特許第6581353号(P6581353)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6581353
(24)【登録日】2019年9月6日
(45)【発行日】2019年9月25日
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20190912BHJP
   G09F 9/30 20060101ALI20190912BHJP
   G02F 1/1333 20060101ALI20190912BHJP
   H01L 51/50 20060101ALI20190912BHJP
   H05B 33/02 20060101ALI20190912BHJP
【FI】
   G09F9/00 350Z
   G09F9/00 366A
   G09F9/30 308A
   G02F1/1333
   H05B33/14 A
   H05B33/02
【請求項の数】18
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2014-253869(P2014-253869)
(22)【出願日】2014年12月16日
(65)【公開番号】特開2015-118377(P2015-118377A)
(43)【公開日】2015年6月25日
【審査請求日】2017年11月20日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0158438
(32)【優先日】2013年12月18日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】512187343
【氏名又は名称】三星ディスプレイ株式會社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Display Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 託嗣
(74)【代理人】
【識別番号】110000981
【氏名又は名称】アイ・ピー・ディー国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】李 相月
(72)【発明者】
【氏名】徐 東祐
(72)【発明者】
【氏名】鄭 景浩
【審査官】 石本 努
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−003537(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0095975(US,A1)
【文献】 特開2007−058188(JP,A)
【文献】 特開2007−173084(JP,A)
【文献】 特開2013−174777(JP,A)
【文献】 特開2013−015835(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0034685(US,A1)
【文献】 特開2014−063159(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02F1/133−1/1334
1/1339−1/1341
1/1347
G09F9/00−9/46
H01L27/32
51/50
H05B33/00−33/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部を含み、前記表示部は、
前面に画像を表示する表示パネルと、
一の平面沿って延びている平坦部と、
前記平坦部の少なくとも一側に位置し、前記画像が表示される方向に曲がったエッジ部と、を含み、
前記前面上に前記平坦部と重畳して提供されたウインドーパネルと、
前記表示部及び前記ウインドーパネルを収納するハウジングとをさらに含み、
前記エッジ部は、前記平坦部に対して垂直方向に沿って延びる側壁部、及び、平坦部と側壁部との間に配置される湾曲部を含み、この湾曲部は、所定の曲率半径を有し、
前記エッジ部の側壁部と、前記ウインドーパネルの端面との間には、空隙が形成されているか、または、前記ハウジングから延びる部分が配置されている表示装置。
【請求項2】
前記エッジ部の側壁部と、前記ウインドーパネルの端面との間の距離、及び、前記エッジ部の湾曲部の曲率半径は、いずれも、1〜5mmである請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示部は、前記表示パネルの前面上に提供されて使用者のタッチイベントを感知するタッチセンサーをさらに含む請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示部は、前記表示パネルと前記ウインドーパネルとの間に提供された偏光板をさらに含む請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記表示部は、前記表示パネルと前記偏光板との間に提供されたダミーフィルムをさらに含む請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示パネルは、長方形であり、前記エッジ部は、前記表示パネルの2つの長辺に沿って備えられる請求項2〜5のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記ハウジングは、
前記表示部の下側に提供され、前記表示パネルの背面と平行である底部と、
前記底部から上向きに折曲された側壁部と、
前記側壁部から前記底部と平行である方向に延長された蓋部と、を含み、
前記蓋部は、平面上から見られた時、前記表示パネルの縁の中で少なくとも一部をカバーする請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記エッジ部は、前記ウインドーパネル、前記底部、前記側壁部、及び前記蓋部によって囲まれた空間内に提供される請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示パネルの少なくとも一方の短辺に沿って、前記表示パネルとは逆の側へと曲げられた付加エッジ部が備えられる請求項6〜8のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項10】
前記付加エッジ部は、垂直方向に沿って延びる付加側壁部、及び、前記平坦部と付加側壁部との間に配置される付加湾曲部を含む請求項9に記載の表示装置。
【請求項11】
前記表示パネルは、基板及び前記基板の前面上の電子素子をさらに含み、
前記電子素子は、
信号を生成する駆動回路と、
前記信号を伝送する信号配線と、
前記信号配線から信号を受信して画像を表示する画素と、を含み、
前記付加エッジ部に備えられる信号配線及び/又は駆動回路は、前記エッジ部に備えられる信号配線及び/又は駆動回路よりも、信号配線の厚さが大きい請求項9または10に記載の表示装置。
【請求項12】
前記表示パネルは、基板及び前記基板の前面上の電子素子をさらに含む請求項1〜10のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項13】
前記電子素子は、
信号を生成する駆動回路と、
前記信号を伝送する信号配線と、
前記信号配線から信号を受信して画像を表示する画素と、を含む請求項12に記載の表示装置。
【請求項14】
前記画素は、有機発光素子を含む請求項11または13に記載の表示装置。
【請求項15】
前記表示パネルは、画素が提供された活性領域及び前記活性領域の少なくとも一側に提供された非活性領域を含む請求項13または14のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項16】
前記表示パネルは、長方形であり、その少なくとも一方の短辺に沿った非活性領域にて、軟性回路基板FCBが接続されている請求項15に記載の表示装置。
【請求項17】
前記活性領域は、前記平坦部と重畳する請求項15または16に記載の表示装置。
【請求項18】
前記活性領域は、前記平坦部及び前記エッジ部の一部と重畳する請求項15〜17のいずれか一項に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
OLED(organic light−emitting display)、LCD(liquid crystal display)、FED(field emission display)、PDP(plasma display panel)等のような平板表示パネルを利用する表示装置はテレビジョン、モバイルフォン等に適用されている。
【0003】
一般的に上述した表示装置は画像が表示される領域と、画像が表示されない縁領域とを含み、縁領域はベゼルで囲まれている。ベゼルが広く提供される場合には表示装置の体積が大きくなるため、広い表示領域を維持しながら表示装置の体積を小さくするためにはベゼル幅を狭小化することが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開第2011/0234525号明細書
【特許文献2】特開2011―047976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ベゼルの幅が狭小化された、新規かつ改良された表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、表示部を含み、前記表示部は、前面に画像を表示する表示パネルと、平坦部と、前記平坦部の少なくとも一側に位置し、前記画像が表示される方向に曲がったエッジ部と、を含む表示装置が提供される。
【0007】
前記表示装置は、前記前面上に前記平坦部と重畳して提供されたウインドーパネルをさらに含んでもよい。
【0008】
前記表示部は、前記表示パネルの前面上に提供されて使用者のタッチイベントを感知するタッチセンサーをさらに含んでもよい。
【0009】
前記表示部は、前記表示パネルと前記ウインドーパネルとの間に提供された偏光板をさらに含んでもよい。
【0010】
前記表示部は、前記表示パネルと前記偏光板との間に提供されたダミーフィルムをさらに含んでもよい。
【0011】
前記ウインドーパネルは、前記表示部上に提供されて前記表示部を保護するウインドーフィルムを含んでもよい。
【0012】
前記ウインドーパネルは、前記ウインドーフィルムと前記表示部との間に提供され、使用者のタッチイベントを感知するタッチセンサーをさらに含んでもよい。
【0013】
前記ウインドーパネルは、前記表示部と前記ウインドーフィルムとの間に提供された偏光板をさらに含んでもよい。
【0014】
前記表示装置は、前記表示部を収納するハウジングをさらに含んでもよい。
【0015】
前記ハウジングは、前記表示部の下側に提供され、前記表示パネルの背面と平行である底部と、前記底部から上向きに折曲された側壁部と、前記側壁部から前記底部と平行である方向に延長された蓋部と、を含み、前記蓋部は、平面上から見られた時、前記表示パネルの縁の中で少なくとも一部をカバーしてもよい。
【0016】
前記エッジ部は、前記ウインドーパネル、前記底部、前記側壁部、及び前記蓋部によって定義された空間内に提供されてもよい。
【0017】
前記エッジ部は、少なくとも一部が曲がり、所定の曲率半径を有するように曲がってもよい。
【0018】
前記ウインドーパネルの端部と前記側壁部との間の距離は、前記曲率半径と同一であるか、或いはさらに大きい値を有してもよい。
【0019】
前記底部と前記側壁部の少なくとも一部とは、前記エッジ部に対応して前記エッジ部に沿って曲がった表面を有してもよい。
【0020】
前記ハウジングは、前記ウインドーパネルの端部と前記エッジ部との間に提供される支持部をさらに含んでもよい。
【0021】
前記支持部は、前記蓋部と分離されない一体に形成されてもよい。
【0022】
前記平坦部は、四辺を含む長方形状に提供されてもよい。
【0023】
前記エッジ部は、前記平坦部の四辺の中で少なくとも一辺に対応して提供されてもよい。
【0024】
前記表示部は、前記エッジ部が前記平坦部の四辺の中で一辺〜三辺に対応して提供される時、前記エッジ部が提供されない辺に対応して提供され、前記エッジ部の曲がった方向と反対方向に曲がった付加エッジ部をさらに含んでもよい。
【0025】
前記表示部は、前記エッジ部が提供されない辺に対応して配置されて前記表示パネルに連結された提供された印刷回路基板をさらに含んでもよい。
【0026】
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前面に画像を表示する表示パネルを含み、前記表示パネルの少なくとも1つの端部は、前記画像が表示される方向に曲がった表示装置が提供される。
【0027】
前記表示パネルは、基板及び前記基板の前面上の電子素子をさらに含んでもよい。
【0028】
前記電子素子は、信号を生成する駆動回路と、前記信号を伝送する信号配線と、前記信号配線から信号を受信して画像を表示する画素と、を含んでもよい。
【0029】
前記画素は、有機発光素子を含んでもよい。
【0030】
前記表示パネルは、画素が提供された活性領域及び前記活性領域の少なくとも一側に提供された非活性領域を含んでもよい。
【0031】
前記表示パネルは、平坦部と前記平坦部から延長されたエッジ部とを含み、前記表示パネルの曲がった端部は、前記エッジ部に提供されてもよい。
【0032】
前記活性領域は、前記平坦部と重畳してもよい。
【0033】
前記活性領域は、前記平坦部及び前記エッジ部の一部と重畳してもよい。
【発明の効果】
【0034】
以上説明したように本発明によれば、ベゼルの幅が狭小化された表示装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1】本発明の一実施形態による表示装置の斜視図である。
図2図1のI−I’線に沿う断面図である
図3】本発明の一実施形態による表示装置において、表示部を示した斜視図である。
図4A】本発明の表示装置においての表示パネルを示した平面図である。
図4B】本発明の表示装置においての表示パネルを示した断面図である。
図5図4Aに表示された画素の等価回路図である。
図6】表示部に含まれた表示パネルにおいて、曲率半径に沿う変形(strain)程度を示したグラフである。
図7A】曲率半径に沿う変形程度を測定するために各曲率半径別に表示パネルを曲げた比較例を示した図面である。
図7B】曲率半径に沿う変形程度を測定するために各曲率半径別に表示パネルを曲げた実施形態を各々示した図面である。
図8】本発明の実施形態による表示装置でのウインドーパネルと表示部とを示した断面図である。
図9】本発明の実施形態による表示装置でのウインドーパネルと表示部とを示した断面図である。
図10】本発明の実施形態による表示装置でのウインドーパネルと表示部とを示した断面図である。
図11】本発明の実施形態による表示装置でのウインドーパネルと表示部とを示した断面図である。
図12】本発明の一実施形態による表示装置において、図1のI−I’線に対応する断面図である。
図13】本発明の一実施形態による表示部を示した斜視図である。
図14】本発明の一実施形態による表示部を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
本発明は多様な変更を加えることができ、様々な形態を有することができるので、特定実施形態に対して図面に例示し、本文で詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の開示形態に対して限定しようとするものでなく、本発明は、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物または代替物を含むものとして理解されなければならない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0037】
添付された図面において、構造物の寸法は本発明を明確に説明するために実際より拡大して示されている。また、第1、第2等の用語は多様な構成要素を説明するために使用されるが、構成要素は用語によって限定されない。上記の用語は1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく第1構成要素は第2構成要素と称されてもよく、また、同様に第2構成要素も第1構成要素と称されてもよい。単数の表現は、文脈上明確に複数の表現を除外しない限り、複数の表現を含む。
【0038】
本出願で、“包む”又は“有する”等の用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらを組合せたものが存在することを指定しようとするものであるが、これらは、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらを組合せたものの存在又は付加可能性を予め排除しないこととして理解されなければならない。また、層、膜、領域、板等の部分が他の部分“上に”あるとする場合、これは他の部分の“直ちに上に”にある場合のみでなく、その中間にその他の部分がある場合も含む。反対に層、膜、領域、板等の部分が他の部分“下に”あるとする場合、これは他の部分“直ちに下に”にある場合のみでなく、その中間にその他の部分がある場合も含む。
【0039】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0040】
図1は本発明の一実施形態による表示装置の斜視図である。図2図1のI−I’線に沿う断面図である。図3は本発明の一実施形態による表示装置において、表示部を示した斜視図である。
【0041】
ここで、説明を簡単にするため、画像が表示される面が、x軸とy軸とがなす面と平行になり、表示装置で画像が表示される方向をz軸方向として説明する。また、z軸方向を上部方向、z軸方向と反対になる方向を下部方向として説明する。しかし、各軸が向かう方向は相対的な概念として他の方向に変換されてもよい。例えば、図1及び図2では画像が表示されるz軸方向が上部方向に表示されたが、z軸方向(又は画像が表示される方向)が上部方向ではなく、下部方向、或いは側部方向に変更されてもよい。
【0042】
図1において、本発明の一実施形態による表示装置が携帯電話の場合を示したが、表示装置は携帯電話に限定されない。本発明の一実施形態において、表示装置は画像を表示できるものであれば、これに限定されない。例えば、表示装置はテレビジョン又は外部広告板のような大型電子機器を始めとして、個人用コンピューター、ノートブック型コンピューター、個人デジタル端末機、自動車ナビゲーションユニット、ゲーム機、携帯用電子機器、腕時計型電子機器、カメラのような中小型電子装備等に適用されてもよい。これは単なる実施形態として例示されたものであって、本発明の概念を逸脱しない限り、本発明は他の電子機器にも適用可能であることは当然である。
【0043】
図1図3を参照すれば、表示装置は表示部DPP、表示部DPP上に提供されたウインドーパネルWDP、及び表示部DPPを収納するハウジングHSGを含む。
【0044】
表示部DPPは多様な形状の板状に提供され、画像が表示される前面と前面に対向する背面とを含む。前面はz軸方向に向かう面であり、背面はz軸方向と反対方向に向かう面である。
【0045】
前面において、表示部DPPは画像が表示される活性領域ACTと活性領域ACTの少なくとも一側に位置した非活性領域N_ACTとを含む。本発明の一実施形態において、非活性領域N_ACTは活性領域ACTの周辺に沿って提供される。活性領域ACTには画像を表示する最小単位である画素が提供される。画素は複数個提供され、マトリックス状に配列されている。
【0046】
表示部DPPは平面上から見る時、互いに平行な2対の辺を有する長方形の形状である。表示部DPPにおいて、2対の辺の中でいずれか一対の辺が他の一対の辺より長く提供される。本発明の一実施形態では表示部DPPが一対の長辺と一対の短辺とを有する長方形状に示され、長辺の延長方向をx軸方向、短辺の延長方向をy軸方向として示される。
【0047】
表示部DPPはz軸方向に画像を表示する表示パネルを含む。表示部DPPには表示パネル以外に追加的なフィルムが追加されてもよいし、省略されてもよい。本発明の一実施形態において、表示部DPPの形状は表示パネルの形状と実質的に同様に提供される。
【0048】
本発明の一実施形態によれば、表示パネルは有機発光表示パネルである。しかし、表示部DPPに含まれる表示パネルは有機発光表示パネル以外にも画像を表示可能であれば、特別に限定されない。表示パネルは、例えば、プラズマディスプレーパネル(plasma display panel)、液晶表示パネル(liquid crystal display panel)、エレクトロ・ウェッティング表示パネル(electrowetting display panel)、電気泳動表示パネル(electrophoretic display panel)、MEMS表示パネル(microelectromechanical system display panel)等である。本発明の一実施形態において、表示パネルが受光型表示パネルである場合、表示パネルの少なくとも一側に光を出射する光源が提供される。なお、表示パネルについては後述する。
【0049】
表示部DPPは少なくとも一部が可撓性を有する。本発明の一実施形態において、表示部DPPは全体が可撓性を有する軟質領域からなってもよい。しかし、表示部DPPの可撓性はこれに限定されず、本発明の他の実施形態で、表示部DPPは可撓性を有する軟質領域(flexible area)と軟質領域の少なくとも一側に提供され、可撓性がない硬質領域(rigid area)を含むことができる。表示部DPPが折れる仮想の線を折り線であるとする時、折り線は軟質領域内に提供される。“可撓性がある”又は“可撓性がない”と、“軟質”又は“硬質”という用語は折り畳み式表示装置の性質を相対的に示した用語である。即ち、“可撓性がない”及び“硬質”という表現は可撓性が全く無い、硬い場合のみならず、可撓性があるが、軟質領域より小さい可撓性を有する場合を含む。
【0050】
表示部DPPは個別的には平坦である状態で提供され、表示装置として組立された最終状態では最初に提供された形態から変形された形態で提供されることもある。表示部DPPは可撓性を有する部分で曲げられる。用語“曲がる”は1つ以上の特定ライン、即ち折畳み線に沿って曲がるか、或いは曲がったことを意味し、曲がった時、曲がる角度が直角や直角に近いこと、又は直角より大きいことを意味する。“折られる”という表現もまた同一の意味として使用される。
【0051】
表示部DPPは最終表示装置として組立された状態で、平坦部PLと、その平坦部PLの少なくとも一側に位置し、画像が表示される方向、即ちz軸方向に曲がったエッジ部EDGとを含む。
【0052】
平坦部PLは表示部DPPの各辺と平行な辺を有する長方形状に提供される。平坦部PLは平坦に提供され、特定方向に曲がらないか、折られない。例えば、平坦部PLはx−y平面と平行になる。“平坦である”という用語は折られたか、或いは曲がったことに比べ相対的に平坦であることを意味する。したがって、本発明の一実施形態において、平坦部PLはx−y平面と平行な面として完全に平坦である場合のみならず、使用者が対向する方向に対して膨らんでいるか、或いは凹んでいる場合を含む。
【0053】
エッジ部EDGは平坦部PLの四辺の中で少なくともいずれか一辺に対応して平坦部PLから延長される。本発明の一実施形態では表示部DPPの長辺に沿って平坦部PLの両側にエッジ部EDGが配置されたことが一例として図示されている。エッジ部EDGは使用者が位置する方向に曲がるか、或いは折られる。
【0054】
本発明の実施形態において、活性領域ACTは平坦部PL内に位置する。非活性領域N_ACTは平坦部PLの縁の中で一部とエッジ部EDG内に位置する。しかし、活性領域ACTと非活性領域N_ACTとの位置はこれに限定されない。例えば、活性領域ACTはその一部がエッジ部EDG内に延長されて提供されてもよく、この場合、活性領域ACTは平坦部PL及びエッジ部EDGの一部と重畳されてもよい。図3では活性領域ACTの一部がエッジ部EDGと重畳されたことを一例として示した。
【0055】
ウインドーパネルWDPは表示部DPPの前面上、即ち画像が表示される面上に提供される。本発明の一実施形態において、ウインドーパネルWDPは表示部DPPの平坦部PL上のみに提供され、エッジ部EDGには提供されない。ウインドーパネルWDPは表示装置の外側で表示部DPPの平坦部PLをカバーすることによって外部の応力や外部の衝撃から表示部DPPを保護する。
【0056】
ウインドーパネルWDPは平坦部PLの形状に対応して提供される。即ち、ウインドーパネルWDPは平面上から見る時、平坦部PLのように長方形状を有する。ウインドーパネルWDPは可撓性を有するか、或いは有しなくともよい。
【0057】
ウインドーパネルWDPは表示部DPPの厚さより大きい厚さを有するが、これに限定されず、表示部DPPを保護できる限度内で表示部DPPより僅かに小さい厚さを有してもよい。
【0058】
ハウジングHSGは表示部DPPとウインドーパネルWDPとを収納し、表示部DPPとウインドーパネルWDPとの少なくとも一部を包んで、外部の応力や衝撃から表示部DPPを保護する。
【0059】
ハウジングHSGは底部BT、側壁部WL、及び蓋部CVを含む。
【0060】
底部BTは表示部DPPの下側に提供される。底部BTの上面は平坦部PLの背面と平行になり、底部BTの上面と平坦部PLの背面とは互いに接触する。底部BTは平面上から見る時、平坦部PLと重畳する。
【0061】
側壁部WLは底部BTに対してz軸方向(上向き)に延長(折曲)され、底部BTに対して実質的に垂直である。側壁部WLは底部BTと分離されない一体に形成できるが、これに限定されず、側壁部WLは底部BTと別個の構造物で形成されて組合されてもよい。
【0062】
蓋部CVは側壁部WLから底部BTと平行な方向に延長される。蓋部CVは表示部DPPの少なくとも一部をカバーする。蓋部CVは平面上から見る時、エッジ部EDGの全部をカバーする。蓋部CVは平面上から見る時、平坦部PLの一部をカバーできるが、これに限定されず、平坦部PLをカバーしなくともよい。蓋部CVは底部BT及び/又は側壁部WLと分離されない一体に形成できるが、これに限定されず、底部BT及び/又は側壁部WLと別個の構造物で形成されて組合されてもよい。
【0063】
底部BT、側壁部WL、及び蓋部CVはy軸方向に開口された空間を形成する。表示部DPPにおいて、エッジ部EDGはウインドーパネルWDP、底部BT、側壁部WL、及び蓋部CVによって定義された空間内に位置する。
【0064】
断面上から見る時、エッジ部EDGは一端が平坦部PLに連結され、他端が一端と垂直であるか、或いは垂直に近い角度に曲がるか、或いは折られる。エッジ部EDGの両端間の部分は所定曲率半径Rを有し、曲がる。曲率半径Rは表示部DPPの厚さ、弾性度、空間の大きさ等によって変わられる。エッジ部EDGと連結される平坦部PLの端部又はウインドーパネルWDPの端部から側壁部WLまでの距離Dは曲率半径Rと同一であるか、或いはさらに大きい値を有する。
【0065】
本発明の一実施形態において、底部BTと側壁部WLとの少なくとも一部は所定曲率半径を有し、曲がったエッジ部EDGの形状に対応して、エッジ部EDGに沿って曲がった表面を有する。
【0066】
本発明の一実施形態において、平面上から見る時、蓋部CVは表示部DPPの縁を覆うベゼルとして機能する。エッジ部EDGが曲がることによって、蓋部CVの幅W、即ちベゼルの幅が狭小化される。
【0067】
さらに、画像が表示される方向にエッジ部EDGが曲がることによって、表示部DPPに提供される素子の損傷が減少する。これについては後述する。本発明の一実施形態において、蓋部CVの上に蓋部CVを覆う別のベゼルがさらに提供される。この場合にも、ベゼルの幅が狭小化される。
【0068】
本発明の一実施形態において、表示部は表示パネルとして有機発光表示パネルを含む。有機発光表示パネルは第1電極(例えば、アノード電極)と第2電極(例えば、カソード電極)との間に有機物からなされた発光層を具備する。有機電界発光素子はこれらの電極に陽極及び陰極の電圧が各々印加されることによって、第1電極から注入された正孔(hole)が正孔輸送層を経由して発光層に移動され、電子は第2電極から電子輸送層を経由して発光層に移動されて、発光層で電子と正孔とが再結合して励起子(exiton)を生成するようになる。この励起子が励起状態から基底状態に遷移することによって、発光層の蛍光性分子が発光することによって画像を形成する。
【0069】
図4A及び図4Bは各々本発明の表示装置において表示部に含まれる表示パネルDPを示した平面図及び断面図である。図5図4Aに表示された画素の等価回路図である。
【0070】
図4A図4B、及び図5を参照すれば、表示パネルDPは基板SUBと基板SUBの前面上に提供された電子素子DVを含む。電子素子DVは信号を提供する駆動回路DVC、信号を伝達(伝送)する信号配線SGL、及び信号配線SGLから信号が伝達されて画像を表示する少なくとも1つの画素PXL等を含む。
【0071】
駆動回路DVCは非活性領域N_ACTに提供される。本発明において、駆動回路DVCは基板SUB上に実装される。駆動回路DVCは後述する信号配線の中でゲートラインGL、又はデータラインDLに信号を提供するゲート駆動回路DVC又はデータ駆動回路DVCの中で少なくともいずれか1つである。本発明の他の実施形態において、駆動回路DVCは省略されてもよく、この場合、外部に駆動回路DVCが実装されて信号配線SGLに連結されてもよい。
【0072】
信号配線SGLはゲートラインGL、データラインDL、及び駆動電圧ラインDVLを含み、非活性領域N_ACT及び活性領域ACTに提供される。
【0073】
ゲートラインGLは一方向に延長される。データラインDLはゲートラインGLと交差する他方向に延長される。駆動電圧ラインDVLはデータラインDLと実質的に同一の方向に延長される。ゲートラインGLは後述する薄膜トランジスタに走査信号を伝達し、データラインDLは薄膜トランジスタにデータ信号を伝達し、駆動電圧ラインDVLは薄膜トランジスタに駆動電圧を提供する。
【0074】
画素PXLは活性領域ACTに提供されて画像を表示する。画素PXLは信号配線に連結された薄膜トランジスタ、薄膜トランジスタに連結された有機発光素子EL、及びキャパシターCstを含む。
【0075】
薄膜トランジスタは有機発光素子を制御するための駆動薄膜トランジスタTR2と、駆動薄膜トランジスタTR2をスイッチングするスイッチング薄膜トランジスタTR1とを含む。本発明の一実施形態では一画素PXLが2つの薄膜トランジスタTR1、TR2を含むことを説明するが、これに限定されず、1つの画素PXLに1つの薄膜トランジスタとキャパシター、又は1つの画素PXLに3つの以上の薄膜トランジスタと2以上のキャパシターとを具備することができる。
【0076】
スイッチング薄膜トランジスタTR1はゲート電極、ソース電極、及びドレーン電極を含む。スイッチング薄膜トランジスタTR1のゲート電極はゲートラインに連結され、スイッチング薄膜トランジスタTR1のソース電極はデータラインDLに連結される。スイッチング薄膜トランジスタTR1のドレーン電極は駆動薄膜トランジスタTR2のゲート電極に連結される。スイッチング薄膜トランジスタTR1はゲートラインGLから受信された走査信号にしたがってデータラインDLから受信されたデータ信号を駆動薄膜トランジスタTR2に伝達する。
【0077】
駆動薄膜トランジスタTR2はまたゲート電極、ソース電極、及びドレーン電極を含む。駆動薄膜トランジスタTR2のゲート電極はスイッチング薄膜トランジスタTR1に連結され、駆動薄膜トランジスタTR2のソース電極は駆動電圧ラインDVLに連結され、駆動薄膜トランジスタTR2のドレーン電極は有機発光素子ELに連結される。
【0078】
有機発光素子ELは発光層と、その発光層を介して互いに対向する第1電極及び第2電極を含む。本発明の一実施形態において、第1電極はアノードであり、第2電極はカソードであるが、本発明の他の実施形態において、第1電極はカソードであり、第2電極はアノードであってもよい。
【0079】
第1電極は駆動薄膜トランジスタTR2のドレーン電極と連結される。第2電極には共通電圧が印加され、発光層EMLは駆動薄膜トランジスタTR2の出力信号にしたがって発光することによって画像を表示する。
【0080】
キャパシターCstは駆動薄膜トランジスタTR2のゲート電極とソース電極との間に連結され、駆動薄膜トランジスタTR2のゲート電極から受信されたデータ信号を充電し、維持する。
【0081】
表示パネルDPは軟性回路基板FCB及び印刷回路基板PCBをさらに含む。図4Aにおいて、軟性回路基板FCBと印刷回路基板PCBとは点線で示されている。
【0082】
印刷回路基板PCBは画像を制御する制御部及び制御部から提供された画像信号を、画像を具現できる駆動信号に変換して出力する出力部を含む。
【0083】
軟性回路基板FCBは印刷回路基板PCBから出力した駆動信号を信号配線SGLに伝達する。軟性回路基板FCBの一端は信号配線SGLに連結される。軟性回路基板FCBと信号配線SGLとの間には異方性導電フィルムやコネクターのような連結部材が提供される。信号配線SGLは軟性回路基板FCBに連結された部分でファンアウトの形状に形成される。軟性回路基板FCBの他端は印刷回路基板PCBに連結される。軟性回路基板FCBと印刷回路基板PCBとの間には異方性導電フィルムやコネクターのような連結部材が提供される。
【0084】
軟性回路基板FCB及び印刷回路基板PCBは平坦部PLの各辺の中でエッジ部EDGが提供されない辺に提供される。本発明の一実施形態において、エッジ部EDGは表示部DPPの長辺方向に沿って両側に提供されたので、軟性回路基板FCB及び印刷回路基板PCBは表示部DPPの短辺側に提供された。
【0085】
軟性回路基板FCBは可撓性を有し、曲がるか、或いは折られることができる。本発明の一実施形態において、図面に示されなかったが、軟性回路基板FCBは表示パネルDPの縁に沿って折られる。例えば、軟性回路基板FCBは一端部が表示パネルDPの信号配線SGLに連結された状態でエッジ部EDGが折られる方向と反対方向に折られ、その結果、他端部が表示パネルDPの背面側に位置することができる。又は軟性回路基板FCBはハウジングの外部面に沿って折られ、その結果、軟性回路基板の他端部がハウジングの背面側に位置することができる。本発明の一実施形態において、軟性回路基板FCB及び/又は印刷回路基板PCBの機能を遂行する電子素子が基板SUB上に実装される場合には軟性回路基板FCB及び/又は印刷回路基板PCBが省略されてもよい。また、本発明の一実施形態において、軟性回路基板FCBと印刷回路基板PCBとは一体になっている。この場合、一体になった回路基板は可撓性を有する。
【0086】
上記した構造を有する表示装置において、表示部DPPの一部が、画像が表示される方向に曲がることによって、ベゼルの幅を狭小化できると同時に表示部DPPに提供される素子の損傷が減少する。
【0087】
図6は表示パネルにおいて、曲率半径に沿う変形(strain)程度を示したグラフである。変形程度は表示パネルDPが変形されなかった時を0%として測定された。
【0088】
図7A及び図7Bは各曲率半径別に表示パネルDPが曲がった比較例(TBと示される)と実施形態(CBと示される)とを各々示した図面である。比較例と実施形態では基板SUBとその基板SUB上に提供された電子素子DVとを含み、上部方向に画像を表示する表示パネルが使用された。比較例と実施形態で使用されたパネルは曲がる前までのすべての条件は同様に維持させた。
【0089】
比較例による表示パネルDPは、図7Aに示したように、表示パネルDPの平坦部PLに連結されたエッジ部EDGが基板SUBと電子素子DVとの中で基板SUBの方に曲がる。これによって、表示パネルDPにおいて基板SUBには圧縮力が印加され、電子素子DVには張力が印加される。
【0090】
実施形態による表示パネルDPは、図7Bに示したように、表示パネルDPの平坦部PLに連結されたエッジ部EDGが基板SUBと電子素子DVとの中で電子素子DVの方に曲がる。これによって、表示パネルDPにおいて基板SUBには張力が印加され、電子素子DVには圧縮力が印加される。
【0091】
再び図6を参照すれば、本発明の比較例による表示パネルは曲率半径が小さくなっても所定範囲の変形が生じる。即ち、本発明の比較例による表示パネルは曲率半径が3mm以上では約1%以下の変形が生じる。しかし、表示パネルDPにおいて曲率半径が所定範囲、即ち3mm未満であれば、表示パネルDPは破損され、これによって変形程度を測定できない。
【0092】
これに比べて、本発明の実施形態による表示パネルDPは、順次的に曲率半径を縮小した場合のその変形程度が最大−1.5%に過ぎず、曲率半径が1mmになるまで破損されなかった。
【0093】
図6のグラフは表示パネルDPの素子において、張力と圧縮力とが各々印加される場合、張力が印可される時の電子素子の損傷が、圧縮力が印加される時より大きいことを意味する。特に素子での破れ目(crack)は体積膨張によって空洞(void)が発生する時に発生頻度が増加するので、電子素子に張力よりは圧縮力が作用するように折られる場合、電子素子の欠陥発生率を低くすることができる。本発明の一実施形態による表示装置によれば、表示パネルにおいてのエッジ部が、画像が表示される方向に折られることによって、電子素子に張力の代わりに圧縮力が作用され、これによって電子素子の損傷が減少するか、或いは防止される。
【0094】
本発明の一実施形態による表示装置において、ウインドーパネル又は表示部は多様な構成要素を含むことができる。図8図11は本発明の実施形態による表示装置でのウインドーパネルWDPと表示部DPPとを表示した断面図である。以下の実施形態において、説明の重複を防止するために、各実施形態において互に異なる部分を主に説明し、説明されなかった部分は一実施形態にしたがう。
【0095】
図8を参照すれば、本発明の一実施形態において、ウインドーパネルWDPはウインドーフィルムWDと使用者のタッチイベントを感知するタッチセンサーTSPとを含む。
【0096】
ウインドーフィルムWDは表示部DPPでの画像が前面に表示できるように透明な物質からなされる。ウインドーフィルムWDは表示部DPPを介してハウジングHSGと対向する位置の中で最外側に提供される。
【0097】
タッチセンサーTSPは平面上から見る時、ウインドーフィルムWDと同一の面積と同一の形状を有するように形成される。タッチセンサーTSPは表示部DPPの平坦部PLと重畳して形成され、エッジ部EDGには形成されない。
【0098】
タッチセンサーTSPはウインドーフィルムWDと表示部DPPとの間に提供される。タッチセンサーTSPは使用者のタッチイベントを感知できれば、その種類や形状等は限定されない。例えば、本発明の一実施形態においてタッチセンサーTSPは容量性タッチセンサーであってもよい。本発明の他の実施形態においてタッチセンサーTSPは他のタッチセンシング技術、例えば、抵抗性タッチセンサー、音響タッチセンサー、光センサー、圧電センサー等が使用されることができる。また、図8ではタッチセンサーTSPがウインドーフィルムWD上に個別的な層として提供されたことを示したが、これに限定されず、例えば、複数の層に提供されるか、或いはウインドーフィルムWD上の一部のみに提供される。
【0099】
図9を参照すれば、本発明の一実施形態において、表示部DPPは表示パネルDPと使用者のタッチイベントを感知するタッチセンサーTSPを含む。
【0100】
タッチセンサーTSPは表示パネルDPの前面上に提供され、その結果、タッチセンサーTSPは表示パネルDPとウインドーパネルWDPとの間に介在される。
【0101】
本実施形態において、タッチセンサーTSPは平面上から見る時、表示パネルDPと同一の面積と同一の形状を有するように形成されるので、タッチセンサーTSPは表示部DPPの平坦部PL及びエッジ部EDGに全面的に形成される。タッチセンサーTSPは表示パネルDPと共にエッジ部EDGで曲がる。
【0102】
図10を参照すれば、本発明の一実施形態において、ウインドーパネルWDPはウインドーフィルムWD上に順次的に積層されたタッチセンサーTSP及び偏光板POLを含む。
【0103】
偏光板POLは偏光板POLを通る光を所定方向に偏光するための光学シートとして、タッチセンサーTSPと表示部DPPとの間に提供される。
【0104】
偏光板POLは平面上から見る時、ウインドーフィルムWD及び/又はタッチセンサーTSPと同一の面積と同一の形状を有するように形成されるので、偏光板POLは表示部DPPの平坦部PLと重畳して形成され、エッジ部EDGには形成されない。
【0105】
本実施形態において、ウインドーフィルムWD上にタッチセンサーTSPと偏光板POLとが順次的に共に提供されたことが図示されたが、これに限定されない。例えば、本発明の一実施形態においてタッチセンサーTSPと偏光板POLの位置は変更されてもよい。
【0106】
本発明の一実施形態において、タッチセンサーTSPが省略され、表示パネルDP上に偏光板POLのみが提供されてもよい。
【0107】
また、本発明の一実施形態では偏光板POLが提供された例を示したが、偏光板POLの代わりに他の光学シートが配置されてもよい。例えば、本発明の一実施形態では偏光板POLの代わりに光学補償フィルムが提供されてもよい。または、本発明の一実施形態では偏光板POLの代わりにダミーフィルムが提供されてもよい。ダミーフィルムはウインドーパネルWDPを支持するためのものであって、別の光学的機能を有しないフィルムであってもよい。
【0108】
図11を参照すれば、本発明の一実施形態において、表示部DPPは表示パネルDP、表示パネルDP上に順次的に積層された偏光板POL、及びタッチセンサーTSPを含む。
【0109】
偏光板POLは表示パネルDPとタッチセンサーTSPとの間に提供され、タッチセンサーTSPがウインドーパネルWDPと接する。
【0110】
偏光板POLは平面上から見る時、表示パネルDP及び/又はタッチセンサーTSPと同一の面積と同一の形状を有するように形成されるので、偏光板POLは表示部DPPの平坦部PL及びエッジ部EDGに全面的に形成される。
【0111】
本実施形態において、表示パネルDP上に偏光板POLとタッチセンサーTSPとが順次的に共に提供されたことが図示されたが、これに限定されない。例えば、本発明の一実施形態においてタッチセンサーTSPと偏光板POLの位置は変更されてもよい。又は本発明の一実施形態において、タッチセンサーTSPが省略され、表示パネルDP上に偏光板POLのみが提供されてもよい。
【0112】
また、本発明の一実施形態では偏光板POLが提供された例を示したが、偏光板POLの代わりに他の光学シートが配置されてもよい。例えば、本発明の一実施形態では偏光板POLの代わりに光学補償フィルムが提供されてもよい。または、本発明の一実施形態では偏光板POLの代わりにダミーフィルムが提供されてもよい。ダミーフィルムはウインドーパネルWDPを支持するためのものであって、別の光学的機能を有しないフィルムであってもよい。
【0113】
図面に図示しなかったが、図8図11に図示された実施形態以外に、他の層がウインドーパネルWDP及び/又は表示部DPPに含まれてもよい。例えば、ウインドーパネルWDPはウインドーフィルムWD、タッチセンサーTSP、及び偏光板POLからなされた層の中で少なくとも1つとして接着層、粘着層、保護層、追加ダミー層、反射防止層、散乱層、等の多様な機能性層が提供されてもよい。
【0114】
本発明の一実施形態による表示装置において、ハウジングは多様な方式に変形され得る。図12は本発明の一実施形態による表示装置において、図1のI−I’線に対応する断面図である。以下の実施形態では説明を簡単にするため、上述した本発明の一実施形態と異なる点を主に説明し、省略された部分は上述した本発明の一実施形態にしたがう。
【0115】
図12を参照すれば、ハウジングHSGは底部BT、側壁部WL、蓋部CV、及び支持部SPPを含む。
【0116】
支持部SPPは底部BT、側壁部WL、及び蓋部CVからなされた空間内でエッジ部EDGを安定的に支持し、固定するためのものである。
【0117】
支持部SPPは蓋部CVから底部BT方向に突出され、少なくとも一部が側壁部WLと平行である。支持部SPPは底部BT、側壁部WL、蓋部CV、及びウインドーパネルWDPがなす空間内に提供される。支持部SPPはウインドーパネルWDPと表示部DPPのエッジ部EDGとの間に位置してエッジ部EDGとウインドーパネルWDPとの間の空間を充填する。支持部SPPにおいて、エッジ部EDGと対向する面はエッジ部EDGの曲がった表面に対応して、同一形状に提供されてもよい。底部BT及び/又は側壁部WLもまたエッジ部EDGと対向する面がエッジ部EDGの曲がった表面に対応して同一の形状に提供されてもよい。これによって、支持部SPPの表面と支持部SPPの表面と対向する側壁部WLの表面はエッジ部EDGの厚さぐらいの距離又はそれより大きいな距離に離隔され、互いに並行に提供される。エッジ部EDGは支持部SPP及び底部BT及び/又は側壁部WLの間の空間に提供される。その結果、エッジ部EDGはウインドーパネルWDPと側壁部WLとの間で安定的に固定される。
【0118】
支持部SPPは蓋部CVと分離されない一体に形成できるが、これに限定されず、蓋部CVと別個の構造物で形成されて組合されてもよい。
【0119】
本発明の一実施形態による表示装置において、エッジ部EDGは上述した実施形態と異なる個数に提供されることもある。図13は本発明の一実施形態による表示部DPPを示した斜視図である。
【0120】
図13によれば、本発明の一実施形態による表示部DPPにおいて、エッジ部EDGは平坦部PLの四辺の中で少なくとも一辺に対応して上記した辺にしたがって長く提供される。本発明の一実施形態では表示部DPPの長辺の中で1つの辺に沿って平坦部PLの一側にエッジ部EDGが配置されたことが一例として図示された。これによって、図13ではエッジ部EDGがx軸方向に長く延長されたことが図示された。
【0121】
本発明の一実施形態において、表示部DPPにおいてエッジ部EDGが提供される辺に提供される非活性領域の幅とエッジ部EDGが提供されない辺に対応される非活性領域との幅が互いに異なる。本発明の一実施形態において、エッジ部EDGが提供される辺の非活性領域の幅はエッジ部EDGが提供されない辺の幅より大きくなる。本発明の一実施形態において、エッジ部EDGが提供される辺の非活性領域にはゲート駆動回路、データ駆動回路、等の駆動回路が提供され、エッジ部EDGが提供されない辺の非活性領域には駆動回路が提供されなくともよい。
【0122】
本発明の一実施形態による表示装置において、エッジ部EDGは実施形態と異なる多様な形状に提供されることができる。図14は本発明の一実施形態による表示部DPPを示した斜視図である。
【0123】
図14によれば、本発明の一実施形態による表示部DPPは平坦部PLと、平坦部PLの少なくとも一辺に対応して提供され、画像が表示される方向、即ちz軸方向に曲がったエッジ部EDGと、エッジ部EDGが提供されない辺又は辺に対応して提供され、画像が表示される方向の反対方向、即ち、z軸方向の反対方向に曲がった付加エッジ部EDG’を含む。即ち、付加エッジ部EDG’は表示部DPPの活性領域から遠くなる方向に曲がる。
【0124】
本発明の一実施形態において、エッジ部EDG及び付加エッジ部EDG’には信号配線及び/又は駆動回路が提供される。付加エッジ部EDG’に提供された信号配線及び/又は駆動回路は画像が表示される方向と反対に曲がった場合にも素子の損傷が起きないようにエッジ部EDGに提供された信号配線及び/又は駆動回路と異なる密度や異なる形態を有するように提供される。例えば、エッジ部EDGに提供された信号配線より付加エッジ部EDG’に提供された信号配線の厚さがさらに厚くなる。
【0125】
また、エッジ部EDG及び付加エッジ部EDG’の両方にタッチセンサー、偏光板、その他の層少なくとも一層が提供されてもよい。しかし、これに限定されず、エッジ部EDG及び付加エッジ部EDG’の中で少なくとも1つのみにタッチセンサー、偏光板、その他の層が提供されてもよく、エッジ部EDG及び付加エッジ部EDGの両方にタッチセンサー、偏光板、その他の層が提供されなくともよい。ここで、タッチセンサー、偏光板、その他の層少なくとも1つがエッジ部及び付加エッジ部EDGの中で少なくともいずれか1つに提供される場合、電子素子に加えられるストレスが小さくなるように電子素子が提供された層が、表示部DPPの中立面上に位置するように、層が積層される。
【0126】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0127】
したがって、本発明の技術的範囲は明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されず、特許請求の範囲によって定まらなければならない。
【符号の説明】
【0128】
ACT 活性領域
N_ACT 非活性領域
PL 平坦部
EDG エッジ部
DPP 表示部
HSG ハウジング
BT 底部
WL 側壁部
CV 蓋部
WDP ウインドーパネル
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6
図7A
図7B
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14