(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0027】
詳細な説明
1つまたは複数のWntタンパク質を含むWnt経路の1つまたは複数のメンバーを阻害するための組成物および方法は有用である。
【0028】
DYRK1Aを阻害するための組成物および方法は有用である。
【0029】
本明細書において提供するいくつかの態様は、神経学的疾患または障害、癌、慢性炎症、糖尿病性網膜症、肺線維症、関節リウマチ、敗血症、強直性脊椎炎(anklyosing spondylitism)、乾癬、強皮症、糸状菌およびウイルス感染症、骨および軟骨疾患、肺疾患、骨関節炎、関節軟骨(軟骨)欠損、変性椎間板疾患(または椎間板変性症)、大腸ポリポーシス、眼の骨密度および血管異常(骨粗鬆症-偽性神経膠腫症候群、OPPG)、家族性滲出性硝子体網膜症、網膜血管新生、早期冠動脈疾患、無四肢症、ミュラー管退行および男性化、SERKAL症候群、II型糖尿病、Fuhrmann症候群、Al-Awadi/Raas-Rothschild/Schinzelアザラシ肢症候群、歯-爪-皮膚異形成、肥満、裂手/足奇形、尾部重複体、歯無形成、ウィルムス腫瘍、骨格異形成、巣状皮膚低形成、常染色体劣性無爪症、神経管欠損、αサラセミア(ATRX)症候群、脆弱X染色体症候群、ICF症候群、アンジェルマン症候群、プラダー-ウィリ症候群、ベックウィズ-ヴィーデマン症候群、ノリエ病、ならびにレット症候群を含むが、それらに限定されるわけではない、疾患の処置法に関する。
【0030】
いくつかの態様において、本明細書において提供する化合物および組成物で処置しうる骨および軟骨疾患の非限定例には、骨棘(骨増殖体)、頭蓋骨癒合症、進行性骨化性線維形成異常、線維性骨異形成症、骨の巨細胞腫瘍、股関節唇損傷、半月板損傷、骨関節炎、関節軟骨(軟骨)欠損、変性椎間板疾患(または椎間板変性症)、離断性骨軟骨炎、骨軟骨腫(骨腫瘍)、大理石骨病、再発性多発軟骨炎、ならびにソルター・ハリス骨折が含まれる。
【0031】
いくつかの態様において、本明細書において提供する化合物および組成物で処置し得る、タウタンパク質、アミロイドまたはαシヌクレイン病理学に関連する神経疾患または障害の非限定例には、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ダウン症候群、17番染色体に連鎖しパーキンソニズムを伴う前頭側頭型認知症(FTDP-17)、レビー小体型認知症、パーキンソン病、ピック病、および自閉症、認知症、てんかん、ハンチントン病、多発性硬化症などの明白な神経変性を伴うさらなる疾患;慢性外傷性脳症、外傷性脳損傷、腫瘍、および脳卒中などの後天性脳損傷に関連する疾患および障害が含まれるが、それらに限定されるわけではない。
【0032】
いくつかの態様において、本明細書において提供する化合物および組成物で処置し得る、慢性炎症が関与する疾患の非限定例には、眼障害、関節痛、関節炎(リウマチ性、骨、乾癬性、痛風性)、癌(結腸、乳房、肺、膵臓など)、胃腸障害(潰瘍性結腸炎および炎症性腸疾患)、肺障害(慢性閉塞性肺障害および喘息)、アレルギー、皮膚障害(アトピー性皮膚炎および乾癬)、糖尿病、膵炎、腱炎、肝炎、心疾患、心筋炎、脳卒中、狼蒼、および多発性硬化症、パーキンソン病およびアルツハイマー病を含む認知症などの神経学的障害が含まれる。
【0033】
いくつかの態様において、本明細書において提供する化合物および組成物で処置し得る癌の非限定例には、結腸癌、卵巣癌、膵臓癌、乳癌、肝臓癌、前立腺癌、および血液癌が含まれる。
【0034】
いくつかの態様において、Wnt経路の病理的活性化もしくは突然変異またはDYRK1A過剰発現のいずれかによって引き起こされる、動物、例えば哺乳動物の疾患を治療するために有効な、薬学的組成物が提供される。この組成物は、薬学的に許容される担体および本明細書に記載の化合物を含む。
【0035】
定義
特に定義しないかぎり、本明細書において用いるすべての技術および科学用語は、本開示が属する分野の技術者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。すべての特許、特許出願、公開出願、および他の出版物は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。本明細書の用語について複数の定義がある場合、特に記載がないかぎり、本項の定義が優先される。
【0036】
本明細書において用いられる「アルキル」とは、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、sec-ペンチル、およびネオペンチルなどの、炭素および水素だけを含む分枝または直鎖化学基を意味する。アルキル基は無置換でもよく1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。アルキル基は、1つまたはいくつかの位置で、飽和または不飽和(例えば、-C=C-または-C≡C-サブユニットを含む)であってもよい。典型的には、アルキル基は1から9個の炭素原子(例えば、1から6個の炭素原子、1から4個の炭素原子、または1から2個の炭素原子)を含むことになる。
【0037】
本明細書において用いられる「カルボシクリル」とは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、およびシクロヘキセニルなどの、環系骨格に炭素原子だけを含む環状の環系を意味する。カルボシクリルは複数の縮合環を含んでいてもよい。カルボシクリルは、環系の少なくとも1つの環が芳香族ではないとの条件で、任意の飽和度を有していてもよい。カルボシクリル基は無置換でもよく1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。典型的には、カルボシクリル基は3から10個の炭素原子、例えば3から6個の炭素原子を含むことになる。
【0038】
本明細書において用いられる「低級アルキル」とは、直鎖であっても分枝していてもよい、1から3個の炭素原子を有するアルキルのサブセットを意味する。低級アルキルの例には、メチル、エチル、n-プロピル、およびイソプロピルが含まれる。同様に、「低級」なる用語を用いるラジカルは、ラジカルのアルキル部分に1から約3個の炭素を有するラジカルを意味する。
【0039】
本明細書において用いられる「アリール」とは、環骨格に炭素原子だけが存在する、1つの環(例えば、フェニル)または複数の縮合環(例えば、ナフチルまたはアントリル)を含む芳香族環系を意味する。アリール基は無置換でもよく1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。いくつかの態様においてアリールはフェニルである。
【0040】
本明細書において用いられる「アリールアルキル」とは、アリールおよびアルキル部分が前述のとおりである、アリール-アルキル基を意味する。好ましいアリールアルキル基は、C
1-4アルキル部分を含む。例示的アリールアルキル基にはベンジルおよび2-フェネチルが含まれる。
【0041】
本明細書において用いられる「ヘテロアリール」なる用語は、5〜14個の環原子、または5、6、9または10個の環原子を有し;環状配列中に6、10、または14個のパイ電子を共有する、単環式、二環式、三環式または多環式基を意味し;ここで系の少なくとも1つの環は芳香族であり、かつ系の少なくとも1つの環はN、O、およびSからなる群より独立に選択される1つまたは複数のヘテロ原子を含む。ヘテロアリール基は無置換でもよく、または1つもしくは複数の置換基で置換されていてもよい。ヘテロアリールの例には、チエニル、ピリジニル、フリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チオジアゾリル、ピラゾリル、イソキサゾリル、チアジアゾリル、ピラニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジニル、チアゾリル ベンゾチエニル、ベンズオキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾトリアゾリル、シンノリニル、インダゾリル、インドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、ナフチリジニル、プリニル、チエノピリジニル、ピリド[2,3-d]ピリミジニル、ピロロ[2,3-b]ピリジニル、キナゾリニル、キノリニル、チエノ[2,3-c]ピリジニル、ピラゾロ[3,4-b]ピリジニル、ピラゾロ[3,4-c]ピリジニル、ピラゾロ[4,3-c]ピリジン、ピラゾロ[4,3-b]ピリジニル、テトラゾリル、クロマン、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール、2,3-ジヒドロベンゾフラン、2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサチイン、およびその他が含まれる。
【0042】
本明細書において用いられる「ヘテロアリールアルキル」とは、ヘテロアリールおよびアルキル部分が前述のとおりである、ヘテロアリール-アルキル基を意味する。好ましいヘテロアリールアルキル基は、C
1-4アルキル部分を含む。例示的ヘテロアリールアルキル基にはピリジルメチルが含まれる。
【0043】
本明細書において用いられる「アシル」とは、H-CO-またはアルキル-CO-、カルボシクリル-CO-、アリール-CO-、ヘテロアリール-CO-もしくはヘテロシクリル-CO基を意味し、ここでアルキル、カルボシクリル、アリールまたはヘテロシクリル基は本明細書に記載のとおりである。いくつかの態様において、アシルは低級アルキルを含む。例示的アルキルアシル基には、ホルミル、アセチル、プロパノイル、2-メチルプロパノイル、t-ブチルアセチル、ブタノイル、およびパルミトイルが含まれる。
【0044】
本明細書において用いられる「アルコキシカルボニル」とは、アルキル基が本明細書に記載のとおりである、アルキル-O-CO基を意味する。例示的アルコキシカルボニル基には、メトキシ-およびエトキシカルボニルが含まれる。
【0045】
本明細書において用いられる「アルコキシ」とは、アルキル基が本明細書に記載のとおりである、アルキル-O基を意味する。例示的アルコキシ基には、ジフルオロメトキシ、メトキシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、i-プロポキシ、n-ブトキシ、s-ブトキシ、t-ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシおよびヘプトキシ、ならびにその直鎖または分枝位置異性体が含まれる。
【0046】
本明細書において用いられる「ハロ」、「ハロゲン化物」または「ハロゲン」は、クロロ、ブロモ、フルオロ、またはヨード原子ラジカルである。いくつかの態様において、ハロはクロロ、ブロモまたはフルオロである。例えば、ハロはフルオロであり得る。
【0047】
本明細書において用いられる「ハロアルキル」とは、1つまたは複数のクロロ、ブロモ、フルオロ、またはヨード原子で置換されている直鎖または分枝アルケニルまたはアルキニルである、炭化水素置換基を意味する。いくつかの態様において、ハロアルキルはフルオロアルキルであり、ここで水素原子の1つまたは複数はフルオロで置換されている。いくつかの態様において、ハロアルキルは長さが炭素1から約3個(例えば、長さが炭素1から約2個または長さが炭素1個)のものである。「ハロアルキレン」なる用語は、ハロアルキルのジラジカル変種を意味し、そのようなジラジカルはラジカル間、他の原子間、または環と別の官能基との間のスペーサーとして作用してもよい。
【0048】
本明細書において用いられる「ヘテロシクリル」とは、環系骨格に少なくとも1つのヘテロ原子を含む、非芳香環系を意味する。ヘテロシクリルは1つの単環を構成してもよく、または複数の縮合環、架橋二環、および/もしくはスピロ環を含んでいてもよい。ヘテロシクリルは、1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、無置換でもよい。いくつかの態様において、複素環は5〜7員を有する。6員単環式複素環において、ヘテロ原子はO、Nおよび/またはSの1〜最大3個から選択され、ここで複素環が5員環である場合、これはO、N、および/またはSから選択される1または2個のヘテロ原子を有し得る。ヘテロシクリルの例には、アジリニル、アジリジニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、1,4,2-ジチアゾリル、ジヒドロピリジニル、1,3-ジオキサニル、1,4-ジオキサニル、1,3-ジオキソラニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、ピラニル、ピロリジニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピリジニル、オキサジニル、チアジニル、チイニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、オキサゾリジニル、イソキサゾリジニル、ピペリジニル、ピラゾリジニル イミダゾリジニル、チオモルホリニル、ヘキサヒドロトリアジニル、ヘキサヒドロピリミジニル、ヘキサヒドロピリダジニル、オキサチアゾリジニル、ピラゾロニル、トリアゾリジニルなどが含まれる。
【0049】
本明細書において用いられる「単環式ヘテロシクリル」とは、環系骨格に少なくとも1つのヘテロ原子を含む、1つの非芳香環を意味する。ヘテロシクリルは、1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、無置換でもよい。いくつかの態様において、複素環は5〜7員を有する。6員単環式複素環において、ヘテロ原子はO、Nおよび/またはSの1〜最大3個から選択され、ここで複素環が5員環である場合、これはO、N、および/またはSから選択される1または2個のヘテロ原子を有し得る。ヘテロシクリルの例には、アジリニル、アジリジニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、1,4,2-ジチアゾリル、ジヒドロピリジニル、1,3-ジオキサニル、1,4-ジオキサニル、1,3-ジオキソラニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、ピラニル、ピロリジニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピリジニル、オキサジニル、チアジニル、チイニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、オキサゾリジニル、イソキサゾリジニル、ピペリジニル、ピラゾリジニル イミダゾリジニル、チオモルホリニル、ヘキサヒドロトリアジニル、ヘキサヒドロピリミジニル、ヘキサヒドロピリダジニル、オキサチアゾリジニル、ピラゾロニル、トリアゾリジニルなどが含まれる。
【0050】
本明細書において用いられる「スピロ環式ヘテロシクリル」とは、環が1個だけの原子を通じて連結され、環系骨格に少なくとも1つのヘテロ原子を含む、非芳香族二環系を意味する。スピロ環式ヘテロシクリルは、複数のスピロ原子を通じて連結された縮合環および/またはスピロ環の鎖を含み得る。スピロ環式ヘテロシクリルは、1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、無置換でもよい。いくつかの態様において、スピロ環式ヘテロシクリルは5〜11員を有する。スピロ環式ヘテロシクリルにおいて、ヘテロ原子はO、Nおよび/またはSの1〜最大5個から選択される。スピロ環式ヘテロシクリルの例には、7-アザスピロ[3.5]ノナン、2-アザスピロ[3.5]ノナン、6-アザスピロ[3.5]ノナン、2-オキサスピロ[3.5]ノナン、2-アザスピロ[3.4]オクタン、6-アザスピロ[3.4]オクタン、2-オキサスピロ[3.4]オクタン、2-アザスピロ[3.3]ヘプタン、2-オキサスピロ[3.3]ヘプタンなどが含まれる。
【0051】
「置換された」なる用語は、分子の1つまたは複数の非水素原子上の水素に置き換わる置換基を有する部分を意味する。「置換」または「〜で置換された」は、そのような置換が置換された原子および置換基の許容される原子価と一致している、ならびに置換が、例えば、転位、環化、脱離などによる変換を自発的に起こさない、安定な化合物をもたらすとの暗黙の条件を含むことが理解されるであろう。置換基には、例えば、アルキル、ハロゲン化物、ヒドロキシル、カルボニル(カルボキシル、アルコキシカルボニル、ホルミル、またはアシルなどの)、チオカルボニル(チオエステル、チオアセテート、またはチオホルメートなどの)、アルコキシル、ホスホリル、ホスフェート、ホスホネート、ホスフィネート、アミノ、アミド、アミジン、イミン、シアノ、ニトロ、アジド、スルフヒドリル、アルキルチオ、スルフェート、スルホネート、スルファモイル、スルホンアミド、またはスルホニル部分が含まれ得る。
【0052】
本明細書において用いられる、2つの基が「連結」または「結合」されて「環」を形成すると示される場合、結合は2つの基の間で形成されると理解されるべきであり、1つまたは両方の基における水素原子の結合による置き換えを含み、それによりカルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール環を形成してもよい。当業者であれば、そのような環は慣用的な化学反応によって生成可能でありかつ容易に生成されることを理解するであろう。いくつかの態様において、そのような環は、3〜7員、例えば、5または6員を有する。
【0053】
当業者であれば、本明細書に記載のいくつかの構造が、他の化学構造によって適切に表しうる化合物の共鳴型または互変異性体でありうることを理解すると考えられ、動力学的な場合でも、当業者はそのような構造がそのような化合物の試料のほんのわずかな部分にすぎないことを理解する。そのような共鳴型または互変異性体は本明細書に示さないが、そのような化合物は本発明の開示内で明らかに企図される。
【0054】
本明細書において提供する化合物は様々な立体化学型を含んでいてもよい。化合物は、特定の化合物における構造的不斉の結果生じる、ジアステレオマーならびに光学異性体、例えば、ラセミ混合物を含む鏡像異性体の混合物、ならびに個々の鏡像異性体およびジアステレオマーも含む。個々の異性体の分離または個々の異性体の選択的合成は、当業者には周知の様々な方法の適用により達成される。特に記載がないかぎり、開示する化合物が立体化学を明示せずに構造によって命名または描写され、かつ1つまたは複数のキラル中心を有する場合、化合物のすべての可能な異性体を表すことが理解される。
【0055】
「投与」または「投与すること」なる用語は、化合物または薬学的組成物のある用量を、哺乳動物、鳥、魚、または両生類を含む脊椎動物または無脊椎動物に与える方法を意味し、ここで方法は、例えば、経口、皮下、静脈内、リンパ内、鼻腔内、局所、経皮、腹腔内、筋肉内、肺内、経膣、経直腸、存在論(ontologically)、神経耳科学、眼内、結膜下(subconjuctivally)、前眼房注射、硝子体内、腹腔内、髄腔内、嚢胞内、胸膜腔内、傷洗浄、口腔内、腹部内、関節内、耳内、気管支内、包内、髄膜内、吸入、気管内もしくは気管支内点滴注入、肺腔中への直接点滴注入、脊髄内、滑液嚢内、胸腔内、胸腔洗浄(thoracostomy irrigation)、硬膜外、鼓室内、大槽内、血管内、脳室内、骨内、感染した骨の洗浄、またはプロテーゼとの任意の混合材の部分としての適用による。投与法は、様々な因子、例えば、薬学的組成物の成分、疾患の部位、関与する疾患、および疾患の重症度に応じて異なりうる。
【0056】
本明細書において用いられる「診断法」とは、健康または疾患状態の特定または特徴づけを補助する、化合物、方法、システム、または装置である。診断法は当技術分野において公知のとおり標準的アッセイにおいて用いることができる。
【0057】
「哺乳動物」なる用語は、その通常の生物学的意味で用いられる。したがって、これは具体的には、ヒト、ウシ、ウマ、サル、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ウシ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、および非ヒト霊長類を含むが、多くの他の種も含む。
【0058】
「薬学的に許容される担体」、「薬学的に許容される希釈剤」、または「薬学的に許容される賦形剤」なる用語は、生物学的またはそれ以外で望ましくないものではない任意かつすべての溶媒、共溶媒、錯化剤、分散媒、コーティング、等張および吸収遅延剤などを含む。そのような媒質および物質の薬学的活性物質のための使用は、当技術分野において周知である。任意の通常の媒質または物質が活性成分と不適合である範囲を除いて、治療的組成物におけるその使用が企図される。補助的活性成分も、組成物に組み込むことができる。加えて、当技術分野において一般に用いられるものなどの、様々な補助剤を含んでいてもよい。これら、および他のそのような化合物は文献、例えば、Merck Index, Merck & Company, Rahway, NJに記載されている。薬学的組成物における様々な成分の含有についての考察は、例えば、Gilman et al. (Eds.) (2010);
Goodman and Gilman's: The Pharmacological Basis of Therapeutics,
12th Ed., The McGraw-Hill Companiesに記載されている。
【0059】
「薬学的に許容される塩」なる用語は、本明細書において提供される化合物の生物学的有効性および特性を保持し、かつ生物学的またはその他で有害ではない塩を意味する。多くの場合、本明細書において提供される化合物は、アミノおよび/もしくはカルボキシル基またはそれに類似の基の存在によって、酸性および/または塩基性塩を形成することができる。薬学的に許容される酸付加塩は、無機酸および有機酸と形成することができる。塩が誘導されうる元の無機酸には、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などが含まれる。塩が誘導されうる元の有機酸には、例えば、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸などが含まれる。薬学的に許容される塩基付加塩は、無機および有機塩基と形成することができる。塩が誘導されうる元の無機塩基には、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、アルミニウムなどが含まれ;特に好ましいのはアンモニウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムおよびマグネシウム塩である。塩が誘導されうる元の有機塩基には、例えば、具体的にはイソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、およびエタノールアミンなどの、一級、二級、および三級アミン、天然置換アミンを含む置換アミン、環状アミン、塩基性イオン交換樹脂などが含まれる。多くのそのような塩は、例えばWO 87/05297に記載のとおり、当技術分野において公知である。
【0060】
「溶媒和物」とは、溶媒と、本明細書に提供される化合物または塩との相互作用によって形成される化合物を意味する。適切な溶媒和物は、水和物を含む薬学的に許容される溶媒和物である。
【0061】
本明細書において用いられる「患者」は、ヒトまたは非ヒト哺乳動物、例えば、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ウシ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、非ヒト霊長類またはトリ、例えば、ニワトリ、ならびに任意の他の脊椎動物または無脊椎動物を意味する。いくつかの態様において、患者はヒトである。
【0062】
本明細書において提供される化合物の「治療上有効な量」または「薬学的に有効な量」とは、所望の生理学的効果を達成するのに十分なものであり、疾患状態の性質および重症度、ならびに化合物の効力に応じて変動しうる。「治療上有効な量」はまた、本明細書に記載の疾患および/または状態を治療するのに有効である1つまたは複数の他の薬剤と組み合わせて1つまたは複数の式Iの化合物を含むように意図される。化合物の組み合わせは、相乗的な組み合わせであり得る。例えば、Chou and Talalay, Advances in Enzyme Regulation (1984), 22, 27-55によって説明されるような相乗効果は、組み合わせて投与される場合の化合物の効果が、単一の薬剤として単独で投与される場合の化合物の相加効果よりも大きい場合に生じる。一般に、相乗効果は、化合物の準最適な濃度で最も明確に実証される。活動性の疾患の予防のために、治療のためとは異なる濃度を用いうることが理解されるであろう。この量はさらに、患者の身長、体重、性別、年齢および既往歴に依存しうる。
【0063】
治療効果は、疾患の症状の1つまたは複数を、ある程度まで軽減し、疾患を治癒することも含みうる。「治癒すること」とは、疾患の症状が除去されることを意味する。しかし、治癒が得られた後も、疾患の特定の長期または持続性の影響が存在することもある(広汎性組織損傷など)。
【0064】
本明細書において用いられる「治療する」、「治療」、または「治療すること」とは、本明細書において提供される化合物または薬学的組成物を治療目的のために投与することを意味する。「治療的処置」なる用語は、すでに疾患を患っている患者に治療を施し、したがって既存の症状を改善する、症状の基となる代謝的原因を改善する、障害のさらなる発生を延期もしくは防止する、および/または発生するであろう、もしくは発生すると予想される症状の重症度を低減するなどの、治療上有益な効果をもたらすことを意味する。
【0065】
化合物
本明細書に記載の化合物および組成物を、抗増殖剤、例えば、抗癌および抗血管形成剤として、ならびに/あるいは、例えば、異常なWntシグナル伝達に関連する疾患または障害を治療するための、Wntシグナル伝達経路の阻害剤として用いることができる。加えて、これら化合物を1つまたは複数のキナーゼ、キナーゼ受容体、またはキナーゼ複合体の阻害剤として用いることもできる。そのような化合物および組成物は、細胞の増殖、分化、および/またはアポトーシスを制御するためにも有用である。
【0066】
本明細書に記載の化合物および組成物を用いて、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ダウン症候群、17番染色体に連鎖しパーキンソニズムを伴う前頭側頭型認知症(FTDP-17)、レビー小体型認知症、パーキンソン病、ピック病、および自閉症、認知症、てんかん、ハンチントン病、多発性硬化症などの明白な神経変性を伴うさらなる疾患;慢性外傷性脳症、外傷性脳損傷、腫瘍、および脳卒中などの後天性脳損傷に関連する疾患および障害などの、DYRK1A過剰発現が関係するとされる障害または疾患を処置するためにDYRK1Aを阻害することができる。
【0067】
本開示のいくつかの態様は、式Iの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
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式中:
R
1はH、ハロゲン化物、および-C
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)およびフェニル(R
5)
m(R
6)からなる群より選択され;
ただしR
2は
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ではなく;
R
3はH、無置換-C
1-9アルキル、無置換-C
1-9ハロアルキル、-(C
1-6アルキル)N(R
68)
2、-(C
2-6アルキル)O(C
1-6アルキル)、-カルボシクリル(R
7)
p、-単環式ヘテロシクリル(R
8)
p、-スピロ環式ヘテロシクリル(R
8)
p、-(C
1-3アルキル)ヘテロシクリル(R
9)
p、-二環式アリール(R
10)
q、-(C
1-3アルキル)アリール(R
10)
q、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
R
4は6〜10員ヘテロアリールに連結した1つの置換基であり、H、Cl、Br、I、-CN、無置換-C
1-6ハロアルキル、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
p、-O-アリール(R
23)
q、-NHC(=O)R
24、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2からなる群より選択され;
各R
5はフェニル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
R
6はフェニル環に連結した1つの置換基であり、H、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
p、-O-アリール(R
27)
q、-NHC(=O)R
28、および-(CH
2)
zN(R
29)
2からなる群より選択され;
各R
7はカルボシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
8はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nOR
30、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル(R
7)
p、-CN、-N(R
25)
2、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
11)
q、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
9はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nOR
33、-CN、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
10はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、Cl、Br、I、無置換-C
1-6ハロアルキル、-CN、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
p、-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
11はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
12はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
13はCl、Br、I、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-CN、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
42、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択され;
各R
14はCl、Br、I、無置換-C
1-6ハロアルキル、CN、無置換-C
1-6アルキル、-OR
48、-SO
2R
35、-(C
2-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
44)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
45)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
46)(R
47)からなる群より選択され;
各R
15はハロゲン化物、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
43、-SO
2R
49、-(C
2-3アルキル)ヘテロシクリル(R
50)
p、-アリール(R
51)
q、-(C
1-3アルキル)アリール(R
52)
q、-C(=O)N(R
53)
2、-NHC(=O)R
54、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
55)(R
56)からなる群より選択され;
各R
16はハロゲン化物、-CN、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
57)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択され;
各R
17はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
18はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
19はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
58)(R
59)からなる群より独立に選択され;
各R
20はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-CN、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
21はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
22はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CH
2OH、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
23はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
24は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって、3〜7員複素環を形成し;
各R
26はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
27はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
28は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
29は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
30は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
31はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
各R
32は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-カルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
33は各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
34は各出現時にH、-CF
3、-C
1-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
35は各出現時に-CF
3および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
36はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
37はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
38は各出現時にH、-C
1-6アルキル、および-カルボシクリルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
38はそれらが連結している窒素原子と一緒になって、3〜7員複素環を形成し;
各R
39は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
40は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
41は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、無置換-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
42は各出現時に-C
1-6アルキル、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル、および-(C
4-6カルボシクリル)からなる群より独立に選択され;
各R
43は各出現時に-CF
3、-C
3-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
63)
qからなる群より独立に選択され;
各R
44はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
45はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
46は窒素に連結した置換基であり、各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
47は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、-C
2-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
48は各出現時に-CF
3、-C
2-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
49は各出現時に-CF
3、エチル、および-C
4-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
50はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
51は各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
52は各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
53は各出現時に-C
1-4アルキル、シクロプロピル、シクロブチル、およびシクロヘキシルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
53はそれらが連結している窒素原子と一緒になって、3〜4員複素環または6〜7員複素環を形成し;
各R
54は各出現時に-C
1-6アルキル、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル、および-(C
4-6カルボシクリル)からなる群より独立に選択され;
各R
55は窒素に連結した置換基であり、無置換-C
2-6アルキルであり;
各R
56は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
2-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
64)
2からなる群より独立に選択され;
各R
57は各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
58は窒素に連結した置換基であり、各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
59は窒素に連結した置換基であり、各出現時に-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
60は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
60はそれらが連結している窒素原子と一緒になって、3〜7員複素環を形成し;
各R
61はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
62はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
63はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、Cl、Br、I、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
64は各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
64はそれらが連結している窒素原子と一緒になって、3〜7員複素環を形成し;
R
65は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
8)
pであり;
各R
68は各出現時にHおよび無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
mは1〜4の整数であり;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;
tは1〜4の整数であり;
yは1〜3の整数であり;
zは1〜5の整数であり;
ただし式Iの化合物は、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される化合物ではない。
【0068】
式Iのいくつかの態様において、R
1はH、F、およびMeからなる群より選択される。
【0069】
式Iのいくつかの態様において、R
1はHである。
【0070】
式Iのいくつかの態様において、R
1はFである。
【0071】
式Iのいくつかの態様において、R
2はピリジニル(R
4)である。
【0072】
式Iのいくつかの態様において、R
2はピリジン-3-イル(R
4)である。
【0073】
式Iのいくつかの態様において、R
4は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0074】
式Iのいくつかの態様において、R
4は-ヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0075】
式Iのいくつかの態様において、R
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0076】
式Iのいくつかの態様において、R
4は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
20)
pである。
【0077】
式Iのいくつかの態様において、R
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0078】
式Iのいくつかの態様において、R
2はフェニル(R
5)
m(R
6)である。
【0079】
式Iのいくつかの態様において、R
5はHである。
【0080】
式Iのいくつかの態様において、R
6は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
pである。
【0081】
式Iのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pである。
【0082】
式Iのいくつかの態様において、R
6は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0083】
式Iのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pである。
【0084】
式Iのいくつかの態様において、R
6は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0085】
式Iのいくつかの態様において、R
3はHである。
【0086】
式Iのいくつかの態様において、R
3は-C
1-9アルキルである。
【0087】
式Iのいくつかの態様において、R
3は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0088】
式Iのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pである。
【0089】
式Iのいくつかの態様において、R
3は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0090】
式Iのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pである。
【0091】
式Iのいくつかの態様において、
[この文献は図面を表示できません]
。
【0092】
式Iのいくつかの態様において、R
4は6〜10員ヘテロアリールに連結した1つの置換基であり、無置換-C
1-6ハロアルキル、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
p、-O-アリール(R
23)
q、-NHC(=O)R
24、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2からなる群より選択される。
【0093】
式Iのいくつかの態様において、各R
9はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CN、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択される。
【0094】
式Iのいくつかの態様において、各R
10はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、-CN、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
p、-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択される。
【0095】
式Iのいくつかの態様において、各R
13は無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、CN、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
42、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択される。
【0096】
式Iのいくつかの態様において、各R
14は無置換-C
1-6ハロアルキル、CN、無置換-C
1-6アルキル、-OR
48、-SO
2R
35、-(C
2-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
44)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
45)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
46)(R
47)からなる群より選択される。
【0097】
式Iのいくつかの態様において、各R
15は無置換-C
1-6アルキル、-OR
43、-(C
2-3アルキル)ヘテロシクリル(R
50)
p、-アリール(R
51)
q、-(C
1-3アルキル)アリール(R
52)
q、-C(=O)N(R
53)
2、-NHC(=O)R
54、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
55)(R
56)からなる群より選択される。
【0098】
式Iのいくつかの態様において、各R
16は-CN、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
57)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択される。
【0099】
式Iのいくつかの態様において、各R
17はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時に-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択される。
【0100】
式Iのいくつかの態様において、各R
33は各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択される。
【0101】
式Iのいくつかの態様において、各R
37はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択される。
【0102】
式Iのいくつかの態様において、各R
53は各出現時に独立に-C
1-4アルキルである。
【0103】
式Iのいくつかの態様において、各R
63はアリール環に連結した置換基であり、各出現時に-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択される。
【0104】
式Iのいくつかの態様において、R
2はピリジニルR
4である。
【0105】
式Iのいくつかの態様において、R
2はピリジン-3-イルR
4である。
【0106】
本開示のいくつかの態様は、式IIの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、および-C
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
R
3はH、無置換-C
1-9アルキル、無置換-C
1-9ハロアルキル、-(C
1-6アルキル)N(R
68)
2、-(C
2-6アルキル)O(C
1-6アルキル)、-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリル(R
7)
p、-ヘテロシクリル(R
8)
p、-(C
1-3アルキル)ヘテロシクリル(R
9)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
10)
q、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
各R
7はカルボシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
8はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nOR
30、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル(R
7)
p、-CN、-N(R
25)
2、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
11)
q、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
9はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nOR
33、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル(R
7)
p、-CN、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
11)
q、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
10はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、無置換-C
1-6ハロアルキル、-CN、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
p、-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
11はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
12はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
17はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
21はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
30は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
31はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6アルキル、および-C
1-6ハロアルキルからなる群より独立に選択され;
各R
32は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-カルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
33は各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
34は各出現時にH、-CF
3、-C
1-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
35は各出現時に-CF
3および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
36はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
37はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
38は各出現時にH、-C
1-6アルキル、および-カルボシクリルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
38はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
39は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
40は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
41は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、無置換-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
61はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
62はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
R
65は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
8)
pであり;
各R
68は各出現時にHおよび無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;
tは1〜4の整数であり;かつ
yは1〜3の整数である。
【0107】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0108】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0109】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
8)
pである;
【0110】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(C
1-2アルキル)
nヘテロシクリル(R
8)
pである;
【0111】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pである。
【0112】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1〜2であり、かつR
8はハロゲン化物である。
【0113】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1〜2であり、かつR
8はFである。
【0114】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-6アルキルである。
【0115】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-4アルキルである。
【0116】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-3アルキルである。
【0117】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-2アルキルである。
【0118】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8はメチルである。
【0119】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-6ハロアルキルである。
【0120】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-4ハロアルキルである。
【0121】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-3ハロアルキルである。
【0122】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-2ハロアルキルである。
【0123】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0124】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は-ヘテロシクリル(R
8)
pである。
【0125】
式IIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
であり、かつR
65は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0126】
本開示のいくつかの態様は、式IIIの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、および-C
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)であり;
R
3はH、無置換-C
1-9アルキル、無置換-C
1-9ハロアルキル、-(C
1-6アルキル)N(R
68)
2、-(C
2-6アルキル)O(C
1-6アルキル)、-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリル(R
7)
p、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
8)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
10)
q、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
R
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
各R
7はカルボシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
8はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nOR
30、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル(R
7)
p、-CN、-N(R
25)
2、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
11)
q、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
10はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、無置換-C
1-6ハロアルキル、-CN、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
p、-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
11はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
12はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
21はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
30は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
31はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6アルキル、および-C
1-6ハロアルキルからなる群より独立に選択され;
各R
32は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-カルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
34は各出現時にH、-CF
3、-C
1-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
35は各出現時に-CF
3および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
36はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
37はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
38は各出現時にH、-C
1-6アルキル、および-カルボシクリルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
38はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
39は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
40は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
41は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、無置換-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
61はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
62はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
66は環上の炭素に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
R
67は-C
1-6ハロアルキルおよび-C
1-6アルキルからなる群より選択され;
各R
68は各出現時にHおよび無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;
tは1〜4の整数であり;かつ
yは1〜3の整数である。
【0127】
本開示のいくつかの態様は、式IVの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、および-C
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)からなる群より選択され;
R
3はH、無置換-C
1-9アルキル、無置換-C
1-9ハロアルキル、-(C
1-6アルキル)N(R
68)
2、-(C
2-6アルキル)O(C
1-6アルキル)、-カルボシクリル(R
7)
p、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
9)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
10)
q、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
R
4はFおよび無置換-C
1-6アルキルからなる群より選択され;
各R
7はカルボシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
9はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nOR
33、-CN、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
10はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、Cl、Br、I、無置換-C
1-6ハロアルキル、-CN、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
p、-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
11はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
12はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
R
13はハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択され;
R
14はハロゲン化物、-C
2-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択され;
各R
21はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
31はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
各R
32は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-カルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
33は各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
34は各出現時にH、-CF
3、-C
1-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
35は各出現時に-CF
3および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
36はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
37はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
38は各出現時にH、-C
1-6アルキル、および-カルボシクリルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
38はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
39は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
40は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
41は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、無置換-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
61はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
62はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
68は各出現時にHおよび無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;
tは1〜4の整数であり;かつ
yは1〜3の整数である。
【0128】
本開示のいくつかの態様は、式Vの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、およびC
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)およびフェニル(R
5)
m(R
6)からなる群より選択され;
R
3は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
R
4は6〜10員ヘテロアリールに連結した1つの置換基であり、H、ハロゲン化物 -CN、無置換-C
1-6ハロアルキル、無置換-C
1-6アルキル、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
p、-O-アリール(R
23)
q、-NHC(=O)R
24、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2からなる群より選択され;
各R
5はフェニル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
R
6はフェニル環に連結した1つの置換基であり、H、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
p、-O-アリール(R
27)
q、-NHC(=O)R
28、および-(CH
2)
zN(R
29)
2からなる群より選択され;
各R
22はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CH
2OH、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
23はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
24は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
26はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
27はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
28は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
29は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
36はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
60は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
60はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
mは1〜4の整数であり;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;かつ
各qは独立に1〜5の整数である。
【0129】
本開示のいくつかの態様は、式VIの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、およびC
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)およびフェニル(R
5)
m(R
6)からなる群より選択され;
R
3は
[この文献は図面を表示できません]
であり;
R
4は6〜10員ヘテロアリールに連結した1つの置換基であり、H、ハロゲン化物、-CN、無置換-C
1-6ハロアルキル、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
p、-O-アリール(R
23)
q、-NHC(=O)R
24、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2からなる群より選択され;
各R
5はフェニル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
R
6はフェニル環に連結した1つの置換基であり、H、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
p、-O-アリール(R
27)
q、-NHC(=O)R
28、および-(CH
2)
zN(R
29)
2からなる群より選択され;
各R
7はカルボシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
8はヘテロシクリル環上の炭素または窒素のいずれかに連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリル(R
7)
p、-CN、-N(R
25)
2、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
11)
q、-ヘテロシクリル(R
31)
p、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-9アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
11はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
22はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CH
2OH、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
23はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
24は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
26はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
27はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
28は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
29は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
31はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
各R
60は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
60はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
mは1〜4の整数であり;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;
zは1〜5の整数であり;
ただし式VIの化合物は
[この文献は図面を表示できません]
ではない。
【0130】
本開示のいくつかの態様は、式VIIの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、およびC
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)およびフェニル(R
5)
m(R
6)からなる群より選択され;
R
3は
[この文献は図面を表示できません]
であり;
R
4は6〜10員ヘテロアリールへの1つの置換基であり、H、ハロゲン化物、-CN、無置換-C
1-6ハロアルキル、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
p、-O-アリール(R
23)
q、-NHC(=O)R
24、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2からなる群より選択され;
各R
5はフェニル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
R
6はフェニル環に連結した1つの置換基であり、H、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
p、-O-アリール(R
27)
q、-NHC(=O)R
28、および-(CH
2)
zN(R
29)
2からなる群より選択され;
各R
10はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にCl、Br、I、無置換-C
1-6ハロアルキル、-N(R
40)(R
41)、無置換-C
1-6アルキル、および-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
pからなる群より独立に選択され、ここでヘテロシクリルはNおよびCだけを含む6員環、C、N、OおよびSを含む5員環、C、N、OおよびSを含む4員環、ならびにC、N、OおよびSを含む3員環からなる群より選択され;
各R
22はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CH
2OH、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
23はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
24は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
26はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
27はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
28は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
29は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
31はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6アルキル、および-C
1-6ハロアルキルからなる群より独立に選択され;
各R
38は各出現時にH、-C
1-6アルキル、および-カルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
40は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
41は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、無置換-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
60は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
60はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
mは1〜4の整数であり;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;かつ
zは1〜5の整数である。
【0131】
本開示のいくつかの態様は、式VIIIの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、およびC
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)およびフェニル(R
5)
m(R
6)からなる群より選択され;
R
3は無置換-C
1-9アルキルであり;
R
4は6〜10員ヘテロアリールに連結した1つの置換基であり、H、ハロゲン化物、無置換-C
1-6ハロアルキル、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
p、-O-アリール(R
23)
q、-NHC(=O)R
24、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2からなる群より選択され;
各R
5はフェニル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
R
6はフェニル環に連結した1つの置換基であり、H、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
p、-O-アリール(R
27)
q、-NHC(=O)R
28、および-(CH
2)
zN(R
29)
2からなる群より選択され;
各R
22はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CH
2OH、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
23はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
24は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
26はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
27はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
28は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
29は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
60は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
60はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
mは1〜4の整数であり;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;かつ
zは1〜5の整数である。
【0132】
本開示のいくつかの態様は、式IXの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、および-C
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)およびフェニル(R
5)
m(R
6)からなる群より選択され;
ただしR
2は
[この文献は図面を表示できません]
ではなく;
R
3はH、無置換-C
1-9アルキル、無置換-C
1-9ハロアルキル、-(C
1-6アルキル)N(R
68)
2、-(C
2-6アルキル)O(C
1-6アルキル)、-カルボシクリル(R
7)
p、-単環式ヘテロシクリル(R
8)
p、-スピロ環式ヘテロシクリル(R
8)
p、-(C
1-3アルキル)ヘテロシクリル(R
9)
p、-二環式アリール(R
10)
q、-(C
1-3アルキル)アリール(R
10)
q、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
R
4は6〜10員ヘテロアリールに連結した1つの置換基であり、H、Cl、Br、I、-CN、無置換-C
1-6ハロアルキル、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
p、-Oアリール(R
23)
q、-NHC(=O)R
24、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2からなる群より選択され;
各R
5はフェニル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
R
6はフェニル環に連結した1つの置換基であり、H、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
p、-O-アリール(R
27)
q、-NHC(=O)R
28、および-(CH
2)
zN(R
29)
2からなる群より選択され;
各R
7はカルボシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
8はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nOR
30、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル(R
7)
p、-CN、-N(R
25)
2、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
11)
q、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
9はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CN、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
10はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、-CN、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
p、-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
11はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
12はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
13は無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、CN、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
42、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択され;
各R
14は無置換-C
1-6ハロアルキル、CN、無置換-C
1-6アルキル、-OR
48、-SO
2R
35、-(C
2-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
44)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
45)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
46)(R
47)からなる群より選択され;
各R
15は無置換-C
1-6アルキル、-OR
43、-(C
2-3アルキル)ヘテロシクリル(R
50)
p、-アリール(R
51)
q、-(C
1-3アルキル)アリール(R
52)
q、-C(=O)N(R
53)
2、-NHC(=O)R
54、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
55)(R
56)からなる群より選択され;
各R
16は-CN、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
57)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択され;
各R
17はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時に-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
18はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
19はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
58)(R
59)からなる群より独立に選択され;
各R
20はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-CN、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
21はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
22はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CH
2OH、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
23はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
24は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
26はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
27はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
28は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
29は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
30は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
31はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
各R
32は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-カルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
34は各出現時にH、-CF
3、-C
1-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
35は各出現時に-CF
3および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
36はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
37はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
38は各出現時にH、-C
1-6アルキル、および-カルボシクリルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
38はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
39は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
40は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
41は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、無置換-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
42は各出現時に-C
1-6アルキル、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル、および-(C
4-6カルボシクリル)からなる群より独立に選択され;
各R
43は各出現時に-C
3-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
63)
qからなる群より独立に選択され;
各R
44はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
45はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
46は窒素に連結した置換基であり、各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
47は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、-C
2-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
48は各出現時に-C
3-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
50はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
51は各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
52は各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
53は各出現時に独立に-C
1-4アルキルであり;
各R
54は各出現時に-C
1-6アルキル、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル、および-(C
4-6カルボシクリル)からなる群より独立に選択され;
各R
55は窒素に連結した置換基であり、無置換-C
2-6アルキルであり;
各R
56は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
2-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
64)
2からなる群より独立に選択され;
各R
57は各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
58は窒素に連結した置換基であり、各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
59は窒素に連結した置換基であり、各出現時に-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
60は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
60はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
61はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
62はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
63はアリール環に連結した置換基であり、各出現時に-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
64は各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
64はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
R
65は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
8)
pであり;
各R
68は各出現時にHおよび無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
mは1〜4の整数であり;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;
tは1〜4の整数であり;
yは1〜3の整数であり;
zは1〜5の整数であり;
ただし式IXの化合物は、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される化合物ではない。
【0133】
本開示のいくつかの態様は、式Xの化合物、またはその塩、薬学的に許容される塩、もしくはプロドラッグを含む:
[この文献は図面を表示できません]
式中:
R
1はH、ハロゲン化物、および-C
1-3アルキルからなる群より選択され;
R
2は6〜10員ヘテロアリール(R
4)およびフェニル(R
5)
m(R
6)からなる群より選択され;
ただしR
2は
[この文献は図面を表示できません]
ではなく;
R
3はH、無置換C
1-9アルキル、-無置換-C
1-9ハロアルキル、-(C
1-6アルキル)N(R
68)
2、-(C
2-6アルキル)O(C
1-6アルキル)、-カルボシクリル(R
7)
p、-単環式ヘテロシクリル(R
8)
p、-スピロ環式ヘテロシクリル(R
8)
p、-(C
1-3アルキル)ヘテロシクリル(R
9)
p、-二環式アリール(R
10)
q、-(C
1-3アルキル)アリール(R
10)
q、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択され;
R
4は6〜10員ヘテロアリールに連結した1つの置換基であり、無置換-C
1-6ハロアルキル、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
p、-O-アリール(R
23)
q、-NHC(=O)R
24、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2からなる群より選択され;
各R
5はフェニル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
R
6はフェニル環に連結した1つの置換基であり、H、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
p、-O-アリール(R
27)
q、-NHC(=O)R
28、および-(CH
2)
zN(R
29)
2からなる群より選択され;
各R
7はカルボシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
8はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-(C
1-3アルキル)
nOR
30、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル(R
7)
p、-CN、-N(R
25)
2、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
11)
q、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
9はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CN、-ヘテロシクリル(R
31)
p、-C(=O)R
32、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
10はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、-CN、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
p、-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
11はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
12はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
13はCl、Br、I、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、CN、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
42、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択され;
各R
14はCl、Br、I、無置換-C
1-6ハロアルキル、CN、無置換-C
1-6アルキル、-OR
48、-SO
2R
35、-(C
2-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
44)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
45)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
46)(R
47)からなる群より選択され;
各R
15はハロゲン化物、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
43、-(C
2-3アルキル)ヘテロシクリル(R
50)
p、-アリール(R
51)
q、-(C
1-3アルキル)アリール(R
52)
q、-C(=O)N(R
53)
2、-NHC(=O)R
54、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
55)(R
56)からなる群より選択され;
各R
16はハロゲン化物、-CN、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
57)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より選択され;
各R
17はピリジニル環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
18はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
19はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
58)(R
59)からなる群より独立に選択され;
各R
20はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にハロゲン化物、-CN、無置換-C
1-6アルキル、無置換-C
2-6ハロアルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
21はヘテロアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-C
1-6ハロアルキル、-CN、-C
1-6アルキル、-OR
34、-SO
2R
35、-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
36)
p、-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
37)
q、-C(=O)N(R
38)
2、-NHC(=O)R
39、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
40)(R
41)からなる群より独立に選択され;
各R
22はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CH
2OH、-CN、-N(R
25)
2、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
23はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
24は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
25は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
25はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
26はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-OH、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
27はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
28は各出現時に-C
1-6アルキル、-N(R
60)
2、および-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
29は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
30は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
31はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にHおよびハロゲン化物からなる群より独立に選択され;
各R
32は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-カルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
34は各出現時にH、-CF
3、-C
1-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
35は各出現時に-CF
3および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
36はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
37はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
38は各出現時にH、-C
1-6アルキル、および-カルボシクリルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
38はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
39は各出現時に-C
1-6アルキルおよび-(C
1-3アルキル)
nカルボシクリルからなる群より独立に選択され;
各R
40は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、および無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
41は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
1-6ハロアルキル、無置換-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
42は各出現時に-C
1-6アルキル、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル、および-(C
4-6カルボシクリル)からなる群より独立に選択され;
各R
43は各出現時に-C
3-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
63)
qからなる群より独立に選択され;
各R
44はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
45はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
46は窒素に連結した置換基であり、各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
47は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、-C
2-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
48は各出現時に-C
3-6アルキル、-ヘテロシクリル(R
61)
p、および-アリール(R
62)
qからなる群より独立に選択され;
各R
50はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
51は各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
52は各出現時にCl、Br、I、-CF
3、-CN、およびMeからなる群より独立に選択され;
各R
53は各出現時に独立に-C
1-4アルキルであり;
各R
54は各出現時に-C
1-6アルキル、-(C
1-3アルキル)カルボシクリル、および-(C
4-6カルボシクリル)からなる群より独立に選択され;
各R
55は窒素に連結した置換基であり、無置換-C
2-6アルキルであり;
各R
56は窒素に連結した置換基であり、各出現時にH、無置換-C
2-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
64)
2からなる群より独立に選択され;
各R
57は各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
58は窒素に連結した置換基であり、各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
59は窒素に連結した置換基であり、各出現時に-C
1-6アルキル、および-(C
1-6アルキル)
nN(R
38)
2からなる群より独立に選択され;
各R
60は各出現時にHおよび-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
60はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
各R
61はヘテロシクリル環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-OH、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
62はアリール環に連結した置換基であり、各出現時にH、ハロゲン化物、-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
63はアリール環に連結した置換基であり、各出現時に-CF
3、-CN、および-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
各R
64は各出現時にHおよび-C
2-6アルキルからなる群より独立に選択されるか、または、2つの隣接するR
64はそれらが連結している窒素原子と一緒になって3〜7員複素環を形成し;
R
65は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
8)
pであり;
各R
68は各出現時にHおよび無置換-C
1-6アルキルからなる群より独立に選択され;
mは1〜4の整数であり;
各nは独立に0〜1の整数であり;
各pは独立に1〜10の整数であり;
各qは独立に1〜5の整数であり;
tは1〜4の整数であり;
yは1〜3の整数であり;
zは1〜5の整数であり;
ただし式Xの化合物は、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される化合物ではない。
【0134】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、mは1〜4の整数である。
【0135】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、各nは独立に0〜1の整数である。
【0136】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、nは1である。
【0137】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、nは0である。
【0138】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、各pは独立に1〜10の整数である。
【0139】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、各pは独立に1〜4の整数である。
【0140】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、各pは独立に1〜2の整数である。
【0141】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、pは1である。
【0142】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、各qは独立に1〜5の整数である。
【0143】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、各qは独立に1〜3の整数である。
【0144】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、各qは独立に1〜2の整数である。
【0145】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、qは1である。
【0146】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、各tは独立に1〜4の整数である。
【0147】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、各tは独立に1〜3の整数である。
【0148】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、各tは独立に1〜2の整数である。
【0149】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、tは1である。
【0150】
式I、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、各yは独立に1〜3の整数である。
【0151】
式I、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、各yは独立に1〜2の整数である。
【0152】
式I、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、yは1である。
【0153】
式I、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、zは1〜5の整数である。
【0154】
式I、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、zは1〜2の整数である。
【0155】
式I、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、zは1である。
【0156】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
1はH、F、およびMeからなる群より選択される。
【0157】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
1はHである。
【0158】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
1はFである。
【0159】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は6員ヘテロアリール(R
4)である。
【0160】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は10員ヘテロアリール(R
4)である。
【0161】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジニル(R
4)である。
【0162】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-2-イル(R
4)である。
【0163】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-3-イル(R
4)である。
【0164】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-4-イル(R
4)である。
【0165】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-イソキノリニル(R
4)である。
【0166】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-イソキノリン-4-イル(R
4)である。
【0167】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピリミジニル(R
4)である。
【0168】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピリミジン-5-イル(R
4)である。
【0169】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジニル(R
4)である。
【0170】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジン-2-イル(R
4)である。
【0171】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-イソキノリニル(R
4)である。
【0172】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4はHである。
【0173】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4はClである。
【0174】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0175】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0176】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0177】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-ヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0178】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0179】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-O-アリール(R
23)
qである。
【0180】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-O-フェニル(R
23)
qである。
【0181】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-NHC(=O)R
24である。
【0182】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2である。
【0183】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-(CH
2)N(R
25)
2である。
【0184】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-(CH
2)N(R
25)
2であり、かつR
25は独立に-C
1-2アルキルである。
【0185】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
4は-(CH
2)N(Me)
2である。
【0186】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジニル(R
4)であり、かつR
4は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0187】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-3-イル(R
4)であり、かつR
4は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0188】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-3-イル(R
4)であり、かつR
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0189】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-3-イル(R
4)であり、かつR
4は-ヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0190】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-3-イル(R
4)であり、かつR
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0191】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジニル(R
4)であり、かつR
4は-O-アリール(R
23)
qである。
【0192】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジニル(R
4)であり、かつR
4は-O-フェニル(R
23)
qである。
【0193】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジニル(R
4)であり、かつR
4は-NHC(=O)R
24である。
【0194】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジニル(R
4)であり、かつR
4は-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2である。
【0195】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジニル(R
4)であり、かつR
4は-(CH
2)N(R
25)
2である。
【0196】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-3-イル(R
4)であり、かつR
4は-(CH
2)N(R
25)
2であり、かつR
25は独立に-C
1-2アルキルである。
【0197】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-3-イル(R
4)であり、かつR
4は-(CH
2)N(Me)
2である。
【0198】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジニル(R
4)であり、かつR
4は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0199】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジン-2-イル(R
4)であり、かつR
4は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0200】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジン-2-イル(R
4)であり、かつR
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0201】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジン-2-イル(R
4)であり、かつR
4は-ヘテロシクリル(R
22)
pである。
【0202】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジン-2-イル(R
4)であり、かつR
4は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0203】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジニル(R
4)であり、かつR
4は-O-アリール(R
23)
qである。
【0204】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジニル(R
4)であり、かつR
4は-O-フェニル(R
23)
qである。
【0205】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジニル(R
4)であり、かつR
4は-NHC(=O)R
24である。
【0206】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジニル(R
4)であり、かつR
4は-(C
1-6アルキル)
nN(R
25)
2である。
【0207】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジニル(R
4)であり、かつR
4は-(CH
2)N(R
25)
2である。
【0208】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジン-2-イル(R
4)であり、かつR
4は-(CH
2)N(R
25)
2であり、かつR
25は独立に-C
1-2アルキルである。
【0209】
式I、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-ピラジン-2-イル(R
4)であり、かつR
4は-(CH
2)N(Me)
2である。
【0210】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
4はFである。
【0211】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
4は無置換-C
1-6アルキルである。
【0212】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
4は無置換-C
1-4アルキルである。
【0213】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
4は無置換-C
1-3アルキルである。
【0214】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
4は無置換-C
1-2アルキルである。
【0215】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
4はメチルである。
【0216】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
2は6員ヘテロアリール(R
4)であり、かつR
4はFである。
【0217】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
2は10員ヘテロアリール(R
4)であり、かつR
4はFである。
【0218】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
2は-プリジニル(R
4)であり、かつR
4はFである。
【0219】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
2は-プリジン-3-イル(R
4)であり、かつR
4はFである。
【0220】
式IV、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
2は-ピラジン-2-イル(R
4)であり、かつR
4はFである。
【0221】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
2は-フェニル(R
5)
m(R
6)である。
【0222】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
5はHである。
【0223】
式I、II、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
5はFである。
【0224】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
5はClである。
【0225】
式I、II、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
5はFであり、かつmは2である。
【0226】
式II、V、VI、VII、およびVIIIのいくつかの態様において、R
2は
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0227】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6はHである。
【0228】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
26)
pである。
【0229】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pである。
【0230】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、かつR
26はHである。
【0231】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-6アルキルである。
【0232】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-5アルキルである。
【0233】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-4アルキルである。
【0234】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-3アルキルである。
【0235】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-2アルキルである。
【0236】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26はメチルである。
【0237】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1〜2であり、かつR
26はハロゲン化物である。
【0238】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1〜2であり、かつR
26はFである。
【0239】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1〜2であり、かつR
26はClである。
【0240】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0241】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pである。
【0242】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、かつR
26はHである。
【0243】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-6アルキルである。
【0244】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-5アルキルである。
【0245】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-4アルキルである。
【0246】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-3アルキルである。
【0247】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26は-C
1-2アルキルである。
【0248】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1であり、かつR
26はメチルである。
【0249】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1〜2であり、かつR
26はハロゲン化物である。
【0250】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1〜2であり、かつR
26はFである。
【0251】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は-ヘテロシクリル(R
26)
pであり、pは1〜2であり、かつR
26はClである。
【0252】
式I、V、VI、VII、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
6は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0253】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3はHである。
【0254】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
1-9アルキルである。
【0255】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
1-6アルキルである。
【0256】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
1-5アルキルである。
【0257】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
1-4アルキルである。
【0258】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
1-3アルキルである。
【0259】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
1-2アルキルである。
【0260】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3はメチルである。
【0261】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
2-6アルキルである。
【0262】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
3-6アルキルである。
【0263】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
4-6アルキルである。
【0264】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
5-6アルキルである。
【0265】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
2-5アルキルである。
【0266】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
2-4アルキルである。
【0267】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
2-3アルキルである。
【0268】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
3-5アルキルである。
【0269】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-C
3-4アルキルである。
【0270】
式I、II、III、IV、VIII、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0271】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-6アルキル)N(R
68)
2である。
【0272】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-4アルキル)N(R
68)
2である。
【0273】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-3アルキル)N(R
68)
2である。
【0274】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-2アルキル)N(R
68)
2である。
【0275】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)N(R
68)
2である。
【0276】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)N(R
68)
2であり、かつ各R
68は独立に無置換-C
1-3アルキルである。
【0277】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)N(R
68)
2であり、かつ各R
68は独立に無置換-C
1-2アルキルである。
【0278】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)N(Me)
2である。
【0279】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)N(R
68)
2である。
【0280】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)N(R
68)
2であり、かつ各R
68は独立に無置換-C
1-3アルキルである。
【0281】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)N(R
68)
2であり、かつ各R
68は独立に無置換-C
1-2アルキルである。
【0282】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)N(Me)
2である。
【0283】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
2-6アルキル)O(C
1-6アルキル)である。
【0284】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
2-5アルキル)O(C
1-6アルキル)である。
【0285】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
2-4アルキル)O(C
1-6アルキル)である。
【0286】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
2-3アルキル)O(C
1-6アルキル)である。
【0287】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)O(C
1-6アルキル)である。
【0288】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)O(C
1-4アルキル)である。
【0289】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)O(C
1-3アルキル)である。
【0290】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)O(C
1-2アルキル)である。
【0291】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)OMeである。
【0292】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)OEtである。
【0293】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)OnPrである。
【0294】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)OiPrである。
【0295】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)O(C
1-6アルキル)である。
【0296】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)O(C
1-4アルキル)である。
【0297】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)O(C
1-3アルキル)である。
【0298】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)O(C
1-2アルキル)である。
【0299】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)OMeである。
【0300】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)OEtである。
【0301】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)OnPrである。
【0302】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2CH
2)OiPrである。
【0303】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pである。
【0304】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、ここでカルボシクリルはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、およびシクロヘキシルからなる群より選択される。
【0305】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、かつR
7はHである。
【0306】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、かつR
7はハロゲン化物である。
【0307】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、pは1〜2であり、かつR
7はハロゲン化物である。
【0308】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、pは1〜2であり、かつR
7はFである。
【0309】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、かつR
7は-CF
3である。
【0310】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、かつR
7は-CNである。
【0311】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、かつR
7は-N(R
25)
2である。
【0312】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、pは1であり、R
7は-N(R
25)
2であり、かつR
25は独立にHおよび-C
1-6アルキルから選択される。
【0313】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、pは1であり、R
7は-N(R
25)
2であり、かつR
25は独立にHおよび-C
1-2アルキルから選択される。
【0314】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、pは1であり、かつR
7は-NH
2である。
【0315】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-カルボシクリル(R
7)
pであり、pは1であり、かつR
7は-NMe
2である。
【0316】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0317】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pである。
【0318】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-6アルキルである。
【0319】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-5アルキルである。
【0320】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-4アルキルである。
【0321】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-3アルキルである。
【0322】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-2アルキルである。
【0323】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
2-6アルキルである。
【0324】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
3-6アルキルである。
【0325】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
4-6アルキルである。
【0326】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
5-6アルキルである。
【0327】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
2-5アルキルである。
【0328】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
2-4アルキルである。
【0329】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
2-3アルキルである。
【0330】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
3-5アルキルである。
【0331】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
3-4アルキルである。
【0332】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
2-4アルキルであり、ここでアルキルは-C≡C-を含む。
【0333】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-6ハロアルキルである。
【0334】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-6ハロアルキルであり、ここでハロはFである。
【0335】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-5ハロアルキルであり、ここでハロはFである。
【0336】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-4ハロアルキルであり、ここでハロはFである。
【0337】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-3ハロアルキルであり、ここでハロはFである。
【0338】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
1-2ハロアルキルであり、ここでハロはFである。
【0339】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
2-4ハロアルキルであり、ここでハロはFである。
【0340】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-単環式ヘテロシクリル(R
8)
pであり、pは1であり、かつR
8は無置換-C
2-3ハロアルキルであり、ここでハロはFである。
【0341】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0342】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は
[この文献は図面を表示できません]
からなる群より選択される。
【0343】
式I、II、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-3アルキル)ヘテロシクリル(R
9)
pである。
【0344】
式I、II、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-2アルキル)ヘテロシクリル(R
9)
pである。
【0345】
式I、II、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2CH
2)ヘテロシクリル(R
9)
pである。
【0346】
式I、II、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0347】
式I、II、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
9)
pである。
【0348】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-3アルキル)
nアリール(R
10)
qである。
【0349】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-アリール(R
10)
qである。
【0350】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qである。
【0351】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(C
1-3アルキル)
nヘテロシクリル(R
31)
pである。
【0352】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pである。
【0353】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、R
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、かつR
31はHである。
【0354】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、R
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1〜2であり、かつR
31はFである。
【0355】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-6アルキルである。
【0356】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-5アルキルである。
【0357】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-4アルキルである。
【0358】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-3アルキルである。
【0359】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-2アルキルである。
【0360】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31はメチルである。
【0361】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-6ハロアルキルである。
【0362】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-(CH
2)ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
2-4ハロアルキルである。
【0363】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、R
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pである。
【0364】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、R
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、かつR
31はHである。
【0365】
式II、III、およびIVのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、R
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1〜2であり、かつR
31はFである。
【0366】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-6アルキルである。
【0367】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-5アルキルである。
【0368】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-4アルキルである。
【0369】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-3アルキルである。
【0370】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-2アルキルである。
【0371】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31はメチルである。
【0372】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
1-6ハロアルキルである。
【0373】
式IIおよびIIIのいくつかの態様において、R
3は-フェニル(R
10)
qであり、qは1であり、かつR
10は-ヘテロシクリル(R
31)
pであり、pは1であり、かつR
31は-C
2-4ハロアルキルである。
【0374】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-3アルキル)アリール(R
10)
qである。
【0375】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-3アルキル)フェニル(R
10)
qである。
【0376】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(C
1-2アルキル)フェニル(R
10)
qである。
【0377】
式I、II、III、IV、IX、およびXのいくつかの態様において、R
3は-(CH
2)フェニル(R
10)
qである。
【0378】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの例示的化合物を表1に示す。
【0379】
【表1】
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【0380】
投与および薬学的組成物
いくつかの態様は、(a)本明細書において提供する化合物、あるいはその対応する鏡像異性体、ジアステレオ異性体もしくは互変異性体、または薬学的に許容される塩の治療上有効な量;および(b)薬学的に許容される担体を含む、薬学的組成物を含む。
【0381】
本明細書において提供する化合物は、他の活性薬剤との併用(一緒または逐次投与する)においても有用であり得る。
【0382】
式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物ならびに他のもう1つの活性薬剤の併用によって処置し得る疾患の非限定例は、結腸直腸癌、卵巣癌、慢性炎症、糖尿病性網膜症、肺線維症、および骨関節炎である。例えば、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物を1つまたは複数の化学療法化合物と併用することができる。
【0383】
いくつかの態様において、結腸直腸癌を式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物ならびに以下の薬物の1つまたは複数の併用によって処置することができる:5-フルオロウラシル(5-FU)、これはビタミン様薬物のロイコボリン(フォリン酸とも呼ばれる)と共に投与することができる;カペシタビン(XELODA(登録商標))、イリノテカン(CAMPTOSAR(登録商標))、オキサリプラチン(ELOXATIN(登録商標))。式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物とさらに併用しうるこれらの薬物の組み合わせの例は、FOLFOX(5-FU、ロイコボリン、およびオキサリプラチン)、FOLFIRI(5-FU、ロイコボリン、およびイリノテカン)、FOLFOXIRI(ロイコボリン、5-FU、オキサリプラチン、およびイリノテカン)およびCapeOx(カペシタビンおよびオキサリプラチン)である。直腸癌のために、放射線と組み合わせた5-FUまたはカペシタビンによる化療を投与した後、手術を行ってもよい(ネオアジュバント処置)。
【0384】
いくつかの態様において、卵巣癌を式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物ならびに以下の薬物の1つまたは複数の併用によって処置することができる:トポテカン、リポソームドキソルビシン(DOXIL(登録商標))、ゲムシタビン(GEMZAR(登録商標))、シクロホスファミド(CYTOXAN(登録商標))、ビノレルビン(NAVELBINE(登録商標))、イホスファミド(IFEX(登録商標))、エトポシド(VP-16)、アルトレタミン(HEXALEN(登録商標))、カペシタビン(XELODA(登録商標))、イリノテカン(CPT-11、CAMPTOSAR(登録商標))、メルファラン、ペメトレキセド(ALIMTA(登録商標))およびアルブミン結合パクリタキセル(nab-パクリタキセル、ABRAXANE(登録商標))。式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物とさらに併用しうるこれらの薬物の組み合わせの例は、TIP(パクリタキセル[タキソール]、イホスファミド、およびシスプラチン)、VeIP(ビンブラスチン、イホスファミド、およびシスプラチン)およびVIP(エトポシド[VP-16]、イホスファミド、およびシスプラチン)である。
【0385】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物を以下の任意の方法との組み合わせで用いて、癌を処置することができる:(a)ホルモン療法、例えば、アロマターゼ阻害剤、LHRH[黄体形成ホルモン放出ホルモン]類縁体および阻害剤など;(b)焼灼または塞栓法、例えば、高周波焼灼(RFA)、エタノール(アルコール)焼灼、マイクロ波熱療法および冷凍外科療法(冷凍療法);(c)アルキル化剤、例えば、シスプラチンおよびカルボプラチン、オキサリプラチン、メクロレタミン、シクロホスファミド、クロラムブシルおよびイホスファミドを用いての化学療法;(d)代謝拮抗剤、例えば、アザチオプリンおよびメルカプトプリンを用いての化学療法;(e)植物アルカロイドおよびテルペノイド、例えば、ビンカアルカロイド(すなわち、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビノレルビンおよびビンデシン)およびタキサンを用いての化学療法;(f)ポドフィロトキシン、エトポシド、テニポシドおよびドセタキセルを用いての化学療法;(g)トポイソメラーゼ阻害剤、例えば、イリノテカン、トポテカン、アムサクリン、エトポシド、リン酸エトポシド、およびテニポシドを用いての化学療法;(h)細胞毒性抗生物質、例えば、アクチノマイシン、アントラサイクリン、ドキソルビシン、ダウノルビシン、バルルビシン、イダルビシン、エピルビシン、ブレオマイシン、プリカマイシンおよびマイトマイシンを用いての化学療法;(i)チロシンキナーゼ阻害剤、例えば、メシル酸イマチニブ(GLEEVEC(登録商標)、STI-571としても公知)、ゲフィチニブ(Iressa、ZD1839としても公知)、エルロチニブ(TARCEVA(登録商標)として市販)、ボルテゾミブ(VELCADE(登録商標))、タモキシフェン、トファシチニブ、クリゾチニブ、Bcl-2阻害剤(例えば、臨床試験中のオバトクラックス、ABT-263、およびゴシポール)、PARP阻害剤(例えば、イニパリブ、臨床試験中のオラパリブ)、PI3K阻害剤(例えば、第III相試験中のペリホシン)、VEGF受容体2阻害剤(例えば、アパチニブ)、AN-152、(AEZS-108)、Braf阻害剤(例えば、ベムラフェニブ、ダブラフェニブおよびLGX818)、MEK阻害剤(例えば、トラメチニブおよびMEK162)、CDK阻害剤、(例えば、PD-0332991)、サリノマイシンおよびソラフェニブを用いての化学療法;(j)モノクローナル抗体、例えば、リツキシマブ(MABTHERA(登録商標)またはRITUXAN(登録商標)として市販)、トラスツズマブ(ハーセプチン、ErbB2としても公知)、セツキシマブ(ERBITUX(登録商標)として市販)およびベバシズマブ(AVASTIN(登録商標)として市販)を用いての化学療法;ならびに(k)放射線療法。
【0386】
いくつかの態様において、糖尿病性網膜症を、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物と自然補助食品、例えばビルベリー、ブッチャーズブルーム、イチョウ、ブドウ種子エキス、およびピクノジェノール(マツ樹皮)の1つまたは複数との組み合わせで処置することができる。
【0387】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物を以下の任意の方法との組み合わせで用いて、肺線維症を処置することができる:酸素療法、肺リハビリテーションおよび手術。
【0388】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物を以下の任意の方法との組み合わせで用いて、骨関節症を処置することができる:(a)非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、例えば、イブプロフェン、ナプロキセンおよびアセトアミノフェン;(b)理学療法;(c)コルチコステロイド薬剤の注射;ならびに(d)ヒアルロン酸誘導体(例えば、Hyalgan、Synvisc)の注射。
【0389】
本明細書に開示される化合物またはその薬学的に許容される塩の投与は、経口、皮下、静脈内、鼻腔内、局所、経皮、腹腔内、筋肉内、肺内、経膣、経直腸、存在論、神経耳科学、眼内、結膜下、前眼房注射、硝子体内、腹腔内、髄腔内、嚢胞内、胸膜腔内、傷洗浄、口腔内、腹部内、関節内、耳内、気管支内、包内、髄膜内、吸入、気管内または気管支内点滴注入、肺腔中への直接点滴注入、脊髄内、滑液嚢内、胸腔内、胸腔洗浄、硬膜外、鼓室内、大槽内、血管内、脳室内、骨内、感染した骨の洗浄、またはプロテーゼとの任意の混合材の部分としての適用を含むが、それらに限定されるわけではない、認められた任意の投与様式によるものでありうる。いくつかの態様において、投与方法は経口および非経口投与を含む。
【0390】
薬学的使用が意図される、本明細書において提供される化合物は、結晶または非結晶生成物として投与してもよい。薬学的に許容される組成物は、固体、半固体、液体、溶液、コロイド、リポソーム、エマルジョン、懸濁液、錯体、コアセルベートおよびエアロゾルでありうる。剤形、例えば、錠剤、カプセル剤、散剤、液剤、懸濁剤、坐剤、エアロゾル剤、インプラント、制御放出などが、本明細書において提供される。それらは、例えば、沈降、結晶化、ミリング、グラインディング、超臨界流体処理、コアセルベーション、コンプレックスコアセルベーション、カプセル化、乳化、錯化、凍結乾燥、噴霧乾燥、または蒸発乾燥などの方法により、固形プラグ、粉末、フィルムとして得てもよい。マイクロ波または高周波乾燥をこの目的のために用いてもよい。化合物を、あらかじめ決められた速度での、持続性および/または持効性、パルス投与のために、デポー注射、浸透圧ポンプ、丸剤(錠剤およびまたはカプセル剤)、経皮(エレクトロトランスポートを含む)パッチ、インプラントなどを含む、持続放出または制御放出剤形で投与してもよい。
【0391】
化合物は、単独あるいは、通常の薬学的担体、賦形剤などとの組み合わせのいずれかで、投与することができる。薬学的に許容される賦形剤には、イオン交換剤、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レシチン、d-α-トコフェロールポリエチレングリコール1000スクシナートなどの自己乳化薬物送達系(SEDDS)、トゥイーン、ポロキサマー、または他の同様のポリマー送達基質などの薬学的剤形において用いられる界面活性剤、ヒト血清アルブミンなどの血清タンパク質、リン酸塩などの緩衝物質、トリス、グリシン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、飽和植物脂肪酸の部分グリセリド混合物、水、硫酸プロタミン、リン酸水素2ナトリウム、リン酸水素カリウム、塩化ナトリウム、亜鉛塩などの塩または電解質、コロイド状シリカ、3ケイ酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、セルロース系物質、ポリエチレングリコール、アルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリラート、ワックス、ポリエチレン-ポリオキシプロピレン-ブロックポリマー、および羊毛脂が含まれるが、それらに限定されるわけではない。α-、β-、およびγ-シクロデキストリンなどのシクロデキストリン、もしくは2-および3-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンを含むヒドロキシアルキルシクロデキストリンなどの化学修飾誘導体、または他の可溶化誘導体も、本明細書に記載の化合物の送達を増強するために用いることができる。本明細書に記載の化合物を0.005%から100%の範囲で含み、残りは非毒性担体からなる剤形または組成物を調製してもよい。企図される組成物は0.001%〜100%の本明細書に提供する化合物、一つの態様において0.1〜95%、もう一つの態様において75〜85%、さらなる態様において20〜80%の活性成分を含んでいてもよい。そのような剤形の実際の調製法は当業者には公知であるか、または明らかになり;例えば、Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 22nd Edition (Pharmaceutical Press, London, UK. 2012)を参照されたい。
【0392】
一つの態様において、組成物は丸剤または錠剤などの単位剤形の形を取り、したがって組成物は、本明細書に提供する化合物に加えて、乳糖、ショ糖、リン酸2カルシウムなどの希釈剤;ステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤;およびデンプン、アカシアゴム、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、セルロース、セルロース誘導体などの結合剤を含んでいてもよい。もう一つの固形剤形において、粉末、マルメ(marume)、溶液または懸濁液(例えば、炭酸プロピレン、植物油、PEG、ポロキサマー124、またはトリグリセリド中)をカプセル(ゼラチンまたはセルロースベースのカプセル)中に封入する。1つまたは複数の本明細書に提供する化合物またはさらなる活性成分が物理的に分離されている単位剤形;例えば、各薬物の顆粒(またはカプセル中の錠剤)を含むカプセル;二層式錠剤;二区画ゲルキャップなども企図される。腸溶コーティングされたまたは遅延放出性経口剤形も企図される。
【0393】
液体の薬学的に投与可能な組成物は、例えば、本明細書に提供する化合物および任意の薬学的補助剤を担体(例えば、水、食塩水、水性デキストロース、グリセロール、グリコール、エタノールなど)に溶解、分散などして液剤、コロイド、リポソーム、乳濁液、複合体、コアセルベート、または懸濁剤を生成することにより調製することができる。望まれる場合には、薬学的組成物は、湿潤剤、乳化剤、共溶媒、可溶化剤、pH緩衝化剤など(例えば、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、シクロデキストリン誘導体、モノラウリン酸ソルビタン、酢酸トリエタノールアミン、オレイン酸トリエタノールアミンなど)の少量の非毒性補助物質を含むこともできる。
【0394】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約0.25 mg/Kg〜約50 mg/Kgである。
【0395】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約0.25 mg/Kg〜約20 mg/Kgである。
【0396】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約0.50 mg/Kg〜約19 mg/Kgである。
【0397】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約0.75 mg/Kg〜約18 mg/Kgである。
【0398】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約1.0 mg/Kg〜約17 mg/Kgである。
【0399】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約1.25 mg/Kg〜約16 mg/Kgである。
【0400】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約1.50 mg/Kg〜約15 mg/Kgである。
【0401】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約1.75 mg/Kg〜約14 mg/Kgである。
【0402】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約2.0 mg/Kg〜約13 mg/Kgである。
【0403】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約3.0 mg/Kg〜約12 mg/Kgである。
【0404】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約4.0 mg/Kg〜約11 mg/Kgである。
【0405】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の単位投薬量は、ヒトにおいて約5.0 mg/Kg〜約10 mg/Kgである。
【0406】
いくつかの態様において、組成物を1回投与に適した単位剤形で提供する。
【0407】
いくつかの態様において、組成物を1日2回投与に適した単位剤形で提供する。
【0408】
いくつかの態様において、組成物を1日3回投与に適した単位剤形で提供する。
【0409】
注射剤は、液剤、コロイド、リポソーム、錯体、コアセルベートもしくは懸濁剤として、乳剤として、または注射前に液体中で再構成するのに適した固体形態のいずれかの、従来の形態で調製することができる。そのような非経口組成物中に含まれる本明細書に提供する化合物のパーセンテージは、その具体的性質、ならびに化合物の活性および患者の必要性に大きく依存する。しかし、溶液中0.01%から10%のパーセンテージの活性成分または活性薬剤(例えば、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物)が使用可能であり、組成物が固体または懸濁剤である場合はより高くてもよく、これは後に前述のパーセンテージまで希釈される。
【0410】
いくつかの態様において、組成物は溶液中に活性薬剤を約0.1〜10%含む。
【0411】
いくつかの態様において、組成物は溶液中に活性薬剤を約0.1〜5%含む。
【0412】
いくつかの態様において、組成物は溶液中に活性薬剤を約0.1〜4%含む。
【0413】
いくつかの態様において、組成物は溶液中に活性薬剤を約0.15〜3%含む。
【0414】
いくつかの態様において、組成物は溶液中に活性薬剤を約0.2〜2%含む。
【0415】
いくつかの態様において、組成物を約1〜96時間の期間にわたる静脈内注入による連続的投薬に適した剤形で提供する。
【0416】
いくつかの態様において、組成物を約1〜72時間の期間にわたる静脈内注入による連続的投薬に適した剤形で提供する。
【0417】
いくつかの態様において、組成物を約1〜48時間の期間にわたる静脈内注入による連続的投薬に適した剤形で提供する。
【0418】
いくつかの態様において、組成物を約1〜24時間の期間にわたる静脈内注入による連続的投薬に適した剤形で提供する。
【0419】
いくつかの態様において、組成物を約1〜12時間の期間にわたる静脈内注入による連続的投薬に適した剤形で提供する。
【0420】
いくつかの態様において、組成物を約1〜6時間の期間にわたる静脈内注入による連続的投薬に適した剤形で提供する。
【0421】
いくつかの態様において、これらの組成物は、約5 mg/m
2〜約300 mg/m
2の用量でヒトへ静脈内注入によって投与することができる。
【0422】
いくつかの態様において、これらの組成物は、約5 mg/m
2〜約200 mg/m
2の用量でヒトへ静脈内注入によって投与することができる。
【0423】
いくつかの態様において、これらの組成物は、約5 mg/m
2〜約100 mg/m
2の用量でヒトへ静脈内注入によって投与することができる。
【0424】
いくつかの態様において、これらの組成物は、約10 mg/m
2〜約50 mg/m
2の用量でヒトへ静脈内注入によって投与することができる。
【0425】
いくつかの態様において、これらの組成物は、約50 mg/m
2〜約200 mg/m
2の用量でヒトへ静脈内注入によって投与することができる。
【0426】
いくつかの態様において、これらの組成物は、約75 mg/m
2〜約175 mg/m
2の用量でヒトへ静脈内注入によって投与することができる。
【0427】
いくつかの態様において、これらの組成物は、約100 mg/m
2〜約150 mg/m
2の用量でヒトへ静脈内注入によって投与することができる。
【0428】
濃度および用量の値は、具体的な化合物および軽減させる状態の重症度によっても変動しうることが留意されるべきである。任意の特定の患者に対し、個別の必要性および組成物の投与を行っている、または監督している者の専門的判断に従い、具体的投与法を経時的に調節すべきであること、ならびに本明細書に示す濃度範囲は例示にすぎず、特許請求する組成物の範囲または実施を限定する意図はないことがさらに理解されるべきである。
【0429】
ある好ましい態様において、組成物は、例えば、ネブライザー、定量吸入器、噴霧器、霧吹き器、エアロゾル、ドライパウダー吸入器、注入器、液体点滴注入または他の適切な装置もしくは技術によって、呼吸器(鼻および肺を含む)へ投与することができる。
【0430】
いくつかの態様において、鼻粘膜への送達に意図されるエアロゾルを、鼻を介しての吸入について提供する。鼻腔への最適な送達について、約5〜約100ミクロンの吸入粒度が有用であり、約10〜約60ミクロンの粒度が好ましい。鼻送達について、鼻粘膜上への密着を最大限にし、投与される製剤の肺沈着を最小限にするかまたは防止するためには、より大きな吸入粒度が望ましいことがある。いくつかの態様において、肺への送達に意図されるエアロゾルを、鼻または口を介しての吸入について提供する。肺への送達について、約10μm未満の吸入される空気力学的粒度が有用である(例えば、約1〜約10ミクロン)。吸入される粒子は、溶解された薬物を含有する液体小滴、懸濁された薬物粒子を含有する液体小滴(薬物が懸濁化媒体中に不溶性である場合)、純粋な原薬の乾燥粒子、賦形剤と混合された原薬、リポソーム、エマルジョン、コロイド系、コアセルベート、薬物ナノ粒子の凝集物、または埋め込まれた薬物ナノ粒子を含有する希釈剤の乾燥粒子と定義され得る。
【0431】
いくつかの態様において、呼吸器送達(全身または局所のいずれか)に意図される本明細書に開示される式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物は、水性製剤として、非水性液剤もしくは懸濁剤として、アルコールを含むもしくは含まないハロゲン化炭化水素噴射剤中の懸濁剤もしくは液剤として、コロイド系として、エマルジョンとして、コアセルベートとして、または乾燥粉末として、投与することができる。水性製剤は、液圧式もしくは超音波式の噴霧化を用いる液体ネブライザーによって、または改変されたマイクロポンプシステム(例えば、ソフトミスト吸入器、AERODOSE(登録商標)またはAERX(登録商標)システム)よって、エアロゾル化され得る。噴射剤に基づくシステムは、適切な加圧式定量吸入器(pMDI)を使用し得る。乾燥粉末は、効果的に原薬を分散することができるドライパウダー吸入器(DPI)を使用し得る。所望の粒度および分布は、適切な装置を選択することによって得ることができる。
【0432】
いくつかの態様において、本明細書に開示される式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの組成物は、様々な方法によって耳へ投与することができる。例えば、正円窓カテーテル(例えば、米国特許第6,440,102号および第6,648,873号)を使用することができる。
【0433】
あるいは、製剤は、外耳および中耳の間での使用のためのウィック(wick)中へ組み込む(例えば、米国特許第6,120,484号)か、またはコラーゲンスポンジもしくは他の固体支持体へ吸収させる(例えば、米国特許第4,164,559号)ことができる。
【0434】
必要に応じて、本開示の製剤は、ゲル製剤中へ組み込むことができる(例えば、米国特許第4,474,752号および第6,911,211号)。
【0435】
いくつかの態様において、耳への送達に意図される本明細書に開示される式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物は、埋め込まれたポンプおよび送達系を介し、針を通して中耳もしくは内耳(蝸牛)に直接、あるいは蝸牛インプラントスタイレット電極チャネルまたは側頭骨から蝸牛への針などであるが、それに限定されるわけではない、代替の作製された薬物送達チャネルを通して、投与することができる。
【0436】
他の選択肢には、マルチチャネル電極、またはこの目的のために薄膜中に作られた特別に埋め込まれた薬物送達チャンネル(経路)を有する電極上にコーティングされた薄膜を通してのポンプによる送達が含まれる。他の態様において、酸性または塩基性固体ガシクリジン(gacyclidine)は、体外または体内埋め込みポンプシステムのリザーバから送達することができる。
【0437】
本開示の製剤はまた、中耳、内耳、または蝸牛中への鼓室内注射によって耳へ投与することができる(例えば、米国特許第6,377,849号および第11/337,815号)。
【0438】
治療剤の鼓室内注射は、鼓膜を越えて中耳および/または内耳中へ治療剤を注射する技術である。ある態様において、本明細書に記載の製剤は、経鼓室注射(transtympanic injection)によって、直接、正円窓膜上へ投与される。別の態様において、本明細書に記載のイオンチャネル調節剤耳許容(auris-acceptable)製剤は、内耳への非経鼓室アプローチによって正円窓膜上に投与される。さらなる態様において、本明細書に記載の製剤は、蝸牛窓稜の修飾を含む正円窓膜への外科的アプローチによって正円窓膜上へ投与される。
【0439】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物は、カカオ脂または他のグリセリド、ならびにポリビニルピロリドン、PEG(例えばPEG軟膏剤)などの合成ポリマーなどの通常の坐剤用基剤を含有する、浣腸剤、直腸用ゲル剤、直腸用フォーム、直腸用エアロゾル、坐剤、ゼリー状坐剤、または停留浣腸剤などの直腸用組成物に処方される。
【0440】
薬物(溶液、コロイド、懸濁液または錯体のいずれかとして)の直腸投与用の坐剤は、通常の温度では固体であるが直腸温度では液体であり、従って直腸中で融解しもしくは浸食され/溶解し、化合物を放出する適切な非刺激性賦形剤と本明細書に提供する化合物とを混合することによって、製造することができる。このような物質には、カカオ脂、グリセリンゼラチン、硬化植物油、ポロキサマー、様々な分子量のポリエチレングリコールとポリエチレングリコールの脂肪酸エステルとの混合物が含まれる。組成物の坐剤形態では、それに限定されるものではないが、任意でカカオ脂と組み合わせた脂肪酸グリセリドの混合物などの低融点ワックスが最初に融解する。
【0441】
固形組成物は、本明細書に提供する化合物の物理化学的性質、望まれる溶解速度、費用の問題、および他の基準に依存して、様々な異なる型の剤形で提供することができる。態様の一つにおいて、固形組成物は一単位である。これは、化合物の一単位用量が単一の物理的に成形された固形剤形または物品中に含まれることを意味する。すなわち、固形組成物は凝集性であり、これは単位が非凝集性である多単位剤形と対照的である。
【0442】
固形組成物の剤形として用いうる一単位の例には、圧縮錠などの錠剤、フィルム様単位、箔様単位、ウエハース、凍結乾燥基質単位などが含まれる。一態様において、固形組成物は多孔性凍結乾燥型である。そのような凍結乾燥剤は、時としてウエハースまたは凍結乾燥錠とも呼ばれ、それらの急速な崩壊ゆえに特に有用であり、これは化合物の急速な溶解も可能にする。
【0443】
一方、いくつかの適用のために、固形組成物を前述の定義の多単位剤形として形成してもよい。多単位の例は粉末、顆粒、微粒子、ペレット、ミニ錠剤、ビーズ、凍結乾燥粉末などである。一つの態様において、固形組成物は凍結乾燥粉末である。そのような分散凍結乾燥系は多数の粉末粒子を含み、粉末生成において用いた凍結乾燥工程ゆえに、各粒子は不規則で多孔性の微小構造を有し、これを通して粉末は水を非常に素早く吸収することが可能で、その結果速やかに溶解する。発泡性組成物も、化合物の迅速な分散および吸収を補助するために、企図される。
【0444】
急速な薬物溶解を達成することができる多粒子系のもう一つの型は、本明細書に提供する化合物でコーティングされた水溶性賦形剤からの粉末、顆粒、またはペレットのものであり、したがって化合物は個々の粒子の外側表面に位置する。この型の系において、そのようなコーティング粒子の核を調製するために、水溶性低分子量賦形剤が有用であり得、これは後に化合物、例えば結合剤、細孔形成剤、糖類、糖アルコール、フィルム形成ポリマー、可塑剤、または薬学的コーティング組成物中で用いられる他の賦形剤などの1つまたは複数の追加の賦形剤を含むコーティング組成物でコーティングすることができる。
【0445】
本明細書においてキットもまた提供される。典型的には、キットは本明細書に記載の1つまたは複数の化合物または組成物を含む。特定の態様において、キットは、例えば、本明細書において提供される化合物を送達または投与するための1つまたは複数の送達系、およびキットを使用するための説明書(例えば、患者を治療するための手引き)を含むことができる。もう一つの態様において、キットは本明細書に記載の化合物または組成物、および内容物を癌患者に投与することを示すラベルを含むことができる。もう一つの態様において、キットは本明細書に記載の化合物または組成物、および内容物を、肝細胞癌、結腸癌、白血病、リンパ腫、肉腫、卵巣癌、慢性炎症、糖尿病性網膜症、肺線維症、関節リウマチ、敗血症、強直性脊椎炎、乾癬、強皮症、真菌およびウイルス感染、骨および軟骨の疾患、アルツハイマー病、肺疾患、骨関節症、関節軟骨欠損、変性椎間板疾患(または椎間板変性症)、大腸ポリポーシス、骨密度および眼中血管欠損症(骨粗鬆症-偽性神経膠腫症候群、OPPG)、家族性滲出性硝子体網膜症、網膜血管新生、早期冠動脈疾患、無四肢症、ミュラー管退行および男性化、SERKAL症候群、II型糖尿病、Fuhrmann症候群、Al-Awadi/Raas-Rothschild/Schinzelアザラシ肢症候群、歯-爪-皮膚異形成、肥満、裂手/足奇形、尾部重複体、歯無形成、ウィルムス腫瘍、骨格異形成、巣状皮膚低形成、常染色体劣性無爪症、神経管欠損、αサラセミア(ATRX)症候群、脆弱X染色体症候群、ICF症候群、アンジェルマン症候群、プラダー-ウィリ症候群、ベックウィズ-ヴィーデマン症候群、ノリエ病、およびレット症候群の1つまたは複数を有する患者に投与することを示すラベルを含むことができる。
【0446】
治療法
本明細書において提供する化合物および組成物は、1つまたは複数のWntタンパク質を含みうる、Wnt経路の1つまたは複数の成分の阻害剤および/または調節剤として用いることができ、したがって、癌ならびに異常な血管形成、細胞増殖、および細胞周期に関連する疾患などの、異常なWntシグナル伝達が関係するとされている様々な障害および疾患を治療するために用いることができる。したがって、本明細書において提供する化合物および組成物を用いて、Wnt経路のおよび/または1つもしくは複数のWntシグナル伝達成分の突然変異または調節不全による、癌を治療する、血管形成を低減もしくは阻害する、細胞増殖を低減もしくは阻害する、遺伝障害を訂正する、および/または神経学的状態/障害/疾患を処置することができる。本明細書において提供する化合物および組成物で治療しうる疾患の非限定例には、様々な癌、慢性炎症、糖尿病性網膜症、肺線維症、関節リウマチ、敗血症、強直性脊椎炎、乾癬、強皮症、真菌およびウイルス感染、骨および軟骨の疾患、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、運動ニューロン疾患、多発性硬化症、または自閉症などの神経学的状態/疾患、肺疾患、骨関節症、関節軟骨欠損、変性椎間板疾患(または椎間板変性症)、大腸ポリポーシス、骨密度および眼中血管欠損症(骨粗鬆症-偽性神経膠腫症候群、OPPG)、家族性滲出性硝子体網膜症、網膜血管新生、早期冠動脈疾患、無四肢症、ミュラー管退行および男性化、SERKAL症候群、II型糖尿病、Fuhrmann症候群、Al-Awadi/Raas-Rothschild/Schinzelアザラシ肢症候群、歯-爪-皮膚異形成、肥満、裂手/足奇形、尾部重複体、歯無形成、ウィルムス腫瘍、骨格異形成、巣状皮膚低形成、常染色体劣性無爪症、神経管欠損、αサラセミア(ATRX)症候群、脆弱X染色体症候群、ICF症候群、アンジェルマン症候群、プラダー-ウィリ症候群、ベックウィズ-ヴィーデマン症候群、ノリエ病、およびレット症候群が含まれる。
【0447】
癌に関して、Wnt経路は、例えば、結腸癌、肝細胞癌、肺癌、卵巣癌、前立腺癌、膵臓癌ならびにCML、CLLおよびT-ALLなどの白血病を含む様々な癌において構成的に活性化されることが公知である。したがって、本明細書に記載の化合物および組成物を、Wnt経路が構成的に活性化されるこれらの癌を治療するために用いてもよい。特定の態様において、癌は肝細胞癌、結腸癌、白血病、リンパ腫、肉腫および卵巣癌から選択される。
【0448】
他の癌も本明細書に記載の化合物および組成物で治療することができる。
【0449】
特に、本明細書に記載の化合物、組成物および方法により治療しうる癌には、下記が含まれるが、それらに限定されるわけではない。
【0450】
1)例えば、ER
+乳癌、ER
-乳癌、her2
-乳癌、her2
+乳癌、線維腺腫、葉状腫瘍、および肉腫などの間質性腫瘍、ならびに大管乳頭腫などの上皮腫瘍;上皮内腺管癌(パジェット病を含む)および上皮内小葉癌を含む上皮内(非侵襲性)癌、ならびに侵襲性腺管癌、侵襲性小葉癌、髄様癌、膠様(粘液)癌、管状癌、および侵襲性乳頭癌を含むが、それらに限定されるわけではない、侵襲性(浸潤性)癌を含む乳房の癌;および混合型悪性腫瘍を含む乳癌。乳癌のさらなる例には、ルミナルA、ルミナルB、ベーサルA、ベーサルB、およびエストロゲン受容体ネガティブ(ER
-)、プロゲステロン受容体ネガティブ、およびher2ネガティブ(her2
-)であるトリプルネガティブ乳癌が含まれうる。いくつかの態様において、乳癌は高リスクのOncotypeスコアを有しうる。
【0451】
2)例えば、肉腫、例えば、血管肉腫、線維肉腫、横紋筋肉腫、および脂肪肉腫;粘液腫;横紋筋腫;線維腫;脂肪腫および奇形腫を含む心臓癌。
【0452】
3)例えば、気管支原性癌、例えば、扁平上皮癌、未分化小細胞癌、未分化大細胞癌、および腺癌;肺胞および細気管支癌;気管支腺腫;肉腫;リンパ腫;軟骨腫様過誤腫;ならびに中皮腫を含む肺癌。
【0453】
4)例えば、食道の癌、例えば、扁平上皮癌、腺癌、平滑筋肉腫、およびリンパ腫;胃の癌、例えば、癌腫、リンパ腫、および平滑筋肉腫;膵臓の癌、例えば、膵管腺癌、インスリノーマ、グルカゴノーマ、ガストリノーマ、類癌腫、およびビポーマ;小腸の癌、例えば、腺癌、リンパ腫、類癌腫、カポジ肉腫、平滑筋腫、血管腫、脂肪腫、神経線維腫、および線維腫;大腸の癌、例えば、腺癌、管状腺腫、絨毛腺腫、過誤腫、および平滑筋腫を含む胃腸癌。
【0454】
5)例えば、腎臓の癌、例えば、腺癌、ウィルムス腫瘍(腎芽細胞腫)、リンパ腫、および白血病;膀胱および尿道の癌、例えば、扁平上皮癌、移行上皮癌、および腺癌;前立腺の癌、例えば、腺癌、および肉腫;精巣の癌、例えば、精上皮腫、奇形腫、胎生期癌、奇形癌、絨毛癌、肉腫、間細胞癌、線維腫、線維腺腫、類腺腫瘍、および脂肪腫を含む尿生殖器管癌。
【0455】
6)例えば、肝癌、例えば、肝細胞癌;胆管癌;胚芽腫;血管肉腫;間細胞腺腫;および血管腫を含む肝臓癌。
【0456】
7)例えば、骨原性肉腫(骨肉腫)、線維肉腫、悪性線維性組織球腫、軟骨肉腫、ユーイング肉腫、悪性リンパ腫(細網肉腫)、多発性骨髄腫、悪性巨細胞腫瘍脊索腫、オステオクロンドローマ(osteochrondroma)(骨軟骨外骨腫症)、良性軟骨腫、軟骨芽細胞腫、軟骨粘液線維腫、類骨骨腫および巨細胞腫瘍を含む骨癌。
【0457】
8)例えば、頭蓋の癌、例えば、骨腫、血管腫、肉芽腫、黄色腫、および変形性骨炎;髄膜の癌、例えば、髄膜腫、髄膜肉腫、および神経膠腫症;脳の癌、例えば、星状細胞腫、髄芽腫、神経膠腫、上衣腫、胚細胞腫(松果体腫)、多形膠芽腫、乏突起膠腫、神経鞘腫、網膜芽細胞腫、および先天性腫瘍;ならびに脊髄の癌、例えば、神経線維腫、髄膜腫、神経膠腫、および肉腫を含む神経系癌。
【0458】
9)例えば、子宮の癌、例えば、子宮内膜癌;子宮頸の癌、例えば、子宮頸癌、および腫瘍前子宮頚部異形成;卵巣の癌、例えば、漿液性嚢胞腺癌、粘液性嚢胞腺癌、未分類の癌、顆粒層卵胞膜細胞腫、セルトリ‐ライディッヒ細胞腫、未分化胚細胞腫、および悪性奇形腫を含む卵巣癌;外陰の癌、例えば、扁平上皮癌、上皮内癌、腺癌、線維肉腫、および黒色腫;膣の癌、例えば、明細胞癌、扁平上皮癌、ブドウ状肉腫、および胎児性横紋筋肉腫;ならびにファロピウス管の癌、例えば、癌腫を含む婦人科の癌。
【0459】
10)例えば、血液の癌、例えば、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ球性白血病、骨髄増殖性疾患、多発性骨髄腫、および骨髄異形成症候群、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、(悪性リンパ腫)およびヴァルデンストレームマクログロブリン血症を含む血液癌。
【0460】
11)例えば、悪性黒色腫、基底細胞癌、扁平上皮癌、カポジ肉腫、異形成性母斑(moles dysplastic nevi)、脂肪腫、血管腫、皮膚線維腫、ケロイド、および強皮症を含む皮膚癌および皮膚障害。
【0461】
12)例えば、神経芽腫を含む副腎癌。
【0462】
癌は、転移性であることもあれば、転移性でないこともある、固形腫瘍でありうる。癌は、白血病のように、散在組織として起こることもある。したがって、本明細書において提供する「腫瘍細胞」なる用語は、前述の障害の任意の1つに罹っている細胞を含む。
【0463】
本明細書に記載の化合物または組成物を用いての癌の治療法は、例えば、化学療法、放射線照射、または手術(例えば、卵巣摘出術)による、癌の既存の治療法と組み合わせてもよい。いくつかの態様において、化合物または組成物を、別の抗癌剤または治療の前、最中、または後に投与することができる。
【0464】
本明細書に記載の化合物および組成物を、抗血管形成剤として、ならびにタンパク質キナーゼの活性を調節および/または阻害する薬剤として用い、したがって癌およびタンパク質キナーゼによって仲介される細胞増殖に関連する他の疾患の治療を提供することができる。したがって、本明細書において提供するのは、キナーゼ阻害を通して、癌を治療する、または血管形成を防止もしくは低減する方法である。
【0465】
加えて、および癌の治療を含めて、本明細書に記載の化合物および組成物は、患者の増殖性障害を治療するための細胞周期制御剤として機能することができる。過剰な増殖に関連する障害には、例えば、癌、強皮症、白血球の望まれない増殖に関与する免疫障害、ならびに再狭窄および他の平滑筋障害が含まれる。さらに、そのような化合物は、有糸分裂後の組織および/または細胞の脱分化を防止するために用いてもよい。
【0466】
無制御のまたは異常な細胞増殖に関連する疾患または障害には、下記が含まれるが、それらに限定されるわけではない:
・癌腫、リンパ系統の造血腫瘍、骨髄系統の造血腫瘍、間葉起源の腫瘍、中枢および末梢神経系の腫瘍、ならびに黒色腫、精上皮腫およびカポジ肉腫を含む他の腫瘍を含むが、それらに限定されるわけではない、様々な癌。
・異常な細胞増殖を特徴とする疾患プロセス、例えば、良性前立腺過形成、家族性大腸ポリポーシス、神経線維腫症、アテローム性動脈硬化症、関節炎、糸球体腎炎、血管形成術または血管手術後の再狭窄、炎症性腸疾患、移植拒絶、内毒素性ショック、および真菌感染。線維性障害、例えば、皮膚線維症;強皮症;進行性全身性線維症;肺線維症;筋線維症;腎線維症;糸球体硬化症;糸球体腎炎;肥厚性瘢痕形成;子宮線維症;腎臓線維症;肝硬変、肝線維症;癒着、例えば、腹部、骨盤、脊椎または腱において生じるもの;慢性閉塞性肺疾患;心筋梗塞後の線維症;肺線維症;びまん性/間質性肺疾患に関連する線維症および瘢痕化;中枢神経系線維症、例えば、脳卒中後の線維症;アルツハイマー病または多発性硬化症などの神経変性障害に関連する線維症;増殖性硝子体網膜症(PVR)に関連する線維症;再狭窄;子宮内膜症;虚血性疾患および放射線線維症。
・癌(本明細書において記載した型を含むが、それらに限定されるわけではない)、ウイルス感染症(ヘルペスウイルス、ポックスウイルス、エプスタイン-バーウイルス、シンドビスウイルスおよびアデノウイルスを含むが、それらに限定されるわけではない)、HIV感染した個人におけるAIDS発症の防止、自己免疫疾患(全身性紅斑性狼瘡、関節リウマチ、敗血症、強直性脊椎炎、乾癬、強皮症、自己免疫仲介性糸球体腎炎、炎症性腸疾患および自己免疫糖尿病を含むが、それらに限定されるわけではない)、神経変性障害(アルツハイマー病、肺疾患、筋萎縮性側索硬化症、色素性網膜炎、パーキンソン病、AIDS関連認知症、脊髄性筋萎縮症および小脳変性を含むが、それらに限定されるわけではない)、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血、心筋梗塞に関連する虚血性傷害、脳卒中および再灌流傷害、不整脈、アテローム性動脈硬化症、毒素誘導性またはアルコール関連肝疾患、血液疾患(慢性貧血および再生不良性貧血を含むが、それらに限定されるわけではない)、筋骨格系の変性疾患(骨粗鬆症および関節炎を含むが、それらに限定されるわけではない)、アスピリン感受性鼻副鼻腔炎、嚢胞性線維症、多発性硬化症、腎臓疾患ならびに癌性疼痛などの、不完全なアポトーシス関連の状態。
・大腸ポリポーシス、骨密度および眼中血管欠損症(骨粗鬆症-偽性神経膠腫症候群、OPPG)、家族性滲出性硝子体網膜症、網膜血管新生、早期冠動脈疾患、無四肢症、ミュラー管退行および男性化、SERKAL症候群、2型糖尿病、Fuhrmann症候群、Al-Awadi/Raas-Rothschild/Schinzelアザラシ肢症候群、歯-爪-皮膚異形成、肥満、裂手/足奇形、尾部重複体、歯無形成、ウィルムス腫瘍、骨格異形成、巣状皮膚低形成、常染色体劣性無爪症、神経管欠損、αサラセミア(ATRX)症候群、脆弱X染色体症候群、ICF症候群、アンジェルマン症候群、プラダー-ウィリ症候群、ベックウィズ-ヴィーデマン症候群、ノリエ病、およびレット症候群などの、Wntシグナル伝達成分の突然変異による遺伝疾患。
【0467】
本明細書において提供する化合物および組成物は、免疫調節活性を有することが明らかにされており、先天性免疫系(例えば、マクロファージおよびT細胞)を制御し、多様な疾患領域における慢性炎症に関与することが周知の炎症誘発性サイトカイン放出(例えば、TNF、IL-6)を抑制すると予想される。したがって、本明細書において提供する化合物および組成物を用いて、眼障害、関節痛、関節炎(リウマチ性、骨、乾癬性、痛風性)、癌(結腸、乳房、肺、膵臓など)、胃腸障害(潰瘍性結腸炎および炎症性腸疾患)、肺障害(慢性閉塞性肺障害および喘息)、アレルギー、皮膚障害(アトピー性皮膚炎および乾癬)、糖尿病、膵炎、腱炎、肝炎、心疾患、心筋炎、脳卒中、狼蒼、ならびに多発性硬化症、パーキンソン病およびアルツハイマー病を含む認知症などの神経学的障害を含むが、それらに限定されるわけではない、障害および疾患に関連する慢性炎症を処置することができる。
【0468】
本明細書において提供する化合物および組成物を、酵素DYRK1Aの阻害剤および/または調節剤として用いることができ、したがって、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ダウン症候群、17番染色体に連鎖しパーキンソニズムを伴う前頭側頭型認知症(FTDP-17)、レビー小体型認知症、パーキンソン病、ピック病、および自閉症、認知症、てんかん、ハンチントン病、多発性硬化症などの明白な神経変性を伴うさらなる疾患;慢性外傷性脳症、外傷性脳損傷、腫瘍、および脳卒中などの後天性脳損傷に関連する疾患および障害を含むが、それらに限定されるわけではない、タウタンパク質、アミロイドまたはαシヌクレイン病理学に関連する様々な障害および疾患を処置するために用いることができる。
【0469】
本明細書に提供される化合物および組成物で治療することができる神経学的障害(例えば神経学的状態および神経学的疾患)の非限定的な例には、アルツハイマー病、失語症、失行症、クモ膜炎、毛細血管拡張運動失調症、注意欠陥多動性障害、聴覚処理障害、自閉症、アルコール症、ベル麻痺、双極性障害、腕神経叢損傷、カナバン病、手根管症候群、カウザルギー、中枢性疼痛症候群、橋中央ミエリン溶解、中心核ミオパシー、頭部障害、脳動脈瘤、脳動脈硬化症、脳萎縮症、脳性巨人症、脳性麻痺、脳血管炎、頸椎脊椎管狭窄症、シャルコー・マリー・トゥース病、キアリ奇形、慢性疲労症候群、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP)、慢性疼痛、コフィン-ローリー症候群、複合性局所疼痛症候群、圧迫性神経障害、先天性両側顔面神経麻痺、大脳皮質基底核変性症、頭蓋動脈炎、頭蓋骨癒合症、クロイツフェルト・ヤコブ病、蓄積外傷疾患、クッシング症候群、巨細胞性封入体病(CIBD)、ダンディ・ウォーカー症候群、ドーソン病、ド・モルシェ症候群、ドゥジュリーヌ・クルンプケ麻痺、ドゥジュリーヌ・ソッタ病、睡眠相後退症候群、認知症、皮膚筋炎、発達性統合運動障害、糖尿病性神経障害、広汎性硬化症、ドラベ症候群、自律神経障害、失算症、書字障害、失読症、ジストニー、エンプティセラ症候群、脳炎、脳ヘルニア、脳三叉神経領域血管腫症、大便失禁、てんかん、エルプ麻痺、皮膚紅痛症、本態性振戦、ファブリー病、ファール症候群、家族性痙性麻痺、熱性痙攣、フィッシャー症候群、フリートライヒ運動失調、線維筋痛症、フォヴィル症候群、ゴーシェ病、ゲルストマン症候群、巨細胞性動脈炎、巨細胞性封入体病(giant cell inclusion disease)、球様細胞白質萎縮症、異所性灰白質、ギラン・バレー症候群、HTLV-1関連脊髄障害、ハーラーフォルデン・シュパッツ病、片側顔面痙攣、遺伝性痙性対麻痺、遺伝性多発神経炎性失調、耳帯状疱疹、帯状疱疹、平山症候群、全前脳症、ハンチントン病、水無脳症、水頭症、高コルチゾール血症、低酸素症、免疫介在性脳脊髄炎、封入体筋炎、色素失調症、乳児フィタン酸蓄積症、乳児レフサム病、点頭てんかん、炎症性ミオパチー、頭蓋内嚢胞、頭蓋内圧亢進、ジュベール症候群、Karak症候群、カーンズ・セイヤー症候群、ケネディ病、Kinsbourne症候群、クリッペル・ファイル症候群、クラッベ病、クーゲルバーグ・ウェランダー病、クールー、ラフォラ病、ランバート-イートン無筋力症症候群、ランドー・クレッフナー症候群、延髄外側(ヴァレンベルク)症候群、リー病、レノックス・ガストー症候群、レッシュ・ナイハン症候群、白質ジストロフィー、レビー小体型認知症、脳回欠損、閉込め症候群、ルー・ゲーリグ病、腰部椎間板疾患、腰部脊柱管狭窄症、ライム病、マチャド・ジョセフ病(脊髄小脳失調症3型)、巨脳症、大視症、巨大脳症、メルカーソン-ローゼンタール症候群、メニエール病、髄膜炎、メンケス病、異染性白質ジストロフィー、小頭症、小視症、ミラー・フィッシャー症候群、ミソフォニア(misophonia)、ミトコンドリアミオパチー、メビウス症候群、単肢筋萎縮症、運動ニューロン疾患、運動能力障害、もやもや病、ムコ多糖症、多発脳梗塞性認知症、多巣性運動ニューロパチー、多発性硬化症、多系統萎縮症、筋ジストロフィー、筋痛性脳脊髄炎、重症筋無力症、ミエリン破壊性びまん性硬化症(myelinoclastic diffuse sclerosis)、乳児ミオクローヌス性脳症(myoclonic Encephalopathy of infants)、ミオクローヌス、ミオパチー、筋細管ミオパチー、先天性筋緊張症、ナルコレプシー、神経線維腫症、神経弛緩薬性悪性症候群、エリテマトーデス、神経性筋強直症、神経セロイドリポフスチノーシス、ニーマン・ピック病、オサリバン・マクラウド症候群、後頭神経痛、潜在性脊椎癒合不全続発(occult Spinal Dysraphism Sequence)、大田原症候群、オリーブ橋小脳萎縮症、オプソクローヌス・ミオクローヌス症候群、視神経炎、起立性低血圧症、反復視、感覚異常症、パーキンソン病、先天性パラミオトニア、腫瘍随伴性疾患、発作性発作、パリー・ロンベルク症候群、ペリツェーウス・メルツバッヘル病、周期性麻痺、末梢神経障害、光くしゃみ反射、フィタン酸蓄積症、ピック病、多小脳回(PMG)、多発性筋炎、脳空洞症、ポリオ後症候群、帯状疱疹後神経痛(PHN)、体位性低血圧症、プラダー-ウィリ症候群、原発性側索硬化症、プリオン病、進行性顔面片側萎縮症、進行性多病巣性白質脳症、進行性核上性麻痺、偽脳腫瘍、ラムゼイ・ハント症候群I型、ラムゼイ・ハント症候群II型、ラムゼイ・ハント症候群III型、ラスムッセン脳炎、反射神経血管ジストロフィー、レフサム病、不穏下肢症候群、レトロウイルス関連ミエロパチー、レット症候群、ライ症候群、律動障害、ロンベルク症候群、舞踏病(Saint Vitus dance)、サンドホフ病、統合失調症、シルダー病、裂脳症、感覚統合機能障害、中隔視覚異形成症、シャイ・ドレーガー症候群、シェーグレン症候群、スナチエーション(snatiation)、ソトス症候群、痙縮、二分脊椎、脊髄腫瘍、脊髄性筋萎縮症、脊髄小脳失調症、スティール-リチャードソン-オルスゼフスキー症候群、スティッフパーソン症候群、脳卒中、スタージ-ウェーバー症候群、亜急性硬化性汎脳炎、皮質下動脈硬化性脳症、脳表ヘモジデリン沈着症、シドナム舞踏病、失神、共感覚、脊髄空洞症、足根管症候群、遅発性ジスキネジア、遅発性ディスフレニア(tardive dysphrenia)、ターロヴ嚢胞、テイ・サックス病、側頭動脈炎、破傷風、係留脊髄症候群、トムゼン病、胸郭出口症候群、疼痛性チック、トッド麻痺、トゥーレット症候群、中毒性脳症、一過性脳虚血発作、伝達性海綿状脳症、横断性脊髄炎、振戦、三叉神経痛、熱帯性痙性不全対麻痺、トリパノソーマ症、結節硬化症、ユビシノシス(ubisiosis)、フォン・ヒッペル-リンダウ病(VHL)、Viliuisk脳脊髄炎(VE)、ヴァレンベルク症候群、ウェルドニッヒ・ホフマン病、ウェスト症候群、ウィリアムス症候群、ウィルソン病およびツェルウェガー症候群が含まれる。
【0470】
化合物および組成物は、浸潤癌、腫瘍血管形成および転移の発生の阻害においても有用でありうる。
【0471】
いくつかの態様において、本開示は、異常な細胞増殖に関連する疾患または障害を治療する方法であって、少なくとも1つの他の薬剤と組み合わせて(同時にまたは連続して)1つまたは複数の式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物の治療上有効な量をこのような治療を必要としている患者に投与する段階を含む方法を提供する。
【0472】
いくつかの態様において、薬学的組成物は、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量と薬学的に許容される賦形剤とを含む。
【0473】
いくつかの態様において、患者において異常なWntシグナル伝達が関係すると見なされる障害または疾患を治療する方法が本明細書において提供され、本方法は、患者に式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量を投与する段階を含む。
【0474】
いくつかの態様において、障害または疾患はガンに関連する疼痛および炎症である。
【0475】
いくつかの態様において、障害または疾患は関節に関連する疼痛および炎症である。
【0476】
いくつかの態様において、障害または疾患は膝に関連する疼痛および炎症である。
【0477】
いくつかの態様において、障害または疾患は股関節に関連する疼痛および炎症である。
【0478】
いくつかの態様において、障害または疾患は肩に関連する疼痛および炎症である。
【0479】
いくつかの態様において、障害または疾患は関節炎に関連する疼痛および炎症である。
【0480】
いくつかの態様において、障害または疾患は胃腸障害に関連する疼痛および炎症である。
【0481】
いくつかの態様において、障害または疾患は肺障害に関連する疼痛および炎症である。
【0482】
いくつかの態様において、障害または疾患はアレルギーに関連する疼痛および炎症である。
【0483】
いくつかの態様において、障害または疾患は皮膚障害に関連する疼痛および炎症である。
【0484】
いくつかの態様において、障害または疾患は糖尿病に関連する疼痛および炎症である。
【0485】
いくつかの態様において、障害または疾患は膵炎に関連する疼痛および炎症である。
【0486】
いくつかの態様において、障害または疾患は腱炎に関連する疼痛および炎症である。
【0487】
いくつかの態様において、障害または疾患は心疾患に関連する疼痛および炎症である。
【0488】
いくつかの態様において、障害または疾患は狼蒼に関連する疼痛および炎症である。
【0489】
いくつかの態様において、障害または疾患は神経学的障害に関連する疼痛および炎症である。
【0490】
いくつかの態様において、障害または疾患は多発性硬化症に関連する疼痛および炎症である。
【0491】
いくつかの態様において、障害または疾患はパーキンソン病に関連する疼痛および炎症である。
【0492】
いくつかの態様において、障害または疾患は癌である。
【0493】
いくつかの態様において、障害または疾患は糖尿病性網膜症である。
【0494】
いくつかの態様において、慢性炎症は障害または疾患に関連する。
【0495】
いくつかの態様において、障害または疾患は肺線維症である。
【0496】
いくつかの態様において、障害または疾患は関節リウマチである。
【0497】
いくつかの態様において、障害または疾患は強皮症である。
【0498】
いくつかの態様において、障害または疾患は真菌またはウイルス感染症である。
【0499】
いくつかの態様において、障害または疾患は骨または軟骨の疾患である。
【0500】
いくつかの態様において、障害または疾患はアルツハイマー病である。
【0501】
いくつかの態様において、障害または疾患は骨関節症である。
【0502】
いくつかの態様において、障害または疾患は肺疾患である。
【0503】
いくつかの態様において、障害または疾患は、Wntシグナル伝達成分の突然変異によって引き起こされる遺伝疾患であり、ここで、遺伝疾患は、大腸ポリポーシス、骨粗鬆症-偽性神経膠腫症候群、家族性滲出性硝子体網膜症、網膜血管新生、早期冠動脈疾患、無四肢症候群、ミュラー管退行および男性化、SERKAL症候群、2型糖尿病、Fuhrmann症候群、Al-Awadi/Raas-Rothschild/Schinzelアザラシ肢症候群、歯-爪-皮膚異形成、肥満、裂手/足奇形、尾部重複体症候群、歯無形成、ウィルムス腫瘍、骨格異形成、巣状皮膚低形成、常染色体劣性無爪症、神経管欠損、αサラセミア(ATRX)症候群、脆弱X染色体症候群、ICF症候群、アンジェルマン症候群、プラダー-ウィリ症候群、ベックウィズ-ヴィーデマン症候群、ノリエ病およびレット症候群より選択される。
【0504】
いくつかの態様において、患者はヒトである。
【0505】
いくつかの態様において、癌は、肝細胞癌、結腸癌、乳癌、膵臓癌、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性骨髄単球性白血病、慢性リンパ性白血病(CLL)、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、ホジキンリンパ腫、リンパ腫、肉腫および卵巣癌より選択される。
【0506】
いくつかの態様において、癌は、肺癌−非小細胞、肺癌−小細胞、多発性骨髄腫、鼻咽腔癌、神経芽腫、骨肉腫、陰茎癌、下垂体腫瘍、前立腺癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液腺癌、皮膚癌−基底および扁平上皮細胞、皮膚癌−黒色腫、小腸癌、胃癌、精巣癌、胸腺癌、甲状腺癌、子宮肉腫、膣癌、外陰癌、喉頭または下咽頭癌、腎臓癌、カポジ肉腫、妊娠性絨毛性疾患、消化管間質腫瘍、消化管カルチノイド腫瘍、胆嚢癌、眼癌(黒色腫およびリンパ腫)、ユーイング腫瘍、食道癌、子宮内膜癌、結腸直腸癌、子宮頸癌、脳または脊髄腫瘍、骨転移、骨癌、膀胱癌、胆管癌、肛門癌および副腎皮質癌より選択される。
【0507】
いくつかの態様において、癌は肝細胞癌である。
【0508】
いくつかの態様において、癌は結腸癌である。
【0509】
いくつかの態様において、癌は乳癌である。
【0510】
いくつかの態様において、癌は膵臓癌である。
【0511】
いくつかの態様において、癌は慢性骨髄性白血病(CML)である。
【0512】
いくつかの態様において、癌は慢性骨髄単球性白血病である。
【0513】
いくつかの態様において、癌は慢性リンパ性白血病(CLL)である。
【0514】
いくつかの態様において、癌は急性骨髄性白血病である。
【0515】
いくつかの態様において、癌は急性リンパ性白血病である。
【0516】
いくつかの態様において、癌はホジキンリンパ腫である。
【0517】
いくつかの態様において、癌はリンパ腫である。
【0518】
いくつかの態様において、癌は肉腫である。
【0519】
いくつかの態様において、癌は卵巣癌である。
【0520】
いくつかの態様において、癌は肺癌−非小細胞である。
【0521】
いくつかの態様において、癌は肺癌−小細胞である。
【0522】
いくつかの態様において、癌は多発性骨髄腫である。
【0523】
いくつかの態様において、癌は鼻咽腔癌である。
【0524】
いくつかの態様において、癌は神経芽腫である。
【0525】
いくつかの態様において、癌は骨肉腫である。
【0526】
いくつかの態様において、癌は陰茎癌である。
【0527】
いくつかの態様において、癌は下垂体腫瘍である。
【0528】
いくつかの態様において、癌は前立腺癌である。
【0529】
いくつかの態様において、癌は網膜芽細胞腫である。
【0530】
いくつかの態様において、癌は横紋筋肉腫である。
【0531】
いくつかの態様において、癌は唾液腺癌である。
【0532】
いくつかの態様において、癌は皮膚癌−基底および扁平上皮細胞である。
【0533】
いくつかの態様において、癌は皮膚癌−黒色腫である。
【0534】
いくつかの態様において、癌は小腸癌である。
【0535】
いくつかの態様において、癌は胃癌である。
【0536】
いくつかの態様において、癌は精巣癌である。
【0537】
いくつかの態様において、癌は胸腺癌である。
【0538】
いくつかの態様において、癌は甲状腺癌である。
【0539】
いくつかの態様において、癌は子宮肉腫である。
【0540】
いくつかの態様において、癌は膣癌である。
【0541】
いくつかの態様において、癌は外陰癌である。
【0542】
いくつかの態様において、癌はウィルムス腫瘍である。
【0543】
いくつかの態様において、癌は喉頭または下咽頭癌である。
【0544】
いくつかの態様において、癌は腎臓癌である。
【0545】
いくつかの態様において、癌はカポジ肉腫である。
【0546】
いくつかの態様において、癌は妊娠性絨毛性疾患である。
【0547】
いくつかの態様において、癌は消化管間質腫瘍である。
【0548】
いくつかの態様において、癌は消化管カルチノイド腫瘍である。
【0549】
いくつかの態様において、癌は胆嚢癌である。
【0550】
いくつかの態様において、癌は眼癌(黒色腫およびリンパ腫)である。
【0551】
いくつかの態様において、癌はユーイング腫瘍である。
【0552】
いくつかの態様において、癌は食道癌である。
【0553】
いくつかの態様において、癌は子宮内膜癌である。
【0554】
いくつかの態様において、癌は結腸直腸癌である。
【0555】
いくつかの態様において、癌は子宮頸癌である。
【0556】
いくつかの態様において、癌は脳または脊髄腫瘍である。
【0557】
いくつかの態様において、癌は骨転移である。
【0558】
いくつかの態様において、癌は骨癌である。
【0559】
いくつかの態様において、癌は膀胱癌である。
【0560】
いくつかの態様において、癌は胆管癌である。
【0561】
いくつかの態様において、癌は肛門癌である。
【0562】
いくつかの態様において、癌は副腎皮質癌である。
【0563】
いくつかの態様において、障害または疾患は神経学的状態、障害または疾患であり、ここで、神経学的状態/障害/疾患は、アルツハイマー病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、プリオン病、パーキンソン病、ハンチントン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症(mutiple system atrophy)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、封入体筋炎、自閉症、変性筋障害、糖尿病性神経障害、他の代謝性神経障害、内分泌神経障害、起立性低血圧症、多発性硬化症およびシャルコー・マリー・トゥース病より選択される。
【0564】
いくつかの態様において、障害または疾患はタウタンパク質、アミロイドまたはαシヌクレイン病理学に関連する神経疾患または障害である。
【0565】
いくつかの態様において、障害または疾患は、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ダウン症候群、17番染色体に連鎖しパーキンソニズムを伴う前頭側頭型認知症(FTDP-17)、レビー小体型認知症、パーキンソン病、ピック病、および自閉症、認知症、てんかん、ハンチントン病、多発性硬化症などの明白な神経変性を伴うさらなる疾患;慢性外傷性脳症、外傷性脳損傷、腫瘍、および脳卒中などの後天性脳損傷に関連する疾患および障害からなる群より選択される。
【0566】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物はDYRK1Aを阻害する。
【0567】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物は、Wnt経路における1つまたは複数のタンパク質を阻害する。
【0568】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物は、1つまたは複数のWntタンパク質によって誘導されるシグナル伝達を阻害する。
【0569】
いくつかの態様において、Wntタンパク質は、WNT1、WNT2、WNT2B、WNT3、WNT3A、WNT4、WNT5A、WNT5B、WNT6、WNT7A、WNT7B、WNT8A、WNT8B、WNT9A、WNT9B、WNT10A、WNT10B、WNT11、およびWNT16より選択される。
【0570】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物は、キナーゼ活性を阻害する。
【0571】
いくつかの態様において、患者におけるWnt経路によって仲介される疾患または障害を治療する方法が提供され、この方法は、患者に式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの1つの化合物(もしくは複数の化合物)またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量を投与する段階を含む。
【0572】
いくつかの態様において、式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物は、1つまたは複数のWntタンパク質を阻害する。
【0573】
いくつかの態様において、患者におけるキナーゼ活性によって仲介される疾患または障害を治療する方法が提供され、この方法は、患者に式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの1つの化合物(もしくは複数の化合物)またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量を投与する段階を含む。
【0574】
いくつかの態様において、疾患または障害は、腫瘍成長、細胞増殖、または血管形成を含む。
【0575】
いくつかの態様において、方法は、タンパク質キナーゼ受容体の活性を阻害し、方法は、受容体を式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの1つの化合物(もしくは複数の化合物)またはその薬学的に許容される塩の有効な量と接触させる段階を含む。
【0576】
いくつかの態様において、患者における異常な細胞増殖に関連する疾患または障害を治療する方法が提供され、この方法は、患者に式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの1つの化合物(もしくは複数の化合物)またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量を投与する段階を含む。
【0577】
いくつかの態様において、方法は、患者における血管形成を防止または低減し;方法は、患者に式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの1つの化合物(もしくは複数の化合物)またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量を投与する段階を含む。
【0578】
いくつかの態様において、方法は、患者における異常な細胞増殖を防止または低減し;方法は、患者に式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの1つの化合物(もしくは複数の化合物)またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量を投与する段階を含む。
【0579】
いくつかの態様において、患者における異常な細胞増殖に関連する疾患または障害を治療する方法が提供され、この方法は、薬学的に許容される担体および1つまたは複数の他の薬剤と組み合わせて式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの1つまたは複数の化合物を含む薬学的組成物を患者に投与する段階を含む。
【0580】
さらに、例えば、サイクリン依存性キナーゼ(CDK)の阻害剤としての化合物および組成物は、細胞RNAおよびDNA合成のレベルを調節することができ、したがって、HIV、ヒト乳頭腫ウイルス、ヘルペスウイルス、エプスタイン-バーウイルス、アデノウイルス、シンドビスウイルス、ポックスウイルスなどのウイルス感染の治療において有用であると予想される。
【0581】
本明細書に記載の化合物および組成物は、例えば、細胞周期のG
0またはG
1期において活性なものなどのCDK/サイクリン複合体、例えば、CDK2、CDK4、および/またはCDK6複合体のキナーゼ活性を阻害することができる。
【0582】
生物活性の評価
本明細書に記載の化合物の生物活性を、当業者に公知の任意の適切なアッセイを用いて試験することができ、例えば、国際公開公報第2001/053268号および国際公開公報第2005/009997号を参照されたい。例えば、化合物の活性を、以下に概略を示す試験法の1つまたは複数を用いて試験してもよい。
【0583】
一例において、腫瘍細胞をWntに無関係の成長についてスクリーニングしてもよい。そのような方法において、関心対象の腫瘍細胞を関心対象の化合物(すなわち阻害剤)と接触させ、細胞の増殖を、例えば、トリチウム化したチミジンの取り込みによりモニターする。いくつかの態様において、Wntシグナル伝達経路の突然変異に関連する癌の存在についてスクリーニングした候補患者から腫瘍細胞を単離してもよい。候補の癌には、上に挙げたものが含まれるが、それらに限定されるわけではない。
【0584】
もう一つの例において、Wnt生物活性、例えば、β-カテニンの安定化および幹細胞の成長促進についてインビトロアッセイを用いてもよい。Wntの生物活性についてのアッセイには、β-カテニンの安定化が含まれ、これは、例えば、候補阻害剤組成物の連続希釈により測定することができる。Wnt生物活性の例示的アッセイは、Wnt組成物を候補阻害剤存在下で細胞、例えば、マウスL細胞と接触させる。細胞を、β-カテニンを安定化させるのに十分な期間、通常は少なくとも約1時間培養し、溶解する。細胞溶解産物をSDS PAGEにより分離し、次いでニトロセルロースに転写し、β-カテニンに特異的な抗体をプローブに用いて調べる。
【0585】
さらなる例において、候補化合物の活性をアフリカツメガエル副軸生物アッセイ[Leyns, L. et al. Cell (1997), 88(6), 747-756]において測定することができる。
【0586】
もう1つの例において、DYRK1A生物活性、例えば、ヒトSH-SY5Y神経芽細胞腫細胞株などのニューロン細胞株における微小管関連タンパク質タウ(MAPT/タウ)リン酸化の調節についてのインビトロアッセイを用いてもよい。リン酸化のDYRK1a調節レベルについてのアッセイは、基礎的pSer396タウのレベルをモニターすることを含み得、これは例えば、10マイクロモルの最高濃度を用いて候補阻害剤組成物を連続希釈しELISAまたはウェスタンブロッティングで検出することにより測定することができる。DYRK-1a調節リン酸化についての例示的アッセイは、96穴プレート様式で、微小管およびタウリン酸化を安定させるのに十分な期間、通常は少なくとも2日間培養し、次いで化合物の1/3連続希釈物で終夜処理して、溶解させた、SH-SY5Y細胞を用いる。細胞溶解物をSDS PAGEで分離し、次いでニトロセルロースに転写し、pSer396タウに特異的な抗体で調べる。ウェスタンブロッティングで用いたHRP連結抗体の化学発光シグナルをCarestream Image Stationを用いて検出し、pSer396およびβ-アクチンのブロット濃度測定をImageJ(NIH)を用いて分析する。
【0587】
さらなる例において、候補化合物の活性は、前述の溶解物を全タウコーティングプレートに添加して特異的pSer396抗体で検出することにより、ELISAによって測定することができる。ELISAシグナルの比色検出を、Cytation3プレート読み取り器(Biotek)により実施する。
【0588】
本開示をさらに例示するために、以下の実施例が含まれる。実施例は、当然のことながら、本開示を具体的に限定すると解釈されるべきではない。添付の特許請求の範囲の領域内のこれらの実施例の変種は、当業者の技術の範囲内であり、本明細書において記載し、特許請求する、本発明の範囲内に入ると考えられる。読者は、本開示および当分野の技術を与えられた当業者であれば、徹底的な実施例なしに本発明を調製および使用しうることを理解するであろう。
【実施例】
【0589】
化合物調製
本開示の化合物を調製する際に用いる出発原料は、公知であるか、公知の方法により作成されるか、または市販されている。当業者には、本明細書において特許請求する化合物に関係する前駆体および官能基を調製するための方法は、全般的に文献に記載されていることが明らかであろう。文献および本開示を与えられた当業者は、任意の化合物を調製するための十分な技術が備わっている。
【0590】
有機化学の技術者であれば、詳細な指示なしに容易に操作を行うことができる、すなわち、これらの操作を行うことは十分に当業者の領域および技量の範囲内であることが理解される。これらには、カルボニル化合物のそれらの対応するアルコールへの還元、酸化、アシル化、求電子および求核の両方の芳香族置換、エーテル化、エステル化およびけん化などが含まれる。これらの操作は、March's Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms, and Structure 7
th Ed., John Wiley & Sons (2013)、Carey and Sundberg, Advanced Organic Chemistry: Part B: Reaction and Synthesis 5
th Ed., Springer (2007)、Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Transformations, 2
nd Ed., John Wiley & Sons (1999)などの標準の教科書において議論されている。
【0591】
当業者であれば、特定の反応は、分子内の他の官能基をマスクまたは保護し、したがって任意の望ましくない副反応を避ける、および/または反応の収率を上げる場合に、最もうまく実施されることを容易に理解するであろう。多くの場合、当業者は、そのような収率の上昇を達成するため、または望ましくない反応を避けるために、保護基を利用する。これらの反応は文献において見いだされ、これらもまた十分に当業者の領域の範囲内である。これらの操作の多くの例は、例えば、P. Wuts Greene's Protective Groups in Organic Synthesis, 5th Ed., John Wiley & Sons (2014)において見いだすことができる。
【0592】
本明細書において用いる商標は例にすぎず、本開示の出願時に用いられた例示的材料を表している。当業者であれば、ロット、製造工程などの変動が予想されることを理解するであろう。したがって、実施例、およびその中で用いる商標は非限定的であり、これらは限定されることを意図せず、当業者が本開示の態様の1つまたは複数を実施するためにどのように選択しうるかを単に例示するものである。
【0593】
(
1H)核磁気共鳴スペクトル(NMR)は、Bruker NMR分光計(Avance TM DRX300、
1H用300MHzまたはAvance TM DRX500、
1H用500MHz)またはVarian NMR分光計(Mercury 400BB 、
1H用400MHz)で示した溶媒中で測定した。ピークの位置はテトラメチルシランから低磁場への百万分率(ppm)で表す。ピーク多重度は以下のとおりに示す:s、一重線;d、二重線;t、三重線;q、四重線;ABq、AB四重線;quin、五重線;sex、六重線;sep、七重線;non、九重線;dd、二重線の二重線;d/ABq、AB四重線の二重線;dt、三重線の二重線;td、二重線の三重線;dq、四重線の二重線;m、多重線。
【0594】
以下の略語は示した意味を有する:
食塩水=飽和塩化ナトリウム水溶液
CDCl
3=重水素化クロロホルム
DAST=ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド
DCE=ジクロロエタン
DCM=ジクロロメタン
DHP=3,4-ジヒドロ-2H-ピラン
DIPEA=N,N-ジイソプロピルエチルアミン
DMF=N,N-ジメチルホルムアミド
DMSO-d
6=重水素化ジメチルスルホキシド
ESIMS=電子スプレー質量分析
EtOAc=酢酸エチル
Et
3SiH=トリエチルシラン
HATU=1-[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]-1H-1,2,3-トリアゾロ[4,5-b]ピリジニウム3-オキシド・ヘキサフルオロホスファート
HCl=塩酸
HOAc=酢酸
KOAc=酢酸カリウム
K
3PO
4=リン酸カリウム
LAH=水素化アルミニウムリチウム
MeOH=メタノール
MgSO
4=硫酸マグネシウム
MsCl=メタンスルホニルクロリド(塩化メシル)
NaBD
4=重水素化ホウ素ナトリウム
NaBH(OAc)
3=トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム
NaHCO
3=炭酸水素ナトリウム
NMR=核磁気共鳴
ON=終夜
Pd/C=炭素担持パラジウム
PdCl
2(dppf)
2=1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリド
Pd(PPh
3)
2Cl
2=ジクロロ-ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)
Pd(PPh
3)
4=テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)
PPTS=p-トルエンスルホン酸ピリジニウム
r.t.=室温
SEM=2-(トリメチルシリル)エトキシメチル
TEA=トリエチルアミン
TFA=トリフルオロ酢酸
THF=テトラヒドロフラン
TLC=薄層クロマトグラフィ
【0595】
以下の例示的スキームは読者の指標のために提供し、本明細書において提供する化合物の例示的作成法をひとまとめに表す。さらに、本開示の化合物の他の調製法は、当業者であれば、以下の反応スキームおよび実施例に照らして容易に明らかになるであろう。当業者であれば、文献および本開示を考慮して、これらの化合物をそれらの方法によって調製するのに十分な備えがある。以下に示す合成スキームにおいて用いる化合物番号は、それらの特定のスキームだけのためであり、明細書の他の部分における同じ番号と解釈または混同されるべきではない。特に記載がないかぎり、すべての変数は上で規定するとおりである。
【0596】
一般的手順
本開示の式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、および/またはXの化合物をスキーム1に示すとおりに調製することができる。
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【0597】
スキーム1は、まず1H-インダゾール-3-カルボン酸(II)のワインレブアミド(III)を形成することによる、インダゾール-3-カルボキサミド誘導体(I)の調製法を記載する。ワインレブアミド(III)を(ビス(トリフルオロアセトキシ)ヨード)ベンゼンと反応させて5-ヨード-1H-インダゾール-3-カルボン酸(IV)を生成し、続いてインダゾール窒素のTHP保護を行う。保護したインダゾールVのワインレブアミドを還元してアルデヒドVIとし、続いてビス(ピナコラト)ジボロンと反応させて、ピナコールエステル(VII)を得る。様々な芳香族および非芳香族臭化物との鈴木カップリングにより、R
2置換インダゾールVIIIを得る。アルデヒドの酸(IX)への酸化と、その後の様々なアミンのHATU仲介カップリングおよび続く脱保護により、所望のインダゾール-3-カルボキサミド誘導体(I)を得る。
【0598】
本発明の式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物を、スキーム2に示すとおりに調製することもできる。
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【0599】
スキーム2は、インダゾール5位の臭素化と、続くエステル化によりエステルXIIを生成することによる、インダゾール-3-カルボキサミド誘導体(I)の代替調製法を記載する。インダゾール窒素をTHP保護し、エステルを加水分解して酸XIVとする。酸を様々なアミンとカップリングさせてアミドXVを生成し、これを次いで様々なボロン酸とカップリングさせて(経路1)Xを得る。または、XVをボロン酸エステルに変換し、次いで様々な臭化物にカップリングさせて(経路2)Xを得ることもできる。インダゾール窒素の最終脱保護により、所望のインダゾール-3-カルボキサミド誘導体(I)を得る。
【0600】
本発明の式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IXおよび/またはXの化合物を、スキーム3に示すとおりに調製することもできる。
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【0601】
スキーム3は、インダゾール5位の臭素化と、続く経路1:エステル化によりエステルXIIを生成し、次いでインダゾール窒素をトリチル保護し、次いで最終的にエステルを加水分解して酸XVIIとすること;または経路2:インダゾール窒素をトリチル保護して直接酸XVIIとすることのいずれかによる、インダゾール-3-カルボキサミド誘導体(I)のもう1つの代替調製法を記載する。酸を様々なアミンとカップリングさせてアミドXVIIIを生成し、これを次いで様々なボロン酸とカップリングさせて(経路3)XIXを得る。またはXVIIIをボロン酸エステルに変換し、次いで様々な臭化物にカップリングさせて(経路4)XIXを得ることができる。インダゾール窒素の最終脱保護により、所望のインダゾール-3-カルボキサミド誘導体(I)を得る。
【0602】
例示的化合物例
中間体N-(5-ブロモピリジン-3-イル)-2,4-ジフルオロベンズアミド(XXIII)の調製をスキーム4に示す。
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【0603】
段階1
DCM(50mL)中の2,4-ジフルオロ安息香酸(XX)(2.00g、12.65mmol、1当量)の溶液に、塩化オキサリル(1.3mL、15.18mmol、1.2当量)と、続いて触媒量のDMFを加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮して、塩化2,4-ジフルオロベンゾイル(XXI)を得、これをそれ以上精製せずに用いた。
【0604】
段階2
ピリジン(20mL)中の塩化2,4-ジフルオロベンゾイル(XXI)の溶液に、次いで3-アミノ-5-ブロモピリジン(XXII)(2.63g、15.18mmol、1.21当量)を加え、室温で16時間撹拌した。次いで、反応を水(10mL)で停止し、溶媒を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィ(ヘキサン:EtOAc=4:1)で精製して、N-(5-ブロモピリジン-3-イル)-2,4-ジフルオロベンズアミド(XXIII)(3.3g、10.6mmol、収率84.0%)を黄褐色固体で得た。ESIMS C
12H
7BrF
2N
2O実測値m/z 312.8 (M+H)。
【0605】
以下の中間体を、上のスキーム4に記載の手順に従って調製した。
【0606】
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N-(5-ブロモピリジン-3-イル)-2,5-ジフルオロベンズアミド(XXIV):黄褐色固体(01.66g、5.3mmol、収率41.9%)。ESIMS C
12H
7BrF
2N
2O実測値m/z 312.8 (M+H)。
【0607】
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N-(5-ブロモピリジン-3-イル)-2,6-ジフルオロベンズアミド(XXV):ベージュ固体(2.72g、8.7mmol、収率68.7%)。ESIMS C
12H
7BrF
2N
2O実測値m/z 312.9 (M+H)。
【0608】
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3-(5-ブロモピリジン-3-イル)-1,1-ジメチル尿素(XXVI):褐色固体(1.24g、5.09mmol、収率88%)。
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【0609】
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N-(5-ブロモピリジン-3-イル)シクロプロパンカルボキサミド(XXVII):オフホワイト固体(収率83%)、
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【0610】
中間体(XXIX)の調製を以下のスキーム5に示す。
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【0611】
段階1
DCE(108mL)中の5-ブロモニコチンアルデヒド(XXVIII)(5.0g、26.9mmol)の溶液に、ジメチルアミン-HCl(4.39g、53.8mmol)およびTEA(7.5g、53.8mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。NaBH(OAc)
3を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をDCMおよび飽和NaHCO
3水溶液で希釈した。有機層を分離し、水、食塩水で洗浄し、乾燥し、減圧下で濃縮して、1-(5-ブロモピリジン-3-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン(XXIX)を褐色液体で得た(収率92.6%)。
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【0612】
以下の中間体を、上のスキーム5に記載の手順によって調製した。
【0613】
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3-ブロモ-5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン(XXX):金色液体(1.35g、収率97%)。
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【0614】
[この文献は図面を表示できません]
3-ブロモ-5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン(XXXI):褐色液体(13.1g、収率94%)。
[この文献は図面を表示できません]
【0615】
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3-ブロモ-5-((3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)メチル)ピリジン(XXXII):褐色液体(7.38g、26.64mmol、収率94.9%)。
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【0616】
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3-ブロモ-5-((4-メチルピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン(XXXIII):褐色油状物(2.93g、10.88mmol、収率97.8%)。ESIMS C
12H
17BrN
2実測値m/z 271.1 (
81BrM+H)。
【0617】
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1-((5-ブロモピリジン-3-イル)メチル)アゼパン(XXXIV):褐色液体(2.80g、10.4mmol、収率95.3%)。ESIMS C
12H
17BrN
2実測値m/z 271.0 (
81BrM+H)。
【0618】
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3-(アゼチジン-1-イルメチル)-5-ブロモピリジン(XXXV):褐色油状物(300mg、1.32mmol、収率12.2%)。ESIMS C
9H
11BrN
2実測値m/z 226.9 (
79BrM+H)。
【0619】
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3-((5-ブロモピリジン-3-イル)メチル)-6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン(XXXVI):褐色固体(1.35g、5.0mmol、収率79.8%)。ESIMS C
11H
13BrN
2O実測値m/z 270.7 (
81BrM+H)。
【0620】
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6-((5-ブロモピリジン-3-イル)メチル)-2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン(XXXVII):褐色油状物(0.852g、3.16mmol、収率71.8%)。ESIMS C
11H
13BrN
2O実測値m/z 270.9 (
81BrM+H)。
【0621】
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4-((5-ブロモピリジン-3-イル)メチル)チオモルホリン1,1-ジオキシド(XXXVIII):褐色油状物(588mg、1.93mmol、収率33.0%)。ESIMS C
11H
13BrN
2O実測値m/z 306.6 (
81BrM+H)。
【0622】
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1-(5-ブロモピリジン-3-イル)ピペリジン-4-オール(XXXIX):褐色油状物(2.15g、7.93mmol、収率72.7%)。
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【0623】
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1-(3-ブロモ-5-フルオロベンジル)ピペリジン(XL):澄明液体(2.83g、10.4mmol、収率100%)。ESIMS C
12H
15BrFN実測値m/z 272.0 (
79BrM+H)。
【0624】
3-ブロモ-5-(ピペリジン-1-イルメチル-d2)ピリジン(XLV)の調製を以下のスキーム6に示す。
[この文献は図面を表示できません]
【0625】
段階1
THF(45mL)中の5-ブロモピリジン-3-カルボン酸メチル(XLI)(2.00g、9.25mmol、1当量)の溶液に、重水素化ホウ素ナトリウム(0.77g、18.5mmol、2当量)を撹拌しながらバッチ式で加えた。次いで、CD
3OD(5mL)を加え、混合物を16時間加熱還流した。反応を氷上に加えることにより停止した。水層をEtOAcで抽出し、有機層をMgSO
4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルのクロマトグラフィ(ヘキサン:EtOAc=4:1)で精製して、(5-ブロモピリジン-3-イル)メタン-d
2-オール-d(XLII)(0.58g、3.1mmol、収率33%)を褐色油状物で得た。ESIMS C
6H
3D
3BrNO実測値m/z 291.9 (
81BrM+H)。
【0626】
段階2〜3
DCM(30mL)中の(5-ブロモピリジン-3-イル)メタン-d
2-オール-d(XLII)(0.58g、3.1mmol、1当量)の溶液に、TEA(1.28mL、9.15mmol、3当量)を加えた。塩化メタンスルホニル(0.26mL、3.35mmol、1.1当量)を0℃で加えた。反応混合物を3時間撹拌した後、ピペリジン(XLIV)(0.90mL、9.15mmol、3当量)を加え、反応混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、この混合物を水に加え、水層をEtOAcで抽出し、有機層をMgSO
4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルのクロマトグラフィ(ヘキサン:EtOAc=1:1)で精製して、3-ブロモ-5-(ピペリジン-1-イルメチル-d2)ピリジン(XLV)(0.59g、3.1mmol、収率73.9%)を褐色油状物で得た。ESIMS C
11H
13D
2BrN
2実測値m/z 256.8 (
79BrM+H)。
【0627】
(1-(6-クロロピラジン-2-イル)アゼチジン-3-イル)カルバミン酸tert-ブチル(XLVIII)の調製を以下のスキーム7に示す。
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【0628】
段階1
無水DMF(19.2mL)中のアゼチジン-3-イルカルバミン酸tert-ブチル塩酸塩(XLVI)(2g、9.58mmol)の溶液にDIPEA(8.37ml、47.9mmol)を加えた。この混合物に2,6-ジクロロピラジン(XLVII)(1.428g、9.58mmol)を加え、反応混合物を95℃で3時間撹拌した。反応を水(20mL)で停止し、EtOAcで抽出した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(40g)(100%ヘキサン→ヘキサン:EtOAc 1:1)で精製して、(1-(6-クロロピラジン-2-イル)アゼチジン-3-イル)カルバミン酸tert-ブチル(XLVIII)(2.2882g、8.04mmol、収率84%)を白色固体で得た。ESIMS C
12H
17ClN
4O
2実測値m/z 285.1 (M+H)。
【0629】
3-ブロモ-5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン(LI)の調製を以下のスキーム8に示す。
[この文献は図面を表示できません]
【0630】
段階1
マイクロ波バイアルに3,5-ジブロモピリジン(XLIX)(2.0g、8.44mmol)およびピロリジン(L)(3.0g、42.2mmol)を加えた。反応混合物を100℃で16時間マイクロ波処理した。粗製混合物をシリカゲルのクロマトグラフィ(ヘキサン:EtOAc=4:1)で精製して、3-ブロモ-5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン(LI)(1.41g、6.21mmol、収率73.6%)を白色固体で得た。ESIMS C
9H
11BrN
2実測値m/z 228.9 (M+H)。
【0631】
3-ブロモ-5-(ジフルオロメチル)ピリジン(LIII)の調製を以下のスキーム9に示す。
[この文献は図面を表示できません]
【0632】
段階1
無水DCM(20mL)中の5-ブロモニコチンアルデヒド(LII)(1.3g、7.0mmol)の溶液に、DAST(1.73mL、14.0mmol)をアルゴン雰囲気下で加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液にゆっくり加えた。有機相を分離し、食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で蒸発させた。粗製混合物をシリカゲルのクロマトグラフィ(ヘキサン:EtOAc=1:1)で精製して、3-ブロモ-5-(ジフルオロメチル)ピリジン(LIII)(814mg、3.91mmol、収率55.9%)を固体で得た。
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【0633】
1-(3-ブロモ-4,5-ジフルオロベンジル)ピペリジン(LVI)の調製を以下のスキーム10に示す。
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【0634】
段階1
DMF(20mL)中の3-ブロモ-4,5-ジフルオロ安息香酸(LIV)(2.4g、10.1mmol)の溶液に、ピペルジン(piperdine)(XLIV)(1.2mL、12.1mmol)、HATU(3.84g、10.1mmol)およびDIPEA(3.6mL、20.2mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物にEtOAcおよび飽和NaHCO
3水溶液を加えた。有機相を分離し、食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で蒸発させた。粗製混合物をシリカゲルのクロマトグラフィ(100%ヘキサン→ヘキサン:EtOAc=1:1)で精製して、(3-ブロモ-4,5-ジフルオロフェニル)(ピペリジン-1-イル)メタノン(LV)(2.6g、8.55mmol、収率84.6%)を黄色油状物で得た。ESIMS C
12H
12BrF
2NO実測値m/z 304.1 (M+H)。
【0635】
段階2
(3-ブロモ-4,5-ジフルオロフェニル)(ピペリジン-1-イル)メタノン(LV)(872mg、2.86mmol)をBH
3-THF(6mL、5.74mmol)に溶解し、室温で終夜撹拌した。次いで、反応混合物にEtOAcおよび飽和NaHCO
3水溶液を加えた。有機相を分離し、食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で蒸発させた。粗製混合物をシリカゲルのクロマトグラフィ(100%ヘキサン→ヘキサン:EtOAc=1:3)で精製して、1-(3-ブロモ-4,5-ジフルオロベンジル)ピペリジン(LVI)(650mg、2.24mmol、収率78.3%)を黄色固体で得た。ESIMS C
12H
14BrF
2N実測値m/z 290.0 (M+H)。
【0636】
中間体6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-アミン(LX)の調製を以下のスキーム11に示す。
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【0637】
段階1
ジオキサン(50mL)中の2-クロロ-5-ニトロピリジン(LVII)(3.17g、20.0mmol)の溶液に、1-メチルピペラジン(LVIII)(4.00g、40.0mmol)および炭酸カリウムを加えた。反応混合物を終夜還流し、室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水で処理し、超音波処理した後、30分間撹拌した。固体をろ過し、冷水で洗浄し、乾燥して、1-メチル-4-(5-ニトロピリジン-2-イル)ピペラジン(LIX)を黄色固体(3.85g、17.3mmol、収率86.6%)で得た。ESIMS C
10H
14N
4O
2実測値m/z 223.1 (M+H)。
【0638】
段階2
10%パラジウム炭素(40mg)をEtOH(50.0mL)中の1-メチル-4-(5-ニトロピリジン-2-イル)ピペラジン(LIX)(3.80g、17.09mmol)の溶液に加えた。フラスコを排気し、水素雰囲気で置換した。溶液を水素雰囲気下、室温で6時間撹拌した。触媒をセライトのパッドを通してろ過し、溶媒を減圧下で除去して、6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-アミン(LX)を褐色粘稠油状物で得、これは減圧下で固化した(3.30g、17.1mmol、定量的)。ESIMS C
10H
16N
4実測値m/z 193.0 (M+H)。
【0639】
以下の中間体を上のスキーム11に記載の手順に従って調製した。
【0640】
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6-(アゼチジン-1-イル)ピリジン-3-アミン(LXI):赤紫色固体(1.45g、9.70mmol、収率99.3%)。ESIMS C
8H
11N
3実測値m/z 149.0 (M+H)。
【0641】
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6-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)ピリジン-3-アミン(LXII):紫色固体(820mg、4.43mmol、収率89.9%)。ESIMS C
8H
9F
2N
3実測値m/z 186.0 (M+H)。
【0642】
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6-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリジン-3-アミン(LXIII):紫色粘稠油状物(562mg、2.94mmol、収率72.4%)。ESIMS C
10H
13N
3O実測値m/z 192.0 (M+H)。
【0643】
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6-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-アミン(LXIV):暗紫色油状物(1.43g、8.77mmol、収率100%)。ESIMS C
9H
13N
3実測値m/z 164 (M+H)。
【0644】
[この文献は図面を表示できません]
6-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-3-アミン(LXV):暗赤色粘稠油状物(4.93g、27.81mmol、収率95.9%)。
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【0645】
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1-(5-アミノピリジン-2-イル)ピペリジン-4-オール(LXVI):暗褐色油状物(5.7g、29.5mmol、収率99.5%)。
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【0646】
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6-モルホリノピリジン-3-アミン(LXVII):紫色固体(782mg、4.36mmol、収率95%)。ESIMS C
9H
13N
3O実測値m/z 180 (M+H)。
【0647】
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2-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-4-アミン(LXVIII):淡橙色固体(803mg、4.92mmol、収率63.2%)。ESIMS C
9H
13N
3実測値m/z 164.0 (M+H)。
【0648】
[この文献は図面を表示できません]
2-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-4-アミン(LXIX):淡橙色固体(821mg、4.63mmol、収率59.5%)。ESIMS C
10H
15N
3実測値m/z 178.1 (M+H)。
【0649】
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N
2-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N
2-メチルピリジン-2,5-ジアミン(LXX):暗紫色油状物(1.55g、7.98mmol、収率96%)。ESIMS C
10H
18N
4実測値m/z 195 (M+H)。
【0650】
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6-(2,6-ジメチルモルホリノ)ピリジン-3-アミン(LXXI):暗赤色油状物(1.2g、5.79mmol、収率92.0%)。ESIMS C
11H
17N
3O実測値m/z 208.1 (M+H)。
【0651】
中間体4-(5-アミノピリジン-2-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(LXXIV)の調製を以下のスキーム12に示す。
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【0652】
段階1
EtOH(20mL)中の2-クロロ-5-ニトロピリジン(LVII)(2.0g、12.6mmol)の溶液に、ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(LXXII)(7.05g、37.9mmol)を加えた。反応混合物を70℃で16時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、次いでEtOAcに溶解した。EtOAcを1M NaOH、食塩水で洗浄し、次いでMgSO4で乾燥して、4-(5-ニトロピリジン-2-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(LXXIII)を黄色固体(4.94g)で得た。ESIMS C
14H
20N
4O
4実測値m/z 309.0 (M+H)。
【0653】
段階2
中間体4-(5-アミノピリジン-2-イル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル(LXXIV)の調製を、スキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。紫色固体(990mg、3.56mmol、定量的)。ESIMS C
14H
22N
4O
2実測値m/z 278.8 (M+H)。
【0654】
中間体N-(3-アミノピリジン-4-イル)シクロプロパンカルボキサミド(LXXVIII)の調製を以下のスキーム13に示す。
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【0655】
段階1
ピリジン中の3-ニトロピリジン-4-アミン(LXXV)(500mg、3.59mmol)の溶液に、塩化シクロプロパンカルボニル(LXXVI)(413mg、3.95mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌した。溶液を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAcに溶解した。EtOAc溶液を水、食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮して残渣とし、N-(3-ニトロピリジン-4-イル)シクロプロパンカルボキサミド(LXXVII)を淡黄色固体(740mg、3.57mmol、収率99.5%)で得た。ESIMS C
9H
9N
3O
3実測値m/z 207.7 (M+H)。
【0656】
段階2
中間体N-(3-アミノピリジン-4-イル)シクロプロパンカルボキサミド(LXXVIII)の調製を、スキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。暗灰色固体(632mg、3.57mmol、定量的)。ESIMS C
9H
11N
3O実測値m/z 178.0 (M+H)。
【0657】
以下の中間体を上のスキーム13に記載の手順に従って調製した。
【0658】
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N-(3-アミノピリジン-4-イル)-3-メチルブタンアミド(LXXIX):橙色固体(692mg、3.58mmol、収率100%)。ESIMS C
10H
15N
3O実測値m/z 194.0 (M+H)。
【0659】
中間体6-イソプロポキシピリジン-3-アミン(LXXXI)の調製を以下のスキーム14に示す。
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【0660】
段階1
イソプロパノール(20mL)中の2-クロロ-5-ニトロピリジン(LVII)(1.58g、10.0mmol)の懸濁液に、NaH(鉱油中60%)(800mg、20mmol)を少しずつ加えた。溶液をAr雰囲気下、室温で2時間撹拌した。次いで、反応を水の滴加により停止した。溶液を減圧下で濃縮し、残渣をCHCl
3と水との間で分配した。有機層を分離し、水相をCHCl
3で洗浄した。合わせたCHCl
3を水、食塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカカラム(5:1 EtOAc:ヘキサン)で精製して、2-クロロ-5-ニトロピリジン(LXXX)を黄色固体(880mg、4.83mmol、収率48.3%)で得た。
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【0661】
段階2
中間体6-イソプロポキシピリジン-3-アミン(LXXXI)の調製を、スキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。褐色油状物(735mg、4.83mmol、収率100%)。
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【0662】
以下の中間体を上のスキーム14に記載の手順に従って調製した。
【0663】
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6-(オキセタン-3-イルオキシ)ピリジン-3-アミン(LXXXII):黄色固体(1.69g、10.0mmol、収率100%)。
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【0664】
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6-(メトキシ-d3)ピリジン-3-アミン(LXXXIII):青色油状物(1.21g、9.5mmol、収率99.8%)。
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【0665】
中間体6-(2-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-アミン(LXXXVI)の調製を以下のスキーム15に示す。
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【0666】
段階1
ピリジン(20mL)中の2-クロロ-5-ニトロピリジン(LVII)(682mg、4.30mmol)および2-フルオロフェノール(LXXXIV)(482mg、4.30mmol)の溶液を、マイクロ波反応器中、180℃で1時間加熱した。溶液を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をEtOAcに溶解し、水、食塩水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、蒸発させた。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(100%ヘキサン→2:98 EtOAc:ヘキサン)で精製して、2-(2-フルオロフェノキシ)-5-ニトロピリジン(LXXXV)を黄色油状物(7.70mg、3.29mmol、収率76.5%)で得た。ESIMS C
11H
7FN
2O
3実測値m/z 234.9 (M+H)。
【0667】
段階2
中間体6-(2-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-アミン(LXXXVI)の調製を、スキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。暗褐色油状物(611mg、2.99mmol、収率91.2%)。ESIMS C
11H
9FN
2O実測値m/z 204.9 (M+H)。
【0668】
以下の中間体を上のスキーム15に記載の手順に従って調製した。
【0669】
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6-(3-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-アミン(LXXXVII):黄色粘稠油状物(2.27g、9.7mmol、収率77%)。
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【0670】
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6-(4-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-アミン(LXXXVIII):暗褐色油状物(870mg、4.3mmol、収率100%)。
[この文献は図面を表示できません]
【0671】
中間体6-フェニルピリジン-3-アミン(XCII)の調製を以下のスキーム16に示す。
[この文献は図面を表示できません]
【0672】
段階1
ジオキサン(14mL)および水(3mL)の混合物中の2-ブロモ-5-ニトロピリジン(LXXXIX)(302mg、1.49mmol)の溶液に、フェニルボロン酸(XC)(199mg、1.64mmol)、Pd(PPh
3)
4(86mg、0.74mmol)およびK
3PO
4(473mg、2.23mmol)を加えた。反応混合物を95℃で1時間マイクロ波処理した。反応混合物を冷却し、有機相を分離し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(100%ヘキサン→5:95 EtOAc:ヘキサン)で精製して、5-ニトロ-2-フェニルピリジン(XCI)をオフホワイト針状物(254mg、1.27mmol、収率85%)で得た。ESIMS C
11H
8N
2O
2実測値m/z 200.9 (M+H)。
【0673】
段階2
中間体6-フェニルピリジン-3-アミン(XCII)の調製を、スキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。黒緑色粘稠油状物(211mg、1.24mmol、収率98%)。
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【0674】
以下の中間体を上のスキーム16に記載の手順に従って調製した。
【0675】
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6-(3-フルオロフェニル)ピリジン-3-アミン(XCIII):褐色油状物(252mg、1.34mmol、収率98%)。ESIMS C
11H
9FN
2実測値m/z 189.0 (M+H)。
【0676】
[この文献は図面を表示できません]
6-(4-フルオロフェニル)ピリジン-3-アミン(XCIV):暗紫色油状物(202mg、1.07mmol、収率98%)。ESIMS C
11H
9FN
2実測値m/z 189.1 (M+H)。
【0677】
中間体5-ベンジルピリジン-3-アミン(XCVIII)の調製を以下のスキーム17に示す。
[この文献は図面を表示できません]
【0678】
段階1
ジオキサン(14mL)中の3-ブロモ-5-ニトロピリジン(XCV)(295mg、1.45mmol)の溶液に、2-ベンジル-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(XCVI)(420μL、1.89mmol)、PdCl
2(dppf)
2、(120mg、0.15mmol)および2M K
3PO
4水溶液(2.2mL、4.36mmol)を加えた。反応混合物を90℃で2時間マイクロ波処理した。反応混合物を冷却し、有機相を分離し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(100%ヘキサン→6:94 EtOAc:ヘキサン)で精製して、3-ベンジル-5-ニトロピリジン(XCVII)を褐色油状物(117mg、0.54mmol、収率37%)で得た。
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【0679】
段階2
5-ベンジルピリジン-3-アミン(XCVIII)の調製を、スキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。黒緑色粘稠油状物(139mg、0.75mmol、収率98%)。ESIMS C
12H
12N
2実測値m/z 185.1 (M+H)。
【0680】
中間体(5-アミノピリジン-2-イル)(ピロリジン-1-イル)メタノン(CI)の調製を以下のスキーム18に示す。
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【0681】
段階1
DMF(15mL)中の5-ニトロピコリン酸(XCIX)(500mg、2.97mmol)の溶液に、ピロリジン(L)(244μl、2.47mmol)およびDIPEA(1.03mL、5.95mmol)を加えた。反応混合物を0℃で冷却した後、HATU(1.13g、2.47mmol)を加えた。反応混合物を室温まで加温し、2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、次いで水および10%iPrOH/CHCl
3の混合物に溶解した。有機層を分離し、水相を10%iPrOH/CHCl
3で再度洗浄した。合わせた有機相を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、蒸発させて、(5-ニトロピリジン-2-イル)(ピロリジン-1-イル)メタノン(C)を赤色固体(849mg)で得た、ESIMS C
10H
11N
3O
3実測値m/z 222.1 (M+H)。
【0682】
段階2
中間体(5-アミノピリジン-2-イル)(ピロリジン-1-イル)メタノン(CI)の調製をスキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。黄色固体(708mg、7.3mmol、収率96.4%)。ESIMS C
10H
13N
3O実測値m/z 191.4 (M+H)。
【0683】
以下の中間体を上のスキーム18に記載の手順に従って調製した。
【0684】
[この文献は図面を表示できません]
5-アミノ-N-シクロペンチルピコリンアミド(CII):黄色固体(450mg、2.19mmol、収率93.7%)。ESIMS C
11H
15N
3O実測値m/z 206.1 (M+H)。
【0685】
中間体6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-アミン(CV)の調製を以下のスキーム19に示す。
[この文献は図面を表示できません]
【0686】
段階1
0℃に冷却したTHF(53mL)およびH
2O(20mL)中のナトリウムチオメトキシドの溶液に、2-クロロ-5-ニトロピリジン(LVII)(5.09g、32.09mmol)を加えた。反応混合物を室温まで加温し、2時間撹拌した。反応混合物を氷水に加え、10分間撹拌し、ろ過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥して、2-(メチルチオ)-5-ニトロピリジン(CIII)を黄色固体(5.14g、30.20mmol、94.1%)で得た。
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【0687】
段階2
DCM(60mL)中の2-(メチルチオ)-5-ニトロピリジン(CIII)(502mg、2.95mmol)の溶液にmCPBA(1.33g、5.90mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。mCPBA(2×250mg)をさらに2回に分けて1時間間隔で加え、全反応時間は4時間であった。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液に加えた。有機相を分離し、水、食塩水で洗浄し、次いでMgSO4で乾燥した。溶媒を減圧下で除去して、粗製2-(メチルスルホニル)-5-ニトロピリジン(CIV)(854mg)を得、これを精製せずに段階3のために用いた。ESIMS C
6H
6N
2O
4S実測値m/z 203.0 (M+H)。
【0688】
段階3
中間体6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-アミン(CV)の調製を、スキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。粗生成物を精製せずにそのままで用いた。ESIMS C
6H
8N
2O
2S実測値m/z 173.0 (M+H)。
【0689】
中間体5-((ジメチルアミノ)メチル)ピリジン-3-アミン(CIX)の調製を以下のスキーム20に示す。
[この文献は図面を表示できません]
【0690】
段階1
5-ブロモニコンチン(nicontin)アルデヒド(CVI)(5.01g、26.9mmol)および塩酸ジメチルアミン(4.39g、53.8mmol)を1,2-ジクロロエタン(108mL)に懸濁した。トリエチルアミン(7.50mL、53.8mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(8.56g、40.4mmol)を加え、反応混合物を室温で終夜さらに撹拌した。反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液およびDCMで希釈した。有機層を分離し、水および食塩水で逐次洗浄し、MgSO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮して、1-(5-ブロモピリジン-3-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン(XXIX)(1.19g、23.9mmol、収率89%)を褐色油状物で得た。
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【0691】
段階2
25mLマイクロ波容器中、1-(5-ブロモピリジン-3-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン(XXIX)(1.27g、5.92mmol)、4-メトキシベンジルアミン(CVII)(0.77mL、5.92mmol)、炭酸セシウム(2.70g、8.29mmol)およびキサントホス(0.17g、0.30mmol)をキシレン(12.0mL)に懸濁した。溶媒を脱気し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.27g、0.30mmol)を加えた。容器を密封し、反応混合物をマイクロ波反応器内、130℃で5時間加熱した。溶媒を固体材料からデカントし、濃縮して残渣とした。残渣をシリカゲルクロマトグラフィで40gのトムソン順相シリカゲルカートリッジ(100%CHCl
3→3:97 MeOH[7N NH
3]:CHCl
3)を用いて精製し、5-((ジメチルアミノ)メチル)-N-(4-メトキシベンジル)ピリジン-3-アミン(CVIII)(0.68g、2.49mmol、収率42%)を黄色固体で得た。
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【0692】
段階3
5-((ジメチルアミノ)メチル)-N-(4-メトキシベンジル)ピリジン-3-アミン(CVIII)(0.15g、0.56mmol)をTFA(2.0mL)に溶解し、室温で1時間撹拌した。TFAを除去し、残渣をMeOH/クロロホルム混合物(7/93)中の7Nアンモニアで処理してTFAを中和し、再度濃縮して残渣とした。残渣をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィで4gのトムソン順相シリカゲルカートリッジ(100%CHCl
3→3:97 MeOH[7N NH
3]:CHCl
3)を用いて精製し、5-((ジメチルアミノ)メチル)ピリジン-3-アミン(CIX)(0.044g、0.29mmol、収率52%)を褐色油状物で得た。ESIMS C
8H
13N
3実測値m/z 152 (M+H)。
【0693】
中間体6-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-アミン(CXIII)の調製を以下のスキーム21に示す。
[この文献は図面を表示できません]
【0694】
段階1
アルゴン雰囲気下、-78℃で撹拌したDCM(25mL)中の5-ニトロピコリン酸メチル(CX)(1.282g、7.03mmol)の懸濁液に、DIBAL(トルエン中1M)(9.14mL、9.14mmol)をゆっくり加えた。溶液を3時間かけて室温まで戻した。酒石酸ナトリウムカリウムの水溶液を加え、水およびDCMでさらに希釈した。溶液を室温でさらに30分間撹拌した後、有機層を分離した。水層を2×DCMで抽出し、有機層と合わせ、MgSO4で乾燥し、ろ過し、減圧下で蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、5-ニトロピコリンアルデヒド(CXI)を褐色油状物(0.64g、4.2mmol、収率60%)で得た。
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【0695】
段階2
5-ニトロ-2-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン(CXII)の調製を、スキーム20、段階1に挙げる手順に従って実施した。紫色油状物(0.41g、1.98mmol、収率86%)。
[この文献は図面を表示できません]
【0696】
段階3
中間体6-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-アミン(CXIII)の調製を、スキーム11、段階2に挙げる手順に従って実施した。暗褐色油状物(0.35g、1.97mmol、定量的)。ESIMS C
10H
15N
3実測値m/z 178 (M+H)。
【0697】
以下の中間体を上のスキーム21に記載の手順に従って調製した。
【0698】
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6-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-アミン(CXIV):褐色油状物(120mg、0.58mmol、収率100%)。ESIMS C
11H
18N
4実測値m/z 207.0 (M+H)。
【0699】
中間体2-クロロ-5-(ピロリジン-1-イルメチル)アニリン(CXVIII)の調製を以下のスキーム22に示す。
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【0700】
段階1
DCE(40mL)中の4-クロロ-3-ニトロベンズアルデヒド(CXV)(1.5g、8.08mmol)の撹拌溶液に、ピロリジン(L)(0.664ml、8.08mmol)を加え、混合物を10分間撹拌した。次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(3.43g、16.17mmol)を少しずつ加え、混合物を室温で20時間撹拌した。反応を飽和NaHCO
3水溶液で停止し、DCMで希釈し、有機層を分離し、飽和NaHCO
3水溶液、H
2Oおよび飽和NaCl水溶液で逐次洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラム(100%ヘキサン→ヘキサン:EtOAc 2.5:1)で精製して、1-(4-クロロ-3-ニトロベンジル)ピロリジン(CXVI)(1.39g、5.78mmol、収率71.4%)を得た。ESIMS C
11H
13ClN
2O
2実測値m/z 241.0 (M+H)。
【0701】
段階2
EtOH(30mL)中の1-(4-クロロ-3-ニトロベンジル)ピロリジン(CXVI)(1.39g、5.78mmol)および塩化スズ(II)(5.48g、28.9mmol)の混合物を終夜加熱還流した。溶媒を減圧下で濃縮し、残渣を水に溶解し、1N NaOHで塩基性化し、クロロホルムで抽出した。有機層を水、飽和NaCl水溶液で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、高減圧下で乾燥して、2-クロロ-5-(ピロリジン-1-イルメチル)アニリン(CXVIII)(0.61g、2.90mmol、収率50.1%)を得、これを精製せずに次の段階に用いた。ESIMS C
11H
15ClN
2実測値m/z 211.0 (M+H)。
【0702】
中間体1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-アミン(CXXII)の調製を以下のスキーム23に示す。
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【0703】
段階1
アセトニトリル(480mL)中のピペリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチル(CXIX)(50.0g、250mmol)、トリフルオロメタンスルホン酸2-フルオロ-2-メチルプロピル(CXX)(84g、374mmol)および炭酸カリウム(69.0g、499mmol)の混合物を85℃で終夜加熱した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をEtOAc/水の間で分配し、有機層を分離し、食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィでEtOAc/ヘキサンを用いて精製して、(1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)カルバミン酸tert-ブチル(CXXI)(72.9g、266mmol、収率106%)を黄白色固体で得た。ESIMS C
14H
27FN
2O
2実測値m/z 274.9 (M+H)。
【0704】
段階2
1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)カルバミン酸tert-ブチル(CXXI)(68.5g、250mmol)をMeOH中12N塩酸の溶液(41.6mL、499mmol)に加えた。反応混合物にふたをし、室温で終夜撹拌した。溶媒をほぼ真空下で除去して、定量的収率の1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-アミン(CXXII)、2HCl(62.1g、251mmol、収率101%)を回収した。それ以上精製せずに次の段階へと続行した。ESIMS C
9H
19FN
2実測値m/z 175.1 (M+H)。
【0705】
以下の中間体を上のスキーム23に記載の手順に従って調製した。
【0706】
[この文献は図面を表示できません]
1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-アミン(CXXIII):褐色油状物(1.685g、6.71mmol、収率74.7%)。ESIMS C
8H
16F
2N
2実測値m/z 179.1 (M+H)。
【0707】
中間体1-(2-フルオロエチル)ピペリジン-4-アミン(CXXV)の調製を以下のスキーム24に示す。
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【0708】
段階1
アセトニトリル(20mL)中のピペリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチル(CXIX)(959mg、4.79mmol)、1-フルオロ-2-ヨードエタン(CXXIII)(1.0g、5.75mmol)、および炭酸カリウム(3.32g、23.95mmol)の混合物を85℃で終夜加熱した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をEtOAc/水の間で分配し、有機層を分離し、食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィでEtOAc/ヘキサンを用いて精製して、(1-(2-フルオロエチル)ピペリジン-4-イル)カルバミン酸tert-ブチル(CXXIV)(1.24g、5.0mmol、収率105%)を黄白色固体で得た。ESIMS C
12H
23FN
2O
2実測値m/z 247.0 (M+H)。
【0709】
段階2
(1-(2-フルオロエチル)ピペリジン-4-イル)カルバミン酸tert-ブチル(CXXIV)(1.24g、4.79mmol)をジオキサン中4N塩酸の溶液(10mL、40mmol)に加えた。反応混合物にふたをし、室温で終夜撹拌した。溶媒をほぼ真空下で除去して、定量的収率の1-(2-フルオロエチル)ピペリジン-4-アミン(CXXV)、2HCl(1.2g、5.47mmol、収率114%)を回収した。それ以上精製せずに次の段階へと続行した。ESIMS C
7H
15FN
2実測値m/z 147.0 (M+H)。
【0710】
以下の中間体を上のスキーム24に記載の手順に従って調製した。
【0711】
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1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-アミン(CXXVI):褐色油状物(2.1g、11.5mmol)。ESIMS C
7H
13F
3N
2実測値m/z 183.1 (M+H)。
【0712】
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1-(シクロプロピルメチル)ピペリジン-4-アミン(CXXVII):褐色油状物(1.96g、12.6mmol)。ESIMS C
9H
18N
2実測値m/z 155.0 (M+H)。
【0713】
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1-イソブチルピペリジン-4-アミン(CXXVIII):白色固体(14.48g、92.7mmol)。ESIMS C
9H
20N
2実測値m/z 156.5 (M+H)。
【0714】
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1-ネオペンチルピペリジン-4-アミン(CXXIX):橙色固体(600mg、3.52mmol)。ESIMS C
10H
22N
2実測値m/z 170.9 (M+H)。
【0715】
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1-イソブチルアゼチジン-3-アミン(CXXX):白色固体(0.524g、3.18mmol)。ESIMS C
7H
16N
2実測値m/z 129.2 (M+H)。
【0716】
中間体5-ブロモ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXV)の調製を以下のスキーム25に示す。
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【0717】
段階1
氷酢酸(60mL)中のインダゾール-3-カルボン酸(CXXXI)(1.0g、6.16mmol)の懸濁液を120℃で加熱して、澄明溶液を得た。溶液を90℃まで冷却した。溶液を90℃で加熱しながら、これに氷酢酸(2mL)中の臭素(0.633mL、12.33mmol)の溶液をゆっくり加えた。溶液を90℃で16時間さらに加熱した。溶液を室温まで冷却し、氷水に加え、室温で15分間さらに撹拌した。生成した固体をろ過し、冷水で洗浄し、減圧下、室温で乾燥して、5-ブロモ-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXII)を白色固体(1.30g、5.39mmol、収率87.5%)で得た。
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【0718】
段階2
濃硫酸(1mL)を無水MeOH(50mL)中の5-ブロモ-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXII)(1.30g、5.39mmol)の懸濁液に加え、アルゴン雰囲気下で4時間加熱還流した。溶液を室温まで冷却し、MeOHを減圧下で蒸発させた。残渣をEtOAcに溶解し、水で洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮して、5-ブロモ-1H-インダゾール-3-カルボン酸メチル(CXXXIII)を白色固体(1.35g、5.29mmol、収率98%)で得た。
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【0719】
段階3
無水ジクロロエタン(20mL)中の5-ブロモ-1H-インダゾール-3-カルボン酸メチル(CXXXIII)(1.35g、5.29mmol)、p-トルエンスルホン酸ピリジニウム(0.143g、0.56mmol)および3,4ジヒドロ-2H-ピラン(1.02mL、11.90mmol)の懸濁液を、アルゴン雰囲気下で5時間還流した。懸濁液は澄明溶液となった。溶液を冷却し、過剰の溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣をEtOAcに溶解し、NaHCO
3希薄溶液(飽和NaHCO
3溶液/H
2O:1:9)で洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(100%ヘキサン→5:95 EtOAc:ヘキサン)で精製して、5-ブロモ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸メチル(CXXXIV)を白色固体(1.47g、4.34mmol、収率82%)で得た。
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【0720】
段階4
2N NaOH水溶液(10mL)を水(20mL)中の5-ブロモ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸メチル(CXXXIV)(1.30g、3.83mmol)の懸濁液に加え、90℃で1時間加熱した。溶液を室温まで冷却し、氷水で希釈し、10%塩酸水溶液でpH3.0まで酸性化した。生成した固体をろ過し、冷水で洗浄し、減圧下、室温で乾燥して、5-ブロモ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXV)を白色固体(0.87g、2.68mmol、収率70%)で得た。ESIMS C
13H
13BrN
2O
3実測値m/z 326.0 (M+H)。
【0721】
段階5
アルゴン雰囲気下、THF(800mL)中の5-ブロモ-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXII)(59.8g、248mmol)の溶液に、3,4ジヒドロ-2H-ピラン(50.6mL、558mmol)およびp-TsOH(4.72g、24.8mmol)を加えた。反応混合物を60℃で16時間加熱還流した。p-TsOH(0.025当量)および3,4ジヒドロ-2H-ピラン(0.56当量)をさらに追加し、還流を5時間続けた。溶液を減圧下で濃縮した。EtOAcを残渣に加え、懸濁液をろ過し、高減圧下で終夜乾燥して、5-ブロモ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXV)を白色固体(49.07g、150.9mmol、収率60.8%)で得た。ESIMS C
13H
13BrN
2O
3実測値m/z 326.3 (M+H)。
【0722】
中間体5-ブロモ-6-フルオロ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXL)の調製を以下のスキーム26に示す。
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【0723】
段階1
水(180mL)中の4-ブロモ-3-フルオロ-アニリン(CXXXXVI)(5g、26.3mmol、1当量)、塩酸ヒドロキシルアミン(6.58g、94.7mmol、3.6当量)、硫酸ナトリウム(29.9mmol、210.5mmol、8当量)、濃HCl(1.49mL)の溶液に、2,2,2-トリクロロ-1-エトキシエタノール(CXXXVII)(6.11g、31.6mmol、1.21当量)を加え、次いで混合物を55℃で20時間加熱した。次いで、固体をろ過し、水で洗浄し、減圧下、60℃で3時間乾燥した。次いで、固体をH
2SO
4(15.5mL)に60℃で、温度を70℃未満に維持するような速度のバッチ式で加えた。次いで、この混合物を80℃で20分間加熱し、次いで氷上に加えた。固体をろ過し、水で洗浄し、減圧下、60℃で乾燥して、5-ブロモ-6-フルオロ-インドリン-2,3-ジオン(CXXXVIII)(5.33g、21.8mmol、収率83%)を黄色固体で得た。
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【0724】
段階2
5-ブロモ-6-フルオロ-インドリン-2,3-ジオン(CXXXVIII)(4.34g、17.8mmol、1当量)を1N NaOH(19.5mL)に加え、50℃で1時間加熱した。次いで、帯褐色混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、この混合物を0℃まで冷却し、水(4.4mL)中の硝酸ナトリウム(1.23g、17.8mmol、1当量)の溶液を加え、0℃で20分間撹拌した。この溶液を水(37mL)中のH
2SO
4(1.9mL、35.6mmol、2当量)の溶液に、パスツールピペットをその先端が常に溶液の表面下になるように用いて、0℃で15分かけて加えた。この溶液を0℃で30分間撹拌した。濃HCl(16.8mL)中の塩化スズ(II)(8.1g、42.7mmol、2.4当量)を0℃で30分かけて加え、混合物を2時間撹拌した。固体をろ過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥して、褐色固体の5-ブロモ-6-フルオロ-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXIX)(4.2g、収率91.1%)を得、これをそれ以上精製せずに用いた。
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【0725】
段階3
MeCN(12mL)中の5-ブロモ-6-フルオロ-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXIX)(2.0g、7.72mmol)の溶液に、TFA(30μL、0.40mmol)およびDHP(2.2mL、15.44mmol)を加えた。反応混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をシリカゲルカラム[100%CHCl
3(0.1%TFA)→10%MeOH/CHCl
3(0.1%TFA)]で精製して、5-ブロモ-6-フルオロ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXL)を黄色固体(2.11g、6.14mmol、収率79.5%)で得た。
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【0726】
以下の中間体を上のスキーム26に記載の手順に従って調製した。
【0727】
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5-ブロモ-6-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXLI):黄色固体(1.35g、3.98mmol、収率95.7%)。
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【0728】
実施例1.
5-(5-((4-メチルピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド(83)の調製を以下のスキーム27に示す。
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【0729】
段階1
DCM(20mL)中の5-ブロモ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボン酸(CXXXV)(2.0g、6.15mmol、1.00当量)の懸濁液を塩化オキサリル(792μL、9.22mmol、1.5当量)および無水DMF(100μL)に加えた。反応混合物をAr雰囲気下、室温で30分間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をAr雰囲気下で無水ピリジン(20mL)に溶解した後、ピラジン-2-アミン(CXLII)(643mg、6.76mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した後、水に加えた。混合物を飽和NaHCO
3水溶液で塩基性化し、室温で15分間撹拌した。固体をろ過し、冷水で洗浄し、減圧下、室温で乾燥して、5-ブロモ-N-(ピラジン-2-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド(CXLIII)(2.24g、5.57mmol、収率90.5%)を淡黄色固体で得た。
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【0730】
段階2〜3
無水DMF(10mL)中の3-ブロモ-5-((4-メチルピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン(XXXIII)(269mg、1.0mmmol)の溶液に、ビス(ピナコラト)ジボロン(304mg、1.2mmol)、PdCl
2(dppf)
2(49mg、0.06mmol)およびKOAc(294mg、3.0mmol)を加え、次いでArパージした。反応混合物をAr雰囲気下、95℃で2時間加熱した。溶液を室温まで冷却した後、5-ブロモ-N-(ピラジン-2-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド(CXLIII)(402mg、1.0mmol)、Pd(PPh
3)
4(34mg、0.03mmol)、K
3PO
4(318mg、1.5mmol)および水(1mL)を加えた。反応混合物をArパージし、Ar雰囲気下、100℃で4時間加熱した。溶液を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水とDCMとの間で分配した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥し、セライト床を通してろ過した。ろ液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(100%CHCl
3→5%MeOH/CHCl
3)で精製して、5-(5-((4-メチルピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド(CXLV)をオフホワイト固体(220mg、0.43mmol、収率43.0%)で得た。
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【0731】
段階4
無水DCM(5mL)中の5-(5-((4-メチルピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド(CXLV)(222mg、0.40mmol)の溶液に、トリメチルシラン(159μL、1.0mmol)およびTFA(5mL)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶液をろ過し、ろ液を減圧下で蒸発させた。残渣をCHCl
3と水との間で分配した。水層を分離し、CHCl
3で洗浄し、5N NH
4OHで塩基性化し、CHCl
3で抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮した。残渣をEtOAcに懸濁し、煮沸し、室温まで冷却した。固体をろ過し、冷EtOAcで洗浄し、減圧下で乾燥して、5-(5-((4-メチルピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド(83)を白色固体(58mg、0.12mmol、収率31.1%)で得た。
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【0732】
以下の化合物を上の実施例1に記載の手順に従って調製した。
【0733】
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N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1。
【0734】
白色固体(53.5mg、0.16mmol)。
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【0735】
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5-(ピリジン-3-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 2。
【0736】
白色固体(81.4mg、0.25mmol)。
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【0737】
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N-(ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 3。
【0738】
ベージュ固体(91.1mg、0.28mmol)。
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【0739】
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N-シクロヘキシル-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 4。
【0740】
白色固体(36.7mg、0.11mmol)。
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【0741】
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N-シクロブチル-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 5。
【0742】
白色固体(75.1mg、0.26mmol)。
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【0743】
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N-シクロプロピル-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 6。
【0744】
白色固体(59.8mg、0.21mmol)。
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【0745】
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N-イソプロピル-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 7。
【0746】
白色固体(77.5mg、0.28mmol)。
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【0747】
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5-(5-(アゼチジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 8。
【0748】
淡褐色固体(12.4mg、0.03mmol)。
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【0749】
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N-シクロプロピル-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 9。
【0750】
白色固体(52.3mg、0.14mmol)。
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【0751】
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5-(5-((3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 10。
【0752】
白色固体(54.6mg、0.12mmol)。
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【0753】
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N-シクロプロピル-5-(3-フルオロ-5-(ピペリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 11。
【0754】
ベージュ固体(9.4mg、0.02mmol)。
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【0755】
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N-シクロヘキシル-5-(3-フルオロフェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 12。
【0756】
白色固体(40.1mg、0.12mmol)。
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【0757】
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5-(3-フルオロフェニル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 13。
【0758】
白色固体(23.4mg、0.07mmol)。
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【0759】
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N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-5-フェニル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 14。
【0760】
白色固体(10.5mg、0.03mmol)。
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【0761】
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5-(3-フルオロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 15。
【0762】
白色固体(55.8mg、0.16mmol)。
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【0763】
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5-(2-フルオロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 16。
【0764】
白色固体(19.7mg、0.06mmol)。
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【0765】
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5-(4-フルオロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 17。
【0766】
白色固体(23.2mg、0.07mmol)。
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【0767】
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5-(2,4-ジフルオロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 18。
【0768】
白色固体(46.8mg、0.13mmol)。
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【0769】
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5-(3,4-ジフルオロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 19。
【0770】
白色固体(38.5mg、0.10mmol)。
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【0771】
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5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 20。
【0772】
白色固体(16.5mg、0.05mmol)。
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【0773】
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5-(3,5-ジフルオロフェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 21。
【0774】
白色固体(24.2mg、0.07mmol)。
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【0775】
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N-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 22。
【0776】
白色固体(42.4mg、0.12mmol)。
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【0777】
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N-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-5-(5-((ジメチルアミノ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 23。
【0778】
白色固体(58.2mg、0.14mmol)。
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【0779】
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N-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 24。
【0780】
白色固体(25.8mg、0.06mmol)。
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【0781】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-5-(5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 25。
【0782】
白色固体(18.1mg、0.04mmol)。
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【0783】
[この文献は図面を表示できません]
N-ベンジル-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 26。
【0784】
白色固体(107mg、0.25mmol)。
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【0785】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3-フルオロベンジル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 27。
【0786】
白色固体(57.5mg、0.13mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0787】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3,5-ジフルオロベンジル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 28。
【0788】
白色固体(44.7mg、0.10mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0789】
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N-ベンジル-5-(3-フルオロ-5-(ピペリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 29。
【0790】
白色固体(30.8mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0791】
[この文献は図面を表示できません]
5-(3-フルオロ-5-(ピペリジン-1-イルメチル)フェニル)-N-(3-フルオロベンジル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 30。
【0792】
白色固体(12.7mg、0.03mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0793】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3,5-ジフルオロベンジル)-5-(3-フルオロ-5-(ピペリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 31。
【0794】
白色固体(25.5mg、0.05mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0795】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-フェニルシクロプロピル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 32。
【0796】
白色固体(73.0mg、0.21mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0797】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(アゼチジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(1-フェニルシクロプロピル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 33。
【0798】
ベージュ固体(7.5mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0799】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-フェニルシクロプロピル)-5-(5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 34。
【0800】
白色固体(32.7mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0801】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(1-フェニルシクロプロピル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 35。
【0802】
白色固体(27.3mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0803】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-フェニルシクロプロピル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 36。
【0804】
白色固体(14.6mg、0.03mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0805】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((ジメチルアミノ)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(1-フェニルシクロプロピル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 37。
【0806】
白色固体(55.2mg、0.13mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0807】
[この文献は図面を表示できません]
N-((1R,2R)-2-フェニルシクロプロピル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 38。
【0808】
ベージュ固体(46.0mg、0.13mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
[この文献は図面を表示できません]
N-((1R,2R)-2-フェニルシクロプロピル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 39。
【0810】
ベージュ固体(7.8mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0811】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 40。
【0812】
白色固体(52.6mg、0.14mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0813】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 41。
【0814】
白色固体(120.2mg、0.31mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0815】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 42。
【0816】
白色固体(36.9mg、0.10mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0817】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(キノリン-8-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 43。
【0818】
白色固体(40.3mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0819】
[この文献は図面を表示できません]
6-メチル-N,5-ジ(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 44。
【0820】
白色固体(12.0mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0821】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 45。
【0822】
白色固体(7.3mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0823】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 46。
【0824】
白色固体(4.9mg、0.01mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0825】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(2,4-ジフルオロベンズアミド)ピリジン-3-イル)-N-(6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 47。
【0826】
黄褐色固体(22.4mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0827】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(2,5-ジフルオロベンズアミド)ピリジン-3-イル)-N-(6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 48。
【0828】
黄褐色固体(25.4mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0829】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(2,6-ジフルオロベンズアミド)ピリジン-3-イル)-N-(6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 49。
【0830】
黄褐色固体(13.1mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0831】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((3,3-ビス(ヒドロキシメチル)アゼチジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 50。
【0832】
白色固体(59mg、0.13mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0833】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 51。
【0834】
白色固体(58mg、0.12mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0835】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 52。
【0836】
黄色固体(107mg、0.23mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0837】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-メトキシピリジン-3-イル)-5-(5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 53。
【0838】
白色固体(192mg、0.45mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0839】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(6-メトキシピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 54。
【0840】
白色固体(193mg、0.42mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0841】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(6-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 55。
【0842】
オフホワイト固体(67mg、0.23mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0843】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 56。
【0844】
白色固体(88mg、0.21mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0845】
[この文献は図面を表示できません]
N-(5-フルオロピリジン-2-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 57。
【0846】
白色固体(89mg、0.21mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0847】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 58。
【0848】
ベージュ固体(10.0mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0849】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(3-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 59。
【0850】
白色固体(1.9mg、0.004mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0851】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 60。
【0852】
白色固体(138.1mg、0.29mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0853】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 61。
【0854】
白色固体(6.7mg、0.01mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0855】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 62。
【0856】
白色固体(6.4mg、0.01mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0857】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル-d
2)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 63。
【0858】
黄褐色固体(149.3mg、0.36mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0859】
[この文献は図面を表示できません]
N-(5-メチルピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 64。
【0860】
白色固体(89mg、0.21mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0861】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-メチルピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 65。
【0862】
白色固体(117mg、0.27mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0863】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 66。
【0864】
白色固体(194mg、0.40mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0865】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-イソプロポキシピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 67。
【0866】
白色固体(131mg、0.28mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0867】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-(メトキシ-d
3)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 68。
【0868】
白色固体(342mg、0.77mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0869】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-(メトキシ-d
3)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル-d
2)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 69。
【0870】
ベージュ固体(171.3mg、0.38mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0871】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-((1,3-ジヒドロキシプロパン-2-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 70。
【0872】
赤色固体(30mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0873】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 71。
【0874】
白色固体(157mg、0.31mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0875】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-(3,3-ビス(ヒドロキシメチル)アゼチジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 72。
【0876】
オフホワイト固体(92mg、0.17mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0877】
[この文献は図面を表示できません]
N-(4-(3-メチルブタンアミド)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 73。
【0878】
淡褐色固体(13mg、0.03mmol)。
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【0879】
[この文献は図面を表示できません]
N-(4-(シクロプロパンカルボキサミド)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 74。
【0880】
淡褐色固体(11mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0881】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-(2-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 75。
【0882】
白色固体(127mg、0.24mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0883】
[この文献は図面を表示できません]
N-メチル-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 76。
【0884】
白色固体(65mg、0.15mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0885】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3-フルオロピリジン-4-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 77。
【0886】
白色固体(205mg、0.48mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0887】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-メトキシピリジン-4-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 78。
【0888】
白色固体(143mg、0.32mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0889】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 79。
【0890】
白色固体(48mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0891】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 80。
【0892】
白色固体(4.8mg、0.01mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0893】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(キノリン-8-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 81。
【0894】
白色固体(86.5mg、0.19mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0895】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((4-メチルピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 82。
【0896】
白色固体(48mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0897】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((4-メチルピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 83。
【0898】
白色固体(70mg、0.16mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0899】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 84。
【0900】
白色固体(73mg、0.17mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0901】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(6-イソプロポキシピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 85。
【0902】
白色固体(140mg、0.29mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0903】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((1,1-ジオキシドチオモルホリノ)メチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 86。
【0904】
ベージュ固体(56.1mg、0.12mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0905】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(アゼパン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 87。
【0906】
白色固体(117mg、0.27mmol)
[この文献は図面を表示できません]
【0907】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(アゼパン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 88。
【0908】
白色固体(104mg、0.24mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0909】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 89。
【0910】
白色固体(13.6mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0911】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-イソプロピルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 90。
【0912】
白色固体(77.2mg、0.21mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0913】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 91。
【0914】
白色固体(24.6mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0915】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(1-イソプロピルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 92。
【0916】
ベージュ固体(47.6mg、0.12mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0917】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 93。
【0918】
白色固体(33.4mg、0.08mmol)。
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【0919】
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N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-5-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 94。
【0920】
白色固体(60.6mg、0.15mmol)。
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【0921】
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N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-5-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 95。
【0922】
白色固体(41.3mg、0.10mmol)。
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【0923】
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5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 96。
【0924】
白色固体(4.6mg、0.01mmol)。
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【0925】
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N-(2-メチルピリミジン-5-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 97。
【0926】
白色固体(25mg、0.08mmol)。
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【0927】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-メチルピリミジン-5-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 98。
【0928】
褐色固体(13.8mg、0.03mmol)。
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【0929】
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6-フルオロ-N,5-ジ(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 99。
【0930】
褐色固体(17.3mg、0.05mmol)。
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【0931】
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5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(2-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 100。
【0932】
白色固体(31.8mg、0.07mmol)。
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【0933】
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N-(2-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-4-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 101。
【0934】
白色固体(49.9mg、0.10mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0935】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(2-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 102。
【0936】
白色固体(83.4mg、0.22mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0937】
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N-(2-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 103。
【0938】
白色固体(72.1mg、0.18mmol)。
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【0939】
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5-(5-(アゼチジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-イソプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 128。
【0940】
淡褐色固体(52mg、0.15mmol)。
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【0941】
[この文献は図面を表示できません]
N-イソプロピル-5-(5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 129。
【0942】
淡褐色固体(39mg、0.11mmol)。
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【0943】
[この文献は図面を表示できません]
N-イソプロピル-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 131。
【0944】
淡褐色固体(41mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0945】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-N-イソプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 132。
【0946】
淡褐色固体(48mg、0.12mmol)。
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【0947】
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5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-イソプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 140
【0948】
白色固体(23mg、0.07mmol)。
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【0949】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロプロピル-5-(5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 143。
【0950】
白色固体(10mg、0.03mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0951】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロプロピル-5-(5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 148。
【0952】
白色固体(36mg、0.10mmol)。
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【0953】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロペンチル-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 179。
【0954】
白色固体(22mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0955】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロペンチル-5-(5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 181。
【0956】
黄白色固体(15.0mg、0.04mmol)。
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【0957】
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N-シクロヘキシル-5-(5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 200。
【0958】
白色固体(20.2mg、0.05mmol)。
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【0959】
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N-シクロヘキシル-5-(2,3-ジフルオロ-5-(ピペリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 217。
【0960】
白色固体(4mg、0.009mmol)。
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【0961】
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5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 254。
【0962】
ベージュ固体(2.2mg、0.006mmol)。
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【0963】
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5-(2,3-ジフルオロ-5-(ピペリジン-1-イルメチル)フェニル)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 272。
【0964】
ベージュ固体(2.2mg、0.006mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0965】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(tert-ブチル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 291。
【0966】
白色固体(4.6mg、0.01mmol)。
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【0967】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(tert-ブチル)ピペリジン-4-イル)-5-(5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 293。
【0968】
白色固体(41.0mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0969】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-ネオペンチルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 329。
【0970】
白色固体(20mg、0.05mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0971】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(プロパ-2-イン-1-イル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 349。
【0972】
白色固体(47.0mg、0.13mmol)。
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【0973】
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5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(1-(プロパ-2-イン-1-イル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 367。
【0974】
白色固体(8.8mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0975】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(ブタ-2-イン-1-イル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 369。
【0976】
白色固体(49.3mg、0.13mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0977】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-N-(2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 820。
【0978】
白色固体(8mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0979】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1116。
【0980】
白色固体(20.4mg、0.04mmol)。
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【0981】
[この文献は図面を表示できません]
N-(6-((2S,6R)-2,6-ジメチルモルホリノ)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1141。
【0982】
白色固体(45mg、0.09mmol)。
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【0983】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-ベンジルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1152。
【0984】
白色固体(51.3mg、0.12mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0985】
[この文献は図面を表示できません]
6-フルオロ-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1153。
【0986】
オフホワイト固体(13mg、0.03mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0987】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(1-(2-フルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1160。
【0988】
白色固体(93mg、0.23mmol)。
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【0989】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-5-(2,3-ジフルオロフェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1161。
【0990】
白色固体(93mg、0.22mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0991】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1164。
【0992】
白色固体(25mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0993】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1165。
【0994】
白色固体(25mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0995】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(2-(ピロリジン-1-イル)エチル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1166。
【0996】
白色固体(11mg、0.03mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2-フルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1180。
【0998】
白色固体(66mg、0.18mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【0999】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1181。
【1000】
白色固体(55mg、0.14mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1001】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1182。
【1002】
白色固体(92mg、0.23mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1003】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(2-(ピロリジン-1-イル)エチル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1195
【1004】
白色固体(1.4mg、0.004mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1005】
[この文献は図面を表示できません]
N-(tert-ブチル)-5-(5-((ジメチルアミノ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1198。
【1006】
白色固体(27mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1007】
[この文献は図面を表示できません]
N-(tert-ブチル)-5-(5-(ピロリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1200。
【1008】
淡褐色固体(20mg、0.05mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1009】
[この文献は図面を表示できません]
N-(tert-ブチル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1202。
【1010】
淡褐色固体(38mg、0.10mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1011】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(アゼチジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(tert-ブチル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1206。
【1012】
白色固体(36mg、0.10mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1013】
[この文献は図面を表示できません]
N-(tert-ブチル)-5-(5-((3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1210。
【1014】
白色固体(17mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1015】
[この文献は図面を表示できません]
N-(tert-ブチル)-5-(5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1214。
【1016】
白色固体(8mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1017】
[この文献は図面を表示できません]
N-(ペンタン-3-イル)-5-(5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1215。
【1018】
白色固体(17mg、0.05mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1019】
[この文献は図面を表示できません]
N-イソプロピル-5-(5-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1245。
【1020】
黄白色固体(15mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1021】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン-3-イル)-N-イソプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1246。
【1022】
白色固体(53mg、0.15mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1023】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-イソプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1247。
【1024】
白色固体(43mg、0.14mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1025】
[この文献は図面を表示できません]
N-イソプロピル-5-(ピリミジン-5-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1248。
【1026】
白色固体(40mg、0.14mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1027】
[この文献は図面を表示できません]
N-イソプロピル-5-(イソキノリン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1249。
【1028】
白色固体(50mg、0.15mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1029】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-イソプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1250。
【1030】
白色固体(46mg、0.15mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1031】
[この文献は図面を表示できません]
6-フルオロ-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-イソプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1251。
【1032】
白色固体(25.0mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1033】
[この文献は図面を表示できません]
N-(tert-ブチル)-5-(5-((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1252。
【1034】
白色固体(36mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1035】
[この文献は図面を表示できません]
N-(tert-ブチル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1253。
【1036】
白色固体(32mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1037】
[この文献は図面を表示できません]
N-イソブチル-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1254。
【1038】
白色固体(52mg、0.18mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1039】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-イソブチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1255。
【1040】
白色固体(59mg、0.18mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1041】
[この文献は図面を表示できません]
(R)-N-(sec-ブチル)-5-(5-クロロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1256。
【1042】
白色固体(27mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1043】
[この文献は図面を表示できません]
(R)-N-(sec-ブチル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1257。
【1044】
白色固体(22mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1045】
[この文献は図面を表示できません]
(S)-N-(sec-ブチル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1258。
【1046】
白色固体(26.7mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1047】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1259。
【1048】
白色固体(1.5mg、0.005mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1049】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1260。
【1050】
白色固体(14mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1051】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3-イソプロポキシプロピル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1261。
【1052】
白色固体(60mg、0.18mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1053】
[この文献は図面を表示できません]
N-(3-イソプロポキシプロピル)-5-(6-メチルピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1262。
【1054】
白色固体(28mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1055】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-(3-イソプロポキシプロピル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1263。
【1056】
白色固体(42mg、0.12mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1057】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(3-イソプロポキシプロピル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1264。
【1058】
白色固体(21mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1059】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-(ピペリジン-1-イル)エチル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1265。
【1060】
白色固体(21.3mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1061】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(2-(ピペリジン-1-イル)エチル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1266。
【1062】
白色固体(29mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1063】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-モルホリノエチル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1267。
【1064】
白色固体(55.1mg、0.16mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1065】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(2-モルホリノエチル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1268。
【1066】
白色固体(39mg、0.10mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1067】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロプロピル-5-(ピリミジン-5-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1269。
【1068】
白色固体(48.7mg、0.17mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1069】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロプロピル-5-(5-((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1270。
【1070】
白色固体(50mg、0.14mmol)。
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【1071】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(アゼチジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-シクロプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1271。
【1072】
淡褐色固体(37mg、0.11mmol)。
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【1073】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(1-メチルアゼチジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1272。
【1074】
白色固体(15.3mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1075】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-イソブチルアゼチジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1273。
【1076】
白色固体(58.6mg、0.15mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1077】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ジフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-N-(1-イソブチルアゼチジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1274。
【1078】
白色固体(8.2mg、0.02mmol)。
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【1079】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-(1-イソブチルアゼチジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1275。
【1080】
白色固体(34.4mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1081】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(7-メチル-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1276。
【1082】
白色固体(22.4mg、0.05mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1083】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-(7-メチル-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1277。
【1084】
白色固体(23.5mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1085】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(7-メチル-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1278。
【1086】
白色固体(23.6mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1087】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-シクロペンチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1279。
【1088】
白色固体(36mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1089】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロペンチル-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1280。
【1090】
白色固体(11mg、0.03mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1091】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロヘキシル-5-(ピリミジン-5-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1281。
【1092】
白色固体(74.5mg、0.23mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1093】
[この文献は図面を表示できません]
N-シクロヘキシル-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1282。
【1094】
白色固体(16mg、0.05mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1095】
[この文献は図面を表示できません]
N-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1283。
【1096】
白色固体(27.4mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1097】
[この文献は図面を表示できません]
N-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1284。
【1098】
白色固体(24.7mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1099】
[この文献は図面を表示できません]
N-((1s,4s)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1285。
【1100】
白色固体(88.6mg、0.26mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1101】
[この文献は図面を表示できません]
N-((1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1286。
【1102】
白色固体(36.7mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1103】
[この文献は図面を表示できません]
N-((1s,4s)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1287。
【1104】
白色固体(51.8mg、0.14mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1105】
[この文献は図面を表示できません]
N-((1r,4r)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1288。
【1106】
白色固体(31mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1107】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-(2-メチル-2-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1289。
【1108】
白色固体(25.5mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1109】
[この文献は図面を表示できません]
6-フルオロ-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1290。
【1110】
淡褐色固体(29mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1111】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-エチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1291。
【1112】
白色固体(25mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1113】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-エチルピペリジン-4-イル)-5-(イソキノリン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1292。
【1114】
白色固体(70mg、0.18mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1115】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-エチルピペリジン-4-イル)-6-フルオロ-5-(イソキノリン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1293。
【1116】
白色固体(30mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1117】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-エチルピペリジン-4-イル)-5-(キノリン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1294。
【1118】
白色固体(45mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1119】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-エチルピペリジン-4-イル)-5-(6-フルオロキノリン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1295。
【1120】
白色固体(40mg、0.10mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1121】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-(2-フルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1296。
【1122】
白色固体(50mg、0.12mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1123】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2-フルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-5-(イソキノリン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1297。
【1124】
白色固体(36mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1125】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1298。
【1126】
白色固体(90mg、0.22mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1127】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1299。
【1128】
白色固体(76mg、0.18mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1129】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1300。
【1130】
白色固体(37mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1131】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1301。
【1132】
白色固体(36.5mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1133】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1302。
【1134】
白色固体(40mg、0.09mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1135】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-(ジフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-N-(1-イソプロピルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1303。
【1136】
白色固体(30mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1137】
[この文献は図面を表示できません]
6-クロロ-N-(1-イソプロピルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1304。
【1138】
白色固体(65mg、0.16mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1139】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-イソプロピルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1305。
【1140】
白色固体(61mg、0.15mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1141】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1306。
【1142】
白色固体(68.1mg、0.17mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1143】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1307。
【1144】
白色固体(328mg、0.80mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1145】
[この文献は図面を表示できません]
6-フルオロ-N-(1-イソブチルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1308。
【1146】
白色固体(86.6mg、0.22mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1147】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1309。
【1148】
白色固体(131.8mg、0.33mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1149】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1310。
【1150】
白色固体(257mg、0.62mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1151】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1311。
【1152】
白色固体(46.6mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1153】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(シクロプロピルメチル)ピペリジン-4-イル)-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1312。
【1154】
白色固体(28.5mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1155】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(1-(シクロプロピルメチル)ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1313。
【1156】
白色固体(87mg、0.21mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1157】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(シクロブチルメチル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1314。
【1158】
白色固体(20mg、0.05mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1159】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-(1-ネオペンチルピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1315。
【1160】
白色固体(138mg、0.34mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1161】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-イソペンチルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1316。
【1162】
白色固体(33mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1163】
[この文献は図面を表示できません]
5-(6-(3-アミノアゼチジン-1-イル)ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1317。
【1164】
黄褐色固体(55mg、0.14mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1165】
[この文献は図面を表示できません]
5-(6-(3-アミノアゼチジン-1-イル)ピラジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1318。
【1166】
黄褐色固体(55mg、0.14mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1167】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-5-(ピラジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1319。
【1168】
白色固体(7.5mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1169】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-5-(2-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1320。
【1170】
白色固体(184mg、0.45mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1171】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-5-(6-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1321。
【1172】
白色固体(9.5mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1173】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)ピペリジン-4-イル)-5-(2-メチルピリミジン-5-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1322。
【1174】
白色固体(6.7mg、0.02mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1175】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(シクロプロピルメチル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1323。
【1176】
白色固体(75.3mg、0.23mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1177】
[この文献は図面を表示できません]
N-(4-((ジメチルアミノ)メチル)フェニル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1324。
【1178】
白色固体(64.9mg、0.17mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1179】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(4-((ジメチルアミノ)メチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1325。
【1180】
ベージュ固体(24.3mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1181】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1326。
【1182】
白色固体(32.0mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1183】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(4-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1327。
【1184】
白色固体(109mg、0.25mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1185】
[この文献は図面を表示できません]
5-(ピリミジン-5-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1328。
【1186】
黄白色固体(27.8mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1187】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1329。
【1188】
白色固体(53.5mg、0.13mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1189】
[この文献は図面を表示できません]
5-(5-クロロピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1330。
【1190】
白色固体(34.3mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1191】
[この文献は図面を表示できません]
6-メチル-5-(ピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1331。
【1192】
白色固体(1.9mg、0.005mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1193】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2,3-ジフルオロフェニル)-N-(4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1332。
【1194】
白色固体(33.5mg、0.07mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1195】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-クロロ-5-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1333。
【1196】
白色固体(24mg、0.06mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1197】
[この文献は図面を表示できません]
5-(6-(3-アミノアゼチジン-1-イル)ピラジン-2-イル)-N-(6-メトキシピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1334。
【1198】
黄褐色固体(16mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1199】
[この文献は図面を表示できません]
5-(6-フルオロピリジン-3-イル)-N-イソブチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1335。
【1200】
白色固体(97.4mg、0.31mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1201】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2-フルオロピリジン-3-イル)-N-イソブチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1336。
【1202】
白色固体(34.1mg、0.11mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1203】
[この文献は図面を表示できません]
N-メチル-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1337。
【1204】
白色固体(63mg、0.18mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1205】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-エチルピペリジン-4-イル)-5-(2-フルオロ-3-メトキシフェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1338。
【1206】
白色固体(30mg、0.08mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1207】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2-フルオロ-3-メトキシフェニル)-N-イソプロピル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1339。
【1208】
白色固体(10.8mg、0.03mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1209】
[この文献は図面を表示できません]
N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-5-(4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1340。
【1210】
白色固体(4.5mg、0.01mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1211】
[この文献は図面を表示できません]
N-(4-フルオロフェニル)-5-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1341。
【1212】
白色固体(13.5mg、0.04mmol)。
[この文献は図面を表示できません]
【1213】
[この文献は図面を表示できません]
6-フルオロ-N-(1-ネオペンチルピペリジン-4-イル)-5-(ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1342。
【1214】
白色固体(74mg、0.18mmol)。
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【1215】
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6-フルオロ-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-2-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1343。
【1216】
黄褐色固体(33.2mg、0.08mmol)。
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【1217】
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5-(6-(3-アミノアゼチジン-1-イル)ピラジン-2-イル)-N-(5-(3-フルオロフェニル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1344。
【1218】
黄褐色固体(17.0mg、0.04mmol)。
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【1219】
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6-フルオロ-5-(ピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1345。
【1220】
ベージュ固体(25mg、0.06mmol)。
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【1221】
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N-(6-(メチルカルバモイル)ピリジン-3-イル)-5-(5-(ピペリジン-1-イルメチル)ピリジン-3-イル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1359。
【1222】
オフホワイト固体(55mg、0.12mmol)。
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【1223】
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5-(6-(メチルカルバモイル)ピリジン-3-イル)-N-(4-(ピロリジン-1-イルメチル)フェニル)-1H-インダゾール-3-カルボキサミド 1360。
【1224】
ベージュ固体(49mg、0.19mmol)。
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【1225】
実施例2.
上で合成した化合物を、以下に記載するWnt活性についてのアッセイ手順を用いてスクリーニングした。
【1226】
レポーター細胞株は、ホタルルシフェラーゼ遺伝子の発現を駆動するWnt反応性プロモーターを含むレンチウイルス構築物を癌細胞株(例えば、結腸癌)の細胞に安定的に導入することにより生成した。
【1227】
SP5プロモーター、すなわちSP5プロモーター由来の8つのTCF/LEF結合部位を有するプロモーターがホタルルシフェラーゼ遺伝子の上流に連結されているレンチウイルス構築物を、作製した。レンチウイルス構築物は選択可能マーカーとしてハイグロマイシン耐性遺伝子を含んでいた。SP5プロモーター構築物を、SW480細胞、すなわち切断APCタンパク質を生成する変異APC遺伝子を有する結腸癌細胞株に導入し、β-カテニンの調節解除された蓄積を引き起こした。対照細胞株を、活性化にβ-カテニンを必要としないSV40プロモーターの制御下でルシフェラーゼ遺伝子を含む別のレンチウイルス構築物を用いて、生成した。
【1228】
レポーター構築物を有するSW480細胞培養物を、384穴マルチウェルプレートに、ウェルごとに約10,000細胞で分配した。次いで、化合物をウェルに、3マイクロモル濃度の最高濃度を用い、半対数希釈で加えた。各細胞型の一連の対照ウェルには緩衝液および化合物溶媒のみを加えた。化合物添加の24時間後、ルシフェラーゼのレポーター活性を、例えば、BrightGloルミネセンス試薬(Promega)の添加およびVictor3プレート読み取り器(Perkin Elmer)によりアッセイした。読み取り値をDMSOだけで処理した細胞に対して規準化し、次いで規準化活性をIC
50の計算に用いた。表2は本明細書において提供する選択した化合物の活性を示す。
【1229】
【表2】
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【1230】
実施例3.
上で合成した化合物を、以下に記載するDYRK1A活性についてのアッセイ手順を用いてスクリーニングした。
【1231】
SH-SY5Y細胞を、15%FBS、可欠アミノ酸およびペニシリン/ストレプトマイシンを補足したDMEM/F-12培地中で培養する。処理の2日前に、細胞を96穴プレート上に20e5細胞/ウェルで播種する。
【1232】
DMSOに再懸濁した化合物を8つのウェルに、10μM〜最終4.6nMまでの連続滴定液として分配し、細胞を終夜(16〜18時間)曝露した後、回収する。ウェルを細胞死または形態の変化について可視化してチェックし、必要があれば、上清を乳酸デヒドロゲナーゼ放出の測定(LDH、CytoToxOne kit、Progema)により細胞毒性について試験する。対照として、市販のDYRK1A阻害剤HarmineおよびIndyはキナーゼアッセイで良好なDYRK1A阻害を有し、CDK1活性を有さない(それぞれEC
50は18および53nM、CDK1については6μM)が、Tauアッセイで弱いEC
50(Harmineでは約10μM、Indyでは30μM)を有することが判明した。
【1233】
細胞を、ホスファターゼおよびプロテアーゼ阻害剤(Thermo Scientific)を補足したRIPA緩衝液で溶解し、次いで溶解産物を超音波処理し、12,000gで10分間遠心分離して、全ての細胞デブリを除去する。次いで、溶解産物をELISAによりpSer396について直接試験する(Life Technology、Kit KHB7031)か、またはウェスタンブロット分析のためにNuPage Bis-Trisゲルにロードする。ELISAシグナルの比色検出はCytation3プレート読み取り器(Biotek)で実施し、ウェスタンブロッティングで用いるHRP連結抗体の化学発光シグナルはCarestream Image Stationを用いて検出する。両方のアッセイにおいて、pTauの検出のために同じpSer396抗体を用いる。
【1234】
pSer396およびβ-アクチンのブロット濃度測定をImageJ(NIH)を用いて分析し、Prism(GraphPad)でpSer396/全Tau ELISAシグナルを用いてプロットし、カーブフィッティングを行い、各化合物のEC
50を求めた。表3は本明細書において提供する選択した化合物の活性を示す。
【1235】
【表3】
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【1236】
実施例4.
上で合成した化合物を、軟骨形成(軟骨が発生するプロセス)を誘導するそれらの能力を判定するために、一次ヒト間葉系幹細胞(hMSC)を用いてスクリーニングした。
【1237】
ヒト間葉系幹細胞培養:
一次ヒト間葉系幹細胞(hMSC)をLonza(Walkersville、MD)から購入し、Mesenchymal Stem Cell Growth Media(Lonza)中で増殖させた。実験には3継代と6継代との間の細胞を用いた。
【1238】
化合物スクリーニング:
各化合物をDMSOに10mM保存溶液として溶解し、化合物のソースプレートを調製するために用いた。96穴透明底アッセイプレート(Greiner Bio-One)への連続希釈(1:3、2700nM〜10nMまでの6点用量反応曲線)および化合物移動は、ECHO 550(Labcyte、Sunnyvale、CA)を用いて実施し、適切にDMSO注入して最終DMSO濃度0.03%とした。hMSCを250μL/ウェルのIncomplete Chondrogenic Induction Medium(Lonza;DMEM、デキサメタゾン、アスコルビン酸、インスリン-トランスフェリン-セレン[ITS補足]、ゲンタマイシン-アンホテリシン[GA-1000]、ピルビン酸ナトリウム、プロリンおよびL-グルタミン)中、20,000細胞/ウェルで播種した。TGF-β3(10ng/mL)を分化の陽性対照として用いる一方、陰性対照ウェルは規準化およびEC
50値計算のために75nL DMSOで処理した。細胞を37℃、5%CO
2で6日間インキュベートした。軟骨形成結節(chondrogenic nodule)を撮像するために、細胞を4%ホルムアルデヒド(Electron Microscopy Sciences)を用いて固定し、2μg/mLローダミンB(Sigma-Aldrich)および20μMナイルレッド(Sigma-Aldrich)で染色した[Johnson K., et.al, A Stem Cell-Based Approach to Cartilage Repair, Science, (2012), 336(6082), 717-721]。結節を、531nmでの励起および625nmでの発光により撮像し(4×の倍率でウェルごとに4画像)、CellInsight CX5(Thermo Scientific)を用いて定量した。各ウェル中の結節の数を、Excel(Microsoft Inc.)を用い、同じプレート上の3つのDMSO処理ウェルの平均に対して規準化した。各化合物濃度の3つの重複ウェルの規準化平均(DMSOに対する変化倍率)を計算した。化合物のいくつかの溶解性限度により、カーブフィッティングは不完全で、EC
50判定は不正確となった。様々な水溶性限度を有する2つの異なる化合物曲線からのこれらのデータ点を示す、
図1のグラフの説明を参照されたい。
【1239】
TGF-β3を陽性対照として用いて、等価のレベルの軟骨形成を誘導するのに必要な試験化合物の濃度を報告する。加えて、各化合物の最大活性および各化合物が最大軟骨形成活性に達したそれぞれの用量を報告する。
図1は、各アッセイプロットからいかにして値を得たかを示す。表4は本明細書において提供する選択した化合物の活性を示す。
【1240】
【表4】
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【1241】
実施例5.
上で合成した化合物を、線維化プロセスを阻害するそれらの能力を判定するために、TGF-β1で処理した一次ヒト線維芽細胞(IPF患者由来)を用いてスクリーニングした。
【1242】
ヒト線維芽細胞培養:
IPF患者由来の一次ヒト線維芽細胞(LL29細胞)[
1Xiaoqiu Liu, et.al., ''Fibrotic Lung Fibroblasts Show Blunted Inhibition by cAMP Due to Deficient cAMP Response Element-Binding Protein Phosphorylation'', Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics (2005), 315(2), 678-687;
2Watts, K. L., et.al., ''RhoA signaling modulates cyclin D1 expression in human lung fibroblasts; implications for idiopathic pulmonary fibrosis'', Respiratory Research (2006), 7(1), 88]をAmerican Type Culture Collection(ATCC)から入手し、15%ウシ胎仔血清およびペニシリン/ストレプトマイシンを補足したF12培地中で増殖させた。
【1243】
化合物スクリーニング:
各化合物をDMSOに10mM保存溶液として溶解し、化合物のソースプレートを調製するために用いた。384穴透明底アッセイプレート(Greiner Bio-One)への連続希釈(1:3、15μM〜5nMまでの8点用量反応曲線)および化合物移動は、ECHO 550(Labcyte、Sunnyvale、CA)を用いて実施し、適切にDMSO注入して最終DMSO濃度0.1%とした。LL29細胞を50μl/ウェルの無血清F12培地中、1,000細胞/ウェルで播種した。細胞添加の1時間後、TGF-β1(Peprotech;10ng/ml)を線維化を誘導するためにプレートに加えた(上記参照文献1および2)。TGF-β1で処理していないウェルを規準化およびIC
50値計算のための対照として用いた。細胞を37℃、5%CO
2で3日間インキュベートした。細胞を4%ホルムアルデヒド(Electron Microscopy Sciences)を用いて固定し、PBSで3回洗浄し、続いてPBS中3%ウシ血清アルブミン(BSA;Sigma)および0.3%トリトンX-100(Sigma)を用いてブロックおよび透過処理した。次いで、細胞を、PBS中3%ウシ血清アルブミン(BSA;Sigma)および0.3%トリトンX-100(Sigma)中のα-平滑筋アクチン(αSMA:Abcam)に特異的な抗体で染色し(上記参照文献1および2)、4℃で終夜インキュベートした。次いで、細胞をPBSで3回洗浄し、続いてAlexa Flor-647結合二次抗体(Life Tech)およびDAPIと共に室温で1時間インキュベートした。次いで、細胞をPBSで3回洗浄し、撮像のためにプレートを密封した。αSMA染色を、630nmでの励起および665nmでの発光により撮像し、CellInsight CX5(Thermo Scientific)でコンパートメント解析プログラムを用いて定量した。αSMA陽性の全細胞の%を各ウェルで計数し、Excel(Microsoft Inc.)を用いて、同じプレート上のTGF-β1で処理した8ウェルの平均に対して規準化した。各化合物濃度の6つの重複ウェルの規準化平均(未処理に対する変化倍率)を用いて用量反応曲線を作成し、IC
50値をPrism(GraphPad)で非線形回帰曲線の当てはめを用いて計算した。IC
50値を報告する。
【1244】
表5は本明細書において提供する選択した化合物の活性を示す。
【1245】
【表5】
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【1246】
本明細書において用いられる「含む(comprising)」なる用語は、「含む(including)」、「含む(containing)」、または「特徴付けられる」と同義で、包括的であるか、または制限がなく、その他の挙げられていない要素または方法段階を除外するものではない。