(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6595933
(24)【登録日】2019年10月4日
(45)【発行日】2019年10月23日
(54)【発明の名称】無線装置、制御方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
H04W 36/14 20090101AFI20191010BHJP
H04W 36/32 20090101ALI20191010BHJP
【FI】
H04W36/14
H04W36/32
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-31578(P2016-31578)
(22)【出願日】2016年2月23日
(65)【公開番号】特開2017-152809(P2017-152809A)
(43)【公開日】2017年8月31日
【審査請求日】2019年1月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109313
【弁理士】
【氏名又は名称】机 昌彦
(74)【代理人】
【識別番号】100124154
【弁理士】
【氏名又は名称】下坂 直樹
(72)【発明者】
【氏名】杉村 和彦
【審査官】
伊東 和重
(56)【参考文献】
【文献】
特開2014−150430(JP,A)
【文献】
特開2014−103457(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24−7/26
H04W 4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報を前記位置データと日時データの組と対応付けて記憶する記憶手段と、
所定タイミングで自装置の位置と日時の情報を取得し、前記記憶手段で前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組を検索して、前記検索された組がある場合、前記検索された組に対応付けて記憶されているスループットに適応する通信モードへの切替を行い、前記記憶手段で前記検索された組がない場合、スループットを測定し、前記記憶手段に前記測定されたスループットを、前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けて記憶する制御手段と
を備えることを特徴とする無線装置。
【請求項2】
前記所定のタイミングは、自装置の所定距離以上の移動があったとき、または、自装置の接続する基地局の切替があったときである
ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
【請求項3】
前記所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報は、測定または推測時から所定時間が経過したときに更新される
ことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の無線装置。
【請求項4】
所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報を前記位置データと日時データの組と対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
所定タイミングで無線装置の位置と日時の情報を取得し、前記記憶手段で前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組を検索して、前記検索された組がある場合、前記検索された組に対応付けて記憶されているスループットに適応する通信モードへの切替を行い、前記記憶手段で前記検索された組がない場合、スループットを測定し、前記記憶手段に前記測定されたスループットを、前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けて記憶する制御工程と
を備えることを特徴とする無線装置の制御方法。
【請求項5】
前記所定のタイミングは、無線装置の所定距離以上の移動があったとき、または、無線装置の接続する基地局の切替があったときである
ことを特徴とする請求項4に記載の無線装置の制御方法。
【請求項6】
前記所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報は、測定または推測時から所定時間が経過したときに更新される
ことを特徴とする請求項4もしくは5に記載の無線装置の制御方法。
【請求項7】
無線装置に、
所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報を前記位置データと日時データの組と対応付けて記憶手段に記憶する記憶処理と、
所定タイミングで無線装置の位置と日時の情報を取得し、前記記憶手段で前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組を検索して、前記検索された組がある場合、前記検索された組に対応付けて記憶されているスループットに適応する通信モードへの切替を行い、前記記憶手段で前記検索された組がない場合、スループットを測定し、前記記憶手段に前記測定されたスループットを、前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けて記憶する制御処理と
を実行させることを特徴とする無線装置のプログラム。
【請求項8】
前記所定のタイミングは、無線装置の所定距離以上の移動があったとき、または、無線装置の接続する基地局の切替があったときである
ことを特徴とする請求項7に記載の無線装置のプログラム。
【請求項9】
前記所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報は、測定または推測時から所定時間が経過したときに更新される
ことを特徴とする請求項7もしくは8に記載の無線装置のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線装置、制御方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信のスループット情報にもとづいてLTE(Long Term Evolution)、3Gなどの無線通信方式を切り替える技術が特許文献1、2に記載されている。すなわち、特許文献1に記載の無線通信端末は、パケットのモニタリングにより無線通信方式の通信スループット情報を取得し、通信スループット情報にもとづいて無線通信方式の切替を制御する。また、特許文献2に記載の通信装置は、データのスループットを計測し、スループット情報をもとに通信モードを切り替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−27450号公報
【特許文献2】特開2013−191975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2に記載の装置は、周期的にスループットを測定し、スループット情報にもとづいて通信モードを切り替えている。ところで、スループットの測定にはある程度の時間が掛かるため、その時間分、スループット情報にもとづいて行われる適切な通信モードへの切替が遅れてしまうことになる。また、必要以上に高速なモードで通信すること等の、適切でない接続モードでの通信は適切な通信モードでの通信に比べて多くの電力を消費することがある。そのため、スループットの測定を行ってから適切な通信モードへの切替を行う際、スループットの測定時間分、無駄な電力が消費されてしまうことがある。このように、スループットにもとづく通信モードの切替において切替の遅れや無駄な電力消費が少なからずあることが課題である。
【0005】
本発明の目的は、上記課題を解決する無線装置、制御方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の無線装置は、所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報を前記位置データと日時データの組と対応付けて記憶する記憶手段と、所定タイミングで自装置の位置と日時の情報を取得し、前記記憶手段で前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組を検索して、前記検索された組がある場合、前記検索された組に対応付けて記憶されているスループットに適応する通信モードへの切替を行い、前記記憶手段で前記検索された組がない場合、スループットを測定し、前記記憶手段に前記測定されたスループットを、前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けて記憶する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の無線装置の制御方法は、所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報を前記位置データと日時データの組と対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、所定タイミングで無線装置の位置と日時の情報を取得し、前記記憶手段で前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組を検索して、前記検索された組がある場合、前記検索された組に対応付けて記憶されているスループットに適応する通信モードへの切替を行い、前記記憶手段で前記検索された組がない場合、スループットを測定し、前記記憶手段に前記測定されたスループットを、前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けて記憶する制御工程とを備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の無線装置のプログラムは、無線装置に、所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報を前記位置データと日時データの組と対応付けて記憶手段に記憶する記憶処理と、所定タイミングで無線装置の位置と日時の情報を取得し、前記記憶手段で前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組を検索して、前記検索された組がある場合、前記検索された組に対応付けて記憶されているスループットに適応する通信モードへの切替を行い、前記記憶手段で前記検索された組がない場合、スループットを測定し、前記記憶手段に前記測定されたスループットを、前記位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けて記憶する制御処理とを実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スループットにもとづく通信モードの切替において切替の遅れや無駄な電力消費の頻度を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】第1の実施形態に係る無線装置の構成例を示すブロック図である。
【
図2】第2の実施形態に係るモバイルルータの構成例を示すブロック図である。
【
図3】第2の実施形態に係るモバイルルータの動作例を示すフローチャートである。
【
図4】第2の実施形態に係るモバイルルータにおける位置、日時、スループットの情報の管理例を示す表である。
【
図5】第2の実施形態に係るモバイルルータにおけるスループットと通信モードとの対応関係例を示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態に係る無線装置、制御方法およびプログラムについて説明する。なお、図面における矢印の向きは、一例を示すものであり、ブロック間の信号の向きを限定するものではない。
【0012】
まず、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
本実施形態では、スループットにもとづく通信モードの切替において切替の遅れや無駄な電力消費の頻度を低減する、最小限の要素で構成された無線装置について説明する。
【0014】
図1に、本実施形態に係る無線装置の構成例を示す。無線装置100は、記憶部101、制御部102を含む。
【0015】
記憶部101は、所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報を位置データと日時データの組と対応付けて記憶する。
【0016】
制御部102は、無線装置100の位置と日時の情報を取得し、位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組を検索して、その組に対応付けて記憶されているスループット情報の有無に応じて、スループットに適応する通信モードへの切替を行う。制御部102は、測定したスループットの情報を、位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けて記憶する。
【0017】
上記の構成例を踏まえ、本実施形態に係る無線装置100の動作例について説明する。
【0018】
ユーザ等の所定操作により起動された無線装置100において、記憶部101が所定の位置データと日時データにおけるスループットの情報をその位置データと日時データの組と対応付けて記憶する。制御部102が所定タイミングで無線装置100の位置と日時の情報を取得し、記憶部101でその位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組を検索する。その検索された組がある場合、その検索された組に対応付けて記憶されているスループットに適応する通信モードへの切替を行う。記憶部101でその検索された組がない場合、制御部102はスループットを測定し、記憶部101にその測定されたスループットを、その位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けて記憶する。
【0019】
以上のように、無線装置は、スループット情報を要するタイミングで無線装置の位置と日時を取得し、その位置と日時の組に対応するスループット情報が記憶されていると、スループットの測定を行わず、そのスループット情報にもとづいて通信モードの切替を行う。また、無線装置は、その位置と日時の組に対応するスループット情報が記憶されていないと、スループットを測定し、そのスループットの情報をその位置と日付を含む位置・日付データの組と対応付けて記憶する。
【0020】
このように、スループットにもとづく通信モードの切替において切替の遅れや無駄な電力消費の頻度を低減することが可能となる。
【0021】
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0022】
本実施形態では、スループットにもとづく通信モードの切替において切替の遅れや無駄な電力消費の頻度を低減するモバイルルータについて説明する。なお、本実施形態では、モバイルルータに本発明が適用される場合について説明するが、本発明は、スマートフォン、携帯電話などを含む、無線通信の速度を切り替える無線装置に適用可能である。
【0023】
図2に、本実施形態に係るモバイルルータの構成例を示す。モバイルルータ10は、制御部11、メモリ12、測定部13、GPS(Global Positioning System)センサ14、無線WAN(Wide Area Network)通信部15、無線LAN(Local Area Network)通信部16を含む。
【0024】
モバイルルータ10は、無線WAN通信部15で基地局20を介してインターネットに接続する。また、モバイルルータ10には、無線LAN通信部16でPC(Personal Computer)、スマートフォンなどの端末30が接続される。なお、無線WAN通信の通信方式として、LTE、3Gなどがある。
【0025】
制御部11は、通信モードの切替、スループット、モバイルルータの位置と日時の情報の取得や検索、情報の記憶の制御などを行う。
【0026】
メモリ12は、スループット、位置と日時の情報の記憶を行う。
【0027】
測定部13は、スループットの測定を行う。
【0028】
上記の構成例を踏まえ、本実施形態に係るモバイルルータ10の動作例について、
図3〜
図5を参照して説明する。
図3に、モバイルルータの動作例のフローチャートを示す。
【0029】
ユーザ等の所定操作により起動されたモバイルルータ10において、制御部11が所定のタイミング(例えば、周期)でGPSセンサ14からモバイルルータ10の位置と日時の情報を取得する(S301)。制御部11は取得した位置情報と日時情報がそれぞれ含まれる位置データと日時データの組をメモリ12内で検索する(S302)。
【0030】
図4に、メモリ12に記憶される位置データと日時データ、スループットの情報の管理例を示す。位置データと日時データの組と、それに対応する、測定されたスループットとが対応付けられて記憶される。位置データは、例えば、基地局からの電波強度が同等な場所、地下の特定の場所などのように、所定の日時にスループットが同じとなると推測される位置の範囲であり、各位置は、xyz座標(例えば、緯度、経度、高度)で表される。スループットが同じ位置の範囲は、例えば、基地局の位置のマップを用い、直近の基地局までの距離や見通しの有無などにもとづいて推測される。日時データは、例えば、年月日に依存しない、平日、休日、昼間、夜間、深夜、通勤時間、昼休み時間、特定の時間帯などの組合せの一つのように、所定の位置でスループットが同じとなると推測される日時の範囲であり、各日時は、年月日の属性(平日、休日など)、時分で表される。スループットは、所定の有効桁数で表される。なお、スループットが所定の有効桁数で同じ(以降、単に「同じ」とする)である位置データと日時データの組(複数)は、一つの組にまとめられる。また、時間帯に依存して、モバイルルータ10の周囲にある他の無線通信の量が変動するため、スループットも変動する。上記の管理のため、スループットが同じとなると推測される位置データおよび日時データ(日時については、平日/休日、時間帯など)を、例えば、ユーザの行動パターンに合わせて、あらかじめ記憶させておく。また、測定されたスループットは、相当の年月が経過すると現状とは違う値になっていることがあるため、測定時から所定の年月が経過したときに改めて測定を行ってスループットを更新するようにしてもよい。上記のS302の処理の検索における日時の検索キーは、通常、年月日を含まず、代わりに平日、休日などを区別するためのキーを含むようにしてもよい。
【0031】
S302の処理で該当する組があれば(S302でYes)、制御部11はメモリ12内でその組に対応付けられているスループット情報にもとづいて無線WAN通信部15の通信モードを通信速度が当該スループット以上で消費電力がより少ないものに切り替える(S303)。
図5に、スループットと通信モードとの対応関係例を示す。該当する組がなければ(S302でNo)、制御部11は測定部13にWAN側のネットワークのスループットを測定させる(S304)。制御部11は測定されたスループットの情報にもとづいて無線WAN通信部15の通信モードを通信速度が当該スループット以上で消費電力がより少ないものに切り替える(S305)。また、制御部11は測定されたスループットの情報を測定時の(S301の処理で取得した)位置と日時の情報をそれぞれ含む位置データと日時データの組と対応付けてメモリ12に記憶させる(S306)。なお、測定されたスループットと同じものがメモリ12に記憶されている場合には、測定時の位置と日時をそれぞれ含む位置データと日時データの組を当該スループットに対応付けられている位置データと日時データの組に加える。また、上記のスループットの測定は、あらかじめ行う等、上記の処理とは別にも行うようにしてもよい。その場合、スループットは、測定されたものだけでなく、推定されたものを含んでもよい。なお、以上のスループットの測定や推定は、位置データと日時データの各組の代表的な位置と日時について行われれば十分であることになる。
【0032】
なお、上記のS301の処理で、制御部11が位置と日時の情報を取得する所定のタイミングは、特許文献1や2に記載の装置がスループットの測定を行うタイミングと同様に周期的であってもよい。
【0033】
S301の処理において、制御部11が取得した位置の情報を記憶しておき、最新の位置について所定距離以上の移動があったかを判定するようにし、該当する移動があった場合に、S302の処理を行うようにしてもよい。また、S301の処理として、制御部11が所定のタイミングでモバイルルータ10の接続している基地局を検知するようにし、基地局の切替があった場合に、制御部11がGPSセンサ14からモバイルルータ10の位置と日時の情報を取得するようにしてもよい。さらに、S301の処理として、これらの動作を組み合わせてもよい。スループットはモバイルルータと基地局との距離と相関があり、モバイルルータ10が大きく移動した場合には、スロープットが大きく変化する可能性がある。また、基地局が対応する通信モードは基地局のタイプに依存して異なるため、基地局の切替があった場合には、スループットが大きく変化する可能性がある。このため、スロープットが大きく変化する可能性がある場合にだけ、スループットの測定やメモリ12内の検索を行うようにすることが可能となる。
【0034】
以上のように、モバイルルータは、スループット情報を要するタイミングでモバイルルータの位置と日時を取得し、その位置と日時の組に対応するスループット情報が記憶されていると、スループットの測定を行わず、そのスループット情報にもとづいて通信モードの切替を行う。また、モバイルルータは、その位置と日時の組に対応するスループット情報が記憶されていないと、スループットを測定し、そのスループットの情報をその位置と日付を含む位置・日時データの組と対応付けて記憶する。
【0035】
このように、スループットにもとづく通信モードの切替において切替の遅れや無駄な電力消費の頻度を低減することが可能となる。
【0036】
なお、以上の実施形態において、係る動作処理を実行させるためのプログラムを、CD−ROM、MOなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に格納して配布してもよい。該プログラムを無線装置にインストールすることにより、無線装置に該動作処理を実行させてもよい。CD−ROMはCompact Disk Read-Only Memoryの略称で、MOはMagneto-Optical diskの略称である。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は、無線装置、制御方法およびプログラムに利用可能である。
【符号の説明】
【0038】
10 モバイルルータ
11 制御部
12 メモリ
13 測定部
14 GPSセンサ
15 無線WAN通信部
16 無線LAN通信部
20 基地局
30 端末
100 無線装置
101 記憶部
102 制御部