特許第6590404号(P6590404)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6590404
(24)【登録日】2019年9月27日
(45)【発行日】2019年10月16日
(54)【発明の名称】手摺部付き引戸装置
(51)【国際特許分類】
   E05B 1/00 20060101AFI20191007BHJP
   E06B 7/28 20060101ALI20191007BHJP
【FI】
   E05B1/00 311J
   E06B7/28 Z
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-228480(P2015-228480)
(22)【出願日】2015年11月24日
(65)【公開番号】特開2017-95956(P2017-95956A)
(43)【公開日】2017年6月1日
【審査請求日】2018年5月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】000174943
【氏名又は名称】三井住友建設株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083138
【弁理士】
【氏名又は名称】相田 伸二
(74)【代理人】
【識別番号】100189625
【弁理士】
【氏名又は名称】鄭 元基
(74)【代理人】
【識別番号】100196139
【弁理士】
【氏名又は名称】相田 京子
(72)【発明者】
【氏名】松崎 真豊
(72)【発明者】
【氏名】小林 亘
(72)【発明者】
【氏名】高野 美穂子
【審査官】 野尻 悠平
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−176674(JP,A)
【文献】 特開2015−110870(JP,A)
【文献】 特開2001−349155(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 1/00 − 85/28
E06B 7/28
E06B 7/32
E06B 3/54 − 3/88
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
開閉できるように摺動自在に支持された引戸本体と、該引戸本体に取り付けられた手摺部と、を備えた手摺部付き引戸装置において、
前記引戸本体が摺動される方向を“引戸幅方向”とし、該引戸本体の板厚方向を“引戸板厚方向”とした場合に、
該引戸本体の表裏を貫通するように該引戸本体に形成された引戸開口部と、
前記引戸幅方向に沿って延設されるように前記引戸開口部の上部側に配置された回転軸部と、
該引戸開口部を開放する開位置と該引戸開口部を閉塞する閉位置とを取り得るように該回転軸部によって下部が前記引戸板厚方向に揺動自在となるように支持された蓋部材と、
を備え、
前記蓋部材を前記板厚方向に突出させて前記開位置を取った状態で、前記引戸本体の開口部下側に位置する縁部が前記手摺部として機能するように構成された、
ことを特徴とする手摺部付き引戸装置。
【請求項2】
前記引戸開口部は、前記引戸幅方向に沿うように前記引戸本体のほぼ全幅にわたって延設された、
ことを特徴とする請求項1に記載の手摺部付き引戸装置。
【請求項3】
前記閉位置にある前記蓋部材は、前記引戸本体内に収容されて該引戸本体の表裏から突出しないように構成された、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の手摺部付き引戸装置。
【請求項4】
前記蓋部材を前記開位置にした状態で前記引戸本体を開閉しようとした場合に該開位置にある蓋部材に干渉して該引戸本体の開閉を阻止するストッパ部材、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の手摺部付き引戸装置。
【請求項5】
前記蓋部材を前記開位置にした場合に該蓋部材の下端部が前記引戸本体の表裏から突出するように該蓋部材を前記回転軸部により支持するようにし、
前記ストッパ部材は、前記引戸本体が摺動される際に前記開位置にされた前記蓋部材の下端部に当接され得るように少なくとも前記引戸本体の表面又は裏面に沿うように配置された、
ことを特徴とする請求項4に記載の手摺部付き引戸装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉できるように摺動自在に支持された引戸本体と、該引戸本体に取り付けられた手摺部と、を備えた手摺部付き引戸装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、引戸は、普通の開閉ドア(つまり、ヒンジにより揺動自在に支持されているドア)に比べて開け閉めの際に体を移動させる必要が無い等のメリットを有することから、病院や老人ホームなどの種々の建物において使用されている。そして、手摺部が取り付けられた引戸(手摺部付き引戸装置)についても様々な構造のものが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0003】
図5(a)(b)は、手摺部付き引戸装置の従来構成の一例を示す正面図であり、図中の符号110は、矢印Cの方向又はその逆方向に摺動自在となるように支持された引戸本体を示し、符号110aは、その取っ手を示し、符号111は、該引戸本体110に取り付けられた手摺部を示す。この手摺部111は、一端部111aが回転支持体112によって回動自在に支持されると共に他端部111bは竪枠113に沿って摺動するように構成されている。そして、図5(a)に示すように前記引戸本体110を閉じている場合には、前記手摺部111は水平の状態に保たれていて手摺として使用されるようになっている。また、同図(b)に示すように取っ手110aを持って前記引戸本体110を矢印Cの方向へ摺動させようとすると、前記手摺部111は前記回転支持体112を中心にして矢印Dの方向に時計回りに回転するようになっていて、前記引戸本体110の開閉を該手摺部111が阻害しないように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013−256808号公報
【特許文献2】特開2011−231513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来の引戸装置の場合は、前記手摺部111が前記引戸本体110から手前に突出するように配置されていて該引戸本体110を開け閉めする際に大きな角度で揺動してしまうこととなり、その手摺部111に挟まれないかなどという恐怖感や違和感などを利用者(特に、高齢者や子供)に与えてしまいかねないという問題があった。また、利便性を考慮すれば前記引戸本体110の手前側だけでなく裏側にも前記手摺部111を配置した方が好ましいが、その場合には、構造が複雑になり、コストも掛かってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上述の問題を解消することのできる手摺部付き引戸装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の観点は、図1(a)〜(d)に例示するものであって、開閉できるように摺動自在に支持された引戸本体(10)と、該引戸本体(10)に取り付けられた手摺部と、を備えた手摺部付き引戸装置(1)において、 前記引戸本体(10)が摺動される方向(±x)を“引戸幅方向”とし、該引戸本体(10)の板厚方向(±y)を“引戸板厚方向”とした場合に、 該引戸本体(10)の表裏を貫通するように該引戸本体(10)に形成された引戸開口部(12)と、 前記引戸幅方向(±x)に沿って延設されるように前記引戸開口部(12)の上部側に配置された回転軸部(13)と、 該引戸開口部(12)を開放する開位置と該引戸開口部(12)を閉塞する閉位置とを取り得るように該回転軸部(13)によって下部が前記引戸板厚方向(±y)に揺動自在となるように支持された蓋部材(14)と、を備え、 前記蓋部材(14)を前記板厚方向に突出させて前記開位置を取った状態で、前記引戸本体(10)の開口部下側に位置する縁部(10a)が前記手摺部として機能するように構成されたことを特徴とする。
【0008】
本発明の第2の観点は、前記引戸開口部(12)は、前記引戸幅方向(±x)に沿うように前記引戸本体(10)のほぼ全幅にわたって延設されたことを特徴とする。
【0009】
本発明の第3の観点は、前記閉位置にある前記蓋部材(14)は、前記引戸本体(10)内に収容されて該引戸本体(10)の表裏から突出しないように構成されたことを特徴とする。
【0010】
本発明の第4の観点は、図2(a)〜(d)に詳示するように、前記蓋部材(14)を前記開位置にした状態で前記引戸本体(10)を開閉しようとした場合に該開位置にある蓋部材(14)に干渉して該引戸本体(10)の開閉を阻止するストッパ部材(15)、を備えたことを特徴とする。
【0011】
本発明の第5の観点は、図3(b)に例示するものであって、前記蓋部材(14)を前記開位置にした場合に該蓋部材(14)の下端部(14b)が前記引戸本体(10)の表裏から突出するように該蓋部材(14)を前記回転軸部(13)により支持するようにし、 前記ストッパ部材(15)は、前記引戸本体(10)が摺動される際に前記開位置にされた前記蓋部材(14)の下端部(14b)に当接され得るように少なくとも前記引戸本体(10)の表面又は裏面に沿うように配置されたことを特徴とする。

【0012】
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【発明の効果】
【0013】
上記した第1の観点によれば、引戸本体を開け閉めする際に揺動するような手摺部は無く、利用者に恐怖感や違和感などを与えてしまう心配が無い。また、本発明に係る引戸装置は構造が簡単となり、設置コストも低減される。さらに、手摺部が引戸本体から廊下側に突出しているような場合には、該突出している分だけ廊下を広く設計しておかなければならないこともあるが、前記蓋部材は、不使用時には前記引戸本体に収容される構造であるため、そのような問題もない。
【0014】
上記した第2の観点によれば、手摺部を長く設けることができる。
【0015】
上記した第3の観点によれば、前記蓋部材が通行の邪魔になることも無い。
【0016】
上記した第4及び5の観点によれば、前記蓋部材をどちらの方向に回転させても利用者が手を挟んでしまう事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1図1(a)は、本発明に係る手摺部付き引戸装置の使用状態の一例を示す正面図であり、同図(b)はその平面図であり、同図(c)は、(a)のA−A端面図であり、同図(d)は主要部の構造の一例を示す断面図である。
図2図2(a)〜(d)は、本発明に係る手摺部付き引戸装置の構造の各例を示す断面図である。
図3図3(a)(b)は、本発明に係る手摺部付き引戸装置の構成の他の例を示す斜視図である。
図4図4(a)(b)は、本発明に係る手摺部付き引戸装置の構成のさらに他の例を示す断面図であり、同図(c)は、その蓋部材等の外観を示す斜視図である。
図5図5(a)(b)は、手摺部付き引戸装置の従来構成の一例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図1乃至図4に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0019】
本発明に係る手摺部付き引戸装置は、図1(a)〜(d)に符号1で例示するものであって、
・ 開閉できるように建物Bの内部にて摺動自在に支持された引戸本体10と、
・ 該引戸本体10と一緒に摺動されるように該引戸本体10に取り付けられた手摺部10a,14aと、
を備えている。いま、前記引戸本体10が摺動される方向±xを“引戸幅方向”とし、該引戸本体10の板厚方向±yを“引戸板厚方向”とすると、該引戸装置1は、
・ 該引戸本体10の表裏を貫通するように該引戸本体10に形成された引戸開口部12と、
・ 前記引戸幅方向±xに沿って延設されるように前記引戸開口部12の内部に配置された回転軸部13と、
・ 該引戸開口部12を開放(開口)する開位置と該引戸開口部12を閉塞する閉位置とを取り得るように該回転軸部13によって前記引戸板厚方向±yに揺動自在となるように支持された蓋部材14と、
を備えている。そして、前記引戸開口部12を形成する前記引戸本体10側の縁部であって前記引戸幅方向±xに沿うように配置された縁部(図1(d)及び図2(a)(b)の符号10a参照)、及び前記蓋部材14の縁部であって前記引戸幅方向±xに沿うように配置された縁部(図2(c)(d)の符号14a参照)の少なくとも一方の縁部が前記手摺部として機能するように構成されている。なお、図1(b)中の符号Bは玄関を示し、符号Bは廊下を示し、符号Bはトイレを示し、符号Bは小部屋を示している。
【0020】
本発明によれば、図5(a)(b)に例示した従来例と違って、引戸本体を開け閉めする際に揺動するような手摺部は無く、利用者に恐怖感や違和感などを与えてしまう心配が無い。なお、上述の蓋部材14は前記引戸板厚方向±yに揺動するようには構成されているものの、利用者が手摺部を利用する際に意図的に揺動させるものであって、利用者が違和感を覚えてしまうようなものではない。また、該蓋部材14は、前記引戸本体10を開閉する際には閉位置に停止したままであって該引戸本体10の開閉操作に応じて揺動するものではなく、その点においても利用者が違和感などを覚えるものではない。一方、本発明に係る引戸装置1は上記従来例に比べて構造が簡単となり、設置コストも低減される。また、手摺部が引戸本体10から廊下側に突出しているような場合には、該突出している分だけ廊下を広く設計しておかなければならないこともあるが、前記蓋部材14は、不使用時には前記引戸本体10に収容される構造であるため、そのような問題もない。
【0021】
この場合、前記引戸開口部12は、前記引戸幅方向±xに沿うように前記引戸本体10のほぼ全幅にわたって延設しておいて、前記蓋部材14を該前記引戸本体10のほぼ全幅にわたって配置するようにすると良い。そのようにした場合には、その分、手摺部を長く設けることができる。
【0022】
また、前記閉位置にある前記蓋部材14は、前記引戸本体10内に収容されて該引戸本体10の表裏から突出しないように構成しておくと良い。そのようにした場合には、該蓋部材14が通行の邪魔になることも無い。
【0023】
さらに、前記引戸装置1は、図2(a)〜(d)に例示するように、前記蓋部材14を前記開位置にした状態で前記引戸本体10を開閉しようとした場合に該開位置にある蓋部材14に干渉して該引戸本体10の開閉を阻止するストッパ部材15を備えるようにすると良い。そのようにした場合には、利用者が手を挟んでしまう事態を回避することができる。
【0024】
またさらに、前記蓋部材14を前記開位置にした場合に該蓋部材14の上端部及び下端部が共に前記引戸本体10の表裏から突出するように該蓋部材14を前記回転軸部13により支持するようにし、前記ストッパ部材15は、前記引戸本体10が摺動される際に前記開位置にされた前記蓋部材14の上端部又は下端部に当接され得るように少なくとも前記引戸本体10の表面又は裏面(つまり、表面、裏面、又は表裏両面)に沿うように配置すると良い。すなわち、図3(a)(b)に例示するように、前記蓋部材14を前記開位置にした場合に該蓋部材14の上端部14a及び下端部14bが共に前記引戸本体10の表裏から前記引戸板厚方向±yに突出するように該蓋部材14の上端部14aと下端部14bとの間(つまり、該蓋部材14の側面14cの部分であって、前記上端部14aと前記下端部14bとの間の部分)を前記回転軸部13により支持するようにすると良い。そして、前記ストッパ部材は、前記引戸本体10の表面(つまり、表面及び裏面の内の表面)に沿うように(つまり、符号15Aで示す位置に)配置するようにしても良い。そのようにした場合には、前記蓋部材14を図3(b)に示す方向に回転させた場合には該蓋部材14の下端部14bが該ストッパ部材15Aに当接して前記引戸本体10の開閉(摺動)が阻止されることとなり、該蓋部材14を逆方向(つまり、図3(b)に示す方向とは逆の方向)に回転させた場合には該蓋部材14の上端部14aが該ストッパ部材15Aに当接して前記引戸本体10の開閉(摺動)が阻止されることとなる。つまり、該蓋部材14をどちらの方向に回転させても該引戸本体10の開閉(摺動)を阻止して、利用者が手を挟んでしまう事態を回避することができる。また、前記ストッパ部材を、前記引戸本体10の表面ではなく裏面に沿うように(つまり符号15Bで示す位置に)配置しても良い。そのようにした場合には、前記蓋部材14を図3(b)に示す方向に回転させた場合には該蓋部材14の上端部14aが該ストッパ部材15Bに当接して前記引戸本体10の開閉(摺動)が阻止されることとなり、該蓋部材14を逆方向(つまり、図3(b)に示す方向とは逆の方向)に回転させた場合には該蓋部材14の下端部14bが該ストッパ部材15Bに当接して前記引戸本体10の開閉(摺動)が阻止されることとなる。つまり、該蓋部材14をどちらの方向に回転させても該引戸本体10の開閉(摺動)を阻止して、利用者が手を挟んでしまう事態を回避することができる。さらに、該ストッパ部材を、前記引戸本体10の表裏両面に沿うように(つまり、符号15A及び15Bで示す位置に)配置しても同様の効果(つまり、該蓋部材14をどちらの方向に回転させても該引戸本体10の開閉(摺動)を阻止して、利用者が手を挟んでしまう事態を回避することができるという効果)を得ることができる。
【0025】
一方、図4(a)〜(c)に例示するようなストッパ機構を前記引戸装置1に設けるようにしても良い。すなわち、前記蓋部材14と共に一体的に回転するカム部16を前記回転軸部13に設けておき、該カム部16の下方には上下動自在に支持された可動棒17を設けておいて、該可動棒17はコイルスプリング18によって前記カム部16に付勢されるようにしておく。いま、前記蓋部材14が同図(a)(c)に示すような閉位置にある場合には、前記可動棒17は前記カム部16によって下方には付勢されないので前記コイルスプリング18によって上方に引き上げられることとなり、下端部17aは床Fには当接せず(つまり、ストッパ機構は働かず)、前記引戸本体10は開閉自在な状態になっている。そして、前記蓋部材14が同図(b)に示すような開位置にある場合には、前記可動棒17は前記カム部16によって下方に押し下げられて下端部17aは床Fに当接されることとなり、ストッパ機構が作動して前記引戸本体10は摺動不可能な状態となる。
【0026】
なお、前記引戸本体10は、いわゆる吊り戸であっても無くてもどちらでも良い。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明に係る手摺部付き引戸装置は、病院や老人ホームの他、一般の集合住宅や戸建住宅などにも適用できる。
【符号の説明】
【0028】
1 手摺部付き引戸装置
10 引戸本体
10a 縁部(手摺部)
12 引戸開口部
13 回転軸部
14 蓋部材
14a 蓋部材の上縁部(手摺部)
14b 蓋部材の下縁部
15 ストッパ部材
±x 引戸幅方向
±y 引戸板厚方向
図1
図2
図3
図4
図5