特許第6594265号(P6594265)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6594265
(24)【登録日】2019年10月4日
(45)【発行日】2019年10月23日
(54)【発明の名称】作業車
(51)【国際特許分類】
   A01D 41/12 20060101AFI20191010BHJP
   B60K 11/06 20060101ALI20191010BHJP
   B60K 11/04 20060101ALI20191010BHJP
   F01P 3/20 20060101ALI20191010BHJP
   F01P 5/06 20060101ALI20191010BHJP
   F01P 11/04 20060101ALI20191010BHJP
【FI】
   A01D41/12 E
   B60K11/06
   B60K11/04 D
   F01P3/20 K
   F01P3/20 L
   F01P5/06 510A
   F01P11/04 C
【請求項の数】8
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2016-116400(P2016-116400)
(22)【出願日】2016年6月10日
(65)【公開番号】特開2017-216975(P2017-216975A)
(43)【公開日】2017年12月14日
【審査請求日】2018年6月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】特許業務法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】平川 順一
(72)【発明者】
【氏名】松林 智也
(72)【発明者】
【氏名】小田 佑樹
(72)【発明者】
【氏名】迫 和志
(72)【発明者】
【氏名】井本 憲生
【審査官】 門 良成
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−047049(JP,A)
【文献】 特開2007−055443(JP,A)
【文献】 特開2010−059834(JP,A)
【文献】 特開2012−130324(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01D 41/12
B60K 11/04
B60K 11/06
F01P 3/20
F01P 5/06
F01P 11/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、
通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、
前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられ、
前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、
前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であり、
前記冷却機器に接続される供給ホース及び排出ホースは、可撓性部材で構成されると共に、前記冷却機器から前記ヒンジ部材に向けて延ばされ、
前記冷却機器は、前記支持部材のうち前記ヒンジ部材寄りの部位に支持され、
前記供給ホース及び前記排出ホースにおける前記ヒンジ部材寄りの部位に、機体外側から見てS字状に曲がる形状に形成された変形吸収部が備えられ、前記変形吸収部によって前記冷却機器の揺動操作に基づく前記供給ホース及び前記排出ホースの変形が吸収される作業車。
【請求項2】
エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、
通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、
前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられ、
前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、
前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であり、
前記冷却機器に接続される供給ホース及び排出ホースは、可撓性部材で構成されると共に、前記冷却機器から前記ヒンジ部材に向けて延ばされ、
前記支持部材に、複数の前記冷却機器が支持され、
複数の前記冷却機器は、前記支持部材のうち前記ヒンジ部材寄りの部位と遊端側寄りの部位とに分散して配置され、
前記ヒンジ部材寄りの部位に支持された前記冷却機器用の前記供給ホース及び前記排出ホースにおける前記ヒンジ部材寄りの部位に、機体外側から見てS字状にクランクする形状に形成された変形吸収部が備えられ、前記変形吸収部によって前記冷却機器の揺動操作に基づく前記供給ホース及び前記排出ホースの変形が吸収され、
前記遊端側寄りの部位に支持された前記冷却機器用の前記供給ホース及び前記排出ホースは、前記冷却機器と前記ヒンジ部材との間を、機体外側から見てS字状に曲がらない略直線状に延ばされている作業車。
【請求項3】
前記冷却機器の揺動軸芯に沿った方向において、前記遊端側寄りの部位に支持された前記冷却機器の幅は、前記ヒンジ部材寄りの部位に支持された前記冷却機器の幅よりも大きく、
前記遊端側寄りの部位に支持された前記冷却機器用の前記供給ホース及び前記排出ホースは、前記揺動軸芯に沿った方向に間隔を空けて設けられ、
前記ヒンジ部材寄りの部位に支持された前記冷却機器は、機体外側から見て前記間隔内に位置する状態で設けられ、
前記ヒンジ部材寄りの部位に支持された前記冷却機器用の前記供給ホース及び前記排出ホースは、機体外側から見て前記間隔内を前記ヒンジ部材に向けて延ばされている請求項2記載の作業車。
【請求項4】
エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、
通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、
前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられ、
前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、
前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であり、
前記冷却機器に接続される供給ホース及び排出ホースは、可撓性部材で構成されると共に、前記冷却機器から前記ヒンジ部材に向けて延ばされ、
前記冷却機器は、オイル冷却機器であり、
前記冷却機器の機体外側に位置する状態で前記ラジエータを支持するラジエータ支持部材に支持された空気冷却機器が備えられ、
前記冷却機器は、前記空気冷却機器を前記ラジエータ支持部材から取り外した状態においてのみ揺動可能である作業車。
【請求項5】
前記冷却機器は、機体上下方向に沿った揺動軸芯周りに揺動可能である請求項1から4のいずれか一項に記載の作業車。
【請求項6】
前記ラジエータを支持する枠形状のラジエータ支持部材が備えられ、
前記支持部材は、枠形状に構成され、かつ、前記ヒンジ部材によって前記ラジエータ支持部材に連結され、
前記支持部材における遊端側の部位を、前記ラジエータ支持部材に固定可能なロック具が備えられている請求項1から5のいずれか一項に記載の作業車。
【請求項7】
エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、
通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、
前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられ、
前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、
前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であり、
前記冷却機器に接続される供給ホース及び排出ホースは、可撓性部材で構成されると共に、前記冷却機器から前記ヒンジ部材に向けて延ばされ、
前記エンジンルームと前記防塵ケースとに間に配置され、前記冷却機器及び前記支持部材を収容するケースを備え、
前記ケースの底部と縦壁部との角部に掃除口が開口され、
前記ケースに対して脱着可能であり、前記掃除口を塞ぎ込み可能な蓋体が備えられ、
前記蓋体に、前記掃除口のうち、前記底部に開口された底開口部を閉塞する底蓋部と、前記掃除口のうち、前記縦壁部に開口された縦開口部を閉塞する縦蓋部と、が備えられ、
前記底蓋部は、前記底部の延び方向に沿った差し込みによって前記底部に係合するように構成され、
前記縦蓋部は、前記縦壁部の外側面に当て付けて固定されるように構成されている作業車。
【請求項8】
前記ケースの周部に、前記ケースの内外に貫通する状態で、複数のパイプ材が支持されており、
前記パイプ材のうち前記ケースの内部側の端部に、前記供給ホース及び前記排出ホースが接続され、かつ、前記パイプ材のうちの他端部に、前記冷却機器の冷却対象である装置からの装置側供給ホース及び装置側排出ホースが接続されている請求項7記載の作業車
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられた作業車に関する。
【背景技術】
【0002】
上記した作業車は、ラジエータに供給される冷却風を冷却機器の冷却に利用するものである。この種の作業車おいて、前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であれば、防塵ケースを開き状態に変更し、かつ冷却機器を開放姿勢に揺動させることにより、ラジエータの機体外側を開放でき、ラジエータの清掃や点検などを行ないやすい。
【0003】
この種の作業車として、従来、たとえば特許文献1に示されるコンバインがあった。このコンバインでは、防塵ケースが作用位置(閉じ状態に相当)から機体外方に退避する退避位置(開き状態に相当)に揺動可能に支持されている。オイル冷却機器(冷却機器に相当)を支持する枠体が揺動可能に支持され、オイル冷却機器を枠体と共に横側外方に揺動させることが可能である。このコンバインでは、オイル冷却機器の作動油パイプは、枠体の揺動枢支部対して枠体の揺動軸芯に沿う方向に位置ずれし、かつ揺動枢支部に対して枠体の揺動軸芯と直交する方向に位置ずれした部位に向かってオイル冷却機器から延びている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014−125106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の場合、冷却機器を揺動させる際の作動油パイプに無理な応力を掛かりにくくするには、作動油パイプの長さを長くする必要がある。
【0006】
本発明は、ラジエータの機体外側を開放できて、ラジェータの清掃や点検などを行ないやすくしつつ、かつ、冷却機器を揺動させる際の供給ホース及び排出ホースに無理な応力を掛かりにくくしつつ、供給ホース及び排出ホースを短く済ませ得る作業車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による作業車は、
エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、
通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、
前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられ、
前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、
前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であり、
前記冷却機器に接続される供給ホース及び排出ホースは、可撓性部材で構成されると共に、前記冷却機器から前記ヒンジ部材に向けて延ばされ、
前記冷却機器は、前記支持部材のうち前記ヒンジ部材寄りの部位に支持され、
前記供給ホース及び前記排出ホースにおける前記ヒンジ部材寄りの部位に、機体外側から見てS字状に曲がる形状に形成された変形吸収部が備えられ、前記変形吸収部によって前記冷却機器の揺動操作に基づく前記供給ホース及び前記排出ホースの変形が吸収される
【0008】
本構成によると、防塵ケースを開き状態に変更し、かつ、冷却機器を開放姿勢に揺動させることにより、ラジエータの機体外側を開放できる。冷却機器の供給ホース及び排出ホースが冷却機器からヒンジ部材に向けて延ばされているので、冷却機器と、冷却機器の冷却対象である装置とを接続する冷媒経路が冷却機器の揺動軸芯の周辺を通るようにでき、冷却機器を揺動させる際の供給ホース及び排出ホースに無理な変形が生じにくいようにしても、供給ホース及び排出ホースの長さを従来に比して短くできる。
【0009】
従って、ラジエータの横外側を開放できるので、かつ、冷却機器を揺動させる際の供給ホース及び排出ホースに無理な応力が掛かりにくくて、冷却機器を軽く揺動操作できるので、ラジエータの清掃や点検などを行ないやすい。ラジエータの清掃や点検などを行ないやすいものにおいて、供給ホース及び排出ホースを短いものに済ませて、組み立て作業を行ないやすくでき、かつ、安価に得ることができる。
【0010】
【0011】
本構成によると、冷却機器の荷重が支持部材の揺動軸芯寄りの部位に掛かるので、かつ、冷却機器が支持部材のヒンジ部材寄りの部位に位置することで、冷却機器とヒンジ部材との距離が短くなっても、冷却機器の揺動に伴って供給ホース及び排出ホースに無理な変形による応力集中が生じることを変形吸収部による変形吸収によって防止されて、供給ホース及び排出ホースが支持部材の揺動に対する抵抗になりにくいので、冷却機器を軽く揺動操作できる。また、供給ホース及び排出ホースの使用寿命を向上できる。
【0012】
【0013】
【0014】
本発明をより好適なものにするよう、つぎの如き構成を備えた。
エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、
通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、
前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられ、
前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、
前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であり、
前記冷却機器に接続される供給ホース及び排出ホースは、可撓性部材で構成されると共に、前記冷却機器から前記ヒンジ部材に向けて延ばされ、
前記支持部材に、複数の前記冷却機器が支持され、
複数の前記冷却機器は、前記支持部材のうち前記ヒンジ部材寄りの部位と遊端側寄りの部位とに分散して配置され、
前記ヒンジ部材寄りの部位に支持された前記冷却機器用の前記供給ホース及び前記排出ホースにおける前記ヒンジ部材寄りの部位に、機体外側から見てS字状にクランクする形状に形成された変形吸収部が備えられ、前記変形吸収部によって前記冷却機器の揺動操作に基づく前記供給ホース及び前記排出ホースの変形が吸収され、
前記遊端側寄りの部位に支持された前記冷却機器用の前記供給ホース及び前記排出ホースは、前記冷却機器と前記ヒンジ部材との間を、機体外側から見てS字状に曲がらない略直線状に延ばされているという構成を備えた。
【0015】
本構成によると、支持部材のヒンジ部材寄りの部位に位置する冷却機器の荷重が支持部材の揺動軸芯寄りの部位に掛かるので、かつ、冷却機器を揺動させる際、ヒンジ部材寄りの冷却機器の供給ホース及び排出ホースに無理な変形が生じることが変形吸収部によって防止されて、供給ホース及び排出ホースが支持部材の揺動に対する抵抗になりにくいので、冷却機器を軽く揺動操作できる。
【0016】
冷却機器を開放姿勢にした際、支持部材の遊端寄りの部位に位置する冷却機器をラジエータに対して機体外側に離れた箇所に位置させることができ、冷却機器がラジエータを清掃や点検する際の障害によりなりにくい。支持部材の遊端寄りの冷却機器の供給ホース及び排出ホースは、冷却機器とヒンジ部材との間を、機体外側から見てS字状に曲がらない略直線状に延ばされているので、冷却機器への冷媒供給及び冷却機器からの冷媒取出しを、供給ホース及び排出ホースによる抵抗が少ない状態でスムーズにできる。
【0017】
本発明をより好適なものにするよう、つぎの如き構成を備えた。
前記支持部材に、複数の前記冷却機器が支持され、複数の前記冷却機器は、前記支持部材のうち前記ヒンジ部材寄りの部位と遊端側寄りの部位とに分散して配置され、
前記冷却機器の揺動軸芯に沿った方向において、前記遊端側寄りの部位に支持された前記冷却機器の幅は、前記ヒンジ部材寄りの部位に支持された前記冷却機器の幅よりも大きく、
前記遊端側寄りの部位に支持された前記冷却機器用の前記供給ホース及び前記排出ホースは、前記揺動軸芯に沿った方向に間隔を空けて設けられ、
前記ヒンジ部材寄りの部位に支持された前記冷却機器は、機体外側から見て前記間隔内に位置する状態で設けられ、
前記ヒンジ部材寄りの部位に支持された前記冷却機器用の前記供給ホース及び前記排出ホースは、機体外側から見て前記間隔内を前記ヒンジ部材に向けて延ばされている。
【0018】
本構成によれば、支持部材のヒンジ部材寄りの部位に位置する冷却機器の荷重が支持部材の揺動軸芯寄りの部位に掛かる。機体外側から見てヒンジ部材寄りの冷却機器、及びこの冷却機器の供給ホース及び排出ホースが、遊端側寄りの冷却機器の供給ホースと排出ホースと間隔内に位置するので、ヒンジ部材寄りの冷却機器の供給ホース及び排出ホースを冷却機器の揺動抵抗になりにくいように簡素配置構成で配置でき、冷却機器を軽く揺動操作しやすくできる。
【0019】
本構成によると、冷却機器の揺動軸芯と直交する方向視において、ヒンジ部材寄りの冷却機器、及びこの冷却機器の供給ホース及び排出ホースが、遊端側寄りの冷却機器用の供給ホースと排出ホースと間隔内に位置するので、各冷却機器、各供給ホース及び各排出ホースを支持部材の揺動方向での嵩が小さくなるようコンパクトに纏めることができ、ラジエータを清掃や点検する作業を行なう際、各冷却機器、各供給ホース及び各排出ホースが障害になりにくくて、作業をしやすい。
【0020】
本発明をより好適なものにするよう、つぎの如き構成を備えた。
前記冷却機器は、機体上下方向に沿った揺動軸芯周りに揺動可能であるという構成を備えた。
【0021】
本構成によれば、ラジエータを清掃や点検する作業を行なう際、開放姿勢にした冷却機器をラジエータに対して機体前後方向に偏倚させることができ、冷却機器がより障害になりにくくて作業を行ないやすい。
【0022】
本発明をより好適なものにするよう、つぎの如き構成を備えた。
前記ラジエータを支持する枠形状のラジェータ支持部材が備えられ、前記支持部材は、枠形状に構成され、かつ、前記ヒンジ部材によって前記ラジエータ支持部材に連結され、前記支持部材における遊端側の部位を、前記ラジエータ支持部材に固定可能なロック具が備えられているという構成を備えた。
【0023】
本構成によれば、防塵ケースの外部から防塵通気部を介して防塵ケースの内部に引き込まれた冷却風が支持部材の枠内を通ってラジエータに至るので、冷却機器の存在にかかわらず、ラジエータに冷却風を適確に供給しやすい。また、ラジエータ支持部材を支持部材の支持部材及び固定部材に活用した構造簡単な支持構造によって冷却機器を支持できる。
【0024】
本発明をより好適なものにするよう、つぎの如き構成を備えた。
エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、
通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、
前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられ、
前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、
前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であり、
前記冷却機器に接続される供給ホース及び排出ホースは、可撓性部材で構成されると共に、前記冷却機器から前記ヒンジ部材に向けて延ばされ、
前記冷却機器は、オイル冷却機器であり、
前記冷却機器の機体外側に位置する状態で前記ラジエータを支持するラジエータ支持部材に支持された空気冷却機器が備えられ、
前記冷却機器は、前記空気冷却機器を前記ラジエータ支持部材から取り外した状態においてのみ揺動可能であるという構成を備えた。
【0025】
本構成によれば、供給ホース及び排出ホースを外しても、漏れ出る冷媒が空気であって支障がない空気冷却機器を取外し、供給ホース及び排出ホースを外せば、冷媒であるオイルが漏れ出ることになるオイル冷却機器を供給ホース及び排出ホースの接続状態のままで開放姿勢に揺動させるものだから、空気冷却機器も供給ホース及び排出ホースの接続状態のままで移動させて、オイル冷却機器の揺動を可能にするよう構成するのに比して、空気冷却機器の支持構造を構造簡単なものに済ませることができ、安価に得られる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
本発明をより好適なものにするよう、つぎの如き構成を備えた。
エンジン冷却用のラジエータ、及び、前記ラジエータの機体中央側に配置されて、前記ラジエータの機体外側から外気を引き込んで前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンが収容されるエンジンルームと、
通気を許容すると共に塵埃の通過を防止する防塵通気部を有し、かつ、前記エンジンルームの機体外側を覆う状態で前記ラジエータの機体外側に配置された防塵ケースと、
前記防塵通気部と前記ラジエータとの間に位置する空冷式の冷却機器と、が備えられ、
前記防塵ケースは、前記エンジンルームの機体外側を覆う閉じ状態と、前記エンジンルームの機体外側を開放する開き状態とに状態変更可能であり、
前記冷却機器を支持する支持部材がヒンジ部材を介して前記エンジンルーム側の部材に連結され、前記冷却機器は、前記支持部材と共に、前記ラジエータに対向する通常姿勢と、前記ラジエータから離れる開放姿勢とにわたって揺動可能であり、
前記冷却機器に接続される供給ホース及び排出ホースは、可撓性部材で構成されると共に、前記冷却機器から前記ヒンジ部材に向けて延ばされ、
前記エンジンルームと前記防塵ケースとに間に配置され、前記冷却機器及び前記支持部材を収容するケースを備え、
前記ケースの底部と縦壁部との角部に掃除口が開口され、
前記ケースに対して脱着可能であり、前記掃除口を塞ぎ込み可能な蓋体が備えられ、
前記蓋体に、前記掃除口のうち、前記底部に開口された底開口部を閉塞する底蓋部と、前記掃除口のうち、前記縦壁部に開口された縦開口部を閉塞する縦蓋部と、が備えられ、前記底蓋部は、前記底部の延び方向に沿った差し込みによって前記底部に係合するように構成され、前記縦蓋部は、前記縦壁部の外側面に当て付けて固定されるように構成されているという構成を備えた。
【0031】
本構成によれば、ケースの内部に位置する塵埃を掃除口に掃き寄せると、塵埃が底開口部からケース外に落下するのみならず、縦開口部からもケース外に出ていくので、塵埃が角部に残るとか、縦壁部に当たって底部に戻る事態が生じにくくて、手早くかつ適確に掃除できる。
本構成によれば、蓋体の掃除口に縦開口部が位置する側から底部の延びる方向へ差し込むことにより、底蓋部が底部に係合して支持されるので、蓋体の縦蓋部を縦壁部の外側面に固定するだけで操作簡単に蓋体をケースに固定できる。掃除口を操作簡単に閉じることができる。
本発明をより好適なものにするよう、つぎの如き構成を備えた。
前記ケースの周部に、前記ケースの内外に貫通する状態で、複数のパイプ材が支持されており、
前記パイプ材のうち前記ケースの内部側の端部に、前記供給ホース及び前記排出ホースが接続され、かつ、前記パイプ材のうちの他端部に、前記冷却機器の冷却対象である装置からの装置側供給ホース及び装置側排出ホースが接続されているという構成を備えた。
本構成によれば、ケースの内部に位置する冷却機器の供給ホース及び排出ホースを、ケースに支持されるパイプ材にケース内部で接続し、ケースの外部に位置する冷却対象の装置からの装置側供給ホース及び装置側排出ホースを、ケースに支持されるパイプ材にケース外部で接続することにより、冷却機器と冷却対象である装置とを接続できる。したがって、冷却機器から延出する供給ホース及び排出ホースを、ケースの周部を貫通させてケースの外部に引き出し、ケースの外部で、冷却対象の装置まで延出させて冷却対象の装置に接続するとか、冷却対象の装置から延出する供給ホース及び排出ホースをケースの周部を貫通させてケースの内部に引き入れ、ケースの内部で冷却機器に延出させて接続するのに比して、冷媒の供給路及び排出路を構成すると共に配備する作業を行ないやすい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】コンバインの全体を示す右側面図である。
図2】コンバインの全体を示す平面図である。
図3】蓋体を示す平面図である。
図4図3のIV−IV断面矢視図である。
図5】防塵ケースが開き状態の原動部を示す右側面図である。
図6】原動部を示す後面図である。
図7】通常姿勢のオイル冷却機器、及び閉じ状態の防塵ケースを示す平面図である。
図8】横外側が開放された状態のオイル冷却機器を示す右側面図である。
図9】横外側が開放された状態のラジエータを示す平面図である。
図10】横外側が開放された状態のラジエータを示す右側面図である。
図11】開放姿勢にしたオイル冷却機器を示す斜視図である。
図12】ラジエータ支持部材及び支持部材を示す右側面図である。
図13】パイプ材の支持構造を示す右側面図である。
図14図13のXIV−XIV断面矢視である。
図15】掃除口及び蓋体を示す斜視図である。
図16】掃除口を示す後面図である。
図17】蓋体を示す縦断側面図である。
図18】閉じ状態の掃除口を示す縦断側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、図面に基づいて、本発明に係る作業車の実施の形態をコンバインに適用した場合について説明する。図1は、コンバインの全体を示す右側面図である。図2は、コンバインの全体を示す平面図である。図1,2に示す[F]の方向が自走機体の前側、[B]の方向が自走機体の後側、[L]の方向が自走機体の左側、[R]の方向が自走機体の右側と定義する。
【0034】
図1に示すように、コンバインは、角パイプ材などの複数の鋼材を連結して機体フレーム1が構成された自走機体を備えている。機体フレーム1の前部に搭乗運転部2を形成してある。搭乗運転部2には、搭乗空間を覆うキャビン2aを装備してある。搭乗運転部2の下部に、エンジン3が備えられた原動部4を設けてある。機体フレーム1の下部には、左右一対のクローラ式走行装置5を装備してある。機体フレーム1の前端部には、作業走行時に機体の前方に位置する水稲や麦あるいは菜種などの作物の穀稈を刈り取って搬送する刈取搬送部6を昇降揺動が可能な状態で連結してある。刈取搬送部6の昇降揺動は、機体フレーム1とフィーダ7とにわたって架設した油圧式の昇降シリンダ(図示せず)の伸縮作動で行う。機体フレーム1には、刈取搬送部6が搬送する刈り取り後の穀稈を脱穀対象物として受け入れて脱穀処理し、脱穀処理後の処理物に選別処理を施す脱穀装置8を設けてある。機体フレーム1における搭乗運転部2の後側には、揚送装置8aによって脱穀装置8から搬送された単粒化穀粒を回収して貯留する穀粒タンク9を設けてある。穀粒タンク9に貯留された穀粒を取出す場合、穀粒タンク9の後端部から延出されたスクリューコンベア式の搬出装置10よって穀粒タンク9から搬送され、搬出装置10の吐出筒10aから排出される。
【0035】
刈取搬送部6について説明する。
刈取搬送部6は、機体の走行に伴って、その前部の左右両端に配備したデバイダ11によって未刈り穀稈を収穫対象の穀稈と収穫対象外の穀稈とに梳き分ける。又、刈取搬送部6の前部上方に配備した回転リール12によって収穫対象穀稈の穂先側を後方に向けて掻き込み、刈取搬送部6の底部に装備したバリカン型の刈取装置13によって収穫対象穀稈の株元側を切断して、収穫対象の穀稈を刈り取る。刈取装置13の後方に配備した横送オーガ14によって刈取り穀稈を所定箇所に寄せ集めて後方に送り出し、その所定箇所から脱穀装置8にわたって架設されたフィーダ7によって刈取り穀稈を脱穀装置8に投入する。
【0036】
図2に示すように、穀粒タンク9の天板部に、作業者の出入りが可能な大きさの点検口20を設けてある。点検口20は、天板部にヒンジ部材27を介して揺動開閉可能に支持された蓋体21によって開閉するようになっている。
【0037】
蓋体21は、図3に示すように、ヒンジ部材27が連結されている板金製の蓋枠23と、蓋枠23に連結されて、蓋枠23の矩形孔を閉じている樹脂製の透明板22とを備えている。蓋枠23の横端部が蓋枠23の上方向きに立ち上がり、補強リブの機能を備える折り曲げ端部23aに形成されている。透明板22は、蓋枠23の裏面側に連結されている。透明板22と蓋枠23とは、蓋枠23の矩形孔の周部における複数個所において、蓋枠23、透明板22、透明板22の裏面側に当て付けた板金製の当板24を挿通するリベット25によって連結してある。透明板22の複数のリベット孔26のうち、透明板22の二つの長辺の一方の長手方向での中央部に位置する一つだけのリベット孔26aを、図4に示す如く、孔径がリベット25の外径に近い大きさの基準孔に形成してある。複数のリベット25のうちの基準孔以外の全てのリベット孔26を、図4に示すように、孔径がリベット25の外径に比してかなり大きい融通孔に形成してある。蓋枠23及び透明板22の温度上昇が発生したとき、蓋枠23と透明板22との熱膨張率の差に起因して蓋体21が屈曲変形することを、各融通孔による蓋枠23と透明板22とのずれ動きによって防止できる。このとき、蓋枠23と透明板22との位置ずれを基準孔による位置決めによって防止できる。
【0038】
原動部4について説明する。
図1,5,6,7に示すように、原動部4は、搭乗運転部2の下部において、機体フレーム1に固定状態で支持されたエンジンボンネット30を備えている。エンジンボンネット30の天板部に運転座席2bが取付けられており、エンジンボンネット30は、運転座席2bの支持台を構成している。
【0039】
エンジンボンネット30の天板部上における運転座席2bより後側の部位に吸気ケース31を設けている。吸気ケース31には、エンジン用のエアクリーナ32を収容してある。図1,6に示すように、エアクリーナ32から吸気筒33を機体上方に向けて延出してある。吸気筒33の延出端部にプレエアクリーナ34を装着してある。
【0040】
エンジンボンネット30によってエンジンルーム35を形成してある。エンジンルーム35には、エンジン3、ラジエータ36及び冷却ファン37を設けてある。エンジン3は、クランク軸が機体横向きになる搭載姿勢で機体フレーム1に支持されている。ラジエータ36は、エンジン3に対して機体右横外側に配置され、ラジエータ支持部材38に支持されている。ラジエータ支持部材38は、図5,6,7,12に示すように、ラジエータ36の下部に沿って機体前後方向に延びる下前後向き枠材38a、ラジエータ36の上部に沿って機体前後方向に延びる上前後向き枠材38b、ラジエータ36の前部に沿って機体上下方向に延びると共に下前後向き枠材38aと上前後向き枠材38bとの前端部どうしを連結している前縦枠材38c、ラジエータ36の後部に沿って機体上下方向に延びると共に下前後向き枠材38aと上前後向き枠材38bとの後端部どうしを連結している後縦枠材38dにより、冷却ファン37の機体横外側を開放する枠状に構成してある。下前後向き枠材38aが機体フレーム1に連結ボルトによって連結されており、ラジエータ支持部材38は、機体フレーム1に固定状態で支持されている。
【0041】
冷却ファン37は、図6,7に示すように、ラジエータ36に対して機体中央側に、ラジエータ36とエンジン3との間に位置する状態で配置され、回転支軸37aを介してエンジン3に相対回転可能に支持されている。回転支軸37aと、エンジン3の出力軸3aとが伝動ベルト39によって連動連結されている。冷却ファン37は、エンジン3によって回転駆動される。ファンシュラド40がラジエータ36に支持されている。
【0042】
図6,7に示すように、ラジエータ36に対して機体横外側に防塵ケース41を配置してある。防塵ケース41の後端側が、上下一対の枢支部材42を介して支持枠部43aに支持されている。支持枠部43aの下部は、防塵ケース41とエンジンルーム35との間に配置した冷却機器用のケース43の横外側端部に形成されている。支持枠部43aの上部は、吸気ケース31の横外側端部に形成されている。冷却機器用のケース43は、ラジエータ支持部材38に支持されている。
【0043】
冷却機器用のケース43は、図5,6,7,12に示すように、下前後向き枠材38aに沿わせて連結されている底部43b、上前後向き枠材38bに沿わせて連結されている天部43c、前縦枠材38cに沿わせて連結されている前側の縦壁部43d、及び後縦枠材38dに沿わせて連結されている後側の縦壁部43eによって枠状に構成され、ラジエータ36の機体横外側を開放する状態でラジエータ支持部材38に支持されている。
【0044】
防塵ケース41は、枢支部材42、ケース43を介してラジエータ支持部材38に支持され、枢支部材42の機体上下方向に延びる軸芯を揺動軸芯Pにして揺動操作することができる。防塵ケース41は、揺動操作することにより、支持枠部43aから機体横外側に離れ、吸気ケース31及びエンジンルーム35の機体横外側を開放する開き状態と、支持枠部43aの側面に当接し、吸気ケース31及びエンジンルーム35の機体横外側を覆う閉じ状態とに状態変更できる。
【0045】
防塵ケース41を閉じ状態にすると、防塵ケース41の下部に形成してある防塵通気部41a(図1,7参照)が、ラジエータ36に対向する。防塵通気部41aは、冷却ファン37の吸引作用により、防塵ケース41の外部の空気を内部へ通過させてラジエータ36に冷却風として向かわせる。防塵通気部41aは、防塵網を備え、防塵ケース41の内部へ引き込まれる空気と共にワラ屑などの塵埃が飛来してきた場合、塵埃の通過を防止する。
【0046】
図5,7に示すように、冷却機器用のケース43に、二つの空冷式のオイル冷却機器51,52(冷却機器に相当)、及び、一つの空冷式の空気冷却機器53(空気冷却機器に相当)を収容してある。空気冷却機器53は、二つのオイル冷却機器51,52より機体横外側に位置している。防塵ケース41の閉じ状態において、二つのオイル冷却機器51,52及び一つの空気冷却機器53は、防塵通気部41aとラジエータ36との間に位置する。
【0047】
二つのオイル冷却機器51,52は、ケース43に収容可能な支持部材54に支持されている。支持部材54は、図5,12に示すように、上下一対の前後向き枠材54aと、上下の前後向き枠材54aの前端部を連結する機体上下向きの前縦枠材54bと、上下の前後向き枠材54aの中間部を連結する機体上下向きの中縦枠材54cと、上下の前後向き枠材54aの後端部を連結する機体上下向きの後縦枠材54dとによって枠状に構成してあり、オイル冷却機器51,52を通った冷却風がラジエータ36に流れることを可能する。
【0048】
図5,7,12に示すように、支持部材54の前端部としての前縦枠材54bと、ラジエータ支持部材38の前縦枠材38cに設けた支持部38eとにわたって上下一対のヒンジ部材55を連結してある。支持部材54は、上下のヒンジ部材55を介してラジエータ支持部材38(エンジンルーム側の部材に相当)に支持され、上下のヒンジ部材55が機体上下方向に沿った状態で有する軸芯を揺動軸芯Xにして揺動操作できる。支持部材54を揺動操作することにより、二つのオイル冷却機器51,52が支持部材54と共に揺動し、二つのオイル冷却機器51,52をラジエータ36の機体横外側を開放する開放姿勢と、ラジエータ36に対向する通常姿勢とに切り換えることができる。オイル冷却機器51,52を通常姿勢にした状態では、機体側面視において、支持部材54がラジエータ支持部材38の枠内に位置する。
【0049】
二つのオイル冷却機器51,52を通常姿勢に切り換えた場合、支持部材54の遊端部の部位としての後縦枠材54dがラジエータ支持部材38の後縦枠材38dに当接し、後縦枠材54dを上下一対のロック具50によって後縦枠材54dに固定できる。二つのオイル冷却機器51,52を通常姿勢で固定できる。本実施例では、ロック具50をつまみ形の回転操作部を有したネジ部材によって構成している。ロック具50としては、ロックピンなど各種のロック部材を採用可能である。
【0050】
二つのオイル冷却機器51,52は、揺動軸芯Xに沿う方向での幅が異なるオイル冷却機器によって構成され、通常姿勢において、機体前後方向に並ぶ状態で支持されている。幅が小さい方のオイル冷却機器51は、支持部材54のうちのヒンジ部材寄りの部位に支持してある。幅が大きい方のオイル冷却機器52は、支持部材54のうちの遊端側寄りの部位に支持してある。
【0051】
以下において、幅が小さい方のオイル冷却機器51をヒンジ部材寄りのオイル冷却機器51と呼称し、幅が大きい方のオイル冷却機器52を遊端側寄りのオイル冷却機器52と呼称して、説明する。
ヒンジ部材寄りのオイル冷却機器51は、走行ミッションの潤滑油を作動油として刈取搬送部6の昇降シリンダなどを駆動する作業部駆動装置(冷却対象の装置に相当)に一対の循環油路56によって接続されている。作業部駆動用の作動油がオイルポンプ(図示せず)の送り作用によってオイル冷却機器51と作業部駆動装置との間を循環する。遊端側寄りのオイル冷却機器52は、走行ミッション(図示せず)に備えられた静油圧式の無段変速装置(図示せず)に一対の循環油路57によって接続されている。無段変速装置の作動油がオイルポンプ(図示せず)の送り作用によってオイル冷却機器52と無段変速装置との間を循環する。
【0052】
図5,7,13,14に示すように、冷却機器用のケース43の前側の縦壁部43d(周部に相当)に、4本の金属製のパイプ材58,59をケース43の内外に貫通する状態で支持してある。縦壁部43dのうち、4本のパイプ材58,59を支持している縦壁部分43fは、他の部分に対して脱着できるように分割構造に構成してある。
【0053】
ヒンジ部材寄りのオイル冷却機器51に接続してある一対の循環油路56は、4本のパイプ材のうちの一対のパイプ材58と、冷却機器側の供給ホース56a及び排出ホース56aに相当する冷却機器側の一対の循環ホース56aと、装置側の供給ホース56bと排出ホース56bとに相当する装置側の一対の循環ホース56bとを備えている。冷却機器側の一対の循環ホース56aは、オイル冷却機器51からヒンジ部材55に向けて延ばされ、延出端部で一対のパイプ材58のうちケース43の内部側の端部に各別に接続されている。装置側の一対の循環ホース56bは、作業部駆動装置からケース43に向けて延ばされ、延出端部で一対のパイプ材58のうちのケース43の外部側の端部に接続されている。
【0054】
冷却機器側の一対の循環ホース56aは、オイル冷却機器51の揺動を可能にするよう可撓性部材によって構成してある。冷却機器側の一対の循環ホース56aにおけるヒンジ部材寄りの部位に、オイル冷却機器51の揺動軸芯Xと直交する方向視でS字状に曲がる形状に形成された変形吸収部60を備えてある。変形吸収部60は、オイル冷却機器51の揺動に伴ってS字状が延びることにより、オイル冷却機器51の揺動操作に基づく循環ホース56aの変形を循環ホース56aの狭い範囲に集中して発生しないように吸収する。本実施例では、S字状に曲がる形状として、S状にクランクする形状を採用している。S字状に曲がる形状としては、弦巻バネ形状を採用可能である。
【0055】
遊端側寄りのオイル冷却機器52に接続してある一対の循環油路57は、4本のパイプ材のうちの一対のパイプ材59と、冷却機器側の供給ホース57a及び排出ホース57aに相当する冷却機器側の一対の循環ホース57aと、装置側の供給ホース57bと排出ホース57bとに相当する装置側の一対の循環ホース57bとを備えている。冷却機器側の一対の循環ホース57aは、オイル冷却機器52からヒンジ部材55へ向けて延ばされ、延出端部で一対のパイプ材59のうちケース43の内部側の端部に各別に接続されている。装置側の一対の循環ホース57bは、無段変速装置からケース43に向けて延ばされ、延出端部で一対のパイプ材59のうちのケース43の外部側の端部に接続されている。
冷却機器側の一対の循環ホース57aは、オイル冷却機器52の揺動を可能にするよう可撓性部材によって構成してある。冷却機器側の一対の循環ホース57aは、クーラ寄りの部分57cにおいて、オイル冷却機器52とヒンジ部材55との間を、オイル冷却機器52の揺動軸芯Xと直交する方向視でS字状に曲がらない略直線状に延ばしてある。S字状に曲がらない略直線状としては、緩くカーブした状態、あるいは緩く屈曲した状態で延びる形状を採用可能である。
【0056】
遊端側寄りのオイル冷却機器52の冷却機器側の一対の循環ホース57aは、クーラ寄りの部分57cにおいてオイル冷却機器52の揺動軸芯Xに沿った方向に間隔Dを空けた状態で設けてある。ヒンジ部材寄りのオイル冷却機器51は、揺動軸芯Xと直交する方向視において、循環ホース57aの間隔内に位置する状態で設けてある。ヒンジ部材寄りのオイル冷却機器51の一対の循環ホース56aは、揺動軸芯Xと直交する方向視において、循環ホース57aの間隔内をヒンジ部材55に向けて延ばしてある。
【0057】
空気冷却機器53の上端側に備えられた取付部53aを、ラジエータ支持部材38の上前後向き枠材38bに形成した一対の支持部38fに連結ボルトによって連結してある。空気冷却機器53の下端側に備えられた取付部53bを、支持部材54の中縦枠材54cに連結ボルトによって連結してある。空気冷却機器53を、ラジエータ支持部材38と支持部材54とに脱着可能に支持してある。
【0058】
空気冷却機器53は、エンジン3に燃焼用空気を供給する回路に供給管と排出管とに相当する一対の給排管61によって接続されている。燃焼用空気が空気冷却機器53によって冷却してからエンジン3に供給される。
【0059】
通常時は、図5,7に示すように、オイル冷却機器51,52を通常姿勢にし、防塵ケース41を閉じ状態にしておくので、冷却ファン37の吸引作用により、防塵ケース41の外部の空気が防塵通気部41aを通して内部に引き込まれて冷却風となり、冷却風が二つのオイル冷却機器51,52及び空気冷却機器53に供給されてオイル冷却機器51,52のオイルを冷却し、空気冷却機器53の空気を冷却し、無段変速装置及び作業部駆動装置の作業油を冷却でき、エンジン3に供給される燃焼用空気を冷却できる。オイル冷却機器51,52及び空気冷却機器53を通った冷却風、及びオイル冷却機器51,52及び空気冷却機器53を通らなかった冷却風がラジエータ36に供給されてラジエータ36のエンジン冷却水を冷却し、エンジン3の冷却をできる。
【0060】
ラジエータ36の清掃、点検などを行なう場合、図5に示すように、防塵ケース41を開き状態に切換え、空気冷却機器53の機体横外側を開放できると、図8に示すように、空気冷却機器53と一対の給排管61との接続を解除し、かつ上の取付部53aの支持部38fへの連結を解除し、かつ下の取付部53bの中縦枠材54cへの連結を解除し、空気冷却機器53をラジエータ支持部材38及び支持部材54から取り外す。オイル冷却機器51,52の機体横外側を開放できると、図9,10,11に示すように、上下のロック具50を解除操作し、支持部材54のラジエータ支持部材38への固定を解除できると、支持部材54を機体横外側へ揺動操作し、二つのオイル冷却機器51,52を開放姿勢する。このとき、ヒンジ部材側のオイル冷却機器51の循環ホース56aにオイル冷却機器51の揺動に起因する応力集中が発生することを変形吸収部60によって防止しつつ、オイル冷却機器51を解放姿勢にできる。オイル冷却機器51,52が開放姿勢になると、ラジエータ36の機体横外側が開放され、ラジエータ36に対向した作業スペースを確保できる。
【0061】
図15,16に示すように、冷却機用のケース43の底部43bと、後側の縦壁部43eとの角部に、掃除口65を開口してある。掃除口65は、底部43bに開口された底開口部65aと、縦壁部43eに開口された縦開口部65bと、底部43bを形成する板部材の折曲げ端部及び縦壁部43eを形成する板部材の折曲げ端部に開口された奥開口部65cとを備えている。
【0062】
ケース43の内部を清掃する場合、ラジエータ36の清掃や点検を行なう場合と同様に、防塵ケース41を開き状態にし、空気冷却機器53を取り外してオイル冷却機器51,52を開放姿勢にし、ケース43の内部が開放されると、底部43bにおいて塵埃を掃除口65へ掃き寄せることにより、塵埃が底開口部65aからケース外へ落下し、かつ縦開口部65b及び奥開口部65cからもケース外へ出ていく。
【0063】
掃除口65は、ケース43に脱着可能な図15の如き蓋体66によって開閉するようになっている。蓋体66は、図15,16に示すように、底蓋部66aと、底蓋部66aの後端部から立ち上がった縦蓋部66bと、縦蓋部66b及び底蓋部66aに連なった奥蓋部66cとを備えてある。底蓋部66aには、上下一対の舌片部67を備えてある。
【0064】
掃除口65を閉じる場合、図18に示すように、蓋体66を掃除口65に後方から底部43bに沿う方向差し入れることにより、底蓋部66aが底部43bに後方から差し込まれて底開口部65aを閉塞し、奥蓋部66cが奥開口部65cに入り込んで奥開口部65cを閉塞し、縦蓋部66bが縦壁部43eの外側面に当接されて縦開口部65bを閉塞するので、掃除口65の全体を閉塞できる。掃除口65を閉塞した状態では、底蓋部66aの上下の舌片部67が底部43bを挟んで、底蓋部66aが底部43bに係合するので、縦蓋部66bの固定具穴69及び縦壁部43eの固定具止着部70に固定具68を装着することにより、閉じ状態の蓋体66を固定具68によってケース43に固定できる。本実施例では、固定具68は、縦蓋部66bを縦壁部43eに締め付けるネジ部材によって構成している。固定具68としは、ベータピン等のロックピンなど、各種の固定部材を採用可能である。
【0065】
〔別実施形態〕
(1)上記した実施例では、供給ホース及び排出ホースの変形吸収部を形成するホース形状として、一つのS字状に曲がる形状を採用した例を示したが、二つなど複数のS字状に曲がる形状、S字クランク、あるいは、オイル冷却機器51の揺動軸芯に沿う方向の軸芯を備える弦巻ばね形状などを採用可能である。
【0066】
(2)供給ホース及び排出ホースのS字状に曲がらない略直線状としては、緩くカーブした形状、あるいは少し屈曲した形状を採用可能である。
【0067】
(3)上記した実施例では、オイル冷却機器51,52を設けた例を示したが、オイル冷却機器に限らず、空調装置のコンデンサなど各種の冷却機器を設けて実施してもよい。
【0068】
(4)上記した実施例では、2つの冷却機器51,52を設け、ヒンジ部材寄りの冷却機器の排出ホース及び供給ホースがS字状の変形吸収部を備えた状態でヒンジ部材に向けて延ばされ、遊端側寄りの冷却機器の排出ホース及び供給ホースがS字状に曲がらない略直線状でヒンジ部材に向けて延ばされた例を示したが、ヒンジ部材寄りの冷却機器のみを設け、これの排出ホース及び供給ホースがS字状の変形吸収部を備えた状態でヒンジ部材に向けて延びる構成、あるいは、遊端側寄りの冷却機器のみを設け、これの排出ホース及び供給ホースがS字状に曲がらない略直線状でヒンジ部材に向けて延びる構成を採用してもよい。また、冷却機器を1つだけ設け、これの排出ホース及び供給ホースが略直線状でヒンジ部材に向けて延びる構成を採用してもよい。2つの冷却機器を揺動軸芯と直交する方向に並ぶ状態で設け、両冷却機器の排出ホース及び供給ホースが略直線状でヒンジ部材に向けて延びる構成を採用してもよい。また、2つに限らず、3つ以上の冷却機器を設け、
ヒンジ部材寄りの冷却機器の排出ホース及び供給ホースがS字状の変形吸収部を備えた状態でヒンジ部材に向かって延び、この冷却機器よりも遊端側の冷却機器の排出ホース及び供給ホースがS字状に曲がらない略直線状でヒンジ部材に向かって延びる構成を採用してもよい。
【0069】
(5)上記した実施例では、空気冷却機器53を設けた例を示したが、エンジン燃焼用空気とは異なる空気を冷却対象とする空気冷却機器を設けて実施してもよい。
【0070】
(6)上記した実施例では、オイル冷却機器51,52を機体前方側に位置する機体上下方向の揺動軸芯Xのまわりに揺動可能にした例を示したが、機体後方側に位置する機体上下方向の揺動軸芯まわりに揺動可能にしてもよい。また、機体前後方向に沿う揺動軸芯まわりに揺動可能にしてもよい。
【0071】
(7)上記した実施例では、揺動軸芯Xと直交する方向視において、オイル冷却機器の幅が異なる例を示したが、同一幅のオイル冷却機器を採用してもよい。また、小幅のオイル冷却機器51を支持部材54のヒンジ部材寄りの部位に支持し、大幅のオイル冷却機器52を支持部材54の遊端側寄りの部位に支持した例を示した、逆の配列で支持してもよい。
【0072】
(8)上記した実施例では、オイル冷却機器51,52の支持部材54をラジエータ支持部材38に支持した例を示したが、専用の支持部材あるいはエンジンボンネット30などに支持して実施してもよい。
【0073】
(9)上記した実施例では、掃除口65に奥開口部65cを備えた例を示したが、奥開口部65cを設けず、底開口部65a及び縦開口部65bだけを備えて実施してもよい。
【0074】
(10)上記した実施例では、掃除口65を底部43bと後の縦壁部43eとの角部に設けた例を示したが、底部43bと前の縦壁部43dとの角部に設けてもよい。また、前後両側の角部に設けてもよい。
【0075】
(11)上記した実施例では、クローラ式走行装置5を備えた例を示した、車輪を備えるとか、車輪とミニクローラとを組み合わせた走行装置を備えて構成してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0076】
本発明は、トウモロコシ収穫機など、農作物を収穫対象とする各種の作業車、あるいは、トラクタ、運搬車等、各種の作業車に適用できる。
【符号の説明】
【0077】
35 エンジンルーム
36 ラジエータ
37 冷却ファン
38 ラジエータ支持部材
41 防塵ケース
41a 防塵通気部
43 ケース
43b 底部
43d 周部(前の縦壁部)
43e 縦壁部(後の縦壁部)
50 ロック具
51 冷却機器(オイル冷却機器)
52 冷却機器(オイル冷却機器)
53 空気冷却機器
54 支持部材
55 ヒンジ部材
56a 冷却機器側ホース
56b 装置側ホース
57a 冷却機器側ホース
57b 装置側ホース
58 パイプ材
59 パイプ材
65 掃除口
65a 底開口部
65b 縦開口部
66 蓋体
66a 底蓋部
66b 縦蓋部
D 間隔
X 揺動軸芯
図1
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