでいるということがここで指摘される。言い換えると、後面24の外側の輪郭が、長手壁12及び14の前述した外側表面に沿った矩形線よりもわずかに大きい長方形を構成する。
【0063】
各中間壁16及び18が横切る位置並びに中間壁16及び18がそれぞれ周辺壁12及び14をまとめて結合する位置で、それぞれの横断面の周りに溝34が備え付けられており、該溝は、壁38による二重壁構造によって形成される隣接した3若しくは4つの隙間36に対して区切られる。溝34は、前面22から後面24へと、それぞれ続いている。
【0064】
図5及び6は、型枠外板エレメント8が、後面で拡張部40を伴った板の形を有するということを示す。型枠外板エレメント8の長手エッジの近くに位置付けられている、
図5において可視できる4つの円形開口部42の作用は、詳細を後述する。
【0065】
説明された実施形態において、全部で66(即ち70から4つの開口部42を引いた)の拡張部40がある。拡張部40は、それぞれ中間壁16及び18の間の横断位置にて、周辺壁12及び14並びに中間壁16及び18の間のT字位置にてそれぞれ、4つの開口部42の位置の例外とともにそれぞれ備え付けられている。したがって、拡張部40は、マトリクス若しくはチェス盤パターンのパターンに配置される。
【0066】
支持構造物4及び型枠外板エレメント8がともに連結されている時、それぞれの拡張部40は、溝34の前面端部の中に入っている。
図7は、肩部44が支持構造物4の後面24に向かった方向に形成されるように、それぞれの溝34が、支持構造物4の前面22に隣接したその端部で、横断面の周りで減らされたということを示す。さらにまた、それぞれの拡張部40は、その拡張部の円周に対して配置された4つの舌片48の中へと、垂直方向に拡張スリット46に対応することにより、細分化されるということが、
図7及び8から見られる。それぞれの舌片48は、それの長さの中央部にて、90°よりわずかに少ない円の部分を横切って伸びているそれぞれの肩部50の外側に有し、並びに支持構造物4及び型枠外板エレメント8の結合状態にて、支持構造物4若しくは溝34の各肩部44の背後に外側にラッチされる。中央部、即ち4つの舌片48の間で内側に、拡張部40のそれぞれが、大体型枠外板エレメント8の平板状の後面54のレベルにて終結する軸方向拡張空洞52を有する。また、舌片48のそれぞれは、支持構造物4の後面24に面しているそれの終端部にて、符号56に示すように、それの外側にて先細にされる。それぞれの拡張部40における開示されたデザインの点からすると、支持構造物4及び型枠外板エレメント8のアセンブリのために、拡張部40は、溝34のより小さい横断面部の中に導入されうる。先細の表面56に起因して、このような導入の間中舌片48は、拡張中央軸へ向かって、わずかに且つ弾性的に圧縮され、並びに拡張部40は、舌片48が外側に向かって弾性的に跳ね返るのに起因して、それぞれの拡張部14の肩部50が各溝34の肩部44の後に閉まるまで、各溝34の中へだんだんと深く入り込んでいる。
【0067】
溝34の肩部44と共にそれぞれの拡張部40に係る記載された係合の目的で、溝34の長手方向、又は言い換えると、型枠パネル前面10と垂直に作動している張力の作動に対抗して、支持構造物4及び型枠外板エレメント8を共に固定する、支持構造物4及び型枠外板エレメント8の間の連結若しくは取り付けがある。それぞれの拡張部40にて、円周における舌片48は、後段がより小さい横断面(cf.符号58)を有する各溝34の一部分と接触しており、並びに舌片48が、実質上大きな材料横断面領域を有する場合、各拡張部40のこの部分及び各溝34のより小さい横断面58の部分の間のメス‐オス係合は、支持構造物4の前面22及び型枠外板エレメント8の平板状後面54の間の接合部分に対応した(即ち型枠パネル前面10と平行に作動する力に対応した)せん断力を伝達することができる連結を作り出す。支持構造物4及び型枠外板エレメント8は従って、生じた力(負荷)に対応した、少なくとも大部分は通常の支持構造物を構成する。
【0068】
型枠外板エレメント8が、1つの長手エッジに隣接した2つの位置及び他の長手エッジに隣接した2つの位置それぞれに、円形開口部42を有することは、既に前述のとおりである。開口部42のそれぞれは、溝34が支持構造物4の中に位置付けられる位置に備え付けられている。従って、それぞれ、所謂タイアンカー(タイアンカーのここでの重要性のある中央部分にて、これが、本質的にロッドとなる。)が、完璧な型枠パネル2、即ち支持構造物4及び型枠外板エレメント8、並びに間隔をあけた態様でそれと平行にセットアップされた型枠パネル2を完璧に通じて、挿入される4つの位置が形成される。このようなタイアンカーはとりわけ、パネルの間の空間にコンクリートを注ぐことによりコンクリート壁を作るために、型枠パネルが間隔をあけた態様でセットアップされるためのコンクリート作業用壁堰板として使用される。型枠パネル2の後面24で、このようなパネルの空間から離れて案内されているそれぞれの型枠パネルのペア、例えばナッツ板が、タイアンカーに嵌合されている。タイアンカーは、注がれたどろどろのコンクリートが、離れて、該型枠パネルペアの型枠パネルを駆り立てるという意味で影響を及ぼすそれらの力(負荷)を消費する。
【0069】
支持構造物4への型枠外板エレメント8の取り付けは、解放可能である。支持構造物4から型枠外板エレメント8を移動させることができるようにするために、拡張した各舌片48を放射状に押し付けることが、単に必要となる。選択可能性としては、支持構造物4に対応した型枠外板エレメント8の回転運動を実行することを含み、取り付けの破壊を引き起こす。
【0070】
図6(それにしても下により明確には
図11、12、15、16)は、型枠外板エレメント8の平板部9、即ち拡張部40を伴わない型枠外板エレメント8は、それらの後面における4つのエッジ上で、型枠外板エレメントの厚さdの方向でより厚く、且つその位置で型枠外板エレメント8の耐荷重容量及び耐摩耗性並びに隣接した型枠パネル2に対応する型枠パネル2の気密度を増やす側帯11を有する。その適用が、型枠外板エレメントの平板状後面54に照らした場合、側帯11の内側の後面を意味する。側帯11内部で、本実施形態におけるプラスチック材料の“平板の厚さ”は、5mmである。
【0071】
図9乃至14では、本発明に係る型枠パネル2の第2実施形態が、次に記される。本質的に
図1乃至8に係る第1実施形態と比較した場合における変形は、お互いに支持構造物4及び型枠外板エレメント8を連結若しくは取り付けるために備えられた手段の設計に単に関係するに過ぎない。次の記載は、これらの変更点に集中する。
【0072】
図13及び14を明確に見る場合、支持構造物4及び型枠外板エレメント8をお互いに解放可能に連結若しくは取り付けるのに使用される溝34は、支持構造物4の前面22に隣接した端部において、減少された横断面を有さないが、支持構造物4の後面24に隣接した端部において、円形横断面の空洞ソケット60を有し、該支持構造物は、内側の円周部及び外側の円周部の両方においては、溝34の連続よりも小さい横断面になる。
【0073】
現在、拡張部40はそれぞれ、90°の角度の空間に4つの円形拡張リブ64と共に、空洞円筒中心ソケット62として記載されている横断面を有する。それぞれの拡張部40は、支持構造物4の厚さの約1/3に対応した力により、型枠外板エレメント8の平板状後面54から突出する。各拡張部40を通じて横断面を見た場合、4つのリブ64は、リブの端部が、ちょうど各溝34の4つの内側角部66の範囲に関するように、次元化されている。従って、メス/オス係合による各溝と相まって、成型品の拡張部40及び全ての拡張部40の全部のそれぞれは、支持構造物4並びに型枠パネル前面10と平行に作動するせん断力を伝達することができる型枠外板エレメント8の間における相互接続を提供する。
【0074】
支持構造物4及び型枠外板エレメント8の相互固定の代わりとして、もはや拡張部40のラッチ舌片が備え付けられるのではなく、支持構造物4の後面24から及び支持構造物4のソケット60を通じて、各拡張部14の空洞ソケット62の内部とそれぞれ嵌合している拡張部40と関連するネジ70が備え付けられている、
図14に説明されている最終段階と比較せよ。ネジ70は、自己タッピング並びに支持構造物4及び型枠外板エレメント8のアセンブリの間で各空洞ソケット62においてそれらのカウンタ‐スレッドでカットされるそれ自身である。ネジ70を外すことにより、支持構造物4及び型枠外板エレメント8の相互固定状態或いは相互取り付け状態は、容易に解放され得る。ネジ70及び拡張部40に係る嵌合連結は、支持構造物4及び型枠外板エレメント8の分離という意味合いで、型枠パネル前面10と垂直に作動する張力を伝達することができる相互連結のために備える。
【0075】
第2実施形態は、第1実施形態よりもより効果的な製法を可能にする傾向があり、並びにそれにより支持構造物4及び型枠外板エレメント8の間の多少の大きな測定誤差を許容する。それは、溝34のそれぞれにネジ70を挿入することが必要ではないことを明確に指摘する。溝34の一部分のみが、それらが絞められたネジ70を有するとき、それは、連結の力のために十分である。拡張部40は、第1実施形態の場合よりも高い曲げ強さを伴って、形成される。
【0076】
第1実施形態のときのように、タイアンカーのために溝34a及び型枠外板エレメント開口部42がある。開口部42の近くで、型枠外板エレメント8の長手エッジにて“通常の拡張部”40aとの比較において、型枠外板エレメント8の長手中心線に向かってわずかに移動されている各拡張部40bがある。このような拡張部40bの代わりに、支持構造物4に備え付けられた協働してわずかに移動された溝34bがある。
【0077】
本発明に係る型枠パネルの第3実施形態は、
図15乃至18により説明される。第3実施形態は、前述の第2実施形態に類似する。次の記載は、第2実施形態とは異なるところに集中する。
【0078】
支持構造物4における溝34は、円形横断面から成り、並びに支持構造物前面22に隣接した端部における横断面の減少若しくは支持構造物後面24に隣接した端部における横断面の減少のいずれも有しない。各溝34の長さに係る中心部において、中心孔74を有する水平壁72が備え付けられている。水平壁72は、前記孔74を通じて支持構造物後面24からそこに嵌め込まれた各ネジ70のネジ頭76のための橋脚としての役目を果たす。
【0079】
この実施形態における型枠外板エレメント拡張部40は、第2実施形態のものよりも半径方向にて明らかに短い、例えば8つの円形分散型リブ64を有する中心空洞連結具62の形状を有する。第2実施形態のときのように、自己タッピングネジ70が、必要と見做される位置にて、拡張部14の中へと嵌め込まれる。
【0080】
次において、本発明に係る型枠パネルの第4実施形態は、
図19乃至23により説明される。第4実施形態は、支持構造物4及び型枠外板エレメント8の連結若しくは相互取り付けの型により、本質的に先述の実施形態とは異なる。次の記載は、先行実施形態とは異なるところに集中する。
【0081】
図22及び23に最も早く見られるように、型枠外板エレメント8に係る長手エッジ及び横断エッジに沿って、円形で、空洞で、成型された拡張部40が備わっている一方で、直交横断面の他の空洞で、成型された拡張部40が備わっている。拡張部40のそれぞれは、その外部円周部にて、第1面に配置されたそれの外部にある周囲に、一連の第1遮断拡張突出部80を有している。第1面から軸方向に間隔を空けられている第2面において、外部円周部にて、一連の第2遮断拡張突出部80が備わっている。これらの円周列の数は交互に、2つよりも小さかったり大きかったりする。
【0082】
支持構造物4の各関連溝34の内周にて、2つの面若しくはそれ以上の面又はより少ない面における円周遮断部の形状をしてまた、凹部82が備わっている。突出部80及び凹部82は、拡張部40及び/又は溝壁の非常に小さい弾性変形を伴う支持構造物4及び型枠外板エレメント4の嵌め合いで、突出部80が、内側突出カウンタ部82の中で係合且つ多量の解放力若しくは引き抜き力が適用されるまでそこに固定されるように、位置付けられている。それぞれの拡張部40及び各関連溝34の間で、それにしたがって、メス/オス係合が作られる。
【0083】
このようなわずかな突出部80及びこのようなわずかな内側突出カウンタ部82は、支持構造物4及び型枠外板エレメント8それぞれの主拡張面と直角の方向にスライド可能な製造鋳型におけるスライドの使用を必要としないで、特にプラスチック射出成型若しくはプラスチック押出成型によって、支持構造物4及び型枠外板エレメント8の形にて成型される。それどころか、製造鋳型は、突出部80が形成される位置にて、対応する窪みを簡単に有することができる。製造された型枠外板エレメントは、とりわけ成型品がまだ温かい間に、弾性変形の存在下で型穴から取り出される。支持構造物4を作成中、それに対して、製造鋳型は、凹部82が形成される位置にて、対応する出っ張りに備わっていなければならない。製造鋳型からの取り出しに関して、型枠外板エレメント8に関連して作られたステートメントは、類似して応用する。代わりとして、拡張部40は、凹部及び突出部を伴う溝34に備わることが可能である。
【0084】
説明された実施形態において、拡張部40は、溝34の長さの約1/4を占める。
【0085】
第4実施形態において、溝34は、支持構造物後面24に隣接したそれらの端部で閉じられるか(cf.
図23における左側の拡張部40)、又は開口される(cf.
図23における右側の溝23)。
【0086】
拡張部40の空洞円形形状及び空洞正方形形状は、実際的応用のための便宜的な手段になるだけではなく、他の横断面形状により取って代わることも可能である。図面は、拡張部40の2つの異なる形状の状況を示す。また、全ての形状において、同一であることもまた可能であり、又は実現された2つの異なる形状以上になる可能性がある。
【0087】
図24乃至28においては、本発明に係る型枠パネル2の第5実施形態が次に説明される。第5実施形態は、支持構造物4及び型枠外板エレメント8の連結若しくは相互取り付けの型のみ、本質的に先行態様とは異なる。第5実施形態に係る次の記載は、先行実施形態とは異なるところに集中する。
【0088】
とりわけ
図24及び25から明確なように、型枠外板エレメント8は、その一方で中心の軸方向に拡張している空洞なしで、第2実施形態(cf.特に
図11及び13)における拡張部のように配置されている拡張部40を有する。支持構造物24から拡張部40と嵌合しているネジがいずれにも備わっていない。第5実施形態において、対応する溝34と相まっている(それぞれメス/オス係合にて)拡張部40は、それゆえ、単に支持構造物4及び型枠外板エレメント8の位置を互いに固定する並びに前述のせん断力を伝達する
機能を有するに過ぎない。
【0089】
支持構造物4及び型枠外板エレメント8を分離するという意味で、型枠外板前面10と垂直に作動する力に対応して、耐張力態様で、支持構造物4及び型枠外板エレメント8を互いにしっかりと固定するために、型枠外板エレメント8は、その後面で成型品の平板状拡張部84を有する。支持構造物4におけるそれぞれの開口部20の代わりに、本実施形態では、エッジに隣接した開口部20の場合、2つ若しくは3つの拡張部84が備わっている。しかしながら、異なる数の成型品拡張部84を使用することもまた、可能である。
【0090】
図30は、拡張部84が、支持構造物4及び型枠外板エレメント8から成るアセンブリ上に“入る”支持構造物前面に接近したそれらの部分において、開口部20が、各開口部20の中心に向かって突出する成型品の突出部86に備え付けられているということを示す。支持構造物後面24に面する側で、突出部86は、1つの肩部88にそれぞれ備わっている。拡張部84は、型枠外板エレメント8の平板状後面54から隔たったそれの端部にて、各開口部20の中心から離れた向きをそれぞれ持った2つの突起90を有する。突起90は、各開口部20(cf.符号92)の中心から離れて面しているそれらのサイドにそれぞれ先細にされ、並びに平板後面54に面しているそれらの端部にて肩部94を有する。
【0091】
型枠外板エレメント8及び支持構造物4を滑らかに係合させる状態で、拡張部84は、突出部86の内側を伴う傾斜面92の協働に起因して、内側、即ち対応する開口部20の中心へ向かって弾性的に曲げられる。型枠外板エレメント8及び支持構造物4が共に、完璧に押圧されるとすぐに、拡張部84は、突出部86の肩部88に対抗して現在隣接している拡張部84の肩部94と共に、外側に跳ね返る。本質的に拡張部84は、型枠外板前面10と平行な方向で支持構造物4に対応した型枠外板エレメント8の固定機能なし及び機能なし、又は前述のせん断力を引き継ぐかのいずれかを受け継ぐことになる。
図30にて記しているように、支持構造物4の各突出部86及び各拡張部84の間の、
図30にて水平に測定されている、いくつかの端の遊びが意図的に説明される。
【0092】
各開口部20の中心に向かって拡張部84を曲げる又は例えばスクリュドライバを用いて、拡張を絶つ最中で、型枠外板エレメント8は、支持構造物4から動かされる。
【0093】
図29は、支持構造物4及び型枠外板エレメント8が、前述の連結の型を用いる代わりに、接着接合によりお互いを接合若しくは取り付けられることが可能であるということを説明する。一方で中間壁16及び18それぞれのハット型横断面を伴う各二重壁構造のフランジ28並びにもう一方で型枠外板エレメント8に係る平板状後面54の間で、それぞれ薄い接着片96が備わっている。フランジ28及び平板状後面54が共に向き合う全ての位置並びにフル活用した長さで、接着片96を備える必要が無い。接着片96を備える度合いは、所望の連結長を確保するために必要な全ての接着領域により決定される。
【0094】
開示された接着接合は、当業者に知られ且つ市販されて利用可能な適切な接着物を選択したときに解除でき、例えば選択溶剤により解除される。
【0095】
図30は、本発明に係る支持構造物4及び型枠外板エレメント8の解除連結若しくは解除相互取り付けを実行するための2つの付加的に想定される種類を示す。
【0096】
第1の2つの可能性の1つは、型枠外板エレメント8の平板状後面54、例えば中間壁16及び18の間のそれぞれの交差位置若しくは一部の交差位置の範囲において、並びに、中間壁16及び18並びに周辺壁12及び14それぞれの間でのそれぞれのT字位置若しくは一部のT字位置の範囲において、型枠外板エレメント8の平板状後面54を目的として成型品でそれぞれ短くピン様の拡張部40にある。連結がピン様の拡張部40により構築されるためのそれらの位置にて、
図30に示すように、支持構造物4の中、例えば2つのフランジ28の角移行部に、対応する穴が備わっている。初めにピン様の拡張部40は、型枠外板エレメント8及び支持構造物4のアセンブリで、それが言及した穴から確実な長さを突き出すように、このような長さを有する。その突出端部は、
図30に示すように、例えば加熱パンチにより、より広い拡大頭部98の中へとコーキング若しくはリシェイプ(再形成)される。型枠外板エレメント8及び支持構造物4の間の連結を解除する代わりに、例えば相応しいプライヤを使用して形成されたプラスチック頭部98をクリップオフ(clip-off)することが可能である。
【0097】
代替案としては、プラスチック材料から成るピン様拡張部40の代わりとして各リベットを備えることがある。リベット連結を作るために形成されたリベット頭部は、
図30に示された頭部98のように見える。リベット連結を解除する代わりに、リベット頭部は、例えば相応しいプライヤを使用してクリップオフすることにより、動かされなくてはならない。
【0098】
全ての実施形態では、1つの単一型枠外板エレメント8のみが、型枠パネル2に係る全ての型枠外板8を構成するように、図示及び記載がされる。これは、本発明の目的において、好ましいケースを構成する。しかしながら、とりわけより大きい構成の型枠パネル2の場合、型枠パネル2の長手方向若しくは横軸方向のいずれかに伸びている隣接した型枠外板エレメント8同士の間の境界と共に、支持構造物4の上で互いに外れて数個の型枠外板エレメント8を取り付けることがより都合が良いであろう。その場合には、型枠外板エレメント8のそれぞれは、各単一型枠外板エレメント8の代わりに、前述に記載した態様において、支持構造物4に取り付けられる。
【0099】
支持構造物4及び型枠外板エレメント8を作るのにふさわしいプラスチック材料は、当業者に知られ、且つ市販されているものである。ふさわしい基本的なプラスチック材料として、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)及びポリアミド(PA)が、ここ(本発明)で用いられるだろう。型枠パネル2の荷重の主要部分を支える支持構造物4は、有益な例として示されているガラス繊維及び炭素繊維と共に、とりわけ炭素補強プラスチック材料から成る。比較的長い繊維(1mm以上数cmまでの長さの)を使用することが、実際に可能である。型枠パネル2に適用される荷重のより小さい部分を支え、及びくぎ打ち可能な型枠外板6に関して、とりわけ粉末粒子、特に炭酸カルシウム若しくはタルカムにより補強されたプラスチック材料を使用して作ることが可能である。しかしながら、特に(短い)ガラス繊維のような、短繊維(1mm以下の長さ)を用いた補強材が、同様にあり得る。
【0100】
図示及び開示された全ての実施形態において、支持構造物4に係るプラスチック材料は、くぎ打ち可能である型枠外板エレメント8のプラスチック材料よりも強い力で成る。
【0101】
第1実施形態において、型枠外板エレメント8の平板部の厚さが5mmであると共に、135cmの長さl、90cmの幅b、及び10cmの厚さdが、型枠パネルとして示されている。次元に関するこの典型的な表示は、同様に他の全ての実施形態にも適用される。しかしながら、本発明の教示により構成された型枠パネル2がまた、更により大きな構成若しくはより小さな構成を有するであろうということが、明確に指摘されている。明確により大きい構成が備わる場合、必要材料は、また一方で、非経済的な型枠パネルがもはや手で扱われるかのように形作られるように、不釣り合いに増える。一方、明確により小さい構成が使用された場合、コンクリート作業用堰板の組み立て及び解体は、より複雑になり、また、各隣接した型枠パネルの間の結合の数が、場合によりこれらの結合が最終コンクリート製品における成型されたマークとして可視できるようになるのに伴って、増加する。
【0102】
第1実施形態において、全体的に支持構造物4の後面上のエッジが、周辺壁12及び14の外側表面を幾分超えて突出するということは、
図1と関連して、既に述べた。同じことは、言い換えると、辺壁12及び14の外側表面は、型枠パネル2の全ての外側の輪郭に対応して幾分窪ませられるように、型枠外板エレメント8の平板部9に適用する。しかしながら、平行六面体の型枠パネルの8つの角で、周辺壁12及び14それぞれの外側表面から支持構造物後面24の各外側エッジ及び型枠外板エレメント8の平板部54の外側エッジそれぞれに向かって、傾斜移行をそれぞれ備えている小さなテーパ99がある。
【0103】
数個の型枠パネル2が、お互いに長手側面に対抗する長手側面若しくは横軸側面に対抗する横軸側面若しくは横軸側面に対抗する長手側面の脇に組み立て若しくは設置されるとき、最も有利にコンクリートスラリーの小流路がそこで可能なように、隣接した型枠外板6に係る平板部54の外側エッジが、好ましくは密接な関係を成立させる。隣接した支持構造物後面24の外側エッジもまた、密接な関係を成立させる。周辺壁12及び14それぞれの外側表面は、好ましくは、支持構造物前面及び支持構造物後面にて先述の密接な関係を危険にさらさないように、お互いからわずかに離れて配置される。
【0104】
図示及び開示された全ての実施形態において、各支持構造物4及び各型枠外板エレメント8は、プラスチック材料の集合射出成型部品若しくはプラスチック材料の集合押出成型部品によりそれぞれ構成される、即ち支持構造物4及び型枠外板エレメント8はそれぞれ、プラスチック射出成型若しくはプラスチック押出成型によりその製造を可能にした構成を有する。
【0105】
支持構造物4及び射出成型によるその製品を初めに見たとき、フランジ28の内側、開口部30に合致した周辺二重壁12及び14の後半部、並びに後面で中間二重壁16及び18に接近している材料部26の後表面を含んでいる開口部20が、支持構造物4の後面からの製造鋳型の一部により鋳造されるということが見られる。中間二重壁16及び18の間の間隔若しくは空間並びに開口部30に合致した周辺二重壁12及び14の間の空間は、支持構造物4の前面からの製造鋳型の一部により鋳造される。溝34に関して、成型品が、支持構造物4の後面から(例えば第1実施形態において。cf.
図7)完全に若しくは支持構造物4の前面から影響されるかどうか、又は溝の長さの一部が後面から鋳造され及び溝の長さのリマインダが前面から鋳造される(cf.典型的には第3実施形態、
図17)かどうかで、それは溝の形状により決まる。開口部30の円周壁32並びに周辺壁12及び14の外側表面の代わりに、各周辺壁12若しくは14の外側表面と垂直に移動する方向を有する製造鋳型のスライドが使用される。
【0106】
製造鋳型の半分がいずれの問題を伴わずに開口され、製造鋳型のスライドがいずれの問題を伴わずに引き抜かれ、並びにプラスチック成型品がいずれの問題を伴わずに製造鋳型から取り出されるように、支持構造物4及び型枠外板エレメント8の全ての関連のある表面は、0.5〜2°の所謂抜き勾配を有するということが理解される。
【0107】
プラスチック押出成型による支持構造物4の製造の可能性に関して、前述の説明とは、かなり類似の態様で適用される。熱可塑性プラスチック材料の鋳造において、プラスチック射出成型及びプラスチック押出成型の間における最も本質的な違いは、第1の場合にプラスチック材料が、圧力下で液体状に射出される一方で、第2の場合にプラスチック材料が、固体粒子の形状で型穴の中へ導入され、及び圧力下で溶解されるということである。
【0108】
プラスチック射出成型若しくはプラスチック押出成型による型枠外板エレメント8の製造について次に考慮すると、拡張部40が、1つの鋳型の半分における自由空間の助けを伴って、鋳造されるように、型枠外板エレメント8の平板部9の後面54が、製造鋳型の部分面のための良い位置となることが、明白である。これは、特に第2実施形態、第3実施形態及び第4実施形態における簡便な態様おいて、可能である。第1及び第5実施形態においては、拡張部40で“かかり”を鋳造するためのスライドが使用されなくてはならない。
【0109】
最終的に、図示及び記載された全ての実施形態において、型枠外板前面10ひいては全ての型枠パネル前面は、支持構造物4及び型枠外板エレメント8お互いを連結若しくは相互取り付けのための手段に関連する構成要素から自由であるということが、更に指摘される。言い換えると、開口部42を除く、型枠外板前面10は、製造されたコンクリート製品の表面が、型枠外板6の影響を受けない表面のみを及び隣接した型枠外板6の間の連結があった場所における最も確実なマークにて、明らかにするように、完全に面(“面”なる言い回しは、通常型枠外板に用いられ、厳格かつ文字通りに幾何学的なレベルの面を意味するものではない。)になる。
【0110】
図示された実施形態の一部にて、型枠外板前面10と垂直に伸びている開口部が示され、該開口部は、周辺壁12及び14の二重壁構造を通じて伸びており、且つ支持構造物後面24に隣接した端部にて、2つの直径、及び実質上長方形の拡張部(
図22の右上、とりわけ
図18において明確に示されている。)を有する円状の形を有するということが、完全性のために指摘される。この開口端部の構造は、本願のクレームの特徴には関係はない。
【0111】
図31は、本発明に係る型枠パネル2を用いて直立されたコンクリート作業用堰板100の切り出しを示す。細部において、90°の角部の周りに伸びている壁のための壁堰板が説明される。対応する態様における全てのケースに適用可能な後述の減速に伴って、対応する態様において、直立壁、管、T字形状等におけるお互いに結合している壁のための壁堰板を直立させることが、もちろん可能である。
【0112】
図31に係る実施形態において、全ての型枠パネル2が、“垂直に整列される”ということは、即ち該型枠パネルの長手方向lが垂直に伸び、且つ該型枠パネルの幅方向b若しくは横断方向が水平に伸びるということである。型枠パネル前面10は、全ての型枠パネル2にて垂直に伸びる。即ち長手方向lが垂直に伸び且つ横断方向が水平に伸びている、“垂直に整列された”型枠パネル2は、一部若しくは全ての状況下で用いられることができる。
【0113】
壁堰板100の内側角部102から始まって、全幅において(ある事例では、殆ど全幅においてのみ、上部左へ。)、4つ全ての川枠パネル2から見られる。更に付け加えると、幅の一部がカットオフされる2つの型枠パネル2が見られる。更にまた、内側角部にて直接的に垂直柱106の平方横断面が示される。
【0114】
全幅bにおいて示される2つの型枠パネル2は、
図1乃至30に係る全ての実施形態において、型枠パネルの大きさと全く一致する大きさを有する、即ち8つの横断中間壁18及び5つの長手中間壁16及び9つの開口部20が長手方向に進むときに連続し、並びに6つの開口部20が横断方向に進むときに連続している。角部の周囲の柱106に隣接しているとき、幅bよりも比較的小さい2つの型枠パネル2がある。詳細には、その幅Bが“フルサイズの型枠パネル2”の1/3である、即ち、横断方向に進むときに連続して2つの開口部20のみである。後の型枠パネル2の長さlは、フルサイズの型枠パネル2の長さlと等しい。製造されるためのコンクリート壁の角部の外側で、その角部にて直接的に、柱106に対応し、且つ、フルサイズの型枠パネル2の幅bと比較して2/3の幅である2つの型枠パネル2によって、角部の周囲に従う別の柱108がみられる。後者の型枠パネル2は、フルサイズの型枠パネル2により、両側サイドに従う。
【0115】
図31は、いわば壁堰板部の上半分のみを示すということが、強調される。第2に、下方向における下端半分の隙間については、詳細を後述する。その時全部で、壁堰板は、270cmの高さを有し、建設構造物において、コンクリート床から天井まで、とてもありふれた壁の高さである。
【0116】
図31の右側3番目において、下端にて、どのように各隣接した型枠パネル2が結合し、及び最後の型枠パネル2が柱108に結合しているかが見られる。4番目の開口部20に向かって、左手垂直エッジにて、最後の外側角部型枠パネル2aに衝突するとき、カップリングエレメント110の一部分が見られる。同じ型枠パネル2aの右手垂直エッジにて、同じ型の4つのカップリングエレメント110がみられる。また
図1の左手3番目において、頂部にて、同じ型のカップリングエレメント110が見られる。この型のカップリングエレメント110については、後述の
図33乃至35により、詳細を説明する。周辺壁12において開口部30のペアを通じて係合している、このようなカップリングエレメント110が、隣接した型枠パネル2の結合又は柱106若しくは108それぞれと、型枠パネル2との結合を達成することができるということをここで指摘されることは、十分である。
【0117】
図31の中段において、まさに左で、同じ型のカップリングエレメント110がどのようにして、2つの型枠パネル2の横断周辺壁14にて開口部30のペアを通じ、係合する各カップリングエレメント110を有することにより、お互いに、2つの垂直に隣接する型枠パネル2を結合させるように構成されるかということが、見られる。
【0118】
また、いくつかの位置において、
図31は、ナット板114が、2つの整列及び隣接した型枠パネル2の支持構造物後面24に対抗して固定されることによるタイアンカー112(これの肩部については、既に前述している。)の端部を示す。第1実施形態に関連して詳細を先述した、タイアンカーロッド112は、型枠外板前面10に向かって右角度で伸びている1つの支持構造物4のみの溝を通じて伸びる。隣接した型枠パネル2は、ナット板114を通じて押圧操作に含まれる。
【0119】
型枠パネル2の垂直整列並びにコンクリート注入の圧力下でこの垂直整列のメンテナンスは、直に一方及び型枠パネル2のもう一方に取り付けられているプッシュ―プル支柱により、壁堰板100に沿って、適当な間隔で保障される。
【0120】
図32は、単にどのようにコンクリート作業用天井堰板120が、本発明に係る型枠パネル2を用いて設計されるかの例(可能な限りの多数の例)を示しているに過ぎない。
【0121】
図32の中心部において、
図32における下側左から上側右へと伸びている列及び図示されている列の多数の天井堰板支柱122のうちの2つの天井堰板支柱122のみを伴う、天井堰板支柱122の列の一部が見られる。
図35における上側左に付け加えて、下側左から上側右へと伸びている天井堰板支柱122の更なる列に属する別の天井堰板支柱122が示されている。天井堰板支柱122のそれぞれの列の中で、型枠パネル梁124は、1つの天井堰板支柱頭部126から次の天井堰板支柱頭部126へと伸びる。第1に記載された列の長手中央線及び第2に記載された列の長手中央線は、型枠パネル梁124の幅の半分を2回プラスした列の間に挿入された型枠パネル2の長さlに本質的に対応する間隔により間隔を空けられる。
【0122】
図32に示されているように、本発明に係る型枠パネル2を用いた天井堰板120の構成物の代わりに、所謂主梁及び補助梁を伴う構成において、特に天井堰板120を実現することがまた可能であるということが、指摘されている。この状況の代わりに、1つは、型枠パネル梁124の間の間隔が、型枠パネル2により橋架けされているのではなく、お互いに(この場合は、説明された型枠パネル梁124の間の間隔が、標準的により大きい。)平行に設置された一連の補助梁により橋架けされるということを、
図32を基にして創造されなくてはならない。この結果において、支柱122から支柱122へと伸びている梁が、“主梁”に対応し、並びに右角度において伸び及び主梁の上に設置される梁が、“補助梁”に対応する。従ってこの場合、補助梁が、本願において型枠パネル梁に相当する梁である。
【0123】
カップリングエレメント110に係る実施形態は、
図33乃至35にてこれから説明されるが、特に、本発明に係る壁堰板100を伴って使用されるだけでなく、更に後述の例といった他の目的にも使用される。
【0124】
全体で説明されたカップリングエレメント110は、統合されたシャフトを伴うドアハンドルに類似する構成を有し、それと共に全体でカップリングエレメント110が、前記シャフトの中心軸144に対して旋回可能になっている。このカップリングエレメント110は、とりわけ、金属又はプラスチック材料から成る。
【0125】
カップリングエレメント110は、シャフト部140、並びに該シャフト部140と共に一体化した、シャフト部140の虚中心軸144に右角度にて位置される面に向かって伸びている細長ハンドル部142を有する。ハンドル部142それ自体は、シャフト部140に相対的に接近するそれの面にて、おおよそ45°で曲げられている。ハンドル部142の直立長手部146は、作業者の手により、並びに間隔把握位置/中心軸144により規定された力の助けを借りて握られ、シャフト部140は、それに従って、それの中心軸144に対して回転される。
【0126】
ハンドル部142は、シャフト部140の第1端部にて、シャフト部140と一体化して同化する。この移行位置から離れたわずかな間隔において、シャフト部140は、環状の外向き突出フランジの形で、その上に配置された第1フランジ148を有する。第1フランジ148からの明確な間隔aにて、シャフト部140の第2端部に第2フランジ150が備えられ、前記第2フランジ150は、後述するようなより複雑な形状を有している。仮に大まかに示している明確な間隔aがおおよそ、整列された態様においてサイドにより直立された壁天井型枠パネル2の場合に、対応する開口部30の周囲付近の領域において、2つの周辺壁12若しくは14の合計した厚さに対応するサイズから成り、並びに第1実施形態に関連して前述したペアの周辺壁12及び14の外側表面と、周辺壁12及び14それぞれの外側表面に係る窪み状態との間で、(小さな)明確な間隔を付け加えられる。このことは、
図31並びに
図34及び
図35における倍尺により見られる。
【0127】
第1フランジ148及び第2フランジ150の間で、中間フランジ部141におけるシャフト部140が、実質上円形‐円筒型である。もっと細かく言えば、その位置におけるシャフト部140が、わずかに細長の横断面を有し、“長円形様”若しくは“長円に類似している”又は“中間に2つの直立部を伴った2つの半円”として開示される。この横断面形状は、最も短い位置における“厚さ”若しくは“局所直径”が、約90°の間隔の最も長い位置においてよりも、わずかに小さいときのみなので、
図33においては視覚的にはっきりしていない。横断面の形状の
機能については、詳細を後述する。
【0128】
図33(c)における矢印Aを比較して、第2フランジ150が位置されるシャフト部140の端面部を見ると、第2フランジ150は、長円形外向曲線を有し、且つそれゆえにそれぞれの端部における半円部152及び両側にそれぞれの間の直立部154を有する。2つの半円部152の間の中心部において、半円部152の間の直立部154のコースへ向かって右角度に測定された第2フランジ150は、シャフト部140の実質上円形‐円筒型部141に係る最小厚さ若しくは直径に対応した幅cを有し、又はそれよりもわずかに小さい。幅cと右角度で測定されたとき、第2フランジ150は、幅cよりも明らかに大きい大きさeを有する。言い換えると、シャフト部140の実質上円形‐円筒型部141の円周面を過ぎた第2フランジ150の放射投影の量は、90°で確立される場合は、0から最大量へと増加し、更に90°で確立される場合は、最大量から0へと減少し、90°で確立される場合は、0からから最大量へと増加し、並びにそれに従って更に90°で確立される場合は、最大量から0へと減少する。
【0129】
下側右にてそれぞれ、
図36(b)及び
図36(c)は、第1フランジ148に面している第2フランジ150の端面部が、基準ではなく、2つのパート(ちょうど記載され、増加した第1半径方向伸長部/180°の弧にまたがって減少した半径方向伸長部、並びにちょうど記載され、増加した第2半径方向伸長部/180°の弧にまたがって減少した半径方向伸長部を伴った)の中に分離され、これらの2つのパートのそれぞれでは、約半分の90°部分領域が、円周方向で進行したとき、第1フランジの反対側端面部140からの最大間隔a+xから、第1フランジ148の反対側端面部へと徐々に減少するような楔面156として形成されるということを示す。
【0130】
カップリングエレメント110の第2フランジ150と共にシャフト部140から表されるジオメトリを基本として、2つの隣接した型枠パネル2に係る2つの平行周辺壁12若しくは14の開口部30の整列されたペアの中へ導いている第2フランジ150と共に、シャフト部140を挿入することが可能である。前に指摘したように、開口部30は、楕円形又は縦長穴の形状で成り、並びに第2フランジ150の記載された楕円形状は、導いている第2フランジと共に、シャフト部140が、第2フランジ150の大径eが楕円形開口部30の長径と一致するときに、2つの開口部30を通じて挿入されるようになっている。この挿入操作の始めは、右手のカップリングエレメント110にて、
図34で見られ、並びにこの挿入操作の終わりは、第2フランジ150のサイドから左手のカップリングエレメント110にて、
図34で見られる。実質上挿入された状態において、第2フランジ150に面している第1フランジ148の端面部は、各開口部30を囲んでいる型枠パネル2の各周辺壁12若しくは14の一部に接している。
【0131】
記載された挿入操作の終了では、各カップリングエレメント110の第2フランジが、(ペアの開口部30の第2開口部として、第2フランジにより通過させられる開口部30の型枠パネル2をここに設計している第2型枠パネル2を伴って)第2型枠パネル2の各周辺壁12若しくは14の内側に完全に位置付けられる。その結果として、カップリングエレメント110は、ハンドル部142がスタートするシャフト部140の端面部を見たときに反時計まわり方向で、それの中心軸144についてのハンドル部142により、回転若しくは枢動される。
図34における右手のカップリングエレメント110において、もしシャフト部140の導入が既に行われた場合、枢動運動は、反時計回りに見ることができたであろう。
図37における左手のカップリングエレメント110において、挿入操作が既に行われた場合、ハンドル部142の枢動運動が時計回り方向における枢動運動として見られ、1つは、第2フランジ150が備え付けられるシャフト部140の端面部の上でこの場合に見える。
【0132】
図35は、ハンドル部142が90°で完全に枢動される状態を図示している。第2フランジ150(第1フランジ148のように)は、中心軸144に対して90°の回転運動を実行した。第2フランジ150の大径eは今、型枠パネル2の周辺壁12若しくは14の中で、隣接した開口部30の大径と垂直に伸びる。周辺壁12若しくは14の良く考えられたペアは、第1フランジ148及び第2フランジ150の間で留められる。隣接した型枠パネル2は、このペアの周辺壁12若しくは14にて、お互いに結合されている。型枠パネル2の径及び予測される荷重に依存して、1つのカップリングエレメント110又は良く考えられたペアの周辺壁12若しくは14に沿ったいくつかのカップリングエレメント110を使用することが可能である。また、カップリングエレメント110の留め位置において、ハンドル部142の長い直立部146が、各型枠パネル後面24と平行に配置され、且つ中間壁16及び18において、周辺壁12及び14それぞれに近接した後部に備え付けられている適切な窪み160に位置付けられる一部のそれの長さを有するとういうことが、見られる。
【0133】
シャフト140及びそれに従う第2フランジ150の前述のクランピング枢動運動の位相定数において、第2フランジ150に係る2つの楔面156は、2つの関係している周辺壁12若しくは14が、約45°での枢動運動のコース内で、共に徐々に留められるように、各開口部30のエッジ部とコンタクトを取る。付加的に約45°での枢動運動のコースの内で、第1フランジ148の反対端面部からの明確な間隔が、もはや態様a+xを変えることではなく、定数的にaであるという部分にて、その第2フランジ150の第1フランジ‐対面端面部の一部が、各周辺壁12若しくは14の内側表面とコンタクトを取る。約90°での枢動運動が完成したとき、それに従い、その位置にて各周辺壁12若しくは14の内側表面と面と向かってのコンタクトが取られる。
【0134】
カップリングエレメント110のシャフト部140の実質上円形‐円筒部141だけの前述の最小厚さ若しくは直径は、第2フランジ150の幅cの方向と平行な方向に伸び、並びに型枠外板前面10と垂直に測定した、開口部30の小径若しくは2つの各開口部30よりもいくらか小さい。第2フランジ150の大径及びシャフト部140の部分141の最大厚さ若しくは直径が、実質上関係がある開口部30の長手方向に整列されるとき、第2フランジ150及びシャフト部140の部分141は、2つの関係ある型枠パネル2が、型枠外板前面10と垂直な方向にお互いからいくつかのオフセットを有する場合において、ペアの関係がある開口部30の中へと簡便に且つ明確に挿入される。約90°でのカップリングエレメント110の次なる枢動運動において、部分141の最大厚さ若しくは最大直径は、反対開口円周壁部の間隔が開口部の長手方向よりも小さい2つの関係がある開口部30の開口円周壁32の中心部分とコンタクトを取る。いくつかの遊びを伴って、シャフト部140の部分141の最大厚さ若しくは直径のみが、中心開口部で且つ型枠外板前面10と垂直に測定された、2つの関係がある型枠パネル2の開口部30のそれぞれのサイズと同じ大きさである故に、カップリングエレメント110の枢動運動は、位置を整列している前面の中へと2つの関係がある型枠パネル2を引く。
【0135】
2つの関係がある型枠パネル2の2つの周辺壁12若しくは14がまた、周辺壁12若しくは14の拡張の長手方向において、確かなオフセットと共に留められるということが強調される。開示された挿入操作の完成について、周辺壁12若しくは14の長手方向における確かな間隔により、お互いに関連した2つの関係がある周辺壁12若しくは14を取り替えること、並びにその後のみの留め位置の中へと各カップリングエレメント110を旋回させることが可能になる。
【0136】
周辺壁12及び14における開口部30はまた、そこに堰板付属品を連結するのに適しており、各堰板付属品と結合されるための部分の配置に依存して、
図33乃至
図35にて説明及びこれらの図で開示されたカップリングエレメント、又は、1つの開口部30若しくは整列されたペアの開口部30とお互いに係合された改良カップリングエレメントをも使用することが可能である。例えば、異なるフランジの間隔aを有するカップリングエレメントを使用することが可能である。実際的な応用における特にしばしば結合されるための堰板付属品の典型的なケースのように、プッシュ‐プル支柱又は型枠ブラケットが、指名される。しかしながら、堰板付属品のための支持構造物4の他の位置における、付加的な連結若しくは取り付けの可能性を提供することがまた、可能である。
【0137】
第1フランジ148及び第2フランジ150と共に説明及び開示されたカップリングエレメント110は、本発明にて使用されたカップリングエレメント110に係る特に有利な実施形態を確かに構成するが、他のデザインのカップリングエレメントもまた、楔面156とは異なるクランピングメカニズムを伴って、同様に本発明で使用可能であるということが、強調される。しかしながら、それにより各型枠パネル2の必要な局所安定性若しくは強度を提供することが、複雑でない態様において可能であるが、利点は、各型枠パネル2の周辺壁12及び14並びに各周辺部に記載された開口部30と協働するカップリングエレメントである。
【0138】
この型枠パネル2の改良を含む、型枠パネル2の第10実施形態は、
図36乃至38により説明される。
【0139】
図36乃至38に図示された型枠パネル2は、2つの構成部材、即ち支持構造物4並びに簡単な場合において型枠外板エレメント8により構成される型枠外板6と共に、接合されている。支持構造物4及び型枠外板エレメント8の両方は、この実施形態において、完全にプラスチック材料から成る。
【0140】
支持構造4の2つの長手エッジのそれぞれは、二重壁12の構造の中にあり、並びに支持構造4の2つの横断エッジのそれぞれは、二重壁14の構造の中にある。横断周辺壁14及びそれと平行な壁の間に、周辺壁12及び14の場合よりも大きい後壁の部分壁の間の間隔を伴う二重壁デザインの横断中間壁18がある。同じように記載及び囲まれた壁12、14、18の間で、平面視において四角形形状をそれぞれ有し、及び支持構造の前面22から後面24へと連続した態様で伸びている2つの大開口部20が形成される。説明された、1つの単一横断中間壁18のみの代わりに、数個の横断中間壁18も備え付けられることが可能である。
【0141】
図37は、二重壁12、14、18が、型枠外板前面10と平行に伸びている材料部26により支持構造4の後面24で閉じられる一方、それらが支持構造4の前面22で開口されている、即ちそれらが部分壁の間で空間を有するということを示す。この構造は、二重壁のU字型横断面と称される。
図38による変形実施形態は、単に支持構造4の前面22に隣接した各端部の中にある二重壁12、14、18がそれぞれ、各開口部20へ向かって突出している壁拡大フランジ28を有するだけという
図37に係る実施形態とは異なり、実のところ既に、
図29に係る第7実施形態に関連して記載及び説明された。この構造は、二重壁のハット型横断面と称される。
【0142】
既に、先行実施形態で記載及び説明されたように、材料部26により横断中間壁18の部分壁の間の空間の後の閉鎖は、実質上連続的であり、並びに支持構造4の前面22から後面24へと連続している比較的小さい横断面の溝34及び42のみにより閉鎖される。周辺壁12、14において、位置付けられた材料部26での部分壁の間の空間の閉鎖は、大きな範囲で閉鎖され、並びに先行実施形態で記載及び説明されたように、いわば断面の中へ分離される。
【0143】
本発明の型枠パネル2に係る第11実施形態が、
図39で説明される。
【0144】
図39に図示されている型枠パネル2は、2つの構成部材、即ち支持構造物4並びに簡便な場合、単一型枠外板エレメント8により構成される型枠外板8で共に結合される。支持構造物4及び型枠外板エレメント8の両方は、先行実施形態のように完全にプラスチック材料から成る。
【0145】
支持構造4の2つの長手エッジのそれぞれは、壁12の構造を有し、並びに支持構造4の2つの横断面エッジのそれぞれは、壁14の構造を有する。長手中間壁16は、1つの横断周辺壁12から別の横断周辺壁14へと略中心に伸び、並びに、2つの位置にて、2つの半円アーム200それぞれの中へ分配する。これら2つの位置のそれぞれにて2つの半円アーム200をまとめたとき、全円形状の壁部が、円形開口部20を囲んでそこに構成される。2つの開口部20のそれぞれは、支持構造4の前面22から後面24へと連続的である。開口部20を伴わない位置にて、支持構造4の後面は、可能な溝34及び42の除外を伴って、平板状材料部202により閉じられる。壁12、14、16に係る範囲は、それらが平板状材料部202の後に位置されるように、破線にて部分的に示される。同様に異なって伸びる付加的な中間壁が備え付けられる。必要ならば、開口部の数は、多かれ少なかれ2以上である。
【0146】
先行実施形態とは異なって、第11実施形態における壁12、14、16は、二重壁の形ではなく、代替としての二重壁の形ということである。
【0147】
単純化の理由として、
図36乃至39は、どのように支持構造4及び型枠外板エレメント8がお互いに連結されるかを示していない。これに関して、特にこれらのタイプの連結は、先行実施形態に関連して詳細が記載及び説明されたように、実現可能である。同様に、壁開口部30を伴う周辺壁12、14のデザイン、並びに周辺壁12、14が二重壁であるように連続的に備え付けられた周辺壁12、14の閉鎖材料部26の関連した分割に応用する。
【0148】
同様に
図36乃至39に係る実施形態において、各支持構造物4及び各型枠外板エレメント8は、プラスチック材料から成る完全な射出成型部品若しくはプラスチック材料から成る完全な押出成型部品によりそれぞれ構成される、即ち支持構造物4及び型枠外板エレメント8は、プラスチック射出成型若しくはプラスチック押出成型により、それの構成許容製法をそれぞれ持つ。