特許第6585194号(P6585194)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6585194
(24)【登録日】2019年9月13日
(45)【発行日】2019年10月2日
(54)【発明の名称】ポンプの吐出口が出没する化粧品容器
(51)【国際特許分類】
   A45D 34/04 20060101AFI20190919BHJP
   B65D 47/34 20060101ALI20190919BHJP
【FI】
   A45D34/04 555
   B65D47/34 110
【請求項の数】5
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2017-560249(P2017-560249)
(86)(22)【出願日】2016年5月10日
(65)【公表番号】特表2018-516662(P2018-516662A)
(43)【公表日】2018年6月28日
(86)【国際出願番号】KR2016004850
(87)【国際公開番号】WO2016186357
(87)【国際公開日】20161124
【審査請求日】2017年11月17日
(31)【優先権主張番号】20-2015-0003227
(32)【優先日】2015年5月20日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】517230666
【氏名又は名称】パムテク コリア カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】PUM−TECH KOREA CO., LTD
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】イ,ド フン
【審査官】 村山 睦
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第04836423(US,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2012−0061260(KR,A)
【文献】 韓国登録実用新案第20−0425584(KR,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 34/04
B65D 47/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部に入口部(11)が形成された外部容器(10)と、
前記外部容器(10)の内側に挿入され、内部に化粧料が収容される内部容器(20)と、
前記内部容器(20)の上部に嵌められて固定結合され、ポンプ取付孔(41)が片側に偏って形成された第1結合体(40)と、
前記第1結合体(40)の上部に固定結合され、ポンプ貫通孔(51)が片側に偏って形成された第2結合体(50)と、
前記第1結合体(40)のポンプ取付孔(41)と第2結合体(50)のポンプ貫通孔(51)に貫通して設置され、化粧料をポンピングするポンプ(60)と、
前記ポンプ(60)の上部に回転可能に結合されて第2結合体(50)の上部に露出し、一側に吐出口(71)が形成された押し部材(70)と、
前記第2結合体(50)の上部に回動自在に結合され、一側に吐出口出没孔(81)が形成された蓋(80)と、を含んでなり、
前記第2結合体(50)の上部に回転可能に結合される開閉部材(90)がさらに形成され、前記開閉部材(90)の側面上側には、前記蓋(80)の吐出口出没孔(81)を開閉する引き戸(91)が延長形成されることを特徴とする、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器。
【請求項2】
上部に入口部(11)が形成された外部容器(10)と、
前記外部容器(10)の内側に挿入され、内部に化粧料が収容される内部容器(20)と、
前記内部容器(20)の上部に固定結合され、ポンプ取付用貫通孔(41、51)が片側に偏って形成された結合体(40、50)と、
ポンプ取付用貫通孔(41、51)に貫通して設置され、化粧料をポンピングするポンプ(60)と、
前記ポンプ(60)の上部に回転可能に結合されて結合体(50)の上部に露出し、一側に吐出口(71)が形成された押し部材(70)と、
前記結合体(50)の上部に回動自在に結合され、一側に吐出口出没孔(81)が形成された蓋(80)と、を含んでなり、
結合体(50)の上部に回転可能に結合される開閉部材(90)がさらに形成され、前記開閉部材(90)の側面上側には、前記蓋(80)の吐出口出没孔(81)を開閉する引き戸(91)が延長形成されることを特徴とするポンプの吐出口が出没する化粧品容器。
【請求項3】
前記開閉部材(90)には、その側面下端に係止突起部(92)が形成され、前記係止突起部(92)に隣接してストッパー(93)が形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のポンプの吐出口が出没する化粧品容器。
【請求項4】
開閉部材(90)の側面下端に、弾力的に上下移動可能な係止突起部(92)が形成され、
前記係止突起部(92)に噛み合わせるように、結合体(50)の外周縁に係止凹部(52)が形成され、前記係止凹部(52)に隣接して係止段部(53)が形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のポンプの吐出口が出没する化粧品容器。
【請求項5】
結合体(50)の上部には第1押され防止部(54)が形成され、前記押し部材(70)の吐出口(71)の下側には第2押され防止部(74)が形成され
第1押され防止部(54)及び第2押され防止部(74)はいずれも、垂直方向に延長する板状小片であり、互いに直交する方向に延長していることを特徴とする、請求項1又は2に記載のポンプの吐出口が出没する化粧品容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器に係る。さらに詳しくは、円筒状の外部容器内に内部容器を内蔵するのであるが、ポンプ取付孔が片側に偏って形成された第1結合体が、内部容器の上部に固定結合され、ポンプ貫通孔が片側に偏って形成された第2結合体が、前記第1結合体の上部に固定結合されており、前記第2結合体のポンプ貫通孔及び第1結合体のポンプ取付孔を貫通するようにポンプを設置し、前記第2結合体のポンプ貫通孔の上部に押し部材が露出するようにしており、前記第2結合体の上部に蓋を回動自在に結合したものであって、前記蓋を掴んで、外部容器を時計回りに180度回転させると、前記押し部材が回動することで押し部材の吐出口が吐出口出没孔の外に突出し、反時計回りに180度回転させると、前記押し部材の吐出口が吐出口出没孔内に引き込まれるようになるものであり、化粧品を使用する場合には、前記吐出口を蓋の外部に突出させて使用し、化粧品を使用しない場合には、前記吐出口が蓋の内部に引き込まれるようにするということにより、吐出口の汚染を防止するようにすることができる、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器に関する。
【0002】
また、前記第2結合体の上部に開閉部材を結合し、前記開閉部材の上部に吐出口出没孔が形成された蓋を回転可能に結合するのであるが、前記蓋を掴んで、第2結合体に固定結合された外部容器を反時計回りに180度回転させると、前記開閉部材に形成された引き戸が回動することで吐出口出没孔を遮断し、時計回りに180度回転させると、前記引き戸が回動することで前記吐出口出没孔を開放するということにより、吐出口の汚染を防止するようにすることができる、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器に関する。
【背景技術】
【0003】
化粧品は、人体を清潔美化して魅力を増し、容姿を明るく変化させるか、或いは皮膚または毛髪の健康を維持または増進するために人体に使用される物品をいう。
【0004】
前記化粧品を使用目的によって分類すると、皮膚表面の皮脂、老廃物および汚染物質を除去するために使用される洗顔化粧品と、皮膚に水分と油分を適切に供給するために使用される基礎化粧品と、美しい色味を表現するために使用される色合い化粧品と、毛髪または頭皮の異物を除去し且つ毛髪を保護し且つ栄養を供給するために使用される毛髪化粧品と、香料をアルコールなどに溶かして他人に香りを放つために使用される香水などに分類される。
【0005】
前記化粧品が開発されることにより、化粧料を入れることができる様々な化粧品容器の開発も必要とされた。
【0006】
一般に、化粧品の中でも例えばローション、クリーム、ジェル、シャンプー、リンスなどの液状、ゲル状の化粧料を保管して使用するために、従来では、単に開閉機能を持っている容器を使用することにより、化粧料を取って皮膚に塗布して使用した。
【0007】
しかしながら、前記従来の化粧品容器は、吐出される化粧料の量を調節することができず、化粧料を浪費するという問題点があった。
【0008】
かかる問題点を解決するために、図1に示すように、韓国登録実用新案第20−0372891号に開示されている、ポンプを備えたディップチューブ(dip tube)化粧品容器を提案した。この化粧品容器は、化粧料を使用するときにポンプを介して定量吐出が可能であり、化粧料が外部に露出しないようにして化粧料の汚染を防止することができるようにした。
【0009】
しかし、前記従来技術は、吐出口が常に開放されており、吐出口の入口を介して空気や各種の異物が流入して、吐出口内に残存する化粧品が酸化して変質したり、入口側の化粧品が硬く固まったりするという問題点が生じた。
【0010】
かかる問題点を解決するために、ポンプ容器上の吐出口の周辺に蓋を結合した。これは、使用の際に前記蓋を開閉しなければならない煩わしさがあるうえ、蓋を紛失するおそれがある。また、前記吐出口に蓋を設置して前記吐出口を遮断するときには、前記蓋が吐出口の周辺にヒンジ設置されたものであって、蓋を繰り返し開閉するとヒンジ部が破損してしまうという問題点があった。
【0011】
かかる問題点を解決するために、図2に示すように、韓国登録特許第20−0421164号に開示されている、吐出口の遮断が可能な排出ポンプを提案した。これは、化粧品を排出使用しない場合には、排出ポンプの吐出口を栓部材で遮断して、吐出口に存在する化粧品が空気と接触して、変質したり固まったりするのを防止することができるようにしたのである。
【0012】
ところが、前記従来技術では、ポンプ容器内の化粧品を排出使用するために、吐出口を遮断した引き戸方式の栓部材を手動的に左、右方向にスライドして開閉しなければならないという煩わしさがあり、非使用中には不本意に押し部材が押されて前記化粧品が吐出されるという、不便な問題点があった。
【0013】
かかる問題点を解決するために、図3に示すように、韓国登録特許第20−0425584号に開示されている、化粧品容器の蓋回転式栓部材開閉装置を提案した。これは、吐出口保護用キャップの回転に応じて自動的に栓部材が開閉されるようにして、使用上の煩わしさをなくし、吐出口部位への汚染を防止し、誤作動によるポンプ容器の化粧品排出を防止することができるようにしたのである。
【0014】
しかし、前記従来技術では、吐出口がポンプ容器の蓋の外部に露出せず、前記蓋内に位置したままで化粧品を排出する。そのため、化粧品を使用するためにはポンプ容器を傾けて使用しなければならないという煩わしさがあり、しばしば、前記化粧品が蓋の内部に落ちて蓋の内部が汚染してしまうという問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本考案は、かかる問題点を解決するために案出されたものであり、本考案のポンプの吐出口が出没する化粧品容器は、円筒状の外部容器内に内部容器を内蔵するのであるが、ポンプ取付孔が片側に偏って形成された第1結合体が内部容器の上部に固定結合され、ポンプ貫通孔が片側に偏って形成された第2結合体が前記第1結合体の上部に固定結合されており、前記第2結合体のポンプ貫通孔及び第1結合体のポンプ取付孔を貫通するようにポンプを設置し、前記第2結合体のポンプ貫通孔の上部に押し部材が露出するようにしており、前記第2結合体の上部に蓋を回動自在に結合したものであって、前記蓋を掴んで外部容器を時計回りに180度回転させると、前記押し部材が回動することで押し部材の吐出口が吐出口出没孔の外に突出し、反時計回りに180度回転させると、前記押し部材の吐出口が吐出口出没孔内に引き込まれるようになり、化粧品を使用する場合には、前記吐出口を蓋の外部に突出させて使用し、化粧品を使用しない場合には前記吐出口が蓋の内部に引き込まれるようにするということにより、吐出口の汚染を防止するようにすることができる、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器を提供することを目的とする。
【0016】
また、前記第2結合体の上部に開閉部材を結合し、前記開閉部材の上部に吐出口出没孔が形成された蓋を回転可能に結合するのであるが、前記蓋を掴んで第2結合体に固定結合された外部容器を反時計回りに180度回転させると、前記開閉部材に形成された引き戸が回動することで吐出口出没孔を遮断し、時計回りに180度回転させると、前記引き戸が回動することで前記吐出口出没孔を開放するということにより、吐出口の汚染を防止するようにすることができる、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器を提供することを目的とする。
【0017】
また、第2結合体の外周面には係止凹部が形成され、前記第2結合体の上部に結合された開閉部材の下端には係止突起が形成されることにより、蓋を掴んで、第2結合体と固定結合された外部容器を時計回りに回転させると、前記係止突起部が係止段部を乗り越えて係止凹部から解除され、再び蓋を掴んで外部容器を反時計回りに回転させると、前記係止突起が係止段部を乗り越えて係止凹部内に締結され、カチッという音および手の感覚で吐出口出没孔の遮断状態を確認することができる、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器を提供することを目的とする。
【0018】
また、前記第2結合体の上部に第1押され防止部が形成され、前記押し部材の吐出口の下側に第2押され防止部が形成されることにより、吐出口出没孔が遮断された状態では第2結合体の第1押され防止部と押し部材の第2押され防止部とが当接するため、ポンプの押し部材が誤動作により押されて化粧品が出てくるのを防止することができる、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本考案は、上部に入口部11が形成された外部容器10と、前記外部容器10の内側に挿入され、内部に化粧料が収容される内部容器20と、前記内部容器20の内部下側に挿入され、化粧料を押し上げる押し板30と、前記内部容器20の上部に固定結合され、ポンプ取付孔41が片側に偏って形成された第1結合体40と、前記第1結合体40の上部に固定結合され、ポンプ貫通孔51が片側に偏って形成された第2結合体50と、前記第1結合体40のポンプ取付孔41及び第2結合体50のポンプ貫通孔51に貫通して設置され、化粧料をポンピングするポンプ60と、前記ポンプ60の上部に回転可能に結合されて第2結合体50の上部に露出し、一側に吐出口71が形成された押し部材70と、前記第2結合体50の上部に回動自在に結合され、一側に吐出口出没孔81が形成された蓋80と、を含んでなることを特徴とする、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器を提供する。
【0020】
また、前記第2結合体50の上部に回転可能に結合される開閉部材90がさらに形成されるが、前記開閉部材90の側面上側には、前記蓋80の吐出口出没孔81を開閉する引き戸91が延長形成されることを特徴とする。
【0021】
また、前記第2結合体50の外周縁に係止凹部52が形成され、前記係止凹部52に隣接して係止段部53が形成され、前記開閉部材90の側面下端に係止突起部92が形成され、前記係止突起部92に隣接してストッパー93が形成されることを特徴とする。
【0022】
また、前記開閉部材90の係止突起部92の上側には、前記係止突起部92が弾力的に上下移動するように弾性用抜き部(cut out)96が形成されることを特徴とする。
【0023】
また、前記第2結合体50の上部には第1押され防止部54が形成され、前記押し部材70の吐出口71の下側には第2押され防止部74が形成されることを特徴とする。
【0024】
また、前記蓋80は、一側に吐出口出没孔81が形成された外壁82と、前記外壁82の内側に一定間隔離隔して形成された内壁83とから構成されるが、前記内壁83には、キャップガイド凹部831と吐出口貫通溝832が形成され、前記内壁83の下端には、前記第2結合体50と回転可能に結合される回転リング状突起833が内側に延長形成されることを特徴とする。
【0025】
また、前記蓋80の上部内側には、上下移動しながら前記押し部材70を加圧する蓋キャップ100がさらに形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0026】
本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器は、円筒状の外部容器内に内部容器を内蔵するのであるが、ポンプ取付孔が片側に偏って形成された第1結合体が、内部容器の上部に固定結合され、ポンプ貫通孔が片側に偏って形成された第2結合体が、前記第1結合体の上部に固定結合されており、前記第2結合体のポンプ貫通孔及び第1結合体のポンプ取付孔を貫通するようにポンプを設置し、前記第2結合体のポンプ貫通孔の上部に押し部材が露出するようにしており、前記第2結合体の上部に蓋を回動自在に結合したものであって、前記蓋を掴んで、外部容器を時計回りに180度回転させると、前記押し部材が回動しながら押し部材の吐出口が吐出口出没孔の外に突出し、反時計回りに180度回転することで、前記押し部材の吐出口が吐出口出没孔内に引き込まれるようになるものであり、化粧品を使用する場合には、前記吐出口を蓋の外部に突出させて使用し、化粧品を使用しない場合には、前記吐出口が蓋の内部に引き込まれるようにすることにより、吐出口の汚染を防止するようにすることができるという効果がある。
【0027】
また、前記第2結合体の上部に開閉部材を結合し、前記開閉部材の上部に吐出口出没孔が形成された蓋を回転可能に結合するのであるが、前記蓋を掴んで、第2結合体と固定結合された外部容器を反時計回りに180度回転させると、前記開閉部材に形成された引き戸が回動することで吐出口出没孔を遮断し、時計回りに180度回転させると、前記引き戸が回動することで前記吐出口出没孔を開放するということにより、吐出口の汚染を防止するようにすることができるという効果がある。
【0028】
また、第2結合体の外周面には係止凹部が形成され、前記第2結合体の上部に結合された開閉部材の下端には係止突起が形成されることにより、蓋を掴んで第2結合体と固定結合された外部容器を時計回りに回転させると、前記係止突起部が係止段部を乗り越えて係止凹部から解除され、再び蓋を掴んで外部容器を反時計回りに回転させると、前記係止突起が係止段部を乗り越えて係止凹部内に締結されるのであり、カチッという音および手の感覚で、吐出口出没孔の遮断状態を確認することができるという効果がある。また、前記第2結合体の上部に第1押され防止部が形成され、前記押し部材の吐出口の下側に第2押され防止部が形成されるということにより、吐出口出没孔が遮断された状態では、第2結合体の第1押され防止部と、押し部材の第2押され防止部とが当接するため、ポンプの押し部材が誤動作により押されて化粧品が出てくるのを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】従来のポンプを備えたディップチューブ化粧品容器を示す図である。
図2】従来の、吐出口の遮断が可能な排出ポンプを示す図である。
図3】従来の化粧品容器における、蓋回転式の栓部材開閉装置を示す図である。
図4】本考案に係る、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器の斜視図である。
図5】本考案に係る、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器の断面図である。
図6】本考案に係る、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器の分解斜視図である。
図7】本考案に係る、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器における吐出口が外部へ突出する様子を示す断面図である。
図8】本考案に係る、ポンプの吐出口が出没する化粧品容器における押し部材が回転することで、押し部材の吐出口が吐出口出没孔の外に突出する様子を示す平面図である。
図9】本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器における、外部容器が回転することにより、開閉部材の係止突起部が、外部容器の係止段部を乗り越える様子を示す部分断面図である。
図10】本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の蓋キャップを加圧して、ポンプの内部に一時収容された化粧料が外部へ排出される様子を示す断面図である。
図11】本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の蓋キャップの加圧を解除して、内部容器内に収容された化粧料がポンプの内部へ移動する様子を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の一実施例を、添付図面を参照して説明する。
【0031】
図4は本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の斜視図、図5は本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の断面図、図6は本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の分解斜視図、図7は本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の吐出口が外部に突出する様子を示す断面図、図8は本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の押し部材が回転しながら押し部材の吐出口が吐出口出没孔の外に突出する様子を示す平面図、図9は本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の外部容器が回転することにより、開閉部材の係止突起部が外部容器の係止段部を乗り越える様子を示す部分断面図、図10は本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の蓋キャップを加圧して、ポンプの内部に一時収容された化粧料が外部へ排出される様子を示す断面図、図11は本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の蓋キャップの加圧を解除して、内部容器内に収容された化粧料がポンプの内部へ移動する様子を示す断面図である。
【0032】
本考案に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器は、(i)上部に入口部11が形成された外部容器10と、(ii)前記外部容器10の内側に挿入され、内部に化粧料が収容される内部容器20と、(iii)前記内部容器20の内部下側に挿入され、化粧料を押し上げる押し板30と、(iv)前記内部容器20の上部に固定結合され、ポンプ取付孔41が片側に偏って形成された第1結合体40と、(v)前記第1結合体40の上部に固定結合され、ポンプ貫通孔51が片側に偏って形成された第2結合体50と、(vi)前記第1結合体40のポンプ取付孔41と、第2結合体50のポンプ貫通孔51とに貫通して設置され、化粧料をポンピングするポンプ60と、(vii)前記ポンプ60の上部に回転可能に結合されて第2結合体50の上部に露出し、一側に吐出口71が形成された押し部材70と、(viii)前記第2結合体50の上部に回動自在に結合され、一側に吐出口出没孔81が形成された蓋80と、を含んで構成されることを特徴とする。
【0033】
前記外部容器10は、円筒状をし、上部に入口部11が形成され、前記入口部11の外周縁には結合リング状突起12が形成されて第2結合体50と固定結合される。
【0034】
前記内部容器20は、外部容器10の内側に挿入され、内部に化粧料が収容される。
【0035】
前記内部容器20の内周縁上側には、装着溝22が形成されており、内部容器20の下端には、外部空気の流入する空気流入孔21が形成される。
【0036】
前記内部容器20の内部下側には、ポンピングによって外部へ吐出される化粧料の吐出量だけ、上部へ移動する押し板30が挿入される。
【0037】
前記第1結合体40は、内部容器20の上部に固定結合される。また、第1結合体40の下部は、内部容器20の上側に挿入される。
【0038】
前記第1結合体40には、ポンプ60が設置されるポンプ取付孔41が、片側に偏って形成される。
【0039】
前記第1結合体40において、外周縁の上端には、一対の締結突起42が外側に突出形成されて第2結合体50と結合されており、下側外周縁には、装着リング状突起43が形成されて内部容器20の装着溝22に結合される。
【0040】
また、前記第1結合体40は、外周縁に段差44が形成されて、内部容器20の上端に据え付けられる。
【0041】
前記第2結合体50は、第1結合体40の上部に固定結合されるとともに、外部容器10の入口部11の外側に結合されており、ポンプ60が貫通するポンプ貫通孔51が、片側に偏って形成される。
【0042】
前記第2結合体50の下部には、外側下部延長リング状突起56と、該外側下部延長リング状突起56の内側に一定間隔離隔して形成された内側下部延長リング状突起57とが備えられる。前記外側下部延長リング状突起56は内周縁に結合溝561が形成されて前記外部容器10の結合リング状突起12と結合され、前記内側下部延長リング状突起57は第1結合体40の上部内側に挿入される。
【0043】
前記第2結合体50の外側には、前記第1結合体40の締結突起42に結合される一対の締結穴58が形成される。
【0044】
また、前記第2結合体50の外側には、前記蓋80と開閉部材90が回転可能に結合される回転環状溝59が形成され、前記回転環状溝59の上部一側には、回転突起挿入凹部591が形成される。
【0045】
前記回転環状溝59は、回転突起回転部592と、回転突起制限部593とから構成されるが、前記回転突起回転部592は、回転突起挿入凹部591から反時計回りに180度まで形成され、前記回転突起回転部592の溝の深さは、回転突起制限部593の溝の深さよりもさらに深く形成される。これにより、前記回転突起回転部592の両端部には回転制限段部594が形成される。
【0046】
前記第2結合体50の外周縁に係止凹部52が形成され、前記係止凹部52に隣接して係止段部53が形成される。
【0047】
前記第2結合体50の上部には、押し部材70が誤作動して押されることを防止する第1押され防止部54と、蓋キャップ100が誤作動して押されることを防止する第1キャップ押され防止部55とが形成される。
【0048】
前記ポンプ60は、第1結合体40のポンプ取付孔41と、第2結合体50のポンプ貫通孔51とに貫通して設置され、内部容器20の内部に収容された化粧料を、ポンピングして外部へ吐出させる役目をする。
【0049】
前記ポンプ60は、第1結合体40のポンプ取付孔41の内側に据え付けられ、(i)内容物吸引孔68が形成されたシリンダー61と、(ii)前記内容物吸引孔68を選択的に開閉するチェックバルブ62と、(iii)前記シリンダー61の上部に結合され、シリンダー61の内部を密閉させる密閉部材63と、(iv)前記シリンダー61の内側に形成されるピストン64と、(v)前記ピストン64の外側に嵌められ、シリンダー61の内側面に密着するピストンリング65と、(vi)前記ピストン64の上部に結合される上下移動部材66と、(vii)前記上下移動部材66を弾力支持する弾性部材67とから構成される。
【0050】
また、前記ポンプ60のシリンダー61と、第1結合体40のポンプ取付孔41との間には、内部容器20内の密閉力を向上させるために、密閉リング69がさらに形成されてもよい。
【0051】
前記押し部材70は、ポンプ60の上下移動部材66の上部に回転可能に結合されて、前記第2結合体50の上部に露出し、一側にはポンピングされる化粧料が吐出される吐出口71が形成されている。
【0052】
前記押し部材70の吐出口71の下側には、第2押され防止部74が形成されることにより、押し部材70が誤作動して押されることを防止する。
【0053】
すなわち、前記押し部材70の吐出口71が、蓋80の内側に挿入された場合には、押し部材70における第2押され防止部74の下端が、第2結合体50の第1押され防止部54の上端に当接して、前記押し部材70が下方に押されなくなる。また、ユーザーが、外部容器10を時計回りに回転させて、押し部材70の吐出口71が外部に突出した場合には、前記外部容器10と一緒に、押し部材70の第2押され防止部74が回転移動して、第2結合体50の第1押され防止部54の上端に当接しなくなるので、前記押し部材70が加圧されるのである。
【0054】
前記蓋80は、第2結合体50の上部に回動自在に結合され、一側には、前記押し部材70の吐出口71が挿入されるか、或いは突出する、吐出口出没孔81が形成される。
【0055】
前記蓋80は、一側に吐出口出没孔81が形成された外壁82と、前記外壁82の内側に、一定間隔離隔して形成された内壁83とから構成される。前記内壁83には、キャップガイド凹部831と、吐出口貫通穴832とが形成される。
【0056】
前記内壁83の吐出口貫通穴832は、外壁82に形成された、吐出口出没孔81に対応する位置に形成される。
【0057】
前記蓋80の内壁83の下端からは、回転リング状突起833が内側に延長形成され、前記回転リング状突起833の一側には、回転突起834が、内側にさらに突出して形成される。前記回転突起834は、第2結合体50の回転突起挿入凹部591を通じて、回転環状溝59の回転突起回転部592内に挿入されて、時計または反時計回りに180度回転する。
【0058】
すなわち、前記回転突起834は、第2結合体50の回転突起回転部592内で180度まで回転したとき、前記回転突起回転部592の両端部に形成された回転制限段部594に係止されて回転が制限されるのである。
【0059】
前記第2結合体50の上部には、第2結合体50に回転可能に結合される開閉部材90が、さらに形成される。
【0060】
前記開閉部材90の内周縁には、開閉部材回転リング状突起94が内側に突出形成される。前記開閉部材回転リング状突起94は、蓋80の回転リング状突起833とともに、第2結合体50の回転環状溝59内に挿入される。
【0061】
前記開閉部材90の側面上側には、引き戸91が延長形成される。前記開閉部材90の引き戸91は、蓋80の外壁82と内壁83との間にて、回転しながら前記吐出口出没孔81を開放または閉鎖する。
【0062】
前記引き戸91の下部内周縁に、開閉突起95が形成されており、蓋80とともに第2結合体50に組み付けられる際、前記蓋80の内壁83に形成された吐出口貫通穴832の下側に位置するようになる。
【0063】
前記開閉部材90の側面下端に、係止突起部92が形成されており、前記係止突起部92に隣接して、ストッパー93が形成される。
【0064】
前記開閉部材90の係止突起部92の上側には、前記係止突起部92が弾力的に上下移動するように、弾性用抜き部96が形成される。
【0065】
すなわち、ユーザーが、蓋80を掴んで、第2結合体50に固定結合された外部容器10を時計回りに回転させると、前記第2結合体50の係止凹部52に開閉部材90の係止突起部92が挿入されているので、開閉部材90も一緒に回転する。このようにして、前記開閉部材90の引き戸91が、蓋80の吐出口出没孔81を開放する。前記外部容器10をさらに回転させると、開閉部材90の開閉突起95が、蓋80の吐出口貫通穴832の外側面に当接して回転が停止し、前記開閉部材90の係止突起部92が、第2結合体50の係止段部53を乗り越える。
【0066】
その後、第2結合体50に固定結合された外部容器10を、時計回りに回転させ続けると、前記第2結合体50の片側に偏って設置されたポンプ60及び該ポンプ60の上部に回転可能に結合された押し部材70が、図8に示すように180度回転して反対側に偏ることにより、前記押し部材70の吐出口71が蓋80の吐出口出没孔81を介して外部へ突出するのである。
【0067】
また、再び蓋80を掴んで、第2結合体50と固定結合された外部容器10を、反時計方向に回転させると、前記開閉部材90の係止突起部92が、第2結合体50の係止段部53に係止されて、開閉部材90が第2結合体50と一緒に回転する。このようにして、前記開閉部材90の引き戸91が、回転して、蓋80の吐出口出没孔81を閉鎖する。前記外部容器10をさらに回転させると、開閉部材90の係止突起部92が、第2結合体50の係止段部53を乗り越えて係止凹部52内に締結される。そのため、カチッという音及び手の感覚で、吐出口出没孔81の遮断状態を確認することができる。
【0068】
前記蓋80の上部内側には、上下移動することで前記押し部材70を加圧する蓋キャップ100が、さらに形成される。
【0069】
前記蓋キャップ100の外側には、蓋80のキャップガイド凹部831に結合されて、前記蓋キャップ100の上下移動を案内する、上下ガイド突起101が形成されている。そして、蓋キャップ100が誤作動により押されることを防止するために、第2キャップ押され防止部102が下方に延長形成される。
【0070】
すなわち、前記押し部材70の吐出口71が、蓋80の内側に挿入されたときには、蓋キャップ100の第2押され防止部102の下端が、第2結合体50の第1キャップ押され防止部55の上端に当接する。そのため、前記蓋キャップ100が下方に押されなくなる。ユーザーが、外部容器10を時計回りに回転させて、押し部材70の吐出口71が外部へ突出したときには、前記外部容器10と一緒に、第2結合体50の第1キャップ押され防止部55が、回転移動する。このようにして、蓋キャップ100の第2キャップ押され防止部102の下端に、当接しなくなる。そのため、前記蓋キャップ100が加圧されるのである。
【0071】
次に、本考案の一実施形態に係るポンプの吐出口が出没する化粧品容器の組立方法および使用状態を詳細に説明する。
【0072】
本考案のポンプの吐出口が出没する化粧品容器を組み立てるために、図5および図6に示すように、まず、内部容器20の内側に押板30を挿入し、化粧料を収容した後、前記内部容器20を、外部容器10の内側に挿入する。
【0073】
次に、第1結合体40を内部容器20の上端内側に挿入して固定結合させ、前記第1結合体40のポンプ取付孔41にポンプ60を設置する。この後、第1結合体40の上部に第2結合体50を結合する。この際、前記第1結合体40の締結突起42が、第2結合体50の締結穴58に結合されるようにし、前記第2結合体50の内側下部延長リング状突起57が、第1結合体40の上部内側に挿入されるようにする。また、第2結合体50の外側下部延長リング状突起56が、外部容器10の入口部11に固定結合されるようにする。
【0074】
その後、前記ポンプ60の上下移動部材66の上部に、押し部材70を回転可能に結合する。この際、前記押し部材70の第2押され防止部74が、第2結合体50の第1押され防止部54の上端に、当接するようにする。
【0075】
また、前記第1結合体40のポンプ取付孔41と、ポンプ60のシリンダー61との間に、内部容器20の密閉力を向上させるために、密閉リング69を結合することができる。
【0076】
次いで、上述のように組み立てられた第2結合体50の上部に、開閉部材90と蓋80を回転可能に結合する。この際、前記第2結合体50の回転環状溝59に、開閉部材90の開閉部材回転リング状突起94と、蓋80の回転リング状突起833とが、順次、嵌め込まれるようにする。
【0077】
この際、前記開閉部材90は、蓋80の外壁82と内壁83との間に挿入され、前記開閉部材90の引き戸91は、蓋80の吐出口出没孔81と、吐出口貫通穴832との間に位置する。また、前記開閉部材90の係止突起部92は、第2結合体50の係止凹部52に挿入される。
【0078】
最後に、前記蓋80の上部内側に、蓋キャップ100を結合させる。この際、前記蓋キャップ100の上下ガイド突起101が、蓋80のキャップガイド凹部831に結合されるようにする。また、前記蓋キャップ100の第2キャップ押され防止部102が、第2結合体50の第1キャップ押され防止部55の上端に、当接するようにする。このようにして、本考案によるポンプの吐出口が出没する化粧品容器の組み立てを完了する。
【0079】
前述のような方法で組み立てられたポンプの吐出口が出没する化粧品容器を使用するためには、まず、図7および図8に示すように、片手で蓋80を掴み、他方の片手で外部容器10を時計回りに180度回転させる。
【0080】
ここで、前記外部容器10が時計回りに回転すると、前記外部容器10に固定結合された内部容器10、第1結合体40および第2結合体50が、一緒に回転する。また、これと同時に、前記第1および第2結合体40、50の片側に偏って設置されたポンプ60、及び、該ポンプ60の上部に結合された押し部材70も、一緒に回転する。
【0081】
これにより、開閉部材90の引き戸91が回転することで、蓋80の吐出口出没孔81が開放される。また、図8の二番目のイラストレーションに示すように、前記蓋80の吐出口出没孔81を通じて、押し部材70の吐出口71が外部へ突出し始める。また、図8の四番目のイラストレーションに示すように、押し部材70の吐出口71が、蓋80の吐出口出没孔81から完全に出現する。このとき、前記押し部材70と、蓋キャップ100とは、加圧可能な状態に置かれる。
【0082】
その後、図10に示すように、前記蓋キャップ100を加圧して、前記蓋キャップ100の下部面に密着した押し部材70を下方に移動させてポンプ60をポンピングすることにより、吐出口71から内容物を吐出させて使用する。
【0083】
次に、前述のように吐出口71が外部へ突出する作動状態をより詳細に説明する。
【0084】
まず、図7および図8に示すように、前記蓋80を掴んで、第2結合体50が固定結合された外部容器10を時計回りに回転させると、前記第2結合体50の係止凹部52に開閉部材90の係止突起部92が挿入されているので、前記開閉部材90も一緒に回転することで、開閉部材90の引き戸91が、蓋80の吐出口出没孔81を開放する。また、前記外部容器10をさらに回転させると、開閉部材90の開閉突起95が、蓋80の吐出口貫通穴832の外側面に当接して回転が停止する。そして、図9に示すように、前記開閉部材90の係止突起部92が第2結合体50の係止段部53を乗り越える。
【0085】
その後、前記外部容器10をさらに回転させると、図8に示すように、第2結合体50が回転する。これと同時に、前記第2結合体50に設置されたポンプ60、及び該ポンプ60の上部に回転可能に結合された押し部材70も、一緒に回転する。このようにして、前記押し部材70の一側に形成された吐出口71が、前方に徐々に前進して、蓋80の吐出口出没孔81を通じて外部へ突出する。
【0086】
これと同時に、第2結合体50の第1押され防止部54が回転することで、前記押し部材70の第2押され防止部74と当接しなくなる。また、前記第2結合体50の第1キャップ押され防止部55が、回転することで、前記蓋キャップ100の第2キャップ押され防止部102と当接しなくなり、前記押し部材70と蓋キャップ100とは加圧可能な状態に置かれる。
【0087】
再び片手で蓋80を掴み、他方の片手で外部容器10を反時計回りに180度回転させると、前記外部容器10に固定結合された内部容器10、第1結合体40および第2結合体50が一緒に回転する。また、これと同時に、前記第1、第2結合体40、50の片側に偏って設置されたポンプ60、及び、該ポンプ60の上部に結合された押し部材70も一緒に回転する。
【0088】
これにより、前記押し部材70の吐出口71が、蓋80の内側に挿入され、開閉部材90の引き戸91が、蓋80の吐出口出没孔81を閉鎖し、前記押し部材70と蓋キャップ100とが、加圧されない状態に置かれる。
【0089】
次に、前述のように吐出口71が、蓋80の内側に挿入される作動状態を、より詳細に説明する。
【0090】
まず、前記蓋80を掴んで、第2結合体50に固定結合された外部容器10を、反時計方向に回転させる。すると、第2結合体50が回転すると同時に、前記第2結合体50に設置されたポンプ60、及び、該ポンプ60の上部に回転可能に結合された押し部材70も、一緒に回転する。このようにして、前記押し部材70の一側に形成された吐出口71が、後方へと徐々に後退して、蓋80の内側に挿入される。
【0091】
その後、前記外部容器10をさらに回転させると、開閉部材90の係止突起部92が、第2結合体50の係止段部53に係止されて、前記開閉部材90が、第2結合体50と一緒に回転する。このようにして、開閉部材90の引き戸91が回転して蓋80の吐出口出没孔81を閉鎖する。また、前記外部容器10をさらに回転させると、開閉部材90の係止突起部92が、第2結合体50の係止段部53を乗り越えて係止凹部52内に締結される。
【0092】
これと同時に、第2結合体50の第1押され防止部54が、回転することで、前記押し部材70の第2押され防止部74の下端に当接する。また、前記第2結合体50の第1キャップ押され防止部55が、回転することで、前記蓋キャップ100の第2キャップ押され防止部102の下端に当接する。このようにして、前記押し部材70と、蓋キャップ100とは、加圧されない状態に置かれる。
【0093】
以上、本考案で説明したのは、ポンプ吐出口が出没する化粧品容器を実施するための一実施例に過ぎないものである。本考案は、これらの実施例に限定されるものではない。添付された請求の範囲で請求するように、本考案の要旨を逸脱することなく、本考案の属する分野における通常の知識を有する者であれば誰でも様々な変更実施が可能な範囲まで本考案の範囲に属するものと見做されるべきである。
【符号の説明】
【0094】
10 外部容器
20 内部容器
30 押し板
40 第1結合体
41 ポンプ取付孔
50 第2結合体
51 ポンプ貫通孔
52 係止凹部
53 係止段部
54 第1押され防止部
55 第1キャップ押され防止部
59 回転環状溝
60 ポンプ
69 密閉リング
70 押し部材
71 吐出口
72 第2押され防止部
80 蓋
81 吐出口出没孔
90 開閉部材
91 引き戸
92 係止突起部
93 ストッパー
96 弾性用抜き部
100 蓋キャップ
101 上下ガイド突起
102 第2キャップ押され防止部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11