特許6585951IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

自律神経機能と心機能とを総合的に評価できる生体情報測定装置および生体情報測定方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1および2に開示されている装置を用いれば、自律神経機能が正常に機能しているか否かを診断することができる。また、特許文献3に開示されている装置を用いれば、心機能が正常に機能しているか否かを診断することができる。 しかし、上述のように、自律神経機能と心機能とは相互に影響し合う機能であるので、両方の機能が正常に機能しているか否かは同時に測定することが好ましい。たとえば、起立性低血圧という疾患の原因を探る場合には、自律神経機能と心機能の両方を同時に測定することが好ましい。 起立性低血圧という疾患は、寝ている状態または座っている状態から立ち上がった直後に、血圧が大きく低下して、めまいまたは失神を起こすという症状である。一般的に、寝ている状態から立ち上がった直後は、頭部が心臓の位置より上に位置されるようになるため、頭部の血圧が一時的に低下する。また、座っている状態から立ち上がった直後は、心臓や血液にかかる加速度と重力の影響を受けて、頭部の血圧が一時的に低下する。通常であれば、この血圧の低下は速やかに検出されて心臓の活動が活性化され、血圧は速やかに上昇されるはずである。しかし、この疾患を患っている患者は、血圧が速やかに上昇せず、めまいまたは失神を起こす。 患者が立ち上がった直後に血圧が上昇し難い原因は、自律神経機能と心機能とを同時に測定することでより明確になるが、従来、自律神経機能と心機能とを同時に測定できる装置は存在しない。 本発明は、このような従来の不具合を解消するために成されたものであり、自律神経機能と心機能とを総合的に評価できる生体情報測定装置および生体情報測定方法の提供を目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するための本発明に係る生体情報測定装置は、演算部、表示部、および記憶部を有する。
【発明の効果】
本発明に係る生体情報測定装置および生体情報測定方法によれば、最終的に、圧受容体反射指標、交感神経指標、心拍数、推定心拍出量、血圧代替指標という5つの指標を得て、これらの指標を表示部が表示するので、これらの5つの指標により、自律神経機能と心機能とを総合的に評価することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本生体情報測定装置のブロック図である。

【図2】図1に示した演算部のブロック図である。

【図3】本生体情報測定方法の手順を示すフローチャートである。

【図4】図3に示したフローチャートのステップS160における圧受容体反射指標を演算する手順を示すサブルーチンフローチャートである。

【図5】図3に示したフローチャートのステップS160における交感神経指標を演算する手順を示すサブルーチンフローチャートである。

【図6】図3に示したフローチャートのステップS160における心拍数を演算する手順を示すサブルーチンフローチャートである。

【図7】図3に示したフローチャートのステップS160における推定心拍出量を演算する手順を示すサブルーチンフローチャートである。

【図8】図3に示したフローチャートのステップS160における血圧代替指標を演算する手順を示すサブルーチンフローチャートである。

【図9】心電波形、脈波、RR間隔およびPWTTの説明に供する図である。

【図10】本生体情報測定装置および生体情報測定方法によって最終的に得られる圧受容体反射指標、交感神経指標、心拍数、推定心拍出量、血圧代替指標の表示形態を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

100 生体情報測定装置、   112 患者情報入力部、   114 心電信号取得電極、   116 脈波取得プローブ、   118 体位検出センサ、   120 制御部、   130 患者情報記憶部、   140 演算部、   141 圧受容体反射指標演算部、   143 交感神経指標演算部、   145 心拍数演算部、   147 推定心拍出量演算部、   149 血圧代替指標演算部、   150 表示部。

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