特許第6593179号(P6593179)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6593179
(24)【登録日】2019年10月4日
(45)【発行日】2019年10月23日
(54)【発明の名称】渦電流式発熱装置
(51)【国際特許分類】
   F03D 9/18 20160101AFI20191010BHJP
   F03D 9/22 20160101ALI20191010BHJP
   H05B 6/02 20060101ALI20191010BHJP
【FI】
   F03D9/18
   F03D9/22
   H05B6/02 A
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-2116(P2016-2116)
(22)【出願日】2016年1月7日
(65)【公開番号】特開2017-122412(P2017-122412A)
(43)【公開日】2017年7月13日
【審査請求日】2018年9月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006655
【氏名又は名称】日本製鉄株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001553
【氏名又は名称】アセンド特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】中山 英介
(72)【発明者】
【氏名】今西 憲治
(72)【発明者】
【氏名】野上 裕
(72)【発明者】
【氏名】野口 泰隆
(72)【発明者】
【氏名】山口 博行
【審査官】 大瀬 円
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−099437(JP,A)
【文献】 特開2012−197796(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F03D 9/18
F03D 9/22
H05B 6/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転する回転軸の運動エネルギを熱エネルギに変換する渦電流式発熱装置であって、
前記回転軸を含む回転部と、前記回転部に固定された円筒状の発熱部材と、前記発熱部材と対向するように配置された永久磁石と、熱媒体が流れる第1、第2、および第3の流路とを含み、
前記第1の流路は、前記発熱部材の近傍に設けられており、
前記第2の流路は、前記第1の流路に前記熱媒体を供給するための流路であり、
前記第3の流路は、前記第1の流路を通った前記熱媒体を回収するための流路であり、
前記第2の流路の少なくとも一部および前記第3の流路の少なくとも一部が前記回転軸内を通っていて、
前記渦電流式発熱装置は、前記発熱部材の周囲が前記第1の流路となるように前記発熱部材を包囲する容器をさらに含み、
前記容器のうち前記発熱部材と前記永久磁石との間に存在する部分が非磁性材料からなる、渦電流式発熱装置。
【請求項2】
前記第2の流路および前記第3の流路のいずれか一方がロータリージョイントを含む、請求項1に記載の渦電流式発熱装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転する回転軸の運動エネルギを熱エネルギに変換する渦電流式発熱装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、化石燃料の燃焼に伴う二酸化炭素の発生が問題視されている。このため、太陽熱エネルギ、風力エネルギ、水力エネルギ等のような自然エネルギの活用が推進されている。自然エネルギの中でも、風力エネルギおよび水力エネルギは流体の運動エネルギである。
【0003】
流体の運動エネルギによって回転軸を回転させ、その運動エネルギを熱エネルギに変換する発熱装置が従来から提案されている。特開2011−89492号公報(特許文献1)では、エネルギの利用効率の向上を図った風力発電設備が提案されている。特許文献1の発電設備は、熱エネルギを発生させるための発熱装置を備える。
【0004】
特許文献1の発熱装置の一例は、永久磁石式のリターダ装置を含む。そのリターダ装置は、回転するロータと、ロータの近傍に固定された永久磁石とを備える。ロータが回転することによってロータに渦電流が発生し、ロータが発熱する。リターダ装置で発生した熱は、鉱油によって回収され、蓄熱装置に蓄積される。
【0005】
上記の発熱装置では、発熱部材(ロータ)から効率よく熱を回収することが重要である。しかし、従来は、効率よく熱を回収する方法について充分に検討されていなかった。特に、発熱部材が回転する場合に効率よく熱を回収する方法について、充分に検討されていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2011−89492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の状況において、本発明の目的の1つは、発熱部材で発生した熱を効率よく回収できる渦電流式の発熱装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態による渦電流式発熱装置は、回転する回転軸の運動エネルギを熱エネルギに変換する。この装置は、前記回転軸を含む回転部と、前記回転部に固定された円筒状の発熱部材と、前記発熱部材と対向するように配置された永久磁石と、熱媒体が流れる第1、第2、および第3の流路とを含む。前記第1の流路は、前記発熱部材の近傍に設けられている。前記第2の流路は、前記第1の流路に前記熱媒体を供給するための流路である。前記第3の流路は、前記第1の流路を通った前記熱媒体を回収するための流路である。前記第2の流路の少なくとも一部および前記第3の流路の少なくとも一部が前記回転軸内を通っている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、発熱部材で発生した熱を効率よく回収できる渦電流式の発熱装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本発明の渦電流式発熱装置の一例を模式的に示す断面図である。
図2図2は、図1の線II−IIにおける断面を模式的に示す。
図3図3は、図1の線III−IIIにおける断面を模式的に示す。
図4図4は、本発明の渦電流式発熱装置の他の一例を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明では本発明の実施形態について例を挙げて説明するが、本発明は以下で説明する例に限定されない。以下の説明では、具体的な数値や材料を例示する場合があるが、本発明の効果が得られる限り、他の数値や材料を適用してもよい。
【0012】
(渦電流式発熱装置)
本発明の渦電流式発熱装置は、渦電流によって発熱する装置である。この発熱装置は、回転する回転軸の運動エネルギを熱エネルギに変換する。この発熱装置は、回転軸を含む回転部と、回転部に固定された円筒状の発熱部材と、発熱部材と対向するように配置された永久磁石と、熱媒体が流れる第1、第2、および第3の流路とを含む。第1の流路は、発熱部材の近傍に設けられている。第2の流路は、第1の流路に熱媒体を供給するための流路である。第3の流路は、第1の流路を通った熱媒体を回収するための流路である。第2の流路の少なくとも一部および第3の流路の少なくとも一部が回転軸内を通っている。
【0013】
回転軸は、流体の運動エネルギによって回転させられてもよい。すなわち、本発明の発熱装置は、流体の運動エネルギ(たとえば、風力や水力などの自然エネルギ)を利用して発熱する装置であってもよい。また、本発明の発熱装置は、風力発電設備、水力発電設備等のように流体の運動エネルギを利用する発電設備に搭載されてもよい。公知の風力発電設備や水力発電設備の発電装置部分を本発明の発熱装置に置き換えることによって、熱エネルギを生成できる。そのため、本発明の発熱装置は、公知の発電設備が備える構成(羽根車、クラッチ装置、増速装置等)を含んでもよい。
【0014】
発熱部材は円筒状の部分を含んでいればよい。発熱部材は、円筒状の発熱部材と、それ以外の形状を有する発熱部材とによって構成されていてもよい。発熱部材の少なくとも一部は、電磁誘導によって渦電流が生じる材料(具体的には導電性材料)で形成される。発熱部材の表面や内部には、必要に応じて、電磁誘導が生じない部分が存在してもよい。たとえば、電磁誘導が生じない保護膜が発熱部材の表面に形成されていてもよい。発熱部材に用いることができる導電性材料の例には金属材料が含まれ、たとえば、強磁性金属材料、弱磁性金属材料、および非磁性金属材料が含まれる。
【0015】
永久磁石に特に限定はなく、公知の永久磁石を用いてもよい。たとえば、車両の補助ブレーキとして用いられる永久磁石式のリターダに使用されている永久磁石を用いてもよい。通常、永久磁石は、円筒状の発熱部材の外周面に対向するように配置される。より具体的には、発熱部材の回転によって発熱部材に渦電流が発生するように、永久磁石が配置されている。
【0016】
回転部は、回転軸と共に回転する部分である。回転部は、回転軸と発熱部材とを連結するための連結部材を含んでもよい。発熱部材は、回転部に固定される。換言すれば、発熱部材は、回転軸に固定される。回転部に固定された発熱部材は、回転軸と共に回転する。
【0017】
第1の流路は、典型的には、第1の流路を流れる熱媒体が発熱部材と接触するように設けられている。流路を流れる熱媒体は、発熱部材において発生した熱を回収する熱回収機構として機能する。熱媒体に限定はなく、発熱部材で発生した熱を回収できるものであればよい。熱媒体には、公知の熱媒体を用いてもよい。熱媒体の例には、溶融塩(たとえば硝酸塩系の溶融塩)、熱媒油、水(蒸気)、空気、超臨界CO2等が含まれる。
【0018】
本発明の発熱装置が備えてもよい熱回収機構は、熱媒体、および熱媒体が流れる流路を含み、さらに蓄熱装置を含んでもよい。たとえば、第1〜第3の流路を含む流路は、蓄熱装置が途中に配置された循環路を構成していてもよい。この場合、循環路を熱媒体が流れることによって熱エネルギが回収され、その熱エネルギが蓄熱装置に蓄積される。蓄熱装置には公知の蓄熱装置を用いてもよい。
【0019】
本発明の発熱装置では、第2の流路および第3の流路から選ばれる少なくとも1つの流路がロータリージョイントを含んでもよい。ロータリージョイントを用いることによって、熱媒体を回転軸中に容易に流すことができる。ロータリージョイントに限定はなく、公知のロータリージョイントを用いてもよい。一例では、第2の流路および第3の流路のいずれか一方が、ロータリージョイントを含む。たとえば、第2の流路のみがロータリージョイントを含んでもよいし、第3の流路のみがロータリージョイントを含んでもよい。
【0020】
第1の流路は、発熱部材の内部に形成されていてもよい。この場合、熱媒体は発熱部材の内部を流れる。あるいは、第1の流路は、発熱部材の外部に形成されていてもよい。たとえば、本発明の発熱装置は、発熱部材の周囲が第1の流路となるように発熱部材を包囲する容器をさらに含んでもよい。この場合、容器のうち発熱部材と永久磁石との間に存在する部分が非磁性材料からなる。もちろん、容器の他の部分も非磁性材料で形成されてもよい。
【0021】
本発明の実施形態の例について、図面を参照しながら以下に説明する。以下の説明では、同様の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略する場合がある。
【0022】
(第1実施形態)
第1実施形態では、風力で発熱する渦電流式発熱装置の一例について説明する。第1実施形態の発熱装置100の断面図を図1に模式的に示す。また、図1の線II−IIにおける断面図を図2に模式的に示す。また、図1の線III−IIIにおける断面図を図3に模式的に示す。発熱装置100は、ケース101、回転軸102、連結部材103、円筒状の発熱部材105、複数の永久磁石106、および羽根車108を含む。発熱装置100は、さらに、容器110、軸受111、第2の流路120、および第3の流路130を含む。なお、本発明の発熱装置は、必要に応じて他の部材や他の機構を備えてもよい(他の実施形態においても同様である)。たとえば、本発明の発熱装置は、風力発電装置で用いられているような機構(クラッチ装置、増速装置など)を備えてもよい。
【0023】
ケース101は、軸受111を介して回転軸102を回転可能に保持している。回転軸102および連結部材103は、羽根車108の回転に伴って回転する回転部104を構成する。発熱部材105は、回転部104に固定されている。すなわち、発熱部材105は、連結部材103を介して回転軸102に固定されている。
【0024】
複数の磁石106は、回転する発熱部材105の外周面を囲むように配置されている。一例では、複数の永久磁石106が、仮想の円筒に沿うように配置される。たとえば、複数の棒状の磁石を、周方向に並べて円筒状としてもよい。この場合、棒状の磁石の長手方向が回転軸102の軸方向と平行になるように配置されてもよい。また、複数の円弧状の磁石を仮想の円筒に沿うように配置してもよい。たとえば、複数の円弧状の磁石を周方向に並べてリング状の磁石群を構成し、そのリング状の磁石群を複数個、回転軸の軸方向に並べて円筒状としてもよい。なお、隣接する磁石106と磁石106との間には、隙間があってもよいし、他の部材が配置されてもよい。
【0025】
容器110は、発熱部材105を囲むように配置されている。換言すれば、発熱部材105は、容器110の内部空間110aに配置されている。内部空間110aに面する容器110の内面は、第1の流路を構成する。容器110が発熱することを防止するため、容器110のうち、少なくとも発熱部材105と永久磁石106との間に存在する部分は非磁性材料で形成されてもよい。容器110の全体が非磁性材料からなるものであってもよい。
【0026】
第2の流路120は、配管121、ジョイント部122、流路123、および配管124を含む。配管121は、ジョイント部122に接続されている。ジョイント部122は、回転軸102の周囲に形成されたリング状の空間である。流路123は回転軸102の内部に形成されている。流路123の一端はジョイント部122に接続され、他端は配管124に接続されている。配管124の一端は流路123に接続され、他端は容器110(第1の流路)に接続されている。
【0027】
第3の流路130は、配管131、ジョイント部132、流路133、および配管134を含む。配管131は、ジョイント部132に接続されている。ジョイント部132は、回転軸102の周囲に形成されたリング状の空間である。流路133は回転軸102の内部に形成されている。流路133の一端はジョイント部132に接続され、他端は配管134に接続されている。配管134の一端は流路133に接続され、他端は容器110(第1の流路)に接続されている。流路123および133は、回転軸102に形成された貫通孔である。ジョイント部122および132は、熱媒体が漏れないようにシールされている。
【0028】
熱媒体の流れの一例について説明する。熱媒体は、第2の流路120から容器110の内部空間110a(第1の流路)に供給される。より具体的には、熱媒体は、配管121、ジョイント部122、流路123、および配管124を通って内部空間110aに供給される。発熱部材105で発生した熱は、容器110内を通る熱媒体によって回収される。熱を回収した熱媒体は、第3の流路130を通って回収される。より具体的には、熱媒体は、内部空間110aから、配管134、流路133、ジョイント部132、および配管131を通って回収される。
【0029】
なお、第2の流路と第3の流路とを入れ替えてもよい(他の実施形態においても同様である)。すなわち第3の流路130を熱媒体を供給するための第2の流路として利用し、第2の流路120を熱媒体を回収するための第3の流路として利用してもよい。
【0030】
発熱装置100の機能について以下に説明する。風によって羽根車108が回転すると、それに伴って、回転部104および発熱部材105が回転する。発熱部材105が回転すると、磁石106の磁力によって発熱部材105内で渦電流が発生する。この渦電流によって、発熱部材105が発熱する。発熱部材105で発生した熱は、容器110内を流れる熱媒体によって回収され、熱エネルギとして利用される。
【0031】
なお、第1実施形態では、第2の流路および第3の流路のいずれもがロータリージョイントを含まない場合について説明した。しかし、第1実施形態において、第2の流路および第3の流路のいずれか一方または両方が、第2実施形態で説明するロータリージョイントを含んでもよい。
【0032】
(第2実施形態)
第2実施形態では、風力で発熱する渦電流式発熱装置の他の一例について説明する。第2実施形態の発熱装置200の断面図を図4に模式的に示す。発熱装置200は、ケース101、回転軸102、連結部材103、円筒状の発熱部材205、複数の永久磁石106、および羽根車108を含む。発熱装置200は、さらに、第2の流路220、および第3の流路130を含む。第3の流路130は、第1実施形態で説明したものと同じである。なお、本発明の発熱装置は、発熱部材105と永久磁石106との間に、永久磁石が加熱されることを防止するための隔壁を備えてもよい。
【0033】
回転軸102および連結部材103は、羽根車108の回転に伴って回転する回転部104を構成する。発熱部材205は、全体として円筒状の形状を有する。発熱部材205は、回転部104に固定されている。すなわち、発熱部材205は、連結部材103を介して回転軸102に固定されている。複数の磁石106は、回転する発熱部材205の外周面を囲むように配置されている。複数の永久磁石106は、発熱装置100の永久磁石と同様に、円筒状に配置される。
【0034】
発熱部材205の内部空間205aは空洞となっている。内部空間205aに面する発熱部材205の内面は、第1の流路を構成する。発熱部材205のうち磁石106に面する部分だけが電磁誘導で発熱する材料で形成されてもよい。また、発熱部材205の全体が、電磁誘導で発熱する材料で形成されてもよい。
【0035】
第2の流路220は、配管221、ロータリージョイント222、流路223、および配管224を含む。配管221は、ロータリージョイント222に接続されている。流路223は回転軸102の内部に形成されている。流路223の一端はロータリージョイント222に接続され、他端は配管224に接続されている。配管224の一端は流路223に接続され、他端は内部空間205aに接続されている。流路223は、回転軸に形成された貫通孔である。
【0036】
熱媒体は、第2の流路220から発熱部材205の内部空間205a(第1の流路)に供給される。具体的には、熱媒体は、配管221、ロータリージョイント222、流路223、および配管224を通って内部空間205aに供給される。発熱部材205で発生した熱は、内部空間205aを通る熱媒体によって回収される。熱を回収した熱媒体は、第3の流路130を通って回収される。
【0037】
発熱装置100と同様に、発熱装置200においても、回転軸102と共に発熱部材205が回転することによって発熱部材205が発熱する。発熱部材205で発生した熱エネルギは、熱媒体によって回収されて利用される。
【0038】
なお、第2実施形態では、第2の流路がロータリージョイントを含む場合について説明した。しかし、第2実施形態において、第2の流路はロータリージョイントを含まなくてもよい。たとえば、第1実施形態で説明した第2の流路120を用いてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、渦電流式の発熱装置に利用できる。たとえば、本発明は、自然エネルギを利用する渦電流式発熱装置に利用できる。
【符号の説明】
【0040】
100、200 発熱装置(渦電流式発熱装置)
101 ケース
102 回転軸
103 連結部材
104 回転部
105、205 発熱部材
106 永久磁石
108 羽根車
110 容器
110a、205a 内部空間(第1の流路)
120、220 第2の流路
130 第3の流路
222 ロータリージョイント
図1
図2
図3
図4