特許第6574961号(P6574961)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6574961
(24)【登録日】2019年8月30日
(45)【発行日】2019年9月18日
(54)【発明の名称】省エネ食品加工装置
(51)【国際特許分類】
   A47J 43/044 20060101AFI20190909BHJP
【FI】
   A47J43/044
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-89574(P2018-89574)
(22)【出願日】2018年5月7日
【審査請求日】2018年5月9日
(31)【優先権主張番号】201810306225.8
(32)【優先日】2018年4月8日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519250866
【氏名又は名称】温州市景潤機械科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】邱林新
【審査官】 岩瀬 昌治
(56)【参考文献】
【文献】 実公平03−042045(JP,Y2)
【文献】 特開昭57−087821(JP,A)
【文献】 実公平04−054805(JP,Y2)
【文献】 実公昭34−006387(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 43/044
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
省エネ食品加工装置であって、支持台に固定的に取り付けられる箱体を含み、前記支持台の四つの角底部に同時にローラーが設置され、前記箱体に空筐体が設置され、前記空筐体の頂壁に第一回転筐体が設置され、前記空筐体の頂壁に前記第一回転筐体の左側に位置する灌溝が設置され、前記空筐体の底壁に外部と連結する配給溝が設置され、前記灌溝の底壁に前記空筐体と連結する連結口が設置され、前記第一回転筐体の右側に第二回転筐体が設置され、前記第二回転筐体の上側に左に延びる第三回転筐体が設置され、前記第一回転筐体が前記第三回転筐体の間に相互に連結する転溝が設置され、前記第一回転筐体の底壁に上下に延びる混合軸が回転可能なように取り付けられ、前記混合軸の下端が前記空筐体に伸びて多くの混合ブレードが固定的に取り付けられ、前記混合軸の上端が上に伸びて前記転溝に回転可能なように取り付けられ、前記混合軸が前記第一回転筐体に位置し外スプラインが設置され、前記第一回転筐体に上下に対応して前記外スプラインと係合する第一テーパー輪と第二テーパー輪が設置され、前記第一回転筐体の左端壁に第一テーパー輪と第二テーパー輪を駆動し上下に移動可能な回す装置が設置され、前記第一回転筐体と前記第二回転筐体の間に左右に伸びる第一回転軸が回転可能なように取り付けられ、前記第一回転軸の左端が前記第一回転筐体に伸びてタレットが固定的に取り付けられ、前記タレットの左端面に前記第一テーパー輪と前記第二テーパー輪と係合し接続する半円錐歯が固定的に設置され、前記第一回転軸の右端が前記第二回転筐体に伸びて第三テーパー輪が固定的に取り付けられ、前記第三回転筐体と前記第二回転筐体の間に上下に伸びる第二回転軸が回転可能なように取り付けられ、前記第二回転軸の下端が前記第二回転筐体に伸びて前記第三テーパー輪と係合し接続する第四テーパー輪が固定的に取り付けられ、前記第二回転軸の上端が前記第三回転筐体に伸びて第一スプロケットが固定的に取り付けられ、前記転溝の上部に上に伸びる第三回転軸が回転可能なように取り付けられ、前記第三回転軸の上端が前記箱体の頂壁に固定的に取り付けられる第一駆動機と動力が伝達可能なように接続し、前記第三回転軸に第二スプロケットが固定的に取り付けられ、前記第一スプロケットと第二スプロケットがベルトを通じて動力が伝達可能なように接続し、前記混合軸に上に向かう第一内スプライン溝が設置され、前記第一内スプライン溝にスプライン軸が係合し取り付けられ、前記第三回転軸に下に向かって前記スプライン軸と係合する第二内スプライン溝が設置され、前記転溝の左端壁に分合装置が設置され、前記回す装置は前記第一回転筐体の左端壁に設置される第一滑走溝と第一滑走溝の上に位置し前記第一回転筐体と連結するアリ溝を含み、前記第一滑走溝の上端壁の左側に上に伸びる第二滑走溝が設置され、前記第二滑走溝と前記アリ溝の間に第一連結溝が設置され、前記第一滑走溝に上下に移動できる第一滑走ブロックが取り付けられ、前記第一滑走ブロックに上下に伸びるねじレバーが係合し取り付けられ、前記ねじレバーの下端が前記第一滑走溝の底壁に回転可能なように取り付けられ、上端が前記第一滑走溝の頂壁に固定的に取り付けられる第二駆動機と動力が伝達可能なように接続し、前記第二滑走溝に前記第一滑走ブロックと固定的に接続する滑走棒が固定的に取り付けられ、前記滑走棒の右端面に第一ラックが設置され、前記アリ溝に上下に移動できるアリブロックが取り付けられ、前記アリブロックの左端面に第二ラックが設置され、前記第一連結溝が第四回転軸を通じて前記第一ラックと第二ラックと係合し接続するギアが回転可能なように取り付けられ、前記第一滑走ブロックと前記アリブロックの右端にそれぞれ第一シフトフォークと第二シフトフォークが固定的に取り付けられ、前記分合装置は前記アリ溝の上端壁に設置され上に延びる第三滑走溝を含み、前記第三滑走溝と前記転溝の間に相互に連結する第二連結溝が設置され、前記第三滑走溝の中に上下に前記アリブロックと固定的に接続する第二滑走ブロックが固定的に取り付けられ、前記第二連結溝に左右に延びる連結アームがスライド可能なように取り付けられ、前記連結アームの左端が前記第二滑走ブロックと固定的に接続し、右端が前記転溝に伸びて転セットが固定的に取り付けられ、前記転セットがベアリングを通じて前記スプライン軸に嵌着し、前記連結口と排出溝にそれぞれ第一電磁弁と第二電磁弁が取り付けられ、前記空筐体の底壁に前記排出溝と接続する斜面が設置されることを特徴とする省エネ食品加工装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は食品加工技術分野に関し、具体的には省エネ食品加工装置に関する。
【背景技術】
【0002】
いくつかの肉類食品を加工し生産する時、往々にして食品原料に異なる補材料を加え混ぜた後に食品の品質を高めるが、しかし伝統的な食品混合装置は撹拌機を使って混ぜて、伝統的な撹拌機の混ぜる方向が単一で、混ぜる効率が低く、混ぜる品質も悪く、食用効果を下げる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103340474号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術の不足に対し、本発明は省エネ食品加工装置を提供した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の省エネ食品加工装置は支持台に固定的に取り付けられる箱体を含み、前記支持台の四つの角底部に同時にローラーが設置され、前記箱体に空筐体が設置され、前記空筐体の頂壁に第一回転筐体が設置され、前記空筐体の頂壁にまた前記第一回転筐体の左側に位置する灌溝が設置され、前記空筐体の底壁に外部と連結する配給溝が設置され、前記灌溝の底壁に前記空筐体と連結する連結口が設置され、前記第一回転筐体の右側に第二回転筐体が設置され、前記第二回転筐体の上側に左に延びる第三回転筐体が設置され、前記第一回転筐体が前記第三回転筐体の間に相互に連結する転溝が設置され、前記第一回転筐体の底壁に上下に延びる混合軸が回転可能なように取り付けられ、前記混合軸の下端が前記空筐体に伸びて多くの混合ブレードが固定的に取り付けられ、前記混合軸の上端が上に伸びて前記転溝に回転可能なように取り付けられ、前記混合軸が前記第一回転筐体に位置し外スプラインが設置され、前記第一回転筐体に上下に対応して前記外スプラインと係合する第一テーパー輪と第二テーパー輪が設置され、前記第一回転筐体の左端壁に第一テーパー輪と第二テーパー輪を駆動し上下に移動可能な回す装置が設置され、前記第一回転筐体と前記第二回転筐体の間に左右に伸びる第一回転軸が回転可能なように取り付けられ、前記第一回転軸の左端が前記第一回転筐体に伸びてタレットが固定的に取り付けられ、前記タレットの左端面に前記第一テーパー輪と前記第二テーパー輪と係合し接続する半円錐歯が固定的に設置され、前記第一回転軸の右端が前記第二回転筐体に伸びて第三テーパー輪が固定的に取り付けられ、前記第三回転筐体と前記第二回転筐体の間に上下に伸びる第二回転軸が回転可能なように取り付けられ、前記第二回転軸の下端が前記第二回転筐体に伸びて前記第三テーパー輪と係合し接続する第四テーパー輪が固定的に取り付けられ、前記第二回転軸の上端が前記第三回転筐体に伸びて第一スプロケットが固定的に取り付けられ、前記転溝の上部に上に伸びる第三回転軸が回転可能なように取り付けられ、前記第三回転軸の上端が前記箱体の頂壁に固定的に取り付けられる第一駆動機と動力が伝達可能なように接続し、前記第三回転軸に第二スプロケットが固定的に取り付けられ、前記第一スプロケットと第二スプロケットがベルトを通じて動力が伝達可能なように接続し、前記混合軸に上に向かう第一内スプライン溝が設置され、前記第一内スプライン溝にスプライン軸が係合し取り付けられ、前記第三回転軸に下に向かって前記スプライン軸と係合する第二内スプライン溝が設置され、前記転溝の左端壁に分合装置が設置される。
【0006】
他の技術方案は前記回す装置は前記第一回転筐体の左端壁に設置される第一滑走溝と第一滑走溝の上に位置し前記第一回転筐体と連結するアリ溝を含み、前記第一滑走溝の上端壁の左側に上に伸びる第二滑走溝が設置され、前記第二滑走溝と前記アリ溝の間に第一連結溝が設置され、前記第一滑走溝に上下に移動できる第一滑走ブロックが取り付けられ、前記第一滑走ブロックに上下に伸びるねじレバーが係合し取り付けられ、前記ねじレバーの下端が前記第一滑走溝の底壁に回転可能なように取り付けられ、上端が前記第一滑走溝の頂壁に固定的に取り付けられる第二駆動機と動力が伝達可能なように接続し、前記第二滑走溝に前記第一滑走ブロックと固定的に接続する滑走棒が固定的に取り付けられ、前記滑走棒の右端面に第一ラックが設置され、前記アリ溝に上下に移動できるアリブロックが取り付けられ、前記アリブロックの左端面に第二ラックが設置され、前記第一連結溝が第四回転軸を通じて前記第一ラックと第二ラックと係合し接続するギアが回転可能なように取り付けられ、前記第一滑走ブロックと前記アリブロックの右端にそれぞれ第一シフトフォークと第二シフトフォークが固定的に取り付けられる。
【0007】
他の技術方案は前記分合装置は前記アリ溝の上端壁に設置され上に延びる第三滑走溝を含み、前記第三滑走溝と前記転溝の間に相互に連結する第二連結溝が設置され、前記第三滑走溝の中に上下に前記アリブロックと固定的に接続する第二滑走ブロックが固定的に取り付けられ、前記第二連結溝に左右に延びる連結アームがスライド可能なように取り付けられ、前記連結アームの左端が前記第二滑走ブロックと固定的に接続し、右端が前記転溝に伸びて転セットが固定的に取り付けられ、前記転セットがベアリングを通じて前記スプライン軸に嵌着する。
【0008】
他の技術方案は前記連結口と排出溝にそれぞれ第一電磁弁と第二電磁弁が取り付けられる。
【0009】
他の技術方案は前記空筐体の底壁に前記排出溝と接続する斜面が設置される。
【0010】
本発明の有益な効果は本発明は初期状態の時に、前記第一滑走ブロックが前記第一滑走溝の上端壁と相殺し、前記第二テーパー輪が前記半円錐歯と噛み合い、前記アリブロックが前記アリ溝の底壁と相殺し、前記スプライン軸が第二内スプライン溝と離脱し、この時に前記第二テーパー輪が前記半円錐歯の回転軌跡に位置し、これにより前記第二テーパー輪が前記タレットが回転する時に前記半円錐歯と噛み合う。
【0011】
使用する時に、前記第二電磁弁を閉じて、前記第一電磁弁を開き、その後に前記灌溝に原料と補佐料を入れて、その後に前記第一電磁弁を閉じて前記第一駆動機を起動し、前記第一駆動機が前記第三回転軸を通じて前記第二スプロケットを駆動して回転させ、前記第二スプロケットが前記ベルトを通じて前記第二回転軸を駆動して回転させ、前記第二回転軸が前記第四テーパー輪を通じて前記第一回転軸を駆動して回転させ、前記第一回転軸が前記タレットを駆動して回転させ、前記半円錐歯が前記第二テーパー輪が回転する時に前記第二テーパー輪と離れて前記第一テーパー輪と噛み合い、前記タレットがずっと回転する過程に、前記混合軸を駆動しずっと正反転し、前記混合ブレードが空体の中の原料混合物を混ぜる。
【0012】
単方向に混ぜる時、前記第二駆動機を起動し、前記第二駆動機が前記ねじレバーを通じて前記第一滑走ブロックを駆動し下にスライドし、前記第一滑走ブロックが下にスライドする時に前記第一ダイヤルフォークを通じて前記第二テーパー輪を駆動し下にスライドし前記半円錐歯と離れて、前記第一滑走ブロックが下にスライドする時に前記滑走棒と連動して下にスライドし、前記滑走棒が下にスライドする時に前記ギアを通じて前記アリブロックを駆動し上にスライドし、これにより前記ダイヤルフォークを通じて前記第一テーパー輪を駆動し前記半円錐歯の回転軌跡から離れて、前記半円錐歯が前記第一テーパー輪と前記第二テーパー輪に作用せず、前記アリブロックが上にスライドする時に前記第二滑走ブロックと前記連結アームと連動して上にスライドし、前記連結アームが前記転セットを通じて前記スプライン軸と連動して上にスライドし前記第二内スプライン溝に伸びて、前記第三回転軸が回転する時に前記混合軸を駆動して回転させ単方向に混ぜることを実現する。
【0013】
本装置の構造が簡単で、使用が便利で、単方向に混ぜることと双方向に混ぜることを切り替えることができ、必要に応じて自由に調節でき、食品の加工効率と品質を大きく高める。
【発明の効果】
【0014】
本発明の有益な効果は本発明は初期状態の時に、前記第一滑走ブロックが前記第一滑走溝の上端壁と相殺し、前記第二テーパー輪が前記半円錐歯と噛み合い、前記アリブロックが前記アリ溝の底壁と相殺し、前記スプライン軸が第二内スプライン溝と離脱し、この時に前記第二テーパー輪が前記半円錐歯の回転軌跡に位置し、これにより前記第二テーパー輪が前記タレットが回転する時に前記半円錐歯と噛み合う。
【図面の簡単な説明】
【0015】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきりと説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある図面に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の図面はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の当業者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの図面に基づいてそのほかの図面を得ることができる。
【0016】
図1図1は本発明の省エネ食品加工装置の構造概略図である。
図2図2図1の第一回転筐体の拡大構造概略図である。
図3図3図2のタレットの左視図である。
図4図4図1の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本明細書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、相互に排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0018】
本明細書に開示した全ての特徴は、特別な記述がない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替的な特徴に取り替えられる。つまり特別な記述がない限り、全ての特徴はただ一連の同等或いは類似する特徴の中の一つの例だけである。
【0019】
図1~図4が示すように、本発明の省エネ食品加工装置は支持台10に固定的に取り付けられる箱体11を含み、前記支持台10の四つの角底部に同時にローラー101が設置され、前記箱体11に空筐体15が設置され、前記空筐体15の頂壁に第一回転筐体57が設置され、前記空筐体15の頂壁にまた前記第一回転筐体57の左側に位置する灌溝18が設置され、前記空筐体15の底壁に外部と連結する配給溝31が設置され、前記灌溝18の底壁に前記空筐体15と連結する連結口17が設置され、前記第一回転筐体57の右側に第二回転筐体29が設置され、前記第二回転筐体29の上側に左に延びる第三回転筐体25が設置され、前記第一回転筐体57が前記第三回転筐体25の間に相互に連結する転溝41が設置され、前記第一回転筐体57の底壁に上下に延びる混合軸13が回転可能なように取り付けられ、前記混合軸13の下端が前記空筐体15に伸びて多くの混合ブレード14が固定的に取り付けられ、前記混合軸13の上端が上に伸びて前記転溝41に回転可能なように取り付けられ、前記混合軸13が前記第一回転筐体57に位置し外スプラインが設置され、前記第一回転筐体57に上下に対応して前記外スプラインと係合する第一テーパー輪35と第二テーパー輪56が設置され、前記第一回転筐体57の左端壁に第一テーパー輪35と第二テーパー輪56を駆動し上下に移動可能な回す装置が設置され、前記第一回転筐体57と前記第二回転筐体29の間に左右に伸びる第一回転軸28が回転可能なように取り付けられ、前記第一回転軸28の左端が前記第一回転筐体57に伸びてタレット22が固定的に取り付けられ、前記タレット22の左端面に前記第一テーパー輪35と前記第二テーパー輪56と係合し接続する半円錐歯33が固定的に設置され、前記第一回転軸28の右端が前記第二回転筐体29に伸びて第三テーパー輪30が固定的に取り付けられ、前記第三回転筐体25と前記第二回転筐体29の間に上下に伸びる第二回転軸26が回転可能なように取り付けられ、前記第二回転軸26の下端が前記第二回転筐体29に伸びて前記第三テーパー輪30と係合し接続する第四テーパー輪27が固定的に取り付けられ、前記第二回転軸26の上端が前記第三回転筐体25に伸びて第一スプロケット24が固定的に取り付けられ、前記転溝41の上部に上に伸びる第三回転軸20が回転可能なように取り付けられ、前記第三回転軸20の上端が前記箱体11の頂壁に固定的に取り付けられる第一駆動機21と動力が伝達可能なように接続し、前記第三回転軸20に第二スプロケット19が固定的に取り付けられ、前記第一スプロケット24と第二スプロケット19がベルト23を通じて動力が伝達可能なように接続し、前記混合軸に上に向かう第一内スプライン溝34が設置され、前記第一内スプライン溝34にスプライン軸36が係合し取り付けられ、前記第三回転軸20に下に向かって前記スプライン軸36と係合する第二内スプライン溝40が設置され、前記転溝41の左端壁に分合装置が設置され、前記分合装置が前記スプライン軸3を駆動し前記第二内スプライン溝40と離合する。
【0020】
好ましくは前記回す装置は前記第一回転筐体57の左端壁に設置される第一滑走溝53と第一滑走溝53の上に位置し前記第一回転筐体57と連結するアリ溝を含み、前記第一滑走溝53の上端壁の左側に上に伸びる第二滑走溝が設置され、前記第二滑走溝と前記アリ溝の間に第一連結溝が設置され、前記第一滑走溝53に上下に移動できる第一滑走ブロック51が取り付けられ、前記第一滑走ブロック51に上下に伸びるねじレバー52が係合し取り付けられ、前記ねじレバー52の下端が前記第一滑走溝53の底壁に回転可能なように取り付けられ、上端が前記第一滑走溝53の頂壁に固定的に取り付けられる第二駆動機50と動力が伝達可能なように接続し、前記第二滑走溝に前記第一滑走ブロック51と固定的に接続する滑走棒46が固定的に取り付けられ、前記滑走棒46の右端面に第一ラックが設置され、前記アリ溝に上下に移動できるアリブロック47が取り付けられ、前記アリブロック47の左端面に第二ラックが設置され、前記第一連結溝が第四回転軸48を通じて前記第一ラックと第二ラックと係合し接続するギア49が回転可能なように取り付けられ、前記第一滑走ブロック51と前記アリブロック47の右端にそれぞれ第一シフトフォーク54と第二シフトフォーク55が固定的に取り付けられ、これにより前記第一シフトフォーク54と第二シフトフォーク55を通じてそれぞれ前記第二テーパー輪56と第一テーパー輪35を回転させて上下にスライドさせる。
【0021】
好ましくは前記分合装置は前記アリ溝の上端壁に設置され上に延びる第三滑走溝44を含み、前記第三滑走溝44と前記転溝41の間に相互に連結する第二連結溝42が設置され、前記第三滑走溝44の中に上下に前記アリブロック47と固定的に接続する第二滑走ブロック45が固定的に取り付けられ、前記第二連結溝42に左右に延びる連結アーム43がスライド可能なように取り付けられ、前記連結アーム43の左端が前記第二滑走ブロック45と固定的に接続し、右端が前記転溝41に伸びて転セット38が固定的に取り付けられ、前記転セット38がベアリングを通じて前記スプライン軸36に嵌着する。
【0022】
好ましくは前記連結口17と排出溝31にそれぞれ第一電磁弁16と第二電磁弁32が取り付けられ、これによりそれぞれに前記連結溝17と排出溝31の開閉を制御する。
【0023】
好ましくは前記空筐体15の底壁に前記排出溝31と接続する斜面12が設置され、排出することを便利にする。
【0024】
本発明は初期状態の時に、前記第一滑走ブロック51が前記第一滑走溝の上端壁と相殺し、前記第二テーパー輪が前記半円錐歯33と噛み合い、前記アリブロック47が前記アリ溝の底壁と相殺し、前記スプライン軸36が第二内スプライン溝40と離脱し、この時に前記第二テーパー輪35が前記半円錐歯33の回転軌跡に位置し、これにより前記第二テーパー輪35が前記タレット22が180度を回転する時に前記半円錐歯33と噛み合う。
【0025】
使用する時に、前記第二電磁弁32を閉じて、前記第一電磁弁16を開き、その後に前記灌溝18に原料と補佐料を入れて、その後に前記第一電磁弁16を閉じて前記第一駆動機21を起動し、前記第一駆動機21が前記第三回転軸20を通じて前記第二スプロケット19を駆動して回転させ、前記第二スプロケット19が前記ベルト23を通じて前記第二回転軸26を駆動して回転させ、前記第二回転軸26が前記第四テーパー輪27を通じて前記第一回転軸28を駆動して回転させ、前記第一回転軸28が前記タレット22を駆動して回転させ、前記半円錐歯33が前記第二テーパー輪56が180度を回転する時に前記第二テーパー輪56と離れて前記第一テーパー輪35と噛み合い、前記タレット22がずっと回転する過程に、前記混合軸13を駆動しずっと正反転し、前記混合ブレード14が空体15の中の原料混合物を混ぜる。
【0026】
単方向に混ぜる時、前記第二駆動機50を起動し、前記第二駆動機50が前記ねじレバー52を通じて前記第一滑走ブロック51を駆動し下にスライドし、前記第一滑走ブロック51が下にスライドする時に前記第一ダイヤルフォーク54を通じて前記第二テーパー輪56を駆動し下にスライドし前記半円錐歯33と離れて、前記第一滑走ブロック51が下にスライドする時に前記滑走棒46と連動して下にスライドし、前記滑走棒46が下にスライドする時に前記ギア49を通じて前記アリブロック47を駆動し上にスライドし、これにより前記ダイヤルフォークを通じて前記第一テーパー輪35を駆動し前記半円錐歯33の回転軌跡から離れて、前記半円錐歯33が前記第一テーパー輪35と前記第二テーパー輪56に作用せず、前記アリブロック47が上にスライドする時に前記第二滑走ブロック45と前記連結アーム43と連動して上にスライドし、前記連結アーム43が前記転セット38を通じて前記スプライン軸36と連動して上にスライドし前記第二内スプライン溝40に伸びて、前記第三回転軸20が回転する時に前記混合軸13を駆動して回転させ単方向に混ぜることを実現する。
【0027】
本発明の有益な効果は本発明は初期状態の時に、前記第一滑走ブロックが前記第一滑走溝の上端壁と相殺し、前記第二テーパー輪が前記半円錐歯と噛み合い、前記アリブロックが前記アリ溝の底壁と相殺し、前記スプライン軸が第二内スプライン溝と離脱し、この時に前記第二テーパー輪が前記半円錐歯の回転軌跡に位置し、これにより前記第二テーパー輪が前記タレットが回転する時に前記半円錐歯と噛み合う。
【0028】
使用する時に、前記第二電磁弁を閉じて、前記第一電磁弁を開き、その後に前記灌溝に原料と補佐料を入れて、その後に前記第一電磁弁を閉じて前記第一駆動機を起動し、前記第一駆動機が前記第三回転軸を通じて前記第二スプロケットを駆動して回転させ、前記第二スプロケットが前記ベルトを通じて前記第二回転軸を駆動して回転させ、前記第二回転軸が前記第四テーパー輪を通じて前記第一回転軸を駆動して回転させ、前記第一回転軸が前記タレットを駆動して回転させ、前記半円錐歯が前記第二テーパー輪が回転する時に前記第二テーパー輪と離れて前記第一テーパー輪と噛み合い、前記タレットがずっと回転する過程に、前記混合軸を駆動しずっと正反転し、前記混合ブレードが空体の中の原料混合物を混ぜる。
【0029】
単方向に混ぜる時、前記第二駆動機を起動し、前記第二駆動機が前記ねじレバーを通じて前記第一滑走ブロックを駆動し下にスライドし、前記第一滑走ブロックが下にスライドする時に前記第一ダイヤルフォークを通じて前記第二テーパー輪を駆動し下にスライドし前記半円錐歯と離れて、前記第一滑走ブロックが下にスライドする時に前記滑走棒と連動して下にスライドし、前記滑走棒が下にスライドする時に前記ギアを通じて前記アリブロックを駆動し上にスライドし、これにより前記ダイヤルフォークを通じて前記第一テーパー輪を駆動し前記半円錐歯の回転軌跡から離れて、前記半円錐歯が前記第一テーパー輪と前記第二テーパー輪に作用せず、前記アリブロックが上にスライドする時に前記第二滑走ブロックと前記連結アームと連動して上にスライドし、前記連結アームが前記転セットを通じて前記スプライン軸と連動して上にスライドし前記第二内スプライン溝に伸びて、前記第三回転軸が回転する時に前記混合軸を駆動して回転させ単方向に混ぜることを実現する。
【0030】
本装置の構造が簡単で、使用が便利で、単方向に混ぜることと双方向に混ぜることを切り替えることができ、必要に応じて自由に調節でき、食品の加工効率と品質を大きく高める。
【0031】
以上に本発明の基本原理、主特徴と本発明の長所を表明し説明した。本業界の技術者が了解すべきなのは本発明は上記の実施例の制限を受けなく、上記の実施例と明細書に説明したのは本発明の原理で、本発明の意義と原理から離れないことを前提に本発明に各種の変化と改善があり、これらの変化と改善が本発明の保護範囲にある。本発明の保護範囲は添付の特許請求の範囲と同等内容に画定される。
【要約】      (修正有)
【課題】使用が便利で、単方向に混ぜることと双方向に混ぜることを切り替えることができ、必要に応じて自由に調節できる、食品混合装置を提供する。
【解決手段】分合装置はアリ溝の上端壁に設置され、上に延びる第三滑走溝44を含み、第三滑走溝44と回転溝41の間に相互に連結する第二連結溝42が設置され、第三滑走溝44の中に上下にアリブロック47と固定的に接続する第二滑走ブロック45が固定的に取り付けられる。第二連結溝42に左右に延びる連結アーム43はスライド可能なように取り付けられ、連結アーム43の左端が第二滑走ブロック45と固定的に接続し、右端が回転溝41に伸びて転セット38が固定的に取り付けられ、転セット38がベアリングを通じてスプライン軸36に嵌着する。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4