(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6583904
(24)【登録日】2019年9月13日
(45)【発行日】2019年10月2日
(54)【発明の名称】浴槽
(51)【国際特許分類】
A47K 3/02 20060101AFI20190919BHJP
A47K 3/10 20060101ALI20190919BHJP
【FI】
A47K3/02
A47K3/10
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-218960(P2014-218960)
(22)【出願日】2014年10月28日
(65)【公開番号】特開2016-83255(P2016-83255A)
(43)【公開日】2016年5月19日
【審査請求日】2017年9月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004709
【氏名又は名称】株式会社ノーリツ
(73)【特許権者】
【識別番号】397071436
【氏名又は名称】株式会社アールビー
(74)【代理人】
【識別番号】100120514
【弁理士】
【氏名又は名称】筒井 雅人
(72)【発明者】
【氏名】山本 祐史
(72)【発明者】
【氏名】野中 隆
(72)【発明者】
【氏名】古賀 弘子
(72)【発明者】
【氏名】石野 敏宏
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 哲太
(72)【発明者】
【氏名】西村 亮紀
【審査官】
中村 百合子
(56)【参考文献】
【文献】
特開2006−006668(JP,A)
【文献】
特開2013−132421(JP,A)
【文献】
特開2000−060754(JP,A)
【文献】
特開2008−188145(JP,A)
【文献】
特開2007−151709(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2009/0064408(US,A1)
【文献】
大韓民国意匠商標公報30−04505120000
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 3/02−4/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
入浴者の背中を支えるための背もたれ面と、
この背もたれ面に繋がった前面を有する枕部と、
平面視において前記背もたれ面を挟むようにして前記背もたれ面の幅方向において相互に離間する左右一対のサイドフランジ部と、
を備えている、浴槽であって、
前記背もたれ面は、浴槽底面部から前記枕部の前面との繋ぎ部に到る範囲にわたって一定の曲率半径Raで凹状に湾曲した後傾の湾曲面とされており、
前記枕部の前面は、前記背もたれ面に正接するように繋がり、かつ一定の曲率半径で凸状に湾曲した後傾の湾曲面とされており、
前記背もたれ面は、前記曲率半径Raが1130〜1430mm、平均傾斜角度α1が24〜35°、高さHが460〜543mmとされ、
前記枕部の前面の平均傾斜角度α2は、17.7〜30.7°とされ、
前記枕部は、前記一対のサイドフランジ部よりも上方に突出した形態で前記一対のサイドフランジ部間に跨がって設けられており、
前記枕部の前面と前記背もたれ面との繋ぎ部は、前記一対のサイドフランジ部の上面と同一高さで前記一対のサイドフランジ部の相互間の略全幅にわたって水平に延びた直線状とされており、
前記枕部の前面の上部は、前記枕部の上端部に凸状の湾曲面を介して滑らかに繋がり、かつ前記枕部の上端部およびその前後周辺部の外面は、前記凸状の湾曲面を一部に含む上向き凸状湾曲面とされていることを特徴とする、浴槽。
【請求項2】
請求項1に記載の浴槽であって、
前記背もたれ面は、前記幅方向において非湾曲状である、浴槽。
【請求項3】
請求項1または2に記載の浴槽であって、
前記背もたれ面の下部寄りの位置には、回転しつつ浴槽内に向けて噴流水を噴出する回転ノズル本体を有する噴流水吐出ノズルが設けられている、浴槽。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽に関する。
【背景技術】
【0002】
浴槽としては、たとえば特許文献1,2に記載されているように、浴槽の内壁面の一部を、入浴者の背中を支えるための背もたれ面として後方に傾斜させ、かつこの背もたれ面の上部近傍に、フランジ部の上面よりも上方に突出した枕部を設けたものがある。このような構成によれば、入浴者は背もたれ面に背中をもたれさせつつ、頚部や後頭部を枕部に当て、リラックスした姿勢で入浴することが可能である。
【0003】
しかしながら、従来においては、人間工学的な見地からすると、入浴者が十分にリラックスした姿勢で入浴を楽しむことができるとは言い難い。したがって、この点において未だ改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4340340号公報
【特許文献2】実開昭62−182689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、人間工学に基づく見地から入浴者が従来よりもリラックスして入浴を楽しむことが可能な浴槽を提供することを、その課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0007】
本発明により提供される浴槽は、入浴者の背中を支えるための背もたれ面と、この背もたれ面に繋がった前面を有する枕部と、平面視において前記背もたれ面を挟むようにして前記背もたれ面の幅方向において相互に離間する左右一対のサイドフランジ部と、を備えている、浴槽であって、前記背もたれ面は、浴槽底面部から前記枕部の前面との繋ぎ部に到る範囲にわたって一定の曲率半径Raで凹状に湾曲した後傾の湾曲面とされており、前記枕部の前面は、前記背もたれ面に正接するように繋がり、かつ一定の曲率半径で凸状に湾曲した後傾の湾曲面とされており、前記背もたれ面は、前記曲率半径Raが1130〜1430mm、平均傾斜角度α1が24〜35°、高さHが460〜543mmとされ、前記枕部の前面の平均傾斜角度α2は、17.7〜30.7°とされ、前記枕部は、前記一対のサイドフランジ部よりも上方に突出した形態で前記一対のサイドフランジ部間に跨がって設けられており、前記枕部の前面と前記背もたれ面との繋ぎ部は、前記一対のサイドフランジ部の上面と同一高さで前記一対のサイドフランジ部の相互間の略全幅にわたって水平に延びた直線状とされて
おり、前記枕部の前面の上部は、前記枕部の上端部に凸状の湾曲面を介して滑らかに繋がり、かつ前記枕部の上端部およびその前後周辺部の外面は、前記凸状の湾曲面を一部に含む上向き凸状湾曲面とされていることを特徴としている。
ここで、「正接」とは、枕部の前面および背もたれ面の断面視または側面視において、これら2つの面のそれぞれの接線が、これらの繋ぎ部において一致する状態を意味する。本発明において、枕部の前面と背もたれ面とを正接させるように繋げるための手段としては、これら2つの面を直接繋げる手段に限らず、これら2つの面の間に、これら2つの面の接線に相当する平面部(できる限り、この平面部は小面積であることが望ましい)を介在させ、かつこの平面部を介して2つの面を間接的に繋げる手段を適用することもできる。
【0008】
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、背もたれ面については、入浴者が長座位の姿勢で入浴した際の背骨のアーチ形状に合致する湾曲状とし、背もたれ面に対する入浴者の背中の接触面積を大きくとることが可能である。このため、背中の狭い面積の一部分に圧力が集中することを防止することができる。その結果、入浴者は、同じ姿勢をとり続けることができ、長時間の入浴に適するものとなる。また、背中の特定部位に圧力が集中しないようにすれば、身体への肌当たりなどをよくし、心地良い入浴感が得られる。
第2に、背もたれ面は、後傾しているため、脊柱起立筋群(背骨を立たせるために働き続ける筋肉)を弛緩させることで血流が改善する。また、寝る姿勢に近づくため、副交感神経を優位にし、休息感を高めることもできる。さらに、これらの複合的な作用により、疲労回復を促進する効果も期待できる。
第3に、背もたれ面が後傾している一方、これに繋がったかたちで枕部が設けられているために、深呼吸がし易い姿勢となり、高いリラックス効果が得られる。深呼吸の吸気時には胸鎖乳突筋が補助的に使われ、呼気時には腹直筋や内肋間筋が補助的に使われるが、胸鎖乳突筋は、前屈時に頚を固定するために使う筋肉でもあるため、枕部が設けられていないと常時働いてしまい、深呼吸がし難くなって浅い呼吸となる。本発明によれば、これを解消することが可能である。
第4に、枕部の前面は、背もたれ面の湾曲形状とは逆向きに湾曲した形態となっている。このため、これら背もたれ面および枕部の前面については、入浴者が長座位の姿勢で背骨のアーチ形状および頸椎の前方カーブ形状に合致するものとし、背中、頚部、および頭部などをそれらの部分に好適にもたれさせることが可能である。このため、リラックスした姿勢で浴槽の湯に浸かることができる。冬は深め(肩まで湯に浸かる)に入浴し、夏は浅め(脇まで湯に浸かる)に入浴するといった場合において、いずれの場合においても心地よい姿勢での入浴が可能となる。
さらに、浴槽に蓋をする場合に、前記繋ぎ部に蓋の一端縁を密接させることができ、それらの間に不当な隙間を生じないようにすることが可能である。
【0009】
本発明において、好ましくは、前記背もたれ面は、
前記幅方向において非湾曲状である。
【0010】
このような構成によれば、体型に左右されず、多くの人にとって開放感が感じられ、入浴感がより好ましいものとなる。
【0013】
本発明において、好ましくは、前記背もたれ面の下部寄りの位置には、回転しつつ浴槽内に向けて噴流水を噴出する回転ノズル本体を有する噴流水吐出ノズルが設けられている。
【0014】
このような構成によれば、入浴者が前記したようにリラックスした姿勢で入浴している際に、入浴者の腰や背中に噴流水を当ててマッサージ効果を得ることができることに加え、次のような効果も得られる。
第1に、入浴者が湯への浸り方(姿勢)を変えることによって、たとえば腰痛の関連痛とそのトリガーポイント(実際に悪くなっている部位)との双方に噴流水を直接当て、関連痛を緩和しつつ、トリガーポイントをも刺激するといったことが可能となる。
第2に、入浴者の背中を広い範囲で密着させ得る湾曲状とされた背もたれ面に噴流水吐出ノズルが設けられているために、背中と噴流水吐出ノズルを接近させることができる。したがって、回転ノズル本体が回転しながらその噴流水吐出ノズルの上寄り部位や下寄りの部位から噴流水が噴出して背中などに当たる際における噴流水の強さを均一にすることも可能である。
【0015】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明に係る浴槽の一例を示す斜視図である。
【
図2】(a)は、
図1のII−II断面図であり、(b)は、(a)の要部拡大図である。
【
図6】長座位の際の背骨の状態を示す説明図である。
【
図7】本発明に係る浴槽の他の例を示す断面図である。
【
図8】(a)は、
図7で用いられている噴流水吐出ノズルの一例を示す斜視図であり、(b)は、その断面図である。
【
図9】腰痛の代表的なトリガーポイントの例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0018】
図1〜
図4に示す浴槽Aは、全体が一体成形された樹脂製であり、底面部1およびこの底面部1から起立した複数の側壁部2a〜2d、これら側壁部2a〜2dの上端に連設されたフランジ部3、および枕部4を有している。側壁部2aの内壁面は、背もたれ面20とされている。
【0019】
背もたれ面20は、底面部1から上方に向けて一定の曲率半径Raで湾曲し、かつ背もたれ面20の後方に向けて窪んだ凹状の湾曲面として形成されている。背もたれ面20は適当な角度α1で後傾している。背もたれ面20の下部は、底面部1に対して曲率半径Rcの曲面部10を介して滑らかに繋がっている。この曲面部10は、背もたれ面20には含まれない。背もたれ面20は、幅方向において非湾曲状である。
【0020】
枕部4は、背もたれ面20に直接繋がった前面40を有しており、背もたれ面20の上側に位置するようにしてフランジ部3の上面よりも上方に突出している。枕部4の前面40は、一定の曲率半径Rbで湾曲した凸状の湾曲面とされており、適当な角度α2で後傾している。前面40の上部は、枕部4の上端部41に対して曲率半径Rdの湾曲面42を介して滑らかに繋がっている。この湾曲面42は、枕部4の前面40には含まれない。
【0021】
本実施形態においては、枕部4の前面40と背もたれ面20とは、正接するようにして直接繋がっている。正接の意味については、既述したとおりであり、また前面40と背もたれ面20とを平面部を介して間接的に繋げてもよいことも既述したとおりである。前面40と背もたれ面20との繋ぎ部C(
図1および
図3においては、仮想線Cとして示す)は、フランジ部3の上面と同一高さとされ、かつ浴槽Aの幅方向に水平に延びた直線状である。
【0022】
底面部1には、滑り止めとしての複数の凸状部60が設けられている(
図2では省略)。一対の側壁部2b,2cの内壁面には、アームレスト部61が設けられている。
【0023】
次に、前記した浴槽Aの作用について説明する。
【0024】
まず、人が長座位の姿勢をとった場合、
図6に示すように、人の背骨はアーチ(C字)状に湾曲する。これに対し、背もたれ面20は、それに合致した湾曲状であるため、入浴者が長座位の姿勢で入浴した際には、背もたれ面20に対する入浴者の背中の接触面積を大きくとることができる。背もたれ面20は、幅方向において非湾曲状であるため、入浴者の背中の接触面積をより大きくとることが可能である。このため、背中の一部分に圧力
が集中しないようにし、入浴者は同じ姿勢をとり続けることができる結果、長時間の入浴に適するものとなる。
【0025】
背もたれ面20は、後傾しているため、「発明の概要」の欄においても述べたように、脊柱起立筋群を弛緩させ、血流を改善し、また副交感神経を優位にして休息感を高めることもできる。さらに、背もたれ面20が後傾している一方、これに繋がったかたちで枕部4が設けられているために、深呼吸がし易い姿勢となる。枕部4の前面40は、背もたれ面20の湾曲形状とは逆向きに湾曲した形態となっているため、背もたれ面20および枕部4の前面40は、入浴者が長座位の姿勢で背骨のアーチ形状および頸椎の前方カーブ形状に合致したものとなる。このようなことから、入浴者は、背中、頚部、および後頭部などを背もたれ面20や枕部4に好適にもたれさせ、リラックスした状態で入浴を楽しむことができる。
【0026】
本件発明者らは、浴槽の代替品として座椅子を用い、相当数の成人男女を被験者としてリラックスの度合いなどを調査し、浴槽Aの各部についての好ましい数値を求めた。その結果は、次のとおりである。
背もたれ面20の曲率半径Raは、好ましくは1130〜1430mmである。
背もたれ面20の平均傾斜角度α1は、好ましくは24〜35°である。
背もたれ面20の高さHは、好ましくは、460〜543mmである。
枕部4の前面40の平均傾斜角度α2は、好ましくは17.7〜30.7°である。
前記したような数値範囲にある場合、多くの入浴者に優れたリラクゼーション効果をもたらすことが可能である。
なお、曲率半径Rb,Rc,Rdの一例を示すと、これらはそれぞれ約230mm,約80mm,約25mmである。
【0027】
枕部4の前面40と背もたれ面20との繋ぎ部Cは、既述したように、フランジ部3の上面と同一高さとされ、かつ浴槽A幅方向に水平に延びた直線状である。このため、
図5に示すように、蓋7をフランジ部上に載せた際には、この蓋7と枕部4との間に大きな隙間が生じないようにすることが可能である。
【0028】
図7および
図8は、本発明の他の実施形態を示している。これらの図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付し、重複説明は省略する。
【0029】
図7に示す浴槽Aにおいては、背もたれ面20の幅方向中央部のうち、下部寄りの高さ(高さ方向中央よりも下方)の位置に、噴流水吐出ノズルNが取り付けられている。
【0030】
噴流水吐出ノズルNは、たとえば特開2013−132421号公報に記載されたものと同様な構成のものである。簡単に説明すると、噴流水吐出ノズルNは、不図示のポンプを利用して浴槽A内の湯水を循環させつつ浴槽A内に噴流水を噴出可能なものであり、
図8に示すように、たとえば2つの噴流孔80が設けられた回転ノズル本体8が、ケーシング90内に回転可能に収容されている。ケーシング90には、湯水供給管部91および空気供給管部92が設けられており、前記ポンプから送られてくる湯水が湯水供給管部91からケーシング90内に供給されると、この湯水はオリフィス93を通過してから2つの噴流孔80に流入するとともに、空気供給管部92からケーシング90内には負圧作用による空気流入がなされる。その結果、2つの噴流孔80からは空気混合の噴流水が噴出される。また、その際には、回転ノズル本体8が回転する。したがって、ピンポイントではなく、ある程度の広さをもつ面領域に対して噴流水を作用させることが可能である。
【0031】
本実施形態によれば、入浴者が既述したようにリラックスした姿勢で入浴している際に、入浴者の腰や背中に噴流水を当ててマッサージ効果を得ることができる。加えて、次の
ような効果がさらに得られる。
まず、噴流水吐出ノズルNは、背もたれ面20の幅方向中央部に位置しているため、入浴者の脊柱起立筋に噴流水を当て易い。
【0032】
入浴者に腰痛がある場合には、
図9に示すように、実際に痛みを感じる場所(関連通の場所)と、そのトリガーポイント(同図の×印の部分)とがずれている場合が多く、腰痛の代表的なトリガーポイントとしては、第10および第11胸椎が挙げられる。このような場合、入浴者が湯への浸り方(姿勢)を変えることによって、前記した関連通の場所とトリガーポイントとの双方に噴流水を直接当てることができ、関連痛を緩和しつつ、トリガーポイントをも刺激することが可能である。
本発明者らの調査研究によれば、前記したような噴流水の当て方を容易に実行するには、底面部1からの噴流水吐出ノズルNの取り付け高さHaを、好ましくは131〜152mmの範囲、より好ましくは141mmに設定すればよいことが判明した。
【0033】
噴流水吐出ノズルNは、入浴者の背中を広い範囲で密着させ得る湾曲状とされた背もたれ面20に取り付けられているため、背中と噴流水吐出ノズルNを接近させることが可能である。また、噴流水吐出ノズルNの上部および下部のそれぞれと背中との間隔を略一定にすることが容易に実現できるために、噴流水が当たる箇所の上部と下部とで噴流水の強さに大きな差が生じるといったことも解消することが可能である。
【0034】
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る浴槽の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
【符号の説明】
【0035】
A 浴槽
C 繋ぎ部(背もたれ面と枕部の前面との)
N 噴流水吐出ノズル
1 底面部
2a〜2d 側壁部
20 背もたれ面
3 フランジ部
4 枕部
40 前面(枕部の)
8 回転ノズル本体(噴流水吐出ノズルの)