(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6596713
(24)【登録日】2019年10月11日
(45)【発行日】2019年10月30日
(54)【発明の名称】自動車飾り用台座
(51)【国際特許分類】
B60H 3/02 20060101AFI20191021BHJP
【FI】
B60H3/02 Z
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-83446(P2019-83446)
(22)【出願日】2019年4月24日
【審査請求日】2019年4月28日
(31)【優先権主張番号】201910286767.8
(32)【優先日】2019年4月10日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519193415
【氏名又は名称】温州明栄汽車用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】陳嘉麗
【審査官】
河内 誠
(56)【参考文献】
【文献】
中国実用新案第206656475(CN,U)
【文献】
中国特許出願公開第101650059(CN,A)
【文献】
実開昭51−108461(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60H 3/02
F24F 6/00
B44C 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と前記本体の中に設置される固定チャンバを含み、前記固定チャンバの中には固定装置が設置され、前記固定チャンバの下方には切換チャンバが設置され、前記切換チャンバの左右端壁の中には第一伝動チャンバが対称的に設置され、前記切換チャンバの左端壁の中にはスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの下方には第二伝動チャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの中には上下に貫通するねじ穴が設置され、前記ねじ穴の中にはねじボルトがネジ山により連結され、前記ねじボルトの頂部末端と前記スライドチャンバの頂壁の中に固定的に設置される第一モータとが動力が伝達できるように連結され、前記ねじボルトの底部末端が前記第二伝動チャンバの中に插入され、また前記ねじボルトの底部末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記スライドブロックの右側端壁の中には第二モータが固定的に設置され、前記第二モータの出力軸の右に伸びている末端には第一歯車が固定的に設置され、前記第二伝動チャンバの左側端壁の中にはロックチャンバが設置され、前記ロックチャンバの中にはロック装置が設置され、前記切換チャンバの右側端壁の中にはファンチャンバが設置され、前記ファンチャンバの中には加湿装置が設置され、前記ファンチャンバの左側端壁の中には外部を連通するエアーインレットが設置され、前記ファンチャンバの右側端壁の中には複数の組の排気穴が設置され、前記ファンチャンバの左側端壁の中にはカムチャンバが設置され、前記カムチャンバの頂壁の中にはピストンチャンバが設置され、前記ピストンチャンバの左側端壁の中には液体保存チャンバが設置され、
前記固定装置は前記固定チャンバの頂壁の中に設置される固定穴を含み、前記固定チャンバの底壁の中には上方に開口した第一スライド穴が設置され、前記第一スライド穴の中には第一スライドバーがスライドできるように設置され、前記第一スライドバーと前記第一スライド穴の端壁との間には第一リセット装置が弾性的に設置され、前記第一スライドバーの頂部末端には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定チャンバと前記第一伝動チャンバとの間には第一回転軸が回転できるように設置され、前記固定チャンバの中にある前記第一回転軸の末端には第一カムが固定的に設置され、前記第一伝動チャンバの中にある前記第一回転軸の末端には第二傘歯車が固定的に設置され、二つの前記第一伝動チャンバの間には前記切換チャンバを貫通する第二回転軸が回転できるように設置され、前記第一伝動チャンバの中にある前記第二回転軸の末端には第二傘歯車と噛合する第三傘歯車が固定的に設置され、前記切換チャンバの中にある前記第二回転軸の外表面には前記第一歯車と噛合する第二歯車が固定的に設置され、前記第一カムが半周に回転し飾り物の底部の固定盤を引っかからせ、
前記ロック装置は前記ロックチャンバと前記第二伝動チャンバとの間に回転できるように設置されるウォームを含み、前記第二伝動チャンバの中にある前記ウォームの末端には前記第一傘歯車と噛合する第四傘歯車が固定的に設置され、前記ウォームの前後両側には前記ウォームと噛合するウォームホイールが回転できるように設置され、前記ウォームホイールの頂壁にはヒンジ連結バーがヒンジにより連結され、前記ロックチャンバの前後端壁の中には液圧チャンバが対称的に設置され、前記液圧チャンバの中には液圧ブロックが設置され、前記液圧チャンバと前記ロックチャンバとの間には第二スライド穴が連通設置され、前記第二スライド穴の中には前記液圧ブロックと固定的に連結される第二スライドバーがスライドできるように設置され、前記第二スライドバーの末端と前記ヒンジ連結バーの末端とがヒンジにより連結され、前記液圧チャンバの端壁の中には外部を連通する弧形溝が設置され、前記弧形溝の中には弧形ロックバーがスライドできるように設置され、前記液圧ブロックが移動し前記弧形ロックバーをプッシュし向かい合って回転させ設備を二つのエアーアウトレットの間にロックし、
前記加湿装置は前記ファンチャンバと前記切換チャンバとの間に回転できるように設置される前記カムチャンバを貫通する第三回転軸を含み、前記切換チャンバの中にある前記第三回転軸の末端には第三歯車が固定的に設置され、前記ファンチャンバの中にある前記第三回転軸の末端にはファンが固定的に設置され、前記カムチャンバの中にある前記第三回転軸の外表面には第二カムが固定的に設置され、前記カムチャンバと前記ピストンチャンバとの間には第三スライド穴が連通設置され、前記第三スライド穴の中には前記ピストンチャンバの中にスライドできるように設置されるピストンと固定的に連結される第三スライドバーがスライドできるように設置され、前記第三スライドバーと前記第三スライド穴の端壁との間には左右に対称的な第二リセット装置が弾性的に設置され、前記ファンチャンバと前記液体保存チャンバとの間には前記ピストンチャンバを貫通する吸水タンポンが設置され、前記第二カムが回転し前記第三スライドバーを連動し上下に移動させ前記ピストンを連動し前記吸水タンポンを押圧し、これにより前記液体保存チャンバの中にある液体を前記ファンチャンバの中にプッシュし、前記ファンの作用により設備外に吹き出すことを特徴とする自動車飾り用台座。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車飾り分野を取り上げて、具体的には
自動車飾り用台座である。
【背景技術】
【0002】
長時間車内にいるため、人々は自動車の表面と車内の美観を高めるため、いつも付属品を増加するが、伝統的な自動車飾りはしっかり取り付けられていないと車内にいる人を傷つけやすく、普通の自動車の中に長時間の加熱により空気が乾燥になりやすいため、便利に固定されると同時に加湿機構を持つ車両用飾り台座が必要となり、これにより上記の問題を解決できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107696774号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は
自動車飾り用台座を提供し、上記の現在の技術中の問題を解決し、設備の実用性を高めるのである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の
自動車飾り用台座は、本体と前記本体の中に設置される固定チャンバを含み、前記固定チャンバの中には固定装置が設置され、前記固定チャンバの下方には切換チャンバが設置され、前記切換チャンバの左右端壁の中には第一伝動チャンバが対称的に設置され、前記切換チャンバの左端壁の中にはスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの下方には第二伝動チャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの中には上下に貫通するねじ穴が設置され、前記ねじ穴の中にはねじボルトがネジ山により連結され、前記ねじボルトの頂部末端と前記スライドチャンバの頂壁の中に固定的に設置される第一モータとが動力が伝達できるように連結され、前記ねじボルトの底部末端が前記第二伝動チャンバの中に插入され、また前記ねじボルトの底部末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記スライドブロックの右側端壁の中には第二モータが固定的に設置され、前記第二モータの出力軸の右に伸びている末端には第一歯車が固定的に設置され、前記第二伝動チャンバの左側端壁の中にはロックチャンバが設置され、前記ロックチャンバの中にはロック装置が設置され、前記切換チャンバの右側端壁の中にはファンチャンバが設置され、前記ファンチャンバの中には加湿装置が設置され、前記ファンチャンバの左側端壁の中には外部を連通するエアーインレットが設置され、前記ファンチャンバの右側端壁の中には複数の組の排気穴が設置され、前記ファンチャンバの左側端壁の中にはカムチャンバが設置され、前記カムチャンバの頂壁の中にはピストンチャンバが設置され、前記ピストンチャンバの左側端壁の中には液体保存チャンバが設置され
ている。
【0006】
優選的には、前記固定装置は前記固定チャンバの頂壁の中に設置される固定穴を含み、前記固定チャンバの底壁の中には上方に開口した第一スライド穴が設置され、前記第一スライド穴の中には第一スライドバーがスライドできるように設置され、前記第一スライドバーと前記第一スライド穴の端壁との間には第一リセット装置が弾性的に設置され、前記第一スライドバーの頂部末端には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定チャンバと前記第一伝動チャンバとの間には第一回転軸が回転できるように設置され、前記固定チャンバの中にある前記第一回転軸の末端には第一カムが固定的に設置され、前記第一伝動チャンバの中にある前記第一回転軸の末端には第二傘歯車が固定的に設置され、二つの前記第一伝動チャンバの間には前記切換チャンバを貫通する第二回転軸が回転できるように設置され、前記第一伝動チャンバの中にある前記第二回転軸の末端には第二傘歯車と噛合する第三傘歯車が固定的に設置され、前記切換チャンバの中にある前記第二回転軸の外表面には前記第一歯車と噛合する第二歯車が固定的に設置され、前記第一カムが半周に回転し飾り物の底部の固定盤を引っかかる。
【0007】
優選的には、前記ロック装置は前記ロックチャンバと前記第二伝動チャンバとの間に回転できるように設置されるウォームを含み、前記第二伝動チャンバの中にある前記ウォームの末端には前記第一傘歯車と噛合する第四傘歯車が固定的に設置され、前記ウォームの前後両側には前記ウォームと噛合するウォームホイールが回転できるように設置され、前記ウォームホイールの頂壁にはヒンジ連結バーがヒンジにより連結され、前記ロックチャンバの前後端壁の中には液圧チャンバが対称的に設置され、前記液圧チャンバの中には液圧ブロックが設置され、前記液圧チャンバと前記ロックチャンバとの間には第二スライド穴が連通設置され、前記第二スライド穴の中には前記液圧ブロックと固定的に連結される第二スライドバーがスライドできるように設置され、前記第二スライドバーの末端と前記ヒンジ連結バーの末端とがヒンジにより連結され、前記液圧チャンバの端壁の中には外部を連通する弧形溝が設置され、前記弧形溝の中には弧形ロックバーがスライドできるように設置され、前記液圧ブロックが移動し前記弧形ロックバーをプッシュし向かい合って回転させ設備を二つのエアーアウトレットの間にロックする。
【0008】
優選的には、前記加湿装置は前記ファンチャンバと前記切換チャンバとの間に回転できるように設置される前記カムチャンバを貫通する第三回転軸を含み、前記切換チャンバの中にある前記第三回転軸の末端には第三歯車が固定的に設置され、前記ファンチャンバの中にある前記第三回転軸の末端にはファンが固定的に設置され、前記カムチャンバの中にある前記第三回転軸の外表面には第二カムが固定的に設置され、前記カムチャンバと前記ピストンチャンバとの間には第三スライド穴が連通設置され、前記第三スライド穴の中には前記ピストンチャンバの中にスライドできるように設置されるピストンと固定的に連結される第三スライドバーがスライドできるように設置され、前記第三スライドバーと前記第三スライド穴の端壁との間には左右に対称的な第二リセット装置が弾性的に設置され、前記ファンチャンバと前記液体保存チャンバとの間には前記ピストンチャンバを貫通する吸水タンポンが設置され、前記第二カムが回転し前記第三スライドバーを連動し上下に移動させ前記ピストンを連動し前記吸水タンポンを押圧し、これにより前記液体保存チャンバの中にある液体を前記ファンチャンバの中にプッシュし、前記ファンの作用により設備外に吹き出す。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益的な効果は:本発明の設備が同一の動力源を利用し飾り物の固定を実現し、同時に当該動力源を利用し空気の加湿を実現し、設備が当該台座を利用し動力を自動的にロックし上記動力切換を実現し、設備の使用がより便利になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0011】
【
図1】
図1は本発明の
自動車飾り用台座の全体構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0013】
下記に
図1−4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1−4に示すように、本発明の
自動車飾り用台座は、本体10と前記本体10の中に設置される固定チャンバ49を含み、前記固定チャンバ49の中には固定装置200が設置され、前記固定チャンバ49の下方には切換チャンバ31が設置され、前記切換チャンバ31の左右端壁の中には第一伝動チャンバ45が対称的に設置され、前記切換チャンバ31の左端壁の中にはスライドチャンバ39が設置され、前記スライドチャンバ39の下方には第二伝動チャンバ33が設置され、前記スライドチャンバ39の中にはスライドブロック41がスライドできるように設置され、前記スライドブロック41の中には上下に貫通するねじ穴40が設置され、前記ねじ穴40の中にはねじボルト38がネジ山により連結され、前記ねじボルト38の頂部末端と前記スライドチャンバ39の頂壁の中に固定的に設置される第一モータ60とが動力が伝達できるように連結され、前記ねじボルト38の底部末端が前記第二伝動チャンバ33の中に插入され、また前記ねじボルト38の底部末端には第一傘歯車32が固定的に設置され、前記スライドブロック41の右側端壁の中には第二モータ16が固定的に設置され、前記第二モータ16の出力軸の右に伸びている末端には第一歯車15が固定的に設置され、前記第二伝動チャンバ33の左側端壁の中にはロックチャンバ37が設置され、前記ロックチャンバ37の中にはロック装置300が設置され、前記切換チャンバ31の右側端壁の中にはファンチャンバ26が設置され、前記ファンチャンバ26の中には加湿装置400が設置され、前記ファンチャンバ26の左側端壁の中には外部を連通するエアーインレット35が設置され、前記ファンチャンバ26の右側端壁の中には複数の組の排気穴23が設置され、前記ファンチャンバ26の左側端壁の中にはカムチャンバ24が設置され、前記カムチャンバ24の頂壁の中にはピストンチャンバ18が設置され、前記ピストンチャンバ18の左側端壁の中には液体保存チャンバ28が設置され
ている。
【0015】
有益的には、前記固定装置200は前記固定チャンバ49の頂壁の中に設置される固定穴50を含み、前記固定チャンバ49の底壁の中には上方に開口した第一スライド穴13が設置され、前記第一スライド穴13の中には第一スライドバー11がスライドできるように設置され、前記第一スライドバー11と前記第一スライド穴13の端壁との間には第一リセット装置12が弾性的に設置され、前記第一スライドバー11の頂部末端には固定ブロック46が固定的に設置され、前記固定チャンバ49と前記第一伝動チャンバ45との間には第一回転軸47が回転できるように設置され、前記固定チャンバ49の中にある前記第一回転軸47の末端には第一カム48が固定的に設置され、前記第一伝動チャンバ45の中にある前記第一回転軸47の末端には第二傘歯車44が固定的に設置され、二つの前記第一伝動チャンバ45の間には前記切換チャンバ31を貫通する第二回転軸43が回転できるように設置され、前記第一伝動チャンバ45の中にある前記第二回転軸43の末端には第二傘歯車44と噛合する第三傘歯車42が固定的に設置され、前記切換チャンバ31の中にある前記第二回転軸43の外表面には前記第一歯車15と噛合する第二歯車14が固定的に設置され、前記第一カム48が半周に回転し飾り物の底部の固定盤を引っかかる。
【0016】
有益的には、前記ロック装置300は前記ロックチャンバ37と前記第二伝動チャンバ33との間に回転できるように設置されるウォーム36を含み、前記第二伝動チャンバ33の中にある前記ウォーム36の末端には前記第一傘歯車32と噛合する第四傘歯車34が固定的に設置され、前記ウォーム36の前後両側には前記ウォーム36と噛合するウォームホイール55が回転できるように設置され、前記ウォームホイール55の頂壁にはヒンジ連結バー56がヒンジにより連結され、前記ロックチャンバ37の前後端壁の中には液圧チャンバ53が対称的に設置され、前記液圧チャンバ53の中には液圧ブロック54が設置され、前記液圧チャンバ53と前記ロックチャンバ37との間には第二スライド穴58が連通設置され、前記第二スライド穴58の中には前記液圧ブロック54と固定的に連結される第二スライドバー57がスライドできるように設置され、前記第二スライドバー57の末端と前記ヒンジ連結バー56の末端とがヒンジにより連結され、前記液圧チャンバ53の端壁の中には外部を連通する弧形溝52が設置され、前記弧形溝52の中には弧形ロックバー51がスライドできるように設置され、前記液圧ブロック54が移動し前記弧形ロックバー51をプッシュし向かい合って回転させ設備を二つのエアーアウトレットの間にロックする。
【0017】
有益的には、前記加湿装置400は前記ファンチャンバ26と前記切換チャンバ31との間に回転できるように設置される前記カムチャンバ24を貫通する第三回転軸29を含み、前記切換チャンバ31の中にある前記第三回転軸29の末端には第三歯車30が固定的に設置され、前記ファンチャンバ26の中にある前記第三回転軸29の末端にはファン25が固定的に設置され、前記カムチャンバ24の中にある前記第三回転軸29の外表面には第二カム27が固定的に設置され、前記カムチャンバ24と前記ピストンチャンバ18との間には第三スライド穴21が連通設置され、前記第三スライド穴21の中には前記ピストンチャンバ18の中にスライドできるように設置されるピストン19と固定的に連結される第三スライドバー22がスライドできるように設置され、前記第三スライドバー22と前記第三スライド穴21の端壁との間には左右に対称的な第二リセット装置20が弾性的に設置され、前記ファンチャンバ26と前記液体保存チャンバ28との間には前記ピストンチャンバ18を貫通する吸水タンポン17が設置され、前記第二カム27が回転し前記第三スライドバー22を連動し上下に移動させ前記ピストン19を連動し前記吸水タンポン17を押圧し、これにより前記液体保存チャンバ28の中にある液体を前記ファンチャンバ26の中にプッシュし、前記ファン25の作用により設備外に吹き出す。
【0018】
下記に、
図1−4と上記に記述した本出願の
自動車飾り用台座の具体的な構成を参考し、その使用方法を詳しく紹介する:
【0019】
使用するとき、底部に固定盤が固定的に設置される飾り物を固定チャンバ49の中に置き、飾り物を下に押し固定ブロック46を連動し下に移動させ、このときに第二モータ16が起動され第一歯車15、第二歯車14、第三傘歯車42、第二傘歯車44及び第一カム48を回転駆動させ、第一カム48が半周に回転し飾り物の底部の固定盤を引っかかり、このときに弧形ロックバー51を自動車のセンタコンソールの中間にある二つのエアーアウトレットの中に置き、第一モータ60が起動されねじボルト38を回転連動させ、これによりスライドブロック41を連動し下に移動させ、このとき第一歯車16と第三歯車30とが噛合し、同時にねじボルト38が回転し第一傘歯車32、第四傘歯車34、ウォーム36及びウォームホイール55を駆動し回転させ、これによりヒンジ連結バー56を移動連動させ、第二スライドバー57を連動し液圧ブロック54を押圧し、液圧ブロック54が弧形ロックバー51をプッシュし向かい合って回転させ、設備を二つのエアーアウトレットの間にロックし、第二モータ16が起動され第一歯車15、第三歯車30、第二カム27及びファン25を回転連動させ、第二カム27が回転し第三スライドバー22を連動し上下に移動させ、ピストン19を連動し吸水タンポン17を絞り、これにより液体保存チャンバ28の中にある液体をファンチャンバ26の中にプッシュし、ファン25の作用により設備外に吹き出す。
【0020】
上記の詳細な分析から分かることは:本発明の設備が同一の動力源を利用し飾り物の固定を実現し、同時に当該動力源を利用し空気の加湿を実現し、設備が当該台座を利用し動力を自動的にロックし上記動力切換を実現し、設備の使用がより便利になる。
【0021】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】 (修正有)
【課題】便利に固定できる自動車飾り用台座を提供する。
【解決手段】本体と前記本体の中に設置される固定チャンバ49を含み、前記固定チャンバ49の中には固定装置が設置され、前記固定チャンバ49の下方には切換チャンバが設置され、前記切換チャンバの左右端壁の中には第一伝動チャンバ45が対称的に設置され、前記切換チャンバの左端壁の中にはスライドチャンバ39が設置され、前記スライドチャンバ39の下方には第二伝動チャンバ33が設置され、本発明の設備が同一の動力源を利用し飾り物の固定を実現し、同時に当該動力源を利用し空気の加湿を実現し、設備が当該台座を利用し動力を自動的にロックし上記動力切換を実現し、設備の使用がより便利になる。
【選択図】
図1