特許第6596714号(P6596714)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6596714
(24)【登録日】2019年10月11日
(45)【発行日】2019年10月30日
(54)【発明の名称】猫用玩具
(51)【国際特許分類】
   A01K 15/02 20060101AFI20191021BHJP
【FI】
   A01K15/02
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-87017(P2019-87017)
(22)【出願日】2019年4月29日
【審査請求日】2019年5月7日
(31)【優先権主張番号】201910314736.9
(32)【優先日】2019年4月18日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519324477
【氏名又は名称】温州新蘭智能科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】帥大義
【審査官】 佐々木 創太郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−155385(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2019/0014746(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 15/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
猫用玩具であって、台座を含み、前記台座の頂端には頂ブロックが回転できるように設置され、前記台座の中には主空間が設置され、前記主空間の中には猫じゃらしが回転できるように設置され、前記主空間の中には前記猫じゃらしを収納できる収納装置が設置され、前記主空間の中には前記猫じゃらしを揺らせる揺れ装置が設置され、前記主空間の右壁の中には動力空間が設置され、前記主空間の右壁の中には変速空間が設置され、前記変速空間の中には変速装置が設置され、前記主空間の頂壁の中には回転空間が設置され、前記回転空間の中には前記頂ブロックを回転させる回転装置が設置され、前記頂ブロックの中には揺動空間が設置され、前記揺動空間の中にはレーザを放射するレーザーが設置され、前記揺動空間の右壁の中には往復空間が設置され、前記往復空間の中には前記レーザーを回転させる揺動装置が設置され、前記動力空間の中には動力装置が設置され、前記動力装置は前記動力空間の中にスライドできるように設置されたスライダを含み、前記スライダの中にはモーターが設置され、前記動力空間の中には前記モーターと伝動できるように連結された動力軸が設置され、前記動力軸の底端には動力歯車が設置され、前記動力空間の頂壁の中には第一電磁空間が設置され、前記第一電磁空間の中には前記スライダと固定的に連結された第一永久磁石がスライドできるように設置され、前記第一電磁空間の左壁の中には第一電磁石が設置され、前記第一電磁石と前記第一永久磁石との間には第一撥条が弾性的に連結されており、前記動力装置は前記変速装置によって前記レーザーを揺動連動させ、又は前記収納装置によって猫じゃらしを伸び出し、猫をじゃらすことができることを特徴とする猫用玩具。
【請求項2】
前記収納装置は前記主空間の中に設置された収納軸を含み、前記収納軸の後端には収納棒が設置され、前記収納棒と前記猫じゃらしとの間が伸び出し棒によってヒンジで連結され、前記収納軸の前端には従動歯車が設置され、前記主空間の中には縦軸が設置され、前記縦軸の後端には前記従動歯車と噛合した駆動歯車が設置され、前記縦軸の前端には後傘歯車が設置され、前記主空間の中にはスプライン軸が設置され、前記スプライン軸の底端には前記動力空間の中に位置しかつ前記動力歯車と噛合した左歯車が設置され、前記主空間の中には前記スプライン軸の外壁に位置したスライド軸が設置され、前記スライド軸の頂端には前記後傘歯車と噛合した上傘歯車が設置され、前記スライド軸の底端には下傘歯車が設置され、前記スライド軸の外壁には回転ブロックが回転できるように設置され、前記主空間の右壁の中には第二電磁空間が設置され、前記第二電磁空間の中には前記回転ブロックと固定的に連結された第二永久磁石がスライドできるように設置され、前記第二電磁空間の頂壁の中には第二電磁石が設置され、前記第二電磁石と前記第二永久磁石との間には第二撥条が弾性的に設置されており、前記収納装置は前記猫じゃらしを収納し又は伸びさせることを特徴とする請求項1に記載の猫用玩具。
【請求項3】
前記揺れ装置は前記主空間の中に設置された上軸を含み、前記上軸の後端には前記収納棒と接触したカムが設置され、前記上軸の前端には上プーリが設置され、前記主空間の中には下軸が設置され、前記下軸の前端には下プーリが設置され、前記下プーリと前記上プーリとの間には第一ベルトが伝動できるように設置され、前記下軸の後端には前傘歯車が設置され、前記主空間の中には横軸が設置され、前記横軸の左端には前記前傘歯車と噛合した左傘歯車が設置され、前記横軸の右端には前記下傘歯車と噛合した右傘歯車が設置されており、前記揺れ装置は前記猫じゃらしを断続的に揺リ、猫をじゃらすことを特徴とする請求項2に記載の猫用玩具。
【請求項4】
前記変速装置は前記変速空間の中に設置された駆動軸を含み、前記駆動軸の底端には前記動力空間の中に位置した右歯車が設置され、前記駆動軸の頂端には駆動輪が設置され、前記変速空間の中には従動軸が設置され、前記従動軸の頂端には前記回転空間の中に位置した回転盤が設置され、前記従動軸の外壁には前記回転空間の中に位置した駆動プーリが設置され、前記従動軸の底端には従動輪が設置され、前記変速空間の頂壁の中には伝動空間が設置され、前記従動軸の外壁には前記伝動空間の中に位置した左プーリが設置され、前記伝動空間の中には変速軸が設置され、前記変速軸の頂端には右プーリが設置され、前記右プーリと前記左プーリとの間には第二ベルトが伝動できるように設置され、前記変速軸の底端には変速盤が設置され、前記伝動空間の底壁の中にはスライド空間が設置され、前記スライド空間の中にはスライド棒がスライドできるように設置され、前記スライド棒の底端には前記変速空間の中に位置しかつ前記従動輪及び前記駆動輪と接触した伝動輪が設置され、前記変速盤と前記スライド棒との間が縄によって固定的に連結され、前記スライド棒と前記スライド空間の底壁との間には第三撥条が弾性的に設置されており、前記変速装置は前記従動軸の転速を変えられることを特徴とする請求項1に記載の猫用玩具。
【請求項5】
前記回転装置には前記回転空間の中に設置されかつ前記頂ブロックと固定的に連結された中空軸が含まれ、前記中空軸の底端には回転歯車が設置され、前記回転空間の中には前記回転歯車と噛合したラックがスライドできるように設置され、前記ラックと前記回転盤の頂壁との間が連結棒によってヒンジで連結されており、前記揺動装置は前記往復空間の中に設置された中心軸を含み、前記中心軸の頂端には冠歯車が設置され、前記中心軸の底端には前記回転空間の中に位置した従動プーリが設置され、前記従動プーリと前記駆動プーリとの間には第三ベルトが伝動できるように設置され、前記揺動空間の中には前記レーザーと固定的に連結された揺動軸が設置され、前記揺動軸の前端には従動傘歯車が設置され、前記往復空間の中には往復軸が設置され、前記往復軸の左端には前記揺動空間の中に位置しかつ前記従動傘歯車と噛合した駆動傘歯車が設置され、前記往復軸の外壁には前記往復空間の中に位置した正歯車が設置され、前記往復軸の右端には前記冠歯車と噛合した反歯車が設置されており、前記回転装置と前記揺動装置とが前記レーザーのレーザの軌跡を不規律に変え、猫をじゃらすことができることを特徴とする請求項4に記載の猫用玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はペット玩具の分野を取り上げて、具体的には猫用玩具である。
【背景技術】
【0002】
寂しさを紛らわすために猫を飼う人が多く、ところが生活のリズムが早すぎて、猫と遊べなく、それ故にペット玩具は猫の心の寂しさを紛らわせ、更にある程度にペットの感情の需要を満足させ、そのため、本発明の旨は自動的に猫をじゃらす猫用玩具を設計することである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105918153号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は猫用玩具を提供し、下乳の技術の上記欠点を克服できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の猫用玩具は、台座を含み、前記台座の頂端には頂ブロックが回転できるように設置され、前記台座の中には主空間が設置され、前記主空間の中には猫じゃらしが回転できるように設置され、前記主空間の中には前記猫じゃらしを収納できる収納装置が設置され、前記主空間の中には前記猫じゃらしを揺らせる揺れ装置が設置され、前記主空間の右壁の中には動力空間が設置され、前記主空間の右壁の中には変速空間が設置され、前記変速空間の中には変速装置が設置され、前記主空間の頂壁の中には回転空間が設置され、前記回転空間の中には前記頂ブロックを回転させる回転装置が設置され、前記頂ブロックの中には揺動空間が設置され、前記揺動空間の中にはレーザを放射するレーザーが設置され、前記揺動空間の右壁の中には往復空間が設置され、前記往復空間の中には前記レーザーを回転させる揺動装置が設置され、前記動力空間の中には動力装置が設置され、前記動力装置は前記動力空間の中にスライドできるように設置されたスライダを含み、前記スライダの中にはモーターが設置され、前記動力空間の中には前記モーターと伝動できるように連結された動力軸が設置され、前記動力軸の底端には動力歯車が設置され、前記動力空間の頂壁の中には第一電磁空間が設置され、前記第一電磁空間の中には前記スライダと固定的に連結された第一永久磁石がスライドできるように設置され、前記第一電磁空間の左壁の中には第一電磁石が設置され、前記第一電磁石と前記第一永久磁石との間には第一撥条が弾性的に連結されており、前記動力装置は前記変速装置によって前記レーザーを揺動連動させ、又は前記収納装置によって猫じゃらしを伸び出し、猫をじゃらすことができる。
【0006】
更なる技術方案、前記収納装置は前記主空間の中に設置された収納軸を含み、前記収納軸の後端には収納棒が設置され、前記収納棒と前記猫じゃらしとの間が伸び出し棒によってヒンジで連結され、前記収納軸の前端には従動歯車が設置され、前記主空間の中には縦軸が設置され、前記縦軸の後端には前記従動歯車と噛合した駆動歯車が設置され、前記縦軸の前端には後傘歯車が設置され、前記主空間の中にはスプライン軸が設置され、前記スプライン軸の底端には前記動力空間の中に位置しかつ前記動力歯車と噛合した左歯車が設置され、前記主空間の中には前記スプライン軸の外壁に位置したスライド軸が設置され、前記スライド軸の頂端には前記後傘歯車と噛合した上傘歯車が設置され、前記スライド軸の底端には下傘歯車が設置され、前記スライド軸の外壁には回転ブロックが回転できるように設置され、前記主空間の右壁の中には第二電磁空間が設置され、前記第二電磁空間の中には前記回転ブロックと固定的に連結された第二永久磁石がスライドできるように設置され、前記第二電磁空間の頂壁の中には第二電磁石が設置され、前記第二電磁石と前記第二永久磁石との間には第二撥条が弾性的に設置されており、前記収納装置は前記猫じゃらしを収納し又は伸びさせる。
【0007】
更なる技術方案、前記揺れ装置は前記主空間の中に設置された上軸を含み、前記上軸の後端には前記収納棒と接触したカムが設置され、前記上軸の前端には上プーリが設置され、前記主空間の中には下軸が設置され、前記下軸の前端には下プーリが設置され、前記下プーリと前記上プーリとの間には第一ベルトが伝動できるように設置され、前記下軸の後端には前傘歯車が設置され、前記主空間の中には横軸が設置され、前記横軸の左端には前記前傘歯車と噛合した左傘歯車が設置され、前記横軸の右端には前記下傘歯車と噛合した右傘歯車が設置されており、前記揺れ装置は前記猫じゃらしを断続的に揺リ、猫をじゃらす。
【0008】
更なる技術方案、前記変速装置は前記変速空間の中に設置された駆動軸を含み、前記駆動軸の底端には前記動力空間の中に位置した右歯車が設置され、前記駆動軸の頂端には駆動輪が設置され、前記変速空間の中には従動軸が設置され、前記従動軸の頂端には前記回転空間の中に位置した回転盤が設置され、前記従動軸の外壁には前記回転空間の中に位置した駆動プーリが設置され、前記従動軸の底端には従動輪が設置され、前記変速空間の頂壁の中には伝動空間が設置され、前記従動軸の外壁には前記伝動空間の中に位置した左プーリが設置され、前記伝動空間の中には変速軸が設置され、前記変速軸の頂端には右プーリが設置され、前記右プーリと前記左プーリとの間には第二ベルトが伝動できるように設置され、前記変速軸の底端には変速盤が設置され、前記伝動空間の底壁の中にはスライド空間が設置され、前記スライド空間の中にはスライド棒がスライドできるように設置され、前記スライド棒の底端には前記変速空間の中に位置しかつ前記従動輪及び前記駆動輪と接触した伝動輪が設置され、前記変速盤と前記スライド棒との間が縄によって固定的に連結され、前記スライド棒と前記スライド空間の底壁との間には第三撥条が弾性的に設置されており、前記変速装置は前記従動軸の転速を変えられる。
【0009】
更なる技術方案、前記回転装置には前記回転空間の中に設置されかつ前記頂ブロックと固定的に連結された中空軸が含まれ、前記中空軸の底端には回転歯車が設置され、前記回転空間の中には前記回転歯車と噛合したラックがスライドできるように設置され、前記ラックと前記回転盤の頂壁との間が連結棒によってヒンジで連結されており、前記揺動装置は前記往復空間の中に設置された中心軸を含み、前記中心軸の頂端には冠歯車が設置され、前記中心軸の底端には前記回転空間の中に位置した従動プーリが設置され、前記従動プーリと前記駆動プーリとの間には第三ベルトが伝動できるように設置され、前記揺動空間の中には前記レーザーと固定的に連結された揺動軸が設置され、前記揺動軸の前端には従動傘歯車が設置され、前記往復空間の中には往復軸が設置され、前記往復軸の左端には前記揺動空間の中に位置しかつ前記従動傘歯車と噛合した駆動傘歯車が設置され、前記往復軸の外壁には前記往復空間の中に位置した正歯車が設置され、前記往復軸の右端には前記冠歯車と噛合した反歯車が設置されており、前記回転装置と前記揺動装置とが前記レーザーのレーザの軌跡を不規律に変え、猫をじゃらすことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益な効果は下記の通りである:
【0011】
本発明は構造が簡単で、操作が便利で、修理が便利で、二つの方式で猫をじゃらし、猫に刻々に遊ぶ興味を維持させ、飼い猫のの寂しさを紛らわし、そのため、この設備は高い使用と普及する価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
発明実施例或いは現有技術の技術プランをもっとはっきり説明できるため、以下は実施例或いは現有技術の説明に使われる付図を簡単に紹介する。
図1図1は本発明の猫用玩具の初期状態の全体構造模式図
図2図2は本発明の猫用玩具の猫じゃらしが伸びている時の全体構造模式図
図3図3図1の中のA−Aの構造模式図
図4図4図1のBの構造模式図
図5図5図1のCの構造模式図
図6図6図5のDの構造模式図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下は上記附図について本発明にを詳しく説明し、その中、便利に叙述するように、後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0014】
図1−6のように、本発明の猫用玩具は、台座12を含み、前記台座12の頂端には頂ブロック11が回転できるように設置され、前記台座12の中には主空間15が設置され、前記主空間15の中には猫じゃらし14が回転できるように設置され、前記主空間15の中には前記猫じゃらし14を収納できる収納装置100が設置され、前記主空間15の中には前記猫じゃらし14を揺らせる揺れ装置200が設置され、前記主空間15の右壁の中には動力空間54が設置され、前記主空間15の右壁の中には変速空間17が設置され、前記変速空間17の中には変速装置300が設置され、前記主空間15の頂壁の中には回転空間38が設置され、前記回転空間38の中には前記頂ブロック11を回転させる回転装置400が設置され、前記頂ブロック11の中には揺動空間99が設置され、前記揺動空間99の中にはレーザを放射するレーザー24が設置され、前記揺動空間99の右壁の中には往復空間30が設置され、前記往復空間30の中には前記レーザー24を回転させる揺動装置500が設置され、前記動力空間54の中には動力装置600が設置され、前記動力装置600は前記動力空間54の中にスライドできるように設置されたスライダ78を含み、前記スライダ78の中にはモーター19が設置され、前記動力空間54の中には前記モーター19と伝動できるように連結された動力軸56が設置され、前記動力軸56の底端には動力歯車57が設置され、前記動力空間54の頂壁の中には第一電磁空間81が設置され、前記第一電磁空間81の中には前記スライダ78と固定的に連結された第一永久磁石79がスライドできるように設置され、前記第一電磁空間81の左壁の中には第一電磁石82が設置され、前記第一電磁石82と前記第一永久磁石79との間には第一撥条80が弾性的に連結されており、前記動力装置600は前記変速装置300によって前記レーザー24を揺動連動させ、又は前記収納装置100によって猫じゃらし14を伸び出し、猫をじゃらすことができる。
【0015】
有益なように、前記収納装置100は前記主空間15の中に設置された収納軸77を含み、前記収納軸77の後端には収納棒22が設置され、前記収納棒22と前記猫じゃらし14との間が伸び出し棒23によってヒンジで連結され、前記収納軸77の前端には従動歯車74が設置され、前記主空間15の中には縦軸73が設置され、前記縦軸73の後端には前記従動歯車74と噛合した駆動歯車71が設置され、前記縦軸73の前端には後傘歯車72が設置され、前記主空間15の中にはスプライン軸59が設置され、前記スプライン軸59の底端には前記動力空間54の中に位置しかつ前記動力歯車57と噛合した左歯車58が設置され、前記主空間15の中には前記スプライン軸59の外壁に位置したスライド軸69が設置され、前記スライド軸69の頂端には前記後傘歯車72と噛合した上傘歯車70が設置され、前記スライド軸69の底端には下傘歯車66が設置され、前記スライド軸69の外壁には回転ブロック68が回転できるように設置され、前記主空間15の右壁の中には第二電磁空間85が設置され、前記第二電磁空間85の中には前記回転ブロック68と固定的に連結された第二永久磁石83がスライドできるように設置され、前記第二電磁空間85の頂壁の中には第二電磁石86が設置され、前記第二電磁石86と前記第二永久磁石83との間には第二撥条84が弾性的に設置されており、前記収納装置100は前記猫じゃらし14を収納し又は伸びさせる。
【0016】
有益なように、前記揺れ装置200は前記主空間15の中に設置された上軸75を含み、前記上軸75の後端には前記収納棒22と接触したカム21が設置され、前記上軸75の前端には上プーリ76が設置され、前記主空間15の中には下軸64が設置され、前記下軸64の前端には下プーリ63が設置され、前記下プーリ63と前記上プーリ76との間には第一ベルト67が伝動できるように設置され、前記下軸64の後端には前傘歯車62が設置され、前記主空間15の中には横軸65が設置され、前記横軸65の左端には前記前傘歯車62と噛合した左傘歯車61が設置され、前記横軸65の右端には前記下傘歯車66と噛合した右傘歯車60が設置されており、前記揺れ装置200は前記猫じゃらし14を断続的に揺リ、猫をじゃらす。
【0017】
有益なように、前記変速装置300は前記変速空間17の中に設置された駆動軸20を含み、前記駆動軸20の底端には前記動力空間54の中に位置した右歯車55が設置され、前記駆動軸20の頂端には駆動輪18が設置され、前記変速空間17の中には従動軸13が設置され、前記従動軸13の頂端には前記回転空間38の中に位置した回転盤37が設置され、前記従動軸13の外壁には前記回転空間38の中に位置した駆動プーリ39が設置され、前記従動軸13の底端には従動輪16が設置され、前記変速空間17の頂壁の中には伝動空間47が設置され、前記従動軸13の外壁には前記伝動空間47の中に位置した左プーリ43が設置され、前記伝動空間47の中には変速軸46が設置され、前記変速軸46の頂端には右プーリ45が設置され、前記右プーリ45と前記左プーリ43との間には第二ベルト44が伝動できるように設置され、前記変速軸46の底端には変速盤48が設置され、前記伝動空間47の底壁の中にはスライド空間52が設置され、前記スライド空間52の中にはスライド棒50がスライドできるように設置され、前記スライド棒50の底端には前記変速空間17の中に位置しかつ前記従動輪16及び前記駆動輪18と接触した伝動輪53が設置され、前記変速盤48と前記スライド棒50との間が縄49によって固定的に連結され、前記スライド棒50と前記スライド空間52の底壁との間には第三撥条51が弾性的に設置されており、前記変速装置300は前記従動軸13の転速を変えられる。
【0018】
有益なように、前記回転装置400には前記回転空間38の中に設置されかつ前記頂ブロック11と固定的に連結された中空軸34が含まれ、前記中空軸34の底端には回転歯車35が設置され、前記回転空間38の中には前記回転歯車35と噛合したラック42がスライドできるように設置され、前記ラック42と前記回転盤37の頂壁との間が連結棒36によってヒンジで連結されており、前記揺動装置500は前記往復空間30の中に設置された中心軸33を含み、前記中心軸33の頂端には冠歯車32が設置され、前記中心軸33の底端には前記回転空間38の中に位置した従動プーリ41が設置され、前記従動プーリ41と前記駆動プーリ39との間には第三ベルト40が伝動できるように設置され、前記揺動空間99の中には前記レーザー24と固定的に連結された揺動軸26が設置され、前記揺動軸26の前端には従動傘歯車25が設置され、前記往復空間30の中には往復軸28が設置され、前記往復軸28の左端には前記揺動空間99の中に位置しかつ前記従動傘歯車25と噛合した駆動傘歯車27が設置され、前記往復軸28の外壁には前記往復空間30の中に位置した正歯車29が設置され、前記往復軸28の右端には前記冠歯車32と噛合した反歯車31が設置されており、前記回転装置400と前記揺動装置500とが前記レーザー24のレーザの軌跡を不規律に変え、猫をじゃらすことができる。
【0019】
本発明の設備を使う時、モーター19が作動して動力軸56によって動力歯車57を回転連動させ、それにより左歯車58と、スプライン軸59と、スライド軸69と、上傘歯車70と、後傘歯車72と、縦軸73と、駆動歯車71と、従動歯車74と、収納軸77によって収納棒22を回転連動させ、それにより伸び出し棒23によって猫じゃらし14を伸び出し、そして、第二電磁石86が通電して第二永久磁石83と、回転ブロック68によって下傘歯車66を下にスライド連動させ、下傘歯車66と右傘歯車60とが噛合し、それによりスライド軸69が下傘歯車66と、右傘歯車60と、横軸65と、左傘歯車61と、前傘歯車62と、下軸64と、下プーリ63と、上プーリ76と、上軸75とによってカム21を回転連動させ、それにより猫じゃらし14を連動させて断続的に揺れさせ、
十または二十分後、第一電磁石82が通電して第一永久磁石79と、スライダ78によってモーター19を右に移動連動させ、動力歯車57と右歯車55とが噛合し、それにより動力歯車57が右歯車55と、駆動軸20と、駆動輪18と、伝動輪53と、従動輪16と、従動軸13と、回転盤37と、連結棒36と、ラック42と、回転歯車35と、中空軸34によって頂ブロック11を往復に回転連動させ、同時に、従動軸13が駆動プーリ39と、従動プーリ41と、中心軸33と、冠歯車32と、正歯車29(反歯車31)と、往復軸28と、駆動傘歯車27と、従動傘歯車25と、揺動軸26によってレーザー24を上下に揺動連動させ、レーザー24の発射したレーザの軌跡を変え、猫をじゃらす。
【0020】
以上により、発明の具体実施方式だけであり、ところが、発明の保護範囲はこれには限らない、創造性労働のない考えた変化や入替えは、発明の保護範囲の中に含むべきである。そのため、発明の保護範囲は特許文献によって制限される保護範囲を准すべきである。
【要約】      (修正有)
【課題】構造が簡単で、操作が便利で、修理が便利で、二つの方式で猫をじゃらし、猫に刻々に遊ぶ興味を維持させ、飼い猫の寂しさを紛らわす猫用玩具を提供する。
【解決手段】台座12を含み、台座12の頂端には頂ブロック11が回転できるように設置され、台座12の中には主チャンバ15が設置され、主チャンバ15の中には猫じゃらし14が回転できるように設置され、主チャンバ15の中には猫じゃらし14を収納できる収納装置100が設置され、主チャンバ15の中には猫じゃらし14を揺らせる揺れ装置200が設置される猫用玩具。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6