特許第6592741号(P6592741)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6592741
(24)【登録日】2019年10月4日
(45)【発行日】2019年10月23日
(54)【発明の名称】模擬運転おもちゃ
(51)【国際特許分類】
   G09B 9/04 20060101AFI20191010BHJP
   A63H 17/25 20060101ALI20191010BHJP
【FI】
   G09B9/04 A
   A63H17/25 A
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-87018(P2019-87018)
(22)【出願日】2019年4月29日
【審査請求日】2019年5月7日
(31)【優先権主張番号】201910314737.3
(32)【優先日】2019年4月18日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519286452
【氏名又は名称】上海▲か▼▲か▼玩具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】梁▲かい▼明
【審査官】 鈴木 崇雅
(56)【参考文献】
【文献】 特表2010−515097(JP,A)
【文献】 特開2008−070547(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/114409(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09B 9/00−058
A63H 17/00−42
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
前後対称的に設置された止め板を含み、両側の前記止め板の間には模型車がスライドできるように設置され、前記模型車の中には制御装置が設置され、両側の前記止め板と前記模型車との間には車両装置が連結され、前後両側の前記止め板の間には障害装置が連結され、前記車両装置は前記模型車の中に設置された転向チャンバを含み、前記転向チャンバの中には大傘歯車が回転できるように設置され、前記大傘歯車の上端には連結軸が固定的に連結され、前記連結軸の上端が外部に伸びており、且つ前記連結軸の上端にはハンドルが固定的に連結され、前記大傘歯車の後端には小傘歯車が噛み合って設置され、前記小傘歯車の中には長軸が固定的に連結され、両側の前記止め板の中には開口が相対であるスライドブロックチャンバが設置され、前記スライドブロックチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの中には変速チャンバが設置され、前記長軸の前後両端がそれぞれ両側の前記変速チャンバの中に伸びており、且つ前記長軸の前後両端には大平歯車が固定的に連結され、前記大平歯車の下端には小平歯車が噛み合って設置され、前記小平歯車のうち対称中心に接近している一端にはメインプーリが固定的に連結され、前記メインプーリの左側には右プーリが回転できるように設置され、前記右プーリの左側には左プーリが回転できるように設置され、前記左プーリ、前記右プーリ及び前記メインプーリの間には同期ベルトが連結され、前後両側の前記右プーリの間には右ねじロッドが固定的に連結され、前記右ねじロッドが前記模型車にねじ山によって連結され、前後両側の前記左プーリの間には左ねじロッドが固定的に連結され、前記左ねじロッドが前記模型車にねじ山によって連結され、前記左ねじロッドと前記右ねじロッドにより前記模型車が傾斜することを回避でき、後側の前記スライドブロックの中にはねじ穴が左右に貫通して設置され、前記ねじ穴の中には前進ねじロッドがねじ山によって連結され、後側の前記スライドブロックチャンバの右側の内壁の中には前進モータが固定的に設置され、前記前進ねじロッドが前記前進モータに動力が伝達できるように連結されており、
前記車両装置は前記模型車に加速と車線変更との操作を完成させることができることを特徴とする模擬運転おもちゃ。
【請求項2】
前記障害装置は前後両側の前記止め板の間に回転できるように連結された左回転軸を含み、後側の前記止め板の中には変速モータが固定的に設置され、前記左回転軸が前記変速モータに動力が伝達できるように連結され、両側の前記止め板の間には左回転輪が前後対称的に、且つ回転できるように設置され、前記左回転輪が前記左回転軸に固定的に連結され、両側の前記止め板の間には右回転軸が回転できるように連結され、前記右回転軸が前記左回転軸の右側に位置しており、前記右回転軸には二つの右回転輪が前後対称的に固定的に連結され、両側の前記左回転輪と両側の前記右回転輪との間にはそれぞれ伝動ベルトが連結され、前記伝動ベルトの外側端面には一列の障害物がスライドする方向の路線に沿って排列されるように、固定的に連結されており、
前記障害装置は前記障害物の移動速度を変えられ、前記障害物と前記模型車との間の相対運動を模擬することにより前記模型車の移動速度を反映することを特徴とする請求項1に記載の模擬運転おもちゃ。
【請求項3】
前記制御装置は前記模型車の中に設置された上方に開口した収容チャンバを含み、前記収容チャンバの下側内壁の中には前ペダルチャンバが連通するように設置され、前記前ペダルチャンバの中には前ペダルがスライドできるように設置され、前記前ペダルの下端には上電極が固定的に連結され、前記前ペダルチャンバの下側内壁の中には下電極が固定的に設置され、前記前ペダルチャンバの左右両側の内壁の中には復帰溝が対称的に、且連通するように設置され、前記復帰溝の中には復帰ブロックがスライドできるように設置され、前記復帰ブロックが前記前ペダルに固定的に連結され、前記復帰ブロックの下端と前記復帰溝の下側内壁との間には復帰ばねが固定的に連結され、前記収容チャンバの下側内壁の中には後ペダルチャンバが連通するように設置され、前記後ペダルチャンバが前記前ペダルチャンバの後側に位置しており、前記後ペダルチャンバの中には後ペダルがスライドできるように設置され、前記後ペダルの下端には上導電ブロックが固定的に連結され、前記後ペダルチャンバの下側内壁の中には下導電ブロックが固定的に設置されており、
前記制御装置は前記模型車の前進及び停止を制御することができることを特徴とする請求項2に記載の模擬運転おもちゃ。
【請求項4】
前記上電極と前記下電極とが前記変速モータと電気的に接続されていると同時に前記前進モータに電気的に接続され、前記下導電ブロックと前記上導電ブロックとが前記変速モータに電気的に接続されており、
前記変速モータが始動されて前記上電極と前記下電極とに導電し、前記上導電ブロックが前記下導電ブロックと接触した時に前記変速モータを停止することを特徴とする請求項3に記載の模擬運転おもちゃ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はおもちゃ分野に関わり、具体的には模擬運転おもちゃである。
【背景技術】
【0002】
運転免許証を取るには模擬運転テストに参加する必要があり、しかし一般的には模擬運転がディスプレイ画面により行われるのであり、それは実際の運転環境を正確に反映することができないため、実際の操作を通して運転の路面状況を模擬できる模擬運転おもちゃを設計する必要があり、本装置は障害物の移動速度を変えることにより運転の速度を反映することができ、また車の加速と車線変更とブレーキを模擬することもでき、その他、両側には止め板が設置されたことにより、操作は適当でない時に人が投げ出されることを回避できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105797386号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の解決しようとする技術問題は模擬運転おもちゃを提供し、上記既存の技術にある問題を解決するのである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランにより実現される:本発明の模擬運転おもちゃは、前後対称的に設置された止め板を含み、両側の前記止め板の間には模型車がスライドできるように設置され、前記模型車の中には制御装置が設置され、両側の前記止め板と前記模型車との間には車両装置が連結され、前後両側の前記止め板の間には障害装置が連結され、前記車両装置は前記模型車の中に設置された転向チャンバを含み、前記転向チャンバの中には大傘歯車が回転できるように設置され、前記大傘歯車の上端には連結軸が固定的に連結され、前記連結軸の上端が外部に伸びており、且つ前記連結軸の上端にはハンドルが固定的に連結され、前記大傘歯車の後端には小傘歯車が噛み合って設置され、前記小傘歯車の中には長軸が固定的に連結され、両側の前記止め板の中には開口が相対であるスライドブロックチャンバが設置され、前記スライドブロックチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの中には変速チャンバが設置され、前記長軸の前後両端がそれぞれ両側の前記変速チャンバの中に伸びており、且つ前記長軸の前後両端には大平歯車が固定的に連結され、前記大平歯車の下端には小平歯車が噛み合って設置され、前記小平歯車のうち対称中心に接近している一端にはメインプーリが固定的に連結され、前記メインプーリの左側には右プーリが回転できるように設置され、前記右プーリの左側には左プーリが回転できるように設置され、前記左プーリ、前記右プーリ及び前記メインプーリの間には同期ベルトが連結され、前後両側の前記右プーリの間には右ねじロッドが固定的に連結され、前記右ねじロッドが前記模型車にねじ山によって連結され、前後両側の前記左プーリの間には左ねじロッドが固定的に連結され、前記左ねじロッドが前記模型車にねじ山によって連結され、前記左ねじロッドと前記右ねじロッドにより前記模型車が傾斜することを回避でき、後側の前記スライドブロックの中にはねじ穴が左右に貫通して設置され、前記ねじ穴の中には前進ねじロッドがねじ山によって連結され、後側の前記スライドブロックチャンバの右側の内壁の中には前進モータが固定的に設置され、前記前進ねじロッドが前記前進モータに動力が伝達できるように連結されており、
前記車両装置は前記模型車に加速と車線変更との操作を完成させることができる。
【0006】
さらなる技術プランには、前記障害装置は前後両側の前記止め板の間に回転できるように連結された左回転軸を含み、後側の前記止め板の中には変速モータが固定的に設置され、前記左回転軸が前記変速モータに動力が伝達できるように連結され、両側の前記止め板の間には左回転輪が前後対称的に、且つ回転できるように設置され、前記左回転輪が前記左回転軸に固定的に連結され、両側の前記止め板の間には右回転軸が回転できるように連結され、前記右回転軸が前記左回転軸の右側に位置しており、前記右回転軸には二つの右回転輪が前後対称的に固定的に連結され、両側の前記左回転輪と両側の前記右回転輪との間にはそれぞれ伝動ベルトが連結され、前記伝動ベルトの外側端面には一列の障害物がスライドする方向の路線に沿って排列されるように、固定的に連結されており、
前記障害装置は前記障害物の移動速度を変えられ、前記障害物と前記模型車との間の相対運動を模擬することにより前記模型車の移動速度を反映する。
【0007】
さらなる技術プランには、前記制御装置は前記模型車の中に設置された上方に開口した収容チャンバを含み、前記収容チャンバの下側内壁の中には前ペダルチャンバが連通するように設置され、前記前ペダルチャンバの中には前ペダルがスライドできるように設置され、前記前ペダルの下端には上電極が固定的に連結され、前記前ペダルチャンバの下側内壁の中には下電極が固定的に設置され、前記前ペダルチャンバの左右両側の内壁の中には復帰溝が対称的に、且連通するように設置され、前記復帰溝の中には復帰ブロックがスライドできるように設置され、前記復帰ブロックが前記前ペダルに固定的に連結され、前記復帰ブロックの下端と前記復帰溝の下側内壁との間には復帰ばねが固定的に連結され、前記収容チャンバの下側内壁の中には後ペダルチャンバが連通するように設置され、前記後ペダルチャンバが前記前ペダルチャンバの後側に位置しており、前記後ペダルチャンバの中には後ペダルがスライドできるように設置され、前記後ペダルの下端には上導電ブロックが固定的に連結され、前記後ペダルチャンバの下側内壁の中には下導電ブロックが固定的に設置されており、
前記制御装置は前記模型車の前進及び停止を制御することができる。
【0008】
さらなる技術方案には、前記上電極と前記下電極とが前記変速モータと電気的に接続されていると同時に前記前進モータに電気的に接続され、前記下導電ブロックと前記上導電ブロックとが前記変速モータに電気的に接続されており、
前記変速モータが始動されて前記上電極と前記下電極とに導電し、前記上導電ブロックが前記下導電ブロックと接触した時に前記変速モータを停止する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果は:本発明は構成が簡単で、操作が便利で、障害物の移動速度を変えることにより運転の速度を反映することができ、また車の加速と車線変更とブレーキを模擬することもでき、その他、両側には止め板が設置されたことにより、操作は適当でない時に人が投げ出されることを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は本発明の模擬運転おもちゃの内部構成模式図
図2図2図1の中の「A−A」方向の構成概略図
図3図3図1の中の「B−B」方向の構成概略図
図4図4図1の中の「C」の拡大模式図
図5図5図1の中の「D−D」方向の構成概略図
図6図6図4の中の「E−E」方向の構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に図1−6を合わせて本発明を詳しく説明する。意思の疎通に便利なため、後文に出る方位を以下の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0012】
図1−6を参照し、本発明の模擬運転おもちゃは、前後対称的に設置された止め板11を含み、両側の前記止め板11の間には模型車26がスライドできるように設置され、前記模型車26の中には制御装置102が設置され、両側の前記止め板11と前記模型車26との間には車両装置100が連結され、前後両側の前記止め板11の間には障害装置101が連結され、前記車両装置100は前記模型車26の中に設置された転向チャンバ31を含み、前記転向チャンバ31の中には大傘歯車30が回転できるように設置され、前記大傘歯車30の上端には連結軸29が固定的に連結され、前記連結軸29の上端が外部に伸びており、且つ前記連結軸29の上端にはハンドル28が固定的に連結され、前記大傘歯車30の後端には小傘歯車17が噛み合って設置され、前記小傘歯車17の中には長軸18が固定的に連結され、両側の前記止め板11の中には開口が相対であるスライドブロックチャンバ15が設置され、前記スライドブロックチャンバ15の中にはスライドブロック25がスライドできるように設置され、前記スライドブロック25の中には変速チャンバ35が設置され、前記長軸18の前後両端がそれぞれ両側の前記変速チャンバ35の中に伸びており、且つ前記長軸18の前後両端には大平歯車33が固定的に連結され、前記大平歯車33の下端には小平歯車34が噛み合って設置され、前記小平歯車34のうち対称中心に接近している一端にはメインプーリ36が固定的に連結され、前記メインプーリ36の左側には右プーリ39が回転できるように設置され、前記右プーリ39の左側には左プーリ38が回転できるように設置され、前記左プーリ38、前記右プーリ39及び前記メインプーリ36の間には同期ベルト37が連結され、前後両側の前記右プーリ39の間には右ねじロッド24が固定的に連結され、前記右ねじロッド24が前記模型車26にねじ山によって連結され、前後両側の前記左プーリ38の間には左ねじロッド23が固定的に連結され、前記左ねじロッド23が前記模型車26にねじ山によって連結され、前記左ねじロッド23と前記右ねじロッド24により前記模型車26が傾斜することを回避でき、後側の前記スライドブロック25の中にはねじ穴16が左右に貫通して設置され、前記ねじ穴16の中には前進ねじロッド14がねじ山によって連結され、後側の前記スライドブロックチャンバ15の右側の内壁の中には前進モータ32が固定的に設置され、前記前進ねじロッド14が前記前進モータ32に動力が伝達できるように連結されており、
前記車両装置100は前記模型車26に加速と車線変更との操作を完成させることができる。
【0013】
有益なように、前記障害装置101は前後両側の前記止め板11の間に回転できるように連結された左回転軸20を含み、後側の前記止め板11の中には変速モータ47が固定的に設置され、前記左回転軸20が前記変速モータ47に動力が伝達できるように連結され、両側の前記止め板11の間には左回転輪19が前後対称的に、且つ回転できるように設置され、前記左回転輪19が前記左回転軸20に固定的に連結され、両側の前記止め板11の間には右回転軸13が回転できるように連結され、前記右回転軸13が前記左回転軸20の右側に位置しており、前記右回転軸13には二つの右回転輪12が前後対称的に固定的に連結され、両側の前記左回転輪19と両側の前記右回転輪12との間にはそれぞれ伝動ベルト21が連結され、前記伝動ベルト21の外側端面には一列の障害物22がスライドする方向の路線に沿って排列されるように、固定的に連結されており、
前記障害装置101は前記障害物22の移動速度を変えられ、前記障害物22と前記模型車26との間の相対運動を模擬することにより前記模型車26の移動速度を反映する。
【0014】
有益なように、前記制御装置102は前記模型車26の中に設置された上方に開口した収容チャンバ27を含み、前記収容チャンバ27の下側内壁の中には前ペダルチャンバ45が連通するように設置され、前記前ペダルチャンバ45の中には前ペダル40がスライドできるように設置され、前記前ペダル40の下端には上電極46が固定的に連結され、前記前ペダルチャンバ45の下側内壁の中には下電極44が固定的に設置され、前記前ペダルチャンバ45の左右両側の内壁の中には復帰溝42が対称的に、且連通するように設置され、前記復帰溝42の中には復帰ブロック41がスライドできるように設置され、前記復帰ブロック41が前記前ペダル40に固定的に連結され、前記復帰ブロック41の下端と前記復帰溝42の下側内壁との間には復帰ばね43が固定的に連結され、前記収容チャンバ27の下側内壁の中には後ペダルチャンバ50が連通するように設置され、前記後ペダルチャンバ50が前記前ペダルチャンバ45の後側に位置しており、前記後ペダルチャンバ50の中には後ペダル48がスライドできるように設置され、前記後ペダル48の下端には上導電ブロック49が固定的に連結され、前記後ペダルチャンバ50の下側内壁の中には下導電ブロック51が固定的に設置されており、
前記制御装置102は前記模型車26の前進及び停止を制御することができる。
【0015】
有益なように、前記上電極46と前記下電極44とが前記変速モータ47と電気的に接続されていると同時に前記前進モータ32に電気的に接続され、前記下導電ブロック51と前記上導電ブロック49とが前記変速モータ47に電気的に接続されており、
前記変速モータ47が始動されて前記上電極46と前記下電極44とに導電し、前記上導電ブロック49が前記下導電ブロック51と接触した時に前記変速モータ47を停止する。
【0016】
使用する時、人が収容チャンバ27の中に座り、変速モータ47を始動し、更に上電極46と下電極44とに導電し、更に左回転軸20により伝動ベルト21をスライド連動させ、更に障害物22をスライド連動させ、この時に人がハンドル28を回転させることができ、更に連結軸29を通して大傘歯車30を回転連動させ、更に小傘歯車17を回転連動させ、更に長軸18を回転連動させ、更に大平歯車33と小平歯車34との間の加速伝動によりメインプーリ36を回転連動させ、更に同期ベルト37により左プーリ38と右プーリ39とを回転連動させ、更に右ねじロッド24と左ねじロッド23とを回転連動させ、更に模型車26を連動させて片側に向かってスライドさせ、模型車26に車線変更と障害物22を避けることとを行わせ、ハンドル28を逆方向へ回転させる時、模型車26を向こう側へスライドさせて車線変更させることができ、前ペダル40を踏んだ時、上電極46と下電極44との間の距離が変えられ、更に上電極46と下電極44との間の電圧を増やし、更に前進モータ32を始動し、前進モータ32は上電極46と下電極44との間の電圧が増大する時だけに始動され、前進モータ32が前進ねじロッド14を駆動して回転させ、更に模型車26を右へスライド連動させ、車両の模擬加速を実現し、前ペダル40を放して後ペダル48を踏み、この時に復帰ばね43の弾力作用の下で、前ペダル40が上昇復帰し、同時に後ペダル48が下へスライドして上導電ブロック49を下導電ブロック51と接触させ、この時に変速モータ47を停止し、この時に上電極46と下電極44への導電を切断し、この時に装置が停止し、模擬停車を実現する。
【0017】
本発明の有益な効果は:本発明は構成が簡単で、操作が便利で、障害物の移動速度を変えることにより運転の速度を反映することができ、また車の加速と車線変更とブレーキを模擬することもでき、その他、両側には止め板が設置されたことにより、操作は適当でない時に人が投げ出されることを回避できる。
【0018】
当業者は明確できることは、本出願の総体精神及び構想から離脱しない限り、上記実施例に各種の変型を行うことができる。それらの変型はいずれも本出願の保護範囲中にカバーすべきである。本出願の保護方案は本出願に添付した特許の請求の範囲を基準とするべきである。
【要約】
【課題】本発明は模擬運転おもちゃを開示した。
【解決手段】
前後対称的に設置された止め板を含み、両側の前記止め板の間には模型車がスライドできるように設置され、前記模型車の中には制御装置が設置され、両側の前記止め板と前記模型車との間には車両装置が連結され、前後両側の前記止め板の間には障害装置が連結され、前記車両装置は前記模型車の中に設置された転向チャンバを含み、前記転向チャンバの中には大傘歯車が回転できるように設置され、本発明は構成が簡単で、操作が便利で、障害物の移動速度を変えることにより運転の速度を反映することができ、また車の加速と車線変更とブレーキを模擬することもでき、その他、両側には止め板が設置されたことにより、操作は適当でない時に人が投げ出されることを回避できる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6