(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1のレンズおよび前記第2のレンズは、各々、前記内側ベース部分と前記外側ベース部分との間に前記第1のレンズおよび前記第2のレンズを固定的に保持するように構成された複数のタブを含む、請求項3または4に記載の装置。
前記ベース部分および前記蓋部分には、その内部に切欠きが画定され、前記切欠きは、ユーザの鼻の上に配置されるように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
前記ベース部分に固定されるボタン機構をさらに備え、前記ボタン機構は、前記電子デバイスのタッチスクリーンと選択的に対話するように構成されている、請求項1に記載の装置。
前記ベース部分および前記蓋部分には、その内部に切欠きが画定され、前記切欠きは、ユーザの鼻の上に配置されるように構成されている、請求項13〜17のいずれか1項に記載の製造物品。
前記ベース部分に固定されるボタン機構をさらに備え、前記ボタン機構は、前記電子デバイスのタッチスクリーンと選択的に対話するように構成されている、請求項13〜18のいずれか1項に記載の製造物品。
【発明を実施するための形態】
【0020】
様々な図面における同様の参照符号は同様の要素を示す。いくつかの同様の要素の参照番号は、そのような要素すべてについて繰り返されないことがある。所与の実施形態の特定の要素に対するいくつかの参照番号は、その実施形態に対応する各図面において繰り返されないことがある。所与の実施形態の特定の要素に対するいくつかの参照番号は、その実施形態に対応する他の図面において繰り返され得るが、対応する各図面を参照して特に議論されない場合がある。
【0021】
詳細な説明
本開示は、他の仮想現実(VR)ヘッドセットの実施形態と比較して比較的低コストでユーザに提供されることができるVRヘッドセット(VRゴーグルとも呼ぶこともできる)に関する。本明細書に記載されたVRヘッドセットは、対応する消費者電子デバイス(例えば、スマートフォン、タブレットなど)を製造業者から消費者に出荷するために使用できる出荷コンテナ(例えば、商業用パッケージング)と一体化することができる。すなわち、消費者は、そのような出荷コンテナ(消費者は対応する電子デバイスをそれで受け取る)をVRヘッドセットとして使用して、対応する電子デバイス上で実行または再生することができるVRアプリケーションまたはコンテンツに関連する視覚的画像を体験することができる。この開示の目的ために、一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセットは、さらに、一体化された出荷コンテナ、一体化されたパッケージング、出荷コンテナ、パッケージング、一体化されたVRヘッドセット、一体化されたヘッドセット、VRヘッドセット、ヘッドセットなどとも称され得る。
【0022】
(所定の消費者電子デバイス用の)そのような一体化された出荷コンテナは、(例えば受け取り側消費者によって)VRヘッドセットとして使用することができ(例えば、一体化されたVRヘッドセットが所与の電子デバイスと共に使用するように特別に設計されている場合)、VRヘッドセットの要素は、特別に設計された出荷コンテナの1つ以上の要素と一体化される。例えば、そのような一体化された出荷コンテナを使用してパッケージングされ出荷された電子デバイスを受け取った後、消費者は、一体化された出荷コンテナから電子デバイスを取り出し、1つ以上の付属品(ケーブルなど)を取り外し、(例えば、本明細書に記載されているような)任意の保護パッケージング材料を除去(例えば破棄、リサイクル)し、一体化されたVRヘッドセットで電子デバイスのディスプレイを見るのに適した向きで電子デバイスを一体化されたVRヘッドセットに挿入して固定することができる。次いで、消費者は、VRアプリケーションまたはコンテンツ(例えば、電子デバイスによって実行または再生される)に関連付けられる(生成される)画像を見ることができ、それらの画像は、電子デバイス(例えば、スマートフォン、タブレットなど)のディスプレイパネル(例えば、タッチスクリーン)上に表示され、一体化されたVRヘッドセットを用いて見られ、コンテンツが仮想現実コンテンツとして(例えば、仮想3次元ビューで)体験される。
【0023】
図面に示され、本明細書に記載される一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセットの実施形態が例として示される。したがって、1つの実施形態の特徴は、必要に応じて他の実施形態に含めることができる。さらに、所与の実施形態の特徴は、他の実施形態では省略することができる。また、図面に示され、本明細書に記載される実施形態の要素は、例示的なものであり、一定の縮尺で示されていない場合がある。さらに、所与の装置の特定の要素の構成は、特定の実施形態に依存し得る。
【0024】
本開示の目的のために、本明細書に例示され説明される例示的な一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセットの実施形態の様々な要素は、上、左、右、下などのような相対的な用語を用いて参照され得る。これらの用語は、例示的な実施形態を説明するために例として使用される。他の実施形態または他の向きでは、これらの参照は変更され得る。例えば、1つのビュー内のVRヘッドセットの左側は、そのVRヘッドセットの別のビューでは右側と呼ばれ得、または別のVRヘッドセットの実施形態では右側と呼ばれ得る。場合によっては、そのような相対的な用語は実施形態の他のビューを参照し得る。例えば、実施形態の右側のビューとして示されるビューは、関連する透視図に示されるように、その実施形態の右側を指し得る。
【0025】
さらに、本明細書に記載された一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセットの実施形態の要素は、列挙された参照、例えば、第1、第2などを使用して参照されてもよい。相対的な参照に関して上で述べたように、そのような列挙された参照は、(所与の図における)特定の向きまたは一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセットの特定の実施形態に依存して変化し得る。例えば、1つのビューにおける第1の端部または第1の側は、別のビューでは、または異なる一体化されたVRヘッドセットの実施形態を論じるときに、第2の端部または第2の側と呼ばれ得る。
【0026】
さらに、1つの図面に示されている所与の実施形態の要素は、その実施形態のための別の図面には示されないかもしれない。例えば、
図1に示す(例えば、出荷目的で使用される)電子デバイス保護パッケージング材料は、
図1の実施形態に向けられる各図には示されていない。
【0027】
また、図面に具体的に示されていないが、本明細書に記載された一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセット実施形態の要素は、蓋部分、保護スリーブなどの様々な構成要素上に配置または印刷されたロゴおよび/またはブランドを含むことができる。そのようなロゴまたはブランドは、特定の実施形態に応じて異なり得る。
【0028】
図1は、一実施形態による、一体化された出荷コンテナ(パッケージング)および仮想現実(VR)ヘッドセット100の分解斜視図を示す図である。
図1において、一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセット100は、一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセット100を出荷コンテナ(例えば、商業用パッケージング)として使用する場合に含まれ得る要素と共に示されている。図示のように、
図1において、一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセット(一体化されたVRヘッドセット)100は、この実施形態では、外側ベース部分110および内側ベース部分112を含むベース部分を含むことができる。一体化されたVRヘッドセット100はまた、外側ベース部分110を内側ベース部分114と固定する(取付ける、固定する、接合するなど)ために使用することができる接着層114を含むことができる。他の実施形態では、糊、テープ、エポキシ、フックアンドループ、または適切な接着剤もしくは接続材料のような、外側ベース部分110を内側ベース部分114に固定するための他のアプローチをとることができる。
【0029】
図1に示すように、一体化されたVRヘッドセット100のベース部分(例えば、外側ベース部分110に接着層114で取り付けられ、レンズ120を収容する内側ベース部分110)は、第1の側で開いているシャーシの形態を取ることができる。他の実施形態では、ベース部分は他の構成を有することができる。しかし、
図1に示す実施形態では、
図1に示すように、ベース部分は、左側、右側、下側および上側を含むことができる。このようなアプローチでは、ベース部分の左側、右側、下側および上側は、ベース部分の開いた第1の側を画定することができる(例えば、
図1の内側ベース部分112および外側ベース部分110の上向きの開いた側を含む)。
【0030】
一体化されたVRヘッドセット100はまた、例えば、外側ベース部分110が内側ベース部分112と固定されると外側ベース部分110と内側ベース部分114との間に取り付けられ得る(固定される、保持されるなど)レンズ120の対(例えば、第1の非球面レンズおよび第2の非球面レンズ)を含み得る。
【0031】
一体化されたVRヘッドセット100は、蓋部分130を含むこともできる。
図1に示す一体化されたVRヘッドセット100では、一体化されたVRヘッドセット100の蓋部分130は、ベース部分と蝶番式に連結することができる。例えば、この実施形態では、
図1に示すように、第1のヒンジ部分140を蓋部分130と固定することができ、第2のヒンジ部分142を外側ベース部分110と固定することができる。第1のヒンジ部分140は、第2のヒンジ部分142と(例えば、接着剤で、機械的に、など)係合させることができる。他の実施形態では、第1のヒンジ部分140および第2のヒンジ部分の両方を、蓋部分およびベース部分(例えば、外側ベース部分および/または内側ベース部分112)の両方に係合させることができる。さらに他の実施形態では、一体化されたVRヘッドセット100は、蓋部分130をベース部分と蝶番式に連結するために使用される単一のヒンジ部分を含むことができる。
【0032】
ヒンジ部分140および142は、プラスチック、繊維、コート紙、接着剤被覆ポリマーなどの多数の適切な材料から形成することができる。いくつかの実施形態では、ヒンジ部分140および142は、可撓性材料で形成されてもよい。他の実施形態では、ヒンジ部分140および142は、互いに係合したときに、それらの係合(接続など)点で蝶番式に動く剛性材料で形成することができる。さらに他の実施形態では、ヒンジ部分140および142は、多数の適切な材料の組み合わせで形成することができる。
【0033】
図1に示すように、一体化されたVRヘッドセット100は、一体化されたVRヘッドセット100のボタンから電子デバイス170のタッチスクリーンへの選択可能な導電経路を提供することなどによって、一体化されたVRヘッドセット100のユーザが対応する電子デバイス170のタッチスクリーンを介して再生または表示されているVRコンテンツと対話できるようにするために使用することができるボタン機構150を含むこともできる。
図1に示すように、ボタン機構150は、内側ベース部分112と外側ベース部分110との間に配置することができる。実施形態に応じて、ボタン機構は、外側ベース部分112および/または内側ベース部分110に固定(例えば、糊付け、接着、接合など)されて、ボタン機構が固定整列(位置、配置など)された状態で一体化されたVRヘッドセット100内にあるままであるようにする。
【0034】
以下でさらに詳細に説明するが、ボタン機構150は、くさび151およびブロック154を含むことができる。くさび151は、内側ベース部分112を通って延在し、(例えば、ユーザが他方のベース部分110の入力ボタン開口部を介してボタン機構を押すことに応答して)電子デバイス170のタッチスクリーンと選択的に接触するように構成することができる。
図1の一体化されたVRヘッドセット100のような実施形態では、ボタン機構150は(例えば、内側ベース部分112および/または外側ベース部分110と組み合わせて)弾性を有するように構成することができる。言い換えれば、ボタン機構150は、ボタン機構150が(例えばユーザの指によって)押されることなく、または外力を受けることなく、くさびが電子デバイス170のタッチスクリーンと接触しないように、付勢され得る。そのような実施形態では、(例えば、くさび151の外面を電子デバイス170のタッチスクリーンと接触させるよう)ボタン機構150を押し下げるために用いられる外力が除去された後、ボタン機構150は、その付勢された(通常)の位置に戻る(例えば、くさび151が電子デバイス170のタッチスクリーンと接触していない状態)。
【0035】
一体化されたVRヘッドセット100のブロック154(弾性発泡材料などの弾性材料から形成することができる)を使用して、ユーザによって押された後(例えば、外力が除去されると)、ボタン機構150をその付勢された(通常)の位置に戻すよう、ボタン機構に対してばね力を与えることができる。ブロック154は、ボタン機構150の停止部としても機能することができる。例えば、ボタン機構150が押し下げられると、ブロック154は、内側ベース部分112の背面(
図1では見えない)に対して圧縮され、くさび151が電子デバイス170のタッチスクリーン上に過度の圧力を及ぼすのを防止し、ボタン機構150がもはや押されていないとき(例えば、外力が除去され、ボタン機構が解放されるなど)、ブロック154の弾性により、ボタン機構150をその付勢された位置に戻すように構成することができる。
【0036】
いくつかの実施形態では、くさび151は、導電性発泡体などの導電性材料、または他の適切な導電性材料で形成することができる。他の実施形態では、くさび151は、導電性材料でコーティングまたは被覆される非導電性材料から形成することができる。一例として、
図1に示すように、ボタン機構は、くさび151の少なくとも一部に配置され、(例えば、外側ベース部分110の入力ボタン開口部を通して露出するように)ボタン機構150の背面の周りに延びる導電性テープ152を含むことができる。このようなアプローチは、外側ベース部分110を介して露出されるボタン機構150の部分からくさび151への導電性経路を生成する。したがって、ユーザがボタン機構を押してくさび151を電子デバイスのタッチスクリーンと選択的に接触させると、ユーザから電子デバイス170のタッチスクリーンへの接地経路が形成され、ユーザは電子デバイス170上で視聴中のVRコンテンツと対話することができる。一体化されたVRヘッドセット100において実施することができる導電性テープ152の例示的な実施形態が、
図6Aおよび
図6Bにさらに詳細に示され、さらに以下に論じられる。
【0037】
図1にさらに示すように、一体化されたVRヘッドセット100は、付属品トレイ160とスリーブ(外側スリーブ)180とを含むこともできる。本明細書で説明するように、一体化されたVRヘッドセット100は、電子デバイス170を(例えば、電子デバイス170が付属品トレイ160の上に配置された状態で)出荷するために使用することができる。電子デバイスの消費者への出荷中、電子デバイス170のための対応する任意の付属品(図示せず)を付属品トレイ160内に配置することができる。付属品トレイ160は、電子デバイスの出荷中に付属品がレンズ120に対する傷などの損傷を引き起こすのを防止することができる。
図1に示されてはいないが、付属品トレイ160内に配置され得る付属品は、ユニバーサルシリアルバス(USB)充電ケーブル、電源アダプタ、ヘッドセット、製品ドキュメントなどを含むことができる。他の実施形態では、付属品トレイ160は、本明細書に記載されたもの以外の構成を有することができ、
図1に関して記載されたものとは異なる構成要素を出荷するために使用され得ることが理解されよう。付属品トレイ160の例示的な実施形態が、
図7A〜
図7Dに示され、以下により詳細に説明される。
【0038】
図1に示すように、スリーブ180は、蓋部分130がベース部分に閉位置で蝶番式に取り付けられたとき、一体化されたVRヘッドセット100の蓋部分130およびベース部分(外側ベース部分110および内側ベース部分112を含む)上に摺動可能にフィットするように構成することができる。このようなアプローチでは、スリーブ180は、(例えば、製造業者から消費者への)出荷および取扱い中の間、一体化されたVRヘッドセット100の他の構成要素(例えばレンズ120)を保護することができ、付属品トレイ160、電子デバイス170および任意の対応する付属品が、一体化されたVRヘッドセット100の蓋部分130およびベース部分内に配置される。ある実施形態では、スリーブ180は、外側ベース部分110および/または蓋部分130に、1つ以上の接着ディスクまたはストリップ(例えばテープ)を使用して固定することができ、それは、スリーブ180を一体化されたVRヘッドセット100の残りの部分から取り外すことができるように、切断および/または取り外すことができる。
【0039】
いくつかの実施形態では、一体化されたVRヘッドセット100は、近距離通信(NFC)タグ(図示せず)を含むこともできる。他の実施形態では、RFIDタグなどの別の適切な識別機構を使用することができる。NFCタグを使用する実施形態では、NFCタグは、例えば、一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセット100の蓋部分130に取り付けられる接着剤付きのタグまたはステッカーの形態を取ることができる。他の実施形態では、そのようなNFCタグを内側ベース部分112または外側ベース部分110の一方に取り付けることができる。そのようなNFCタグ(または他の識別機構)を使用して、電子デバイス170が一体化されたVRヘッドセット100に挿入されたときに(またはそうでなければ一体化されたVRヘッドセット100に近接しているときに)一体化されたVRヘッドセット100を電子デバイス170に対して識別することができる。
【0040】
このようなNFCタグを用いた電子デバイス170による一体化されたVRヘッドセット100の識別により、電子デバイス170は、例えば、一体化されたVRヘッドセット100が電子デバイス170に対応する(例えば、電子デバイス170を出荷し、電子デバイス170上でVRコンテンツを見るために特別に設計されている)と判断することができる。他の実施形態では、そのようなNFCタグを使用することにより、異なる電子デバイス(例えば、一体化されたVRヘッドセット100が特にそれに対して設計されていないもの)が、レンズ120の焦点距離、一体化されたVRヘッドセット100の物理的寸法など、一体化されたVRヘッドセット100に関するいくつかの特性を判断することができる。(例えば、一体化されたVRヘッドセット100がそれに対して特別に設計されていない)他の電子デバイスは、(例えば、NFCタグから判断される)一体化されたVRヘッドセット100のそのような特性を用いて、これらのデバイスがどのように視覚的VRコンテンツをレンダリングするかを修正(例えばユーザ体験を改善)してもよい。
【0041】
図1に示すように、電子デバイス170は、一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセット100内において(例えば、内側ベース部分112内において棚部の上に)、電子デバイス170のタッチスクリーンを上に向けて(例えば、
図1の左側に示されている電子デバイス170の向きで)、または電子デバイス170のタッチスクリーンを下に向けて(例えば、
図1の右側に示されている電子デバイス170の向きで)、配置することができる。この実施形態では、電子デバイス170を消費者に出荷するために一体化されたVRヘッドセット100が使用されるとき、電子デバイス170をタッチスクリーン上向きで配置することができる。さらに、この実施形態では、一体化されたVRヘッドセット100をVRヘッドセットとして使用するとき(例えば、電子デバイス170上のVRアプリケーションおよび/もしくはコンテンツの実行ならびに/または再生に関連付けられるVR画像を見るために電子デバイス170を使用するとき)、電子デバイス170は、(付属品トレイ160および任意の対応する付属品が取り外された状態で)タッチスクリーン下向きで配置されてもよい。
【0042】
特定の実施形態に応じて、外側ベース部分110、内側ベース部分112、蓋部分130、付属品トレイ160およびスリーブ180は、多数の異なる材料で形成することができる。一体化された出荷コンテナおよびVRヘッドセット100のこれらの構成要素の各々に同じ材料を使用することができ、または様々な構成要素に異なる材料を使用することができる。いくつかの例示的な材料として、外側ベース部分110、内側ベース部分112、蓋部分130、付属品トレイ160およびスリーブ180は、ボール紙、繊維板、プラスチック、ヘビーペーパーストックなどから形成することができる。いくつかの実施形態では、外側ベース部分110、内側ベース部分112、蓋部分130、付属品トレイ160およびスリーブ180は、ダイカット技術を使用して形成することができる。他の実施態様では、ダイカットの代わりに例えばレーザー切断のような他の切断(例えば、精密切断)技術を使用することができる。さらに他の実施形態では、これらの構成要素は、多数の他の適切な技術を用いて打ち抜き、成形、または形成することができる。
【0043】
図2Aは、一実施形態による、
図1の一体化されたVRヘッドセット100の前側斜視図を示す図である。(
図2Aおよび
図3と同様に)
図2Aに示すように、一体化されたVRヘッドセット100は、VRヘッドセットとしての使用のための構成で(例えば、電子デバイス170との関連で)示されている。
図2Aの斜視図では、一体化されたVRヘッドセット100は、電子デバイス170が一体化されたVRヘッドセット100に挿入され、電子デバイス170に表示されたVRコンテンツを見るために、ユーザがその顔にまたはその近くに置くことができる側(ここでは前側と呼ぶ)から示されている。
【0044】
図2Aに示すように、外側ベース部分110は、内側ベース部分112における相補的な切欠き(例えば、
図2Bに示す切欠き222)および蓋部分130における相補的な切欠き(例えば、
図2Bに示す切欠き224)と整列させることができる切欠き220を含むことができる。切欠き220(ならびに内側ベース部分112および蓋部分130の相補的な切欠き)は、ユーザの顔面への一体化されたVRヘッドセット100の配置を容易にするように構成することができ、切欠き220(ならびに内側ベース部分112および蓋部分130の相補的な切欠き)は、ユーザの鼻の上(その周りなど)に配置される。
【0045】
図2Aに示されているように、レンズ120は、ベース部分内に配置することができ、レンズは、外側ベース部分110と内側ベース部分112とが例えば接着層114または他の適切な材料で互いに固定されるとき、外側ベース部分110と内側ベース部分112とによってそれらの間で保持される。レンズ120は、内側ベース部分112および外側ベース部分110に画定されたレンズ開口部と整列させることができる。
【0046】
図2Aに示すように、外側ベース部分110は、ボタン機構150の導電性テープ152を露出させることができるボタン開口部210を含むことができる。特定の実施形態に応じて、導電性テープ152の少なくとも一部は、外側ベース部分110の内面に固定(接合など)されてもよく、内側ベース部分112に固定(例えば、接着剤で固定)され得るボタン機構150によってボタン開口部210内において適所に弾性的に保持されてもよい。
図2Aのボタン開口部210(およびボタン機構150)の位置は、一例として示されている。他の実施形態では、ボタン開口部210およびボタン機構150は、他の構成を有することができる。例えば、他の実施態様では、ボタン開口部210およびボタン機構150は、一体化されたVRヘッドセット100の右側もしくは左側に、または一体化されたVRヘッドセット100の頂部側の異なる位置に配置することができる。
【0047】
図2Aに示すように、第1のヒンジ部分140は、ベース部の外面に(一体化されたVRヘッドセット100の蓋部分130に連結されもしながら)配置することができる。いくつかの実施形態では、第1のヒンジ部分は、第2のヒンジ部分142、単一のヒンジ部分であり得、または他の適切な構成を有することができる。
【0048】
図2Bは、一実施形態による、
図1の一体化されたVRヘッドセット100の底側斜視図を示す図である。
図2Bは、一体化されたVRヘッドセット100をユーザの鼻の上に快適に配置することを可能にするために、外側ベース部分110の切欠き220と相補的な、内側ベース部分112の切欠き222および蓋部分130の切欠き224を示す。
【0049】
図2Bはまた、内側ベース部分112を通って延びるボタン機構150のくさび151を示す。このような構成は、ボタン機構150がボタン開口部210を介して押し下げられたときに、くさび151が、上述のように、電子デバイスのタッチスクリーンに接触して、電子デバイス上で再生および/または表示されているVRコンテンツと対話することを可能にする。
【0050】
図3は、一実施形態による、
図1の一体化されたVRヘッドセットの別の斜視図を示す図である。
図3に示すように、一体化されたVRヘッドセット100の蓋部分130は、ベース部分に対して、(
図2Aおよび
図2Bに示すように蝶番式閉位置と比較して)蝶番式開位置に移動される。一体化されたVRヘッドセット100が蝶番式開位置にある場合、ユーザは、一体化されたVRヘッドセット100の内側ベース部分112に電子デバイス170を挿入するか、または一体化されたVRヘッドセット100の内側ベース部分112から電子デバイス170を取り外すことができる。蓋部分130が閉じられると、蓋部分130は、(例えば、タッチスクリーン上向きで出荷するため、またはタッチスクリーン下向きでVRコンテンツを見るために)電子デバイス170を内側ベース部分112において所定の位置に保持する。
【0051】
図3に示すように、外側ベース部分110および蓋部分130は、傾斜した合わせ面(縁部など)310および320をそれぞれ含む。傾斜した合わせ面310および320は、蓋部分130と一体化されたVRヘッドセット100のベース部分との整列を容易にし、また、少なくとも部分的に、蓋部分130の、ベース部分に蝶番式に連結されているその側部に沿った高さのため、蓋部分130を(ベース部分に対して)その蝶番式閉位置とその蝶番式開位置との間において容易に移動させることができる。使用される特定のヒンジ構成によって、ヒンジ部分140および142の少なくとも1つが
図3に示されている。例えば、
図3において(および上に論じたように)、第1のヒンジ部分140は、ベース部分(例えば、内側ベース部分112のヒンジ凹部840)と蓋部分130との間で第2のヒンジ部分142と係合(連結、固定など)されることができ、蓋部分130を(ベース部分に対して)その蝶番式閉位置(
図2Aおよび2B)と蝶番式開位置(
図3)との間で動かすための旋回(ヒンジ)点を提供する。
【0052】
(例えば、
図1,2Aおよび2Bと併せて)
図3に示すように、
図1の一体化されたVRヘッドセット100の蓋部分130は(ベース部分と同様に)第1の側で開いているシャーシの形態をとることができ、内側ベース部分112上におけるその配置、および外側ベース部分110との(例えば傾斜した合わせ面310に沿った)整列(例えば傾斜した合わせ面320に沿った)を容易にする。他の実施態様では、蓋部分130は、例えばベース部分の形状に対応する他の形状を有することができる。この例では、蓋部分130は、少なくとも部分的に閉じられるかまたは
図1および
図3に示されるように完全に閉じられる第2の側(例えば、
図1では上向きであり、
図3では下向きである側)を含むことができる。
【0053】
一体化されたVRヘッドセット100のベース部分と同様に、蓋部分130は、左側、右側、底側および頂部側を含むことができる(例えば、
図1では左側および頂部側は見えない)。VRヘッドセット100では、カバー部分110の左側、右側、底側および頂部側が、蓋部分130の開いた第1の側(例えば、
図3の上向き側)を画定することができ、蓋部分130の開いた第1の側は、蓋部分130が内側ベース部分112の上に摺動可能にフィットするように構成され、蓋部分130の傾斜した合わせ面320は、外側ベース部分110の傾斜した合わせ面310と整列され得る。このような構成では、蓋部分130(例えば、蓋部分130の第2の側の内面)は、出荷のために(例えば、電子デバイス170をタッチスクリーン上向きで)、および電子デバイス170によって表示されたVRコンテンツを見るために(例えば、電子デバイス170をタッチスクリーン下向きで)、電子デバイス170を一体化されたVRヘッドセット100の内側ベース部分112において保持(例えば摩擦的に保持、機械的に保持するなど)できる。
【0054】
上で簡単に述べたように、一体化されたVRヘッドセット100の蓋部分130は、内側ベース部分112の少なくとも一部の上で蝶番式に閉じられるように構成することができる。このような構成では、一体化されたVRヘッドセット100の内側ベース部分112の少なくとも一部を蓋部分130内に配置することができ、電子デバイス170は、内側ベース部分112によって画定された棚部(例えば、
図8Aに示される棚850)と蓋部分130の内面(例えば、
図3に示されているように、蓋部分130の第2の側の上向きの面)との間に保持される。
【0055】
図4Aは、一実施形態による、
図1の一体化されたVRヘッドセット100の蓋部分130の斜視図を示す図である。
図4Aに示すように、蓋部分130は、その第2の(例えば閉じた)側に、凹部とすることができ、ならびに/または一体化されたVRヘッドセット100で出荷される電子デバイス170の製造業者に関連付けられるロゴまたはブランド情報などのロゴおよび/もしくはブランド情報を表示するために使用することができる中央部分410を含むことができる。
図4Bは、蓋部分130の底側平面図を示す図である。断面線4C−4Cが
図4Bに示され、それは、
図4Cに示す蓋部分130の断面図に対応する。
【0056】
図4Cの断面図に示すように、中央部分410は、蓋部分130内に延在し、VRコンテンツを見るために電子デバイス170を使用するときに電子デバイス170の安定化構造として作用することができる。言い換えれば、中央部分410は、電子デバイス170が一体化されたVRヘッドセット100の内側ベース部分112に配置されたときに、電子デバイス170と接触するように構成することができる。このようなアプローチでは、中央部分410は、蓋部分130が(
図2Aに示すように)その蝶番式閉位置にあるとき、電子デバイス170(例えば、電子デバイス170の背面カバー)を押圧することができ、次いで、内側ベース部分112の棚部850(例えば、
図8Aから
図8Cに示す)に電子デバイス170を押し付け、これは、電子デバイス170上に表示されたVRコンテンツを見る、および/またはそれと対話するときに、一体化されたVRヘッドセット100内の電子デバイス170の動きを防止できる。
【0057】
図5Aは、一実施形態による、
図1の一体化されたVRヘッドセット100のボタン機構150の斜視図を示す図である。
図5Aに示すように、ボタン機構150は、くさび151が配置される矩形のベースセクション153を含むことができる。ベースセクション153は、先に説明したように、例えばボタン機構150を一体化されたVRヘッドセット100の内側ベース部分112および/または外側ベース部分110と固定(接着、取り付け等)するために使用することができる。実施形態に応じて、くさび151は、導電性テープ152(
図5Aには示されていない)と電気的に接触(電気的に結合、連結など)している導電性材料から形成することができ、または非導電性材料から形成され、導電性テープ152は、外側ベース部分110のボタン開口部210からくさび151上に延在し、ボタン機構が例えばユーザによって押し下げられると電子デバイス171のタッチスクリーンに接触するくさび151の表面上に配置され得る。
【0058】
さらに
図5Aに示すように、ブロック154は、くさび151の頂面に配置することができる。上述したように、ブロック154(多数の適切な材料から形成することができる)は、ボタン機構150の停止部として機能することができ、およびばね力(ブロック154の弾性に起因する)を与えて(例えば、くさび151が関連付けられる電子デバイスのタッチスクリーンと接触していない状態で)ボタン機構150をその付勢された位置に維持する(戻す)ことができる。このようなアプローチでは、
図5Bのブロック154の前面は、一体化されたVRヘッドセット100のボタン機構が押し下げられると、内側ベース部分112に対して圧縮され、その結果、ユーザが(ボタン機構150を介して)電子デバイス170のタッチスクリーン上に過度の力を加えることを防止し(これにより、タッチスクリーンへの損傷を防止し)、ボタン機構150がもはや押されなくなると、ボタン機構150をその付勢された(通常の)位置に戻してもよい。
【0059】
図5Bは、
図5Aのボタン機構150の頂部側平面図を示す図であり、
図5Cは、一実施形態による、ボタン機構150の右側平面図を示す図である。
図5Bおよび
図5Cに示す図は、くさび151上のブロック154の向きを示す。特定の実施形態に応じて、ブロック154は、くさび151(およびベース153)とモノリシックに形成することができ、または別個の部品として形成することができ、
図5A〜
図5Cに示された配置でくさび151に載せられる(取り付けられる、固定されるなど)。さらに、ブロック154は、いくつかの実施形態では、導電性テープ152に(その上などに)取り付けられ得る。換言すれば、導電性テープ152の一部は、くさび151とブロック154との間に配置され得る。
【0060】
図6Aは、
図1の導電性テープ152の例示的実施形態を示す図であり、それは
図5Aのボタン機構150に適用する(含まれる、その一部であるなど)ことができる。
図6Aに示す導電性テープ152は、一例として、接着剤でコーティングされた導電性繊維などの導電性材料の連続片から形成することができる。
図6Aに示すように、導電性テープ152は、接触部分156およびくさび部158を含むことができる。導電性テープ152の接触部分156は、(
図2Aおよび
図2Bに示すように)外側ベース部分110のボタン開口部210を通って、および
図5Aに示されるボタン機構150のベースセクション153の背面に沿って(それと平行に)、少なくとも部分的に露出してもよい。導電性テープ152のくさび部分158は、(例えば、ボタン機構がユーザにより押下されたときに)ボタン開口部150から電子デバイス170のタッチスクリーンへの選択的な導電経路を提供するようにボタン機構150の背面からくさび151上へとまわって延びることができる。
図6Bは
図6Aの導電性テープ152の右側平面図を示す図である。
【0061】
図7Aは、一実施形態による、
図1の付属品トレイ160の斜視図を示す図である。
図7Aに示す実施形態では、付属品トレイ160は、2つの別個の部分(ピース、パーツなど)、つまり第1の部分710(
図7Cに展開された平面図で示される)および第2の部分720(
図7Dに展開された平面図で示される)を含み得る。
図7Aに示すように、付属品トレイ160は、この実施形態では、付属品トレイ160の第2の部分720の一部として含むことができる脚部(スタンドオフなど)722および724を含むことができる。脚部722および724は、付属品トレイ160が一体化されたVRヘッドセット100の内側ベース部分112に(例えば、出荷のために)挿入されるとき、付属品トレイ160(およびその中に配置された付属品)がレンズ120に接触してそれを損傷するのを防ぐことができる。
【0062】
さらに
図7Aに示すように、付属品トレイ160の第2のピース720は、外側ベース部分110の切欠き220、内側ベース部分112の切欠き222および蓋部分130の切欠き224と整列するフラップを含んで、付属品トレイ内に配置される付属品が(例えば、出荷中に)切欠き220,222および224を通って移動し、場合によってはレンズ120に損傷を与えることを防ぐことができる。
【0063】
図7Bは、付属品トレイ160の底面平面図を示す図である。
図7Aおよび7Bに示すように、付属品トレイ160は、1つ以上の壁を含むことができ、付属品トレイ160の壁は、内側ベース部分112の1つ以上の側部との関連で、一体化されたVRヘッドセット100を使用して対応する電子装置を消費者に出荷する間に、付属品トレイ160内に配置された付属品の移動を防止することができる。
【0064】
上述のように、
図7Cは、実施形態による、
図7Aの付属品トレイ160の第1の部分710の平面図を示す図であり、平坦な折り畳み前の(展開された)構成で示されている。同様に、
図7Dは、実施形態による、
図7Aの付属品トレイ160の第2の部分720の平面図を示す図であり、平坦な折り畳み前の(展開された)構成で示されている。この実施形態において、第1のピース710および第2のピース720は、
図7Cおよび
図7Dに示す点線に沿って適切に折り畳むことができ、第2の部分720のタブ726および728は、第1の部分710のスロット716および718に挿入されて付属品トレイ160を形成することができる。
【0065】
図8Aは、実施形態による、
図1の一体化されたVRヘッドセット100のベース部分の内側ベース部分112の平面図を示す図である。
図8Bは、
図8Aの断面線8B−8Bに沿った内側ベース部分112の断面図を示す図である。
図8Cは、
図8Aの断面線8B−8Bに沿った内側ベース部分112の断面図を示す図である。
【0066】
図8A〜
図8Cに示すように、内側ベース部分112は、ボタン凹部810を含むことができ、そこで
図5A〜
図5Cのボタン機構150は固定または近接して配置される。言い換えれば、ボタン機構150は、ボタン凹部810と外側ベース層110との間に固定的に配置され、ボタン機構150のくさび151はボタン凹部810に画定された開口部812を通って延びる。また、
図8A〜
図8Cに示すように、内側ベース部分112は、(例えば、外側ベース部分110のレンズエンクロージャに対応する)レンズエンクロージャ830の対を含み、レンズ120のためのレンズ開口部を画定することができる。
【0067】
図8A〜
図8C(および
図8D〜
図8F)の実施形態では、内側ベース部分112は、ヒンジ凹部840(上で
図3に関して参照されている)を含むこともできる。ヒンジ凹部840は、
図1の第1のヒンジ部分140と第2のヒンジ部分142との境界点を規定することができる。いくつかの実施形態では、一体化されたVRヘッドセット100のヒンジ構造の1つ以上の部分を、ヒンジ凹部840に連結(取り付け、取り付けなど)して、一体化されたVRヘッドセット110の蓋部分130をそのベース部分と蝶番式に連結できる。
【0068】
また、
図8A〜
図8Cに示すように、内側ベース部分112は、内側ベース部分112の内周の少なくとも一部の周りに配置された棚部850を含む(規定するなど)ことができる。棚部850は、電子デバイス170が一体化されたVRヘッドセットに挿入されたときに、電子デバイス170を物理的に支持する(例えば、一体化されたVRヘッドセット100のベース部分の開いた第1の側の近くに電子デバイス170を保持する)よう構成され得る。言い換えれば、電子デバイス170は、出荷のために(例えば、電子デバイス170をタッチスクリーン上向きで)、および電子デバイス170上に表示されたVRコンテンツを見るために(例えば、電子デバイス170をタッチスクリーン下向きで)、一体化されたVRヘッドセット100において(蝶番式閉位置にある)蓋部分130と関連して電子デバイス170を位置決め/固定するよう、棚850上に置かれ、セットされるなどされ得る。この実施形態では、棚部850は、内側ベース部分112の一部としてモノリシックに形成することができる。他の実施形態では、棚部850は他の態様で形成することができる。
【0069】
図8Dは、一実施形態による、
図8A〜
図8Cの内側ベース部分112の底側平面図を示す図である。
図8Dは、内側ベース部分112における鼻切欠き222に対するレンズエンクロージャ830の配置を示す。
図8Eは、実施形態による、
図8A〜
図8Cの内側ベース部分112の左側平面図を示す図である。
図8Eは、内側ベース部分112の傾斜した合わせ面(縁部)320の構成を示す。
図8Fは、実施形態による、
図8A〜
図8Cの内側ベース部分の頂部側平面図を示す図である。
図8Fは、内側ベース部分112の頂部側におけるボタン凹部810、(ボタン機構150のくさび151を受け入れるための)開口部812、およびヒンジ凹部840の配置を示す。
【0070】
図9Aは、実施形態による、
図1の一体化されたVRヘッドセット100のベース部分の外側ベース部分110の平面図を示す図である。
図9Bは、
図9Aの切断線9B−9Bに沿った外側ベース部分110の断面図を示す図である。
【0071】
図9A〜
図9Bに示すように、外側ベース部分110は、ボタン開口部210を含むことができ、
図5A〜
図5Cのボタン開口部150は、ここに記載されているように、ユーザによる押し下げのために露出され得る。また、
図9A〜
図9Bに示すように、外側ベース部分110は、(例えば、内側ベース部分112のレンズエンクロージャ830に対応する)レンズエンクロージャ930の対を含み、レンズ120のためのレンズ開口部を画定することができる。
【0072】
図9Cは、一実施形態による、
図9Aの外側ベース部分110の底側平面図を示す図である。
図9Cは、鼻切欠き220に対するレンズエンクロージャ930の配置を示し、また、鼻切欠き220およびレンズエンクロージャ930に対するボタン開口部210の配置を示す。
図9Dは、一実施形態による、
図9Aの外側ベース部分110の左側平面図を示す図である。
図9Dは、外側ベース部分110の傾斜した合わせ面(縁部)310の配置を示す。
【0073】
図10は、一実施形態による、
図1の一体化されたVRヘッドセット100のレンズ120の斜視図を示す図である。
図10に示すように、レンズ120は各々、複数の保持タブ1010および光学部分1020を含む。レンズ120の各々は、内側ベース部分112および外側ベース部分110のレンズエンクロージャ830および930によって画定されたレンズ開口部のそれぞれのレンズ開口部に取り付けることができる。このようなアプローチでは、レンズ120の保持タブ1010は、レンズエンクロージャ830および930および/または接着層114と係合して、レンズ120の光学部分1020を塞ぐことなく、一体化されたVRヘッドセット100のベース部分のレンズ開口部内において固定された位置にレンズ120を保持することができる。言い換えれば、そのようなアプローチでは、レンズ120の光学部分1020は、レンズエンクロージャ830および930によって画定されるレンズ開口部とともに配置され、保持タブ1010は、レンズエンクロージャ830および930の間に(例えば、見えないように)配置され、レンズが、一体化されたVRヘッドセット100のベース部分において固定された位置に保持されるようにする。
【0074】
図11は、実施形態による、
図8Aの内側ベース部分112を9Aの外側ベース部分110と固定して
図1の一体化されたVRヘッドセット100のベース部分を形成するための接着層114の斜視図を示す図である。
図11に示すように、接着層114は、
図8A〜
図8Fの内側ベース部分112のボタン凹部810に対応するノッチ1110を含むことができる。
図11に示すように、接着層114は、内側ベース部分112および外側ベース部分のレンズ開口部ならびに外側ベース部分110の鼻切欠き220および内側ベース部分110の鼻切欠き222に対応する切欠き1120も含む。上述のように、接着層114は多くの形態をとることができる。例えば、接着層114は、接着剤でコーティングされたプラスチックシート、テープ、接着剤でコーティングされた繊維などを含むことができる。さらに、上述したように、他の実施形態では、糊、エポキシ、フックアンドループなどのような、内側ベース部分110を外側ベース部分と固定するために、他のアプローチを使用することもできる。
【0075】
ある実施形態では、装置は、第1の側で開いているベース部分と、ベース部分の第2の側内に配置された第1のレンズおよび第2のレンズとを含むことができる。装置はまた、ベース部分の内周の少なくとも一部の周りに配置された棚部を含み、棚部は、ベース部分の第1の側から挿入される電子デバイスを物理的に支持するように構成されることができる。この装置は、第1の側で開いており第2の側で閉じられている蓋部分と、ベース部分を蓋部分と連結するヒンジとをさらに含むことができる。ベース部分、蓋部分およびヒンジは、ベース部分および蓋部分が開位置と閉位置との間で互いに対して蝶番式に可動であるように構成することができる。
【0076】
実施形態は、以下の特徴の1つ以上を含み得る。例えば、ベース部分および蓋部分は、対応する傾斜した合わせ面を有することができる。ベース部分は、第1のレンズ開口部、第2のレンズ開口部を有する外側ベース部分および内側ベース部分を含むことができる。内側ベース部分は、外側ベース部分の第1のレンズ開口部と整列される第1のレンズ開口部と、外側ベース部分の第2のレンズ開口部と整列される第2のレンズ開口部とを含むことができる。ベース部分は、内側ベース部分を外側ベース部分に固定する接着層を含むことができる。内側ベース部分は、外側ベース部分内に少なくとも部分的に配置することができる。
【0077】
第1のレンズおよび第2のレンズは、内側ベース部分と外側ベース部分との間に固定的に保持することができる。第1のレンズの光学部分は、内側ベース部分の第1のレンズ開口部および外側ベース部分の第1のレンズ開口部内に配置することができる。第2のレンズの光学部分は、内側ベース部分の第2のレンズ開口部および外側ベース部分の第2のレンズ開口部内に配置することができる。第1のレンズおよび第2のレンズは各々、内側ベース部分と外側ベース部分との間に第1のレンズおよび第2のレンズを固定的に保持するように構成された複数のタブを含むことができる。
【0078】
ベース部分および蓋部分には、その内部に切欠きが画定され得る。切欠きは、ユーザの鼻の上に配置するように構成することができる。
【0079】
装置は、ベース部分に固定されるボタン機構を含むことができる。ボタン機構は、電子デバイスのタッチスクリーンと選択的に対話するように構成することができる。ベース部分は、ボタン機構に関連付けられる開口部を含むことができる。ボタン機構の一部は、開口部を通して露出することができる。ボタン機構は、導電性材料を含むことができる。
【0080】
ベース部分は、内側ベース部分および外側ベース部分を含むことができる。ボタン機構は、内側ベース部分と外側ベース部分との間に固定的に保持することができる。内側ベース部分は、ボタン機構の一部を受け入れるように構成された切欠きを含むことができる。外側ベース部分は、ボタン機構に関連付けられる開口部を含むことができる。ボタン機構の一部は、開口部を通して露出させることができる。
【0081】
ベース部分は、内側ベース部分および外側ベース部分を含むことができる。内側ベース部分は、凹部を含むことができる。ボタン機構は、ボタン機構が内側ベース部分と外側ベース部分との間に固定的に保持されるように、凹部に固定的に取り付けることができる。内側ベース部分は、ボタン機構の一部を受けるように構成された切欠きを含むことができる。
【0082】
ヒンジは、第1のヒンジ部分および第2のヒンジ部分を含むことができる。第1のヒンジ部分は、装置の少なくとも1つの内面と連結することができる。第2のヒンジ部分は、装置の少なくとも1つの外面と連結することができる。
【0083】
一実施形態では、製造物品は、第1の側で開いているベース部分と、ベース部分の第2の側内に配置された第1のレンズおよび第2のレンズとを含むことができる。物品はまた、ベース部分の内周の少なくとも一部の周りに配置された棚部を含むことができる。棚部は、ベース部分の第1の側から挿入される電子デバイスを物理的に支持するように構成することができる。物品はまた、第1の側で開いており、第2の側で閉じられている蓋部分を含むことができる。物品はまた、ベース部分を蓋部分と連結するヒンジを含むことができる。ベース部分、蓋部分およびヒンジは、ベース部分および蓋部分が開位置と閉位置との間で互いに対して蝶番式に可動であるように構成することができる。物品はまた、閉位置にあるときにベース部分および蓋部分の上に摺動可能にフィットするように構成されたスリーブを含むことができる。物品は、ベース部分内に配置されるように構成されたトレイをさらに含むことができる。トレイは、トレイと第1のレンズおよび第2のレンズとの間の物理的接触を防止するように構成された複数の脚部を含むことができる。
【0084】
実施形態は、以下の特徴の1つ以上を含み得る。例えば、トレイは、電子デバイスのための少なくとも1つの付属品を含むように構成され得る。ベース部分および蓋部分は、対応する傾斜した合わせ面を有することができる。
【0085】
ベース部分は、外側ベース部分および内側ベース部分を含むことができる。外側ベース部分は、第1のレンズ開口部および第2のレンズ開口部を有することができる。内側ベース部分は、外側ベース部分の第1のレンズ開口部と整列される第1のレンズ開口部と、外側ベース部分の第2のレンズ開口部と整列される第2のレンズ開口部とを有することができる。ベース部分は、内側ベース部分を外側ベース部分に固定する接着層を含み、内側ベース部分は外側ベース部分内に少なくとも部分的に配置されることができる。
【0086】
第1のレンズおよび第2のレンズは、内側ベース部分と外側ベース部分との間に固定的に保持することができる。第1のレンズの光学部分は、内側ベース部分の第1のレンズ開口部および外側ベース部分の第1のレンズ開口部内に配置することができる。第2のレンズの光学部分は、内側ベース部分の第2のレンズ開口部および外側ベース部分の第2のレンズ開口部内に配置することができる。
【0087】
ベース部分および蓋部分には、その内部に切欠きが画定され得る。切欠きは、ユーザの鼻の上に配置するように構成することができる。
【0088】
物品は、ベース部分に固定されるボタン機構を含むことができる。ボタン機構は、電子デバイスのタッチスクリーンと選択的に対話するように構成することができる。
【0089】
ヒンジは、第1のヒンジ部分および第2のヒンジ部分を含むことができる。第1のヒンジ部分は、装置の少なくとも1つの内面と連結することができる。第2のヒンジ部分は、装置の少なくとも1つの外面と連結することができる。
【0090】
一般的な態様において、装置は、第1の側で開いているベース部分と、ベース部分の第2の側内に配置される第1のレンズおよび第2のレンズとを含むことができる。装置はまた、ベース部分の内周の少なくとも一部の周りに配置された棚部を含み、棚部は、ベース部分の第1の側から挿入される電子デバイスを物理的に支持するように構成されることができる。装置は、第1の側で開いており第2の側で閉じられている蓋部分と、ベース部分を蓋部分と連結するヒンジとをさらに含むことができる。ベース部分、蓋部分およびヒンジは、ベース部分および蓋部分が開位置と閉位置との間で互いに対して蝶番式に可動であるように構成することができる。
【0091】
実施形態は、以下の特徴の1つ以上を含み得る。例えば、ベース部分および蓋部分は、対応する傾斜した合わせ面を有することができる。ベース部分は、第1のレンズ開口部、第2のレンズ開口部を有する外側ベース部分および内側ベース部分を含むことができる。内側ベース部分は、外側ベース部分の第1のレンズ開口部と整列される第1のレンズ開口部と、外側ベース部分の第2のレンズ開口部と整列される第2のレンズ開口部とを含むことができる。ベース部分は、内側ベース部分を外側ベース部分に固定する接着層を含むことができる。内側ベース部分は、外側ベース部分内に少なくとも部分的に配置することができる。
【0092】
第1のレンズおよび第2のレンズは、内側ベース部分と外側ベース部分との間に固定的に保持することができる。第1のレンズの光学部分は、内側ベース部分の第1のレンズ開口部および外側ベース部分の第1のレンズ開口部内に配置することができる。第2のレンズの光学部分は、内側ベース部分の第2のレンズ開口部および外側ベース部分の第2のレンズ開口部内に配置することができる。第1のレンズおよび第2のレンズは各々、内側ベース部分と外側ベース部分との間に第1のレンズおよび第2のレンズを固定的に保持するように構成された複数のタブを含むことができる。
【0093】
ベース部分および蓋部分には、その内部に切欠きが画定され得る。切欠きは、ユーザの鼻の上に配置するように構成することができる。
【0094】
装置は、ベース部分に固定されるボタン機構を含むことができる。ボタン機構は、電子デバイスのタッチスクリーンと選択的に対話するように構成することができる。ベース部分は、ボタン機構に関連付けられる開口部を含むことができる。ボタン機構の一部は、開口部を通して露出させることができる。ボタン機構は、導電性材料を含むことができる。
【0095】
ベース部分は、内側ベース部分および外側ベース部分を含むことができる。ボタン機構は、内側ベース部分と外側ベース部分との間に固定的に保持することができる。内側ベース部分は、ボタン機構の一部を受けるように構成された切欠きを含むことができる。外側ベース部分は、ボタン機構に関連付けられる開口部を含むことができる。ボタン機構の一部は、開口部を通して露出させることができる。
【0096】
ベース部分は、内側ベース部分および外側ベース部分を含むことができる。内側ベース部分は、凹部を含むことができる。ボタン機構は、ボタン機構が内側ベース部分と外側ベース部分との間に固定的に保持されるように、凹部に固定的に取り付けることができる。内側ベース部分は、ボタン機構の一部を受けるように構成された切欠きを含むことができる。
【0097】
ヒンジは、第1のヒンジ部分および第2のヒンジ部分を含むことができる。第1のヒンジ部分は、装置の少なくとも1つの内面と連結することができる。第2のヒンジ部分は、装置の少なくとも1つの外面と連結することができる。
【0098】
他の一般的な態様において、製造物品は、第1の側で開いているベース部分と、ベース部分の第2の側内に配置された第1のレンズおよび第2のレンズとを含むことができる。物品はまた、ベース部分の内周の少なくとも一部の周りに配置された棚部を含むことができる。棚部は、ベース部分の第1の側から挿入される電子デバイスを物理的に支持するように構成することができる。物品はまた、第1の側で開いており、第2の側で閉じられている蓋部分を含むことができる。物品はまた、ベース部分を蓋部分と連結するヒンジを含むことができる。ベース部分、蓋部分およびヒンジは、ベース部分および蓋部分が開位置と閉位置との間で互いに対して蝶番式に可動であるように構成することができる。物品はまた、閉位置にあるときにベース部分および蓋部分の上に摺動可能にフィットするように構成されたスリーブを含むことができる。物品は、ベース部分内に配置されるように構成されたトレイをさらに含むことができる。トレイは、トレイと第1のレンズおよび第2のレンズとの間の物理的接触を防止するように構成された複数の脚部を含むことができる。
【0099】
実施形態は、以下の特徴の1つ以上を含み得る。例えば、トレイは、電子デバイスのための少なくとも1つの付属品を含むように構成され得る。ベース部分および蓋部分は、対応する傾斜した合わせ面を有することができる。
【0100】
ベース部分は、外側ベース部分および内側ベース部分を含むことができる。外側ベース部分は、第1のレンズ開口部および第2のレンズ開口部を有することができる。内側ベース部分は、外側ベース部分の第1のレンズ開口部と整列される第1のレンズ開口部と、外側ベース部分の第2のレンズ開口部と整列される第2のレンズ開口部とを有することができる。ベース部分は、内側ベース部分を外側ベース部分に固定する接着層を含み、内側ベース部分は外側ベース部分内に少なくとも部分的に配置されることができる。
【0101】
第1のレンズおよび第2のレンズは、内側ベース部分と外側ベース部分との間に固定的に保持することができる。第1のレンズの光学部分は、内側ベース部分の第1のレンズ開口部および外側ベース部分の第1のレンズ開口部内に配置することができる。第2のレンズの光学部分は、内側ベース部分の第2のレンズ開口部および外側ベース部分の第2のレンズ開口部内に配置することができる。
【0102】
ベース部分および蓋部分には、その内部に切欠きが画定され得る。切欠きは、ユーザの鼻の上に配置するように構成することができる。
【0103】
物品は、ベース部分に固定されるボタン機構を含むことができる。ボタン機構は、電子デバイスのタッチスクリーンと選択的に対話するように構成することができる。
【0104】
ヒンジは、第1のヒンジ部分および第2のヒンジ部分を含むことができる。第1のヒンジ部分は、装置の少なくとも1つの内面と連結することができる。第2のヒンジ部分は、装置の少なくとも1つの外面と連結することができる。
【0105】
多数の実施形態が記載された。それにもかかわらず、特許請求の範囲の精神および範囲から逸脱することなく、様々な修正がなされ得ることが理解されるであろう。