【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 第39回日本ショッピングセンター全国大会「SCビジネスフェア2015」 2015年1月21日から2015年1月26日開催 主催者 一般社団法人日本ショッピングセンター協会
【文献】
小池 雄一 ほか,自販機電子マネー決済におけるM2Mの活用,NEC技報 ,日本電気株式会社,2011年11月 1日,第64巻 第4号,56〜60ページ,ISSN 0285-4139
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による自動販売機管理システム1の構成例を示す概念図である。この
図1において、自動販売機管理システム1は、管理サーバ11、商品管理データベース12、統括中央決済機13_1から統括中央決済機13_n、個別自動販売機13_1_1から個別自動販売機13_1_m、個別自動販売機13_2_1から個別自動販売機12_2_p、…、個別自動販売機13_n_1から個別自動販売機13_n_qの各々を備えている。また、自動販売機管理システム1は、インターネットなどを含むネットワーク(情報通信回線)100を介して、電子マネーによる商品の決済サービスを行う決済サーバ2に接続されている。
【0013】
統括中央決済機13_1、統括中央決済機13_2、…、統括中央決済機13_nの各々は、複数の電子マネーの決済サービスに対応した非接触型決済機であり、電子マネーの決済に対応したIC(integrated circuit)カードに対して、電子マネーの残高(以下、電子マネー残高)のデータの読み出し処理、新たな残高の書き込み処理を行うリーダ/ライタである(ここで、nは自然数である)。また、統括中央決済機13_1、統括中央決済機13_2、…、統括中央決済機13_nの各々は、複数種類の電子マネーからユーザがいずれかの電子マネーを選択する際などのナビゲーション画面を表示する表示画面がそれぞれ設けられている。この表示画面は、タッチパネル式となっており、タッチすることによりデータ入力が行える。
【0014】
統括中央決済機13_1には、複数の個別自動販売機13_1_1から個別自動販売機13_1_mが接続されている(ここで、mは自然数である)。また、統括中央決済機13_2には、複数の個別自動販売機13_2_1から個別自動販売機13_2_pが接続されている(ここで、pは自然数である)。また、統括中央決済機13_nには、複数の個別自動販売機13_n_1から個別自動販売機13_n_qが接続されている(ここで、qは自然数である)。
【0015】
図2は、統括中央決済機13_1と、この統括中央決済機13_1に接続された個別自動販売機との構成例を示す図である。
図2においては、p=10とし、統括中央決済機13_1には、個別自動販売機13_n_1から個別自動販売機13_n_10の各々が接続されている。
図2において、個別自動販売機13_n_1から個別自動販売機13_n_10の各々は、自動販売機の一例としてのカプセルトイ自動販売機である。個別自動販売機13_n_1から個別自動販売機13_n_10の各々には、それぞれプッシュ式スイッチ(自動販売機選択ボタン)200、商品取り出しダイヤル201及び商品取り出し口202の各々が設けられている。統括中央決済機13_1には、表示画面13_1_Dが設けられている。また、カプセルトイ自動販売機は、カプセル内に商品(物品)が収められたカプセル商品を内部に蓄積しており、販売時にこのカプセル商品を排出する。このカプセル商品それぞれは、カプセル内に商品として、少なくともキャラクタやデザインが異なる物品が収められていても良い。
【0016】
ここで、プッシュ式スイッチ200が押下されると、このプッシュ式スイッチ200が取り付けられている個別自動販売機の識別情報が、個別自動販売機内部に設けられている制御回路(不図示)により統括中央決済機13_1に送信される。商品取り出しダイヤル201は、回転させることにより内部に蓄積されている商品(例えば、カプセルトイ)が商品取り出し口202に供給される。また、プッシュ式スイッチ200には、例えばLED(light emitting diode)などの光源が内部に設けられており、半透明のスイッチを介して光源の点灯状態が外部から視認される。
また、個別自動販売機は、排出可能なカプセル商品の残数が「0」となった場合、プッシュ式スイッチ200がシャッタ(不図示)により覆われて、このプッシュ式スイッチ200が押下されない構成となっている。すなわち、個別自動販売機は、カプセル商品が売り切れとなった場合、ユーザがカプセル商品の購入対象として選択することができなくなる構成となっている。
【0017】
図1に戻り、管理サーバ11は、統括中央決済機13_1、統括中央決済機13_2、…、統括中央決済機13_mのそれぞれが有線、あるいは無線により接続されている。管理サーバ11には、商品管理データベース12が接続されている。商品管理データベース12は、商品管理テーブルが記憶されており、この商品管理テーブルにおいて各統括中央決済機に接続されている個別自動販売機における商品の価格や残数(残りの個数)が書き込まれて記憶されている。
また、統括中央決済機13_1、統括中央決済機13_2、…、統括中央決済機13_mの各々には、自身に接続されている個別自動販売機における商品の価格や残数が書き込まれて記憶されている。
【0018】
図3は、商品管理データベース12に書き込まれている商品管理テーブルの一例を示す図である。
図3の商品管理テーブルには統括中央決済機識別情報と、個別自動販売機識別情報と、商品識別情報と、価格と、残数とが対応付けられて記憶されている。ここで、統括中央決済識別情報は、統括中央決済機13_1、統括中央決済機13_2、…、統括中央決済機13_mそれぞれを識別する識別情報である。個別自動販売機識別情報は、統括中央決済機に接続されている個別自動販売機それぞれを識別する識別情報である。
【0019】
例えば、統括中央決済機識別情報が統括中央決済機13_1を示す識別情報である場合、個別自動販売機識別情報は個別自動販売機13_1_1から個別自動販売機13_1_mのそれぞれを識別する識別情報である。商品識別情報は、個別自動販売機が販売している商品を識別する情報である。価格は、商品識別情報の示す商品の値段を示す。残数は、商品識別情報の示す商品の個別自動販売機識別情報の示す個別自動販売機における商品の残りの数(在庫数)を示す。
【0020】
図1に戻り、管理サーバ11は、自身内部の記憶部に記憶されている商品管理テーブルと商品管理データベース12の商品管理テーブルとを管理している。
例えば、個別自動販売機で販売する商品の価格の変更は、個別自動販売機を管理する統括中央決済機に対し、商品を販売する個別自動販売機の個別自動販売機識別情報、価格を変更する商品の商品識別情報とともに、この商品の新しい価格を入力することにより行う。
【0021】
このとき、統括中央決済機は、入力された商品の価格とともに、自身の統括中央決済機識別情報、個別自動販売機識別情報、商品識別情報及び商品の価格とともに、商品の価格が変更された通知を管理サーバ11に対して送信する。通知を受けると、管理サーバ11は、商品管理データベース12の商品管理テーブルにおいて、統括中央決済機から送信された統括中央決済機識別情報、個別自動販売機識別情報及び商品識別情報に対応する商品の価格を変更する。
【0022】
また、個別自動販売機で販売する商品の価格は、統括中央決済機を管理する管理サーバ11において商品の価格を変更する際、統括中央決済機識別情報、個別自動販売機識別情報、商品識別情報及び商品の価格を入力することでも行える。このとき、管理サーバ11は、商品管理データベース12の商品管理テーブルにおける商品の価格を、統括中央決済機識別情報、個別自動販売機識別情報及び商品識別情報に対応して変更する。
【0023】
決済サーバ2は、電子マネーの決済サービスを行うサーバであり、会員を識別する会員識別情報と、この会員識別情報の示す会員のマネーヴァリューとが対応付けられて記憶されている顧客管理データベース3により、決済処理を行う。また、決済サーバは、複数種類の電子マネーの決済サービスに対応しており、決済サービスを識別する決済サービス識別情報に対応する決済サービスを行う。
また、決済サーバ2は、それぞれの決済サービス毎に設けられていても良い。この場合、管理サーバ11は、決済サービスを示す決済サービス識別情報により、後述するユーザの選択した電子マネーの決済サービスに対応した決済サーバ2に、ネットワーク100を介して決済情報を出力する。
【0024】
図4及び
図5を用いて本発明の一実施形態における自動販売機管理システム1における商品の販売の処理を説明する。
図4は、本実施形態における自動販売機管理システム1が行う個別自動販売機からの商品販売の処理の動作例を示すフローチャートである。
図5は、商品販売の処理において統括中央決済機の表示画面(例えば、
図2の表示画面13_1_D)に表示されるナビゲーションの表示例を示す図である。以下の説明は、
図2に示されている統括中央決済機13_1が管理する個別自動販売機13_1_1から個別自動販売機13_1_10までのいずれかで、ユーザが商品を購買する際の処理を例として説明する。
【0025】
ステップS1:
統括中央決済機13_1は、内部の記憶部に記憶されている自動販売機の管理プログラムにより動作しており、表示画面がタッチされたか否かの判定を行う。
このとき、統括中央決済機13_1は、表示画面が例えばユーザにタッチされたことを検知した場合、処理をステップS2へ進める。一方、統括中央決済機13_1は、表示画面が例えばユーザにタッチされていない場合、ステップS1の処理を繰り返す。
【0026】
ステップS2:
統括中央決済機13_1は、購買対象の個別自動販売機を選択することを促す指示画像、例えば
図5(a)に示す指示画像を表示画面に対して表示する。
また、統括中央決済機13_1は、個別自動販売機13_1_1から個別自動販売機13_1_10のプッシュ式スイッチ200内の光源が点灯する。この場合、統括中央決済機13_1は、商品の在庫が「0」である個別自動販売機のプッシュ式スイッチ200の点灯を行わないように構成しても良い。
【0027】
ステップS3:
ユーザは、統括中央決済機13_1の表示画面に
図5(a)の指示画像が表示されることにより、いずれか、例えば
図2に示す個別自動販売機13_1_5のプッシュ式スイッチ200を押下する。
そして、個別自動販売機13_1_5内の制御回路は、プッシュ式スイッチ200が押下されたことで、個別自動販売機13_1_5を識別する個別自動販売機識別情報を統括中央決済機13_1に対して出力する。
【0028】
このとき、統括中央決済機13_1は、選択された個別自動販売機13_1_5のプッシュ式スイッチ200の光源のみを点滅動作に切り替え、他の個別自動販売機のプッシュ式スイッチ200の光源を消灯させるように、対応する個別自動販売機の制御回路に対して通知する。
これにより、個別自動販売機13_1_5内の制御回路は、人間が点滅していることが視認できる周期により、プッシュ式スイッチ200の光源を点滅制御する。このプッシュ式スイッチ200の光源が点滅状態に遷移したことにより、ユーザは自身が選択した個別自動販売機が個別自動販売機13_1_5であることを確認することができる。
【0029】
ステップS4:
次に、統括中央決済機13_1は、例えば、
図5(b)に示すように、決済に用いるカードを選択することを指示する画面を表示画面に表示する。統括中央決済機13_1は、ユーザが表示画面をタッチしてスクロールすることにより、画面表示に対して決済に用いることができる複数の電子マネーの種類を順次表示する。
【0030】
ステップS5:
ユーザは、統括中央決済機13_1の表示画面をタッチして、決済に用いることができる電子マネーの種類があるか否かを検索する。
そして、ユーザは、統括中央決済機13_1の表示画面において、自身の利用している電子マネーが見つかると、その電子マネーの種類を示す画像をタッチすることで、電子マネーの選択を行う。
【0031】
ステップS6:
統括中央決済機13_1は、ユーザが電子マネーの種類を選択すると、ユーザが選択した種類の電子マネーのICカードを、表示画面に対してかざすことを指示する画面を、例えば、
図5(c)に示す表示画面に表示する。この画面には、表示画面にICカードをかざすことを促す情報に加えて、ユーザが選択した電子マネーの種類を示す情報と、決済対象の商品の価格とを表示させても良い。
【0032】
ステップS7:
統括中央決済機13_1の表示画面に、ICカードを統括中央決済機13_1の表示画面にかざすことを指示する画面が表示されることにより、ユーザは、統括中央決済機13_1の表示画面に対してICカードをかざす。
【0033】
ステップS8:
統括中央決済機13_1は、個別自動販売機13_1_5から送信された個別自動販売機識別情報及び商品識別情報とともに、自身の統括中央決済機識別情報、個別自動販売機識別情報、商品識別情報を含む、価格を読み出すことを指示する通知を管理サーバ11に対して出力する。
これにより、管理サーバ11は、商品管理データベース12の商品管理テーブルから、統括中央決済機13_1から供給された統括中央決済機識別情報、個別自動販売機識別情報、商品識別情報に対応した商品の価格を読み出す。管理サーバ11は、読み出した商品の価格を、入力された統括中央決済機識別情報に対応する統括中央決済機13_1に対して送信する。
そして、統括中央決済機13_1は、ICカードとデータを送受信する通信を行うことにより、ICカードの記憶部に記憶されているID(identity)と、電子マネー残高とを読み出す。
【0034】
次に、統括中央決済機13_1は、ユーザの選択された個別自動販売機13_5の商品の価格とともに、ユーザの選択した決済サービスの決済サービス識別情報と、読み出したID、電子マネー残高、及び自身の統括中央決済機識別情報と、を決済情報として、管理サーバ11及びネットワーク100を介して、決済サーバ2に対して出力する。決済サーバ2と非接触電子決済機13_1との間のデータ通信は、例えば、SSL(secure socket layer )を用いた暗号処理により行われている。
【0035】
決済サーバ2は、決済情報に付加されている決済サービス識別情報に対応した決済サービスを行う。このとき、決済サーバ2は、決済情報から抽出したIDが存在するか否かの判定を、顧客管理データベース3の決済サービス識別情報に対応したIDが存在するか否かにより行う。
そして、決済サーバ2は、IDが顧客管理データベース3における検索の結果において検出されなかった場合、電子マネーに対応していないために正常に決済が終了しなかったことを示す結果情報(エラー情報)と、IDと、統括中央決済機識別情報(統括中央決済機13_1の識別情報)とを管理サーバ11に送信する。この後、処理はステップS9へ進む。
【0036】
一方、決済サーバ2は、IDが顧客管理データベース3における検索の結果において検出された場合、このIDに対応して記憶されている電子マネー残高を読み出す。
決済サーバ2は、決済情報に含まれる商品の価格と、決済情報から抽出したIDに対応した電子マネー残高とを比較する。このとき、決済サーバ2は、電子マネー残高が商品の価格未満である場合、電子マネー残高が商品の決済に対して不足していため正常に決済が終了しなかったことを示す結果情報(エラー情報)と、IDと、統括中央決済機識別情報(統括中央決済機13_1の識別情報)とを管理サーバ11に送信する。この後、処理はステップS9へ進む。
【0037】
一方、決済サーバ2は、電子マネー残高が商品の価格以上である場合、決済が行えるため、電子マネー残高から商品の価格を減算し、減算結果を新たな電子マネー残高とする。そして、決済サーバ2は、新たな電子マネー残高をIDに対応させて顧客管理データベース3に書き込んで記憶させる。また、このとき、決済サーバ2は、決済を行った日と、商品の情報とをIDに対応させて、使用履歴として顧客管理データベース3に書き込むように構成してもよい。
【0038】
次に、決済サーバ2は、正常に決済が終了したとして、正常に決済が終了したことを示す結果情報(正常終了情報)と、IDと、統括中央決済機識別情報(統括中央決済機13_1の識別情報)と、決済後の電子マネー残金とを、管理サーバ11に対して応答情報として送信する。
そして、管理サーバ11は、決済サーバ2から応答情報が供給されると、応答情報から統括中央決済機識別情報を抽出し、この統括中央決済機識別情報に対応する統括中央決済機13_1に対して応答情報を送信する。
【0039】
ステップS9:
統括中央決済機13_1は、管理サーバ11から応答情報が供給されると、この応答情報からIDと、結果情報とを抽出する。
そして、統括中央決済機13_1は、結果情報が電子マネーの決済が正常に終了したか否かの判定を行う。すなわち、統括中央決済機13_1は、結果情報が正常終了情報である場合、正常に電子マネーの決済が終了したと判定し、処理をステップS10へ進める。一方、統括中央決済機13_1は、結果情報がエラー情報である場合、正常に電子マネーの決済が終了していないと判定し、処理をステップS13へ進める。
【0040】
ステップS10:
統括中央決済機13_1は、応答情報から電子マネー残金を抽出し、この電子マネー残金をICカードの記憶部に書き込み、電子マネー残金(ICカードにおける電子マネーの残高)の更新を行う。また、統括中央決済機13_1は、表示画面に対して電子マネーの残金の情報を表示、例えば
図5(d)に示す画面を表示し、処理をステップS11へ進める。
【0041】
ステップS11:
統括中央決済機13_1は、応答情報から抽出したIDに対応した個別自動販売機13_1_5のプッシュ式スイッチ200の光源を点滅から点灯状態に変更する制御信号を、個別自動販売機13_1_5の制御回路に対して出力する。この制御信号に対応して、個別自動販売機13_1_5の制御回路は、プッシュ式スイッチ200の光源を点滅から点灯状態に変更する。このプッシュ式スイッチ200の光源が点灯したことにより、ユーザは自身が選択した個別自動販売機が個別自動販売機13_1_5であることを認識することができる。
そして、統括中央決済機13_1は、ユーザが選択した個別自動販売機13_1_5のダイヤルを回す(例えば、時計方向に回転させる)ように指示する画面、例えば、
図5(e)に示す画面を表示する。
【0042】
ステップS12:
ユーザは、自身が選択した、プッシュ式スイッチ200が点灯している個別自動販売機13_1_5のダイヤル201を回転させる。このとき、例えば、ユーザはダイヤル201を時計方向に回転させる。
これにより、個別自動販売機13_1_5は、ダイヤル201が回転されることにより、自身内部に蓄積されている商品を、商品取り出し口202へ排出する。このとき、個別自動販売機13_1_5は、商品の購入のために、自動販売機管理システム1を利用したユーザに対して礼を示す画面、例えば、
図5(f)に示すように「ご利用ありがとうございました。」などの画面を表示画面に表示し、処理をステップS1に戻す。このとき、統括中央決済機13_1は、自身の記憶部に記憶されている商品管理テーブルにおいて、ユーザの購入した商品の残りの数(在庫数)をデクリメント(1つ減算)させて新たな在庫数とし、商品管理テーブルの在庫数を更新する。
そして、ユーザは、商品取り出し口202に排出された商品を取り出す。
【0043】
ステップS13:
統括中央決済機13_1は、結果情報がエラー情報である場合、エラーの原因を示す画像を、表示画面に対して表示する。
このとき、統括中央決済機13_1は、結果情報におけるエラー情報が、ICカードのIDが電子マネーに対応していないために正常に決済が終了できないことを示す場合、例えば「電子マネーが対応していません」などのエラー表示を表示画面に表示する。また、統括中央決済機13_1は、結果情報におけるエラー情報が、電子マネー残額が決済に対して不足しているため正常に決済が終了しなかったことを示すエラー情報を表示画面に表示する。
そして、統括中央決済機13_1は、エラー表示を所定の期間にわたり表示した後、処理をステップS1へ戻す。
【0044】
上述したように、本実施形態によれば、自動販売機管理システム1において、表示画面を有する統括中央決済機の1台に対して複数の個別自動販売機が接続されており、個別自動販売機の商品の決済及び複数種類の電子マネーの決済におけるナビゲーションを統括中央決済機の表示画面で行うため、それぞれの個別自動販売機自体に決済機能を設ける必要がなく、個別自動販売機毎に決済機能が設けられている従来に比較して、複数の決済サービスに対応した個別自動販売機の価格を低減することができる。
【0045】
また、本実施形態によれば、個別自動販売機各々に対して、それぞれの個別自動販売機を選択するためのプッシュ式スイッチ200が設けられているため、個別自動販売機の各々の商品を実際に確認しつつ、いずれかの個別自動販売機を選択することができるため、表示画面で個別自動販売機の選択を行う場合と異なり、購入する商品の個別自動販売機を間違えずに選択することができる。
【0046】
また、本実施形態によれば、統括中央決済機が管理サーバを介して、ユーザが商品を購入して電子マネーにより決済を行う際、この電子マネーの決済サービスに対応する決済サーバに対し、商品の決済を行う決済情報を送信するため、電子マネーを利用した際にリアルタイムに決済サーバにより電子マネーの決済を行うことができる。
【0047】
また、本実施形態によれば、管理サーバ11が備える商品管理データベース12に記憶された商品管理テーブルを管理し、選択された個別自動販売機の商品の価格を、商品管理テーブルから読み出して決済情報に含めるため、統括中央決済機自身が管理する個別自動販売機の各々で販売する商品の価格の変更を、商品管理テーブルの価格を書き換えることで一括して行えるため、個別自動販売機それぞれで価格の変更を個別に行う場合に比較して、個別自動販売機の商品の価格の変更を容易に行うことができる。なお、上述した実施形態における商品管理データベース12に記憶された商品管理テーブルを、管理サーバ11の自身の内部記憶部に備える構成としても良い。
【0048】
また、
図1における自動販売機管理システム1における統括中央決済機13_1から統括中央決済機12_nの各々における個別自動販売機を管理する管理機能、管理サーバ11における統括中央決済機を管理する管理機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、自動販売機管理システム1による個別自動販売機の管理処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0049】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
【0050】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。