(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6582022
(24)【登録日】2019年9月6日
(45)【発行日】2019年9月25日
(54)【発明の名称】無線装置を同期するための方法および装置
(51)【国際特許分類】
H04W 56/00 20090101AFI20190912BHJP
H04W 92/18 20090101ALI20190912BHJP
【FI】
H04W56/00 130
H04W92/18
【請求項の数】6
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2017-156975(P2017-156975)
(22)【出願日】2017年8月16日
(62)【分割の表示】特願2016-517369(P2016-517369)の分割
【原出願日】2013年9月27日
(65)【公開番号】特開2018-14731(P2018-14731A)
(43)【公開日】2018年1月25日
【審査請求日】2017年8月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】315002955
【氏名又は名称】ノキア テクノロジーズ オーユー
(74)【代理人】
【識別番号】100127188
【弁理士】
【氏名又は名称】川守田 光紀
(72)【発明者】
【氏名】ジャーン ジー
(72)【発明者】
【氏名】コルホネン ユハ サカリ
(72)【発明者】
【氏名】シュ コウドウ
(72)【発明者】
【氏名】レイ イ−シュエ
(72)【発明者】
【氏名】リー ゾーァシエン
(72)【発明者】
【氏名】フーグル クラウス
【審査官】
横田 有光
(56)【参考文献】
【文献】
特許第6195981(JP,B2)
【文献】
Qualcomm Inc.,Techniques for Synchronization[online],3GPP TSG-RAN WG1#74 R1-133598,2013年 8月10日,[検索日2018.10.24], インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_74/Docs/R1-133598.zip>, 4.2節
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク範囲内およびネットワーク範囲外の同期信号であって、信号によって表される中継ステージ数と関係するランク情報を有する同期信号を設定することを含み、ここで前記ランク情報は、ユーザデバイスが前記信号にどのように応答するかを少なくとも部分的に決定する、方法であって、
前記設定することは、信号シーケンス情報を、ネットワーク範囲内同期信号及びネットワーク範囲外同期信号の少なくともいずれか関連させることを含み、
前記信号シーケンス情報は、同期信号が、前記ネットワーク範囲内同期信号であるか前記ネットワーク範囲外同期信号であるかを少なくとも示す、
方法。
【請求項2】
前記ネットワーク範囲外同期信号に関連させられる前記信号シーケンス情報は、前記ネットワーク範囲外同期信号用のシーケンスのセットから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
処理手段及び記憶手段を備える装置であって、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、該プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記装置に、請求項1又は2に記載の方法を遂行させるように構成される、装置。
【請求項4】
処理手段及び記憶手段を備える装置であって、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、該プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記装置に、請求項1又は2に記載の方法を遂行させるように構成される、装置。
【請求項5】
基地局に、ネットワーク範囲内およびネットワーク範囲外の同期信号であって、信号によって表される中継ステージ数と関係するランク情報を有する同期信号を設定させる手段を備え、ここで前記ランク情報は、ユーザデバイスが前記信号にどのように応答するかを少なくとも部分的に決定する、装置であって、
前記同期信号の設定は、信号シーケンス情報を、ネットワーク範囲内同期信号およびネットワーク範囲外同期信号の少なくともいずれかと関連させることを含み、
前記信号シーケンス情報は、同期信号が、前記ネットワーク範囲内同期信号であるか前記ネットワーク範囲外同期信号であるかを少なくとも示す、
装置。
【請求項6】
前記ネットワーク範囲外同期信号に関連させられる前記信号シーケンス情報は、前記ネットワーク範囲外同期信号用のシーケンスのセットから選択される、請求項5に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に無線通信に関し、特に、無線通信ネットワークの通信範囲内のユーザ端末とその範囲外のユーザ端末とを同期するために改良されたシステムおよび方法に関する。
【0002】
無線装置間の通信、すなわち、D2D通信(Device to device通信)はますます関心が高まっている。3GPP(Third Generation Partnership Project、移動通信事業者を中心とする第3世代以降の携帯電話網の標準化機関)では、D2D端末は、ネットワークを介してデータを送信せずに、他の端末と直接通信することができるように構成されたユーザ端末またはUE(User Equipments)である。商業利用の代表例としては、ある装置は直接他の装置から広告を受け取ってよい。公衆安全利用の代表例としては、消防士同士が直接グループ通信又はユニキャスト通信をしてよい。D2Dユーザ端末の中には、ネットワーク基地局と通信するものがあってもよいし、他のD2Dユーザ端末と直接通信するものがあってもよい。時には、ネットワーク基地局の電波が届く範囲(サービス範囲)の外にいるD2Dユーザ端末が、サービス範囲内のD2Dユーザ端末と同期してもよい。ここで、サービス範囲内のD2Dユーザ端末自体はネットワーク基地局を同期参照信号として利用することができる。
【0003】
好適な実施形態の一例において、装置は少なくとも1つのプロセッサおよびメモリを備え、このメモリはコンピュータプログラムを記憶する。このコンピュータプログラムを記憶したメモリは、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に対し、装置と関連する第1のユーザ端末があるネットワークの範囲内にいるか否かを少なくとも判断させ、そして、第1のユーザ端末がこのネットワークの範囲内にある場合は、範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号が検出されるか否かを判断する。範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号の検出に応じて、第1のユーザ端末に範囲内の同期信号を送信させる。
【0004】
好適な実施形態の一例において、装置は少なくとも1つのプロセッサおよびメモリを備え、このメモリはコンピュータプログラムを記憶する。このコンピュータプログラムを記憶したメモリは、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に対し、少なくとも以下のことを基地局がするようにさせる。(1)範囲内および範囲外の同期信号を設定し、(2)(a)ネットワークの範囲外のユーザ端末が範囲外同期信号を送信し、(b)ネットワークの範囲内のユーザ端末が、範囲外のユーザ端末が範囲内にいることを示す信号を受信する時のみ、範囲内同期信号を送信するように設定する。
【0005】
好適な実施形態の一例において、方法は、装置と関連する第1のユーザ端末がネットワークの範囲内にあるか否かを判断するステップと、第1のユーザ端末がネットワークの範囲内にいる場合、範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号が検出されるかを判断するステップを備える。範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号の検出に応じて、第1のユーザ端末に範囲内同期信号を送信させる。
【0006】
好適な実施形態の一例において、方法は、基地局に範囲内および範囲外の同期信号を設定させるステップと、基地局に、(a)ネットワークの範囲外のユーザ端末に範囲外同期信号を送信させ、(b)ネットワークの範囲内のユーザ端末に、範囲外のユーザ端末が範囲内にいることを示す信号を受信する時のみ、範囲内同期信号を送信させるように、設定させるステップを備える。
【0007】
好適な実施形態の一例において、コンピュータが読取可能な記憶媒体は、プロセッサによって、装置に対し、(1)装置と関連する第1のユーザ端末があるネットワークの範囲内にいるか否かを少なくとも判断させるステップと;(2)第1のユーザ端末がネットワークの範囲内にある場合、範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号が検出されるか否かを判断させるステップを備えるプログラムを記憶する。範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号の検出に応じて、第1のユーザ端末に範囲内同期信号を送信させる。
【0008】
好適な実施形態の一例において、コンピュータが読取可能な記憶媒体は、プロセッサによって、装置に対し、少なくとも以下のことを基地局がするようにさせる。(1)範囲内および範囲外の同期信号を設定し、(2)(a)ネットワークの範囲外のユーザ端末が範囲外同期信号を送信し、(b)ネットワークの範囲内のユーザ端末が、範囲外のユーザ端末が範囲内にいることを示す信号を受信する時のみ、範囲内同期信号を送信するように設定する。
【0009】
好適な実施形態の一例において、装置は、装置に関連する第1のユーザ端末があるネットワークの範囲内にいるか否かを判断する手段と、第1のユーザ端末がネットワークの範囲内にいる場合、範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号が検出されるか否かを判断する手段を備える。範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号の検出に応じて、第1のユーザ端末に範囲内同期信号を送信させる。
好適な実施形態の一例において、装置は、基地局に範囲内および範囲外の同期信号を設定させる手段と、基地局に(a)ネットワークの範囲外のユーザ端末が範囲外同期信号を送信し、(b)ネットワークの範囲内のユーザ端末が、範囲外のユーザ端末が範囲内にいることを示す信号を受信する時のみ、範囲内同期信号を送信するように設定させる手段を備える。
【0010】
好適な実施形態の一例は、範囲内および範囲外の同期信号であって、信号によって表される中継ステージ数と関係するランク情報を有する同期信号を設定することを含む方法である。ここで前記ランク情報は、ユーザデバイスが前記信号にどのように応答するかを少なくとも部分的に決定する。
好適な実施形態の一例は、基地局に、範囲内および範囲外の同期信号であって、信号によって表される中継ステージ数と関係するランク情報を有する同期信号を設定させる手段を備える装置である。ここで前記ランク情報は、ユーザデバイスが前記信号にどのように応答するかを少なくとも部分的に決定する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の一実施形態に係るネットワークを図示する。
【
図2】本発明の実施形態に係る同期プロセスを図示する。
【
図3】本発明の実施形態に係る同期プロセスを図示する。
【
図4】本発明の実施形態を実行する際に利用してもよい要素を図示する。
【0012】
本発明の実施形態は、ネットワーク範囲内にあるD2Dユーザ端末が基地局からの同期情報を受信できることを前提とする。しかしながら、ある場合には、D2Dユーザ端末はネットワークの範囲外にいてもよい。また、ネットワーク範囲内のD2Dユーザ端末と同一の同期をとることができるために、ネットワーク範囲エリア内の端末の同期情報に依存してもよい。そのような同期を提供する装置は、ネットワーク範囲の境界にいて、かつ、ネットワーク範囲エリアの外側にいるD2Dユーザ端末のD2D通信範囲内にいるD2Dユーザ端末であってもよい。範囲境界のユーザ端末は、範囲外のユーザ端末によって使用することができる同期信号を送信してもよい。しかしながら、範囲境界のユーザ端末が常に同期信号を送信することは、不必要な無線リソースの利用および不必要な電力消費になる。これは、ネットワークの範囲内ではなく、それゆえ同期信号を利用するであろうD2Dユーザ端末が近くにいなくてもよいからである。そのような場合の同期信号はしたがって余分ではあるが、しかしながら全体として送信側のユーザ端末の電力およびネットワークの無線リソースを消費するであろう。さらに、範囲外のD2Dユーザ端末はネットワーク範囲に戻ってもよいし、休止状態になってもよい。これは、同期信号の送信を中止できるネットワーク内のユーザ端末が電力および無線リソースを節約できるようにするためである。
【0013】
したがって、本発明の1つ以上の実施形態では、ネットワーク内およびネットワーク外の同期信号のタイプを以下のように定義する。SYNC1信号は、ネットワークとの同期信号を示し、ネットワーク範囲内のユーザ端末から送信される。そして、SYNC2信号は、ネットワークと全く関係ない、または、SYNC1信号を介してネットワークと関係する同期参照信号を示し、ネットワーク範囲外のユーザ端末から送信される。これらの信号タイプは例えば2つの異なるシーケンスまたはシーケンスのセットを備えてもよいし、あるいは他の方法(例えば異なるリソース、異なる送信周波数)で識別してもよい。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係るネットワークおよびユーザ端末のシステム100を図示する。ネットワークは、eノードB(eNodeBまたはeNB)102として実装された基地局を備え、その範囲エリアはセル104で定義される。
【0015】
ネットワークは、ユーザ端末106Aおよび106Bをサポートし、両端末はネットワーク範囲104の内側にいる。ユーザ端末108Aおよび108Bは、セル104の境界近くにいる。ユーザ端末108Aはネットワークの範囲内にいる。そして、ユーザ端末108Bはネットワークの範囲外にいる。
図1の場合、ユーザ端末106Aおよび106Bの両方が基地局102のセル104内にいる。しかし、ユーザ端末108Aおよび108Bのうち、ユーザ端末108Aだけが基地局102のセル104内にいる。本発明の実施形態は、例えばユーザ端末108Aが同期信号を例えばユーザ端末108Bに供給することを許可するメカニズム(方法)を提供する。そのうえ、106Aおよび106Bのようなユーザ端末が同期信号を供給しないように管理する。この場合は、106Aおよび106Bからは、セル104外のユーザ端末へ同期信号を供給または申し出する必要がないからである。
【0016】
したがって、本発明の実施形態では、異なる種類の同期信号を定義する。これらの同期信号はD2Dの部分的な範囲およびネットワーク範囲外のシナリオ内で同期するために使用可能である。SYNC1信号(ネットワーク範囲内のユーザ端末によって送信された)はネットワークへの直接参照信号を備えた同期信号を示すこととして定義される。また、SYNC2信号は、SYNC1信号を経由してネットワークと単に間接的に関係するか、または、ネットワークと全く関係しない同期参照信号を示すこととして定義される。SYNC1とSYNC2の信号は、様々な(いくつかの異なる)シーケンスのセットを備えてもよい。
【0017】
ユーザ端末108B(範囲外にあるユーザ端末の例)を伴う場合では、ユーザ端末108BはSYNC信号を探索する。SYNC1信号が検出される場合、ユーザ端末108BはSYNC1信号と同期し、検出されたSYNC1信号のタイミングに関連のある定義済みのタイミングオフセットを有するSYNC2信号の送信を開始する。SYNC2信号を送信する目的は、SYNC1信号を送信するユーザ端末に、同期するためにSYNC1信号に依存するネットワーク範囲外のユーザ端末があることを知らせるためである。本発明の実施形態では、SYNC2信号を送信する他の目的は、どのSYNC1信号も聞くことができない他のネットワーク範囲外のユーザ端末へ同期を中継することである。もしSYNC2信号が検出されれば、ユーザ端末108BはSYNC2信号と同期するだろう。本実施形態では、さらに検出されたSYNC2信号と同じタイミングのSYNC2信号をさらに送信し始めてもよい。
【0018】
SYNC2信号と同期することは有益である。これは、ネットワーク範囲外のユーザ端末は、SYNC1信号を直接聞くことができないが、このようにしてネットワークと同期してもよいからである。さらに、SYNC2信号と同期することは、同期されたネットワーク範囲外のユーザ端末のグループを形成するために有益である。このグループのユーザ端末のどれもがSYNC1信号を聞くことができない場合があるからである。SYNC2信号と同期することによって、ネットワーク範囲を超えたグループでさえも協調的に動作することができる。SYNC1信号またはSYNC2信号が検出されなければ、ユーザ端末108Bはそれ自身のタイミング関係でSYNC2信号を自律的に送信するだろう。
【0019】
範囲内のユーザ端末(106A、106Bおよび108Aなど)の場合には、指定された基準又は条件を満たすユーザ端末は、いずれかのSYNC2信号が検出されるか否かを判断するための監視を実行するだろう。そのような基準または条件は、例えば、アップリンク(UL)SNRあるいは他のUL信号品質測定、ダウンリンク(DL)SNR、DL参照信号受信パワー/参照信号受信品質(RSRP/RSRQ)、タイミング・アドバンス(Timing Advance)、および、他の適切な基準を含んでもよい。これらは、ユーザ端末がネットワーク範囲外のユーザ端末へ同期参照信号を供給するのに必要とするであろう確率と関係する。言いかえれば、基準または条件を満たすことは、ユーザ端末がセルの境界に接近していることを予測する。SYNC2信号が検出されれば(例えば、ネットワークに同期していないネットワーク範囲外のD2Dユーザ端末が近辺に存在しているかもしれない)、ネットワーク範囲内のユーザ端末は、ネットワークタイミングへの同期を獲得した場合にネットワーク範囲外のユーザ端末を支援するためにSYNC1信号の送信を開始するだろう。
【0020】
SYNC1信号の送信を開始したユーザ端末は、SYNC2信号を検出することができるか否かを監視し続けるであろう。そのような信号を検出することができなければ、ユーザ端末はSYNC1信号の送信を止めるだろう。そのような手続きは、ネットワーク範囲外のユーザ端末の同期にたぶん必要とされる時のみ、SYNC1信号が送信されることを保証する。
【0021】
実装例の一つとしては、SYNC1信号およびSYNC2信号が様々な(いくつかの異なる)シーケンスのセットから選択されてもよい。SYNC2信号は、SYNC1信号によって使用されたものと異なるシーケンスのセットから選ばれてもよい。SYNC1信号とSYNC2信号によって使用されたシーケンスは、指定された方法でネットワーク範囲の中および外の両方のユーザ端末に知られていてもよい。
【0022】
単純な実装の一例としては、2つのシーケンスだけが指定され、1つはSYNC1信号用、もう1つはSYNC2信号用として指定され、それらは全てのユーザ端末によってすべてのセルで使用される。他の実装としては、複数のSYNC1信号とSYNC2信号間のシーケンス・ペアおよび、一致するSYNC1信号が無いSYNC2信号の一つのペアが指定される。ペアは、セルあるいはユーザ端末の特定の方法に割り付けられる。また、ペアに一致しないSYNC2信号は、ネットワーク同期に間接的な参照さえ持っていないユーザ端末によって使用されることを保留するであろう。ユーザ端末によるSYNC1信号の特定的な利用は、ネットワーク範囲外のユーザ端末を同期するためにユーザ端末の一方だけが実際には必要であっても、結局2つのユーザ端末が共通のSYNC1信号を送信することになる状況を除去するだろう。上述した手続きおよび
図3でより詳細に説明する手続きは、複数のユーザ端末が共有する単一のSYNC1信号とSYNC2信号のシーケンス・ペアが適用される時には、ユーザ端末の移動性のために、ネットワーク範囲外のユーザ端末は、ユーザ端末に送信しるどのSYNC1信号が同期するかを識別または示すことができない場合を許可する。ネットワーク範囲内のユーザ端末に割り当てられた、異なるペアのSYNC1信号とSYNC2信号により、範囲外のユーザ端末は範囲内のユーザ端末と同期した後に、ペアになったSYNC信号2を送信する。その後、ペアになったSYNC2信号(このSYNC2信号が自らのSYNC1信号と一致する場合)を検出する際、ネットワーク範囲内のユーザ端末は、どの範囲外のユーザ端末がそれに依存しているかを知ることができる。ペアになったSYNC1信号とSYNC2信号もまた、異なるペアからのシーケンスが互いに干渉しないように、異なるリソースに割当てられてもよい。
【0023】
図2は、本発明の実施形態に係る同期プロセル200を図示する。ネットワーク範囲外のユーザ端末からUEから試みられる動作の詳細を主に説明する。
【0024】
ステップ202では、ユーザ端末の電源がオンの時に、ユーザ端末はネットワーク範囲を探索する。プロセスはステップ204へ進み、ユーザ端末は、ネットワーク範囲が検出されたかを判断する。ネットワーク範囲が検出された場合、プロセスはステップ206へ進み、ユーザ端末は範囲内ユーザ端末の同期手続きを実行する。
【0025】
ネットワーク範囲が検出されない場合、プロセスはステップ208へ進み、ユーザ端末は、SYNC1信号が検出されるかを判断する。Yes(検出された)の場合、プロセスはステップ210へ進み、ユーザ端末は、検出されたSYNC1信号に基づいたタイミングを備えたSYNC2信号を送信する。その後、プロセスはステップ204に戻る。
【0026】
No(検出されない)の場合、プロセスはステップ212へ進み、ユーザ端末は、SYNC2信号が検出されるかを判断する。SYNC2信号が検出された場合、プロセスはステップ214へ進み、ユーザ端末は、検出されたSYNC2信号に基づいたタイミングを備えたSYNC2信号を送信する。その後、プロセスはステップ204に戻る。実装にもよるが、SYNC1信号およびSYNC2信号のための探索は同時に行われてもよい。
【0027】
No(SYNC2信号が検出されない)の場合、プロセスはステップ216へ進み、ユーザ端末は、それ自身のタイミングを備えたSYNC2信号を送信する。その後、プロセスはステップ204に戻る。
【0028】
図3は本発明の実施形態に係るプロセス300を図示する。プロセス300は基地局によって選択されたユーザ端末に命令される。選択は、例えばユーザ端末が指定された基準および条件に基づいて、同期信号を供給するための候補になるためにされてもよい。ユーザ端末に接続しているモードのために、ユーザ端末による、そのような条件および基準の履行は、アップリンクのリンク状態を用いて基地局によって分析することができる。条件と基準の遂行はまた、基地局によってブロードキャストされたしきい値に基いて分析することができる。例えば、測定されたダウンリンクSNRまたはRSRP/RSRQがしきい値未満である場合、ユーザ端末は範囲境界にあると考えられる。ユーザ端末は、SYNC2信号探索の開始を設定してもよい。これは、ユーザ端末が閾値との比較に基づいて実行される条件を観測する時、または、ユーザ端末がこの状況下で基地局への指示を送信してもよいし、基地局によって指示された後だけに探索を開始してもよい時である。SYNC1信号のパラメータは、SYNC1信号が送信された場所の無線リソースを識別してもよい。
【0029】
ステップ302では、したがって、基地局はユーザ端末を満足な特定条件(範囲境界の場所又は、ユーザ端末はネットワーク範囲外のユーザ端末に貢献するのに有利になりそうな場所にいることを示す)であると識別する。その条件は例えばSNRまたはRSRP/RSRQ条件(上述された、またはUL信号強度又は品質促成またはタイミング・アドバンス値)に基づくようなもの)であってもよい。ステップ304では、基地局は、1つ以上の識別されたユーザ端末へのSYNC1信号のパラメータを形成する。パラメータは、例えば、SYNC1信号が送信された無線リソースを含んでもよい。
【0030】
ステップ306では、形成されたユーザ端末は、SYNC2信号を探索する。ステップ308では、判定は、ユーザ端末がSYNC2信号を検出するかどうかに関してなされる。No(SYNC2信号が検出されない)の場合、探索が継続するように、プロセスはステップ306に戻る。また、Yes(検出された)の場合、プロセスはステップ312へ進む。ステップ312では、ユーザ端末は、SYNC2信号のタイミングがセルのタイミングに対応するかどうかを調べる。はい(対応する)の場合、プロセスはステップ306に戻る。タイミングがセルのタイミングに対応しない場合、プロセスはステップ314へ戻り、ユーザ端末はSYNC1信号を送信する。ブロック316では、ユーザ端末はSYNC2信号を探索し、ステップ318では、ユーザ端末はSYNC2信号が検出されるか否かを判定する。はい(検出される)の場合、プロセスはステップ314に戻り、ユーザ端末はSYNC1信号を送信し続ける。SYNC1信号の送信はこのようにステップ316ではSYNC2信号の探索の後、そして、ステップ318ではそのような信号が検出されるか否かを判断の後、まで続ける。SYNC2信号が検出されないという判断がなされる。その後、プロセスはステップ320へ戻り、ステップ320では、ユーザ端末はSYNC1信号の送信を中止し、その後にステップ306に戻る。その結果、ユーザ端末は再びSYNC2信号の探索を行う。
【0031】
本発明の実施形態は、必要な場合にだけSYNC1信号がユーザ端末によって送信されるように、設定および信号の利用を管理することを指示されている。しかしながら、本発明のさらなる実施形態では、同期プロセスに追加のメカニズム(方法)を与えてもよい。
【0032】
上述したように、SYNC1信号を検出した範囲外のユーザ端末はその信号と同期し、SYNC2信号を送信する。このSYNC2信号は、他の範囲外のユーザ端末への同期ソースになることができる。他の範囲外のユーザ端末が例えばセル境界からさらに離れており、どのSYNC1信号も聞くことができない状態でもある。このように、範囲外のユーザ端末は、他のユーザ端末への同期を中継することができる。1つの典型的な実施形態では、そのような中継は試みられない;もっと正確に言えば、範囲内のユーザ端末のSYNC1信号に同期する範囲外のユーザ端末は、SYNC1信号に依存することをネットワーク範囲内のユーザ端末に示し、それ自身は他の範囲外のユーザ端末に同期を与えるためのいかなる信号をも送信しない。その表示は、例えば、SYNC2信号によってまれに送信されるので、同期ソースとして役立たず、しかしながら、SYNC1信号に依存していることを示すのに十分であることを表現してもよい。そのようなアプローチはネットワーク範囲外のユーザ端末のために電力(すなわちバッテリ寿命)を節約する。しかしながら、そのようなアプローチは、サービスを受け取るユーザ端末の範囲を否定するかもしれない。なぜなら、ネットワーク範囲外のユーザ端末はさらに向こうに横たわるユーザ端末への同期を中継しないからである。
【0033】
不必要な同期信号の送信を回避する原理は、範囲内のユーザ端末への上述した実施形態を追行したうえで、階層化された同期の一般的な場合に適用することができる。階層化された同期では、主要な同期ソース(上述の実施形態の基地局)は同期を第2の層(またはランク)ノード(上述の実施形態の範囲境界のネットワーク範囲内側のユーザ端末)へ与える。そして、第2の層ノードは、同期を第3の層ノード(上述した実施形態のSYNC1信号を聞ける範囲外のユーザ端末)などへ与える。同期信号の送信を最小限にするために、ノードは、以下の規則に従う。この規則は、k+2層またはそれよりも高い層のノードによって送信された信号を観測した場合に限り、k層のノードが同期信号を提供する。これは同期信号がk+2層からk+1層への他のノードに移動してもよいからである。本実施形態では、この一般的な原則を、同期していないSYNC2信号を送信するユーザ端末(範囲内のユーザ端末の視点から無限の層上のノード)を観測するという場合だけにネットワーク範囲内のユーザ端末(層1のノード)がSYNC1信号の送信を開始するという制限された形式に適用する。
【0034】
図4は、基地局400およびユーザ端末450(移動通信装置)の詳細を図示する。基地局400は送信機402、受信機404およびアンテナ406を適切に備える。基地局400はプロセッサ408およびメモリ410をさらに備える。基地局400はメモリ410に存在するデータ412およびプログラム414を使用する。
【0035】
ユーザ端末450は送信機452、受信機454およびアンテナ456適切に備える。ユーザ端末450はプロセッサ458およびメモリ460をさらに備える。ユーザ端末450はメモリ460に存在するデータ462およびプログラム464を使用する。
【0036】
基地局400内のプログラム414の少なくとも1つは、一組みのプログラムを備えていることを前提とする。このプログラムは、関連するプロセッサ408で実行されるときに、装置を上述した本発明の具体的な実施形態に従って動作可能にする。これらの本発明の具体的な実施形態では、基地局400のプロセッサ408によって実行可能な、メモリ410に記憶されたコンピュータソフトウェアによって少なくとも一部分は実装されていてもよい。あるいは、ハードウェアによって実装されていてもよいし、具体的に格納されたソフトウェアとハードウェア(および具体的に格納されたファームウェア)の組み合わせによって実装されていてもよい。同様に、ユーザ端末450の中のプログラム464の少なくとも1つは、一組みのプログラムを備えていることを前提とする。このプログラムは、関連するプロセッサ458で実行されるときに、装置を上述した本発明の具体的な実施形態に従って動作可能にする。これらの本発明の具体的な実施形態では、ユーザ端末450のプロセッサ458によって実行可能な、メモリ460に記憶されたコンピュータソフトウェアによって少なくとも一部分は実装されていてもよい。あるいは、ハードウェアによって実装されていてもよいし、具体的に格納されたソフトウェアとハードウェア(および具体的に格納されたファームウェア)の組み合わせによって実装されていてもよい。本発明のこれらの様相を実装する電子機器は、
図1乃至
図4で描かれたような全体装置である必要がなく、または、上述されたような具体的に格納されたソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアおよびデジタル・プロセッサ(DP)、あるいはチップSOC上のシステムあるいは特定用途向けIC ASICの上のアプリケーションシステムのように同じの1つ以上の構成要素であってもよい。
【0037】
一般に、ユーザ端末450の様々な実施形態は、これらに限定されないが、無線通信機能付きのパーソナル・ポータブル・デジタルデバイスを含んでもよい。これらのデジタルデバイスはこれらに限定されないが、携帯電話機、ナビゲーション装置、ラップトップ/パームトップ/タブレット・コンピュータ、デジタルカメラ、音楽装置、およびインターネット装置を含んでもよい。
【0038】
コンピュータが読取可能なメモリ410および460の様々な実施形態は、ローカルの技術的な環境に適した、あらゆるデータストレージ技術のタイプを含んでおり、これらに限定されずに、半導体型メモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学的メモリデバイスおよびシステム、固定記憶装置、リムーバブルメモリ、ディスク記憶装置、フラッシュ・メモリ、DRAM、SRAM、EEPROMおよびその他同種のものを含んでいる。プロセッサ408および458の様々な実施形態は、これらに限定されずに、汎用計算機、専用計算機、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセサ(DSP)およびマルチコア・プロセッサを含んでいる。
【0039】
本発明のこれらの様相を実装する電子機器は、
図1乃至
図4で描かれたような全体装置である必要がなく、または、上述されたような具体的に格納されたソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアおよびデジタル・プロセッサ(DP)、あるいはチップSOC上のシステムあるいは特定用途向けIC ASICの上のアプリケーションシステムのように同じの1つ以上の構成要素であってもよい。
【0040】
様々な実施形態が上述されているが、本発明の実施がここで示されおよび説明された実施形態に限定されないことに留意するべきである。本発明の実施形態として上述したものへの様々な修正および適合は、上述した内容を考慮していわゆる当業者にとって自明であってもよい。また、ステップが示される順序は制限されず、追加的に介入されるステップを備えあるいは備えずに適切な順序に実行されてもよい。
【0041】
さらに、上述した制限のない実施形態の様々な特徴は他の記述された特徴の対応する使用のない利点として使用されてもよい。
【0042】
したがって、上述した記述は、本発明の原理、教えおよび実施形態となるものであって、制限になるものではない点を考慮されるべきである。
【0043】
様々な実施形態が上述されているが、本発明の実施がここで示されおよび説明された実施形態に限定されないことに留意するべきである。本発明の実施形態として上述したものへの様々な修正および適合は、上述した内容を考慮していわゆる当業者にとって自明であってもよい。また、ステップが示される順序は制限されず、追加的に介入されるステップを備えあるいは備えずに適切な順序に実行されてもよい。
【0044】
さらに、上述した制限のない実施形態の様々な特徴は他の記述された特徴の対応する使用のない利点として使用されてもよい。
【0045】
したがって、上述した記述は、本発明の原理、教えおよび実施形態となるものであって、制限になるものではない点を考慮されるべきである。
【0046】
本願の原出願(特願2016-517369)の出願当初の特許請求の範囲に記載されていた実施形態は次の通りである。
[1]少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するメモリを備える装置であって、
前記コンピュータプログラムを記憶する前記メモリは前記少なくとも1つのプロセッサと協働して、前記装置に、少なくとも、
前記装置が関連する第1のユーザ端末がネットワークの範囲内にいるか否かを判断することと;
前記第1のユーザ端末が前記ネットワークの範囲内にいる場合には、(a)範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号が検出されるかを判断し、(b)前記範囲外のユーザ端末からの前記範囲外同期信号の検出に応じて、前記第1のユーザ端末に範囲内同期信号を送信することと;
を行わせる、装置。
[2]前記範囲外同期信号のタイミングが前記ネットワークのタイミングに対応しない場合に限り、前記第1のユーザ端末に前記範囲内同期信号を送信させる[1]記載の装置。
[3]前記第1のユーザ端末が前記範囲内同期信号を送信し始めると、前記第1のユーザ端末は前記範囲外同期信号の存在を継続的に調べ、前記範囲外同期信号が存在している間、前記範囲内同期信号を送信し続ける[1]又は[2]記載の装置。
[4]前記範囲外ユーザ端末からの範囲外同期信号の検出の失敗に応じて、前記第1のユーザ端末に前記範囲内同期信号の送信を止めさせる[1]記載の装置。
[5]前記第1のユーザ端末が前記ネットワークの範囲内にいない場合には、
前記範囲内ユーザ端末からの前記範囲内同期信号の検出に基づいて、前記第1のユーザ端末に、同期のための範囲内同期信号を使用させ、検出された前記範囲内同期信号に基づくタイミングを示す範囲外同期信号を送信させる[1]から[4]記載の装置。
[6]前記第1のユーザ端末が前記ネットワークの範囲内に無く、範囲内同期信号の検出に失敗した場合には、
前記範囲外ユーザ端末からの前記範囲外同期信号の検出に基づいて、前記第1のユーザ端末に、同期のための範囲外同期信号を使用させ、検出された前記範囲外同期信号に基づくタイミングを示す範囲外同期信号を送信させる[1]から[5]記載の装置。
[7]いずれの同期信号の検出にも失敗した場合には、
前記第1のユーザ端末に、同期情報を生成させ、前記生成された同期情報に基づく前記範囲外同期信号を送信させる[5又は6]記載の装置。
[8]前記第1のユーザ端末は、前記範囲内および範囲外の同期信号によって示されるシーケンス情報に基づいて前記範囲内及び範囲外の同期信号を識別する[1]から[7]記載の装置。
[9]前記第1のユーザ端末に、範囲外の同期信号が検出されたかを継続的に判断させ、
当該信号が検出されない場合には、前記範囲外同期信号の送信を止めさせる[1]記載の装置。
[10]範囲外同期信号の探索をすべき前記ユーザ端末が、特定のしきい値との検出された信号特性との関係の一部に少なくとも基づいて実行されるかを判断する[9]記載の装置。
[11]少なくともプロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶したメモリを備える装置であって、
前記コンピュータプログラムを記憶する前記メモリは前記少なくとも1つのプロセッサと協働して、前記装置に、少なくとも、
基地局に、範囲内および範囲外の同期信号を設定させることと;
前記基地局に、ネットワーク範囲外のユーザ端末に範囲外同期信号を送信させ、ネットワーク範囲内のユーザ端末に、範囲外のユーザ端末が範囲内にいることを示す信号を受信する時のみ、範囲内の同期信号を送信させることと;
を行わせる、装置。
[12]前記範囲内および範囲外の同期信号の設定は、範囲内および範囲外の信号と関連するシーケンス情報の設定を備える[11]記載の装置。
[13]前記同期信号の設定は、信号によって表される中継ステージ数と関係するランク情報と共に信号を設定することと、ユーザ端末を、ランク情報に少なくとも一部基づく信号に応じて設定することを備える[11]記載の装置。
[14]前記範囲外同期信号を探索するかどうかを判断する際に前記ユーザ端末によって利用されるしきい値を設定する[11]記載の装置。
[15]第1のユーザ端末がネットワークの範囲内にいるか否かを判断することと;
前記第1のユーザ端末が前記ネットワークの範囲内にいる場合には、(a)範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号が検出されるかを判断し、(b)前記範囲外のユーザ端末からの前記範囲外同期信号の検出に応じて、前記第1のユーザ端末に範囲内同期信号を送信させることと;
を含む、方法。
[16]前記範囲外同期信号のタイミングが前記ネットワークのタイミングに対応しない場合に限り、前記第1のユーザ端末に前記範囲内同期信号を送信させる[15]記載の方法。
[17]前記第1のユーザ端末が前記範囲内同期信号を送信し始めると、前記第1のユーザ端末は前記範囲外同期信号の存在を継続的に調べ、前記範囲外同期信号が存在している間、前記範囲内同期信号を送信し続ける[15]または[16]記載の方法。
[18]前記範囲外ユーザ端末からの範囲外同期信号の検出の失敗に応じて、前記第1のユーザ端末に前記範囲内同期信号の送信を止めさせる[16]記載の方法。
[19]前記第1のユーザ端末が前記ネットワークの範囲内にいない場合には、
前記範囲内ユーザ端末からの前記範囲内同期信号の検出に基づいて、前記第1のユーザ端末に、同期のための範囲内同期信号を使用させ、検出された前記範囲内同期信号に基づくタイミングを示す範囲外同期信号を送信させる[17]または[18]記載の方法。
[20]前記第1のユーザ端末が前記ネットワークの範囲内に無く、範囲内同期信号の検出に失敗した場合には、
前記範囲外ユーザ端末からの前記範囲外同期信号の検出に基づいて、前記第1のユーザ端末に、同期のための範囲外同期信号を使用させ、検出された前記範囲外同期信号に基づくタイミングを示す範囲外同期信号を送信させる[16]から[19]記載の方法。
[21]いずれの同期信号の検出にも失敗した場合には、
前記第1のユーザ端末に、同期情報を生成させ、前記生成された同期情報に基づく前記範囲外同期信号を送信させる、[19]または[20]記載の方法。
[22]前記第1のユーザ端末は、前記範囲内および範囲外の同期信号によって示されるシーケンス情報に基づいて前記範囲内及び範囲外の同期信号を識別する[16]から[21]記載の方法。
[23]前記第1のユーザ端末に、範囲外の同期信号が検出されたかを継続的に判断させ、
当該信号が検出されない場合には、前記範囲外同期信号の送信を止めさせる[15]または[16]記載の方法。
[24]範囲外同期信号の探索をすべき前記ユーザ端末が、特定のしきい値との検出された信号特性との関係の一部に少なくとも基づいて実行されるかを判断する[23]記載の方法。
[25]基地局に、
範囲内および範囲外の同期信号を設定させることと;
ネットワーク範囲外のユーザ端末に範囲外同期信号を送信させ、ネットワーク範囲内のユーザ端末に、範囲外のユーザ端末が範囲内にいることを示す信号を受信する時のみ、範囲内の同期信号を送信させることと;
を行わせる、方法。
[26]前記範囲内および範囲外の同期信号の設定は、範囲内および範囲外の信号と関連するシーケンス情報の設定を備える[25]記載の方法。
[27]前記同期信号の設定は、信号によって表される中継ステージ数と関係するランク情報と共に信号を設定することと、ユーザ端末を、ランク情報に少なくとも一部基づく信号に応じて設定することを備える[25]記載の方法。
[28]前記範囲外同期信号を探索するかどうかを判断する際に前記ユーザ端末によって利用されるしきい値を設定する[27]記載の方法。
[29]第1のユーザ端末がネットワークの範囲内にいるか否かを判断し、
前記第1のユーザ端末が前記ネットワークの範囲内にいる場合には、
(a)範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号が検出されるかを判断し、
(b)前記範囲外のユーザ端末からの前記範囲外同期信号の検出に応じて、前記第1のユーザ端末に範囲内同期信号を送信させる、
コンピュータ実行可能プログラム。
[30]基地局に、
範囲内および範囲外の同期信号を設定させることと、
ネットワーク範囲外のユーザ端末に範囲外同期信号を送信させ、ネットワーク範囲内のユーザ端末に、範囲外のユーザ端末が範囲内にいることを示す信号を受信する時のみ、範囲内の同期信号を送信させることと、
を行わせる、コンピュータ実行可能プログラム。
[31]前記装置が関連する第1のユーザ端末がネットワークの範囲内にいるか否かを判断する手段と;
前記第1のユーザ端末が前記ネットワークの範囲内にいる場合には、(a)範囲外のユーザ端末からの範囲外同期信号が検出されるかを判断し、(b)前記範囲外のユーザ端末からの前記範囲外同期信号の検出に応じて、前記第1のユーザ端末に範囲内同期信号を送信させる手段と;
を備える装置。
[32]基地局に、範囲内および範囲外の同期信号を設定させる手段と;
前記基地局に、ネットワーク範囲外のユーザ端末に範囲外同期信号を送信させ、ネットワーク範囲内のユーザ端末に、範囲外のユーザ端末が範囲内にいることを示す信号を受信する時のみ、範囲内の同期信号を送信させる手段と;
を備える装置。