【文献】
コグレマサト&まつゆう&できるシリーズ編集部,これからはじめるLINE 基本&活用ワザ公式ガイド,株式会社インプレス,2014年12月11日,第1版,p.176−181
【文献】
森嶋 良子,LINE Perfect GuideBook [2014年改訂版],株式会社ソーテック社,2013年12月31日,第1版,p.117−127
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記チャットルームは、前記ユーザ端末のユーザによるクライアントボットの選択、又は前記クライアントボットを介した前記ユーザ端末の友人の招待によって生成される、請求項1に記載のチャットサービス提供方法。
前記クライアントボットは、前記ユーザ端末が特定グループに加入することに対応して、自動又は受動で前記ユーザ端末と友人関係として設定される、請求項1に記載のチャットサービス提供方法。
前記クライアントボットは、ユーザ端末が特定グループに加入する場合、特定グループに関する情報、又はユーザ端末に関する情報に基づいて前記特定グループに加入したユーザ端末と友人関係が設定される、請求項1に記載のチャットサービス提供方法。
前記クライアントボットは、ユーザ端末が特定グループに加入する場合、前記ユーザ端末が仮想の友人又は公式アカウントと登録されたクライアントボットを選択することによって、前記特定グループに加入したユーザ端末と友人関係が設定される、請求項1に記載のチャットサービス提供方法。
前記入力データは、前記特定グループに対するグループデータを取得するために、同じ意味の動作を少なくとも1つ以上の単語で表現される命令語を含む、請求項1に記載のチャットサービス提供方法。
前記受信したグループデータをチャットルームに表示するステップは、前記クライアントボットに関する特定グループの組織情報又はグループのグループメンバー情報を表示する、請求項1に記載のチャットサービス提供方法。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0024】
図1は、一実施形態に係る特定グループに属するユーザとクライアントボットとの関係を示す図である。
【0025】
図1を参照すると、特定グループ101内に加入した複数のユーザ102−1〜102−4がクライアントボット103を介してグループDB104から特定グループに関するグループデータを取得する過程が示されている。
【0026】
クライアントボット103は、特定グループに加入したユーザ102−1〜102−4と特定グループ間のゲートウェイの役割をする。言い換えれば、ユーザ102−1〜102−4が使用するメッセンジャー内に特定グループが形成された場合、複数のユーザ102−1〜102−4は、クライアントボット103が参加したチャットルームでクライアントボット103を介して特定グループに対するグループデータを容易に取得することができる。
【0027】
特定グループ101は、会社、団体などのように特定組織を意味する。ここで、特定グループ101は、オフライン上の特定の組織だけではなく、カフェ、ブログ、集まりなどのオンライン上の特定組織も含んでもよい。ここで、特定グループ101は、メッセージアプリケーションを介して提供されるチャットサービス内に形成されるか、又はチャットサービスの外部サービス(ex.SNSサービス)内に形成される。
【0028】
ここで、複数のユーザ102−1〜102−4は、特定グループ101に加入したグループメンバーを意味する。特に、本発明の一実施形態によれば、特定グループ101は、加入したグループメンバーである複数のユーザ102−1〜102−4にチャットサービスを提供する。
【0029】
ただし、複数のユーザ102−1〜102−4は、特定グループ101に加入しなくても、特定グループ101に対するクライアントボット103と友人関係が設定され得る。しかし、クライアントボット103とチャットルームに入場するとき、複数のユーザ102−1〜102−4は特定グループ101に加入したか否かがチェックされる。
【0030】
もし、複数のユーザ102−1〜102−4が特定グループに加入していない状態でチャットルームに参加した場合、複数のユーザ102−1〜102−4に特定グループ101に加入リクエストが伝えられる。その後、複数のユーザ102−1〜102−4は、特定グループ101に加入しなければ、特定グループ101のクライアントボット103とのチャットを介してチャットルームから特定グループ101に対するグループデータを取得することができない。
【0031】
ここで、チャットサービスは、特定グループ101に加入したグループメンバー間にチャットのみならず、特定グループ101に対するグループデータを取得するために、少なくとも1つのグループメンバーとクライアントボット103との間のチャットもサポートし得える。すると、クライアントボット103とのチャットを介して特定グループ101に加入したグループメンバーは、グループDB104に格納された特定グループ101に関するグループデータや、特定グループ101で生成されたグループデータなどを取得できる。
【0032】
そのため、複数のユーザ102−1〜102−4がオンライン又はオフライン上に存在する特定グループ101に加入すると、受動的又は自動的に特定グループ101のグループメンバーである複数のユーザ102−1〜102−4に対してクライアントボット103と友人関係が設定される必要がある。
【0033】
ここで、自動的に友人関係が設定されることは、メッセージアプリケーションをインストールした複数のユーザ102−1〜102−4がクライアントボット103を別途に友人追加しなくても、複数のユーザ102−1〜102−4に関する情報から抽出された特定グループ101に関する情報又は直接入力された特定グループ101に関する情報に基づいて、自動でクライアントボット103が複数のユーザ102−1〜102−4の友人になることを意味する。ここで、特定グループ101に関する情報は、特定グループ101の名前、識別情報(ID、固有番号など)、イメージ(アイコン、ステッカー、マークなど)、又はリンクアドレスなどを含む。そして、上記の説明は、複数のユーザ102−1〜102−4は、オフライン又はオンライン上の特定グループ101に加入した全てのケースに当該する。
【0034】
一例として、複数のユーザ102−1〜102−4のそれぞれがオフライン上の特定グループ101に加入した場合、複数のユーザ102−1〜102−4のそれぞれによって直接入力された特定グループ101に関する情報に基づいて特定グループ101に対して設定されたクライアントボット103が複数のユーザ102−1〜102−4の友人として登録され得る。
【0035】
他の一例として、複数のユーザ102−1〜102−4のそれぞれがオフライン上の特定グループ101に加入した場合、オフライン上の特定グループ101の管理者によって伝えられるか又は入力された、特定グループ101に加入した複数のユーザ102−1〜102−4に関する情報に基づいて、特定グループ101に対して設定されたクライアントボット103が複数のユーザ102−1〜102−4の友人として登録され得る。ここで、複数のユーザ102−1〜102〜4に関する情報は、複数のユーザ102−1〜102〜4のそれぞれの名前、電話番号、メールアドレス、又はメッセージアプリケーションIDなどを含む。
【0036】
一方、複数のユーザ102−1〜102−4のそれぞれがオンライン上の特定グループ101に加入する場合、オンライン上の特定グループ101に登録された複数のユーザ102−1〜102〜4に関する情報又は特定グループ101に関する情報に基づいて、特定グループ101に対して設定されたクライアントボット103が複数のユーザ102−1〜102−4の友人として登録される。
【0037】
そして、受動的に友人関係が設定されるという意味は、メッセージアプリケーションをインストールした複数のユーザ102−1〜102−4がクライアントボット103に関する情報(ex.名前、識別番号など)を入力して検索するか、スクロールを用いて予め登録されている複数の友人のうち友人として登録しようとするクライアントボット103を探して選択することにより、別途に友人追加する場合を意味する。例えば、特定グループ101に加入したユーザ102−1がメッセージアプリケーションをインストールした後、メッセージアプリケーションで仮想の友人又は公式アカウントとして登録されたクライアントボット103を検索するか、又は選択した後これを友人として追加することで、ユーザ102−1とクライアントボット103との間に友人関係が設定され得る。
【0038】
その後、複数のユーザ102−1〜102−4は、友人関係として設定されたクライアントボット103を用いて様々なアプリケーション(ex.メッセージングアプリケーション、SNSアプリケーションなど)やサイトなどを用いて提供されるチャットサービスによりクライアントボット103とチャットすることで、特定グループ101に関するグループデータや特定グループ101で生成されたグループデータを取得することができる。
【0039】
そのために、クライアントボット103は、特定グループ101に加入した複数のユーザ102−1〜102−4のチャットルームに参加者になる必要がある。
【0040】
クライアントボット103は、以下で説明するように様々な形態でチャットルームに参加できる。
【0041】
(i)特定グループ101に加入したユーザ102−1〜102−4がクライアントボット103をチャットの相手側に指定することによってチャットルームを生成する。
【0042】
(ii)特定グループ101に加入したユーザ102−1〜102−4がチャットルームを生成する場合、自動でクライアントボット103がチャットルームに参加する。ここで、チャットルームは、特定グループ101に加入したユーザ102−1〜102−4のみが参加するため、チャットルームに参加したユーザ102−1〜102−4の全てにクライアントボット103が表示される。もし、チャットルームに特定グループ101に加入したユーザ102−1〜102−4の他に特定グループ101に加入していないユーザが参加した場合、チャットルームに参加したユーザ102−1〜102−4にのみクライアントボット103が表示される。
【0043】
一例として、特定グループ101に加入したユーザ102−1がチャットの相手側としてクライアントボット103を指定しなくても、特定グループ101に加入していないユーザが特定グループ101に加入したユーザ102−2をチャットの相手側として指定すれば、デフォルトでチャットルームにクライアントボット103が参加できる。
【0044】
他の一例として、特定グループ101に加入したユーザ102−1がチャットの相手側としてクライアントボット103を指定しなくても、チャットルームを生成するだけでもデフォルトでチャットルームにクライアントボット103が参加できる。
【0045】
すなわち、チャットルームに特定グループ101に加入したユーザ102−1〜102−4が最小1人以上参加した場合、クライアントボット103がデフォルトでチャットルームに参加する。
【0046】
(iii)特定グループ101に加入したユーザ102−1がチャットの相手側に特定グループ101に加入したユーザ102−2、又は特定グループ101に加入していない一般ユーザをチャットの相手側にするチャットルームを生成した後、クライアントボット103を招待する。
【0047】
本発明の一実施形態によれば、クライアントボット103がチャットルームに参加する場合、チャットルームに参加した特定グループ101に加入したユーザ102−1〜102−4がクライアントボット103に入力データを伝達して特定グループ101に対するグループデータをリクエストするときのみクライアントボット103は一方向に答えることができる。
【0048】
言い換えれば、クライアントボット103は、チャットルームに参加したユーザ102−1〜102−4が入力データを介して質問すれば、入力データに対応する特定グループ101に対するグループデータを表示できる。そのため、チャットルームに1人のユーザとクライアントボット103が参加していても当該チャットルームは1:1チャットルームではない1人のユーザが単独で参加したチャットルームを意味する。同様に、チャットルームに2人のユーザとクライアントボット103が参加するとしても、当該チャットルームはグループチャットルームではない1:1チャットルームを意味する。すなわち、チャットルームに3人以上の参加者が参加すれば、当該チャットルームがグループチャットルームになる。
【0049】
そのため、クライアントボット103がチャットルームに参加する場合、チャットルームを生成したチャットした者だけでなく、チャットルームに参加したチャットした者もクライアントボット103を用いて特定グループ101に対するグループデータを取得することができる。ところが、グループデータを取得できる参加者は、特定グループ101に加入したユーザ102−1〜102−4に制限される。一方、特定グループ101に加入していないチャットした者は、一定の条件(特定グループ101の政策、チャットルームを生成したチャットした者の承諾、認証グループデータ入力)を満足する場合のみ、チャットルームに参加したクライアントボット103を用いて特定グループ101に対するグループデータを取得できる。
【0050】
クライアントボット103は、形式的にチャットルームに参加したように見られるが、実質的にチャットルームに参加したチャットした者がクライアントボット103に特定グループ101に対するグループデータをリクエストする場合のみ一方向に答えることができる。そして、チャットルームに参加したチャットした者がクライアントボット103を相手に質問するため、他のチャットした者を相手として質問するものと区分するよう識別子とクライアントボット103を入力(ex.@ボット、!ボット)する。
【0051】
複数のユーザ102−1〜102−4が、クライアントボット103が参加するチャットルームで入力データを介して特定グループ101に関するグループデータや特定グループ101で生成されたグループデータなどのようなグループデータを取得し得る。一例として、入力データは、命令語とキーワードで構成されてもよい。一例として、命令語は、グループデータを取得するための同じ意味の動作を少なくとも1つ以上の単語として表現される。例えば、グループデータを検索しようとする場合、入力データを構成する命令語は「検索」だけではなく、「Find」、「Search」も可能である。キーワードは、命令語を介して直接的に取得するためのグループデータを特定するために使用される。例えば、入力データが「検索+ID」である場合、クライアントボット103は、特定グループ101に加入した複数のユーザのうちIDに対応するユーザを検索した後、検索されたユーザに関する情報をグループデータとして提供する。
【0052】
すると、クライアントボット103は、複数のユーザ102−1〜102−4が入力した入力データを構成している命令語とキーワードとしてグループDB104を検索して複数のユーザ102−1〜102−4がリクエストしたグループデータを検索した後、複数のユーザ102−1〜102−4に提供する。これについては、
図8〜
図17を参照してより具体的に説明する。
【0053】
何よりも、本発明の一実施形態に係るチャットサービス提供方法が従来の検索方法と異なる点は、クライアントボット103が参加するチャットルームに複数のユーザ102−1〜102−4が入力データに対応するチャット内容(命令語及びキーワードの組合せ)を入力すると、チャット内容に適するグループデータが検索されることである。このような方式によると、特定グループ101に所属している複数のユーザ102−1〜102−4が所望するグループデータをより手軽かつ正確に伝達できるという長所がある。
【0054】
図2は、一実施形態に係るクライアントボットを用いたチャットサービス提供方法を説明するための図である。
【0055】
図2を参照すると、ユーザ端末202は、サーバ201に命令語とキーワードを伝達する。ここで、ユーザ端末202は、
図1を参照して説明した複数のユーザ102−1〜102−4のうちいずれか1つのユーザに対応する。特定グループ101に加入したユーザ端末202は、チャットサービスのためのメッセージアプリケーションを介してサーバ201にアクセスする。
【0056】
何よりも、ユーザ端末202が、サーバ201が提供するチャットサービスに加入/登録するか、又は、チャットサービスのためのメッセージアプリケーションをインストールする場合、クライアントボット203がユーザ端末202の仮想の友人として登録される。特定グループ101に対するクライアントボット203は、特定グループ101に加入したユーザ端末202の仮想の友人として登録される。
【0057】
一例として、特定グループ101に加入したユーザ端末202がメッセージアプリケーションをインストールすると、特定グループ101に対するクライアントボット203がユーザ端末202の友人として自動追加される。又は、別途の友人追加の手続きにより、ユーザ端末202は、特定グループ101に対するクライアントボット203をメッセージアプリケーションにおける友人として登録する。クライアントボット203は、実際の友人のようにチャット内容を交換する関係というよりも、特定グループに対するコンテンツを取得するための入力データがチャットルームに入力された場合にだけ入力データに対応するコンテンツを返答として提供する一種の仮想の友人であり得る。
【0058】
一方、ユーザ端末202は、クライアントボット203を用いて特定グループ101に対するグループデータを取得するためにクライアントボット203が参加するチャットルームに生成する。ここで、特定グループ101に加入したユーザ端末202がチャットルームを生成する場合、特定グループ101に対するクライアントボット203がチャットルーム生成と共に自動でチャットルームに参加される。又は、チャットルームが生成された後、ユーザ端末202がクライアントボット203をチャットルームに参加するようリクエストし得る。
【0059】
すると、ユーザ端末202は、チャットルームに参加したクライアントボット203に命令語とキーワードで構成される入力データを伝達し、命令語及びキーワードに対応する特定グループに対するコンテンツを、クライアントボット203を用いて取得できる。
【0060】
図2において、ユーザ端末202は、クライアントボット203が参加するチャットルームを介して命令語とキーワードを組合わせたチャット内容を入力データとして入力する。すると、クライアントボット203は、入力データに対応するチャット内容を構成する命令語とキーワードを介してグループDB204を検索した後、命令語とキーワードにマッチングされるグループデータであるコンテンツを抽出する。
【0061】
すると、クライアントボット203は、チャットルームでユーザ端末202が入力したチャット内容に応答するメッセージにコンテンツを含ませてユーザ端末202に伝達する。実際に、ユーザ端末202のメッセージアプリケーションは、チャットルームを介してユーザ端末202とクライアントボット203がメッセージを交換してチャットするようなインターフェースを提供する。
【0062】
ここで、命令語は、ユーザ端末202がキーワードにマッチングされるコンテンツに対して処理しようとする動作を意味する。例えば、命令語がfindであり、キーワードがユーザIDである場合、クライアントボット203は、ユーザIDに対応するユーザを検索してユーザの個人グループデータ(プロフィール)をコンテンツとしてユーザ端末202に提供する。ここで、キーワードは、クライアントボット203に関する特定グループの組織グループデータ、特定グループに属するグループメンバーに対するグループデータ、特定グループの周辺グループデータ、特定グループのアイテムグループデータに対応する。
【0063】
図3は、一実施形態に係るチャットサービス提供方法を示すフローチャートである。
【0064】
ステップ301において、サーバ201はクライアントボット203を設定する。ここで、クライアントボット203は、チャットルームを介してユーザ端末202が加入した特定グループに対するグループデータをユーザ端末202に提供するための一種の仮想の友人を意味する。クライアントボット203は、ユーザ端末202が特定グループに加入することによって受動的又は自動的にユーザ端末202と友人関係として設定される。これについては
図1に示す説明を参考にする。
【0065】
ステップ302において、サーバ201は、ユーザ端末202にクライアントボット203を含む友人リストを伝達する。
【0066】
すると、ステップ303において、ユーザ端末202は、クライアントボット203が参加するチャットルームを生成するためにクライアントボット203を選択する。
【0067】
ステップ304において、ユーザ端末202は、特定グループに対するクライアントボット203の選択結果をサーバ201に伝達する。すると、ステップ305において、サーバ201は、クライアントボット203が参加するチャットルームを生成する。
【0068】
他の実施形態によれば、ユーザ端末203が直接クライアントボット203を選択せず特定グループに属するグループメンバーを選択しても、クライアントボット203は、グループメンバーが参加するチャットルームに自動参加する。又は、ユーザ端末203がクライアントボット203ではないグループメンバー又はグループメンバーではない他のユーザを選択してチャットルームを生成した後、当該チャットルームにクライアントボット203を招待してもよい。
【0069】
ステップ306において、ユーザ端末202は、チャットルームを介して命令語及びキーワードで構成された入力データをサーバ201に伝達する。ステップ307において、サーバ201は、クライアントボット203を用いて入力データに対応するグループデータを決定する。具体的に、特定グループに対するクライアントボット203は、入力データにより特定グループに対するコンテンツを決定することによってグループデータを決定する。ここで、グループデータは、特定グループで生成されたデータ、特定グループに属するグループメンバーに対するグループデータ、特定グループに対するグループデータ、特定グループの周辺グループデータ、特定グループに属するグループメンバーの招待などを含む。
【0070】
ステップ308において、サーバ201は、入力データに対するグループデータをユーザ端末202に伝達する。ステップ309において、ユーザ端末202は、入力データに対するグループデータをチャットルームに表示する。
【0071】
結局、ユーザ端末202は、特定グループに対して所望するコンテンツを取得しようとする場合、チャットルームに参加したクライアントボット203にチャットする形式で命令語とキーワードで構成された入力データをメッセージとして伝達し得る。すると、クライアントボット203は、入力データに対応するグループデータをユーザ端末202に当該メッセージに対する返答メッセージとして伝達する。ここで、返答メッセージは、特定グループに対して所望するコンテンツを含み得る。
【0072】
図4は、一実施形態に係る友人リストから選択されたクライアントボットとチャットを行うためのチャットウィンドウを示す図である。
【0073】
図4Aは、ユーザ端末202でメッセージアプリケーションが実行された後に友人リストに含まれたクライアントボット203を選択する過程を示す。クライアントボット203は、ユーザ端末202が特定グループに加入する場合に自動で友人リストに含まれる仮想の友人を意味する。
【0074】
本発明の一実施形態によると、ユーザ端末202が特定グループに加入するごとに特定グループに関するクライアントボット203が友人リストに含まれてもよい。例えば、ユーザ端末202が特定グループに加入すると、当該グループを管理する管理サーバが、ユーザ端末202が入力した個人グループデータ(メッセンジャーサービスに加入した時のIDグループデータ)をサーバ201に伝達する。すると、サーバ201は、特定グループに関するクライアントボット203に関するグループデータをユーザ端末202に伝達する。
【0075】
図4Bは、ユーザ端末202でクライアントボット203が選択される場合、クライアントボット203が参加するチャットルームに対応するチャットウィンドウがユーザ端末202に表示されたものを示す。すなわち、クライアントボット203も一般の友人と同様にユーザ端末202のチャットの相手になるため、ユーザ端末202がチャット内容をクライアントボット203に伝達できるチャットルームが生成され、メッセージアプリケーションを介してチャットウィンドウが表示される。すると、ユーザ端末202は、チャットウィンドウの特定領域に表示されたメッセージ入力ウィンドウを介して命令語及びキーワードで構成されたチャット内容が入力され得る。
【0076】
図5は、一実施形態に係る特定グループのページに提供されたメニューを介してクライアントボットとチャットを行うことのできるチャットウィンドウを示す図である。
【0077】
図5Aは、ユーザ端末202が特定グループのウェブページに接続すると、ウェブページに表示されたアイコンを選択する過程を示す。アイコンが選択されれば、ユーザ端末202は、特定グループのクライアントボット203とチャットするメッセージアプリケーションを実行する。すると、
図5Bに示すように、クライアントボット203がチャット相手に参加したチャットルームが生成され、このようなチャットルームのチャットウィンドウがユーザ端末202で実行されたメッセージアプリケーションのチャットウィンドウを介して表示される。
【0078】
すなわち、
図5に示すように、ユーザ端末202が友人リストからクライアントボット203を選択しなくても、クライアントボット203に関する特定グループのページで提供する識別子(アイコン、メニュー、ボタンなど)を選択することによって、クライアントボット203と直接チャットするようにメッセージアプリケーションを自動実行すると共にチャットルームに入場できる。
【0079】
図6は、一実施形態に係る命令語及びキーワードを組合わせたメッセージを入力することによって、キーワードに関するコンテンツを提供する過程を説明するための図である。
【0080】
図6Aを参照すると、ユーザ端末202で実行されるメッセージアプリケーションを介してチャットルームに対応するチャットウィンドウが表示される。すると、ユーザ端末202は、ユーザによって命令語及びキーワードで構成されたチャット内容を、メッセージ入力ウィンドウを介して入力される。
【0081】
すると、
図6Bに示すように、命令語及びキーワードから構成されたチャット内容とクライアントボット203が命令語及びキーワードを介して抽出した特定グループに関するコンテンツを含むチャット内容がチャットヒストリーに表示される。ここで、特定グループに関するコンテンツは、命令語及びキーワードを介して特定グループのグループDB204から検索され得る。
【0082】
もし、
図6Aに示されたチャットウィンドウを介してユーザ端末202が続けて命令語及びキーワードを入力する場合、ユーザ端末202がチャットルームから退場しなければ、
図6Bに示すチャットヒストリーに連続的にユーザ端末202が入力したチャット内容と当該チャット内容に対応するコンテンツが表示される。
【0083】
ただし、ユーザ端末202のユーザは、クライアントボット203がサポートする全ての命令語を記憶し難い場合もある。そのため、ユーザ端末202は、メッセージアプリケーションのページ又は別途のメニューを介して命令語の種類及び当該命令語の動作説明を提供する。又は、
図6Aに示すチャットウィンドウを介してユーザが「?」のように、予め設定された記号や文字を入力する場合、命令語の種類及び当該命令語の動作説明が、クライアントボット203が答える形態で表示され得る。
【0084】
すなわち、
図6によると、ユーザ端末202は、クライアントボット203と簡単なチャットを行うことによりクライアントボット203に関する特定グループのコンテンツを便利に取得できる。
【0085】
図7は、一実施形態に係る特定グループを構成するグループメンバーの個人グループデータを取得するための一例を示す図である。
【0086】
図7Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「Find」とキーワードに対応する「ユーザA」が入力されたと仮定する。ここで、「Find」は入力されたキーワードに対応するプロフィールに関するグループデータを提供する命令語であってもよい。又は、「Find」は、特定グループにキーワードに対応するユーザが加入するか、又は所属するか否かを確認する命令語であってもよい。ここで、Findと共に入力されるキーワードは、特定グループに所属するユーザ、ユーザが所属する特定グループのチーム、ユーザが所属する集りなどになる。
【0087】
すなわち、
図7Aに示すように、「FindユーザA」がチャットウィンドウを介して入力される場合、
図7Bに示すように、ユーザAに対応するプロフィールに関するグループデータを含む返答メッセージがチャットウィンドウに表示される。このような返答メッセージは、クライアントボット203がグループDB204から命令語とキーワードの組合せで検索することによって生成される。ここで、プロフィールに関するグループデータは、ユーザAが設定したプロフィールを表示するページにアクセスできるリンクを含む。
【0088】
図7を参照して説明したものとは相違に、命令語である「find」は、特定グループに関するアイテムグループデータを取得するための命令語であってもよい。そして、これに対するキーワードとしてアイテムに関するグループデータ(ex.アイテムの名前、アイテムの属性など)が入力される。例えば、特定グループが複数のアイテムを販売する中古サイトであり、ユーザ端末202のユーザが「findアイテムA」を入力すると仮定する。すると、クライアントボット203は、中古サイトに関するグループDB204でユーザ端末202のユーザが入力したキーワードであるアイテムAに関するグループデータにより、アイテムAの価格グループデータ、アイテムAの説明グループデータ、アイテムAの販売者グループデータなどをチャットウィンドウを介して表示できる。
【0089】
図8は、一実施形態に係る特定グループを構成するグループメンバーの個人グループデータを取得するための他の一例を示す図である。
【0090】
図8Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「プロフィール」とキーワードに対応する「ユーザB」が入力されたと仮定する。ここで、「プロフィール」は、入力されたキーワードに対応するプロフィールに関するグループデータを提供する命令語であってもよい。ここで、命令語である「プロフィール」と共に入力されるキーワードは、特定グループに所属するユーザ、ユーザが所属する特定グループのチーム、ユーザが所属する集りなどであり得る。
【0091】
すなわち、
図8Aに示すように「プロフィールユーザB」がチャットウィンドウを介して入力される場合、
図8Bに示すように、ユーザBに対応するプロフィールに関するグループデータを含む返答メッセージがチャットウィンドウに表示される。このような返答メッセージは、クライアントボット203がグループDB204から命令語とキーワードの組合せで検索することによって生成される。ここで、プロフィールに関するグループデータは、ユーザBが設定したプロフィールを表示するページにアクセスできるリンクを含む。
【0092】
結論的に、
図8によると、同じ動作又は類似の動作を意味する命令語が複数設定されてもよい。一例として、命令語は、特定動作に対して同じ意味、類似の意味で構成された単語に設定されてもよい。例えば、クライアントボット203がキーワードに対応するグループデータを検索しろとの意味として「プロフィール、検索、発見」のような命令語のうちいずれか1つの命令語が入力されてもよい。
【0093】
又は、命令語は、特定動作を表現する互いに異なる言語に設定されてもよい。例えば、クライアントボット203がキーワードに対応するグループデータを検索しろとの意味として「プロフィール、profile、find、???」のような命令語のうちいずれか1つの命令語が入力されてもよい。
【0094】
図9は、一実施形態に係る特定グループのグループグループデータを取得するための一例を示す図である。
【0095】
図9Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「チームメンション」とキーワードに対応するチーム名である「XXチーム」が入力されたと仮定する。ここで、「チームメンション」は、入力されたキーワードに対応するチームに関するグループデータを提供する命令語であり得る。ここで、命令語である「チームメンション」と共に入力されるキーワードは、ユーザが所属する特定グループのチーム、ユーザが所属する集りなどであってもよい。
【0096】
すると、
図9Bに示すように、ユーザ端末202で入力された命令語とキーワードに応じてXXチームに対するチームID「@@team.XX」が返答メッセージとしてチャットウィンドウに表示される。ここで、チームIDは、メッセージアプリケーションと異なるアプリケーション(ソーシャルネットワークに関するアプリケーション)でユーザが探そうとするチームのIDであり得る。すなわち、ユーザは、当該アプリケーションを介してチームIDを入力することによりチームIDに対応するページに一回にアクセスできる。
【0097】
図10は、一実施形態に係る特定グループのグループグループデータを取得するための他の一例を示す図である。
【0098】
図10Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「team」とキーワードに対応する特定グループのグループ名の「ABC」が入力されたと仮定する。ここで、「team」は、入力されたキーワードに対応するグループに関するグループデータを提供する命令語であり得る。ここで、命令語である「team」と共に入力されるキーワードはユーザが所属する特定グループになる。
【0099】
すると、
図10Bに示すように、ユーザ端末202で入力された命令語とキーワードに応じてABCグループを構成する複数のチームそれぞれに対するチームIDが返答メッセージでチャットウィンドウに表示される。ここで、チームIDは、メッセージアプリケーションと異なるアプリケーション(ソーシャルネットワークに関するアプリケーション)でユーザが探そうとするチームのIDであり得る。すなわち、ユーザは、当該アプリケーションを介してチームIDを入力することによりチームIDに対応するページに一回にアクセスできる。
【0100】
図11は、一実施形態に係る特定グループのグループメンバーの位置を表示する一例を示す図である。
【0101】
図11Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「where」とキーワードに対応するユーザ名又はユーザIDである「ユーザK」が入力されたと仮定する。ここで、「where」は、入力されたキーワードに対応するユーザの位置を知らせる命令語であり得る。ここで、命令語である「where」と共に入力されるキーワードは、特定グループに関する場所、又は特定グループに所属するユーザに関するグループデータ(ex.ユーザ名、又は、ユーザID)、特定グループを構成するチームに関するグループデータ(ex.チーム名、又はチームID)であってもよい。
【0102】
すると、
図11Bに示すように、ユーザ端末202で入力された命令語とキーワードに応じて特定グループに関する建物内にキーワードに対応するユーザがどこに位置するかを示す返答メッセージがチャットウィンドウに表示される。ここで、会議室1号は、キーワードに対応するユーザが特定建物内の特定の場所を意味する。ここで、返答メッセージに特定建物に関する地図に特定の場所をマッピングすることによって、ユーザ端末202のユーザにより直観的に場所の位置を判断可能にすることができる。
【0103】
一例として、ユーザの位置は、ユーザが接続したWIFIアクセスポイントの位置や有線ネットワークを介して割り当てられたIPグループデータ、特定の場所を撮影したイメージグループデータなどによって確認される。
【0104】
もし、
図11Aに示すように、キーワードが特定グループ内の特定場所である場合、
図11Bに示すように、返答メッセージに特定グループ内の特定場所の位置を示す説明と共に特定場所がマッピングされた地図が表示され得る。
【0105】
図12は、一実施形態に係る特定グループの周辺グループデータを表示する一例を示す図である。
【0106】
図12Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「eat」とキーワードに対応する食べ物の分類である「韓国料理」が入力されたと仮定する。ここで、「eat」は、入力されたキーワードに対応する売り場に関するグループデータ(ex.名前、位置、販売メニュー、営業時間など)を知らせる命令語であり得る。ここで、売り場の位置は、特定グループに関する場所の内部又は外部に位置する売り場の位置であってもよい。そして、命令語である「eat」と共に入力されるキーワードは食べ物の分類やメニューなどであってもよい。
【0107】
すると、
図12Bに示すように、ユーザ端末202で入力された命令語とキーワードに応じてキーワードに対応する売り場に関するグループデータを含む返答メッセージがチャットウィンドウに表示される。ここで、関連グループデータは、キーワードに関する飲食店の位置、店の名、電話番号、位置、営業時間、メニュー、予約のためのURLなどを含み得る。ここで、飲食店の位置は、特定グループに関する場所の内部又は外部を示す地図にマッピングされて表示される。
【0108】
一方、飲食店リストに含まれた飲食店は、キーワードとの関連性や命令語とキーワードを入力したユーザ端末との距離の隣接性、残余座席数などのような基準によって整列して表示され得る。
【0109】
図13は、一実施形態に係る特定グループの周辺グループデータを介して細部的な関連グループデータを表示する一例を示す図である。
【0110】
図13Aを参照すると、
図12Bに示された返答メッセージからユーザが「飲食店A」の関連グループデータを選択することを示している。すると、
図13Bに示すように、飲食店Aに関するページに飲食店Aの関連グループデータが詳細に表示される。
図13Bに示すように、飲食店Aの関連グループデータは、飲食店Aのアドレス、位置がマッピングされた地図、連絡先、メッセージアプリケーションを通したチャット、メニュー、評価などを含み得る。
【0111】
すなわち、本発明の一実施形態によると、ユーザ端末202によって入力された命令語及びキーワードに応じてクライアントボット203が行ったグループデータがチャットウィンドウに表示される場合、ユーザがグループデータを選択すれば、ユーザ端末202がチャットウィンドウと区分される別途のページを介してグループデータに対する詳細グループデータを提供することができる。
【0112】
図14は、一実施形態に係る特定グループのグループメンバーをチャットチャットの相手側に招待する一例を示す図である。
【0113】
図14ないし
図16は、ユーザ端末202のユーザが特定グループのグループメンバーを、クライアントボット203を用いてチャットチャットの相手側を招待することで、特定グループのグループメンバーと直接チャットする実施形態を示す図である。
【0114】
図14Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「invite」とキーワードに対応するユーザ名又はユーザIDである「ユーザB」が入力されたと仮定する。ここで、「invite」は、入力されたキーワードに対応するユーザをチャットルームに入場するようにしてチャット可能にするための命令語を意味する。
【0115】
ここで、命令語である「invite」と共に入力されるキーワードは、特定グループに所属するユーザに関するグループデータ(ex.ユーザ名、又はユーザID)、特定グループを構成するチームに関するグループデータ(ex.チーム名、又は、チームID)であり得る。キーワードがユーザに関するグループデータにおいて複数である場合、ユーザ端末202のユーザはチャットチャットの相手側と設定された複数のユーザとグループチャットを行ってもよい。また、キーワードがチームに関するグループデータである場合、ユーザ端末202のユーザは、チームに所属するグループメンバーとグループチャットを行ってもよい。
【0116】
図14Bを参照すると、ユーザ端末202のユーザAが招待したユーザBがチャットルームに入場する。ここで、チャットルームは、ユーザAとクライアントボット203が参加した状態であり、その後にユーザAが招待したユーザBが入場する。
【0117】
図14は、クライアントボット203が参加したチャットルームを介してユーザ端末202のユーザが招待したチャットの相手側とチャットを行う過程を示す。ここで、チャットの相手側がチャットルームに入場しても、クライアントボット203はチャットルームから退場することなく、グループチャットにおける参加者であるようにチャットルームに参加した状態で保持され得る。
【0118】
すると、チャットルームに参加中であるユーザ端末202のユーザ、及びチャットルームに招待されたチャットの相手側は、チャットルームに参加中のクライアントボット203を用いて
図6ないし
図13を参照して説明した実施形態のように命令語とキーワードを入力する。すると、ユーザ端末202のユーザ及びチャットルームに招待されたチャットの相手側は、クライアントボット203を用いて所望する特定グループに関するグループデータをチャットルームに対応するチャットウィンドウを介して取得できる。
【0119】
特に、
図14において、ユーザAとユーザBがメッセージアプリケーション上の友人関係でなくても、ユーザAとユーザBが特定グループに加入した場合、ユーザAは、クライアントボット203を用いてユーザBをチャットチャットの相手側としてチャットルームに招待できる。言い換えれば、ユーザAは、ユーザBを別途に友人追加しなくても、命令語「invite」とキーワード「ユーザB」を入力するだけでも便利にユーザBをチャットルームに招待できる。
【0120】
図15は、一実施形態に係る特定グループのグループメンバーをチャットの相手側に招待する他の一例を示す図である。
【0121】
図15Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「invite」とキーワードに対応するユーザ名又はユーザIDである「ユーザB」が入力されたと仮定する。ここで、「invite」は、入力されたキーワードに対応するユーザをチャットルームに入場可能なようにしてチャットするための命令語を意味する。
【0122】
ここで、命令語である「invite」と共に入力されるキーワードは、特定グループに所属するユーザに関するグループデータ(ex.ユーザ名、又は、ユーザID)、特定グループを構成するチームに関するグループデータ(ex.チーム名、又は、チームID)であり得る。キーワードがユーザに関するグループデータにおいて複数である場合、ユーザ端末202のユーザは、チャットチャットの相手側と設定された複数のユーザとグループチャットを行うことができる。また、キーワードがチームに関するグループデータである場合、ユーザ端末202のユーザは、チームに所属するグループメンバーとグループチャットを行うことができる。
【0123】
図15Bを参照すると、ユーザ端末202のユーザA及びユーザAが招待したユーザBが参加するチャットルームが生成される。ここで、チャットルームは、ユーザAとユーザBが参加した状態であり、クライアントボット203は、チャットルーム生成のみを関与した後実際のチャットルームから退場し得る。
【0124】
図15は、クライアントボット203が参加したチャットルームではないユーザAとユーザBが参加するチャットルームが新規で生成されてもよい。ここで、チャットの相手側であるユーザBがチャットルームに入場すれば、クライアントボット203はチャットルームから退場する。一方、クライアントボット203とユーザAが参加した従来のチャットルームはそのまま保持されるか、又は除去される。
【0125】
もちろん、ユーザAとユーザBは、命令語である「invite」とキーワードである「クライアントボット」を用いてクライアントボット203をチャットルームに招待してもよい。すると、チャットルームに参加中であるユーザ端末202のユーザ、及びチャットルームに招待されたチャットの相手側は、チャットルームに参加中のクライアントボット203を用いて、
図7ないし
図13を参照して説明した実施形態のように命令語とキーワードを入力する。すると、ユーザ端末202のユーザ、及びチャットルームに招待されたチャットの相手側は、クライアントボット203を用いて所望する特定グループに関するグループデータをチャットルームに対応するチャットウィンドウを介して取得できる。
【0126】
図15において、ユーザAとユーザBがメッセージアプリケーション上の友人関係でなくても、ユーザAとユーザBが特定グループに加入した場合、ユーザAは、クライアントボット203を用いてユーザBをチャットチャットの相手側にチャットルームに招待できる。言い換えれば、ユーザAは、ユーザBを別途に友人追加しなくても、命令語「invite」とキーワード「ユーザB」を入力するだけで便利にユーザBをチャットルームに招待することができる。
【0127】
図16は、一実施形態に係る特定グループのグループメンバーをチャットチャットの相手側に招待する更なる一例を示す図である。
【0128】
図16Aを参照すると、ユーザ端末202がメッセージアプリケーションを介して表示されたチャットウィンドウを介して命令語に対応する「invite」とキーワードに対応するユーザ名又はユーザIDである「ユーザB」が入力されと仮定する。ここで、「invite」は、入力されたキーワードに対応するユーザをチャットルームに入場可能にしてチャットできるようにするための命令語を意味する。
【0129】
ここで、命令語である「invite」と共に入力されるキーワードは、特定グループに所属するユーザに関するグループデータ(ex.ユーザ名、又は、ユーザID)、特定グループを構成するチームに関するグループデータ(ex.チーム名、又は、チームID)であり得る。キーワードがユーザに関するグループデータにおいて複数である場合、ユーザ端末202のユーザは、チャットチャットの相手側と設定された複数のユーザとグループチャットを行う。また、キーワードがチームに関するグループデータである場合、ユーザ端末202のユーザは、チームに所属するグループメンバーとグループチャットを行うことができる。
【0130】
図16Bを参照すると、ユーザ端末202のユーザA及びユーザAが招待したユーザBが参加するチャットルームが生成される。ここで、チャットルームは、ユーザAとユーザBが参加した状態である。ここで、クライアントボット203は、
図15を参照して説明したものとは相違に、チャットルーム生成に関与した後にも続けてチャットルームに参加した状態を保持してもよい。一方、クライアントボット203とユーザAが参加した従来のチャットルームはそのまま保持されるか、又は除去される。
【0131】
図16は、クライアントボット203が参加したチャットルームではないユーザAとユーザBが参加するチャットルームが新規で生成され得る。ここで、チャットの相手側であるユーザBがチャットルームに入場しても、クライアントボット203は、チャットルームから退場することなくそのまま参加者のうち一部としてチャットルームに保持してもよい。
【0132】
すると、チャットルームに参加中であるユーザ端末202のユーザ及びチャットルームに招待されたチャットの相手側は、チャットルームに参加中のクライアントボット203を用いて
図8ないし
図14を参照して説明した実施形態のように命令語とキーワードを入力する。すると、ユーザ端末202のユーザ、及びチャットルームに招待されたチャットの相手側は、クライアントボット203を用いて所望する特定グループに関するグループデータをチャットルームに対応するチャットウィンドウを介して取得することができる。
【0133】
図16において、ユーザAとユーザBがメッセージアプリケーション上の友人関係でなくても、ユーザAとユーザBが特定グループに加入した場合、ユーザAは、クライアントボット203を用いてユーザBをチャットチャットの相手側にチャットルームに招待できる。言い換えれば、ユーザAはユーザBを別途に友人追加しなくても、命令語「invite」とキーワード「ユーザB」を入力するだけで便利にユーザBをチャットルームに招待することができる。
【0134】
すなわち、
図14ないし
図16を参照して整理すれば次の通りである。
【0135】
図14は、ユーザ端末202のユーザが特定グループのグループメンバーをチャットチャットの相手側に設定して命令語である「invite」と共にグループメンバーに関するグループデータをキーワードとして入力する。すると、ユーザ端末202のユーザとクライアントボット203が参加中のチャットルームに招待したグループメンバーが入場する。その後、ユーザ端末202のユーザとチャットルームに招待されたグループメンバーとの間にチャットが実行される。この場合、クライアントボット203は、チャットルームから退場することなくそのまま保持してもよい。
【0136】
図15は、ユーザ端末202のユーザが特定グループのグループメンバーをチャットチャットの相手側に設定して命令語である「invite」と共にグループメンバーに関するグループデータをキーワードとして入力する。すると、ユーザ端末202のユーザとクライアントボット203が参加中のチャットルームではない、ユーザ端末202のユーザとグループメンバーが参加する新しいチャットルームが生成される。クライアントボット203は、新しいチャットルームを生成するために関与した後、グループメンバーが新しいチャットルームに参加すれば退場する。その後、ユーザ端末202のユーザとチャットルームに招待されたグループメンバーとの間にチャットが実行される。
【0137】
図16は、ユーザ端末202のユーザが特定グループのグループメンバーをチャットチャットの相手側に設定して命令語である「invite」と共にグループメンバーに関するグループデータをキーワードとして入力する。すると、ユーザ端末202のユーザとクライアントボット203が参加中のチャットルームではない、ユーザ端末202のユーザとグループメンバーが参加する新しいチャットルームが生成される。クライアントボット203は、新しいチャットルームを生成するために関与した後、グループメンバーが新しいチャットルームに参加しても退場することなくそのまま保持する。その後、ユーザ端末202のユーザとチャットルームに招待されたグループメンバーとの間にチャットが実行される。
【0138】
結論的に、本発明の一実施形態によると、ユーザ端末202のユーザは、特定グループに加入することによって、仮想の友人として設定されたクライアントボット203を用いて特定グループに関する様々な内容を処理できる。ここで、ユーザ端末202のユーザは、クライアントボット203が参加したチャットルームで命令語とキーワードを入力することで、特定グループに関するグループグループデータを取得することができる。
【0139】
以上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで具現される。例えば、実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(Arithmetic Logic Unit)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor)、マイクロコンピュータ、FPA(Field Programmable Array)、PLU(Programmable Logic Unit)、マイクロプロセッサー、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及びオペレーティングシステム上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行する。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理、及び生成する。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されるものとして説明する場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数類型の処理要素を含むことが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含む。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成も可能である。
【0140】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はこれらのうちの1つ以上の組合せを含み、希望通りに動作するように処理装置を構成し、独立的又は結合的に処理装置に命令する。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈され、処理装置に命令又はデータを提供するためのあらゆる類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、或いは送信される信号波を介して永久的又は一時的に具現化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法で格納されるか又は実行される。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納される。
【0141】
本実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0142】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技の術分野で通常の知識を有する者であれば、前記に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順序で実行されたり、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組合わせられたり、他の構成要素又は均等物によって置き換えたり置換されても適切な結果を達成することができる。したがって、他の具現、他の実施形態、及び請求範囲と均等なものも後述する請求範囲の範囲に属する。