特許第6592139号(P6592139)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6592139データ処理装置、ユーザ端末、データ処理システム、データ処理プログラムおよびユーザ端末プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6592139
(24)【登録日】2019年9月27日
(45)【発行日】2019年10月16日
(54)【発明の名称】データ処理装置、ユーザ端末、データ処理システム、データ処理プログラムおよびユーザ端末プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0488 20130101AFI20191007BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20191007BHJP
【FI】
   G06F3/0488 160
   G06F13/00 530A
【請求項の数】12
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2018-98436(P2018-98436)
(22)【出願日】2018年5月23日
【審査請求日】2018年5月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】394013002
【氏名又は名称】三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002491
【氏名又は名称】溝井国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】村地 隆志
【審査官】 円子 英紀
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−137671(JP,A)
【文献】 特開2010−262446(JP,A)
【文献】 特開2006−031381(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048−3/0489
G06F 3/02 −3/023
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末からの要求に基づきデータの入力制御を行うデータ処理装置であって、
アプリケーションの画面単位での入力項目の種別の割合に基づき、表示するキーボード種別を判定し、判定した上記キーボード種別に応じて上記ユーザ端末の画面上の固定位置に表示するように画面情報を構成する画面情報構成部を備えるデータ処理装置。
【請求項2】
上記画面情報構成部は、画面単位での入力項目のうち数字形式の入力項目の割合が所定値以上であるとき、該当する画面に表示するキーボードは、テンキーであると判定することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項3】
上記画面情報構成部は、画面単位での入力項目のうち数字形式の入力項目の割合が所定値未満であるとき、該当する画面に表示するキーボードは、スクリーンキーボードであると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
【請求項4】
上記画面情報構成部は、画面単位での入力項目に文字形式が含まれない場合、該当する画面に表示するキーボードは、テンキーであると判定することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項5】
上記画面情報構成部は、上記アプリケーションの画面単位での入力項目の種別に基づき、表示するキーボード種別を判定するとき、上記アプリケーション全体の入力項目を対象として判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
【請求項6】
さらに、
上記ユーザ端末からの要求に基づき、ブラウザアプリケーションを上記ユーザ端末に送信するブラウザ構成部を備え、
上記画面情報構成部は、上記ユーザ端末で動作する上記ブラウザアプリケーションを用いて、上記ユーザ端末の表示画面の一部に上記キーボードを表示することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
【請求項7】
データ処理装置にデータ送信するユーザ端末であって、
利用者からの指定に基づき上記データ処理装置にアプリケーションとの接続を要求するブラウザ部を備え、
上記ブラウザ部は、上記アプリケーションの画面単位での入力項目の種別の割合に基づいたキーボードをキーボード種別に応じた画面上の固定位置に表示することを特徴とするユーザ端末。
【請求項8】
上記ブラウザ部は、上記画面単位での入力項目に文字形式が含まれない場合、上記キーボードとしてテンキーを表示することを特徴とする請求項7に記載のユーザ端末。
【請求項9】
上記ブラウザ部は、表示領域を上記キーボードの表示エリアと上記アプリケーションの表示エリアとに分離し、上記キーボードの表示エリアは表示を変動させないことを特徴とする請求項7又は8に記載のユーザ端末。
【請求項10】
ユーザ端末からの要求に基づきデータの入力制御を行うデータ処理装置と上記データ処理装置にデータ送信する上記ユーザ端末からなるデータ処理システムであって、
上記データ処理装置は、
アプリケーションの画面単位での入力項目の種別の割合に基づき、表示するキーボード種別を判定し、判定した上記キーボード種別に応じて上記ユーザ端末の画面上の固定位置に表示するように画面情報を構成する画面情報構成部を備え、
上記ユーザ端末は、
利用者からの指定に基づき上記データ処理装置に上記アプリケーションとの接続を要求するブラウザ部を備え、
上記ブラウザ部は、上記アプリケーションの画面単位での入力項目の種別の割合に基づいたキーボードを上記キーボード種別に応じた画面上の固定位置に表示することを特徴とするデータ処理システム。
【請求項11】
コンピュータを、請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ処理装置として機能させるデータ処理プログラム。
【請求項12】
コンピュータを、請求項7〜9のいずれか1項に記載のユーザ端末として機能させるユーザ端末プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ユーザ端末に入力画面の構成に応じたキーボードを表示するように制御するデータ処理装置およびユーザ端末に関するものである。
【背景技術】
【0002】
発注処理や在庫処理等、データ入力時にタブレット端末を用いる場合がある。またデータ入力の補助として、ハードウェア入力装置を付属したり、ソフトウェア的な補助機能を用いる場合がある。しかしながら、たとえばタブレットとUSB(Universal serial bus)接続してテンキーバットを用いる場合は、テンキーバットがかさばり持ち運びが不便である。またOS(Operating System)標準のスクリーンキーボードを用いる場合、キーボードのキーが小さく入力がしにくいという不便さがある。またタブレットにハードウェアとしてテンキーを付属することも可能であるが、ハードウェアの価格が高額になり、またテンキーだけだと文字入力ができないという不便さがある。
特許文献1では、入力項目が数値、顧客情報の識別値、和暦等であるかを判別し、種類に応じたソフトテンキーを表示することが開示されている。しかしながら、特許文献1には、アプリケーションの画面ごとの構成で、表示するキーボードを判定する機能の開示はない。特許文献1の方法では、異なるソフトテンキーが項目ごとに画面の異なる箇所に表示されるため、利用者の目線が動きやすく、迅速なデータ入力には適さない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017−204212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は、ユーザ端末にアプリケーションの入力画面の構成に応じたキーボードを表示することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明に係るデータ処理装置は、ユーザ端末からの要求に基づきデータの入力制御を行うデータ処理装置であって、アプリケーションの画面単位での入力項目の種別に基づき、表示するキーボード種別を判定し、判定したキーボード種別をユーザ端末の画面上に表示するように画面情報を構成する画面情報構成部を備える。
【発明の効果】
【0006】
この発明のデータ処理装置によると、ユーザ端末にアプリケーションの入力画面の構成に応じたキーボードを表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施の形態1におけるシステム構成図である。
図2】実施の形態1におけるデータ処理装置100の構成図である。
図3】実施の形態1におけるユーザ端末200の構成図である。
図4】実施の形態1における処理の流れを説明した図である。
図5】実施の形態1における処理の流れを説明した図である。
図6】実施の形態1における処理の流れを説明した図である。
図7】実施の形態1で用いる設定情報12の一例を示した図である。
図8】実施の形態1で用いるユーザ端末200での入力画面500の一例を示した図である。
図9】実施の形態1で用いるユーザ端末200での入力画面500の一例を示した図である。
図10】実施の形態1におけるデータ処理装置100の変形した構成図である。
図11】実施の形態1におけるユーザ端末200の変形した構成図である。
図12】実施の形態2で用いる設定情報12の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
【0009】
本実施の形態では、利用者がユーザ端末200を用いて、発注処理における発注データを入力する例を示すが、対応する処理および入力データは任意のものを設定可能である。
また本実施の形態において、表示するキーボード種別は、テンキーまたはスクリーンキーボードであるとする。テンキーとは、後述する図9に示したキーボード表示エリア502の表示のように、数字のキーで構成されるものである。
スクリーンキーボードとは、キーボードをソフトウェアで実現したものであり、ソフトウェアキーボードとも呼ばれ、キー種別は通常のキーボードと同じものになる。なおキーボード種別は、特に限定されるものではなく、テンキーやスクリーンキーボード以外、あるいは組み合わせて、任意のものを設定可能である。
【0010】
図1は、本実施の形態におけるシステム構成図である。データ処理システム400は、インターネット300を介して、データ処理装置100とユーザ端末200とが接続されている。データ処理装置100は、ユーザ端末200からの要求に基づきデータの入力制御を行い、ユーザ端末200は、データ処理装置100にデータを送信する。
図1では、ユーザ端末200は1台しか記載していないが、複数台のユーザ端末200がデータ処理装置100に接続可能である。またデータ処理装置100も複数台で構成可能である。
【0011】
図2は、本実施の形態におけるデータ処理装置100の構成図を示した図である。データ処理装置100は、コンピュータであり、プロセッサ910、記憶装置920、入力インタフェース930、出力インタフェース940といったハードウェアを備える。
またデータ処理装置100は、機能構成として、ブラウザ構成部1、画面情報構成部2、データ収集部3および記憶部150を備える。
データ処理装置100のブラウザ構成部1は、ユーザ端末200からの要求に基づき、ブラウザアプリケーション11をユーザ端末200に送信する。
画面情報構成部2は、アプリケーション14の画面単位での構成として、画面全体の入力項目の種別に基づき、表示するキーボード種別を判定し、判定したキーボード種別をユーザ端末200の画面上に表示するように画面情報13を構成する。
【0012】
データ収集部3は、ユーザ端末200から受信したデータを発注情報15に記憶する。
以下の説明では、ブラウザ構成部1と、画面情報構成部2と、データ収集部3との機能を、データ処理装置100の「部」の機能という。データ処理装置100の「部」の機能は、ソフトウェアで実現される。
また記憶部150は、記憶装置920で実現される。記憶部150には、ブラウザアプリケーション11、設定情報12、画面情報13、アプリケーション14および発注情報15が記憶されている。
【0013】
アプリケーション14は、複数記憶され、後述する業務選択画面501を表示する機能を制御するアプリケーション14や発注業務、在庫管理業務、送金業務等の個別業務を制御し、入力データを受け付けるアプリケーション14がある。特に個別業務を制御するアプリケーション14は、ユーザ端末200からURL(Uniform・Resource・Locator)により、接続要求され動作する構成を取るため、フォルダを分けて記憶されている。またアプリケーション14に対応する設定情報12も同一のフォルダに格納されている。
【0014】
プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ910は、プロセッシングを行うIC(Integrated・Circuit)である。プロセッサ910は、具体的には、CPU(Central・Processing・Unit)である。
【0015】
記憶装置920は、補助記憶装置921及びメモリ922を含む。補助記憶装置921は、具体的には、ROM(Read・Only・Memory)、フラッシュメモリ、または、HDD(Hard・Disk・Drive)である。メモリ922は、具体的には、RAM(Random・Access・Memory)である。記憶部150は、メモリ922により実現される。なお、記憶部150は、補助記憶装置921により実現されていてもよいし、補助記憶装置921とメモリ922の両方により実現されてもよい。
【0016】
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、タッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は入力された情報をデータ処理装置100に取り込む。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal・Serial・Bus)端子、RS−232Cといったシリアルインタフェースである。
なお、入力インタフェース930は、LAN(Local・Area・Network)と接続されるポートであってもよい。
【0017】
出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体例として、USB端子、HDMI(登録商標)(High・Definition・Multimedia・Interface)端子、RS−232Cといったシリアルインタフェースである。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid・Crystal・Display)である。
【0018】
補助記憶装置921には、「部」の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、メモリ922にロードされ、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。補助記憶装置921には、OS(Operating・System)も記憶されている。OSの少なくとも一部がメモリ922にロードされ、プロセッサ910はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
データ処理装置100は、1つのプロセッサ910のみを備えていてもよいし、複数のプロセッサ910を備えていてもよい。複数のプロセッサ910が「部」の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
【0019】
「部」の機能による処理の結果を示す情報、データ、信号値、および、変数値は、補助記憶装置921、メモリ922、または、プロセッサ910内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
【0020】
「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)といった可搬記録媒体に記憶されてもよい。
なお、「部」の機能を実現するプログラムをデータ処理プログラム120ともいう。
データ処理プログラム120は、「部」として説明している機能を実現するプログラムである。また、データ処理プログラムプロダクトと称されるものは、データ処理プログラム120が記録された記憶媒体及び記憶装置であり、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
【0021】
図3は、本実施の形態におけるユーザ端末200の構成図を示した図である。ユーザ端末200は、利用者がデータ入力を行う端末であり、具体例としてはスマートフォン、タブレット端末、ノート型パソコンである。ユーザ端末200は、コンピュータであり、プロセッサ910、記憶装置920、入力インタフェース930、出力インタフェース940といったハードウェアを備える。
またユーザ端末200は、機能構成として、接続部21、ブラウザ部22、データ処理部23および記憶部150を備える。
ユーザ端末200の接続部21は、データ処理装置100との接続を開始する時点で、データ処理装置100に対してブラウザアプリケーション11を要求し、ブラウザ部22を構成する。ブラウザ部22は、利用者からの指定に基づきデータ処理装置100にアプリケーション14との接続を要求し、アプリケーション14の画面単位での入力項目の種別に基づいたキーボードを表示する。一例としてブラウザ部22は、画面単位での入力項目に文字形式が含まれない場合、キーボードとしてテンキーを表示すると判定する。
データ処理部23は、ブラウザ部22を用いて入力されたデータを一時保管データ32に一時保管する。その後、ブラウザ部22が一時保管データ32をデータ処理装置100に送信する。
【0022】
以下の説明では、接続部21と、ブラウザ部22と、データ処理部23との機能を、ユーザ端末200の「部」の機能という。ユーザ端末20の「部」の機能は、ソフトウェアで実現される。
また記憶部150は、記憶装置920で実現される。記憶部150には、画面情報31および発注データを一時的に保管する一時保管データ32が記憶されている。
【0023】
プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ910は、プロセッシングを行うIC(Integrated・Circuit)である。プロセッサ910は、具体的には、CPU(Central・Processing・Unit)である。
【0024】
記憶装置920は、補助記憶装置921及びメモリ922を含む。補助記憶装置921は、具体的には、ROM(Read・Only・Memory)、フラッシュメモリ、または、HDD(Hard・Disk・Drive)である。メモリ922は、具体的には、RAM(Random・Access・Memory)である。記憶部150は、メモリ922により実現される。なお、記憶部150は、補助記憶装置921により実現されていてもよいし、補助記憶装置921とメモリ922の両方により実現されてもよい。
【0025】
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、タッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は入力された情報をデータ処理装置100に取り込む。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal・Serial・Bus)端子、RS−232Cといったシリアルインタフェースである。
なお、入力インタフェース930は、LAN(Local・Area・Network)と接続されるポートであってもよい。
【0026】
出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体例として、USB端子、HDMI(登録商標)(High・Definition・Multimedia・Interface)端子、RS−232Cといったシリアルインタフェースである。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid・Crystal・Display)である。
【0027】
補助記憶装置921には、「部」の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、メモリ922にロードされ、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。補助記憶装置921には、OS(Operating・System)も記憶されている。OSの少なくとも一部がメモリ922にロードされ、プロセッサ910はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
データ処理装置100は、1つのプロセッサ910のみを備えていてもよいし、複数のプロセッサ910を備えていてもよい。複数のプロセッサ910が「部」の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
【0028】
「部」の機能による処理の結果を示す情報、データ、信号値、および、変数値は、補助記憶装置921、メモリ922、または、プロセッサ910内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
【0029】
「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)といった可搬記録媒体に記憶されてもよい。
なお、「部」の機能を実現するプログラムをユーザ端末プログラム220ともいう。
ユーザ端末プログラム220は、「部」として説明している機能を実現するプログラムである。また、ユーザ端末プログラムプロダクトと称されるものは、ユーザ端末プログラム220が記録された記憶媒体及び記憶装置であり、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
【0030】
図4図9を用いて、本実施の形態のおける処理の流れを説明する。
先にユーザ端末200に表示される画面例について説明する。
図8は、利用者が実行する業務を選択する業務選択画面501である。
図9は、入力画面500を分割して、キーボード表示エリア502とアプリケーション表示エリア503を表示した一例を示す。キーボード表示エリア502にはテンキーが、アプリケーション表示エリア503には、発注入力画面が表示されている。ブラウザ部22は、画面情報31の設定に基づき、表示領域をキーボード表示エリア502とアプリケーション表示エリア503とに分離し、キーボードの表示エリア502には決定した、テンキーを表示し、表示を変動させない。アプリケーション表示エリア503は、アプリケーション14の入力項目の数により、表示をスクロールさせる。表示領域をキーボード表示エリア502とアプリケーション表示エリア503とに分離するとき、図9の例示によらず、上下に分離してもよく、エリアの設定は任意である。またキーボード表示エリア502にテンキーを表示するとき、数字キーの並びも任意に設定できる。
【0031】
図4は、データ処理装置100とユーザ端末200とが接続を開始する処理の流れを説明しているフローチャートである。まずユーザ端末200の接続部21は、利用者の指定に基づき、データ処理装置100に接続し、ブラウザアプリケーション11を要求する(ステップS1)。データ処理装置100のブラウザ構成部1は、ユーザ端末200からの要求により、ブラウザアプリケーション11を送信する(ステップS2)。ユーザ端末200の接続部21は、ブラウザアプリケーション11を受信し、ブラウザアプリケーション11によりブラウザ部22を構成し(ステップS3)、初期処理を完了する。
【0032】
以降、ユーザ端末200からデータ処理装置10に接続し、画面を表示するときは、ブラウザ部22を用いる。なおブラウザ部22は、ブラウザアプリケーション11により動作するものであり、HTML(HyperText・Markup・Language )形式の画面情報31に基づき構成された画面を表示する。
次に図5を用いて、利用者がユーザ端末200で発注業務を行う際の処理の流れを説明する。処理を開始し、ユーザ端末200のブラウザ部22は、利用者から該当のアプリケーション14の選択を受け付ける(ステップS11)。次にブラウザ部22は、データ処理装置100に該当のアプリケーション14との接続と、画面情報31の送信を要求する(ステップS12)。
【0033】
具体的には、ステップS11でブラウザ部22は、業務選択を制御するアプリケーション14により画面情報31を受信し、図8に示す、業務選択画面501を表示する。画面情報31には利用者がタッチ操作等の選択操作で該当の業務を選択すると、URLにより該当のアプリケーション14が動作する。URLには、アプリケーション14へのパスとアプリケーション14のフロントページ等特定の画面への接続要求が送信される構成となっている。たとえば利用者は、発注業務を選択する(ステップS11)と、発注業務対応のアプリケーション14への接続要求と表示する画面に対応した、画面情報31の送信要求とをデータ処理装置100に送信する(ステップS12)。
【0034】
続いて、データ処理装置100の画面情報構成部2は、受信したアプリケーション14への接続要求により、該当のアプリケーション14は発注業務用のアプリケーション14であると判定し、発注業務用のアプリケーション14と同一のフォルダに格納された、設定情報12を参照し、画面情報13を構成する。その後、画面情報13をユーザ端末200に送信する(ステップS13)。
【0035】
ステップS13の処理は、図6,7を用いて詳述する。
ステップS12における発注業務対応のアプリケーション14への接続要求と画面情報31の送信要求とは、次のようなURLで構成される。
https:/server/a/b/c/orderinput.aspx?gamen id=“A01”
ステップS13では、このURLを、「server」で特定されるデータ処理装置100の「a/b/c/」フォルダに格納されている、「orderinput.aspx」で特定されるアプリケーション14への接続要求と、「gamen id」がA01である画面情報31の送信要求と判定する。
【0036】
図6において、画面情報構成部2はユーザ端末200からの要求に含まれる、URLによりアプリケーション14を特定する(ステップS21)。この場合は、発注業務対応のアプリケーション14(「a/b/c/orderinput.aspx」)への接続要求であると判定する。次に、画面情報構成部2は発注業務対応のアプリケーション14と同一のフォルダにある設定情報12を特定し、さらにURLに含まれる画面ID(gamen id=“A01”)を特定する(ステップS22)。なお画面IDの特定は、ステップS21でアプリケーション14の特定と合わせて行ってもよい。
【0037】
画面情報構成部2は、設定情報12を参照し特定された画面IDに基づき、表示するキーボードを判定し、設定されたキーボード表示エリア502にキーボードを表示し、アプリケーション表示エリア503に発注業務の該当画面を表示するように定義した画面情報13を構成し(ステップS23)、構成した画面情報13を、ユーザ端末200に送信する(ステップS24)。
【0038】
図7は、設定情報12の一例を示している。設定情報12は、アプリケーション14ごとに生成され、画面ごとに表示するキーボードが設定されている。設定情報12aは、XML(Extensible・Markup・Language)形式であり、<keyboard>タブから</keyboard>までが1つの画面IDに対応する設定である。
<gamen id=“A01”>
<keyboardName>“tenkey” <keyboardName>
このタグ情報には、画面ID(gamen id)が「A01」の画面のキーボードには、テンキーを表示することが定められている。
<gamen id=“B01”>
<keyboardName>“screenkey” <keyboardName>
このタグ情報には、画面ID(gamen id)が「B01」の画面のキーボードには、スクリーンキーボードを表示することが定められている。
【0039】
設定情報12bは、データベース形式であり、画面IDごとにキーボード種別と表示位置を設定している。設定情報12aには、表示位置を設定していないが、設定情報12bと同様にタグ情報として、表示位置を定めてよい。図7に示した設定情報12aでは、表示位置はキーボード種別により固定になるように、画面情報構成部2は画面情報13を生成する。たとえば、固定位置とは、テンキーの場合は図9に示すように画面の右横、スクリーンキーボードの場合は画面の下部である。
設定情報12は、データ処理装置100の管理者の指定により設定してもよく、その場合、管理者向けに設定情報12の入力画面を表示するように構成してもよい。また画面情報構成部2が画面単位での入力項目の種別に基づき、キーボード種別を判別し、設定情報12を生成してもよい。また設定情報12の構成は、XML形式、データベース形式に限定されるものではない。
【0040】
画面情報構成部2のステップS23における、キーボードの判定処理は、次のような判定基準が考えられる。
1つめとして、画面情報構成部2は、画面単位での入力項目に文字形式が含まれず、数字形式のみの場合、該当する画面に表示するキーボードは、テンキーであると判定する。
2つめとして画面情報構成部2は、画面単位での入力項目のうち数字形式の入力項目の割合が所定値以上(たとえば90%以上)であるとき、該当する画面に表示するキーボードは、テンキーであると判定する。この場合、10%以内の入力項目は入力されず空欄になってしまう可能性があるが、数字形式の入力項目のみが最低限入力されればよい画面であれば、テンキー表示により、利用者によるデータ入力の効率化が見込まれる。
また3つめとして画面情報構成部2は、画面単位での入力項目のうち数字形式の入力項目の割合が所定値未満(たとえば90%未満)であるとき、該当する画面に表示するキーボードは、スクリーンキーボードであると判定する。3つめの判定は、2つめの判定と併用または単独でもよい。
【0041】
画面情報構成部2は、これらの判定結果を反映した、画面情報13をHTML形式等で構成する。このとき、キーボード表示エリア502はキーボードの表示を固定し、アプリケーション表示エリア503は利用者からの指定により、上下左右にスクロールするように指定する。つまり画面情報13には、アプリケーション表示エリア503に表示するアプリケーション14の表示項目および入力項目に関する設定と、キーボード表示エリア502の表示位置および表示するキーボード種別が記憶される。また、アプリケーション表示エリア503に表示するアプリケーション14の表示項目および入力項目については、アプリケーション14で制御し、画面情報13には指定しないように構成してもよい。画面情報構成部2のHTML形式の画面情報13の生成処理は、既存技術を用いて処理される。また画面情報13の形式は、HTML形式に限定されず、他のマークアップ言語で生成されてもよい。
【0042】
図5に戻り、ユーザ端末200のブラウザ部22は、発注業務用のアプリケーション14の画面情報13を受信し、画面情報31として記憶するとともに発注入力画面を表示する(ステップS14)。つまり画面情報構成部2は、ブラウザ部22を用いて、画面情報31に基づきユーザ端末200の入力画面の分割されたキーボード表示エリア502に、判定し決定したキーボードを表示し、アプリケーション表示エリア503に発注業務用のアプリケーション14の画面情報31を表示させる。
ステップS12〜S14の処理は、利用者からのデータ入力完了の指定を受け付けるまで、繰り返される。つまりステップS14で利用者から画面変更の指定を受け付けると、ステップS12に戻り、ブラウザ部22は指定された画面情報31の送信を要求する。
【0043】
ブラウザ部22は、利用者からデータ入力完了の指定を受け付け、データ処理部23を用いて、一時保管データ32に入力されたデータを保管する(ステップS15)。その後ブラウザ部22は、データ処理装置100に対して一時保管データ32を送信し(ステップS16)、データ処理装置100のデータ収集部3は一時保管データ32を発注情報15として保管し(ステップS17)、処理を終了する。
ステップS15での利用者から受け付けるデータ入力完了の指定とは、たとえば図9で示す、「確定」ボタンが選択されたことを示す。
このように、図9に示す発注入力画面では、商品名(AAA等)ごとに、一定期間(例示では6月1日から6月5日の5日間)の発注量を入力するため、キーボード表示エリア502にはテンキーを表示することで、利用者の入力作業が効率的に行える。
【0044】
本実施の形態では、データ処理装置100は、入力インタフェース930を介して情報を取得し、出力インタフェース940を介して情報を出力する構成であった。しかし、データ処理装置100が通信装置を備え、通信装置を介して情報を受信してもよい。また、データ処理装置100は、通信装置を介して情報を送信してもよい。この場合、通信装置はレシーバとトランスミッタとを備える。具体的には、通信装置は通信チップまたはNIC(Network・Interface・Card)である。通信装置はデータを通信する通信部として機能する。レシーバはデータを受信する受信部として機能し、トランスミッタはデータを送信する送信部として機能する。
【0045】
また、本実施の形態では、データ処理装置100の「部」の機能がソフトウェアで実現されるが、変形例として、データ処理装置100の「部」の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図10を用いて、本実施の形態の変形例に係るデータ処理装置100の構成について説明する。
【0046】
図10に示すように、変形例のデータ処理装置100では、図2のプロセッサ910及び記憶装置920に替えて、処理回路909を備える。
処理回路909は、前述した「部」の機能及び記憶部150を実現する専用の電子回路である。処理回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate・Array)、ASIC(Application・Specific・Integrated・Circuit)、または、FPGA(Field−Programmable・Gate・Array)である。
「部」の機能は、1つの処理回路909で実現されてもよいし、複数の処理回路909に分散して実現されてもよい。
【0047】
別の変形例として、データ処理装置100の機能がソフトウェアとハードウェアとの組合せで実現されてもよい。すなわち、データ処理装置100の一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ910、記憶装置920、および、処理回路909を、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、データ処理装置100の構成が図2および図10のいずれに示した構成であっても、「部」の機能及び記憶部150は、プロセッシングサーキットリにより実現される。「部」を「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。また、「部」の機能をファームウェアで実現してもよい。
図11を用いて、本実施の形態の変形例に係るユーザ端末200の構成について説明する。
【0048】
図11に示すように、変形例のユーザ端末200では、図3のプロセッサ910及び記憶装置920に替えて、処理回路909を備える。
処理回路909は、前述した「部」の機能及び記憶部150を実現する専用の電子回路である。処理回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate・Array)、ASIC(Application・Specific・Integrated・Circuit)、または、FPGA(Field−Programmable・Gate・Array)である。
「部」の機能は、1つの処理回路909で実現されてもよいし、複数の処理回路909に分散して実現されてもよい。
【0049】
別の変形例として、ユーザ端末200の機能がソフトウェアとハードウェアとの組合せで実現されてもよい。すなわち、ユーザ端末200の一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ910、記憶装置920、および、処理回路909を、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、ユーザ端末200の構成が図3および図11のいずれに示した構成であっても、「部」の機能及び記憶部150は、プロセッシングサーキットリにより実現される。「部」を「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。また、「部」の機能をファームウェアで実現してもよい。
【0050】
本実施の形態において、ユーザ端末200は、ブラウザ部22を用いて入力画面500の表示エリアを分離し、キーボード表示エリア502とアプリケーション表示エリア503とを表示することを特徴とする。よってデータ処理装置100と、ユーザ端末200とは、インターネット300を介して、接続すると説明したが、ブラウザ部22がユーザ端末200で動作する構成であれば、ネットワークとしてはインターネット300に限定されず、組織内に限定したネットワークであってもよい。
【0051】
また図6のステップS23で説明した、画面情報構成部2によるキーボード判定処理は、設定情報12の設定を参照するのではなく、直接画面単位での入力項目を判別し、上述した判定基準により決定してもよい。入力項目のデータ種別を判別する方法としては、画面仕様書等からデータ種別を読み込み、判定する方法が考えられる。
【0052】
このように本実施の形態によると、ブラウザ部22(ブラウザアプリケーション11)は、画面情報31(画面情報13)によりキーボード表示エリア502に表示するキーボードを決定し、またキーボードの表示を固定し、アプリケーション表示エリア503は利用者からの指定により、上下左右にスクロールするように表示し、制御する。つまりブラウザ部22は、画面情報31に設定された、複数の異なるキーボードを画面単位で表示できるように動作する。
アプリケーション14の入力項目がアプリケーション表示エリア503に表示しきれない場合も、スクロールにより順次入力することができる一方、キーボード表示エリア502の表示は固定されているので、利用者の目線が固定され、操作性が向上する。またデータ入力の効率化も見込まれる。
また入力画面500の一部にキーボード表示エリア502を固定させるため、特有のハードウェアが不要である。よって安価にシステムが構築でき、また利用者の持ち運び時にかさばらないという利点がある。
【0053】
また、ブラウザ部22により、アプリケーション14が異なったとしてもキーボード表示エリア502が固定されるため、アプリケーション14側に特別な作りこみや改修が不要となり、汎用性が高いと言える。
またテンキーあるいは、スクリーンキーボードを選択して表示することにより、入力画面500のアプリケーション表示エリア503を広く使えることができ、とくにテンキーを表示するときは、その効果が期待できる。
【0054】
実施の形態2.
実施の形態1では、アプリケーション14の画面単位で表示するキーボード種別を制御する方法について、説明した。一方、たとえば発注業務のアプリケーション14であれば、利用者が入力するデータは数字項目のみである等、画面単位ではなくアプリケーション14単位でキーボード種別を固定できる場合もある。本実施の形態では、アプリケーション14単位でキーボード種別を制御する処理について説明する。
システム構成図については、実施の形態1で用いた図1〜3で説明したとおりである。また初期処理も図4で説明したとおりである。
【0055】
図12は、本実施の形態で用いる設定情報12を例示している。
設定情報12cは、アプリケーション14を実行しているときは、テンキーを表示することが定められている。また設定情報12dは、アプリケーション14を実行しているときは、テンキーを右横に表示することが定められている。
全体の処理の流れも実施の形態1で図5を用いて説明したとおりであるが、ステップS13で表示するキーボードを判定する処理は、アプリケーション14単位で1回行えばよい。
よって、本実施の形態によると、アプリケーション14単位で表示するキーボードを制御する場合には、設定情報12の設定およびステップS13に関連する判定処理が簡略化できる。
本実施の形態における、「アプリケーション14の画面単位での入力項目の種別」の判別とは、画面上に表示されていない部分、利用者のスクロール表示や画面偏移操作により表示される部分も含み、つまりアプリケーション14の入力項目全体を対象とする判別である。
【符号の説明】
【0056】
1 ブラウザ構成部、2 画面情報構成部、3 データ収集部、11 ブラウザアプリケーション、12 設定情報、13 画面情報、14 アプリケーション、15 発注情報、21 接続部、22 ブラウザ部、23 データ処理部、31 画面情報、32 一時保管データ、100 データ処理装置、200 ユーザ端末、300 インターネット、400 データ処理システム。
【要約】      (修正有)
【課題】ユーザ端末にアプリケーションの入力画面の構成に応じたキーボードを表示することができるデータ処理装置、ユーザ端末、データ処理システム、データ処理プログラム及びユーザ端末プログラムを提供する。
【解決手段】ユーザ端末からの要求に基づきデータの入力制御を行うデータ処理装置100であって、画面情報構成部2は、アプリケーションの画面単位での入力項目の種別に基づき、表示するキーボード種別を判定し、判定したキーボード種別をユーザ端末の画面上に表示するように画面情報を構成する。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12