【文献】
Intel,EPC-level discovery and EPC support for WLAN direct communication[online],3GPP TSG-SA WG2#98 S2-132721,2013年 7月19日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_98_Valencia/Docs/S2-132721.zip>
【文献】
Ericsson, ST-Ericsson,ProSe Reference Architecture proposal[online],3GPP TSG-SA WG2#97 S2-131618,2013年 5月31日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_97_Busan/Docs/S2-131618.zip>
【文献】
InterDigital Communications,Discussion of a ProSe server based architecture[online],3GPP TSG-SA WG2#96 S2-131185,2013年 4月12日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_96_San_Diego/Docs/S2-131185.zip>
【文献】
ZTE,Solution for ProSe discovery and communication[online],3GPP TSG-SA WG2#96 S2-130979,2013年 4月12日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_96_San_Diego/Docs/S2-130979.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
プロセッサとメモリと通信回路とを備えているサーバであって、前記サーバは、その通信回路を介して通信ネットワークに接続され、前記サーバは、前記サーバの前記メモリ内に記憶されているコンピュータ実行可能な命令をさらに含み、前記命令は、前記サーバの前記プロセッサによって実行されると、
登録メッセージをデバイスから受信することであって、前記登録メッセージは、複数の第2のサーバのアドレスを含む、ことと、
前記サーバにおいて前記デバイスを登録することと、
前記デバイスの場所および前記複数の第2のサーバの場所に基づいて、前記複数の第2のサーバから1つの第2のサーバを選択することと、
前記選択された第2のサーバにおいて前記デバイスを登録するために前記登録メッセージからのデータを前記選択された第2のサーバに転送することと
を前記サーバに行わせる、サーバ。
【発明を実施するための形態】
【0007】
IoTサービスは、互に相互作用するIoTエンティティ(例えば、IoTデバイス、IoTゲートウェイ、IoTサーバ、IoTアプリケーション)のためのサービス層機能性を提供することができる。IoTサービス層機能性は、サービス登録、サービス発見、データ記憶、データ交換、デバイス管理等を含む。IoTエンティティは、他のIoTエンティティのためのIoTサービスを提供することができる、または他のIoTエンティティによって提供されるIoTサービスを活用することができる。他のIoTエンティティ上のIoTサービスを活用するために、IoTエンティティは、基本的に、それ自体を他のエンティティに登録する必要がある。例えば、IoTデバイスは、IoTサーバ(または、IoTゲートウェイ、別のIoTデバイス)によって提供されるIoTサービスを利用するために、最初に、IoTサーバ(または、IoTゲートウェイ、別のIoTデバイス)へのIoTサービス登録を実施する必要がある。
【0008】
本開示では、IoTデバイスが、IoTサービスおよび近接サービスの両方で有効にされる、シナリオが、検討される。IoTサービスは、IoTサーバによって提供される一方、近接サービスは、近接マネージャによって提供される。近接マネージャおよびIoTサーバは、異なる所有者を有し得、IoTネットワーク内の異なるエンティティとして実装され得る。
【0009】
IoTサービスに関して、IoTデバイスは、1)デバイスが、IoTサーバによって提供されるIoTサービスを活用し得、2)IoTサーバが、IoTサービス観点から、IoTデバイスを監視、管理、および制御し得るように、IoTサーバにIoTサービス登録を行う必要がある。
【0010】
近接サービスの文脈では、近接マネージャは、近接サービスを提供するために使用される。そのような近接サービスを活用するために、IoTデバイスはまた、近接マネージャへの近接サービス登録を行う必要もある。
【0011】
図1は、2つのデバイスと、1つの近接マネージャ102と、3つのIoTサーバ104、106、および108が存在する、既存の方式に基づく実施例を図示する。前述のように、近接マネージャ102は、リンク管理等の近接サービスを提供する一方、IoTサーバ104、106、および108は、サービス発見、データ管理、およびデバイス管理等のIoTサービスを提供する。この例では、近接マネージャ102は、コアネットワークまたはアクセスネットワーク内に常駐することができるが、当然、「デバイス1」110と「デバイス2」112との間の直接通信リンクを管理、制御、および監視可能である。3つのIoTサーバ104、106、および108は、コアネットワークまたはクラウド内に展開される。近接サービスを活用し、直接通信を有効にするために、「デバイス1」110および「デバイス2」112は、最初に、近接マネージャ102に登録を行う必要がある。言い換えると、近接マネージャ102は、両デバイスからの近接登録を受信後のみ、両デバイスに、直接通信をいつ、どのように有効にするか、ならびに直接通信のために配分されるリンクリソースが何かを命令することが可能となるであろう。一方、両デバイスは、「IoTサーバ3」108によって提供されるIoTサービスを利用するために、IoTデバイスとして、それ自体をIoTサーバ(すなわち、この例では、「IoTサーバ3」108)に登録する必要がある。同様に、以前に確立された近接登録およびIoT登録をキャンセルするための近接登録解除およびIoT登録解除が存在する。
【0012】
図1に示されるように、両タイプの登録は、現在、独立して、取り扱われる。IoT登録の間、「IoTサーバ3」108は、「デバイス1」110、「デバイス2」112、および/または近接マネージャ102についてのいかなる近接関連情報も把握していない。同様に、近接登録の間、近接マネージャ102は、IoTサーバ104、106、および108ならびに「デバイス1」110および「デバイス2」112が検索している、または使用中のIoTサービスについてのいかなる情報も把握していない。
【0013】
近接マネージャ102とIoTサーバ104、106、および108との間には、いかなる相互作用も存在しない(すなわち、近接サービスとIoTサービスとの間には、相互作用がない)。しかしながら、そのような独立した近接登録およびIoT登録は、システム性能を向上させるための多くの機会を喪失する。例えば、近接マネージャ102は、IoTサービスについて把握している場合、および/またはIoTサーバ104、106、および108と相互作用し得る場合、IoTサービスをよりうまく調達する方法で直接リンクリソースを配分し得る。別の例では、IoTサーバ104、106、および108は、それらのデバイスについての近接情報を把握し、近接マネージャ102と通信し得る場合、より良好なIoTサービスを提供し得るであろう。
【0014】
要するに、IoTデバイスは、IoTサービスおよび近接サービスのために、それ自体をIoTサーバ104、106、および108と、近接マネージャ102との両方に登録する必要がある。両登録(すなわち、近接サービス登録およびIoTサービス登録)は、現在、文献および既存の規格では、別個かつ独立して、取り扱われ、これは、余分なオーバーヘッドを導入し得、近接サービスとIoTサービスとの間の依存および相互作用を利用することをできなくし得る。加えて、IoTデバイス110および112は、IoTサーバ108および近接マネージャ102への登録解除を行い得る。したがって、近接対応IoTシステムのためのより効率的様式におけるジョイントIoTサービスおよび近接サービス登録/登録解除をサポートする新しいプロシージャおよび方法は、有利であろう。
【0015】
本開示は、ジョイント近接サービスおよびIoTサービスの登録および登録解除のための方法を提案する。提案されるジョイント方式は、信号伝達オーバーヘッドを減少させ、登録/登録解除をより効率的にするのを支援する。以下を含む、種々の概念が、本明細書に開示される。
【0016】
3つのジョイントIoTおよび近接登録方式が、以下に説明される。
−デバイス開始サービス登録:近接情報(または、IoTサービス情報)が、IoT登録(または、近接登録)中にピギーバックされ得る。
−IoTサーバ補助サービス登録:IoTサーバが、そのデバイスのための近接登録を行うのを支援し得る。
−近接マネージャ補助サービス登録:近接マネージャが、そのデバイスのためのIoT登録を行うのを支援し得る。
【0017】
以下のジョイントIoTおよび近接登録解除方式が、説明される。
−デバイス開始サービス登録解除:近接情報(または、IoTサービス情報)が、IoT登録解除(または、近接登録解除)の間にピギーバックされ得る。1つのデバイスが、同一近接範囲内の他のデバイスに代わって、登録解除を行うのも支援し得る。
−IoTサーバ補助サービス登録解除:IoTサーバが、そのデバイスのための近接登録解除を行うのを支援し得る。
−近接マネージャ補助サービス登録解除:近接マネージャが、そのデバイスのためのIoT登録解除を行うのを支援し得る。
−IoTサーバ開始サービス登録解除:IoTサーバが、デバイスグループのための登録解除を能動的に開始する。
−近接マネージャ開始サービス登録解除:近接マネージャが、デバイスグループのための登録解除を能動的に開始する。
【0018】
前述の方式のうちの1つ以上のもの(最大全部)が、組み合わせて使用されることができることを理解されたい。
【0019】
ネットワーク上のノードは、サーバ、ゲートウェイ、デバイス、または他のコンピュータシステムを含むことができる。第1のノード(近接マネージャまたはIoTサーバ等)は、第1のタイプのサービス(近接サービスまたはM2M/IoTサービス等)のためにデバイスを登録および登録解除することができ、登録または登録解除を第2のタイプのサービス(近接サービスまたはM2M/IoTサービス等)のために第2のノード(IoTサーバまたは近接マネージャ等)に転送することができる。これは、第1および第2のノードにおいて、デバイスを別個に登録および登録解除する要件を回避する。
【0020】
例示的使用例。
図2は、近接サービスを活用し、スマート輸送を提供するためのIoTシステム200を図示する。この例では、一組のマシンタイプ通信(MTC)ベースのIoTデバイス(すなわち、A、B、およびC)が存在する。各デバイス(例えば、HuaweiまたはEricssonによって製造されたWiFiサポートを有する3GPP端末、または有しないもの)は、車両(すなわち、A、B、およびC)内に設置される。データ転送、データ記憶、およびデータ共有等のIoTサービスを提供するためのIoTサーバ202も存在する。IoTサーバは、IoTサービスプロバイダ(例えば、Google)によってホストされ、通常、クラウド内で展開される。近接有効化および直接P2P通信等の近接サービスを提供するための近接マネージャ204も存在する。近接マネージャ204は、ネットワークプロバイダ(例えば、AT&T)または車両製造業者(例えば、General Motors)によってホストされ得る。例えば、General
Motorsは、今日、近接マネージャの機能を組み込むことによって拡張され得る、OnStarシステムを有する。各デバイスは、統合ソフトウェア(例えば、IoTサービスソフトウェアおよび近接ソフトウェア)を有し、IoTサービスおよび近接サービスの両方をサポートおよび使用することができる。例えば、車両AおよびCは、IoTサービスを活用し、IoTサーバ202を介して、データを交換することができる。
【0021】
しかしながら、車両AおよびBは、同一近接範囲内に存在することに起因して、近接マネージャ204によって提供される近接サービスを活用し、より知的なIoTサービスを有効にすること(IoTサーバをバイパスすること、またはそれを通してルーティングすることのいずれか)が可能である。
【0022】
近接サービスおよびIoTサービスを活用するために、各デバイスは、近接マネージャ204およびIoTサーバ202の両方に登録を行う必要がある。
【0023】
これは、ETSI M2M(すなわち、ETSI TC M2M TS102 690機能アーキテクチャ)等の既存の規格に従って、別個のプロシージャを介して、独立して行われ、余分なオーバーヘッドを導入し、近接サービスとIoTサービスとの間の依存および相互作用を利用することができなくなり得る。
【0024】
本問題に対処するために、ジョイントIoTサービスおよび近接サービス登録/登録解除が、使用され、両登録は、一緒に取り扱われ、より効率的アプローチを提供する。
【0025】
(ジョイントIoTサービスおよび近接サービス登録)
(アプローチ1:デバイス開始登録)
提案される第1のアプローチは、
図3に示される。本アプローチでは、デバイスは、異なるアプローチ(例えば、提供、発見等)によって、近接マネージャ306およびIoTサーバ308の両方のアドレスを把握していると仮定される。
【0026】
図3のステップ1では、「デバイス1」304は、「近接サービス登録」要求メッセージを送信することによって、近接マネージャ306に登録する。本ステップの間、「デバイス1」304は、それを近接登録メッセージ内に埋め込むことによって、近接マネージャ306に、そのIoTサーバ308のアドレスを知らせる。デバイス1はまた、ステップ1がステップ2の後に生じる場合、本ステップにおいて、そのIoT登録ステータスを示すことができる。
【0027】
例えば、デバイス1が、3GPPデバイスである場合、デバイス1は、随意に、近接マネージャおよびIoTサーバ308の両方のアドレスをホーム加入者セット(HSS)に記憶することができる。
【0028】
本ステップの間、「デバイス1」304は、複数のIoTサーバを近接マネージャに示し得る。近接マネージャは、「デバイス1」304のための適切なIoTサーバ308を選択するのを支援し得、「デバイス1」304に選択されたIoTサーバ308を通知し得る。
【0029】
選択は、「デバイス1」304のコンテキスト情報(例えば、その場所)およびIoTサーバのコンテキスト情報(例えば、その場所、課金レート、トラフィック負荷等)に基づき得る。例えば、「デバイス1」304により近接する(すなわち、より少ない数のIPホップを伴う)IoTサーバを選択するために、より低い課金レートを伴うIoTサーバを選択するために、より低いトラフィック負荷を伴うIoTサーバを選択するために、またはデバイス1の近接範囲内の他のデバイスを管理するIoTサーバを選択するために。
【0030】
図3のステップ2では、「デバイス1」304は、「IoTサービス登録」要求メッセージを送信することによって、IoTサーバ308に登録する。本ステップの間、「デバイス1」304は、それを「IoTサービス登録」メッセージ内に埋め込むことによって、IoTサーバ308に、その近接マネージャ306のアドレスを知らせる。「デバイス1」304はまた、本ステップにおいて、その近接登録ステータスを示すことができる。随意に、本ステップは、ステップ1に先立って生じることができる。この場合、IoTサーバ308は、デバイス1が「IoTサービス登録」要求メッセージ内に複数の近接マネージャを示すか、または全く示さない場合、「デバイス1」304のために適切な近接マネージャを選択するのを支援し得る。
【0031】
図3のステップ3では、「デバイス2」302は、「近接サービス登録」メッセージを送信することによって、近接マネージャに登録する。本ステップの間、「デバイス2」302は、それを近接登録メッセージ内に埋め込むことによって、近接マネージャ306に、そのIoTサーバ308のアドレスを知らせる。例えば、デバイス2が、3GPPデバイスである場合、随意に、近接マネージャおよびIoTサーバの両方のアドレスをHSS内に記憶することができる。
【0032】
図3のステップ4では、「デバイス2」302は、「IoTサービス登録」メッセージを送信することによって、IoTサーバ308に登録する。本ステップの間、「デバイス2」302は、それを「IoTサービス登録」メッセージ内に埋め込むことによって、IoTサーバ308に、その近接マネージャのアドレスを知らせる。
図3のステップ2は、
図3のステップ1の前に生じる得ることを理解されたい。同様に、
図3のステップ4は、
図3のステップ3の前に行われ得る。
【0033】
図3に図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態において実装され得る論理エンティティであることが理解される。つまり、
図3に図示される方法は、例えば、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態において実装され得、コンピュータ実行可能命令は、コンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図3に図示されるステップを行う。
【0034】
(アプローチ2:IoTサーバ補助登録)
図4は、IoTサーバ補助IoTおよび近接サービス登録を図示する。本アプローチでは、デバイスは、IoTサーバ308のアドレスのみ把握し得ると仮定される。以下の例示的ステップが、提案される。
【0035】
図4のステップ1では、「デバイス1」304は、「IoTサービス登録要求」メッセージをIoTサーバ308に送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−近接サービスをサポートするためのデバイス1の能力
−近接サービスに関するデバイス1の要件
−デバイス1の場所情報(例えば、地理的場所)
−デバイス1のアタッチされているネットワーク
図4のステップ2では、「デバイス2」302は、「IoTサービス登録要求」メッセージをIoTサーバ308に送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−近接サービスをサポートするためのデバイス2の能力
−近接サービスに関するデバイス2の要件
−デバイス2の場所情報(例えば、地理的場所)
−デバイス2のアタッチされているネットワーク
図4のステップ3では、IoTサーバ308は、「近接マネージャ発見」を行う。
【0036】
IoTサーバ308は、その近接能力および現在の場所等、
図4のステップ1およびステップ2において報告されるデバイス1およびデバイス2の情報に基づいて、適切な近接マネージャを発見および識別する。
【0037】
例えば、デバイス1および2が、新しい場所に移動するか、または異なるネットワークにアタッチする場合、新しい近接マネージャが、デバイス1および2の現在の場所ならびにアタッチされるネットワークに基づいて、IoTサーバ308によって選択されるであろう。ここでは、IoTサーバ308は、潜在的近接マネージャのリストを維持するか、または適切な近接マネージャを見つけるためのIoT発見サービスを活用し得ると仮定される。しかし、IoT発見サービスの活用方法は、本紙の範囲外である。
【0038】
代替として、IoTサーバ308は、それがサービスを提供する全デバイスのための事前に構成された近接マネージャを有し得る。
【0039】
図4のステップ4では、IoTサーバは、「近接サービス登録要求」メッセージを選択された近接マネージャに送信する。基本的に、IoTサーバ308は、この単一ステップを使用して、複数のデバイスのための近接サービス登録を行うことができ、これは、
図3におけるデバイス開始登録より効率的である。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−近接サービスをサポートするためのデバイス1およびデバイス2の能力
−近接サービスに関するデバイス1およびデバイス2の要件
−デバイス1およびデバイス2の場所情報(例えば、地理的場所)
−デバイス1およびデバイス2の識別子(例えば、URL、MS-ISDN、IPアドレス等)
図4のステップ5では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録応答」をIoTサーバ308に送信する。
【0040】
図4のステップ6では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録応答」を「デバイス1」304に送信する。本メッセージは、デバイス1のIoTサービス登録要求が許可されるか、拒否されるか伝えることができる。メッセージは、
図4のステップ5における応答またはIoTサーバ308によって行われるローカル決定に基づいて、近接要求が許可されるかどうかを示し得る。本メッセージは、そのアドレス(例えば、URL)等、選択された近接マネージャについての情報を含み得る。
【0041】
図4のステップ7では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録応答」を「デバイス2」302に送信する。本メッセージは、デバイス2のIoTサービス登録要求が許可されるか、拒否されるかを伝えることができる。メッセージは、ステップ5における応答またはIoTサーバ308によって行われるローカル決定に基づいて、近接要求が許可されるかどうかを示し得る。本メッセージは、そのアドレス(例えば、URL)等、選択された近接マネージャ306についての情報を含み得る。
【0042】
IoTサーバ308は、
図4のステップ1(または、
図4のステップ2)において、直接、IoTサービス登録要求を拒否し得る。この場合、
図4のステップ3−5は、スキップされ得る。
【0043】
IoTサーバ308は、IoTサービス登録を許可するが、
図4のステップ2において、直接、ピギーバックされた近接要求を拒否し得る。この場合、
図4のステップ3−5は、スキップされるであろう。どんな近接マネージャ306も、
図4のステップ3において見出されない場合、
図4のステップ4−5は、スキップされるであろう。IoTサーバが、
図4のステップ5において、「拒否」を受信する場合、
図4のステップ3−5を繰り返し、別の近接マネージャを見出し、それに登録を行い得る。
【0044】
図4のステップ3の後、IoTサーバは、随意に、
図4のステップ4−5をスキップするが、
図4のステップ6および7において、選択された近接マネージャのアドレスを「デバイス1」304および「デバイス2」302にそれぞれ返し得る。次いで、「デバイス1」304および「デバイス2」302は、直接、選択される近接マネージャ306に近接サービス登録を行うことができる。
【0045】
随意に、IoTサーバ308は、各デバイス(すなわち、
図4における「デバイス1」304および「デバイス2」302)に対して、
図4のステップ4−5を連続して行い得る。
【0046】
随意に、IoTサーバ308は、
図4のステップ4およびステップ5を待たずに、
図4のステップ3の前に、
図4のステップ1(または、
図4のステップ2)に対して、最初に、単なるIoTサービス登録応答を、近接マネージャ情報を伴わずにデバイス1(または、デバイス2)に送信することができる。
【0047】
本ステップにおいて、IoTサーバ308は、集約された要求を近接マネージャに転送するので、近接サービス登録要求を近接マネージャ306に送信する必要がないことを「デバイス1」304および「デバイス2」302に伝え得る。
【0048】
図4に図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたいことを理解されたい。すなわち、
図4に図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図4に図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0049】
(アプローチ3:近接マネージャ補助登録)
図5は、近接マネージャ補助IoTおよび近接サービス登録を図示する。本アプローチでは、デバイスは、近接マネージャ306のアドレスのみを把握し得ると仮定される。以下の例示的ステップが、提案される。
【0050】
図5のステップ1では、「デバイス1」304は、「近接サービス登録要求」メッセージを近接マネージャに送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−IoTサービスをサポートするためのデバイス1の能力
−IoTサービスに関するデバイス1の要件
−デバイス1の場所情報(例えば、地理的場所)
図5のステップ2では、「デバイス2」302は、「近接サービス登録要求」メッセージを近接マネージャに送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−IoTサービスをサポートするためのデバイス2の能力
−IoTサービスに関するデバイス2の要件
−デバイス2の場所情報(例えば、地理的場所)
図5のステップ3では、近接マネージャ306は、「IoTサーバ発見」ステップを行う。近接マネージャ306は、そのIoT能力および現在の場所等、ステップ1および2において報告されるデバイス1およびデバイス2の情報に基づいて、適切なIoTサーバ308を発見および識別する。代替として、近接マネージャ306は、それがサービスを提供する全デバイスのための事前に構成されたIoTサーバを有し得る。
【0051】
図5のステップ4では、近接マネージャ306は、「IoTサービス登録要求」メッセージを選択されたIoTサーバ308に送信する。基本的に、近接マネージャ306は、この単一ステップを使用し、複数のデバイスのためのIoTサービス登録を行うことができ、これは、
図3におけるデバイス開始登録より効率的である。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−IoTサービスをサポートするためのデバイス1およびデバイス2の能力
−IoTサービスに関するデバイス1およびデバイス2の要件
−デバイス1およびデバイス2の場所情報(例えば、地理的場所)
−デバイス1およびデバイス2の識別子(例えば、URL、MS-ISDN、IPアドレス等)
図5のステップ5では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録応答」を近接マネージャに送信する。本メッセージは、近接マネージャに、
図5のステップ4における要求が許可されるか、拒否されるかを伝えるであろう。
図5のステップ4が、複数のデバイス(例えば、デバイス1およびデバイス2)のためのものである場合、IoTサーバ308は、どのデバイスが許可され、どのデバイスが拒否されるかを示し得る。IoTサーバ308は、
図5のステップ4において要求されるように、デバイスのためのグループIDを割り当て得る。その結果、本メッセージは、本グループIDを含み得る。
【0052】
図5のステップ6では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録応答」を「デバイス1」304に送信する。本メッセージは、デバイス1の近接サービス登録要求が許可されるか、拒否されるかを伝えるであろう。メッセージは、ステップ5における応答またはIoTサーバによって行われるローカル決定に基づいて、IoT登録要求が許可されるかどうかを示し得る。本メッセージは、そのアドレス(例えば、URL)等、選択されたIoTサーバについての情報を含み得る。
【0053】
図5のステップ7では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録応答」を「デバイス2」302に送信する。本メッセージは、デバイス2の近接サービス登録要求が許可されるか、拒否されるかを伝えるであろう。メッセージは、
図5のステップ5における応答またはIoTサーバによって行われるローカル決定308に基づいて、IoT登録要求が許可されるかどうかを示し得る。本メッセージは、そのアドレス(例えば、URL)等、選択されたIoTサーバ308についての情報を含み得る。
【0054】
近接マネージャ306は、
図5のステップ1(または、
図5のステップ2)において、直接、近接サービス登録要求を拒否し得る。この場合、
図5のステップ3−5は、スキップされ得る。近接マネージャ306は、近接サービス登録を許可するが、直接、
図5のステップ2において、ピギーバックされたIoT登録要求を拒否し得る。この場合、
図5のステップ3-5は、スキップされるであろう。どんなIoTサーバ308も、
図5のステ
ップ3において見出されない場合、
図5のステップ4−5は、スキップされるであろう。
【0055】
近接マネージャ306が、
図5のステップ5において、「拒否」を受信する場合、
図5のステップ3−5を繰り返し、別のIoTサーバ308を見出し、それに登録を行い得る。
【0056】
図5のステップ3の後、近接マネージャ306は、随意に、
図5のステップ4−5をスキップするが、
図5のステップ6および7において、選択されたIoTサーバ308のアドレスを「デバイス1」304および「デバイス2」302においてそれぞれ返し得る。次いで、「デバイス1」304および「デバイス2」302は、直接、選択されたIoTサーバ308にIoTサービス登録を行うことができる。
【0057】
随意に、近接マネージャ306は、各デバイス(すなわち、
図5における「デバイス1」304および「デバイス2」302)に対して、
図5のステップ4−5を連続して行い得る。
【0058】
図5のステップ3では、近接マネージャ306は、「デバイス1」304および「デバイス2」302が、2つの異なるIoTサーバ(例えば、AおよびB)に対応することを見出し得る。次いで、
図5のステップ4および5は、IoTサーバAおよびBの両方に対して繰り返されるであろう。
【0059】
随意に、近接マネージャ306は、
図5のステップ4およびステップ5を待たずに、
図5のステップ3の前に、
図5のステップ1(または、
図5のステップ2)に対して、最初に、単なる近接登録応答を、IoTサーバ情報を伴わずに、「デバイス1」304(または、「デバイス2」302)に送信することができる。
【0060】
図5に図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたい。すなわち、
図5に図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図5に図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0061】
(ジョイントIoTサービスおよび近接サービス登録解除)
(アプローチ1:デバイス開始登録解除)
IoTおよび近接サービス登録解除プロシージャのために提案される第1のアプローチは、
図6A−Cに示される。本アプローチでは、デバイスは、以前のサービス登録に起因して、近接マネージャ306およびIoTサーバ308の両方のアドレスを把握していると仮定される。
図6Aでは、各デバイスは、独立して、サービス登録解除を行う。
図6Bでは、一方のデバイスのサービス登録解除が、他方のデバイスのためのサービス登録解除をトリガすることができる。
図6Cでは、一方のデバイスは、同一近接範囲内の他方のデバイスが、IoTサービス登録解除を施行するのを補助することができ、他方のデバイスへの近接サービス登録解除を直接トリガすることができる。
【0062】
図6Aは、以下の例示的ステップを含む。
【0063】
図6Aのステップ1では、「デバイス1」304は、「近接サービス登録解除」メッセージを送信する。本ステップの間、「デバイス1」304は、それを本メッセージ内に埋め込むことによって、近接マネージャ306に、そのIoTサーバ308のアドレスを知らせる。
【0064】
次いで、近接マネージャ306は、IoTサーバ308が、「デバイス1」304と他のデバイスとの間の通信を自動的に調整することができるように、IoTサーバ308に、「デバイス1」304と他の関与デバイスとの間の直接通信が、
図6に示されない別個のステップにおいてキャンセルされることを知らせ得る。
【0065】
図6Aのステップ2では、「デバイス1」304は、「IoTサービス登録解除」メッセージを送信する。本ステップの間、デバイス1は、それを本メッセージ内に埋め込むことによって、IoTサーバ308に、その近接マネージャ306のアドレスを知らせる。IoTサーバ308は、近接マネージャ306に、「デバイス1」304に対するIoTサービスが、
図6に示されない別個のステップにおいてキャンセルされることを知らせ得る。
【0066】
図6Aのステップ3では、「デバイス2」302は、「近接サービス登録解除」メッセージを送信する。本ステップの間、「デバイス1」304は、それを本メッセージ内に埋め込むことによって、近接マネージャ306に、そのIoTサーバ308のアドレスを知らせる。次いで、近接マネージャ306は、IoTサーバ308が、「デバイス2」302と他のデバイスとの間の通信を自動的に調整することができるように、IoTサーバ308に、「デバイス2」302と他の関与デバイスの間の直接通信が、
図6に示されない別個のステップにおいてキャンセルされることを知らせ得る。
【0067】
図6Aのステップ4では、「デバイス2」302は、「IoTサービス登録解除」メッセージを送信する。本ステップの間、「デバイス1」304は、それを本メッセージ内に埋め込むことによって、IoTサーバ308に、その近接マネージャ306のアドレスを知らせる。IoTサーバ308は、近接マネージャ306に、「デバイス2」302に対するIoTサービスが、
図6に示されない別個のステップにおいてキャンセルされることを知らせ得る。
図6Aのステップ1は、
図6Aのステップ2の後に生じ得る。
図6Aのステップ3も同様に、
図6Aのステップ4の後に生じ得る。
【0068】
図6Bは、以下の例示的ステップを示す。
【0069】
図6Bのステップ0では、「デバイス2」302および「デバイス1」304は、相互認証および承認を行う。次いで、信頼関係が、「デバイス1」304と「デバイス2」302との間に確立されることができ、その結果、「デバイス1」304が、「デバイス2」302の代わりに、サービス登録解除を行うことができる。本ステップは、随意であり、「デバイス1」304およびデバイス2が、現在、互にすでに認証されている場合、スキップされることができる。
【0070】
図6Bのステップ1では、「デバイス1」304は、「近接サービス登録解除要求」メッセージを近接マネージャ306に送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−IoTサーバ308のアドレス
−「デバイス1」304および他のデバイスが属するグループID
−登録解除理由
図6Bのステップ2では、ステップ1に含まれる「グループID」に基づいて、近接マネージャ306は、同一グループ内の他のデバイスを見つけ、「近接サービス登録解除要求」をそれらの各々に送信する。本メッセージは、以下を含み得る。
−ステップ1におけるものと同一である、グループID
−デバイスID(すなわち、この場合、「デバイス1」304)
−ステップ1におけるものと同一である、登録解除理由
図6Bのステップ3では、「デバイス2」302は、応答を近接マネージャ306に返信する。
【0071】
図6Bのステップ4では、
図6Bのステップ2および3が、同一グループ内の全ての他のデバイスに対して繰り返され得る。他のデバイスからの応答に基づいて、近接マネージャ306は、最終応答を要求側デバイス(すなわち、「デバイス1」304)に送信する。メッセージは、応答を明示的に送信する、デバイスのリストを含み得る。
【0072】
図6Bのステップ4は、
図6Bのステップ1とステップ2との間で生じ得る。
【0073】
図6Bのステップ5では、「デバイス1」304は、「IoTサービス登録解除要求」メッセージをIoTサーバ308に送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−近接マネージャ306のアドレス
−「デバイス1」304および他のデバイスが属するグループID
−登録解除理由
図6Bのステップ6では、
図6Bのステップ1に含まれる「グループID」に基づいて、IoTサーバ308は、同一グループ内の他のデバイスを見つけ、「IoTサービス登録解除要求」をそれらの各々に送信する。本メッセージは、以下を含み得る。
−
図6Bのステップ1におけるものと同一である、グループID
−
図6Bのステップ1におけるものと同一である、登録解除理由
−要求側デバイスID(すなわち、この場合、「デバイス1」304)
図6Bのステップ7では、「デバイス2」302は、応答をIoTサーバ308に返信する。
【0074】
図6Bのステップ8では、
図6Bのステップ2および3が、全ての同一グループ内の他のデバイスに対して繰り返され得る。他のデバイスからの応答に基づいて、IoTサーバ308は、最終応答を要求側デバイス(すなわち、「デバイス1」304)に送信する。メッセージは、応答を明示的に送信する、デバイスのリストを含み得る。
【0075】
デバイスは、最初に、IoTサーバ308と登録解除を行うことができる。この場合、
図6Bのステップ5−8は、
図6Bのステップ1−4の前に生じるであろう。
【0076】
図6Cは、以下の例示的ステップを示す。
【0077】
図6Cのステップ0では、「デバイス2」302および「デバイス1」304は、相互認証および承認を行う。次いで、信頼関係が、「デバイス1」304と「デバイス2」302との間に確立されることができ、その結果、「デバイス1」304が、「デバイス2」302の代わりに、サービス登録解除を行うことができる。
【0078】
図6Cのステップ1では、「デバイス2」302は、「IoTサービス登録解除要求」メッセージを「デバイス1」304に送信する。本ステップの間、「デバイス2」302は、それを本メッセージ内に埋め込むことによって、「デバイス1」304に、そのデバイスIDおよびグループIDを知らせる。次いで、「デバイス1」304は、以下のステップにおいて、グループID(例えば、「デバイス2」302、「デバイス1」304)によって示されるグループ内の全デバイスの代わりに、IoTサービス登録解除を行うのを支援することができる。
【0079】
図6Cのステップ2では、「デバイス1」304は、「IoTサービス登録解除応答」を「デバイス2」302に送信する。
図6Cのステップ2は、随意に、
図6Cのステップ4後に生じ得ることを理解されたい。
【0080】
図6Cのステップ3では、「デバイス1」304は、「IoTサービス登録解除要求」をIoTサーバ308に送信する。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−対応する近接マネージャ306のアドレス
−「デバイス1」304および「デバイス2」302のグループID
図6Cのステップ4では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録解除応答」を「デバイス1」304に返信する。
【0081】
図6Cのステップ5では、「デバイス2」302は、「近接サービス登録解除要求」メッセージを「デバイス1」304に送信する。本ステップの間、「デバイス2」302は、それを本メッセージ内に埋め込むことによって、「デバイス1」304に、そのデバイスIDおよびグループIDを知らせる。次いで、「デバイス1」304は、以下のステップにおいて、グループID(例えば、「デバイス2」302、「デバイス1」304)によって示されるグループ内の全デバイスの代わりに、近接サービス登録解除を行うのを支援することができる。
【0082】
図6Cのステップ6では、「デバイス1」304は、「近接サービス登録解除応答」を「デバイス2」302に送信する。
図6Cのステップ6は、随意に、
図6Cのステップ8の後に生じ得る。
【0083】
図6Cのステップ7では、「デバイス1」304は、「近接サービス登録解除要求」を近接マネージャ306に送信する。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−対応するIoTサーバ308のアドレス
−「デバイス1」304および「デバイス2」302のグループID
図6Cのステップ8では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録解除応答」を「デバイス1」304に返信する。
【0084】
デバイスは、最初に、近接マネージャ306と登録解除を行うことができる。その場合、
図6Cのステップ5−8は、
図6Cのステップ1−4の前に生じるであろう。
【0085】
図6A−Cに図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたい。すなわち、
図6A−Cに図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図6A−Cに図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0086】
(アプローチ2:IoTサーバ補助登録解除)
図7は、IoTサーバ補助IoTおよび近接サービス登録解除を図示する。本アプローチでは、デバイスは、IoTサーバ308のアドレスのみを把握し得ると仮定される。以下の例示的ステップが、提案される。
【0087】
図7のステップ1では、「デバイス1」304は、「IoTサービス登録解除要求」メッセージをIoTサーバ308に送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−デバイス1の場所情報(例えば、地理的場所)
−近接マネージャ306のアドレス
−登録解除理由
図7のステップ2では、IoTサーバ308は、応答を「デバイス1」304に返信する。
【0088】
図7のステップ3では、「デバイス2」302は、「IoTサービス登録解除要求」メッセージをIoTサーバ308に送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−デバイス2の場所情報(例えば、地理的場所)
−近接マネージャ306のアドレス
−登録解除理由
図7のステップ4では、IoTサーバ308は、応答を「デバイス2」302に返信する。
【0089】
図7のステップ5では、IoTは、以前のプロシージャによって、対応する近接マネージャ306のアドレスを把握しているはずである。該当しない場合、そのローカルデータベースをルックアップし、「デバイス1」304および「デバイス2」302のための対応する近接マネージャ306を見出すことができる。
【0090】
図7のステップ6では、IoTサーバ308は、「近接サービス登録解除要求」メッセージを対応する近接マネージャに送信する。基本的に、IoTサーバ308は、複数のデバイスのために、この単一ステップを使用し、近接サービス登録解除を行うことができ、これは、
図6におけるデバイス開始登録解除より効率的である。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−「デバイス1」304および「デバイス2」302が属するグループ識別子
−デバイス1およびデバイス2の識別子(例えば、URL、MS−ISDN、IPアドレス等)
−登録解除理由
図7のステップ7では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録解除応答」をIoTサーバ308に送信する。
図6(b)における同一概念を使用して、「デバイス1」304は、ステップ1および2中に、IoTサーバ308に、「デバイス2」302および近接マネージャ306とコンタクトをとり、登録解除をトリガするように要求することができる。この場合、ステップ3が、IoTサーバ308によって、トリガされ、開始されるであろう。
【0091】
図7に図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたい。すなわち、
図7に図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図7に図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0092】
(アプローチ3:近接マネージャ補助登録解除)
図8は、近接マネージャ補助IoTおよび近接サービス登録解除を図示する。本アプローチでは、デバイスは、近接マネージャ306のアドレスのみを把握し得ると仮定される。以下の例示的ステップが、提案される。
【0093】
図8のステップ1では、「デバイス1」304は、「近接サービス登録解除要求」メッセージを近接マネージャ306に送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−「デバイス1」304の場所情報(例えば、地理的場所)
−IoTサーバ308のアドレス
−登録解除理由
図8のステップ2では、近接マネージャ306は、応答を「デバイス1」304に返信する。
【0094】
図8のステップ3では、「デバイス2」302は、「近接サービス登録解除要求」メッセージを近接マネージャ306に送信する。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−デバイス2の場所情報(例えば、地理的場所)
−IoTサーバ308のアドレス
−登録解除理由
図8のステップ4では、近接マネージャ306は、応答を「デバイス2」302に返信する。
【0095】
図8のステップ5では、近接マネージャ306は、前のプロシージャによって、対応するIoTサーバ308のアドレスを把握しているはずである。該当しない場合、そのローカルデータベースをルックアップし、「デバイス1」304および「デバイス2」302のための対応するIoTサーバ308を見出し得る。
【0096】
図8のステップ6では、近接マネージャ306は、「IoTサービス登録解除要求」メッセージを対応するIoTサーバ308に送信する。基本的に、近接マネージャ306は、複数のデバイスのために、この単一ステップを使用し、IoTサービス登録解除を行うことができ、これは、
図6におけるデバイス開始登録解除より効率的である。本メッセージは、以下のフィールドまたはパラメータを含み得る。
−「デバイス1」304および「デバイス2」302が属するグループ識別子。
−デバイス1およびデバイス2の識別子(例えば、URL、MS−ISDN、IPアドレス等)
−登録解除理由
図8のステップ7では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録解除応答」を近接マネージャ306に送信する。
図6(b)における同一概念を使用して、「デバイス1」304は、ステップ1および2中に、近接マネージャ306に、「デバイス2」302およびIoTサーバ308とコンタクトをとり、登録解除をトリガするように要求することができる。この場合、ステップ3は、近接マネージャ306によってトリガおよび開始されるであろう。
【0097】
図8に図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたい。すなわち、
図8に図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図8に図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスもしくはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0098】
(アプローチ4:IoTサーバ開始登録解除)
IoTサーバ308は、あるポリシーに基づいて、近接サービス登録解除を開始することができる。例えば、そのトラフィック負荷が軽くなる場合、IoTサーバ308は、近接サービスを非アクティブ化することができる。第2の例では、IoTサーバ308は、より優れたセキュリティ制御のために、IoTトラフィックにオンロードしようとし得る。第3の例では、IoTサーバ308は、現在の近接マネージャ306が非信頼性または非セキュアになったことを見出し、近接サービスをキャンセルし得る。
【0099】
図9A−Bは、IoTサーバ開始登録解除のためのプロシージャを図示する。
図9Aでは、IoTサーバ308は、複数のデバイスのための登録解除を行うために、開始し、プロキシとして作用する。例えば、
図9Aは、以下のように作用する、以下の例示的ステップを示す。
【0100】
図9Aのステップ1では、IoTサーバ308は、「近接サービス登録解除要求」メッセージを対応する近接マネージャ306に送信することによって、いくつかのデバイスのための近接サービス登録解除を行うことを決定する。IoTサーバ308は、最初に、そのローカルデータベースをルックアップし、対応する近接マネージャ306を見出し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−デバイスが属するグループ識別子
−デバイスの識別子
−登録解除理由
図9Aのステップ2では、近接マネージャ306は、応答をIoTサーバ308に返信する。
【0101】
図9Aのステップ3では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録解除要求」を「デバイス1」304に送信する。IoTサーバ308は、本メッセージを使用して、近接サービスのみを登録解除するか、または近接サービスおよびIoTサービスの両方を登録解除し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−近接マネージャ306のアドレス
−デバイスが属するグループ識別子
−登録解除理由
図9Aのステップ4では、「デバイス1」304は、応答をIoTサーバ308に返信する
図9Aのステップ5では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録解除要求」を「デバイス2」302に送信する。IoTサーバ308は、本メッセージを使用して、近接サービスのみを登録解除するか、または近接サービスおよびIoTサービスの両方を登録解除し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−近接マネージャ306のアドレス
−デバイスが属するグループ識別子
−登録解除理由
図9Aのステップ6では、「デバイス2」302は、応答をIoTサーバ308に返信する。
【0102】
図9Bでは、IoTサーバ308は、登録解除を開始するが、近接マネージャ306を通過する。例えば、
図9Bは、以下の例示的ステップを示す。
【0103】
図9Bのステップ1では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録解除要求」メッセージを対応する近接マネージャ306に送信することによって、近接マネージャ306によって前に要求された、いくつかのデバイスに対するIoTサービス登録解除を行うことを決定する。IoTサーバ308は、最初に、そのローカルデータベースをルックアップし、対応する近接マネージャ306を見出し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−デバイスが属するグループ識別子
−デバイスの識別子
−登録解除理由
図9Bのステップ2では、近接マネージャ306は、応答をIoTサーバ308に返信する。
【0104】
図9Bのステップ3では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録解除要求」を「デバイス1」304に送信する。近接マネージャ306は、本メッセージを使用して、IoTサービスのみを登録解除するか、またはIoTサービスおよび近接サービスの両方を登録解除し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−IoTサーバ308のアドレス
−デバイスが属するグループ識別子
−登録解除理由
図9Bのステップ4では、「デバイス1」304は、応答をIoTサーバ308に返信する。
【0105】
図9Bのステップ5では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録解除要求」を「デバイス2」302に送信する。近接マネージャ306は、本メッセージを使用して、IoTサービスのみを登録解除するか、またはIoTサービスおよび近接サービスの両方を登録解除し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−IoTサーバ308のアドレス
−デバイスが属するグループ識別子
−登録解除理由
図9Bのステップ6では、「デバイス2」302は、応答をIoTサーバ308に返信する。
【0106】
図9A−Bに図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたい。すなわち、
図9A−Bに図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図9A−Bに図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0107】
(アプローチ5:近接マネージャ開始登録解除)
近接マネージャ306は、あるポリシーに基づいて、IoTサービス登録解除を開始することができる。例えば、2つのデバイスが、近接サービスが許可されていない特定のエリアの中に進入する場合、近接サーバは、近接サービスを非アクティブ化することができる。第2の実施例では、近接マネージャ306は、2つのデバイス間の現在の近接リンクが、非信頼性かつ低品質になったことを見出し、近接サービスをキャンセルすることができる。第3の実施例では、近接マネージャ306は、現在のIoTサーバ308が、非信頼性または非セキュアになったことを見出し、IoTサービスをキャンセルし得る。
図10A−Bは、近接マネージャ開始登録解除のためのプロシージャを図示する。
【0108】
図10Aでは、近接マネージャ306は、複数のデバイスのために登録解除開始し、プロキシとして作用する。例えば、
図10Aは、以下の例示的ステップを示す。
【0109】
図10Aのステップ1では、近接マネージャ306は、「IoTサービス登録解除要求」メッセージを対応するIoTサーバ308に送信することによって、いくつかのデバイスのためのIoTサービス登録解除を行うことを決定する。近接マネージャ306は、最初に、そのローカルデータベースをルックアップし、対応するIoTサーバ308を見出し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−デバイスが属するグループ識別子
−デバイスの識別子のリスト
−登録解除理由
図10Aのステップ2では、IoTサーバ308は、応答を近接マネージャ306に返信する。
【0110】
図10Aのステップ3では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録解除要求」を「デバイス1」304に送信する。近接マネージャ306は、本メッセージを使用して、IoTサービスのみを登録解除するか、またはIoTサービスおよび近接サービスの両方を登録解除し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−IoTサーバ308のアドレス
−デバイスが属するグループ識別子
−登録解除理由
図10Aのステップ4では、「デバイス1」304は、応答を近接マネージャ306に返信する。
【0111】
図10Aのステップ5では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録解除要求」を「デバイス2」302に送信する。近接マネージャ306は、本メッセージを使用して、IoTサービスのみを登録解除するか、またはIoTサービスおよび近接サービスの両方を登録解除し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−IoTサーバ308のアドレス
−デバイスが属するグループ識別子
−登録解除理由
図10Aのステップ6では、「デバイス2」302は、応答を近接マネージャ306に返信する。
【0112】
図10Bでは、近接マネージャ306は、登録解除を開始するが、IoTサーバ308を通過する。例えば、以下の例示的ステップを示す。
【0113】
図10Bのステップ1では、近接マネージャ306は、「近接サービス登録解除要求」メッセージを対応するIoTサーバ308に送信することによって、いくつかのデバイスに対する近接サービス登録解除を行うことを決定する。近接マネージャ306は、最初に、そのローカルデータベースをルックアップし、対応するIoTサーバ308を見出し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−デバイスが属するグループ識別子
−デバイスの識別子
−登録解除理由
図10Bのステップ2では、IoTサーバ308は、応答を近接マネージャ306に返信する。
【0114】
図10Bのステップ3では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録解除要求」を「デバイス1」304に送信する。IoTサーバ308は、本メッセージを使用して、近接サービスのみを登録解除するか、または近接サービスおよびIoTサービスの両方を登録解除し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−近接マネージャ306のアドレス
−デバイスが属するグループ識別子
−登録解除理由
図10Bのステップ4では、「デバイス1」304は、応答をIoTサーバ308に返信する。
【0115】
図10Bのステップ5では、IoTサーバ308は、「IoTサービス登録解除要求」を「デバイス2」302に送信する。IoTサーバ308は、本メッセージを使用して、近接サービスのみを登録解除するか、または近接サービスおよびIoTサービスの両方を登録解除し得る。本メッセージは、以下の情報を含み得る。
−近接マネージャ306のアドレス
−デバイスが属するグループ識別子
−登録解除理由
図10Bのステップ6では、デバイス2は、応答をIoTサーバ308に返信する。
【0116】
(実施形態)
セクション5.2および5.3において提案されるメッセージを実装するためのいくつかの選択肢、すなわち、異なるプロトコル層内に実装されるべきいくつかの選択肢が存在する。
【0117】
図10A−Bに図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたい。すなわち、
図10A−Bに図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図10A−Bに図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0118】
(サービス層)
提案されるメッセージは、サービス層プリミティブとして実装されることができ、ETSI M2Mサービスアーキテクチャ、共通サービス機能のoneM2Mアーキテクチャ、OMAデバイス管理、および/またはOMA軽量M2Mに適用されることができる。
【0119】
例えば、
図11Aに図示されるように、セクション5.2および5.3において提案される「ジョイント近接およびIoT登録/登録解除」アプローチは、oneM2Mにおける新しいCSFとして導入される。この新しいCSF、「ジョイント近接およびIoT登録/登録解除」1102は、M2Mデバイス、M2Mゲートウェイ、およびM2Mサーバ内に常駐することができる。
図11Bに示されるように、M2MゲートウェイまたはM2Mサーバは、近接マネージャとして作用し得る一方、M2Mサーバは、IoTサーバの役割を果たすことができる。
【0120】
図11A−Bに図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたい。すなわち、
図11A−Bに図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図11A−Bに図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0121】
図12に示される別の実施例では、近接マネージャは、CSFとして実装される。次いで、デバイス1およびデバイス2ならびにIoTサーバは、CSEとして実装される。近接マネージャとデバイス1/デバイス2/IoTサーバとの間のインターフェースは、Mcn基準点である一方、デバイス1、デバイス2、およびIoTサーバは、Mcc基準点を介して互にインターフェースをとる。
【0122】
(媒体アクセス制御(MAC)層)
提案されるメッセージは、デバイス、IoTサーバ、および近接マネージャ306が、同一ローカルエリアネットワーク内にあるとき、MAC層コマンドとして実装されることができる。
【0123】
例えば、
図13は、ゲートウェイと、コーディネータと、2つのデバイスとから成る、ローカルエリアネットワークを図示する。ゲートウェイは、IoTサーバであり、コーディネータおよび2つのデバイスのためのIoTサービスを提供する一方、コーディネータは、計算、記憶、通信(追加の通信リンク)、電力供給等のリソースでよりパワーがあるため、デバイス1およびデバイス2のための近接を管理する。例えば、コーディネータは、特に、2階層ネットワークでは、クラスタまたはグループヘッドであり得る。コーディネータ、2つのデバイス、およびゲートウェイは一緒に、例えば、コンテンツ共有サービスを提供する。デバイス1およびデバイス2は、提案されるプロシージャを活用し、近接およびIoTサービス管理(すなわち、登録および登録解除)を最適化することができる。提案されるメッセージは、ゲートウェイおよびコーディネータが、1ホップ以内で互に通信し得るので、MAC層に実装されることができる。
【0124】
例えば、前のセクションにおいて提案される新しいメッセージ(要求メッセージまたは応答メッセージのいずれか)は、新しい(MAC)コマンドとして実装されることができる(
図14参照)。各MACコマンドは、MACフレームヘッダ1404と、MACペイロード1406と、MACフッタ1408とから成る、MACフレーム1402内で伝送されるであろう。MACフレームヘッダ1404は、ペイロードが、既存の「フレームタイプ」フィールド1410によって管理コマンドであることを示す一方、MACペイロード1406内の既存のフィールド「コマンドフレーム識別子」1412は、特定のコマンドを示し、「コマンドコンテンツ」1414は、本特定のコマンドに関連する全パラメータ/情報を含むであろう。基本的に、「フレームタイプ」1410は、MACフレームが、本開示では、提案される要求または応答メッセージであることを示すために使用され、「コマンドコンテンツ」1414は、提案されるメッセージの詳細を含む。「フレームタイプ」1410および「コマンドコンテンツ」1414の両方は、一緒に、各提案されるメッセージを識別し、表す。
【0125】
図14では、ノード1およびノード2は、前のセクションに説明されるように、「デバイス1」304、「デバイス2」302、近接マネージャ306、またはIoTサーバ308であり得る。
【0126】
図14に図示されるステップを行うエンティティは、
図16Cまたは16Dに図示されるもののうちの1つ等、デバイス、サーバ、または他のコンピュータシステムのプロセッサのメモリ内に記憶され、その上で実行するソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る論理エンティティであることを理解されたい。すなわち、
図14に図示される方法は、例えば、そのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されると、
図14に図示されるステップを行う、
図16Cまたは16Dに図示されるデバイスまたはコンピュータシステム等、コンピューティングデバイスのメモリ内に記憶されるソフトウェア(すなわち、コンピュータ実行可能命令)の形態で実装され得る。
【0127】
図15は、近接サービスおよびIoTサービスシステムおよび方法の開示されるジョイント登録/登録解除とともに使用され得る、例示的インターフェース1502を図示する、略図である。インターフェース1502は、近接サービスおよびIoTサービスのジョイント登録/登録解除を使用するデバイスまたは遠隔デバイスにあり得る。インターフェース1502は、デバイスまたは複数のデバイスのために、ジョイント近接およびIoTサービスを有効/無効にするために使用されることができる。また、インターフェース1502は、デバイスまたは複数のデバイスに関連付けられた近接マネージャおよびIoTサーバデータを表示するために使用されることができる。インターフェース1502はまた、例えば、近接マネージャおよび/またはIoTサーバのアドレスを提供することによって、デバイスまたは複数のデバイスに関連付けられた近接マネージャおよびIoTサーバを設定するために使用されることができる。
【0128】
図15に示されるユーザインターフェース1502は、以下に論じられる
図16Cのディスプレイ42または
図16Dのディスプレイ86等のディスプレイを使用して表示され得る。
【0129】
図16Aは、1つ以上の開示される実施形態が実装され得る、例示的マシンツーマシン(M2M)、モノのインターネット(IoT)、またはモノのウェブ(WoT)通信システム10の略図である。概して、M2M技術は、IoT/WoTのための基礎的要素を提供し、任意のM2Mデバイス、ゲートウェイ、またはサービスプラットフォームは、IoT/WOTならびにIoT/WoTサービス層等の構成要素であり得る。通信システム10は、開示される実施形態の機能性を実装するために使用され得、近接マネージャ306、IoTサーバ308、デバイス302および304、ジョイント近接およびIoT登録/登録解除CSR1102を含む、近接サービスおよびIoTサービスのジョイント登録/登録解除のための機能性および論理エンティティ、ならびにインターフェース1502等のインターフェースを生成するための論理エンティティを含むことができる。
【0130】
図16Aに示されるように、M2M/IoT/WoT通信システム10は、通信ネットワーク12を含む。通信ネットワーク12は、固定ネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標)、ファイバ、ISDN、PLC等)または無線ネットワーク(例えば、WLAN、セルラー等)もしくは異種ネットワークのネットワークであり得る。例えば、通信ネットワーク12は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャスト等のコンテンツを複数のユーザに提供する、多重アクセスネットワークから成り得る。例えば、通信ネットワーク12は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)等の1つ以上のチャネルアクセス方法を採用し得る。さらに、通信ネットワーク12は、例えば、コアネットワーク、インターネット、センサネットワーク、工業制御ネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、融合個人ネットワーク、衛星ネットワーク、ホームネットワーク、または企業ネットワーク等の他のネットワークを備え得る。
【0131】
図16Aに示されるように、M2M/IoT/WoT通信システム10は、インフラストラクチャドメインおよびフィールドドメインを含み得る。インフラストラクチャドメインは、エンドツーエンドM2M展開のネットワーク側を指し、フィールドドメインは、通常、M2Mゲートウェイの背後にある、エリアネットワークを指す。フィールドドメインは、M2Mゲートウェイ14および端末デバイス18を含む。任意の数のM2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18が、所望に応じて、M2M/IoT/WoT通信システム10に含まれ得ることが理解されるであろう。M2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18の各々は、通信ネットワーク12または直接無線リンクを介して、信号を伝送および受信するように構成される。M2Mゲートウェイデバイス14は、無線M2Mデバイス(例えば、セルラーおよび非セルラー)ならびに固定ネットワークM2Mデバイス(例えば、PLC)が、通信ネットワーク12等のオペレータネットワークを通して、または直接無線リンクを通してのいずれかで、通信することを可能にする。例えば、M2Mデバイス18は、データを収集し、通信ネットワーク12または直接無線リンクを介して、データをM2Mアプリケーション20またはM2Mデバイス18に送信し得る。M2Mデバイス18はまた、M2Mアプリケーション20またはM2Mデバイス18からデータを受信し得る。さらに、データおよび信号は、以下で説明されるように、M2Mサービス層22を介して、M2Mアプリケーション20に送信され、そこから受信され得る。M2Mデバイス18およびゲートウェイ14は、例えば、セルラー、WLAN、WPAN(例えば、Zigbee(登録商標)、6LoWPAN、Bluetooth(登録商標))、直接無線リンク、および有線を含む、種々のネットワークを介して通信し得る。
【0132】
例示的M2Mデバイス18として、限定ではないが、タブレット、スマートフォン、医療デバイス、温度および天候モニタ、コネクテッドカー、スマートメータ、ゲームコンソール、携帯情報端末、健康およびフィットネスモニタ、照明、サーモスタット、器具、車庫のドアおよび他のアクチュエータベースのデバイス、セキュリティデバイス、ならびにスマートアウトレットが挙げられる。
【0133】
図16Bを参照すると、フィールドドメイン内の図示されるM2Mサービス層22は、M2Mアプリケーション20、M2Mゲートウェイデバイス14、およびM2M端末デバイス18、ならびに通信ネットワーク12のためのサービスを提供する。通信ネットワーク12は、開示される実施形態の機能性を実装するために使用され得、近接マネージャ306、IoTサーバ308、デバイス302および304、ジョイント近接およびIoT登録/登録解除CSR1102を含む、近接サービスおよびIoTサービスのジョイント登録/登録解除のための機能性および論理エンティティ、ならびにインターフェース1502等のインターフェースを生成するための論理エンティティを含むことができる。
【0134】
M2Mサービス層22は、例えば、以下で説明される
図16Cおよび16Dで図示されるデバイスを含む、1つ以上のサーバ、コンピュータ、デバイス、仮想マシン(例えば、クラウド/記憶ファーム等)等によって実装され得る。M2Mサービス層22は、所望に応じて、任意の数のM2Mアプリケーション、M2Mゲートウェイデバイス14、M2M端末デバイス18、および通信ネットワーク12と通信し得ることが理解されるであろう。M2Mサービス層22は、1つ以上のサーバ、コンピュータ等によって実装され得る。M2Mサービス層22は、M2M端末デバイス18、M2Mゲートウェイデバイス14、およびM2Mアプリケーション20に適用されるサービス能力を提供する。M2Mサービス層22の機能は、例えば、ウェブサーバとして、セルラーコアネットワーク内で、クラウド内で等、種々の方法で実装され得る。図示されるM2Mサービス層22と同様に、インフラストラクチャドメイン内にM2Mサービス層22’が存在する。M2Mサービス層22’は、インフラストラクチャドメイン内のM2Mアプリケーション20’および下層通信ネットワーク12’のためのサービスを提供する。M2Mサービス層22’はまた、フィールドドメイン内のM2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18のためのサービスも提供する。M2Mサービス層22’は、任意の数のM2Mアプリケーション、M2Mゲートウェイデバイス、およびM2M端末デバイスと通信し得ることが理解されるであろう。M2Mサービス層22’は、異なるサービスプロバイダによるサービス層と相互作用し得る。M2Mサービス層22’は、1つ以上のサーバ、コンピュータ、仮想マシン(例えば、クラウド/計算/記憶ファーム等)等によって実装され得る。
【0135】
また、
図16Bも参照すると、M2Mサービス層22および22’は、多様なアプリケーションおよびバーティカルが活用され得る、サービス送達能力のコアセットを提供する。これらのサービス能力は、M2Mアプリケーション20および20’がデバイスと相互作用し、データ収集、データ分析、デバイス管理、セキュリティ、課金、サービス/デバイス発見等の機能を果たすことを可能にする。本質的に、これらのサービス能力は、これらの機能性を実装する負担をアプリケーションから取り除き、したがって、アプリケーション開発を単純化し、市場に出すコストおよび時間を削減する。サービス層22および22’はまた、M2Mアプリケーション20および20’が、サービス層22および22’が提供するサービスと関連して、種々のネットワーク12および12’を通して通信することも可能にする。本願の接続方法は、サービス層22および22’の一部として実装され得る。サービス層22および22’は、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)および下層ネットワーキングインターフェースのセットを通して付加価値サービス能力をサポートする、ソフトウェアミドルウェア層である。ETSI M2MおよびoneM2Mの両方は、本願の接続方法を含み得る、サービス層を使用する。ETSI M2Mのサービス層は、サービス能力層(SCL)と称される。SCLは、M2Mデバイス(デバイスSCL(DSCL)と称される)、ゲートウェイ(ゲートウェイSCL(GSCL)と称される)、および/またはネットワークノード(ネットワークSCL(NSCL)と称される)内に実装され得る。oneM2Mサービス層は、共通サービス機能(CSF)(すなわち、サービス能力)のセットをサポートする。1つ以上の特定のタイプのCSFのセットのインスタンス化は、異なるタイプのネットワークノード(例えば、インフラストラクチャノード、中間ノード、特定用途向けノード)上にホストされ得る、共通サービスエンティティ(CSE)と称される。さらに、本願の接続方法は、本願の接続方法等のサービスにアクセスするために、サービス指向アーキテクチャ(SOA)および/またはリソース指向アーキテクチャ(ROA)を使用する、M2Mネットワークの一部として実装されることができる。
【0136】
いくつかの実施形態では、M2Mアプリケーション20および20’は、キャピラリデバイスと相互作用するアプリケーションを含み得、したがって、開示されるシステムおよび方法と併せて使用され得る。M2Mアプリケーション20および20’は、UEまたはゲートウェイと相互作用するアプリケーションを含み得、また、他の開示される課金システムおよび方法と併せて使用され得る。M2Mアプリケーション20および20’は、限定ではないが、輸送、保健および健康、コネクテッドホーム、エネルギー管理、アセット追跡、ならびにセキュリティおよび監視等の種々の業界でのアプリケーションを含み得る。前述のように、本システムのデバイス、ゲートウェイ、および他のサーバにわたって作動するM2Mサービス層は、例えば、データ収集、デバイス管理、セキュリティ、課金、場所追跡/ジオフェンシング、デバイス/サービス発見、およびレガシーシステム統合等の機能をサポートし、サービスとしてこれらの機能をM2Mアプリケーション20および20’に提供する。
【0137】
概して、サービス層22および22’は、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)および下層ネットワーキングインターフェースのセットを通して付加価値サービス能力をサポートする、ソフトウェアミドルウェア層を定義する。ETSI M2MおよびoneM2Mアーキテクチャの両方は、サービス層を定義する。ETSI M2Mのサービス層は、サービス能力層(SCL)と称される。SCLは、M2Mデバイス(デバイスSCL(DSCL)と称される)、ゲートウェイ(ゲートウェイSCL(GSCL)と称される)、および/またはネットワークノード(ネットワークSCL(NSCL)と称される)内で実装され得る。oneM2Mサービス層は、共通サービス機能(CSF)(すなわち、サービス能力)のセットをサポートする。1つ以上の特定のタイプのCSFのセットのインスタンス化は、異なるタイプのネットワークノード(例えば、インフラストラクチャノード、中間ノード、特定用途向けノード)上にホストされ得る、共通サービスエンティティ(CSE)と称される。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)はまた、マシンタイプ通信(MTC)のためのアーキテクチャも定義している。そのアーキテクチャでは、サービス層、およびそれが提供するサービス能力は、サービス能力サーバ(SCS)の一部として実装される。ETSI M2MアーキテクチャのDSCL、GSCL、またはNSCLで具現化されようと、3GPP MTCアーキテクチャのサービス能力サーバ(SCS)で具現化されようと、oneM2MアーキテクチャのCSFまたはCSEで具現化されようと、もしくはネットワークのある他の構成要素またはモジュールとして具現化されようと、サービス層は、ネットワーク内の1つ以上の独立型サーバ、コンピュータ、または他のコンピュータデバイスもしくはノード上のいずれかで実行される論理エンティティ(例えば、ソフトウェア、コンピュータ実行可能命令等)として、またはそのようなネットワークの1つ以上の既存のサーバ、コンピュータ、もしくはノードの一部としてのいずれかで実装され得る。実施例として、サービス層またはその構成要素は、以下で説明される
図16Cまたは
図16Dで図示される一般アーキテクチャを有する、サーバ、コンピュータ、またはデバイス上で作動するソフトウェアの形態において実装され得る。
【0138】
さらに、近接マネージャ306、IoTサーバ308、デバイス302および304、ジョイント近接およびIoT登録/登録解除CSR1102を含む、近接サービスおよびIoTサービスのジョイント登録/登録解除のための論理エンティティ、ならびにインターフェース1502等のインターフェースを生成するための論理エンティティは、本願のサービスにアクセスするために、サービス指向アーキテクチャ(SOA)および/またはリソース指向アーキテクチャ(ROA)を使用する、M2Mネットワークの一部として実装することができる。
【0139】
図16Cは、M2Mデバイス、ユーザ機器、ゲートウェイ、UE/GW、または、例えば、モバイルコアネットワーク、サービス層ネットワークアプリケーションプロバイダ、端末デバイス18、もしくはM2Mゲートウェイデバイス14のノードを含む、任意の他のノードであり得る、例示的デバイス30の系統図である。デバイス30は、近接マネージャ306、IoTサーバ308、デバイス302および304、ジョイント近接およびIoT登録/登録解除CSR1102を含む、近接サービスおよびIoTサービスのジョイント登録/登録解除のための論理エンティティ、ならびにインターフェース1502等のインターフェースを生成するための論理エンティティを実行するか、または含むことができる。
【0140】
デバイス30は、
図16A−Bに示されるようなM2Mネットワークの一部、または非M2Mネットワークの一部であり得る。
図16Cに示されるように、デバイス30は、プロセッサ32と、送受信機34と、伝送/受信要素36と、スピーカ/マイクロホン38と、キーパッド40と、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ42と、非取り外し可能なメモリ44と、取り外し可能なメモリ46と、電源48と、全地球測位システム(GPS)チップセット50と、他の周辺機器52とを含み得る。デバイス30は、実施形態と一致したままで、先述の要素の任意の副次的組み合わせを含み得ることが理解されるであろう。本デバイスは、開示されるシステムおよび方法を使用および/または実装する、デバイスであり得る。
【0141】
プロセッサ32は、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプおよび数の集積回路(IC)、状態マシン等であり得る。プロセッサ32は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはデバイス30が無線環境内で動作することを可能にする任意の他の機能性を果たし得る。プロセッサ32は、伝送/受信要素36に連結され得る、送受信機34に連結され得る。
図16Cは、プロセッサ32および送受信機34を別個の構成要素として描写するが、プロセッサ32および送受信機34は、電子パッケージまたはチップ内にともに統合され得ることが理解されるであろう。プロセッサ32は、アプリケーション層プログラム(例えば、ブラウザ)および/または無線アクセス層(RAN)プログラムならびに/もしくは通信を行い得る。プロセッサ32は、例えば、アクセス層および/またはアプリケーション層等において、認証、セキュリティキー承諾、および/または暗号化動作等のセキュリティ動作を行い得る。
【0142】
伝送/受信要素36は、信号をM2Mサービスプラットフォーム22に伝送し、および/またはそこから信号を受信するように構成され得る。例えば、ある実施形態では、伝送/受信要素36は、RF信号を伝送および/または受信するように構成されるアンテナであり得る。伝送/受信要素36は、WLAN、WPAN、セルラー等の種々のネットワークおよび無線インターフェースをサポートし得る。ある実施形態では、伝送/受信要素36は、例えば、IR、UV、または可視光信号を伝送および/または受信するように構成されるエミッタ/検出器であり得る。さらに別の実施形態では、伝送/受信要素36は、RFおよび光信号の両方を伝送および受信するように構成され得る。伝送/受信要素36は、無線または有線信号の任意の組み合わせを伝送および/または受信するように構成され得ることが理解されるであろう。
【0143】
加えて、伝送/受信要素36は、単一の要素として図----Cに描写されているが、デバイス30は、任意の数の伝送/受信要素36を含み得る。より具体的には、デバイス30は、MIMO技術を採用し得る。したがって、ある実施形態では、デバイス30は、無線信号を伝送および受信するための2つ以上の伝送/受信要素36(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
【0144】
送受信機34は、伝送/受信要素36によって伝送される信号を変調するように、および伝送/受信要素36によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、デバイス30は、マルチモード能力を有し得る。したがって、送受信機34は、デバイス30が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11等の複数のRATを介して通信することを可能にするための複数の送受信機を含み得る。
【0145】
プロセッサ32は、非取り外し可能なメモリ44および/または取り外し可能なメモリ46等の任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、その中にデータを記憶し得る。非取り外し可能なメモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取り外し可能なメモリ46は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード等を含み得る。他の実施形態では、プロセッサ32は、サーバまたはホームコンピュータ上等のデバイス30上に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスし、その中にデータを記憶し得る。
【0146】
プロセッサ30は、電源48から電力を受け取り得、デバイス30内の他の構成要素への電力を分配および/または制御するように構成され得る。電源48は、デバイス30に給電するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源48は、1つ以上の乾電池バッテリ(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)等)、太陽電池、燃料電池等を含み得る。
【0147】
プロセッサ32はまた、デバイス30の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成され得る、GPSチップセット50に連結され得る。デバイス30は、実施形態と一致したままで、任意の好適な場所決定方法を介して場所情報を獲得し得ることが理解されるであろう。
【0148】
プロセッサ32はさらに、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続を提供する、1つ以上のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る、他の周辺機器52に連結され得る。例えば、周辺機器52は、加速度計、e−コンパス、衛星送受信機、センサ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ等を含み得る。
【0149】
図16Dは、例えば、
図16Aおよび16BのM2Mサービスプラットフォーム22が実装され得る、例示的なコンピューティングシステム90のブロック図である。コンピューティングシステム90は、コンピュータまたはサーバを備え得、主に、ソフトウェアの形態であり得るコンピュータ読み取り可能な命令によって制御され得、どこでもまたはどのような手段を用いても、そのようなソフトウェアが記憶またはアクセスされる。コンピューティングシステム90は、近接マネージャ306、IoTサーバ308、デバイス302および304、ジョイント近接およびIoT登録/登録解除CSR1102を含む、近接サービスおよびIoTサービスのジョイント登録/登録解除のための論理エンティティならびにインターフェース1502等のインターフェースを生成するための論理エンティティを実行するか、または含むことができる。
【0150】
コンピューティングシステム90は、M2Mデバイス、ユーザ機器、ゲートウェイ、UE/GW、または、例えば、モバイルコアネットワーク、サービス層ネットワークアプリケーションプロバイダ、端末デバイス18、もしくはM2Mゲートウェイデバイス14のノードを含む、任意の他のノードであり得る。そのようなコンピュータ読み取り可能な命令は、コンピューティングシステム90を稼働させるように、中央処理装置(CPU)91内で実行され得る。多くの既知のワークステーション、サーバ、およびパーソナルコンピュータでは、中央処理装置91は、マイクロプロセッサと呼ばれる単一チップCPUによって実装される。他の機械では、中央処理装置91は、複数のプロセッサを備え得る。コプロセッサ81は、追加の機能を果たすか、またはCPU91を補助する、主要CPU91とは明確に異なる、随意的なプロセッサである。CPU91および/またはコプロセッサ81は、開示されるシステムの種々の実施形態において使用されるデータを受信、生成、および処理し得る。
【0151】
動作時、CPU91は、命令をフェッチ、復号、および実行し、コンピュータの主要データ転送パスであるシステムバス80を介して、情報を他のリソースへ、およびそこから転送する。そのようなシステムバスは、コンピューティングシステム90内の構成要素を接続し、データ交換のための媒体を定義する。システムバス80は、典型的には、データを送信するためのデータラインと、アドレスを送信するためのアドレスラインと、割り込みを送信するため、およびシステムバスを動作するための制御ラインとを含む。そのようなシステムバス80の実施例は、PCI(周辺構成要素相互接続)バスである。
【0152】
システムバス80に連結されるメモリデバイスは、ランダムアクセスメモリ(RAM)82と、読み取り専用メモリ(ROM)93とを含む。そのようなメモリは、情報が記憶され、読み出されることを可能にする回路を含む。ROM93は、概して、容易に修正され得ない、記憶されたデータを含む。RAM82内に記憶されたデータは、CPU91または他のハードウェアデバイスによって読み取られ、または変更され得る。RAM82および/またはROM93へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御され得る。メモリコントローラ92は、命令が実行されると、仮想アドレスを物理的アドレスに変換する、アドレス変換機能を提供し得る。メモリコントローラ92はまた、システム内のプロセスを分離し、ユーザプロセスからシステムプロセスを分離する、メモリ保護機能を提供し得る。したがって、第1のモードで作動するプログラムは、その独自のプロセス仮想アドレス空間によってマップされるメモリのみにアクセスすることができ、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることはできない。
【0153】
加えて、コンピューティングシステム90は、CPU91からプリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85等の周辺機器に命令を伝達する責任がある、周辺機器コントローラ83を含み得る。ディスプレイコントローラ96によって制御される、ディスプレイ86は、コンピューティングシステム90によって生成される視覚出力を表示するために使用される。そのような視覚出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含み得る。ディスプレイ86は、CRTベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを伴って実装され得る。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために要求される、電子構成要素を含む。
【0154】
さらに、コンピューティングシステム90は、
図16Aおよび16Bのネットワーク12等の外部通信ネットワークにコンピューティングシステム90を接続するために使用され得る、ネットワークアダプタ97を含み得る。ある実施形態では、ネットワークアダプタ97は、種々の開示されるシステムおよび方法によって使用されるデータを受信および伝送し得る。
【0155】
本明細書で説明されるシステム、方法、およびプロセスのうちのいずれかまたは全ては、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令(すなわち、プログラムコード)の形態で具現化され得ることが理解される。そのような命令は、コンピュータ、サーバ、M2M端末デバイス、M2Mゲートウェイデバイス等の機械によって実行されると、本明細書で説明されるシステム、方法、およびプロセスを行うおよび/または実装する。具体的には、ゲートウェイ、UE、UE/GW、またはモバイルコアネットワーク、サービス層、もしくはネットワークアプリケーションプロバイダのノードのうちのいずれかの動作を含む、前述の説明されるステップ、動作、または機能のうちのいずれかは、そのようなコンピュータ実行可能命令の形態において実装され得る。近接マネージャ306、IoTサーバ308、デバイス302および304、ジョイント近接およびIoT登録/登録解除CSR1102を含む、近接サービスおよびIoTサービスのジョイント登録/登録解除のための論理エンティティ、ならびにインターフェース1502等のインターフェースを生成するための論理エンティティは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されるコンピュータ実行可能命令の形態において具現化され得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、情報の記憶のための任意の方法または技術で実装される、揮発性および不揮発性、取り外し可能なおよび非取り外し可能な媒体の両方を含むが、そのようなコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、信号を含まない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、限定ではないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CDROM、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは他の光学ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または所望の情報を記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の物理的媒体を含む。
【0156】
図に図示されるような本開示の主題の好ましい実施形態を説明する際に、明確にするために、特定の用語が採用される。しかしながら、請求される主題は、そのように選択された特定の用語に限定されることを意図しておらず、各特定の要素は、類似目的を達成するように同様に動作する、全ての技術的均等物を含むことを理解されたい。
【0157】
本明細書は、最良の様態を含む、本発明を開示すために、また、当業者が、任意のデバイスまたはシステムを作製して使用することと、任意の組み込まれた方法を行うこととを含む、本発明を実践することを可能にするために、実施例を使用する。本発明の特許性のある範囲は、請求項によって定義され、当業者に想起される他の実施例を含み得る。そのような他の実施例は、請求項の文字通りの言葉とは異ならない構造要素を有する場合に、または請求項の文字通りの言葉とのごくわずかな差異を伴う同等の構造要素を含む場合に、請求項の範囲内であることを意図している。