特許第6598197号(P6598197)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6598197-建築用パネルおよび内壁構造 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6598197
(24)【登録日】2019年10月11日
(45)【発行日】2019年10月30日
(54)【発明の名称】建築用パネルおよび内壁構造
(51)【国際特許分類】
   E04C 2/34 20060101AFI20191021BHJP
   E04B 1/80 20060101ALI20191021BHJP
【FI】
   E04C2/34 A
   E04B1/80 100P
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-181275(P2015-181275)
(22)【出願日】2015年9月14日
(65)【公開番号】特開2017-57586(P2017-57586A)
(43)【公開日】2017年3月23日
【審査請求日】2018年3月29日
(73)【特許権者】
【識別番号】308031887
【氏名又は名称】スモリホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095359
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100143834
【弁理士】
【氏名又は名称】楠 修二
(72)【発明者】
【氏名】須森 明
【審査官】 佐藤 美紗子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−112022(JP,A)
【文献】 特開昭61−204443(JP,A)
【文献】 特開平11−093290(JP,A)
【文献】 実開昭57−150109(JP,U)
【文献】 米国特許第06119427(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04C 2/34
E04C 2/292
E04C 2/296
E04B 1/80
E04B 1/61
E04B 1/343
E04B 2/74
E04B 2/72
E04B 2/82
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれ長方形の平板から成る外側外板材と内側外板材との間に発泡樹脂製平板から成る中板材を挟んで接着して成る長方形の建築用パネルであって、前記内側外板材および前記中板材の各縁部に面する位置に、前記外側外板材の面を底面とする、他の建築用パネルの縁部を挟んで保持するための溝を有し、
前記溝は前記内側外板材から前記底面にかけて幅が次第に広がっていることを、特徴とする建築用パネル。
【請求項2】
前記内側外板材および前記中板材は互いに縁部が同一平面上に配置されていることを、特徴とする請求項1記載の建築用パネル。
【請求項3】
前記溝は前記内側外板材および前記中板材の各縁部で両側が形成されていることを、特徴とする請求項1または2記載の建築用パネル。
【請求項4】
前記外側外板材は前記内側外板材および前記中板材の各縁部に間隔をあけて対向する位置に角材または板材が固定され、前記溝は前記内側外板材および前記中板材の各縁部と前記角材または前記板材の側面との間に設けられていることを、特徴とする請求項1または2記載の建築用パネル。
【請求項5】
前記中板材は変形および復元可能な弾力性を有することを、特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の建築用パネル。
【請求項6】
前記外側外板材の表面にアルミ箔が貼り付けられていることを、特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の建築用パネル。
【請求項7】
請求項1乃至のいずれか1項に記載の建築用パネルを複数有し、前記溝に他の建築用パネルの縁部を挟んで成ることを、特徴とする内壁構造。
【請求項8】
請求項1乃至のいずれか1項に記載の建築用パネルからそれぞれ成る床パネルと天井パネルと奥側パネルと1対の側壁パネルとを有し、
前記床パネルの前記溝は正面側から奥側に互いに平行に伸びる2本の平行床溝から成り、
前記天井パネルは前記床パネルと平行に配置され、前記天井パネルの前記溝は前記床パネルの各平行床溝と平行に配置された2本の平行天井溝から成り、
前記奥側パネルの前記溝は縦方向に平行に伸びる2本の平行縦溝から成り、
各側壁パネルは、互いに平行に配置され、上縁部および下縁部が前記床パネルの各平行床溝および前記天井パネルの各平行天井溝で保持され、それぞれ一方の側縁部が前記奥側パネルの各平行縦溝で保持されていることを、
特徴とする内壁構造。
【請求項9】
前記床パネルの前記溝は、各平行床溝と、各平行床溝に接続した接続床溝とから成り、
前記天井パネルは、各平行天井溝と、前記接続床溝と平行に配置された接続天井溝から成り、
前記奥側パネルは上縁部および下縁部が前記床パネルの前記接続床溝および前記天井パネルの前記接続天井溝で保持されていることを、
特徴とする請求項7または8記載の内壁構造。
【請求項10】
前記奥側パネルは外壁材に対して間隔をあけて配置され、前記奥側パネルと前記外壁材との間に通風路が形成されていることを、
特徴とする請求項7,8または9記載の内壁構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築用パネルおよび内壁構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、発泡ウレタン樹脂の両面に木製板が貼り合されて構成される家屋建築部材パネルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−270430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の建築用パネルは、固定する際は釘を複数打ち付ける必要があるため、施工に手間がかかるという課題があった。また、解体後は、釘を取り除くのに手間がかかるとともに、釘跡が残るため再利用しにくいという課題があった。
【0005】
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、釘を用いずに容易に施工することができ、解体後の再利用が容易な建築用パネルおよび内壁構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る建築用パネルは、それぞれ長方形の平板から成る外側外板材と内側外板材との間に発泡樹脂製平板から成る中板材を挟んで接着して成る長方形の建築用パネルであって、前記内側外板材および前記中板材の各縁部に面する位置に、前記外側外板材の面を底面とする、他の建築用パネルの縁部を挟んで保持するための溝を有し、前記溝は前記内側外板材から前記底面にかけて溝の幅が次第に広がっていることを、特徴とする。
本発明に係る建築用パネルは、溝に他の建築用パネルの縁部を挟んで保持することができるので、釘や接着剤を用いずに容易に施工することができ、解体および解体後の再利用が容易である。
【0007】
本発明に係る建築用パネルにおいて、前記内側外板材および前記中板材は互いに縁部が同一平面上に配置されていることが好ましい。
この場合、他の建築用パネルの縁部をより確実に保持することができる。
本発明に係る建築用パネルにおいて、前記溝は前記内側外板材および前記中板材の各縁部で両側が形成されていることが好ましい。
この場合、溝を内側外板材および中板材以外の部材で構成する場合に比べて、製造が容易である。
【0008】
本発明に係る建築用パネルにおいて、前記外側外板材は前記内側外板材および前記中板材の各縁部に間隔をあけて対向する位置に角材または板材が固定され、前記溝は前記内側外板材および前記中板材の各縁部と前記角材または前記板材の側面との間に設けられていてもよい。
この場合、角材または板材を利用してドアなどを取り付けることができる。
【0009】
本発明に係る建築用パネルにおいて、前記溝は前記内側外板材から前記底面にかけて幅が次第に広がっている。このため、溝が他の建築用パネルの縁部を挟む保持力を高めることができる。
本発明に係る建築用パネルにおいて、前記中板材は変形および復元可能な弾力性を有することが好ましい。
この場合、中板材を変形させて溝を広げることができるので、溝に他の建築用パネルの縁部を挟みやすく、施工しやすい。
【0010】
本発明に係る建築用パネルは、前記外側外板材の表面にアルミ箔が貼り付けられていることが好ましい。
この場合、アルミ箔による輻射効果で断熱性能を高めることができる。
【0011】
本発明に係る内壁構造は、前述の建築用パネルを有し、前記溝に他の建築用パネルの縁部を挟んで成ることを、特徴とする。
本発明に係る内壁構造は、釘を用いずに容易に製造することができ、解体および解体後の再利用が容易である。
【0012】
本発明に係る内壁構造は、前述の建築用パネルからそれぞれ成る床パネルと天井パネルと奥側パネルと1対の側壁パネルとを有し、前記床パネルの前記溝は正面側から奥側に互いに平行に伸びる2本の平行床溝から成り、前記天井パネルは前記床パネルと平行に配置され、前記天井パネルの前記溝は前記床パネルの各平行床溝と平行に配置された2本の平行天井溝から成り、前記奥側パネルの前記溝は縦方向に平行に伸びる2本の平行縦溝から成り、各側壁パネルは、互いに平行に配置され、上縁部および下縁部が前記床パネルの各平行床溝および前記天井パネルの各平行天井溝で保持され、それぞれ一方の側縁部が前記奥側パネルの各平行縦溝で保持されていてもよい。
【0013】
この場合、建物内に部屋、クローゼット、本棚等を容易に施工することができ、解体して間取りの変更も容易にできる。各側壁パネルの上縁部および下縁部の長さを床パネルの各平行床溝および天井パネルの各平行天井溝より短くした場合には、各側壁パネルを床パネルおよび天井パネルに対してずらして奥側パネルの位置を調節することができる。
【0014】
本発明に係る内壁構造において、前記床パネルの前記溝は、各平行床溝と、各平行床溝に接続した接続床溝とから成り、前記天井パネルは、各平行天井溝と、前記接続床溝と平行に配置された接続天井溝から成り、前記奥側パネルは上縁部および下縁部が前記床パネルの前記接続床溝および前記天井パネルの前記接続天井溝で保持されていることが好ましい。
この場合、奥側パネルの上縁部および下縁部を床パネルの接続床溝および天井パネルの接続天井溝で上下から挟み、確実に保持することができる。
【0015】
本発明に係る内壁構造において、前記奥側パネルは外壁材に対して間隔をあけて配置され、前記奥側パネルと前記外壁材との間に通風路が形成されていることが好ましい。
この場合、通風路に通風することにより、奥側パネルと外壁材との間にカビが生じるのを防ぐことができる。また、室内の空気を通風路に排気することにより、室内の換気が容易となる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、釘を用いずに容易に施工することができ、解体後の再利用が容易な建築用パネルおよび内壁構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施の形態の建築用パネルを示す平面図である。
図2】本発明の実施の形態の内壁構造を示す斜視図である。
図3】本発明の他の実施の形態の建築用パネルを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の建築用パネルを示している。
【0019】
図1に示すように、建築用パネル1は、外側外板材2と内側外板材3a,3bと中板材4a,4bとから成っている。外側外板材2、内側外板材3a,3bおよび中板材4a,4bは、それぞれ長方形の平板から成っている。中板材4a,4bは、発泡樹脂製平板から成っている。発泡樹脂は、断熱性、難燃性、軽量性ならびに変形および復元可能な弾力性を有するウレタン樹脂を発泡させて成る。
【0020】
内側外板材3aおよび中板材4aは、互いに同一の平面形状を有し、それぞれ外側外板材2の短辺と同一長さの2辺を有する。内側外板材3aおよび中板材4aは、4辺および4つの角を合わせて平面が互いに接着剤で貼り合わされている。これにより、内側外板材3aおよび中板材4aは、互いに縁部が同一平面上に配置されている。中板材4aの内側外板材3aと反対側の面は、外側外板材2の平面に2つの角を合わせ、3つの辺に沿って接着剤で貼り合わされている。
【0021】
内側外板材3bおよび中板材4bは、互いに同一の平面形状を有し、それぞれ外側外板材2の短辺と同一長さの2辺を長辺に有する。内側外板材3bおよび中板材4bは、4辺および4つの角を合わせて平面が互いに接着剤で貼り合わされている。これにより、内側外板材3bおよび中板材4bは、互いに縁部が同一平面上に配置されている。中板材4bの内側外板材3aと反対側の面は、外側外板材2の平面に2つの角を合わせ、3つの辺に沿って接着剤で貼り合わされている。
【0022】
こうして、外側外板材2と内側外板材3a,3bとの間に中板材4a,4bが挟んで接着されている。内側外板材3aおよび中板材4aと内側外板材3bおよび中板材4bとの間には各縁部に面する位置に溝5が形成されている。溝5は、内側外板材3a,3bおよび中板材4a,4bの各縁部で両側が形成されている。溝5は、外側外板材2の面を底面5aとしている。溝5は、他の建築用パネル1の縁部1aを挟んで保持するためのものである。溝5は、外側外板材2および内側外板材3a,3bに対して垂直に伸び、内側外板材3a,3bから底面5aにかけて一定の幅となっている。外側外板材2の内側外板材3a,3bおよび中板材4a,4bと反対側の面2aには、表面全体にアルミ箔が貼り付けられている。
建築用パネル1は、溝5を1本のみ有していても、2本有していても、3本以上有していてもよい。
【0023】
図2に示すように、内壁構造10は、床パネル11と天井パネル12と奥側パネル13と1対の側壁パネル14とを有している。各パネル11,12,13,14は、建築用パネル1からそれぞれ成っている。床パネル11の溝5は正面側から奥側に互いに平行に伸びる2本の平行床溝15aと、各平行床溝15aに交差して接続した接続床溝15bとから成っている。天井パネル12は床パネル11と平行に配置され、天井パネル12の溝5は床パネル11の各平行床溝15aと平行に配置された2本の平行天井溝15cと、接続床溝15bと平行に配置された接続天井溝15dとから成っている。
【0024】
奥側パネル13の溝5は、縦方向に平行に伸びる2本の平行縦溝15eから成っている。各側壁パネル14は、互いに平行に配置されている。各側壁パネル14の上縁部および下縁部は、床パネル11の各平行床溝15aおよび天井パネル12の各平行天井溝15cで保持されている。各側壁パネル14のそれぞれ一方の側縁部は、奥側パネル13の各平行縦溝15eで保持されている。
【0025】
奥側パネル13は、上縁部および下縁部が床パネル11の接続床溝15bおよび天井パネル12の接続天井溝15dで保持されている。奥側パネル13は、外壁材に対して間隔をあけて配置され、奥側パネル13と外壁材との間に通風路16が形成されている。
【0026】
次に、作用について説明する。
建築用パネル1は、溝5に他の建築用パネル1の縁部1aを挟んで保持することができるので、釘や接着剤を用いずに容易に施工することができ、解体および解体後の再利用が容易である。建築用パネル1は、3層構造から成るため頑丈である。建築用パネル1は、断熱性および難燃性を有するので、火災にも強い。建築用パネル1において、内側外板材3aおよび中板材4a、内側外板材3bおよび中板材4bは、互いに縁部が同一平面上に配置されているので、段差を有する場合に比べて、他の建築用パネルの縁部1aをより確実に保持することができる。
【0027】
また、溝5は内側外板材3aおよび中板材4aの各縁部と、内側外板材3bおよび中板材4bの各縁部で両側が形成されているので、溝5を内側外板材3a,3bおよび中板材4a,4b以外の部材で構成する場合に比べて、製造が容易である。溝5は、内側外板材3a,3bから底面5aにかけて幅が次第に広がっていてもよい。この場合、溝5が他の建築用パネル1の縁部1aを挟む保持力を高め、より抜けにくくすることができる。
【0028】
中板材4a,4bは変形および復元可能な弾力性を有し、中板材4a,4bを変形させて溝5を広げることができるので、溝5に他の建築用パネル1の縁部1aを挟みやすく、施工しやすい。また、挟まれる縁部1aの中板材4aの厚みを圧縮させて、縁部1aを溝5に差し込みやすくすることができる。外側外板材2の面2aにはアルミ箔が貼り付けられているので、アルミ箔による輻射効果で断熱性能を高めることができる。
【0029】
内壁構造10は、複数の建築用パネル1を有し、溝5に他の建築用パネル1の縁部1aを挟んで成るので、釘や接着剤を用いずに容易に製造することができ、解体および解体後の再利用が容易である。建築用パネル1の溝5に他の建築用パネル1の縁部1aを差し込むだけでよく、下地を設ける必要がない。建築用パネル1は、ある程度であれば、溝5に斜めに差し込むこともでき、溝5の深さの範囲で建築用パネル1の差し込む深さを調整することができる。このため、溝5により寸法誤差を調整できるので、施工が容易である。
【0030】
内壁構造10が床パネル11と天井パネル12と奥側パネル13と1対の側壁パネル14とから成る場合には、建物内に部屋、クローゼット、本棚等を容易に施工することができ、解体して間取りの変更も容易にできる。内壁構造10は、新築の建築物だけでなく、リフォームにも用いることができる。各側壁パネル14の上縁部および下縁部の長さを床パネル11の各平行床溝15aおよび天井パネル12の各平行天井溝15cより短くした場合には、各側壁パネル14を床パネル11および天井パネル12に対して前後方向にずらして奥側パネル13の位置を調節することもできる。
【0031】
奥側パネル13の上縁部および下縁部は、床パネル11の接続床溝15bおよび天井パネル12の接続天井溝15dで上下から挟まれているので、奥側パネル13を確実に保持することができる。奥側パネル13と外壁材との間には通風路16が形成されているので、通風路16に通風することにより、奥側パネル13と外壁材との間にカビが生じるのを防ぐことができる。また、室内の空気を通風路16に排気することにより、室内の換気が容易となる。内壁構造10では、通風路16の確保が容易なため、二重通気工法の施工が容易である。
【0032】
図3は、本発明の他の実施の形態の建築用パネルを示している。
建築用パネル21では、外側外板材2は内側外板材3aおよび中板材4aの各縁部に間隔をあけて対向する位置に角材または板材22が固定されている。溝5は内側外板材3aおよび中板材4aの各縁部と角材または板材22の側面との間に設けられている。建築用パネル21の他の構成は、図1の建築用パネル1の構成と同一のため、同一の部材には同一の符号を付し、図1の建築用パネル1と重複する説明を省略する。
【0033】
建築用パネル21では、角材または板材22を利用してドアなどを取り付けることができる。ドアを取り付ける方法は、ドア枠ごと溝5に埋め込む方法、溝5で保持した部材にドア枠を取り付ける方法、建築用パネル1から成るドア枠の溝5で角材または板材および外側外板材を保持する方法のいずれでもよい。
【符号の説明】
【0034】
1 建築用パネル
1a 縁部
2 外側外板材
3a,3b 内側外板材
4a,4b 中板材
5 溝
5a 底面
10 内壁構造
11 床パネル
12 天井パネル
13 奥側パネル
14 側壁パネル
15a 平行床溝
15b 接続床溝
15c 平行天井溝
15d 接続天井溝
15e 平行縦溝
16 通風路
21 建築用パネル
22 角材または板材
図1
図2
図3