特許第6579428号(P6579428)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6579428置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造方法及びその用途
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6579428
(24)【登録日】2019年9月6日
(45)【発行日】2019年9月25日
(54)【発明の名称】置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造方法及びその用途
(51)【国際特許分類】
   C07C 69/78 20060101AFI20190912BHJP
   C07C 67/14 20060101ALI20190912BHJP
   C08F 20/30 20060101ALI20190912BHJP
   G02B 1/04 20060101ALI20190912BHJP
【FI】
   C07C69/78CSP
   C07C67/14
   C08F20/30
   G02B1/04
【請求項の数】13
【全頁数】30
(21)【出願番号】特願2015-141797(P2015-141797)
(22)【出願日】2015年7月16日
(65)【公開番号】特開2017-24995(P2017-24995A)
(43)【公開日】2017年2月2日
【審査請求日】2018年7月12日
(73)【特許権者】
【識別番号】000199795
【氏名又は名称】川崎化成工業株式会社
(72)【発明者】
【氏名】山田 暁彦
(72)【発明者】
【氏名】沼田 繁明
【審査官】 神谷 昌克
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−311585(JP,A)
【文献】 特開2002−169295(JP,A)
【文献】 特開2001−174995(JP,A)
【文献】 特開2001−222112(JP,A)
【文献】 特開2008−169346(JP,A)
【文献】 特開2013−014674(JP,A)
【文献】 特開2010−265441(JP,A)
【文献】 Database REGISTRY,2010年,RN 1245641-76-2, Retrieved from STN international [online] ;retrieved on 11 March 2019
【文献】 Database REGISTRY,2013年,RN 1448352-23-5, Retrieved from STN international [online] ;retrieved on 11 March 2019
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07C
C08F
G02B
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)で表される置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物。
【化1】
(上記一般式(1)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。)
【請求項2】
下記一般式(2)で表される3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物。
【化2】
(上記一般式(2)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。)
【請求項3】
下記一般式(3)で表される7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物。
【化3】
(上記一般式(3)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。)
【請求項4】
下記一般式(4)で表される5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物。
【化4】
(上記一般式(4)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。)
【請求項5】
下記一般式(5)で表される6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物。
【化5】
(上記一般式(5)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。)
【請求項6】
請求項1に記載の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物。
【請求項7】
請求項2に記載の3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物。
【請求項8】
請求項3に記載の7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物。
【請求項9】
請求項4に記載の5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物。
【請求項10】
請求項5に記載の6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物。
【請求項11】
請求項乃至10のいずれかに記載の重合性組成物に、さらにエチレン性不飽和二重結合を有する共重合性単量体(ただし、請求項2に記載の3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、請求項3に記載の7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、請求項4に記載の5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び請求項5に記載の6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)を配合することを特徴とする重合性組成物。
【請求項12】
請求項乃至11のいずれかに記載の重合性組成物を熱重合又は光重合して得られる重合物。
【請求項13】
請求項12に記載の重合物を含有する高屈折率材料。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、その製造法及びそれを含有する重合性組成物、重合物及び重合物よりなる高屈折率材料に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、高屈折率材料に対する要望が高くなってきている。高屈折率であるプラスチック材料の光学用物品への進出は著しく、液晶ディスプレイ用パネル、カラーフィルター、眼鏡レンズ、フレネルレンズ、レンチキュラーレンズ、TFT用のプリズムレンズシート、非球面レンズ、光ディスク、光ファイバー、光道波路等への検討が盛んに行われている。
【0003】
光重合性組成物としては、光重合性化合物の重合を開始する種の違いにより、光ラジカル重合性組成物と光カチオン重合性組成物とに分けられる。一般に、ラジカル重合型は、重合速度が速く、生成する塗膜硬度が高いという特徴を持つが、基材との密着性が弱いという欠点がある。また、酸素の影響を受けやすく、特に薄膜の生成においては窒素封入等の設備が必要となる。一方、カチオン重合型は、基材との密着性が高く、可とう性に優れており、酸素による影響を受けにくいという特徴を有する。そのため、電子材料分野においては光カチオン重合性組成物が用いられている。
【0004】
有機化合物の屈折率を高くする方法としては、分子構造中にハロゲン原子や、硫黄化合物を導入することが有用であることは既に良く知られている。例えば、ハロゲン原子の有する高い固有屈折率を利用した、ハロゲン化高屈折率重合体が報告されているが、ハロゲン化によって、耐光性が著しく劣化し、また、高比重であるという欠点があった(特許文献1)。また、ハロゲン以外に高い固有屈折率を有する原子として、硫黄があり、この硫黄原子 を有する単量体組成物が報告されているが、これらは高い屈折率、優れた耐衝撃性を有するものの、得られたポリマーの耐光性が著しく劣り、また硫黄特有の不快臭が問題となる欠点があった(特許文献2)。
【0005】
有機化合物の屈折率を高くするもう一つの方法としては、芳香族導入が知られている。しかしながら、通常、芳香族環を多く有する高屈折率樹脂組成物をガラス基板等にスピンコート法等により塗布した場合、高屈折率樹脂組成物と基板とのなじみが悪く、高屈折率樹脂組成物が基板状で玉状となってしまい、平滑に塗工しがたいという欠点があった。
【0006】
紫外線LEDは発熱が少なく長寿命であることから最近光源としてよく使用されているが、アリールヨードニウム塩又はアリールスルホニウム塩を光重合開始剤として用いた場合、いずれも紫外線LED等の光源が発する長波長の光では光重合反応が進行しにくい等の問題があり、光重合増感剤を添加するのが一般的である。光重合増感剤としては、アントラセン化合物、チオキサントン化合物が知られており、特にアントラセン化合物が用いられることが多い(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開昭55−69543号公報
【特許文献2】特開2002−20433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
よって、本発明の目的は、硫黄原子等のヘテロ原子特有の不快臭がなく、ハロゲン原子を含まないことから環境にやさしく、かつ、高い屈折率を有する芳香族アクリレート化合物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、ナフタレン化合物の構造と光特性について鋭意検討した結果、2位の水酸基が(メタ)アクリロイル化された置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物が高い屈折率を有することを見出し、本発明を完成させた。
【0010】
すなわち、本発明は、以下に記載の骨子を要旨とするものである。まず、第一発明では、下記一般式(1)で表される置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を提供する。
【0011】
【化1】
【0012】
上記一般式(1)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるR2は互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0013】
第二発明では、下記一般式(2)で表される3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を提供する。
【0014】
【化2】
【0015】
上記一般式(2)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0016】
第三発明では、下記一般式(3)で表される7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を提供する。
【0017】
【化3】
【0018】
上記一般式(3)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0019】
第四発明では、下記一般式(4)で表される5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を提供する。
【0020】
【化4】
【0021】
上記一般式(4)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0022】
第五発明では、下記一般式(5)で表される6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を提供する。
【0023】
【化5】
【0024】
上記一般式(5)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rはアリールカルボニル基を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0050】
発明では、第一発明に記載の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物を提供する。
【0051】
発明では、第二発明に記載の3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物を提供する。
【0052】
発明では、第三発明に記載の7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物を提供する。
【0053】
発明では、第四発明に記載の5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物を提供する。
【0054】
発明では、第五発明に記載の6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有することを特徴とする重合性組成物を提供する。
【0055】
十一発明では、第発明乃至第発明のいずれかに記載の重合性組成物に、さらにエチレン性不飽和二重結合を有する共重合性単量体(ただし、第二発明に記載の3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、第三発明に記載の7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、第四発明に記載の5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び第五発明に記載の6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)を配合することを特徴とする重合性組成物を提供する。
【0056】
十二発明では、第発明乃至第十一発明のいずれかに記載の重合性組成物を熱重合又は光重合して得られる重合物を提供する。
【0057】
十三発明では、第十二発明に記載の重合物を含有する高屈折率材料を提供する。
【発明の効果】
【0058】
本発明の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、硫黄原子等のヘテロ原子を有しないことから、ヘテロ原子特有の不快臭がなく、ハロゲン原子を含まないことから環境にやさしく、かつ、高い屈折率を有し密着性に優れた新規な芳香族アクリレート化合物であり、有用な化合物である。なお、本発明のおける(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はメタクリレートを指し、(メタ)アクリロイルとは、アクリロイル又はメタクリロイルを指す。また、本発明において、3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を併せて置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物と称す。
【発明を実施するための形態】
【0059】
(化合物)
以下、本発明を詳細に説明する。本発明は、下記一般式(1)で表される置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物である。
【0060】
【化1】
【0061】
上記一般式(1)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜8のアルキル基、アルキルカルボニル基又はアリールカルボニル基のいずれかを表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0062】
上記一般式(1)において、Rで表される炭素数1〜8のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基等が挙げられる。
【0063】
上記一般式(1)におけるOR基が、ナフタレン環の3位にあるときは、本発明の下記一般式(2)で表される3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物となる。
【0064】
【化2】
【0065】
上記一般式(2)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜8のアルキル基、アルキルカルボニル基又はアリールカルボニル基のいずれかを表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0066】
上記一般式(1)におけるOR基が、ナフタレン環の7位にあるときは、本発明の下記一般式(3)で表される7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物となる。
【0067】
【化3】
【0068】
上記一般式(3)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜8のアルキル基、アルキルカルボニル基又はアリールカルボニル基のいずれかを表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0069】
上記一般式(1)におけるOR基が、ナフタレン環の5位にあるときは、本発明の下記一般式(4)で表される5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物となる。
【0070】
【化4】
【0071】
上記一般式(4)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜8のアルキル基、アルキルカルボニル基又はアリールカルボニル基のいずれかを表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0072】
上記一般式(1)におけるOR基が、ナフタレン環の6位にあるときは、本発明の下記一般式(5)で表される6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物となる。
【0073】
【化5】
【0074】
上記一般式(5)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜8のアルキル基、アルキルカルボニル基又はアリールカルボニル基のいずれかを表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0075】
上記一般式(2)で表される3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物としては、例えば次のものが挙げられる。すなわち、Rが炭素数1〜8のアルキル基である場合は、3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6,7−ジメチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6,7−ジメチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジメチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジメチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−3−メトキシ−−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6,7−ジエチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6,7−ジエチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジエチル−3−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジエチル−3−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0076】
が炭素数1〜8のアルキルカルボニル基である場合は、3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6,7−ジメチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6,7−ジメチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジメチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジメチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6,7−ジエチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6,7−ジエチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジエチル−3−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジエチル−3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0077】
が炭素数1〜8のアリールカルボニル基である場合は、3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、6,7−ジメチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6,7−ジメチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジメチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジメチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、6,7−ジエチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6,7−ジエチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジエチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジエチル−3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0078】
また、上記一般式(3)で表される7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物としては、例えば次のものが挙げられる。すなわち、Rが炭素数1〜8のアルキル基である場合は、7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジメチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジメチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジエチル−7−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジエチル−7−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0079】
が炭素数1〜8のアルキルカルボニル基である場合は、7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジメチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジメチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジエチル−7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジエチル−7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0080】
が炭素数1〜8のアリールカルボニル基である場合は、7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジメチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジメチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジエチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジエチル−7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0081】
また、上記一般式(4)で表される5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物としては、例えば次のものが挙げられる。すなわち、Rが炭素数1〜8のアルキル基である場合は、5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジメチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジメチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジエチル−5−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジエチル−5−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0082】
がアルキルカルボニル基である場合は、5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジメチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジメチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジエチル−5−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジエチル−5−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0083】
がアリールカルボニル基である場合は、5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジメチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジメチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジエチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジエチル−5−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0084】
また、上記一般式(5)で表される6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物としては、例えば次のものが挙げられる。すなわち、Rが炭素数1〜8のアルキル基である場合は、6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジメチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジメチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジエチル−6−メトキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジエチル−6−メトキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0085】
がアルキルカルボニル基である場合は、6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジメチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジメチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジエチル−6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジエチル−6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0086】
がアリールカルボニル基である場合は、6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジメチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジメチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジエチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジエチル−6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0087】
これらの置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の中でも、特に高い屈折率が得られることから、6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレートが好ましい。
【0088】
(製造方法)
次に、本発明の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の製造方法について説明する。本発明の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、下記(反応式1)にあるように、原料として、モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を用い、塩基性化合物の存在下、アルキル化剤、アルキルカルボニル化剤又はアリールカルボニル化剤と反応させることにより、置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を得ることができる。
【0089】
【化6】
【0090】
上記(反応式1)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜8のアルキル基、アルキルカルボニル基又はアリールカルボニル基のいずれかを表し、Xは、塩素原子又は臭素原子を表し、複数あるRは互いに同一であっても異なっていてもよい。
【0091】
上記(反応式1)において、原料として用いるモノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、ジヒドロキシナフタレン化合物を出発原料として用い、塩基性化合物の存在下、ジヒドロキシナフタレン化合物をハロゲン化(メタ)アクリロイル化合物と反応させることにより、モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を得ることができる。
【0092】
出発原料として用いるジヒドロキシナフタレン化合物としては、水酸基が2位と3位にある2,3−ヒドロキシナフタレン化合物の場合では、2,3−ジヒドロキシナフタレン、1−メチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、4−メチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、5−メチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、6−メチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、7−メチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、8−メチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、6,7−ジメチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、5,8−ジメチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、1−エチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、4−エチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、5−エチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、6−エチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、7−エチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、8−エチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、6,7−ジエチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン、5,8−ジエチル−2,3−ジヒドロキシナフタレン等が挙げられる。
【0093】
出発原料として用いるジヒドロキシナフタレン化合物としては、水酸基が2位と7位にある2,7−ヒドロキシナフタレン化合物の場合では、2,7−ジヒドロキシナフタレン、1−メチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、4−メチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、5−メチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、6−メチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、3−メチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、8−メチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、3,6−ジメチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、5,8−ジメチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、1−エチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、4−エチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、5−エチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、6−エチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、3−エチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、8−エチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、3,6−ジエチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン、5,8−ジエチル−2,7−ジヒドロキシナフタレン等が挙げられる。
【0094】
出発原料として用いるジヒドロキシナフタレン化合物としては、水酸基が2位と5位にある2,5−ヒドロキシナフタレン化合物の場合では、2,5−ジヒドロキシナフタレン、1−メチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、4−メチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、7−メチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、6−メチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、3−メチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、8−メチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、3,6−ジメチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、7,8−ジメチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、1−エチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、4−エチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、7−エチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、6−エチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、3−エチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、8−エチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、3,6−ジエチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン、7,8−ジエチル−2,5−ジヒドロキシナフタレン等が挙げられる。
【0095】
出発原料として用いるジヒドロキシナフタレン化合物としては、水酸基が2位と6位にある2,6−ヒドロキシナフタレン化合物の場合では、2,6−ジヒドロキシナフタレン、1−メチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、4−メチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、7−メチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、5−メチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、3−メチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、8−メチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、3,5−ジメチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、7,8−ジメチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、1−エチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、4−エチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、7−エチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、5−エチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、3−エチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、8−エチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、3,5−ジエチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン、7,8−ジエチル−2,6−ジヒドロキシナフタレン等が挙げられる。
【0096】
モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の製造に用いるハロゲン化(メタ)アクリロイル化合物としては、例えば塩化アクリロイル、塩化メタクリロイル、臭化アクリロイル、臭化メタクリロイル等が挙げられる。
【0097】
モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の製造に用いる塩基性化合物としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基;トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピペリジン、ピリジン等の有機アミン化合物等が用いられる。
【0098】
モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の製造に用いる塩基性化合物の使用量は、ジヒドロキシナフタレン化合物1モルに対して1.0モル倍以上、1.5モル倍以下、より好ましくは1.1モル倍以上,1.3モル倍以下である。1.0モル倍未満の場合は、原料のジヒドロキシナフタレン化合物が未反応で残留し、1.5モル倍より多く使用した場合は、副生物が副生し、目的物の純度が低下し好ましくない。
【0099】
ハロゲン化(メタ)アクリロイル化合物の使用量は、ジヒドロキシナフタレン化合物1モルに対して1.0モル倍以上、2.0モル倍以下、より好ましくは1.1モル倍以上,1.5モル倍以下である。1.0モル倍未満では未反応のヒドロキシナフタレンの量が多くなり、原料回収等の処理が必要となる場合がある。
【0100】
モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の製造において、使用する溶媒としては、ハロゲン化(メタ)アクリロイル化合物と反応しない非水系溶媒を用いることが好ましい。通常用いられる溶媒はトルエン、キシレン等の芳香族系溶媒、塩化メチレン、ジクロロエチレン等のハロゲン系溶媒である。
【0101】
モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の製造における反応温度は通常、室温以上、80℃以下で行うのが好ましい。反応の進行とともに沈殿が生じるので、ろ過乾燥すれば、モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物が得られる。必要に応じて再結晶して精製することも可能である。
【0102】
次に、上記(反応式1)において、原料として用いるモノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、次のものが挙げられる。すなわち、水酸基が3位に置換した3−ヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物としては、3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、6,7−ジメチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6,7−ジメチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジメチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジメチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、6,7−ジエチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6,7−ジエチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジエチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジエチル−3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0103】
また、水酸基が7位に置換した化合物としては、7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジメチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジメチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5,8−ジエチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5,8−ジエチル−7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0104】
また、水酸基が5位に置換した化合物としては、5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジメチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジメチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、6−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジエチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジエチル−5−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0105】
また、水酸基が6位に置換した化合物としては、6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、1−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、4−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、8−メチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジメチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジメチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、1−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、4−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、4−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、5−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、5−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、8−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、8−エチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート、7,8−ジエチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート、7,8−ジエチル−6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート等が挙げられる。
【0106】
上記(反応式1)において、原料として用いるアルキル化剤としては、ジアルキル硫酸又はハロゲン化アルキル化合物が用いられる。ジアルキル硫酸としては、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、ジプロピル硫酸、ジブチル硫酸等が挙げられ、ハロゲン化アルキルとしては、臭化メチル、臭化エチル、臭化プロピル、臭化ブチル等が挙げられる。
【0107】
上記(反応式1)において、原料として用いるアルキルカルボニル化剤としては、塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩化ブチリル、塩化ペンタノイル、塩化ヘキサノイル、臭化アセチル、臭化プロピオニル、臭化ブチリル、臭化ペンタノイル、臭化ヘキサノイル等が挙げられる。
【0108】
上記(反応式1)において、原料として用いるアリールカルボニル化剤としては、塩化ベンゾイル、塩化トリロイル、塩化ナフトイル、臭化ベンゾイル、臭化トリロイル、臭化ナフトイル等が挙げられる。
【0109】
上記(反応式1)において用いる塩基性化合物としては、一級アミン、2級アミン、3級アミン、ピリジン類等が用いられる。一級アミンとしては、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等が挙げられ、二級アミンとしては、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジブチルアミン、ピペリジン等が挙げられ、3級アミンとしてはトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン等が挙げられ、ピリジン類としては、ピリジン、α―ピコリン、γーピコリン、ルチジン等が挙げられる。
【0110】
上記(反応式1)において、原料として用いるアルキル化剤、アルキルカルボニル化剤又はアリールカルボニル化剤の使用量は、モノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物1モルに対して1.0モル倍以上、1.5モル倍以下、より好ましくは1.1モル倍以上,1.3モル倍以下である。1.0モル倍未満の場合は、原料のモノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物が未反応で残留し、1.5モル倍より多く使用した場合は、生成物の純度が低下し好ましくない。
【0111】
上記(反応式1)において用いる塩基性化合物の使用量は、使用するアルキル化剤、アルキルカルボニル化剤又はアリールカルボニル化剤の使用量1モルに対して1.0モル倍以上、1.5モル倍以下、より好ましくは1.1モル倍以上,1.3モル倍以下である。1.0モル倍未満の場合は、原料のモノヒドロキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物が未反応で残留し、1.5モル倍より多く使用した場合は、副生物が副生し、目的物の純度が低下し好ましくない。
【0112】
上記(反応式1)において、使用する溶媒としては、アルキル化剤、アルキルカルボニル化剤又はアリールカルボニル化剤と反応しない非水系溶媒を用いることが好ましい。通常用いられる溶媒はトルエン、キシレン等の芳香族系溶媒、塩化メチレン、ジクロロエチレン等のハロゲン系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒である。
【0113】
上記(反応式1)における反応温度は通常、室温以上、80℃以下で行うのが好ましい。反応の進行とともに沈殿が生じるので、ろ過乾燥すれば、置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物得られる。必要に応じて再結晶して精製することも可能である。
【0114】
(重合性組成物)
本発明の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤を含有させることにより、重合性組成物とすることができる。このとき、エチレン性不飽和二重結合を有する共重合性単量体(ただし、3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)を配合することもできる。置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び熱重合開始剤及び/もしくは光重合開始剤を含有する重合性組成物、もしくはさらにエチレン性不飽和二重結合を有する共重合性単量体(ただし、3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)を配合する重合性組成物は、熱又は光により重合させることができる。これにより得られた重合物は高屈折率材料として有用である。
【0115】
エチレン性不飽和二重結合を有する共重合性単量体(ただし、3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)としては、例えば、スチレン、瘁|メチルスチレン等の側鎖アルキル置換スチレン;ビニルトルエン等の核アルキル置換スチレン、ブロモスチレン、クロルスチレン等のハロゲン化スチレン;ジビニルベンゼン、ビニルナフタレン等を挙げることができる。シアン化ビニル系単量体としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、フマロニトリル、マレオニトリル、瘁|クロロアクリロニトリル等を挙げることができる。(メタ)アクリル酸エステル類としては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピレンメタクリレート、ブチルメタクリレート、アミルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、フェニルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート、アミルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ドデシルアクリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアクリレート等を挙げることができる。またコーティング用の多官能アクリレートとしては、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、1、6−ヘキサンジオールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリブタジエンアクリレート、ポリオールアクリレート、ポリエーテルアクリレート等が挙げることができる。
【0116】
熱重合開始剤としては、有機過酸化物やアゾ系化合物等のどちらでも使用することができる。有機過酸化物としては、例えばt−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート類等のパーオキシエステル類、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)3,5,5−トリメチルシクロヘキサン等のパーオキシケタール類、ラウロイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド類等を挙げることができる。またアゾ系化合物としては、例えば2,2’−アゾビスイソブチロニトリルや、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カーボニトリル)等のアゾニトリル類を挙げることができる。
【0117】
光重合開始剤としては、例えば、2、2−ジメトキシ−1、2−ジフェニルエタン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキサイド、2−イソプロピルチオキサントン、2−t−ブチルアントラキノン等が挙げられる。実際に入手可能な工業製品としては、イルガキュア651(「イルガキュア」はビー・エー・エス・エフ社の登録商標、以下同じ。)、イルガキュア184、ダロキュア1173(「ダロキュア」はビー・エー・エス・エフ社の登録商標、以下同じ。)、イルガキュア907、イルガキュア369、ダロキュアTPO、イルガキュア819等が挙げられる。
【0118】
本発明の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物とエチレン性不飽和二重結合を有する共重合性単量体(ただし、3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)の組成比は、重量比で100:1から1:100まで自由に選ぶことができるが、好ましくは、5:1から1:5であり、より好ましくは2:1から1:4である。エチレン性不飽和二重結合を有する共重合性単量体(ただし、3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)の組成比が置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物に対して重量比で4倍を超えると、得られたポリマーの屈折率が十分に高くならず、一方、置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の重量比がエチレン性不飽和二重結合を有する単量体(ただし、3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)に対して重量比で2倍を超えると重合性組成物の塗布性が悪化し好ましくない。
【0119】
重合開始剤の使用量は、置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物とエチレン性不飽和二重結合を有する共重合性単量体(ただし、3−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、5−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物、7−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び6−置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物を除く。)の合計100重量部に対して、通常0.1重量部以上5重量部以下であり、好ましくは0.3重量部以上2重量部以下である。重合開始剤の使用量が0.1重量部未満では重合反応に時間がかかり、また5重量部より多く使用しても、生成した重合物に重合開始剤が多量に残存してしまい、物性に悪影響を与えるため好ましくない。
【0120】
重合は、フィルム状で行うこともできるし、塊状で行うこともできる。フィルム状でフィルム状に硬化させる場合は、例えばガラス基板に光硬化性組成物をバーコーター用いて塗布し、ついで光照射する。用いるランプとしては、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、紫外線LED、青色LED、白色LED、フュージョン社製のHバルブ、Dバルブ、Vバルブ等が挙げられる。太陽光の使用も可能である。
【0121】
光照射は酸素非存在下で実施することが望ましい。酸素存在下では酸素阻害のためフィルム表面のべたつきがなかなか取れず、重合開始剤の添加量を多くする必要がなる。酸素非存在下での硬化方法としては、窒素ガス、ヘリウムガス等の雰囲気で行うことが挙げられる。また、酸素非過性の膜をかぶせて光硬化させる方法も有効である。かくして得られたフィルムは高い屈折率を示す。
【実施例】
【0122】
下記の実施例により本発明を例示するが、これらの実施例は本発明の範囲を限定するものではない。また、特記しない限り、すべての部は重量部である。生成物の確認は下記の機器による測定に基づいて行った。
【0123】
(1)融点:ゲレンキャンプ社製の融点測定装置、型式MFB−595(JIS K0064に準拠)
(2)赤外線(IR)分光光度計:日本分光社製、型式IR−810
(3)核磁気共鳴装置(NMR):日本電子社製、型式GSX FT NMR Spectorometer
【0124】
(合成実施例1)3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート4.28g(20ミリモル)、無水酢酸3.06g(30ミリモル)をトルエン30gに分散させた。次いで、トリエチルアミン3.0g(30ミリモル)のトルエン10g溶液を添加したところ、すぐに均一溶液となるので、2時間、室温で撹拌した。得られた無色透明の溶液にメタノール40mlを投入し均一溶液とした。その後、水6g加え濃縮したところ、白い沈殿が生じた。これを吸引濾過し、よく水洗いし、乾燥したところ、3−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート3.4g(13.2ミリモル)の白い粉末を得た。原料の3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレートに対する単離収率は66モル%であった。
【0125】
(1)融点:60−61℃
(2)IR(KBr、cm−1):3070,2990,2940,1762,1742,1470,1374,1320,1296,1251,1210,1122,1090,900,750,480cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ2.10(s,3H),2.30(s,3H),5.80(s,1H),6.38(s,1H),7.44−7.51(m,2H),7.64(s,1H),7.70(s,1H),7.89(d、J=8Hz,2H).
【0126】
(合成実施例2)6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、6−ヒドロキシ−2−ナフチルアク
リレート4.28g(20ミリモル)、無水酢酸3.06g(30ミリモル)をトルエン30gに分散させた。次いで、トリエチルアミン3.03g(30ミリモル)のトルエン5g溶液を添加したところ、均一溶液となったので、室温で2時間撹拌した。得られた反応液をメタノール140gに投入した後、水10g加えて濃縮した。すると、結晶が析出するので、これを吸引濾過し、乾燥したところ、6−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート4.18g(1.62ミリモル)の無色結晶を得た。原料の6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレートに対する単離収率は81モル%であった。
【0127】
(1)融点:124−125℃
(2)IR(KBr、cm−1):3060,2940,1762,1740,1602,1512,1408,1372,1204,1162,1140,1016,948,912,820,800,480cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ2.35(s,1H),6.04(d,J=9Hz,1H),6.36(dd,J1=17Hz,J2=9Hz,1H),6.65(,J=9Hz,1H),7.21−7.30(m,2H),7.55(s,1H),7.61(s,1H),7.81(d,J=8Hz,1H).
【0128】
(合成実施例3)6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート4.56g(20ミリモル)、無水酢酸3.06g(30ミリモル)をトルエン30gに分散させた。次いで、トリエチルアミン3.03g(30ミリモル)のトルエン20g溶液を添加したところ、均一溶液となったので、室温で2時間撹拌した。得られた反応液をメタノール140gに投入した後、水10g加えて濃縮した。すると、結晶が析出するので、吸引濾過し、乾燥したところ、6−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート4.80g(1.8ミリモル)の灰色粉末を得た。原料の6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレートに対する単離収率は90モル%であった。
【0129】
(1)融点:65−66℃
(2)IR(KBr、cm−1):3130,2960,2930,1760,1737,1643,1604,1510,1382,1223,1240,1221,1174,1143,1020,956,900,813,642,590,488.cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ2.10(s,3H),2.36(s,3H),5.79(s,1H),6.40(s,1H),7.24(d,J=8Hz,1H),7.29(d,J=8Hz,1H),7.59(s,1H),7.61(s,1H),7.78−7.85(m、2H).
【0130】
(合成実施例4)7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート4.28g(20ミリモル)、無水酢酸3.06g(30ミリモル)をトルエン30gに分散させた。次いで、トリエチルアミン3.03g(30ミリモル)のトルエン20g溶液を添加したところ、均一溶液となったので、室温で2時間撹拌した。その後、得られた反応液をメタノール140gに投入した後、水10g加えて濃縮した。すると、結晶が析出するので、吸引濾過し乾燥したところ、7−アセトキシ−2−ナフチルアクリレート3.80g(1.48ミリモル)の薄黄土色結晶を得た。原料の7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレートに対する単離収率は74モル%であった。
【0131】
(1)融点:106−107℃
(2)IR(KBr、cm−1):3100、2945,1760,1741,1638,1512,1408,1380,1265,1246,1230,1190,1162,1026,908,840,480.cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ2.36(s、3H),6.06(d,J=9Hz,1H),6.38(dd,J1=17Hz,J2=9Hz,1H),6.66(d,J=17Hz,1H),7.19−7.30(m,2H),7.51(s,1H),7.57(s,1H),7.85(d,J=8Hz,2H).
【0132】
(合成実施例5)7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート4.56g(20ミリモル)、無水酢酸3.06g(30ミリモル)をトルエン30gに分散させた。次いで、トリエチルアミン3.03g(30ミリモル)のトルエン20g溶液を添加したところ、均一溶液となったので、室温で2時間撹拌した。その後、得られた反応液をメタノール140gに投入した後、水10g加えて濃縮した。すると、結晶が析出するので、吸引濾過し、乾燥したところ、7−アセトキシ−2−ナフチルメタクリレート3.60g(1.34ミリモル)の薄肌色結晶を得た。原料の7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレートに対する単離収率は67モル%であった。
【0133】
(1)融点:122−123℃
(2)IR(KBr、cm−1):3060,2970,2940,1760,1732,1638,1512,1437,1372,1323,1243,1200,1150,1136,1116,1010,912,847,834,648,570,480.cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ2.10(s,3H),2.36(s,3H),5.79(s,1H),6.40(s,1H),7.24(d,J=8Hz,1H),7.29(d,J=8Hz,1H),7.59(s,1H),7.61(s,1H),7.78−7.85(m、2H).5.80(s,1H),6.39(s,1H),7.20−7.27(m,2H),7.52(s,1H),7.56(s,1H),7.86(d,J=8Hz,1H).
【0134】
(合成実施例6)3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、合成実施例1で得た3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート2.14g(10ミリモル)、塩化ベンゾイル1.81g(14ミリモル)をトルエン18gに分散させた。次いで、トリエチルアミン1.01g(10ミリモル)のトルエン3g溶液を添加したところ、すぐにゾル化したので、2時間、室温で撹拌した。得られた無色透明のゾル状物にメタノール15mlを投入し均一溶液とした。その後、水3g加え濃縮したところ、白い沈殿が生じた。これを吸引濾過し、よく水洗いし乾燥したところ、3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート2.75g(9ミリモル)の白い粉状物を得た。原料の3−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレートに対する単離収率は90モル%であった。
【0135】
(1)融点:102−103℃
(2)IR(KBr、cm−1):1742,1602,1510,1472,1456,1402,1268,1245,1172,1150,1096,1055,1034,900,752,708,480cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ5.90(d,J=8Hz,1H),6.22(dd,J1=17Hz,J2=8Hz,1H),6.53(d,J=17Hz),7.46−7.56(m,4H),7.64(t,J=7Hz,1H),7.76(s,1H),7.82(s,1H),7.83−7.89(m,2H),8.19(d,J=7Hz,2H).
【0136】
(合成実施例7)3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート4.56g(20ミリモル)、塩化ベンゾイル3.80g(30ミリモル)をトルエン30gに分散させた。次いで、トリエチルアミン3.0g(30ミリモル)のトルエン6g溶液を添加したところ、すぐにゾル化するので、2時間、室温で撹拌した。得られた無色透明のゾル状物にメタノール30mlを投入し均一溶液とした。水6g加え濃縮したところ、白い沈殿が生じた。これを吸引濾過し、よく水洗いし乾燥したところ、3−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート3.4g(10.6ミリモル)の白い粉末を得た。原料の3−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレートに対する単離収率は53モル%であった。
【0137】
(1)融点:82−83℃
(2)IR(KBr、cm−1):3055,1731,1449,1241,1167,1145,1118,1044,1021,949,896,748,701,483cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ1.93(s,3H),5.59(s,1H),6.26(s,1H),7.46−7.56(m,4H),7.65(t,J=7Hz,1H),7.78(s,1H),7.82(s,1H),7.82−7.87(m,2H),8.19(d,J=7Hz,2H)
【0138】
(合成実施例8)6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート2.14g(10ミリモル)、塩化ベンゾイル1.81g(14ミリモル)をトルエン18gに分散させた。次いで、トリエチルアミン1.01g(10ミリモル)のトルエン2g溶液を添加したところ、すぐにゾル化したので、2時間、室温で撹拌した。得られた乳白色の反応物にメタノール15mlを投入し均一溶液とした。水3g加え濃縮したところ、白い沈殿が生じた。これを吸引濾過し、よく水洗いし乾燥したところ、6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート2.9g(9.5ミリモル)の白い粉状物を得た。原料の6−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレートに対する単離収率は95モル%であった。
【0139】
(1)融点:120−122℃
(2)IR(KBr、cm−1):1738,1602,1516,1458,1404,1274,1262,1213,1170,1150,1062,1023,940,900,708cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):6.05(d,J=8Hz,1H),6.39(dd,J1=17Hz,J2=8Hz,1H),6.66(d,J=17Hz,1H),7.31(d,J=7Hz,1H),7.39(d,J=7Hz,1H),7.60(s,1H),7.65(s,1H),7.82−7.91(m,2H),8.25(d,J=7Hz,1H).
【0140】
(合成実施例9)6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート4.56g(20ミリモル)、塩化ベンゾイル3.80g(29ミリモル)をトルエン30gに分散させた。次いで、トリエチルアミン3.03g(30ミリモル)のトルエン5g溶液を添加したところ、すぐにゾル化したので、2時間、室温で撹拌した。得られたこげ茶色の反応物にメタノール30mlを投入し均一溶液とした。水6g加え濃縮したところ、白い沈殿が生じた。これを吸引濾過し、よく水洗いし乾燥したところ、6−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート5.3g(16.5ミリモル)の白い粉状物を得た。原料の6−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレートに対する単離収率は82モル%であった。
【0141】
(1)融点:123−124℃
(2)IR(KBr、cm−1):3070,2965,2940,1724,1600,1510,1206,1178,1143,1059,1023,952,932,897,804,704,480cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ2.11(s,3H),5.80(s,1H),6.41(s,1H),7.29(d,J=7Hz,1H),7.39(d,J=7Hz,1H),7.50−7.56(m,2H),7.54(s,1H),7.63(s,1H),7.70(t,J=7Hz,1H),7.85(d,J=7Hz,2H),8.26(d,J=7Hz,2H)
【0142】
(合成実施例10)7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレート2.14g(10ミリモル)、塩化ベンゾイル1.81g(14ミリモル)をトルエン18gに分散させた。次いで、トリエチルアミン1.01g(10ミリモル)のトルエン3g溶液を添加したところ、すぐにゾル化したので、2時間、室温で撹拌した。得られた灰白色の反応物にメタノール15mlを投入し均一溶液とした。水3g加え濃縮したところ、藤色沈殿が生じた。これを吸引濾過し、よく水洗いし乾燥したところ、7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルアクリレート2.8g(8.8ミリモル)の白い粉状物を得た。原料の7−ヒドロキシ−2−ナフチルアクリレートに対する単離収率は88モル%であった。
【0143】
(1)融点:91−92℃
(2)IR(KBr、cm−1):1746,1736,1640,1270,1240,1202,1172,1148,1062,1028,920,708cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ6.04(d,J=8Hz,1H),6.38(dd,J1=17Hz,J2=8Hz,1H),6.66(d,J=8Hz),7.26(d,J=7Hz,1H),7.34(d,J=7Hz,1H),7.50−7.56(m,2H),7.60(s,1H),7.65(s,1H),7.67(t,J=7Hz,1H),7.87−7.94(m,2H),8.24(d,J=7Hz,2H)
【0144】
(合成実施例11)7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコ中、7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレート2.28g(10ミリモル)、塩化ベンゾイル1.81g(14ミリモル)をトルエン18gに分散させた。次いで、トリエチルアミン1.01g(10ミリモル)のトルエン3g溶液を添加したところ、すぐにゾル化したので、2時間、室温で撹拌した。得られた薄茶色の反応物にメタノール15mlを投入し均一溶液とした。水3g加え濃縮したところ、うす肌色の沈殿が生じた。これを吸引濾過し、よく水洗いし乾燥したところ、7−ベンゾイルオキシ−2−ナフチルメタクリレート2.5g(7.8ミリモル)の薄黄色の粉状物を得た。原料の7−ヒドロキシ−2−ナフチルメタクリレートに対する単離収率は78モル%であった。
【0145】
(1)融点:62−63℃
(2)IR(KBr、cm−1):3080,2970,2940,1738,1638,1454,1320,1280,1240,1212,1158,1071,904,834,700,482.cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ2.10(s,3H),5.80(s,1H),6.41(s,1H),7.27(d,J=7Hz,1H),7.35(d,J=7Hz,1H),7.50−7.60(t,J=7Hz,2H),7.58(s,1H),7.63(t,J=7Hz,1H),7.64(s,1H),7.86−7.94(m,2H),8.25(d,J=7Hz,2H).
【0146】
(合成比較例1)2−ナフチルアクリレートの合成
温度計、攪拌機付の100ml三つ口フラスコに2−ヒドロキシナフタレン1.44g(10ミリモル)、塩化アクリロイル1.08g(12ミリモル)をアセトン7g中に溶解し、次いで、窒素雰囲気下トリエチルアミン1.2g(12ミリモル)のアセトン2g溶液を室温で添加した。直ちに白い沈殿が生成するので、室温で30分攪拌した。水を6g加え沈殿を溶解し、上層のオイルをトルエンに溶解し、メタノールを加えて、濃縮した。うす茶色の結晶が析出するので、吸引濾過・乾燥し、2−ナフチルアクリレートの薄茶色の結晶1.32g(6.6ミリモル)を得た。原料の2−ヒドロキシナフタレンに対する単離収率は61モル%であった。
【0147】
(1)融点:42−43℃
(2)IR(KBr、cm−1):3050,3020,1733,1623,1598,1508,1398,1254,1237,1207,1155,960,847,812,755,480,471cm−1
(3)H−NMR(CDCl,400MHz):δ6.04(d、J=8Hz,1H),6.40(dd,J1=17Hz,J2=8Hz,1H),6.68(d,J=8Hz,1H),7.27(d,J=7Hz,1H),7.46−7.52(m,2H),7.62(s,1H),7.79−7.89(m,2H),7.90(d,J=7Hz,1H).
【0148】
合成実施例1〜11で得られた置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物及び合成比較例1で得られた2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物の屈折率を測定した。その結果を表1に示す。なお、屈折率の測定温度は25℃である。
【0149】
【表1】
【0150】
表1の結果から、以下のことが明らかである。すなわち、表1において、本発明の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、公知の2−ナフチルアクリレートと比較して同等以上の高い屈折率を有することがわかる。したがって、本発明の置換オキシ−2−ナフチル(メタ)アクリレート化合物は、工業的に有用な化合物であるといえる。