(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6583303
(24)【登録日】2019年9月13日
(45)【発行日】2019年10月2日
(54)【発明の名称】ゴム押出装置およびゴム押出物の製造方法
(51)【国際特許分類】
B29C 48/31 20190101AFI20190919BHJP
B29K 21/00 20060101ALN20190919BHJP
【FI】
B29C48/31
B29K21:00
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-26512(P2017-26512)
(22)【出願日】2017年2月16日
(65)【公開番号】特開2018-130896(P2018-130896A)
(43)【公開日】2018年8月23日
【審査請求日】2018年5月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006714
【氏名又は名称】横浜ゴム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001368
【氏名又は名称】清流国際特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100129252
【弁理士】
【氏名又は名称】昼間 孝良
(74)【代理人】
【識別番号】100155033
【弁理士】
【氏名又は名称】境澤 正夫
(72)【発明者】
【氏名】杉山 佑一
【審査官】
萩原 周治
(56)【参考文献】
【文献】
特開2004−243732(JP,A)
【文献】
特開2012−187712(JP,A)
【文献】
特開昭63−207628(JP,A)
【文献】
特開昭63−137824(JP,A)
【文献】
特開平7−1551(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C 48/31
B29K 21/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状のシリンダと、このシリンダの内部空間に配置されるスクリューと、このシリンダの前端に設置されて前記内部空間と連通する押出流路を有するヘッドと、このヘッドに取り付けられて前記押出流路の前端位置で押出口を形成するダイとを備えたゴム押出装置において、
前記ダイが前記押出流路の前端位置に配置されて前記押出口の面積を変化させる方向に移動する押出口可変部材と、前記押出流路の内壁に接触した状態で前記押出流路の延在方向に移動して前記押出流路の前端側から前記押出流路に出入りする整流体とを有し、前記押出口可変部材および前記整流体をその移動方向の所望の位置に位置決めできる構成にしたことを特徴とするゴム押出装置。
【請求項2】
前記整流体の後端部が、接触している前記押出流路の内壁側から前記押出流路の断面中心部に向かって前記押出流路の前方へ傾斜するテーパ形状になっている請求項1に記載のゴム押出装置。
【請求項3】
対向配置された2つの前記押出口可変部材を有し、前記押出口可変部材のそれぞれが互いが近接および離反する方向に移動することにより前記押出口の面積を変化させ、前記整流体が前記押出口可変部材のそれぞれの表面に接触した状態で前記押出流路の延在方向に移動する構成にした請求項1または2に記載のゴム押出装置。
【請求項4】
前記押出口から押し出されたゴム押出物の形状を検知するセンサと、このセンサの検知データに基づいて前記押出口可変部材および前記整流体のそれぞれの移動方向での位置を制御する制御部とを有する請求項1〜3のいずれかに記載のゴム押出装置。
【請求項5】
筒状のシリンダの内部空間にゴム材料を投入し、この内部空間に配置されたスクリューにより、前記ゴム材料を前方に押し出しつつ混合および混練した未加硫ゴムを、前記シリンダの前端に設置されたヘッドに形成されている押出流路に送り込み、前記ヘッドに取り付けられたダイにより形成される押出口からゴム押出物として押し出すゴム押出物の製造方法において、
前記ダイが前記押出流路の前端位置に配置されて前記押出口の面積を変化させる方向に移動する押出口可変部材と、前記押出流路の前端側から前記押出流路に出入りする整流体とを有し、前記押出口可変部材をその移動方向の所望の位置に位置決めし、前記整流体を前記押出流路の内壁に接触した状態で前記押出流路の延在方向に移動させて所望の位置に位置決めして、前記未加硫ゴムを前記押出流路を通過させて前記押出口から押し出すことにより、所望の形状のゴム押出物を製造することを特徴とするゴム押出物の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴム押出装置およびゴム押出物の製造方法に関し、さらに詳しくは、形状の異なるゴム押出物を製造する際に部品取替えに要する作業工数を低減しつつ、様々な所望の形状のゴム押出物を精度よく安定して製造することができるゴム押出装置およびゴム押出物の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
タイヤ等のゴム製品を製造する際には、ゴム押出装置によって未加硫ゴムを押出す押出し工程がある。ゴム押出装置では、内設されたスクリューによって未加硫ゴムを可塑化し、前端のダイに形成されている押出流路に送り込む。ダイの前端には所望の形状の押出口を有する口金が設置されていて、この押出口を未加硫ゴムが通過することにより所望の形状に型付けされたゴム押出物が製造される。必要とされるゴム押出物の形状は様々であり、その形状を変更するには、その形状に対応する押出口を有する口金に取替える必要がある。
【0003】
ゴム押出物の形状を頻繁に変更する場合は、口金を取替えるための工数が増大するため生産性を向上させるには不利になる。そこで例えば、ダイに設置したスライド部材をスライドさせることで、押出口の形状を変更させる構造が種々提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0004】
これら文献により提案されている構造では、口金を取替えることなく押出口を所望の形状に変更できる利点がある。ところで、押出口を通過して押し出されたゴム押出物はスウェル(膨張)するが、スウェルの程度は押出口の形状(大きさ)によっても変化する。そのため、押出口を所望の形状に変更しただけでは、精度よく所望の形状のゴム押出物を得ることが難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−243732号公報
【特許文献2】特開2012−187712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、形状の異なるゴム押出物を製造する際に部品取替えに要する作業工数を低減しつつ、様々な所望の形状のゴム押出物を精度よく安定して製造することができるゴム押出装置およびゴム押出物の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため本発明のゴム押出装置は、筒状のシリンダと、このシリンダの内部空間に配置されるスクリューと、このシリンダの前端に設置されて前記内部空間と連通する押出流路を有するヘッドと、このヘッドに取り付けられて前記押出流路の前端位置で押出口を形成するダイとを備えたゴム押出装置において、前記ダイが前記押出流路の前端位置に配置されて前記押出口の面積を変化させる方向に移動する押出口可変部材と、前記押出流路の内壁に接触した状態で前記押出流路の延在方向に移動して前記押出流路の前端側から前記押出流路に出入りする整流体とを有し、前記押出口可変部材および前記整流体をその移動方向の所望の位置に位置決めできる構成にしたことを特徴とする。
【0008】
本発明のゴム押出物の製造方法は、筒状のシリンダの内部空間にゴム材料を投入し、この内部空間に配置されたスクリューにより、前記ゴム材料を前方に押し出しつつ混合および混練した未加硫ゴムを、前記シリンダの前端に設置されたヘッドに形成されている押出流路に送り込み、前記ヘッドに取り付けられたダイにより形成される押出口からゴム押出物として押し出すゴム押出物の製造方法において、前記ダイが前記押出流路の前端位置に配置されて前記押出口の面積を変化させる方向に移動する押出口可変部材と、前記押出流路の前端側から前記押出流路に出入りする整流体とを有し、前記押出口可変部材をその移動方向の所望の位置に位置決めし、前記整流体を前記押出流路の内壁に接触した状態で前記押出流路の延在方向に移動させて所望の位置に位置決めして、前記未加硫ゴムを前記押出流路を通過させて前記押出口から押し出すことにより、所望の形状のゴム押出物を製造することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ダイが押出口の面積を変化させる方向に移動する押出口可変部材を有しているので、押出可変部材をその移動方向の所望の位置に位置決めすることで、押出口を所望の形状に変更することが可能になる。そのため、形状の異なるゴム押出物を製造する際に部品取替えに要する作業工数を低減しつつ、様々な所望の形状のゴム押出物を押し出すことが可能になる。
【0010】
さらには、ダイが押出流路の延在方向に移動して押出流路の前端側から押出流路に出入りする整流体を有しているので、整流体を押出流路の内壁に接触した状態でその移動方向の所望の位置に位置決めすることで、押出口から押し出されたゴム押出物のスウェルの程度を制御できる。そのため、ゴム押出物を所望の形状に精度よく安定して製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明のゴム押出装置の概要を平面視で例示する説明図である。
【
図2】
図1のヘッドの周辺を正面視で例示する説明図である。
【
図3】
図1のヘッドの周辺を平面視で例示する説明図である。
【
図4】
図2のA−A断面視でヘッド周辺の内部を例示する説明図である。
【
図5】ゴム押出物のスウェルの状態を模式的に例示する説明図であり、
図5(A)整流体の挿入長さが短い場合、
図5(B)は挿入長さが長い場合を縦断面視で例示する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明のゴム押出装置およびゴム押出物の製造方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。
【0013】
図1〜
図4に例示する本発明のゴム押出装置1は、筒状のシリンダ2と、シリンダ2の内部に配置されるスクリュー3と、シリンダ2の前端に配置されるヘッド4とを備えている。ヘッド4にはダイ5が取り付けられている。
【0014】
この実施形態ではゴム押出装置1はさらに、センサ9と、センサ9による検知データが入力される制御部10とを備えている。ダイ5の前方には押し出されたゴム押出物R2を次工程に搬送するコンベヤ装置11が配置されている。尚、
図1ではアクチュエータ7a、7b等の図示を省略していて、
図3では保持プレート8bを二点鎖線によって図示している。
【0015】
シリンダ2の前端部では内部空間が前方に向かって狭くなっている。ヘッド4は、前後方向に貫通する押出流路4aを有していて、この押出流路4aはシリンダ2の内部空間と連通している。押出流路4aの長さは例えば1mm以上200mm以下である。
【0016】
ヘッド4の押出流路4aの前端位置では、ダイ5により押出口6が形成される。ダイ5は、押出流路の前端位置に配置される押出口可変部材5aと、押出流路4aの前端側から押出流路4aに出入りする整流体5bとを有している。この実施形態のゴム押出装置1では、ダイ5の前面で左右に対向配置された2つの押出口可変部材5aを有している。押出口可変部材5aは例えば角柱形状であり、この実施形態では前方の一角がテーパ状に形成されている。
【0017】
これら押出口可変部材5aは、ヘッド4の前面に取り付けられた保持部材8cによって左右方向に移動可能に保持されている。そして、それぞれの押出口可変部材5aは、押出流路4aの前端開口を覆うことができるように配置されている。
【0018】
ヘッド4の左右両側面には固定プレート8aが外側に張り出して取り付けられていて、それぞれの固定プレート8aには、アクチュエータ7aが設置されている。アクチュエータ7aの作動により、押出口可変部材5aは互いが近接および離反する方向に移動する。この実施形態ではアクチュエータ7aが、サーボモータと、サーボモータにより回転して軸方向に移動するボールねじとで構成されている。アクチュエータ7aによって押出口可変部材5aを移動させることにより、押出口可変部材5aにより覆われる押出流路4aの前端開口面積が変化するため押出口6の面積が変化する。
【0019】
整流体5bは平板部分を有していて、この平板部分の一方表面が押出流路4aの内壁に接触した状態になる。この実施形態では平板部分の後端部が、接触している押出流路4aの内壁側から押出流路4aの断面中心部に向かって押出流路4aの前方へ傾斜するテーパ形状になっている。また、整流体5bの前端が上方に約90°に屈曲した形状になっている。
【0020】
ヘッド4の上面には固定プレート8bがヘッド4の前方に張り出して取付けられている。この固定プレート8bの下面には、アクチュエータ7bが設置されている。アクチュエータ7bの作動により、整流体5bは押出流路4aの内壁に接触した状態で押出流路4aの延在方向(即ち、前後方向)に移動する。この実施形態ではアクチュエータ7bが、サーボモータと、サーボモータにより回転して軸方向に移動するボールねじとで構成されている。アクチュエータ7bによって整流体5bを移動させることにより、押出流路4aに対する整流体5bの挿入長さが変化する。整流体5bの挿入長さは例えば5mm以上190mm以下である。
【0021】
押出口可変部材5aおよび整流体5bは、その移動方向の所望の位置に位置決めされて固定できる構成になっている。それぞれのアクチュエータ7a、7bの作動はセンサ9による検知データに基づいて制御部10により独立して制御される。そのため、制御部10の制御によって押出口可変部材5aおよび整流体5bは所望の位置に位置決めされる。アクチュエータ7a、7bは上述した機構に限らず、様々な機構を採用することができ、例えば、油圧シリンダ等を用いることもできる。
【0022】
以下、本発明のゴム押出物の製造方法の手順を説明する。
【0023】
ゴム押出装置1によってゴム押出物R2を製造する際には、原料ゴムおよび配合剤などの所定量のゴム材料Rを、シリンダ2の内部空間に投入する。ゴム材料Rは回転するスクリュー3により混合、混練される。混合および混練された未加硫ゴムR1は、ある程度柔らかくなって(可塑化されて)、押出流路4aに送り込まれて押出口6から押出口6の形状に型付けされて、未加硫のゴム押出物R2として押し出される。例えば、所定形状に形成されたストリップ状のタイヤ部材などのゴム押出物R2が、本発明より製造される。
【0024】
この際に、押出口可変部材5aをその移動方向の所望の位置に位置決めして、整流体5bを押出流路4aの内壁に接触した状態で押出流路4aの延在方向に移動させて所望の位置に位置決めしておく。スクリュー3により前方に押し出された未加硫ゴムR1は、整流体5bが所望の長さで挿入された押出流路4aを通過する。押出流路4aの前端開口面積は、開口部可変部材5aによって所定の大きさに設定されていて、ダイ5によって所望の形状の押出口6が形成されている。
【0025】
本発明では、この所望の形状に形成された押出口6から未加硫ゴムR1が押し出されて所望の形状のゴム押出物R2が製造される。ゴム押出物R2は押し出されつつ、搬送コンベヤ装置11によって次工程に搬送される。
【0026】
ゴム押出物R2は一般的に押出直後にスウェル(膨張)するため、押出口6と同様の所望の形状どおりにはならない。そこで本発明では、整流体5bを押出流路4aに挿入してその挿入長さを制御することで、ゴム押出物R2のスウェルの具合を制御する。即ち、押出流路4aにおいて未加硫ゴムR1が整流体5bと接触する長さ(面積)を調整することでスウェルの具合を制御する。
【0027】
図5(A)に例示するように押出流路4aに対する整流体5bの挿入長さL1が比較的短い場合は、ゴム押出物R2のスウェルを抑える効果が小さくなる。一方、
図5(B)に例示するように、押出流路4aに対する整流体5bの挿入長さL2(L2>L1)が比較的長い場合は、ゴム押出物R2のスウェルを抑える効果が大きくなる。尚、
図5(A)、(B)では、スウェルが生じない場合のゴム押出物R2を一点鎖線によって図示している。
【0028】
例えば、同一のゴム押出装置1を使用して、タイヤに使用するゴム種によって数センチ角のゴム押出物R2を製造する際に、押出流路4aに対する整流体5bの挿入長さのみを異ならせてゴム押出物R2のスウェル率(単位長さ当たりの体積の膨張率)を測定すると以下の結果になる。
整流体5bの挿入長さが6mm、12mm、24mmではそれぞれ、スウェル率は144%、129%、113%になる。このように整流体5bの挿入長さが長い程、スウェル率は小さくなる。ただし、この挿入長さが所定値以上になると、スウェル率はほとんど変わらないので必要以上に整流体5bの挿入長さを長くしても実益がない。
【0029】
スウェルの具合は、ゴム押出物R2の仕様(形状、大きさ、ゴム物性等)によって異なるので、ゴム押出物R2の仕様に応じて、押出流路4aに対する整流体5bの挿入長さを適切に設定する。この実施形態では、押出直後のゴム押出物R2の形状(幅寸法や厚さ寸法)をセンサ9により検知する。制御部10には、ゴム押出物R2の形状(幅寸法や厚さ寸法)の目標値が入力されていて、検知データと目標値とを比較して両者の差異が小さくなるように、押出口可変部材5aの位置と、押出流路4aに対する整流体5bの挿入長さとを制御する。
【0030】
本発明によれば、形状の異なるゴム押出物R2を製造する際には、押出可変部材5aを所望の位置に位置決めすることで、押出口6を所望の形状に変更すればよい。それ故、従来のように口金を頻繁に取替える必要がなく、部品取替えに要する作業工数を低減しつつ、様々な所望の形状のゴム押出物R2を押し出すことが可能になる。
【0031】
さらには、整流体5bを所望の位置に位置決めすることで、ゴム押出物R2のスウェルの程度を制御できる。それ故、ゴム押出物R2を所望の形状に精度よく安定して製造するには有利になる。換言すると、押出流路4aに対する整流体5bの挿入長さを調整することでゴム押出物R2の形状を変更することができる。
【0032】
この実施形態のように整流体5bの後端部がテーパ形状になっていると、未加硫ゴムR1は整流体5bに接触した際に大きく乱れることがなく、押出流路4aを円滑に通過することができる。それ故、不要な圧力損出(流路抵抗)を抑制できる。
【0033】
本発明を用いて、例えばタイヤ構成部材となるゴム押出物R2を製造すると、精度よく所望の形状にすることができる。そのため、このゴム押出物R2を用いてタイヤを製造すると、タイヤのユニフォミティを向上させるには有利になる。
【0034】
この実施形態では、押出流路4aの横断面形状が四角形状になっているが、この形状に限らず様々な形状を採用することができる。したがって、整流体5bは押出流路5bの横断面形状に合わせてその内壁面に沿った形状にする。
【0035】
押出口可変部材5aの数は2個に限らず、1個にすることも3個以上にすることもできる。例えば、押出流路4aに対して、上下左右に対向させて4つの押出口可変部材5aを設けることもできる。この場合は、ゴム押出物R2の幅寸法および厚さ寸法を所望の寸法に容易に変更することができる。
【0036】
整流体5bの数は1個に限らず、複数にすることもできる。例えば、上下に対向させて2つの整流体5bを設けることもできる。
【符号の説明】
【0037】
1 ゴム押出装置
2 シリンダ
3 スクリュー
4 ヘッド
4a 押出流路
5 ダイ
5a 押出口可変部材
5b 整流体
6 押出口
7a、7b アクチュエータ
8a、8b 固定プレート
8c 保持部材
9 センサ
10 制御部
11 コンベヤ装置
R ゴム材料
R1 混練された未加硫ゴム
R2 ゴム押出物