特許6582935IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電動パワーステアリング装置に搭載されたトルクセンサの作動状態を確認する技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1の従来技術は、ECUに対してのハード変更は無いものの、トルクセンサ回路に対して、短絡による非作動状態の検出のための回路を付加しているため、その分のコストアップは避けられないといった問題を有する。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、より簡易な構成で1対の検出コイルの短絡によるトルクセンサの非作動状態を検出することが可能なモータ制御装置及びそれを備えた電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るモータ制御装置は、ステアリングシャフトに入力されるトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する1対の検出コイルと、前記1対の検出コイルに直列接続されてブリッジ回路を形成する1対の抵抗とを有し、前記ブリッジ回路の電圧に基づき前記トルクを検出するトルクセンサで検出されるトルクに基づき操舵補助用の第1の電流指令値を演算する電流指令値演算部と・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明であれば、操舵角センサで検出される操舵角が変化したときにトルクセンサで検出されるトルクの変動の有無に基づきトルクセンサがその1対の検出コイルの短絡によって非作動状態となっているか否かを判定することが可能となる。これによって、既存のハードウェア構成を利用した簡易な演算処理や判定処理によってトルクセンサが非作動状態となっているか否かを確認することが可能となるので、作動確認部に必要な機能の一部又は全部をソフトウェアによって容易に実装することが可能となる。即ち、既存のセンサ出力を利用して短絡による非作動状態の発生の有無を確認することが可能となるので、作動確認用の信号を発生するための回路等が不要となり、従来と比較して、簡易な構成でトルクセンサの作動状態を確認することが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の電動パワーステアリング装置を車両に適用した場合の全体構成図である。

【図2】本発明の電動パワーステアリング装置の主要部を示す断面図である。

【図3】トルク検出部の構成を示す図である。

【図4】トルクセンサのインダクタンスの出力例を示す特性図である。

【図5】トルクセンサとコントロールユニットの接続関係を示すブロック図である。

【図6】トルクセンサ回路の一例を示すブロック図である。

【図7】コントロールユニットの機能構成の一例を示すブロック図である。

【図8】作動確認部の詳細な構成を示すブロック図である。

【図9】作動確認処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。

【図10】(a)は、操舵角の変化の一例を示す波形図であり、(b)〜(c)は、(a)の操舵角変化に対するトルク出力の一例を示す波形図である。

【図11】自動運転を徐変させる際のモータ駆動電流の変化の一例を示す波形図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…車両、3…電動パワーステアリング装置、21…指令値演算部、22…指令値補償部、23…モータ制御部、24…舵角制御部、25…切替部、26…作動確認部、31…ステアリングホイール、32…ステアリングシャフト、38…ステアリングギヤ、41…操舵補助機構、43…操舵角センサ、50…車速センサ、52…バッテリー、53…イグニッションスイッチ、61…操舵補助指令値演算部、62…位相補償部、63…トルク微分回路、71…角速度演算部、72…角加速度演算部、73…収斂性補償部、74…慣性補償部、75…SAT推定フィードバック部、76〜78…加算器、80…電流検出器、81…電流指令値演算部、82…減算器、84…電流制御部、85…モータ駆動部、100…トルクセンサ、150…トルクセンサ回路、L1,L2…検出コイル、Z1〜Z4…抵抗、200…電動モータ、260…トルク変動判定部、261…作動判定部、262…電流指令値制御部、300…コントロールユニット

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