(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0017】
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における情報処理システム1000の構成を示すブロック図である。
【0018】
情報処理システム1000は、1または2以上の情報処理装置1、サーバ装置2、1または2以上の端末装置3を備える。1または2以上の情報処理装置1、サーバ装置2、及び1または2以上の端末装置3は、例えば、情報の送受信が可能となるよう有線または無線のネットワークや、専用の通信回線等により接続されている。本実施の形態においては、説明の便宜上、情報処理装置1及び端末装置3がそれぞれ1つである場合を例に挙げて説明するが、これらはいずれも複数であってもよい。
【0019】
情報処理装置1は、利用受付部101、利用処理部102、ユーザ管理情報格納部103、アクセス要求受付部104、要求送信部105、メッセージ受信部106、出力部107、対応ユーザ要求部108、対応ユーザ受信部109、対応ユーザ出力部110、対象情報格納部111、入力受付部112、処理部113、送信入力受付部114、送信部115を備える。
【0020】
サーバ装置2は、要求受信部201、アクセス処理部202、サーバメッセージ受信部203、メッセージ格納部204、サーバ送信部205、対応ユーザ識別子格納部206、対応ユーザ要求受信部207、対応ユーザ送信部208を備える。
【0021】
端末装置3は、端末受付部301、端末送信部302、端末受信部303、端末表示部304を備える。
【0022】
情報処理装置1は、例えば、1または2以上のユーザが利用するコンピュータや、タブレット端末等の携帯情報端末や、いわゆるスマートフォン等の多機能携帯電話等である。また、情報処理装置1は、例えば、ネットワークや通信回線等を介して、入力を受け付けたり、画面を出力したりする装置、即ちサーバであってもよい。情報処理装置1がサーバである場合、このサーバである情報処理装置1にアクセスして入出力を行なう1または2以上の入出力端末(図示せず)は、例えば、1または2以上の端末装置3であってもよく、他の装置(図示せず)であっても良い。入出力端末は、例えば、端末装置3と同様に、コンピュータや、携帯情報端末等で実現される。
【0023】
利用受付部101は、利用要求情報を受け付ける。利用要求情報は、例えば、この利用要求情報が有する第一ユーザ識別子が示すユーザが、情報処理装置1の利用の可否を判断するために用いられる情報である。利用の可否は、アクセスの可否と考えてもよい。利用要求情報は、例えば、情報処理装置1を利用するために入力される情報であり、具体的には、情報処理装置1にログインするために入力される情報である。利用要求情報は、第一ユーザ識別子を有する情報である。利用要求情報が有する第一ユーザ識別子は、例えば、情報処理装置1へのログインの際に入力されるアカウントやユーザ識別子として用いられる。
【0024】
例えば、利用受付部101は、ユーザが入出力端末(図示せず)に入力した利用要求情報であって、この装置から送信される利用要求情報を受信することであってもよく、ユーザが入力デバイス等を介して入力する利用要求情報を受け付けることであっても良い。
【0025】
第一ユーザ識別子は、ユーザのユーザ識別子である。利用要求情報が有するユーザ識別子は、通常、利用要求情報を入力するユーザのユーザ識別子である。例えば、第一ユーザ識別子は、情報処理装置1を利用するユーザのユーザ識別子である。例えば、第一ユーザ識別子は、情報処理装置1を利用可能な登録ユーザのユーザ識別子である。本実施の形態におけるユーザ識別子は、例えば、ユーザ名や、ユーザのアカウントや、ユーザのメールアドレスや、ユーザに割り当てられた文字列である。このユーザは、個人であってもグループであっても良い。グループは、例えば、企業等における部署や、担当者のグループ等であっても良い。つまり、ユーザ識別子は、グループ識別子であってもよい。
【0026】
利用要求情報は、例えば、第一ユーザ識別子と対応付けられたパスワードを有していることが好ましい。パスワードは、例えば、情報処理装置1を利用可能であるか否か、具体的にはアクセス可能であるか否かを判断するために利用されるパスワードである。例えば、情報処理装置1にログインする際に入力されるパスワードである。利用要求情報が有するパスワードは、例えば、同じ利用要求情報が有する第一ユーザ識別子と対応付けられたパスワードである。
【0027】
ここでの受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスからの情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。例えば、ここでの受け付けは、ネットワークや通信回線等を介したユーザが利用する入出力端末(図示せず)からの受信も含む概念である。この入出力端末は、一以上の端末装置3であってもよい。入力手段は、キーボードやタッチパネル、マウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。利用受付部101は、キーボードやタッチパネル等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア、通信手段や、通信手段の制御ソフトウェア等で実現され得る。かかることは、後述するアクセス要求受付部104、入力受付部112、送信入力受付部114においても同様である。
【0028】
利用処理部102は、利用要求情報を用いて情報処理装置1の利用の可否を判断する。利用処理部102が判断に用いる利用要求情報は、例えば、利用受付部101が受け付けた利用要求情報である。利用要求情報が有する第一ユーザ識別子は、例えば、情報処理装置1の利用を要求するユーザの第一ユーザ識別子である。なお、予め、情報処理装置1の図示しない格納部等に利用要求情報を蓄積しておくようにし、利用処理部102が、予め指定されたタイミングやトリガー等にこの利用要求情報を読み出して、上記の判断に利用するようにしても良い。この場合、適宜、利用受付部101は省略しても良い。
【0029】
利用処理部102は、例えば、利用要求情報が有する第一ユーザ識別子を用いて、情報処理装置1の利用の可否を判断する。好ましくは、利用要求情報が有する第一ユーザ識別子と、パスワードとの組を用いて、情報処理装置1の利用の可否を判断する。第一ユーザ識別子、あるいは第一ユーザ識別子とパスワードとの組を用いた情報処理装置1の利用の可否を判断する処理は、例えば、認証処理である。利用要求情報が有する第一ユーザ識別子、あるいは第一ユーザ識別子とパスワードとの組を用いた情報処理装置を利用する可否を判断する処理は、例えば、情報処理装置1に対するログインの処理である。ログインは、本実施の形態においては、サインイン等も含む概念であると考える。利用の可否の判断とは、例えば、情報処理装置1の利用を許可するか否かの判断である。利用を許可したということは、例えば、認証が成功したことや、ログインが成功したことと考えてもよい。認証やログインの処理に利用される他の情報等は、例えば、図示しない格納部等に予め格納されているものとする。ユーザ識別子等を用いて装置等の利用の許可を判断する処理は、通常の認証処理や、ログイン処理等として公知であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0030】
ユーザ管理情報格納部103には、第一ユーザ識別子と、この第一ユーザ識別子が示すユーザがサーバ装置2にアクセスするための識別子である第二ユーザ識別子と、を有する1または2以上のユーザ管理情報が格納される。第二ユーザ識別子については後述する。一のユーザ管理情報が示す第一ユーザ識別子と、第二ユーザ識別子とは、通常、同一のユーザの識別子である。ユーザ管理情報には、更に、第二ユーザ識別子とともに、サーバ装置2に対するアクセス可能であるか否かの判断に用いられるパスワードが格納されているようにしてもよい。
【0031】
ユーザ管理情報格納部103は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。かかることは、他の格納部についても同様である。
【0032】
アクセス要求受付部104は、アクセス要求情報を受け付ける。アクセス要求情報は、ユーザの識別子である第二ユーザ識別子を有する情報である。アクセス要求情報は、例えば、このアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子が示すユーザが、サーバ装置2を利用可能であるか否か、具体的にはアクセス可能であるか否かを判断するために用いられる情報である。アクセス要求情報は、例えば、サーバ装置2へのアクセスを要求する情報である。アクセス要求情報は、サーバ装置2へのアクセスの許可を求めるための情報と考えてもよい。アクセス要求情報は、例えば、サーバ装置2にログインするために用いられる情報である。
【0033】
第二ユーザ識別子は、例えば、サーバ装置2のユーザのユーザ識別子である。第二ユーザ識別子は、例えば、サーバ装置2にアクセス可能な登録ユーザのユーザ識別子である。アクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子は、例えば、サーバ装置2にアクセス可能であるか否かを判断するために用いられるユーザ識別子である。アクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子は、例えば、サーバ装置2へのログインの際に入力されるアカウントやユーザ識別子として用いられる。アクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子は、例えば、ユーザが、サーバ装置2へのアクセスが許可されている登録ユーザであるか否かを判断するために入力されるユーザ識別子である。
【0034】
アクセス要求情報は、例えば、第二ユーザ識別子と対応付けられたパスワードを有していることが好ましい。パスワードは、例えば、サーバ装置2を利用可能であるか否か、具体的にはアクセス可能であるか否かを判断するために利用されるパスワードである。例えば、サーバ装置2にログインする際に入力されるパスワードである。アクセス要求情報が有するパスワードは、例えば、同じアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子と対応付けられたパスワードである。
【0035】
アクセス要求受付部104は、例えば、ユーザから図示しない入力デバイス等を介して入力されるアクセス要求情報を受け付ける。アクセス要求受付部104は、例えば、ユーザが利用する入出力端末(図示せず)から、アクセス要求情報を受信してもよい。例えば、情報処理装置1の利用が許可されたユーザから、あるいは、利用が許可されたユーザが利用する入出力端末から、アクセス要求情報を受け付けても良い。なお、アクセス要求情報を構成する第二ユーザ識別子、あるいは、第二ユーザ識別子とパスワードとの組を、アクセス要求情報を受け付けるための入力画面等を介してユーザから受け付けた場合に、アクセス要求情報を受け付けたと考えてもよい。アクセス要求情報を構成する第二ユーザ識別子、あるいは、第二ユーザ識別子とパスワードとの組と、アクセス要求情報を作成する指示や操作を受け付けた場合に、アクセス要求情報を取得しても良く、このようなアクセス要求情報の取得も、アクセス要求情報の受け付けと考えてもよい。
【0036】
また、アクセス要求受付部104は、上述した利用要求情報が有する第一ユーザ識別子に対応する第二ユーザ識別子あるいは、第二ユーザ識別子及びパスワードを、ユーザ管理情報格納部103から検索等により取得し、取得した第二ユーザ識別子あるいは、第二ユーザ識別子及びパスワードを有するアクセス要求情報を取得しても良く、このようなアクセス要求情報の取得も、アクセス要求情報の受け付けと考えてもよい。アクセス要求受付部104は、例えば、予め指定されたタイミングやトリガー等にアクセス要求情報を取得する。例えば、利用処理部102が、一の利用要求情報を用いて、この利用要求情報が有する第一ユーザ識別子に対応するユーザによる情報処理装置1の利用を許可した場合に、この一の利用要求情報が有する第一ユーザ識別子と対応する第二ユーザ識別子を有するアクセス要求情報を取得してもよい。
【0037】
アクセス要求受付部104がアクセス要求情報を受け付けるタイミングやトリガー等は問わない。例えば、要求送信部105が、サーバ装置2に対して後述する要求情報を送信する直前や、メッセージを送信する直前に、アクセス要求受付部104がアクセス要求情報を受け付けるようにしてもよい。また、利用処理部102が情報処理装置1の利用が可能であることを判断した場合に、アクセス要求受付部104がアクセス要求情報を受け付けてもよい。
【0038】
要求送信部105は、アクセス要求受付部104が受け付けたアクセス要求情報を、サーバ装置2に送信する。要求送信部105は、通常、アクセス要求受付部104がアクセス要求情報を受け付けた場合に、アクセス要求情報を送信するが、要求送信部105がアクセス要求情報を送信するタイミングは問わない。
【0039】
また、要求送信部105は、要求情報をサーバ装置2に送信する。要求送信部105は、例えば、要求情報を取得し、取得した要求情報をサーバ装置2に送信する。要求情報は、メッセージを要求する情報であり、具体的には、メッセージの送信をサーバ装置2に要求する情報である。要求情報は、例えば、一の第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを要求する情報である。一の第二ユーザ識別子は、例えば、所望の第二ユーザ識別子である。
【0040】
要求送信部105が送信する要求情報は、利用処理部102が利用を許可したユーザの第一ユーザ識別子に対応付けられた第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを要求する要求情報である。この場合の上記の一の第二ユーザ識別子は、利用処理部102が情報処理装置1の利用を許可したユーザの第二ユーザ識別子であり、例えば、ユーザ管理情報格納部103に格納されたユーザ管理情報によって、利用要求情報が有する第一ユーザ識別子と対応付けられた第二ユーザ識別子である。
【0041】
要求情報は、結果的に一の第二ユーザ識別子に対応付けられたメッセージを要求する情報であれば、例えば、一の第二ユーザ識別子を有する情報であってもよく、一の第二ユーザ識別子を有さない情報であっても良い。
【0042】
要求送信部105が取得して送信する要求情報は、例えば、一の第二ユーザ識別子を有する情報であって、この第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを要求する情報である。例えば、要求送信部105は、利用要求情報が有する第一ユーザ識別子に対応する第二ユーザ識別子を、ユーザ管理情報格納部103のユーザ管理情報から取得し、取得した第二ユーザ識別子を有する要求情報を送信する。要求情報は、更に、一の第二ユーザ識別子に対応付けられたパスワードを有する情報であっても良い。要求情報は、例えば、第二ユーザ識別子または第二ユーザ識別子とパスワードとの組だけを有する情報であっても良く、第二ユーザ識別子または第二ユーザ識別子とパスワードとの組に加えて、メッセージを要求する指示や命令等を示す情報を有する情報であっても良く、要求情報であることを示す情報を有していても良い。例えば、要求送信部105は、利用要求情報が有する第一ユーザ識別子に対応する第二ユーザ識別子とパスワードとの組を、ユーザ管理情報格納部103のユーザ管理情報から取得し、取得した第二ユーザ識別子とパスワードとの組を有する要求情報を送信してもよい。
【0043】
また、要求送信部105は、図示しない入力デバイス等を介してユーザ等から入力された第二ユーザ識別子、または第二ユーザ識別子とパスワードとの組を有する要求情報を取得して、サーバ装置2に送信してもよい。
【0044】
また、要求送信部105が取得して送信する要求情報は、一の第二ユーザ識別子を有さない情報であって、サーバ装置2に対してアクセス可能な状況にあるユーザの第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを要求する情報であっても良い。例えば、一のユーザの第二ユーザ識別子を用いて、この一のユーザによるサーバ装置2に対するアクセスの可否が判断された結果、アクセスが許可され、サーバ装置2とこの一のユーザが利用する情報処理装置1との間で接続が確立されている場合、要求情報は、この確立された接続を利用して送信される情報であって、この接続の確立に用いられた第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを要求する情報であっても良い。接続の確立に用いられた第二ユーザ識別子は、例えば、後述するアクセス処理部202がアクセスの可否の判断に用いたアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子である。ユーザによる利用が許可された情報処理装置1が送信するアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子は、例えば、情報処理装置1の利用の可否を判断する際に用いられた利用要求情報が有する第一ユーザ識別子に対して、ユーザ管理情報により対応付けられた第二ユーザ識別子であり、利用処理部102が利用を許可したユーザに対応する第二ユーザ識別子である。接続の確立に用いられた第二ユーザ識別子は、例えば、接続が確立されたユーザの第二ユーザ識別子や、接続が確立された情報処理装置1を利用するユーザの第二ユーザ識別子と考えてもよい。ここでの接続の確立は、例えば、セッションの確立や、コネクションの確立等である。この場合の要求情報は、メッセージを要求する指示や命令等を示す情報を有する情報であっても良く、要求情報であることを示す情報を有していても良い。例えば、要求送信部105は、図示しない格納部等に予め格納されているこのような第二ユーザ識別子を有さない要求情報を取得して、サーバ装置2に送信してもよい。
【0045】
要求情報は、例えば、未取得の、つまり、取得済でないメッセージを要求する情報であってもよい。未取得のメッセージは、未読のメッセージや、前回取得した後に新たにサーバ装置2が取得したメッセージと考えてもよい。
【0046】
なお、要求送信部105が送信するアクセス要求情報に応じてアクセスが許可された場合において、サーバ装置2が、このアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子に対応付けられたメッセージを、情報処理装置1に送信するようにしている場合、アクセス要求情報やその一部を、メッセージを要求する要求情報として利用しても良い。この場合、このアクセス要求情報も、要求情報の一つと考えて良い。この場合、例えば、サーバ装置2がメッセージを送信する際に、毎回メッセージの送信を要求するユーザのアクセスの可否を判断する場合、アクセス要求情報を要求情報として毎回送信することで、アクセスの可否の判断と、メッセージの送信の要求とを行なうことが可能となる。
【0047】
本実施の形態におけるメッセージとは、例えば、伝言や、口上、言語や記号により伝達される情報等である。メッセージは、通常、テキストデータであるが、画像データや、音声データや、これらの2以上の組合せであっても良い。画像データは、静止画像であっても、動画像であっても良い。ここでのメッセージは、例えば、メッセージのタイトルと対応付けて格納されてもよい。なお、タイトルはメッセージの一部と考えてもよい。メッセージは、メッセージを示す情報と対応付けて格納されても良い。上記のメッセージと対応付けられたタイトルは、メッセージを示す情報と考えてもよい。
【0048】
メッセージは、後述する対象情報が付加されたメッセージであっても良い。対象情報等が付加されたメッセージは、例えば、対象情報が添付されたメッセージであっても良く、対象情報を取得するための情報が添付されたメッセージであっても良い。
【0049】
対象情報等が添付されたメッセージとは、例えば、対象情報が埋め込まれたメッセージであっても良く、対象情報とともに送信されたメッセージであっても良い。対象情報の添付は、通常の電子メールにおけるファイルの添付、いわゆる添付ファイルと同様であり、ここでは説明は省略する。対象情報を取得するための情報の添付に関しても同様である。
【0050】
対象情報を取得するための情報は、例えば、対象情報に対するリンク情報や、取得対象の対象情報を指定可能な情報を有する情報である。対象情報を指定可能な情報は、例えば、対象情報が格納されている場所のアドレス情報や、取得する対象情報を特定可能なファイル名等の対象情報の識別子等である。また、対象情報を取得するための情報は、対象情報の送信を対象情報が格納されている装置に対象情報の送信を要求する指示や、命令等を有していても良い。また、対象情報を取得するための情報は、メッセージに付加された対象情報の要求を行なうためのボタンや、対象情報のアイコン等を有していても良い。なお、メッセージは、対象情報以外の情報が付加されたメッセージであっても良い。
【0051】
要求送信部105が要求情報を送信するタイミングは問わない。例えば、利用処理部102が、一のユーザの利用を許可した場合に、このユーザの第一ユーザ識別子を有する要求情報を送信してもよい。また、一のユーザによる情報処理装置1の利用が許可された後、図示しない入力デバイス等を介して、アクセス要求受付部104等が、要求情報を送信するための予め指定された指示や操作を受け付けた場合に、要求情報を送信してもよい。また、利用処理部102が一のユーザの利用を許可した後、あるいはサーバ装置2がユーザが利用する情報処理装置1のアクセスを許可した後であって、予め指定された時間が経過した後、または、予め指定された一定または不定の時間が経過する毎、あるいは、予め指定された1以上の時刻となった場合等に、要求情報を送信してもよい。
【0052】
なお、要求送信部105は、上記で取得した第二ユーザ識別子と対応付けられた未取得のメッセージの有無に関して問い合せる情報である問合情報を、更に、サーバ装置2に送信するようにしてもよい。問合情報は、未取得のメッセージの有無を問い合わせる情報や、未取得のメッセージ数を問い合せる情報である。問合情報は、上述した要求情報において、メッセージを要求する代わりに、メッセージの有無に関する問合を行うようにした情報である。このため、問合情報は、例えば、要求情報と同様に、第二ユーザ識別子を有していても、有していなくても良い。また、問合情報は、未取得のメッセージの有無を示す情報や、未取得のメッセージ数を示す情報の送信を、サーバ装置2に指示する情報や命令等を有していてもよい。また、問合情報であることを示す情報を有していても良い。このような問合情報は、例えば、利用処理部102が、一のユーザの利用を許可した場合に送信されても良く、利用が許可された後、予め指定された一定または不定の時間間隔で繰り返し送信されてもよい。
【0053】
要求送信部105は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。要求送信部105は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。なお、かかることは、メッセージ受信部106、対応ユーザ受信部109、送信部115、要求受信部201、サーバメッセージ受信部203、サーバ送信部205、対応ユーザ要求受信部207、対応ユーザ送信部208、端末送信部302、端末受信部303等の、他の受信部や送信部等についても同様である。
【0054】
メッセージ受信部106は、メッセージの送受信を行なうサーバ装置2からメッセージを受信する。メッセージ受信部106は、例えば、利用処理部102が利用を許可した第一ユーザ識別子に対応する第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージをサーバ装置2から受信する。メッセージ受信部106は、例えば、要求送信部105が送信した要求情報に応じて、サーバ装置2から送信されるメッセージを受信する。メッセージ受信部106は、例えば、サーバ装置2から、未取得のメッセージを受信する。このように、要求情報の送信等に応じて、メッセージを受信することを、例えば、メッセージを取得することと考えてもよい。メッセージ受信部106は、例えば、要求情報の送信後、予め指定された時間内に、あるいは、最後にメッセージを受信してから予め指定された時間が経過するまでの間に、サーバ装置2から送信されるメッセージを受信するようにしてもよい。
【0055】
メッセージ受信部106は、さらに、未取得のメッセージの有無に関する情報である有無情報をサーバ装置2から受信してもよい。有無情報は、例えば、未取得のメッセージの有無を示す情報や、未取得のメッセージ数を示す情報である。メッセージ受信部106は、例えば、利用処理部102が利用を許可した第一ユーザ識別子に対応する第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージについての有無情報をサーバ装置2から受信する。メッセージ受信部106は、例えば、要求送信部105が送信した問合情報が有する第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージの有無に関する有無情報を、サーバ装置2から受信する。例えば、メッセージ受信部106は、要求送信部105が送信する問合情報に応じて、サーバ装置2から送信される有無情報を受信してもよい。例えば、メッセージ受信部106は、問合情報の送信の直後に、サーバ装置2が送信する有無情報を受信する。また、メッセージ受信部106は、例えば、問合情報の送信後、サーバ装置2から、一定または不定の時間間隔毎、あるいはサーバ装置2が新たなメッセージを受け付けた場合等の予め指定されたトリガー毎に送信する有無情報を受信してもよい。
【0056】
メッセージ受信部106は、例えば、受信したメッセージを、図示しない格納部等に蓄積する。例えば、受信したメッセージを、受信日時等と対応付けて蓄積する。
【0057】
出力部107は、メッセージ受信部106が受信したメッセージを出力する。例えば、出力部107は、受信したメッセージの画面を出力する。なお、出力部107は、受信したメッセージが有するタイトルや、メッセージの一部だけをリスト項目として配置したリストを出力し、このリストのうちの、一のメッセージに対応付けられたタイトルやメッセージの一部が配置されたリスト項目が指定された場合に、このリスト項目に対応するメッセージを出力するようにしても良い。
【0058】
なお、出力部107は、未読であるメッセージまたは既読であるメッセージに対して、未読であることを示す情報や、メッセージの出力するための操作等に応じて取得された既読であることを示す情報を付与して出力しても良い。
【0059】
また、出力部107は、受信したメッセージから、新たに受信したメッセージの有無や、メッセージの数や、未読のメッセージの有無や数等を検出し、検出したメッセージの有無を示す情報や、メッセージの数を示す数値等を出力するようにしても良い。
【0060】
出力部107は、更に、メッセージ受信部106が受信した有無情報を出力しても良い。例えば、未受信のメッセージの有無を示すアイコンや画像や文字列、未受信のメッセージ数を示すアイコンや画像や文字列を出力しても良い。
【0061】
出力部107は、メッセージや有無情報以外の情報を出力しても良い。例えば、後述する処理部113が取得した対象情報を出力しても良い。
【0062】
ここでの出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラム等への処理結果の引渡し等を含む概念である。例えば、出力は、ユーザが利用する入出力端末(図示せず)への送信であっても良い。例えば、出力は、一以上の端末装置3への送信であってもよい。ここでの出力は、例えば、表示に用いられるデータをユーザが利用する入出力端末へ送信することであってもよい。この場合、例えば、この入出力端末で受信したデータの画面をモニタ等に表示することで、データの表示が可能となる。出力部107は、ディスプレイやプリンタ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイスや、通信手段と、その制御ソフトウェア等で実現され得る。かかることは、以下の対応ユーザ出力部110においても同様である。
【0063】
対応ユーザ要求部108は、利用処理部102が利用を許可したユーザと関連付けられたサーバ装置2のユーザの第二ユーザ識別子である対応ユーザ識別子を要求する対応ユーザ要求情報を、サーバ装置2に対して送信する。対応ユーザ要求情報は、例えば、上述した要求情報において、メッセージを要求する代わりに、利用処理部102が利用を許可したユーザと関連付けられた対応ユーザ識別子を要求するようにした情報である。対応ユーザ要求情報は、要求情報と同様に、利用処理部102が利用を許可したユーザの第二ユーザ識別子を有していても良く、有していなくても良い。
【0064】
対応ユーザ受信部109は、サーバ装置2から1または2以上の対応ユーザ識別子を受信する。例えば、対応ユーザ要求情報に応じて、サーバ装置2から送信される対応ユーザ識別子を受信する。
【0065】
対応ユーザ出力部110は、対応ユーザ受信部109が受信した対応ユーザ識別子を出力する。例えば、対応ユーザ出力部110は、対応ユーザ識別子をリスト項目として配列したリストを出力する。ここで出力するリストの各リスト項目は、例えば、各リスト項目に配置される対応ユーザ識別子と対応付けられたリスト項目である。
【0066】
対象情報格納部111には、1または2以上の対象情報が格納される。対象情報は、送信対象となる情報である。例えば、対象情報は、サーバ装置2を利用してメッセージの送受信を行なうユーザに対して送信される情報である。対象情報は、例えば、メッセージに付加して送付される情報である。対象情報は、例えば、メッセージ受信部106が受信したメッセージが送信を要求する情報である。対象情報格納部111には、例えば、後述する処理部113が取得した対象情報が格納される。なお、処理部113等により作成された対象情報が、対象情報格納部111に一時的に蓄積されてもよく、このような一時的な蓄積もここでは格納と考えてよい。
【0067】
入力受付部112は、対象情報を取得するための入力を受け付ける。この入力は、対象情報を取得するための作業を行なうための入力と考えてもよい。対象情報を取得するための入力は、例えば、対象情報を取得するための所望の処理の実行を処理部113に指示するための入力や、処理に利用される情報やパラメータ、条件等の入力である。所望の処理の実行を処理部113に指示するための入力は、例えば、メニュー等を選択する操作や、実行する指示等と対応付けられたボタンを押す操作や、実行する指示等を入力する操作である。対象情報を取得するための入力は、例えば、処理に利用されるデータが格納されるデータベースを指定する情報や、このデータベースからデータを取得するためのクエリ等を有する情報である。
【0068】
なお、入力受付部112は、対象情報を取得するための入力以外の入力を受け付けても良い。例えば、処理部113に、所望の処理を実行させるための入力等を受け付けて良い。
【0069】
処理部113は、入力受付部112が受け付けた入力に応じた処理を行なって、1以上の対象情報を取得し、取得した対象情報を対象情報格納部111に蓄積する。処理部113が実行する処理はどのような処理であっても良い。処理部113が行なう処理は、例えば、企業や団体等の法人において行なわれる財務や経理、人事、在庫管理等に関連した処理等である。ここでの処理は、例えば、財務や経理、会計に関連した帳票を作成する処理や、帳票に入力されたデータを出力する処理や、データをクエリ等を用いて読み出す処理等である。帳票は、例えば、伝票や帳簿である。ただし、ここでの帳票は、電子化された帳票である。例えば、処理部113は、通常のアプリケーションソフトウェアが実行可能な処理を実行する。通常のアプリケーションソフトウェアは、例えば、企業や団体等の法人において行なわれる財務や経理、人事、在庫管理等に関連した作業に用いられるソフトウェアである。
【0070】
処理部113は、例えば、対象情報として、画面に出力された情報を取得する。画面に出力された情報とは、例えば、画面に表示された情報である。画面に出力された情報とは、例えば、出力部107が、画面に表示している情報であってもよく、出力部107が、ユーザが利用する図示しない入出力端末等に送信して、この入出力端末の図示しない表示部等が画面に表表示している情報であってもよい。画面に出力された情報は、処理部113が処理結果として画面に出力した情報である。対象情報として、画面に出力された情報を取得する、ということは、画面に出力された情報と同じ情報や、同じ内容の情報を出力することが可能な情報を取得することや、画面に出力された情報を出力するための情報を取得することや、画面に出力された情報を、特定のファイル形式や、フォーマットのデータとして取得、例えば書き出すことであってもよい。画面に出力された情報は、例えば、画像情報や、テキスト情報や、電子文書等である。処理部113が取得する対象情報は、例えば、特定のアプリケーションソフトウェアや、特定の装置においてのみ画面に表示可能な情報であっても良い。対象情報は、例えば、テンプレートと、このテンプレートに配置されるデータとの組合せであっても良い。また、マークアップ言語で記述されたデータと、スタイルシートの情報との組合せであってもよい。例えば、処理部113は、入力受付部112が受け付けた処理に利用されるデータが格納されるデータベースを指定する情報や、このデータベースからデータを取得するためのクエリ等を用いて、指定されたデータベースから、クエリを用いて情報を取得し、取得した情報を予め指定されたテンプレートに配置して、帳票等の電子文書ファイルや、表計算ソフトソフトウェア用のデータファイルや、CSV形式のファイル等を、対象情報として取得しても良い。
【0071】
なお、処理部113は、入力受付部112が受け付ける入力に応じて、対象情報を取得する処理以外の処理を行なうようにしてもよい。例えば、入力受付部112が受け付けた入力に応じて、ユーザの所望の処理を実行する。
【0072】
送信入力受付部114は、送信入力を受け付ける。送信入力は、メッセージを送信するための入力である。送信入力は、例えば、対象情報格納部111に格納された1以上の対象情報であって、メッセージに付加して送付する対象情報の指定を含む入力であってもよい。対象情報の指定は、いわゆる添付ファイルの指定と考えてもよい。対象情報は、例えば、対象情報のファイル名や、格納場所のアドレス等を用いて指定される。例えば、出力部107が、処理部113の処理結果等の情報を画面に出力している場合等において、送信入力を受け付けるための画面(図示せず)等を出力させた場合や、更に対象情報のファイル形式等を指定する情報の入力を入力受付部112等が受け付けた場合に、処理部113は、対象情報として画面に出力されている情報を取得して対象情報格納部111に蓄積し、送信入力受付部114は、この対象情報格納部111に蓄積された対象情報を指定する情報を、送信対象の対象情報を指定する情報として受け付けても良い。ここでの格納は一時記憶であっても良い。また、送信入力は、送信を実行する指示等を有していてもよい。
【0073】
送信入力は、例えば、メッセージや、メッセージの宛先を示す情報を有する入力である。メッセージは、例えば、上述したようにテキストや画像の情報である。メッセージの宛先を示す情報としては、例えば、第二ユーザ識別子が用いられる。送信入力受付部114は、例えば、対応ユーザ識別子のうちの1以上の対応ユーザ識別子を、送信入力の宛先を示す情報として受け付けても良い。例えば、送信入力受付部114は、対応ユーザ出力部110が出力している1または2以上の対応ユーザ識別子のうちの1以上の対応ユーザ識別子を指定する操作を受け付けた場合に、この指定された対応ユーザ識別子を、メッセージの宛先を示す情報として受け付けても良い。例えば、対応ユーザ出力部110が、対応ユーザ識別子をリスト項目として配列したリストを出力している場合において、1以上のリスト項目を指定する操作を受け付けた場合に、指定された1以上のリスト項目に対応付けられた対応ユーザ識別子、例えば、リスト項目に配置された対応ユーザ識別子を、メッセージの宛先を示す情報として受け付けても良い。
【0074】
送信入力は、メッセージの送信元を示す情報を更に有していても良い。送信入力受付部114は、例えば、メッセージの送信元を示す情報として、情報処理装置1のユーザの第一ユーザ識別子や第二ユーザ識別子を受け付けても良い。また、送信入力受付部114は、例えば、利用受付部101が受け付けた第一ユーザ識別子や、ユーザ管理情報によってこの第一ユーザ識別子に対応付けられた第二ユーザ識別子を、メッセージの送信元を示す情報として取得しても良い。ここでの取得は、入力の受付の一態様と考えてもよい。
【0075】
対象情報を指定した場合等に、メッセージが自動入力される場合等においては、このメッセージの自動入力を、メッセージの受け付けと考えてもよい。また、対象情報自身を、メッセージとして送信する場合においては、送信入力が、メッセージを示す文字列等を有していなくても良い。
【0076】
送信入力受付部114は、利用処理部102が利用を許可しないユーザの第二ユーザ識別子を、メッセージの宛先として有する送信入力を受け付けてもよい。例えば、ユーザ管理情報のいずれにも格納されていない第二ユーザ識別子を、メッセージの宛先として有する送信入力を受け付けても良い。
【0077】
送信部115は、送信入力受付部114が受け付けた送信入力に応じてメッセージをサーバ装置2に送信する。例えば、送信部115は、送信入力が受け付けたメッセージを送信する。送信部115は、例えば、送信入力受付部114が受け付けた送信入力に応じて、送信入力が指定する対象情報が付加されたメッセージを、サーバ装置2に送信する。対象情報が付加されたメッセージとは、上述したように、対象情報が添付されたメッセージであってもよく、対象情報を取得するための情報が添付されたメッセージであってもよい。ただし、メッセージにどのように対象情報が付加されるかは問わない。
【0078】
送信部115は、例えば、送信入力が有する宛先を示す第二ユーザ識別子を、メッセージと対応付けて送信する。例えば、送信部115は、送信入力受付部114が、利用処理部102が利用を許可しないユーザの第二ユーザ識別子をメッセージの宛先を示す情報として有する送信入力を受け付けた場合においても、送信部115は、この送信入力が有する宛先を示す情報である第二ユーザ識別子を対応付けてメッセージを送信する。送信部115は、更に、送信入力が有するメッセージの送信元を示す第二ユーザ識別子を、メッセージの送信元を示す情報として有するメッセージを送信してもよい。
【0079】
サーバ装置2は、メッセージの送受信を行なうサーバ装置である。例えば、サーバ装置2は、1または2以上の情報処理装置1と、1または2以上の端末装置3との間において、メッセージに送受信を行なうサーバ装置である。ここでの、メッセージの送受信は、情報が付加されたメッセージの送受信であっても良い。サーバ装置2は、通常、コンピュータによって実現される。
【0080】
要求受信部201は、アクセス要求情報を受信する。例えば、情報処理装置1または端末装置3から送信されるアクセス要求情報を受信する。要求受信部201は、例えば、情報処理装置1の要求送信部105が送信するアクセス要求情報であって、この情報処理装置1を利用しているユーザの第二ユーザ識別子を有するアクセス要求情報を受信する。また、要求受信部201は、例えば、端末装置3が送信する第二ユーザ識別子を有するアクセス要求情報であって、この端末装置3を利用しているユーザの第二ユーザ識別子を有するアクセス要求情報を受信する。
【0081】
また、要求受信部201は、要求情報を受信する。要求受信部201は、例えば、情報処理装置1または端末装置3から送信される要求情報を受信する。例えば、要求受信部201は、アクセスが許可された処理装置1または端末装置3から送信される要求情報を受信する。
【0082】
なお、上述したように、アクセス要求情報やその一部をメッセージを要求するために要求情報として利用する場合、アクセス要求情報の受信を、要求情報の受信と考えてもよい。
【0083】
また、要求受信部201は、添付要求情報を受信する。例えば、要求受信部201は、添付要求情報を端末装置3から受信する。添付要求情報は、端末装置3に送信されたメッセージに付加されていた対象情報の送信を要求する情報である。添付要求情報は、例えば、後述するように、サーバ送信部205が、要求情報に応じて対象情報が付加されたメッセージを送信する際に、この付加された対象情報を、メッセージに添付せずに送信するとともに、この付加された対象情報を取得するための情報を添付したメッセージを送信した場合において、このメッセージを受信したユーザが利用する情報処理装置1や端末装置3が、ユーザの指示により、この対象情報を取得するための情報を用いてサーバ装置2に送信する情報である。添付要求情報は、例えば、送信対象となる対象情報を特定するための情報、例えば、対象情報のアドレス情報や、ファイル名等を有している情報である。あるいは、添付要求情報は、例えば、送信対象となる対象情報が対応付けられたメッセージを指定する情報を有していても良い。メッセージを示す情報は、例えば、メッセージの識別子であり、メッセージがメッセージ格納部204に蓄積される際に、メッセージ受信部等によって自動的に割り当てられる情報等であってもよい。また、添付要求情報は、更に、対象情報の送信を要求する指示や、命令等を有していても良い。添付要求情報は、いわゆる対象情報のダウンロードを要求する情報と考えてもよい。
【0084】
アクセス処理部202は、要求受信部201が受信したアクセス要求情報を用いて、このアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子に対応するユーザによるサーバ装置2へのアクセスの可否を判断する。ユーザによるサーバ装置2へのアクセスとは、ユーザが利用する情報処理装置1または端末装置3によるサーバ装置2へのアクセスと考えてもよい。ここでのサーバ装置2へのアクセスとは、例えば、サーバ装置2に対するメッセージや、メッセージに付加された情報、入出力画面を出力するための情報等の情報の送受信である。
【0085】
アクセス処理部202は、例えば、アクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子を用いて、この第二ユーザ識別子に対応するユーザのアクセスの可否を判断する。例えば、アクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子が、サーバ装置2の図示しない格納部等に格納されているか否かにより、アクセスの可否を判断する。アクセス処理部202は、例えば、アクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子とパスワードとの組を用いて、この第二ユーザ識別子に対応するユーザによるサーバ装置2へのアクセスの可否を判断しても良い。例えば、アクセス処理部202は、要求受信部201が受信したアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子、または第二ユーザ識別子とパスワードとの組合せを用いて、認証処理等を行なうことで、この第二ユーザ識別子が示すユーザによるサーバ装置2に対するアクセスを許可するか否かを判断する。アクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子が示すユーザによるアクセスを許可するということは、アクセス要求情報を送信した情報処理装置1または端末装置3によるアクセスを許可することと考えてもよい。認証処理等を用いて、アクセスの可否を判断する処理等は、公知技術であるため、ここでは詳細な説明は省略する。例えば、アクセスを許可した場合、アクセス処理部202は、通常のサーバ装置と同様のアクセス許可の処理を行なう。例えば、サーバ装置と、情報処理装置1や端末装置3とがインターネット等で接続されている場合において、アクセスが許可されると、アクセス処理部202は、許可された情報処理装置1や端末装置3のIPアドレスに対する情報の送受信を許可する指示や、許可された情報処理装置1や端末装置3に対する接続を確立する指示、例えばセッションを確立する指示を、サーバメッセージ受信部203や、サーバ送信部205等に出力してもよい。
【0086】
なお、アクセス処理部202が、アクセスを許可した場合、許可したユーザ、例えば許可したユーザが利用する情報処理装置1または端末装置3に対して、サーバ送信部205等から、アクセスが許可されたことを示す情報、例えばメッセージや画面等を送信させるようにしてもよい。
【0087】
また、アクセス処理部202は、例えば、一旦、アクセスを許可した場合、許可した情報処理装置1または端末装置3のアクセスを、一定また不定の時間継続して許可するようにしても良く、許可した情報処理装置1または端末装置3からのアクセスが一定または不定の時間ない場合に、アクセスを不可に変更してもよい。かかることは、通常のアクセス許可の処理と同様であるため、ここでは、詳細な説明は省略する。
【0088】
サーバメッセージ受信部203は、メッセージを受信する。例えば、サーバメッセージ受信部203は、アクセス処理部202がアクセスを許可したユーザが利用する情報処理装置1または端末装置3から送信されるメッセージを受信する。例えば、サーバメッセージ受信部203は、アクセス処理部202がアクセスを許可したことによって確立されたサーバ装置2とユーザが利用する端末装置3との接続を介して送信されるメッセージを受信する。サーバメッセージ受信部203は、通常、1または2以上の宛先を示す情報を、メッセージとともに受信する。宛先を示す情報は、例えば、宛先となるユーザを示す第二ユーザ識別子である。サーバメッセージ受信部203は、メッセージ以外の情報が付加されたメッセージ、例えば、上述した対象情報が付加されたメッセージを受信してもよい。サーバメッセージ受信部203は、例えば、送信元となるユーザの第二ユーザ識別子等の送信元を示す情報を、メッセージとともに受信してもよい。なお、サーバメッセージ受信部203は、上記以外の情報を受信してもよい。例えば、メッセージとともに、メッセージのタイトルを示す情報や、メッセージの送信日時等を示す情報を受信してもよい。
【0089】
サーバメッセージ受信部203は、受信したメッセージを、メッセージ格納部204に蓄積する。サーバメッセージ受信部203は、通常、受信したメッセージと、宛先ユーザ識別子等の1または2以上の宛先を示す情報とを対応付けて、メッセージ格納部204に蓄積する。また、サーバメッセージ受信部203は、受信したメッセージを、メッセージの送信元を示す情報、例えば、送信元であるユーザの第二ユーザ識別子である送信元ユーザ識別子等と対応付けて、メッセージ格納部204に蓄積する。この送信元を示す情報は、例えば、上述したメッセージと対応付けてサーバメッセージ受信部203が受信した送信元のユーザの第二ユーザ識別子であっても良い。また、この送信元を示す情報は、メッセージが、例えば、アクセス処理部202によってアクセスが許可されることよって、サーバ装置2と端末装置3との間で確立された接続を介して送信される場合、このアクセスの許可の判断に利用されたアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子であってもよい。
【0090】
サーバメッセージ受信部203は、例えば、対象情報が付加されたメッセージを受信した場合、この対象情報が付加されたメッセージをメッセージ格納部204に格納する。例えば、対象情報が添付されたメッセージを受信した場合、メッセージと、このメッセージに添付された対象情報とを対応付けて、メッセージ格納部204に蓄積する。なお、サーバメッセージ受信部203は、メッセージとともに受信した他の情報を、メッセージと更に対応付けてメッセージ格納部204に蓄積してもよい。
【0091】
メッセージ格納部204には、サーバメッセージ受信部203が受信したメッセージが格納される。通常、メッセージ格納部204には、サーバメッセージ受信部203が受信したメッセージと、宛先を示す第二ユーザ識別子等の1または2以上の宛先を示す情報とが対応付けられて格納される。また、メッセージ格納部204には、メッセージと送信元となるユーザの第二ユーザ識別子等の送信元を示す情報とが対応付けて格納される。メッセージ格納部204には、例えば、対象情報が付加されたメッセージが格納される。また、メッセージ格納部204には、メッセージとともに受信した他の情報が、メッセージと更に対応付けられて格納されても良い。
【0092】
サーバ送信部205は、要求受信部201が受信した要求情報に対応する第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを、メッセージ格納部204から取得する。例えば、要求情報が第二ユーザ識別子を有する場合、この第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを、メッセージ格納部204から検索等により取得する。また、要求受信部201が受信した要求情報が、サーバ装置2に対するアクセスが許可されたユーザが利用する情報処理装置1または端末装置3から、この情報処理装置1または端末装置3と、サーバ装置2との間でアクセスの許可に応じて確立された接続を介して送信された要求情報である場合、サーバ送信部205は、例えば、このアクセスの許可を得るための判断に用いられたアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを、メッセージ格納部204から取得してもよい。
【0093】
サーバ送信部205は、取得したメッセージを情報処理装置1または端末装置3に対して送信する。サーバ送信部205は、例えば、取得したメッセージを、要求情報を送信した情報処理装置1または端末装置3に送信する。サーバ送信部205は、対象情報が付加されたメッセージを取得し、送信してもよい。サーバ送信部205が送信する対象情報が付加されたメッセージは、対象情報が添付されたメッセージであってもよく、対象情報を取得するための情報が添付されたメッセージであってもよい。
【0094】
対象情報が添付されたメッセージとは、例えば、対象情報が埋め込まれたメッセージであっても良く、対象情報とともに送信されたメッセージであっても良い。例えば、サーバ送信部205は、メッセージと対応付けられてメッセージ格納部204に格納されている対象情報を取得して、メッセージとともに送信してもよい。対象情報の添付は、通常の電子メールにおけるファイル等の添付、いわゆる添付ファイルと同様であり、ここでは説明は省略する。対象情報を取得するための情報の添付に関しても同様である。
【0095】
対象情報を取得するための情報は、例えば、対象情報に対するリンク情報や、取得対象の対象情報を指定可能な情報を有する情報である。対象情報を指定可能な情報は、例えば、対象情報が格納されているアドレス情報や、取得する対象情報を特定可能なファイル名等の対象情報の識別子や、対象情報が対応付けられたメッセージの識別子等である。また、対象情報を取得するための情報は、対象情報の送信をサーバ装置2等の、対象情報が格納されている装置に対象情報の送信を要求する指示や、命令等を有していても良い。また、対象情報を取得するための情報は、メッセージに付加された対象情報の要求を行なうためのボタンや、対象情報のアイコン等を有していても良い。例えば、メッセージ格納部204に、対象情報が添付された一のメッセージが格納されている場合、サーバ送信部205は、この一のメッセージを送信する際に、添付された対象情報はユーザに送信しないようにし、この対象情報を指定する情報と、この対象情報の送信を要求する指示を受け付けるためのボタン等を配置したメッセージをユーザに送信するようにしてもよい。
【0096】
なお、サーバ送信部205は、メッセージ格納部204に格納されている送信後のメッセージには、送信済であることを示すフラグ等の情報を付与するようにしてもよい。
【0097】
また、サーバ送信部205は、要求受信部201が受信した添付要求情報が指定する対象情報を取得して、添付要求情報の送信元となるユーザ、具体的には添付要求情報の送信元となるユーザが利用する端末装置3に送信する。例えば、サーバ送信部205は、添付要求情報が示すアドレスが示す場所に格納されている添付要求情報が示すファイル名の対象情報を読み出して送信する。また、例えば、添付要求情報が示すメッセージ識別子が示すメッセージに添付された対象情報であって、添付要求情報が示すファイル名を有する対象情報を、メッセージ格納部204から読み出して送信してもよい。
【0098】
なお、サーバ送信部205が、対象情報が付加されたメッセージを送信する際に、対象情報が添付されたメッセージを送信する場合、要求受信部201による添付要求情報の受信や、サーバ送信部205による添付要求情報に応じた対象情報の送信は、省略しても良い。
【0099】
対応ユーザ識別子格納部206には、送信元ユーザ識別子と対応ユーザ識別子とを有する1または2以上の対応ユーザ管理情報が格納される。例えば、一の対応ユーザ管理情報が有する対応ユーザ識別子は、この一の対応ユーザ管理表が有する送信元ユーザ識別子が示すユーザに関連するユーザの第二ユーザ識別子であり、具体的には、送信元ユーザ識別子が示すユーザがメッセージを送信する際の送信先の候補となるユーザの第二ユーザ識別子である。対応ユーザ管理情報は、例えば、送信元ユーザ識別子が示すユーザの、メッセージの送信先を管理する情報であり、いわゆるSNS等において利用されるアドレス帳等に相当する情報である。ただし、対応ユーザ管理情報のデータ構造は問わない。
【0100】
対応ユーザ識別子格納部206に、対応ユーザ管理情報が格納される過程等は問わない。例えば、ユーザが情報処理装置1や端末装置3を用いて送信した対応ユーザ管理情報が、対応ユーザ識別子格納部206に蓄積される。
【0101】
対応ユーザ要求受信部207は、対応ユーザ要求情報を受信する。具体的には、情報処理装置1や端末装置3から送信される対応ユーザ要求情報を受信する。
【0102】
対応ユーザ送信部208は、対応ユーザ要求受信部207が受信した対応ユーザ要求情報に対応する第二ユーザ識別子と対応付けられた対応ユーザ識別子を、対応ユーザ識別子格納部206に格納された対応ユーザ管理情報を用いて取得する。例えば、対応ユーザ要求受信部207が受信した対応ユーザ要求情報が有する第二ユーザ識別子と一致する送信元ユーザ識別子を有する対応ユーザ管理情報を、対応ユーザ識別子格納部206に格納された1以上の対応ユーザ管理情報から検索し、検出した1以上の対応ユーザ管理情報が有する対応ユーザ識別子を取得する。あるいは、対応ユーザ要求受信部207が、アクセスが許可された情報処理装置1や端末装置3から、アクセスが許可されることによって確立された接続を介して送信された対応ユーザ要求情報を受信した場合、対応ユーザ送信部208は、このアクセスの可否の判断に用いられたアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子と一致する送信元ユーザ識別子を有する対応ユーザ管理情報を、対応ユーザ識別子格納部206に格納された1以上の対応ユーザ管理情報から検索し、検出した1以上の対応ユーザ管理情報が有する対応ユーザ識別子を取得する。そして、取得した1以上の対応ユーザ識別子を、対応ユーザ要求情報の送信元となる情報処理装置1に送信する。
【0103】
端末装置3は、例えば、ユーザがサーバ装置2に対するメッセージの送受信等に利用する装置である。また、端末装置3は、情報処理装置1に対する情報の送受信等に利用可能な入出力端末であってもよい。例えば、端末装置3は、コンピュータや、タブレット端末等の携帯情報端末や、いわゆるスマートフォン等の多機能携帯電話等である。
【0104】
端末受付部301は、例えば、メッセージや、メッセージの宛先を示す第二ユーザ識別子等の情報を受け付ける。また、端末受付部301は、例えば、要求情報を送信する指示等を受け付ける。また、端末受付部301は、アクセス要求情報や、対応ユーザ要求情報等を受け付ける。また、端末受付部301は、メッセージに付加された対象情報を表示する指示等を受け付けても良い。
【0105】
また、端末受付部301は、例えば、添付要求情報を送信する指示等を受け付ける。例えば、端末受信部303等が受信した一のメッセージに、このメッセージに付加されていた対象情報が添付されておらず、この対象情報を取得するための情報が添付されている場合、この対象情報の送信をサーバ装置2に要求するための予め指定された操作を端末装置3に対して行なうことにより、端末受付部301は、この一のメッセージに付加されてていた対象情報の送信を要求する添付要求情報を送信する指示を受け付ける。例えば、サーバ送信部205が、メッセージに添付された対象情報を取得するための指示等を受け付けるためのボタンや、この対象情報に対するリンク情報等を配置したメッセージ等をユーザの利用する情報処理装置1や端末装置3に送信する場合、ユーザが、このメッセージのボタンや、リンク情報等に対して予め指定された操作、例えば、ボタン等を押す操作を行なうことによって、端末受付部301は、このボタンやリンク情報に対応する対象情報の送信を要求する添付要求情報を、サーバ装置2に送信する指示を受け付ける。
【0106】
端末受付部301によるこれらの情報の受け付けは、キーボードやタッチパネルやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末受付部301は、キーボードやタッチパネル等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0107】
端末送信部302は、端末受付部301が受け付けた要求情報や対応ユーザ要求情報等の情報を、サーバ装置2に対して送信する。また、端末送信部302は、端末受付部301が添付要求情報を送信する指示を受け付けた場合に、この指示に応じて添付要求情報をサーバ装置2に対して送信する。
【0108】
端末受信部303は、端末送信部302が送信した要求情報や、添付要求情報や、対応ユーザ要求情報に応じて、サーバ装置2から送信される1以上のメッセージや、1以上の対象情報や、1以上の対応ユーザ識別子を、サーバ装置2から受信する。
【0109】
端末表示部304は、端末受信部303が受信したメッセージや、対象情報を図示しないモニタ等に表示する。対象情報を表示する際には、対象情報を用いて表示用の画面のデータを取得して、取得した画面のデータを表示してもよい。また、端末表示部304は、端末受信部303が受信した1以上の対応ユーザ識別子を表示する。例えば、端末表示部304は、受信した1以上の対応ユーザ識別子が、それぞれリスト項目として配列されたリストを表示する。例えば、このリストの一のリスト項目が指定された場合、このリスト項目に対応する対応ユーザ識別子を、端末受付部301が、メッセージの宛先を示す第二ユーザ識別子として受け付けても良い。また、端末受付部301が、メッセージに付加された対象情報等の情報を表示する指示を受け付けた場合、端末表示部304は、この対象情報等の情報を図示しないモニタ等に表示してもよい。
【0110】
端末表示部304は、モニタ等の表示デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末表示部304は、表示デバイスのドライバーソフトまたは、表示デバイスのドライバーソフトと表示デバイス等で実現され得る。
【0111】
なお、端末装置3は、上記以外の処理を行なう図示しない処理部や、情報を格納するための図示しない格納部等を有していても良い。
【0112】
また、一以上の端末装置3が、情報処理装置1に対する情報の送受信等にも利用可能な装置である場合、情報処理装置1の利用受付部101や、アクセス要求受付部104、入力受付部112、送信入力受付部114は、端末装置3の端末受付部301がユーザから受け付け、この端末装置3の端末送信部302が送信する情報を、それぞれ、受信することで、上記で説明したこれらの受付部のそれぞれ受け付ける情報を受け付ける、即ち受信するようにしてもよい良い。また、端末受信部303が、情報処理装置1の出力部107や対応ユーザ出力部110が出力する情報を受信し、受信した情報を、端末表示部304が表示するようにしてもよい。
【0113】
次に、情報処理装置1の動作の一例について
図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)利用受付部101は、利用要求情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS102に進み、受け付けていない場合、ステップS101に戻る。
【0114】
(ステップS102)利用処理部102は、ステップS101で受け付けた利用要求情報を用いて、情報処理装置1の利用を許可するか否かを判断する。利用を許可する場合、ステップS103に進み、利用を許可しない場合、ステップS101に戻る。
【0115】
(ステップS103)アクセス要求受付部104は、利用要求情報が有する第一ユーザ識別子に対応するアクセス要求情報を受け付ける。取得するアクセス要求情報は、例えば、利用要求情報が有する第一ユーザ識別子が示すユーザの第二ユーザ識別子とパスワードとの組を有するアクセス要求情報である。例えば、利用要求情報が有する第一ユーザ識別子に対応する第二ユーザ識別子とパスワードとを、ユーザ管理情報を用いて取得し、この第二ユーザ識別子とパスワードとを有するアクセス要求情報を取得する。
【0116】
(ステップS104)要求送信部105は、ステップS103で受け付けたアクセス要求情報をサーバ装置2に送信する。
【0117】
(ステップS105)メッセージ受信部106等が、アクセスが許可されることを示す情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS106に進み、受信していない場合、ステップS109に進む。
【0118】
(ステップS106)要求送信部105は、要求情報を取得し、サーバ装置2に送信する。
【0119】
(ステップS107)メッセージ受信部106は、ステップS106で送信した要求情報に応じてサーバ装置2から、送信されるメッセージを受信する。受信したメッセージは、図示しない格納部等に蓄積する。
【0120】
(ステップS108)出力部107は、ステップS107で受信したメッセージ数を出力する。なお、ステップS107でメッセージを受信できなかった場合、ステップS108の処理を省略して、ステップS109に進んでも良い。メッセージ数の代わりに受信したメッセージがあることを示す情報を出力してもよい。
【0121】
(ステップS109)出力部107は、ステップS108で受け付けたメッセージを出力するか否かを判断する。例えば、入力受付部112や図示しない受付部等が、受信したメッセージを出力する指示を受け付けた場合に、出力部107は、メッセージを出力することを決定する。出力する場合、ステップS110に進み、出力しない場合、ステップS112に進んでも良い。受信したメッセージがない場合は、ステップ112に進むようにしても良い。
【0122】
(ステップS110)出力部107は、ステップS108で受け付けたメッセージを出力する。なお、一旦、ステップS108で受け付けたメッセージの一部やタイトルや送信元等をリスト項目として有するメッセージのリストを出力部107が出力し、このリストの一の項目が、入力受付部112が受け付けた操作等によって選択された場合に、選択された項目に対応するメッセージを出力するようにしてもよい。
【0123】
(ステップS111)出力部107は、メッセージの出力を終了するか否かを判断する。例えば、入力受付部112等から、出力を終了する操作を受け付けた場合に、出力を終了して、ステップS109に戻り、終了する操作を受け付けていない場合、ステップS111に戻るようにしてもよい。なお、終了する操作を受け付けていない場合において、例えば、上記のリストの他のメッセージを出力する操作を受け付けた場合、この他のメッセージを出力するようにしてもよい。
【0124】
(ステップS112)入力受付部112は、処理部113に対して所望の処理を行なわせるための入力を受け付けたか否かを判断する。この入力は、例えば、命令や指示等であっても良く、処理に利用される情報であってもよい。受け付けた場合、ステップS113に進み、受け付けていない場合、ステップS114に進む。なお、ここで受け付ける情報は、対象情報を取得するための入力の受け付けであっても良い。
【0125】
(ステップS113)処理部113は、ステップS112で受け付けた入力に応じて処理を行なう。例えば、ステップS112において、対象情報を取得するための入力を受け付けた場合、対象情報を取得し、取得した対象情報を、対象情報格納部111に蓄積する。また、処理部113が処理により得られた情報を、画面に出力しても良い。
【0126】
(ステップS114)送信入力受付部114は、送信入力の受け付けを行なうか否かを判断する。例えば、送信入力の受け付けを行なうための操作や、受け付けを行なう画面等を出力する指示を受け付けた場合に、送信入力の受け付けを行なうことを判断する。受け付けを行なう場合、ステップS115に進み、行なわない場合、ステップS118に進む。
【0127】
(ステップS115)対応ユーザ要求部108は、対応ユーザ要求情報の送信を行なうか否かを判断する。例えば、入力受付部112等が、対応ユーザ要求情報を送信する指示等を受け付けた場合に、対応ユーザ要求部108は、対応要求情報を送信することを決定する。送信する場合、対応要求情報を、サーバ装置2に送信し、ステップS116に進み、送信しない場合、ステップS118に進む。
【0128】
(ステップS116)対応ユーザ受信部109は、ステップS115で送信した対応ユーザ要求情報に応じてサーバ装置2から送信された1以上の対応ユーザ識別子を受信する。
【0129】
(ステップS117)対応ユーザ出力部110は、ステップS116で受信した対応ユーザ識別子を出力する。ここでは、受信した対応ユーザ識別子を配列したリストを出力する。なお、ステップS116において、サーバ装置2に対するアクセスが許可されていない等の理由によって、対応ユーザ識別子が予め指定された時間等を過ぎても受信できない場合等においては、ステップS117の処理を行なわずに、ステップS118に進んでも良い。
【0130】
(ステップS118)送信入力受付部114は、対象情報格納部111に格納されている対象情報の指定を含む送信入力を受け付ける。例えば、処理部113が一の情報を画面に出力している状態で、送信入力を受け付けるための操作や、対象情報を取得するための操作を受け付けた場合、処理部113は、画面に出力されている情報について対象情報を取得し、対象情報格納部111に蓄積する。そして、送信入力受付部114は、この対象情報の指定を含む送信入力を受け付けてもよい。また、送信入力受付部114は、例えば、入力されたメッセージを、送信入力を構成するメッセージとして受け付ける。また、送信入力受付部114は、メッセージの宛先を示す情報として、1以上の第二ユーザ識別子を受け付ける。例えば、ステップS117で出力されているリストの1以上の項目が選択された場合に、送信入力受付部114は、選択された項目に対応付けられた対応ユーザ識別子である第二ユーザ識別子を、送信入力を構成する宛先を示す情報として受け付けても良い。なお、ステップS112において、処理部113が取得して、出力部107が画面に出力している情報について対象情報を取得する指示を受け付けた場合、ステップS113において、処理部113が画面に出力している情報の対象情報を取得して、対象情報格納部111に蓄積し、更に、ステップS114やステップS118に進んで、この対象情報の指定を含む送信入力の受付けを行なうようにしても良い。
【0131】
(ステップS119)送信部115は、ステップS118で受け付けた送信入力に応じて、宛先を示す情報と対応付けたメッセージをサーバ装置2に送信する。ここで送信するメッセージは、例えば、送信入力によって指定された1以上の対象情報が対応付けられたメッセージである。
【0132】
なお、
図2のフローチャートにおいて、一定または不定の時間が経過する毎に、要求情報を送信してメッセージを受信する処理等を、上記のステップS109以降の処理と並列して行なうようにしても良い。
【0133】
なお、
図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0134】
次に、サーバ装置2の動作の一例について
図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)要求受信部201は、アクセス要求情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS202に進み、受信していない場合、ステップS203に進む。
【0135】
(ステップS202)アクセス処理部202は、ステップS201で受信したアクセス要求情報を用いて、このアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子が示すユーザがアクセス可能であるか否かを判断する。アクセス可能である場合、アクセス処理部202は、例えば、アクセス要求情報の送信元である情報処理装置1または端末装置3との接続を確立する。例えば、アクセス処理部202は、セッションを確立する。また、アクセス処理部202は、ステップS201で受信したアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子を、確立された接続を示す情報と対応付けて、図示しない格納部等に蓄積する。例えば、アクセス処理部202は、セッション識別子等と対応付けて蓄積する。
【0136】
(ステップS203)サーバメッセージ受信部203は、ステップS202でアクセスが許可された情報処理装置1または端末装置3から、宛先を示す第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージ等を、受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS204に進み、受信していない場合、ステップS205に進む。受信するメッセージは、対象情報が添付されたメッセージであってもよい。
【0137】
(ステップS204)サーバメッセージ受信部203は、ステップS203で受信したメッセージ等を、宛先を示す第二ユーザ識別子と対応付けて、メッセージ格納部204に蓄積する。そして、ステップS201に戻る。
【0138】
(ステップS205)要求受信部201は、ステップS202でアクセスが許可された情報処理装置1または端末装置3から、要求情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS206に進み、受信していない場合、ステップS207に進む。
【0139】
(ステップS206)サーバ送信部205は、ステップS205で受信した要求情報に対応するメッセージを、メッセージ格納部204から読み出し、要求情報を送信した情報処理装置1または端末装置3に送信する。例えば、要求情報が、アクセスが許可された情報処理装置1との間で確立された接続を介してサーバ装置2に送信される場合、このアクセスの可否の判断に用いられたアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージ等を送信する。なお、メッセージを検索する際には、結果的に、アクセスの可否の判断に用いられたアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージが送信できればよく、アクセスの可否の判断に用いられたアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子そのものを検索キーとして利用しなくてもよい。また、送信するメッセージに対象情報が添付されている場合、例えば、サーバ送信部205は、対象情報はメッセージとともに返信せずに、メッセージには、この対象情報のファイル名等を有するこの対象情報を取得するための情報を対応付けて送信する。そして、ステップS201に戻る。
【0140】
(ステップS207)要求受信部201は、ステップS202でアクセスが許可された情報処理装置1または端末装置3から、添付要求情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS208に進み、受信していない場合、ステップS209に進む。
【0141】
(ステップS208)サーバ送信部205は、ステップS207で受信した添付要求情報に対応する対象情報を、メッセージ格納部204から読出し、添付要求情報を送信したユーザに送信する。そして、ステップS201に戻る。
【0142】
(ステップS209)対応ユーザ要求受信部207は、ステップS202でアクセスが許可された情報処理装置1または端末装置3から、対応ユーザ要求情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS210に進み、受信していない場合、ステップS201に戻る。
【0143】
(ステップS210)対応ユーザ送信部208は、対応ユーザ要求情報に対応する第二ユーザ識別子と一致する送信元ユーザ識別子と対応付けられた対応ユーザ識別子を対応ユーザ識別子格納部206に格納されている対応ユーザ管理情報から取得し、取得した対応ユーザ識別子を、対応ユーザ要求情報を送信したユーザに送信する。例えば、対応ユーザ要求情報が、アクセスが許可された情報処理装置1との間で確立された接続を介してサーバ装置2に送信される場合、このアクセスの可否の判断に用いられたアクセス要求情報が有する第二ユーザ識別子と一致する送信元ユーザ識別子と対応付けられた対応ユーザ識別子を対応ユーザ識別子格納部206に格納されている対応ユーザ管理情報から取得し、取得した対応ユーザ識別子を、対応ユーザ要求情報を送信したユーザに送信する。そして、ステップS201に戻る。
【0144】
なお、
図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0145】
以下、端末装置3の動作の一例について簡単に説明する。
端末受付部301が、ユーザが入力するアクセス要求情報を受け付けると、端末送信部302は、受け付けたアクセス要求情報をサーバ装置2に送信する。端末受付部301は、メッセージや、メッセージの宛先を示す第二ユーザ識別子と対応付けられたメッセージを受け付けると、端末送信部302は、このメッセージと第二ユーザ識別子とを、サーバ装置2に送信する。端末受付部301が、要求情報や、対応ユーザ要求情報等を受け付けると、端末送信部302は、これらの情報をサーバ装置2に送信する。端末受付部301が、添付要求情報を送信する指示を受け付けると、端末送信部302は、添付要求情報をサーバ装置2に送信する。
【0146】
端末受信部303が、要求情報の送信に応じて、サーバ装置2からメッセージを受信すると、端末表示部304は、受信したメッセージを図示しないモニタ等に表示する。端末受信部303が、端末送信部302が送信した添付要求情報に応じて対象情報を受信すると、端末表示部304は、この対象情報を、図示しないモニタ等に表示する。端末受信部303が、対応ユーザ要求情報の送信に応じてサーバ装置2から対応ユーザ識別子を受信すると、端末表示部304は、受信した対応ユーザ識別子を図示しないモニタ等に表示する。この表示された一の対応ユーザ識別子が選択されると、端末受付部301は、この対応ユーザ識別子を、メッセージの宛先を示す第二ユーザ識別子として受け付ける。
【0147】
以下、本実施の形態における情報処理システム1000の具体的な動作について一例を挙げて説明する。ここでの情報処理システム1000の概念図は
図1と同様のものであるとする。なお、ここでは、説明の便宜上、出力部107の出力や、対応ユーザ出力部110の出力が表示である場合を例に挙げて示しているが、これらの出力は、ユーザが利用する入出力端末(図示せず)への送信であってもよい。また、この場合、この具体例において説明する表示例等は、ユーザが利用する入出力端末による表示例と考えてもよい。また、入力受付部112等が受け付ける入力も、ここでは、入力デバイス等を介して行なわれる場合を例に挙げて示しているが、これらの入力も、ユーザが利用する入出力端末(図示せず)からの、入力に相当する情報の受信であってもよい。
【0148】
まず、端末装置3を利用するユーザAが、サーバ装置2にログインするために、端末装置3の図示しないキーボード等の入力デバイスを用いて、ユーザAのログイン用の第二ユーザ識別子「U1001」と、パスワード「BDz14R」とを入力すると、端末受付部301は、この第二ユーザ識別子と、パスワードとを有するアクセス要求情報を受け付け、端末送信部302は、受け付けたアクセス要求情報をサーバ装置2に送信する。なお、ここでは、ユーザAは、情報処理装置1を利用するための第一ユーザ識別子を有さないユーザであるとする。つまり、ユーザAは、情報処理装置1を利用できないユーザであるとする。
【0149】
サーバ装置2の要求受信部201は、端末装置3から送信されるアクセス要求情報を受け付け、アクセス処理部202は、このアクセス要求情報に含まれる第二ユーザ識別子「U1001」と、パスワード「BDz14R」との組を用いて、認証処理を行なう。ここでは、認証処理の結果、ログインが成功し、ユーザAによるサーバ装置2へのアクセスが許可されたとする。アクセス処理部202は、ユーザAが利用する端末装置3と、サーバ装置2との間で接続を確立する。例えば、セッションを確立する。アクセス処理部202は、例えば、ユーザAの第二ユーザ識別子を、確立された接続を示す情報、例えばセッション識別子等と対応付けて、図示しない格納部等に格納する。
【0150】
また、ここでは、アクセス要求情報は、メッセージを要求するための要求情報としても用いられるものとすると、サーバ送信部205は、ログイン時に用いられたアクセス要求情報の第二ユーザ識別子「U1001」を取得し、この第二ユーザ識別子に対応付けられたメッセージを、メッセージ格納部204において検索する。ここではメッセージが検出されなかったとする。
【0151】
図4は、端末装置3における送受信するメッセージの入出力画面40の表示例を示す図である。メッセージ表示画面40において、メッセージ41は、メッセージ41の受信日時43と対応付けられて吹き出し形状の領域である吹き出し領域内に配置される。端末装置3自身が受け付けたメッセージは、画面40の右側に時間軸に沿って配置され、他の装置から送信されたメッセージは、画面の左側に時間軸にそって配列される。メッセージの送信元の第二ユーザ識別子42は、表示画面80の右上に表示される。
【0152】
ユーザAが、情報処理装置1を利用可能なユーザのうちの一のユーザであるユーザBにメッセージを送信するために、
図4に示すような入出力画面を表示し、図示しないキーボード等の入力デバイスを用いて、ユーザBの第二ユーザ識別子「U2002」を宛先を示す情報として入力し、送信するメッセージとして、「先月の支給控除項目の一覧を送ってくれますか?」というテキストを入力したとすると、端末受付部301は、入力されたメッセージと、宛先を示す情報とを受け付ける。ユーザAが、メッセージを送信する操作を行なうと、端末送信部302は、端末受付部301が受け付けたメッセージを、宛先を示す情報と対応付けてサーバ装置2に送信する。なお、
図4は、このようなメッセージ等の送信直後のメッセージの入出力画面40の表示例である。
【0153】
サーバ装置2のサーバメッセージ受信部203は、アクセスが許可されたユーザAが利用する端末装置3から送信されたメッセージと、宛先を示す情報とを受信すると、例えば、上記のアクセスが許可されたことを示す情報と対応付けられて格納されたこのユーザAの第二ユーザ識別子を取得し、受信したメッセージと、宛先を示す情報と、取得した第二ユーザ識別子とを有するメッセージ管理情報を、メッセージ格納部204に蓄積する。
【0154】
図5は、メッセージ格納部204に格納されたメッセージ管理情報を管理するメッセージ管理表の一例を示す図である。図において、各レコード(行)が、各メッセージ管理情報を示している。メッセージ管理表は、「メッセージID」、「宛先」、「メッセージ」、「添付」、「送信元」、「受信日時」、「状況」という属性を有している。「メッセージID」は、メッセージ管理情報を管理する識別子である。「宛先」は、メッセージの宛先を示す第二ユーザ識別子である。「メッセージ」は、メッセージである。「添付」は、メッセージに添付された対象情報等のデータであり、ここでは、説明の便宜上、データのファイル名を示している。値「Null」は、添付されたデータがないことを示す。「送信元」は、メッセージの送信元となるユーザの第二ユーザ識別子である。「受信日時」は、メッセージの受信日時であり、例えば、図示しない時計等から受信時に取得される日時である。「状況」は、メッセージの送信状況を示すフラグの情報であり、格納されているメッセージを送信した場合、値が「済」となり、送信していない場合、値が「未」となる。メッセージ管理情報が蓄積された時点では、値は「未」に設定される。上記でユーザAから受信したメッセージを有するメッセージ管理情報は、「メッセージID」が、「M50126」であるレコード(行)の情報に相当する。
【0155】
ユーザBが、情報処理装置1を利用するために、図示しないキーボード等の入力デバイスを用いて、ユーザBのログイン用の第一ユーザ識別子「F001」と、パスワード「RD78D647R」とを入力すると、利用受付部101は、この第一ユーザ識別子と、パスワードとを有する利用要求情報を受け付け、利用処理部102は、この利用要求情報に含まれる第二ユーザ識別子と、パスワードとの組を用いて、ログインの処理、具体的には、ログインのための認証処理を行なう。ここでは、ログインの処理の結果、ログインが成功し、ユーザBによる情報処理装置1の利用が許可されたとする。利用が許可されると、サーバ装置2ログイン処理部201は、例えば、ユーザBの第一ユーザ識別子を、現在ログインしているユーザであることを示す情報と対応付けて、図示しない格納部等に格納する。
【0156】
図6は、ユーザ管理情報格納部103に格納されているユーザ管理情報を管理するユーザ管理表を示す図である。図において、各レコード(行)が、各ユーザ管理情報を示している。ユーザ管理表は、「管理ID」、「第一ユーザ識別子」、「第二ユーザ識別子」、「パスワード」という属性を有している。「管理ID」は、ユーザ管理情報を管理する識別子である。「第一ユーザID」は、第一ユーザ識別子、「第二ユーザID」は、第二ユーザ識別子、「パスワード」は、パスワードである。
【0157】
ユーザBのログインが成功して、情報処理装置1の利用が許可されると、アクセス要求受付部104は、
図6に示したユーザ管理情報において、「第一ユーザID」の属性値が、利用要求情報に含まれていた第一ユーザ識別子「F001」と一致するレコードを検索し、検出した「管理ID」が「G0001」であるレコードの「第二ユーザID」の値である「U2002」と、「パスワード」の値である「PAG88Dig」を取得し、取得した第二ユーザ識別子と、パスワードとを有するアクセス要求情報を取得して受け付ける。
【0158】
要求送信部105は、アクセス要求受付部104が受け付けたアクセス要求情報を、サーバ装置2に送信する。
【0159】
サーバ装置2の要求受信部201は、情報処理装置1から送信されるアクセス要求情報を受け付け、アクセス処理部202は、このアクセス要求情報に含まれる第二ユーザ識別子「U2002」と、パスワード「PAG88Dig」との組を用いて、認証処理を行なう。ここでは、認証処理の結果、ログインが成功し、ユーザBによるサーバ装置2へのアクセスが許可されたとする。アクセス処理部202は、ユーザBが利用する情報処理装置1と、サーバ装置2との間で接続を確立する。例えば、セッションを確立する。アクセス処理部202は、例えば、ユーザBの第二ユーザ識別子を、確立された接続を示す情報、例えばセッション識別子等と対応付けて、図示しない格納部等に格納する。
【0160】
また、ここでは、アクセス要求情報は、メッセージを要求するための要求情報としても用いられるものとすると、サーバ送信部205は、ログイン時に用いられたアクセス要求情報の第二ユーザ識別子「U2002」を取得し、この第二ユーザ識別子に対応付けられたメッセージを、メッセージ格納部204において検索する。具体的には、
図5に示したメッセージ管理表において、「宛先」の値が、取得した第二ユーザ識別子「U2002」と一致するレコードであって、「状況」の値が「未」であるレコードを検出し、検出したレコードの「メッセージ」、「添付」、「送信元」、及び「受信日時」の値を取得する。そして、取得した情報を、アクセス要求情報の送信元であるユーザBがログインしている情報処理装置1に送信する。
【0161】
情報処理装置1のメッセージ受信部106が、サーバ装置2からメッセージを受信すると、メッセージを図示しない格納部等に蓄積するとともに、出力部107は、受信したメッセージの件数をカウントし、カウント結果を、図示しないモニタに表示する。
【0162】
図7は、出力部107によるメッセージの件数の表示例である。例えば、メッセージの件数72は、情報処理装置1のメニュー画面70の、メッセージを出力するためのボタン71上に丸付数字で表示される。
【0163】
そして、ユーザBが、受信したメッセージを見るために、ボタン71を押したとすると、出力部107は、上記で受信したメッセージを一覧表示する。
【0164】
図8は、情報処理装置1によるメッセージの表示画面80の一例を示す図である。メッセージ81は、メッセージ81の送信元の第二ユーザ識別子82と、メッセージ81の受信日時83と対応付けられてリスト状に配置される。
【0165】
図8に示すメッセージを見たユーザBが、メッセージに応じた対象情報を作成するために、情報処理装置1に対して、対象情報の作成に必要な情報の入力や、対象情報を作成するための処理を実行させる指示を、図示しない入力デバイス等を介して入力する。ここでは、先月の支給控除項目の一覧を作成するために必要となる情報を図示しないデータベース等から検索するための検索条件や、検索により得られた情報を配置するテンプレートを指定する情報や、作成された一覧のファイル名や、一覧を作成させる指示等の入力が行なわれたとする。入力受付部112は、入力された情報を受け付け、入力された情報を用いて、処理部113が、入力された情報に応じた処理を実行し、処理結果として得られた情報を取得する。ここでは、例えば、処理部113は、先月の支給控除項目の一覧の電子データを作成したとする。そして、出力部107は、処理部113が作成した電子データを図示しないモニタに表示したとする。
【0166】
図9は、処理部113の処理結果を示す画面90の表示例を示す図である。
【0167】
ユーザBが、モニタに表示された処理部113が作成した電子データに対応する対象情報を、上記のメッセージの送信元であるユーザAにするために、
図9に示した処理結果の画面90において、対象情報を送信するための入力画面を出力するボタン91を、マウス等を利用して押すと、出力部107は、対象情報のファイル形式の指定を受け付けるための画面を表示する。
【0168】
図10は、対象情報のファイル形式の指定を受け付ける画面95の一例を示す図である。画面95には、作成するファイル形式の指定を受け付けるボタン96、及びボタン97配置されている。
【0169】
ユーザBが、
図10に示す画面95において、ボタン97を押すと、処理部113は、上記で作成した電子データを、押されたボタン97に対応したファイル形式のデータとして書き出す。処理部113が画面に表示されたデータを書き出したデータが、対象情報である。具体的には、対象情報格納部111に蓄積する。作成された対象情報のファイル名は、例えば、「支給控除項目一覧表」であったとする。
【0170】
また、出力部107は、作成された対象情報を付加して送付するためのメッセージ、及び、このメッセージ及び対象情報の宛先を示す情報を入力するための入力画面を出力する。
【0171】
図11は、メッセージ及び宛先を示す情報の入力画面11の一例を示す図である。入力画面11は、メッセージ入力フィールド12、宛先を示す情報の宛先入力フィールド13、宛先の一覧を表示するボタン14、送信入力を送信するボタン15を備えている。なお、入力画面11には、上記の対象情報のファイル名16が、表示されているものとする。
【0172】
ユーザが、宛先の一覧を表示するボタン14を押したとすると、対応ユーザ要求部108は、対応ユーザ要求情報をサーバ装置2に送信する。ここで送信する対応ユーザ要求情報は、予め図示しない格納部等に格納された、対応ユーザ識別子の送信をサーバ装置2に要求する指示を含む情報であるとする。
【0173】
図12は、サーバ装置2の対応ユーザ識別子格納部206に格納されている対応ユーザ管理情報を管理する対応ユーザ管理表である。図において、各レコード(行)が、各対応ユーザ管理情報を示す。対応ユーザ管理表は、「送信元ユーザID」と、「対応ユーザID」という属性を有する。「送信元ユーザID」は、送信元ユーザ識別子である。「対応ユーザID」は、対応ユーザ識別子である。
【0174】
サーバ装置2の対応ユーザ要求受信部207が、上記で確立された接続を介して対応ユーザ要求情報を受信すると、対応ユーザ送信部208は、このアクセスの可否の判断に用いられたアクセス要求情報が有していた第二ユーザ識別子、ここでは確立された接続を示す情報と対応付けられて格納された第二ユーザ識別子「U2002」を、この対応ユーザ要求情報を送信したユーザの第二ユーザ識別子として取得し、
図12の対応ユーザ管理表において、「送信元ユーザID」が取得した第二ユーザ識別子である「U2002」と一致する1または2以上のレコードを検出し、対応ユーザ送信部208が、検出したレコードの「対応ユーザID」の値を取得し、対応ユーザ要求情報を送信した情報処理装置1に対して送信する。
【0175】
情報処理装置1の対応ユーザ受信部109が、サーバ装置2から送信される対応ユーザ識別子を受信すると、対応ユーザ出力部110は、受信した対応ユーザ識別子を配列したリストを図示しないモニタに表示する。
【0176】
図13が、対応ユーザ出力部110が表示する対応ユーザ識別子のリスト画面23の表示例である。
【0177】
ユーザBが、リスト画面23において、上から1行目のリスト項目24、即ち、
図8に示したメッセージの送信元であるユーザAの第二ユーザ識別子である「U1001」を指定する操作、例えば、押す操作等、を行なったとすると、送信入力受付部114は、
図11に示した入力画面11の宛先入力フィールド13に指定された第二ユーザ識別子である「U1001」が入力され、送信入力受付部114は、この第二ユーザ識別子「U1001」を、送信入力のうちの宛先を示す情報として受け付ける。
【0178】
また、ユーザが、キーボード等の入力デバイスを介して、メッセージ入力フィールド12に「先月の支給控除項目の一覧表です。ご確認下さい。」というテキストを入力すると、送信入力受付部114は、このメッセージを、送信入力のうちのメッセージとして受け付ける。
図11は、このようなメッセージが入力された状態を示している。
【0179】
ユーザが、入力画面11において、送信入力を送信するボタン16を押すと、送信入力受付部114は、上記の対象情報を送信の対象として指定する情報を、送信入力として更に受け付ける。そして、送信部115は、送信入力受付部114が受け付けた送信入力に応じて、送信入力が指定する対象情報を添付したメッセージを、サーバ装置2に送信する。メッセージの宛先を示す情報は、送信入力が受け付けた宛先を示す第二ユーザ識別子「U1001」である。
【0180】
サーバ装置2が、情報処理装置1から、上記で確立された接続を介してメッセージ等を受信すると、サーバメッセージ受信部203は、このアクセスの可否の判断に用いられたアクセス要求情報が有していた第二ユーザ識別子、ここでは確立された接続を示す情報と対応付けられて格納された第二ユーザ識別子「U2002」を、このメッセージを送信したユーザの第二ユーザ識別子として取得する。そして、上記で受信した対象情報が添付されたメッセージ等を、この第二ユーザ識別子を送信元のユーザ識別子として対応付けて、メッセージ格納部204に蓄積する。
【0181】
図14は、
図5に示したメッセージ管理表において、情報処理装置1から受信したメッセージを有するメッセージ管理情報が追記されたメッセージ管理表を示す図である。
図14において、「メッセージID」が「M50127」であるレコードが、新たに追記されたメッセージ管理表である。
【0182】
ユーザAの端末装置3の端末送信部302は、ここでは、予め指定された時間毎に、サーバ装置2に対して要求情報を送信しているとする。そして、サーバ装置2の要求受信部201が、接続が確立された端末装置3から要求情報を受信すると、要求受信部201は、端末装置3に対するアクセスの可否の判断に用いられたアクセス要求情報が有していた第二ユーザ識別子「U1001」を、この要求情報を送信したユーザの第二ユーザ識別子として取得する。そして、
図14に示したメッセージ管理表において、「宛先」が「U1001」であるレコードを検索し、検出したレコードの「メッセージ」、「送信元」、「送信日時」の値を取得し、「メッセージ」の値であるメッセージを、「「送信元」と、「送信日時」との値と対応付けて、要求情報の送信元である端末装置3に送信する。
【0183】
なお、ここでは、メッセージに添付されていた対象情報、つまり、メッセージ管理表の「添付」の値が示すファイルは、端末装置3に送信せず、この対象情報のファイル名「支給控除項目一覧表」と、このメッセージの「メッセージID」の値であるメッセージ識別子「M50127」と、このメッセージ識別子とファイル名とで特定される対象情報の取得を要求する指示と、この指示を受け付けるためのボタンの画像等とを対応付けたボタンを、上記のメッセージに添付して送信する。
【0184】
端末装置3の端末受信部303が、サーバ装置2から送信されるメッセージを受信すると、メッセージを、メッセージに対応付けられた送信元の第二ユーザ識別子と、送信日時と対応付けて、図示しないモニタに表示する。
【0185】
図15は、端末装置3が受信したメッセージが配置されたメッセージの入出力画面150の表示例を示す図である。この入出力画面150は、
図4に示したメッセージの入出力画面40において、新たに受信したメッセージの表示を加えたものである。メッセージの入出力画面150において、他の装置から送信されたメッセージは、画面の左側に時間軸にそって配列される。新たに受信したメッセージは、吹き出し領域151内に表示される。メッセージが配置された吹き出し151内には、メッセージに添付された対象情報のファイル名とメッセージ識別子と、このメッセージ識別子が示すメッセージと対応付けられた対象情報であって、このファイル名と一致するファイル名の対象情報の送信を要求する指示等とを対応付けたボタン152が表示される。
【0186】
ユーザAが、新たに受信されたメッセージに添付された対象情報を表示するため、ボタン152を押すと、端末送信部302は、ボタン152に対応付けられたファイル名である「支給控除項目一覧表」と、メッセージ識別子である「M50127」と、このメッセージ識別子が示すメッセージと対応付けられた対象情報であって、このファイル名と一致するファイル名の対象情報の送信を要求する情報である添付要求情報を、サーバ装置2に送信する。
【0187】
サーバ装置2の要求受信部201が、端末装置3から、添付要求情報を受信すると、サーバ送信部205は、受信した添付要求情報が有するメッセージ識別子「M50127」が示すメッセージに添付された対象情報であって、ファイル名が添付要求情報が有するファイル名「支給控除項目一覧表」である対象情報を、
図14に示したメッセージ管理情報を用いてメッセージ格納部204から検索等により取得し、取得したファイル名が「支給控除項目一覧表」である対象情報を、添付要求情報の送信元であるユーザAが利用する端末装置3に送信する。
【0188】
端末装置3の端末受信部303が、サーバ装置2から、ファイル名が「支給控除項目一覧表」である対象情報を受信すると、端末表示部304は、受信した対象情報を図示しないもモニタ等に表示する。
【0189】
図16は、端末装置3による対象情報の表示例を示す図である。このようにして、情報処理装置1を利用できないユーザであっても、端末装置3から、情報処理装置1を利用可能なユーザにメッセージを送信することで、必要な情報をメッセージに付加された情報として、情報処理装置1を利用可能なユーザから受け取ることができる。
【0190】
なお、端末装置3が受信したメッセージに対象情報が添付されているようにする場合、ユーザが、このメッセージに添付されている対象情報を表示するための操作を行なうことで、この対象情報を端末表示部304が図示しないもモニタ等に表示するようにすればよい。
【0191】
また、要求送信部105は、予め指定された時間毎に、ログインしているユーザBの第一ユーザ識別子に対応する第二ユーザ識別子「U2002」、及びパスワード「PAG88Dig」を、
図6に示したユーザ管理表から取得してこれらを有する要求情報を取得し、取得した要求情報をサーバ装置2に送信するようにしても良い。
【0192】
なお、情報処理装置1から対象情報が付加されたメッセージを送信する際には、セキュリティ等の確保のため、アクセス要求受付部104にアクセス要求情報を入力させ、このアクセス要求情報を、サーバ装置2に送信することで、再度、アクセスの可否を判断させるようしてもよい。
【0193】
以上、本実施の形態によれば、情報処理装置において、メッセージの送受信と、受信したメッセージに応じた情報の作成および作成した情報を付加したメッセージの送信を行なうことができ、メッセージの送受信と、送信対象となる情報の取得とを、シームレスに実現できる。
【0194】
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0195】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(メッセージ受信部や対応ユーザ受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0196】
また、上記各実施の形態では、情報処理装置がスタンドアロンである場合について説明したが、情報処理装置は、スタンドアロンの装置であってもよく、サーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。後者の場合には、出力部や受付部は、通信回線を介して入力を受け付けたり、画面を出力したりすることになる。
【0197】
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、格納部(例えば、ハードディスクやメモリ等の記録媒体)にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。
【0198】
なお、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、送信対象となる情報である1以上の対象情報が格納される対象情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、メッセージの送受信を行なうサーバ装置からメッセージを受信するメッセージ受信部と、メッセージ受信部が受信したメッセージを出力する出力部と、対象情報を取得するための入力を受け付ける入力受付部と、入力受付部が受け付けた入力に応じた処理を行なって、1以上の対象情報を取得し、取得した対象情報を対象情報格納部に蓄積する処理部と、メッセージを送信するための入力であって、対象情報格納部に格納された1以上の対象情報の指定を含む入力である送信入力を受け付ける送信入力受付部と、送信入力受付部が受け付けた送信入力に応じて、送信入力が指定する対象情報が付加されたメッセージを、サーバ装置に送信する送信部として機能させるためのプログラムである。
【0199】
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
【0200】
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0201】
図17は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による情報処理装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
【0202】
図17において、コンピュータシステム900は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
【0203】
図18は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。
図18において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
【0204】
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921に記憶されて、CD−ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
【0205】
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による情報処理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
【0206】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。