(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2位置にある前記結合部材は、前記構成要素が前記プローブにロックされるように、前記第1係合要素が前記第1係合軸に沿って解放位置に移動することを防止する請求項1から4のいずれか一項に記載のプローブ。
【発明を実施するための形態】
【0029】
さまざまな実施形態について、以下で図を参照しながら説明する。同じ参照番号は、全体を通して同じ要素を指す。したがって、各図の説明に関して、同じ要素について詳細に説明しない。図は、実施形態の説明を容易にすることを意図するにすぎないことにも留意されたい。図は、特許請求の範囲に記載した発明の網羅的な説明として、または特許請求の範囲に記載した発明の範囲に対する制限として意図されるものではない。さらに、図示の実施形態は、示されるすべての態様または利点を有することを必要とするとは限らない。特定の実施形態に関連して説明する態様または利点は、その実施形態に必ずしも限定されず、そのように図示されていない場合であっても、またはそのように明示的に説明されていない場合であっても、他の任意の実施形態において実施可能である。
【0030】
プローブは、プローブ本体を備える。このプローブ本体は、プローブ本体内の第1プローブチャネルへの第1プローブ開口を備える。代替または追加として、プローブ本体は、プローブ本体内の複数のプローブチャネルへの複数のプローブ開口を有してもよい。たとえば、プローブ本体は、プローブ本体内の第2プローブチャネルへの第2プローブ開口を有していてもよく、および/またはプローブは、プローブ本体内の第3プローブチャネルへの第3プローブ開口を有していてもよく、および/またはプローブ本体は、プローブ本体内の第4プローブチャネルへの第4プローブ開口を有していてもよい。複数のプローブチャネルおよびそれぞれのプローブ開口は、さまざまな目的のために開口およびチャネルを設けていてもよい。たとえば、第1プローブチャネルへの第1プローブ開口は、音を提供することが意図されたものであってもよく、たとえば、第1プローブチャネルはスピーカに接続されていてもよく、第2プローブチャネルへの第2プローブ開口は、録音することが意図されたものであってもよく、たとえば、第2プローブチャネルはマイクロホンに接続されていてもよく、第3プローブチャネルへの第3プローブ開口は、加圧することが意図されたものであってもよく、たとえば、第3プローブチャネルはポンプに接続されていてもよい。複数のプローブチャネルおよびそれぞれのプローブ開口は類似の目的を有してもよく、たとえば、複数のプローブチャネルおよびそれぞれのプローブ開口は、音を提供するおよび/または録音するおよび/または加圧することが意図されたものであってもよい。
【0031】
構成要素は、第1構成要素チャネルへの第1構成要素開口を有する。代替または追加として、構成要素は、複数の構成要素チャネルへの複数の構成要素開口を有していてもよい。たとえば、構成要素は、第2構成要素チャネルへの第2構成要素開口を有していてもよく、および/または構成要素は、第3構成要素チャネルへの第3構成要素開口を有していてもよく、および/または構成要素は、第4構成要素チャネルへの第4構成要素開口を有していてもよい。複数の構成要素チャネルおよびそれぞれの構成要素開口は、さまざまな目的のために開口およびチャネルを設けてもよい。たとえば、第1構成要素チャネルへの第1構成要素開口は、音を提供することが意図されたものであってもよく、たとえば、第1構成要素チャネルは、スピーカに接続されるように構成されていてもよく、第2構成要素チャネルへの第2構成要素開口は、録音することが意図されたものであってもよく、たとえば、第2構成要素チャネルは、マイクロホンに接続されるように構成されていてもよく、第3構成要素チャネルへの第3構成要素開口は、加圧することが意図されたものであってもよく、たとえば、第3構成要素チャネルは、ポンプに接続されるように構成されていてもよい。複数の構成要素チャネルおよびそれぞれの構成要素開口は類似の目的を有していてもよく、たとえば、複数の構成要素チャネルおよびそれぞれの構成要素開口は、音を提供するおよび/または録音するおよび/または加圧することが意図されたものであってもよい。
【0032】
構成要素チャネルは、それぞれのプローブチャネルに接続されていてもよく、たとえば、構成要素開口は、それぞれのプローブ開口に接続されるように構成されていてもよい。たとえば、第1構成要素開口は、第1プローブ開口に接続されるように構成されていてもよく、および/または第2構成要素開口は、第2プローブ開口に接続されるように構成されていてもよく、および/または第3構成要素開口は、第3プローブ開口に接続されるように構成されていてもよく、および/または第4構成要素開口は、第4プローブ開口に接続されるように構成されていてもよい。
【0033】
構成要素を接続することは、第1プローブ開口に第1構成要素開口を接続すること、および/または第2プローブ開口に第2構成要素開口を接続すること、および/または第3プローブ開口に第3構成要素開口を接続すること、および/または第4プローブ開口に第4構成要素開口を接続すること、および/または複数のプローブ開口に複数の構成要素開口を接続することを備え得る。
【0034】
係合要素は、検査プローブに対する構成要素のロッキングを容易にする。プローブ壁内の、貫通穴などの凹部または穴は、係合要素の少なくとも一部を形成し得る。ボールまたは細長い部材は、係合要素の一部を構成または形成し得る。外形が対称的であることによって検査プローブの組み立てが容易になるので、ボールが好ましいことがある。たとえば遠位端に突起を有する可撓性アームは、係合要素の一部を構成または形成し得る。
【0035】
1つ以上の係合要素は、第1係合要素を含む。1つ以上の係合要素は、たとえば構成要素の1つもしくは複数の結合要素またはそれぞれの結合要素と係合するための、第2係合要素、第3係合要素および/または第4係合要素を備え得る。1つ以上の係合要素は、複数の係合要素を含み得る。複数の係合要素は、構成要素と検査プローブとの間のより安定した接続および/または分散した接触力を容易にし得る。
【0036】
構成要素の結合要素は、係合要素と係合するために構成されたような凹部であってもよい。たとえば、結合要素は、たとえば球形の一部を形成する凹部であってもよい。結合要素は、突起、可撓性アームおよび/またはボールであってもよい。
【0037】
第1係合要素、第2係合要素、第3係合要素および/または第4係合要素などの係合要素は、主軸に垂直なそれぞれの係合軸に沿って移動可能であってもよい。たとえば、第2係合要素は、主軸に垂直または略垂直(たとえば±5°)な第2係合軸に沿って移動可能であってもよい。第3係合要素は、主軸に垂直または略垂直(たとえば±5°)な第3係合軸に沿って移動可能であってもよい。第4係合要素は、主軸に垂直または略垂直(たとえば±5°)な第4係合軸に沿って移動可能であってもよい。
【0038】
第1係合要素、第2係合要素、第3係合要素および/または第4係合要素などの係合要素は、結合部材が第1位置にあるとき、それぞれの係合軸に沿って移動可能であってもよい。
【0039】
ロッキング機構は、第1位置と第2位置を有する結合部材を備える。プローブは、結合部材が第2位置にあるときに、構成要素をプローブにロックするように構成され得る。
【0040】
第1位置は、ロック解除位置であってもよい。結合部材が第1位置にあるときに、構成要素は、プローブからの位置を変化させ得る。第2位置は、ロック位置であってもよい。構成要素は、結合部材が第2位置にあるときに、プローブに取り付けられてロックされ得る。
【0041】
第2位置にある結合部材は、第1係合要素、第2係合要素、第3係合要素および/または第4係合要素などの係合要素が第1係合軸、第2係合軸、第3係合軸および/または第4係合軸などの係合軸に沿って解放位置に移動するのを防止し得る。
【0042】
たとえば、第2位置にある結合部材は、構成要素がプローブにロックされるように、1つ以上の係合要素が係合軸に沿って解放位置に移動するのを防止し得る。
【0043】
第1位置にある結合部材は、第1係合要素、第2係合要素、第3係合要素および/または第4係合要素などの1つ以上の係合要素が、1つ以上の係合軸に沿って解放位置に移動するなど、解放位置に移動することを可能にするように構成され得る。たとえば、第1位置にある結合部材は、第1係合要素が第1係合軸に沿って解放位置に移動することを可能にすることができ、および/または第1位置にある結合部材は、第2係合要素が第2係合軸に沿って解放位置に移動することを可能にすることができる。
【0044】
結合部材は、中心軸のまわりでのプローブ本体に対する結合部材の回転によって、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に移動するように構成され得る。結合部材は、10°から360°の範囲内の、例えば10°から40°の範囲内の、例えば20°から30°の範囲内の、例えば25°の角度変位で、第1位置から第2位置に回転され得る。
【0045】
結合部材は、プローブ本体に対する主軸に沿った結合部材の移動によって、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に移動するように構成され得る。
【0046】
主軸に沿った結合部材の移動は、中心軸のまわりでのプローブ本体に対する結合部材の同時回転によって引き起こされることがあり、たとえば、結合部材は、ねじ切りされ得る。あるいは、主軸に沿った結合部材の移動は、結合部材の回転とは無関係であってもよい。
【0047】
結合部材およびプローブ本体は、たとえば、ばねによって付勢され得る。たとえば、結合部材は、第2位置などのロック位置にあるように付勢され得る。
【0048】
結合部材は、結合部材が第2位置にあるときの第1係合軸に沿った第1解放方向における1つ以上の係合要素のための1つ以上のロック止め具を備え得る。たとえば、結合部材は、結合部材が第2位置にあるときの第1係合軸に沿った第1解放方向における第1係合要素のための第1ロック止め具を備える。追加または代替として、結合部材は、結合部材が第2位置にあるときの第2係合軸に沿った第2解放方向における第2係合要素のための第2ロック止め具を備える。第1解放方向および/または第2解放方向などの解放方向は、中心軸から径方向に延びる方向であってもよい。
【0049】
結合部材は、結合部材が第1位置にあるときのそれぞれの解放方向における1つ以上の係合要素のための1つ以上の解放止め具を備え得る。たとえば、結合部材は、結合部材が第1位置にあるときの第1解放方向における第1係合要素のための第1解放止め具を備え得る。追加または代替として、結合部材は、結合部材が第1位置にあるときの第2解放方向における第2係合要素のための第2解放止め具を備え得る。
【0050】
1つ以上の解放止め具は、中心軸までのそれぞれの解放距離を有し得る。1つ以上のロック止め具は、中心軸までのそれぞれのロック距離を有し得る。解放距離は、それぞれのロック距離より長くてもよい。たとえば、第1解放止め具は、中心軸までの第1解放距離を有していてもよく、第1ロック止め具は、中心軸までの第1ロック距離を有していてもよく、第1解放距離は第1ロック距離よりも長い。追加または代替として、第2解放止め具は、中心軸までの第2解放距離を有していてもよく、第2ロック止め具は、中心軸までの第2ロック距離を有していてもよく、第2解放距離は第2ロック距離よりも長い。
【0051】
第1係合要素、第2係合要素、第3係合要素および/または第4係合要素などの1つ以上の係合要素は、突起を備える可撓性アームであってもよい。たとえば、第1係合要素は、突起を備える第1可撓性アームであってもよく、および/または第2係合要素は、突起を備える第2可撓性アームであってもよく、および/または第3係合要素は、突起を備える第3可撓性アームであってもよく、および/または第4係合要素は、突起を備える第4可撓性アームであってもよい。
【0052】
第1係合要素、第2係合要素、第3係合要素および/または第4係合要素などの1つ以上の係合要素は、ボールであってもよい。ボールは球形状であってもよい。
【0053】
たとえば、第1係合要素は第1ボールであってもよく、および/または第2係合要素は第2ボールであってもよく、および/または第3係合要素は第3ボールであってもよく、および/または第4係合要素は第4ボールであってもよい。ボールは、磁性金属または磁性合金などの磁性材料から作製され得る。ボールは、金属または金属合金から作製され得る。異なるボールは、同じサイズであってもよいし、異なるサイズであってもよい。異なるサイズのボールは、限られたサイズの検査プローブにおける最適なロッキングを容易にし得る。
【0054】
プローブ壁は、外面と内面を備える。プローブ壁の内面は、楕円断面、矩形断面、多角形断面、および/または半径方向に凸部を備える断面などの非円形断面を有してもよい。非円形断面は、壁によって形成された台座内に構成要素が正確に配置される確実性の向上を提供し得る。さらに、非円形断面は、構成要素が台座内に配置されるときに、プローブに対する構成要素の好ましくない回転を防止し得る。
【0055】
プローブ壁は、第1プローブ開口を取り囲む。追加または代替として、プローブ壁は、複数のプローブ開口のうちの1つ以上を取り囲み得る。たとえば、プローブ壁は第2プローブ開口を取り囲んでよく、および/またはプローブ壁は第3プローブ開口を取り囲んでよく、および/またはプローブ壁は第4プローブ開口を取り囲んでよい。
【0056】
プローブ壁は、1つ以上の係合要素を少なくとも部分的に収容する1つ以上の空洞を備え得る。この1つ以上の空洞は、1つ以上の係合要素のための第1係合止め具を形成し得る。たとえば、プローブ壁は、第1係合要素、第2係合要素、第3係合要素または第4係合要素などの係合要素を少なくとも部分的に収容する空洞を備え得る。この空洞は、ある係合方向に係合要素のための第1係合止め具を形成し得る。たとえば、プローブ壁は、第1係合要素を少なくとも部分的に収容する第1空洞を備え得る。この第1空洞は、第1係合軸に沿った第1係合方向に第1係合要素のための第1係合止め具などの、第1係合要素のための第1係合止め具を形成し得る。代替または追加として、プローブ壁は、第2係合要素を少なくとも部分的に収容する第2空洞を備え得る。この第2空洞は、第2係合軸に沿った第2係合方向に第2係合要素のための第1係合止め具を形成し得る。
【0057】
係合方向は、それぞれの解放方向に対向してもよい。たとえば、第1係合方向は、第1解放方向に対向してもよく、および/または第2係合方向は第2解放方向に対向してもよい。
【0058】
第1係合要素および/または第2係合要素および/または第3係合要素および/または第4係合要素などの1つ以上の係合要素は、プラスチックから作製され得る。たとえば、1つ以上の係合要素は、プラスチック製可撓性アームであってもよい。たとえば、第1係合要素および/または第2係合要素および/または第3係合要素および/または第4係合要素は、プラスチック製可撓性アームであってもよい。
【0059】
第1係合要素および/または第2係合要素および/または第3係合要素および/または第4係合要素などの1つ以上の係合要素は、金属から作製され得る。たとえば、1つ以上の係合要素は、金属製ボールであってもよい。たとえば、第1係合要素および/または第2係合要素および/または第3係合要素および/または第4係合要素は、金属製ボールであってもよい。
【0060】
金属を利用することによって、容易な組み立てプロセスが提供され得る。たとえば、金属製ボールは、プローブの内部に磁石を配置することによって、結合部材の装着時に空洞内に保持され得る。結合部材を装着した後、磁石は除去され得る。
【0061】
全体を通して、同じ参照番号は、同一の部品または対応する部品に使用される。
【0062】
図1は、接続された構成要素12を有する例示的なプローブ2、2’を示す。構成要素12は、この示された例では、聴覚検査を行うために使用者の耳に挿入されるように構成されたプローブ先端である。プローブは、プローブ本体4を備える。
【0063】
さらに、プローブ2、2’は、プローブ本体4に構成要素12を接続するためのロッキング機構10、10’を備える。ロッキング機構10、10’は、中心軸106を備える結合部材38を備える。結合部材38は、プローブ本体4に対する第1位置と第2位置を有する。結合部材38は、中心軸106のまわりでプローブ本体4に対する結合部材38の回転によって、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に移動するように構成され得る。
【0064】
図2は、
図1に示される例示的なプローブ2の分解組立図である。
図2は、第1構成要素チャネルへの第1構成要素開口14を有する構成要素12も示す。
図2に示される構成要素12は、第1構成要素チャネルへの第1構成要素開口14と第2構成要素チャネルへの第2構成要素開口18を含む、複数の構成要素チャネルへの複数の構成要素開口を有する。
【0065】
プローブ本体4は、第1プローブチャネルへの第1プローブ開口を有する(
図2では見えない)。プローブ本体4は、第1プローブチャネルへの第1プローブ開口と第2プローブチャネルへの第2プローブ開口を含む、複数のプローブチャネルへの複数の開口をさらに有し得る。プローブ本体4は、複数の部品を備えていてもよく、たとえば、主部品および/または副部品(図示せず)を含んでいてよい。
【0066】
ロッキング機構10は、第1構成要素開口14に第1プローブ開口を接続するおよび/または第2構成要素開口18に第2プローブ開口を接続するように構成され得る。
【0067】
ロッキング機構10は、主軸100に沿って延びるプローブ壁22を備える。プローブ壁22は、内面と、外面26を有する。プローブ壁22は、構成要素12を受け入れるための台座を形成する。プローブ壁22は、第1プローブ開口を取り囲む。プローブ壁22は、複数のプローブ開口を取り囲み得る。
【0068】
ロッキング機構10は、第1係合要素30を含む、1つ以上の係合要素30、32をさらに備える。
図2では、1つ以上の係合要素は、第2係合要素32をさらに含む。第1係合要素30および/または第2係合要素32などの1つ以上の係合要素は、構成要素12がプローブ壁22によって形成された台座内に配置されるときに、構成要素12の結合要素58と係合するように構成されている。第1係合要素30および/または第2係合要素32などの1つ以上の係合要素30、32は、半径方向など、主軸100に垂直な方向に移動可能である。第1係合要素30および/または第2係合要素32などの1つ以上の係合要素30、32はまた、長手方向など、主軸100と平行な方向に移動可能であってもよい。
【0069】
第1位置および第2位置のうちの一方、例えば第2位置にある結合部材38は、構成要素12がプローブ2にロックされるように、第1係合要素30および/または第2係合要素32が解放位置に移動するのを防止するように構成される。第1位置および第2位置のうちの他方、例えば第1位置にある結合部材38は、構成要素12がプローブにロックされないように、第1係合要素30および/または第2係合要素32が解放位置に移動することを可能にするように構成される。
【0070】
プローブ壁22は、第1係合要素30を少なくとも部分的に収容するスリット形態等の第1空洞40を備える。プローブ壁22は、第1空洞40を含む1つ以上の空洞を備え得る。この1つ以上の空洞は、1つ以上の係合要素30、32を少なくとも部分的に収容し得る。1つ以上の空洞は、第2係合要素32を少なくとも部分的に収容する第2空洞を備え得る。
【0071】
結合部材38とプローブ本体4は、結合部材38が、第1位置と第2位置の間などの位置の間で移動可能であるが、プローブ本体4に取り付けられて保持されるように、互いに取り付けられるように構成され得る。たとえば、結合部材38および/またはプローブ本体4は、取り付け部材を備え得る。
【0072】
結合部材38は、任意で、たとえば図示のように突起の形態をした取り付け主部材39、および/または取り付け主部材39を含む複数の取り付け部材を備える。プローブ本体4は、任意で、たとえば図示のように凹部の形態をした取り付け副部材41、および/または取り付け副部材を含む複数の取り付け副部材を備える。取り付け主部材39などの取り付け主部材は、取り付け副部材41などの取り付け副部材と係合するように構成される。
【0073】
取り付け主部材および/または取り付け副部材などの取り付け部材を設けることによって、結合部材がプローブ本体4にクリックロック(click−locked)されるようにし得る。
【0074】
構成要素12は、中心軸106に沿って延びる結合部56を備える。この結合部は、ロッキング機構10の第1係合要素30等の1つ以上の係合要素30、32と係合するための、外面60内の第1結合要素58等の1つ以上の結合要素を有する。結合部56は、ロッキング機構10の複数の係合要素30、32と係合するための複数の結合要素58を有し得る。
【0075】
図示の例では、1つ以上の係合要素30、32は可撓性アームであり、構成要素の結合要素58は、1つ以上の係合要素30、32の突起部を少なくとも受け入れるように適合された凹部である。
【0076】
ロッキング機構10は、中心軸106を備える結合部材38をさらに備える。結合部材38は、第1位置と第2位置を有する。結合部材38は、中心軸106のまわりでのプローブ本体4に対する結合部材38の回転によって、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に移動するように構成され得る。たとえば、結合部材は、5°から360°の範囲内、例えば10°から90°の範囲内、例えば20°から60°の範囲内、例えば25°以下の角度変位で、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に回転され得る。
【0077】
代替または追加として、結合部材38は、プローブ本体4に対する主軸100に沿った結合部材の移動によって、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に移動するように構成され得る。主軸100に沿った結合部材38の移動は、中心軸106のまわりでのプローブ本体4に対する結合部材38の同時回転によって引き起こされ得る。あるいは、主軸100に沿った結合部材38の移動は、結合部材38の回転とは無関係であってもよい。
【0078】
図3は、例示的なプローブ2の長手方向の断面図である。プローブ2は、プローブ本体4内の第1プローブチャネル7への第1プローブ開口6を有するプローブ本体4を備える。図示の例では、プローブ2は、第2プローブチャネル9への第2プローブ開口8をさらに備える。
【0079】
プローブ2は、構成要素(
図2)を接続するためのロッキング機構10を備える。ロッキング機構10は、主軸100に沿って延び、内面24と外面26を有するプローブ壁22を備える。プローブ壁22は、構成要素を受け入れるための台座28を形成する。プローブ壁22は、第1プローブ開口6を取り囲む。プローブ本体4は、第2プローブチャネル9への第2プローブ開口8を備える。プローブ壁22は、第2プローブ開口8を取り囲む。
【0080】
ロッキング機構10は、構成要素の結合要素と係合するための第1係合要素30を含む、1つ以上の係合要素をさらに備える。第1係合要素30は、たとえば第1係合方向104に、第1係合軸102に沿って移動可能である。第1係合軸102は主軸100に垂直である。あるいは、第1係合軸102は、80°から100°の間など、主軸に略垂直であってもよい。
【0081】
ロッキング機構10は、中心軸106を備える結合部材38をさらに備える。プローブ2は、結合部材38の位置に応じてプローブ2に構成要素をロックするように構成され、たとえば、プローブ2は、結合部材38が1つの位置にあるときにプローブ2に構成要素をロックするように構成され得、プローブ2は、結合部材38が別の位置にあるときにプローブ2に構成要素をロックしないように構成され得る。
【0082】
結合部材38は、第1位置と第2位置を有する。第1位置にある結合部材38は、第1係合要素30が解放位置に移動することを可能にするように構成される。第2位置にある結合部材38は、第1係合要素30が解放位置に移動するのを防止するように構成される。
【0083】
第1係合要素30は、係合軸102に沿って第1解放方向に移動可能であってもよい。この第1解放方向は、第1係合方向104に対向してもよい。
【0084】
図4aおよび
図4bは、取り付けられた構成要素12を有する例示的なプローブ2の長手方向断面図である。
【0085】
図4aでは、第1係合要素30は解放位置にあり、構成要素12は、主軸100に沿ってプローブ本体4に対して移動可能である。
図4aに示されるように、構成要素12は、第1係合要素30が解放位置にあるとき、プローブ本体4から分離され得る。
図4bでは、第1係合要素30は係合位置にあり、構成要素12は、主軸100に沿ってプローブ本体4に対して移動可能であることが制限される。
図4bに示されるように、構成要素12は、第1係合要素30が係合位置にあるとき、プローブ本体4にロックされる。
【0086】
図4aでは、結合部材38は第1位置にあり、
図4bでは、結合部材38は第2位置にある。第1位置にある結合部材38(
図4a)は、第1係合要素30が第1係合軸102に沿って移動することを可能にし、たとえば、第1位置にある結合部材38(
図4a)は、第1係合要素30が解放位置と係合位置との間で移動することを可能にする。第2位置にある結合部材38(
図4b)は、第1係合要素30が第1係合軸102に沿って移動することを防止し、たとえば、第2位置にある結合部材38(
図4b)は、第1係合要素30を係合位置にロックする。
【0087】
第1係合軸102は、主軸100に垂直であり、および/または80°から100°の間の角度に及ぶ。第1係合要素30は、第1係合軸102に沿って第1係合方向104に解放位置から係合位置に移動し得る。第1係合要素30は、第1係合軸102に沿って、たとえば第1係合方向104に対向する第1解放方向に、係合位置から解放位置に移動し得る。
【0088】
図示の例に示される第1係合要素30は、解放位置に向かって付勢される。したがって、結合部材38が第1位置にあるとき(
図4a)、第1係合要素30は解放位置にある。第1係合要素の付勢は、第1係合要素30の型形状(cast shape)が可撓性アームであることによって引き起こされる。
【0089】
図4aおよび
図4bでは、構成要素12が第1構成要素チャネル16への第1構成要素開口14を備えることがさらに示される。
【0090】
図5は、第1位置にある結合部材38を有する例示的なプローブ2の断面図である。例示的なプローブ2のロッキング機構10は、1つ以上の係合要素30、32、34、36を備える。図示の例では、ロッキング機構10は、第1係合要素30と、第2係合要素32と、第3係合要素34と、第4係合要素36を備える。
【0091】
1つ以上の係合要素30、32、34、36は、係合位置と解放位置を有する。
図5では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は解放位置にある。図示の例では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、解放位置においてプローブ壁22の内面24と同一平面上にある。
【0092】
第1位置にある結合部材38は、
図5に示されるように、1つ以上の係合要素30、32、34、36が係合位置と解放位置との間で移動することを可能にする。図示の例では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、解放位置で示されている。1つ以上の係合要素30、32、34、36は、付勢により解放位置に移動してもよく、たとえば、係合要素30、32、34、36は解放位置に向かって付勢され、または1つもしくは複数の係合要素30、32、34、36は、プローブ本体4から除去される構成要素によって、たとえばテーパ付きの面を有する構成要素の結合要素によって、解放位置に押されてもよい。
【0093】
第1係合要素30は、主軸100に垂直な第1係合軸に沿って第1係合方向104に移動可能である。第1係合要素30は、解放位置から係合位置に第1係合方向104に移動可能である。
【0094】
第2係合要素32は、主軸100に垂直な第2係合軸に沿って第2係合方向110に移動可能である。第2係合要素32は、解放位置から係合位置に第2係合方向110に移動可能である。
【0095】
第3係合要素34は、主軸100に垂直な第3係合軸に沿って第3係合方向114に移動可能である。第3係合要素34は、解放位置から係合位置に第3係合方向114に移動可能である。
【0096】
第4係合要素36は、主軸100に垂直な第4係合軸に沿って第4係合方向118に移動可能である。第4係合要素36は、解放位置から係合位置に第4係合方向118に移動可能である。
【0097】
第1係合要素30、第2係合要素32、第3係合要素34、および/または第4係合要素36のうちの1つ以上はまた、主軸100に垂直でない1つ以上の方向に移動可能であってもよい。
【0098】
さらに、
図5は、プローブ壁22の内面24が非円形断面を有することを示す。具体的には、図示の例では、プローブ壁22は、プローブ壁によって形成された台座に構成要素が挿入されるときに構成要素の回転および位置合わせ不良を防止する凸部を備える。
【0099】
図6は、結合部材38が第2位置にある
図5の例示的なプローブ2の断面図である。
図6では、構成要素12は、プローブ壁22によって形成された台座内に配置されている。
【0100】
結合部材38は、結合部材38の中心軸106のまわりでのプローブ本体4に対する結合部材38の回転によって、
図5に示される第1位置から、
図6に示される第2位置に移動されている。結合部材38は、約25°の角度変位で第1位置から第2位置に回転される。
【0101】
図6では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、それぞれの係合位置にある。係合位置では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、たとえば主軸100に垂直な、それぞれの係合方向104、110、114、118に、プローブ壁22の内面24からの突起を形成し得る。係合位置では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、プローブ壁22の外面26と同一曲面上にあってもよい。係合位置では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、構成要素12の結合要素と係合する。
【0102】
図示の例では、第1位置(
図5)から第2位置(
図6)に結合部材38を移動させると、結合部材38は、たとえばそれぞれの係合方向104、110、114、118に、1つ以上の係合要素30、32、34、36を係合位置に移動させるように構成される。
【0103】
図7および
図8は、第1位置(
図7)および第2位置(
図8)に結合部材38を有する、
図5〜
図6の例示的なプローブ2の断面図である。
図8では、構成要素12は、プローブ壁22によって形成された台座内に配置されている。
【0104】
結合部材38は、1つ以上の係合要素30、32、34、36のための1つ以上のロック止め具48、62、70、78を備える。結合部材38は、第1係合要素30のための第1ロック止め具48を備える。結合部材38は、第2係合要素32のための第2ロック止め具62を備える。結合部材38は、第3係合要素34のための第3ロック止め具70を備える。結合部材38は、第4係合要素36のための第4ロック止め具78を備える。
【0105】
結合部材38は、1つ以上の係合要素30、32、34、36のための1つ以上の解放止め具50、64、72、80を備える。結合部材38は、第1係合要素30のための第1解放止め具50を備える。結合部材38は、第2係合要素32のための第2解放止め具64を備える。結合部材38は、第3係合要素34のための第3解放止め具72を備える。結合部材38は、第4係合要素36のための第4解放止め具80を備える。
【0106】
1つ以上の解放止め具50、64、72、80は、
図7に示されるように、結合部材38が第1位置にあるとき、たとえばそれぞれの係合方向に対向する係合軸に沿った解放方向において、1つ以上の係合要素30、32、34、36のための止め具を形成するように構成される。
【0107】
1つ以上のロック止め具48、62、70、78は、
図8に示されるように、結合部材38が第2位置にあるとき、たとえばそれぞれの係合方向に対向する、係合軸に沿った解放方向において、1つ以上の係合要素30、32、34、36のための止め具を形成するように構成される。
【0108】
1つ以上のロック止め具48、62、70、78は、中心軸までのそれぞれのロック距離52、66、74、82を有する。1つ以上の解放止め具50、64、72、80は、中心軸までのそれぞれの解放距離54、68、76、84を有する。解放距離54、68、76、84は、そのそれぞれのロック距離52、66、74、82よりも長い。
【0109】
第1ロック止め具48は、中心軸100までの第1ロック距離52を有する。第1解放止め具50は、中心軸までの第1解放距離54を有する。第1解放距離54は第1ロック距離52よりも長い。
【0110】
第2ロック止め具62は、中心軸100までの第2ロック距離66を有する。第2解放止め具64は、中心軸までの第2解放距離68を有する。第2解放距離68は第2ロック距離66よりも長い。
【0111】
第3ロック止め具70は、中心軸100までの第3ロック距離74を有する。第3解放止め具72は、中心軸までの第3解放距離76を有する。第3解放距離76は第3ロック距離74よりも長い。
【0112】
第4ロック止め具78は、中心軸100までの第4ロック距離82を有する。第4解放止め具80は、中心軸までの第4解放距離84を有する。第4解放距離84は第4ロック距離82よりも長い。
【0113】
第1位置から第2位置に結合部材38を移動させると、結合部材38が、第1係合要素30、第2係合要素32、第3係合要素34および/または第4係合要素36などの1つ以上の係合要素を解放位置から係合位置に移動させるため、たとえばそれぞれの係合方向に移動するために、結合部材38は、ロック止め具48、62、70、78とそのそれぞれの解放止め具50、64、72、80との間で
図7および
図8に示される漸進的な移行を備えてもよい。
【0114】
図9〜
図15は、例示的なプローブ2’を示す。
【0115】
図9は、
図1に示される例示的なプローブ2’の分解組立図である。
図9は、第1構成要素チャネルへの第1構成要素開口14を有する構成要素12も示す。
図9に示される構成要素12は、第1構成要素チャネルへの第1構成要素開口14と第2構成要素チャネルへの第2構成要素開口18を含む複数の構成要素チャネルへの複数の構成要素開口を有する。
【0116】
プローブ本体4は、第1プローブチャネルへの第1プローブ開口を有する(
図9では見えない)。プローブ本体4は、第1プローブチャネルへの第1プローブ開口と第2プローブチャネルへの第2プローブ開口を含む複数のプローブチャネルへの複数の開口をさらに有し得る。
【0117】
ロッキング機構10は、第1構成要素開口14に第1プローブ開口を接続するおよび/または第2構成要素開口18に第2プローブ開口を接続するために構成され得る。
【0118】
ロッキング機構10は、主軸100に沿って延びるプローブ壁22を備える。プローブ壁22は、内面と、外面26を有する。プローブ壁22は、構成要素12を受け入れるための台座を形成する。プローブ壁22は、第1プローブ開口を取り囲む。プローブ壁22は、複数のプローブ開口を取り囲み得る。
【0119】
ロッキング機構10は、第1係合要素30を含む1つ以上の係合要素30、32をさらに備える。
図9では、1つ以上の係合要素は、第2係合要素32をさらに含む。第1係合要素30および/または第2係合要素32などの1つ以上の係合要素は、プローブ壁22によって形成される台座内に構成要素12が配置されるときの構成要素12の結合要素58と係合するために構成される。第1係合要素30および/または第2係合要素32などの1つ以上の係合要素30、32は、半径方向等、主軸100に垂直な方向に移動可能である。第1係合要素30および/または第2係合要素32などの1つ以上の係合要素30、32はまた、長手方向等、主軸100と平行な方向に移動可能であってもよい。
【0120】
第1位置および第2位置のうちの一方、例えば第2位置にある結合部材38は、構成要素12がプローブ2にロックされるように第1係合要素30および/または第2係合要素32が解放位置に移動するのを防止するように構成される。第1位置および第2位置のうちの他方、例えば第1位置にある結合部材38は、構成要素12がプローブにロックされないように第1係合要素30および/または第2係合要素32が解放位置に移動することを可能にするように構成される。
【0121】
プローブ壁22は、第1係合要素30を少なくとも部分的に収容する第1空洞40を備える。プローブ壁22は、第1空洞40を含む1つ以上の空洞を備え得る。この1つ以上の空洞は、1つ以上の係合要素30、32を少なくとも部分的に収容し得る。1つ以上の空洞は、第2係合要素32を少なくとも部分的に収容する第2空洞を備え得る。
【0122】
1つ以上の係合要素30、32は、第1空洞40および/または第2空洞44の中で自由に移動可能であってもよい。これは、特に、具体的に示された例では係合要素30、32がボールである場合に当てはまる。
【0123】
図9の第1空洞40は、たとえば主軸100に垂直な第1係合軸に沿って第1係合方向に、第1係合要素のための第1係合止め具42を形成する。第1係合止め具42は、第1空洞40内に第1係合要素30を保持し得る。たとえば、第1係合要素30が第1係合方向に移動されるとき、第1係合止め具42は、第1空洞40内に第1係合要素30を保持し得る。それによって、プローブ壁22によって形成された台座内に構成要素12が配置されない場合でも第1係合要素30がなくなるのを防止する。
【0124】
図9の第2空洞44は、たとえば主軸100に垂直な第2係合軸に沿って第2係合方向に、第2係合要素のための第1係合止め具46を形成する。第1係合止め具46は、第2空洞44内に第2係合要素32を保持し得る。たとえば、第2係合要素32が第1係合方向に移動されるとき、第1係合止め具46は、第2空洞44内に第2係合要素32を保持し、それによって、プローブ壁22によって形成された台座内に構成要素12が配置されない場合でも第2係合要素32が失われるのを防止し得る。
【0125】
この特徴は、
図9に示されるプローブ2’と同様に、1つ以上の係合要素30、32が、空洞40、44内で自由に移動可能なボール等のボールであるときに、特に関連することがある。
【0126】
1つ以上の係合要素30、32は、結合部材38が第1位置にあるときに、第1空洞40および/または第2空洞44の中で自由に移動可能であってもよい。1つ以上の係合要素30、32は、結合部材38が第2位置にあるときに、第1空洞40および/または第2空洞44の中で移動することが制限されてもよい。
【0127】
第2位置にある結合部材38は、たとえばプローブ壁22によって形成された台座に構成要素12が配置されるときに、第1係合要素30および/または第2係合要素32などの1つ以上の係合要素30、32が解放位置に移動するのを防止するように構成される。
【0128】
第1位置にある結合部材38は、第1係合要素30および/または第2係合要素32などの1つ以上の係合要素30、32が解放位置に移動することを可能にするように構成される。
【0129】
結合部材38とプローブ本体4は、結合部材38が、第1位置と第2位置の間などの位置の間で移動可能であるが、プローブ本体4に取り付けられて保持されるように、互いに取り付けられるように構成され得る。たとえば、結合部材38および/またはプローブ本体4は、取り付け部材を備え得る。
【0130】
結合部材38は、任意で、たとえば図示のように突起の形態をした取り付け主部材39、および/または取り付け主部材39を含む複数の取り付け部材を備える。プローブ本体4は、任意で、たとえば図示のように凹部の形態をした取り付け副部材41、および/または取り付け副部材を含む複数の取り付け副部材を備える。取り付け主部材39などの取り付け主部材は、取り付け副部材41などの取り付け副部材と係合するように構成される。
【0131】
取り付け主部材および/または取り付け副部材などの取り付け部材を設けることによって、結合部材がプローブ本体4にクリックロックされるようにし得る。
【0132】
構成要素12は、中心軸106に沿って延びる結合部56を備える。この結合部は、ロッキング機構10の1つ以上の係合要素30、32と係合するための外面60内の第1結合要素58および第2結合要素59などの1つ以上の結合要素を有する。結合部56は、ロッキング機構10の複数の係合要素30、32と係合するための複数の結合要素58、59を有し得る。図示の例では、結合要素58、59は、ボールである係合要素30、32を受け入れるように構成された凹部である。
【0133】
ロッキング機構10は、中心軸106を備える結合部材38をさらに備える。結合部材38は、第1位置と第2位置を有する。結合部材38は、中心軸106のまわりでプローブ本体4に対する結合部材38の回転によって、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に移動するように構成され得る。たとえば、結合部材38は、10°から360°の範囲内の、例えば10°から40°の範囲内の、例えば20°から30°の範囲内の、例えば25°の角度変位で、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に回転され得る。
【0134】
代替または追加として、結合部材38は、プローブ本体4に対する主軸100に沿った結合部材の移動によって、第1位置から第2位置に、および/または第2位置から第1位置に移動するように構成され得る。主軸100に沿った結合部材38の移動は、中心軸106のまわりでプローブ本体4に対する結合部材38の同時回転によって引き起こされ得る。あるいは、主軸100に沿った結合部材38の移動は、結合部材38の回転とは無関係であってもよい。
【0135】
図10は、例示的なプローブ2’の長手方向断面図である。プローブ2’は、プローブ本体4内の第1プローブチャネル7への第1プローブ開口6を有するプローブ本体4を備える。図示の例では、プローブ2’は、第2プローブチャネル9への第2プローブ開口8をさらに備える。
【0136】
プローブ2’は、構成要素を接続するためのロッキング機構10(
図1および
図9)を備える。ロッキング機構10は、主軸100に沿って延び、内面24と外面26とを有するプローブ壁22を備える。プローブ壁22は、構成要素を受け入れるための台座28を形成する。プローブ壁22は、第1プローブ開口6を取り囲む。プローブ本体4は、第2プローブチャネル9への第2プローブ開口8を備える。プローブ壁22は、第2プローブ開口8を取り囲む。
【0137】
ロッキング機構10は、構成要素の結合要素と係合するための第1係合要素30を含む1つ以上の係合要素をさらに備える。第1係合要素30は、たとえば第1係合方向104に、第1係合軸102に沿って移動可能である。第1係合軸102は主軸100に垂直である。あるいは、第1係合軸102は、80°から100°の間など、主軸に略垂直であってもよい。
【0138】
ロッキング機構10は、中心軸106を備える結合部材38をさらに備える。プローブ2’は、結合部材38の位置に応じてプローブ2’に構成要素をロックするように構成され、たとえば、プローブ2’は、結合部材38が1つの位置にあるときにプローブ2’に構成要素をロックするように構成されることがあり、プローブ2’は、結合部材38が別の位置にあるときにプローブ2’に構成要素をロックしないように構成され得る。
【0139】
結合部材38は、第1位置と第2位置を有する。第1位置にある結合部材38は、第1係合要素30が解放位置に移動することを可能にするように構成される。第2位置にある結合部材38は、第1係合要素30が解放位置に移動することを防止するように構成される。
【0140】
第1係合要素30は、係合軸102に沿って第1解放方向に移動可能であってもよい。この第1解放方向は、第1係合方向104に対向してもよい。
【0141】
図11aおよび
図11bは、取り付けられた構成要素12を有する例示的なプローブ2’の長手方向断面図である。
【0142】
図11aでは、第1係合要素30は解放位置にあり、構成要素12は、主軸100に沿ってプローブ本体4に対して移動可能である。
図11aに示されるように、構成要素12は、第1係合要素30が解放位置にあるときに、プローブ本体4から分離され得る。
図11bでは、第1係合要素30は係合位置にあり、構成要素12は、主軸100に沿ってプローブ本体4に対して移動可能であることが制限される。
図11bに示されるように、構成要素12は、第1係合要素30が係合位置にあるときに、プローブ本体4にロックされる。
【0143】
解放位置にある第1係合要素30は、
図11aに示されるように、第1係合軸102に沿って第1係合方向104に移動可能である。第1係合軸102は主軸100に垂直である。解放位置にある第1係合要素30は、
図11bに示されるように、第1係合軸102に沿って第1係合方向104に係合位置に移動され得る。
【0144】
図11aでは結合部材38は第1位置にあり、
図4bでは結合部材38は第2位置にある。第1位置にある結合部材38(
図11a)は、第1係合要素30が第1係合軸102に沿って移動することを可能にし、たとえば、第1位置にある結合部材38(
図11a)は、第1係合要素30が解放位置と係合位置との間で移動することを可能にする。第2位置にある結合部材38(
図11b)は、第1係合要素30が第1係合軸102に沿って移動することを防止し、たとえば、第2位置にある結合部材38(
図11)は、第1係合要素30を係合位置にロックする。
【0145】
第1係合軸102は、主軸100に垂直であり、および/または80°から100°の間の角度に及ぶ。第1係合要素30は、第1係合軸102に沿って第1係合方向104に解放位置から係合位置に移動し得る。第1係合要素30は、第1係合軸102に沿って、たとえば第1係合方向104に対向する第1解放方向に係合位置から解放位置に移動し得る。
【0146】
図示の例に示される第1係合要素30は、プローブ壁22および結合部材38によって形成された空洞内で自由に移動可能なボールである。結合部材38が第1位置にあるとき(
図11a)、第1係合要素30は、たとえば係合位置と解放位置との間で、係合軸102に沿って自由に移動可能である。結合部材38が第2位置にあるときに(
図11b)、第1係合要素30は係合位置にあり、係合軸102に沿って解放位置に移動する際に制限される。結合部材38が第1位置にあるとき(
図11a)、第1係合要素30は、係合軸102に沿って解放位置に移動可能である。解放位置への係合要素30の移動は、使用者がプローブ本体4から構成要素12を除去することによって引き起こされ得る。
【0147】
図11aおよび
図11bでは、構成要素12が第1構成要素チャネル16への第1構成要素開口14を備えることがさらに示される。
【0148】
図12は、結合部材38が第1位置にある例示的なプローブ2’の断面図である。例示的なプローブ2’のロッキング機構10は、1つ以上の係合要素30、32、34、36を備える。図示の例では、ロッキング機構10は、第1係合要素30と、第2係合要素32と、第3係合要素34と、第4係合要素36を備える。
【0149】
1つ以上の係合要素30、32、34、36は、係合位置と解放位置を有する。
図12では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は解放位置にある。解放位置では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、プローブ壁22の内面24から突出しない。
【0150】
第1位置にある結合部材38は、
図12に示されるように、1つ以上の係合要素30、32、34、36が係合位置と解放位置の間で移動することを可能にする。図示の例では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、解放位置で示されている。1つ以上の係合要素30、32、34、36は、付勢により解放位置に移動してもよく、たとえば、係合要素30、32、34、36は解放位置に向かって付勢され、または1つもしくは複数の係合要素30、32、34、36は、プローブ本体4から除去される構成要素によって、たとえばテーパ付きの面を有する構成要素の結合要素によって、解放位置に押されてもよい。
【0151】
第1係合要素30は、主軸100に垂直な第1係合軸に沿って第1係合方向104に移動可能である。第1係合要素30は、解放位置から係合位置に第1係合方向104に移動可能である。
【0152】
第2係合要素32は、主軸100に垂直な第2係合軸に沿って第2係合方向110に移動可能である。第2係合要素32は、解放位置から係合位置に第2係合方向110に移動可能である。
【0153】
第3係合要素34は、主軸100に垂直な第3係合軸に沿って第3係合方向114に移動可能である。第3係合要素34は、解放位置から係合位置に第3係合方向114に移動可能である。
【0154】
第4係合要素36は、主軸100に垂直な第4係合軸に沿って第4係合方向118に移動可能である。第4係合要素36は、解放位置から係合位置に第4係合方向118に移動可能である。
【0155】
第1係合要素30、第2係合要素32、第3係合要素34および/または第4係合要素36のうちの1つ以上はまた、主軸100に垂直でない1つ以上の方向に移動可能であってもよい。
【0156】
さらに、
図12は、プローブ壁22の内面24が非円形断面を有することを示す。具体的には、図示の例では、プローブ壁22は、円形部すなわち円の一部と、直線部を備える。それによって、プローブ壁の形状は、プローブ壁によって形成された台座に構成要素が挿入されるとき、構成要素の回転および位置合わせ不良を防止する。
【0157】
また図示されるように、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、異なるサイズのボールであってもよい。たとえば、この例に示されるように、第1係合要素30の直径は第4係合要素36の直径よりも大きい。
【0158】
図13は、第2位置に結合部材38を有する
図12の例示的なプローブ2’の断面図である。
図13では、構成要素12は、プローブ壁22によって形成された台座内に配置されている。
【0159】
結合部材38は、結合部材38の中心軸106のまわりでのプローブ本体4に対する結合部材38の回転によって、
図12に示される第1位置から、
図13に示される第2位置に移動されている。結合部材38は、約25°の角度変位で第1位置から第2位置に回転される。
【0160】
図13では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、それぞれの係合位置にある。係合位置では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、たとえば主軸100に垂直なそれぞれの係合方向104、110、114、118に、プローブ壁22の内面24からの突起を形成し得る。係合位置では、1つ以上の係合要素30、32、34、36は、構成要素12の結合要素と係合する。
【0161】
図示の例では、第1位置(
図12)から第2位置(
図13)に結合部材38を移動させると、結合部材38は、第1係合要素30、第2係合要素32、第3係合要素34および/または第4係合要素36などの1つ以上の係合要素を、係合位置に、たとえばそれぞれの係合方向104、110、114、118に移動させるように構成される。
【0162】
図14および
図15は、第1位置(
図14)および第2位置(
図15)に結合部材38を有する、
図12〜
図13の例示的なプローブ2’の断面図である。
図15では、構成要素12は、プローブ壁22によって形成された台座内に配置されている。
【0163】
結合部材38は、1つ以上の係合要素30、32、34、36のための1つ以上のロック止め具48、62、70、78を備える。結合部材38は、第1係合要素30のための第1ロック止め具48を備える。結合部材38は、第2係合要素32のための第2ロック止め具62を備える。結合部材38は、第3係合要素34のための第3ロック止め具70を備える。結合部材38は、第4係合要素36のための第4ロック止め具78を備える。
【0164】
結合部材38は、1つ以上の係合要素30、32、34、36のための1つ以上の解放止め具50、64、72、80を備える。結合部材38は、第1係合要素30のための第1解放止め具50を備える。結合部材38は、第2係合要素32のための第2解放止め具64を備える。結合部材38は、第3係合要素34のための第3解放止め具72を備える。結合部材38は、第4係合要素36のための第4解放止め具80を備える。
【0165】
1つ以上の解放止め具50、64、72、80は、
図14に示されるように、結合部材38が第1位置にあるときに、それぞれの係合方向に対向する解放方向に1つ以上の係合要素30、32、34、36のための止め具を形成するように構成される。
【0166】
1つ以上のロック止め具48、62、70、78は、
図15に示されるように、結合部材38が第2位置にあるときに、それぞれの係合方向に対向する方向に1つ以上の係合要素30、32、34、36のための止め具を形成するように構成される。
【0167】
1つ以上のロック止め具48、62、70、78は、中心軸までのそれぞれのロック距離52、66、74、82を有する。1つ以上の解放止め具50、64、72、80は、中心軸までのそれぞれの解放距離54、68、76、84を有する。解放距離54、68、76、84は、そのそれぞれのロック距離52、66、74、82よりも長い。
【0168】
第1ロック止め具48は、中心軸100までの第1ロック距離52を有する。第1解放止め具50は、中心軸までの第1解放距離54を有する。第1解放距離54は第1ロック距離52よりも長い。
【0169】
第2ロック止め具62は、中心軸100までの第2ロック距離66を有する。第2解放止め具64は、中心軸までの第2解放距離68を有する。第2解放距離68は第2ロック距離66よりも長い。
【0170】
第3ロック止め具70は、中心軸100までの第3ロック距離74を有する。第3解放止め具72は、中心軸までの第3解放距離76を有する。第3解放距離76は第3ロック距離74よりも長い。
【0171】
第4ロック止め具78は、中心軸100までの第4ロック距離82を有する。第4解放止め具80は、中心軸までの第4解放距離84を有する。第4解放距離84は第4ロック距離82よりも長い。
【0172】
第1位置から第2位置に結合部材38を移動させると、結合部材38が、第1係合要素30、第2係合要素32、第3係合要素34、および/または第4係合要素36などの1つ以上の係合要素をたとえばそれぞれの係合方向に移動するために解放位置から係合位置に移動させるように、結合部材38は、ロック止め具48、62、70、78とそのそれぞれの解放止め具50、64、72、80との間で
図14および
図15に示される漸進的な移行を備えてもよい。
【0173】
上記の図および例に示されるように、主軸100と中心軸106は同じ軸であってもよい。しかしながら、主軸100および中心軸106は、反対に、異なる軸であってもよく、たとえば、主軸100および中心軸106は、0°よりも大きい大きさを有する角度をなしていてもよい。
【0174】
さらに、以下の項目のいずれかに示されるプローブが開示される。
(項目1)
聴覚検査を行うためのプローブであって、
前記プローブは、プローブ本体であって、当該プローブ本体内の第1プローブチャネルへの第1プローブ開口を有するプローブ本体を備えており、
前記プローブは、第1構成要素チャネルへの第1構成要素開口を有する構成要素と接続するためのロッキング機構を備えており、
前記ロッキング機構が、
主軸に沿って延びているとともに内面と外面とを有するプローブ壁であって、前記構成要素を受け入れるための台座を形成しており、前記第1プローブ開口を取り囲んでいるプローブ壁と、
中心軸を有しているとともに前記プローブ本体に対して第1位置と第2位置を有するように構成された結合部材であって、前記プローブが当該結合部材の位置に応じて前記構成要素を前記プローブにロックするように構成されている結合部材と、
前記構成要素の結合要素と係合するための第1係合要素を含む1つ以上の係合要素であって、前記第1係合要素が、前記結合部材が前記第1位置にあるときに、前記主軸に垂直な第1係合軸に沿って移動可能である係合要素と、
を備えるプローブ。
(項目2)
前記第2位置にある前記結合部材は、前記構成要素が前記プローブにロックされるように、前記第1係合要素が前記第1係合軸に沿って解放位置に移動することを防止する項目1に記載のプローブ。
(項目3)
前記結合部材が前記第2位置にあるときに、前記構成要素を前記プローブにロックするように構成されている項目1または2のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目4)
前記結合部材は、前記中心軸のまわりでの前記プローブ本体に対する前記結合部材の回転によって、前記第1位置から前記第2位置に移動するように構成されている項目1から3のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目5)
前記結合部材は、10°から360°の範囲内の角度変位で前記第1位置から前記第2位置に回転する項目4に記載のプローブ。
(項目6)
前記結合部材は、前記プローブ本体に対する前記主軸に沿った前記結合部材の移動によって、前記第1位置から前記第2位置に移動するように構成されている項目1から5のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目7)
前記第1係合要素は第1ボールである項目1から6のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目8)
前記プローブ壁は、前記第1係合要素を少なくとも部分的に収容する第1空洞を備えており、
前記第1空洞は、前記第1係合軸に沿った第1係合方向における、前記第1係合要素のための第1係合止め具を形成している項目1から7のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目9)
前記1つ以上の係合要素は、前記構成要素の結合要素と係合するための第2係合要素を含んでおり、
前記第2係合要素は、前記結合部材が前記第1位置にあるときに、前記主軸に垂直な第2係合軸に沿って移動可能であり、
前記第2位置にある前記結合部材は、前記第2係合要素が前記第2係合軸に沿って解放位置に移動することを防止し、
前記プローブ壁は、前記第2係合要素を少なくとも部分的に収容する第2空洞を備えており、
前記第2空洞は、前記第2係合軸に沿った第2係合方向における、前記第2係合要素のための第1係合止め具を形成している項目1から8のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目10)
前記結合部材は、前記結合部材が前記第2位置にあるときの、前記第1係合軸に沿った第1解放方向における、前記第1係合要素のための第1ロック止め具を備えている項目1から9のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目11)
前記結合部材は、前記結合部材が前記第1位置にあるときの、前記第1解放方向における前記第1係合要素のための第1解放止め具を備えており、
前記第1解放止め具は、前記中心軸までの第1解放距離を有しており、
前記第1ロック止め具は、前記中心軸までの第1ロック距離を有しており、
前記第1解放距離は、前記第1ロック距離より大きい項目10に記載のプローブ。
(項目12)
前記プローブ壁の前記内面は、非円形断面を有する項目1から11のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目13)
前記1つ以上の係合要素は、第3係合要素と第4係合要素を備えている項目1から12のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目14)
前記プローブ本体は、前記プローブ本体内に第2プローブチャネルへの第2プローブ開口を有しており、
前記プローブ壁は、前記第2プローブ開口を取り囲んでいる項目1から13のいずれか一項に記載のプローブ。
(項目15)
聴覚検査プローブのための構成要素であって、前記聴覚検査プローブのロッキング機構と係合するための結合部を備えており、前記結合部が中心軸に沿って延びており、1つ以上の結合要素が前記ロッキング機構の係合要素と係合するための第1結合要素を含んでいる構成要素。
【0175】
具体的な特徴を示し、それらについて説明したが、それらは特許請求の範囲に記載された発明を限定するためのものではないことを理解されたい。また、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨および範囲を逸脱することなく様々な変更および修正を加えることができることは、当業者には明らかであろう。したがって、本明細書および図面は、限定的なものではなく例示的なものとして見なすべきである。特許請求の範囲に記載された発明は、全ての代替形態、修正形態、および均等形態をカバーすることが意図されている。