【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の知見に基づく。すなわち、距離センサは、その作動軸が回転軸に対して垂直方向に延びるときと比較して、その作動軸が回転軸に対して平行に、または90度未満の角度で、または鋭角の角度で延びるときの方が、不均衡およびその原因/発端について遥かに多くの情報データを提供する。さらに、本発明は、以下の知見にも基づく。すなわち、センサにより提供されるシグナルの振幅を基礎として使用して不均衡となる場合に、この振幅の変化の代わりに、差別化された
手段を取り得るという知見である。
【0007】
本発明に従う遠心分離機は、次の要素を備える。要素とは、ハウジング、遠心分離されるべき材料を含む容器を受けるロータ、ロータが取付けられるドライブシャフト、ドライブシャフトを介してロータを駆動させるモータ、ばね軸を各々備える減衰要素を有する支持ユニットである。支持ユニットは、ドライブシャフト及びロータを有するモータを支持する。さらに要素とは、回転速度を検出するためのセンサユニット、ドライブシャフトと共にロータ及びモータによって形成される回転ユニットの不均衡を検出するための距離センサ、回転ユニットの不均衡を検出するための加速度センサ、センサデータを評価する制御及び評価ユニットである。さらに、作動軸は、ロータの回転軸に対して整列する。すなわち、少なくとも作動軸に平行で、ロータの回転軸を通る平面上への投影において、作動軸及び回転軸が、それらの間で0度を含む90度未満の角度を規定するようになる。これにより、タンブリング運動/回転ユニットの中央位置からの逸脱を検出することを可能にし、従って、そのような逸脱が水平に検出された場合よりも、より多くの情報データを作り出すという利点となる。
【0008】
好ましい実施形態において、距離センサの作動軸がばね軸に平行して整列されるのは、サスペンションにかかる圧力が、不均衡及びその大きさのための信頼性のある指標だからである。距離センサとばね軸が平行な配列であるため、正確な測定が可能となる。
【0009】
特に正確な測定が達成され得るのは、距離センサのばね軸及び作動軸が、同一である場合である。これはまた、距離センサが容易にサスペンション内に統合され得るため、設計を単純にする。
【0010】
回転センサとしては、例えば、磁気又は誘導センサが使用可能である。しかしながら、フォーク形光バリアのような光バリアが特に適切であることが判明している。なぜなら、セグメントディスクとの組合せで、それらは同時の位置探知のためにも使用され得るからである。これについては、以下により詳細に説明する。
【0011】
さらに有利な実施形態において、少なくとも2つの加速度センサが、3つの相互に垂直な空間軸によって規定される空間における不均衡を感知するために提供される。そこで、各加速度センサは、他方の加速度センサの空間軸とは異なって、空間軸において有効である。1を超える軸に関連した加速度データの評価により、不均衡のより正確な検出さえ可能になり、不均衡の原因についての情報が提供される。以下に説明する。
【0012】
より具体的には、加速度センサが作動する空間軸の1つは、垂直方向における空間軸である。検出された水平方向の加速、すなわちx及び/又はy空間軸に沿うのとは対照的に、それは回転軸の水平の逸脱の測定を可能にするのみで、さらに検出された垂直方向の加速はまた、タンブリング運動の測定も可能にする。さらに、この点から、不均衡の原因及び発端についての結論が導き出され得るのは、初期位置/ゼロ位置に関連した回転及び各々の回転角度が、例えば、絶対参照(0度位置)を有する速度センサのセグメントディスクによって、そして光バリアによって、検出されるときである。このデータは、不均衡が由来する回転ユニット内で、正確な位置を見極めるために使用され得る。
【0013】
本発明の1つの局面によれば、ばね軸は、回転軸と交差するように整列される。このように減衰要素を配置することは、容易に技術的に実施され得、そして距離センサもまた容易にこの配置内に統合され得る。
【0014】
好ましくは、作動軸とばね軸は、同一である。これにより、距離センサを減衰要素内に統合し、減衰要素の弾性範囲を直接検出することが容易になる。そして評価は、回転がその中央位置から逸脱するのを検出するために使用され得る。
【0015】
さらに有利な実施形態において、第一の指標が、制御及び評価ユニット内に格納され、加速度センサ及び/又は、回転ユニットの不均衡を評する距離センサによって検出された振幅のための回転速度に応じて、第一限界値を規定する。第一限界値は、超えられた場合には動作の必要性があることを示すように規定されるが、遠心分離機又はユーザの安全にとって緊急の危険はない。従って、第一限界値は、遠心分離機内の、安全でない重大に相当する問題が発生した場合に、警戒レベルを起動させる働きをする。そして、さらなる動作が当分の間、避けられ得る。
【0016】
本発明の有利な実施形態において、第二の指標は、制御及び評価ユニット内に格納され、加速度センサ及び/又は、回転ユニットの不均衡を評する距離センサによってたんち検出された振幅のための回転速度に応じて、第二限界値を規定する。これら第二限界値は、超えられた場合には、危険及び動作のための緊急の必要性を知らせるよう規定される。これら第二限界値の目的は、遠心分離機内の安全に関連する問題が発生した場合に、さらなる手段が即座に実施され、遠心分離機及びそのユーザの安全を保証することである。
【0017】
第一限界値に達すると、制御及び評価ユニットは、聴覚及び/又は視覚の信号ユニット及び/又は表示ユニットを作動させることが有利に考慮される。表示ユニットは、例えば遠心分離機のコントロールパネル内に統合されてもよく、実行される測定に関して、指示と共に評価結果をユーザに対して表示するよう使用される。これにより、ユーザは時間内に故障点検のための十分な情報を受取り、遠心分離機は当分の間、動作を継続することができる。
【0018】
重大な局面で、遠心分離機及びユーザの安全を保証するために、第二限界値に達すると、制御及び評価ユニットは、回転ユニットのモータ、又は遠心分離機全体のスイッチを切るよう規定されている。
【0019】
第二限界値に達すると、制御及び評価ユニットは、音響及び/又は光学の信号ユニット及び/又は表示装置も作動させる点が、有利な点である。表示装置はそして、実行される
手段に関して、ユーザに対する指示と共に評価結果を表示する。これは、重大な局面における問題の起こりやすい場所、及び故障点検に要する時間を大幅に減らし、ユーザの快適さを大幅に改善する。
【0020】
データロガーが制御及び評価ユニット内にも備えられる場合はさらに有利であり、測定された全データを記録する。データは、例えばUSBポートを介して、遠心分離機の動作の最後で出力され、メンテナンス、故障点検、製品ライフサイクル管理などのために利用可能にされ得る。
【0021】
本発明の一局面に従えば、距離センサは、1,000rpmに満たない速度範囲内の不均衡を検出するために使用される。これにより、既により遅い速度での不均衡を検出することが可能となり、その速度では、加速力は、加速度センサによって容易に検出されるにはまだ小さすぎる。
【0022】
本発明のさらに別の局面に従えば、加速度センサは、1,000rpmを超える速度範囲における不均衡を検出するために使用される。この高速度範囲では、加速度センサが距離センサよりも適しているのは、加速度の計測が、この振動数では距離測定よりもより正確なデータを提供するからである。
【0023】
しかしながら、距離センサ又は加速度センサのいずれかが、より信頼性のあるデータを提供する速度範囲は、遠心分離機の設計、特にその減衰次第である。従って、回転速度の範囲を、ファームウェアによって、設定可能にすることが有利である。
【0024】
本方法の目的は、センサの測定値が連続回転に応じて計られ、平均値は測定値から形成され、対応する指標値と比較されるようにすることで達成される。平均値が指標を超えると、回転ユニットのモータのスイッチを切ったり、ロータの速度を減じたり、音響及び/又は光学のシグナルを作動させたり、及び/又は表示ユニットに情報を出力するような、さらなる手段が開始される。
【0025】
本発明の器具及び方法が、遠心分離機の回転ユニットの潜在的な不均衡を検出するために使用され、制御及び評価ユニットは、規定の方法におけるそのような不均衡に応答する。さらに、特に、遠心分離機及びその要素の負荷及び耐用年数について、結論が導き出されることを許可するように、評価のために、動作データは収集され、格納され、そして利用可能にされる。この目的のために、次のデータが、遠心分離機の各循環運転のためにデータロガー内に記録される。遠心分離段階の間の、最大速度、最大不均衡振幅、最大不均衡振幅が発生する速度、不均衡角度、中央位置及びシステム状況測定器(フラグ)からの逸脱である。さらに、もし必要であれば、温度又はノイズのようなさらなる関連データが、記録され得る。
【0026】
例えば、測定されたデータの結果として、不均衡が指標によって規定された限界値を超えた場合、ロータのモータ、又は遠心分離機全体は、スイッチを切られてもよい。さらにあるいは代わりに、例えば、モータ台で使用されるゴム−金属要素のような、減衰要素のメンテナンス又は磨耗条件についての情報が、提供されてもよい。あるいは誤った負荷によって、ロータの容器が不均衡を発生させているかについての情報を、ユーザに提供することもまた可能である。さらに、修理が必要であれば、表示装置もまた、ロータのバランスをいかに保つかについて、技術的な案内を表示してもよい。
【0027】
回転を検出するための回転センサは、次の設計から成ってもよい。0度位置(絶対参照)での単一カムと同様に、均等に間隔をあけられた30個の凹部を有するセグメントディスクが、モータアクセル上に取付けられる。例えばフォーク形光バリアのような光バリアが、エッジの変化も考慮して、6度ステップにおける回転の現在の角度を、6度×60回=360度、検出する。第二フォーク形光バリアは、第一フォーク形光バリアのシグナルから90度補正されたシグナルを提供するよう設計され、回転方向を検出する。逆反射センサは、0度位置を検出するために使用される。
【0028】
上述のように、4つのセンサは、不均衡を感知するために、あらゆる関連するデータを検出するよう使用される。すなわち、回転センサ、第一空間軸における加速度を検出するための加速度センサ、第二空間軸における加速度検出のための加速度センサ、及び距離センサである。さらに、別の加速度センサが、第三空間軸における加速度を検出するために備えられてもよい。
【0029】
さらに具体的には、3つの加速度センサが、3軸の加速度センサとして設計される。従って、3つの加速度センサの全てが、単一のユニット内に結合される。このユニットは好ましくは、より低いモータのマウントの領域内のシャフト近くに取付けられる電子基盤上に直接取付けられる。代わりに、ユニットはまた、ロータ内に配置され得る。
【0030】
距離センサは、誘導の近接センサの形であってもよい。特に、測定領域は、4ミリ、好ましくは6ミリまでの変化を検出する。この測定は、モータースタンドの支持板及び/又は第二弾性突起と、固定板における相対的な変化を検出する。調節は、単一の機械式測定機器を使用することで可能であり、特に正確性は必要でない。
【0031】
遠心分離機の支持板の垂直振動もまた、遠心分離機の設計によって影響されるが、経験は最大約150〜200rpmの指標に達するのみであることを示す。この最大値は、距離センサによってのみ検出され得る。なぜなら、これらの速度では、加速力は、加速度センサの測定領域にとっては依然小さすぎるからである。不均衡は、可能な限り早く、すなわち、低い回転速度で検出されるべきであるので、距離センサがこの目的のために使用されなければならない。約1,000rpmを超える速度に対しては、加速度センサが、不均衡を確実に検出するためにより適している。しかしながら、中央位置からのあらゆる逸脱、すなわち高速度での回転の上昇は、距離センサによってのみ検出され得る。さらに、各ばね軸におけるデータ検出のために、例えば、減衰要素の上に、距離センサを提供することが考えられる。保存したデータに基づいて、評価ユニットは、あらゆる不完全な/不均整な荷重を検出することが可能であり、それは、遠心分離中、遠心分離機の動作直前の、より重大な不均衡をもたらす。表示ユニットはそして、ユーザに遠心分離機の動作を開始しないよう警告し、制御ユニットは、遠心分離機が、第一位置から開始されるのを妨げることが可能である。
【0032】
より具体的には、不均衡を評価するために使用される値は、次のように算出される。
【0033】
9.6キロヘルツの周波数で、制御及び評価ユニットは、4つの異なるチャンネル上の次の値を継続して捕らえる。距離センサによって、支持板と固定板との間の距離。加速度センサによって、x軸に沿った加速度。加速度センサによって、y軸に沿った加速度。そして、加速度センサによって、z軸に沿った加速度である。従って、4つのセンサが、この測定のために使用される。距離センサ、x軸のための加速度センサ、y軸のための加速度センサ、そしてz軸のための加速度センサである。
【0034】
測定された値は、4つの異なるチャンネルで送信されるので、それらは、制御及び評価ユニットによる評価のために、同時に利用可能である。9.6キロヘルツで検出された測定値は、回転速度に応じて平均値を形成するために使用される。
【0035】
上述のように、回転センサは、光バリアと連携するセグメントディスクに凹部を有する。凹部の最初で、シグナルは、光線が凹部の末端に達するまでの間に、セグメントディスクの回転により、生成される。この間、光バリアの光は、関連する光センサを攻撃し、従ってシグナルを生成する。シグナルの最初と最後とで、シグナルエッジは生成される。従ってシグナルエッジは、シグナルの最初と最後とで変化する。セグメントディスクの回転中のシグナルエッジの変化で、制御及び評価ユニットは、平均値を生成する。この平均値は、最後のエッジが変化するため、このセンサにより探知されたセンサの全測定値に基づく。60の測定点は、正弦波のような概観を有するシグナル曲線を生じさせる。センサ次第で、異なる振幅及び位相角が得られる。
【0036】
各回転のため、各センサは、60の測定点から成るシグナル曲線を生み出す。このシグナル曲線は、各センサのシグナルの実効値(RMS)、及びDC補正を決定するために使用される。シグナル曲線は、DC補正によって補正され、純粋なAC信号成分を産出するように、DC補正は60の測定点の平均値から得られる。従って、後者は、ゼロに対して対称である。
【0037】
4つのセンサの実効値は、制御及び評価ユニットにおいて、重みをかけられて合計される。すなわち、実効値は、設定可能な要素により増加され、そして結果は追加される。以下で、結果はセンサ合計として言及される。このセンサの合計は第一に、以下に説明するように、決定値を設定可能な限界値と比較することで、不均衡を評価するために使用される。さらに、センサの合計はまた、不均衡の角度を決定するためにも必要とされる。
【0038】
不均衡な角度は次のように測定される。センサの合計の最大振幅が測定される角度は、最大不均衡が実際に位置付けされる角度と一致しない。なぜなら、回転速度、センサの重み付け、不均衡のマグニチュードなどのような各種不均衡が、最大振幅の角度の変化を生じさせるからである。この理由のため、不均衡の角度、そして従って最終的にロータのどの容器が影響されるのかの決定は、低い回転速度で、そして距離センサによって排他的に決定される。
【0039】
例えば、この正確な位置決定のために、距離センサは、例えば190rpmの一定の回転速度で不均衡を感知する。同時に、ロータのゼロ地点(ゼロ位置)に関連する回転角度は、距離センサの正弦波信号がその最大を有するところで測定される。
【0040】
距離センサの正弦波信号の位相は、不均衡の重量次第であることを、測定結果は示す。例えば、不均衡の2.5gから60gの間は、回転角度が約70度変化させられる。評価ユニットにおいて、この影響は、対数の補正曲線によって補正される。この曲線は、次の数式によって規定される。
【0041】
【数1】
【0042】
補正要素A1(無単位)は、不均衡振幅の対数曲線の増加を決定し、要素A2(in°)はこの曲線の位置を決定する。
【0043】
結果的に補正されたデータは、回転における不均衡の正確な位置、従って、不均衡を生じさせているロータの中の容器の位置を示す。評価ユニットは、表示ユニット上で、ユーザにこの位置を伝え、そしてユーザは適切な手段を採ることができる。
【0044】
不均衡な角度を決定するために、距離センサを使用する別の理由はさらに、低い回転速度が、減速の間、必然的に発生するからである。不均衡な角度のみが、ユーザと、停止している機械とを関連づける。それにより、ユーザは、不均衡を生じさせていると発見された容器を確認することができる。さらに、回転速度、不均衡重量のような、角度における様々な影響の複雑な補正(モデリング)は、これらの要素が、実質的には低い回転速度では取るに足らないので、必要ではない。
【0045】
ロータのその中央位置からの逸脱の決定/評価は、次のように実行されてもよい。まず、不均衡に関係なく、ジャイロフォースが、回転速度を増加させて、回転軸を垂直に整列させることが注記される。これにより、回転ユニットの塊が動く近辺の中央位置からの変化が生じる。中央位置におけるこの変化は、次の方法で距離センサによって検出されてもよい。
【0046】
不均衡を評価するために使用される値の計算に関連した上述の説明を参照して、中央位置は、ロータの1回転内の、角度に応じて計算される距離センサの60の測定点の平均値と一致する。それは、縦座標の回転振動の絶対位置と一致する。中央位置の値は、2つの規定の速度、例えば、500rpmと2,500rpmで、記憶される。これらの閾値での中央位置の値の差は、操作される。差の絶対値は、規定された最大閾値と比較される。最大閾値、第一限界値を超えた場合、警告が表示されるが、機械のスイッチは切られない。
【0047】
過度の逸脱が生じるかもしれない原因は、次の通りである。機械の誤った調整、例えば、機械が水平に調整されていない。減衰要素における不備、例えば、回転子軸受のゴム−金属要素、である。
【0048】
好ましくは、最大の許容できる不均衡は次のように検出されてもよい。
【0049】
許容できない不均衡を探知検出し、従って機械のスイッチを切るための閾値は、いわゆるスイッチオフウィンドウを介して実行される。各スイッチオフウィンドウは、データの記録から成る。その中で、機械がスイッチオフウィンドウの作動のための条件を満たす条件下でそれは設計され、すなわち、関連する閾値が確認され、必要であれば、機械のスイッチは切られる。スイッチオフウィンドウが始動されるのは、現在の速度が設定された速度限界内で、かつ現在の加速度が設定された加速度限界内である場合であり、これらの条件は、設定されたデバウンス時間、すなわち、シグナルが制御及び評価ユニットによって検出され、かつさらに処理されるために、少なくとも制御及び評価ユニットの出力で示される規定の時間、永久的に満たされる。
【0050】
データ記録の入力は好ましくは、遠心分離機の個々の処理ステップを規定するためである。例えば、不均衡が検出された場合に、特定の各処理が明記されるような沈殿、分離である。例えば、沈殿ステップと分離ステップとの間の区別がなされる。異なるスイッチオフウィンドウにおいて、速度閾値を明記することで、区別がなされる。例えば、1,000rpmを超える速度は、沈殿ステップと関連付けられてもよく、1,000rpm未満の速度は、分離ステップと関連付けられてもよい。この場合において、スイッチオフウィンドウは、制御及び評価ユニットが、分離の間、生産性を向上させるために、機械のスイッチを切らないように設計される。各遠心分離機に備えられる追加の不均衡限界スイッチは、これに作用されないが、常に作動する。
【0051】
安定局面において、すなわち、一定速度での加速がない場合、制御及び評価ユニットは、処理ステップが、加速又は減速処理によって達せられたかどうか、すなわち、生産ステップが目下実行されているかを検出できる必要はない。
【0052】
本発明のさらなる利点、特徴及び可能な適用は、以下の明細書から収集され得、参照は、図面中に例示された実施形態になされる。
【0053】
明細書、請求項及び図面を通して、それらの用語、及び関連する引用符号は、以下の符号の説明の一覧に記載のように使用されている。