特許第6598219号(P6598219)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6598219TRPM8の活性調節因子として有用な化合物
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6598219
(24)【登録日】2019年10月11日
(45)【発行日】2019年10月30日
(54)【発明の名称】TRPM8の活性調節因子として有用な化合物
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/4155 20060101AFI20191021BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20191021BHJP
   A61P 25/02 20060101ALI20191021BHJP
   A23L 33/10 20160101ALI20191021BHJP
   A23L 2/00 20060101ALI20191021BHJP
   A23L 27/20 20160101ALI20191021BHJP
   A61K 8/49 20060101ALI20191021BHJP
   C07D 409/12 20060101ALN20191021BHJP
【FI】
   A61K31/4155
   A61P43/00 111
   A61P25/02 101
   A23L33/10
   A23L2/00 B
   A23L27/20 G
   A61K8/49
   !C07D409/12
【請求項の数】14
【外国語出願】
【全頁数】154
(21)【出願番号】特願2017-117577(P2017-117577)
(22)【出願日】2017年6月15日
(62)【分割の表示】特願2016-127533(P2016-127533)の分割
【原出願日】2011年11月4日
(65)【公開番号】特開2017-165774(P2017-165774A)
(43)【公開日】2017年9月21日
【審査請求日】2017年6月15日
(31)【優先権主張番号】61/443,490
(32)【優先日】2011年2月16日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/410,634
(32)【優先日】2010年11月5日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】519321867
【氏名又は名称】フィルメニッヒ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Firmenich Incorporated
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】シャド プリースト
(72)【発明者】
【氏名】アレイン ノンコビッチ
(72)【発明者】
【氏名】アンドリュー パトロン
(72)【発明者】
【氏名】ジェーン ウング
【審査官】 谷尾 忍
(56)【参考文献】
【文献】 特許第5990526(JP,B2)
【文献】 特許第6175163(JP,B2)
【文献】 国際公開第2010/026094(WO,A1)
【文献】 国際公開第2007/017093(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 31/4155
A23L 2/00
A23L 27/20
A23L 33/10
A61K 8/49
C07D 409/12
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式(II):
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物および少なくとも1つの担体を含む摂取可能な組成物であって、式中、
Arは、場合により置換されたアリール、又は場合により置換されたヘテロアリールであり;
Yは、酸素又は硫黄であり;
Zは、窒素又はCRであり;
Rは、水素又は低級アルキルであり;
−Xは、シクロプロピル、シクロブチル、又はシクロペンチルであり;
は、場合により置換された、ピロリル、フラニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリルおよびチアゾリルからなる群から選択される基であり;
nは0、1、2又は3であり;そして、
各Rは独立して、アルキル、又はハロであり、そして
ここで、前記場合による置換基が、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシル、ハロ、ニトロ、およびシアノからなる群から選択される基の1つ以上である、涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項2】
Arが、フェニルである、請求項1に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項3】
Arが、場合により置換されたヘテロアリールであり、ここで、前記ヘテロアリールが、窒素、酸素及び硫黄から選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する5員又は6員のヘテロアリールである、請求項1に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項4】
Arが、場合により置換された、ピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピリミジル、およびトリアジニルからなる群から選択される基である、請求項3に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項5】
が、場合により置換された、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリルおよびチアゾリルからなる群から選択される基である、請求項1に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項6】
−Xが、シクロプロピル又はシクロペンチルである、請求項1に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項7】
−Xが、シクロプロピルである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項8】
前記摂取可能な組成物が、食品又は飲料品である、請求項7に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項9】
前記摂取可能な組成物が、飲料品である、請求項7に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項10】
前記摂取可能な組成物が、食品である、請求項7に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項11】
前記摂取可能な組成物が、固体、半固体、プラスター、溶液、懸濁液、ローション、クリーム、フォーム、ジェル、ペースト、乳液、又はこれらの組みあわせの形態である、請求項1に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項12】
前記摂取可能な組成物中の前記化合物が、0.0001ppm〜100,000ppmの範囲の濃度である、請求項1に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項13】
前記摂取可能な組成物中の前記化合物が、1ppm〜500ppmの範囲の濃度である、請求項1に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【請求項14】
前記構造式(II)の化合物が、以下:
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
および
【化3】
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からなる群から選択されるか、又はその塩もしくは溶媒和物である、
請求項1に記載の涼感刺激を誘導するための摂取可能な組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は2010年11月5日に出願され、「hTRPM8のアゴニストとして有用な化合物」(Compounds Useful as Agonists of hTRPM8)と題された米国特許仮出願61/410,634号及び2011年2月16日に出願され、「hTRPM8のアゴニストとして有用な化合物」(Compounds Useful as Agonists of hTRPM8)と題された米国特許仮出願61/443,490号の優先権の利益を主張し、これらの各々の内容は全ての目的のために参照により全体が本明細書に組み込まれる。
本発明はTRPM8のモジュレーターとして有用な化合物に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明はメラスタチン一過性受容体電位チャンネル8(TRPM8)の活性調節因子として有用な化合物を提供する。TRPM8は涼温〜冷温のようなケメステティック刺激、並びにメントール及びアイシリンのような既知の涼感剤の関与するチャンネルである。しかしながら現在知られ手いるTRPM8活性調節因子の多くは作用の強度及び/又は持続時間、皮膚及び/又は粘膜への刺激、悪臭、味、可溶性及び/又は毒性に関する欠点を有している。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
1つの実施形態において、本発明は下記構造式(I)を有する化合物又はその塩又は溶媒和物を提供し:
【0004】
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
【0005】
式中、
Arは場合により置換されたアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロアリールであり;
−XはO−CR2a2b、CHR−CHR、CR=CR、又はシクロアルキルであるか;又は代替としてAr−X−X−は2環式のヘテロアリールであり;
2a、R2b、R、R、R及びRは独立して水素又は低級アルキルであり;
hArは窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する場合により置換された5又は6員のヘテロアリールであり;そして、
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである。
別の実施形態においては、本発明は本発明の化合物、又はその塩又は溶媒和物を含む個人向け製品を提供する。
別の実施形態においては、本発明は化合物又はその塩又は溶媒和物に受容体を接触させることを含む一過性受容体電位チャンネルメラスタチンメンバー8(TRPM8)を活性調節する方法を提供する。
別の実施形態においては、組成物を本発明の化合物又はその塩又は溶媒和物と組み合わせることにより改変された組成物を形成することを含む組成物の涼感刺激を調節する方法を提供する。
別の実施形態においては、本発明はヒト又は動物を本発明の化合物又はその塩又は溶媒和物に接触させることを含むヒト又は動物において涼感刺激を誘導する方法を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0006】
(発明の詳細な説明)
本発明の種々の実施形態及び利点は以下の説明において部分的には明らかにされ、そして部分的には説明より自明であるか、又は本発明の実施により学習される場合がある。上記の一般的な説明及び後述する詳細な説明は、例示及び注釈に過ぎず、本発明を記載どおりに限定するものではない。
【0007】
定義
単数表記の用語は量を限定するものではなく言及されている物が少なくとも1つ存在することを意味する。「又は」又は「及び/又は」という用語は、2つの単語又は表現が一緒に、又は個別にとられるべきであることを示すための機能語として使用される。「含む」、「有する」、「包含する」及び「含有する」という用語は、制約のない用語とみなすべきとする(即ち、「〜を包含するが、これらに限定されない」という意味となる)。同
じ要素又は特性に関する全ての範囲の終点はその範囲に含められ、個別に組み合わせ可能である。
【0008】
「本化合物」又は「本発明の化合物」という用語は、本明細書に開示した構造式に包含される化合物をさし、そして構造が本明細書に開示されているこれらの式に含まれる何れかの亜属及び特定の化合物を包含する。化合物はそれらの化学構造及び/又は化学名の何れかにより特定され得る。化学構造と化学名が相反する場合は、化学構造がその化合物の本体を決定するものとする。本明細書に記載した化合物はキラル中心及び/又は二重結合1つ以上を含有し得、そしてそのため、立体異性体、例えば二重結合異性体(即ち幾何異性体)、エナンチオマー又はジアステレオマーとして存在してよい。従って、本明細書に表した化学構造は、立体異性的に純粋な形態(例えば幾何的に純粋、エナンチオマー的に
純粋又はジアステレオマー的に純粋)及びエナンチオマー及び立体異性体の混合物を含む、示した化合物の全ての可能なエナンチオマー及び立体異性体を包含する。エナンチオマー及び立体異性体の混合物は、当該分野で良く知られている分離手法又はキラル合成手法を用いて、それらの成分であるエナンチオマー又は立体異性体に分割することができる。化合物はまた、エノール型、ケト型及びこれらの混合物を包含する数種の互変異体としても存在してよい。従って、本明細書に表した化学構造は示した化合物の全ての可能な互変異体を包含する。記載した化合物はまた、原子1つ以上が自然界に従来より存在する原子質量とは異なる原子質量を有する同位体標識化合物も包含する。本発明の化合物に取り込まれて良い同位体の例には、H、H、13C、14C、15N、18O、17O等が挙げられるがこれらに限定されない。化合物は未溶媒和形態並びに溶媒和形態、例えば水和型及びN−オキシドとして存在してよい。一般的に、化合物は水和、溶媒和又はN−オキシドであってよい。特定の化合物は多重結晶性又は非晶質の形態で存在してよい。一般的に、全ての物理的形態は本明細書において意図する使用のためには等価であり、そして本発明の範囲内にあることが意図される。更に又、化合物の部分構造を示す場合、括弧は部分構造が分子の残余と結合している点を示すものと理解しなければならない。「互変異体」という用語は本明細書において使用する場合、それらが平衡状態において共存できるように極めて容易に相互に変化する異性体を指す。
【0009】
単独又は他の置換基の部分としての「アルキル」とは、親アルカンの単一の炭素原子から水素原子1つを除去することにより誘導される飽和の分枝鎖、直鎖又は環状の1価の炭化水素ラジカルを指す。「アルキル」という用語は本明細書において後に定義する「シクロアルキル」を包含する。典型的なアルキル基にはメチル;エチル;プロピル、例えばプロパン−1−イル、プロパン−2−イル(イソプロピル)、シクロプロパン−1−イル等;ブタニル、例えばブタン−1−イル、ブタン−2−イル(s−ブチル)、2−メチル−プロパン−1−イル(イソブチル)、2−メチル−プロパン−2−イル(t−ブチル)、シクロブタン−1−イル等;等が挙げられるがこれらに限定されない。一部の実施形態においては、アルキル基は炭素原子1〜20個を含む(C−C20アルキル)。他の実施形態において、アルキル基は炭素原子1〜10個を含む(C−C10アルキル)。更に他の実施形態において、アルキル基は炭素原子1〜6個を含む(C−Cアルキル)。C−Cアルキルは「低級アルキル」としても知られている。
【0010】
アルキル基が更に別の原子に結合している場合、それは「アルキレン」基となることに留意されたい。換言すれば「アルキレン」という用語は2価のアルキルを指す。例えば、−CHCHはエチルであるが、−CHCH−はエチレンである。即ち、単独又は他の置換基の部分としての「アルキレン」は親アルカン、アルケン又はアルキンの単一の炭素原子又は2つの異なる炭素原子から水素原子2つを除去することにより誘導される飽和又は不飽和の、分枝鎖、直鎖又は環状の2価の炭化水素ラジカルを指す。「アルキレン」という用語は本明細書において後に定義する「シクロアルキレン」を包含する。「アルキレン」という用語は特定的に、何れかの程度又はレベルの飽和度を有する基、即ち、炭素−炭素単結合のみを有する基、炭素−炭素二重結合1つ以上を有する基、炭素−炭素三重結合1つ以上を有する基、及び、炭素−炭素の単結合、二重結合及び三重結合の混合物を有する基を包含することを意図している。いくつかの実施形態においては、アルキレン基は炭素原子1〜20個を含む(C−C20アルキレン)。他の実施形態において、アルキレン基は炭素原子1〜10個を含む(C−C10アルキレン)。更に他の実施形態において、アルキレン基は炭素原子1〜6個を含む(C−Cアルキレン)。
【0011】
単独又は他の置換基の部分としての「アルケニル」は親アルケンの単一の炭素原子から水素原子1つを除去することにより誘導される炭素−炭素二重結合を少なくとも1つ有する不飽和分枝鎖、直鎖又は環状の、1価の炭化水素ラジカルを指す。「アルケニル」という用語は本明細書において後に定義する「シクロアルケニル」を包含する。基は二重結合に関してシス又はトランスのコンホーメーションの何れかであってよい。典型的なアルケニル基には、エテニル;プロペニル、例えばプロパ−1−エン−1−イル、プロパ−1−エン−2−イル、プロパ−2−エン−1−イル(アリル)、プロパ−2−エン−2−イル、シクロプロパ−1−エン−1−イル;シクロプロパ−2−エン−1−イル;ブテニル、例えばブト−1−エン−1−イル、ブト−1−エン−2−イル、2−メチル−プロパ−1−エン−1−イル、ブト−2−エン−1−イル、ブト−2−エン−1−イル、ブト−2−エン−2−イル、ブタ−1,3−ジエン−1−イル、ブタ−1,3−ジエン−2−イル、シクロブト−1−エン−1−イル、シクロブト−1−エン−3−イル、シクロブタ−1,3−ジエン−1−イル等;等が挙げられるがこれらに限定されない。
【0012】
単独又は他の置換基の部分としての「アルキニル」とは、親アルキンの単一の炭素原子から水素原子1つを除去することにより誘導される炭素−炭素三重結合を少なくとも1つ有する不飽和分枝鎖、直鎖又は環状の、1価の炭化水素ラジカルを指す。典型的なアルキニル基には、エチニル;プロピニル、例えばプロパ−1−イン−1−イル、プロパ−2−イン−1−イル等;ブチニル、例えばブト−1−イン−1−イル、ブト−1−イン−3−イル、ブト−3−イン−1−イル等;等が挙げられるがこれらに限定されない。
【0013】
単独又は他の置換基の部分としての「アルコキシ」とは式−O−R199のラジカルを指し、ここでR199は本明細書において定義したアルキル又は置換されたアルキルである。
【0014】
単独又は他の置換基の部分としての「アシル」とはラジカル−C(O)R200を指し、ここでR200は水素、本明細書において定義したアルキル、置換されたアルキル,ア
リール、置換されたアリール,アリールアルキル、置換されたアリールアルキル、ヘテロ
アルキル、置換されたヘテロアルキル、ヘテロアリールアルキル又は置換されたヘテロアリールアルキルである。代表例には、ホルミル、アセチル、シクロヘキシルカルボニル、シクロヘキシルメチルカルボニル、ベンゾイル、ベンジルカルボニル等が挙げられるがこれらに限定されない。
【0015】
単独又は他の置換基の部分としての「アリール」とは、本明細書に定義した親芳香環系の単一の炭素原子から水素原子1つを除去することにより誘導される1価の芳香族炭化水素基を指す。典型的なアリール基にはアセアントリレン、アセナフチレン、アセフェナントリレン、アントラセン、アズレン、ベンゼン、クリセン、コロネン、フルオランテン、フルオレン、ヘキサセン、ヘキサフェン、ヘキサレン、as−インダセン、s−インダセン、インダン、インデン、ナフタレン、オクナセン、オクタフェン、オクタレン、オバレン、ペンタ−2,4−ジエン、ペンタセン、ペンタレン、ペンタフェン、ペリレン、フェナレン、フェナントレン、ピセン、プレイアデン、ピレン、ピラントレン、ルビセン、トリフェニレン、トリナフタレン等から誘導された基が挙げられるがこれらに限定されない。一部の実施形態においては、アリール基は炭素原子6〜20個を含む(C−C20アリール)。他の実施形態において、アリール基は炭素原子6〜15個を含む(C−C15アリール)。更に他の実施形態において、アリール基は炭素原子6〜15個を含む(C−C10アリール)。
【0016】
単独又は他の置換基の部分としての「アリールアルキル」とは炭素原子、典型的には末端又はsp炭素原子に結合した水素原子の1つが本明細書において定義するアリール基により置き換えられている非環式のアルキル基を指す。即ち、アリールアルキルはアリールにより置換されたアルキルと考えることもできる。典型的なアリールアルキル基にはベンジル、2−フェニルエタン−1−イル、2−フェニルエテン−1−イル、ナフチルメチル、2−ナフチルエタン−1−イル、2−ナフチルエテン−1−イル、ナフトベンジル、2−ナフトフェニルエタン−1−イル等が挙げられるがこれらに限定されない。特定のアルキル部分を意図する場合、命名法としてアリールアルカニル、アリールアルケニル及び/又はアリールアルキニルを使用する。一部の実施形態においては、アリールアルキル基は(C−C30)アリールアルキルであり、例えば、アリールアルキル基のアルカニル、アルケニル又はアルキニル部分は(C−C10)アルキルであり、そしてアリール部分は(C−C20)アリールである。他の実施形態において、アリールアルキル基は(C−C20)アリールアルキルであり、例えば、アリールアルキル基のアルカニル、アルケニル又はアルキニル部分は(C−C)アルキルであり、そしてアリール部分は(C−C12)アリールである。更に他の実施形態において、アリールアルキル基は(C−C15)アリールアルキルであり、例えば、アリールアルキル基のアルカニル、アルケニル又はアルキニル部分は(C−C)アルキルであり、そしてアリール部分は(C−C10)アリールである。
【0017】
単独又は他の置換基の部分としての「炭素環」又は「炭素環基」とは本明細書において定義したシクロアルキル、シクロアルケニル、及びシクロアルキニルを包含する飽和又は部分飽和の、ただし芳香族ではない、環状の1価の炭化水素ラジカルを指す。典型的な炭素環基には、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン等が挙げられるがこれらに限定されない。一部の実施形態においては、シクロアルキル基は炭素原
子3〜10個を含む(C−C10シクロアルキル)。他の実施形態において、シクロアルキル基は炭素原子3〜7個を含む(C−Cシクロアルキル)。炭素環基は更に、1価又は多価の結合を解してシクロアルキルの炭素原子に結合しているN、P、O、S及びSiを含むがこれらに限定されないヘテロ原子1つ以上で置換されていてよい。
【0018】
単独又は他の置換基の部分としての「ヘテロアルキル」とは、炭素原子の1つ以上が、各々相互に独立して、同じか又は異なるヘテロ原子又はヘテロ原子基で置き換えられているアルキル基を指す。炭素原子を置き換えることができる典型的なヘテロ原子又はヘテロ原子基には−O−、−S−、−N−、−Si−、−NH−、−S(O)−、−S(O)−、−S(O)NH−、−S(O)NH−等及びこれらの組み合わせが挙げられるがこれらに限定されない。ヘテロ原子又はヘテロ原子基はあるきる基の何れの内部の位置にも存在してよい。これらの基に含められ得る典型的なヘテロ原子基には−O−、−S−、−O−O−、−S−S−、−O−S−、−NR201202−、=N−N=、−N=N−、−N=N−NR203204、−PR205−、−P(O)−、−POR206−、−O−P(O)−、−SO−、−SO−、−SnR207208−等が挙げられるがこれらに限定されず、ここでR201、R202、R203、R204、R205、R206、R207及びR208は独立して水素、アルキル、置換されたアルキル,アリール、置換されたアリール,アリールアルキル、置換されたアリールアルキル、シクロアルキル、置換されたシクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換されたシクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換されたヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換されたヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル又は置換されたヘテロアリールアルキルである。
【0019】
単独又は他の置換基の部分としての「ヘテロ環」又は「ヘテロシクリル」とは炭素原子の1つ以上が独立して同じか又は異なるヘテロ原子で置き換えられている炭素環ラジカルを指す。ヘテロシクリルは更に1価又は多価の結合を解してヘテロシクリルの炭素原子に結合しているN、P、O、S及びSiを包含するがこれらに限定されないヘテロ原子1つ以上で置換されていてよい。炭素原子を置き換えるための典型的なヘテロ原子にはN、P、O、S、Si等が挙げられるがこれらに限定されない。典型的なヘテロシクリル基にはエポキシド、アジリン、チイラン、イミダゾリジン、モルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ピラゾリジン、ピロリドン、キヌクリジン等から誘導される基が挙げられるがこれらに限定されない。一部の実施形態においては、ヘテロシクリル基は3〜10環原子を含む(3〜10員のヘテロシクリル)。他の実施形態において、ヘテロシクリル基は5〜7環原子を含む(5〜7員のヘテロシクリル)。シクロヘテロアルキル基はヘテロ原子、例えば窒素原子において、(C−C)アルキル基で置換されていてよい。特定の例として、N−メチル−イミダゾリジニル、N−メチル−モルホリニル、N−メチル−ピペラジニル、N−メチル−ピペリジニル、N−メチル−ピラゾリジニル及びN−メチル−ピロリジニルが「ヘテロシクリル」の定義に含められる。ヘテロシクリル基は環炭素原子又は環ヘテロ原子を介して分子の残余に結合していてよい。
【0020】
単独又は他の置換基の部分としての「ハロ」とはラジカルである−F、−Cl、−Br又は−Iを指す。
【0021】
単独又は他の置換基の部分としての「ヘテロアリール」とは、本明細書において定義した親へテロ芳香族環系の単一の原子から水素原子1つを除去することにより誘導された1価のヘテロ芳香族ラジカルを指す。典型的なヘテロアリール基には、アクリジン、β−カルボリン、クロマン、クロメン、シンノリン、フラン、イミダゾール、インダゾール、インドール、インドリン、インドリジン、イソベンゾフラン、イソクロメン、イソインドール、イソインドリン、イソキノリン、イソチアゾール、イソキサゾール、ナフチリジン、オキサジアゾール、オキサゾール、ペリミジン、フェナントリジン、フェナントロリン、フェナジン、フタラジン、プテリジン、プリン、ピラン、ピラジン、ピラゾール、ピリダ
ジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、ピロリジン、キナゾリン、キノリン、キノリジン、キノキサリン、テトラゾール、チアジアゾール、チアゾール、チオフェン、トリアゾール、キサンテン等から誘導された基が挙げられるがこれらに限定されない。一部の実施形態においては、ヘテロアリール基は5〜20環原子を含む(5〜20員のヘテロアリー
ル)。他の実施形態において、ヘテロアリール基は5〜10環原子を含む(5〜10員の
ヘテロアリール)。例となるヘテロアリール基にはフラン、チオフェン、ピロール、ベンゾチオフェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、インドール、ピリジン、ピラゾール、キノリン、イミダゾール、オキサゾール、イソキサゾール及びピラジンから誘導されたものが挙げられる。
【0022】
単独又は他の置換基の部分としての「ヘテロアリールアルキル」とは炭素原子、典型的には末端又はsp炭素原子に結合している水素原子の1つがヘテロアリール基で置き換えられている非環式のアルキル基を指す。特定のアルキル部分を意図する場合は、命名法としてヘテロアリールアルカニル、ヘテロアリールアルケニル及び/又はヘテロアリールアルキニルを用いる。一部の実施形態においては、ヘテロアリールアルキル基は6〜21員のヘテロアリールアルキルであり、例えばヘテロアリールアルキルのアルカニル、アルケニル又はアルキニル部分は(C−C)アルキルであり、そしてヘテロアリール部分は5〜15員のヘテロアリールである。他の実施形態において、ヘテロアリールアルキル基は6〜13員のヘテロアリールアルキルであり、例えばアルカニル、アルケニル又はアルキニル部分は(C−C)アルキルであり、そしてヘテロアリール部分は5〜10員のヘテロアリールである。
【0023】
「保護基」とは、分子の反応性の官能基に結合した場合に、官能基の反応性をマスクするか、低減するか、又は防止する原子団を指す。保護基の例はGreen等、「Protective Groups in Organic Chemistry」、(Wiley, 2nd ed.1991)及びHarrison等、「Compendium of Synthetic Organic Methods」、Vols.1-8 (John Wiley and Sons, 1971-1996)に見出すことができる。代表的なアミノ保護基にはホルミル、アセチル、トリフルオロアセチル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル(「CBZ」)、t−ブトキシカルボニル(「Boc」)、トリメチルシリル(「TMS」)、2−トリメチルシリル−エタンスルホニル(「SES」)、トリチル及び置換されたトリチル基、アリルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニル(「FMOC」)、ニトロ−ベラトリルオキシカルボニル(「NVOC」)等が挙げられるがこれらに限定されない。代表的なヒドロキシ保護基にはヒドロキシ基がアシル化又はアルキル化されているもの、例えばベンジル及びトリチルエーテル、並びにアルキルエーテル、テトラヒドロピラニルエーテル、トリアルキルシリルエーテル及びアリルエーテルが挙げられるがこれらに限定されない。
【0024】
「塩」とは親化合物の所望の薬理学的活性を保有している化合物の塩を指す。そのような塩には、(1)塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸から形成された、又は酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、ケイヒ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタン−ジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、4−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、4−メチルビシクロ[2.2.2]−オクタ−2−エン−1−カルボン酸、グルコヘプトン酸、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、t−ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸等の有機酸から形成された酸付加塩、又は(2)親化合物中に存在する酸性プロトンが金属イオン、例えばアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン又はアルミニウムイオンで置き換えられるか;又はエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルグルカミ
ン等のような有機塩基と配位する場合に形成される塩が挙げられる。
【0025】
「溶媒和物」とは溶媒和(溶質の分子又はイオンとの溶媒分子の複合化)により形成される化合物、又は、溶媒分子1つ以上とともに溶質のイオン又は分子、即ち本発明の化合物よりなる凝集物を意味する。水が溶媒の場合は、対応する溶媒和物は「水和物」となる。
【0026】
アミンオキシド又はアミン−N−オキシドとしても知られている「N−オキシド」は本発明の化合物のアミン基の酸化を介して本発明の化合物から誘導される化合物を意味する。N−オキシドは典型的には官能基R−O(場合によりRN=O又はRN→Oとも表記)を含有する。
【0027】
特定された基又はラジカルを修飾するために使用される場合の「置換された」とは、特定された基又はラジカルの水素原子1つ以上が各々相互に独立して同じか又は異なる置換基で置き換えられていることを意味する。特定された基又はラジカルにおける飽和炭素原子を置換するために有用な置換基の群には−R、ハロ、−O-、=O、−OR、−S
、−S-、=S、−NR、=NR、=N−OR、トリハロメチル、−CF
、−CN、−OCN、−SCN、−NO、−NO,=N、−N、−S(O)、−S(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−OS(O)、−OS(O)、−OS(O)OR、−P(O)(O、−P(O)(OR)(O)、−P(O)(OR)(OR)、−C(O)R、−C(S)R、−C(NR)R、−C(O)O、−C(O)OR、−C(S)OR、−C(O)NR、−C(NR)NR、−OC(O)R、−OC(S)R、−OC(O)O、−OC(O)OR、−OC(S)OR、−NRC(O)R、−NRC(S)R、−NRC(O)O-、−NRC(O)OR、−NRC(S)
OR、−NRC(O)NR、−NRC(NR)R及び−NRC(NR)NRが挙げられ、ここでRはアルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、シクロヘテロアルキル,アリール,アリールアルキル、ヘテロアリール及びヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され; 各Rbは独立して水素又はRであり;そして各Rc
は独立してRであるか、或いは、2つのRはそれらが結合している窒素原子と一緒になって、O、N及びSよりなる群から選択される同じか又は異なる追加的ヘテロ原子1〜4つを場合により包含して良い4、5、6又は7員のシクロヘテロアルキルを形成するが、これらに限定されない。具体的な例として、−NRは−NH、−NH−アルキル、N−ピロリジニル及びN−モルホリニルを含むことが意図される。別の具体的な例として、置換されたアルキルは、−アルキレン−O−アルキル、−アルキレン−ヘテロアリール、−アルキレン−シクロヘテロアルキル、−アルキレン−C(O)OR、−アルキレン−C(O)NR及び−CH−CH−C(O)−CHを含むことが意図される。置換基の群の1つ以上はそれらが結合している原子と一緒になってシクロアルキル又はシクロヘテロアルキルを包含する環を形成してよい。
【0028】
同様に、特定された基又はラジカルにおける不飽和炭素原子を置換するために有用な置換基の群は−R、ハロ、−O-、−OR、-SR、−S-、−NR、トリハロ
メチル、−CF、−CN、−OCN、−SCN、−NO、−NO、−N、−S(O)、−S(O)-、−S(O)OR、−OS(O)、−OS(O)
、−OS(O)OR、−P(O)(O、−P(O)(OR)(O)、−P(O)(OR)(OR)、−C(O)R、−C(S)R、−C(NR)R、−C(O)O、−C(O)OR、−C(S)OR、−C(O)NR、−C(NR)NR、−OC(O)R、−OC(S)R、−OC(O)O、−OC(O)OR、−OC(S)OR、−NRC(O)R、−NRC(S)R、−NRC(O)O、−NRC(O)OR、−NRC(S)OR、−NR
C(O)NR、−NRC(NR)R及び−NRC(NR)NRを含み、ここでR、R及びRは前述の通り定義されるものであるが、これらに限定されない。
【0029】
ヘテロアルキル及びシクロヘテロアルキル基中の窒素原子を置換するために有用な置換基の群には−R、−O-、−OR、−SR、−S-、−NR、トリハロメチル、−CF、−CN、−NO、−NO、−S(O)、−S(O)-、−S(
O)OR、−OS(O)、−OS(O)-、−OS(O)OR、−P
(O)(O-、−P(O)(OR)(O-)、−P(O)(OR)(OR)、−C(O)R、−C(S)R、−C(NR)R、−C(O)OR、−C(S)OR、−C(O)NR、−C(NR)NR、−OC(O)R、−OC(S)R、−OC(O)OR、−OC(S)OR、−NRC(O)R、−NRC(S)R、−NRC(O)OR、−NRC(S)OR、−NRC(O)NR、−NRC(NR)R及び−NRC(NR)NRが挙げられ、ここでR、R及びRは前述の通り定義されるものであるが、これらに限定されない。他の特定された基又は原子を置換するために有用な上記列挙したものに含まれる置換基の群は当業者が知りえるものである。
【0030】
「置換された」という用語は当該分野で一般的な置換基1つ以上を特定的に想定し、それを与えるものである。しかしながら、当該分野で一般的に理解されている通り、置換基は化合物の有用な特性に悪影響を与えず、又はその機能を妨害しないように選択すべきである。適切な置換基には、例えばハロゲン基、パーフルオロアルキル基、パーフルオロアルコキシ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ヒドロキシ基、オキソ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アルコキシ基、アリール又はヘテロアリール基、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシ基、アリールアルキル又はヘテロアリールアルキル基、アリールアルコキシ又はヘテロアリールアルコキシ基、アミノ基、アルキル−及びジアルキルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルボニル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、アリールカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、シクロアルキル基、シアノ基、C−Cアルキルチオ基、アリールチオ基、ニトロ基、ケト基、アシル基、ボロネート又はボロニル基、ホスフェート又はホスホニル基、スルファミル基、スルホニル基、スルフィニル基、及びこれらの組み合わせが挙げられる。置換された複合物、例えば「置換されたアリールアルキル」の場合、アリール又はアルキル基の何れかが置換されてよく、或いは、アリール及びアルキル基の両方が置換基1つ以上により置換されてよい。更に又、一部の場合においては、適当な置換基は、当該分野で知られている通り、組み合わせられて環1つ以上を形成してよい。
【0031】
「場合により置換された」という用語は置換基の存在又は非存在を示す。例えば、場合により置換されたアルキルは未置換のアルキル及び置換されたアルキルの両方を包含する。特定された基を置換するために使用される置換基は、典型的には、上記特定した種々の基から選択される同じか又は異なる基の1つ以上で更に置換されることができる。
【0032】
「担体」とはそれを用いて化合物を投与する希釈剤、アジュバント、賦形剤又はベヒクルを指す。
【0033】
本明細書において使用する場合の「個人向け製品」とは、場合によりその意図する使用の際に人間又は動物との接触を伴いながら、例えばその意図する使用の際に人間又は動物との皮膚又は粘膜摂食のような表面摂食を伴いながら、人間又は動物により使用されるか、そのために有用である何れかの製品を指す。
【0034】
本明細書において使用する場合、「摂取可能な組成物」とは、単独又は他の物質とともに消費を意図するか否かにかかわらず経口で摂取できる何れかの物質を包含する。摂取可能な組成物は「食品又は飲料品」及び「非食用製品」の両方を包含する。「食品又は飲料品」とは、固体、半固体、又は液体(例えば飲料)を包含するヒト又は動物による消費を意図している何れかの食用製品を意味する。「非食用製品」又は「食べられない組成物」という用語は消費以外の目的のため、又は食品又は飲料以外として、ヒト又は動物により摂取されことができる何れかの製品又は組成物を包含する。例えば、非食用製品又は食べられない組成物は補助食品、栄養補助食品、機能食品(例えば、栄養を供給する基本的な
栄養機能を超えた健康増進及び/又は疾患防止特性を有することが訴えられている何れかの生鮮又は加工食品)、医薬品及びOTC医薬、口腔ケア製品、例えば歯磨き及び洗口剤、甘味付与リップクリームのような化粧品及び何れかの甘味料を含有するかしなくてよい他の個人向けケア製品を包含する。
【0035】
「摂取上許容される担体又は賦形剤」は本発明の化合物の生物学的な有効性が最大限となるように分散/希釈された形態において本発明の化合物を投与するために本発明の化合物の所望の分散された剤型を調製するために使用される媒体及び/又は組成物である。媒体及び/又は組成物は製品の意図される用途に応じた何れかの形態、例えば固体、半固体、液体、ペースト、ジェル、ローション、クリーム、フォーム状物質、懸濁液、溶液、又はこれらの何れかの組み合わせ(例えば固体内容物を含有する液体)であってよい。摂取上許容される担体には多くの一般的な食用成分、例えば中性、酸性又は塩基性のpHの水、果実又は野菜のジュース、マリネード、ビール、ワイン、天然の水/油脂乳化物、例えば牛乳又はコンデンスミルク、食用油およびショートニング、脂肪酸及びそれらのアルキルエステル、プロピレングリコールの低分子量オリゴマー、脂肪酸のグリセリルエステル、及び水性媒体中のそのような疎水性物質の分散液又は乳液、塩化ナトリウムのような塩類、小麦粉、エタノールのような溶媒、植物性の粉末又は小麦粉のような固体の食用希釈剤、又は他の液体ベヒクル;分散及び懸濁補助剤;界面活性剤;等張性付与剤;濃厚化又は乳化剤、保存料;固体結着剤;滑沢剤等が挙げられる。
【0036】
本明細書において「香味」とは、甘味、酸味、塩味、苦味及び旨味(風味としても知られている)を包含する対象における味の感知を指す。対象はヒト又は動物であってよい。
【0037】
本明細書においては「香味剤」とは動物又はヒトにおける香味又は味を誘導する化合物又は摂取上許容されるその塩又は溶媒和物を指す。香味剤は天然、半合成又は合成のものであることができる。
【0038】
本明細書における「活性調節因子」とはTRPM8の活性を調節することができる化合物である。そのような調節には、TRPM8の活性化、TRPM8のブロッキング、又はTRPM8の活性化の強化/低減を包含する。即ち、活性調節因子はアゴニスト、拮抗剤、エンハンサー等を包含する。
【0039】
本明細書においては、「ケメステシス」又は「ケメステティック刺激」という用語は、身体表面は熱又は低温に曝露された場合、又は疼痛、接触及び熱/冷温の感知を媒介する感覚に関連する受容体を化学的物質が活性化する場合の何れかに起こる、身体表面、例えば皮膚及び/又は粘膜表面の感受性を指す。特にこれらの化学物質誘導反応は味及びにおいの伝統的な感覚の範疇におさまらない。ケメステティック刺激の例には唐辛子に由来する火傷様の刺激、洗口剤及び局所用の鎮痛クリームにおけるメントールの涼感、鼻及び口におけるチクチク又はヒリヒリする感じ、及びタマネギの流涙誘発を包含する。即ちケメステティック刺激は感覚神経腺維上のイオンチャンネル、例えばTRPM8の直接の化学的活性化により生じ得る。化学物質応答性の神経線維は皮膚の全ての型において存在しているため、ケメステティック刺激は身体表面の如何なる部分からも、そして、鼻、口、眼
等の粘膜表面からも、生じる得る。
【0040】
本明細書においては、「ケメステティック刺激修飾物質」又は「ケメステティック刺激修飾剤」とは動物又はヒトにおいて増強又は強化、誘導、又はブロッキングを包含するケメステティック刺激をモジュレートする化合物、又はその塩又は溶媒和物を指す。
【0041】
本明細書においては、「ケメステティック刺激調節量」とは、動物又はヒトの対象により感知されるために十分程度、個人向け製品のケメステティック刺激を改変(誘導、増大、又は低減の何れか)するために十分である本発明の化合物の量を指す。本発明の多くの実施形態において、大部分の動物又はヒトの対象が本発明の化合物を含む個人向け製品におけるケメステティック刺激の調節を感知するためには、少なくとも約0.001ppmの本発明の化合物が必要となる。ケメステティック刺激モジュレーションの望ましい程度を経済的に与えるために典型的に使用される濃度の広範な範囲は、約0.001ppm〜1000ppm、又は約0.01ppm〜約500ppm、又は約0.05ppm〜約300ppm、又は約0.1ppm〜約200ppm、又は約0.5ppm〜約150ppm、又は約1ppm〜約100ppmであることができる。
【0042】
本明細書においては、「ケメステティック刺激誘導量」又は「ケメステティック刺激増大量」とは動物又はヒトにより感知されるケメステティック刺激を誘導又は増大させるために十分な化合物の量を指す。ケメステティック刺激誘導/増大量の広範な範囲は約0.001ppm〜100ppmであるか、又は、狭小な範囲は約0.1ppm〜約10ppmである。ケメステティック刺激誘導/増大量の別の範囲は約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppm、又は約0.1ppm〜約3ppmであることができる。
【0043】
化合物の実施形態
1つの実施形態において、本発明は下記構造式(I)を有する化合物又はその塩又は溶媒和物を提供し:
【0044】
【化2】
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【0045】
式中、
Arは場合により置換されたアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロアリールであり;
−XはO−CR2a2b、CHR−CHR、CR=CR、又はシクロアルキルであるか;又は代替としてAr−X−X−は2環式のヘテロアリールであり;
2a、R2b、R、R、R及びRは独立して水素又は低級アルキルであり;
hArは窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する場合により置換された5員のヘテロアリールであり;そして、
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである。
【0046】
式(I)の1つの実施形態において、Arは場合により置換されたアリールであり、そして場合により置換されたアリールは場合により置換されたフェニルである。
式(I)の1つの実施形態において、Arは場合により置換されたヘテロアリールであり、ここでヘテロアリールは窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する5又は6員のヘテロアリールである。ある特定の実施形態においては、場合により置換されたヘテロアリールはピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピリミジル及びトリアジニルよりなる群から選択される場合により置換された基である。
式(I)の1つの実施形態において、上記の任意の置換基はアルキル、ヘテロアルキル,アルケニル、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、N-アルキルアミノ、N-ジアルキルア
ミノ、ハロ、ニトロ、シアノ、アシル、カルボキシル、カルボキシルエステル又はアミドよりなる群から選択される基1つ以上であるか;又は2つの置換基がそれらが結合している原子と一緒になって、窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する場合により置換された炭素環基又は炭素環基を形成する。
式(I)の1つの実施形態において、R2b、R、R、R及びRは全て水素である。
式(I)の1つの実施形態において、hArはピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソキサゾリル及びイソチアゾリルよりなる群から選択され、その各々は場合により置換されている。
式(I)の1つの実施形態において、Rは場合により置換されたアルキルであり、ここでアルキルは直鎖、分枝鎖、環状又はそれらの組み合わせである。
式(I)の1つの実施形態において、Rは場合により置換されたアリール又は場合により置換されたヘテロアリールである。アリール及びヘテロアリールの例にはフェニル、ピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリミジル及びトリアジニルが挙げられるがこれらに限定されず、これらの各々は場合により置換されている。
式(I)の1つの実施形態において、X−XはO−CH、O−CH(CH)又はO−CH(CHCH)である。
式(I)の1つの実施形態において、X−XはCH−CH又はCH=CHである。
式(I)の1つの実施形態において、X−Xはシクロプロピル、シクロブチル又はシクロペンチルである。
【0047】
式(I)の1つの実施形態において、化合物は下記構造式(II)で表すことができ:
【0048】
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
【0049】
式中、
Arは場合により置換されたアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロアリールであり;
Yは酸素又はイオウであり;
Zは窒素又はCRであり;
Rは水素又は低級アルキルであり;
−XはO−CR2a2b、CHR−CHR、CR=CR、又はシクロアルキルであり;
2a、R2b、R、R、R及びRは独立して水素又は低級アルキルであり;
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルであり;
nは0、1、2又は3であり;そして、
各Rは独立して場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、N−アルキルアミノ、N−ジアルキルアミノ、ハロ、ニトロ、シアノ、アシル、カルボキシル、カルボキシルエステル又はアミドである。
【0050】
式(II)の1つの実施形態において、化合物は下記構造式(III)で表すことができ:
【0051】
【化4】
[この文献は図面を表示できません]
【0052】
式中、
Arは場合により置換されたアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロアリールであり;
−XはO−CR2a2b、CHR−CHR、CR=CR、又はシクロアルキルであり;
2a、R2b、R、R、R及びRは独立して水素又は低級アルキルであり;
及びZは独立して窒素又はCHであるが、ただし、Z及びZがともに窒素であることはなく;そして、
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである。
【0053】
式(III)の1つの実施形態において、Arは場合により置換されたアリールであり;そして、X−XはO−CR2a2b、CH−CH又はCH=CHであり;R2a及びR2bは独立して水素又は低級アルキルであり;Rは場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである。
【0054】
式(III)の1つの実施形態において、Arは場合により置換されたフェニルである。
式(III)の1つの実施形態において、Arは場合により置換されたヘテロアリールであり;そしてX−XはO−CR2a2b、CH−CH又はCH=CHであり;R2a及びR2bは独立して水素又は低級アルキルであり;Rは場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、
場合により置換されたアリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである。
式(III)の1つの実施形態において、Rは場合により置換されたアルキル、場合により置換されたアリール、又は場合により置換されたヘテロアリールである。
式(III)の1つの実施形態において、R2a及びR2bは水素である。
式(III)の1つの実施形態において、R2aは水素及びR2bは低級アルキルである。
【0055】
式(I)の1つの実施形態において、化合物は下記構造式(IV)で表すことができ:
【0056】
【化5】
[この文献は図面を表示できません]
【0057】
式中、
Xは2環式のヘテロアリールであり;
hArは窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する場合により置換された5員のヘテロアリールであり;そして、
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである。
式(I)の1つの実施形態において、hArはチエニル又はフラニルである。
式(I)の1つの実施形態において、Xは場合により置換されたベンゾフラニルである。
式(I)の1つの実施形態において、Rは場合により置換されたアルキル、場合により置換されたアリール、又は場合により置換されたヘテロアリールである。
【0058】
本発明のいくつかの特定の実施形態においては、本化合物は以下の表A及び表Bの化合物よりなる群から選択される。
【0059】
【表1A-1】
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【表1A-2】
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【表1A-3】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-4】
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【表1A-5】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-6】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-7】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-8】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-9】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-10】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-11】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-12】
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【表1A-13】
[この文献は図面を表示できません]

【表1A-14】
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【表1A-15】
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【表1A-16】
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【表1A-17】
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【表1A-18】
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【表1A-19】
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【0060】
【表1B-1】
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【表1B-2】
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【表1B-3】
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【表1B-4】
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【表1B-5】
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【表1B-6】
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【表1B-7】
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本化合物の用途の実施形態
【0061】
本発明の化合物又はその塩又は溶媒和物はケメステティック刺激、特に冷感又は涼感の刺激をモジュレート、例えば誘導するための個人向け製品におけるTRPM8受容体の、活性調節因子、例えばアゴニストとして使用できる。
【0062】
本発明の化合物は、それらが新鮮性及び清浄性に伴っている場合が多い涼感又は冷感の刺激を増大又は誘導/発生させることができるため、香味及び香料の産業にとって重要である。
【0063】
TRPM8受容体の活性調節因子として、本発明の化合物は、昆虫に対する忌避作用、抗腫瘍治療における治療効果(例えば前立腺腫瘍の影響)、炎症性疼痛/痛覚過敏の治療
における活性、及び膀胱症候群又は活動亢進膀胱の治療における薬効(TRPM8拮抗剤として)を有する。
【0064】
個人向け製品は本発明の化合物1つ以上及び場合により少なくとも1つの担体を含む組
成物として提供できる。組成物は、何れかの物理的形態、例えば固体、半固体、プラスター、溶液、懸濁液、ローション、クリーム、フォーム、ジェル、ペースト、乳液、又はこれらの組み合わせであることができる。組成物の例には医薬組成物、摂取可能な組成物、ケメステティック濃縮物、個人向けケア組成物及びこれらの組み合わせが挙げられるがこれらに限定されない。本発明の1つの実施形態において、組成物は本発明の化合物のケメステティック刺激調節量を含む。本発明の別の実施形態においては、組成物は本発明の化合物のケメステティック刺激誘導量を含む。特定の実施形態においては、ケメステティック刺激は冷感涼感刺激である。組成物の1つの実施形態において、本発明の化合物は約0.0001ppm〜100,000ppmの範囲の濃度となる。組成物の別の実施形態においては、本発明の化合物は、約0.001ppm〜10,000ppmの範囲の濃度となる。組成物の別の実施形態においては、本発明の化合物は、約0.01ppm〜1,000ppmの範囲の濃度となる。組成物の別の実施形態においては、本発明の化合物は、約0.1ppm〜500ppmの範囲の濃度となる。組成物の別の実施形態においては、本発明の化合物は、約1ppm〜500ppmの範囲の濃度となる。組成物の別の実施形態においては、本発明の化合物は、約10ppm〜500ppmの範囲の濃度となる。組成物の別の実施形態においては、本発明の化合物は、約1ppm〜400ppmの範囲の濃度となる。
【0065】
本摂取可能組成物は典型的には、本発明の化合物1つ以上及び少なくとも1つの摂取上許容される担体を含む。摂取可能な組成物は「食品又は飲料品」及び「非食用製品」の両方を包含する。「食品又は飲料品」とは、固体、半固体、液体(例えば飲料)を含むヒト又は動物による消費を意図した食用製品の何れかを意味する。「非食用製品」又は「食べられない組成物」という用語は栄養補助食品組成物、食餌補助食品、栄養組成物、及び機能食品(例えば、栄養を供給する基本的な栄養機能を超えた健康増進及び/又は疾患防止特性を有することが訴えられている何れかの生鮮又は加工食品)を含む。
【0066】
1つの実施形態において、本化合物は食品又は飲料品又は製剤に添加される。食品及び飲料品又は製剤の例には可食製品のためのコーティング、フロスティング又はグレーズ又はスープ類、乾燥加工食品類、飲料類、調理済み食品類、缶詰又は保存食品類、冷凍加工食品類、冷蔵加工食品類、スナック食品類、ベイクド品類、菓子類、乳製品類、アイスクリーム類、食餌代替品類、パスタ及び麺類、及びソース、ドレッシング、調味料類、乳児用食品類、及び/又はスプレッド類に包含される何れかの実体が挙げられるがこれらに限定されない。
【0067】
一般的にスープ類とは缶詰/保存、脱水、即席、チルド、UHT及び冷凍スープを指す。この定義の目的のためには、スープとは肉、家禽、魚、野菜、穀物、果実及び他の成分から、これらの成分の一部又は全ての目視可能な小片を包含して良い液体中で調理された食品を意味する。これは透明(ブロス状)又は濃厚(チャウダー状)、平滑、ピューレ状又はチャンク状の、調理済み、半濃縮又は濃縮のものであってよく、そして食事の第1コ
ースとして、又はメインコースとして、又は間食用の軽食として(飲料のように飲用)、温製又は冷製のものとして給仕し得る。スープは他の食事要素を調製するための成分としても使用してよく、ブロス(コンソメ)からソース(クリーム又はチーズベースのスープ)に至る範囲であってよい。
【0068】
「脱水された料理用の食品類」とは、通常は、(i)調理補助品、例えば粉末、顆粒、ペースト、濃縮液製品、例えば圧縮された立方体、錠剤又は粉末又は顆粒の形態の濃縮ブイヨン、ブイヨン及びブイヨン様製品であって、最終製品として、又は、製品、ソース及びレシピミックス(技術に関わらない)内の成分として販売されているもの;(ii)食事完
成品、例えば脱水及び凍結乾燥スープ、例えば脱水スープミックス、脱水インスタントスープ、脱水調理用スープ、脱水又は即時使用可の料理の脱水又は常温調製品、食事用及び
単回給仕用アントレ、例えばパスタ、ポテト及び米飯料理;及び、(iii)食事装飾品、例えば調味料、マリネ、サラダドレッシング、サラダトッピング、ディップ、パン粉、生地ミックス、常温保存スプレッド、バーベキューソース、液体レシピミックス、濃縮物、ソース又はソースミックス、例えばサラダ用のレシピミックスであって、最終製品として、又は、製品内の成分として、脱水状態、液体、又は凍結状態で販売されているもの、を意味する。
【0069】
飲料類とは、通常は、飲料、飲料の混合物及び濃縮物、例えば炭酸及び非炭酸飲料、アルコール及びノンアルコール飲料、即時飲用可の飲料、ソーダのような飲料を調製するための液体濃縮物調製品、及び乾燥粉末化飲料前駆混合物を含むがこれらに限定されないものを意味する。飲料類はまたアルコールドリンク、ソフトドリンク、スポーツドリンク、アイソトニック飲料及びホットドリンクを包含する。アルコールドリンクはビール、サイダー/ペリエ、FAB、ワイン及びスピリッツを含むがこれらに限定されない。ソフトドリンクは炭酸飲料、例えばコーラ及び非コーラ炭酸品;フルーツジュース、例えばジュース、ネクター、ジュースドリンク及びフル−ツフレバードリンク;ビン入りの水、例えばスパークリングウォーター、スプリングウォーター及び精製/テーブルウォーター;炭酸又は非発泡性であることができ、そしてスポーツ、エネルギー又はエリキシルドリンクを含む機能性ドリンク;濃縮物、例えば即時飲用手段としての液体及び粉末の濃縮物を包含するがこれらに限定されない。ホット又はコールドのドリンク類は、コーヒー又はアイスコーヒー、例えば挽立豆、インスタント又は複合的なコーヒー;紅茶又はアイスティー、例えばブラック、緑茶、ホワイト、ウーロン、及び香味ティー;及び他のドリンク類、例えば香味、モルト又は植物系の粉末、顆粒、ブロック又は錠剤を牛乳又は水と混合したもの等を包含するがこれらに限定されない。
【0070】
スナック食品類は一般的に甘味食品及び風味スナック及びスナックバーを含むがこれらに限定されない軽い略式の食事であることができる何れかの食品を指す。スナック食品の例は、フルーツスナック、チップス/クリスプ、押出成型スナック、トルティーヤ/コーンチップス、ポップコーン、プレッツエル、ナッツ及び他の甘味及び風味スナックを含むがこれらに限定されない。スナックバーの例は、グラノーラ/ムエスリバー、朝食用バー、エネルギーバー、フルーツバー及び他のスナックバーを含むがこれらに限定されない。
【0071】
ベイクド品類は一般的に、それらを調製する工程が熱又は過剰な日光への曝露を包含する、何れかの食用製品を指す。ベイクド品の例は、パン、バンズ、クッキー、マフィン、シリアル、トースターペストリー、ペストリー、ワッフル、トルティーヤ、ビスケット、パイ、ベーグル、タルト、キッシュ、ケーキ、何れかのベイクド食品、及びこれらの何れかの組み合わせを含むがこれらに限定されない。
【0072】
アイスクリーム類は一般的にクリーム及び糖及び香味を含有するフローズンデザートを指す。アイスクリームの例は、店頭消費用アイスクリーム;持帰用アイスクリーム;フローズンヨーグルト及び手作りアイスクリーム;大豆、燕麦、豆(例えば小豆及び緑豆)及び米原料のアイスクリームを含むがこれらに限定されない。
【0073】
菓子類は一般的に甘味のある食用製品を指す。菓子の例はキャンディー、ゼラチン、チョコレート菓子、砂糖菓子、ガム等及び何れかの複合品を含むがこれらに限定されない。
【0074】
食餌代替品類は一般的には特に健康又はフィットネス上の関心を有する人のための通常の食事を代替することを意図した何れかの食品を指す。食事代替品の例は痩身用製品及び健康回復用製品を含むがこれらに限定されない。
【0075】
調理済み食品類は一般的に広範な調製又は処理をせずに食事として給仕できる何れかの
食品を指す。即時使用可能な食事は高水準の即時使用性、完全性及び利便性をもたらすように製造元により付加されたレシピ「スキル」を有する製品を含む。即時使用可能な食事の例は缶詰/保存、冷凍、乾燥、チルドの即時使用可能食事;ディナーミックス;冷凍ピザ;チルドピザ;及び調理済みサラダを含むがこれらに限定されない。
【0076】
パスタ及び麺類は缶詰、乾燥及びチルド/フレッシュパスタ;及びプレーン、インスタント、チルド、冷凍及びスナック麺を含むがこれらに限定されない。
【0077】
缶詰/保存食品類は缶詰/保存肉及び肉製品、魚/水産物、野菜、トマト、豆、果実、即時使用可能食事、スープ、パスタ、及び他の缶詰/保存食品を含むがこれらに限定されない。
【0078】
冷凍加工食品類は冷凍加工赤味肉、加工家禽、加工魚/水産物、加工野菜、畜肉代替品、加工馬鈴薯、ベーカリー製品、デザート類、即時使用可能食事、ピザ、スープ、麺、及び他の冷凍食品を含むがこれらに限定されない。
【0079】
乾燥加工食品類は御飯、デザートミックス、乾燥即時使用可能食事、脱水スープ、インスタントスープ、乾燥パスタ、プレーン麺、及びインスタント麺類を含むがこれらに限定されない。
【0080】
チルド加工食品類はチルド加工畜肉、加工魚/水産物製品、ランチキット、生鮮カットフルーツ、即時使用可能食事、ピザ、調理済みサラダ、スープ、生鮮パスタ及び麺を含むがこれらに限定されない。
【0081】
ソース、ドレッシング及び調味料類はトマトペースト及びピューレ、ブイヨン/ストックキューブ、ハーブ及びスパイス、グルタミン酸モノナトリウム(MSG)、卓上ソース、大豆系ソース、パスタソース、湿潤/調理用ソース、乾燥ソース/粉末ミックス、ケチャップ、マヨネーズ、マスタード、サラダドレッシング、ビネグレット、ディップ、ピクルス品、及び他のソース、ドレッシング及び調味料を含むがこれらに限定されない。
【0082】
乳児用食品類は牛乳又は大豆系の処方;及び調製済み、乾燥及び他のベビーフードを含むがこれらに限定されない。
【0083】
スプレッド類はジャム及びプレザーブ、蜂蜜、チョコレートスプレッド、ナッツ系スプレッド、及びコウボ系スプレッドを含むがこれらに限定されない。
【0084】
乳製品類は一般的に哺乳類の乳汁から製造された食用製品を指す。乳製品の例は飲用乳製品、チーズ、ヨーグルト及びサワーミルク飲料、及び他の乳製品を含むがこれらに限定されない。
【0085】
食用可能な組成物、特に食品及び飲料製品又は処方品の追加的例を以下に示す。例となる食用可能な組成物は、1つ以上の菓子類、チョコレート菓子、タブレット、カウントライン、袋入りセルフライン/ソフトライン、箱入り詰め合わせ、標準的な箱入り詰め合わせ、ねじり梱包ミニチュア、季節のチョコレート、おもちゃ付チョコレート、アルファジョア(alfajores)、他のチョコレート菓子、ミント、標準的なミント、強力ミント、茹で菓子、トローチ、ガム、ジェリー及びチュワブル品、タフィー、キャラメル及びヌガー、薬用菓子、ロリポップ、リコリス、他の砂糖菓子、ガム、チューインガム、加糖ガム、無糖ガム、機能性ガム、風船ガム、パン、梱包済み/業務用パン、未梱包/手作りパン、ペストリー、ケーキ、梱包済み/業務用ケーキ、未梱包/手作りケーキ、クッキー、チョコレートコーティングビスケット、サンドイッチビスケット、フィルドビスケッ
ト、風味ビスケット及びクラッカー、パン代替品、朝食用シリアル、RTEシリアル、家族向け朝食用シリアル、フレーク、ミューズリ、他のシリアル、子供用朝食用シリアル、ホットシリアル、アイスクリーム、店頭消費用アイスクリーム、一個入り乳製品アイスクリーム、一個入り氷菓、マルチパック乳製品アイスクリーム、マルチパック氷菓、持帰用アイスクリーム、持帰用乳製品アイスクリーム、アイスクリームデザート類、バルクアイスクリーム、持帰用氷菓、冷凍ヨーグルト、手作りアイスクリーム、乳製品、ミルク、新鮮/殺菌ミルク、全脂肪新鮮/殺菌ミルク、セミスキム新鮮/殺菌ミルク、ロングライフ/UHTミルク、全脂肪ロングライフ/UHTミルク、セミスキムロングライフ/UHTミルク、無脂肪ロングライフ/UHTミルク、ヤギミルク、濃縮/蒸発ミルク、プレーン濃縮/蒸発ミルク、香味添加、機能性及び他の濃縮ミルク、香味添加ミルクドリンク、乳製品単独香味添加ミルクドリンク、香味添加ミルクドリンクと果汁の混合品、豆乳、サワーミルクドリンク、発酵乳製品ドリンク、コーヒークリーム、粉末ミルク、香味添加粉末ミルクドリンク、クリーム、チーズ、プロセスチーズ、スプレッドプロセスチーズ、非スプレッドプロセスチーズ、非プロセスチーズ、スプレッド非プロセスチーズ、ハードチーズ、梱包済みハードチーズ、未梱包ハードチーズ、ヨーグルト、プレーン/ナチュラルヨーグルト、香味添加ヨーグルト、果実添加ヨーグルト、プロビオティックヨーグルト、飲むヨーグルト、通常の飲むヨーグルト、プロビオティックの飲むヨーグルト、チルド及び棚もち安定なデザート類、乳製品系デザート類、大豆系デザート類、チルドスナック、フロマージュフレーズ及びクオーク、プレーンフロマージュフレーズ及びクオーク、香味添加フロマージュフレーズ及びクオーク、風味フロマージュフレーズ及びクオーク、甘味及び風味スナック、果実スナック、チップス/クリスプ、押出成型スナック、トルティーヤ/コーンチップス、ポップコーン、プレッツェル、ナッツ、他の甘味及び風味スナック、スナックバー、グラノラバー、朝食バー、エネルギーバー、果実バー、他のスナックバー、食事代替品、痩身用製品、健康回復ドリンク、即時使用可能食事、缶詰即時使用可能食事、冷凍即時使用可能食事、乾燥即時使用可能食事、チルド即時使用可能食事、ディナーミックス、冷凍ピザ、チルドピザ、スープ、缶詰スープ、脱水スープ、インスタントスープ、チルドスープ、温性スープ、冷凍スープ、パスタ、缶詰パスタ、乾燥パスタ、チルド/フレッシュパスタ、麺類、プレーン麺類、インスタント麺類、カップ/ボウルインスタント麺類、パウチインスタント麺類、チルド麺類、スナック麺類、缶詰食品、缶詰畜肉及び畜肉製品、缶詰魚/水産物、缶詰野菜類、缶詰トマト、缶詰豆、缶詰果実、缶詰即時使用可能食事、缶詰スープ、缶詰パスタ、その他の缶詰食品、冷凍食品、冷凍加工赤味肉、冷凍加工家禽類、冷凍加工魚/水産物、冷凍加工野菜類、冷凍畜肉代替品、冷凍馬鈴薯、オーブン焼きポテトチップス、その他のオーブン焼き馬鈴薯製品、非オーブン冷凍馬鈴薯、冷凍ベーカリー製品、冷凍デザート類、冷凍即時使用可能食事、冷凍ピザ、冷凍スープ、冷凍麺類、その他の冷凍食品、乾燥食品、デザートミックス、乾燥即時使用可能食事、脱水スープ、インスタントスープ、乾燥パスタ、プレーン麺類、インスタント麺類、カップ/ボウルインスタント麺類、パウチインスタント麺類、チルド食品、チルド加工畜肉、チルド魚/水産物製品、チルド加工魚、チルドコーティング魚、チルド燻製魚、チルドランチキット、チルド即時使用可能食事、チルドピザ、チルドスープ、チルド/フレッシュパスタ、チルド麺類、油脂及び脂肪、オリーブ油、植物油及び種子油、料理用脂肪、バター、マーガリン、スプレッド油脂及び脂肪、機能性スプレッド油脂及び脂肪、ソース、ドレッシング及び調味料、トマトペースト及びピューレ、ブイヨン/ストックキューブ、ストックキューブ、グレービー顆粒、液体ストック及びフォン、ハーブ及びスパイス、発酵ソース、大豆系ソース、パスタソース、湿潤ソース、乾燥ソース/粉末ミックス、ケチャップ、マヨネーズ、通常のマヨネーズ、マスタード、サラダドレッシング、通常のサラダドレッシング、低脂肪サラダドレッシング、ビネグレット、ディップ、ピクルス品、その他のソース、ドレッシング及び調味料、ベビーフード、ミルク処方、標準的なミルク処方、フォローオンミルク処方、トドラー用ミルク処方、低アレルギー性ミルク処方、調製済みベビーフード、乾燥ベビーフード、その他のベビーフード、スプレッド、ジャム及びプレザーブ、蜂蜜、チョコレートスプレッド、ナッツ系スプレッド、及びコウボ系スプレッ
ドを含むがこれらに限定されない。例となる食用可能な組成物はまた、菓子、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味及び風味スナック、スナックバー、食事代替製品、即時使用可能食事、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、チルド食品、油脂及び脂肪、ベビーフード、又はスプレッド又はこれらの混合物を含む。
【0086】
1つの実施形態において、医薬組成物は本発明の化合物1つ以上及び製薬上許容しうる担体を含む。医薬組成物は処方箋医薬及び店頭販売(over the counter)の医薬の両方を含む。本化合物は医薬組成物中の治療活性成分であってもなくてもよい。医薬組成物は当該分野で知られている投与の何れかの様式により、特に皮膚表面への鎮痛クリームの適用のような局所投与により、使用することができる。一般的に、店頭販売(over the counter,OTC)製品及び口腔衛生用製品は一般的に処方箋無しで、及び/又は、医療専門家を訪問することなく、販売してよい家庭用及び/又は個人用の製品を指す。OTC製品の例はビタミン及び食餌補給物;局所鎮痛剤及び/又は麻酔剤;咳、風邪及びアレルギーの緩解剤;抗ヒスタミン及び/又はアレルギーの緩解剤;及びこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない。ビタミン及び食餌補給品はビタミン、食餌補助食品、トニック/ビン入り栄養ドリンク、小児用ビタミン、食餌補助食品、栄養の、又はそれ関連するかそれを提供する何れかのその他の製品、及びこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない。局所鎮痛及剤び/又は麻酔剤は表在性又は深部に存在する鈍痛及び疼痛、例えば筋肉痛を軽減するために使用される何れかの局所用のクリーム/軟膏/ゲル;歯磨き用ゲル;鎮痛成分を含んだパッチ;及びこれらの組み合わせを含む。咳、風邪及びアレルギーの緩解剤はうっ血除去剤、咳緩解剤、咽頭用製剤、医薬菓子、抗ヒスタミン及び小児用の咳、風邪及びアレルギーの緩解剤;及びこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない。抗ヒスタミン剤及び/又はアレルギー緩解剤は枯草熱、鼻アレルギー、虫刺され及び刺創に対する何れかの全身治療を含むがこれらに限定されない。口腔衛生製品の例は口腔洗浄ストリップ、歯磨きペースト、歯ブラシ、マウスウオッシュ/デンタルリンス、義歯ケア品、口腔清浄剤、口腔保湿剤、家庭用歯ホワイトナー及びデンタルフロスを含むがこれらに限定されない。
【0087】
本明細書において使用する場合、「個人向けケア組成物」とは皮膚、粘膜又はその他の体表領域に直接適用される組成物を指す。個人向けケア組成物の例は口腔ケア組成物、例えば歯磨きペースト、チューインガム、呼気清浄剤、磨歯剤、及びマウスウォッシュ;スキンケア又はヘアケア組成物、例えば日光遮蔽クリーム、日焼け止めローション、髭剃りクリーム、プラスター、シャンプー、コンディショナー、洗顔剤、石鹸、バスオイル又はバスフォーム、制汗剤、及び脱臭剤;化粧品組成物、例えば保湿剤、リップクリーム、ファンデーション等;虫除け組成物;又は殺虫剤組成物を含むがこれらに限定されない。
【0088】
本発明の1つの実施形態において、本化合物は、例えば即時使用可能(即ち即時提供可
能)製品を製造するための後の処理に適するケメステティック濃縮製剤中で提供される。
「ケメステティック濃縮製剤」とは、希釈媒体1つ以上で再建することにより即時使用可能組成物としなければならない製剤を意味する。「即時使用可能組成物」という用語は本明細書においては単独又はその他の物質と一緒になって消費を意図するか否かに関わらず口により摂取されえる何れかの物質を示す「摂取可能な組成物」と互換的に使用される。1つの実施形態において、即時使用可能組成物はヒト又は動物により直接消費され得る組成物を含む。ケメステティック濃縮製剤は典型的には1つ以上の希釈媒体、例えば希釈媒体にケメステティック刺激を付与するか修飾するための消費可能又は摂取可能な成分又は生成物と混合することにより使用されるか、これにより希釈される。そのような使用の過程は頻繁には再構成と称される。再構成は家庭環境において、又は業務環境において行うことができる。例えば、冷凍果汁濃縮物は、即時使用可能な果汁飲料を得るために、台所において消費者により水又はその他の水性媒体で再構成することができる。その他の例においては、マウスウォッシュ濃縮物は、即時使用可能なマウスウォッシュを製造するため
に工業的大規模の製造により水又はその他の水性媒体を用いて再構成することができる。ケメステティック濃縮製剤は本化合物及び場合により即時使用可能組成物よりも高濃度の香味剤及び/又は香味修飾剤を有するため、ケメステティック濃縮製剤は典型的には再構成されることなく直接消費されるのには適していない。ケメステティック濃縮製剤を使用及び製造することには多くの利点がある。例えば、1つの利点は、ケメステティック濃縮製剤が適当な溶媒、固体又は液体の添加により使用時に構成できることから、輸送のために重量及び体積を減じることができる点である。
【0089】
1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤はi)ケメステティック刺激修飾成分としての本発明の化合物;ii)担体;及びiii)場合により少なくとも1つアジュバントを含む。「ケメステティック刺激修飾成分としての」という用語は本発明の化合物が製剤中のケメステティック刺激の調節因子(例えば冷感又は涼感の近くモジュレーター)のとして作用することを意味する。「担体」という用語は製剤を形成するために本化合物及び1つ以上の任意のアジュバントと組み合わせて使用される溶媒、結合剤、又はその他の不活性の媒体のような通常は不活性の付随的物質を意味する。例えば、水又は澱粉は香味濃縮製剤のための担体となりえる。いくつかの実施形態においては、担体はケメステティック濃縮製剤を再構成するための希釈媒体と同じであり;そしてその他の実施形態においては、担体は希釈媒体とは異なる。「担体」という用語は本明細書において使用する場合、摂取上許容される担体を含むがこれらに限定されない。
【0090】
「アジュバント」という用語は本発明の化合物のような活性成分の意図する機能又は有効性を、補助、安定化、維持、又は増強する添加物を意味する。1つの実施形態において、少なくとも1つアジュバントは1つ以上の香味剤を含む。香味剤は当業者又は消費者が知る何れかの香味、例えばチョコレート、コーヒー、紅茶、モカ、フレンチバニラ、ピーナツバター、チャイ、又はこれらの組み合わせの香味であってよい。別の実施形態においては、少なくとも1つのアジュバントは1つ以上の甘味料を含んでよい。別の実施形態においては、少なくとも1つのアジュバントは乳化剤、安定化剤、抗微生物保存料、抗酸化剤、ビタミン、ミネラル、脂肪、澱粉、蛋白濃縮物及び単離物、塩、及びこれらの組み合わせよりなる群から選択される1つ以上の成分を含む。乳化剤、安定化剤、抗微生物保存料、抗酸化剤、ビタミン、ミネラル、脂肪、澱粉、蛋白濃縮物及び単離物及び塩の例は、全ての目的のために参照により全体が本明細書に組み込まれる米国特許6,468,576号に記載されている。
【0091】
1つの実施形態において、本ケメステティック濃縮製剤は液体、例えば溶液又は懸濁液、固体、泡状物質、ペースト、ゲル、クリーム及びこれらの組み合わせ、例えば固形分特定量を含有する液体よりなる群から選択される形態であることができる。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は水系及び非水系を含む液体の形態である。本ケメステティック濃縮製剤は炭酸性又は非炭酸性であることができる。
【0092】
ケメステティック濃縮製剤は更に、少なくとも1つのアジュバントとして凝固点降下剤、結晶核成長剤、又は両方を含んでよい。凝固点降下剤は化合物を添加する液体又は溶媒の凝固点を低下させることができる摂取上許容される化合物又は剤である。即ち、凝固点降下剤を含有する液体又は溶液は凝固点降下剤を含有しない液体又は溶媒よりも低い凝固点を有する。凝固開始温度を低下させることに加えて、凝固点降下剤はまた、香味濃縮製剤の水分活性も低下する場合がある。凝固点降下剤の例は、炭水化物、油脂、エチルアルコール、ポリオール、例えばグリセロール、及びこれらの組み合わせをを含むがこれらに限定されない。結晶核成長剤は結晶核成長を促進することができる摂取上許容される化合物又は剤を意味する。香味濃縮製剤中の結晶核成長剤の存在は、望ましい氷結晶中心の数を増大させることにより冷凍スラッシュの食感を向上させ、そして凍結温度におけるスラッシュの物理的特性及び機能を維持しやすくする。結晶核成長剤の例はケイ酸カルシウム
、炭酸カルシウム、二酸化チタン、及びこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない。
【0093】
1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は貯蔵寿命延長のために低い水分活性を有するように製剤される。水分活性は製剤中の水の蒸気圧の、同温度における純水の蒸気圧に対する比である。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は約0.85より低い水分活性を有する。別の実施形態においては、ケメステティック濃縮製剤は約0.80より低い水分活性を有する。別の実施形態においては、ケメステティック濃縮製剤は約0.75より低い水分活性を有する。
【0094】
1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも2倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも5倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも10倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも15倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも20倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも30倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも40倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも50倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の少なくとも60倍である濃度において本化合物を有する。1つの実施形態において、ケメステティック濃縮製剤は即時使用可能組成物中の化合物の濃度の100倍までの濃度において本化合物を有する。
【0095】
個人向け製品は布地製品として提供できる。布地製品の例はシャツ、ズボン、ソックス、タオル等を含むがこれらに限定されない。本化合物は当該分野で知られている何れかの適当な方法において布地製品に適用できる。例えば、本化合物は、スピンコーティング、インプリンティングによりマイクロカプセル化の形態において、布地材料への直接の取り込み(例えば押出)により、モジュレーターの適当な誘導体の共有結合カップリングにより(適当なスペーサー/リンカー基を介し、分子が梱包材料に可逆的又は非可逆的に結合するものを助剤として)、布地と会合させることができる。
【0096】
個人向け製品は梱包材料として提供できる。梱包材料の例は繊維、及び成型を含む種々の加工処理形態にあってよい紙及びプラスチックの包装を含む。本化合物は当該分野で知られている何れかの適当な方法で梱包材料に適用できる。例えば、本化合物は、スピンコーティング、インプリンティングによりマイクロカプセル化の形態において、梱包材料への直接の取り込み(例えば押出)により、モジュレーターの適当な誘導体の共有結合カップリングにより(適当なスペーサー/リンカー基を介し、分子が梱包材料に可逆的又は非可逆的に結合するものを助剤として)、梱包材料と会合させることができる。
【0097】
本発明の化合物は、一過性受容体電位チャンネルメラスタチンメンバー8(TRPM8)を本発明の化合物に接触させることにより、その受容体を活性調節するために使用できる。このモジュレーションプロセスはインビトロ又はインビボの何れかで実施できる。1つの実施形態において、化合物はTRPM8受容体アゴニストである。
【0098】
本発明の化合物はまた、上記組成物の前駆体に製剤することもできる。「前駆体」とは、上記したもののようなその他の組成物を形成する元となる物質又は組成物を意味する。例えば、本化合物は、消費又は個人的使用のために適当なその他の組成物を形成するために更に混合又は希釈し得る、濃縮された製剤又は組成物として提供してよい。
【0099】
本化合物は組成物に本化合物を接触させて組成物のケメステティック刺激を修飾することにより味覚修飾組成物を形成するために使用できる。1つの実施形態において、本化合物は組成物に涼感味覚を伝える又は付与することができる。
【0100】
1つの実施形態において、本発明は組成物を本発明の化合物、又はその塩又は溶媒和物と組み合わせて修飾された組成物を形成することを含む組成物の冷感又は涼感刺激を調節する方法を提供する。
【0101】
1つの実施形態において、本発明は本発明の化合物にヒト又は動物を接触させることによりヒト又は動物において冷感又は涼感刺激を誘導する方法を提供する。
【実施例】
【0102】
生物学的アッセイ
涼感の味覚又は感触の特性を有する本化合物を試験することと関連して、安定してhTRPM8を発現する哺乳類細胞系統誘導物を生物学的アッセイにおいて使用した(Servant等、米国特許出願2007/0259354A1及びその引用文献)。試験した典型的な
化合物濃度は100μM、50μM、10μM、1μM及び0.5μMであった。本化合物はhTRPM8のアゴニストとしての強力な活性を示している。化合物のアッセイの結
果を以下の表1に示す。特に表1に列挙した実施例、即ち、化合物A1〜化合物U10は上記の通り、特定の化合物、即ち実施例である。
【0103】
【表1-1】
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【表1-2】
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【表1-3】
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【表1-4】
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【表1-5】
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【0104】
知覚試験
2つの典型的な知覚試験を以下に記載し、それに続いて本発明の選択された化合物の知覚結果を総括した表を示す(表6)。
【0105】
実施例26(15μM)を用いた涼感ラインスケール試験:
製剤:
全ての試料は低ナトリウム緩衝液(LSB)pH約7.1を用いて作成し、0.1%のエタノールを含有するものとした。
【0106】
一般的プロトコル:
化合物は、45μMのWS−3(N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド)を涼感強度において5と格付けする15ポイントのラインスケール上で格付けする。大部分の場合において本発明者等の化合物は、涼感強度が45μMのWS−3と同等である濃度において試験する。各試験において、パネリストには0μMの対照試料、45μMのWS−3対照試料、及び被験化合物試料を提示し、そして各試料の涼感強度を格付させる。パネリストにはまた、苦味も格付けさせる。以下の表において、特段の記載が無い限り有意な苦味は検出されなかった。更に又、以下の表において、nは所定の実験に関して完了した試験の数を示す(パネリスト人数×反復回数)。
【0107】
結論:
パネリストによれば、15μMの化合物Z1は0μMのWS−3よりも涼感が有意に高値であり(p<0.05)、そして45μMのWS−3に対しては涼感において有意差がなかった(p>0.05)。試料のいずれにおいても有意な苦味オフテイストはなかった(p>0.05)。試験の試料カップからの15μMの化合物Z1に関する分析値は予測値の70%であり、溶液のビンからの分析値は予測範囲内であった。
【0108】
表2 平均の涼感、n=30(15人のパネリスト×2回反復)、Tukey値=1.10
3(α=0.05)
【表2】
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【0109】
表3 平均の苦味、n=30(15人のパネリスト×2回反復)、Tukey値=0.44
2(α=0.05)
【表3】
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【0110】
化合物F1(LSB中3μM)を用いた涼感ラインスケール試験:
製剤:
全ての試料は低ナトリウム緩衝液(LSB)pH約7.1を用いながら調製し、0.1%のエタノールを含有するものとした。
【0111】
結論:
パネリストによれば、3μMの化合物F1は0μMのWS−3よりも涼感が有意に高値であり(p<0.05)、そして45μMのWS−3に対しては涼感において有意差がなかった(p>0.05)。試料のいずれにおいても有意な苦味オフテイストはなかった(p>0.05)。
【0112】
表4 平均の涼感、n=28(14人のパネリスト×2回反復)、Tukey値=1.359(α=0.05)
【表4-1】
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【表4-2】
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【0113】
表5 平均の苦味、n=28(14人のパネリスト×2回反復)、Tukey値=0.517(α=0.05)、0.449(α=0.10)
【表5】
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【0114】
【表6-1】
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【表6-2】
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【表6-3】
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【0115】
種々の化合物の生物学的試験結果はhArが5員のヘテロアリールである本化合物がhArが5員ではないアリール又はヘテロアリールである化合物よりも予想外にはるかに高値の力価を有していたことも示した。例となるデータを以下の表7及び8に示す。
【0116】
【表7】
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【0117】
【表8-1】
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【表8-2】
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【0118】
調製及び実施例
標準的操作法及び化学変換及び関連する方法は当該分野で良く知られており、そしてそのような方法及び操作法は例えば標準的な参考文献、例えばFiesers' Reagents for Organic Synthesis, John Wiley and Sons, New York, NY, 2002; Organic Reactions, vols.1-83, John Wiley and Sons, New York, NY, 2006; March J.and Smith M., Advanced Organic Chemistry, 6th ed., John Wiley and Son
s, New York, NY; and Larock R.C., Comprehensive Organic Transformations, Wiley-VCH Publishers, New York, 1999に記載されている。本明細書において引
用する全ての教書および参考文献は参照により全体が本明細書に組み込まれる。
【0119】
官能基を有する化合物を使用する反応は保護してよい官能基を有する化合物に対して行ってよい。「保護された」化合物又は誘導体とは1つ以上の反応性の部位又は官能基が保護基によりブロックされている化合物の誘導体を意味する。保護された誘導体は本発明の化合物の調製において、又はそれら自身において有用であり;保護された誘導体は生物学的に活性な剤であってよい。適当な保護基を列挙している包括的な教示はT.W.Greene, Protecting Groups in Organic Synthesis, 3rd edition, John Wiley & Sons,
Inc.1999に掲載されている。
【0120】
提示した化合物の例の合成を以下のスキーム及び操作法において説明する。例示される化合物の一般的な合成スキーム及び関連する操作法を以下に示す。
【0121】
スキーム1
【化6】
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【0122】
市販されていない、又は別様に説明されている場合は、第2アミンの全ては、NaBH、LiAlH、Na(OAc)BH(STAB)、Na(CN)BH、2−ピコリンボラン複合体、5−エチル−2−メチルピリジンボラン(PEMB)又はそれらの等価物及びDCM(ジクロロメタン)、DCE(ジクロロエタン)、EtO(ジエチルエーテル)、THF(テトラヒドロフラン)、ジオキサン、MeOH、EtOH、MeCN、AcOHの単独又は2種又は3種の組み合わせのような当該分野で知られている標準的な還元剤及び一般的な条件の1つを利用して、実施例6a又は21bと同様の方法で還元的アミノ化により調製した。当業者であれば上記した方法及び原理に従って以下に記載する説明から本化合物の合成を容易に誘導することができる。市販品がある場合は、選別された化合物を以下の供給元、即ちEnamine、Chemidiv、Princeton、Chembridgeの1つより購入した。
【0123】
【化7】
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【0124】
N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例6
2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド(500mg、2.68ミリモル、2.0当量)をジクロロメタン中のピリジン(0.217mL、2.68ミリモル、2.0当量)の溶液に添加した。N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミン(240mg、1.34ミリモル、10当量)を室温で攪拌混合物に添加した。反応物を室温で一夜攪拌放置した。混合物をジクロロメタンで希釈し、そして水及び塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウム上に乾燥した。塩を濾過し、ジクロロメタンで洗浄した。濾液を濃縮し、そして残基をエタノール中に再希釈した。水酸化ナトリウム(ペレット、268
mg、6.7ミリモル、5.0当量)を添加した。混合物を室温で攪拌した。LC−MSによる終了時に、揮発性物質を除去し、そして残存物を酢酸エチルに再溶解し、そして水及びブラインで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上に乾燥した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中酢酸エチル)により精製し、126mgの生成物を得た。操作を同じスケールで反復し、カラムクロマトグラフィーの後に241mgを得た。2バッチをあわせ、HPLC(水中アセトニトリル)で再精製した。収集した画分をあわせ、そして揮発性物質をロータリーエバポレーターにより除去した。残存物を3回エタノール(10mL、200プルーフ)中で乾燥し、所望の生成物として白色固体288mg(0.8796ミリモル)を得た。収率:16%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.21 (s, 3H), 4.59 (br s, 2H), 4.98 (br s, 2H), 6.23 (br s, 1H), 6.67 (br d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.91 (br m, 2H), 7.04 (br d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.41 (m, 1H), 7.78 (br s,
1H), 12.88 (br s, 1H); M+H(328.1).
【0125】
N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミン:実施例6a
1H−ピラゾル−5−アミン(2.0g,1.0当量、24.07ミリモル)及びチオフェン−2−カルボアルデヒド(2.23mL、1.0当量、24.07ミリモル)をメタノールと合わせ、そして過塩素酸マグネシウム(0.5当量、2.69g)とともに一夜室温で攪拌した。その後ロータリーエバポレーターで揮発性物質を除去し、そして残存物を酢酸エチル中に再希釈し、そして水、次にブラインで洗浄し、その後硫酸ナトリウム上に乾燥した。塩を濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を濃縮乾固し、その後高真空処理を行った。乾燥した残存物を無水ジクロロメタン(30mL)中に再溶解し、そして系を窒素パージして密封した。溶液を氷浴中で0℃まで冷却した。LiAlH(ジエチルエーテル中1.0M、24.07ミリモル、24.07mL、1.0当量)を緩徐に溶液に添加し、溶液の色を黄色からオレンジ色に変化させた。温度を室温に戻しながら一夜混合物を攪拌放置した。反応物を0℃において1.0N水酸化ナトリウム水溶液でクエンチングした。揮発性物質の大部分を蒸発させ、そして残存する水層を酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、次に硫酸ナトリウム上に乾燥した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル及びヘキサン)により精製し、所望の中間体としての黄色油状物、N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミン1.97gを得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.55 (s, 2H), 6.95 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 6.99 - 7.01 (m, 1H), 7.20 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.33
(d, J = 2.4 Hz, 1H).
【0126】
【化8】
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【0127】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例21
丸底フラスコに、ジクロロメタン(20mL)中のN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミン(0.92g,5mmol)、次いでジクロロメタン5mL中の2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド(0.93g,5ミリモル)及びトリエチルアミン(0.84mL、6mmol)を添加した。反応混合物を水に注ぎ込み、ジクロロメタン(x3)で抽出し、1MのNaOH、1MのHCl及びブラインで洗浄し、MgSO上に乾燥し、真空下に蒸発させた。化合物をバイオテージ(ジクロロメタン:酢酸エチル0〜20%勾配)中で精製し;清浄な画分を合わせて濃縮した。次に最終化合物をエタノールから3回濃縮した。97%より高値の純度で1.259g(4.35mmol,87%)
の化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T=80°C) δ 1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 1.11 (br s, 3H), 2.24 (s, 3H), 3.37 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 4.71 (br s, 2H), 4.76 (s, 2H), 6.82 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.97 (br s, 1H), 7.04 (br s, 1H), 7.07 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.40 (br s, 1H); M+H(290.1).
【0128】
2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド;実施例21a
ジクロロメタン40.0mL中の酸4.00g(24.07ミリモル、1.0当モル)の0℃攪拌懸濁液中に、2.20mLのオキサリルクロリド(25.27ミリモル、1.
05当モル)、次いで56μLのジメチルホルムミド(0.7221ミリモル、0.03当モル)を添加した。氷浴を除去し、ガス発生が停止するまで(バブラーモニター)室温で攪拌放置した。次に全ての揮発性物質を真空下に蒸発させた。得られた粗製の液体はいくらかの極めて微細な沈殿を含有していたため、液体をそのままセライト上を通過させ、これをヘキサンでフラッシュした。次に、再度全ての揮発性物質を真空下に蒸発させ、得られた透明な液体はH−NMR分析では1つの化合物のみを示していた。得られた4.129g(22.36ミリモル、93%)は更に精製することなく次のステップにおいて使用した。
1H NMR (400 MHz; CDCl3) δ 2.30 (s, 3H), 4.92 (s, 2H), 6.84 - 6.76
(m, 2H), 7.15 - 7.08 (m, 2H).
【0129】
N−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミン:実施例21b
0℃の冷却した丸底フラスコに、メタノール(20.0mL)中のエチルアミン塩酸塩(4.58g、56.17ミリモル)及びチオフェン−2−カルボアルデヒド(5.0mL、53.50ミリモル)、次いでトリエチルアミン(7.83mL、56.17ミリモル)を添加し、そして反応物を30分間攪拌した。ナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(15.87g、74.90ミリモル)を激しく攪拌しながら1回で添加した。氷浴を除去し、そしてフラスコをバブラーに連結することによりガスの発生及び膨張を可能とした。反応物を室温で一夜攪拌した。揮発性物質の大部分を真空下に蒸発させた。1NのNaOHを添加することにより反応混合物をクエンチングし、そして生成物をジクロロメタンで抽出した。有機抽出液をブラインで洗浄し、そして、MgSO上に乾燥した。揮発性物質を蒸発させることにより、粗製の遊離塩基N−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミン(5.85g、41.42ミリモル、77%)が得られ、これはH−NMR分析によれば97%超の純度等級であったため、更に精製することなく次ステップに使用した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.13 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.71 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.00 (d, J = 0.7 Hz, 2H), 6.90 - 6.97 (m, 2H), 7.21 (dd, J = 5.0, 1.3 Hz, 1H).
【0130】
【化9】
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【0131】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−(1H−ピラゾル−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例1
実施例6と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミ
ンから調製した。収率:27%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.04 (m, 2H), 2.81 (m, 4H), 4.59 (br s,
2H), 5.07 (br s, 2H), 6.09 (br s, 1H), 6.62 (br d, J = 8.4 Hz,
1H), 6.71 (br s, 1H), 6.91 (m, 2H), 7.05 (br d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.21 (dd, J = 5.0, 1.3 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 10.16 (br s, 1H); M+H(354.1).
【0132】
【化10】
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【0133】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−(4−メチル−1H−ピラゾル−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例2
実施例6と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及び4−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。収率:48%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.97 (s, 3H), 2.00 - 2.09 (m, 2H), 2.82
(m, 5H), 4.32 (br s, 2H), 4.92 (br s, 2H), 6.60 (br dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 6.68 (br d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.86 (br dd, J = 3.4, 1.2 Hz, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.06 (br d, J =
8.2 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.32 (br s, 1H), 9.98 (br s, 1H); M+H(368.1).
【0134】
【化11】
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【0135】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例3
実施例6と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:40%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.98 (m, 2H), 2.77 (m, 4H), 4.49 (s, 2H), 4.87 (s, 2H), 6.54 (br dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 6.64 (br d,
J = 2.0 Hz, 1H), 6.88 (br d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.06 (br d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.45 (dd, J = 5.1,
1.2 Hz, 1H), 7.62 (br s, 2H), 12.98 (br s, 1H); M+H(354.1).
【0136】
【化12】
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【0137】
N−(オキサゾル−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例4
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)オキサゾル−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.27 (s, 3H), 5.01 (s, 2H), 5.25 (s, 2H), 6.76 - 6.70 (m, 2H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.08 - 7.01 (m, 3H), 7.21 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 1.0 Hz, 1H); M+H(329.1).
【0138】
【化13】
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【0139】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例7
実施例6と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及び3,5−ジメチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:54%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.91 (s, 6H), 2.01 - 2.10 (m, 2H), 2.82
(m, 4H), 4.25 (s, 2H), 4.89 (br s, 2H), 6.60 (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 6.68 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.84 - 6.87 (m, 1H), 6.90 (dd,
J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.06 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.24 (dd, J =
5.1, 1.2 Hz, 1H); M+H(382.2).
【0140】
【化14】
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【0141】
N−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例8
実施例6と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及び3,5−ジメチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:83%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.79 (s, 6H), 4.23 (br s, 2H), 4.67 (br s, 1H), 4.84 (br s, 1H), 6.61 - 6.70 (m, 2H), 6.80 (dd, J = 3.4, 1.2 Hz, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.03 (m, 2H), 7.46 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 12.36 (br s, 1H);M+H(356.1).
【0142】
【化15】
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【0143】
N−(3−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例9
実施例6と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及び3−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.96 (s, 3H),
2.24 (s, 3H), 4.32 (br s, 2H), 4.91 (br s, 2H), 6.69 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.84 - 6.87 (m, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.01 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.22 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.31 (br s, 1H); M+H(342.1).
【0144】
【化16】
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【0145】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例12
実施例6と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。収率:28%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.53 (s, 2H), 5.06 (s, 2H), 5.86 (s, 2H), 6.05 (br d, J = 2.1 Hz, 1H), 6.21 (dd, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H),
6.44 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 6.60 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.90 (m, 2H), 7.20 (dd, J = 5.0, 1.3 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 10.96 (br s, 1H); M+H(358.1).
【0146】
【化17】
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【0147】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例13
実施例6と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)アセチルクロリド及び3,5−ジメチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.91 (s, 6H), 4.21 (s, 2H), 4.88 (br s,
2H), 5.90 (s, 2H), 6.20 (dd, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 6.45 (d, J =
2.5 Hz, 1H), 6.64 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.85 (br dd, J = 2.0, 1.4 Hz, 1H), 6.90 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 9.91 (br s, 1H); M+H(386.1).
【0148】
【化18】
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【0149】
4−(N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド)−1H−ピラゾル−2−イウムクロリド;実施例14
実施例15のN−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド257mgをEtOC(2.0mL)に溶解し、そして次にEtO中のHClの2.0M溶液を添加した:溶液から白色固体が析出した。傾瀉した後、液体をピペットで廃棄し、そして得られた塩をEtOで3回洗浄した。次に結晶をEtOH(約5.0mL)中に溶解し、そしてロータリーエバポレーターで濃縮した。このステップを合計3回反復した。固体を高真空化に一夜放置した。このようにして120mgの所望の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T = 80°C) δ 2.22 (s, 3H), 4.51 (s, 2H), 4.91 (s, 2H), 5.85 (m, 2H), 6.70 (br d, J = 7.7, 2H), 6.90 (br
s, 1H), 6.94 (m, 1H), 7.04 (br d, J = 7.7, 2H), 7.39 (dt, J = 1.1, 5.0, 1H), 7.57 (br s, 2H); M+H(328.1).
【0150】
【化19】
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【0151】
N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例15
実施例6と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:60%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.25 (s, 3H), 4.42 (s, 2H), 4.95 (s, 2H), 6.71 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 6.88 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.92 (dd,
J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.03 (br d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.24 (dd, J
= 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.41 (br s, 2H)M+H(328.1).
【0152】
【化20】
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【0153】
N−(イソキサゾル−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例16
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)イソキサゾル−3−アミンから調製した。収率:60%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.21 (s, 3H), 4.96 (br s, 2H), 5.19 (br s, 2H), 6.71 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.94 (m, 2H), 7.05 (m, 3H),
7.45 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 8.95 (d, J = 1.9 Hz, 1H); M+H(329.1).
【0154】
【化21】
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【0155】
N−(1−(シアノメチル)−1H−ピラゾル−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例17
N−(オキサゾル−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド(実施例4)(430mgs、1.313ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解した。水素下ナトリウム(鉱物油中60%、55mgs、1.38ミリモル)を0℃で添加し、そしてガス発生を観察するためにバブラーを接続した。ガス発生が停止するまで徐々に室温まで加温しながら反応物を攪拌した。2−ブロモアセトニトリル(92μL,1.38ミリモル)を室温で添加し、そして反応物を一夜攪拌放置した。TLC(5:5酢酸エチル:ヘキサン)による終了時に、反応物を0℃の水で慎重にクエンチングした。反応混合物をロータリーエバポレーターで濃縮した。残存物を水に入れ、そして酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、そして硫酸ナトリウム上に乾燥した。粗製の物質をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル及びヘキサン)により精製した。(収率:64%、N−アルキル化のその他の可能な異性体が少量産物として得られた;データ示さず)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.26 (s, 3H), 4.65 (ブロード, s, 2H), 4.96 (s, 2H), 5.05 (s, 2H), 6.09(ブロード, s, 1H), 6.73(d, 2H, J=8.8Hz), 6.91(m, 2H), 7.03 (d, 2H, J=8.4Hz), 7.21(dd, 1H, J1=4.8Hz, J2=1.2Hz), 7.50(ブロード, s, 1H).
更に2次元NMR試験を行ったところ、正しい異性体としての構造の帰属が確認された;M+H(329.1)
【0156】
【化22】
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【0157】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−(3−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例18
実施例6と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)アセチルクロリド及び3−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.96 (s, 3H), 4.28 (br s, 2H), 4.91 (br
s, 2H), 5.87 (s, 2H), 6.18 (dd, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 6.42 (d,
J = 2.5 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.83 - 6.86 (m, 1H),
6.89 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.22 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H),
7.31 (br s,, 1H); M+H(372.1).
【0158】
【化23】
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【0159】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例20
実施例6と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:73%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.38 (s, 2H), 4.94 (br s, 2H), 5.90 (s,
2H), 6.21 (dd, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 6.45 (d, J = 2.5 Hz, 1H),
6.64 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.88 (br s, 1H), 6.92 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.41 (br s, 2H), 10.37 (br s, 1H); M+H(358.1).
【0160】
【化24】
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【0161】
N−シクロプロピル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例22
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)シクロプロパンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T=50°C) δ 0.87 (m, 4H), 2.23 (s, 3H), 2.72 (br m, 1H), 4.66 (br s, 2H), 4.93 (br s, 2H), 6.79 - 6.72 (m,
2H), 6.98 (br m, 2H), 7.09 - 7.02 (m, 2H), 7.42 (br dd, J = 5.0, 1.0 Hz, 1H); M+H(302.1).
【0162】
【化25】
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【0163】
N−アリル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例23
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)プロパ−2−エン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T=80°C) δ 2.24 (s, 3H), 3.98 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 4.68 (br s, 2H), 4.77 (br s, 2H), 5.18 (d, J = 15.3 Hz, 2H), 5.80 (br s, 1H), 6.78 - 6.83 (m, 2H), 6.95 - 7.00 (br m,
1H), 7.03 (br s, 1H), 7.05 - 7.10 (m, 2H), 7.42 (br d, J = 4.6
Hz, 1H); M+H(302.1).
【0164】
【化26】
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【0165】
N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルプロパンアミド;実施例24
実施例21と同様の方法で3−p−トリルプロパノイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:76%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.22 (s, 3H), 2.36 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.72 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 4.84 (s, 2H), 6.78 - 6.85 (m, 1H),
6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 6.97 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.02
(d, J = 7.9 Hz, 2H), 7.24 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.41 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.57 (s, 1H), 12.89 (s, 1H); M+H(326.1).
【0166】
【化27】
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【0167】
2−(4−メトキシフェノキシ)−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例25
実施例6と同様の方法で2−(4−メトキシフェノキシ)アセチルクロリド及び2−(4−メトキシフェノキシ)アセチルクロリドから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 3.74 (br s, 3H), 4.40 (br s, 2H), 4.95
(br s, 2H), 6.78 (br s, 3H), 6.88 (br m, 1H), 6.92 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.41 (s, 2H); M+H(344.1).
【0168】
【化28】
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【0169】
N−プロピル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例28
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)プロパン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T=80°C) δ 0.84 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 1.55 (br s, 2H), 2.24 (s, 3H), 3.25 - 3.31 (br m, 2H), 4.71 (br s,
2H), 4.76 (s, 2H), 6.81 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.97 (br s, 1H), 7.04 (br s, 1H), 7.05 - 7.10 (m, 2H), 7.40 (br s, 1H); M+H(304.1).
【0170】
【化29】
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【0171】
N−アリル−2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例30
本化合物はEnamineから購入した。M+H(332.1)
【0172】
【化30】
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【0173】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例34
実施例21と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.98 (m, 2H), 2.68 - 2.83 (m, 5H), 4.45 (br s, 2H), 5.04 (br s, 2H), 6.48 (br s, 1H), 6.60 (br s, 1H),
6.84 (br s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.05 (br d, J
= 8.1 Hz, 1H), 7.36 - 7.50 (m, 2H), 7.70 (ddd, J = 8.1, 2.5, 1.5 Hz, 1H), 8.44 (dd, J = 2.6, 0.6 Hz, 1H), 8.53 (br s, 1H); M+H(365.1).
【0174】
【化31】
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【0175】
2−(3−メトキシフェノキシ)−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例35
実施例6と同様の方法で2−(3−メトキシフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 3.73 (s, 3H), 4.43 (s, 2H), 4.94 (s, 2H), 6.36 (ddd, J = 8.2, 2.4, 0.7 Hz, 1H), 6.41 (t, J = 2.4 Hz, 1H), 6.50 (ddd, J = 8.3, 2.4, 0.7 Hz, 1H), 6.85 - 6.93 (m, 2H), 7.11 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 7.23 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.41 (s,
2H), 11.24 (br s, 1H); M+H(344.1).
【0176】
【化32】
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【0177】
N−(ピリジン−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例36
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−4−アミンから調製した。
1H NMR 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.20 (s, 3H), 4.66 (br s, 2H),
5.11 (s, 2H), 6.63 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.85 - 6.95 (m, 2H), 7.03 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.33 - 7.39 (m, 2H), 7.40 - 7.46 (m, 1H), 8.54 - 8.61 (m, 2H); M+H(339.1).
【0178】
【化33】
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【0179】
N−イソプロピル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例38
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)プロパン−2−アミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.12 (マイナー) (d, J = 6.8 Hz, 6H), 1.17 (メジャー) (d, J = 6.6 Hz, 6H), 2.21 (マイナー) (s, 3H), 2.23 (メジャー) (s, 3H), 4.20 - 4.06 (マイナー) (m, 1H), 4.50 - 4.34 (メ
ジャー) (m, 1H), 4.58 (メジャー) (s, 2H), 4.66 (マイナー) (s, 2H), 4.72 (マイナー) (s, 2H), 4.82 (メジャー) (s, 2H), 6.70 (マイナー) (d, J
= 8.1 Hz, 2H), 6.81 (メジャー) (d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.89 (メジャ
ー) (dd, J = 5.0, 3.5 Hz, 1H), 7.14 - 6.95 (m, 3H), 7.33 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.0 Hz, 1H), 7.48 (マイナー) (d, J = 4.8 Hz, 1H);
M+H(304.1).
【0180】
【化34】
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【0181】
N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメチル)−N−(1H−ピラゾル−3−イル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例39
実施例6と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−3−アミンから調製した。収率:18%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.81 (ddd, J = 13.1, 5.2, 2.9 Hz, 1H),
0.96 - 1.06 (m, 1H), 1.26 - 1.51 (m, 5H), 1.70 (m, 1H), 1.76 -
1.86 (m, 1H), 2.10 (br t, J = 4.0 Hz, 1H), 2.24 (s, 3H), 2.94 (br
s, 1H), 4.34 (q, J = 15.0 Hz, 2H), 4.52 (m, 1H), 6.21 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.71 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.01 (d, J = 8.6 Hz, 2H),
7.62 (d, J = 2.4 Hz, 1H); M+H(340.2).
【0182】
【化35】
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【0183】
N−エチル−N−(チオフェン−3−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例41
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−3−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.98 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.11 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.21 (マイナー) (s, 3H), 2.23 (メジャー) (s, 3H), 3.31 - 3.24 (m, 2H), 4.47 (メジャー) (s, 2H), 4.54 (マイナー) (s, 1H), 4.75 (マイナー) (s, 1H), 4.80 (メジャー) (s, 2H), 6.74 (マイナー) (d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.81 (メジャー) (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.97 (メジャー) (dd, J = 4.9, 1.1 Hz, 1H), 7.11 - 7.02
(m, 3H), 7.32 (メジャー) (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.42 (マイナー) (d,
J = 1.9 Hz, 1H), 7.48 (メジャー) (dd, J = 4.9, 3.0 Hz, 1H), 7.56
(マイナー) (dd, J = 4.9, 3.0 Hz, 1H); M+H(290.1).
【0184】
【化36】
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【0185】
N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメチル)−N−(1H−ピラゾル−3−イル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例43
実施例21と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.89 - 2.06 (m, 2H), 2.75 (dd, J = 15.7, 7.7 Hz, 4H), 4.76 (s, 2H), 5.20 (s, 2H), 6.47 (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 6.58 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.86 - 6.95 (m, 2H), 7.03
(d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.31 (ddd, J = 7.4, 4.9, 0.9 Hz, 1H), 7.39
(dd, J = 4.9, 1.4 Hz, 1H), 7.46 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.88 (ddd,
J = 8.1, 7.5, 2.0 Hz, 1H), 8.46 (ddd, J = 4.9, 1.9, 0.8 Hz, 1H); M+H(365.1).
【0186】
【化37】
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【0187】
2−フェノキシ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例45
実施例21と同様の方法で2−フェノキシアセチルクロリド及びN-(チオフェン-2-イルメチル)アニリンから調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.44 (br s, 2H), 5.01 (br s, 2H), 6.74 (br d, J = 8.0 Hz, 2H), 6.84 (br s, 1H), 6.89 - 6.95 (m, 2H), 7.22 - 7.29 (m, 4H), 7.36 - 7.45 (m, 4H);
M+H(324.1).
【0188】
【化38】
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【0189】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例47
実施例21と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.98 (m, 2H), 2.70 - 2.88 (m, 4H), 4.38 (br s, 2H), 5.00 (br s, 2H), 6.49 (br d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.59 (br s, 1H), 6.83 (br s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.0, 3.5 Hz, 1H), 7.05 (br d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 7.33 - 7.47 (m, 4H); M+H(364.1).
【0190】
【化39】
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【0191】
N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメチル)−3−フェニル−N−(1H−ピラゾル−3−イル)プロパンアミド;実施例50
実施例6と同様の方法で3−フェニルプロパノイルクロリド及びN−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−3−アミンから調製した。収率:9%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.71 (ddd, J = 13.0, 5.3, 2.9 Hz, 1H),
0.90 - 1.01 (m, 1H), 1.24 - 1.50 (m, 6H), 1.62 - 1.78 (m, 3H), 2.05 - 2.09 (m, 1H), 2.33 (m, 2H), 2.84 - 2.93 (m, 3H), 4.41 - 4.50 (m, 1H), 6.01 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.05 - 7.12 (m, 2H), 7.19 - 7.12 (m, 1H), 7.25 - 7.19 (m, 2H), 7.54 (d, J = 2.4 Hz, 1H); M+H(324.2).
【0192】
【化40】
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【0193】
N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例51
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.20 (s, 3H), 4.46 (br s, 2H), 5.04 (br s, 2H), 6.62 (br d, J = 6.7 Hz, 2H), 6.84 (br s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.03 (br d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.41 - 7.49 (m, 2H), 7.71 (ddd, J = 8.1, 2.5, 1.6 Hz, 1H), 8.47 - 8.42 (m,
1H), 8.54 (br d, J = 3.5 Hz, 1H); M+H(339.1).
【0194】
【化41】
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【0195】
N−エチル−N−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例54
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)エタンアミンから調製した。収率:38%。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.00 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.13 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.23 (s, 3H), 2.38(メジャー) (s, 3H), 2.41(マイナー) (s, 3H), 3.29 (m, 2H), 4.54 (メジャー) (s, 2H),
4.65 (マイナー) (s, 2H), 4.76 (s, 2H), 6.64 - 6.57 (メジャー) (br m, 1H), 6.68 (マイナー) (br m, 1H), 6.84 - 6.75 (m, 3H), 6.87 (マイナー) (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.07 (br d, J = 8.5 Hz, 2H).
【0196】
【化42】
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【0197】
N2−(4−エチルフェノキシ)−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例59
実施例21と同様の方法で2−(4−エチルフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.18 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 2.56 (q, J = 7.6 Hz, 1H), 4.38 (s, 1H), 5.04 (s, 1H), 6.64 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.80 (dd, J = 3.2, 0.8 Hz, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7
.40 - 7.28 (m, 1H), 8.36 (s, 1H), 8.61 (s, 1H); M+H(353.1).
【0198】
【化43】
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【0199】
N−(1−メチル−1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例60
実施例6と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及び1−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。収率:62%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.21 (s, 3H), 3.53 (s, 3H), 4.39 (br d, J = 17.3, 2H), 4.77 (br d, J = 14.9, 1H), 5.06 (br d, J = 14.1, 1H), 6.15 (d, J = 1.8, 1H), 6.67 (d, J = 8.4, 2H), 6.90 (br d, J = 2.7, 1H), 6.95 (dd, J = 3.5, 5.1, 1H), 7.05 (d, J = 8.4,
2H), 7.44 (d, J = 1.8, 1H), 7.49 (dd, J = 1.2, 5.1, 1H); M+H(324.2).
【0200】
【化44】
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【0201】
N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメチル)−2−フェノキシ−N−(1H−ピラゾル−3−イル)アセトアミド;実施例66
実施例6と同様の方法で2−フェノキシアセチルクロリド及びN−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−3−アミンから調製した。収率:18%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.81 (ddd, J = 13.2, 5.2, 3.0 Hz, 1H),
1.07 - 0.96 (m, 1H), 1.24 - 1.51 (m, 5H), 1.86 - 1.65 (m, 3H), 2.10 (br s, 1H), 2.94 (br s, 1H), 4.38 (q, J = 15.1 Hz, 1H), 4.58
- 4.45
【0202】
(m, 1H), 6.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.79 - 6.84 (m, 2H), 6.89 - 6.94 (m, 1H), 7.18 - 7.25 (m, 2H), 7.63 (d, J = 2.4 Hz, 1H); M+H(326.1).
【0203】
【化45】
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【0204】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−(ピリジン−3−イ
ル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例70
実施例21と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。収率:94%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.46 (br s, 2H), 5.05 (br s, 2H), 5.94 (s, 2H), 6.16 (br s, 1H), 6.45 (br s, 1H), 6.75 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.85 (br s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.45 (dd,
J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.53 (dd, J = 8.2, 4.9 Hz, 1H), 7.80 (br
d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.51 (br s, 1H), 8.58 (br d, J = 3.7 Hz, 1H); M+H(369.1).
【0205】
【化46】
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【0206】
N−エチル−2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例72
実施例21と同様の方法で2−(4−フルオロフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。収率:66%。室温H−NMRによれば回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.51 - 7.49 (マイナー) (m, 1H), 7.43 -
7.41 (メジャー) (m, 1H), 7.14 - 7.09 (m, 2H), 7.07 - 7.00 (m, 1H), 6.97 - 6.87 (m, 3H), 4.84 (m, 2H), 4.75 (マイナー) (s, 2H), 4.64
(メジャー) (s, 2H), 3.41 - 3.25 (m, 2H), 1.14 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.03 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H); M+H (294.1).
【0207】
【化47】
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【0208】
N−s−ブチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例79
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ブタン−2−アミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.74 (m, 3H), 1.14 (m, 3H), 1.39 - 1.79 (m, 2H), 2.22 (m, 3H), 3.73 - 4.28 (m, 1H), 4.42 - 4.85 (m, 4H), 6.69 - 6.81 (m, 2H), 6.88 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 6.97 - 7.13 (m, 3H), 7.41 (m, 1H); M+H(318.1).
【0209】
【化48】
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【0210】
2−(4−クロロフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例80
実施例21と同様の方法で2−(4−クロロフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.44 (br s, 2H), 4.98 (br s, 2H), 6.72 - 6.84 (m, 3H), 6.89 (dd, J = 4.8, 3.6 Hz, 1H), 7.26 (dd, J =
8.1, 4.0 Hz, 4H), 7.31 - 7.45 (m, 4H); M+H(358.1).
【0211】
【化49】
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【0212】
N−フェニル−N−(チアゾル−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例82
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チアゾル−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.19 (s, 3H), 4.44 (br s, 2H), 5.11 (br s, 2H), 6.62 (br d, J = 7.6 Hz, 2H), 7.02 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.49 - 7.33 (m, 5H), 7.69 (br s, 2H); M+H(339.1).
【0213】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0214】
N−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例85
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−メチル−1−(チオフェン−2−イル)mエタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約3:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.23 (br s, 3H), 2.83 - 2.97 (m, 3H),
4.64 - 4.83 (m, 4H), 6.79 (m, 2H), 6.97 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.01 - 7.11 (m, 3H), 7.42 - 7.54 (m, 1H); M+H(276.1).
【0215】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0216】
3−(2−(3−メトキシフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド)ピリジニウムクロリド;実施例87
実施例14と同様の方法で2−(3−メトキシフェノキシ)−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド(実施例99)から調製した。1H NMR (400MHz, DMSO-d6): δ, ppm: 3.70(s, 3H), 4.58(s, ブロード, 2H),
5.09(s, ブロード, 2H), 6.31(m, ブロード, 2H), 6.51(dd, 1H, J1=8Hz, J2
= 2Hz), 6.88(s, ブロード, 1H), 6.92(m, 1H), 7.13(t, 1H, J=8.4Hz), 7.46(dd, 1H, J1=5.2Hz, J2=1.2Hz), 7.68(ブロード, 1H), 7.96(ブロード, 1H), 8.66(dd, 2H, J1=5.2Hz, J2=1.2Hz); M+H(355.1).
【0217】
【化52】
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【0218】
2−(3−メトキシフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例88
実施例21と同様の方法で2−(3−メトキシフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。室温H−NMRによれば回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 3.74 (d, 3H), 4.80 (d, 2H), 5.28 (d, 2H), 6.29 - 6.51 (m, 4H), 6.86 - 6.93 (m, 2H), 7.08 - 7.20 (m, 2H),
7.32 (m, 1H), 7.82 (m, 1H), 8.51 (m, 1H); M+H(355.1).
【0219】
【化53】
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【0220】
2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)−N−(1H−ピラゾル−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例89
実施例21と同様の方法で2−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。収率:11%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.12 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 2.21 (s, 3H), 2.99 (hept, J = 6.8 Hz, 1H), 4.57 (br s, 2H), 4.98 (br s, 2H), 6.23 (br s, 1H), 6.56 (m, 2H), 6.92 (br d, J = 4.1 Hz, 2H), 7.08 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.38 - 7.44 (m, 1H), 7.78 (br s, 1H), 12.90 (br s, 1H); M+H(370.2).
【0221】
【化54】
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【0222】
N−((5−クロロチオフェン−2−イル)メチル)−N−エチル−2−(4−メトキシフェノキシ)アセトアミド;実施例91
この化合物はEnamineから購入した。M+H(340.1)
【0223】
【化55】
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【0224】
N−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)−N−フェニル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例92
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)アニリンから調製した。収率:57%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.25 (s, 3H), 2.43 (d, J = 1.0 Hz, 3H), 4.33 (s, 2H), 4.94 (s, 2H), 6.51 (m, 1H), 6.57 (d, J = 3.4 Hz,
1H), 6.67 (br d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.01 (br d, J = 8.2 Hz, 2H),
7.05 - 7.12 (m, 2H), 7.33 - 7.44 (m, 3H); M+H(352.1).
【0225】
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0226】
N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(m−トリルオキシ)アセトアミド;実施例93
この化合物はChemdivから購入した。M+H(339.1)
【0227】
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0228】
N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(m−トリルオキシ)アセトアミド;実施例94
実施例21と同様の方法で2−(m−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.28 (s, 3H), 4.40 (br s, 2H), 5.04 (br
s, 2H), 6.52 (m, 2H), 6.76 (br d, J = 7.4 Hz, 1H), 6.82 - 6.79
(m, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.10 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.31 - 7.37 (m, 2H), 8.37 (br s, 1H), 8.61 (br dd, J = 4.4, 1.5 Hz, 1H).; M+H(339.1).
【0229】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0230】
2−(3,4−ジメチルフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例96
この化合物はChemdivから購入した。M+H(353.1)
【0231】
【化59】
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【0232】
2−(4−エチルフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例98
実施例21と同様の方法で2−(4−エチルフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.18 (t, J = 7.6 Hz, 3H), 2.55 (q, J = 7.6 Hz, 2H), 4.74 (s, 2H), 5.24 (s, 2H), 6.66 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.85 - 6.91 (m, 2H), 7.03 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.12 - 7.20 (m, 2H), 7.22 - 7.25 (m, 1H), 7.73 (ddd, J = 8.1, 7.5, 2.0 Hz, 1H), 8.49 (ddd, J = 4.9, 2.0, 0.8 Hz, 1H); M+H(353.1).
【0233】
【化60】
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【0234】
2−(3−メトキシフェノキシ)−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例99
実施例21と同様の方法で2−(3−メトキシフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 3.75 (s, 3H), 4.38 (s, 2H), 5.04 (s, 2H), 6.31 (s, 2H), 6.54 - 6.45 (m, 1H), 6.83 - 6.77 (m, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.11 (t, J = 8.6 Hz, 1H), 7.24 (dd, J
= 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.40 - 7.29 (m, 2H), 8.37 (s, 1H), 8.61 (d,
J = 3.1 Hz, 1H); M+H(355.1).
【0235】
【化61】
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【0236】
N−エチル−3−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)プロパンアミド;実施例101
実施例21と同様の方法で3−フェニルプロパノイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (m, 3H), 2.58 - 2.72 (m, 2H), 2.
84 (m, 2H), 3.28 (m, 2H), 4.64 (m, 2H), 6.92 - 7.04 (m, 2H), 7.13
- 7.32 (m, 4H), 7.39 - 7.45 (m, 1H); M+H(274.1).
【0237】
【化62】
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【0238】
N−エチル−N−(チアゾル−5−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例102
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チアゾル−5−イルメチル)エタンアミンから調製した。収率:71%。室温H−NMRによれば約3:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.97 (マイナー) (t, J = 7.0 Hz, 3H), 1.12 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.21 (s, 3H), 3.29 - 3.37 (m,
2H), 4.66 (s, 2H) (メジャー), 4.77 (s, 2H), 4.81 (マイナー) (s, 1H), 6.77 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.05 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.85 (メジャー) (d, J = 0.6 Hz, 1H), 7.89 (マイナー) (br s, 1H), 8.97 (メジャー) (d, J = 0.7 Hz, 1H), 9.06 (マイナー) (br s, 1H); M+H(291.1).
【0239】
【化63】
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【0240】
(R)−N−(3−メチルブタン−2−イル)−2−(3−ニトロフェノキシ)アセトアミド;実施例103
この化合物はライブラリ形式で調製した。M+H(267.1)
【0241】
【化64】
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【0242】
N−エチル−2−フェノキシ−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例105
実施例21と同様の方法で2−フェノキシアセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.14 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 3.29 - 3.37 (m, 2H), 4.65 (メジャー) (br
s, 2H), 4.77 (マイナー) (br s, 2H), 4.84 (br s, 2H), 6.93 (ddd, J
= 19.7, 11.9, 7.1 Hz, 3H), 7.02 (マイナー) (dd, J = 5.0, 3.6 Hz,
1H), 7.05 (メジャー) (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.11 (マイナー) (d, J =
2.8 Hz, 1H), 7.22 - 7.33 (m, 2H), 7.42 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.1 Hz, 1H), 7.51 (マイナー) (dd, J = 5.0, 0.7 Hz, 1H); M+H(276.1).
【0243】
【化65】
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【0244】
((R)−N−(1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル)−N−イソプロピル−2−(m−トリルオキシ)アセトアミド;実施例106
この化合物はライブラリ形式で調製した。M+H(294.2)
【0245】
【化66】
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【0246】
N−(4−フルオロフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例109
この化合物はChemdivから購入した。M+H(356.1)
【0247】
【化67】
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【0248】
2, 3,4,6−トリメチル−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−
イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例110
この化合物はPrincetonから購入した。M+H(377.1)
【0249】
【化68】
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【0250】
2−(4−メトキシフェノキシ)−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例111
実施例21と同様の方法で2−(4−メトキシフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 3.74 (s, 3H), 4.36 (s, 2H), 5.04 (s, 2H), 6.67 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 6.82 - 6.73 (m, 3H), 6.89 (dd, J =
5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.24 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.39 - 7.28 (m, 2H), 8.35 (s, 1H), 8.61 (dd, J = 4.4, 1.7 Hz, 1H); M+H(355.1).
【0251】
【化69】
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【0252】
3,5−ジメチル−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例115
本化合物はPrincetonより購入した。M+H(363.1)
【0253】
【化70】
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【0254】
2−(3−メトキシフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例116
この化合物はChemdivから購入した。M+H(355.1)
【0255】
【化71】
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【0256】
N−アリル−2−(2−ヒドロキシフェノキシ)−N−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)アセトアミド;実施例117
この化合物はChembridgeから購入した。M+H(318.1)
【0257】
【化72】
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【0258】
N−(ピラジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例122
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピラジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.20 (s, 3H), 4.90 (br s, 2H), 5.27 (br s, 2H), 6.59 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz,
1H), 6.96 (br d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.02 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.41 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 8.44 - 8.57 (m, 2H), 8.82 (d, J =
1.1 Hz, 1H); M+H(340.1).
【0259】
【化73】
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【0260】
2−(4−イソプロピルフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例123
この化合物はChemdivから購入した。M+H(367.1)
【0261】
【化74】
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【0262】
2−(4−フルオロフェノキシ)−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例124
実施例21と同様の方法で2−(4−フルオロフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.37 (br s, 2H), 5.04 (br s, 2H), 6.68
(br dd, J = 9.0, 4.1 Hz, 2H), 6.80 (dd, J = 3.5, 1.1 Hz, 1H), 6.86 - 6.95 (m, 3H), 7.23 - 7.26 (m, 1H), 7.31 - 7.37 (m, 2H), 8.36 (br s, 1H), 8.62 (br dd, J = 4.3, 1.9 Hz, 1H); M+H(343.1).
【0263】
【化75】
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【0264】
N−ベンジル−N−エチル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例127
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−ベンジルエタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.99 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.11 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.21 (マイナー) (s, 3H), 2.23 (メジャー) (s, 3H), 3.22 - 3.32 (m, 2H), 4.52 (メジャー) (br s, 2H),
4.59 (マイナー) (br s, 2H), 4.72 (マイナー) (br s, 2H), 4.85 (メジ
ャー) (br s, 2H), 6.72 (マイナー) (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.83 (d, J
= 8.6 Hz, 2H), 7.04 (マイナー) (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.09 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.19 - 7.34 (m, 4H), 7.39 (br t, J = 7.2 Hz, 1H);
M+H(284.2).
【0265】
【化76】
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【0266】
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例128
この化合物はChemdivから購入した。M+H(359.1)
【0267】
【化77】
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【0268】
2−(4−ブロモフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例131
この化合物は市販品であり、Princetonから購入した。M+H(405.0)。
【0269】
【化78】
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【0270】
N−(2−クロロフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例132
この化合物はChemdivから購入した。M+H(372.1)
【0271】
【化79】
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【0272】
2−(2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキシルオキシ)−N−(2−(ピリジン−4−イル)エチル)アセトアミド;実施例133
実施例21と同様の方法で2−(2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキシルオキシ)アセチルクロリド及び2−(ピリジン−4−イル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.69 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.71 - 0.83 (m, 2H), 0.84 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 0.86 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.89 - 0.97 (m, 1H), 1.19 (ddt, J = 13.4, 10.3, 3.1 Hz, 1H), 1.23
- 1.37 (m, 1H), 1.50 - 1.66 (m, 2H), 1.93 - 2.02 (m, 1H), 2.03 - 2.14 (m, 1H), 2.77 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 3.08 (td, J = 10.6, 4.
1 Hz, 1H), 3.39 (dd, J = 13.1, 7.0 Hz, 2H), 3.75 (d, J = 14.8 Hz, 1H), 3.89 (d, J = 14.8 Hz, 1H), 7.22 (dd, J = 4.4, 1.6 Hz, 2H), 7.51 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 8.45 (dd, J = 4.4, 1.6 Hz, 2H); M+H(319.2).
【0273】
【化80】
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【0274】
N−(チアゾル−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例135
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)チアゾル−2−アミンから調製した。収率:74%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.28 (s, 3H), 4.98 (br s, 2H), 5.71 (br
s, 2H), 6.80 (br d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.95 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.00 - 7.14 (m, 3H), 7.23 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.57
(d, J = 3.6 Hz, 1H); M+H(345.1).
【0275】
【化81】
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【0276】
N−(シクロヘキシルメチル)−2−(2,4−ジメチルフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)アセトアミド;実施例137
この化合物はEnamineから購入した。M+H(353.2)
【0277】
【化82】
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【0278】
N−(フラン−2−イルメチル)−N−(ピリジン−2−イル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例138
この化合物はPrincetonから購入した。M+H(323.1)
【0279】
【化83】
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【0280】
3,6−ジメチル−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)
ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例139
この化合物はPrincetonから購入した。M+H(363.1)
【0281】
【化84】
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【0282】
2−(3−フルオロフェノキシ)−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例142
実施例21と同様の方法で2−(3−フルオロフェノキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.39 (s, 2H), 5.05 (s, 2H), 6.44 (br d,
1H), 6.52 (br d, 1H), 6.66 (td, J = 8.2, 2.0 Hz, 1H), 6.80 (dd,
J = 3.4, 1.0 Hz, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.17 (m,
1H), 7.25 (dd, J = 5.2, 1.3 Hz, 1H), 7.31 - 7.41 (m, 2H), 8.38 (br s, 1H), 8.63 (br dd, J = 4.2, 1.9 Hz, 1H); M+H(343.1).
【0283】
【化85】
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【0284】
N−エチル−N−(チアゾル−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例143
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チアゾル−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。収率:21%。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.15 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.21 (マイナー) (s, 3H), 2.23 (メジャー) (s, 3H), 3.34 - 3.39 (マイナー) (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.45 (メジャー) (q, J = 7.1 Hz, 2H), 4.76 (メジャー) (br s, 1H), 4.84
(メジャー) (br s, 1H), 4.86 (マイナー) (br s, 2H), 4.92 (マイナー) (br s, 2H), 6.77 (マイナー) (br d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.81 (メジャー)
(br d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.06 (m, 2H), 7.66 (メジャー) (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.72 (メジャー) (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.74 (マイナー) (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.83 (マイナー) (d, J = 3.3 Hz, 1H); M+H(291.1).
【0285】
【化86】
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【0286】
N−エチル−N−(3−フルオロベンジル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例148
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(3−フルオロベンジル)エタンアミンから調製した。収率:73%。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.99 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.12 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.21 (マイナー) (s, 2H), 2.23 (メジャー) (s, 2H), 3.30 (m, 2H), 4.53 (メジャー) (br s, 2H), 4.61 (マイナー) (br s, 2H), 4.72 (マイナー) (br s, 2H), 4.88 (メジャー) (br
s, 2H), 6.72 (マイナー) (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.83 (メジャー) (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.98 - 7.20 (m, 5H), 7.35 (td, J = 7.9, 6.2 Hz,
1H), 7.43 (マイナー) (td, J = 7.9, 6.2 Hz, 1H); M+H(302.1).
【0287】
【化87】
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【0288】
3,5,6−トリメチル−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例144
この化合物はPrincetonから購入した。M+H(377.1)
【0289】
【化88】
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【0290】
N−((5−エチルチオフェン−2−イル)メチル)−N−フェニル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例151
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−((5−エチルチオフェン−2−イル)メチル)アニリンから調製した。収率:60%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.28 (t, J = 7.5 Hz, 3H), 2.25 (s, 3H), 2.79 (qd, J = 7.5, 1.0 Hz, 2H), 4.33 (s, 2H), 4.95 (s, 2H), 6.54 (dt, J = 3.4, 1.1 Hz, 1H), 6.60 (d, J = 3.4 Hz, 1H), 6.67 (br
d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.01 (br d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.06 - 7.12 (m, 2H), 7.35 - 7.41 (m, 3H); M+H(366.1).
【0291】
【化89】
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【0292】
N−((5−エチルチオフェン−2−イル)メチル)−N−フェニル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例157
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−シクロヘキシルピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.82 - 0.97 (m, 1H), 1.06 - 1.33 (m,
4H), 1.51 (br d, J = 12.8 Hz, 1H), 1.66 (br d, J = 13.3 Hz, 2H), 1.76 (br d, J = 11.5 Hz, 2H), 2.17 (s, 3H), 4.11 - 4.36 (m, 3H), 6.58 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.00 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.39 - 7.47 (m, 2H), 7.93 (td, J = 7.7, 2.0 Hz, 1H), 8.56 (ddd, J = 4.8,
2.0, 0.8 Hz, 1H); M+H(325.2).
【0293】
【化90】
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【0294】
N−(ピリミジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例159
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリミジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.26 (s, 3H), 5.20 (s, 2H), 5.53 (s, 2H), 6.69 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.93 - 6.84 (m, 1H), 7.04 (ddd, J =
17.3, 9.3, 6.5 Hz, 3H), 7.18 - 7.09 (m, 2H), 8.63 (d, J = 4.8 Hz, 2H); M+H(340.1).
【0295】
【化91】
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【0296】
2−フェノキシ−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例162
実施例21と同様の方法で2−フェノキシアセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.41 (br s, 2H), 5.04 (br s, 2H), 6.72
(d, J = 8.1 Hz, 2H), 6.78 - 6.82 (m, 1H), 6.88 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 6.94 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.18 - 7.25 (m, 3H), 7.30 - 7.40 (m, 2H), 8.37 (br s, 1H), 8.61 (br s, 1H); M+H(325.1).
【0297】
【化92】
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【0298】
2-(4-フルオロフェノキシ)-N-(ピリジン−2-イル)-N-(チオフェン-2-イルメチル)アセトアミド;実施例163
この化合物はChemdivから購入した。M+H(343.1)
【0299】
【化93】
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【0300】
N−(チオフェン−2−イルメチル)ブタン−1−アミン:実施例165
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−シクロヘキシルピリジン−2−アミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.83 (m, 3H), 1.16 - 1.28 (m, 2H), 1.35 - 1.57 (m, 2H), 2.20 (m, 3H), 3.20 - 3.28 (m, 2H), 4.60 - 4.80
(m, 4H), 6.71 - 6.80 (m, 2H), 6.90 - 7.10 (m, 4H), 7.38 - 7.50 (m, 1H); M+H(318.1).
【0301】
【化94】
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【0302】
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例166
この化合物はChemdivから購入した。M+H(359.1)
【0303】
【化95】
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【0304】
N−((3−メチルチオフェン−2−イル)メチル)−N−フェニル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド:実施例168
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−((3−メチルチオフェン−2−イル)メチル)アニリンから調製した。収率:55%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.87 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 4.33 (s, 5H), 5.02 (s, 3H), 6.65 - 6.72 (m, 3H), 6.95 - 7.08 (m, 4H), 7.11 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.34 - 7.40 (m, 3H); M+H(352.1).
【0305】
【化96】
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【0306】
2−フェノキシ−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド:実施例169
この化合物はChemdivから購入した。M+H(325.1)
【0307】
【化97】
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【0308】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例171
実施例6と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.18 (br s, 2H), 5.96 (s, 2H), 6.09 (br
s, 1H), 6.37 (br d, J = 14.1 Hz, 1H), 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.84 (br s, 1H), 6.87 - 6.98 (m, 3H), 7.19 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 15.4 Hz, 1H), 10.16 (br s, 1H); M+H(354.1).
【0309】
【化98】
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【0310】
(E)−N−(5−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルアクリルアミド;実施例172
実施例6と同様の方法で(E)−3−p−トリルアクリロイルクロリド及び5−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.92 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 5.01 (br s,
2H), 6.36 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 6.83 - 6.91 (m, 2H), 7.09 (d, J
= 8.0 Hz, 2H), 7.21 (dd, J = 5.0, 1.4 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.38 (s, 1H), 7.75 (d, J = 15.6 Hz, 1H); M+H(338.1).
【0311】
【化99】
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【0312】
(E)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルアクリルアミド;実施例173
実施例6と同様の方法で(E)−3−p−トリルアクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.29 (s, 3H), 5.06 (br s, 2H), 6.13 (br s, 1H), 6.52 (br d, J = 15.8 Hz, 1H), 6.90 (m, 2H), 7.18 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 7.24 - 7.44 (m, 3H), 7.55 (d, J = 15.6 Hz, 1H),
7.78 (br s, 1H), 12.85 (br s, 1H); M+H(324.1).
【0313】
【化100】
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【0314】
(E)-N-(1H-ピラゾル-4-イル)-N-(チオフェン-2-イルメチル)-3-p-トリルアクリルアミド; 実施例174
DCM(4.0mL)中の(E)−3−p−トリルアクリロイルクロリド(362mg、2.000ミリモル)の0℃攪拌溶液に、ピリジン(162μL、2.000ミリモル)、次いでN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミン(179mg、1.000ミリモル)を添加した。氷浴を除去し、そして反応が終了するまで攪拌した。全ての揮発性物質を真空下に蒸発させ、そして残存物をEtOH(15.0mL)及びTHF(50mL)に溶解回収した。この混合物に1.0MのNaOH(60mL;6.000ミリモル)を添加し、そして反応物を一夜攪拌した。全ての揮発性物質を真空下に蒸発させ、そして残存物をDCMに溶解回収した。得られた有機層を水及びブラインで洗浄した。得られた有機溶液をMgSO上に乾燥し、そして濃縮した。得られた粗生成物はDMCを用いてFlorisil上に真空下に吸着させた(乾燥負荷)。得られた分散液をbiotage(40CVに渡ってDCM:MeOH1−15%勾配、40gSilicycleカラム)上で精製した。収集した画分を蒸発させて、白色固体として得られた(E)−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルアクリルアミド(267mg、0.8256ミリモル、83%)は、H−NMR及びLC−MS分析によれば純度は97%未満であると判断された。上記物質を次にEtOH(5.0mL)とDCM(2.0mL)の高温混合物に完全に溶解した。冷却により白色の針状晶が形成し始め、そしてこの過程を一夜進行させた。傾瀉後、液体をピペットで除去し、得られた固体を低温EtOHの3回のアリコートで洗浄した。次に得られた結晶を高温エタノール中で加熱し、そして次に揮発性物質をロータリーエバポレーターで蒸発させた。このステップを3回反復することにより痕跡量のDCMを除去した。次に固体を高真空下一夜放置した。このようにして、169mg(0.5226ミリモル、52%)を、H−NMR及びLC−MS分析によれば97%を超える純度と判定された純度において得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T = 80°C) δ 2.30 (s, 3H), 5.03 (s, 2H), 6.58 (s, 1H), 6.98 - 6.85 (m, 2H), 7.17 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.40 (ddd, J = 41.4, 19.2, 11.8 Hz, 6H); M+H(324.1).
【0315】
実施例174a:(E)−3−p−トリルアクリロイルクロリド
DCM500mL中の酸4.22g(26.02ミリモル、1.0当モル)の0℃の攪拌懸濁液に、2.38mLのオキサリルクロリド(27.32ミリモル、1.05当モル
)、そして次に60μLのDMF(0.7806ミリモル、0.03当モル)を添加した。氷浴を除去し、ガス発生が停止するまで(バブラーモニター)室温で攪拌放置した。次に全ての揮発性物質を高真空下にロータリーエバポレーターで蒸発させた。4.723g(26.14ミリモル、定量的)の白色固体を回収した。この物質は更に精製することなく次のステップに使用した。
【0316】
実施例174b:N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミン
メタノール及び酢酸(5.0mL、10:1比)中の1H−ピラゾル−4−アミン(250mg、3.008ミリモル)及びチオフェン−2−カルボアルデヒド(281μL、3.008ミリモル)の0℃の攪拌混合物に、5−エチル−2−メチルピリジンボラン複
合体(444μL、3.008ミリモル)を添加した。氷浴を除去し、そしてフラスコをバブラーに連結することによりガスの発生及び膨張を可能とした。反応物を室温で一夜攪拌した。揮発性物質の大部分を真空下に蒸発させた。0℃の冷却バスを使用しながら、水中NaOHの10M溶液を慎重に添加した。氷浴を除去し、そして攪拌をほぼ1時間継続した。水層をDCM(3x)で抽出し、ブラインで洗浄し、そしてMgSO上に乾燥し、そして濃縮した。得られた粗生成物を真空下に放置し、揮発性物質を除去した。得られた粘稠な油状物をDCMで希釈し、そして一夜穏やかな窒素気流下に蒸発させた。アミンの固体結晶が析出し、そしてHex:EtOAc=9:1で3回洗浄した。このようにしてH−NMR分析によれば97%を超える純度で所望の生成物391mg(2.181
ミリモル、72%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.21 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 4.92 (t, J
= 6.0 Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.10 - 6.99 (m,
3H), 7.36 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 12.05 (br s, 1H).
【0317】
【化101】
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【0318】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例175
実施例6と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:82%。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.04 (br s, 2H), 5.95 (s, 2H), 6.33 (d,
J = 15.5 Hz, 1H), 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.81 (br d, J = 1.3 Hz, 1H), 6.86 - 6.97 (m, 3H), 7.22 (dd, J = 4.8, 1.5 Hz, 1H),
7.43 (br s, 2H), 7.66 (d, J = 15.5 Hz, 1H); M+H(354.1).
【0319】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0320】
(E)−N−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルアクリルアミド;実施例176
実施例6と同様の方法で(E)−3−p−トリルアクリロイルクロリド及び3,5−ジメチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.89 (s, 6H), 2.33 (s, 3H), 4.96 (br s,
2H), 6.28 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 6.83 - 6.86 (m, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.22 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.75 (d, J = 15.6 Hz,
1H); M+H(352.1).
【0321】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0322】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−(5−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例177
実施例6と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリロイルクロリド及び5−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.91 (s, 3H), 4.99 (s, 2H), 5.96 (s, 2H), 6.21 (d, J = 15.5 Hz, 1H), 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.80 (d,
J = 1.7 Hz, 1H), 6.93 - 6.83 (m, 3H), 7.22 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.68 (d, J = 15.5 Hz, 1H); M+H(368.1).
【0323】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0324】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−シクロプロピル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例178
この化合物は市販品であった。M+H(302.1)
【0325】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0326】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例179
実施例21と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T = 80°C) δ 1.12 (t, J = 7.1 Hz, 3H),
3.50 (br q, J = 6.9 Hz, 2H), 4.81 (br s, 2H), 6.04 (d, J = 0.5
Hz, 2H), 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.94 - 7.03 (m, 2H), 7.05 (br d, J = 3.4 Hz, 1H), 7.12 (br dd, J = 8.0, 1.5 Hz, 1H), 7.34 (br s, 1H), 7.38 (br d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 15.3 Hz, 1H); M+H(316.1).
【0327】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0328】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例180
実施例6と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリロイルクロリド及び3,5−ジメチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.90 (s, 6H), 4.95 (br s, 2H), 5.93 (s,
2H), 6.17 (d, J = 15.5 Hz, 1H), 6.72 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.79
(d, J = 1.7 Hz, 1H), 6.81 - 6.91 (m, 3H), 7.20 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 15.5 Hz, 1H); M+H(382.1).
【0329】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0330】
(E)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルアクリルアミド;実施例181
実施例21と同様の方法で(E)−3−p−トリルアクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。収率:82%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T = 80°C) δ 1.13 (t, J = 7.1 Hz, 3H),
2.33 (s, 3H), 3.51 (br q, J = 7.1 Hz, 2H), 4.82 (br s, 2H), 6.97 (dd, J = 5.0, 3.5 Hz, 1H), 7.01 - 7.11 (m, 2H), 7.21 (br d, J
= 8.0 Hz, 2H), 7.39 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.53 (br m, 3H)
M+H(286.2).
【0331】
【化108】
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【0332】
(E)−3−(4−メトキシフェニル)−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例183
実施例6と同様の方法で(E)−3−(4−メトキシフェニル)アクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.75 (s, 3H), 4.98 (s, 2H), 6.43 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 6.82 - 6.98 (m, 4H), 7.32 - 7.46 (m, 4H), 7.52
(d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.73 (br s, 1H), 12.98 (br s, 1H); M+H(340.1).
【0333】
【化109】
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【0334】
(E)−3−(4−メトキシフェニル)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例184
実施例6と同様の方法で(E)−3−(4−メトキシフェニル)アクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 3.79 (s, 3H), 5.18 (br s, 2H), 6.09 (br
s, 1H), 6.41 (br d, J = 15.2 Hz, 2H), 6.81 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 6.89 (dd, J = 5.0, 3.5 Hz, 1H), 6.95 (br d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.19 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.32 (br d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.52 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 15.5 Hz, 1H); M+H(340.1).
【0335】
【化110】
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【0336】
N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルプロパンアミド;実施例185
実施例6と同様の方法で3−p−トリルプロパノイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.28 (br s, 3H), 2.39 - 2.56 (m, 2H), 2.85 - 2.97 (m, 2H), 5.02 (br s, 2H), 5.91 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.81 - 6.91 (m, 2H), 6.93 - 7.06 (m, 4H), 7.15 - 7.22 (m, 1H), 7.45 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 10.17 (br s, 1H).; M+H(326.1).
【0337】
【化111】
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【0338】
N−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)シンナマミド;実施例186
実施例6と同様の方法でシンナモイルクロリド及び3,5−ジメチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:67%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.76 (s, 6H), 4.77-4.96 (br m, 2H), 6.33 (d, J = 15.7 Hz, 1H), 6.83 (dd, J = 3.4, 1.2 Hz, 1H), 6.92 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.35 (dd, J = 6.2, 2.6 Hz, 3H), 7.43 (m, 3H), 7.59 (d, J = 15.7 Hz, 1H), 12.36 (br s, 1H); M+H(338.1).
【0339】
【化112】
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【0340】
N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)シンナマミド;実施例187
実施例6と同様の方法でシンナモイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.19 (br s, 1H), 6.09 (br s, 2H), 6.54
(br d, J = 15.0 Hz, 2H), 6.90 (dd, J = 5.0, 3.5 Hz, 1H), 6.96 (br d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.20 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.30 (m,
3H), 7.37 (br s, 2H), 7.54 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.76 (d, J = 15.6 Hz, 1H); M+H(310.1).
【0341】
【化113】
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【0342】
N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)シンナマミド;実施例190
実施例6と同様の方法でシンナモイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:38%。室温H−NMRによれば回転異性体の混合物であった。1H NMR (400 MHz, アセトン-d6) δ 2.82 (d, 2H), 5.05 (d, 2H), 6.68 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 6.93 (d, 2H), 7.26 - 7.72 (m, 9H), 12.24 (br s, 1H); M+H(310.1).
【0343】
【化114】
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【0344】
(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−N−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例192
実施例6と同様の方法で(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)アクリロイルクロリド及び3,5−ジメチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.90 (s, 6H), 2.05 (p, J = 7.5 Hz, 2H), 2.86 (dd, J = 12.8, 7.5 Hz, 4H), 4.96 (br s, 2H), 6.28 (d, J =
15.6 Hz, 1H), 6.82 - 6.91 (m, 2H), 7.14 (br s, 2H), 7.18 - 7.25
(m, 2H), 7.77 (d, J = 15.6 Hz, 1H); M+H(378.1).
【0345】
【化115】
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【0346】
((E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例195
実施例21と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。収率:87%。室温H−NMRによれば回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.15 (s, 2H), 5.95 (s, 2H), 6.01 (br d,
1H), 6.74 (m, 2H), 6.79 - 6.95 (m, 3H), 7.14 - 7.23 (m, 1H), 7.35 (m, 1H), 7.42 (m, 1H), 7.69 (m, 1H), 8.41 (dd, J = 2.5, 0.7 Hz,
1H), 8.62 (dd, J = 4.7, 1.6 Hz, 1H); M+H(365.1).
【0347】
【化116】
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【0348】
(+/−)(E)−2−フェニル−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)シクロプロパンカルボキサミド実施例196
実施例6と同様の方法で(+/−)(E)−2−フェニルシクロプロパンカルボニルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。収率:88%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T = 80°C) δ 1.19 (br m, 1H), 1.49 (m,
1H), 1.86 (br s, 1H), 2.38 (m, 1H), 4.95 (br s, 2H), 6.87 (br m,
1H), 6.96 - 6.90 (m, 1H), 7.02 (br d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.10 - 7.17 (m, 1H), 7.18 - 7.25 (m, 2H), 7.29 (br s, 1H), 7.36-7.37 (m, 1H), 7.58 (br s, 1H), 12.67 (br s, 1H); M+H(324.1).
【0349】
【化117】
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【0350】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例197
実施例21と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 5.39 (d, J = 0.5 Hz, 2H), 5.96 (s, 2H
), 6.28 (d, J = 15.4 Hz, 1H), 6.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.81 (d,
J = 1.7 Hz, 1H), 6.86 (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 6.91 (m, 2H),
7.06 (br d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.16 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.23 (ddd, J = 7.5, 4.9, 1.0 Hz, 1H), 7.61 - 7.75 (m, 2H), 8.59 (m, 1H); M+H(365.1).
【0351】
【化118】
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【0352】
2−フェノキシ−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例199
実施例6と同様の方法で2−フェノキシアセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.62 (br s, 2H), 5.07 (br s, 2H), 6.08
(br s, 1H), 6.83 (br d, J = 8,0 Hz, 1H), 6.87 - 6.96 (m, 3H), 7.18 - 7.25 (m, 3H), 7.52 (d, J = 2.5 Hz, 1H); M+H(314.1).
【0353】
【化119】
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【0354】
(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例200
実施例6と同様の方法で(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)アクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.03 (p, J = 7.5 Hz, 2H), 2.84 (m, 4H), 5.17 (s, 2H), 6.07 (br s, 1H), 6.48 (br d, J = 15.5 Hz, 1H), 6.88 (br dd, J = 5.0, 3.5 Hz, 1H), 6.93 (br d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.08 - 7.24 (m, 4H), 7.47 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.76 (d, J = 15.5
Hz, 1H), 11.35 (br s, 1H); M+H(350.1).
【0355】
【化120】
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【0356】
(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−N−(5−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例201
実施例6と同様の方法で(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル
)アクリロイルクロリド及び5−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.93 (s, 3H), 2.03 (p, J = 7.5 Hz, 2H), 2.85 (q, J = 7.5 Hz, 4H), 5.01 (br s, 2H), 6.37 (d, J = 15.5 Hz, 1H), 6.83 - 6.90 (m, 2H), 7.13 (br s, 2H), 7.17 - 7.23 (m, 2H), 7.40 (br s, 1H), 7.77 (d, J = 15.6 Hz, 1H); M+H(364.1).
【0357】
【化121】
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【0358】
N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)シンナマミド;実施例203
実施例6と同様の方法でシンナモイルクロリド及びN−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.80 - 0.87 (m, 1H), 1.00 - 1.08 (m, 1H), 1.30 - 1.35 (m, 1H), 1.35 - 1.48 (m, 1H), 1.54 - 1.48 (m, 1H), 1.68 - 1.78 (m, 1H), 1.89 - 1.78 (m, 1H), 2.10 - 2.13 (m, 1H),
2.92 - 2.99 (m, 1H), 4.60 (m, 1H), 6.18 - 6.25 (m, 2H), 7.21 - 7.33 (m, 5H), 7.59 - 7.69 (m, 2H); M+H(308.2).
【0359】
【化122】
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【0360】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)シンナマミド;実施例204
実施例21と同様の方法でシンナモイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.10 (m, 3H), 3.41 (マイナー) (br q, J
= 7.0 Hz, 2H), 3.54 (メジャー) (br q, J = 6.9 Hz, 2H), 4.73 (メ
ジャー) (br s, 2H), 4.97 (マイナー) (br s, 2H), 6.93 - 7.01 (m, 1H), 7.08 (m, 1H), 7.13 (メジャー) (d, J = 15.4 Hz, 1H), 7.28 (マイナ
ー) (d, J = 15.4 Hz, 1H), 7.42 (m, 4H), 7.56 (m, 1H), 7.71 (m, 2H); M+H(272.1).
【0361】
【化123】
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【0362】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−エチル−N−(チアゾル−5−イルメチル)アセトアミド;実施例205
実施例21と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チアゾル−5−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約4:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.99 (マイナー) (t, J = 7.0 Hz, 3H), 1.14 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.99 (p, J = 7.4 Hz, 2H), 2.70 - 2.86 (m, 4H), 3.22 - 3.41 (m, 2H), 4.68 (メジャー) (br s, 2H), 4.77 (br s, 2H), 4.83 (マイナー) (br s, 2H), 6.66 (dd, J = 8.2,
2.5 Hz, 1H), 6.76 (br s, 1H), 7.09 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.86 (
メジャー) (s, 1H), 7.91 (マイナー) (s, 1H), 8.99 (メジャー) (s, 1H), 9.09 (マイナー) (s, 1H); M+H(317.1).
【0363】
【化124】
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【0364】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−エチル−N−(チアゾル−5−イルメチル)アセトアミド;実施例212
実施例21と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チアゾル−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.15 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.99 (m, 2H), 2.67 - 2.88 (m,
4H), 3.36 (マイナー) (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.46 (メジャー) (q, J =
7.1 Hz, 2H), 4.77 (メジャー) (br s, 2H), 4.83 (メジャー) (br s, 2H), 4.85 (マイナー) (br s, 2H), 4.92 (マイナー) (s, 1H), 6.63 (マイナ
ー) (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 6.67 (メジャー) (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 6.75 (マイナー) (br d, J = 1.8 Hz, 1H), 6.78 (メジャー) (br d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.08 (t, J = 8.3 Hz, 1H), 7.67 (メジャー) (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.72 (メジャー) (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.74 (
マイナー) (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.83 (マイナー) (d, J = 3.2 Hz, 1H); M+H(317.1).
【0365】
【化125】
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【0366】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例217
実施例21と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.93 (s, 2H), 6.10 (d, J = 15.5 Hz, 1H), 6.73 (dd, J = 4.8, 3.2 Hz, 2H), 6.87 (m, 3H), 7.05 - 7.14 (m,
2H), 7.21 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.33 - 7.44 (m, 3H), 7.65 (d, J = 15.5 Hz, 1H); M+H(368.1).
【0367】
【化126】
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【0368】
N−アリル−N−(チオフェン−2−イルメチル)シンナマミド;実施例218
この化合物はEnamineから購入した。M+H(284.1)
【0369】
【化127】
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【0370】
(+/−)(E)−N−エチル−2−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)シクロプロパンカルボキサミド;実施例220
実施例6と同様の方法で(+/−)(E)−2−フェニルシクロプロパンカルボニルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, T = 80°C) δ 1.19 (br m, 1H), 1.49 (m,
1H), 1.86 (br s, 1H), 2.34 - 2.42 (m, 1H), 4.95 (br s, 2H), 6.87
(br d, J = 3.4 Hz, 1H), 6.90 - 6.96 (m, 1H), 7.02 (br d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.10 - 7.17 (m, 1H), 7.18 - 7.25 (m, 2H), 7.30 (br s; 1H), 7.35 - 7.39 (m, 1H), 7.58 (s, 1H), 12.67 (br s, 1H); M+H(286.1).
【0371】
【化128】
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【0372】
(E)−N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−3−p−トリルアクリルアミド;実施例223
実施例6と同様の方法で(E)−3−p−トリルアクリロイルクロリド及びN−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.84 (m, 1H), 1.08 - 0.99 (m, 1H), 1.25
- 1.54 (m, 4H), 1.64 - 1.78 (m, 1H), 1.78 - 1.89 (m, 1H), 2.10 (br s, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.95 (br s, 1H), 4.51 - 4.68 (m, 1H), 6.17 (d, J = 15.5 Hz, 1H), 6.21 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.19 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.58 - 7.67 (m, 2H); M+H(321.2).
【0373】
【化129】
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【0374】
N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)
【0375】
アセトアミド;実施例229
実施例6と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.78 - 0.88 (m, 1H), 0.94 - 1.09 (m, 1H), 1.27 - 1.50 (m, 4H), 1.62 - 1.77 (m, 1H), 1.77 - 1.89 (m, 1H), 1.96 - 2.03 (m, 2H), 2.09 (br s, 1H), 2.78 (m, 4H), 2.95 (br s,
1H), 4.36 (m, 2H), 4.46 - 4.60 (m, 1H), 6.19 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.58 (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 6.68 (br d, J = 2.3 Hz, 1H),
7.01 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 11.11 (br s, 1H); M+H(351.2).
【0376】
【化130】
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【0377】
N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イルメチル)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例230
実施例6と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した(エンド及びエキソの混合物)。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.53 (m, 1H), 1.04 - 1.50 (m, 3H), 1.57
- 1.82 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.32 - 2.43 (m, 1H), 2.73 (br s, 1H), 2.80 (br s, 1H), 3.44 - 3.89 (m, 2H), 4.53 - 4.57 (m, 2H), 5.78 - 5.86 (m, 1H), 5.96 - 6.05 (m, 1H), 6.05 - 6.13 (m, 1H), 6.13 - 6.22 (m, 1H), 6.71 (m, 2H), 6.99 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.53 -
7.57 (m, 1H), 11.17 (br s, 1H); M+H(338.2).
【0378】
【化131】
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【0379】
2−(シクロヘキシルオキシ)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例232
実施例6と同様の方法で2−(シクロヘキシルオキシ)アセチルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.09 - 1.33 (m, 6H), 1.69 (m, 2H), 1.87
(m, 2H), 3.29 (br s, 1H), 4.07 (br s, 2H), 5.04 (br s, 2H), 6.03
(br s, 1H), 6.86 - 6.94 (m, 2H), 7.19 (dd, J = 5.0, 1.3 Hz, 1H), 7.51 (d, J = 2.4 Hz, 1H); M+H(320.1).
【0380】
【化132】
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【0381】
N−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−2−(シクロヘキシルオキシ)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)アセトアミド;実施例233
実施例6と同様の方法で2−(シクロヘキシルオキシ)アセチルクロリド及びN−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.76 (ddd, J = 13.1, 5.2, 2.9 Hz, 1H),
0.93 - 1.03 (m, 1H), 1.07 - 1.54 (m, 10H), 1.60 - 1.92 (m, 6H),
2.08 (br s, 1H), 2.93 (br s, 1H), 3.19 - 3.29 (m, 1H), 3.78 - 3.93 (m, 2H), 4.43 - 4.54 (m, 1H), 6.15 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.61
(d, J = 2.4 Hz, 1H); M+H(318.2).
【0382】
【化133】
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【0383】
3,4,6−トリメチル−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例235
この化合物はPrincetonから購入した。M+H(377.1)
【0384】
【化134】
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【0385】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−エチル−N−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)アセトアミド;実施例236
実施例21と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)アセチルクロリド及びN−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.00 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H),
1.13 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.92 - 2.09 (m, 2H), 2.38 (メジャー) (s, 2H), 2.41 (マイナー) (s, 3H), 2.78 (m, 4H), 3.25 - 3.38
(m, 2H), 4.54 (メジャー) (br s, 2H), 4.65 (マイナー) (br s, 2H), 4.75 (br s, 2H), 6.56 - 6.71 (m, 2H), 6.73 (マイナー) (d, J = 1.6 Hz, 1H), 6.77 (メジャー) (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.81 (メジャー) (d, J
= 3.3 Hz, 1H), 6.87 (マイナー) (d, J = 3.3 Hz,
1H), 7.09 (m, 1H); M+H(330.1).
【0386】
【化135】
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【0387】
(E)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルアクリルアミド;実施例237
実施例21と同様の方法で(E)−3−p−トリルアクリロイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.31 (s, 3H), 5.14 (s, 2H), 6.23 (d, J
= 15.6 Hz, 1H), 6.82 - 6.92 (m, 2H), 7.05 - 7.13 (m, 4H), 7.16 - 7.24 (m, 3H), 7.33 - 7.44 (m, 3H), 7.72 (d, J = 15.6 Hz, 1H); M+H(334.1).
【0388】
【化136】
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【0389】
N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)シンナマミド;実施例238
実施例21と同様の方法でシンナモイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 5.14 (br s, 2H),
6.29 (br d, J = 15.4 Hz, 1H), 6.84 (m, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1,
3.4 Hz, 1H), 7.14 - 7.23 (m, 2H), 7.30 - 7.51 (m, 9H), 7.60 (d,
J = 15.6 Hz, 1H); M+H(320.1).
【0390】
【化137】
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【0391】
N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)シンナマミド;実施例239
実施例21と同様の方法でシンナモイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 5.34 (br s, 2H), 6.64 (br d, J = 15.
5 Hz, 1H), 6.88 (dd, J = 5.0, 3.5 Hz, 1H), 6.92 (br dd, J = 3.4,
1.2 Hz, 1H), 7.28 - 7.41 (m, 6H), 7.48 - 7.55 (m, 2H), 7.62 (d,
J = 15.5 Hz, 1H), 7.83 - 7.91 (m, 1H), 8.53 (ddd, J = 4.8, 1.9,
0.9 Hz, 1H); M+H(321.1).
【0392】
【化138】
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【0393】
(+/−)(E)−N,2−ジフェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)シクロプロパンカルボキサミド;実施例240
実施例21と同様の方法で(+/−)(E)−2−フェニルシクロプロパンカルボニルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.07 (m, 1H), 1.57 - 1.64 (m, 1H), 1.69
(m, 1H), 2.58 (m, 1H), 5.06 (s, 2H), 7.04 - 7.24 (m, 5H), 7.26 -
7.32 (m, 3H); M+H(334.1).
【0394】
【化139】
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【0395】
3,5−ジメチル−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例241
この化合物はPrincetonから購入した。M+H(363.1)
【0396】
【化140】
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【0397】
N-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-N-(1H-ピラゾル-5-イル)-3-p-トリルプロパンアミド;実施例242
実施例6と同様の方法で3-p-トリルプロパノイルクロリド及びN-(ビシクロ[2.2.1]ヘプ
タン-2-イル)-1H-ピラゾル-5−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 0.72 (m, 1H), 0.91 - 1.00 (m, 1H), 1.24
- 1.49 (m, 5H), 1.57 - 1.78 (m, 2H), 2.06 (m, 1H), 2.26 (s, 3H),
2.28 - 2.37 (m, 2H), 2.76 - 2.90 (m, 3H), 4.41 - 4.52 (m, 1H), 6.02 (d, J = 2.4 Hz, 2H), 6.95 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.00 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 11.40 (br s, 1H); M+H(324.2).
【0398】
【化141】
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【0399】
(E)−N−アリル−3−(7−クロロベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例243
この化合物はEnamineから購入した。M+H(362.1)
【0400】
【化142】
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【0401】
N−(ピリジン−3−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)シンナマミド;実施例244
実施例21と同様の方法でシンナモイルクロリド及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−3−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 5.19 (br s, 2H), 6.32 (br s, 1H), 6.81 - 6.97 (m, 2H), 7.28 - 7.39 (m, 3H), 7.39 - 7.52 (m, 4H), 7.59
- 7.68 (m, 2H), 8.37 (br d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.55 (br d, J = 3.6 Hz, 1H); M+H(321.1).
【0402】
【化143】
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【0403】
3,6−ジメチル−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例249
この化合物はPrincetonから購入した。M+H(363.1)
【0404】
【化144】
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【0405】
(E)−N−エチル−3−(4−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イルメトキシ)フェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例254
この化合物はEnamineから購入した。M+H(418.2)
【0406】
【化145】
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【0407】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N,N−ビス(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例255
この化合物はEnamineから購入した。M+H(384.1)
【0408】
【化146】
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【0409】
N−(シクロヘキシルメチル)−N−エチル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例256
実施例21と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)アセチルクロリド及びN−(シクロヘキシルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.78 - 1.28 (m, 8H), 1.53 - 1.69 (m,
6H), 2.22 (s, 3H), 3.11 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 3.22 - 3.38 (m, 2H), 4.67 (マイナー) (s, 2H), 4.74 (メジャー) (s, 2H), 6.74 - 6.82 (m,
2H), 7.02 - 7.11 (m, 2H); M+H(290.2).
【0410】
スキーム2
【化147】
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【0411】
市販されていない、又は別様に説明されている場合は、第2アミンの全ては、NaBH、LiAlH、Na(OAc)BH(STAB)、Na(CN)BH、2−ピコリンボラン複合体、5−エチル−2−メチルピリジンボラン(PEMB)又はそれらの等価物及びDCM(ジクロロメタン)、DCE(ジクロロエタン)、EtO(ジエチルエーテル)、THF(テトラヒドロフラン)、ジオキサン、MeOH、EtOH、MeCN、AcOHの単独又は2種又は3種の組み合わせのような当該分野で知られている標準的な還元剤及び一般的な条件の1つを利用して、実施例6a又は21bと同様の方法で還元的アミノ化により調製した。使用した酸は全て市販品であった。酸とアミンの間の縮合は、文献既知の合成プロトコルに従って縮合試薬、例えばEDCI(1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド))、DCC(N,N´−ジシクロヘキシルカルボジイミド)、DIC(N,N´−ジイソプロピルカルボジイミド)、HATU(2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム)、PyBOP(ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)、CDI(カルボニルジイミダゾール)、ヨウ化2−クロロ−1−メチルピリジニウム、T3P(無水ホスホン酸プロピル)により媒介させた。当業者であれば上記した方法及び原理に従って以下に記載する説明から本化合物の合成を容易に誘導することができる。
【0412】
【化148】
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【0413】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例5
マイクロ波用バイアルに、DCM(1.0mL)中の2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)酢酸(195mg、1.0ミリモル)、次いでDCM(2.0mL)及びDMF(2.0mL)中のN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリン(190mg、1.0ミリモル),EDC(230mg、1.2ミリモル)及びHOBt(270mg、2.0ミリモル)を添加した。マイクロ波用バイアルにキャップをして10分間100℃でマイクロ波照射(EmrysOptimizer反応器)下に反応させた。化合物をHPLC上で精製し;清浄な画分を合わせ、そして濃縮した。最終化合物をエタノール及び水から再結晶させ、169mg(0.46ミリモル、46%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.36 (s, 2H), 5.00 (s, 2H), 5.94 (s, 2H), 6.15 (br d, J = 6.2 Hz, 1H), 6.45 (br s, 1H), 6.75 (d, J =
8.5 Hz, 1H), 6.83 (br s, 1H), 6.90 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.22 - 7.29 (m, 2H), 7.33 - 7.46 (m, 4H); M+H(368.1).
【0414】
N−(チオフェン−2−イルメチル)アニリン;実施例5a
0℃の冷却した丸底フラスコに、メタノール及び酢酸(30.0mL、10:1)中のアニリン(3.0g、30ミリモル)及びチオフェン−2−カルボアルデヒド(3.4g、30ミリモル)、次いで2−ピコリンボラン複合体(3.2g、30ミリモル)を添加した。氷浴を除去し、そしてフラスコをバブラーに連結することによりガスの発生及び膨張を可能とした。反応物を室温で一夜攪拌した。揮発性物質の大部分を真空下に蒸発させた。0℃の冷却浴を用いながら、10%HCl(150mL)を残存物に添加し、そして室温で2時間攪拌した。水中NaOHの10M溶液約60mLを冷却下に添加し、溶液をアルカリ性とした。水層をDCM(3回)で抽出し、ブラインで洗浄し、そしてMgSO(複数)上に乾燥し、そして濃縮した。得られた粗生成物はDMCを用いながらFlorisil上に真空下に吸着させた(ドライロード)。得られた分散液をカラムクロマトグラフィーにより精製した(Biotageシステム;30CVに渡ってhex:EtOAc25〜100%勾配、80gSilicycleシリカカラム)。収集した画分を蒸発させることにより得られた5.68g(29.87ミリモル、99%)はH−NMR分析によれば97%より高純度であると判断された。
【0415】
【化149】
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【0416】
2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例10
実施例5と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.98 (p, J = 7.4 Hz, 2H), 2.77 (dt, J = 14.6, 7.4 Hz, 4H), 4.49 (s, 2H), 4.87 (s, 2H), 6.54 (dd, J =
8.2, 2.5 Hz, 1H), 6.64 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.88 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.06 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.45 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.62 (s, 2H), 12.98 (s, 1H); M+H(316.1).
【0417】
【化150】
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【0418】
2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)−N−(1H−ピラゾル−5−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−アセトアミド;実施例11
実施例5と同様の方法で2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−5−アミンから調製した。収率:10%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.88 (s, 1H), 9.01 (s, 1H), 7.77 (s,
1H), 7.45 - 7.35 (m, 1H), 6.93 - 6.90 (m, 2H), 6.65 - 6.62 (m, 1H), 6.60 - 6.59 (m, 1H) 6.48 - 6.45 (m, 1H), 6.21 (s, 1H), 4.98 (s, 2H), 4.56 (s, 2H), 2.14 (s, 3H); M+H (344.1).
【0419】
【化151】
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【0420】
N−エチル−2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例19
実施例5と同様の方法で2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。収率:59%。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.28 (メジャー) (s, 1H), 9.27 (マイナー)
(s, 1H), 7.49 (マイナー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.42 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.09 - 7.06 (マイナー) (m, 1H), 7.06
- 7.05 (メジャー) (m, 1H), 7.02 - 7.00 (マイナー) (m, 1H), 6.96 -
6.94 (メジャー) (m, 1H), 6.78 (メジャー) (d, J = 8.1Hz, 1H), 6.74 (マイナー) (d, J = 8.1Hz, 1H), 6.63 - 6.62 (m, 1H), 6.52 - 6.50 (m, 1H), 4.80 (マイナー) (s, 2H), 4.79 (メジャー) (s, 2H), 4.74 (マイナー) (s, 2H), 4.65 (メジャー) (s, 2H), 3.35 - 3.28 (m, 2H), 2.16 (s,
3H), 1.11 (メジャー) (t, J = 7.2Hz, 3H), 1.01 (マイナー) (t, J = 7.2Hz, 3H); M+H (306.1).
【0421】
【化152】
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【0422】
N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例26
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.20 (s, 3H), 4.39 (s, 2H), 5.00 (s, 2H), 6.63 (br d, J = 8.2 Hz, 2H), 6.83 (br s, 1H), 6.91 (dd, J =
5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.03 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.20 - 7.31 (m, 2H), 7.33 - 7.49 (m, 4H); M+H(338.1).
【0423】
【化153】
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【0424】
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例29
実施例5と同様の方法で2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.16 (tdd, J = 5.6, 3.6, 2.2 Hz, 4H),
4.33 (s, 2H), 5.00 (s, 2H), 6.23 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 6.70 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.82 (s, 1H), 6.90 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.28 - 7.21 (m, 2H), 7.47 - 7.34 (m, 4H); M+H(382.1).
【0425】
【化154】
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【0426】
2−(3−メトキシフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例31
実施例5と同様の方法で2−(3−メトキシフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.69 (s, 3H), 4.42 (s, 2H), 5.01 (s, 2H), 6.31 (m, 2H), 6.50 (dd, J = 8.2, 1.7 Hz, 1H), 6.83 (br s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.13 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.21 - 7.32 (m, 2H), 7.33 - 7.52 (m, 4H); M+H(354.1).
【0427】
【化155】
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【0428】
2−(4−メトキシフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例33
実施例5と同様の方法で2−(4−メトキシフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.67 (s, 3H), 4.36 (s, 2H), 5.00 (s, 2H), 6.68 (br d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.77 - 6.85 (m, 3H), 6.91 (dd,
J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.23 - 7.29 (m, 2H), 7.33 - 7.44 (m, 4H);
M+H(354.1).
【0429】
【化156】
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【0430】
2−(4−フルオロフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例37
実施例5と同様の方法で2−(4−フルオロフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.43 (s, 2H), 5.00 (s, 2H), 6.72 - 6.87 (m, 3H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.01 - 7.14 (m, 2H),
7.23 - 7.31 (m, 2H), 7.34 - 7.47 (m, 4H); M+H(342.1).
【0431】
【化157】
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【0432】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例40
実施例5と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.98 - 1.14 (m, 3H), 3.22 - 3.37 (m,
3H), 4.59 - 4.80 (m, 4H), 5.96 (s, 2H), 6.29 - 6.39 (m, 1H), 6.59 - 6.63 (m, 1H), 6.78 - 6.81 (m, 1H), 6.95 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.01 - 7.10 (m, 2H), 7.41 - 7.51 (m, 1H); M+H(320.1).
【0433】
【化158】
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【0434】
N−エチル−2−(3−メトキシフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例42
実施例5と同様の方法で2−(3−メトキシフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.98 - 1.14 (m, 3H), 3.25 - 3.36 (m,
2H), 3.69 (m, 3H), 4.61 - 4.76 (m, 2H), 4.80 (br s, 2H), 6.38 -
6.56 (m, 3H), 6.88 - 7.22 (m, 3H), 7.37 - 7.53 (m, 1H); M+H(306.1
).
【0435】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(m−トリルオキシ)アセトアミド;実施例46
実施例5と同様の方法で2−(m−トリルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.22 (s, 3H), 4.39 (s, 2H), 4.99 (s, 2H), 6.51 (br d, J = 12.5 Hz, 2H), 6.71
(br d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.82 (br s, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.09 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.22 - 7.27 (m, 2H), 7.33 -
7.52 (m, 4H); M+H(338.1).
【0437】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0438】
N−エチル−N−(フラン−3−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例48
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−(フラン−3−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.06 (m, 3H), 2.22 (br d, 3H), 3.18 -
3.32 (m, 2H), 4.34 (m, 2H), 4.78 (s, 2H), 6.3 - 6.50 (m, 1H), 6.78 (m, 2H), 7.07 (br dd, J = 8.3, 3.8 Hz, 2H), 7.59 (br d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.62 - 7.72 (m, 1H); M+H(266.1).
【0439】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0440】
N−エチル−2−(4−メトキシフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例49
実施例5と同様の方法で2−(4−メトキシフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.95 - 1.14 (m, 3H), 3.24 - 3.38 (m,
2H), 3.66 - 3.68 (m, 3H), 4.61 - 4.75 (m, 4H), 6.80 - 6.84 (m, 4H), 6.89 - 7.10 (m, 2H), 7.33 - 7.52 (m, 1H); M+H(306.1).
【0441】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0442】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(o−トリルオキシ)アセトアミド;実施例52
この化合物はライブラリ形式で調製した。M+H(290.1)
【0443】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0444】
2−(3−フルオロフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例53
実施例5と同様の方法で2−(3−フルオロフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.48 (br s, 2H), 5.00 (br s, 2H), 6.62 (m, 2H), 6.75 (td, J = 8.3, 2.0 Hz, 1H), 6.84 (br s, 1H), 6.91
(dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.22 - 7.32 (m, 3H), 7.34 - 7.50 (m,
4H); M+H(342.1).
【0445】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0446】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−エチル−N−(フラン−3−イルメチル)アセトアミド;実施例56
実施例5と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)酢酸及びN−(フラン−3−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.97 - 1.13 (m, 3H), 3.27 (m, 2H), 4.30 - 4.36 (m, 2H), 4.74 (br s, 2H), 5.95 (m, 2H), 6.28 - 6.50 (m,
2H), 6.61 (m, 1H), 6.79 (m, 1H), 7.59 (br d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.63 - 7.73 (m, 1H); M+H(304.1).
【0447】
【化165】
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【0448】
N−エチル−3−(4−メトキシフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)プロパンアミド;実施例57
実施例5と同様の方法で3−(4−メトキシフェニル)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の
比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.96 - 1.05 (m, 3H), 2.55 - 2.65 (m,
2H), 2.71 - 2.81 (m, 2H), 3.21 - 3.31 (m, 2H), 3.70 (s, 3H), 4.60 - 4.68 (m, 2H), 6.81 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.90 - 7.02 (m, 2H),
7.07 - 7.20 (m, 2H), 7.38 - 7.46 (m, 1H); M+H(304.1).
【0449】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0450】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(m−トリルオキシ)アセトアミド;実施例58
実施例5と同様の方法で2−(m−トリルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.14 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.25 (マイナー) (s, 3H), 2.26 (メジャー) (s, 3H), 3.27 - 3.45 (m, 2H), 4.65 (メジャー) (s, 2H), 4.76 (マイナー) (s, 2H), 4.81 (s, 2H), 6.63 - 6.81 (m, 3H), 6.92 - 7.20 (m, 3H), 7.55 - 7.38 (m, 1H); M+H(290.1).
【0451】
【化167】
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【0452】
N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例61
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.18 (s, 3H), 4.75 (s, 2H), 5.19 (s, 2H), 6.58 - 6.61 (m, 2H), 6.86 - 6.89 (m, 2H), 7.00 (m, 2H), 7.29
(ddd, J = 7.4, 4.9, 0.9 Hz, 1H), 7.37 (dd, J = 4.8, 1.5 Hz, 1H), 7.45 (br d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.85 (ddd, J = 8.1, 7.5, 2.0 Hz,
1H), 8.44 (ddd, J = 4.9, 1.9, 0.8 Hz, 1H); M+H(339.1).
【0453】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0454】
N−エチル−2−(2−ヒドロキシフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例62
実施例5と同様の方法で2−(2−ヒドロキシフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。収率:33%。室温H−NMRによれ
ば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.31 (s, 1H), 7.50 (マイナー) (dd, J =
5.2, 1.2 Hz, 1H), 7.42 (メジャー) (dd, J = 5.2, 1.2 Hz, 1H), 7.11
- 7.10 (マイナー) (m, 1H), 7.06 - 7.05 (メジャー) (m, 1H), 7.03 -
7.01 (マイナー) (m, 1H), 6.96 - 6.94 (メジャー) (m, 1H), 6.89 - 6.79 (m, 3H), 6.73 - 6.69 (m, 1H), 4.85 (マイナー) (s, 2H), 4.84 (メ
ジャー ) (s, 2H), 4.76 (マイナー) (s, 2H), 4.66 (メジャー) (s, 2H), 3.37 - 3.27 (m, 2H), 1.13 (メジャー) (t, J = 7.0 Hz, 3H), 1.01 (t,
J = 7.0 Hz, 3H); M+H (292.1).
【0455】
【化169】
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【0456】
2−(4−エチルフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例63
実施例5と同様の方法で2−(4−エチルフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.12 (t, J = 7.6 Hz, 3H), 2.53 (q, J
= 7.6 Hz, 2H), 4.39 (br s, 2H), 5.00 (br s, 2H), 6.65 (br d, J
= 8.2 Hz, 2H), 6.83 (br s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H),
7.06 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.22 - 7.31 (m, 2H), 7.33 - 7.49 (m,
4H); M+H(352.1).
【0457】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0458】
2−(3,4−ジメチルフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例65
実施例5と同様の方法で2−(3,4−ジメチルフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.11 (s, 3H), 2.14 (s, 3H), 4.36 (br s, 2H), 5.00 (br s, 2H), 6.44 (br d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.53 (br s, 1H), 6.83 (s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 6.97 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.23 - 7.28 (m, 2H), 7.35 - 7.47 (m, 4H); M+H(352.1).
【0459】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0460】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例67
実施例5と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.74 (br s, 2H), 5.20 (br s, 2H), 5.94 (s, 2H), 6.16 (dd, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 6.42 (d, J = 2.5 Hz,
1H), 6.74 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.89 (m, 2H), 7.31 (ddd, J = 7.4, 4.9, 0.9 Hz, 1H), 7.38 (dd, J = 4.8, 1.5 Hz, 1H), 7.47 (d, J =
8.1 Hz, 1H), 7.78 - 7.95 (m, 1H), 8.46 (ddd, J = 4.8, 1.9, 0.7 Hz, 1H); M+H(369.1).
【0461】
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0462】
2−(3−クロロフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例68
実施例5と同様の方法で2−(3−クロロフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.50 (br s, 2H), 5.00 (br s, 2H), 6.74 (br d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.83 (br s, 2H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 6.98 (ddd, J = 7.9, 1.9, 0.8 Hz, 1H), 7.21 - 7.31 (m,
3H), 7.33 - 7.51 (m, 4H); M+H(358.1).
【0463】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0464】
N−エチル−3−(4−フルオロフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)プロパンアミド;実施例69
実施例5と同様の方法で3−(4−フルオロフェニル)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.12 - 0.93 (m, 3H), 2.57 - 2.70 (m,
2H), 2.83 (br dd, J = 16.5, 8.7 Hz, 2H), 3.22 - 3.33 (m, 2H), 4.61 (メジャー) (br s, 2), 4.68 (マイナー) (br s, 12), 6.89 - 7.02 (m, 2H), 7.02 - 7.12 (m, 2H), 7.18 - 7.33 (m, 2H), 7.36 - 7.47 (m,
1H); M+H (292.1).
【0465】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0466】
2−(2−ヒドロキシフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例71
実施例5と同様の方法で2−(2−ヒドロキシフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.39 (br s, 2H), 5.02 (br s, 2H), 6.63 - 6.86 (m, 5H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.26 (m, 2H), 7.35 - 7.46 (m, 4H), 9.15 (s, 1H); M+H(340.1).
【0467】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0468】
N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例73
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.20 (s, 3H), 4.77 (br s, 2H), 5.03 (br s, 2H), 6.61 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 6.95 (dd, J = 5.0, 1.3 Hz,
1H), 7.02 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.25 (br dd, J = 2.9, 1.1 Hz, 1H), 7.30 (ddd, J = 7.4, 4.9, 0.9 Hz, 1H), 7.42 - 7.48 (m, 2H), 7.81 - 7.90 (m, 1H), 8.45 (ddd, J = 4.8, 1.9, 0.8 Hz, 1H); M+H(339.1).
【0469】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0470】
N−エチル−N−(フラン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例74
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−(フラン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約1:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.91 - 1.09 (m, 3H), 2.20 (s, 3H), 3.24 - 3.34 (m, 2H), 4.49 - 4.54 (m, 2H), 4.76 - 4.84 (m, 2H), 6.28
- 6.39 (m, 1H), 6.43 (br d, J = 1.3 Hz, 1H), 6.84 - 6.70 (m, 2H), 7.05 (br d, J = 7.9 Hz, 2H), 7.56 - 7.66 (m, 1H); M+H(274.1).
【0471】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0472】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−o−トリルプロパンアミド;実施例77
実施例5と同様の方法で3−o−トリルプロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.02 (m, 3H), 2.21 (マイナー) (s, 3H) 2.28 (メジャー) (s, 3H), 2.52 - 2.65 (m, 2H), 2.75 - 2.88 (m, 2H),
3.23 - 3.32 (m, 2H), 4.62 (メジャー) (s, 2H), 4.68 (マイナー) (br s, 2H), 6.89 - 7.04 (m, 2H), 7.04 - 7.20 (m, 4H), 7.37 - 7.48 (m,
1H); M+H(288.1).
【0473】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0474】
2−(2−フルオロフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例78
実施例5と同様の方法で2−(2−フルオロフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.53 (br s, 2H), 5.00 (br s, 2H), 6.82 - 6.95 (m, 4H), 7.06 (m, 1H), 7.18 (ddd, J = 11.8, 8.0, 1.6 Hz,
1H), 7.26 - 7.31 (m, 2H), 7.36 - 7.47 (m, 4H); M+H(342.1).
【0475】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0476】
N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(o−トリルオキシ)アセトアミド;実施例81
実施例5と同様の方法で2−(o−トリルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.06 (s, 3H), 4.46 (br s, 2H), 4.99 (br s, 2H), 6.57 (br d, J = 7.9 Hz, 1H), 6.80 (m, 2H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.06 (m, 2H), 7.20 - 7.29 (m, 2H), 7.32 - 7.46 (m, 4H); M+H(338.1).
【0477】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0478】
N−エチル−2−(3−フルオロフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例84
実施例5と同様の方法で2−(3−フルオロフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.14 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 3.27 - 3.38 (m, 2H), 4.65 (メジャー) (br s, 2H), 4.76 (マイナー) (br s, 2H), 4.88 (マイナー) (br s, 2H), 4.90 (メジャー) (br s, 2H), 6.70 - 6.83 (m, 3H), 6.95 (メジャー) (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.03 (マイナー) (dd, J = 5.0, 3.5
Hz, 1H), 7.05 (メジャー) (dd, J = 3.4, 1.0 Hz, 1H), 7.12 (マイナー) (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.30 (m, 1H), 7.42 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.51 (マイナー) (dd, J = 5.1, 1.1 Hz, 1H); M+H(294.1).
【0479】
【化181】
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【0480】
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)−N−エチル−N−(フラン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例86
実施例5と同様の方法で2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イルオキシ)酢酸及びN−(フラン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約1:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.93 - 1.10 (m, J = 56.3, 7.1 Hz, 3H), 3.25 - 3.34 (m, 2H), 4.50 - 4.54 (m, 2H), 4.75 - 4.82 (m, 2H),
5.95 (s, 2H), 6.30 - 6.45 (m, 3H), 6.61 (dd, J = 9.5, 2.5 Hz, 1H), 6.80 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.57 - 7.68 (m, 1H); M+H(304.1).
【0481】
【化182】
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【0482】
2−(2−クロロフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例95
実施例5と同様の方法で2−(2−クロロフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.57 (br s, 2H), 5.00 (br s, 2H), 6.84 (br s, 2H), 6.88 - 6.97 (m, 2H), 7.21 - 7.27 (m, 1H), 7.28 - 7
.33 (m, 2H), 7.36 - 7.47 (m, 5H); M+H(358.1).
【0483】
【化183】
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【0484】
2−(4−イソプロピルフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例97
実施例5と同様の方法で2−(4−イソプロピルフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.15 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 2.80 (sept,
J = 6.9 Hz, 1H), 4.39 (br s, 2H), 5.00 (br s, 2H), 6.66 (br d,
J = 8.4 Hz, 2H), 6.83 (br s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.24 - 7.30 (m, 2H), 7.35 - 7.47 (m, 4H); M+H(366.1).
【0485】
【化184】
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【0486】
N−エチル−3−(3−フルオロフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)プロパンアミド;実施例100
実施例5と同様の方法で3−(3−フルオロフェニル)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.96 - 1.08 (m, 3H), 2.58 - 2.73 (m,
2H), 2.86 (br dd, J = 16.4, 8.4 Hz, 2H), 3.23 - 3.31 (m, 2H), 4.60 - 4.71 (m, 2H), 6.91 - 7.03 (m, 2H), 7.07 - 7.17 (m, 2H), 7.20 - 7.37 (m, 2H), 7.36 - 7.48 (m, 1H); M+H(292.1).
【0487】
【化185】
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【0488】
N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)プロパンアミド;実施例104
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.53 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 2.24 (s, 3H), 5.00 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 5.23 (br s, 2H), 6.57 - 6.64 (m, 2H), 6.85 - 6.87 (m, 2H), 6.97 (br d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.04 (br d,
J = 8.0 Hz, 1H), 7.16 - 7.24 (m, 2H), 7.65 - 7.73 (m, 1H), 8.47
(dd, J = 5.0, 1.3 Hz, 1H); M+H(353.1).
【0489】
【化186】
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【0490】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)プロパンアミド;実施例107
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.95 (マイナー) (t, J = 7.0 Hz, 3H), 1.10 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.36 - 1.43 (m, 3H), 2.20 (マイナー) (s, 3H), 2.22 (メジャー) (s, 3H), 3.21 (マイナー) (q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.38 (メジャー) (q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.61 (メジャー) (d,
J = 15.1 Hz, 1H), 4.67 (マイナー) (d, J = 15.0 Hz, 1H), 4.78 (メジャー) (d, J = 16.5 Hz, 1H), 4.86 (マイナー) (d, J = 16.4 Hz, 1H), 5.15 (メジャー) (q, J = 6.4 Hz, 1H), 5.22 (マイナー) (q, J = 6.3
Hz, 1H), 6.69 (マイナー) (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.75 (メジャー) (d,
J = 8.6 Hz, 2H), 6.89 - 7.12 (m, 4H), 7.41 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.51 (マイナー) (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H); M+H(353.1).
【0491】
【化187】
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【0492】
N−ベンジル−N−フェニル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例108
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−ベンジルアニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.19 (s, 3H), 4.43 (br s, 2H), 4.86 (br s, 2H), 6.63 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.02 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.14 - 7.40 (m, 10H); M+H(332.1).
【0493】
【化188】
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【0494】
N−エチル−3−(3−フルオロフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)プロパンアミド;実施例112
実施例5と同様の方法で3−(3−フルオロフェニル)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。H−NMRによれば約2:1の比の
回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (m, 3H), 2.60 - 2.74 (m, 2H), 2.81 - 2.91 (m, 2H), 3.23 - 3.33 (m, 2H), 4.61 (メジャー) (br s, 2H), 4.69 (マイナー) (br s, 2H), 6.91 - 7.15 (m, 4H), 7.24 - 7.34 (m,
1H), 7.39 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.45 (マイナー) (dd, J = 3.8, 2.5 Hz, 1H); M+H(292.1).
【0495】
【化189】
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【0496】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−m−トリルプロパンアミド;実施例113
実施例5と同様の方法で3−m−トリルプロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.96 - 1.06 (m, 3H), 2.25 (s, 3H), 2.56 - 2.69 (m, 2H), 2.72 - 2.86 (m, 2H), 3.21 - 3.31 (m, 2H), 4.61
(メジャー) (br s, 2H), 4.67 (マイナー) (br s, 2H), 6.89 - 7.06 (m,
5H), 7.14 (br t, J = 7.4 Hz, 1H), 7.39 (メジャー) (dd, J = 5.1,
1.3 Hz, 1H), 7.45 (マイナー) (dd, J = 4.8, 1.6 Hz, 1H); M+H(288.1).
【0497】
【化190】
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【0498】
N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例114
実施例5と同様の方法でベンゾフラン−2−カルボン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 5.21 (br s, 2H), 6.44 (br s, 1H), 6.87 - 6.90 (m, 1H), 6.91 (dd, J = 5.0, 3.5 Hz, 1H), 7.16 - 7.25 (m, 3H), 7.33 - 7.41 (m, 4H), 7.42 - 7.46 (m, 2H), 7.54 - 7.60 (m,
1H); M+H(334.1).
【0499】
【化191】
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【0500】
N−(2−エチルヘキシル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)プロパンアミド;実施例118
実施例5と同様の方法で3−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸及び2−エチルヘ
キサン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.79 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 0.86 (t, J
= 6.9 Hz, 3H), 1.06 - 1.39 (m, 10H), 2.30 (dd, J = 8.5, 6.9 Hz,
2H), 2.67 (t, J = 7.7 Hz, 2H), 2.89 - 3.01 (m, 2H), 6.63 (d, J
= 8.5 Hz, 2H), 6.96 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.64 (t, J = 5.8 Hz,
1H), 9.11 (s, 1H); M+H(278.2).
【0501】
【化192】
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【0502】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例119
実施例5と同様の方法でベンゾフラン−2−カルボン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.23 (br s, 3H), 3.53 (br s, 2H), 4.84 (br s, 2H), 7.00 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.14 (br s, 1H), 7.31 - 7.37 (m, 1H), 7.42 - 7.52 (m, 3H), 7.66 (br dd, J = 8.3, 0.8 Hz, 1H), 7.76 (ddd, J = 7.8, 1.3, 0.7 Hz, 1H); M+H(286.1).
【0503】
【化193】
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【0504】
2−(4−シアノフェノキシ)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例120
実施例5と同様の方法で2−(4−シアノフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.15 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 3.30 - 3.34 (m, 2H), 4.65 (メジャー) (br s, 2H), 4.76 (マイナー) (br s, 2H), 4.96 (マイナー) (br s, 2H), 4.99 (メジャー) (br s, 2H), 6.95 (メジャー) (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.03 (マイナー) (dd, J = 5.1, 3.5 Hz, 1H), 7.06 (メジャー) (dd, J = 3.4, 1.0 Hz, 1H), 7.13 (マイナー) (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.22 - 7.31 (m, 1H), 7.34 - 7.45 (m, 2H), 7.45 - 7.56 (m, 1H);
M+H(301.1).
【0505】
【化194】
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【0506】
N−(1−メチル−1H−イミダゾl−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例121
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及び1−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−イミダゾl−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 2.24 (s, 3H), 3.22 (s, 3H), 4.38 (s, 2H), 5.04 (br s, 2H), 6.67 (br d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.88 (br d, J = 3.5 Hz, 1H), 6.91 - 6.96 (m, 2H), 7.04 (br d, J = 8.4 Hz, 2H),
7.08 (br s, 1H), 7.36 (brd, J = 5.1 Hz, 1H); M+H(342.1).
【0507】
【化195】
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【0508】
3−(3,5−ジフルオロフェニル)−N−(2−エチルヘキシル)プロパンアミド;実施例125
実施例5と同様の方法で3−(3,5−ジフルオロフェニル)プロパン酸及び2−エチルヘキサン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.78 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 0.84 (t, J
= 6.9 Hz, 3H), 1.06 - 1.32 (m, 10H), 2.40 (t, J = 7.4 Hz, 2H),
2.83 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 2.94 (m, 2H), 6.88 - 6.97 (m, 2H), 7.01 (tt, J = 9.5, 2.4 Hz, 1H), 7.69 (t, J = 5.6 Hz, 1H); M+H(298.2).
【0509】
【化196】
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【0510】
N−エチル−3−(4−メトキシフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)プロパンアミド;実施例126
実施例5と同様の方法で3−(4−メトキシフェニル)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (m, 3H), 2.64 (m, 2H), 2.75 - 2.89 (m, 2H), 3.24 - 3.33 (m, 2H), 3.71 (m, 3H), 4.65 (m, 2H), 6.70
- 6.84 (m, 3H), 6.91 - 7.04 (m, 2H), 7.12 - 7.22 (m, 1H), 7.42 (m, 1H); M+H(304.1).
【0511】
【化197】
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【0512】
(R)−2−(3−クロロフェノキシ)−N−(3−メチルブタン−2−イル)アセトアミド;実施例129
実施例5と同様の方法で2−(3−クロロフェノキシ)酢酸及び(R)−3−メチルブ
タン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.77 - 0.85 (m, 6H), 1.01 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.54 - 1.73 (m, J = 6.7 Hz, 1H), 3.58 - 3.73 (m, 1H),
4.52 (s, 2H), 6.92 (m, 1H), 7.01 (m, 2H), 7.27 - 7.36 (m, 1H), 7.81 (br d, J = 8.7 Hz, 1H); M+H(256.1).
【0513】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0514】
N−エチル−2−(2−フルオロフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例134
実施例5と同様の方法で2−(2−フルオロフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.97 - 1.18 (m, 3H), 3.27 - 3.35 (m,
2H), 4.71 (m, 2H), 4.96 (m, 2H), 6.89 - 7.14 (m, 5H), 7.21 (m, 1H), 7.39 - 7.54 (m, 1H); M+H(294.1).
【0515】
【化199】
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【0516】
N−(2−エチルヘキシル)−3−m−トリルプロパンアミド;実施例136
実施例5と同様の方法で3−m−トリルプロパン酸及び2−エチルヘキサン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.79 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 0.85 (t, J
= 6.9 Hz, 3H), 1.09 - 1.36 (m, 9H), 2.35 (m, 2H), 2.75 (br t, J
= 7.6 Hz, 2H), 2.95 (m, 2H), 6.94 - 7.03 (m, 3H), 7.13 (t, J =
7.5 Hz, 1H), 7.67 (t, J = 5.7 Hz, 1H); M+H(276.2).
【0517】
【化200】
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【0518】
N−(2−エチルヘキシル)−3−(3−フルオロフェニル)プロパンアミド;実施例140
実施例5と同様の方法で3−(3−フルオロフェニル)プロパン酸及び2−エチルヘキサン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.78 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 0.85 (t, J
= 6.8 Hz, 3H), 1.05 - 1.36 (m, 10H), 2.39 (t, J = 7.5 Hz, 2H),
2.82 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 2.95 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 6.94 - 7.10 (m, 3H), 7.23 - 7.33 (m, 1H), 7.69 (t, J = 5.6 Hz, 1H); M+H(280.2).
【0519】
【化201】
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【0520】
2−(4−(ヒドロキシメチル)フェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例141
実施例5と同様の方法で2−(4−(ヒドロキシメチル)フェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.29 - 4.52 (m, 4H), 5.00 (br s, 2H),
6.70 (br d, J = 8.2 Hz, 2H), 6.78 - 6.87 (m, 1H), 6.88 - 6.95 (m, 1H), 7.14 - 7.24 (dd, J = 13.9, 8.7 Hz, 2H), 7.24 - 7.32 (m,
2H), 7.34 - 7.48 (m, 4H); M+H(354.1).
【0521】
【化202】
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【0522】
N−シクロヘキシル−N−フェニル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例146
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−シクロヘキシルアニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.03 - 0.78 (m, 3H), 1.28 (m, 2H), 1.50 (d, J = 12.5 Hz, 1H), 1.72 (dd, J = 35.6, 12.4 Hz, 4H), 2.18 (s, 3H), 4.12 (s, 2H), 4.36 (t, J = 12.0 Hz, 1H), 6.58 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.00 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.32 (d, J = 6.4 Hz, 2H),
7.52 - 7.40 (m, 3H); M+H(324.2).
【0523】
【化203】
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【0524】
N−(2−エチルヘキシル)−3−フェニルプロパンアミド;実施例147
実施例5と同様の方法で3−フェニルプロパン酸及び2−エチルヘキサン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.77 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 0.84 (t, J
= 6.9 Hz, 3H), 1.35 - 1.05 (m, 9H), 2.35 (m, 2H), 2.78 (t, J =
7.7 Hz, 2H), 3.01 - 2.87 (m, 2H), 7.30 - 7.10 (m, 5H), 7.66 (t,
J = 5.7 Hz, 1H); M+H(261.2).
【0525】
【化204】
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【0526】
2−(6−メチル−4−オキソ−4H−クロメン−2−イルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例149
実施例5と同様の方法で2−(6−メチル−4−オキソ−4H−クロメン−2−イルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.33 (s, 3H), 5.21 (s, 2H), 6.46 (s, 1H), 6.91 (m, 2H), 7.09 (br d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.22 (m, 3H), 7.33 - 7.26 (m, 2H), 7.44 (dd, J = 3.9, 2.5 Hz, 1H), 7.52 (br d, J
= 8.5 Hz, 1H), 7.68 (s, 1H); M+H(406.1).
【0527】
【化205】
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【0528】
N−エチル−3−(4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)プロパンアミド;実施例150
実施例5と同様の方法で3−(4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−2−イル)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.05 (m, 3H), 3.00 - 2.79 (m, 4H), 3.29 - 3.43 (m, 2H), 4.69 (d, J = 75.4 Hz, 2H), 7.13 - 6.80 (m, 2H), 7.56 - 7.25 (m, 3H), 7.80 - 7.70 (m,
1H), 8.05 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 12.19 (s, 1H); M+H(342.1).
【0529】
【化206】
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【0530】
2−(4−ヒドロキシフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例152
実施例5と同様の方法で2−(4−ヒドロキシフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.29 (s, 2H), 4.98 (s, 2H), 6.64 - 6.49 (m, 4H), 6.82 (br s, 1H), 6.88 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.25
- 7.19 (m, 2H), 7.39 (m, 4H), 8.91 (s, 1H); M+H(340.1).
【0531】
【化207】
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【0532】
2−(4−シアノフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例153
実施例5と同様の方法で2−(4−シアノフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.57 (s, 2H), 4.98 (s, 2H), 6.82 (s, 1H), 6.97 - 6.87 (m, 3H), 7.28 (d, J = 7.0 Hz, 2H), 7.47 - 7.34 (m, 4H), 7.71 (d, J = 8.9 Hz, 2H); M+H(349.1).
【0533】
【化208】
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【0534】
N−(2−エチルヘキシル)−3−(チオフェン−2−イル)プロパンアミド;実施例155
実施例5と同様の方法で3−(チオフェン−2−イル)プロパン酸及び2−エチルヘキサン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.78 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 0.84 (t, J
= 6.9 Hz, 3H), 1.35 - 1.09 (m, 10H), 2.40 (t, J = 7.4 Hz, 2H),
3.02 - 2.90 (m, 4H), 6.81 (m, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.27 (dt, J = 5.1, 0.9 Hz, 1H), 7.73 (br t, J = 5.5 Hz, 1H);
M+H(268.2).
【0535】
【化209】
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【0536】
N−プロピル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例156
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)プロパン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.89 - 0.75 (m, 3H), 1.53 - 1.31 (m,
2H), 2.17 (s, 3H), 3.66 - 3.52 (m, 2H), 4.30 (br s, 2H), 6.58 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.00 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.51 - 7.35 (m, 5H); M+H(304.1).
【0537】
【化210】
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【0538】
N−(ピリジン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルプロパンアミド;実施例158
実施例5と同様の方法で3−p−トリルプロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.20 (s, 3H), 2.50 (m, 2H), 2.75 (t, J = 7.7 Hz, 2H), 5.13 (br s, 2H), 6.83 - 6.76 (m, 1H), 6.85 (dd,
J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 6.98 (m 4H), 7.31 - 7.20 (m, 2H), 7.35 (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.85 - 7.75 (m, 1H), 8.46 (ddd, J = 4.8, 2.0, 0.8 Hz, 1H); M+H(337.1).
【0539】
【化211】
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【0540】
N−(2−エチルヘキシル)−3−(3−メトキシフェニル)プロパンアミド;実施例160
実施例5と同様の方法で3−(3−メトキシフェニル)プロパン酸及び2−エチルヘキサン−1−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.77 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 0.83 (t, J
= 6.9 Hz, 3H), 1.34 - 1.07 (m, 10H), 2.35 (t, J = 7.7 Hz, 2H),
2.75 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 2.98 - 2.88 (m, 2H), 3.70 (s, 3H), 6.79 - 6.68 (m, 3H), 7.19 - 7.11 (m, 1H), 7.66 (t, J = 5.7 Hz, 1H); M+H(292.2).
【0541】
【化212】
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【0542】
2−(ベンジルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例161
実施例5と同様の方法で2−(ベンジルオキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.84 (br s, 2H), 4.41 (br s, 2H), 4.97 (br s, 2H), 6.80 (dd, J = 3.4, 1.1 Hz, 1H), 6.88 (dd, J = 5.1,
3.4 Hz, 1H), 7.17 - 7.10 (m, 2H), 7.38 - 7.19 (m, 8H), 7.40 (dd,
J = 5.1, 1.3 Hz, 1H); M+H(338.1).
【0543】
【化213】
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【0544】
N−イソプロピル−N−フェニル−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例164
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−イソプロピルアニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.97 (t, J = 6.3 Hz, 6H), 2.17 (s, 3H), 4.13 (s, 2H), 4.76 (m, 1H), 6.58 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.00 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.33 (d, J = 6.6 Hz, 2H), 7.57 - 7.39 (m, 3H); M+H(284.2).
【0545】
【化214】
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【0546】
N−フェニル−N−(ピリジン−4−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)アセトアミド;実施例167
実施例5と同様の方法で2−(p−トリルオキシ)酢酸及びN−(ピリジン−4−イルメチル)アニリンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.19 (s, 3H), 4.49 (br s, 2H), 4.88 (br s, 2H), 6.63 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.02 (dd, J = 8.7, 0.6 Hz,
2H), 7.23 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 7.46 - 7.29 (m, 5H), 8.46 (dd, J
= 4.4, 1.6 Hz, 2H); M+H(333.2).
【0547】
【化215】
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【0548】
N−エチル−2−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(p−トリルオキシ)プロパンアミド;実施例170
実施例5と同様の方法で2−メチル−2−(p−トリルオキシ)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.89 (m, 3H), 1.62 - 1.42 (m, 6H), 2.20 (m, 3H), 3.20 (マイナー) (q, J = 6.9 Hz, 2H), 3.63 (メジャー) (q, J = 6.9 Hz, 2H), 4.63 (メジャー) (s, 2H), 5.04 (マイナー) (s, 2H), 6.62 (メジャー) (d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.74 (マイナー) (d, J = 8.5
Hz, 2H), 7.11 - 6.87 (m, 4H), 7.40 (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H); M+H(318.1).
【0549】
【化216】
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【0550】
2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)−N−(1H−ピラゾル−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例182
実施例5と同様の方法で2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)−1H−ピラゾル−4−アミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 2.15 (s, 3H), 4.47 (s, 2H), 4.88 (br
s, 2H), 6.47 (ddd, J = 8.1, 2.1, 0.6 Hz, 1H), 6.60 (d, J = 2.0
Hz, 1H), 6.66 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.88 (br dd, J = 3.4, 1.1 Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.44 (m, 2H), 7.78 (br s,
1H), 9.10 (br s, 1H), 13.00 (br s, 1H); M+H(344.1).
【0551】
2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)酢酸;実施例182a
【0552】
メタノール(10.0mL)及び水(6.0mL)中のエチル2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)アセテート(1.20g、5.82ミリモル)の0℃の攪拌溶液にNaOHの10.0M溶液(3.0mL;30.0ミリモル)を添加した。次に氷浴を除去し、反応が終了するまで攪拌しながら反応物を室温に戻した。混合物を水(20.0mL)及び6.0MHCl(6.0mL)の攪拌混合物に注ぎ込み、そして生成物を濾取し、そして真空下に乾燥することにより70%収率で白色固体として692mgの2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)酢酸を得た。
【0553】
エチル2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)アセテート;実施例182b
【0554】
DCM(25.0mL)中のエチル2−(2−メトキシ−4−メチルフェノキシ)アセテート(2.73g、12.17ミリモル)の0℃の攪拌溶液に、DCM中のBBrの10M溶液(18.27ミリモル、18.3mL)を滴下した。反応物を1時間攪拌し、次に−78℃に冷却し、水でクエンチングした。室温に加温した後、溶液をEtOAcで3回抽出し、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、次にNaSOで乾燥した。得られた有機層をロータリーエバポレーターで濃縮し、次に幾分かのEtOAcを用いながらFlorisilに吸着させ、そして全ての揮発性物質をロータリーエバポレーターで蒸発させた。得られた粉末をクロマトグラフィーカラムにロードし、そしてヘキサン/酢酸エチル勾配を用いて精製した(Biotagesystem)。所望の画分から溶媒を蒸発させた後、1.623gのエチル2−(2−ヒドロキシ−4−メチルフェノキシ)アセテートを71%収率で回収した。
【0555】
【化217】
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【0556】
(E)−N−エチル−3−(4−メトキシフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例188
実施例5と同様の方法で(E)−3−(4−メトキシフェニル)アクリル酸及びN−(
チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.03 - 1.11 (m, 3H), 3.34 - 3.60 (m,
2H), 3.77 (s, 3H), 4.70 (メジャー) (s, 2H), 4.93 (マイナー) (s, 2H), 6.85 - 7.23 (m, 5H), 7.33 - 7.57 (m, 2H), 7.60 - 7.68 (m, 2H);
M+H(302.1).
【0557】
【化218】
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【0558】
(E)−N−エチル−N−(フラン−3−イルメチル)−3−p−トリルアクリルアミド;実施例189
実施例5と同様の方法で(E)−3−p−トリルアクリル酸及びN−(フラン−3−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約15:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.02 - 1.12 (m, 3H), 2.30 (s, 3H), 3.37 (マイナー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.47 (メジャー) (br q, J = 6.8 Hz, 2H), 4.38 (メジャー) (s, 2H), 4.55 (マイナー) (s, 2H), 6.39 (br s, 1H), 6.97 - 7.27 (m, 3H), 7.37 - 7.75 (m, 5H); M+H(270.1).
【0559】
【化219】
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【0560】
(E)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−o−トリルアクリルアミド;実施例191
実施例5と同様の方法で(E)−3−o−トリルアクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約15:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 - 1.21 (m, 3H), 2.36 - 2.40 (m,
3H), 3.42 (マイナー) (br q, J = 6.9 Hz, 2H), 3.54 (メジャー) (br q, J = 6.9 Hz, 2H), 4.73 (メジャー) (br s, 2H), 4.96 (マイナー) (br
s, 2H), 6.89 - 7.16 (m, 3H), 7.22 - 7.29 (m, 3H), 7.40 - 7.46 (m, 1H), 7.65 - 7.89 (m, 2H); M+H(286.1).
【0561】
【化220】
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【0562】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−エチル−N−(フラン−3−イルメチル)アクリルアミド;実施例193
実施例5と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリル酸及びN−(フラン−3−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約1.5:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.02 - 1.13 (m, 3H), 3.37 (マイナー) (br q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.48 (メジャー) (br q, J = 6.9 Hz, 1H), 4
.38 (メジャー) (br s, 1H), 4.56 (マイナー) (br s, 1H), 6.06 (s, 2H),
6.40 (br s, 1H), 6.91 - 7.17 (m, 3H), 7.37 - 7.53 (m, 2H), 7.58
- 7.66 (m, 2H); M+H(300.1).
【0563】
【化221】
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【0564】
(E)−3−(2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例194
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.03 - 1.14 (m, 3H), 3.20 (br t, J =
9.2 Hz, 2H), 3.39 (マイナー) (br q, J = 6.9 Hz, 2H), 3.51 (メジャー) (br q, J = 6.9 Hz, 2H), 4.57 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.71 (メジャー) (br s, 2H), 4.94 (マイナー) (br s, 2H), 6.78 (d, J = 8.2 Hz,
1H), 6.88 - 7.02 (m, 2H), 7.06 (br s, 1H), 7.34 - 7.56 (m, 3H),
7.61 - 7.72 (m, 1H); M+H(314.1).
【0565】
【化222】
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【0566】
(E)−3−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例198
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.00 (マイナー) (br t, J = 7.0 Hz, 1H), 1.12 (メジャー) (br t, J = 7.1 Hz, 2H), 3.30 (m, 2H), 4.18 (m,
4H), 4.63 (メジャー) (br s, 1H), 4.73 (br s, 2H), 4.74 (マイナー) (br s, 2H), 6.31 - 6.50 (m, 2H), 6.71 - 6.77 (m, 1H), 6.89 - 7.15
(m, 2H), 7.42 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.50 (マイナー) (d, J = 4.1 Hz, 1H); M+H(330.1).
【0567】
【化223】
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【0568】
N−エチル−5−メチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例202
実施例5と同様の方法で5−メチルベンゾフラン−2−カルボン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.22 (br s, 3H), 2.41 (s, 3H), 3.53 (
br s, 2H), 4.83 (br s, 2H), 6.99 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.13
(br s, 1H), 7.23 - 7.30 (m, 1H), 7.38 (br s, 1H), 7.47 (br d, J
= 4.5 Hz, 1H), 7.50 - 7.56 (m, 2H); M+H(300.1).
【0569】
【化224】
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【0570】
N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−p−トリルプロパンアミド;実施例206
実施例5と同様の方法で3−p−トリルプロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.96- 1.05 (m, 3H), 2.25 (s, 3H), 2.56
- 2.66 (m, 2H), 2.71 - 2.88 (m, 2H), 3.23 - 3.32 (m, 2H), 4.61 (メジャー) (br s, 2H), 4.67 (マイナー) (br s, 2H), 6.90 - 7.02 (m, 2H), 7.03 - 7.16 (m, 4H), 7.39 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.44 (マイナー) (dd, J = 4.8, 1.5 Hz, 1H); M+H(288.1).
【0571】
【化225】
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【0572】
(E)−N−エチル−3−(4−フルオロフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例207
実施例5と同様の方法で(E)−3−(4−フルオロフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.04 - 1.14 (m, 3H), 3.41 (マイナー) (br q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.53 (メジャー) (br q, J = 7.1 Hz, 2H), 4.73 (メジャー) (br s, 2H), 4.97 (マイナー) (br s, 2H), 6.90 - 7.02 (m, 1H), 7.03 - 7.31 (m, 4H), 7.40 - 7.45 (m, 1H), 7.51 - 7.60 (m, 1H), 7.71 - 7.86 (m, 2H); M+H(290.1).
【0573】
【化226】
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【0574】
(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−N−エチル−N−(フラン−3−イルメチル)アクリルアミド;実施例208
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)アクリル酸及びN−(フラン−3−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.03 - 1.14 (m, 3H), 2.02 (p, J = 7.5 Hz, 2H), 2.86 (m, 4H), 3.38 (マイナー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.49 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.39 (メジャー) (br s, 2H),
4.57 (マイナー) (br s, 2H), 6.40 (dd, J = 1.7, 0.7 Hz, 1H), 7.05
(メジャー) (d, J = 15.3 Hz, 1H), 7.15 (マイナー) (d, J = 15.5 Hz,
1H), 7.25 (br d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.35 - 7.69 (m, 5H); M+H(296.2).
【0575】
【化227】
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【0576】
(E)−N−エチル−3−(5−メチルチオフェン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例209
実施例5と同様の方法で(E)−3−(5−メチルチオフェン−2−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約15:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.03 - 1.12 (m, 3H), 2.46 (br s, 3H),
3.35 - 3.52 (m, 2H), 4.71 (メジャー) (br s, 2H), 4.87 (マイナー) (br s, 2H), 6.62 (メジャー) (d, J = 15.1 Hz, 1H), 6.75 (マイナー) (d, J = 14.9 Hz, 1H), 6.82 (br d, J = 2.1 Hz, 1H), 6.90 - 7.12 (m, 2H), 7.23 - 7.29 (m, 1H), 7.39 - 7.46 (m, 1H), 7.56 - 7.67 (m,
1H); M+H(292.1).
【0577】
【化228】
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【0578】
(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−エチル−N−(フラン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例210
実施例5と同様の方法で(E)−3−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリル酸及びN−(フラン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約1:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.10 - 0.94 (m, 3H), 3.38 (br q, J =
6.5 Hz, 1H), 3.52 (br q, J = 6.8 Hz, 1H), 4.59 (br s, 1H), 4.75
(br s, 1H), 6.06 (s, 2H), 6.30 - 6.42 (m, 2H), 6.93 (d, J = 8.0
Hz, 1H), 7.00 (br d, J = 15.3 Hz, 0.5H), 7.11 - 7.20 (m, 1.5H),
7.40 - 7.48 (m, 2H), 7.60 (br d, J = 13.6 Hz, 1H); M+H(300.1).
【0579】
【化229】
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【0580】
(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例211
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.03 - 1.14 (m, 3H), 2.02 (p, J = 7.4 Hz, 2H), 2.87 (m, 4H), 3.40 (マイナー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H),
3.52 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.72 (メジャー) (br s, 2H),
4.95 (マイナー) (br s, 2H), 6.93 - 7.01 (m, 1H), 7.08 (br s, 1H),
7.21 - 7.28 (m, 1H), 7.35 - 7.69 (m, 4H); M+H(312.1).
【0581】
【化230】
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【0582】
N−エチル−5−メトキシ−N−(チオフェン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;実施例213
実施例5と同様の方法で5−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) 1.22 (br s, 3H), 3.53 (br s, 2H), 3.79 (s, 3H), 4.83 (br s, 2H), 6.99 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.04 (dd, J = 9.0, 2.7 Hz, 1H), 7.14 (br s, 1H), 7.24 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.38 (br s, 1H), 7.47 (br d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.56 (br d, J
= 9.0 Hz, 1H); M+H(316.1).
【0583】
【化231】
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【0584】
(E)−N−エチル−3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例214
実施例5と同様の方法で(E)−3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.03 - 1.14 (m, 3H), 3.40 (マイナー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.50 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.80 (s, 3H), 4.71 (メジャー) (br s, 2H), 4.92 (マイナー) (br s, 2H),
6.76 - 7.25 (m, 6H), 7.32 - 7.54 (m, 2H), 9.06 (s, 1H); M+H(318.1).
【0585】
【化232】
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【0586】
(E)−N−エチル−N−(フラン−2−イルメチル)−3−p−トリルアクリルアミド;実施例215
実施例5と同様の方法で(E)−3−p−トリルアクリル酸及びN−(フラン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約1:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.99 - 1.09 (m, 3H), 2.32 (s, 3H), 3.39 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.52 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.60 (br s, 1
H), 4.75 (br s, 1H), 6.43 - 6.29 (m, 1H), 7.13 - 7.03 (m, 0.5H), 7.20 - 7.25 (m, 2.5H), 7.43 - 7.56 (m, 1H), 7.57 - 7.62 (m, 3H); M+H(270.1).
【0587】
【化233】
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【0588】
(E)−N−エチル−3−(2−フルオロフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例216
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2−フルオロフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.05 - 1.15 (m, 3H), 3.42 (マイナー) (br q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.53 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.74 (メジャー) (br s, 2H), 4.96 (マイナー) (br s, 2H), 6.93 - 7.03 (m, 1H), 7.06 - 7.10 (m, 1H), 7.15 - 7.37 (m, 3H), 7.39 - 7.51 (m, 2H), 7.62 - 7.71 (m, 1H), 7.84 - 7.96 (m, 1H); M+H(290.1).
【0589】
【化234】
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【0590】
(E)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−m−トリルアクリルアミド;実施例219
実施例5と同様の方法で(E)−3−m−トリルアクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.04 - 1.15 (m, 3H), 2.33 (br s, 3H),
3.41 (マイナー) (br q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.53 (メジャー) (br q, J
= 7.0 Hz, 2H), 4.73 (メジャー) (br s, 2H), 4.96 (マイナー) (br s,
2H), 6.92 - 7.02 (m, 1H), 7.05 - 7.33 (m, 4H), 7.38 - 7.58 (m, 4H); M+H(286.1).
【0591】
【化235】
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【0592】
(E)−N−エチル−3−(3−メトキシフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例221
実施例5と同様の方法で(E)−3−(3−メトキシフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.04 - 1.14 (m, 3H), 3.41 (マイナー) (br q, J = 6.8 Hz, 2H), 3.54 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.77 - 3.80 (m, 3H), 4.73 (メジャー) (br s, 2H), 4.97 (マイナー) (br
s, 2H), 6.90 - 7.03 (m, 2H), 7.06 - 7.19 (m, 2H), 7.22 - 7.36 (
m, 3H), 7.40 - 7.45 (m, 1H), 7.47 - 7.57 (m, 1H); M+H(302.1).
【0593】
【化236】
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【0594】
(E)−3−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例222
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.06 (マイナー) (br t, J = 7.0 Hz, 3H), 1.11 (メジャー) (br t, J = 7.0 Hz, 3H), 3.40 (マイナー) (br q, J = 6.8 Hz, 2H), 3.53 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.73 (メジャー) (br s, 2H), 4.97 (マイナー) (br s, 2H), 6.92 - 7.03 (m, 1H), 7.08 (br s, 1H), 7.16 (メジャー) (d, J = 15.4 Hz, 1H), 7.33 (マ
イナー) (d, J = 15.3 Hz, 1H), 7.37 - 7.63 (m, 4H), 7.95 (br d, J
= 17.3 Hz, 1H); M+H(352.1).
【0595】
【化237】
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【0596】
(E)−N−エチル−3−(3−フルオロフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例224
実施例5と同様の方法で(E)−3−(3−フルオロフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.06 (マイナー) (br t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.12 (メジャー) (br t, J = 7.1 Hz, 3H), 3.41 (マイナー) (br q, J = 6.8 Hz, 2H), 3.54 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.73 (メジャー) (br s, 2H), 4.98 (マイナー) (br s, 2H), 6.94 - 7.03 (m, 1H), 7.08 (d, J = 3.4 Hz, 1H), 7.16 - 7.26 (m, 1.6H), 7.34 - 7.49 (m, 2.4H), 7.49 - 7.61 (m, 2H), 7.62 - 7.72 (m, 1H); M+H(290.1).
【0597】
【化238】
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【0598】
(E)−N−エチル−3−(5−メチルフラン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例225
実施例5と同様の方法で(E)−3−(5−メチルフラン−2−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.98 - 1.23 (m, 3H), 2.30 (マイナー) (br s, 3H), 2.33 (メジャー) (br s, 3H), 3.36 - 3.51 (m, 2H), 4.71 (メジャー) (br s, 2H), 4.86 (マイナー) (br s, 2H), 6.23 (br s, 1H),
6.62 - 6.80 (m, 2H), 6.94 - 7.08 (m, 2H), 7.28 - 7.45 (m, 2H); M+H(276.1).
【0599】
【化239】
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【0600】
(E)−3−(4−シアノフェニル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例226
実施例5と同様の方法で(E)−3−(4−シアノフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.09 (m, 3H), 3.41 (マイナー) (br q, J
= 7.0 Hz, 2H), 3.55 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.74 (メ
ジャー) (br s, 2H), 4.99 (マイナー) (br s, 2H), 6.94 - 7.01 (m, 1H), 7.06 - 7.10 (m, 1H), 7.24 - 7.52 (m, 2H), 7.56 - 7.65 (m, 1H),
7.85 - 7.97 (m, 4H); M+H(297.1).
【0601】
【化240】
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【0602】
(E)−N−エチル−3−(チオフェン−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例227
実施例5と同様の方法で(E)−3−(チオフェン−2−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 - 1.17 (m, 3H), 3.37 - 3.53 (m,
2H), 4.72 (メジャー) (br s, 2H), 4.90 (マイナー) (br s, 2H), 6.79 (メジャー) (d, J = 15.2 Hz, 0.6H), 6.88 - 7.02 (m, 1.4H), 7.06 - 7.14 (m, 2H), 7.39 - 7.53 (m, 2H), 7.60 - 7.77 (m, 2H); M+H(278.1).
【0603】
【化241】
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【0604】
(E)−3−(2−シアノフェニル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例228
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2−シアノフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.05 - 1.16 (m, 3H), 3.43 (マイナー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.56 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.75 (メジャー) (br s, 2H), 5.00 (マイナー) (br s, 2H), 6.90 - 7.04 (m, 1H), 7.05 - 7.15 (m, 1H), 7.34 - 7.62 (m, 3H), 7.72 - 7.84 (m
, 2H), 7.91 (br d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.11 - 8.19 (m, 1H); M+H(297.1).
【0605】
【化242】
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【0606】
(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−N−エチル−N−(フラン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例231
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)アクリル酸及びN−(フラン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約1:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.98 - 1.12 (m, 3H), 2.02 (p, J = 7.4 Hz, 2H), 2.87 (m, 4H), 3.38 (br q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.53 (br q, J = 6.8 Hz, 1H), 4.60 (br s, 1H), 4.75 (br s, 1H), 6.30 - 6.42
(m, 2H), 7.06 (d, J = 15.3 Hz, 0.5H), 7.20 - 7.29 (m, 1.5H), 7.42 (br s, 1H), 7.46 - 7.55 (m, 1H), 7.57 - 7.67 (m, 2H); M+H(296.2).
【0607】
【化243】
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【0608】
3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)プロパンアミド;実施例234
実施例5と同様の方法で3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)プロパン酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 0.95 - 1.08 (m, 3H), 1.93 - 2.02 (m,
2H), 2.55 - 2.66 (m, 2H), 2.73 - 2.83 (m, 6H), 3.22 - 3.32 (m, 2H), 4.61 (メジャー) (br s, 2H), 4.67 (マイナー) (br s, 2H), 6.90 -
7.14 (m, 5H), 7.39 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.3 Hz, 1H), 7.45 (マイナー) (dd, J = 4.9, 1.5 Hz, 1H); M+H(314.2).
【0609】
【化244】
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【0610】
(E)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−3−(チオフェン−3−イル)アクリルアミド;実施例245
実施例5と同様の方法で(E)−3−(チオフェン−3−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 - 1.11 (m, 3H), 3.38 (マイナー) (br q, J = 6.7 Hz, 2H), 3.49 (メジャー) (br q, J = 6.7 Hz, 2H), 4.70 (メジャー) (br s, 2H), 4.92 (マイナー) (br s, 2H), 6.91 - 7.13 (m, 3H), 7.37 - 7.43 (m, 1H), 7.49 - 7.61 (m, 3H), 7.84 - 7.89 (m
, 1H); M+H(278.1).
【0611】
【化245】
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【0612】
(E)−3−(3−シアノフェニル)−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例246
実施例5と同様の方法で(E)−3−(3−シアノフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.06 (マイナー) (br t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.13 (メジャー) (br t, J = 7.0 Hz, 3H), 3.40 (マイナー) (br q, J = 6.9 Hz, 2H), 3.56 (メジャー) (br q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.74 (メジャー) (br s, 2H), 5.00 (マイナー) (br s, 2H), 6.94 - 7.01 (m, 1H), 7.06 - 7.11 (m, 1H), 7.31 (メジャー) (d, J = 15.5 Hz, 1H), 7.40
- 7.48 (m, 1H), 7.53 (マイナー) (d, J = 19.1 Hz, 1H), 7.57 - 7.67 (m, 2H), 7.83 (br d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.03 (br t, J = 9.0 Hz,
1H), 8.33 (br d, J = 12.7 Hz, 1H); M+H(297.1).
【0613】
【化246】
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【0614】
(E)−N−エチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例247
実施例5と同様の方法で(E)−3−(4−ヒドロキシフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.00 - 1.18 (m, 3H), 3.40 (マイナー) (br q, J = 7.3 Hz, 2H), 3.50 (メジャー) (br q, J = 7.3 Hz, 2H), 4.71 (メジャー) (br s, 2H), 4.92 (マイナー) (br s, 2H), 6.78 (br d, J = 8.4 Hz, 2H), 6.83 - 7.04 (m, 2H), 7.06 (br d, J = 3.0 Hz, 1H), 7.39 - 7.57 (m, 4H), 9.85 (s, 1H); M+H(288.1).
【0615】
【化247】
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【0616】
(E)−N−エチル−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例248
実施例5と同様の方法で(E)−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.10 (br s, 3H), 3.46 (br s, 2H), 3.69 (s, 3H), 4.71 (メジャー) (br s, 1H), 4.89 (マイナー) (br s, 1H),
6.07 (br s, 1H), 6.71 (br d, J = 17.0 Hz, 2H), 6.91 - 7.07 (m, 3H), 7.40 - 7.55 (m, 2H); M+H(275.1).
【0617】
【化248】
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【0618】
(E)−N−エチル−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例250
実施例5と同様の方法で2−(4−シアノフェノキシ)酢酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.01 (マイナー) (br t, J = 7.1 Hz, 1H), 1.15 (メジャー) (br t, J = 7.1 Hz, 2H), 3.30 - 3.36 (m, 2H), 4.64 (メジャー) (br s, 2H), 4.76 (マイナー) (br s, 2H), 5.01 (マイナー) (br s, 2H), 5.03 (メジャー) (br s, 2H), 6.89 - 7.16 (m, 4H), 7.42 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.51 (マイナー) (dd, J = 5.1, 1.1 Hz, 1H), 7.73 - 7.83 (m, 2H); M+H(301.1).
【0619】
【化249】
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【0620】
(E)−N−エチル−3−(2−メトキシフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例251
実施例5と同様の方法で(E)−3−(2−メトキシフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.03 - 1.15 (m, 3H), 3.42 (マイナー) (br q, J = 6.9 Hz, 2H), 3.51 (メジャー) (br q, J = 6.7 Hz, 2H), 3.84 (マイナー) (br s, 3H), 3.86 (メジャー) (br s, 3H), 4.72 (メジャー) (br s, 2H), 4.92 (マイナー) (br s, 2H), 6.90 - 7.02 (m, 2H), 7.03 - 7.26 (m, 3H), 7.32 - 7.48 (m, 2H), 7.67 - 7.94 (m, 2H); M+H(302.1).
【0621】
【化250】
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【0622】
(E)−N−エチル−3−(3−ヒドロキシフェニル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アクリルアミド;実施例252
実施例5と同様の方法で(E)−3−(3−ヒドロキシフェニル)アクリル酸及びN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.04 - 1.14 (m, 3H), 3.41 (マイナー) (
br q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.52 (メジャー) (br q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.72 (メジャー) (br s, 2H), 4.94 (マイナー) (br s, 2H), 6.79 (br d, J = 7.9 Hz, 1H), 6.93 - 7.25 (m, 6H), 7.37 - 7.54 (m, 2H), 9.55 (br s, 1H); M+H(288.1).
【0623】
実施例253
実施例5と同様の方法でN−(チオフェン−2−イルメチル)エタンアミンから調製した。室温H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6); M+H(2.1). 1H NMR (400 MHz, dmso) δ 1.01
(dt, J = 18.8, 7.1 Hz, 3H), 2.71 (dt, J = 17.8, 7.5 Hz, 2H), 2.93 (q, J = 7.8 Hz, 2H), 3.31 - 3.24 (m, 2H), 4.60 (s, 1H), 4.69 (s, 1H), 7.02 - 6.91 (m, 2H), 7.51 - 7.37 (m, 3H), 7.72 (d, J = 8.3 Hz, 2H).
【0624】
スキーム3
【化251】
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【0625】
市販されていない、又は別様に説明されている場合は、第2アミンの全ては、NaBH、LiAlH、Na(OAc)BH(STAB)、Na(CN)BH、2−ピコリンボラン複合体、5−エチル−2−メチルピリジンボラン(PEMB)又はそれらの等価物及びDCM(ジクロロメタン)、DCE(ジクロロエタン)、EtO(ジエチルエーテル)、THF(テトラヒドロフラン)、ジオキサン、MeOH、EtOH、MeCN、AcOHの単独又は2種又は3種の組み合わせのような当該分野で知られている標準的な還元剤及び一般的な条件の1つを利用して、実施例6a又は21bと同様の方法で還元的アミノ化により調製した。全ての使用したフェノール又はアルコールは市販品であった。当業者であれば上記した方法及び原理に従って以下に記載する説明から本化合物の合成を容易に誘導することができる。
【0626】
【化252】
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【0627】
2−(3−シアノフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例44
マイクロ波用バイアルにDMF(1.0mL)中の3−ヒドロキシベンゾニトリル(60mg、0.50ミリモル)、次いでDMF(4.0mL)中のKCO(140mg、1.0ミリモル)及び2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド(150mg、0.5ミリモル)を添加した。マイクロ波用バイアルにキャップをして10分間120℃でマイクロ波照射(EmrysOptimizer反応器)下に反応させた。化合物をHPLC上で精製し;清浄な画分を合わせ、そして濃縮し、101mg(0.29ミリモル、58%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.57 (s, 2H), 5.00 (s, 2H), 6.84 (br s, 1H), 6.91 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.15 (br d, J = 7.9 Hz,
1H), 7.23 - 7.33 (m, 3H), 7.34 - 7.52 (m, 6H); M+H(349.1).
【0628】
2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例44a
ジメチルホルムミド(15.0mL)中のN−(チオフェン−2−イルメチル)アニリン(3.51g、18.53ミリモル)及び重炭酸ナトリウム(1.71g、20.38ミリモル)の0℃攪拌懸濁液にブロモアセチルクロリド(1.54mL、18.53ミリモル)を添加した。氷浴を除去し、そしてフラスコをバブラーに連結することによりガスの発生及び膨張を可能とした。反応物を室温で一夜攪拌した。揮発性物質の大部分を真空下に蒸発させ、次に残存物をジクロロメタンに溶解回収し、そしてまず水で、そして次にブラインで洗浄した。得られた有機層をMgSO(複数)上に乾燥し、そして濃縮した。得られた粗生成物はDMCを用いながらFlorisil上に真空下に吸着させた(乾燥負荷)。得られた分散液をカラムクロマトグラフィーにより精製した(Biotageシステム;30CVに渡ってhex:EtOAc1〜20%勾配、40gSilicycleシリカカラム)。収集した画分を蒸発させることにより得られた4.51gの2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド(14.55ミリモル、78%)はH−NMR分析によれば97%より高純度であると判断された。
【0629】
【化253】
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【0630】
N−エチル−2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例27
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び4−メチルベンゼン−1,2−ジオールから調製した。収率:10%。H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (メジャー) (s, 1H), 9.04 (マイナー), (s, 1H), 7.51 (マイナー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.43 (メジャ
ー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.11 - 7.01 (マイナー) (m, 1H), 7.06 - 7.05 (メジャー) (m, 1H), 7.03 - 7.01 (マイナー) (m, 1H), 6.96 -
6.94 (メジャー) (m, 1H), 6.69 - 6.61 (m, 3H), 4.83 (マイナー) (s, 2H), 4.82 (メジャー) (s, 2H), 4.76 (マイナー) (s, 2H), 4.66 (メジャー)
(s, 2H), 3.36 - 3.30 (m, 2H), 2.16 (メジャー) (s, 3H), 2.14 (マイ
ナー) (s, 3H), 1.12 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H) 1.02 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H); M+H (306.1).
【0631】
【化254】
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【0632】
N−エチル−2−(3−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例32
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−エチル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び3−フルオロ−4−メチルフェノールから調製した。収率:31%
H−NMRによれば約2:1の比の回転異性体の混合物であった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.00 (マイナー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.13 (メジャー) (t, J = 7.1 Hz, 3H), 2.14 (br s, 3H), 3.22 - 3.40
(m, 2H), 4.64 (メジャー) (s, 2H), 4.75 (マイナー) (s, 2H), 4.84 (m,
2H), 6.61 - 6.80 (m, 2H), 6.87 - 7.20 (m, 3H), 7.42 (メジャー) (dd, J = 5.1, 1.2 Hz, 1H), 7.51 (マイナー) (d, J = 4.0 Hz, 1H); M+H
(308.1).
【0633】
【化255】
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【0634】
2−(3−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例55
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び3−フルオロ−4−メチルフェノールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.11 (d, J = 1.6 Hz, 3H), 4.42 (br s, 2H), 4.98 (br s, 2H), 6.52 (dd, J = 26.4, 10.2 Hz, 2H), 6.81 (br s, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.10 (t, J = 8.8 Hz, 1H), 7.28 - 7.21 (m, 2H), 7.46 - 7.33 (m, 4H); M+H (356.1).
【0635】
【化256】
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【0636】
2−(4−フルオロ−3−メチルフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例64
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び4−フルオロ−3−メチルフェノールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.14 (d, J = 1.8 Hz, 3H), 4.38 (br s, 2H), 4.98 (br s, 2H), 6.54 (br d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.64 (br s,
1H), 6.82 (br s, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 6.97 (t, J = 9.1 Hz, 1H), 7.28 - 7.21 (m, 2H), 7.48 - 7.32 (m, 4H); M+H (356.1).
【0637】
【化257】
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【0638】
2−(5−メチルピリジン−2−イルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例75
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び5−メチルピリジン−2オールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.17 (s, 3H), 4.57 (br s, 2H), 4.96 (br s, 2H), 6.71 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.81 (br s, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.31 - 7.24 (m, 2H), 7.46 - 7.32 (m, 4H), 7.50 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.87 (br s, 1H); M+H (339.1).
【0639】
【化258】
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【0640】
2−(3−フルオロ−4−メトキシフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例76
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び3−フルオロ−4−メトキシフェノールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.74 (s, 3H), 4.39 (br s, 2H), 4.98 (br s, 2H), 6.50 (br d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.69 (br d, J = 13.2 Hz, 1H), 6.81 (br s, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.01 (t,
J = 9.5 Hz, 1H), 7.26 (m, 2H), 7.46 - 7.32 (m, 4H); M+H (372.1).
【0641】
【化259】
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【0642】
2−(6−メチルピリジン−2−イルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例83
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び6−メチルピリジン−2オールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.29 (s, 3H), 4.55 (br s, 2H), 4.96 (br s, 2H), 6.60 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 6.79 (m, 2H), 6.89 (dd, J =
5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.31 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.47 - 7.34 (m, 4H), 7.55 (dd, J = 8.2, 7.3 Hz, 1H); M+H (339.1).
【0643】
【化260】
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【0644】
2−(6−メチルピリジン−3−イルオキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例90
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び6−メチルピリジン−3オールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.25 (s, 3H), 4.59 (br s, 2H), 4.95 (br s, 2H), 6.63 (br s, 1H), 6.79 (m, 2H), 6.88 (dd, J = 5.1, 3.4
Hz, 1H), 7.31 - 7.24 (m, 2H), 7.47 - 7.33 (m, 4H), 7.91 (d, J =
5.2 Hz, 1H); M+H (339.1).
【0645】
【化261】
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【0646】
N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)アセトアミド;実施例130
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び4−(トリフルオロメチル)フェノールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.55 (s, 2H), 4.98 (br s, 2H), 6.82 (br s, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 6.94 (br d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.28 (br d, J = 7.0 Hz, 2H), 7.46 - 7.35 (m, 4H), 7.60 (br d, J = 8.6 Hz, 2H); M+H (392.1).
【0647】
【化262】
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【0648】
N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)−2−(チオフェン−2−イルオキシ)アセトアミド;実施例145
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及びチオフェン−2−オールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.43 (br s, 2H), 4.99 (br s, 2H), 6.13 (br s, 1H), 6.65 (dd, J = 5.7, 3.8 Hz, 1H), 6.71 (dd, J = 5.8,
1.5 Hz, 1H), 6.81 (br s, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H), 7.25 - 7.20 (m, 2H), 7.44 - 7.33 (m, 4H); M+H (330.1).
【0649】
【化263】
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【0650】
2−(4−アリル−2−メトキシフェノキシ)−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド;実施例154
実施例44と同様の方法で2−ブロモ−N−フェニル−N−(チオフェン−2−イルメチル)アセトアミド及び4−アリル−2−メトキシフェノールから調製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.25 (m, 2H), 3.68 (s, 3H), 4.43 - 4.26 (m, 2H), 5.08 - 4.96 (m, 4H), 5.90 (m, 1H), 6.59 (br s, 2H), 6
.74 (br s, 1H), 6.81 (br s, 1H), 6.89 (dd, J = 5.1, 3.4 Hz, 1H),
7.26 - 7.20 (m, 2H), 7.40 (m, 4H); M+H (394.1).
【0651】
本明細書に列挙した特許及び公開物は当該分野における一般的技術を説明しており、そして全ての目的のために、そして、それぞれが参考により組み込まれることを特記的かつ個別に示す場合と同じ程度まで、参照により全体が本明細書に組み込まれる。引用された参考文献と本明細書との間に矛盾がある場合は、本明細書を優先する。本出願の実施形態の記載においては、明確化のために特定の用語を使用している。しかしながらそのように選択された特定の用語に本発明を限定する意図はない。本明細書中の如何なるものも本発明の範囲を限定するものとみなしてはならない。提示した全ての実施例は代表例であって非限定的である。上記の実施形態は上記教示内容を参照しながら当業者により適宜、本発明を逸脱することなく変更又は変化を加えてよい。
【0652】
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば、以下が提供される。
(項目1)
下記構造式(I)の化合物又はその塩又は溶媒和物であって:
【化300】
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式中、
Arは場合により置換されたアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロアリールであり;
−XはO−CR2a2b、CHR−CHR、CR=CR、又はシクロアルキルであるか;又は代替としてAr−X−X−は2環式のヘテロアリールであり;
2a、R2b、R、R、R及びRは独立して水素又は低級アルキルであり;
hArは窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する場合により置換された5員のヘテロアリールであり;そして、
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたアラルキル、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたヘテロアラルキル、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである、
化合物又はその塩又は溶媒和物。
(項目2)
場合により置換されたアリールが場合により置換されたフェニルである、項目1記載の化合物。
(項目3)
Arが場合により置換されたヘテロアリールであり、ヘテロアリールが窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する5又は6員のヘテロアリールである、項目1記載の化合物。
(項目4)
場合により置換されたヘテロアリールがピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピリミジル及びトリアジニルよりなる群から選択される場合により置換された基である、項目3記載の化合物。
(項目5)
任意の置換基がアルキル、ヘテロアルキル,アルケニル、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、N−アルキルアミノ、N−ジアルキルアミノ、ハロ、ニトロ、シアノ、アシル、カルボキシル、カルボキシルエステル又はアミドよりなる群から選択される基1つ以上であるか;又は、2つの置換基がそれらが結合している原子と一緒になって窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する場合により置換された炭素環基又は炭素環基を形成する、項目1記載の化合物。
(項目6)
2b、R、R、R及びRが水素である、項目1〜5の何れか1項に記載の化合物。
(項目7)
hArがピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソキサゾリル又はイソチアゾリルであり、その各々が場合により置換されている、項目1〜6の何れか1項に記載の化合物。
(項目8)
は場合により置換されたアルキルであり、ここでそのアルキルは直鎖、分枝鎖、環状又はそれらの組み合わせである、項目1〜7の何れか1項に記載の化合物。
(項目9)
が場合により置換されたアリール又は場合により置換されたヘテロアリールである、項目1〜7の何れか1項に記載の化合物。
(項目10)
がピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリミジル及びトリアジニルよりなる群から選択される場合により置換された基である、項目9記載の化合物。
(項目11)
−XがO−CH、O−CH(CH)又はO−CH(CHCH)である、項目1〜10の何れか1項に記載の化合物。
(項目12)
−XがCH−CH又はCH=CHである、項目1〜10の何れか1項に記載の化合物。
(項目13)
−Xがシクロプロピル、シクロブチル又はシクロペンチルである、項目1〜10の何れか1項に記載の化合物。
(項目14)
下記構造式(II)を有する項目1記載の化合物であって:
【化301】
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式中、
Arは場合により置換されたアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロアリールであり;
Yは酸素又はイオウであり;
Zは窒素又はCRであり;
Rは水素又は低級アルキルであり;
−XはO−CR2a2b、CHR−CHR、CR=CR、又はシクロアルキルであり;
2a、R2b、R、R、R及びRは独立して水素又は低級アルキルであり;
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたアラルキル、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたヘテロアラルキル、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルであり;
nは0、1、2又は3であり;そして、
各Rは独立して場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、N−アルキルアミノ、N−ジアルキルアミノ、ハロ、ニトロ、シアノ、アシル、カルボキシル、カルボキシルエステル又はアミドである、
化合物。
(項目15)
下記構造式(III)を有する項目14記載の化合物であって:
【化302】
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式中、
Arは場合により置換されたアリール、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロアリールであり;
−XはO−CR2a2b、CHR−CHR、CR=CR、又はシクロアルキルであり;
2a、R2b、R、R、R及びRは独立して水素又は低級アルキルであり;
及びZは独立して窒素又はCHであるが、ただし、Z及びZがともに窒素であることはなく;そして、
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたアラルキル、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたヘテロアラルキル、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである、
化合物。
(項目16)
Arは場合により置換されたアリールであり;そして、
−XはO−CR2a2b、CH−CH又はCH=CHであり;
Rは水素又は低級アルキルであり;
2a及びR2bは独立して水素又は低級アルキルであり;
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたアラルキル、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたヘテロアラルキル、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである、項目15記載の化合物。
(項目17)
Arが場合により置換されたフェニルである、項目16記載の化合物。
(項目18)
Arは場合により置換されたヘテロアリールであり;そして、
−XはO−CR2a2b、CH−CH又はCH=CHであり;
Rは水素又は低級アルキルであり;
2a及びR2bは独立して水素又は低級アルキルであり;
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたアラルキル、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたヘテロアラルキル、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである、項目15記載の化合物。
(項目19)
が場合により置換されたアルキル、場合により置換されたアリール、又は場合により置換されたヘテロアリールである、項目15〜18の何れか1項に記載の化合物。
(項目20)
2a及びR2bが水素である、項目15〜18の何れか1項に記載の化合物。
(項目21)
下記構造式(IV)を有する項目1記載の化合物であって:
【化303】
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式中、
Xは2環式のヘテロアリールであり;
hArは窒素、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子1つ以上を含有する場合により置換された5員のヘテロアリールであり;
は場合により置換されたアルキル、場合により置換されたヘテロアルキル、場合により置換されたアルケニル、場合により置換されたアリール、場合により置換されたアラルキル、場合により置換されたヘテロアリール、場合により置換されたヘテロアラルキル、場合により置換された炭素環基、又は場合により置換されたヘテロシクリルである、
化合物。
(項目22)
hArがチエニル又はフラニルである、項目21記載の化合物。
(項目23)
Xが場合により置換されたベンゾフラニルである、項目21又は22に記載の化合物。
(項目24)
が場合により置換されたアルキル、場合により置換されたアリール、又は場合により置換されたヘテロアリールである、項目21〜23の何れか1項に記載の化合物。
(項目25)
明細書の表1に記載の化合物又はその塩又は溶媒和物。
(項目26)
項目1〜24の何れか1項に記載の化合物又はその塩又は溶媒和物を含む個人向け製品。
(項目27)
少なくとも1つの担体を更に含む組成物である項目26記載の個人向け製品。
(項目28)
組成物が摂取可能な組成物又は個人向けケア組成物である、項目27記載の個人向け製品
(項目29)
摂取可能な組成物が食品又は飲料品である、項目28記載の個人向け製品。
(項目30)
組成物が固体、半固体、プラスター、溶液、懸濁液、ローション、クリーム、フォーム、ジェル、ペースト、乳液、又はこれらの組み合わせの形態である、項目27記載の個人向け製品。
(項目31)
組成物中の項目1〜24の何れか1項に記載の化合物が約0.0001ppm〜100,000ppmの範囲の濃度にある、項目27記載の個人向け製品。
(項目32)
組成物中の項目1〜24の何れか1項に記載の化合物が約1ppm〜500ppmの範囲の濃度にある、項目31記載の個人向け製品。
(項目33)
布地製品又は梱包材料である、項目26記載の個人向け製品。
(項目34)
ケメステティック(chemesthetic)濃縮物が下記成分を含む項目27記載の個人向け製品:
i)香味調節剤としての項目1〜24の何れか1項に記載の化合物;
ii)担体;及び、
iii)場合により少なくとも1つのアジュバント。
(項目35)
ヒト又は動物の消費又は使用のための、項目26記載の個人向け製品。
(項目36)
項目1〜25の何れか1項に記載の化合物又はその塩又は溶媒和物に受容体を接触させることを含む一過性受容体電位チャンネルメラスタチンメンバー8(TRPM8)を活性調節する方法。
(項目37)
インビトロ又はインビボである、項目36記載の方法。
(項目38)
化合物がTRPM8受容体アゴニストである、項目36又は37記載の方法。
(項目39)
組成物を項目1〜25の何れか1項に記載の化合物又はその塩又は溶媒和物と組み合わせることにより修飾された組成物を形成することを含む組成物の涼感刺激をモジュレートする方法。
(項目40)
ヒト又は動物を項目1〜25の何れか1項に記載の化合物又はその塩又は溶媒和物に接触させることを含むヒト又は動物において涼感刺激を誘導する方法。