特許第6578752号(P6578752)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6578752
(24)【登録日】2019年9月6日
(45)【発行日】2019年9月25日
(54)【発明の名称】セグメント荷卸装置
(51)【国際特許分類】
   E21D 11/40 20060101AFI20190912BHJP
【FI】
   E21D11/40 C
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-117161(P2015-117161)
(22)【出願日】2015年6月10日
(65)【公開番号】特開2017-2558(P2017-2558A)
(43)【公開日】2017年1月5日
【審査請求日】2018年5月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000549
【氏名又は名称】株式会社大林組
(74)【代理人】
【識別番号】110000176
【氏名又は名称】一色国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】野口 宏治
(72)【発明者】
【氏名】久田 英貴
【審査官】 神尾 寧
(56)【参考文献】
【文献】 特開平06−117199(JP,A)
【文献】 特開2002−021497(JP,A)
【文献】 特開平03−129099(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E21D 11/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シールド機内に供給されるべくセグメントを搬送してきた搬送車から、前記セグメントを荷卸しするセグメント荷卸装置であって、
前記シールド機の後方に配置される後方設備と、
前記後方設備に設けられ、前記搬送車上の前記セグメントを吊り上げ状態で仮受する仮受装置と、
前記搬送車を積載するための積載架台と、を備え、
前記積載架台は、前記シールド機の掘進方向に前記後方設備と一体的に移動し、
前記仮受装置は、垂直方向に移動可能で、先端が前記セグメントに引っ掛かるフックとなっている4つで1組のアームを備える
ことを特徴とするセグメント荷卸装置。
【請求項2】
前記仮受装置が、前記シールド機の掘進方向に複数配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のセグメント荷卸装置。
【請求項3】
前記積載架台は、前記搬送車の昇降を案内するガイド溝を備えている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のセグメント荷卸装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シールド機の後部に連結された後方設備に対して搬送されるセグメントを荷卸しするセグメント荷卸装置に関する。
【背景技術】
【0002】
シールド機により地盤を掘削し、掘削内周面にセグメントを順次組み立てて周方向に接続しながら掘削の進行方向に連結することで覆工体を構築すると共に、その形成した覆工体から推進反力を得てシールド機により掘進作業を進めるシールド工法が知られている。
【0003】
具体的に、シールド工法では、シールド機の外殻体の内部でセグメントの組立て作業を行うため、セグメントをシールドトンネルの坑内を経てシールド機の後方に連結された後方設備まで搬送供給する必要がある。既構築の覆工体内に運び込まれたセグメントは搬送台車に積載され、当該既構築の覆工体内に敷設されたレール上に沿って前方に位置する後方設備まで搬入されるようになっている。このとき、後方設備まで搬送されたセグメントは、後方設備に設けられたホイスト式クレーン等によって吊り上げられることで荷卸される。このように荷卸しされたセグメントは、テルハ(ホイスト式クレーン)等によって、シールド機の後端部に設けられたセグメント組立機であるエレクターへと供給され、当該エレクターによって筒状の覆工体として組み立てられる。
【0004】
ここで、後方設備とはシールド機の付帯設備を搭載するものであり、エレクターに供給するためのセグメントを保持(一時的に保管)する仮置き場を備えている。この仮置き場には、搬送されたセグメントを仮受する仮受装置が備えられている。この仮受装置は、例えばホイスト式クレーンからなり、前述の如く仮置き場まで搬送されたセグメントを吊り上げて荷卸するものである。また、後方設備は、油圧ポンプ、油圧タンク等の油圧ユニット関係の機器、トランス等の電源関係の機器、油圧バルブ、操作盤、動力盤等の種々の機器を搭載して移送する後続台車や、中継ポンプ等を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平08−312296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、近年、工期の短縮化を図るべく、切羽の掘削すなわち掘進とエレクターによるセグメントの組立とを同時に行うシールド機(所謂、同時掘進シールド)が用いられる傾向にあり、これに伴って、シールド機の掘進と同時にセグメントの荷卸しを行う必要が生じている。
【0007】
それに対して、特許文献1には、シールド機の後方にホイストビームと一体的に前進する位置決め台車を連結し、該位置決め台車と搬送台車とをシールド機の掘進に伴って一体的に前進させる追従手段を設け、シールド機の掘進に伴って前進するホイストまたは仮受フォークと、搬送台車上のセグメントとの相対的な位置を固定することで、シールド機の掘進と同時にセグメントの荷卸しを可能にすることが記載されている。
【0008】
ところが、特許文献1に記載された搬送台車は、バンパーにリミットスイッチ等の追従手段が設けられ、当該バンパーが後方設備としての位置決め台車のフレームに設けられた位置決め金具に当接することでシールド機に牽引される位置決め台車の走行に追随して前進するようになっている。または、バンパーと位置決め台車のフレームとに電磁石を設けて磁気的に接続・離間を行うことで、搬送台車を位置決め台車の走行に追随させて前進させるようにしている。そのため、搬送台車を位置決め台車の走行に追随させるための追従手段の構成が複雑となると共に、精度よく位置決めするための制御が必要となり、位置決め作業が煩雑となる問題があった。
【0009】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、シールド機が掘進移動しているときでも後方設備と搬送車との位置関係を相対的に静止した状態とすることができ、よって高精度な位置決めを容易とすることで、セグメントの荷卸作業の安全性を確保しつつ、作業効率の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
以上の課題を解決するべく、本発明に係るセグメント荷卸装置は、シールド機内に供給されるべくセグメントを搬送してきた搬送車から、前記セグメントを荷卸しするセグメント荷卸装置であって、前記シールド機の後方に配置される後方設備と、前記後方設備に設けられ、前記搬送車上の前記セグメントを吊り上げ状態で仮受する仮受装置と、前記搬送車を積載するための積載架台と、を備え、前記積載架台は、前記シールド機の掘進方向に前記後方設備と一体的に移動し、前記仮受装置は、垂直方向に移動可能で、先端が前記セグメントに引っ掛かるフックとなっている4つで1組のアームを備えることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、搬送車を積載する積載架台がシールド機の掘進方向に後方設備と一体的に移動するので、シールド機が掘進移動していても、搬送車に対して後方設備を相対的に静止させた状態とすることができる。かくして、高精度な位置決めを容易とすることで、セグメントの荷卸作業の安全性を確保しつつ、作業効率の向上を図ることができる。
【0012】
このとき、前記仮受装置が、前記シールド機の掘進方向に複数配置されていることが好ましい。これによれば、後方設備の積載架台に対して搬送車をスムーズに昇降させることができる。
【0013】
また、前記積載架台は、前記搬送車の昇降を案内するガイド溝を備えていることが好ましい。
これによれば、後方設備の積載架台に対してガイド溝に沿って搬送車を進入させるだけで、積載した搬送車と後方設備との幅方向における高精度な位置決めを容易に行うことができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、シールド機が掘進移動しているときでも搬送車に対して後方設備を相対的に静止した状態とすることができ、よって高精度な位置決めを容易とすることで、セグメントの荷卸作業の安全性を確保しつつ、作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】実施形態におけるセグメント荷卸装置を示し、後方設備に搬送車を積載した状態を示すシールドトンネルの縦断面図である。
図2図1をA−A方向から見て示す部分的断面図である。
図3】アンローダ装置でセグメントを吊り下げる状態を図1のA−A方向から見て示す部分的断面図である。
図4】実施形態におけるセグメント荷卸装置を示し、後方設備から搬送車が降りた状態を示すシールドトンネルの縦断面図である。
図5図4をB−B方向から見て示す部分的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係るセグメント荷卸装置の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うセグメント荷卸装置もまた本発明の技術思想に含まれる。また、以下の説明において、後部および後方とは、シールド機の掘進方向前方とは反対側の部位,方向を示すものとする。
<シールド工法>
【0017】
まず、シールド工法について説明する。図1に示すように、かかるシールド工法においてシールドトンネル1は、シールド機2により地盤を掘削しつつ、スクリューコンベア3により搬出される掘削土を排土用コンベア(不図示)で送り出すと共に、シールド機2の後部に備えられたセグメント組立機としてのエレクター4によってセグメント5を順次組み立て、それを周方向に接続しながら掘進の進行方向に連結して掘削内周面を覆う筒状の覆工体6を形成することにより構築される。
【0018】
このシールド工法において、シールド機2は、筒状のマシン本体2aと、推進ジャッキ2bとを有している。マシン本体2aの先端には多数のカッタービット(掘削ビット)2cが立設されてなり、回転駆動されるカッター面板2dが設けられ、このカッター面板2dの背面側にチャンバ2eが画成されている。チャンバ2eには、掘削土砂の排出用のスクリューコンベア3が連通接続されている。具体的に、シールド機2は、カッター面板2dを回転させながらこれに対向する地山の切羽(不図示)を切り崩し、その掘削土をカッター面板2d後方のチャンバ2e内に取り込む。そして、チャンバ2eの下部に設けたスクリューコンベア3により掘削土を後方に搬送排出しながら前進(掘進移動)する。
<セグメント荷卸装置>
【0019】
図1図4に示すように、本発明の一実施形態に係るセグメント荷卸装置10は、搬送されるセグメント5を荷卸しするもので、シールド機2の後部に連結された後方設備11を備えている。この後方設備11には、セグメント5を搬送する搬送車12から当該セグメント5を仮受する仮受装置としてのアンローダ装置13が設けられている。
【0020】
具体的に後方設備11は、図2に示すように、シールド機2(図1)の掘進方向に直交するトンネル幅方向に所定の間隔を空けて一対で設けられる矩形状の枠体11a,11aからなり、シールド機2の後方のエレクター4近傍に配置されている。かかる後方設備11には、下方の端面11bにローラ11cを回転自在に保持する脚部11dが設けられている。後方設備11は、ローラ11cが既構築の覆工体6内面に沿って回転することで、シールド機2の掘進に伴ってシールドトンネル1の坑内を移動するようになっている。また、これら枠体11a,11aは、トンネル幅方向に延設される梁部11eによって、前記所定の間隔を保持するように連結されている。このとき、これら枠体11a,11a間の間隔は、搬送車12の車幅(より詳細には、搬送車12に積載されるセグメント5のトンネル幅方向の寸法)に対応して設定されることが好ましい。
【0021】
また、後方設備11は、トンネル幅方向に一対で設けられる枠体11a,11a間の対向する側面に設けられたアンローダ装置13がエレクター4に対して供給されるセグメント5を仮受することで、このセグメント5を保持(一時的に保管)する。つまり、後方設備11はセグメント5を一時的に保管する仮置き場として機能する。
【0022】
シールド機2と後方設備11との間には、アンローダ装置13によって仮受されたセグメント5をエレクター4へと供給するための供給装置が設けられている。なお、供給装置は、一端がシールド機の後部に連結され、他端が後方設備へと延設されるホイストビームと、当該ホイストビームに沿ってスライド自在に設けられるホイストと、を備えるホイスト式クレーン装置によって構成される一般的な構造であるため、ここでは便宜上、図示省略するものとする。
【0023】
図2図3図5等に示すように、後方設備11にはシールド機2の付帯設備(例えば油圧ポンプ、油圧タンク等の油圧ユニット関係の機器、トランス等の電源関係の機器、油圧バルブ、操作盤、動力盤等の種々の機器を搭載して移送する後続台車や、中継ポンプ(いずれも図示省略)等)が搭載されている。
【0024】
搬送車12は、この場合タイヤ12aによって走行する車両からなり、不図示の坑口から搬入されたセグメント5を荷台12bに積載してシールドトンネル1の坑内を経てシールド機2の後方設備11まで搬送する。
【0025】
アンローダ装置13は、シールド機2の掘進方向およびトンネル幅方向に、それぞれ所定の間隔で設けられた4つで1組のアーム13aと、これらアーム13aのうち掘進方向の一対のアーム13a,13aを垂直方向に移動可能に支持するスライダ13bと、これらを駆動するアクチュエータ13cとを備えている。そして、スライダ13bやアクチュエータ13cが、枠体11aにおいて垂直方向に立設された柱部11fに取り付けられている。なお、図1図4では掘進方向に隣接する一対のアーム13a,13aを、図2図3図5ではトンネル幅方向に対向した一対のアーム13a,13aを示している。
【0026】
各アーム13aは先端が鉤状のフックとなっており、シールド機2の掘進方向に隣接する一対のアーム13a,13aは、それぞれトンネル幅方向に対峙した反対側の一対のアーム13a,13aと対向するように配置されている。そして、アンローダ装置13は、これら4つのアーム13aのフックにより、搬送車12上の複数積み重ねられたセグメント5をその下方の四隅に引っ掛けるようにして吊り上げるようになっている(図2図3図5参照)。
【0027】
搬送車12によって搬送されたセグメント5を、後方設備11のアンローダ装置13によって仮受する荷卸作業時には、これら搬送車12上のセグメント5とアンローダ装置13のアーム13a(先端のフック)とが正確に位置決めされなくてはならない。このとき、後方設備11はシールド機2の掘進移動に伴って前進している。
【0028】
そこで、本実施形態のセグメント荷卸装置10の場合、後方設備11に搬送車12を積載するための積載架台15を一体的に設けるようにした。この積載架台15は、後方設備11の枠体11aに対して、例えば溶接等によって固定されている。
【0029】
かかる積載架台15には、搬送車12の昇降用のスロープ15aが設けられており、搬送車12をスムーズに昇降させることが可能になっている。また、積載架台15には、搬送車12が昇降する床面15bに当該搬送車12の昇降を案内するガイド溝15cが設けられている。これにより、後方設備11の積載架台15に対してガイド溝15cに沿って搬送車12を進入させるだけで、積載した搬送車12と後方設備11との幅方向の高精度な位置決めが容易に行えるようになっている。さらに、積載架台15は、裏面側(トンネル坑内側)に転がり部材(この場合、ローラ15dが適用されているが、タイヤ等であっても良い)が設けられており、シールド機2の掘進移動に追随して後方設備11と一体的に移動するようになっている。
【0030】
次に、セグメント5の荷卸作業について説明する。まず、図1および図2に示すように、後方設備11の積載架台15に対して搬送車12を進入させ、当該搬送車12によって搬送されたセグメント5の荷卸作業開始時に、搬送車12に対して後方設備11を相対的に静止させた状態とする。このとき、積載架台15は、前述のように後方設備11がシールド機2の掘進移動に伴って前進しているため、当該後方設備11と共に前進している。
【0031】
そして、図3に示すように、搬送車12上のセグメント5をアンローダ装置13によって後方設備11に仮受した後、荷卸作業が終了すると、図4および図5に示すように、積載していた全てのセグメント5の荷卸しが済んだ空の搬送車12が積載架台15からスロープ15aに沿ってトンネル坑内へと進出していく。この後、この搬送車12は、後方設備11から離脱し、次に搬送するセグメント5を積載するべく再び坑口に向けて戻っていく。
【0032】
以上、説明したように、本実施形態のセグメント荷卸装置10によれば、後方設備11と一体的に設けられる積載架台15に搬送車12が積載されるので、シールド機2の掘進移動に伴い後方設備11が前進していても、搬送車12に対して後方設備11を相対的に静止させた状態とすることができる。かくして、高精度な位置決めを容易とすることで、セグメント5の荷卸作業の安全性を確保しつつ、作業効率の向上を図ることができる。
【0033】
このとき、セグメント5を搬送する搬送車12としては、積載架台15上にシールドトンネル1の坑内に敷設されたレールに対応したレールを敷設しておくことで、当該レール上を走行する台車を適用することも可能である。但し、搬送車12を、タイヤで走行する車両で構成することにより、シールドトンネル1の坑内および積載架台15上にレールを敷設する煩わしさを解消することができる上、搬送車12における走行の自由度を増すことができる。
【0034】
また、積載架台15に搬送車12の昇降側にスロープ15aを備えることにより、後方設備11の積載架台15に対して搬送車12をスムーズに昇降させることができる。
【0035】
さらに、積載架台15の床面15bに搬送車12の昇降を案内するガイド溝15cを備えることにより、後方設備11の積載架台15に対してガイド溝15cに沿って搬送車12を進入させるだけで、搭載した搬送車12と後方設備11との幅方向の高精度な位置決めを容易に行うことができる。
【0036】
なお、上述した実施形態では、後方設備11の仮受装置としてアンローダ装置13を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、仮受装置としてはこの他種々のクレーン装置を適用することができる。
【0037】
また、上述した実施形態では、不図示の供給装置が、一端がシールド機2の後部に連結され、他端が後方設備11へと延設されるホイストビームと、当該ホイストビームに沿ってスライド自在に設けられるホイストと、を備えて構成される場合について述べたが、本発明はこれに限らず、供給装置としてはこの他種々のクレーン装置を適用することができる。
【符号の説明】
【0038】
1…シールドトンネル, 2…シールド機, 3…スクリューコンベア, 4…エレクター(セグメント組立機), 5…セグメント, 6…覆工体, 10…セグメント荷卸装置, 11…後方設備, 11a…枠体, 11b…端面, 11c…ローラ, 11d…脚部, 11e…梁部, 11f…柱部, 12…搬送車, 13…アンローダ装置(仮受装置), 13a…アーム, 13b…スライダ, 13c…アクチュエータ, 14…連結部材, 15…積載架台, 15a…スロープ, 15b…床面, 15c…ガイド溝, 15d…ローラ
図1
図2
図3
図4
図5