特許6598208IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

分散型電源用変換器の制御システムに関し、特に太陽光発電システム等の分散型電源システムに適用して有用なものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところが、太陽光発電システム100を配電線インピーダンスが大きい配電線に連系した場合等において、負荷起動停止に伴う過度的な位相急変等により周波数に変化が現れると、その周波数変化の大きさに応じて分散型電源用変換器103から配電線に無効電力が注入される。この無効電力の注入は、配電線インピーダンスの作用により再び連系点周波数の変化を引き起こし、結果として、無効電力の注入と周波数の変化とが繰り返されることになる。更に、無効電力の周期的な変動は、配電線インピーダンスの作用により配電線電圧の周期的な変動も招くことになり、照明のちらつき等を引き起こすフリッカ(Flicker)を発生させる。 本発明は、上述の従来技術に鑑み、分散型電源システムにおいて、フリッカの発生を抑制することが可能な分散型電源用変換器の制御システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成する本発明の第1の態様は、電力系統の周波数偏差を監視する周波数偏差監視手段と、予め設定した単独運転発生時における注入無効電力−周波数偏差特性パターンに基づき、前記周波数偏差監視手段により検出された周波数偏差から単独運転発生を検出可能とする正規ゲインを演算する正規ゲイン演算手段と、前記正規ゲイン演算手段が演算した正規ゲインを無効電力として出力する無効電力出力手段とを具備する分散型・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、分散型電源システムにおいて、フリッカの発生を抑制することが可能な分散型電源用変換器の制御システムを提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の分散型電源用変換器を示すブロック図である。

【図2】本発明の分散型電源用変換器における制御回路を示すブロック図である。

【図3】注入無効電力−周波数偏差特性パターンを示すグラフであり、(a)は単独運転発生時におけるパターンの一例、(b)は補正により(a)が変化した状態、(c)は(b)が補正前の(a)に戻った状態を示す図である。

【図4】本発明の分散型電源用変換器の正規ゲイン演算手段の制御フローの一例を示す図である。

【図5】本発明の分散型電源用変換器のフリッカ補償手段の制御フローの一例を示す図である。

【図6】本発明の分散型電源用変換器のリセット手段の制御フローの一例を示す図である。

【図7】試験例1〜3のシミュレーション・モデルを示す図である。

【図8】試験例1における測定結果を示すグラフである。

【図9】試験例2における測定結果を示すグラフである。

【図10】試験例3における測定結果を示すグラフである。

【図11】従来例の太陽光発電システムの概略構成図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10,103 分散型電源用変換器   11,102,109 逆流防止用ダイオード   12,110 変換回路   13,111 電磁接触器   14 制御回路   20 周波数偏差監視手段   21 正規ゲイン演算手段   22 フリッカ補償手段   23 無効電力出力手段   24 高調波電圧監視手段   25 リセット手段   26,28 入力線   27 系統ライン   100 太陽光発電システム   101 太陽電池   104,205 系統電源   105,106,107 ブレーカ   108 家庭内機器   112 系統保護回路   200 低圧回路   201a,201b,201c RLC負荷   202a,202b,202c PV(太陽光発電)   203a,203b,203c 配電線インピーダンス   204a,204b,204c 線路遮断器

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