【課題を解決するための手段】
【0011】
これらの目的のうち少なくとも1つは、添付の特許請求の範囲に記載されたアセンブリおよび方法で達成される。
【0012】
本発明の第1の態様により、複数のフレキシブル容器を格納するアセンブリが提供され、アセンブリは、列状のフレキシブル容器を担持するように構成された1つ以上の細長いガイド要素を備え、ガイド要素は、実質的に管状の構成で維持されながら、管状構成によって形成される内部に容器を格納するように構成される。ガイド要素は、実質的に管状の構成で維持されながら、管状構成によって形成される内部に容器を格納するように構成される。ガイド要素を管状構成に構成することにより、容器を、管状構成によって既定される内部に保持することが可能である。こうして容器は、例えば輸送中および/または保管中に、ガイド要素によって保護され得る。容器保護のためにガイド要素を用いることにより、別個のパッケージングステップが省かれるか簡略化され得る。これは、製造元(例えば容器製造工場)および目的地(例えば容器に食品を充填する工場)の両方の場所での容器の取り扱いを容易にする。
【0013】
フレキシブル容器は、フレキシブルフィルムパウチ等のフレキシブルフィルム材製の容器であってよい。さらに、容器に分注スパウトを配設して容器のネック部を形成し、空の容器を充填する、または充填済み容器を空にすることを可能にしてもよい。ガイド要素は、容器の分注スパウトを担持するように構成されてもよい。しかし、本発明の別の実施形態において、ガイド要素は容器の別の部分を担持するように構成されてもよい。
【0014】
本発明の実施形態において、ガイド要素は円筒形構成(例えば、それぞれ円、楕円、放物線、双曲線、矩形によって規定される断面を持つ円柱、楕円柱、放物柱、双曲柱または角柱、または、より一般的には、nが3から∞までの範囲である、n個の角のプリズム)に配置されるように構成される。さらに、ガイド要素は実質的に管状構成に配置され、それは、ガイド要素が閉じた周囲を形成する必要がないということを意味する。本発明の実施形態において、ガイド要素は開いた周囲を形成し、例えば、管状構成の全長に沿った開口部を有する。
【0015】
本発明の実施形態において、ガイド要素は、保護的構成に配置されることを可能にするように構成され、ガイド要素は容器を完全に包み込む。別の実施形態において、ガイド要素はフレキシブル容器を部分的にのみ覆うが、それは例えばガイド要素が容器を部分的にのみ包囲する場合である。
【0016】
本発明の実施形態において、1つのガイド要素のみが用いられる。例えば、ガイド要素が屈曲可能である場合、ガイド要素は螺旋軌道を形成するように配置されてもよい。ガイド要素が螺旋形状に配置される場合、ガイド要素は管状構成を構成し、その内部に一列の容器が安全に保持され得る。
【0017】
別の実施形態において、アセンブリは複数の細長いガイド要素を備え、その上に複数の列状の分注スパウトが担持され得る。複数のガイド要素は、管状要素の内面に横並びに配置されてもよく、それは例えば管要素内部にガイド要素を取り付けて、ガイド要素を管状要素と一体に形成するか、または、ガイド要素を管内に自由に配置すること(すなわちガイド要素を管状要素に固着せず)によってなされる。後者の場合、ガイド要素は、以降に説明するように相互に連結(相互接続)されてもよい。好ましくは、管状要素は可撓性材料製であり、ガイド要素が管状構成と、任意の他の構成の間で動くことを可能にし、任意の他の構成は、例えば、ガイド要素が平面に延在する平面構成である。管状構成では容器はガイド要素によって保護される(例えば保管または輸送段階中)のに対し、非管状構成では、容器はより容易に取り扱われ得る(例えば充填段階中)。
【0018】
本発明の実施形態によれば、複数のガイド要素それぞれは螺旋形状に配置されてもよく、その結果、管状構成内に容器の複数の螺旋列が形成される。別の実施形態において、ガイド要素は平行に配置された直線的要素である。また、直線的ガイド要素は、以降に説明するように、容器が、管状構成の内部で略螺旋軌道に沿って延在するような順序で取り付けられることを可能にする。
【0019】
ガイド要素が1つのみである実施形態と、ガイド要素が複数ある実施形態は両形態とも、容器が管状構成の内側に積み重なることを可能にする。積み重ねは、重ね合わせ方式または非重ね合わせ方式のいずれかで実行され得る。いずれの場合にも、比較的大量の容器が、比較的小さく実質的に管状の体積で安全に保管され得る。これは輸送および保管コストの見地から有益であり、および/または容器の取り扱いを容易にし、および/または包装材の必要性を低減する、もしくは排除さえする。
【0020】
上記に説明したように、ガイド要素は互いに連結(相互接続)されてもよい。本発明の実施形態において、相互接続は、ガイド要素に1つ以上の連結要素が配設されることによって達成される。連結要素は、隣接するガイド要素を解除可能に連結するように構成されることができ、よって、例えばガイド要素が充填機によって処理される必要があるときに、ガイド要素は連結解除され得る。本発明の実施形態において、1つ以上の連結要素は、ガイド要素が管状構成から、非管状構成、例えば実質的に平坦な配置に動かされることを可能にするように構成される。特定の実施形態において、ガイド要素は第1側部に配置された第1連結要素(例えば雄型要素)と、第1側部の反対側の第2側部に配置された第2連結要素(例えば雌型要素)を含む。第1(雄型)および第2(雌型)要素は、ガイド要素を連結するために相互に係合してもよい。第1および第2連結要素はスナップ接続を提供するように構成されてもよい。これは、ガイド要素がスナップ動作により容易に連結または連結解除され得ることを意味する。任意の他のタイプの連結も想定される。
【0021】
別の実施形態において、連結要素は、ガイド要素の長手方向に実質的に直交する方向にガイド要素の一方または両方を動かすことにより、隣接するガイド要素を連結解除するように構成される。ガイド要素を連結解除するために、別の方向への実質的な動きは必要ない。これは、ガイド要素が容器で満たされ、容器が管状構成内に幾分重ね合された状態の場合でも、ガイド要素が連結解除されて別個に処理され得るという利点を持つ。
【0022】
好ましくは連結要素は、関連するガイド要素が回動可能に連結されることを可能にする。こうしてガイド要素は相互に回動可能となり、ガイド要素の構成を折り込むまたは展開することができる。例えば、複数のガイド要素は、ガイド要素が実質的に管状の構成内に延在する格納位置と、複数のガイド要素が若干湾曲した、または平面に延在する作動位置の間で回動可能となるように構成されてもよい。
【0023】
本発明の別の実施形態において、連結要素はキャリアシートを備える。キャリアシートは剛性材料製でもよく、または好ましくは可撓性材料製であってよい。複数のガイド要素がキャリアシートの片面に取り付けられるか、または一体に形成される。シートはガイド要素を相互接続する。シートが可撓性材料製である場合、シートはガイド要素が異なる構成間で移動すること、すなわち、管状構成と、例えば実質的に平面の構成等の非管状構成との間で移動することを可能にする。例えば、隣接するガイド要素間の可撓性シート材は、ガイド要素が相互に回動され得るように回動要素として働いてもよい。別の実施形態において、連結要素は、隣接するガイド要素間に取り付けられた可撓性材料片で形成されてもよく、可撓性材料は、ガイド要素が相互に回動することを可能にする。
【0024】
管状配置においてガイド要素は、径方向における容器への保護を提供してもよい。軸方向において管状構成は開いたままであり、したがって、第1(組の)容器と最終(組の)容器は軸方向に影響され得る。管状構成の内側を軸方向においても保護するために、アセンブリは第1カバー要素および/または第2カバー要素を備えてもよく、カバー要素は、ガイド要素の対向する自由両端部に着脱自在に取り付けられる。カバー要素は、ガイド要素の両端部に締結されて取り付けられるエンドキャップであってよい。例えば、カバー要素は管状構成の外端部の形状に適合する形状の多少剛性の材料で作製され、その結果、エンドキャップは、ガイド要素に、外端部の上からスライドさせることにより取り付けられることができる。
【0025】
別の実施形態において、ガイド要素の管状構成の内側はスリーブによって保護され、スリーブは例えば弾性スリーブ、好ましくは収縮スリーブであり、ガイド要素の周囲に配置される。スリーブは、アセンブリを部分的に、または好ましくは完全に覆うよう、環状構成の周囲に配置される。ガイド要素によって形成される管の周囲で収縮した収縮スリーブは(例えば熱収縮工程で)、外部からの影響に対するアセンブリ内側の優れた保護を提供して容器にクリーンな状態を保たせるばかりでなく、容器が不用意に開封されていないことを実証する手段も提供する。
【0026】
管状構成の端部を覆う上記に説明したカバー要素に戻ると、カバー要素は、平坦な支持面へのアセンブリの安定した配置を可能にするように構成されてもよい。平坦な支持面の例は、床、積載台、パレット等である。別の実施形態において、カバー要素は、ガイド要素の第1のアセンブリのカバー要素が、ガイド要素の第2のアセンブリのカバー要素上に安定して配置されることを可能にするように構成される。この構成において管状アセンブリは、単に他のアセンブリ上に配置されることにより積層され得る。これは、アセンブリの保管と輸送を容易にする。アセンブリがパレットまたは同様な移動可能な支持台上に配置されている場合は特に、多数の容器が持ち上げられて、迅速且つ確実な方式で車両に積載され得る。この機能性を提供するカバー要素の一例は、カバー要素が本質的に多角形の断面を有している場合である。多角形の直線状の側部は、任意の平面、例えば積載台や別のアセンブリの多角形のカバー要素の直線状側部へのアセンブリの安定した配置を提供する。
【0027】
例えば、全容器が、充填機によって充填されるために取り外され、アセンブリが空にされると、残ったガイド要素は畳まれて、回収されてさらなるセットの容器用に再使用される。本発明の実施形態において、カバー要素は、アセンブリを積み重ね可能に、および/または空の場合に畳めるように構成される。
【0028】
ガイド要素は、一列のフレキシブル容器を担持するように構成される。本発明の実施形態において、ガイド要素は、本質的にU字型の断面を有する細長い部分である。U字型部分の長手方向自由端は、それぞれ対応する個数の容器の1つ以上のスパウトを案内し支持する内向きに延在するフランジ部分を構成し、さらにU字型部分の長手自由端は、それぞれ外向きに延在する連結要素を有し、1つ以上の隣接するガイド要素と連結する。
【0029】
本発明の別の態様により、ガイド要素が提供され、ガイド要素は、隣接するガイド要素を相互連結するように構成された連結要素を備える。ガイド要素は、第1側部に配置された第1連結要素と、第1側部の反対側の第2側部に配置された第2連結要素を備えてもよい。ガイド要素の第1連結要素は、別の連結要素の第2連結要素に係合するように構成される。1つの実施形態によれば、連結要素は、ガイド要素の最大幅(w)よりも奥まった位置に配置される。好ましくは連結要素は、ガイド要素の第1連結要素と第2連結要素間の距離がガイド要素の最大幅(w)よりも小さくなるように配置される。これにより、連結要素間のピッチは比較的小さく保たれる一方で、ガイド要素の幅を比較的大きくする(これは、適正に把持されるように比較的大きな幅のガイド要素が要求される標準型装置によってガイド要素が取り扱われる場合に有益であり得る)ことができ、アセンブリの格納能力を増加させる(すなわち、管状構成内に格納され得る容器の個数を増加させる)。更なる利点は、ガイド要素はピッチに対して広幅であり、したがって、管状構成の内側に格納された容器の改善された保護を提供できるということである。好適な実施形態において、ガイド要素の側部(側壁)は断面が略S字形である。矩形波、正弦波等、別の断面形状の側壁も有用であり得る。
【0030】
フレキシブル容器は、本明細書に記載されたようにアセンブリ内に容易に格納され得る形状であればよい。フレキシブル容器は、可撓性材料の2つ以上の壁を備えたタイプであってよく、壁は互いに向き合って縁に沿って接合され、1つの縁には分注スパウトが配設されている。ガイド要素の管状構成の内側に適正に収容されるために、分注スパウトに隣接した容器の壁の接合された縁は、概ね湾曲した凹形状をしており、スパウトの凹形状は管状構成の内側輪郭に対応する。
【0031】
本発明は、1つ以上のガイド要素のアセンブリの使用にも関し、そのアセンブリは、複数のフレキシブル容器を格納するための、本明細書に規定されるアセンブリであり、1つ以上のガイド要素を実質的に管状の構成に維持し、1つ以上の列状のフレキシブル容器を、1つ以上のガイド要素に挿入することを含む。
【0032】
本発明の別の態様によれば、複数のフレキシブル容器を格納する方法が提供される。容器は分注スパウトを備えていてもよく、本発明に記載される仕様により構成される。方法は、実質的に管状の構成を形成するための1つ以上のガイド要素を含み、ガイド要素は、容器を、実質的に管状の構成の内部に格納するように構成される。方法は、複数のガイド要素を相互接続し、次にガイド要素を、例えば回動させるまたは折り畳むことによって、実質的に管状の構成内へ変位させることを含んでもよい。ガイド要素が管状構成内に配置されると、方法は、複数のフレキシブル容器を管状構成内に移動させることを含む。方法は、
a)管状構成に配置された複数のガイド要素の第1ガイド要素の正面に第1容器を配置し、
b)第1容器、例えば第1容器のスパウトを第1ガイド要素に案内し、
c)他の容器を、他のガイド要素の正面に位置決めし、
d)他の容器、例えば他の容器のスパウトを、他のガイド要素に案内し、
e)全容器に関して、さらに他の容器をガイド要素内に案内することを繰り返す、
ことを含んでもよい。
【0033】
別の態様によれば、本発明に規定されるアセンブリからフレキシブル容器を取り外す方法が提示される。この方法は、
a)複数のガイド要素のうち1つから、容器をガイド要素から外すように案内し、
b)複数のガイド要素のうち他の1つからの他の容器を、ガイド要素から外すように案内し、
c)全容器が取り外されるまで、ガイド要素からさらに他の容器を案内することを繰り返す、
ことを含む。
【0034】
本発明のさらなる特徴は、その種々の好適な実施形態の添付の記述で明らかにされる。記述において、添付の図面が参照される。