特許第6588714号(P6588714)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6588714
(24)【登録日】2019年9月20日
(45)【発行日】2019年10月9日
(54)【発明の名称】マスク
(51)【国際特許分類】
   A62B 18/02 20060101AFI20191001BHJP
   A61M 16/06 20060101ALI20191001BHJP
【FI】
   A62B18/02 C
   A61M16/06 A
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-57364(P2015-57364)
(22)【出願日】2015年3月20日
(65)【公開番号】特開2016-174736(P2016-174736A)
(43)【公開日】2016年10月6日
【審査請求日】2018年2月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】390029148
【氏名又は名称】大王製紙株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
(74)【代理人】
【識別番号】100093045
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 良男
(72)【発明者】
【氏名】櫻井 久之
【審査官】 楠永 吉孝
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−144754(JP,A)
【文献】 特表2009−531087(JP,A)
【文献】 特開2011−125619(JP,A)
【文献】 特開2006−217936(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3113827(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A62B 18/02
A41D 13/11
A61M 16/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
着用者の顔面の対象部位を覆うマスク本体部と、このマスク本体部を前記着用者の耳に係止するための左右一対の紐状の耳掛け部と、を備えるマスクであって、
前記左右一対の紐状の耳掛け部のうち、少なくとも一方の耳掛け部は、当該耳掛け部の一方の端部が前記マスク本体部の縁部に着脱自在に構成され、
前記耳掛け部のもう一方の端部は前記マスク本体部の縁部に取付け固定されるように構成され、
前記一方の耳掛け部の一方の端部の両面には、止着部材が設けられ、
前記耳掛け部の一方の端部と前記マスク本体部の縁部との係合位置を調整自在に構成されてなり、
前記マスク本体部の縁部は、当該縁部に着脱される前記一方の耳掛け部における前記一方の端部表裏両面に着脱自在に固定された状態で挟むように二層構造をなしていることを特徴とするマスク。
【請求項2】
前記一方の耳掛け部の一方の端部の先端部には、長さ調整の目印となるマークが複数個設けられていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
【請求項3】
前記一方の耳掛け部の一方の端部は、止着部材が設けられ、
前記マスク本体部の一方の端部の内側層には、前記止着部材が係止される被係止部が複数個設けられていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、着用者の顔面の鼻や口や顎等を覆うマスクに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、疾病時や日常生活において使用される使い捨てのマスクが知られている。このマスクとしては、マスク本体の複数個所に表裏を貫通する紐を設け、この紐に沿ってマスク本体を変形させることで、当該マスクの着用感を向上させたものや(例えば、特許文献1参照)、マスク本体の紐通し具に通された一本の紐の長さを調整自在に構成されたもの(例えば、特許文献2参照)等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第5442150号公報
【特許文献2】特開2011−62379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のように、マスク本体を変形させるために紐の伸縮性を利用すると、紐による締め付け感を生じさせてしまい、マスクの着用感を十分に向上させることができないといった問題がある。また、特許文献2のように、マスク本体の紐通し具に紐を通す構成の場合には、マスク本体の紐通し具内で紐が移動して、マスク本体の位置がずれてしまう虞もある。さらに、紐の長さを調整する構造が目立ってしまい、マスクの見た目の印象が低下してしまうといった問題もある。
【0005】
そこで、本発明の課題は、マスクの見た目の印象を低下させることなく、着用感をより向上させることができるマスクを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
着用者の顔面の対象部位を覆うマスク本体部と、このマスク本体部を前記着用者の耳に係止するための左右一対の紐状の耳掛け部と、を備えるマスクであって、
前記左右一対の紐状の耳掛け部のうち、少なくとも一方の耳掛け部は、当該耳掛け部の一方の端部が前記マスク本体部の縁部に着脱自在に構成され、
前記耳掛け部のもう一方の端部は前記マスク本体部の縁部に取付け固定されるように構成され、
前記一方の耳掛け部の一方の端部の両面には、止着部材が設けられ、
前記一方の耳掛け部の一方の端部と前記マスク本体部の縁部との係合位置を調整自在に構成されてなり、
前記マスク本体部の縁部は、当該縁部に着脱される前記一方の耳掛け部における前記一方の端部表裏両面に着脱自在に固定された状態で挟むように二層構造をなしていることを特徴としている。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマスクにおいて、
前記一方の耳掛け部の一方の端部の先端部には、長さ調整の目印となるマークが複数個設けられていることを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のマスクにおいて、
前記一方の耳掛け部の一方の端部には、止着部材が設けられ、
前記マスク本体部の一方の端部の内側層には、前記止着部材が係止される被係止部が複数個設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、マスクの見た目の印象を低下させることなく、マスクの着用感の調整を着用者が自由に行うことができ、着用感をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明を適用した実施形態1のマスクを示す斜視図である。
図2図1のマスクのマスク本体部に耳掛け部を止着した状態を示す斜視図である。
図3】変形例1のマスクを示す斜視図である。
図4】変形例2のマスクを示す斜視図である。
図5】本発明を適用した実施形態2のマスクを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0013】
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1のマスク100を示す斜視図である。また、図2は、マスク100のマスク本体部1に耳掛け部2を止着した状態を示す斜視図である。
なお、以下の説明では、マスク100の鼻側を上側とし、その反対側である口側を下側とする。また、顔面側を後側とし、その反対側を前側とする。さらに、上下方向及び前後方向に略直交する方向を左右方向とする。
【0014】
実施形態1のマスク100は、例えば、使い捨てのプリーツ型のマスク100であり、具体的には、図1及び図2に示すように、着用者の顔面の鼻や口や顎(対象部位)等を覆うマスク本体部1と、このマスク本体部1を着用者の耳に係止するための左右一対の耳掛け部2、2と、を備えている。
【0015】
マスク本体部1は、例えば、正面視にて略矩形状に形成され、上下方向に広がることが可能なプリーツ11が上下方向に複数形成されている。そして、マスク100の着用時にはプリーツ11が上下方向に広がることによりマスク本体部1が山型の立体的形状となって、当該マスク本体部1によって着用者の顔面の鼻や口や顎等が覆われるようになっている。
【0016】
また、マスク本体部1は、例えば、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、スパンレース不織布、ガーゼ、タオル地等を複数重ね合わせて形成され、具体的には、内側層1aと外側層1bとを有する積層構造をなしている。
なお、内側層1a及び外側層1bを構成する素材は、例えば、公知のものであれば如何なるものであっても良く、詳細な説明は省略する。また、マスク本体部1の製造方法も、公知のものであれば如何なるものであっても良く、詳細な説明は省略する。
【0017】
また、マスク本体部1の左右方向の両縁部12には、左右一対の耳掛け部2、2が設けられている。
【0018】
左右一対の耳掛け部2、2の各々は、例えば、所定の厚さを有する平板状であり、全体として長尺に形成された紐状をなしている。また、耳掛け部2の一端部(例えば、上端部)21がマスク本体部1の左右方向の両縁部12の上端部に取付け固定され、耳掛け部2の他端部(例えば、下端部;一方の端部)22がマスク本体部1の左右方向の両縁部12の下端部に着脱自在に構成されている。
すなわち、紐状をなす耳掛け部2の他端部22の先端には、例えば、面ファスナ等の止着部材23が設けられ、マスク本体部1の左右方向の両縁部12の下端部における内側層1aと外側層1bとの間に、当該止着部材23が着脱自在に止着されるようになっている。
ここで、止着部材23は、耳掛け部2の他端部22の先端の両面のうち、少なくとも一方の面(例えば、マスク本体部1の内側層1aや外側層1bに対向する面等)に設けられていれば良い。
【0019】
具体的には、二層構造をなすマスク本体部1の左右方向の両縁部12の下端部が内側層1aと外側層1bとに分離し、その間に耳掛け部2の他端部22の止着部材23が配置されることで、当該耳掛け部2の他端部22を前後方向に表裏両面から挟むようになっている(図2参照)。
つまり、マスク本体部1の左右方向の両縁部12の下端部における耳掛け部2の他端部22が配置される位置(耳掛け部2の他端部22とマスク本体部1の縁部12との係合位置)、すなわち、止着部材23が止着される位置を調整することで、当該耳掛け部2の耳に掛けられる実質的な長さを調整可能となっている。
【0020】
なお、左右一対の耳掛け部2、2を構成する素材は、例えば、ゴムや、上記したマスク本体部1を構成する素材等、公知のものであれば如何なるものであっても良く、詳細な説明は省略する。
また、耳掛け部2の一端部(例えば、上端部)21をマスク本体部1の縁部12に取付け固定する方法としては、例えば、熱若しくは超音波による溶着等が挙げられるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
また、耳掛け部2の他端部22に止着部材23を取付け固定する方法としては、例えば、糊、粘着テープ、熱若しくは超音波による溶着等が挙げられるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
【0021】
以上のように、実施形態1のマスク100によれば、左右一対の耳掛け部2、2は、紐状をなし、当該耳掛け部2の一方の端部(他端部22)がマスク本体部1の縁部12に着脱自在に構成されているので、耳掛け部2の一方の端部とマスク本体部1の縁部12との係合位置を調整することで、耳掛け部2の耳に掛けられる実質的な長さを着用者が自由に調整することができ、耳掛け部2による過度の締め付け感を生じさせ難くすることができる。具体的には、耳掛け部2の他端部22の止着部材23がマスク本体部1の縁部12に止着される位置を自由に調整することができる。また、耳掛け部2の他端部22がマスク本体部1の内側層1aと外側層1bとにより表裏両面から挟まれることで、当該耳掛け部2の長さを調整していることが目立たなくなり、第三者が一見しても一般的なマスクと略同様の構造に見えるようになる。
これにより、マスク100の見た目の印象を低下させることなく、マスク100の着用感の調整を着用者が自由に行うことができ、着用感をより向上させることができる。
【0022】
以下に、実施形態1のマスク100の変形例について説明する。なお、下記に説明する以外の点は、上記実施形態1と略同様であり、その詳細な説明は省略する。
【0023】
<変形例1>
図3は、変形例1のマスク100Aを示す斜視図である。
図3に示すように、変形例1のマスク100Aは、例えば、マスク本体部1の縁部12に止着部材13が設けられ、左右一対の耳掛け部2、2の一方の端部(例えば、他端部22)が着脱自在に止着されるようになっている。具体的には、二層構造をなすマスク本体部1の左右方向の両縁部12の下端部の内側層1aに、例えば、面ファスナ等の止着部材13が設けられている。
一方、耳掛け部2の他端部22の先端には、長さ調整の目印となるマークMが所定数(例えば、3つ)形成されている。
そして、各耳掛け部2の他端部22の着用者所望の位置のマークMが止着部材13に止着されることで、当該耳掛け部2の耳に掛けられる実質的な長さを調整可能となっている。
【0024】
したがって、変形例1のマスク100Aによれば、上記実施形態1と略同様に、耳掛け部2の一方の端部(他端部22)とマスク本体部1の縁部12との係合位置を調整することで、耳掛け部2の耳に掛けられる実質的な長さを着用者が自由に調整することができ、マスク100Aの着用感をより向上させることができる。
具体的には、マスク本体部1の縁部12の止着部材13に対して耳掛け部2の他端部22が止着される位置を自由に調整することができる。特に、耳掛け部2の他端部22の先端に形成されたマークMを目印として利用することで、マスク本体部1の縁部12の止着部材13に対して耳掛け部2の他端部22が止着される位置の調整をより簡便に行うことができる。
【0025】
<変形例2>
図4は、変形例2のマスク100Bを示す斜視図である。
図4に示すように、変形例2のマスク100Bは、例えば、左右一対の耳掛け部2、2の一方の端部(例えば、他端部22)に、「J」字状の止着部材(かぎ)24が設けられ、一方、二層構造をなすマスク本体部1の左右方向の両縁部12の下端部の内側層1aに、止着部材24が係止される被係止部(ホック)14が所定数(例えば、3つ)設けられている。
そして、各耳掛け部2の他端部22の止着部材24が、マスク本体部1の着用者所望の何れかの被係止部14に止着されることで、当該耳掛け部2の耳に掛けられる実質的な長さを調整可能となっている。
【0026】
したがって、変形例2のマスク100Bによれば、上記実施形態1と略同様に、耳掛け部2の一方の端部(他端部22)とマスク本体部1の縁部12との係合位置を調整することで、耳掛け部2の耳に掛けられる実質的な長さを着用者が自由に調整することができ、マスク100Bの着用感をより向上させることができる。
【0027】
なお、上記実施形態1並びに変形例1、2にあっては、左右一対の耳掛け部2、2の両方がマスク本体部1の縁部12に着脱自在な構成を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、少なくとも一方の耳掛け部2がマスク本体部1の縁部12に着脱自在な構成であれば良い。
【0028】
また、左右一対の耳掛け部2、2の他端部(例えば、下端部)22のみがマスク本体部1の縁部12に着脱自在な構成を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、耳掛け部2の一端部(例えば、上端部)21もマスク本体部1の縁部12に着脱自在な構成であっても良い。
【0029】
[実施形態2]
図5は、本発明を適用した実施形態2のマスク300を示す斜視図である。
なお、下記に説明する以外の点は、上記実施形態1と略同様であり、その詳細な説明は省略する。
【0030】
図5に示すように、実施形態2のマスク300は、マスク本体部1の縁部12に着脱自在に構成された左右一対の耳掛け部302、302を備えている。
マスク本体部1の縁部12は、上記実施形態1と略同様に、内側層1aと外側層1bとを有する積層構造をなしている。具体的には、二層構造をなすマスク本体部1の耳掛け部302側となる左右方向の両縁部12が上下方向に亘って内側層1aと外側層1bとに分離可能となっている。
また、左右一対の耳掛け部302、302の各々は、例えば、着用者の耳に対応する略「ロ」字状の開口部302aを有している。そして、耳掛け部302の開口部302aよりもマスク本体部1側の縁部302bには、例えば、面ファスナ等の止着部材303が当該縁部302bの長手方向に沿って設けられ、マスク本体部1の耳掛け部302側の縁部12における内側層1aと外側層1bとの間に、当該止着部材303が着脱自在に止着されるようになっている。ここで、止着部材303は、耳掛け部302のマスク本体部1側の縁部302bの両面のうち、少なくとも一方の面(例えば、マスク本体部1の内側層1aや外側層1bに対向する面等)に設けられていれば良い。
すなわち、マスク本体部1の耳掛け部302側の両縁部12が内側層1aと外側層1bとに分離し、その間に耳掛け部302の縁部302bの止着部材303が配置されることで、当該耳掛け部302の縁部302bを前後方向に表裏両面から挟むようになっている(図5参照)。
【0031】
以上のように、実施形態2のマスク300によれば、左右一対の耳掛け部302、302は、マスク本体部1の耳掛け部302側の縁部12に着脱自在に構成されているので、耳掛け部302とマスク本体部1の縁部12との係合位置を着用者が自由に調整することができる。具体的には、耳掛け部302の開口部302aよりもマスク本体部1側の縁部302bの止着部材303がマスク本体部1の縁部12に止着される位置を自由に調整することができる。また、耳掛け部302の縁部302bがマスク本体部1の内側層1aと外側層1bとにより表裏両面から挟まれることで、当該耳掛け部302の係合位置を調整していることが目立たなくなり、第三者が一見しても一般的なマスクと略同様の構造に見えるようになる。
これにより、マスク300の見た目の印象を低下させることなく、マスク300の着用感の調整を着用者が自由に行うことができ、着用感をより向上させることができる。
さらに、例えば、マスク本体部1を交換するだけで新たなマスク300として使用することもできる。
【0032】
なお、上記実施形態2にあっては、左右一対の耳掛け部302、302の両方がマスク本体部1の縁部12に着脱自在な構成を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、少なくとも一方の耳掛け部302がマスク本体部1の縁部12に着脱自在な構成であれば良い。
【0033】
また、上記実施形態2にあっては、止着部材303を左右一対の耳掛け部302、302に設けるようにしたが、例えば、マスク本体部1の縁部12に設けても良い。
【0034】
また、本発明は、上記実施形態1、2等に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態1、2等にて例示した止着部材13、23、24、303は、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、ボタン等に適宜任意に変更可能である。
【0035】
また、マスク100、100A、100B、300の形状や素材等は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
【0036】
加えて、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0037】
100、100A、100B、300 マスク
1 マスク本体部
1a 内層部
1b 外層部
12 縁部
2、302 耳掛け部
22 他端部
302a 開口部
302b 縁部
13、23、24、303 止着部材
図1
図2
図3
図4
図5