(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0030】
本発明は、添付された図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明することによってさらに明白になるはずである。ここで説明される実施の形態は、発明の理解に役立つために例示的に示したものであり、本発明は、ここで説明される実施の形態と異なって多様に変形されて実施されうることが理解されなければならない。また、発明の理解に役立つために、添付された図は、実際の縮尺の通りに示されたものではなく、一部の構成要素の寸法が誇張して示されることができる。
【0031】
図1は、本発明の一実施の形態による冷蔵庫の構成を示す断面図である。
【0032】
図1に示すように、本発明の一実施の形態による冷蔵庫1は、冷凍サイクルを駆動するための多数の装置を備える。
【0033】
詳細に、冷蔵庫1は、冷媒を圧縮するための圧縮機10、圧縮機10で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器20、凝縮器20で凝縮された冷媒のうち、水分、異物または油分を除去するためのドライヤー30、ドライヤー30を通過した冷媒を減圧するための膨脹装置40、及び膨脹装置40で減圧された冷媒を蒸発するための蒸発器50を備える。
【0034】
冷蔵庫1は、凝縮器20に向かって空気を吹くための凝縮ファン25、及び蒸発器50に向かって空気を吹くための蒸発ファン55をさらに備える。
【0035】
圧縮機10は、往復動式圧縮機、ロータリー式圧縮機、及びスクロール式圧縮機でありうる。このような圧縮機については、下記の図において詳細に説明する。
【0036】
膨脹装置30は、直径が相対的に小さなキャピラリーチューブ(capillary tube)を有する。ドライヤー30には、凝縮器20で凝縮された液冷媒が流入することができる。もちろん、液冷媒は、一部の気相冷媒が含まれることができる。ドライヤー30には、流入した液冷媒をフィルタリングするためのフィルタ装置が備えられることができる。
【0037】
以下、本発明の一実施の形態による圧縮機10について詳細に説明する。
【0038】
図2は、
図1の冷蔵庫の圧縮機の分解斜視図であり、
図3は、
図2の圧縮機の断面図であり、
図4は、
図2の圧縮機の騷音低減部材の斜視図であり、
図5は、本発明の他の実施の形態に係る騷音低減部材の分解斜視図であり、
図6は、
図2の圧縮機の第1固定部材の斜視図であり、
図7は、
図6の第1固定部材の背面図であり、
図8は、
図6の第1固定部材を介した騷音低減部材の固定を説明するための図であり、
図9は、
図2の圧縮機の第2固定部材の斜視図であり、
図10は、
図9の第2固定部材を介した騷音低減部材の固定を説明するための図である。
【0039】
図2〜
図10に示すように、圧縮機10は、ピストンとシリンダーとの間に作動ガスが吸込及び吹き出される圧縮空間が形成されるようにして、ピストンがシリンダーの内部で直線往復運動しつつ冷媒を圧縮させる往復動式圧縮機、すなわち、リニア圧縮機として備えられる。このようなリニア圧縮機10は、吸い込み部100、吐出部200、圧縮機ケーシング300、圧縮機本体400、騷音低減部材520、第1固定部材540及び第2固定部材560を備える。
【0040】
吸い込み部100は、圧縮機本体400に冷媒を流入させ、後述する圧縮機ケーシング300の第1カバー340を貫通して装着される。
【0041】
吐出部200は、圧縮機本体400から圧縮された冷媒を排出し、後述する圧縮機ケーシング300の第2カバー360を貫通して装着される。
【0042】
圧縮機ケーシング200は、圧縮機本体400を収容するものであって、ベースシェル320、第1カバー340及び第2カバー360を備える。
【0043】
ベースシェル320は、圧縮機本体400を内部に収容する。ベースシェル320は、略円筒状を有し、リニア圧縮機10の外観、具体的に、リニア圧縮機10の側面外観を形成する。ベースシェル320は、2Tの厚さを有することができる。
【0044】
第1カバー340は、ベースシェル320の一側に装着される。本実施の形態では、ベースシェル320の右側に装着される。第1カバー340には、冷媒を圧縮機本体400内に流入させることができるように、吸い込み部100が貫通装着される。
【0045】
第2カバー360は、ベースシェル320の他側に装着される。本実施の形態では、第1カバー340の向かい側であるベースシェル320の左側に装着される。第2カバー360には、圧縮された冷媒を吹き出させることができるように吐出部200が貫通装着される。
【0046】
圧縮機本体400は、吸い込み部100から流入した冷媒を圧縮させて圧縮された冷媒を吐出部200を介して排出させるものであって、ベースシェル320の内部に提供されるシリンダー420と、シリンダー420の内部で往復直線運動するピストン430、及びピストン430に駆動力を付与するリニアモータとしてモータアセンブリ440を備える。
【0047】
また、圧縮機本体400は、吸い込みマフラー450を備える。吸い込み部100を介して吸い込まれた冷媒は、吸い込みマフラー450を経てピストン430の内部に流動する。冷媒が吸い込みマフラー450を通過する過程において、騷音が低減できる。吸い込みマフラー450は、第1マフラー451と第2マフラー453とが結合されて構成される。吸い込みマフラー450の少なくとも一部分は、ピストン430の内部に位置する。
【0048】
ピストン430は、略円筒状のピストン本体431及びピストン本体431から半径方向に延びるピストンフランジ部432を備える。ピストン本体431は、シリンダー420の内部で往復運動し、ピストンフランジ部432は、シリンダー420の外側で往復運動できる。
【0049】
ピストン430は、非磁性体アルミニウム素材(アルミニウムまたはアルミニウム合金)から構成されることができる。ピストン430がアルミニウム素材から構成されることによって、モータアセンブリ440から発生した磁束がピストン430に伝達されて、ピストン430の外部に漏れる現象を防止できる。そして、ピストン430は、鍛造方法によって形成されることができる。
【0050】
一方、シリンダー420は、非磁性体アルミニウム素材(アルミニウムまたはアルミニウム合金)から構成されることができる。そして、シリンダー420とピストン430との素材構成比、すなわち種類及び成分比は、同一でありうる。
【0051】
シリンダー420がアルミニウム素材から構成されることによって、モータアセンブリ440から発生した磁束がシリンダー420に伝達されて、シリンダー420の外部に漏れる現象を防止できる。そして、シリンダー420は、圧出棒加工方法によって形成されることができる。
【0052】
そして、ピストン430とシリンダー420とが同じ素材(アルミニウム)から構成されることによって、熱膨張係数が互いに同じになる。リニア圧縮機10の運転間、圧縮機ケーシング300の内部は、高温(約100℃)の環境が造成されるが、ピストン430とシリンダー420との熱膨張係数が同一なので、ピストン430とシリンダー420とは、同じ量だけ熱変形されることができる。
【0053】
結局、ピストン430とシリンダー420とが互いに異なる大きさまたは方向に熱変形されることによって、ピストン430との運動の間にシリンダー420と干渉が発生するのを防止できる。
【0054】
シリンダー420は、吸い込みマフラー450の少なくとも一部分と、ピストン430の少なくとも一部分とを収容するように構成される。
【0055】
シリンダー420の内部には、ピストン430によって冷媒が圧縮される圧縮空間Pが形成される。そして、ピストン430の前方部には、圧縮空間Pに冷媒を流入させる吸込孔433が形成され、吸込孔433の前方には、吸込孔433を選択的に開放する吸込バルブ435が提供される。吸込バルブ435の略中心部には、所定の締結部材が結合される締結孔が形成される。
【0056】
圧縮空間Pの前方には、圧縮空間Pから排出した冷媒の吐出空間または吐出流路を形成する吐出カバー460、及び吐出カバー460に結合され圧縮空間Pで圧縮された冷媒を選択的に排出させるための吐出バルブアセンブリ461、462、463が提供される。
【0057】
吐出バルブアセンブリ461、462、463は、圧縮空間Pの圧力が吐出圧力以上になると開放されて、冷媒を吐出カバー460の吐出空間に流入させる吐出バルブ461と、吐出バルブ461と吐出カバー460との間に提供されて、軸方向に弾性力を付与するバルブスプリング462、及びバルブスプリング462の変形量を制限するストッパー463を備える。ここで、圧縮空間Pは、吸込バルブ435と吐出バルブ461との間に形成される空間として理解される。一方、「軸方向」とは、ピストン530が往復運動する方向と理解されることができる。
【0058】
これに対し、「半径方向」とは、ピストン430が往復運動する方向に垂直な方向であって、
図2の縦方向と理解されることができる。
【0059】
ストッパー463は、吐出カバー460に固着され、バルブスプリング462は、ストッパー463の後方に固着されることができる。そして、吐出バルブ461は、バルブスプリング462に結合され、吐出バルブ461の後方部または後面は、シリンダー420の前面に支持されるように位置する。
【0060】
バルブスプリング462は、一例として板スプリング(Plate Spring)を備えることができる。
【0061】
吸込バルブ435は、圧縮空間Pの一側に形成され、吐出バルブ461は、圧縮空間Pの他側、すなわち吸込バルブ435の反対側に提供されることができる。
【0062】
ピストン430がシリンダー420の内部で往復直線運動する過程において、圧縮空間Pの圧力が吐出圧力より低く、かつ吸込圧力以下になると、吸込バルブ435が開放されて、冷媒は、圧縮空間Pに吸込まれる。反面に、圧縮空間Pの圧力が吸込圧力以上になると、吸込バルブ435が閉じられた状態で圧縮空間Pの冷媒が圧縮される。
【0063】
一方、圧縮空間Pの圧力が吐出圧力以上になると、バルブスプリング462が変形して吐出バルブ461を開放させ、冷媒は、圧縮空間Pから吐き出されて、吐出カバー460の吐出空間に排出する。
【0064】
そして、吐出カバー460の吐出空間を流動する冷媒は、ループパイプ465に流入する。ループパイプ465は、吐出カバー460に結合されて吐出部200に延び、吐出空間の圧縮冷媒を吐出部200にガイドする。一例として、ループパイプ465は、所定の方向に巻かれた形状を有して丸くなるように延び、前記吐出部200に結合される。
【0065】
圧縮機本体400は、フレーム410をさらに備える。フレーム410は、シリンダー420を固定させる構成であって、別の締結部材によってシリンダー420に締結されることができる。フレーム410は、シリンダー420を取り囲むように配置される。すなわち、シリンダー420は、フレーム410の内側に収容されるように位置できる。そして、吐出カバー460は、フレーム410の前面に結合されることができる。
【0066】
一方、開放された吐出バルブ461を介して排出した高圧のガス冷媒のうち、少なくとも一部のガス冷媒は、シリンダー420とフレーム410とが結合された部分の空間を介してシリンダー420の外周面側に流動されることができる。
【0067】
そして、冷媒は、シリンダー420に形成されたガス流入部及びノズル部を介してシリンダー420の内部に流入する。流入した冷媒は、ピストン430とシリンダー420との間の空間に流動されて、ピストン430の外周面がシリンダー420の内周面から離隔するようにする。したがって、流入した冷媒は、ピストン430が往復運動する間にシリンダー420との摩擦を減少させる「ガスベアリング」として機能できる。
【0068】
モータアセンブリ440は、フレーム410に固定されてシリンダー420を取り囲むように配置されるアウターステータ441、443、445と、アウターステータ441、443、445の内側に離隔して配置されるインナーステータ448、及びアウターステータ441、443、445とインナーステータ448との間の空間に位置する永久磁石446を備える。
【0069】
永久磁石446は、アウターステータ441、443、445及びインナーステータ448との相互電磁気力によって直線往復運動できる。そして、永久磁石446は、1個の極を有する単一磁石から構成されるか、3個の極を有する多数の磁石が結合されて構成されることができる。
【0070】
永久磁石446は、接続部材438によってピストン430に結合されることができる。詳細に、接続部材438は、ピストンフランジ部432に結合されて、永久磁石446に向かって折り曲げて延びることができる。永久磁石446が往復運動することによって、ピストン430は、永久磁石446と共に軸方向に往復運動できる。
【0071】
そして、モータアセンブリ440は、永久磁石446を接続部材438に固定するための固定部材447をさらに備える。固定部材447には、ガラス繊維または炭素繊維と樹脂(resin)とが混合されて構成されることができる。固定部材447は、永久磁石446の外側を取り囲むように提供されて、永久磁石446と接続部材438との結合状態を堅く維持させることができる。
【0072】
アウターステータ441、443、445は、コイル巻線体443、445及びステータコア441を備える。
【0073】
コイル巻線体443、445は、ボビン443及びボビン443の円周方向に巻線されたコイル445を備える。コイル445の断面は、多角形の形状を有することができ、一例として六角形の形状を有することができる。
【0074】
ステータコア441は、複数のラミーネーション(lamination)が円周方向に積層されて構成され、コイル巻線体443、445を取り囲むように配置されることができる。
【0075】
アウターステータ441、443、445の一側には、ステータカバー449が提供される。アウターステータ441、443、445の一側部は、フレーム410によって支持され、他側部は、ステータカバー449によって支持されうる。
【0076】
インナーステータ448は、シリンダー420の外周に固定される。そして、インナーステータ448は、複数のラミーネーションがシリンダー420の外側から円周方向へ積層されて構成される。
【0077】
圧縮機本体400は、ピストン430を支持するサポーター437及びサポーター437にスプリング結合されるバックカバー470をさらに備える。
【0078】
サポーター437は、所定の締結部材によって、ピストンフランジ部432及び接続部材438に結合される。
【0079】
バックカバー470の前方には、吸込ガイド部455が結合される。吸込ガイド部455は、吸い込み部100を介して吸い込まれた冷媒を吸い込みマフラー450に流入するように案内する。
【0080】
圧縮機本体400は、ピストン430が共振運動できるように各固有振動数が調節された複数のスプリング476を備える。
【0081】
複数のスプリング476には、サポーター437とステータカバー449との間に支持される第1スプリング(図示せず)、及びサポーター437とバックカバー470との間に支持される第2スプリング(図示せず)を備える。
【0082】
圧縮機本体400は、ベースシェル320に圧縮機本体400を支持するための1対の板スプリング472、474をさらに備える。1対の板スプリング472、474は、第1板スプリング472及び第2板スプリング474からなる。
【0083】
第1板スプリング472は、後述する第1固定部材540に装着され、第2板スプリング474は、後述する第2固定部材560に装着される。これに限定されるものではなく、第1及び第2板スプリング472、474は、圧縮機本体400をベースシェル320に支持できるならば、第1及び第2カバー340、360に結合装着されることも可能でありうる。
【0084】
騷音低減部材520は、ベースシェル320の内壁322を取り囲むように装着される。本実施の形態では、ベースシェル320の内側に騷音低減部材520が装着されるところ、ベースシェル320の厚さが実質的に増加すると見られる。これにより、圧縮機本体400の駆動時、圧縮機本体400から発生する騷音が圧縮機ケーシング300の外に漏れることを顕著に改善できる。
【0085】
このような騷音低減部材520は、0.4T〜1.0Tの厚さを有する鋼板からなることができ、少なくとも1回以上巻かれた円筒状からなる。このために、騷音低減部材520は、ローリングを円滑にするために強い弾性を有するスプリングかわSK5または一般鋼の中で強い弾性を有する鋼SA1010からなることができる。
【0086】
騷音低減部材520は、
図4に示すように巻かれた円筒状からなるように一つの鋼板を数回巻いて形成できる。例として、騷音低減部材520は、少なくとも1回から10回との間で鋼板を巻くように形成できる。
【0087】
一方、
図5に示すように、騷音低減部材530は、複数の円筒部532、534、536を互いに重なるように形成できる。それぞれの円筒部532、534、536は、上述の騷音低減部材520のように強い弾性を有する鋼からなることができる。それぞれの円筒部532、534、536の側面部には、スリット533、535、537が形成される。このようなスリット533、535、537は、それぞれの円筒部532、534、536の製造時に、強い弾性を有する鋼板を巻くときに形成できる。それぞれの円筒部532、534、536は、スリット533、535、537により互いに円滑に重ねられることができる。このように、騷音低減部材530は、複数の円筒部532、534、536を互いに重ねるように形成できる。以下、本実施の形態での騷音低減部材520は、0.4Tの厚さを有し、3回巻かれたと限定して説明する。
【0088】
第1固定部材540は、固定部542、突出部544、スプリング装着部545及びスプリング支持部546を備える。
【0089】
固定部542は、リング状からなり、一端部がベースシェル320の内壁322に固定される。
【0090】
突出部544は、騷音低減部材520を第1固定部材540内に挿入させることができるように、固定部542の他端部から固定部542の半径方向に垂直な方向において所定の厚さを有するように延設される。
【0091】
スプリング装着部545は、突出部544の半径方向に沿って延び、複数備えられる。本実施の形態では、三個のスプリング装着部545が備えられたと限定して説明する。各々のスプリング装着部545は、ボルトなどの締結部材を介して第1板スプリング472と結合される。
【0092】
スプリング支持部546は、第1板スプリング545を支持できるようにスプリング装着部545と同一線上をなすように突出部544の背面に設けられる。
【0093】
このような構造を介して、第1固定部材540は、騷音低減部材520の一端部をベースシェル320の内壁322に固定させ、第1カバー340と結合され、第1板スプリング472を安定して支持できるように装着できる。
【0094】
第2固定部材560は、固定部562及び突出部564を備える。
【0095】
固定部562は、第1固定部材540の固定部542のように一端部がベースシェル320の内壁322に固定される。
【0096】
突出部564は、騷音低減部材520を第2固定部材560内に挿入させることができるように、固定部562の他端部から固定部562の半径方向に垂直な方向において所定の厚さを有するように延設される。
【0097】
このような構造により、第2固定部材560は、騷音低減部材520の他端部をベースシェル320の内壁322に固定させ、第2カバー360と結合される。また、第2固定部材560には、前述した第2板スプリング474が装着される。図示していないが、第2固定部材560にも第1固定部材540のようなスプリング装着部545及びスプリング支持部546が形成されることができる。もちろん、板スプリングを安定して支持できる構造であれば、このような板スプリング装着部545及びスプリング支持部546がなくても良いことはもちろんである。
【0098】
本実施の形態では、このような第1及び第2固定部材540、560を介してリニア圧縮機10の駆動時に発生する騷音を防止する騷音低減部材520を圧縮機ケーシング300に安定して装着させることができる。
【0099】
以下、本発明の一実施の形態による騷音低減部材520を備えるリニア圧縮機10の組立方法について詳細に説明する。
【0100】
図11〜
図19は、
図2のリニア圧縮機の組立方法を説明するための図である。
【0101】
図11及び
図12に示すように、まず、ベースシェル320の内壁322の一側に第1固定部材540を装着する。第1固定部材540は、溶接工程Sによりベースシェル320内に固定されることができる。これに限定されるものではなく、第1固定部材540をベースシェル320内に固定できるその他の工程も可能であることはもちろんである。
【0102】
図13に示すように、以後、ベースシェル320の内壁322を取り囲むように騷音低減部材520を装着する。このとき、騷音低減部材520の一端部522は、第1固定部材540に挿入される。
【0103】
図14に示すように、以後、ベースシェル320の内側に圧縮機本体400を装着する。説明の便宜のために、以下の図面において圧縮機本体400は簡略化して表示する。上述したように、このとき、圧縮機本体400の第1板スプリング472(
図3参照)は、第1固定部材540に装着される。
【0104】
図15に示すように、圧縮機本体400をベースシェル320の内側に装着した以後、ベースシェル320の内側に第2固定部材560を装着する。第2固定部材560は、騷音低減部材520の他端部524を挿入できるように、ベースシェル320の内壁322の他側に装着される。このとき、第2固定部材560は、圧入工程によりベースシェル320内に固定されることができる。これに限定されるものではなく、第2固定部材560をベースシェル320内に固定できるその他の工程も可能であることはもちろんである。また、上述したように、圧縮機本体400の第2板スプリング474(
図3参照)は、第2固定部材560に装着される。
【0105】
図16に示すように、以後、第1カバー340を第1固定部材540が装着されたベースシェル320の一側内に内挿する。このとき、第1カバー340は、第1固定部材540に接触されるように装着されることができる。
【0106】
図17に示すように、以後、第2カバー360を第2固定部材560が装着されたベースシェル320の他側内に内挿する。このとき、第2カバー360は、第2固定部材560に接触されるように装着されることができる。一方、第1カバー340及び第2カバー360の装着は、順序が互いに変わっても良い。
【0107】
図18に示すように、第1及び第2カバー340、360は、それぞれベースシェル320と溶接工程Sにより結合される。これに限定されるものではなく、第1及び第2カバー340、360をベースシェル320に結合できるその他の工程も可能であることはもちろんである。これにより、圧縮機本体400は、ベースシェル320の内部に収容されることができる。
【0108】
図19に示すように、以後、第1カバー340には、吸い込み部100が装着され、第2カバー360には、吐出部200が装着されることで、リニア圧縮機10の組立工程が完了する。これにより、吸い込み部100から流入した冷媒は、圧縮機本体400を介して圧縮されて吐出部200を介して排出することができる。
【0109】
以上のような組立工程により、本実施の形態に係るリニア圧縮機10は、圧縮機ケーシング300内に簡単な構造の騷音低減部材520を装着して、圧縮機ケーシング300からの騷音、特に、ベースシェル320から伝達される中周波から高周波(1kHz〜4kHz)の騷音を顕著に低減できる。
【0110】
図20は、本発明の他の実施の形態に係る圧縮機の断面図である。
【0111】
図20に示すように、圧縮機11は、偏心回転されるローラとシリンダーとの間に作動ガスが吸込及び吹き出される圧縮空間が形成され、ローラがシリンダーの内壁に沿って偏心回転されながら冷媒を圧縮させるロータリー圧縮機として備えられる。このようなロータリー圧縮機11は、吸い込み部1002、吐出部1004、圧縮機ケーシング1010、圧縮機本体1110、騷音低減部材1520、第1固定部材1540及び第2固定部材1560を備える。
【0112】
吸い込み部1002は、冷媒を圧縮機ケーシング1010内に流入するためのものであって、圧縮機ケーシング1010の一側面を貫通して装着される。吐出部1004は、流入した冷媒を圧縮機ケーシング1010の外側に吹き出させるためのものであって、圧縮機ケーシング1010の上側を貫通して装着される。
【0113】
圧縮機ケーシング1010は、ロータリー圧縮機11の外観を形成し、ベースシェル1020及びシェルカバー1060を備える。
【0114】
ベースシェル1020は、円筒状であって、開口した一側を有する。ベースシェル1020には、圧縮機本体1110、騷音低減部材1520、第1固定部材1540及び第2固定部材1560等、ロータリー圧縮機11をなす各種部品が装着され、吸い込み部1002が貫通装着される。
【0115】
シェルカバー1060は、ベースシェル1020の開口した一側をカバーして、ベースシェル1020を密閉させる。シェルカバー1060には、吐出部1004が貫通装着される。
【0116】
圧縮機本体1110は、電動器具部1120、第1圧縮部1200及び第2圧縮部1300を備える。
【0117】
電動器具部1120は、ベースシェル1020の内周面に固定される固定子1130、固定子1130の内部に回転可能に配置される回転子1140、及び回転子1140に焼きばめして共に回転する回転軸1150を備える。このような電動器具部1120は、定速モータまたはインバータモータでありうる。
【0118】
回転軸1150は、回転子1140に結合される軸部1160、軸部1160の下端部に左右両側に偏って配置される第1偏心部1170及び第2偏心部1180を備える。
【0119】
第1偏心部1170と第2偏心部1180とは、略180度の位相差をおいて対称的に配置される。そして、第1偏心部1170と第2偏心部1180には、第1ローリングピストン1220と第2ローリングピストン1320とがそれぞれ回転可能に結合されることができる。
【0120】
第1圧縮部1200は、環状に形成されてベースシェル1020の内部に設置され、第1圧縮空間V1を形成する第1シリンダー1210、回転軸1150の第1偏心部1170に回転可能に結合され、第1圧縮空間V1で旋回しながら冷媒を圧縮する第1ローリングピストン1220、第1ローリングピストン1220の外周面に接触され第1シリンダー1210の第1圧縮空間V1を第1吸込室と第1吐出室とに区画する第1ベイン1230、及び第1ベイン1230の一側を弾力支持する第1ベインスプリング1240を備える。
【0121】
第2圧縮部1300は、環状に形成されて、第1シリンダー1210の下側に設置され、第2圧縮空間V2を形成する第2シリンダー1310、回転軸1150の第2偏心部1180に回転可能に結合され第2圧縮空間V2で旋回しながら冷媒を圧縮する第2ローリングピストン1320、第2ローリングピストン1320の外周面に接触され第2シリンダー1310の第2圧縮空間V2を第2吸込室と第2吐出室とに区画する第2ベイン1330、及び第2ベイン1330の一側を弾力支持する第2ベインスプリング1340を備える。
【0122】
第1シリンダー1210には、冷媒を第1圧縮空間V1にガイドする第1シリンダー吸い込み部1250が形成される。そして、第2シリンダー1310には、冷媒を第2圧縮空間V2にガイドする第2シリンダー吸い込み部1350が形成される。
【0123】
圧縮機本体1110は、第1シリンダー1210の上側に提供される上部ベアリング1480、第2シリンダー1310の下側に提供される下部ベアリング1490、及び第1シリンダー1210と第2シリンダー1310との間に提供されて、上部及び下部ベアリング1480、1490と共に第1及び第2圧縮空間を形成する中間プレート1400をさらに備える。
【0124】
上部ベアリング1480及び下部ベアリング1490は、それぞれ円板状に形成され、上部ベアリング1480及び下部ベアリング1490には、回転軸1150が貫通する貫通穴が形成される。
【0125】
圧縮機本体1110は、上部ベアリング1480に提供されて第1シリンダー1210で圧縮された冷媒が吹き出される第1吐出バルブ1480a、及び下部ベアリング1490に提供されて第2シリンダー1310で圧縮された冷媒が吹き出される第2吐出バルブ1490aをさらに備える。
【0126】
そして、圧縮機本体1110は、上部ベアリング1480の上側に提供されて第1吐出バルブ1480aを介して吹き出される冷媒騷音が低減されるようにする第1吐出マフラー1480b、及び下部ベアリング1490の下側に提供されて第2吐出バルブ1490aを介して吹き出される冷媒騷音が低減されるようにする第2吐出マフラー1490bをさらに備える。
【0127】
騷音低減部材1520は、ベースシェル1020と圧縮機本体1110との間に配置されるようにベースシェル1020の内壁に装着される。騷音低減部材1520は、先の実施の形態と似ているので、以下、詳細な説明を省略する。
【0128】
第1及び第2固定部材1540、1560は、騷音低減部材1520をベースシェル1020の内壁に固定するようにベースシェル1020の内部に装着される。このような第1及び第2固定部材1540、1560は、先の実施の形態と同様に固定部及び突出部を備えることができ、第1及び第2固定部材1540、1560もまた、先の実施の形態と似ているので、以下、詳細な説明を省略する。
【0129】
本実施の形態に係るロータリー圧縮機11は、先の実施の形態と同様に圧縮機ケーシング1010内に駆動時に発生する騷音を低減するための簡単な構造の騷音低減部材1520を具備するので、圧縮機ケーシング1010からの騷音、特に、ベースシェル1020から伝達される中周波から高周波(1kHz〜4kHz)の騷音を顕著に低減できる。
【0130】
また、本実施の形態に係るロータリー圧縮機11は、先の実施の形態と同様に第1及び第2固定部材1540、1560を介してこのような騷音低減部材1520を圧縮機ケーシング1010に安定して装着させることができる。
【0131】
このように、本実施の形態に係る圧縮機の騷音を低減するための騷音低減部材1520、及びこのような騷音低減部材1520を装着するための第1及び第2固定部材1540、1560は、ロータリー圧縮機にもまた採用されることができる。
【0132】
図21は、本発明のさらに他の実施の形態に係る圧縮機の断面図である。
【0133】
図21に示すように、圧縮機12は、旋回スクロール(Orbiting Scroll)と固定スクロール(Fixed Scroll)との間に作動ガスが吸込及び吹き出される圧縮空間が形成され、旋回スクロールが固定スクロールに沿って回転しつつ冷媒を圧縮させるスクロール圧縮機(Scroll Compressor)として備えられる。このようなスクロール圧縮機12は、吸い込み部2001、吐出部2003、圧縮機ケーシング2010、圧縮機本体2100、騷音低減部材2520、第1固定部材2560及び第2固定部材2540を備える。
【0134】
吸い込み部2001は、冷媒を圧縮機ケーシング2010内に流入するためのものであって、圧縮機ケーシング2010の一側面を貫通して装着される。吐出部2003は、流入した冷媒を圧縮機ケーシング2010の外側に吹き出させるためのものであって、圧縮機ケーシング2010の上側面を貫通して装着される。
【0135】
圧縮機ケーシング2010は、ベースシェル2020、第1カバー2040及び第2カバー2060を備える。
【0136】
ベースシェル2020は、略円筒状であって、圧縮機本体1110、騷音低減部材1520、第1固定部材1540及び第2固定部材1560等、スクロール圧縮機12をなす各種部品を収容する。このようなベースシェル2020の一側面には、吸い込み部2001が貫通装着される。
【0137】
第1カバー2040は、ベースシェル2020の一側に装着され、ベースシェル2020を支持する。第2カバー2060は、ベースシェル2020の他側に装着され、ベースシェル2020の他側をカバーする。第2カバー2060には、吐出部2003が貫通装着される。
【0138】
圧縮機本体2100は、吐出カバー2105、モータアセンブリ2112、2114、2116、補助ベアリング2117、下部フレーム2118、メインフレーム2120、旋回スクロール2130、固定スクロール2140及び背圧室組立体2150、2160を備える。
【0139】
吐出カバー2105は、第2カバー2060の下側に配置され、圧縮機ケーシング2010の内部空間を吸込空間Sと吐出空間Dとに区画する。ここで、吸込空間Sは、吐出カバー2105の下側であり、吐出空間Dは、吐出カバー2105の上側である。
【0140】
モータアセンブリ2112、2114、2116は、吸込空間Sの下部に備えられる。このようなモータアセンブリ2112、2114、2116は、固定子2112、回転子2114及び回転軸2116を備える。
【0141】
固定子2112は、ベースシェル2020の内壁面に結合される。回転子2114は、固定子2112の内部に回転可能に提供される。回転軸2116は、回転子2114の中心部を貫通するように配置される。
【0142】
補助ベアリング2117は、回転軸2116の下側を回転可能に支持できるようにベースシェル2020の下部に設置される。
【0143】
下部フレーム2118は、回転軸2116を安定して支持できるように補助ベアリング2117に結合される。下部フレーム2118は、ベースシェル2010の内壁に固定される。
【0144】
メインフレーム2120は、回転軸2116の上部を回転可能に支持する。メインフレーム2120は、下部フレーム2118と共にベースシェル2010の内壁に固定される。メインフレーム2120の底面には、下方に突出するメインベアリング部2122が形成される。回転軸2116は、メインベアリング部2122の内部に挿入される。メインベアリング部2122の内壁は、ベアリング面として作用し、円滑な回転軸2116の回転をガイドする。
【0145】
旋回スクロール2130は、メインフレーム2120の上部に配置される。このような旋回スクロール2130は、略円板状を有し、メインフレーム2120に置かれる第1鏡板部2133、及び第1鏡板部2133から延びて螺旋状に形成される旋回ラップ2134を備える。
【0146】
第1鏡板部2133は、旋回スクロール2130の本体であって旋回スクロール2130の下部を形成し、旋回ラップ2134は、第1鏡板部2133から上方に延びて旋回スクロール2130の上部を形成する。そして、旋回ラップ2134は、後述する固定スクロール2140の固定ラップ2144と共に圧縮室を形成する。
【0147】
旋回スクロール2130の第1鏡板部2133は、メインフレーム2120の上面に支持された状態で旋回駆動するようになるが、第1鏡板部2133とメインフレーム2120との間には、オルダムリング2136が設置されて旋回スクロール2130の自転を防止する。そして、旋回スクロール2130の第1鏡板部2133の底面には、回転軸2116の上部が挿入されるボス部2138が提供されて、回転軸2116の回転力が旋回スクロール2130に容易に伝達される。
【0148】
固定スクロール2140は、旋回スクロール2130の上側に配置され、旋回スクロール2130と噛み合う。このような固定スクロール2140は、円板状に形成される第2鏡板部2143及び第2鏡板部2143から第1鏡板部2133に向かって延びて、旋回スクロール2130の旋回ラップ2134と噛み合う固定ラップ2144が含まれる。第2鏡板部2143は、固定スクロール2140の本体であって、固定スクロール2140の上部を形成し、固定ラップ2144は、第2鏡板部2143から下方に延びて固定スクロール2140の下部を形成する。固定ラップ2144の端部は、第1鏡板部2133に接するように配置され、旋回ラップ2134の端部は、第2鏡板部2143に接するように配置されることができる。
【0149】
背圧室組立体2150、2160は、固定スクロール2140の上側に提供され、固定スクロール2140の第2鏡板部2143の上部に固定される。このような背圧室組立体2150、2160は、背圧プレート2150及び背圧プレート2150に分離可能に結合されるフローティングプレート2160を備える。
【0150】
騷音低減部材2520は、ベースシェル2020と圧縮機本体2100との間に配置されるように、ベースシェル2020の内壁に装着される。騷音低減部材2520は、先の実施の形態と似ているので、以下、詳細な説明を省略する。
【0151】
第1及び第2固定部材2540、2560は、騷音低減部材2520をベースシェル2020の内壁に固定するように、ベースシェル2020の内部に装着される。このような第1及び第2固定部材2540、2560は、先の実施の形態と同様に固定部及び突出部を備えることができ、第1及び第2固定部材2540、2560もまた先の実施の形態と似ているので、以下、詳細な説明を省略する。
【0152】
本実施の形態に係るスクロール圧縮機12は、先の実施の形態と同様に、圧縮機ケーシング2010内に駆動時に発生する騷音を低減するための簡単な構造の騷音低減部材2520を具備するので、圧縮機ケーシング2010からの騷音、特に、ベースシェル2020から伝達される中周波から高周波(1kHz〜4kHz)の騷音を顕著に低減できる。
【0153】
また、本実施の形態に係るスクロール圧縮機12は、先の実施の形態と同様に、第1及び第2固定部材2540、2560を介してこのような騷音低減部材2520を圧縮機ケーシング2010に安定して装着させることができる。
【0154】
このように、本実施の形態に係る圧縮機の騷音を低減するための騷音低減部材2520、及びこのような騷音低減部材2520を装着するための第1及び第2固定部材2540、2560は、スクロール圧縮機にもまた採用されることができる。
【0155】
以上では、本発明の実施の形態について図示し説明したが、本発明は、上述した特定の実施の形態に限定されるものではなく、請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱せずに当該発明が属する技術分野における通常の知識を有した者によって多様な変形実施が可能なことはもちろんで、このような変形実施は、本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならない。
【0156】
1 冷蔵庫
10、11 圧縮機
12 スクロール圧縮機
20 凝縮器
25 凝縮ファン
30 ドライヤ
40 膨脹装置
50 蒸発器50
55 蒸発ファン
100 吸い込み部
148 インナーステータ
200 吐出部
300 圧縮機ケーシング
320 ベースシェル
322 内壁
340 第1カバー
360 第2カバー
400 圧縮機本体
410 フレーム
420 シリンダー
430 ピストン
431 ピストン本体
432 ピストンフランジ部
433 吸込孔
435 吸込バルブ
437 サポーター
438 接続部材
440 モータアセンブリ
441 ステータコア
443 ボビン443
445 コイル
446 永久磁石
447 固定部材
449 ステータカバー
450 吸い込みマフラー
451 第1マフラー
453 第2マフラー
455 吸込ガイド部
460 吐出カバー
461 吐出バルブ
462 バルブスプリング
463 ストッパー
465 ループパイプ
470 バックカバー
472 第1板スプリング
474 第2板スプリング
476 スプリング
500 騷音低減部材
520 騷音低減部材
532、534、536 円筒部
533、535、537 スリット
540 第1固定部材
542 固定部
544 突出部
545 スプリング装着部
546 スプリング支持部
560 第2固定部材
562 固定部
564 突出部
1002 吸い込み部
1004 吐出部
1010 圧縮機ケーシング
1020 ベースシェル
1060 シェルカバー
1110 圧縮機本体
1120 電動器具部
1130 固定子
1140 回転子
1150 回転軸
1160 軸部
1170 第1偏心部
1180 第2偏心部
1200 第1圧縮部
1210 第1シリンダー
1220 第1ローリングピストン
1230 第1ベイン
1240 第1ベインスプリング
1250 第1シリンダー吸い込み部
1300 第2圧縮部
1310 第2シリンダー
1320 第2ローリングピストン
1330 第2ベイン
1340 第2ベインスプリング
1350 第2シリンダー吸い込み部
1400 中間プレート
1480 上部ベアリング
1480a 第1吐出バルブ
1480b 第1吐出マフラー
1490 下部ベアリング
1490a 第2吐出バルブ
1490b 第2吐出マフラー
1520 騷音低減部材
1540 第1固定部材
1560 第2固定部材
2001 吸い込み部
2003 吐出部
2010 圧縮機ケーシング
2020 ベースシェル
2040 第1カバー
2060 第2カバー
2100 圧縮機本体
2105 吐出カバー
2112 固定子
2114 回転子
2116 回転軸
2117 補助ベアリング
2118 下部フレーム
2120 メインフレーム
2122 メインベアリング部
2130 旋回スクロール
2133 第1鏡板部
2134 旋回ラップ
2136 オルダムリング
2138 ボス部
2140 固定スクロール
2143 第2鏡板部
2144 固定ラップ
2150 背圧プレート
2160 フローティングプレート
2520 騷音低減部材
2540 第2固定部材
2560 第1固定部材