特許第6585706号(P6585706)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6585706指紋センサーモジュール及びその製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6585706
(24)【登録日】2019年9月13日
(45)【発行日】2019年10月2日
(54)【発明の名称】指紋センサーモジュール及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
   H05K 1/18 20060101AFI20190919BHJP
   G06T 1/00 20060101ALI20190919BHJP
   A61B 5/1172 20160101ALI20190919BHJP
   H05K 3/32 20060101ALI20190919BHJP
【FI】
   H05K1/18 J
   G06T1/00 400G
   A61B5/1172
   H05K3/32 B
【請求項の数】10
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2017-507443(P2017-507443)
(86)(22)【出願日】2015年8月26日
(65)【公表番号】特表2017-532760(P2017-532760A)
(43)【公表日】2017年11月2日
(86)【国際出願番号】KR2015008927
(87)【国際公開番号】WO2016036046
(87)【国際公開日】20160310
【審査請求日】2017年2月21日
(31)【優先権主張番号】10-2014-0117264
(32)【優先日】2014年9月3日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2015-0114049
(32)【優先日】2015年8月12日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】517039508
【氏名又は名称】クルシアルテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】チョイ,チェ アン
(72)【発明者】
【氏名】キム,サン
(72)【発明者】
【氏名】シン,ユン チョン
(72)【発明者】
【氏名】イ,チン ヨン
【審査官】 齊藤 健一
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2012/0112764(US,A1)
【文献】 特開2005−353637(JP,A)
【文献】 特開2002−76208(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0275326(US,A1)
【文献】 特開2000−165007(JP,A)
【文献】 特開2008−113894(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0309482(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0259329(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2003/0015646(US,A1)
【文献】 韓国公開特許第10−2014−0064696(KR,A)
【文献】 特開2003−83708(JP,A)
【文献】 特開2004−304054(JP,A)
【文献】 特開2004−319678(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0304001(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0307818(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B5/1172
G06F3/0354,21/32
G06K19/00−19/18
G06T1/00,7/00
H01L23/00−23/32,25/00−25/18
H05K1/00−3/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
センシング部と、前記センシング部と電気的に連結される補助基板とを有する指紋センサーと;
前記指紋センサーが実装されるメイン基板と;
前記指紋センサーと前記メイン基板との間に設けられ、前記指紋センサーと前記メイン基板とを電気的に連結する導電性樹脂と;を含み、
前記導電性樹脂は、前記メイン基板の一面に全体的に設けられ、外部から湿気の流入が遮断されるように、前記指紋センサーと前記メイン基板との間を気密し、
前記補助基板の一面には第1端子が形成され、前記メイン基板の一面には第2端子が形成され、前記第1端子および前記第2端子は前記導電性樹脂を通じて電気的に連結され、前記第1端子および前記第2端子のうちいずれか一つは突出形成され、残りの一つは陥没形成されることによって、突出形成された端子は陥没形成された端子に挿入されるものの、前記第1端子および前記第2端子が組立公差範囲内で組み立てられ得るように前記陥没形成された端子は前記突出形成された端子よりも終端面の大きさが大きく形成されて、前記補助基板および前記メイン基板の組立時のずれに対する保証がなされ、かつ端子の破損が防止されるように構成された、指紋センサーモジュール。
【請求項2】
前記導電性樹脂は、異方性導電フィルム(ACF)であることを特徴とする請求項1に記載の指紋センサーモジュール。
【請求項3】
前記第1端子は、突設され、前記第2端子は、前記第1端子が挿入されるように凹設されることを特徴とする請求項に記載の指紋センサーモジュール。
【請求項4】
前記第1端子は、凹設され、前記第2端子は、前記第1端子に挿入されるように突設されることを特徴とする請求項に記載の指紋センサーモジュール。
【請求項5】
前記メイン基板には、前記指紋センサーを取り囲むようにベゼルがさらに設けられ、前記ベゼルと前記メイン基板との間は、前記導電性樹脂により気密されることを特徴とする請求項1に記載の指紋センサーモジュール。
【請求項6】
前記ベゼルは、指紋センシングのための駆動信号を送り出すことを特徴とする請求項に記載の指紋センサーモジュール。
【請求項7】
センシング部と、前記センシング部と電気的に連結される補助基板とを有する指紋センサーが設けられる段階と;
前記センシング部を下側に向けるように、ジグの保持部に前記指紋センサーが保持される段階と;
メイン基板の一面に導電性樹脂が設けられる段階と;
前記補助基板及び前記導電性樹脂が熱圧着されるようにして、前記メイン基板及び前記指紋センサーを結合する段階とを含み、
前記導電性樹脂は、前記メイン基板の一面に全体的に設けられ、外部から流入される湿気が遮断されるように、前記指紋センサーと前記メイン基板との間を気密し、
前記補助基板の一面には第1端子が形成され、前記メイン基板の一面には第2端子が形成され、前記第1端子および前記第2端子は前記導電性樹脂を通じて電気的に連結され、前記第1端子および前記第2端子のうちいずれか一つは突出形成され、残りの一つは陥没形成されることによって、突出形成された端子は陥没形成された端子に挿入されるものの、前記第1端子および前記第2端子が組立公差範囲内で組み立てられ得るように前記陥没形成された端子は前記突出形成された端子よりも終端面の大きさが大きく形成されて、前記補助基板および前記メイン基板の組立時のずれに対する保証がなされ、かつ端子の破損が防止されるように構成された、指紋センサーモジュールの製造方法。
【請求項8】
センシング部と、前記センシング部と電気的に連結される補助基板とを有する指紋センサーが設けられる段階と;
メイン基板の一面に導電性樹脂が設けられる段階と;
前記導電性樹脂を上側に向けるように、ジグの保持部に前記メイン基板が保持される段階と;
前記補助基板及び前記導電性樹脂が熱圧着されるようにして、前記指紋センサー及び前記メイン基板を結合する段階とを含み、
前記導電性樹脂は、前記メイン基板の一面に全体的に設けられ、外部から流入される湿気が遮断されるように、前記指紋センサーと前記メイン基板との間を気密し、
前記補助基板の一面には第1端子が形成され、前記メイン基板の一面には第2端子が形成され、前記第1端子および前記第2端子は前記導電性樹脂を通じて電気的に連結され、前記第1端子および前記第2端子のうちいずれか一つは突出形成され、残りの一つは陥没形成されることによって、突出形成された端子は陥没形成された端子に挿入されるものの、前記第1端子および前記第2端子が組立公差範囲内で組み立てられ得るように前記陥没形成された端子は前記突出形成された端子よりも終端面の大きさが大きく形成されて、前記補助基板および前記メイン基板の組立時のずれに対する保証がなされ、かつ端子の破損が防止されるように構成された、指紋センサーモジュールの製造方法。
【請求項9】
前記導電性樹脂は、異方性導電フィルム(ACF)であることを特徴とする請求項又はに記載の指紋センサーモジュールの製造方法。
【請求項10】
前記補助基板及び前記導電性樹脂が熱圧着される前に、前記保持部にはベゼルがさらに設けられ、前記ベゼルは、前記補助基板及び前記導電性樹脂が熱圧着されると同時に、前記導電性樹脂と熱圧着されることを特徴とする請求項又はに記載の指紋センサーモジュールの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、指紋センサーモジュール及びその製造方法に関し、より詳細には、防水機能が向上した、堅固な組立が可能な指紋センサーモジュール及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、スマートフォン(Smart phone)やタブレットパソコン(Tablet PC)を含めた携帯用電子機器に対して大衆の関心が集中し、関連技術分野に対する研究開発が活発に進行されている。
【0003】
携帯用電子機器は、ユーザから特定の命令を入力されるための入力装置の一つとして、表示装置であるディスプレイと一体化されたタッチスクリーン(Touch Screen)を内蔵する場合が多い。また、携帯用電子機器は、タッチスクリーン以外の入力装置として、各種機能キー(Function Key)やソフトキー(Soft Key)を具備する。
【0004】
このような機能キーやソフトキーは、ホームキーとして動作し得、例えば、実行中のアプリケーションを終了し、初期画面に戻る機能を行ったり、ユーザーインターフェースを一階層前に戻すバック(BACK)キーまたは頻繁に使用するメニューを呼び出すメニューキーとして動作し得る。このような機能キーやソフトキーは、導電体の静電容量を感知する方式、または電磁気ペンの電磁気波を感知する方式或いはこれら両方の方式が具現された複合方式で具現され得、物理的ボタンで具現され得る。
【0005】
なお、最近、携帯用電子機器の用途が、保安が必要なサービスに急激に拡張されるにつれて、高い保安性の理由から、生体情報を測定する機能を有する生体認識センサー(Biometric Sensor)を携帯用電子機器に装着しようとする傾向が増加している。
【0006】
生体情報としては、指紋、手の甲の血管、声、虹彩などがあり、生体認識センサーとしては、指紋センサーが多く使用されている。
【0007】
指紋センサーは、人間の指の指紋を感知するセンサーであって、指紋センサーを介してユーザ登録や認証手続を経るようにして、携帯用電子機器に格納されたデータを保護し、保安事故をあらかじめ防止できる。
【0008】
指紋センサーは、周辺部品や構造を含むモジュールの形態で製造され得、物理的な機能キーに一体化されて具現され得るため、各種電子機器に効果的に装着され得る。
【0009】
最近、カーソルのようなポインタの操作を行うナビゲーション機能を指紋センサーに統合するなど、その活用程度がさらに広くなっており、このような形態の指紋センサーをバイオメトリックトラックパッド(BTP:Biometric Track Pad)と言う。
【0010】
指紋センサーの種類には、静電容量式、光学式、超音波方式、熱感知方式、非接触方式などがあるが、感度に優れ、外部環境変化に強靭で、携帯用電子機器との整合性に優れた静電容量方式の指紋センサーが最近多く使用されている。
【0011】
なお、指紋センサーが実装された携帯用電子機器は、多様な外部環境に露出され得、特に、水と接触できる場所や、雨天時などの環境において不可避に水分の流入が発生し得る。一例として、最近、携帯用電子機器では、厳格な防水等級(IP67)が要求されている。
【0012】
図1は、指紋センサーが装着された従来の携帯用電子機器の一例を示す例示図であり、図2は、従来の指紋センサーの一例を示す例示図である。
【0013】
図1及び図2に示されたように、従来の携帯用電子機器10の指紋センサー20は、機能ボタンなどで一体化されて具現され得る。また、指紋センサー20は、携帯用電子機器10のケース11に設けられるボタンホール12に装着され得る。
【0014】
指紋センサー20は、携帯用電子機器10のメイン基板30に実装され得、この際、指紋センサー20は、表面実装工程(SMT:Surface Mount Technology)によりメイン基板30に実装され得る。
【0015】
ところが、一般的に、表面実装工程による基板実装では、電気的に連結される端子の一部分が露出され得る。すなわち、図2を参照すれば、指紋センサー20の端子21とメイン基板30の端子31が正確に連結されない場合、外部に露出する部分22、32が発生する。
【0016】
このような端子の露出は、たとえ微細に発生した場合でも、端子を開放させるため、外部の湿気または空気中の水分により浸透時に接触され得る。また、外部の湿気または空気中の水分とのこのような接触は、電路短絡(Short Circuit)の原因になり、指紋センサーの誤動作または破損を引き起こし得る問題点になる。
【0017】
図3は、従来の指紋センサーの他の例を示す例示図であり、図3を参照すれば、他の形態の従来の指紋センサー20aには、水分または湿気の流入を遮断するために、指紋センサー20aの外側にシーリング剤50をさらに設けることがある。
【0018】
しかし、指紋センサー20aの外側にシーリング剤50が設けられる場合、シーリング剤50が指紋センサー20aの外側に一定領域を占めるため、ベゼル70があらかじめ定められた位置に設けられない問題点がある。すなわち、ベゼル70が位置すべき部分にシーリング剤50が設けられることによって、ベゼル70と指紋センサー20aがあらかじめ定められた間隔以上の間隔D1で広がるようになり、ベゼル70が浮き上がるようになって、メイン基板30に堅固に接着されない問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
前述したような問題点を解決するために、本発明の目的は、防水機能が向上し、堅固な組立が可能な指紋センサーモジュール及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0020】
前記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、センシング部と、前記センシング部と電気的に連結される補助基板とを有する指紋センサーと;前記指紋センサーが実装されるメイン基板と;前記指紋センサーと前記メイン基板との間に設けられ、前記指紋センサーと前記メイン基板とを電気的に連結する導電性樹脂と;を含み、前記導電性樹脂は、外部から湿気の流入が遮断されるように、前記指紋センサーと前記メイン基板との間を気密することを特徴とする指紋センサーモジュールを提供する。
【0021】
本発明の一実施形態において、前記導電性樹脂は、前記メイン基板の一面に全体的に設けられることができる。
【0022】
本発明の一実施形態において、前記導電性樹脂は、異方性導電フィルム(ACF)であることがある。
【0023】
本発明の一実施形態において、前記補助基板の一面及び前記メイン基板の一面には、互いに対を成して挿入結合されるように、それぞれ第1端子及び第2端子が形成され、前記第1端子及び前記第2端子は、前記導電性樹脂を介して電気的に連結され得る。
【0024】
本発明の一実施形態において、前記第1端子は、突設され、前記第2端子は、前記第1端子が挿入されるように凹設され得る。
【0025】
本発明の一実施形態において、前記第1端子は、凹設され、前記第2端子は、前記第1端子に挿入されるように突設され得る。
【0026】
本発明の一実施形態において、前記補助基板の一面及び前記メイン基板の一面には、互いに対応する位置に対応する形状でそれぞれ第1端子及び第2端子が形成され、前記第1端子及び前記第2端子は、前記導電性樹脂を介して電気的に連結され得る。
【0027】
本発明の一実施形態において、前記第1端子及び前記第2端子は、突設され得る。
【0028】
本発明の一実施形態において、前記第1端子及び前記第2端子は、凹設され得る。
【0029】
本発明の一実施形態において、前記メイン基板には、前記指紋センサーを取り囲むようにベゼルがさらに設けられ、前記ベゼルと前記メイン基板との間は、前記導電性樹脂により気密され得る。
【0030】
本発明の一実施形態において、前記ベゼルは、指紋センシングのための駆動信号を送り出すことができる。
【0031】
なお、前記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、センシング部と、前記センシング部と電気的に連結される補助基板とを有する指紋センサーが設けられる段階と;前記センシング部を下側に向けるように、ジグの保持部に前記指紋センサーが保持される段階と;メイン基板の一面に導電性樹脂が設けられる段階と;前記補助基板及び前記導電性樹脂が熱圧着されるようにして、前記メイン基板及び前記指紋センサーを結合する段階と;を含み、前記導電性樹脂は、外部から流入される湿気が遮断されるように、前記指紋センサーと前記メイン基板との間を気密することを特徴とする指紋センサーモジュールの製造方法を提供する。
【0032】
なお、前記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、センシング部と、前記センシング部と電気的に連結される補助基板とを有する指紋センサーが設けられる段階と;メイン基板の一面に導電性樹脂が設けられる段階と;前記導電性樹脂を上側に向けるように、ジグの保持部に前記メイン基板が保持される段階と;前記補助基板及び前記導電性樹脂が熱圧着されるようにして、前記指紋センサー及び前記メイン基板を結合する段階と;を含み、前記導電性樹脂は、外部から流入される湿気が遮断されるように、前記指紋センサーと前記メイン基板との間を気密することを特徴とする指紋センサーモジュールの製造方法を提供する。
【0033】
本発明の一実施形態において、前記導電性樹脂が設けられる段階で、前記導電性樹脂は、前記メイン基板の一面に全体的に設けられることができる。
【0034】
本発明の一実施形態において、前記導電性樹脂は、異方性導電フィルム(ACF)であることがある。
【0035】
本発明の一実施形態において、前記補助基板及び前記導電性樹脂が熱圧着される前に、前記保持部にはベゼルがさらに設けられ、前記ベゼルは、前記補助基板及び前記導電性樹脂が熱圧着されると同時に、前記導電性樹脂と熱圧着され得る。
【発明の効果】
【0036】
本発明の一実施形態によれば、指紋センサーの補助基板とメイン基板との間に導電性樹脂が設けられ、補助基板とメイン基板を電気的に連結できると同時に、補助基板とメイン基板との間を気密できる。これにより、外部から湿気または大気中の水分の流入が遮断され得るため、防水機能が向上し、電路の段落などが防止され得ると共に、導電性樹脂の結合力により指紋センサーとメイン基板が堅固に結合され得る。
【0037】
また、本発明の一実施形態によれば、導電性樹脂は、ベゼルとメイン基板との間を気密でき、これにより、外部の湿気または大気中の水分の流入が遮断され、防水機能がさらに向上することができる。
【0038】
本発明の効果は、前述した効果に限定されるものではなく、本発明の詳細な説明または特許請求の範囲に記載された発明の構成から推論可能なすべての効果を含むものと理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0039】
図1】指紋センサーが装着された従来の携帯用電子機器の一例を示す例示図である。
図2】従来の指紋センサーの一例を示す例示図である。
図3】従来の指紋センサーの他の例を示す例示図である。
図4】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールを示す斜視図である。
図5】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールを示す分解斜視図である。
図6】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールを示す断面例示図である。
図7】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの補助基板及びメイン基板の端子形状例を示す断面例示図である。
図8】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの補助基板及びメイン基板の端子形状例を示す断面例示図である。
図9】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの補助基板及びメイン基板の端子形状例を示す断面例示図である。
図10】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの補助基板及びメイン基板の端子形状例を示す断面例示図である。
図11図7の指紋センサーモジュールの補助基板及びメイン基板の端子形状例を示す平面例示図である。
図12】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法を示す流れ図である。
図13】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造工程に使用される保持ジグを示す例示図である。
図14】本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造工程を説明するための例示図である。
図15】本発明の他の実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法を示す流れ図である。
図16】本発明の他の実施形態による指紋センサーモジュールの製造工程を説明するための例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0040】
以下では、添付の図面を参照して本発明を説明する。しかし、本発明は、いろいろな異なる形態で具現され得、したがって、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。また、図面において、本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書全体にわたって類似の部分に対しては類似の参照符号を付けた。
【0041】
明細書全体において、任意の部分が他の部分と「連結」されていると言及する場合、これは、「直接的に連結」されている場合だけでなく、その中間に他の部材を挟んで「間接的に連結」されている場合をも含む。また、任意の部分が或る構成要素を「含む」と言及する場合、これは、特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに具備できることを意味する。
【0042】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。
【0043】
図4は、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールを示す斜視図であり、図5は、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールを示す分解斜視図であり、図6は、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールを示す断面例示図である。
【0044】
図4図6に示されたように、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールは、指紋センサー100と、メイン基板300と、導電性樹脂500とを含むことができる。
【0045】
ここで、指紋センサー100は、センシング部110と、センシング部110と電気的に連結される補助基板150とを有することができる。
【0046】
また、メイン基板300には、指紋センサー100が実装され得、導電性樹脂500は、指紋センサー100とメイン基板300との間に設けられ、指紋センサー100及びメイン基板300を電気的に連結できる。導電性樹脂500は、指紋センサー100とメイン基板300との間を気密でき、これにより、外部の湿気が指紋センサー100とメイン基板300との間に流入されることが遮断され得る。
【0047】
詳しくは、指紋センサー100は、センシング部110と、該センシング部110に電気的に連結される補助基板150とを有することができる。
【0048】
本発明による指紋センサー100には、多様な種類が適用され得る。例えば、指紋センサー100には、静電容量式、光学式、超音波方式、熱感知方式、非接触方式などが適用され得る。以下では、説明の便宜上、指紋センサー100を静電容量式で説明する。
【0049】
まず、センシング部110は、多様な形態よりなることができる。例えば、センシング部110は、導電体を利用して形成され得、アレイ(Array)形態で配置され、センシング領域を有するセンシングピクセルよりなることができる。また、センシング部110は、ラインタイプの複数の駆動電極及び受信電極よりなることができる。また、センシング部110は、イメージ受信部が複数であるAREAタイプよりなることができる。
【0050】
また、センシング部110は、ユーザの指の指紋の山と谷の形状に沿う高さの差異による静電容量の差異を探すことができ、指紋のイメージをスキャニング(Scanning)し、指紋イメージを作成できる。センシング部110は、ユーザの指が接触した時だけでなく、ユーザの指が接触した状態で移動する時にも、指紋のイメージをスキャニングし、指紋イメージを作成できる。
【0051】
また、センシング部110は、指紋を感知する指紋感知機能とポインタ操作機能を有することができ、これにより、指紋センサー100は、バイオメトリックトラックパッド(BTP)で具現されることもできる。
【0052】
これに加えて、センシング部110は、ユーザの指の位置追跡機能を有することができる。すなわち、センシング部110は、ユーザの指の接近可否やその動きによる入力情報や静電気を感知でき、その動きを基礎にカーソルのようなポインタを動かすポインタ操作機能を有することができる。
【0053】
また、指紋センサー100は、センシング部110が実装されるベース120を有することができる。
【0054】
ベース120は、センシング部110と電気的に連結される回路を有することができ、ベース120には、電気的信号が入力及び出力され得るように、パッド(図示せず)が設けられることができる。
【0055】
ベース120は、シリコーン(Silicon)材質で構成され得、センシング部110及びベース120は、WLP(Wafer Level Package)工程で製造され得る。
【0056】
また、ベース120は、補助基板150に実装され得、ベース120及び補助基板150が電気的に連結されることによって、センシング部110も、補助基板150と電気的に連結され得る。補助基板150は、FPCB(Flexible Printed Circuit Board)であることができ、内部に配線が形成され、外部インターフェースに接続可能になるように、外部インターフェース連結部151を有することができる。
【0057】
ベース120及び補助基板150の電気的連結は、多様な方法で行われることができ、例えば、ボンディングワイヤ、シリコン貫通電極(TSV:Through Silicon Via)などの方式により連結され得る。
【0058】
また、指紋センサー100は、COB(Chip On Board)、QFP(QuadFlat Package)、BGA(Ball Grid Array)などの多様なパッケージング方法により形成され得る。
【0059】
また、指紋センサー100は、封止部170をさらに含むことができる。
【0060】
封止部170は、ベース120を補助基板150に固定させる役目をすることができ、補助基板150の形状に対応するように形成され、指紋センサー100の外形を構成できる。
【0061】
また、封止部170は、ベース120及びセンシング部110を覆うように形成されることもでき、これにより、ベース120及びセンシング部110を保護できる。
【0062】
図5には、封止部170がベース120の両側に設けられるものと図示されたが、これに限定されるものではなく、例えば、封止部170は、ベース120の外側をすべて覆うように設けられることもできる。この場合、封止部170は、ベース120と補助基板150との間を気密し、外部の湿気または大気中の水分が浸透されることを防止することもできる。封止部170は、エポキシモールディングコンパウンド(EMC:Epoxy Molding Compound)よりなることができる。
【0063】
また、指紋センサー100は、メイン基板300に実装され得る。
【0064】
この際、メイン基板300は、指紋センサー100の補助基板150と電気的に連結され得、メイン基板300は、PCB(Printed Circuit Board)であることができる。
【0065】
また、導電性樹脂500は、指紋センサー100とメイン基板300との間に設けられ、指紋センサー100及びメイン基板300を電気的に連結できる。
【0066】
ここで、導電性樹脂500は、メイン基板300の一面に全体的に設けられることができ、これにより、メイン基板300と、メイン基板300に実装される指紋センサー100との間には、導電性樹脂500が全体的に漏れることなく設けられることができる。
【0067】
前述したように、導電性樹脂500は、メイン基板300と指紋センサー100を電気的に連結でき、導電性樹脂500としては、異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)が使用され得る。
【0068】
導電性樹脂500は、指紋センサー100の補助基板150とメイン基板300を電気的に連結すると同時に、補助基板150とメイン基板300との間を気密できる。すなわち、導電性樹脂500に含まれる導電性粒子510は、補助基板150及びメイン基板300の各端子155、310を電気的に連結できる。また、導電性樹脂500に含まれるエポキシ520は、補助基板150とメイン基板300との間に流入され、間隙を埋め込むことができ、電気的に連結されない部分を接着できる。
【0069】
このように、本発明による指紋センサーモジュールは、導電性樹脂500が補助基板150とメイン基板300との間を埋め込んで気密できるため、外部から湿気または大気中の水分の流入を遮断できる。したがって、防水機能が向上することができ、電路の短絡が防止され得、導電性樹脂500の結合力により堅固な結合状態を維持することもできる。
【0070】
なお、指紋センサー100は、ベゼル700をさらに含むことができる。
【0071】
ベゼル700は、指紋センサー100を取り囲むように設けられることができ、メイン基板300に結合され得る。ベゼル700には、補助基板150の外部インターフェース連結部151が外側に延長され得るように空間を形成するための段差部710が形成され得る。
【0072】
ベゼル700の下端部は、導電性樹脂500により結合され得、導電性樹脂500に含まれる導電性粒子510によりベゼル700及びメイン基板300が電気的に連結され得る。
【0073】
ベゼル700は、ステンレススチールのような金属で形成され得、指紋センシングのための駆動信号を送り出す機能をさらに有することができる。
【0074】
導電性樹脂500は、ベゼル700とメイン基板300との間を気密でき、これにより、外部の湿気または大気中の水分の流入が遮断され得る。
【0075】
本発明によれば、導電性樹脂500は、前述した従来の指紋センサー100のシーリング剤50のように(図3参照)、指紋センサー100の外側に設けられないため、ベゼル700と指紋センサー100との間に過度な隙間が発生せず、ベゼル700とメイン基板300との間にも、堅固な結合力が維持され得る。
【0076】
なお、図7図10は、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの補助基板及びメイン基板の端子形状例を示す断面例示図である。
【0077】
本発明の実施形態によれば、補助基板及びメイン基板の端子は、それぞれ互いに対を成して一方の端子が他方の端子に挿入結合されるように形成され得る。
【0078】
すなわち、図7に示されたように、補助基板150の一面には、第1端子155aが突設され得る。また、メイン基板300の一面には、第1端子155aが挿入されるように第2端子310aが凹設され得、第1端子155a及び第2端子310aは、導電性樹脂500を介して電気的に連結され得る。
【0079】
これにより、補助基板150及びメイン基板300の結合時に、位置アライン(Align)が容易になり得、導電性樹脂500と結合する過程で結合力及び密閉力が高くなり得る。
【0080】
前記端子の形状は、多様に変形され得、図8を参照すれば、補助基板150の一面に形成される第1端子155bが凹設され、メイン基板300の一面に形成される第2端子310bは、第1端子155bに挿入されるように突設され得る。
【0081】
また、補助基板及びメイン基板の端子は、それぞれ互いに対応する位置に設けられ、対応する形状で形成され得る。
【0082】
すなわち、図9に示されたように、補助基板150の一面に形成される第1端子155cは、突設され、メイン基板300の一面に形成される第2端子310cが第1端子155cに対応するように突設されることもできる。また、図10に示されたように、補助基板150の一面に形成される第1端子155dは、凹設され、メイン基板300の一面に形成される第2端子310dは、第1端子155dに対応するように凹設されることもできる。
【0083】
図11は、図7の指紋センサーモジュールの補助基板及びメイン基板の端子形状例を示す平面例示図であり、図11を参照すれば、補助基板150に突設された第1端子155a及びメイン基板300に凹設された第2端子310aは、補助基板150及びメイン基板300の組立時に、ねじれに対する補償及び組立時の端子の破損防止などを考慮したサイズ及び形状で形成され得る。
【0084】
本発明の一実施形態において、補助基板150に突設された第1端子155aは、円形の断面形状を有することができ、メイン基板300に凹設された第2端子310aは、四角形の断面形状を有することができる。挿入される端子である第1端子155aが円形の断面形状を有することによって、組立時に、補助基板150またはメイン基板300のねじれが発生しても、第1端子155aのエッジ部分が第2端子310aのエッジ部分に押圧されて、破損されることが効果的に防止され得る。また、第2端子310aは、第2端子310a内の第1端子155aの結合位置と関係なく、指紋センサー100(図6参照)及びメイン基板300が組立公差範囲で組立され得るサイズで形成され得る。例えば、指紋センサー100及びメイン基板300の組立公差が±0.2mmであり、第1端子155aの直径D2が0.4mmである場合、第2端子310の一辺の長さL1は、0.8mmで形成され得る。これにより、第1端子155aが第2端子310a内にどんな位置に結合されても、指紋センサー100及びメイン基板300の組立公差は、±0.2mm範囲に入ることができる。
【0085】
以下では、本発明による指紋センサーモジュールの製造方法について説明する。
【0086】
図12は、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法を示す流れ図であり、図13は、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造工程に使用される保持ジグを示す例示図であり、図14は、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造工程を説明するための例示図である。
【0087】
図12図14に示されたように、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法は、センシング部110と、センシング部110と電気的に連結される補助基板150とを有する指紋センサーが設けられる段階S810を含むことができる。
【0088】
また、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法は、センシング部110を下側に向けるように、ジグ900の保持部910に指紋センサー100が保持される段階S820を含むことができる。
【0089】
図13及び図14の(a)を参照すれば、ジグ900は、複数の保持部910を有することができる。保持部910は、メイン基板300に対応する形状で形成され得、補助基板150の外部インターフェース連結部151(図5参照)に対応する形状の延長部920を有することができる。
【0090】
指紋センサー100は、センシング部110を保持部910の底面に向けるように保持され得る。
【0091】
また、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法は、メイン基板300の一面に導電性樹脂500が設けられる段階S830を含むことができる。
【0092】
図14の(b)を参照すれば、前記段階S830で、導電性樹脂500は、メイン基板300の一面に全体的に設けられることができ、導電性樹脂500は、異方性導電フィルム(ACF)であることができる。
【0093】
また、図14の(c)を参照すれば、本発明の一実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法は、補助基板150及び導電性樹脂500が熱圧着されるようにして、メイン基板300及び指紋センサー100を結合する段階S840を含むことができる。
【0094】
なお、補助基板150及び導電性樹脂500が熱圧着される前に、保持部910には、ベゼル700がさらに設けられることができる。また、ベゼル700は、補助基板150及び導電性樹脂500が熱圧着されると同時に、導電性樹脂500と熱圧着され得る。
【0095】
したがって、導電性樹脂500は、指紋センサー100とメイン基板300との間、ベゼル700とメイン基板300との間を気密し、外部から湿気が流入されないように遮断でき、指紋センサーモジュールの防水性能は、向上することができる。
【0096】
また、導電性樹脂500は、指紋センサー100とメイン基板300との間、そしてベゼル700とメイン基板300との間に十分な結合力を提供できる。
【0097】
図15は、本発明の他の実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法を示す流れ図であり、図16は、本発明の他の実施形態による指紋センサーモジュールの製造工程を説明するための例示図である。
【0098】
図15及び図16を参照すれば、本発明の他の実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法は、センシング部110と、センシング部110と電気的に連結される補助基板150とを有する指紋センサー100が設けられる段階S1110と、メイン基板300の一面に導電性樹脂500が設けられる段階S1120とを含むことができる。
【0099】
また、本発明の他の実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法は、導電性樹脂500を上側に向けるように、ジグ900の保持部910にメイン基板300が保持される段階S1130を含むことができる(図16の(a)参照)。
【0100】
すなわち、本発明の他の実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法は、前述した一実施形態書とは異なって、ジグ900に導電性樹脂500が設けられたメイン基板300を先に保持させることができる。
【0101】
また、本発明の他の実施形態による指紋センサーモジュールの製造方法は、補助基板150及び導電性樹脂500が熱圧着されるようにして、指紋センサー100及びメイン基板300を結合する段階S1140を含むことができる(図16の(b)及び(c)参照)。
【0102】
本実施形態においても、補助基板150及び導電性樹脂500が熱圧着される前に、保持部910には、ベゼル700がさらに設けられることができる。この際、ベゼル700は、メイン基板300の導電性樹脂500上に設けられることができる。
【0103】
また、ベゼル700は、補助基板150及び導電性樹脂500が熱圧着されると同時に、導電性樹脂500と熱圧着され得る。
【0104】
前述した本発明の説明は、例示のためのものであり、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須な特徴を変更することなく、他の具体的な形態に容易に変形可能であることを理解することができる。したがって、以上で記述した実施形態は、すべての面で例示的なものであり、限定的ではないものと理解しなければならない。例えば、単一型に説明されている各構成要素は、分散して実施されてもよく、同様に、分散したものと説明されている構成要素も、結合された形態で実施され得る。
【0105】
本発明の範囲は、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導出されるすべての変更または変形された形態が、本発明の範囲に含まれるものと解釈されなければならない。
【符号の説明】
【0106】
100 指紋センサー
110 センシング部
120 ベース
150 補助基板
155a、155b、155c、155d 第1端子
170 封止部
300 メイン基板
310a、310b、310c、310d 第2端子
500 導電性樹脂
700 ベゼル
900 ジグ
910 保持部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
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図13
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図15
図16