特許第6578064号(P6578064)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6578064
(24)【登録日】2019年8月30日
(45)【発行日】2019年9月18日
(54)【発明の名称】折り畳み可能な端末
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20190909BHJP
   H04M 1/02 20060101ALI20190909BHJP
   G09F 9/30 20060101ALN20190909BHJP
【FI】
   G09F9/00 350Z
   H04M1/02 A
   H04M1/02 C
   !G09F9/30 308Z
【請求項の数】15
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-529107(P2018-529107)
(86)(22)【出願日】2016年12月29日
(65)【公表番号】特表2019-505830(P2019-505830A)
(43)【公表日】2019年2月28日
(86)【国際出願番号】CN2016113041
(87)【国際公開番号】WO2017114466
(87)【国際公開日】20170706
【審査請求日】2018年6月5日
(31)【優先権主張番号】201511026104.0
(32)【優先日】2015年12月29日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】グァンドン オッポ モバイル テレコミュニケーションズ コーポレーション リミテッド
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100142789
【弁理士】
【氏名又は名称】柳 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100163050
【弁理士】
【氏名又は名称】小栗 眞由美
(74)【代理人】
【識別番号】100201466
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】リン, ユグイ
(72)【発明者】
【氏名】ファン, マオチャオ
【審査官】 小野 博之
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2013/0021762(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0300031(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2003/0118179(US,A1)
【文献】 欧州特許出願公開第02953268(EP,A1)
【文献】 欧州特許出願公開第02511789(EP,A1)
【文献】 中国実用新案第204331666(CN,U)
【文献】 中国特許出願公開第103914273(CN,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2013−0083945(KR,A)
【文献】 特開2006−072115(JP,A)
【文献】 特開2005−155896(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00−46
H04M 1/02−1/23
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングと、弾性シートとを備える折り畳み可能な端末であって、
前記弾性シートが、前記ハウジングの内側の中間位置に設けられ、
前記折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合には、前記弾性シートの中間位置が前記ハウジングに向けて盛り上がり、前記折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、前記弾性シートの中間位置が、前記折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合における前記弾性シートの中間位置が前記ハウジングに向けて盛り上がる方向とは逆方向に変形して盛り上がり、逆方向に変形された盛り上がりによりフレキシブルスクリーンが支持される折り畳み可能な端末。
【請求項2】
前記ハウジングが、二つのケースと、曲げ変形可能な折り曲げ部とを備え、
該折り曲げ部が、二つの前記ケースの間に接続され、
前記弾性シートの両端が、それぞれ二つの前記ケースに対応して設けられ、その中間部が、前記折り曲げ部に対応して設けられ、
前記弾性シートが弓形である請求項1に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項3】
前記折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合には、前記弾性シートの中間位置が前記折り曲げ部の内側に当接され、
二つの前記ケースと前記折り曲げ部とが一体成形され、
前記ハウジングの全体が曲げ変形可能な材料で製造される請求項2に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項4】
二つの本体をさらに備え、
二つの該本体は、それぞれ二つの前記ケースに固定され、
前記弾性シートの両端が、それぞれ二つの前記本体に固定して接続される請求項2または請求項3に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項5】
前記弾性シートの端部が、前記本体の厚み方向における中間位置に固定して接続される請求項4に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項6】
前記フレキシブルスクリーンの両端が、それぞれ二つの前記本体に接続され、
前記弾性シートが、前記フレキシブルスクリーンと前記ハウジングとの間に位置する請求項4に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項7】
前記フレキシブルスクリーンが、二つの固定領域と、折り曲げ領域とを備え、
二つの前記固定領域が、それぞれ二つの前記本体に固定され、
前記折り曲げ領域が、二つの前記固定領域の間に接続され、
前記弾性シートが、前記折り曲げ部と前記折り曲げ領域との間に位置し、
前記折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、前記弾性シートが前記折り曲げ領域の内側に支持される請求項6に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項8】
前記折り曲げ領域の中間位置が、前記弾性シートの中間位置に固定して接続される請求項7に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項9】
前記折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合、前記折り曲げ領域が円弧状に折り曲げられる請求項7に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項10】
前記弾性シートにバッファ部材が設けられ、
該バッファ部材が、前記弾性シートと前記折り曲げ領域との間に位置し、
前記バッファ部材が、フレキシブルスペーサである請求項7に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項11】
二つの前記本体の間にフレキシブル回路基板が接続され、
前記フレキシブル回路基板が、前記折り曲げ部に固定される、前記折り曲げ部の内部に嵌め込まれる、又は、前記折り曲げ部の内面に貼り合わせて固定される請求項4に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項12】
ハウジングと、弾性シートと、フレキシブルスクリーンとを備える折り畳み可能な端末であって、
前記ハウジングが、二つのケースと、曲げ変形可能な折り曲げ部とを備え、
該折り曲げ部が、二つの前記ケースの間に接続され、
前記弾性シートが、前記ハウジングと前記フレキシブルスクリーンとの間に位置し、
前記弾性シートの両端が、それぞれ二つの前記ケースに対応して設けられ、その中間部は、前記折り曲げ部に対応して設けられ、
前記弾性シートは、一方の状態において、前記ハウジングが折り畳み状態に維持されるように弾力を提供可能であり、他方の状態において、前記ハウジングが展開状態に維持されるように弾力を提供可能であり、
前記折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、前記弾性シートが前記フレキシブルスクリーンの内側に支持される折り畳み可能な端末。
【請求項13】
二つの本体をさらに備え、
二つの該本体が、それぞれ二つの前記ケースに固定され、
前記弾性シートの両端が、それぞれ二つの前記本体に固定して接続され、
前記フレキシブルスクリーンの両端が、それぞれ二つの前記本体に接続される請求項12に記載の折り畳み可能な端末。
【請求項14】
二つの本体と、弾性シートと、フレキシブルスクリーンとを備える折り畳み可能な端末であって、
前記弾性シートの両端が、それぞれ二つの前記本体に固定して接続され、
前記フレキシブルスクリーンの両端が、それぞれ二つの本体に接続され、
前記弾性シートは、一方の状態において、二つの前記本体が折り畳み状態に維持されるように弾力を提供可能であり、他方の状態において、二つの前記本体が展開状態に維持されるように弾力を提供可能であり、
前記折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、前記弾性シートが前記フレキシブルスクリーンに支持される折り畳み可能な端末。
【請求項15】
前記折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、前記弾性シートの中間位置が前記フレキシブルスクリーンに向けて盛り上がり、前記折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合には、前記弾性シートの中間位置が前記フレキシブルスクリーンから離れる方向に向けて盛り上がる請求項12から請求項14のいずれかに記載の折り畳み可能な端末。
【発明の詳細な説明】
【優先権情報】
【0001】
本出願は、2015年12月29日に中国国家知識産権局に提出され、特許出願番号がCN201511026104.0であり、発明の名称が「フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末」である中国特許出願の優先権を主張するものであり、当該中国特許出願の内容は参照により本出願に組み入れられる。
【技術分野】
【0002】
本発明は、電子製品に関し、特に、折り畳み可能な端末に関する。
【背景技術】
【0003】
フレキシブルスクリーンは、将来の携帯電子製品のトレンドになり、従来技術におけるフレキシブルスクリーンは、いずれも端末本体に固定されるものである。繰り返し折り曲げて使う端末製品において、一般的には、端末製品を二つの部分に分けて一回折り畳み、フレキシブルスクリーンが折り畳んだ端末製品の内側にあるように設計され、端末製品が展開された後、フレキシブルスクリーンが見える。
【0004】
フレキシブルスクリーンの折り畳みを便利にするために、端末製品の内側の中間位置に収納スペースを保留する必要があり、フレキシブルスクリーンの中間位置は、折り畳んだ後、収納スペースに位置する。端末製品が展開された後、フレキシブルスクリーンが平坦状に展開され、その中間位置は、収納スペースが存在するため、宙に浮いてしまい、端末製品の他の内部構造部材に接続せず、支持されない。端末製品は、展開状態において、フレキシブルスクリーンの中間位置の押圧に対する利用者の体験がよくない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする技術課題は、展開状態において、中間位置が支持され、利用者の押圧体験を向上させる折り畳み可能な端末を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術課題を解決するために、本発明の一態様においては、ハウジングと、弾性シートとを備える折り畳み可能な端末を提供する。前記弾性シートが前記ハウジングの内側の中間位置に設けられる。
【0007】
前記折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合には、前記弾性シートの中間位置が前記ハウジングに向けて盛り上がり、前記折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、前記弾性シートの中間位置が前記折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合における前記弾性シートの中間位置が前記ハウジングに向けて盛り上がる方向とは逆方向に変形して盛り上がり、逆方向に変形された盛り上がりによりフレキシブルスクリーンが支持される。
【0008】
本発明の他の態様は、ハウジングと、弾性シートと、フレキシブルスクリーンとを備える折り畳み可能な端末を提供する。前記ハウジングが、二つのケースと、曲げ変形可能な折り曲げ部とを備え、該折り曲げ部が、二つの前記ケースの間に接続され、前記弾性シートが、前記ハウジングと前記フレキシブルスクリーンとの間に位置し、前記弾性シートの両端が、それぞれ二つの前記ケースに対応して設けられ、その中間部は、前記折り曲げ部に対応して設けられ、前記弾性シートは、一方の状態において、前記ハウジングが折り畳み状態に維持されるように弾力を提供可能であり、他方の状態において、前記ハウジングが展開状態に維持されるように弾力を提供可能であり、前記折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、前記弾性シートが前記フレキシブルスクリーンの内側に支持される。
【0009】
本発明の他の態様は、二つの本体と、弾性シートと、フレキシブルスクリーンとを備える折り畳み可能な端末を提供する。前記弾性シートの両端が、それぞれ二つの前記本体に固定して接続され、前記フレキシブルスクリーンの両端が、それぞれ二つの前記本体に接続され、前記弾性シートは、一方の状態において、二つの前記本体が折り畳み状態に維持されるように弾力を提供可能であり、他方の状態において、二つの前記本体が展開状態に維持されるように弾力を提供可能であり、前記折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、前記弾性シートが前記フレキシブルスクリーンに支持される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の好ましい一実施形態において提供される折り畳み可能な端末の折り畳み状態の立体構造概略図である。
図2図1の折り畳み可能な端末の折り畳み状態の断面図である。
図3図1の折り畳み可能な端末の展開状態の立体構造概略図である。
図4図1の折り畳み可能な端末の展開状態の断面図である。
図5図1の折り畳み可能な端末内の弾性シートの自然な状態の構造概略図である。
図6図5の弾性シートが力を受けて変形した後の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態における図面に合わせて、本発明の実施形態における技術案について明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当業者が創造的労働をしないことを前提に取得するすべての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0012】
図1から図4に示されるように、本発明における好ましい一実施形態において提供されるフレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末であり、該端末は、任意の端末機器であってもよく、例えば、タブレット、携帯、電子書籍リーダー、リモコン、パソコン(Personal Computer,PC)、ラップトップ、車載機器、インターネットテレビ、ウェアラブルデバイスなどであってもよい。
【0013】
図1から図4に示されるように、フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末は、ハウジング1と、二つの本体2と、フレキシブルスクリーン3と、弾性シート4と、を備える。
二つの本体2は、いずれもハウジング1に固定され、弾性シート4は、二つの本体2の間に接続される。フレキシブルスクリーン3は、二つの本体2の内面に固定される。二つの本体2が折り畳み、又は展開する場合、フレキシブルスクリーン3は、それにつれて折り畳み、又は展開する。
【0014】
ハウジング1は、フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末の外側表面を形成する。ハウジング1は、二つのケース12と、曲げ変形可能な折り曲げ部11とを備える。
折り曲げ部11は、二つのケース12の間に接続される。二つの本体2は、それぞれ二つのケース12に固定される。接続構造の強度を向上させるために、二つのケース12と折り曲げ部11とが一体成形されてもよい。ハウジング1は、シリコーンゲル、皮革、布、ポリカーボネートシートなどの曲げ変形可能な材料を用いて製造されてもよい。好ましくは、ハウジング1自身が自然な状態において平板状のストレート構造である。すなわち、ハウジング1が展開状態において平板状のストレート構造となり、その二つのケース12が展開すると、180度になる。ハウジング1は、外力の作用で折り曲げ、二つのケース12の間の夾角が0度になるようにし、したがって、折り畳み状態に転化することができる。
【0015】
本実施形態において、ハウジング1の全体は、すべて曲げ変形可能な材料により構成される。ここでは、他の実施形態において、折り曲げ部11だけが曲げ変形可能な材料により構成され、二つのケース12は、他の材料により構成され、折り曲げ部11の両端は、それぞれ二つのケース12に固定して接続される。
【0016】
二つの本体2は、それぞれ二つのケース12に固定される。二つの本体2の内部には、いずれも内蔵回路基板、電池などの部材が設けられる。当然のことながら、他の実施形態において、電池や、回路基板が一方の本体2の内部だけに設けられてもよく、該本体2と他方の本体2とが電気接続されて、他方の本体2の給電及び信号伝達を実現する。二つの本体2の間にフレキシブル回路基板(図示せず)が接続され、フレキシブル回路基板を利用して二つの本体2の間の電気接続を実現する。
【0017】
フレキシブル回路基板は、折り曲げ部11に固定され、折り曲げ部11につれて折り曲げ、及び展開することができ、フレキシブル回路基板の配置構成を便利にし、フレキシブル回路基板と他の内部構造部材とが干渉するのを回避することができる。
【0018】
さらに具体的には、フレキシブル回路基板は、折り曲げ部11の内部に嵌め込まれてもよく、その両端は、二つの本体2のいずれにも電気コネクターなどを介して脱着可能に固定して接続することができる。フレキシブル回路基板は、折り曲げ部11の内部に嵌め込まれて、占有スペースを減少し、端末の部品数を減少し、フレキシブル回路基板と他の内部構造部材とが干渉するのを効果的に回避することができる。
また、他の実施形態において、フレキシブル回路基板は、折り曲げ部11の内面に貼り合わせて固定されてもよいし、フレキシブルスクリーン3の内面、又は弾性シート4の表面に貼り合わせて固定されてもよい。
【0019】
フレキシブルスクリーン3は、フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末の内面に位置する。フレキシブルスクリーン3は、二つの固定領域32と、折り曲げ領域31と備える。二つの固定領域32は、それぞれ二つの本体2に固定される。折り曲げ領域31は、二つの固定領域32の間に接続され、三者が一体的に成形され、折り曲げ領域31と固定領域32とがシームレスに接続されて、フレキシブルスクリーン3の整合性を保証し、表示の視覚効果を保証する。
【0020】
フレキシブルスクリーン3は、柔軟性のあるディスプレイスクリーンと、ディスプレイスクリーンに積層して設けられるタッチ層とを有し、ディスプレイスクリーンを利用して情報表示を行うことができ、タッチ層を利用して端末に対するタッチコントロールを実現することができる。
【0021】
弾性シート4は、弓形であり、その両端は、それぞれ二つの本体2に固定して接続される。弾性シート4は、折り曲げ部11と折り曲げ領域31との間に位置する。弾性シート4は、ステンレスシート、ベリリウム銅シート又は黄銅シートなどの弾性材料であってもよい。図5に示されるように、弾性シート4は、自然な状態において、弓形状であり、自身の形状の特性及び自身の内部応力が原因で、その中間位置にある突出した弧形の部分が外力の影響を受ける場合、図6に示されるように、中間の弧形部分は他面に跳ねて、他の方向に突出する。
【0022】
図1及び図2に示されるように、フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合には、弾性シート4の中間位置がハウジング1に向けて盛り上がり、フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末が展開状態である場合には、弾性シート4の中間位置が逆方向に変形し、折り曲げ領域31に向けて盛り上がって、折り曲げ領域31の内側に支持される。
【0023】
図3及び図4に示されるように、フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末が展開された後には、フレキシブルスクリーン3の全体が平坦状であり、弾性シート4の中間位置によりフレキシブルスクリーン3の折り曲げ領域31を支持することができる。したがって、フレキシブルスクリーン3を開けた後、中間部分、即ち折り曲げ領域31が宙に浮いてしまい、押圧体験がよくないという技術課題を解決する。フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末が折り畳まれた後には、弾性シート4の中間位置がハウジング1に向けて盛り上がる。したがって、フレキシブルスクリーン3の折り曲げ領域31が折り曲げられるように、スペースを保留し、折り曲げ領域31の押圧による損壊を回避する。
【0024】
弾性シート4の端部は、本体2の厚み方向における中間位置に固定して接続される。端末が折り畳み状態である場合と、展開状態である場合とにおいて、弾性シート4の中間位置の弧形の突出高度は、ほぼ等しい。フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末が展開された後には、フレキシブルスクリーン3の全体の平坦性を保証することができ、折り曲げ領域31が凹み又は盛り上がりを形成するのを回避することができる。それとともに、折り畳み端末が折り畳まれた後には、ハウジング1の折り曲げ部11の内側に当接することができ、折り曲げ領域31と折り曲げ部11との間のスペースを十分に利用する。
【0025】
折り曲げ領域31の中間位置は、弾性シート4の中間位置に固定して接続される。折り曲げ領域31は、弾性シート4の中間位置に粘着などの方法により固定して接続することができる。折り曲げ領域31と弾性シート4との両者の中間位置が一緒に固定された後、フレキシブルスクリーンを有する折り畳み可能な端末が折り畳まれる場合には、弾性シート4の中間位置がハウジング1に向けて盛り上がって変形し、曲げ変形するように折り曲げ領域31を連動させることができ、折り曲げ領域31の湾曲に有利であり、正常に湾曲せず、押圧されて損壊し、正常の使用に影響を及ぼすのを防ぐ。
【0026】
折り畳み可能な端末が折り畳み状態である場合、折り曲げ領域31が円弧状に折り曲げられ、折り曲げ領域31が平坦状に回復するのに有利であり、折り曲げ領域31が過度に湾曲して損壊することを防ぐ。
【0027】
弾性シート4にフレキシブルスペーサ(図示せず)が設けられ、フレキシブルスペーサは、弾性シート4とフレキシブルスクリーン3の折り曲げ領域31との間に位置する。フレキシブルスペーサにより、折り曲げ領域31への支持を容易にすることができ、弾性シート4の剛性の支持が、折り曲げ領域31を損壊し、フレキシブルスクリーン3の正常表示に影響を及ぼすのを防ぐ。
【0028】
上記実施形態は、技術案の保護範囲に対する限定を構成するものではない。上記実施形態の要旨及び原則の範囲内に行う任意の修正、均等物による置換及び改善などは、いずれも技術案の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6