(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記マクロ管理過程を遂行するステップは、前記プロジェクトメッセージスレッドに開始日と締切日を通じて定義される日程タイムライン及び日程評点を有する日程客体を関連させるステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の階層的プロジェクト管理装置。
マクロ管理ブロックに、プロジェクト、及び、前記プロジェクトと関連したプロジェクトメッセージスレッドを生成し、前記プロジェクトメッセージスレッドに、前記プロジェクトの単位業務として業務客体のコンテナを含むノート客体を関連させるマクロ管理過程を遂行するステップと、
マイクロ管理ブロックに前記ノート客体と関連した業務メッセージスレッドを生成し、前記業務メッセージスレッドに前記業務客体を関連させ、前記業務客体が生成される度に前記マイクロ管理ブロックに前記業務客体を挿入して互いに異なる業務評価接近権を有するマクロ管理ブロック及びマイクロ管理ブロックの間のツリー構造を更新するマイクロ管理過程を遂行するステップと、を含む階層的プロジェクト管理方法に関するコンピュータプログラムであって、コンピュータにより実行することができるコンピュータプログラムを記録した、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
【発明を実施するための形態】
【0030】
本発明に関する説明は構造的または機能的説明のための実施形態に過ぎないので、本発明の権利範囲は本文に説明された実施形態により制限的に解析されてはならない。即ち、実施形態は多様な変更が可能であり、多様な形態を有することができるので、本発明の権利範囲は技術的思想を実現することができる均等物を含むものとして理解されなければならない。また、本発明で提示された目的または効果は、特定の実施形態がこれを全部含まなければならないとか、そのような効果のみを含まなければならないという意味ではないので、本発明の権利範囲はこれによって制限されるものとして理解されてはならない。
【0031】
一方、本出願で叙述される用語の意味は、次のように理解されるべきである。
【0032】
“第1”、“第2”などの用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別するためのものであって、これら用語により権利範囲が限定されてはならない。例えば、第1構成要素は第2構成要素として命名されることができ、同様に第2構成要素も第1構成要素として命名できる。
【0033】
ある構成要素が他の構成要素に“連結されて”いると言及された時には、該他の構成要素に直接的に連結されることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもあると理解されるべきである。一方、ある構成要素が他の構成要素に“直接連結されて”いると言及された時には、中間に他の構成要素が存在しないことと理解されるべきである。一方、構成要素の間の関係を説明する他の表現、即ち“〜間に”と“直ぐ〜間に”または“〜に隣り合う”と“〜に直接隣り合う”なども同様に解析されるべきである。
【0034】
単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味を有しない限り、複数の表現を含むと理解されるべきであり、“含む”または“有する”などの用語は実施された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、1つまたはその以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないことと理解されるべきである。
【0035】
各ステップにおいて、識別符号(例えば、a、b、cなど)は説明の便宜のために使われるものであって、識別符号は各ステップの順序を説明するものでなく、各ステップは、文脈上、明白に特定順序を記載しない限り、明記した順序と異なるように起こることがある。即ち、各ステップは明記した順序と同一に起こることもあり、実質的に同時に遂行されることもあり、反対の順に遂行されることもある。
【0036】
本発明はコンピュータにより読み取り可能な記録媒体にコンピュータにより読み取り可能なコードとして具現されることができ、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体はコンピュータシステムにより読み取り可能なデータが格納される全ての種類の記録装置を含む。コンピュータにより読み取り可能な記録媒体の例には、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ格納装置などがある。また、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体はネットワークにより連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータにより読み取り可能なコードが格納され、実行できる。
【0037】
ここに使われる全ての用語は異なるように定義されない限り、本発明が属する分野で通常の知識を有する者により一般的に理解されるものと同一な意味を有する。一般的に使われる辞典に定義されている用語は、関連技術の文脈上の意味と一致するものとして解析されなければならず、本出願で明白に定義しない限り、理想的であるか、または過度に形式的な意味を有するものとして解析できない。
【0038】
図1は、本発明の一実施形態に係る階層的プロジェクト管理システムを説明する図である。
【0039】
図1を参照すると、階層的プロジェクト管理システム100は階層的プロジェクト管理装置110及びユーザ端末120を含み、これらはネットワークを介して連結できる。
【0040】
階層的プロジェクト管理装置110は、ユーザ端末120と連結されて階層的プロジェクト管理を遂行することができるコンピュータ装置に該当する。一実施形態において、階層的プロジェクト管理装置110は、ユーザ端末120と関連したユーザが構成員として含まれる少なくとも一つの構成員グループを管理することができ、少なくとも一つのユーザ端末120を通じて構成される構成員グループから転送されるメッセージをグループ化したメッセージスレッドを管理することができる。一実施形態において、メッセージスレッドはインターネットメッセンジャーの対話室で具現されることができ、他の一実施形態において、オンライン掲示板の掲示物を通じて具現できる。
【0041】
一実施形態において、階層的プロジェクト管理装置110は、ユーザ端末120に設置されたプロジェクト管理メッセージングエージェントを通じてユーザ端末120と連結できる。一実施形態において、プロジェクト管理メッセージングエージェントは、ユーザ端末120に設置されれば、ユーザ端末120の承認下にユーザ端末120と階層的プロジェクト管理装置110がネットワークを介して連結されて相互連動できるようにするソフトウェアであるエージェントプログラムに該当する。
【0042】
ユーザ端末120は、階層的プロジェクト管理装置110と連結されたコンピューティング装置に該当し、例えば、デスクトップ、ノートブック、タブレットPC、またはスマートフォンで具現できる。一実施形態において、第1ユーザ端末120aはモバイル端末に該当することができ、階層的プロジェクト管理装置110とセルラー通信またはワイファイ通信を通じて連結できる。他の一実施形態において、第2ユーザ端末120bはデスクトップに該当することができ、階層的プロジェクト管理装置110とインターネットを介して連結できる。
【0043】
図2は、
図1の階層的プロジェクト管理装置を示すブロック図である。
【0044】
図2を参照すると、階層的プロジェクト管理装置110は、プロセッサ210、メモリー220、ユーザ入出力部230、及びネットワーク入出力部240を含むことができる。
【0045】
プロセッサ210は、
図4の階層的プロジェクト管理プロシージャが実行できるプロジェクト管理実行器212、プロジェクト管理実行器により読み取りまたは書き込みされるメモリー220にあるマクロ及びマイクロ管理ブロック222、224を管理することができるメモリー管理者214、及びメモリー220にある揮発性メモリーと不揮発性メモリーとの間の同期化時間をスケジュールすることができるメモリー同期スケジューラー216を含むことができる。プロセッサ210は、階層的プロジェクト管理装置110の動作の全般を制御することができ、メモリー220、ユーザ入出力部230、及びネットワーク入出力部240の間のデータの流れを制御することができる。プロセッサ210は、階層的プロジェクト管理装置110のCPU(Central Processing Unit)で具現できる。
【0046】
メモリー220は、SSD(Solid State Disk)またはHDD(Hard Disk Drive)のような不揮発性メモリーで具現されて階層的プロジェクト管理装置110に必要なデータ全般を格納することに使われる補助記憶装置を含むことができ、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリーで具現された主記憶装置を含むことができる。このように、メモリー220は揮発性及び不揮発性メモリーで具現されることができ、もし、不揮発性メモリーで具現されれば、ハイパーリンクを通じて連結されるように具現できる。
【0047】
メモリー220は、マクロ管理ブロック222及びマイクロ管理ブロック224を含むことができる。このような内容は
図3を参照してより詳しく説明する。
【0048】
図3は、
図2のメモリーの資料構造を示す図である。
【0049】
メモリー220は、互いに異なる業務評価接近権を有するマクロ管理ブロック222及びマイクロ管理ブロック224を格納することができる。一実施形態において、業務評価接近権は該当管理ブロック(マクロ管理ブロック222またはマイクロ管理ブロック224)に格納され、業務評価のための業務評価データに読み取り/書き込みを遂行することができるアクセス権限に該当し、少なくとも一つの特定ユーザに与えられれば、該当ユーザ情報と関連して格納できる。
【0050】
マクロ管理ブロック222は、プロジェクト管理ブロック222a、プロジェクトメッセージスレッド管理ブロック222b、日程客体管理ブロック222c、及びノート客体管理ブロック222dを含むことができる。プロジェクト管理ブロック222aにはプロジェクト(Porject)310が格納されることができ、プロジェクトメッセージスレッド管理ブロック222bには特定プロジェクト310に固有に関連したプロジェクトメッセージスレッド(Porject Message Thread)320が格納されることができ、日程客体管理ブロック222cには特定プロジェクトメッセージスレッド320と一対多に関連できる少なくとも一つの日程客体(Schedule Object)330が格納されることができ、ノート客体管理ブロック222dにはプロジェクトメッセージスレッド320または日程客体330と一対多に関連できる少なくとも一つのノート客体(Note Object)340が格納できる。一実施形態において、マクロ管理ブロック222はプロジェクトメッセージスレッド320と関連した少なくとも一つのマルチメディアファイル客体及び添付ファイル客体の各々を格納するマルチメディアファイル客体管理ブロック(図示せず)及び添付ファイル管理ブロック(図示せず)をさらに含むことができる。
【0051】
例えば、プロジェクト管理ブロック222aに格納されたプロジェクトPJ#1は該当プロジェクトの生成によって固有に生成されたプロジェクトメッセージスレッドPMT #1と一対一に関連することができ、プロジェクトメッセージスレッド管理ブロック222bに格納され、プロジェクト管理ブロック222aを通じて接近できるプロジェクトメッセージスレッドPMT #1は複数のノート客体NO#1、NO#2、及び複数の日程客体SO#1、…、SO#Jと一対多に関連できる。日程客体管理ブロック222cに格納され、プロジェクトメッセージスレッド管理ブロック222bを通じて接近できる日程客体SO#1は、複数のノート客体NO#3、…、NO#Kと一対多に関連することができ、ノート客体管理ブロック222dに格納され、プロジェクトメッセージスレッド管理ブロック222bまたは日程客体管理ブロック222cを通じて接近できるノート客体NO#1は、複数の業務メッセージスレッドWMT #1、WMT #2、及び業務客体WO #2と一対多に関連できる(
図3で、表記されたN、J、K、L、及びMは自然数で、相互同一または相異する値を有することができる)。
【0052】
マイクロ管理ブロック224は、業務メッセージスレッド管理ブロック224a及び業務客体管理ブロック224bを含むことができる。業務メッセージスレッド管理ブロック224aには、ノート客体340、マルチメディアファイル客体、または添付ファイル客体と関連した少なくとも一つの業務メッセージスレッド(Work Message Thread)350が格納されることができ、業務客体管理ブロック224bはノート客体340または業務メッセージスレッド350と関連した少なくとも一つの業務客体(Work Object)360が格納できる。例えば、業務メッセージスレッド管理ブロック224aに格納され、ノート客体340または日程客体330と関連し、ノート客体管理ブロック222dを通じて接近できる業務メッセージスレッドWMT#1は、複数の業務客体WO#1、WO#2、…、WO#Mと一対多に関連することができ、複数の業務客体WO#1、WO#2、…、WO#Mの各々は業務客体管理ブロック224bに格納され、業務メッセージスレッド管理ブロック224aを通じて接近できる。
【0053】
メモリー220はユーザ端末120と関連したユーザ情報が格納されるユーザメモリーブロックをさらに含むことができ、ここで、ユーザ情報はユーザの名前(対話名)、メッセンジャーID、パスワード、構成員として所属された構成員グループ、参加中のプロジェクト、及び業務評価ポイント情報のうち、少なくとも一つを含むことができる。
【0054】
ユーザ入出力部230はユーザ入力を受信するための環境及びユーザに特定情報(例えば、プロジェクト評価データ)を出力するための環境を含み、例えば、マウス、トラックボール、タッチパッド、グラフィックタブレット、スキャナー、タッチスクリーン、キーボード、またはポインティング装置のようなアダプターを含む入力装置及びモニター、またはタッチスクリーンのようなアダプターを含む出力装置を含むことができる。一実施形態において、ユーザ入出力部230は遠隔接続を通じて接続されるコンピュータ装置に該当することができ、そのような場合、階層的プロジェクト管理装置110はサーバーとして遂行できる。
【0055】
ネットワーク入出力部240はネットワークを介してユーザ端末120と連結するための環境を含み、例えば、LAN(Local Area Network)通信のためのアダプターを含むことができる
【0056】
図4は、
図2のプロセッサの機能要素を示すブロック図である。
【0057】
図4を参照すると、プロセッサ210は、マクロ管理過程遂行部410、制御部420、及びマイクロ管理過程遂行部430を含むことができる。
【0058】
プロセッサ210は、マクロ管理ブロック222及びマイクロ管理ブロック224の間のツリー構造関連性を制御することができる。前述したように、マクロ管理ブロック222とマイクロ管理ブロック224とは相互間に一対多に関連できるツリー構造を有することができ、プロセッサ210はこれら間の関連性を制御することができる。一実施形態において、プロセッサ210は特定プロジェクト310と関連して、該当関連した業務客体360の生成または削除が発生すれば、マクロ管理ブロック222及びマイクロ管理ブロック224の間のツリー構造を更新することができる。例えば、プロセッサ210はノート客体NO#1と関連した業務客体WO#2が削除されれば、マクロ管理ブロック222にあるノート客体NO#1とマイクロ管理ブロック224にある業務客体WO#2との間の連結を解除させ、マクロ管理ブロック222及びマイクロ管理ブロック224の間のツリー構造を更新することができる。
【0059】
マクロ管理過程遂行部410は、マクロ管理過程を遂行することができる。一実施形態において、マクロ管理過程は効率良いプロジェクト進行を目的として遂行される巨視的観点の管理過程であって、マクロ管理ブロック222と関連したプロジェクト310、プロジェクトメッセージスレッド320、日程客体330、及びノート客体340のうち、少なくとも一つに関する生成、修正、及び削除を含むデータ管理過程、プロジェクト進行の効率性を高めるためにプロジェクト参加構成員にプロジェクト関連進行の要求、リマインド、及び関連情報提供を含む進行管理過程及びプロジェクトの全般に関する評価を含む評価管理過程のうち、少なくとも一つを含むことができる。
【0060】
より詳しくは、マクロ管理過程遂行部410は次のようなマクロ管理過程を遂行することができる。
【0061】
マクロ管理過程遂行部410は、マクロ管理ブロック222にプロジェクト310及び該当プロジェクト310と関連したプロジェクトメッセージスレッド320を生成することができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、ユーザのプロジェクト生成権を通じて特定プロジェクト310及び該当特定プロジェクト310と一対一に関連したプロジェクトメッセージスレッド320を各々生成してマクロ管理ブロック222に格納することができ、ここで、プロジェクト生成権は少なくとも一つのユーザ全てに与えられるか、またはスーパー管理者とスーパー管理者により指定された少なくとも一つのサブ管理者(例えば、チーム長)に与えられることができる。
【0062】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410はプロジェクトメッセージスレッド320に参加される少なくとも一つのユーザの各々に該当プロジェクト310と関連したマクロ及びマイクロ管理ブロック222、224に対する業務遂行接近権を与えることができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410はメッセンジャーのプロジェクト対話室で具現されたプロジェクトメッセージスレッド320に参加中のユーザに該当プロジェクト310の進行過程に参加できる業務遂行接近権を与えることができ、該当ユーザが該当プロジェクト対話室から出れば、該当ユーザに該当業務遂行接近権を与えないように再設定することができる。マクロ及びマイクロ管理過程遂行部410、430は、ユーザの業務遂行接近権を通じて該当プロジェクトメッセージスレッド320と関連した少なくとも一つのノート客体340または日程客体330を生成するか、または既に生成されたノート客体340と関連した業務客体360を生成するなどのユーザ業務遂行に従うデータ管理過程を遂行することができる。
【0063】
マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクトメッセージスレッド320にノート客体340を関連させることができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、ユーザ端末120に設置されたプロジェクト管理メッセージングエージェント(例えば、プロジェクト管理メッセンジャー)でプロジェクトメッセージスレッド320を視覚化したプロジェクトメッセージスレッドインターフェース710を介してユーザ端末120から該当プロジェクト310に関する新規ノート客体生成要請を受信することができ、ユーザ端末120から受信されたノート情報に基づいてノート名称、ノート内容、ノート生成者、及びノート関連者(ノート生成者により該当ノート内容に関する主要参加者として指定された少なくとも一つのユーザ)のうち、少なくとも一つを含むノート客体340を生成して該当プロジェクトメッセージスレッド320に関連させることができる。
【0064】
ここで、ノート客体340は該当プロジェクト310の単位業務として業務客体360のコンテナを含み、例えば、自身または自身と関連した業務メッセージスレッド350を通じて生成される業務客体360と一対多に関連した該当業務客体360の上位ノードに該当することができる。
【0065】
マクロ管理過程遂行部410は、ノート客体340を該当プロジェクトメッセージスレッド320で直接的に接近されることができ、テキストメッセージまたはメディアメッセージと区別される独立的なノートメッセージとして該当プロジェクトメッセージスレッド320に追加して該当ノート客体340を生成することができる。例えば、ノート客体340の各々はメッセンジャーの対話室で具現されたプロジェクトメッセージスレッド320で該当対話室に参加する構成員によりノートメッセージとして接近されることができ、一般的なテキストメッセージに該当する対話メッセージと写真や映像メッセージのようなメディアメッセージと区別されるノートメッセージ客体に該当することができる。
【0066】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、該当プロジェクトメッセージスレッド320と関連したノート客体340の生成個数に基づいて該当プロジェクト310に関する重要性を決定し、スーパー管理者に該当重要性に関する情報を提供することができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は関連したノート客体340の生成個数が第1基準範囲、第2基準範囲、または第3基準範囲にあるか否かによって該当プロジェクト310の重要性を‘上’、‘中’、‘下’のうちの一つに決定することができ、決定された重要性情報をユーザ端末120に提供してユーザ端末120が重要性の高い特定プロジェクト310を強調して視覚化するか、または該当ユーザと関連したプロジェクトリストのうち、優先的に表示するようにすることができる。
【0067】
マクロ管理過程遂行部410は、特定プロジェクトメッセージスレッド320と関連したノート客体340の生成個数または該当業務メッセージスレッド350の更新頻度が特定基準以下であれば、該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じて該当プロジェクトメッセージスレッド320と関連した新規ノート客体の生成を推奨するノート客体生成推奨メッセージを提供することができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は、特定プロジェクト310と関連して該当関連したノート客体340の記録数が足りない場合、該当プロジェクトメッセージスレッド320に作成が推奨されるノート客体340の基準個数対比現在生成個数に関する情報を提供してノート記録を促すノート客体生成推奨メッセージを追加することができる。
【0068】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、ノート客体生成推奨メッセージの提供の有無を決定するためにプロジェクト生成者から指定されたノート客体340の基準個数をプロジェクト生成日から期間別に比例するように反映することができる。
【0069】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は特定プロジェクトメッセージスレッド320と関連したノート客体340の個数及び該当業務メッセージスレッド350の最後のメッセージ処理時間を考慮して以下の式(数1)(数1において、n
sは該当プロジェクト310に関して作成が推奨されるノート客体生成基準個数に該当し、スーパー管理者やサブ管理者により設定及び調整されることができ、nは該当プロジェクトメッセージスレッド320と関連したノート客体340の生成個数を意味し、m
avgは該当関連した業務メッセージスレッド350の最後のメッセージ処理時間の平均値を意味する)に基づいて該当プロジェクト310に関するノート客体生成推奨メッセージの提供の有無を決定することができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は、特定プロジェクト310と関連して、n
sが5個に設定された場合(n
s=5)、関連したノート客体340の生成個数が3個であり(n=3)、該当ノート客体340と関連した2個の業務メッセージスレッド350の最後のメッセージ更新時点が各々72時間前と50時間前に該当すれば(m
avg=61)、ノート客体生成推奨メッセージ決定指数(d)を1.22として算出して、ノート生成推奨メッセージの提供を決定することができる(ここで、該当決定指数(d)が1以上であれば提供することに、1未満であれば提供しないことに決定することができる)。
【0071】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、ノート客体生成推奨メッセージに対する応答として新規ノート客体の即時生成または特定時間以後の新規ノート客体生成に関する予約と関連したノート客体生成推奨応答メッセージを受信することができる。一実施形態において、ノート客体生成推奨応答メッセージは、該当応答を遂行した応答者により指定された特定時間と臨時ノート名を含むことができる。マクロ管理過程遂行部410は、受信されたノート客体生成推奨応答メッセージが特定時間以後の新規ノート客体生成に関する予約と関連すれば、該当特定時間以後の時点に到達した時、該当応答者をノート生成者として含み、該当臨時ノート名を含むノート客体340を生成して、該当業務メッセージスレッド350にノートメッセージとして自動に追加することができ、該当ノート生成者に該当ノート客体340の作成を完了することを促すノート作成完了要求メッセージをさらに提供することができる。一実施形態において、応答者により別途のユーザが予約ノート完成者に指定された場合には、該当別途のユーザに該当ノート客体340の修正権限を与えることができる。
【0072】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、特定時間区間の間、特定ノート客体340に従属的な業務客体360の予約点数の和が特定基準以上であれば、該当ノート客体340を該当プロジェクト310の主要ノート活動に設定することができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じて該当設定に関して知らせることができ、ユーザ端末120に該当設定情報を提供してユーザ端末120が主要ノート活動であることを強調する視覚的表示をするようにすることができる。ここで、予約点数は業務客体360に含まれ、該当業務客体360に関して該当業務生成者を通じて評価できる点数の最大上限である最大目標点数を意味し、このような内容は業務客体360に関する説明でより詳細に叙述する。
【0073】
マクロ管理過程遂行部410は、生成されたプロジェクトメッセージスレッド320に開始日と締切日を通じて定義される日程タイムラインを有する少なくとも一つの日程客体330を関連させることができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、ユーザ端末120に設置されたプロジェクト管理メッセージエージェントのプロジェクトメッセージスレッドインターフェース710を介してユーザ端末120から該当プロジェクト310に関する新しい日程客体生成要請を受信することができ、ユーザ端末120から受信された日程情報に基づいて日程内容、日程タイムライン、及び日程目標を含む日程客体330を生成して該当プロジェクトメッセージスレッド320にメッセージ客体として追加することができる。一実施形態において、日程目標はユーザにより定量的または定性的に入力できる目標値と現在達成値を含むことができ、マクロ管理過程遂行部410は目標値と最近に更新された現在達成値との比較を通じて目標を完了したか否か、及び目標近接程度を近似的に判断することができる。
【0074】
一実施形態において、日程客体330は日程生成者により日程を受ける対象が指定されることができ、特定プロジェクト310と関連したプロジェクトメッセージスレッド320に参加される全体参加者、または全体参加者のうちの少なくとも一つが日程を受ける対象として指定できる。
【0075】
一実施形態において、日程客体330は該当サブ−業務単位で定義された日程評点を有することができ、例えば、該当日程客体330と関連したノート客体340を通じて生成された業務客体360の業務評点に基づいて定量的に自動算出することができる。他の一実施形態において、日程客体330は業務生成者またはスーパー管理者により定性的に評価され、評価点数上限を有する日程評点を有することができる。
【0076】
マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクトメッセージスレッド320と関連するか、または日程客体330と関連したノート客体340の生成または削除が発生すれば、マクロ管理ブロック222及びマイクロ管理ブロック224の間のツリー構造を再び関連させることができる。
【0077】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、日程客体330の日程タイムラインにある開始日と締切日に基づいて該当日程客体330に関して時系列に分析された日程成果情報を生成することができる。より詳しくは、マクロ管理過程遂行部410は、該当開始日と締切日との間に時系列に分割された少なくとも一つの時間区間の間、該当日程客体330と関連して生成されたノート340の生成個数、該当ノート340と関連したノートメッセージスレッド350のメッセージ処理量、及び該当ノートメッセージスレッド350を通じて生成された業務客体360の生成個数と処理個数のうち、少なくとも一つを検出して該当時間区間の間の日程成果情報として生成することができる。
【0078】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、該当プロジェクトメッセージスレッド320と関連したノート客体340、マルチメディアファイル客体、及び添付ファイルのうち、少なくとも一つに関する登録個数及びプロジェクト関連性を分析して時系列に分析されたプロジェクト成果情報を生成することができ、プロジェクト310の各々に関して総合的に分析された成果情報を生成することもできる。
【0079】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクトメッセージスレッド320に追加されたノート客体340、日程客体330、マルチメディアファイル客体、及び添付ファイルの各々に関して直接接近を通じての照合数に基づいて前記プロジェクト関連性を算出することができ、例えば、プロジェクト参加人員対比該当照合数を各々に関するプロジェクト関連性として算出することができる。他の一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、ノート客体340の各々に関して予め設定された基準個数対比該当業務客体360の生成個数に基づいて該当ノート客体340のプロジェクト関連性を算出することもできる。
【0080】
マクロ管理過程遂行部410は、該当日程客体330の日程デッドラインにある開始日及び締切日に基づいて現在の日程進行状態を決定することができ、日程進行状態が更新される度に該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じて該当日程客体330に関する更新情報を提供してプロジェクト進行効率を増進させることができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、少なくとも一つの日程客体330の各々の処理ステップ別進行状態を通じて該当日程客体330の日程進行状態を示すことができる。例えば、日程客体330の日程進行状態は‘閉じた’、‘去る’、‘進行中’、及び‘予定された’を含むことができる。ここで、‘予定された’はまだ該当日程客体330の開始日が始まる前の日程状態に該当し、‘進行中’は現在進行中の日程状態であって、関連したノート340の生成が可能な日程を意味し、‘去る’は該当日程客体330の締切日が過ぎた日程状態であって、関連したノート340が生成できず、評価されなければならない日程を意味し、‘閉じた’は締切日が過ぎて評価も遂行されて終了した日程状態を意味する(
図8参照)。
【0081】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、各日程客体330に関連したノート340の個数または該当ノートメッセージスレッド350の更新頻度が特定基準以下であれば、該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じて該当日程客体330と関連した新規ノートの生成を推奨するノート生成推奨メッセージを提供することができる。
【0082】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、各日程客体330に関連したノート340の個数または該当ノートメッセージスレッド350の更新頻度が特定基準以下であり、該当日程客体330と関連した日程目標が特定比率以上達成されれば、ノート生成推奨メッセージの代りに、該当日程客体330の完成を推奨する日程完成推奨メッセージを提供することができる。前記において、特定基準や特定比率はスーパー管理者により設定及び調整できる。
【0083】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、少なくとも一つの日程客体330の各々の日程デッドラインに基づいて該当日程客体330の状態を予定状態、進行状態、終了状態、及び評価完了状態のうちの一つに決定することができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、進行状態に決定された日程客体330の場合にもスーパー管理者またはサブ管理者と関連したユーザ端末120から該当日程客体330に関する終了処理要請が受信されれば、該当該当日程客体330が締切日より早期に終了したと判断して終了状態として処理することができる。
【0084】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、少なくとも一つの日程客体330のうち、スーパー管理者により指定された第1及び第2日程客体の日程タイムラインの間を相互関連させて第1日程客体が完了すれば、該当締切日と完了日との間の差に基づいて第2日程客体の日程タイムラインを調整するようにすることができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は、第1日程客体が該当締切日より早く完了すれば、第2日程客体の日程タイムラインにある開始日と締切日を該当差だけ繰り上げるように調整することができ、遅く完了すれば、それだけ遅延されるように調整することができる。
【0085】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、該当締切日と完了日との間の差を該当日程客体330に関する日程評価に反映することができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は、該当締切日より特定日数(例えば、5日)だけ早く完了した日程客体330の日程評点に該当特定日数に該当する比率(例えば、10%)を加算するようにすることができる。
【0086】
マクロ管理過程遂行部410は、スーパー管理者の業務評価接近権を通じてプロジェクト310を評価することができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクトメッセージスレッド320に参加される少なくとも一つのユーザの各々を該当プロジェクト310の実務者または観察者として関連させることができ、該当プロジェクト生成者または該当プロジェクト生成者により指定された特定観察者に該当プロジェクト310を評価するためのスーパー管理者としての業務評価接近権を与えることができる。例えば、観察者に指定されたユーザのうちの一人が該当プロジェクト310に関する評価者に該当するスーパー管理者に指定されて、該当評価者にスーパー管理者の業務評価接近権が与えられることができ、チーム員に指定された実務者のうちの一人がサブ管理者としてのチーム長に指定されることができ、スーパー管理者は評価者として該当プロジェクト310に関する評価を通じて被評価者としてのサブ管理者に該当プロジェクト310の遂行内容に対するプロジェクト評点を与えるようにすることができる。
【0087】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、スーパー管理者と関連したユーザ端末120から受信された該当プロジェクト310に関する評価に基づいて該当プロジェクト310の定性的プロジェクト評点を与えることができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は、評価の遂行過程で、プロジェクト生成者により予め指定されたプロジェクト評価最大点数を上限にするプロジェクト評価点数をスーパー管理者から受信することができる。
【0088】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、該当プロジェクト310と関連したノート客体340の生成個数、該当ノート客体340を通じて生成された業務客体の生成回数、処理回数、及び処理期間に基づいて該当プロジェクト310の定量的プロジェクト評点を算出することができる。
【0089】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、該当プロジェクト310に関する定性的プロジェクト評点と定量的プロジェクト評点に基づいて該当プロジェクト310に関する総合的な評価点数を算出することができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は、該当定性的プロジェクト評点と定量的プロジェクト評点を合算または平均するか、または加重値によって演算処理して、該当プロジェクト310に関する総合的な評価点数を算出することができる。マクロ管理過程遂行部410は、該当プロジェクト310に関する総合的な評価点数が算出されれば、該当総合的な評価点数をユーザ端末120に提供して、該当プロジェクト310のリーダであるチーム長または該当プロジェクト参加者全員が確認するようにすることができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、前記のような総合的な評価点数の算出過程を日程客体330別に遂行することもできる。
【0090】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクト310が終了する前まで該当定量的プロジェクト評点を特定周期で更新し、更新された定量的プロジェクト評点を向上させるための特定プロジェクト活動を選別して、該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じて推薦することができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、定量的プロジェクト評点の算出基準を分析してノート客体340の新規生成、既に生成されたノート客体340と関連した業務客体360の新規生成、既に生成された業務客体360の早い処理、及び該当プロジェクトメッセージスレッド320に処理されたメッセージ処理量の向上のうちの一つを前記特定プロジェクト活動に決定することができる。例えば、マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクト310が終了処理されるか、またはスーパー管理者による定性的プロジェクト評点を受信する前まで24時間周期で該当プロジェクト310の定量的プロジェクト評点を更新することができ、現在まで算出された定量的プロジェクト評点と関連して該当定量的プロジェクト評点の算出基準を満たさない特定活動数値(例えば、(i)ノート客体340の生成個数、(ii)各ノート客体340と関連した業務客体360の生成個数、(iii)該当業務客体360の業務進行状態、及び(iv)該当プロジェクトメッセージスレッド320に処理されたメッセージ処理量のうちの一つ)を検出して、該当活動数値を改善するための特定プロジェクト活動(例えば、(i)ノート客体340の新規生成、(ii)既に生成されたノート客体340と関連した業務客体360の新規生成、(iii)既に生成された業務客体360の早い処理、及び(iv)該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じての意思疎通メッセージ量の増加のうちの一つ)を定量的プロジェクト評点を向上させるための特定プロジェクト活動に選別することができ、該当特定プロジェクト活動を推奨するプロジェクト活動推奨メッセージを該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じて提供することができる。
【0091】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、特定プロジェクト310に関する評価が完了すれば、該当関連した全ての日程客体330と関連して定義された日程タイムラインと実際に完了した日程タイムラインとの間の分析に基づいて、該当プロジェクト310に参加する全体参加者に関する業務協同性(cooperativity)を自動に評価することができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクト310別に評価された業務協同性の評価結果を全体業務協同性平均結果と比較分析して、上位特定パーセント比率(例えば、20%)対比、ある程度の位置にあるかに対する模範業務協同性を演算してユーザ端末120に提供することもできる。
【0092】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、少なくとも一つのノート客体340にあるノート内容または少なくとも一つの日程客体330にある日程内容、日程タイムライン、及び日程目標のうち、少なくとも一つに関する情報が修正されれば、該当プロジェクトメッセージスレッド320に該当変更情報及び該当ノート客体340または日程客体330に接近するための接近リンクを含むお知らせメッセージを追加することができる。マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクトメッセージスレッド320にある日程客体330またはノート客体340が更新される度に、該当参加者にメッセージとして通報することができる。
【0093】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、特定プロジェクトメッセージスレッド320と関連していない特定ノート客体340、日程客体330、マルチメディアファイル、及び添付ファイルのうちの一つに関する登録要請が受信されれば、該当要請の特定ノート客体340、マルチメディアファイル、または添付ファイルを生成し、新しいプロジェクト310及び該当プロジェクト310と関連したプロジェクトメッセージスレッド320を生成して、該当プロジェクトメッセージスレッド320と該当要請のノート客体340、マルチメディアファイル、または添付ファイルを関連させることができる。マクロ管理過程遂行部410は、新しいプロジェクト310の生成によって該当マクロ管理ブロック222及び該当マイクロ管理ブロック224の間のツリー構造を生成し、相互間の関連性を制御することができる。
【0094】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクト生成者またはスーパー管理者により該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じて該当プロジェクト310に対する終了処理要請が受信されれば、該当プロジェクト310を終了処理し、該当プロジェクトメッセージスレッド320を通じての新規ノート客体340の生成を制限することができる。
【0095】
一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクトメッセージスレッド320を通じて該当プロジェクトメッセージスレッド320と従属的に関連したマルチメディアファイル客体及び添付ファイルのうち、少なくとも一つが生成されれば、これをマクロ管理ブロック222に格納し、該当プロジェクトメッセージスレッド320にメディアメッセージまたは添付ファイルメッセージとして追加することができる。
【0096】
制御部420はプロセッサ210の動作全般を制御することができ、マクロ管理過程遂行部410とマイクロ管理過程遂行部430との間のデータ流れを制御することができる。
【0097】
マイクロ管理過程遂行部430は、マイクロ管理過程を遂行することができる。一実施形態において、マイクロ管理過程は効率良い業務管理を目的で遂行される微視的観点の管理過程であって、マイクロ管理ブロック224と関連し、特定ノート客体340、マルチメディアファイル客体、または添付ファイルに従属的な業務メッセージスレッド350、及び業務客体360のうち、少なくとも一つに関する生成、修正、及び削除を含むデータ管理過程、業務客体360に関する業務管理の効率性を高めるために関連構成員に業務関連進行の要求、リマインド、及び関連情報提供を含む進行管理過程、及び業務客体360を含む業務の全般に関する評価を含む評価管理過程のうち、少なくとも一つを含むことができる。
【0098】
より詳しくは、マイクロ管理過程遂行部430は、次のようなマイクロ管理過程を遂行することができる。
【0099】
マイクロ管理過程遂行部430は、マイクロ管理ブロック224にノート客体340と関連した業務メッセージスレッド350を生成し、該当業務メッセージスレッド350に業務客体360を関連させることができる。一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、ノート客体340と関連した業務メッセージスレッド350の新規生成要請が受信されれば、該当ノート客体340と関連し、該当業務生成者と業務処理者との間に既に生成された対話室が存在するか否かを確認し、もし存在すると確認されれば、ユーザ端末120から受信された業務情報に基づいて生成された業務客体360を該当対話室の業務メッセージスレッド350と関連させ、もし存在しないと確認されれば、該当ノート客体340と関連した該当業務生成者と業務処理者との間の対話室を新しく生成して該当業務メッセージスレッド350と関連させることができる。
【0100】
マイクロ管理過程遂行部430は、業務客体360が生成される度にマイクロ管理ブロック224に該当業務客体360を挿入して該当ツリー構造を更新することができる。一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、ユーザ要請に基づいて特定プロジェクトメッセージスレッド320を通じてユーザにより転送されたマルチメディアファイル客体または添付ファイル客体と関連した業務メッセージスレッド350を生成し、該当業務メッセージスレッド350に業務客体360を関連させることもできる。
【0101】
マイクロ管理過程遂行部430は、業務生成者、業務処理者、及び業務評点を含み、該当業務処理者によりフィードバックできる業務客体360を生成することができる。より詳しくは、マイクロ管理過程遂行部430は、業務客体360が生成されれば、該当ノート客体340と関連した該当業務生成者と業務処理者との間の業務メッセージスレッド350を生成して、該当業務メッセージスレッド350に該当業務客体360をメッセージ客体として関連させることができる。ここで、業務生成者は該当業務の生成を要請したユーザ端末120と関連したユーザに該当し、業務処理者は該当業務生成者により該当業務を処理する対象として指定されたユーザに該当し、業務評点は該当業務が完了すれば、該当業務生成者により評価できる評価点数の最大上限を意味する評価予約点数と実際に評価された点数を意味する評価点数を含むことができる。これによって、一実施形態において、業務生成者は対話室内で業務メッセージで表現された業務客体360を通じて業務処理者に業務を指示または評価することができる。
【0102】
マイクロ管理過程遂行部430は、処理ステップ別進行状態を示す業務進行状態を含む業務客体360の進行を遂行することができる。より詳しくは、マイクロ管理過程遂行部430は、業務生成者及び業務処理者のうちの一方による要請と他方による応答を反映して業務処理ダイヤグラムに予め決定された業務進行状態を更新し、関連した業務メッセージスレッド350を更新する方式により業務客体360の進行を遂行することができる。一実施形態において、業務進行状態は、‘新しい’、‘する中’、‘済み’、及び‘確認’を含むことができる。‘新しい’は業務客体360が新しく生成された状態を示し、‘する中’は業務処理者が該当業務客体360を処理中の状態を示し、‘済み’は業務処理者が該当業務客体360を完了した状態で、業務生成者から業務完了に対するインタラクションを待つ状態を示し、‘確認’は業務生成者が業務処理者の完了した業務客体360を確認した状態を示す。
【0103】
マイクロ管理過程遂行部430は、業務生成者と業務処理者との間の応答関係で具現される業務客体関連応答を通じて該当業務客体360の業務進行状態を更新することができる。一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、プロジェクト管理メッセージングエージェントにある業務客体360に関する制御インターフェースを介して業務生成者または業務処理者と関連したユーザ端末120から業務関連応答を受信することができる。ここで、業務客体関連応答は業務生成者または業務処理者と関連したユーザ端末120により応答できる業務客体に関する応答に該当し、一実施形態において、該当業務客体の現在業務処理状態によって、業務確認応答、業務完了応答、及び業務評価応答のうち、少なくとも一つを含むことができる。例えば、マイクロ管理過程遂行部430は、業務進行状態が‘新しい’状態に該当する業務客体360に関して業務処理者に該当する構成員から業務インタラクションを受信すれば、該当業務進行状態を次の進行状態である‘する中’状態に更新することができる。マイクロ管理過程遂行部430は、業務客体関連応答を受信すれば、現在業務処理状態を決定し、関連した業務メッセージスレッド350を更新することができる。
【0104】
マイクロ管理過程遂行部430は、業務客体360の進行を遂行して最終的に業務生成者の業務評価接近権を通じて該当業務客体360を評価することができる。一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、現在業務進行状態が‘済み’状態である業務客体360に関して、該当業務生成者と関連したユーザ端末120から業務客体関連応答のうちの一つである業務評価応答を受信することができ、該当業務評価応答に含まれ、該当業務生成者により指定された業務評点を該当業務客体360の業務評点として与えることができる。一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、該当プロジェクト310を生成したプロジェクト生成者により指定された特定実務者または該当業務客体360を生成した業務生成者に該当業務客体360を評価するためのユーザに業務生成者としての業務評価接近権を与えることができ、該当業務評価接近権が与えられたユーザから該当業務客体360に関する業務処理者の業務内容を評価するための業務評点を受信することができる。
【0105】
マイクロ管理過程遂行部430は、業務メッセージスレッド350を通じて業務客体360と関連し、該当業務進行状態が完了するまで特定反復基準に従って該当業務進行状態の完了を要請するリマインドメッセージを提供することができる。より詳しくは、マイクロ管理過程遂行部430は、業務客体集合で予め設定されたリマインド条件を満たす少なくとも一つの業務客体360を検出して、検出された業務客体の各々と関連したリマインドメッセージを生成することができ、生成されたリマインドメッセージを特定反復基準(例えば、12時間周期で転送)によって各業務客体360で業務処理者として指定されたユーザと関連したユーザ端末120に提供することができ、リマインドメッセージが提供される度にカウントされた提供回数を該当業務客体360と関連させて格納することができる。一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、業務客体360の業務処理状態及び業務締切期限に基づいて特定反復基準を決定して、該当基準に従ってリマインドメッセージを生成することができる。
【0106】
マイクロ管理過程遂行部430は、リマインド業務客体集合にあるリマインド業務客体に関するリマインド内容とリマインド回数を含むリマインドメッセージを生成して、該当リマインド業務客体と関連した業務処理者、業務生成者、及び業務参照者のうち、少なくとも一つに提供することができる。ここで、リマインド内容は該当業務客体360に関する業務生成者、業務処理者及び業務内容、業務進行状態及び締切期限のうち、少なくとも一つに関する要約情報を含むことができ、リマインド回数は何番目のリマインドに該当するかを示す。マイクロ管理過程遂行部430は、リマインド業務客体別にリマインド遂行回数を累積カウントしてリマインド回数に関して演算処理することができる。
【0107】
一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、リマインドメッセージを該当業務客体360と関連した業務メッセージスレッド350を通じて提供することができる。マイクロ管理過程遂行部430は、生成されたリマインドメッセージを関連した業務メッセージスレッド360に業務メッセージとして追加する方式により提供するか、またはプロジェクト管理インターフェース600を介してリマインド業務客体に関する業務概要及び業務客体接近リンクを含むリストを提供する方式により提供することができる。一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、特定業務客体360と関連したリマインドメッセージに対する該当業務処理者の応答に基づいて該当業務客体360の業務進行状態を変更処理することができる。
【0108】
一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、業務客体360の業務進行状態に従う締切期限までの差の日数が特定条件を満たすか否かを確認してリマインド緊急性を判断することができ、緊急であると判断されれば、該当業務客体360のリマインドメッセージ提供頻度を増加させることができる。
【0109】
マイクロ管理過程遂行部430は、提供されたリマインドメッセージの提供回数に基づいて業務反応速度を算出して該当業務評点に含めることができる。ここで、業務反応速度は、業務処理者が何番目のリマインドメッセージにインタラクションして業務客体360の業務進行状態を変更させたかを示し、算出された値が小さいほど該当業務処理者が早くインタラクションして業務を処理したことを意味することができる。例えば、リマインドメッセージが2回提供された後、業務処理者が該当リマインドメッセージに応答して業務処理状態を変更したら、該当業務客体360に関する業務反応速度は2として算出できる。
【0110】
一実施形態において、マイクロ管理過程遂行部430は、業務客体360の各々に関して業務進行状態別に業務処理者の業務反応速度を算出することができ、関連した全ての業務客体360に関して該当業務処理者の平均業務反応速度を算出することができる。マイクロ管理過程遂行部430は、平均業務反応速度を個人別に算出することができ、チーム別に算出することもできる。
【0111】
図5は、
図2のプロセッサによって遂行される階層的プロジェクト管理プロシージャを説明するフローチャートである。
【0112】
図5で、マクロ管理過程遂行部410は、マクロ管理ブロック222にプロジェクト310及び該当プロジェクト310と関連したプロジェクトメッセージスレッド320を生成し(ステップS510)、該当プロジェクトメッセージスレッド320に該当プロジェクト310の単位業務として業務客体360のコンテナを含むノート客体340を関連させる(ステップS520)マクロ管理過程を遂行することができる。一実施形態において、マクロ管理過程遂行部410は、プロジェクトメッセージスレッド320に開始日と締切日を通じて定義される日程タイムラインを有する少なくとも一つの日程客体330を関連させることができ、このような場合、ノート客体340はプロジェクトメッセージスレッド320または日程客体330と関連できる。
【0113】
マイクロ管理過程遂行部420は、マイクロ管理ブロック224に該当ノート客体340と関連した業務メッセージスレッド350を生成し(ステップS530)、該当業務メッセージスレッド350に業務客体360を関連させ(ステップS540)、業務客体360が生成される度にマイクロ管理ブロック222に該当ノート客体340を挿入して該当ツリー構造を更新(ステップS550)するマイクロ管理過程を遂行することができる(ステップS520)。
【0114】
図6は、
図1の階層的プロジェクト管理装置が階層的プロジェクト管理データを提供する過程の一実施形態を示す図である。
【0115】
図6で、階層的プロジェクト管理装置110は、ユーザ端末120にマクロ管理ブロック222に格納され、該当ユーザと関連したプロジェクト310、プロジェクトメッセージスレッド320、日程客体330、及びノート客体340に関するマクロ管理過程の遂行結果としてのマクロ管理データとマイクロ管理ブロック224に格納され、業務メッセージスレッド350及び業務客体360に関するマイクロ管理過程の遂行結果としてのマイクロ管理データを含む階層的プロジェクト管理データを提供することができる。これによって、階層的プロジェクト管理装置110は、ユーザ端末120が該当ユーザ端末120に設置されたプロジェクト管理メッセージングエージェントにあるプロジェクト管理インターフェース600を介して該当マクロ管理データとマイクロ管理データをディスプレイするようにすることができ、プロジェクト管理インターフェース600を介して該当ユーザと関連したプロジェクト管理要請を受信してマクロ管理過程やマイクロ管理過程を遂行することができる。
【0116】
ユーザ端末120は、階層的プロジェクト管理装置110から提供を受けた階層的プロジェクト管理データを今日のToDo提供領域610を通じて視覚化させることができる。これによって、ユーザは今日のToDo提供領域610を通じて自身と関連し、リマインドを必要とする業務客体360のリストを確認するか、または該当リマインドメッセージを確認することができる。
【0117】
ユーザ端末120は、階層的プロジェクト管理装置110から提供を受けた階層的プロジェクト管理データに基づいてプロジェクト対話室提供領域620を通じて該当ユーザが参加中のプロジェクトメッセージスレッド320の各々に関してプロジェクト名称、関連した日程客体330の個数、関連したノート客体340の個数、及び接近リンクを含むプロジェクトメッセージスレッドリストを視覚化させることができる。
【0118】
ユーザ端末120は、階層的プロジェクト管理装置110から提供を受けた階層的プロジェクト管理データに基づいてノート提供領域630を通じて該当ユーザが参加中のプロジェクトメッセージスレッド320と関連したノート客体340のノート名称、ノート内容、関連した業務客体360の生成情報、及び接近リンクを含むノートリストを視覚化させることができる。
【0119】
ユーザ端末120は、階層的プロジェクト管理装置110から提供を受けた階層的プロジェクト管理データに基づいて業務メッセージスレッド提供領域640を通じて該当ユーザが業務生成者または業務処理者として関連した業務客体360の業務内容と業務進行状態または該当ユーザがチャット参加者として関連した業務メッセージスレッド350に関する情報を視覚化させることができる。
【0120】
ユーザ端末120は、階層的プロジェクト管理装置110から提供を受けた階層的プロジェクト管理データに基づいて全てのプロジェクトビューボタン625を通じて該当ユーザと関連した全てのプロジェクト310及びノート客体340を視覚化させることができるインターフェースを提供することができる。
【0121】
階層的プロジェクト管理装置110は、前述したように、ユーザ端末120にマクロ管理データを提供してプロジェクト対話室提供領域620及びノート提供領域630を通じてプロジェクト方向性などの巨視的観点の主題が討議されるように支援し、関連したノート客体340または日程客体330の個数やメッセージ処理量をチェックして活動の要求を推奨する推奨メッセージを提供することができ、関連したノート客体340や日程客体330などの新規生成や修正発生時に該当プロジェクトメッセージスレッド320を更新するなどのマクロ管理過程を遂行することができる。
【0122】
また、階層的プロジェクト管理装置110は、前述したように、ユーザ端末120にマイクロ管理データを提供して業務メッセージスレッド提供領域640を通じてプロジェクト単位業務として業務客体360に関する微視的観点の主題が討議されるように支援し、業務客体360の新規生成や修正発生時に該当業務メッセージスレッド350を通じてお知らせメッセージを提供し、業務客体360の業務進行状態が更新されれば、該当業務メッセージスレッド350を更新し、リマインドを必要とする業務客体360に関して該当業務メッセージスレッド350を通じてリマインドメッセージを提供するなどのマイクロ管理過程を遂行することができる。
【0123】
図7は、
図1の階層的プロジェクト管理装置がプロジェクトメッセージスレッドを通じてマクロ管理過程を遂行する過程の一実施形態を示す図である。
【0124】
図7で、階層的プロジェクト管理装置110は、ユーザ端末120にマクロ及びマイクロ管理過程の遂行結果として階層的プロジェクト管理データを提供してユーザ端末120がプロジェクトメッセージスレッドインターフェース710を介して該当マクロ管理過程の遂行結果をディスプレイするようにすることができる。
【0125】
ユーザ端末120は、階層的プロジェクト管理装置110から受信された階層的プロジェクト管理データに基づいて関連日程及びノート個数提供領域712を通じて関連した日程客体330に関する生成個数及び接近リンクを日程進行状態別に提供することができ(例えば、‘閉じた’状態の日程0個、‘去る’状態の日程0個、‘進行中’状態の日程3個、‘予定された’状態の日程0個)、該当日程客体330または該当プロジェクトメッセージスレッド320と関連したノート340、マルチメディアファイル客体(写真)、添付ファイル客体(ファイル)の生成個数及び接近リンクを提供することができる。
【0126】
ユーザ端末120は、階層的プロジェクト管理装置110から受信された階層的プロジェクト管理データに基づいて該当関連したノート客体340に関して識別番号714のようにノートメッセージとして視覚化させることができ、該当関連した日程客体330に関して識別番号716のように日程メッセージとして視覚化させることができ、対話メッセージ入力欄718を通じてユーザ同士間の対話メッセージの入力を受けてダイアログウィンドウに視覚化させることができる。
【0127】
ユーザ端末120は、関連日程及びノート個数提供領域712を通じてユーザにより該当関連した特定日程客体330に関する接近が要請されれば、階層的プロジェクト管理装置110と連動して日程客体リストインターフェース720を介して関連した少なくとも一つの日程客体330に関するリストを視覚化させることができ、該当関連した特定ノート客体340に関する接近が要請されれば、ノート客体リストインターフェース730を介して関連した少なくとも一つの日程客体330に関するリストを視覚化させることができる。
【0128】
ユーザ端末120は、ノート客体リストインターフェース730を介して視覚化されたノート客体リストのうちから特定ノート客体340が選択されれば、ノート客体制御インターフェース740を介して該当ノート客体340に関するノート内容、ノート生成者、ノート作成日、添付ファイルなどに関する情報を視覚化することができる。ユーザ端末120は、開設対話室表示アイコン741を通じて関連した業務メッセージスレッド350の生成個数表示及び接近リンクの提供を支援し、生成業務客体表示アイコン742を通じて関連した業務客体360の生成個数表示及び接近リンクの提供を支援し、お気に入りアイコン743を通じて該当ノート客体340を主要ノート客体に設定するためのユーザ要請を受信することができ、新規対話室生成アイコン744を通じて該当ノート客体340と関連した新しい対話室を生成するためのユーザ要請を受信することができ、新規業務客体生成アイコン745を通じて該当ノート客体340と関連した新しい業務客体360を生成するためのユーザ要請を受信することができる。
【0129】
図8は、
図1の階層的プロジェクト管理装置が業務メッセージスレッドを通じてマイクロ管理過程を遂行する過程の一実施形態を示す図である。
【0130】
階層的プロジェクト管理装置110は、ユーザ端末120に該当ユーザがプロジェクト参加者として関連した業務メッセージスレッド350及び業務客体360に関するマイクロ管理データを提供して該当プロジェクト管理メッセージングエージェントにある業務メッセージスレッドインターフェース800を介して関連情報を視覚化させることができる。
【0131】
業務メッセージスレッドインターフェース800は、主要情報表示欄810、業務客体進行状態表示欄820、メッセージ表示欄830、業務客体生成ボタン840、マルチメディアアップロードメニュー850、ファイルアップロードメニュー860、及びチャットメッセージ入力欄870を含むことができる。
【0132】
ユーザ端末120は、主要情報表示欄810を通じて該当関連したノート客体340に含まれたノート名称、ノート内容、及びノート生成者のうち、少なくとも一つに関して表示することができ、業務客体進行状態表示欄820を通じて該当業務メッセージスレッド350を通じて生成された業務客体360に関して業務進行状態別に生成個数を表示することができ、ユーザ要請によって該当業務客体330に接近するように支援することができる。
【0133】
ユーザ端末120は、メッセージ表示欄830を通じて業務メッセージで表現される業務客体360及び対話メッセージで表現される一般的なチャットメッセージを提供することができ、例えば、業務客体360の場合、識別番号832のように、一般的なチャットメッセージやマルチメディアファイル客体と区分される独立的な業務メッセージで具現され、業務内容、業務生成者、業務処理者、及び業務処理者を含み、該当業務処理者によりフィードバックできる業務進行状態を含む該当業務客体360に関して視覚化することができる(
図8で、業務進行状態と関連して新しい(●〇〇〇)、する中(〇●〇〇)、済み(〇〇●〇)、または確認(〇〇〇●)のように、現在処理ステップに対応するシンボルを通じて現在業務進行状態を示すことができる)。また、ユーザ端末120は、識別番号834のように、リマインド対象としての業務客体360に関する主要内容及び現在業務進行状態を次のステップに変更することができる状態変更ボタン(業務処理者により‘する中(doing)’状態から‘済み(done)’状態に変更可能)を含むリマインドメッセージを提供することができる。
【0134】
ユーザ端末120は、業務客体生成ボタン840を通じて該当業務メッセージスレッド350と関連し、ユーザにより指定された業務生成者、業務処理者、業務内容、及び業務評点に関する業務情報を含む業務客体生成要請を受信して階層的プロジェクト管理装置110に転送することができ、これによって、階層的プロジェクト管理装置110は受信された業務客体生成要請に基づいて業務生成者、業務処理者、業務内容、及び業務評点を含む業務客体360を生成して、該当業務メッセージスレッド350に業務メッセージとして追加することができ、結果的に、ユーザ端末120は識別番号832と類似するように、該当業務客体360を業務メッセージとして対話室内に視覚化させることができる。
【0135】
ユーザ端末120は、マルチメディアアップロードメニュー850及びファイルアップロードメニュー860の各々を通じてマルチメディア及びファイルに関するアップロード要請を受信することができる。ユーザ端末120は、チャットメッセージ入力欄870を通じてユーザから対話を受信して階層的プロジェクト管理装置110に転送することができる。
【0136】
図9a〜9eは、
図1の階層的プロジェクト管理装置がユーザ要請に従う分析を遂行する過程の一実施形態を示す図である。
【0137】
階層的プロジェクト管理装置110は、プロジェクト対話室提供領域620にある分析ボタン650を通じて該当ユーザが参加するプロジェクトメッセージスレッド320と関連した全ての日程客体330、ノート客体340、及び業務客体360に関する分析要請を受信することができ、分析要請が受信されれば、各プロジェクト310に所属された日程客体330またはノート客体340、該当ノート客体340に所属された業務客体360に関する分析を遂行することができ、プロジェクト別に分析結果を演算してユーザ端末120に提供することができる。
【0138】
図9aで、階層的プロジェクト管理装置110は,日程分析を通じて各プロジェクト310別に関連した日程客体330の日程評点に関する分析を遂行することができ、該当分析結果をユーザ端末120に提供してユーザ端末120が日程点数照合インターフェース(
図9a)を介して各プロジェクト310別の日程点数を表示するようにすることができる。階層的プロジェクト管理装置110は、各点数が選択されれば、該当日程客体330に関するリストを提供して、これを表示するようにすることができる。ここで、予約された点数は評価の以前の‘開いた’状態の日程客体330の点数の和を意味し、評価された点数は評価の以後の‘閉じた’状態の日程客体330の点数の和を意味する。
【0139】
図9bで、階層的プロジェクト管理装置110は、ノート分析を通じて各プロジェクト310別に関連したノート客体340の個数に関する分析を遂行することができ、該当分析結果をユーザ端末120に提供してユーザ端末120がノート数分析照合インターフェース(
図9b)を介して各プロジェクト310別のノート個数を表示するようにすることができる。階層的プロジェクト管理装置110は、各点数が選択されれば、該当ノート客体340に関するリストを提供して、これを表示するようにすることができる。
【0140】
図9cで、階層的プロジェクト管理装置110は、業務客体分析(頼み数分析)を通じて各プロジェクト310別に該当関連した業務客体360の個数に関する分析を遂行することができ、該当分析結果をユーザ端末120に提供してユーザ端末120が頼み数分析照合インターフェース(
図9c)を介して各プロジェクト310別に頼み(業務客体360)の生成個数、予約された頼み点数(業務客体360の予約点数)を視覚化するようにすることができる。ここで、確認前の頼み数は、業務処理者により確認される前の状態の業務客体360の個数を意味する。
【0141】
図9dで、階層的プロジェクト管理装置110は、業務評点分析(頼み点数分析)を通じて各プロジェクト310別に該当関連した業務客体360の業務評点に関する分析を遂行することができ、該当分析結果をユーザ端末120に提供してユーザ端末120が頼み点数分析照合インターフェース(
図9d)を介して各プロジェクト310別に評価された頼み点数(業務客体360の業務評点)を視覚化するようにすることができる。
【0142】
図9eで、階層的プロジェクト管理装置110は、業務反応速度分析(処理速度分析)を通じて各プロジェクト310別に該当関連した業務客体360の業務反応速度に関する分析を遂行することができ、該当分析結果をユーザ端末120に提供してユーザ端末120が処理速度分析照合インターフェース(
図9e)を介して各プロジェクト310別に処理された業務反応速度を視覚化するようにすることができる。
【0143】
以上、本出願の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練した通常の技術者は以下の特許請求範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本出願を多様に修正及び変更させることができることを理解することができる。