【課題を解決するための手段】
【0006】
概要
1つの実施形態は、導電性膜を形成する方法であって
複数の導電性ナノ構造体および流体担体を有するコーティング溶液を与える工程、
機械方向にウェブを移動させる工程、
移動するウェブにコーティング溶液を堆積することによって湿潤膜を形成する工程であって、湿潤膜が、機械方向に平行に延在する第1の寸法および機械方向に対して横向きの第2の寸法を有する工程、
第2の寸法に沿って湿潤膜にわたって気流を適用し、それによって、湿潤膜における導電性ナノ構造体のうちの少なくともいくつかが再配向される工程、ならびに
湿潤膜を乾燥させて導電性膜を与える工程
を含む方法を提供する。
【0007】
別の実施形態は、上記方法によって形成された導電性膜であって、第1の寸法に沿った第1のシート抵抗(R
MD)および第2の寸法に沿った第2のシート抵抗(R
TD)が導電性膜における所定の位置で測定される場合、第2のシート抵抗と第1のシート抵抗との比(R
TD/R
MD)は、シート抵抗の異方性を定義し、異方性は、2未満、または1.5未満、または1.4未満、または1.2未満である、導電性膜を提供する。
【0008】
さらに別の実施形態は、導電性膜であって、異方性が第2の寸法にわたって複数の位置で測定されて、最大異方性および最小異方性を与え、最大異方性と最小異方性との間の差が、最小異方性の25%未満、20%未満、または15%未満、または10%未満、または5%未満である、導電性膜を提供する。
【0009】
さらなる実施形態は、導電性膜を形成する方法であって
複数の導電性ナノ構造体および流体担体を有する湿潤膜を形成する工程であって、湿潤膜が第1の寸法および第1の寸法に対して横向きの第2の寸法を有する工程、ならびに
第2の寸法に沿って湿潤膜にわたって気流を適用し、それによって、湿潤膜における導電性ナノ構造体のうちの少なくともいくつかが再配向される工程
を含む方法を提供する。
【0010】
さらに別の実施形態は、複数の導電性ナノ構造体を含む導電性膜であって、導電性膜の第1の寸法が、導電性膜の第2の寸法に垂直であり、第1の寸法に沿った第1のシート抵抗(R
MD)および第2の寸法に沿った第2のシート抵抗(R
TD)が導電性膜における所定の位置で測定され、第2のシート抵抗と第1のシート抵抗との比(R
TD/R
MD)は、シート抵抗の異方性を定義し、異方性は、2未満、または1.5未満、または1.4未満、または1.2未満である、導電性膜を提供する。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
導電性膜を形成する方法であって:
複数の導電性ナノ構造体および流体担体を有するコーティング溶液を与える工程;
機械方向にウェブを移動させる工程;
前記移動するウェブに前記コーティング溶液を堆積することによって湿潤膜を形成する工程であって、前記湿潤膜は、前記機械方向に平行に延在する第1の寸法および前記機械方向に対して横向きの第2の寸法を有する工程;
前記第2の寸法に沿って前記湿潤膜にわたって気流を適用し、それによって、前記湿潤膜における前記導電性ナノ構造体のうちの少なくともいくつかが再配向される工程;ならびに
前記湿潤膜を乾燥させて前記導電性膜を与える工程
を含む方法。
(項目2)
前記湿潤膜を形成する工程が、前記移動するウェブ上にリザーバから前記コーティング溶液を連続的に加圧する工程を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記湿潤膜を形成する工程が、スロットダイコーティングを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記気流が、前記湿潤膜が前記機械方向に沿って進むときに連続的に適用される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記気流が、前記コーティング溶液を堆積した後に30秒以内適用される、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記気流が、前記移動するウェブの一方側に沿ってエア源から生じる、項目1〜5のいずれかに記載の方法。
(項目7)
前記気流が、前記移動するウェブに架かりかつ前記機械方向に垂直に延在するエアチャネルから生じる、項目1〜5のいずれかに記載の方法。
(項目8)
前記コーティング溶液が、複数の銀ナノワイヤ、粘度調整剤、および水を含む、項目1〜7のいずれかに記載の方法。
(項目9)
項目1〜8のいずれかに記載の方法によって作製された導電性膜。
(項目10)
前記第1の寸法に沿った第1のシート抵抗(R
MD)および前記第2の寸法に沿った第2のシート抵抗(R
TD)が前記導電性膜における所定の位置で測定される場合に、前記第2のシート抵抗と前記第1のシート抵抗との比(R
TD/R
MD)は、前記シート抵抗の異方性を定義し、前記異方性は、2未満、または1.5未満、または1.4未満、または1.2未満である、項目9に記載の導電性膜。
(項目11)
前記異方性が、1〜1.5の範囲、または1.2〜1.5の範囲、または1.4〜1.5の範囲にある、項目10に記載の導電性膜。
(項目12)
前記異方性が、前記第2の寸法にわたって複数の位置で測定されて最大異方性および最小異方性を与え、前記最大異方性と前記最小異方性との間の差が、前記最小異方性の25%未満である、項目10に記載の導電性膜。
(項目13)
前記最大異方性と前記最小異方性との間の差が、前記最小異方性の20%未満、または15%未満、または10%未満、または5%未満である、項目12に記載の導電性膜。
(項目14)
導電性膜を形成する方法であって:
複数の導電性ナノ構造体および流体担体を有する湿潤膜を形成する工程であって、前記湿潤膜は第1の寸法および前記第1の寸法に対して横向きの第2の寸法を有する工程;ならびに
前記第2の寸法に沿って前記湿潤膜にわたって気流を適用し、それによって、前記湿潤膜における前記導電性ナノ構造体のうちの少なくともいくつかが再配向される工程
を含む方法。
(項目15)
前記気流を適用した後に、前記湿潤膜を乾燥させて前記導電性膜を与える工程をさらに含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記湿潤膜が、移動する基板に連続的に形成され、前記移動する基板が、前記第1の寸法に沿って進む、項目14〜15のいずれか1項に記載の方法。
(項目17)
前記湿潤膜が、スロットダイコーティングによって形成される、項目14〜16のいずれか1項に記載の方法。
(項目18)
前記湿潤膜が進むときに前記気流が連続的に適用される、項目14〜17のいずれか1項に記載の方法。
(項目19)
項目14〜18のいずれかに記載の方法によって作製された導電性膜。
(項目20)
複数の導電性ナノ構造体を含む導電性膜であって、
前記導電性膜の第1の寸法は、前記導電性膜の第2の寸法に垂直であり、前記第1の寸法に沿った第1のシート抵抗(R
MD)および前記第2の寸法に沿った第2のシート抵抗(R
TD)は、前記導電性膜における所定の位置で測定され、前記第2のシート抵抗と前記第1のシート抵抗との比(R
TD/R
MD)は、前記シート抵抗の異方性を定義し、前記異方性は、2未満、または1.5未満、または1.4未満、または1.2未満である、導電性膜。
(項目21)
前記異方性が、1〜1.5の範囲、または1.2〜1.5の範囲、または1.4〜1.5の範囲にある、項目20に記載の導電性膜。
(項目22)
前記異方性が、前記第2の寸法にわたって複数の位置で測定されて最大異方性および最小異方性を与え、前記最大異方性と前記最小異方性との間の差が、前記最小異方性の25%未満である、項目20に記載の導電性膜。
(項目23)
前記最大異方性と前記最小異方性との間の差が、前記最小異方性の20%未満、または15%未満、または10%未満、または5%未満である、項目22に記載の導電性膜。