【実施例】
【0182】
≪中間体の合成1≫
下記反応式1によって、中間体A〜Fを合成した。
【0183】
【化44】
【0184】
<段階1>中間体Aの合成
10H−フェノチアジン(10g,1eq,0.05mol)、2,4,6−トリクロロピリミジン10.1g(4.14g,1.1eq,0.055mol)を400mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.95g(0.02eq,0.001mmol)、Na(t−bu)O 8.31g(1.2eq,0.06mol)、P(t−Bu)
3 0.12g(0.08ea,0.004mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0185】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体A 9.7g(収率=56。4%)を得た。
【0186】
ガスクロマトグラフ質量分析(GC−Mass)(理論値:346.23g/mol、測定値:345g/mol)。
【0187】
<段階1−1>中間体Bの合成
中間体A 20g(1eq,0.057mol)、9H−カルバゾール10.6g(1.1eq,0.063mol)を400mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.97g(0.02eq,0.00114mmol)、Na(t−bu)O 8.4g(1.2eq,0.068mol)、P(t−Bu)
3 0.13g(0.08ea,0.0045mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0188】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体B 27.18g(収率=60.8%)を得た。
【0189】
GC−Mass(理論値:476.98g/mol、測定値:475g/mol)。
【0190】
<段階1−2>中間体Cの合成
中間体A 20g(1eq,0.057mol)、5H−ピリド[4,3−b]インドール10.59g(1.1eq,0.063mol)を400mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.97g(0.02eq,0.00114mmol)、Na(t−bu)O 8.4g(1.2eq,0.068mol)、P(t−Bu)
3 0.13g(0.08ea,0.0045mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0191】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体B 14.05g(収率=51.6%)を得た。
【0192】
GC−Mass(理論値:477.97g/mol、測定値:476g/mol)。
【0193】
<段階1−3>中間体Dの合成
中間体A 20g(1eq,0.057mol)、3,6−ジフェニル−9H−カルバゾール20.12g(1.1eq,0.063mol)を400mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.97g(0.02eq,0.00114mmol)、Na(t−bu)O 8.4g(1.2eq,0.068mol)、P(t−Bu)
3 0.13g(0.08ea,0.0045mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0194】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体B 22.8g(収率=63.7%)を得た。
【0195】
GC−Mass(理論値:629.17g/mol、測定値:628g/mol)。
【0196】
<段階2>中間体Eの合成
10H−フェノチアジン(10g,1eq,0.05mol)、2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン10.14g(4.14g,1.1eq,0.055mol)を400mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.95g(0.02eq,0.001mmol)、Na(t−bu)O 8.31g(1.2eq,0.06mol)、P(t−Bu)
3 0.12g(0.08ea,0.004mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0197】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体E 12.56g(収率=72.4%)を得た。
【0198】
GC−Mass(理論値:347.22g/mol、測定値:346g/mol)。
【0199】
<段階2−1>中間体Fの合成
中間体
E20g(1eq,0.0576mol)、9H−カルバゾール10.6g(1.1eq,0.063mol)を400mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.97g(0.02eq,0.00114mmol)、Na(t−bu)O8.4g(1.2eq,0.068mol)、P(t−Bu)
30.13g(0.08ea,0.0045mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体F18.36g(収率=66.7%)を得た。
【0200】
GC−Mass(理論値:477.97g/mol、測定値:476g/mol)。
【0201】
≪中間体の合成2≫
下記反応式2によって、中間体H〜Lを合成した。
【0202】
【化45】
【0203】
<段階3>中間体Hの合成
10H−フェノキサジン(10g,1eq,0.054mol)、2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン(10.95g,1.1eq,0.059mol)を600mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.95g(0.02eq,0.001mmol)、Na(t−bu)O 8.31g(1.2eq,0.06mol)、P(t−Bu)
3 0.12g(0.08ea,0.004mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0204】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体H 9.96g(収率=55.7%)を得た。
【0205】
GC−Mass(理論値:341.16g/mol、測定値:340g/mol)。
【0206】
<段階3−1>中間体Iの合成
中間体H 10g(1eq,0.0293mol)、9H−カルバゾール5.38g(1.1eq,0.0322mol)を400mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.56g(0.02eq,0.0005mmol)、Na(t−bu)O 6.5g(1.2eq,0.035mol)、P(t−Bu)
3 0.47g(0.08ea,0.0028mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0207】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体I 8.39g(収率=62%)を得た。
【0208】
GC−Mass(理論値:461.90g/mol、測定値:460g/mol)。
【0209】
<段階3−2>中間体Jの合成
中間体H 10g(1eq,0.0293mol)、7H−ベンゾ[c]カルバゾール6.99g(1.1eq,0.0322mol)を500mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.56g(0.02eq,0.0005mmol)、Na(t−bu)O 6.5g(1.2eq,0.035mol)、P(t−Bu)
3 0.47g(0.08ea,0.0028mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0210】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体J 7.8g(収率=52%)を得た。
GC−Mass(理論値:511.96g/mol、測定値:510g/mol)。
【0211】
<段階3−3>中間体Kの合成
中間体H 10g(1eq,0.0293mol)、3,6−ジフェニル−9H−カルバゾール10.28g(1.1eq,0.0322mol)を500mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.56g(0.02eq,0.0005mmol)、Na(t−bu)O 6.5g(1.2eq,0.035mol)、P(t−Bu)
3 0.47g(0.08ea,0.0028mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0212】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体K 9.12g(収率=50.7%)を得た。
【0213】
GC−Mass(理論値:614.09g/mol、測定値:613g/mol)。
【0214】
<段階4>中間体Gの合成
10H−フェノキサジン(10g,1eq,0.054mol)、2,4,6−トリクロロピリミジン(10.8g,1.1eq,0.059mol)を400mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.95g(0.02eq,0.001mmol)、Na(t−bu)O 8.31g(1.2eq,0.06mol)、P(t−Bu)
3 0.12g(0.08ea,0.004mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0215】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体G 9.7g(収率=61.9%)を得た。
【0216】
GC−Mass(理論値:330.17g/mol、測定値:329g/mol)。
【0217】
<段階4−1>中間体Lの合成
中間体G 10g(1eq,0.03mol)、9H−カルバゾール5.38g(1.1eq,0.0322mol)を500mlのトルエンに溶解させた。これに、Pd
2(dba)
30.56g(0.02eq,0.0005mmol)、Na(t−bu)O 6.5g(1.2eq,0.035mol)、P(t−Bu)
3 0.47g(0.08ea,0.0028mmol)をそれぞれ添加した後、12時間加熱撹拌した。
【0218】
反応が終了した反応溶液を、セライト(登録商標)を介して濾過した後、カラムクロマトグラフィを介して、中間体L 13.82g(収率=66.4%)を得た。
【0219】
GC−Mass(理論値:460.91g/mol、測定値:459g/mol)。
【0220】
≪化合物1の合成≫
前記で合成した中間体
B14.3g(1eq,0.03mol)、2−(4,4、5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリミジン5.38g(1.1eq,0.0322mol)を500mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
41.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン400ml及び2MK
2CO
3飽和溶液70mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0221】
反応が終結した後、メチルクロロホルム(MC)400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出を行ってから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物1 14.2g(収率84.5%)を得た。
【0222】
1H NMR:7.22(d,1H)、7.78(m,3H)、8.12(m,3H)、9.07(s,1H)
元素分析:C,73.83;H,3.87;N,16.14;S,6.16。
【0223】
≪化合物5の合成≫
前記で合成した中間体
B14.3g(1eq,0.03mol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキノリン7.1g(1.1eq,0.0322mol)を600mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
41.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン200ml及び2MK
2CO
3飽和溶液70mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0224】
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物5 13.9g(収率81.5%)を得た。
【0225】
1H NMR:8.97(d,2H)、8.55(m,3H)、7.92(m,7H)、7.78(m,12H)
元素分析:C,75.77;H,3.89;N,14.73;S,5.62。
【0226】
≪化合物8の合成≫
前記で合成した中間体B 10g(1eq,0.04mol)、ナフタレン−2−イルボロン酸7.5g(1.1eq,0.044mol)を200mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
4 0.92g(0.02eq,0.0008mol)を添加した。トルエン400ml及び2M K
2CO
3飽和溶液50mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0227】
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物8 17.5g(収率77.4%)を得た。
【0228】
GC−Mass(理論値:568.17g/mol、測定値:567g/mol)
元素分析:C,80.26;H,4.25;N,9.85;S,5.64。
【0232】
≪化合物15の合成≫
前記で合成した中間体F 10g(1eq,0.03mol)、ナフタレン−1−イルボロン酸7.1g(1.1eq,0.0322mol)を600mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
4 1.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン200ml及び2M K
2CO
3飽和溶液70mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0233】
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物15 14.2g(収率84.5%)を得た。
【0234】
1H NMR:6.99(t,2H)、7.22(m,9H)、7.78(m,4H)、8.12(m,5H)、9.07(t,2H)
元素分析:C,78.01;H,4.07;N,12.29;S,5.63。
【0235】
≪化合物21の合成≫
前記で合成した中間体L 10g(1eq,0.03mol)、イソキノリン−3−イルボロン酸5.1g(1.1eq,0.0322mol)を500mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
4 1.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン400ml及び2M K
2CO3飽和溶液70mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0236】
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物21 12.7g(収率79%)を得た。
【0237】
1H NMR:6.78(t,2H)、7.22(m,6H)、7.42(m,6H)、7.78(m,5H)、8.12(d,1H)、9.07(s,1H)
元素分析:C,80.27;H,4.19;N,12.65;O、2.89。
【0238】
≪化合物26の合成≫
前記で合成した中間体I 10g(1eq,0.03mol)、2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン4.7g(1.1eq,0.0322mol)を500mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
4 1.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン400ml及び2M K
2CO
3飽和溶液70mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物26 14.2g(収率84.5%)を得た。
【0239】
1H NMR:6.99(t,2H)、7.22(m,6H)、7.52(m,5H)、7.78(m,4H)、8.12(m,1H)、9.07(t,2H)
元素分析:C,76.18;H,4.00;N,16.66;O、3.17。
【0240】
≪化合物27の合成≫
前記で合成した中間体
K18.42g(1eq,0.03mol)、2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン4.7g(1.1eq,0.0322mol)を500mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
41.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン400ml及び2MK
2CO
3飽和溶液70mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0241】
反応が終結した後、MC400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物
2713.6g(収率81.5%)を得た
【0242】
1H NMR:6.99(t,2H)、7.22(m,6H)、7.52(m,5H)、7.78(m,4H)、8.12(m,1H)、9.07(t,2H)
元素分析:C,80.47;H,4.30;N,12.80;O、2.44。
【0243】
≪化合物28の合成≫
前記で合成した中間体J 10g(1eq,0.03mol)、2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン5.38g(1.1eq,0.0322mol)を500mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
4 1.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン400ml及び2M K
2CO
3飽和溶液70mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0244】
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物28 22.7g(収率87.1%)を得た。
【0245】
1H NMR:6.89(t,2H)、7.2(m,5H)、7.49(m,7H)、7.9(m,3H)、8.22(m,2H)
元素分析:C,77.96;H,4.00;N,15.15;O、2.88。
【0246】
≪化合物30の合成≫
前記で合成した中間体C10g(1eq,0.03mol)、
1−ナフタレンボロン酸5.54g(1.1eq,0.0322mol)を400mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
41.34g(0.02eq,0.001mol)を添加した。トルエン250ml及び2MK
2CO
3飽和溶液50mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0247】
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物30 17.7g(収率91%)を得た。
【0248】
1H NMR:6.97(m,2H)、7.22(m,24H)、7.78(d,1H)、8.12(m,4H)、9.07(s,1H)
元素分析:C,73.83;H,3.87;N,16.14;S,6.16。
【0249】
≪化合物32の合成≫
前記で合成した中間体C 10g(1eq,0.03mol)、フェナントレン−9−イルボロン酸5.8g(1.1eq,0.033mol)を500mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
4 1.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン500ml及び2M K
2CO
3飽和溶液70mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0250】
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物32 14.2g(収率84.5%)を得た。
【0251】
1H NMR:7.10(m,10H)、7.78(d,1H)、8.10(m,8H)、8.47、(d,1H)、8.55(d,1H)、8.98(d,2H)、9.07(s,1H)
元素分析:C,77.40;H,3.90;N,13.54;S,5.17。
【0252】
≪化合物34の合成≫
前記で合成した中間体C 10g(1eq,0.03mol)、ピレン−4−イルボロン酸6.2g(1.1eq,0.0322mol)を600mlのトルエンに溶解させた。フラスコに入れ、Pd(PPh
3)
4 1.52g(0.02eq,0.0013mol)を添加した。トルエン600ml及び2M K
2CO
3飽和溶液90mlを添加した後、5時間還流撹拌した。
【0253】
反応が終結した後、MC 400mlと蒸溜水150mlとで洗浄及び抽出してから、溶媒を除去した後、得られた固体をカラムクロマトグラフィで精製し、所望の化合物34 12.9(収率81.4%)を得た。
【0254】
1H NMR:7.10(m,2H)、7.62(m,8H)、7.88(d,1H)、7.99(m,6H)、8.12(d,1H)、8.47、(d,1H)、8.55(d,1H)、9.07(s,1H)
元素分析:C,78.24;H,3.75;N,13.03;S,4.97。
【0255】
≪実施例1≫
アノードは、コーニング(Corning)15Ω/cm
2(500Å)ITOガラス基板を、50mm×50mm×0.5mmサイズに切り、イソプロピルアルコールと純水とを利用して、それぞれ10分間超音波洗浄した後、10分間紫外線を照射してオゾンに露出させて洗浄し、真空蒸着装置にこのガラス基板を設置した。
【0256】
基板上部に、まず正孔注入層として、公知の物質である4,4',4”−トリス(N,N−2−ナフチルフェニルアミノ)トリフェニルアミン(2−TNATA)を真空蒸着して600Å厚に形成した後、次に、正孔輸送性化合物として、公知の物質である4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(NPB)を300Å厚に真空蒸着して正孔輸送層を形成した。
【0257】
【化46】
【0258】
正孔輸送層の上部に、公知の緑色リン光ドーパントであるIr(PPy)
3と化合物1とを、重量比13:87で同時蒸着し、300Å厚に発光層を形成した。次に、発光層の上部に、電子輸送層として、Alq3を300Å厚に蒸着した後、Alを1,200Å(カソード電極)厚に真空蒸着してAl電極を形成することによって、有機発光素子を製造した。
【0259】
m2 この素子は、電流密度5.4mA/cm
2で駆動電圧3.6V、発光輝度3,500cd/m
2で色座標が(0.32,0.62)であり、発光効率が68.5cd/Aと、高効率を示した。
【0260】
≪実施例2≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物5を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0261】
この素子は、電流密度5.9mA/cm
2で駆動電圧4.2V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.32,0.63)であり、発光効率が58.9cd/Aと高効率を示した。
【0262】
≪実施例3≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物8を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0263】
この素子は、電流密度5.9mA/cm
2で駆動電圧4.0V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.33,0.63)であり、発光効率が60.7cd/Aと高効率を示した。
【0264】
≪実施例4≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物11を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0265】
この素子は、電流密度5.9mA/cm
2で駆動電圧3.6V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.34,0.61)であり、発光効率が69.3cd/Aと高効率を示した。
【0266】
≪実施例5≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物15を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0267】
この素子は、電流密度5.4mA/cm
2で駆動電圧3.6V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.33,0.62)であり、発光効率が64.7cd/Aと高効率を示した。
【0268】
≪実施例6≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物21を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0269】
この素子は、電流密度5.9mA/cm
2で駆動電圧4.2V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.31,0.60)であり、発光効率が64.6cd/Aと高効率を示した。
【0270】
≪実施例7≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物26を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0271】
この素子は、電流密度5.5mA/cm
2で駆動電圧3.9V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.32,0.60)であり、発光効率が70.4cd/Aと高効率を示した。
【0272】
≪実施例8≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物27を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0273】
この素子は、電流密度5.4mA/cm
2で駆動電圧3.6V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.32,0.62)であり、発光効率が66.5cd/Aと高効率を示した。
【0274】
≪実施例9≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物28を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0275】
この素子は、電流密度5.2mA/cm
2で駆動電圧4.1V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.31,0.61)であり、発光効率が67.4cd/Aと高効率を示した。
【0276】
≪実施例10≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物30を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
この素子は、電流密度5.8mA/cm
2で駆動電圧4.7V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.30,0.62)であり、発光効率が55.7cd/Aと高効率を示した。
【0277】
≪実施例11≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物32を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
この素子は、電流密度5.2mA/cm
2で駆動電圧3.9V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.31,0.65)であり、発光効率が62.1cd/Aと高効率を示した。
【0278】
≪実施例12≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに化合物34を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0279】
この素子は、電流密度5.7mA/cm
2で駆動電圧4.32V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.31,0.64)であり、発光効率が69.8cd/Aと高効率を示した。
【0280】
≪比較例1≫
発光層の形成時、化合物1の代わりに公知の物質である4,4’−N,N’−ジカバゾール−ビフェニル(CBP)を利用したことを除き、実施例1と同様に行って有機発光素子を製作した。
【0281】
この素子は、電流密度6.2mA/cm
2で駆動電圧5.1V、発光輝度3,500cd/m
2で、色座標が(0.32,0.62)であって、実施例とほぼ同一であったが、発光効率が51.2cd/Aであった。
【0282】
【化47】
【0283】
実施例1ないし12及び比較例1の素子特性及び寿命を要約して表1に示した。
【0284】
【表1】
【0285】
化合物1,5,8,11,15,21,26,27,28,30,32,34の構造を有する実施例を、リン光ホストとして発光層に、有機発光素子において使用した結果、いずれも公知の物質であるCBPと比べ、駆動電圧が約20%以上低くなり、効率が大幅に向上した優秀なI−V−L特性を示し、特に、寿命改善効果にすぐれ、実施例1ないし12の場合、比較例1対比で、寿命が70%以上向上するという結果を示した。
【0286】
本発明について、前記合成例及び実施例を参考にして説明したが、これらは、例示的なものに過ぎず、本発明に属する技術分野の当業者であるならば、これらから多様な変形及び均等な他の実施例が可能であるという点を理解するであろう。従って、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決まるものである。