(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0048】
本発明に係る 末広収納ユニット1は、支持材102が、下方向に広がっていく末広がりである効果を最大限に活用した支持末広材103である構成の収納ユニットであり、係る支持末広材103は、板状台90または穴嵌容器10の支持挿入穴49に挿入された構成にて、係る効果を発揮するものであり、係る構成により、様々な収納物の収納に対応するとともに、また、係る収納物を植物とする植栽ユニットとしても、様々な有用性を発揮するものである。
【0049】
以下、図面に基づいて本発明に係る末広収納ユニット1について説明する。
但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも代表的な例示であり、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、また、それぞれの図の例示の構成は、それぞれ他のお互いの図面の構成の例において、応用可能であるものである。
【0050】
図1は、下方向に広がっていく末広がりに設けられた支持材102である、支持末広材103に、穴嵌容器10または穴嵌容器10である錐台筒41または筒状体48を 設けた構成の例である。
図1(a)が、穴嵌容器10の例であり、
図1(b)が係る穴嵌容器10が、略筒形状の筒状体48であり、
図1(c)が係る穴嵌容器10が、略錘台形状の錐台筒41の構成であり、それぞれ支持挿入穴49に、係る支持末広材103を挿入して設けられる穴嵌容器10の構成の例である。
【0051】
係る穴嵌容器10は、収納物の収納部14である容器形状であり、前記支持末広材103が挿入される穴である、支持挿入穴49を備え、係る穴嵌容器10の容器形状は、係る穴嵌容器10の外側の略縁部である外縁部2から、係る外縁部2よりも低くなる部分である内低部4を備えることによって、係る内低部4に収納された収納物が、外縁部2からのこぼれを抑制可能であり、係る支持末広材103が係る支持挿入穴49に挿入されることによって、穴嵌容器10が前記支持末広材103に設けられるものである。
また、係る支持末広材103には、板状で支持挿入穴49を備えた、板状台90を設けても良い。
【0052】
図1(a)の穴嵌容器10は、係る穴嵌容器10の構成において、穴嵌容器10の外側の略縁部である外縁部2の内側の内低部4と、その内側に、支持挿入穴49を備え、係る支持挿入穴49から立ち上がった壁である、立上穴壁5を備え、係る立上穴壁5が形成する支持挿入穴49に支持末広材103を挿入することによって、係る穴嵌容器10を係る支持末広材103に個受けることによって、連続的に高さが可変で、安定性のある末広収納ユニット1を構成する穴嵌容器10の例である。
【0053】
図1(b)の穴嵌容器10は、略筒状の筒状体48であり、係る外縁部2より低くなる内低部4の内側が収納部14を構成し、
図1(c)の穴嵌容器10は、略錘台形状の錐台筒41の構成であり、係る外縁部2より低くなる内低部4の内側が収納部14を構成するものである。
【0054】
図1(d)は、支持材102が下方向に広がっていく末広がりに設けられた構成であり、
図1(e)、及び
図1(f)の構成の説明の為の支持材102の例であり、4本の支持材102が、下方向に広がっていく末広がりに係る支持材102が設けられて底部を形成する、支持底60に設けられた構成である。
【0055】
図1(e)は、係る支持材102に、
図1(b)の構成の径の違う筒状体48が4つ縦方向に設けられている構成であり、
図1(f)は、
図1(c)の構成の径の違う錐台筒41が3つ縦方向に設けられている構成であり、支持材102が下方向に広がって末広がりに設けられていることにより、上から係る支持材102を巻くようにして、係る錐台筒41または筒状体48を挿入するようにして、係る内径の違う錐台筒41または筒状体48を係る支持材102に設けることによって、係る錐台筒41または筒状体48が、その内径の違いによって係る支持材102に設けられる高さを自由に容易に調整でき、上方からでも収納物を収納可能な開口入口部12を設けることができる構成である。
【0056】
係る構成は、例えば、係る支持材102が下方向に広がる角度を大きくすることによって、同じ径の差の二つの錐台筒41または筒状体48を設けても、係る二つの錐台筒41または筒状体48が設けられる高さの差や、重なり具合を調整することが可能であり、係る支持材102の設けられる角度を可変な構成としたり、あるいは、係る錐台筒41または筒状体48の径を可変な構成にすることによって、更に、係る自由度が増す構成となり、有用である。
【0057】
図1(g)は、係る支持材102が鎖である構成の例の断面図であり、係る鎖は、上部で三又にカナメ部61に設けられて、上から吊る構成となっており、
図1(h)が、係る支持材102が鎖である構成の、支持底60の無い状態を示しており、3本の支持材102である鎖は、S字フックで、支持底60に着脱可能に留めることが可能な構成となっている。
【0058】
本構成においては、係るカナメ部61に支持材102である3本の鎖が回動可能に設けられており、また、係る鎖は、下部にて、支持底60にフックで着脱可能に設けられている構成であり、係る支持底60のサイズによって、係る鎖を底部で設ける互いの鎖を留める距離が変えることが可能であり、つまりは、
図1(f)の説明にもあるような、支持材102の角度を可変とすることが可能となる構成であり、つまり、係る支持材102の鎖に設ける錐台筒41または筒状体48の設置位置の調整の幅が広がり、有用である。
また、本構成においては、3本の支持材102である鎖が円形の支持底60に設けられているが、四角の支持底60として、係る支持底60の四角にて係る支持材102を留める構成とすることにより、本発明における末広収納ユニット1を、直方体状あるいは、四角錐台状の構成とすることも可能であり、自由度が高い構成とすることが可能である。
【0059】
また、係る支持材102が、カナメ部61において、回動可能に設けられていることによって、係る支持材102の角度を必要に応じて可変に設けることができるものであり、係る支持材102を棒としても、同様に角度可変とすることが可能である。
また、係る鎖である曲げ可能な可撓性のある支持材102の、支持可撓材62は、曲げ可能な可撓性であり、本願発明の末広収納ユニット1及び、錐台筒41または筒状体48及び収納物の重量に耐えて、保持可能な強度があることが望ましく、その他、紐状、ワイヤー状、リボン状でも良く、その他の材質、材料、構造でも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0060】
また、係る支持底60は、特に本末広収納ユニット1を植栽容器とする場合は、植木鉢としても良く、その場合、穴嵌容器10と係る植木鉢の間から、土や水がこぼれない構成とすることが望ましく、また、係る植木鉢の縁部が係る穴嵌容器10の外に出っ張り、係る植木鉢にも、直接植栽可能な構成とすることが望ましい。
【0061】
尚、係る支持底60と支持材102が着脱可能に留めることが可能である構成は、本構成の様に、フックでも良いし、紐でも、ベルトでも、面ファスナーでも、嵌合でも、磁石でも、ネジ止めでも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0062】
尚、特に
図1(g)の様に、係る末広収納ユニット1を吊設する構成である場合、特に、植栽用として係る末広収納ユニット1を用いる場合、錐台筒41または筒状体48は、例えば可撓性のシートなど、比較的薄い、剛性の求められない素材で構成することが可能であるので、軽量化を図ることができ、有用である。
【0063】
尚、
図1(g)の構成の例においては、錐台筒41の側面の形状が、鉛直方向にもR形状の錐台筒41が6個設けられており、断面図として記載されており、係る構成の様に、錐台筒41の側面の形状は、鉛直方向にもR形状の構成である、R筒台69としても良く、係る形状とすることによって、同じ厚さの可撓性素材であっても、より、剛性あるいは強度のある形状とすることができる一方、形状変化の自由度は低くなる面があり、必要に応じて、選択可能となる。
尚、係るR筒台69は、筒状体48の側面が鉛直方向にR形状である構成としても良く、R筒台69は、錐台筒41または筒状体48の一種である。
【0064】
また、穴嵌容器10を、錐台筒41または筒状体48とすることによって、係る支持挿入穴49部の径によって、係る径より大きい支持部よりは下にずれず、係る錐台筒41または筒状体48の位置がきまり、保持可能で安定するので、有用である。
ただ、例えば、係る錐台筒41または筒状体48の一方向のみに、収容物を収納すると、収納物の入っていない側が上に浮き上がることも考えられるので、そうした浮き上がり防止に、必要に応じて、支持材102または、他の穴嵌容器10に係止しておいても良いが、必要に応じて、あくまでも浮き上がりや横ずれ防止程度の係止でもよく、常にバランスよく収納される場合、例えば、常に植栽の植物や培養基材34が収容される場合などにおいては、必ずしも係る係止は無い構成としても良い。
【0065】
また、係る構成によって、収納物を植物とした植栽容器とすることによって、側面から自由に植栽可能で、且つ、係る植栽可能な収納部14の位置も、連続的に高さを自由に設定可能であり、また、培養基材34が一体に繋がっていることで、根35詰まりによる根35腐れの心配も少なく、係る高さの設定が自由な穴嵌容器10は上から嵌めるだけでセットし易い構成となり、有用である。
【0066】
また、図面には示されていないが、支持挿入穴49の形状は、円形の穴でも、方形の穴でも、ハート型の穴でも、その他異形でも良く、限定しない。
また、本図においては支持材102の数は4本の支持材102に穴嵌容器10が設けられた構成の例であり、係る支持材102は、1本でも、2本でも、3本でも、また、5本以上でも良い。
また、図面には示していないが、末広収納ユニット1を、支持材102に吊り下げるように設けても良い。
支持材102は、板状台90または穴嵌容器10の位置を保持する機能を有するものである。
【0067】
図2は、
図1の支持材102が、支持可撓材62である構成のバリエーションの例の説明図である。
図2(a)は、
図1(g)の構成において、係る3本の支持可撓材62である鎖 の中程で、係る支持可撓材62間の距離を変える、支持アダプター63が、複数の支持可撓材62を橋架して設けられており、それによって、係る支持可撓材62の角度を変えて、係る支持材102に、錐台筒41または筒状体48を設ける際の高さや種類や位置を調整可能とするものである。
【0068】
係る支持アダプター63は、このように、支持可撓材62の中程で、係る支持可撓材62を曲折させて、支持可撓材62間の距離を変えるアダプターであり、本構成においては、棒状の両端に、係る支持可撓材62である鎖に係止するフックが設けられており、係る支持可撓材62の間に橋架されることによって係る支持可撓材62間の距離を変えているものであり、係る支持可撓材62は、長さを可変として距離を調整できる様にしても良いし、また、係る支持可撓材62と同様に、鎖や紐状体やワイヤー等の、可撓性のある構成としても良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0069】
但し、係る複数の支持可撓材62の距離を短くする為には、係る可撓性の支持アダプター6363としても良いが、係る距離を長くする為には、可撓性でない、硬質な素材の支持アダプター63が望ましい。
【0070】
係る、
図2(a)の構成においては、係る支持アダプター63が設けられている部分より下の支持可撓材62の領域においては、多くの長さの短めの収納物を収納可能である領域であり、係る支持アダプター63より上の支持可撓材62の領域では、いくつかの長さの長い収納物を収納可能な構成であり、つまり、長さの短い収納物が多く、長さの長い収納物が多い場合は、係る構成の末広収納ユニット1とすることができ、必要に応じて自由度の高いという有用性のあるものである。
また、係る末広収納ユニット1に植栽する場合においても、下の方に沢山緑花が植栽され、そこから、塔が立つように緑花が植栽された部分が立ち上がるような、装飾的な植栽容器とすることができ、その他の形状も、自由度が高く形状を作ることができ、有用である。
【0071】
図2(b)は、係る支持アダプター63によって、支持可撓材62の距離を、途中で長くして、支持可撓材62を、一部で、上側に広がっていく形状に設けた構成の例であり、3段に設けられた係る支持アダプター63の内、一番上に設けられた支持アダプター63が、上から二段目に設けられた支持アダプター63よりも、長いことによって、一番上の支持アダプター63と上から二段目の支持アダプター63の間の支持可撓材62が、上に向かって広がっていく形状に設けられていることを示している。
係る構成であることによって、例えば、係る末広収納ユニット1を植栽容器として植栽した場合は、係る植栽した末広収納ユニット1を高い位置に設置した場合も、下から仰ぎ見る様に緑花を装飾可能であり、有用である。
【0072】
係る支持可撓材62が、上側に広がっていく形状に設けた部分においては、例えば、フックや凸形状のずれ防止部110を設けても良いし、係る穴嵌容器10や穴嵌容器10や錐台筒41や筒状体48に穴を設けて支持材102と係止してもよい。
【0073】
図2(c)は、
図1(g)の構成の支持可撓材62の三又の中央に、係る支持可撓材62の位置を保持する支柱である、支持用支柱79が設けられて、係る支持用支柱79と、支持可撓材62と、支持底60が一体で、本発明における末広収納ユニット1を構成する例である。
係る構成によって、置き型の
図2(a)や
図2(b)と同様の構成の末広収納ユニット1とすることができる。
【0074】
図2(d)は、
図2(c)の構成における、支持可撓材62の位置を保持する支持用支柱79に、三又の支持可撓材62が2セット、上下に設けられた構成の例であり、係る構成により、例えば、1つの末広収納ユニット1で、2つのカテゴリーの長さの違った収納物を収納することが可能であり、例えば、上の段には、長さの違う、様々な色鉛筆やペンを収納し、下の段には、長さの違う、様々な濃さの黒鉛筆や黒ペンを収納するといったカテゴリーに分けて収納することが可能となり、例えば、絵を描く仕事場などにおいて、沢山の種類の長さの違う色鉛筆等を、場所を取らず収納したい際等に、有用である。
また、本図においては、2段であるが、更に多段に設ける構成としても良い。
【0075】
図3は、下方向に広がって末広がりに設けられている支持材102の外側に、穴嵌容器10である穴嵌容器10としての、錐台筒41または筒状体48が設けられている構成に、収容物が収容された断面図を示している。
【0076】
図3(a)においては、下方向に広がって末広がりに設けられている支持材102に、四つの筒状体48が巻かれた状態でハチマキ状に設けられている構成の収納部14に、培養基材34が収容され、係る収納部14の培養基材34に、開口入口部12より、植物が収容物として、植栽されている構成の側面断面図である。
【0077】
図3(b)は、支持材102に錐台筒41がハチマキ状に設けられた構成の例であって、係る末広収納ユニット1に、開口入口部12から、収納部14に、複数の長さの違う鉛筆が4本と、上から、長い、物差しが一本収納されている例であり、錐台筒41とすることによって、係る開口入口部12がより大きく開口可能であり、また、係る長さの違うそれぞれの鉛筆は、斜めに収納されていることによって、より取り出し易く、また、入れやすい構成となっている。
【0078】
係る
図3の二つの断面図に示される様に、筒状体48または錐台筒41の径を変えることによって、自由な高さに係る筒状体48または錐台筒41を設けることが可能であることが分かり、有用な構成である。
また、係る支持材102が、急な角度で立ち上がる構成であれば、少し係る錐台筒41または筒状体48の径を変えるだけで、係る錐台筒41または筒状体48が設けられる高さが変わり、また、緩やかな角度で立ち上がる構成である程、係る錐台筒41または筒状体48の径が変わった際に、隣り合う錐台筒41または筒状体48の上下方向の距離の変化を小さくしながら、開口入口部12の上からの開口を広くすることが可能となり、必要、用途に応じて、係る支持材102の角度と錐台筒41または筒状体48の径を設定すればよい。
また、支持材102の数は、本図は断面図であり2本のみの記載であるが、2本以上でもよい。
【0079】
図4は、支持末広材103が、支持錐材45である三角コーン2である構成の例であり、
図4(a)は、係る構成の例の斜視図であり、
図4(b)及び
図4(c)は、係る構成の例の断面図である。
【0080】
図4(a)は、支持錐材45である三角コーン2に、立上穴壁5を備えた穴嵌容器10が、係る支持錐材45が穴嵌容器10の支持挿入穴49に挿入されて設けられており、係る穴嵌容器10には、収納物S2として、植物が植栽されている構成の例であり、係る三角コーン2の天頂部には、穴である、天頂穴51が設けられており、係る天頂穴51に、案内表示物であるのぼり旗40が、係るのぼり旗40の支柱である保持柱44を挿入されて立てられた構成である。
【0081】
係る三角コーン2は、それ単体では重量が軽く、係るのぼり旗40のような案内表示物を立てるには、重量が足りず、例えは、風が吹けばすぐ倒れてしまうというような問題点がある。
しかし、係る穴嵌容器10に、培養基材34としての土を入れ、そこに収納物として、植物を植えこむことによって、係る三角コーン2の重量が増し、風等によって、係る支持錐材45である三角コーン2の転倒を抑止することが可能となり、有用である。
また、係る三角コーン2に花などの植物を植栽することによって、係る装飾表示物であるのぼり旗40を引き立て、係るのぼり旗40への目を引き、広告効果を高める効果もあり、一石二鳥で有用である。
また、本構成の例の様に、係る三角コーン2などの支持錐材45の底である支持底60に、穴であるペグ穴46を設けて、係るペグ穴46に杭やペグを打って、更に倒れを抑止可能とする構成としても良く、三角コーン2などの支持錐材45を、ペグや杭で固定可能とすることによって、例えば、傾斜部や、でこぼこの多い場所であっても、係る三角コーン2や案内表示物やのぼり旗40が倒れずに立てることが可能となり、有用である。
【0082】
図4(b)は、
図4(a)と同等の構成の断面図であり、係る支持底60の上に、風等で動かないように、杭やペグを打つ代わりに、重りである、 コーンウェイト89が載せられている構成であり、収納物として植栽されている植物は、省略されている。
また、係る案内表示物であるのぼり旗40を支える柱である保持柱44を支える台座である柱台50が、係る支持錐材45である三角コーン2の台座である支持底60の下に挟み込まれることによって、係る コーンウェイト89や穴嵌容器10に収納物として収容された植物と培養基材34である培養土の重量によって、係るのぼり旗40が倒れるのを抑制している構成として、有用である。
【0083】
尚、 コーンウェイト89は、支持材102である三角コーン2あるいは、支持錐材45あるいは、支持末広材103の底で、係る支持材102が倒れないように底での支え部分である支持底60の上に設けられて、係る支持材102が、風等で倒れ難くする為の、重りである。
また、係る穴嵌容器10の底には、穴である 底穴52が備えられており、係る底穴が水抜き穴となり、収納物が植栽植物の場合等において、潅水された水の排水がなされる構成となっており、また、係る収納物が植物でなく、他の収納物であっても、係る穴嵌容器10を屋外に設置する際には、雨水が溜まるのを防止することができ、有用である。
【0084】
また、
図4(c)は、
図4(a)の構成において、 底穴52が大きく設けられた構成であり、係る 底穴52から、培養基材34である培養土が下へこぼれ落ちる構成となっており、こぼれ落ちた培養土は、係る穴嵌容器10の下に設けられた穴嵌容器10に収容された培養土と繋がり、係る複数の一連の穴嵌容器10で、一体的な末広収納ユニット1を構成する例であり、係る構成によって、係る穴嵌容器10に植栽された植物の根35が広がるスペースができ、根35詰まりによる根35腐れ等を抑止可能で、且つ、係る 底穴52からこぼれた部分の培養基材34においては、空気中に晒されている面積が多いので、根35から十分な酸素を吸収できるという効果があり、植物の生育上も、有用である。
【0085】
立上穴壁5は、穴嵌容器10の支持挿入穴49が、係る支持挿入穴49形状から立ち上がった壁状の構成の支持挿入穴49の壁状部分である。
【0086】
図5は、係る末広収納ユニット1が、テント54の支柱に設けられた構成の例を示している。
図5(a)は、係る構成の例の斜視図である。
図5(b)、
図5(c)、
図5(d)及び
図5(e)は、係る構成における穴嵌容器10の例の上面図である。
【0087】
図5(a)は、
図4(a)同様に支持錐材45である三角コーン2に、立上穴壁5を備えた穴嵌容器10が、係る支持錐材45が穴嵌容器10の支持挿入穴49に挿入されて設けられており、係る穴嵌容器10には、収納物S2として、植物が植栽されている構成の例であり、係る三角コーン2の天頂部には、穴である、天頂穴51が設けられており、係る天頂穴51に、テント54が、係るテント54の支柱である保持柱44を挿入されて立てられた構成である。尚、係る植栽された植物は、説明の為分かりやすい様に、1つの穴嵌容器10に、2株の花のみ植栽されている構成である。
【0088】
係るテント54は、例えば、各種イベント等で立てられる、業務用テント54であったり、比較的個人出店などが多いマルシェなどでは、タープテント54などが立てられて出店されるのが一般的であるが、この様なテント54は、風に弱く、固定や重りなどを設けられていないと、係るイベント等の最中に、急に突風などが吹いてきた際などは、係るテント54が飛ばされてテント54の柱で人をぶつけたり、商品や棚を倒して商品が壊れたり怪我をしたりする危険性もあるものである。
【0089】
本構成は、そうしたテント54の柱の保持、重りにもなり、また、合わせて、例えばそうしたイベントやマルシェなどにおいて、テント54の柱部を緑花で飾る構成とすることもでき、目を引く効果もある為、有用であるし、また、商品等を陳列するなどの収納棚とする構成としても良く、有用である
テント54に、係る支持材102を設ける構成の順序においては、テント54を立ててから係る末広収納ユニット1を設置するのが作業の順序的にはやり易く、望ましい。
【0090】
本構成においては、その際に、係る支持錐材45である三角コーン2の中に係る三角コーン2の側面方向から、係るテント54の保持柱44を、係る支持錐材45の略中心部まで、挿入可能とする為のスリットである挿通スリット56が、係る支持錐材45の最上部から、最底部まで一つのスリットとして設けられている構成である。
本構成における係る挿通スリットは、保持柱の太さと比べると狭めの挿通スリットの構成であり、係る保持柱を、係る挿通スリットを押し広げながら挿入する構成となっているが、更に幅の広い挿通スリットとしても良い。
【0091】
また、係る穴嵌容器10においても、同様に係る穴嵌容器10の側面方向から、係るテント54の保持柱44を、係る支持錐材45の略中心部まで、挿入可能とする為のスリットである挿通スリット56が、係る支持錐材45の最上部から、最底部まで一つのスリットとして設けられている構成である。
係る構成によって、末広収納ユニット1を構成するユニット構成部材である穴嵌容器10及び支持錐材45である三角コーン2を、係る保持柱44に設けることが可能となる。
【0092】
また、係る穴嵌容器10が係る挿通スリット56を備えた支持錐材45に巻かれる様にしてハチマキ状に設けられていることによって、例えば、風等で係るテント54が倒れそうになり、係る支持錐材45である三角コーン2の天頂部の穴である天頂穴51を開く力が、保持柱44によって働いた場合においても、係るハチマキ状に設けられた穴嵌容器10が、係る三角コーン2の開き止めとなり、特に係る挿通スリット56を備えたような保持柱44の倒れ抑止となり、安全面においても有用である。
【0093】
図5(b)は、挿通スリット56の無い構成である、
図4(a)に記載の例の穴嵌容器10の例である。
図5(c)は、
図5(a)の構成の例同等に挿通スリット56を備えた穴嵌容器10の例である。
図5(d)は、穴嵌容器10が、2つ以上に分割可能である構成を示しており、係る、分割可能な構成であることにより、
図5(a)の構成の様に、テント54を立てた状態で、支持錐材45である三角コーン2に穴嵌容器10を設けることが可能な構成である。
【0094】
図5(e)は、
図5(d)の構成の例における、分割可能な穴嵌容器10の、分割されて開いた部分である、ユニット部材開閉部58に挟み込まれるスペーサーである、径変更スペーサー59を挟み込んで設ける構成の例を示している。
径変更スペーサー59を設けることによって、支持挿入穴49のサイズを変更することが可能な構成となり、係る構成によって、三角コーン2を含む支持錐材45に穴嵌容器10を設ける高さを自由に、変えることが可能な構成となり、有用である。
【0095】
尚、径変更スペーサー59を設けることによって、例えば、略真円であった支持挿入穴49の形状が、真円でなくなることによって、係る穴嵌容器10を支持錐材45に備えた際に必要以上にがたつきが発生する場合は、係る穴嵌容器10と支持錐材45の間に、スポンジや、ゴム材等を挟持させて、係るがたつきを緩和させる構成としても良い。
【0096】
尚、本構成の例においては、係る支持挿入穴49は、略円形であるが、係る支持挿入穴49の形状は、方形でも良いし、3角形でも、その他多角形でも、星形でも、ハート形でもよく、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
尚、径変更スペーサー59は、本構成においては、収納可能な容器形状の構成の例であるが、容器形状でないソリッドなブロック状でも良いし、係る材質も、ポリプロピレンやポリアミドなどの合成樹脂でも、各種ゴムでも、木でも、鉄などの金属でも、陶磁器でも、紙でも、発泡材でも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0097】
図5(f)は、穴嵌容器10が、開閉可能ある構成を示しており、係る、開閉可能な構成であることにより、
図5(a)の構成の様に、テント54を立てた状態で、支持錐材45である三角コーン2に穴嵌容器10を設けることが可能な構成である。
本構成の例においては、2分割された穴嵌容器10が、回動開閉構造57である蝶番によって、回動開閉可能に設けられている構成である。
係る回動可能な回動開閉構造57は、係る蝶番が備えられた位置に可撓性のシートを接着して回動開閉可能にしても良いし、係る箇所を薄肉に成形することにより回動開閉可能にしても良いし、2分割された二つの半円の穴嵌容器10を互いに回動開閉可能に嵌め合わせて回動開閉可能にしても良いし、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0098】
図5(g)は、
図5(f)の構成の例における、開閉可能な穴嵌容器10の、分割されて開いた部分である、ユニット部材開閉部58であるユニット部材回動開閉部55 に挟み込まれるスペーサーである、径変更スペーサー59を、
図5(e)同様、挟み込んで設ける構成の例を示している。
係る構成による有用性は、
図5(e)あるいは、
図5(f)同等であるが、回動開閉する構成であることによって、径変更スペーサー59は、1か所で良く、それによって、係る支持錐材45への設置がより、容易となり、有用である。
【0099】
尚、ユニット部材回動開閉部55 は、回動開閉することによって、開閉可能なユニット部材開閉部58である。
【0100】
図5(h)は、径変更スペーサー59と、穴嵌容器10とを、互いに嵌め合うことによって連結させて径変更スペーサー59をユニット部材開閉部58に挟み込ませる構成における、嵌め合う部分の構成を示しており、穴嵌容器10の縁部に、上から径変更スペーサー59の縁部を嵌め込むことによって、連結させる構成の例である。
尚、係る挟み込ませて連結させる構成は、ユニット部材回動開閉部55 あるいは、ユニット部材開閉部58において、2つ以上に分割された係るユニット部材同士の連結させる構成としても良い。
【0101】
係る連結させる構成は、その他、互いの嵌め合い構造でも良いし、面ファスナーでも良いし、磁石でも良いし、ネジでも良いし、掛け金でも良いし、接着、融着でも良いし、別部材を介して連結しても良いし、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
尚、挿通スリットの太さは、幅が広くても、必要に応じて狭くても良く、限定しないが、挿入する一般的な保持柱の太さよりは幅が広い方が、作業性が良く望ましく、また、係る穴嵌容器を設けた際に、重量によって係る支持末広材103である三角コーンが変形しないように、係る挿通スリット部あるいは、三角コーンの内側や外側にリブを設けて、係る三角コーンや支持末広材の強度を増すことが望ましい。
【0102】
図6は、可撓性柱支え68の構成の例の説明図である。
【0103】
図6(a)は、
図4(b)の構成における広告表示物であるのぼり旗40が設けられた支持錐材45の構成における、可撓性柱支え68が設けられた構成の例であり、
図6(b)、
図6(c)、
図6(d)は、可撓性柱支え68の例の説明の為の上面図である。
図6(a)においては、支持錐材45である三角コーン2の天頂穴51から挿入されたのぼり旗40の保持柱44が、
図4(b)においては、柱台50によって保持された構成であったが、係る柱台50の代わりに、可撓性柱支え68と、天頂穴51において、支持錐材45によって保持された構成の例であり、係る可撓性柱支え68は、係る保持柱44の位置ずれを防ぐものである。
【0104】
係る可撓性柱支え68は、可撓性素材からなり、係る可撓性柱支え68には、可撓性素材からなるシートである柱支えシート66、または紐状体または帯状体から成る柱支え紐67がある。
係る柱支えシート66、は、略中央に穴またはスリットである柱支え穴64を備え、係る可撓性柱支え68である柱支えシート66の前記柱支え穴64から離れた箇所に、係る柱支えシート66の位置を保持する為の係止部である、柱支え係止部70を備え、前記可撓性柱支え68は、支持錐材45の下に敷かれて挟まれて、柱支え係止部70によって、係る可撓性柱支え68の位置を保持可能に係止されて、前記支持錐材45と合わせて、前記保持柱44を保持することが可能である。
【0105】
本構成例の柱支え穴64には、係る可撓性柱支え68と、係る保持柱44とを係止する、支え穴係止具71である紐を備え、係る支え穴係止具71によって、係る保持柱44と柱支えシート66とを係止することによって、係る保持柱44の位置がずれるのを抑制している構成である。
支え穴係止具71は、紐の他に、面ファスナーでも保持柱44との嵌め合い部材でも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
尚、係る可撓性柱支え68は、係る可撓性柱支え68の上に載っている支持錐材45の重量が十分に重い場合は、柱支え係止部70にて係止しない構成としても良い。
【0106】
図6(b)及び
図6(c)は、柱支えシート66の構成の例であり、
図6(b)の構成の例においては、可撓性の略方形のシートの略中央に、穴である柱支え穴64が設けられ、係る柱支え穴64の両脇に、二本の紐である支え穴係止具71が設けられ、係る方形の各4辺の略中央に、柱支え係止部70を備えた構成であり、
図6(a)の構成においては、係る柱支え穴64に保持柱44が挿入されて設けられて、支え穴係止具71で係る保持柱44を係止して保持し、柱支え係止部70にて、係る柱支えシート66を支持錐材45である三角コーン2と係止させることによって、係る柱支えシート66が、係る三角コーン2に対してずれない構成となっている。
【0107】
図6(c)の構成の例においては、
図6(b)の構成の例の柱支え穴64が、スリットである構成であり、係るスリットが、係る方形の柱支えシート66の辺まで設けられている構成であり、このように係るスリットが、係る柱支えシート66の端部から設けられていることによって、例えば、係る保持柱44が、
図5に示されるようなテント54の保持柱44である構成において、係る柱支えシート66を、既に立ったテント54の保持柱44に設けることが可能となり、有用である。
【0108】
図6(d)は、可撓性柱支え68が、柱支え紐67である構成の例であり、係る柱支え紐67は、複数方向に放射状に紐状体または帯状体が設けられており、係る放射状に設けられた紐状体または帯状体が集中するカナメ部61を、放射カナメ65とし、係る放射カナメ65に柱支え穴64を備え、係る柱支え穴64には、保持柱44を挿入して保持可能であり、係る放射状に設けられた複数の紐状体または帯状体の端部には、柱支え係止部70が、4つ設けられた構成の例である。
尚、柱支え紐67の構成の例においては、係る柱支え穴64の代わりに、支え穴係止具71を備えても良い。
【0109】
柱支え係止部70は、可撓性柱支え68と支持材102をずれないように係止、あるいは保持する構成のものであり、可撓性柱支え68または支持材102に設けられて、互いの位置を保持するものであり、本構成においては、
図6(a)に示される様に、フック状であるが、例えば、可撓性柱支え68と一体に設けられた棒状体で、係る可撓性柱支え68に凸部を構成し、可撓性柱支え68の上に載った係る支持材102の支持底60の周辺部に係る凸部が当たるような構成とすることによって、係る支持材102の下に設けられた可撓性柱支え68がずれないような構成としても良い。
【0110】
係る柱支え係止部70は、フックでも、穴でも、凸部でも、凹部でも、板材でも、紐でも、磁石でも、面ファスナーでも、接着でも、融着でも、ボルトでも、クリップでも、棒でも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0111】
また、係る末広収納ユニットの構成は、テント54の保持柱44だけでなく、その他、街灯の支柱、電線の柱、駐車場の屋根の柱を保持柱としても良く、そのほか、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定せず、また、街路樹等の樹木に同様に設けても良く、係る樹木の保護及び、樹木の装飾や収納部の設置ともなり、有用である。
係る末広収納ユニットの構成は、係る保持柱44へ設けて、係る保持柱44の緩衝とする構成にもなり、且つ、緑花の装飾や収納部も兼ねることが可能となり、有用である。
【0112】
図7は、支持錐材45である三角コーン2の縁部または外形面から、略中心部まで、保持柱44または棒を縦方向に挿入可能になるように、開閉可能であるか、2つ以上に分割可能である構成の例である。
【0113】
図7(a)の構成は、上記加工がなされていない状態の普通の三角コーン2の上面図を示しており、
図7(b)及び
図7(c)は、係る
図7(a)の構成の三角コーン2が、2つに分割可能な構成の例であり、
図7(b)が係る2つに分割された三角コーン2が、1つに組み合わされた構成を示しており、
図7(c)は、係る三角コーン2が2つに分割された状態を示している。また、図には示していないが、係る分割されて開閉される部分である、ユニット部材開閉部58に、互いに位置ずれ抑止の嵌め合い部や、係止部や当たり面などの、ずれ防止部110である、合体ずれ防止部78を設けても良く、係る合体ずれ防止部78は、ただ、係る支持錐材45または三角コーン2を切っただけの様な、カット面が切りっぱなしのような構成だけだと、
図7(b)のように合わせられた状態の支持錐材45に、穴嵌容器10を設けた際に、係る分割された支持錐材45の互いの合わせ面がずれてしまうと、例えば、設けた穴嵌容器10の位置がずれたり、傾いたりして収納物が落下してしまうようなことが発生する可能性もあり、そうした危険性を防止する為にも、有用である。
【0114】
図7(d)、
図7(e)、
図7(f)の構成の例における、三角コーン2は、係る三角コーン2の縁部または外形面から、前記いずれかのユニット構成部材の略中心部まで、保持柱44または棒を縦方向に挿入可能になるように、開閉可能であることによって、前記いずれかのユニット構成部材の側面方向から、前記いずれかのユニット構成部材の略中心部まで、保持柱44または棒を縦方向に挿入可能である構成の例であり、
図7(d)は係る構成で閉じた状態、
図7(e)は開いた状態、
図7(f)は開いた状態の上面からの断面図を示している。
【0115】
本構成の例においては、三角コーン2が、薄肉に成形することにより回動開閉可能に成形された回動開閉構造57によって、回動開閉可能に設けられている構成である。
係る回動可能な回動開閉構造57は、係る蝶番が備えられた位置に可撓性のシートを接着して回動開閉可能にしても良いし、係る箇所を薄肉に成形することにより回動開閉可能にしても良いし、2分割された二つの半円の三角コーン2を互いに回動開閉可能に嵌め合わせて回動開閉可能にしても良いし、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0116】
図7(f)は、
図7(e)の構成における構成の上面からの断面図であり、係る三角コーン2のユニット部材開閉部58であるユニット部材回動開閉部55 に、係るユニット部材開閉部58の合わせ部がずれないように、当たり面である合体ずれ防止部78を備えた構成となっている。
回動開閉構造57は、係る三角コーンの底である。支持底に回動開閉構造を備えても良い。
【0117】
図8は、穴嵌容器10の支持挿入穴49が、係る支持挿入穴49形状から立ち上がった壁状である、立上穴壁5が錐台状であり、また、係る穴嵌容器10の外側の略縁部である外縁部2より高く立上穴壁5の縁が設けられ、
図8(a)の構成は、係る支持挿入穴49を備えた穴嵌容器10が、係る立上穴壁5が設けられた支持挿入穴49同士で嵌め合わされることにより、自立可能に積まれることが可能である穴嵌容器10の構成の例である。
係る立上穴壁5が錐台状であることによって、支持錐材45にも安定して設けることが可能であるとともに、係る構成の様に、自立して積み重ねた場合も、安定した錐形状または錐台形状となり、有用である。
【0118】
係る構成とすることによって、支持末広材に係る穴嵌容器を設けた末広収納ユニット
とすることも可能であるし、係る穴嵌容器のみで、多段の収納ユニットを構成することも可能であり、有用である。
但し、支持末広材に係る穴嵌め容器を設けることによって、係る多段の段の高さの設定の自由度が増し、有用である。
【0119】
図8(b)の構成は、係る自立可能に積まれた穴嵌容器10の構成において、
図8(a)の構成同様に3段に積まれた係る穴嵌容器10の一番下の穴嵌容器10の内側から、穴嵌吊り具88が係る錘台形状の支持挿入穴に円盤状の穴嵌吊止め221が嵌り込むことによって抜け止めとなり、把手39を引き上げることによって、係る3段に積み上げられた穴嵌容器10をまとめて移動可能な構成である。
係る穴嵌吊り具88の穴嵌吊止め221は、係る穴嵌容器10の支持挿入穴に嵌り込む構成であるが、係る一番下の穴嵌容器10の下にて、係る穴嵌容器10を係る穴嵌吊止め221の上に載置させることによって、係る穴嵌容器10をまとめて移動可能とする構成としても良い。
【0120】
図8(c)は、係る穴嵌吊り具88の構成の例の斜視図である。
【0121】
図9は、板状台90が、支持錐材45である三角コーン2に設けられた構成と、板状台90あるいは、 コーンウェイト89あるいは径補アダプター154のバリエーションの説明図である。
【0122】
図9(a)は、係る板状台90の例であり、円形の板状材の略中央に、円形の支持挿入穴49が設けられた構成の例である。
係る板状台90は、係る支持挿入有入穴に支持末広材103 あるいは支持末広材103である支持錐材45あるいは三角コーン2が挿入されることにより、係る板状台90が設けられるものであり、
図9(b1)あるいは
図9(b2)が、係る板状台90が支持錐材45である三角コーン2に設けられた構成の例の断面図であり、係る板状台90に、収納物を載せることによって、収納される構成の例である。
尚、係る板状台90には、商品等を陳列しても良い。
【0123】
図9(b1)の構成の例は、支持挿入穴49の上下の係る穴の開口部のサイズが略同じである円筒状の筒状の支持挿入穴49の断面形状の例であり、
図9(b2)は、係る支持挿入穴49の形状が円錐台の形状の例であり、係る円錐台の支持挿入穴49形状であることによって、係る板状台90が支持末広材103 あるいは支持末広材103である支持錐材45あるいは三角コーン2支持錐材45に設けられた際に、係る支持末広材103の角度に、より近い角度の支持挿入穴49形状であることにより、より安定して設けられる構成となり、有用である。
【0124】
図9(c)、
図9(d)、
図9(e)は、板状台90または コーンウェイト89の構成の例であり、それぞれ、スリットである挿通スリット56を備えた構成であり、
図9(d)、
図9(e)は、係る挿通スリット56が回動開閉可能なユニット部材回動開閉部55 でもある構成の例である。
図9(e)は、
図9(d)が、回動開閉構造57によって開いた状態を示しており、係る開いた部分が、ユニット部材回動開閉部55である。
また、図面には記載されていないが、係る板状台90または コーンウェイト89または径補アダプター154が、
図5と同様に、分割可能としても良く、また、係る分割されて開いた部分である、ユニット部材開閉部58に挟み込まれるスペーサーである、径変更スペーサー59を挟み込んで設ける構成としても良いし、また、回動開閉して分割されて開いた部分である、ユニット部材開閉部58であるユニット部材回動開閉部55 に挟み込まれるスペーサーである、径変更スペーサー59を備える構成としても良い。
【0125】
このように、係る板状台90または コーンウェイト89または径補アダプター154が、挿通スリット56または、ユニット部材開閉部58または、ユニット部材回動開閉部55 を備えていることによって、保持柱44を備えた三角コーン2等の支持材102に、係る板状台90または コーンウェイト89または径補アダプター154を側方から設けることが可能となる。
【0126】
図10は、支持材102である、支持末広材103が、方形で、下側に広がる末広形状である構成の例である。
【0127】
図10(a)は、支持末広材103が角錘状である支持錐材45の三角コーン2同等の構成の断面図であり、係る支持錐材45に、穴嵌容器10が設けられており、係る穴嵌容器10が、
図10(c)に示される様な形状の角筒状の穴嵌容器10である構成の例であり、係る穴嵌容器10には、収納物として、紙媒体のパンフレットが収容されている構成の例である。
【0128】
係る支持錐材45が、方形の角錐状であることによって、係る収納物である紙媒体を、曲げずに、収容することが可能となり、有用であり、特に、係る構成の例の様に、のぼり旗40の下にこのようにパンフレットを収容可能とすることによって、例えば、店の前で、その日の目玉商品等を係るのぼり旗40で遠目からでもお客を呼び寄せ、係るパンフレットで、目玉商品やセールの内容等を分かりやすく手に取って見てもらい、のぼり旗40とパンフレットを互いに相乗効果を高めることが可能で、有用である。
特に、係る錐状であることによって、係る穴嵌容器10を設置する高さを自由に設定することが可能であり、例えば、パンフレットのサイズに応じて、一段目と二段目の穴嵌容器10の間隔を連続的に、自由に変えたりすることが可能であり、また、置きたいパンフレットが多い時などは、係る間隔を狭くして、より多段に穴嵌容器10を設けることも、可能であるし、穴嵌容器10は上の方に一段だけ設けて、その下には、看板的な大きめの案内表示を設けるというようなことも可能であり、係る穴嵌容器10を設けるレイアウトの自由度が高く、有用である。
【0129】
また、錐形状であることによって、下の方に設けられた穴嵌容器10に収容された紙媒体も、必ず上の穴嵌容器10の前に配置されて収容されるので、取り出し易く、有用である。
尚、係るパンフレットを収容する支持錐材45は、円錐状の支持錐材45としてもよく、係る構成においては、収容されるパンフレット等の紙媒体も丸く半円状に収容される為、係る紙媒体が自立し易く、係る収容した紙媒体が、上部の方からお辞儀をするように、前に頭を垂れてしまい難く、係る紙媒体のチラシ等の見出し等が倒れて隠れてしまわないという点においては、有用である。
尚係る穴嵌容器10は、
図1(c)に示されるような錘台形状の穴嵌容器10でも良いし、
図4に示されるような穴嵌容器10でも良く、穴嵌容器10の形状は、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0130】
図10(b)は、係る
図10(a)の構成の例と同等の構成において、収容物が収容されていない構成の例の斜視図であり、係る方形の錐状であることによって、4面の方向に収容物を収納可能である構成である。
尚、係る支持錐材45は、本図の構成の例においては、方形であるが、係る形状は、3角形でもあるいは5角形でも、更にそれ以上の多角形でもよく、必要に応じて係る面数に応じて、収容可能な面を創出することが可能となる。
【0131】
図10(c)は、
図10(a)に設けられた構成の例の角筒状の穴嵌容器10であり、上下の開口部の形状とサイズが略同等の穴嵌容器10の例である。
【0132】
図10(d)は、
図10(c)の構成の角筒状の穴嵌容器10の構成において、向かい合った2面方向に、係る穴嵌容器10の幅を変更可能な構成の、幅可変容器部100の構成の例である。
係る幅可変容器部100は、向かい合った一組の2面方向を構成する方形の面材である、幅調整用部材106に、複数の穴が設けられており、係る穴は、係る幅可変容器部100の幅を変える為の、ビス101を通す為の幅調整穴107であり、必要な係る幅可変容器部100の幅に合わせて、係る幅調整穴107を選択してビス101止めするものであり、本構成においては、係る幅調整穴107が設けられていない面の板材に、係る幅調整穴107を挿通したビス101で、係止されるものである。
【0133】
幅調整穴107は、本構成においては、複数の穴であるが、係る幅調整方向に長い長穴としても良い。
また、係る幅調整用部材106 によって係止された2枚の面材である可動面材は、本構成においては、略鉛直方向に設けられているが、係る幅調整用穴の配置によって、係る可動面材の角度も、例えば、
図10(e)の下側に設けられた可動面材の例ように、可変に設けられる構成の幅調整用部材106としても良い。
【0134】
図10(d)の構成の支持末広材103は、一組の向かい合った面が台形の垂直に立った面であり、係る台形の斜辺に設けられた側のもう一組の面が下側に広がる斜面である末広形状である構成とすることによって、係る幅可変容器部100を、係る支持末広材103に設けることによって、係る幅可変容器部100の幅のみを変えることによって、多段に係る幅可変容器部100を設けることが可能となる構成の例であり、つまり、
図10(b)の構成の例の方形の支持錐台に幅可変容器部100を設ける場合は、幅可変容器部100の向かい合った二組の面の方向に、幅の調節ができる様にする必要があり、一方向の幅調節可能である為、構造的に簡易な構造で、係る支持末広材103の好きな高さに係る幅可変容器部100を設けることが可能であり、有用である。
係る構成によって、1つの仕様の穴嵌容器10だけで、且つ、他の部材を使用せずに多段に穴嵌容器10を設けることが可能となり、有用である。
【0135】
また、上側の穴嵌容器10の可動面材には、 底穴52が3つ設けられている構成であり、例えば、係る 底穴52を水抜き穴として、係る穴嵌容器10である幅可変容器部100に、収納物として植物を植栽し、植栽容器としても良い。
【0136】
図10(e)は、係る幅可変容器部100の幅調整用部材106 が、ベルトの構成の例であり、係る幅可変容器部100の幅調整用部材106としてのベルトが、1つの幅可変容器部100の両側に、各2本ずつ設けられている構成の例である。
係る、幅調整用部材106がベルトであることによって、より、簡単に係る幅可変容器部100の幅を変更することが可能であり、また、上から二段目の幅可変容器部100の様に、2本設けられた一本の幅調整用部材106であるベルトの長さを変えることによって、可動面材の角度を容易に変更となる構成の例である。
尚、係る幅調整用部材106である略水平方向に設けられたベルトに対して、係る幅調整用部材106の上から、支持末広材103と挟み込むようにして、略鉛直方向に設けられたベルトは、幅ずれ防止具104であり、支持末広材103との間に係る幅調整用部材106を挟み込むことによって、係る幅可変容器部100の一方の収納部14に重量のある収容物が収容された際に、係る重量に引っ張られてもう一方の可動面材を引っ張って、収納部14を無くす方向に倒してしまうのを防止する為の構成の例であり、係る構成の部分断面図が、
図10(f)である。
【0137】
図10(f)の構成の例においては、幅調整用部材106を挟み込んだ支持末広材103側に、リブを設けることによって、係る挟み込み強さを強くした構成の例である。
【0138】
図10(g)は、
図10(d)と
図10(e)の可動面材の形状が、一枚の板状であるのに対して、略コの字形の構成の例の上面からの断面図である。
係る2つの向かい合った可動面材の形状が、略コの字形の可動面材を、面ファスナーの幅調整用部材106で向かい合った可動面材を連結した構成の例であり、その他、例えば、ベルトなどの幅調整用部材106で幅調整可能な構成としても良く、係る略コの字形のコの字の内側の部分で、係る支持末広材103を挟み込むような構成とすることによって、例えば、幅調整用部材106がベルトであることによる、収納部14の隙間を略無くす構成とすることができ、また、幅調整用部材106が板材である
図10(d)の構成の例の様に、係る幅調整用部材106が、可動面材よりも前に出っ張って邪魔になる、という点を解消でき、有用である。
【0139】
また、係る支持末広材103の斜面に平行に設けられたリブ状のリブレール99が、幅ずれ防止具104であり、係るコの字形の可動面材が、係るリブレール99に、コの字形の可動面材が突き当たることによって、係る可動面材が傾くのを防止する構成の例である。
尚、係る略コの字形状は、係る支持末広材103を挟み込む形状であればよく、C形状でも良いし、コの字形状で且つ、波状であっても良いし、凹凸があってもよく、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0140】
また、
図10の構成の例における幅可変容器部100の幅の調整の為の係止構造は、ビス101による係止でも良いし、面ファスナーでも良いし、ベルトでも良いし、磁石でも良いし、嵌め合わせでも良いし、紐状体による結束によるものでも良いし、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0141】
図11は、本発明に係る支持材102が、円錐形状の構成の例であり、
図11(a)は、係る円錐形状の支持材102に、溝である溝部129を備えた構成の例であり、
図11(b)は、
図11(a)の構成の支持材102に、錐台筒41が設けられている構成の例であり、
図11(c)は、溝部129に植栽された構成である。
【0142】
図11(d)は、板状のリブの組み合わせによって、係る円錐形状の支持材102を構成している例であり、
図11(e)は、
図11(d)の構成の上面図であり、
図11(f)は、
図11(d)の構成の、バリエーションの例である。
【0143】
図11(a)は、係る円錐形状の支持材102に、溝である溝部129を備えた構成の例であり、係る溝部129が、穴嵌容器10であり、穴嵌容器10である錐台筒41が貫通される様に設けられており、係る錐台筒41の内側に設けられた、収納部14となる構成である。
尚、頂点には、把手39が設けられている。
【0144】
図11(b)に示される様に、
図11(a)の構成の支持材102に、内径の違う7つの錐台筒41が設けられており、それぞれの錐台筒41と錐台筒41の間が、開口入口部12となり、本発明に係る末広収納ユニット1を構成している。
【0145】
図11(c)は、係る収納部14である溝部129に、培養基材34が収容され、係る開口入口部12から、植栽された植物の根35が張っている状態を示しており、本構成においては、斜めに螺旋状に設けられた溝部129に係る培養基材34が収容されることによって、広く根35を張るスペースを確保しつつ、培養基材34の重量において、下の培養基材34に直接上の培養基材34の重量がかかるのを緩和することによって、圧力の軽減を図って下の培養基材34が固くなり過ぎるのを抑制し、且つ、上からの潅水も、下に回って下でも使われながら排水される。
【0146】
また、係る円錐形状の支持材102の内側を中空にすることによって、培養基材34が入らない空間を創出することによって、係る末広収納ユニット1全体の軽量化を図ることができて、移動も楽となる。
例えば、係る
図11の構成の円錐形状の支持材102は、工事現場等で使用される三角コーン2として使用することによって、殺風景な工事現場の入口等を、簡易に緑化で装飾することも可能であり、また、マラソン等のイベントにおいても、仕切り兼、緑花の装飾をすることが可能となる。
また、可撓性のある構成であるので、自動車や人がぶつかっても、安全であり、また、三角コーン2の重りとして、風等で簡単に動かなくなり、有用である。
係る溝部129の形状は、斜めでも良いし、縦でも良いし、横でも良い。
また、係る溝部129に、凹凸を設けて、収納物や、培養基材34のずれ防止としても良い。
係る円錐形状の支持材102は、角錐形状でも、その他略錐形状でも良く、また、円錐台や角錐台他の各種略錐台形状でも良い。
また、係る錐台筒41は、いわゆる、可撓性素材ではなく、より硬質、あるいは剛性のあるポリアミドやポリカーボネート他のプラスチックや、陶器、ガラス、石、としても良い。
尚、係る把手39は、係る円錐形状の支持材102の略頂点付近に穴を設け、係る穴に把手39としての紐等の把手39を設ける構成としても良い。
特に、係る穴を、貫通穴として、係る穴に紐を通すことによって把手39とすることによって、特に、三角コーン2の様に中が中空の中に挿入して、積み重ねて保管、移動し易く、有用である。
【0147】
図11(d)は、2等辺三角形形状の板状材である外リブ128が、3枚縦に組合わさり、係る各二等辺に挟まれた角を頂点として、全体で略錐形状を構成し、係る錐形状の中段に、2枚の円形状の略水平方向の板状材である外リブ128で構成されている支持材102の例であり、
図11(e)が、係る構成の上面図である。
係る支持材102に、例えば、
図11(b)の様に、錐台筒41あるいは、筒状体48を設けることによって、収納部14が多段の本発明に係る末広収納ユニット1の構成となる。
【0148】
また、
図11(f)は、係る
図11(d)の構成のバリエーションの例であり、2枚の2等辺三角形の外リブ128に仕切られた収納部14の内、正面右の収納部14には、横方向の外リブ128が全くない状態で、左側の収納部1414は、略水平方向の板状材の略中央部に穴が設けられており、また、縦方向の外リブ128の2等辺部にかからない構成あることにより、巻くようにして設けられた穴嵌容器10と横方向のリブ状の板状材の間に、隙間を設けることが可能な構成であり、係る構成とすることによって、長い収納物を係る隙間や、穴を通して、下まで収納可能な構成となり、有用である。
尚、係る水平方向の板状材は、係る収納部14を多段とすることと合わせて、縦方向の板状材の外リブ128の強度の補強と、形状を安定させる構成として、有用である。
【0149】
尚、外リブ128は、略錐形状あるいは、略錐台形状の支持材102の外形面を構成する凸状または板状の部分であり、係る支持材102に巻かれる様にして設けられた穴嵌容器10の内側に中空の空間を形成し、収納部14を構成可能な部分である。
【0150】
また、
図11(d)及び
図11(f)においては、係る錐形状の支持材102の略全てを、板状の外リブ128にて構成された例であるが、
図11(a)の構成の支持材102において、円錐の側面の外面部に設けられた溝部129の代わりに、円錐形状あるいは錐形状の側面の外面部に、外リブ128を設けた構成としても良い。
係る構成とすることによって、溝部129を設ける構成よりも、重ねて収納可能な収納部14のデザインの自由度が増し、有用である。
また、係る外リブ128は、支持材102と一体で成形しても良いし、別体の外リブ128を係止した構成でも良く、係る係止方法は、接着でも融着でもネジ止めでもよく、限定しない。
また、係る外リブ128を、着脱可能な構成である、着脱リブ139としても良い。
【0151】
また、係る外リブ128または着脱リブ139を設けた係る支持材、特に三角コーン等の錐形状の支持材に、例えば、係る錐台筒41または筒状体48を設けることによって、培養基材を収容して植栽植物を植栽した場合においても、係る外リブ128または着脱リブ139の間にも、下に繋がる培養基材が収容された空間があるので、根詰まりによる根腐れ等の心配も少なくなり、有用である。
または、 錐台筒41または筒状体48は、溝部129のない円錐形状等の錐形状の支持材102に、貫通されて設けられるようにして、本発明に係る末広収納ユニット1を構成しても良い。
係る支持材102が、係る錐形状あるいは錐台形状であることによって、係る末広収納ユニット1は全体として、倒れ難く、安定感のある構成となり、また、錐台筒41または筒状体48を設けるにあたっても、係る支持材102の下に広がる錐形状により、係る錐台筒41または筒状体48の高さが支持挿入穴49のサイズでしっかり決まり、また、開口入口部12もより大きく取りやすいなど、有用な点が多い構成であるものである。
【0152】
また、係る錐形状または錐台形状の支持材102である支持末広材103の形状は、円形または方形の円錐形状や円錐台形状や角錐形状や角錐台形状、またはハート形または星形またはその他の形状の、錐形状または錐台形状でも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
また、支持末広材103を覆う様に可撓部材を設けて、係る支持末広材103と可撓部材の間に収納部14を備えても良いし、基台シートを備えた可撓部材を、係る支持末広材103に設けた構成としても良い。
【0153】
図12は、支持末広材103のように、略錐形状あるいは、略錐台形状の傾斜のある支持材102である、例えば三角コーン2の側面に設けられる高さによって、その径あるいはサイズが変わる支持材102の高さに合わせて、一定の支持挿入穴49を備えた穴嵌容器10あるいは、錐台筒41あるいは、筒状体48、あるいは、板状台90にて、係る径の変化に対応して装着可能とする構成である、径補アダプター154の例である。
【0154】
図12(a)は、係る構成の例を支持材102に設けた際の部分断面図であり、
図12(b)及び、
図12(c1)及び、
図12(c2)は、係る構成の例における径補アダプター154の例である。
図12(a)は、5段の錐台筒41が、外リブ128を設けられた略錐形状の支持材102である三角コーン2に設けられている構成の例の部分断面図であり、真ん中の3段の錐台筒41は、略同等半径の内径である錐台筒41が、違う高さで係る支持材102に設けられており、係る真ん中の3段の内、最下段と最上段の錐台筒41は、ベルトで支持材102への支持挿入穴49の取付径である内径を変更可能な径補アダプター154の構成の例である。
【0155】
係る真ん中の3段の錐台筒41は、略同等内径の支持挿入穴49である錐台筒41であり、係る真ん中の3段の錐台筒41の内、一番下の錐台筒41が直接支持材102に設けられており、その上の二つの錐台筒41は、支持材102の外形よりも、支持挿入穴49の内径の方が大きい為、係る径の差を埋めて係る錐台筒41を係る支持材102に設けることが可能とする為に、径補アダプター154が係る錐台筒41にハチマキ状に巻くように設けられた構成であり、係る真ん中の錐台筒41が設けられた径補アダプター154は、係る径補アダプター154の外側に傾斜した面で、係る錐台筒41を保持して、支持しており、その上の錐台筒41は、径補アダプター154の内側に傾斜している面で、係る錐台筒41を保持して、支持している構成の例である。
【0156】
係る径補アダプター154の外側に傾斜した面で、係る錐台筒41を保持する構成は、より、設けられた錐台筒41の位置がきまり、安定し易い構成となっており、径補アダプター154の内側に傾斜している面で、係る錐台筒41を保持して、支持している構成は、例えば、係る収容物が植物で、植栽容器である場合は、培養基材34や水が、係る錐台筒41の外側に流出し難い構成となり、必要に応じて、使い分けることが望ましい。
【0157】
また、係る径補アダプター154が、
図12(b)に構成の例の様に、筒載置部158が平面である場合は、外側あるいは内側に傾斜を設けている構成と比較すると、係る錐台筒41の位置がずれ易い構成となっている。つまり、
図12(d)に示される様に、意図的に左右にずらして錐台筒41を係る平面な載置部に載置することができ、左右の開口入口部12の広さを交互に変えることが可能となる構成であり、収納物のサイズに合わせてずらしても良いし、植栽容器として植栽する場合も、広い開口部側には、より多く植栽でき、植物によって日当たりの変化や、根3535を張る量等、植物の変化と全体の形状として変化を出せる構成となり、装飾的にも有用である。
尚、係る錐台筒41の下の支持挿入穴49部には、座面を備えて、係る錐台筒41の強度アップと、座りの安定性を増した錐台筒41の構成となっている。
【0158】
また、
図12(a)の最上段と、最下段の錐台筒41は、係る形状アダプターが、ベルト付きであることにより、係る支持挿入穴49の内径が可変な、内径可変部159を備えた構成の例であり、最上段の径補アダプター154と最下段の径補アダプター154は、同等の内径可変部159を備えた径補アダプター154であり、係る内径可変部159で、係る径補アダプター154の内径を変更することによって、支持材102の外形の違う最上段と最下段に設けられた構成の例である。
【0159】
係る内径可変部159が、ベルトである構成の例が、
図12(c1)の構成の例であり、係る
図12(c1)の構成の例は、
図12(a)の最上段と最下段の径補アダプター154の構成の例の正面図であり、
図12(c2)は、
図12(c1)の上面図である。
係る径補アダプター154は、支持材102に設置した際に、錐台筒41または筒状体48を載せる筒載置部158が、可撓性を有するベルトに設けられており、係るベルトに設けられたベルト穴157に他端のベルト棒156を挿入することにより、長さを調整して、係る支持材102の径に合わせて係る径補アダプター154に設ける構成である。
【0160】
係る内径可変部159は、ベルトでも良いし、面ファスナーでも良いし、磁石でも良いし、マグネットシートでも良いし、紐状体でも良いし、ゴムでも良いし、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
但し、係る内径可変部159がゴムの構成の場合、係る支持材102が錐台形状または、錐形状の様に、連続的に径が変化する支持材102の場合は、ゴムの弾性力で係る穴嵌容器10である錐台筒41または筒状体48の位置がずり上がる可能性もあるので、望ましくない。但し、係る支持材102に、凹凸形状や段差部を備える等、ずれ防止部110を備える場合は、その限りではない。
また、係る内径可変部159は、錐台筒41または筒状体48に設けられて、係る錐台筒41または筒状体48が、取り付ける支持材102の径に対応して、可変である構成としても良い。
【0161】
また、図面には示していないが、係る径補アダプター154に支持材102が挿入されて設けられる内径部である、径補アダプター154の支持挿入穴49である径調挿入穴155に、筒一体スペーサー部149と同等の径調スペーサー135部が設けられることによって、筒一体スペーサー部149同様に、収納スペースを設けることが可能な径補アダプター154としても良い。
また、穴嵌容器10である錐台筒41または筒状体48は、係る径補アダプター154に、載置して設けられても良いし、係止して設けられても良く、係る係止方法は、嵌め合いでも、結束でも、面ファスナーでも、接着でも、溶着でも、リベットでも、ステープラー留めでも、ネジ留めでも、ホックでも、フックでも、マグネットでもよく、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0162】
また、図面には示されていないが、係る筒載置部に、複数の錐台筒41または筒状体48の径に対応する径の溝を設けて、係る溝にて係る錐台筒41または筒状体48がはまり込み、その位置を保持される構成としても良いし、その他の形状で、係る錐台筒41または筒状体48と径補アダプター154に嵌合させて。保持しても良く、その他、係る径補アダプター154の形状は、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0163】
図13は、径補アダプター154である径調スペーサー135のバリエーションの例であり、係る径調スペーサー135が、穴嵌容器10と支持末広材103である三角コーン2の間に挟まれて設けられた構成の例である。
【0164】
図13(a)は、係る径調スペーサー135が、穴嵌容器10と支持末広材103である三角コーン2の間に挟まれることによって、係る支持末広材103の径より、大きい支持挿入穴49の穴嵌容器10を係る支持末広材103に設けられた構成の例の断面図であり、3段に設けられた穴嵌容器10の上二段の穴嵌容器10は、径調スペーサー135を介して、支持末広材103に設けられている。
係る径調スペーサー135の形状は、ハチマキ状でも良いし、スリットを設けたハチマキ状でも良いし、複数に分割した構成でも良く、
図13(b)は、係るハチマキ状の径調スペーサー135の構成の例であり、
図13(c)の構成が、係る複数に分割した径調スペーサー135の構成の例である。
【0165】
図13(b)のハチマキ状の径調スペーサー135の構成の例の径調スペーサー135は、係る径調スペーサー135を、支持末広材に設けて、係る径調スペーサー135の外側に、穴嵌容器10を設ける構成の例である。
【0166】
図13(c)の径調スペーサー135の例は、
図13(d)に示される様に、穴嵌容器10の支持挿入穴側に、フック状のアダプター係止具153にて、係る径調スペーサー135が設けられた構成であり、係る径調スペーサー135を設けた穴嵌容器10を支持末広材に設けることによって、一定の内径の支持挿入穴を備えた穴嵌容器10を、係る支持末広材に高さを変えて設けることが可能となる構成の例である。
また、径調スペーサー135と支持末広材103または穴嵌容器10との係止方法も、本図のアダプター係止具153の例の様に、フック状でも良いし、貼付でも良いし、嵌合でも良いし、ボルト止めでも、磁石でも、面ファスナーでもよいし、また、径調スペーサー135の材質についても、各種ゴムでも良いし、エラストマー樹脂でも良いし、ポリプロピレンやポリアミド等の合成樹脂でも良いし、スポンジでも良いし、木でも良いし、鉄などの金属でも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0167】
図14は、前記着脱リブ139の構成の例であり、
図14(a)と
図14(c)は係る構成の例であり、
図14(b)と
図14(d)は、係る着脱リブ139が、円錐形状の支持材102の支持末広材103である、三角コーン2に設けられた構成の例である。
【0168】
図14(a)に記載の着脱リブ139の構成の例は、上部にリング状のリブ留め部138を備え、リブ留め部138は、着脱リブ139を支持材102に設ける為の部材であり、係るリブ留め部138に、回動可能にリブとしての長尺の板材であるリブ部材137が4本設けられており、
図14(b)に示される様に、係るリング状のリブ留め部138を、円錐状の支持材102である例えば三角コーン2の上から、ハチマキ状に挿入することによって、係る支持材102に設けられ、回動可能な回動可能部136によって、
図14(b)に示される様に、回動して、係る支持材102に沿って着脱リブ139が係る支持材102に設けられる構成である。
係る構成によって、穴嵌容器10を係る着脱リブ139の上から設けることによって、係る穴嵌容器10の内側に、収納部14を設けることが可能となり、有用である。
また、係る回動可能部136は、蝶番でも良いし、可撓性のあるシートや紐状体を介して設けられても良いし、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
リブ留め部138は、係るリング状でも、ベルトでも、紐状でもよく、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0169】
図14(c)は、係るリブ部材137が鎖で構成された例であり、係るリブ部材137が、可撓性を有する構成であることにより、係るリブ部材137が、支持材102の形状になじみやすく、支持材102の形状に沿い易い構成となり、有用である。
つまり、
図14(d)の様に、例えば三角コーン2を支持材102として、係る支持材102に係る可撓性のある着脱リブ139を設けた場合に、横方向にも、容易にリブ部材137を支持材102に沿わせて設けることが可能となり、有用である。
また、縦方向のリブ部材137を、板状や棒状の硬質なあるいはソリッドな材質の構成とし、横方向を可撓性のある材質による構成としても良い。
【0170】
また、係る可撓性のあるリブ部材137は、鎖でも良いし、ロープなどの紐状体でも良いし、ワイヤーでも、各種ゴム素材でも良いし、チューブ状でもよく、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
また、係るソリッドあるいは硬質なリブ部材137は、その材質を木としても良いし、鉄やアルミなどの金属でも良いし、ポリプロピレンやポリアミドの様なプラスチックでも良いし、各種ゴムでも良く、また、マグネットでも良く、また、係るサイズや形状も太くても、細くても、長くても、凹凸が設けられていても、太さが変わってもよく、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
また、係るチューブ状のリブ部材137の中に、水を通して、穴を設けて、係る末広収納ユニット1を植栽容器とした場合の、潅水用の水管としても良い。
係る着脱リブ139の構成によって、穴嵌容器10の内側に、必要に応じて太さ、あるいは厚さの違う着脱リブ139を、選択的に設けることが可能となり、有用である。
つまり、太い収納物を収納したり、多くの培養基材34を収容するのに合わせて、太い着脱リブ139を自由に選択することが可能であり、有用である。
【0171】
図15は、支持末広材103である前記三角コーン2等の支持材102に設けられて係る支持末広材103との間に収納部14を作り出すことが可能な構成である外リブ128と同等の効果をもたらす底穴を、係る筒一体スペーサー部149により備えることとなり、錐台筒41あるいは筒状体48に設けられた構成の説明図である。
尚、係る筒一体スペーサー部149は、支持材102と、係る錐台筒41あるいは筒状体48の支持挿入穴49と支持材102の間にも、収納部14ともなる 底穴52を構成する空間を作り出す、係る支持挿入穴49に備えられた凸部または、凹部である。
【0172】
図15(a)と
図15(b)は、それぞれ、錐台筒41と筒状体48が、略錐形状の支持材102である、三角コーン2に設けられた構成の部分断面図であり、
図15(c)と
図15(d)は、筒一体スペーサー部149を備えた錐台筒41の例であり、
図15(e)は、係る筒一体スペーサー部149が補強橋架部148を備えた構成の例であり、
図15(f)と、
図15(g)と
図15(h)は、筒状体48が、筒一体スペーサー部149を備えた構成の例である。
図15(a)は、三角コーン2に代表される、略錐形状の支持材102に、3段で設けられた支持挿入穴49の径が違う錐台筒41が筒一体スペーサー部149を備えた構成の例であり、
図15(c)あるいは
図15(d)に示される例の錐台筒41が、係る錐台筒41に設けられた支持挿入穴49に係る支持材102が挿入されて設けられ、係る錐台筒41は、係る支持挿入穴49に備えられた筒一体スペーサー部149で係る支持材102に支持されることによって、係る筒一体スペーサーの間を収納部14ともなる 底穴52として、構成されるものである。
【0173】
図15(c)及び
図15(d)は、係る支持挿入穴49内に、4つの筒一体スペーサーである係る支持挿入穴49内に突き出た凸部である筒一体スペーサー部149を備えた錐台筒41であり、
図15(a)に示される様に、係る筒一体スペーサー部149で支持されて、係る錐台筒41が支持材102に設けられるものである。
尚、係る筒一体スペーサー部149の凸高さは、収納物のサイズや太さ、収容したい培養基材34の量によって、適切な高さに設定されるものである。
【0174】
図15(e)は、係る複数の筒一体スペーサー部149を、互いに橋架する補強橋架部148を備えることによって、係る筒一体スペーサー部149の強度を補強するものである。
係る構成によって、可撓性のある素材である穴嵌容器10においても、係る筒一体スペーサー部149が座屈し難い構成となり、有用である。
【0175】
図15(b)は、三角コーン2に代表される、略錐形状の支持材102に、2段で設けられた支持挿入穴49の径が違う筒状体48が筒一体スペーサー部149を備えた構成の例であり、
図15(f)に示される例の筒状体48が、係る筒状体48に設けられた支持挿入穴49に係る支持材102が挿入されて設けられ、係る筒状体48は、係る支持挿入穴49に備えられた筒一体スペーサー部149で係る支持材102に支持されることによって、係る筒一体スペーサーの間を収納部14ともなる 底穴52として、構成される例である。
尚、係る一番下の筒状体48には、筒一体スペーサー部149が設けられておらず、筒一体スペーサー部149を備えないことによって、収納された収納物を、受け止めて、保持する構成である。
【0176】
図15(f)は、筒状体48に、筒一体スペーサー部149を備えた構成の例であり、
図15(c)の錐台筒41に設けられた筒一体スペーサー部149同様、係る筒状体48が、係る筒一体スペーサー部149に支持されて、係る支持材102に設けられた構成であり、係る筒一体スペーサーの間を収納部1414として、構成される例である。
【0177】
図15(g)は、
図15(e)同様、係る複数の筒一体スペーサー部149を、互いに橋架する補強橋架部148を備えることによって、係る筒一体スペーサー部149の強度を補強するものである。
尚、筒一体スペーサー部149は、補強橋架部148以外の補強構造を備えても良く、係る補強構造は、リブでも良いし、鉄などの金属や、ポリプロピレンやポリアミド等のプラスチックや木などを備えた補強構造としても良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0178】
図15(h)は、筒状体48に設けられた筒一体スペーサー部149が、係る筒状体48の内側に凸に設けられた構成の例の上面図である。
係る構成においては、係る内側に凸に設けられた凸部を、リブ状に設けることによって、強度のある筒一体スペーサーとすることができ、
図15(f)あるいは、
図15(g)の例の筒一体スペーサー部149と合わせた構成としても良い。
【0179】
図15(i)及び、
図15(j)は、
図15(h)の筒一体スペーサー部149が、係る筒状体48の内側に凸に設けられた構成の例の部分断面図であり、それぞれ、係る筒一体スペーサー部149の形状のバリエーションを示しているものであり、
図15(i)の筒一体スペーサー部149は三角形であり、
図15(j)の筒一体スペーサー部149は、長方形であり、係る形状は、限定しない。
また、
図15(k)は、筒状体48の底部に、平面部を備え、係る平面部の内側に設けられた支持挿入穴49の内側に、筒一体スペーサー部149が設けられた構成の断面図を示している。
図15に記載の、筒一体スペーサー部149を備えた錐台筒41または筒状体48の構成であることによって、例えば、一般的な三角コーン2においても、本発明に係る末広収納ユニット1を、容易に創出することが可能となり、有用である。
【0180】
図16は、穴足165を備えた構成の例である。
図16(a)は、穴足165を備えた錐台筒41が、錐形状の支持末広材103が支持材102である三角コーン2に設けられた構成の例であり、
図16(c)は、穴足165を備えた板状台90が、同様に、錐形状の支持末広材103が支持材102である三角コーン2に設けられた構成の例である。
図16(b)は、穴足165を備えた錐台筒41の例である。
【0181】
図16(a)において、穴足165を設けた錐台筒41が、支持材102である三角コーン2に備えられた構成の例であり、係る穴足は、
図16(b)に示される様に、支持挿入穴49の周辺に3本の帯状の穴足が係止されて設けられた構成であり、係る穴足165が、他の錐台筒41と支持材102の間に挟み込まれることによって、より、係る錐台筒41を安定化させることが可能である構成であり、係る錐台筒41の安定化を図ることが可能で、有用である。
また、係る穴足は、穴嵌容器10に別部品を係止する構成としても良いし、係る穴嵌容器10と一体に成形して、備えさせる構成としても良い。
【0182】
係る構成においては、係る穴足165は、他の径補アダプター154や、錐台筒41や筒状体48と係る支持材102との間で挟み込まれても良いし、載置された支持材102と地面との間で挟み込まれて挟持しても良いし、支持材102に設けた挟み込み部で挟持しても良いし、穴足自体の重量で、係る穴足が設けられた錐台筒41または筒状体48の重心を下げて安定させて保持させても良いし、穴足165を挟持または係止、または保持する部分である足留め部164であれば、その他、係る足留め部164は本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0183】
また、本図においては、係る穴足165は、1つの錐台筒41によって挟まれているが、複数の錐台筒41によって挟まれて挟持してもよく、長い穴足165を、必要に応じてカットしても良く、また、1つの足留め部164で複数の穴嵌容器10や錐台筒41や筒状体48の穴足165を保持する構成としても良い。
また、係る穴足165は、穴嵌容器10と同様の可撓性のある部材でも良いし、その他、紐やリボン、綱、鎖、自己吸着シート、磁石やマグネットシート、棒状材、板材を設けても良く、また、太さや、長さのサイズや形状も、太くても、長くても、凹凸が設けられても、太さが変わっても良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
また、係る穴足165は、穴嵌容器10と一体に成形された構成としても良い。
【0184】
尚、係る穴足165は、長尺であることによって、より多くの他の錐台筒41または筒状体48等と支持材102との間で挟持されてよりしっかりと保持され易くなり、また、長いことによる低重心化や、収納物との摩擦や挟持による保持力をアップさせることも可能で、特に、係る収納物が植物と培養基材34である場合には有用である。
また、係る穴足165を、着脱リブ139として、着脱リブ139が設けられた穴嵌容器10または錐台筒41または筒状体48としても良い。
また、係る穴足は、本構成においては、錐台筒41に設けられた構成の例であるが、その他の穴嵌容器10や、筒状体48に設けられた構成でも良いし、
図16(c)に示される様に、板状台90に設けられた構成としても良い。
尚、
図16(c)の板状台90に穴足が設けられた構成は、
図16(a)の錐台筒41に穴足が設けられた構成と略同等の構成の板状台90に、穴足が設けられた構成の例である。
また、係る支持材102は、本図においては三角コーン2であるが、その他の支持末広材103でも良く、限定しない。
【0185】
図17は、ハチマキ受け171と基台シート30が、係る錐形状の支持材102である三角コーン2に被さる様に、あるいは、巻いて設けられ、係る基台シート30の上から、錐台筒41が設けられた構成の例の部分断面図である。
【0186】
図17(a)は、係る構成においては、支持材102の下方にハチマキ受け171がハチマキ状に支持材102に巻かれる様にして設けられており、袋状または樋形状の溝を備えた係るハチマキ受け171は、水等の受け部が輪状である構成であり、係るハチマキ受け171の輪状部に、支持材102が挿入されて、係る錐形状の下部で、係るハチマキ受け171が留まっており、係るハチマキ受け171の係る溝の内側を覆い被さる様にして、基台シート30が支持材102に円錐状に巻かれて設けられており、係る基台シート30の上から、筒一体スペーサー部149を備えた錐台筒41が設けられた構成となっている。
【0187】
係る、基台シート30が、ハチマキ受け171の内側に被さる様にして設けられていることによって、収納物を下側で係るハチマキ受け171が受けることが可能であるし、また、例えば、係る末広収納ユニット1に植栽される植栽容器として構成される場合には、潅水の水受けとすることができ、係る基台シート30が係るハチマキ受け171の内側に被さる様に設けられていることから、水のこぼれを抑制することが可能となる構成である。
尚、係るハチマキ受け171は、可撓性素材でも良いし、プラスチックや金属他の硬質あるいはソリッドな素材でもよい。
尚、係る基台シート30は、円錐などの錐形状あるいは、円錐台などの錐台形状あるいは円筒などの筒形状に形成した構成としても良く、係る構成とすることによって、自立も可能な構成となり、有用である。
【0188】
図17(b)は、
図17(a)の構成において、係る錐形状あるいは錐台形状あるいは円筒形状の基台シート30に、錐台筒41を係止した構成である。
このように、錐台筒41あるいは筒状体48を、錐形状あるいは錐台形状あるいは円筒形状の基台シート30に係止することによって、例えば、係る基台シート30に、収容物、例えば、培養基材34と植物が収容された状態でも、係る錐台筒41あるいは筒状体48が、係る基台シート30の形状を保持する骨組みとなり、係る基台シート30が、内側に座屈するのを抑制して、型崩れし難くなり、係る支持材102が無くても、錐形状あるいは錐台形状あるいは円筒形状を保持したまま自立あるいは吊設し易くなり、有用である。
また、
図17(c)は、
図17(b)の構成の基台シート30に、更にハチマキ受け171も係止した構成となり、特に係るハチマキ受け171を硬質またはソリッドな構成とすることにより、更に型崩れし難く、係る基台シート30の形状を保持したまま自立あるいは吊設し易くなり、有用である。
【0189】
基台シート30は、可撓性素材によるシート状の部材であり、支持末広材103と、穴嵌容器10の間に挟まれて設けられるものであり、特に、係る穴嵌容器10が錐台筒41あるいは筒状体48の構成においては、係る基台シート30との間の空間が収納部14となる構成となる。
【0190】
図18は、錐台筒41あるいは筒状体48の支持挿入穴49内径が、可変で、調整可能である、あるいは、調整可能な部材を備えた構成の例である。
図18(a)は、
図18(b)の支持挿入穴49の内径が、可変的に調整可能である構成の錐台筒41が、錐形状の支持材102である三角コーン2に設けられた構成の例であり、
図18(b)の支持挿入穴49の構成の錐台筒41は、係る支持挿入穴49の周辺に、巻止め部材169を備え、係る巻止め部材169にて、係る支持材102に巻いて保持される構成の例である。
【0191】
図18(a)は、支持挿入穴49のサイズが略同じの錐台筒41が2つ三角コーン2に設けられており、下側の錐台筒41は、略支持挿入穴49のサイズと同じサイズの三角コーン2の部分で保持されており、上側の錐台筒41は、係る支持挿入穴49よりも、小さいサイズの三角コーン2の部分で、巻止め部材169で、保持可能な径のサイズに調整されることによって、係る支持材102である三角コーン2に設けられている構成であり、係る上側の錐台筒41は、係る巻止め部材169が係る錐台筒41の支持挿入穴49の右側に設けられている為、係る三角コーン2の左側に偏る様にして設けられている構成である。
ただし、係る巻止め部材169は、穴足に設けられる構成とすることによって、このような偏りを少なくすることが可能となり、有用である。
【0192】
図18(b)は、錐台筒41の支持挿入穴49部に、巻止め部材169であるベルトが、筒位置係止具163として錐台筒41に設けられ、支持挿入穴49部に、支持材102を挿入して、係るベルトで係る支持材102を巻いて留めることによって、係る錐台筒41を係る支持材102に係止する構成となる。
係る筒位置係止具163は、穴嵌容器または、穴嵌容器である筒状体48または、錐台筒41に設けられて、係る穴嵌容器が支持材102を、係る支持挿入穴49部に挿入して係る穴嵌容器が設けられる際に、係る支持材102にずれを抑制するために係止する構成であり、筒位置係止具163である巻止め部材169は、ベルトでも良いし、面ファスナーでも良いし、紐やロープなどの紐状体でも良いし、リボンでも、ワイヤーでも、テープでも、ゴムバンドでも、磁石でもマグネットシートでも良く、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
また、係る穴嵌容器10自体、あるいは、錐台筒41または筒状体48自体を、マグネットシートとしても良い。
また、穴足165も、筒位置係止具163の形態の1つである。
【0193】
また、係る巻止め部材169を留める高さを変えることによって、
図18(a)の下から一つ目と二つ目の錐台筒41の様に、違う径の部分においても、設けることが可能となり、有用である。
また、係る巻止め部材169と穴足を両方設ける構成として、係る巻止め部材169で係る穴足を巻いて、係る支持材102に設ける構成としても良く、また、係る巻止め部材169を穴足に設ける構成としても良い。
【0194】
図19は、円錐状の支持材102である三角コーン2にて構成される本発明に係る末広収納ユニット1を支持材102ごと持ち運び可能な構成に関する説明図である。
本発明に係る三角コーン2に代表される略錐形状の支持材102において、収納物を収納して重くなった場合、例えば、植栽容器とした構成とした場合に、把手39等の下側から支えて持ち運びのできる部分が必要となり、有用である。
【0195】
図19(a)は、係る把手39の例の部分断面図であり、本発明に係る支持材102が三角コーン2に代表される錐形状である構成の上部に、係る三角コーン2に代表される支持材102の内部の中空部である支持中空部220に貫通された穴に、係る把手39が、係る把手39の一部を挿入されて、係る把手39の一部に、係る穴からの抜け防止部である穴嵌吊止め221を備えて設けられ、着脱リブ139も合わせて設けられた構成の例である。
【0196】
図19(b)は、
図19(a)の斜視図であり、かかる三角コーン2には、係る把手39と着脱リブ139が設けられた構成である。
図19(c)は、係る把手39が球形状、
図19(d)は、係る把手39が棒形状、
図19(e)は、把手39兼案内表示板である構成の例である。
尚、
図19の着脱リブ139については、 リブ留め部138は、省略している。
【0197】
図20及び、
図21は、係る支持材102の別のバリエーションの構成の例である。
【0198】
図20は、係る下方向に広がって末広がりに設けられている4本の支持材102が、弓状の曲線の構成であり、
図20(a)は正面図、
図20(b)は側面図である。
係る構成とすることにより、例えば、
図2(a)の様に、下の方の傾斜を大き目のなだらかな構成とすることにより、例えば、短い収納物の収納部14が多い構成とすることが可能となる。
また、植栽容器とする場合においても、その他の曲線、曲面に植栽するような、装飾的なバリエーションが豊富な構成とすることが可能となり、有用である。
【0199】
図21は、係る下方向に広がって末広がりに設けられている支持材102が、台形の板材である構成の例である。
係る板材により、支持材102が、下方向に広がって末広がりに設けられていることにより、棒状材で係る構成を製作するのに比べ、製作し易く、また、強度を出し易く、板状部分方向からの植栽や収納が必要でない場合は特に、製造コスト面から、有用な構成である。
【0200】
図21(a)及び
図21(c)は、係る構成の正面図、
図21(b)及び
図21(d)は、係る構成のそれぞれの側面図であり、それぞれ、側面を台形の板状材で構成しており、
図21(a)は係る板状材を略垂直に設け、
図21(c)は、係る板状材を下方向に広がって末広がりに設けることによって、構造的に、より強度を増した構成である。
また、係る板材は、台形でも良いし、三角形でも良いし、係る下方向に広がって末広がりの辺の形状は、直線でも、弓状でも、凹凸が設けられていても、曲線でも、段差があっても良い。
【0201】
尚、以下、一連の本図の実施の形態において、穴嵌容器10あるいは、錐台筒41あるいは筒状体48あるいは板状台90の素材は、ポリプロピレンやポリアミドなどの合成樹脂でも良いし、ガラスや陶磁器でも良いし、木でも、各種ゴムでも、鉄やアルミニウム等の金属でも、カーボンでも良く、また、可とう性を有した素材でもよく、テント54生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、各種ゴムやエラストマー樹脂や各種樹脂シート製、綿、麻等の天然素材、紙製、マグネットシート、金属メッシュ等金属、また、色も透明、蛍光、光っても良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。
【0202】
また、基台シート30の素材は、可とう性を有したシート状で、テント54生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、各種ゴムやエラストマー樹脂や各種樹脂シート製、綿、麻等の天然素材、紙製、マグネットシート、金属メッシュ等金属、また、色も透明、蛍光、光っても良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。
【0203】
また、穴嵌容器10の形状も、多角形、ハート形、星形、丸、楕円、半球状、あるいは部分球状等の曲面状、その他異形でも、長さ、大きさ違いの組み合わせ違いでもよく、その形状を限定せず、また、厚さも、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
【0204】
また、各図において、錐台筒41あるいは筒状体48または穴嵌容器10または板状台90で説明している内容において、あくまでも、説明の一例としてそれぞれの、錐台筒41あるいは筒状体48または穴嵌容器10または板状台90で説明しているにすぎず、それぞれの構成において、錐台筒41あるいは筒状体48または穴嵌容器10または板状台90は互いに変更して応用可能である。
【0205】
また、一連の図面には無いが、係る支持材102は、係る錐台筒41または筒状体48または穴嵌容器10を係る錐台筒41または筒状体48または穴嵌容器10の外側から支える構成としても良い。
【0206】
また、係る支持材102には、設けた穴嵌容器10や、穴嵌容器10や、錐台筒41や筒状体48のずれ防止として、凹凸形状や、段差を設けても良いし、波形状としても良く、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0207】
また、溝部129は、複数の外リブ128または、着脱リブ139または筒一体スペーサー部149の間に形成される空間としてもよく、係る空間は、穴嵌容器10の背面あるいは内側において形成される中空領域である収納部14を形成するものであるとしても良い。
【0208】
また、各図中の説明にある三角コーン2は、一般的呼称として、ロードコーン、セーフティーコーン、ラバーコーンなどと呼称されるものであり、主には、合成樹脂やラバーで成形された空洞の略円錐形状であり、中には、角錐や頂点に穴を備えた形状の構成もあるものである。
【0209】
また、支持材102の材質は、木や、アルミニウム、鉄等の金属、ポリプロピレン、ポリアミド等の樹脂、生地、石、陶磁器、カーボン、布状、網状等、コンクリート、その他本発明の範囲内でその種類を限定せず、必要な強度を満足可能な材質が望ましく、同様に、支持材102の形状についても、円柱、多角柱、筒状、鎖状、紐状、ワイヤー状、布状でも、その他本発明の範囲内でその種類を限定しない。
【0210】
また、ユニット構成部材は、穴嵌容器10または、支持錐材45または、三角コーン2、または、径補アダプター154または コーンウェイト89であり、それぞれのユニット構成部材は、開閉可能であるか、2つ以上に分割可能である構成とすることが可能であり、それぞれのユニット構成部材が、開閉または分割されて開いた部分である、ユニット部材開閉部58に挟み込まれるスペーサーである、径変更スペーサー59を挟み込んで設けることが可能である。また、係る。開閉可能であるか、2つ以上に分割可能である構成のユニット構成部材は、互いに連結する構造であるユニット連結構造を備え、係るユニット連結構造は、互いの嵌め合い構造でも良いし、面ファスナーでも良いし、磁石でも良いし、ネジでも良いし、掛け金でも良いし、接着、融着でも良いし、別部材を介して連結しても良いし、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0211】
尚、支持挿入穴49の形状は、円形でも良いし、方形でも良いし、3角形でも、その他多角形でも、星形でも、ハート形でもよく、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0212】
また、支持材102を、支持錐材45あるいは、三角コーン2あるいは支持末広材103で説明している図面においても、それぞれ、例として、各支持材102の形態を上げているにすぎず、互いの構成において、それぞれの支持材102の構成を取ることが可能である。
【0213】
また、その他のユニット構成部材の説明おいても、同様にそれぞれのユニット構成部材について、他の図面の構成に応用可能である。
【0214】
また、それぞれのユニット構成部材の回動可能な回動開閉構造57は、係る蝶番が備えられた位置に可撓性のシートを接着して回動開閉可能にしても良いし、係る箇所を薄肉に成形することにより回動開閉可能にしても良いし、2分割以上に分割されたユニット構成部材の分割部分を互いに回動開閉可能に嵌め合わせて回動開閉可能にしても良いし、蝶番を設けても良いし、その他、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
また、それぞれのユニット構成部材が、2以上に分割可能である構成における、係る分割されたそれぞれが、互いに係止される係止構造は、嵌め合いでも良いし、掛け金でも良いし、面ファスナーでも良いし、磁石でも良いし、接着でも良いし、その他、 本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
【0215】
また、それぞれのユニット構成部材が、挿通スリット56を備えるか、分割される構成によるユニット部材開閉部58を備えるか、回動開閉構造57による、回動開閉可能なユニット部材回動開閉部55を備えることによって、保持柱44の側面方向から、それぞれのユニット構成部材を設け易くなり、挿通スリット56を備え た構成は、挿通スリット56に保持柱44を通して設けるだけで良いので、設置作業が楽であるという点で有用であり、回動開閉可能なユニット部材回動開閉部55を備えた構成においては、保持材の太さが多少太くなっても、ユニット部材回動開閉部55を開くことによって、対応可能であるという点と、分割される構成と比べると、設置が楽であるという有用性があり、分割される構成においては、より太い支持末広材103に自由なサイズに設けることが可能であるという有用性があり、それぞれ、違った有用性があるものである。
【0216】
また、係る開閉可能なユニット構成部材の、分割されて開いた部分である、ユニット部材開閉部58に挟み込まれるスペーサーである、径変更スペーサー59を、
図5(e)同様、挟み込んで設ける構成としても良く、係る構成による有用性は、
図5(e)あるいは、
図5(f)同等であるが、回動開閉する構成であることによって、径変更スペーサー59は、1か所で良く、それによって、係る設置がより、容易となり、有用である。
【0217】
また、末広収納ユニットは、 支持材だけでなく、全体の形状も、例えば錐形状あるいは錘台形状の様な下側に広がる末広形状である構成とすることによって、全体の安定が増し、また、収納物も取り出し易い等の効用もあるが、全体の形状は、必ずしも末広形状とせず、例えば、円柱形状や方形等、必要に応じて、自由な形状の構成としても良い。
【課題】あらゆるデザインアレンジによる、雑貨、パンフレット等の小物や植物を用いて美しい装飾が可能であり、植栽に利用する場合には、水やり、植え替えのいずれも簡単に行えるガーデニング用品ともなる収納ユニットを提供する。
【解決手段】下方向に広がっていく末広がりである、支持末広材に、板状台または穴嵌容器の支持挿入穴に挿入して設け、 前記板状台は、該板状台の外縁部の内側に収納物を載置することにより構成される収納部を構成する板状であり、前記支持末広材に設け、収納台となり、前記支持末広材が挿入される穴である、支持挿入穴を備えて、前記支持末広材が前記支持挿入穴に挿入することによって、前記支持末広材に設け、 前記穴嵌容器は、該穴嵌容器(10)の外縁部(3)の内側に収納物を収容するの収納部である容器形状であり、前記支持末広材が挿入される穴である、支持挿入穴を備え、前記支持末広材を前記支持挿入穴に挿入することによって、これまでに無い収納と収納と装飾の自由度を可能とした。