(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
携帯端末を所有する客に関する情報を取得して、取得した前記情報に基づいて新規注文情報を生成し、生成した前記新規注文情報をサーバ装置へ送信し、前記携帯端末が前記サーバ装置へのアクセスに必要な前記新規注文情報に基づくアクセス情報を提供する店舗内システムと、
前記店舗内システムが提供する前記アクセス情報を取得し、取得した前記アクセス情報を前記サーバ装置へ送信する携帯端末と、
前記店舗内システムと前記携帯端末とネットワークを介して接続され、前記店舗内システムが送信する前記新規注文情報と前記携帯端末が送信した前記アクセス情報とに基づいて、前記携帯端末が前記店舗内システムによって提供される機能を利用可能であるか判別するサーバ装置と、
を備え、
前記サーバ装置は、
前記携帯端末の接続を許可する場合、前記新規注文情報に基づいて接続端末コードを生成し、生成した前記接続端末コードを、前記携帯端末と前記店舗内システムへ送信し、
前記携帯端末は、
前記サーバ装置が提供する各種の機能を利用するとき、前記接続端末コードを前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、
前記携帯端末が送信した前記接続端末コードに応じて、前記アクセス情報を送信した前記携帯端末を所有する客に提供可能な各種機能を前記携帯端末に提供する、
注文管理システム。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、オーダー管理システムの例として、レストラン、居酒屋、ファーストフード店、コンビニエンスストア等の飲食店で用いられるシステムを例に説明し、商品の例として飲食物を例に説明する。
【0028】
図1は、本実施形態に係るオーダー管理システム1の概略構成図である。
図1に示すように、オーダー管理システム1は、携帯端末3、店舗内システム4、およびサーバ装置5を含んで構成される。携帯端末3、店舗内システム4、およびサーバ装置5は、インターネット2を介して接続されている。
【0029】
インターネット2は、例えばTCP/IP通信規格を用いたネットワークである。なお、店舗内システム4とサーバ装置5との接続は、例えば有線ネットワークであり、携帯端末3の接続は、例えば無線ネットワークである。
【0030】
店舗内システム4は、レストランや居酒屋などの外食店舗で用いられるシステムである。また、店舗内システム4は、店員が注文入力装置46(ハンディターミナル)によって受けた注文に関する情報(新規注文情報)または券売機44で客が購入した食券に基づく注文に関する情報(新規注文情報)を、インターネット2を介してサーバ装置5へ送信する。また、店舗内システム4は、取得した新規注文情報に応じて各種の処理を行い、取得した新規注文情報に応じてQRコード(登録商標)等の二次元コードを印字した伝票を発行する。なお、店舗内システム4の構成と動作については、後述する。また、用いるコードはQRコード(登録商標)に限られず、他の二次元コードであってもよく、さらには三次元コード等であってもよい。
【0031】
携帯端末3は、客が有する端末であり、通信機能と入力機能と表示機能を備える。携帯端末3は、例えばスマートフォン、タブレット端末、ウェアブル端末、腕時計型端末、携帯ゲーム機器等である。また、携帯端末3は、伝票に印字された二次元コード、または注文入力装置46が提示する二次元コード、または印字装置45が提示する二次元コードを読み取り、読み取った結果に基づいて接続リクエストを生成し、生成した接続リクエストを、インターネット2を介してサーバ装置5に送信する。携帯端末3は、客が操作した結果に応じた追加注文に関する情報(追加注文情報)を、インターネット2を介して店舗内システム4に送信する。なお、携帯端末3の構成と動作については、後述する。
【0032】
サーバ装置5は、例えばクラウド上に設置されているサーバ装置である。サーバ装置5は、店舗内システム4が送信した注文データを、インターネット2を介して取得し、取得した注文データに応じて新規注文情報テーブルを生成する。さらに、サーバ装置5は、携帯端末3が送信した接続リクエスト情報を、インターネット2を介して取得し、取得した接続リクエストに対して認証を行い、認証した結果を、インターネット2を介して携帯端末3と店舗内システム4に送信する。サーバ装置5は、携帯端末3が送信した追加注文情報を、インターネット2を介して取得する。なお、携帯端末3の構成と動作については、後述する。
【0033】
次に、店舗内システム4の構成例と動作について説明する。
図2は、本実施形態に係る店舗内システム4の概略構成図である。
図2に示すように、店舗内システム4は、ブロードバンドルータ41、POS(Point Of Sale system;販売時点情報管理)42、注文管理装置43、券売機44、印字装置45、注文入力装置46、および呼び出し装置47を備える。ブロードバンドルータ41、POS42、注文管理装置43、券売機44それぞれは、有線ネットワーク48を介して互いに接続されている。また、印字装置45、注文入力装置46、および呼び出し装置47は、無線ネットワーク49を介して注文管理装置43に接続されている。
【0034】
有線ネットワーク48は、例えばLAN(Local Area Network;ローカル・エリア・ネットワーク)である。無線ネットワーク49は、例えばIEEE 802.11規格であるWi−Fi規格のネットワークである。
ブロードバンドルータ41は、インターネット2と有線ネットワーク48との異なるネットワーク同士を相互接続するネットワーク機器であり、POS42、注文管理装置43、券売機44をインターネット2へ接続するルータである。
【0035】
POS42は、レジスターであり、注文管理装置43が送信した注文データを取得し、取得した注文データを用いて商品の販売額を計算する装置である。例えば、客がレジで注文を行う場合、POS42は、注文に応じて注文データを生成し、生成した注文データを、有線ネットワーク48を介して注文管理装置43に送信する。また、従業員が注文入力装置46を操作して客からの注文を受けた場合、POS42は、注文管理装置43が送信した注文データを取得する。また、客が携帯端末3を操作して注文(含む追加注文)を入力した場合、POS42は、注文管理装置43が送信した注文データを取得する。POS42は、取得した注文データに基づいて、会計処理を行う。
【0036】
注文管理装置43は、POS42または券売機44が送信した注文データを、有線ネットワーク48を介して取得する。または、注文管理装置43は、注文入力装置46が送信した注文データを、無線ネットワーク49を介して取得する。または、注文管理装置43は、携帯端末3が送信した注文データを、インターネット2とブロードバンドルータ41と有線ネットワーク48を介して取得する。注文管理装置43は、取得した注文データに基づいて二次元コードを生成し、生成した二次元コードを注文データに含めて印字装置45に送信する。また、注文管理装置43は、注文された料理が調理された場合、注文データに基づいて客を呼び出す呼出データを生成し、生成した呼出データを、無線ネットワーク49を介して呼び出し装置47に送信する。
【0037】
券売機44は、例えば商品毎のボタン、タッチパネル式入力部、通貨投入口、プリペイドカードの投入または通信部等を備えている。券売機44は、客が操作した結果に応じて注文データを生成し、生成した注文データを、有線ネットワーク48を介して注文管理装置43に送信する。なお、券売機44が、印字装置45を備えていてもよい。
【0038】
印字装置45は、注文管理装置43が送信した注文データを、無線ネットワーク49を介して取得し、取得した注文データを伝票に印刷する。なお、印字装置45は、注文データに含まれる二次元コードも伝票に印刷する。
【0039】
注文入力装置46は、従業員(店員、ウェイトレス、ウェイター)が所持する装置であり、入力部や表示部を備える。注文入力装置46は、従業員が操作した結果に応じて注文データを生成し、生成した注文データを、無線ネットワーク49を介して注文管理装置43に送信する。なお、注文入力装置46の構成については、後述する。
【0040】
呼び出し装置47は、表示部を備え、注文管理装置43が送信した呼出データを、無線ネットワーク49を介して取得し、取得した呼出データを表示する。ここで、呼出データには、例えばテーブルを識別する情報であるテーブルNo(番号)またはテーブルNoを示す情報が含まれている。なお、呼び出し装置47は、従業員が表示部を確認しやすいように、店舗内の壁の高い位置に設置されることが多い。
【0041】
次に、携帯端末3の構成例と動作について説明する。
図3は、本実施形態に係る携帯端末3の概略構成図である。
図3に示すように、通信部301、キー入力部302、カメラ303、表示部304、CPU(中央演算処理装置)305、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)306、RAM(Random Access Memory)307、記憶装置308、および音出力部309を備えている。また、通信部301、キー入力部302、カメラ303、表示部304、CPU305、ROM306、RAM307、記憶装置308、および音出力部309は、バス(Bus)310を介して接続されている。
【0042】
通信部301は、CPU305の制御によって、注文管理装置43が送信した情報を、インターネット2を介して受信し、受信した情報をCPU305に出力する。また、通信部301は、CPU305が出力した情報(含む注文データ、二次元コード)を、インターネット2を介して注文管理装置43に送信する。
【0043】
キー入力部302は、機械式スイッチ、表示部304上に設けられたタッチパネル入力部である。キー入力部302は、客が操作した結果を検出し、検出した入力情報をCPU305に出力する。
【0044】
カメラ303は、CPU305の指示に応じて、伝票に印刷された二次元コードを含む画像を撮像し、撮像した画像をCPU305に出力する。
表示部304は、液晶パネル、有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネル等であり、CPU305が出力した画像を表示する。
【0045】
CPU305は、例えば記憶装置308が記憶する注文プログラムを読み出し、読み出した注文プログラムに応じて携帯端末3を制御する。なお、CPU305は、客の操作に応じて、インターネット2に接続して注文プログラムを予めダウンロードし、ダウンロードした注文プログラムを記憶装置308に予めインストールする。CPU305は、注文プログラムに応じて表示部304に表示させる注文入力画像、追加注文を入力する追加注文入力画像、二次元コード読み取りを行うときの表示画像、会計指示の画像等を生成し、生成した画像を表示部304に出力する。なお、注文入力画像には、テーブルNoの入力を促す画像、1つの固まりのテーブルの椅子に着席している客の人数の入力を促す画像、注文料理名の選択画像、注文料理の個数の入力画像等が含まれる。なお、1つの固まりのテーブルとは、1つのテーブルまたは複数のテーブルを隣接させて並べたものである。本実施形態では、この1つの固まりのテーブルの椅子に着席している客の総数を、客の人数という。このため、テーブルの椅子に着席している客の数は、1人以上であり、複数人の場合もある。CPU305は、キー入力部302が出力した入力情報に基づいて注文データを生成し、生成した注文データを、通信部301を制御して送信する。なお、注文データには、テーブルNo、客の人数、注文された料理を識別する情報である料理のメニュー番号(料理識別情報)(以下、単にメニュー番号という)と個数等の情報が含まれている。また、CPU305は、注文管理装置43が送信した呼出データを、インターネット2または無線ネットワーク49を介して取得する。ここで、メニュー番号とは、予め料理毎に設定されている番号であり、例えばコーヒーが0001、紅茶が0002等である。そして、CPU305は、取得した呼出データに応じて呼出画像と呼出音を生成し、生成した呼出画像を表示部304に出力し、生成した呼出音を音出力部309に出力する。
【0046】
ROM306は、携帯端末3の制御プログラム等を格納する。
RAM307は、例えば注文データを一時的に記憶する。
【0047】
記憶装置308は、例えばフラッシュメモリである。記憶装置308は、注文プログラムを記憶する。なお、ROM306が注文プログラムを記憶していてもよい。また、注文プログラムは、少なくともQRコード(登録商標)を撮影して、撮影した画像を画像認識し、QRコード(登録商標)に埋め込まれているサーバサイトURLへ接続するプログラムを含む。
音出力部309は、例えばスピーカである。音出力部309は、CPU305が出力した音情報を再生する。
【0048】
次に、注文入力装置46の構成例と動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る注文入力装置46の概略構成図である。
図4に示すように、通信部461、キー入力部462、表示部463、CPU464、ROM465、RAM466、および記憶装置467を備えている。また、通信部461、キー入力部462、表示部463、CPU464、ROM465、RAM466、および記憶装置467は、バス468を介して接続されている。
【0049】
通信部461は、CPU464から出力された注文データを、無線ネットワーク49を介して注文管理装置43へ送信する。
キー入力部462は、複数のスイッチ、表示部463上に設けられたタッチパネル式センサーである。なお、複数のスイッチは、料理毎のボタン、テーブルNoや人数や注文数を入力する数字ボタン等を備えている。キー入力部462は、従業員により操作されたキーを検出し、検出したキーを示す情報をCPU464に出力する。
表示部463は、CPU464の制御に応じて各種情報を表示する。表示部463は、例えば液晶パネル、または有機ELパネルである。
【0050】
CPU464は、ROM465が記憶する制御プログラムと、RAM466または記憶装置467記憶する各種情報を読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。また、CPU464は、必要な情報をRAM466に記憶させる。CPU464は、無線ネットワーク49を介して注文入力装置46が備える各部と互いにデータの入出力が可能な状態で接続している。CPU464は、キー入力部462が検出した入力情報をRAM466に記憶させる。またCPU464は、キー入力部462が検出した入力情報を表示部463に表示させる。CPU464は、キー入力部462が検出した入力情報に基づいて注文データを生成し、生成した注文データを通信部461へ出力する。
【0051】
ROM465は、CPU464が用いる制御プログラムを記憶する。
RAM466、CPU464が用いる情報を記憶する一時記憶する。
記憶装置467は、例えばフラッシュメモリである。記憶装置467は、注文入力装置46の電源が消耗してRAM466の内容を保持できなくなった場合に消失させたくないデータを保持する。消失させたくないデータとは、例えば、注文管理装置43の端末番号や従業員番号、メニューの情報(料理名称・メニュー番号、単価など)、過去の動作履歴(ログデータ)等である。
【0052】
<第1の処理例>
次に、オーダー管理システム1が行う処理の一例を説明する。
第1の処理例では、従業員が客から注文を取り、注文入力装置46に注文を入力する例を説明する。
図5は、本実施形態に係るオーダー管理システム1が行う第1の処理例のシーケンス図である。なお、以下の処理は、客がテーブルに着席した後に行う。
【0053】
(ステップS1)従業員は、注文入力装置46のキー入力部462を操作して、客からの新規の注文を入力する。従業員が入力するデータは、テーブルNo、客の人数、客層(年齢、性別)データ、注文データ等である。続けて、注文入力装置46のCPU464は、従業員がキー入力部462を操作した結果に応じて送信データを生成する。なお、送信データには、テーブルNo、そのテーブルに着席している客の人数、客層データ、注文データ等が含まれている。また、注文データには、メニュー番号、個数が含まれている。
(ステップS2)CPU464は、生成した送信データを、通信部461と無線ネットワーク49を介して注文管理装置43へ送信する。
【0054】
(ステップS3)注文管理装置43は、注文入力装置46が送信した送信データを取得することで、注文を受け付ける。注文管理装置43は、取得した送信データを用いて、伝票No(番号)を付与し(以下、付番するともいう)、チェックコードを生成し、伝票データを生成する。ここで、チェックコードとは、例えば、テーブルNoや客の情報(人数、客層等)を用いて生成されるデータであり、不正な注文を防止するための識別子として用いる。
【0055】
(ステップS4)注文管理装置43は、新規注文情報を、有線ネットワーク48とインターネット2を介してサーバ装置5へ送信する。なお、新規注文情報には、店舗No(番号)、テーブルNo、伝票No、客層データ、注文情報、チェックコードが含まれている。店舗Noとは、例えばチェーン店において、店舗毎に割り振られた店舗固有の番号である。また、注文情報は、注文データがあることを示す情報と、注文データを含む。なお、伝票Noが全てのチェーン店で重ならないように付与されているか伝票Noに店舗Noが含まれる場合、新規注文情報は、店舗Noを含まなくてもよい。この場合、サーバ装置5は、伝票Noに基づき、店舗を判別するようにしてもよい。また、新規注文情報は、チェックコードを含まなくてもよい。この場合、注文管理装置43は、チェックコードを用いずに伝票印字データを生成し、サーバ装置5が、チェックコードを含まない新規注文情報に基づいて認証するようにしてもよい。
【0056】
(ステップS5)注文管理装置43は、取得した送信データを用いて伝票印字データを生成し、生成した伝票印字データを、無線ネットワーク49を介して印字装置45へ送信する。なお、
図5に示す例において、伝票印字データは、QRコード(登録商標)のイメージデータである。また、QRコード(登録商標)には、少なくとも客が携帯端末3を操作してアクセスするサーバーサイトURL、店舗No、伝票No、チェックコードが含まれている。また、本実施形態では、サーバーサイトURL、店舗No、伝票No、チェックコードが含まれているQRコード(登録商標)をアクセス情報という。
【0057】
(ステップS6)印字装置45は、注文管理装置43が送信した伝票印字データを取得し、取得した伝票印字データを印字した伝票g51を発行する(伝票印字ともいう)。続けて、従業員は、発行された伝票g51を客に渡す。なお、印字装置45は、注文入力装置46が備えていてもよい。または、印字装置45は、テーブル毎にテーブル上に設置されていてもよい。
【0058】
(ステップS7)サーバ装置5は、注文管理装置43が送信した新規注文情報を取得し、取得した新規注文情報をテーブル形式にし(テーブルの作成ともいう)、サーバ装置5が備える、またはサーバ装置5に接続されている記憶装置に記憶させる。なお、サーバ装置5は、伝票No毎に新規注文情報をテーブル形式で記憶させる。このため、テーブル形式の新規注文情報データは、
図6に示すように、店舗毎に生成され、伝票Noに、テーブルNoと客層データと注文情報(メニュー番号、個数)とチェックコードとが対応付けられている。
図6は、本実施形態に係るサーバ装置5が記憶する新規注文情報を示す図である。
図6に示すように、新規注文情報には、例えば、伝票Noが564321に、テーブルNoが38と、チェックコードがX215P2と、メニュー番号が0023と、個数が1と、客層データが20代男性とが対応付けられている。なお、例えば伝票Noが564321の客から追加注文を受けた場合は、この伝票Noに追加注文情報(メニュー番号、個数)が追加される。
【0059】
(ステップS8)客は、伝票印字データが印字されている伝票g51を取得する。続けて、客は、携帯端末3のキー入力部302を操作して注文プログラムを選択する。続けて、携帯端末3のCPU305は、注文プログラムを起動する。続けて、客は、伝票g51をカメラ303によって撮影する。
【0060】
(ステップS9)携帯端末3のCPU305は、カメラ303が撮影したQRコード(登録商標)を画像認識して、QRコード(登録商標)に含まれているサーバーサイトURL、店舗No、伝票No、チェックコードを読み出し、読み出したサーバーサイトURL、店舗No、伝票No、チェックコードを記憶装置308に記憶させる。
【0061】
(ステップS10)CPU305は、通信部301を制御して読み出したサーバーサイトURLへ、インターネット2を介して接続する。CPU305は、接続後、店舗Noと伝票Noとチェックコードを接続依頼情報として、インターネット2を介してサーバ装置5に送信する。
【0062】
(ステップS11)サーバ装置5は、携帯端末3が送信した接続依頼情報を取得する。続けて、サーバ装置5は、取得した情報を、記憶させたテーブル形式の情報と比較することで、一致する情報が存在する場合に認証がOKであると判別し、一致する情報が存在しない場合に認証がNGであると判別する。続けて、サーバ装置5は、認証がOKであると判別した場合(ステップS11;OK)、ステップS14の処理に進め、認証がNGであると判別した場合(ステップS11;NG)、ステップS12の処理に進める。
【0063】
(ステップS12)サーバ装置5は、認証がNGであるため不正な注文であると判別して、認証がNGであることを示す情報を、インターネット2を介して携帯端末3へ送信する。
【0064】
(ステップS13)CPU305は、サーバ装置5が送信した認証がNGであることを示す情報を、通信部301を介して取得する。CPU305は、取得した認証がNGであることを示す情報に応じて、注文プログラムによって表示部304上に認証がNGであることを示す画像g52「認証に失敗しました」を表示させ、処理を終了する。
【0065】
(ステップS14)サーバ装置5は、認証がOKであったため、新規注文情報に基づき、店舗Noと伝票Noを含む接続端末コードを生成し、生成した接続端末コードを、インターネット2を介して携帯端末3へ送信する。なお、接続端末コードとは、サーバ装置5への接続を許可する携帯端末3を示す情報である。サーバ装置5は、接続端末コードを、携帯端末3へ情報報知する場合に用いる。続けて、サーバ装置5は、接続端末コードを、例えば店舗No、伝票No、注文情報に対応付けて記憶する。
【0066】
(ステップS15)CPU305は、サーバ装置5が送信した接続端末コードを、通信部301を介して取得する。CPU305は、接続端末コードを取得したことに応じて、表示部304上に認証がOKであることを示す画像g53「接続しました 機能メニュー」を表示させる。機能メニューには、例えば、注文データ(料理名称、個数)、調理の進行状態、合計金額、追加注文の入力等が含まれている。
図16の符号g162は、機能メニューの一例であり、各種機能ボタンの画像b166〜b169が、例えば、注文データ(料理名称、個数)、調理の進行状態、合計金額、追加注文の入力に対応する。なお、サーバ装置5が提供する機能メニュー等は、例えばウェブアプリケーションである。また、サーバ装置5は、メニュー番号と料理名称とを対応付けて記憶している。そして、サーバ装置5は、この記憶している情報を用いて、メニュー番号を料理名称に変換して機能メニュー(店舗システムによって提供される機能)を提供する。なお、サーバ装置5との接続後にCPU305が送信する接続リクエストには、接続端末コードが含まれている。
(ステップS16)サーバ装置5は、接続端末コードを、インターネット2を介して注文管理装置43へ送信する。
【0067】
(ステップS17)客は、携帯端末3がサーバ装置5と接続されたのち、機能メニューを選択する。CPU305は、客によって機能メニューが選ばれた場合、接続端末コードを含む接続リクエストと選択された機能メニューを示す情報を、インターネット2を介してサーバ装置5へ送信することで、処理を継続する。なお、サーバ装置5は、認証がOKであった場合でも、客が会計を済ませた後等、認証をNGに変更することで、携帯端末3との接続を終了する。
【0068】
以上の処理によって、客が注文の意思がある状態のとき、客が所有している携帯端末3を、店舗のサーバ装置5への接続を確立することができる。なお、客が注文の意思がある状態とは、客が従業員に注文を行った状態、または客が食券購入等によって注文に対する代金を支払っている状態のうち少なくとも1つである。すなわち、サーバ装置5は、客が注文の意思がある状態のときに、客の携帯端末3をサーバ装置5に接続させるようにしたので、いたずら等による不正な接続による不正な注文等を防ぐことができる。
【0069】
なお、接続端末コードは、チェックコードと同じであってもよく、携帯端末3毎にサーバ装置5が割り振った暗証番号やパスワードであってもよい。携帯端末3を利用する客は、後述する携帯端末3を用いて、従業員の呼び出しを行うときや追加注文を行うときなどに、まずこの接続端末コードを入力してから操作するようにしてもよい。または、携帯端末3のCPU305が、記憶装置308に接続端末コードを記憶させておくようにしてもよい。
【0070】
<第2の処理例>
第2の処理例では、客が携帯端末3から注文を入力する例を説明する。
図7は、本実施形態に係るオーダー管理システム1が行う第2の処理例のシーケンス図である。なお、以下の処理も、客がテーブルに着席した後に行う。
【0071】
(ステップS101)従業員は、注文入力装置46のキー入力部462を操作して、空伝票を発行する機能を選択する。なお、従業員は、キー入力部462を操作して、テーブルNo、客の人数、客層データ等を入力する。続けて、注文入力装置46のCPU464は、従業員がキー入力部462を操作した結果に応じて空伝票を発行する空伝票発行指示を生成する。なお、空伝票発行指示には、テーブルNo、そのテーブルに着席している客の人数、客層データ等が含まれている。すなわち、空伝票発行指示には、注文データが含まれていないことを示す情報が含まれている。または、空伝票発行指示には、注文データが含まれていなくてもよい。
(ステップS102)CPU464は、生成した空伝票発行指示を、通信部461と無線ネットワーク49を介して注文管理装置43へ送信する。
【0072】
(ステップS103)注文管理装置43は、注文入力装置46が送信した空伝票発行指示を取得することで、注文を受け付ける。注文管理装置43は、取得した空伝票発行指示を用いて、伝票Noを付番し、チェックコードを生成し、伝票データを生成する。
【0073】
(ステップS104)注文管理装置43は、新規注文情報を、有線ネットワーク48とインターネット2を介してサーバ装置5へ送信する。なお、新規注文情報には、店舗No、テーブルNo、伝票No、客層データ、注文情報、チェックコードが含まれている。ここで、注文情報は、注文データがないことを示す情報が含まれる。なお、注文管理装置43は、空伝票発行指示に注文データが含まれていないことを示す情報が含まれている場合、または注文データが含まれていない場合、注文データがないことを示す情報(客の注文が未確定であることを示す情報)を生成する。
【0074】
(ステップS105)注文管理装置43は、取得した送信データを用いて伝票印字データを生成し、生成した伝票印字データを、無線ネットワーク49を介して印字装置45へ送信する。
【0075】
(ステップS106)印字装置45は、注文管理装置43が送信した伝票印字データを取得し、取得した伝票印字データを印字した伝票g61を発行する。続けて、従業員は、発行された伝票g61を客に渡す。
【0076】
(ステップS107)サーバ装置5は、注文管理装置43が送信した新規注文情報を取得し、取得した新規注文情報をテーブル形式にし、サーバ装置5が備える、またはサーバ装置5に接続されている記憶装置に記憶させる。
【0077】
(ステップS108)携帯端末3のCPU305は、ステップS8(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS109)CPU305は、ステップS9(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS110)CPU305は、ステップS10(
図5)と同様の処理を行う。
【0078】
(ステップS111)サーバ装置5は、携帯端末3が送信した情報を取得する。続けて、サーバ装置5は、取得した情報を、記憶させたテーブル形式の情報と比較することで、一致する情報が存在する場合に認証がOKであると判別し、一致する情報が存在しない場合に認証がNGであると判別する。続けて、サーバ装置5は、認証がOKであると判別した場合(ステップS111;OK)、ステップS114の処理に進め、認証がNGであると判別した場合(ステップS111;NG)、ステップS112の処理に進める。
【0079】
(ステップS112)サーバ装置5は、ステップS12(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS113)CPU305は、サーバ装置5が送信した認証がNGであることを示す情報を、通信部301を介して取得する。CPU305は、取得した認証がNGであることを示す情報に応じて、注文プログラムによって表示部304上に認証がNGであることを示す画像g62「認証に失敗しました」を表示させ、処理を終了する。
【0080】
(ステップS114)サーバ装置5は、ステップS14(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS115)CPU305は、ステップS15(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS116)CPU305は、ステップS16(
図5)と同様の処理を行う。
【0081】
(ステップS117)ステップS116終了後、サーバ装置5との接続が確立された客は携帯端末3の表示部304上に表示された機能メニューを操作することで、注文データ(料理名称、個数)等を入力する。CPU305は、客の機能メニューの選択に応じて処理を継続する。
【0082】
以上の処理によって、客が注文の意思がある状態のとき、客が所有している携帯端末3を、店舗のサーバ装置5への接続を確立することができる。なお、第2の処理例において、客が注文の意思がある状態とは、客がテーブルに着席している状態である。このように、サーバ装置5は、客が注文の意思がある状態のときに、客の携帯端末3をサーバ装置5に接続させるようにしたので、第2の処理例においても、いたずら等による不正な接続による不正な注文等を防ぐことができる。
【0083】
<第3の処理例>
第3の処理例では、客が着席するテーブルNoが決定していないウェイティングしている客に対する処理の例を説明する。
図8は、本実施形態に係るオーダー管理システム1が行う第3の処理例のシーケンス図である。
【0084】
(ステップS201)従業員は、注文入力装置46のキー入力部462を操作して、ウェイティング注文機能を実行するボタンを選択する。なお、従業員は、キー入力部462を操作して、客の人数、客層データ、注文データ等を入力する。続けて、注文入力装置46のCPU464は、従業員がキー入力部462を操作した結果に応じてウェイティング注文データを生成する。なお、ウェイティング注文データには、テーブルが未決定であることを示す情報(テーブル未確定情報)、客の人数、客層データ、注文データ等が含まれている。なお、ウェイティング注文データには、注文入力装置46を識別するための固有情報が含まれている。
【0085】
(ステップS202)CPU464は、生成したウェイティング注文データを、通信部461と無線ネットワーク49を介して注文管理装置43へ送信する。
【0086】
(ステップS203)注文管理装置43は、注文入力装置46が送信したウェイティング注文データを取得することで、注文を受け付ける。注文管理装置43は、取得したウェイティング注文データを用いて、伝票Noを付番し、チェックコードを生成し、新規注文情報を生成する。ここで、新規注文情報には、店舗No、テーブル未確定情
報、伝票No、客層データ、注文情報、チェックコードが含まれている。
(ステップS204)注文管理装置43は、新規注文情報を、有線ネットワーク48とインターネット2を介してサーバ装置5へ送信する。
【0087】
(ステップS205)サーバ装置5は、ステップS7(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS206)注文管理装置43は、取得した新規注文情報を用いてQRコード(登録商標)の画像データを生成し、生成したQRコード(登録商標)の画像データを、固有情報に応じて、無線ネットワーク49を介して注文入力装置46へ送信する。
【0088】
(ステップS207)CPU464は、注文管理装置43が送信したQRコード(登録商標)の画像データを取得し、取得したQRコード(登録商標)の画像データに基づくQRコード(登録商標)g71を表示部463に表示する。続けて、従業員は、表示部463されたQRコード(登録商標)g71を客に提示する。なお、従業員がモバイルプリンタを持っている場合は、従業員がQRコード(登録商標)を印字して客に手渡ししてもよい。
【0089】
(ステップS208)携帯端末3のCPU305は、ステップS8(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS209)CPU305は、ステップS9(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS210)CPU305は、ステップS10(
図5)と同様の処理を行う。
【0090】
(ステップS211)サーバ装置5は、携帯端末3が送信した情報を取得する。続けて、サーバ装置5は、取得した情報を、記憶させたテーブル形式の情報と比較することで、一致する情報が存在する場合に認証がOKであると判別し、一致する情報が存在しない場合に認証がNGであると判別する。続けて、サーバ装置5は、認証がOKであると判別した場合(ステップS211;OK)、ステップS214の処理に進め、認証がNGであると判別した場合(ステップS211;NG)、ステップS212の処理に進める。
【0091】
(ステップS212)サーバ装置5は、ステップS12(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS213)CPU305は、サーバ装置5が送信した認証がNGであることを示す情報を、通信部301を介して取得する。CPU305は、取得した認証がNGであることを示す情報に応じて、注文プログラムによって表示部304上に認証がNGであることを示す画像g72「認証に失敗しました」を表示させ、処理を終了する。
【0092】
(ステップS214)サーバ装置5は、ステップS14(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS215)CPU305は、ステップS15(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS216)CPU305は、ステップS16(
図5)と同様の処理を行う。CPU305は、処理後、ステップS217に処理を進める。
【0093】
(ステップS217)客は、テーブルが空いた後、テーブルの椅子に着席する。続けて、客は、携帯端末3を用いて、テーブルに設置されている、例えばICタグを読み込ませる。CPU305は、ICタグを読み込むことでテーブルNoを取得する。なお、客は、注文アプリケーションに応じて、携帯端末3のキー入力部302を操作して、テーブルNoを入力するようにしてもよい。または、客は、注文アプリケーションに応じて、携帯端末3のキー入力部302を操作しカメラ303によって、例えばテーブルに貼ってあるQRコード(登録商標)を読み込ますようにしてもよい。
(ステップS218)CPU305は、取得したテーブルNoを、インターネット2を介してサーバ装置5へ送信する。
【0094】
(ステップS219)サーバ装置5は、携帯端末3が送信したテーブルNoを取得し、取得したテーブルNoに応じてテーブル確定情報を生成する。なお、テーブル確定情報には、伝票NoとテーブルNoが含まれる。続けて、サーバ装置5は、生成したテーブル確定情報を、インターネット2を介して注文管理装置43へ送信する。
【0095】
(ステップS220)注文管理装置43は、サーバ装置5が送信したテーブル確定情報を取得し、取得したテーブル確定情報を用いて伝票印字データを生成する。なお、注文管理装置43は、自装置内に記憶している情報も用いて、伝票印字データを生成するようにしてもよい。続けて、注文管理装置43は、生成した伝票印字データを、無線ネットワーク49を介して印字装置45へ送信する。
【0096】
(ステップS221)印字装置45は、注文管理装置43が送信した伝票印字データを用いて伝票g74を印字する。厨房の従業員は、この伝票g74に応じて調理を開始する。すなわち、第3の処理例では、注文をステップS201で受け付けているが、この時点で客は、まだテーブルに着席していない。このため、第3の処理例では、客がテーブルに着席した後、テーブルNoをサーバ装置5が取得した後に調理開始の指示である伝票g74を印字装置45が印字する。
【0097】
(ステップS222)ステップS221終了後、サーバ装置5との接続が確立された客は携帯端末3の表示部304上に表示された機能メニューを操作することで、注文データ(料理名称、個数)等を入力する。CPU305は、客の機能メニューの選択に応じて処理を継続する。
【0098】
以上の処理によって、客が注文の意思がある状態のとき、客が所有している携帯端末3を、店舗のサーバ装置5への接続を確立することができる。なお、第3の処理例において、客が注文の意思がある状態とは、客がテーブルに着席する前であっても、ウェイティング状態で、先に注文を従業員に伝えている状態である。このように、サーバ装置5は、客が注文の意思がある状態のときに、客の携帯端末3をサーバ装置5に接続させるようにしたので、第3の処理例においても、いたずら等による不正な接続による不正な注文等を防ぐことができる。
【0099】
<第4の処理例>
第4の処理例では、客が券売機44で食券を購入する例を説明する。
図9および
図10は、本実施形態に係るオーダー管理システム1が行う第4の処理例のシーケンス図である。
【0100】
(ステップS301)客は、券売機44で食券を購入する。続けて、券売機44は、食券を発券し、さらに購入された食券に基づいて注文データを生成する。なお、券売機44は、例えば、1つのまとまった会計を1人または1つのグループの注文であると判別する。また、注文データには、メニュー番号、個数が含まれている。
【0101】
(ステップS302)券売機44は、生成した注文データを、有線ネットワーク48を介して注文管理装置43へ送信する。なお、客層データは、食券の購入時に、どの料理が誰の注文であるかが分かるように、性別や年齢層を選択して購入することで、券売機44が取得して注文管理装置43へ送信するようにしてもよい。
【0102】
(ステップS303)注文管理装置43は、券売機44が送信した注文データを取得することで、注文を受け付ける。注文管理装置43は、取得した注文データを用いて、伝票Noを付番し、チェックコードを生成し、伝票データを生成し、新規注文情報を生成する。ここで、新規注文情報には、店舗No、テーブルが未確定であることを示す情報、伝票No、客層データ、注文情報、チェックコードが含まれている。客層データが無い場合、新規注文情報は、客層データの代わりに、客層データがないことを示す情報を用いるようにしてもよい。
(ステップS304)注文管理装置43は、新規注文情報を、有線ネットワーク48とインターネット2を介してサーバ装置5へ送信する。
【0103】
(ステップS305)サーバ装置5は、ステップS7(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS306)注文管理装置43は、生成した新規注文情報を用いてQRコード(登録商標)の画像データを生成し、生成したQRコード(登録商標)の画像データを、無線ネットワーク49を介して券売機44へ送信する。
【0104】
(ステップS307)券売機44は、注文管理装置43が送信したQRコード(登録商標)の画像データを取得し、取得したQRコード(登録商標)の画像データに基づくQRコード(登録商標)g81を券売機44が有する表示部に表示する。なお、券売機44がプリンタを有している場合、または券売機44にプリンタが接続されている場合、券売機44は、QRコード(登録商標)g81を印字して客に提供するようにしてもよい。また、この際、券売機44は、QRコード(登録商標)g81に加えて、注文の明細に関する情報(料理名称、個数、単価、合計金額等)も印字するようにしてもよい。
【0105】
(ステップS308)携帯端末3のCPU305は、ステップS8(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS309)注文管理装置43は、生成した新規注文情報を用いて伝票データを生成し、生成した伝票データを、無線ネットワーク49を介して印字装置45へ送信する。
(ステップS310)印字装置45は、注文管理装置43が送信した伝票データに応じて伝票g82を印刷する。この伝票g82は、例えば、料理が注文された厨房で用いられる。
【0106】
(ステップS310)携帯端末3のCPU305は、ステップS8(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS311)CPU305は、ステップS9(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS312)CPU305は、ステップS10(
図5)と同様の処理を行う。
【0107】
(ステップS313)サーバ装置5は、携帯端末3が送信した情報を取得する。続けて、サーバ装置5は、取得した情報を、記憶させたテーブル形式の情報と比較することで、一致する情報が存在する場合に認証がOKであると判別し、一致する情報が存在しない場合に認証がNGであると判別する。続けて、サーバ装置5は、認証がOKであると判別した場合(ステップS313;OK)、ステップS316の処理に進め、認証がNGであると判別した場合(ステップS313;NG)、ステップS314の処理に進める。
【0108】
(ステップS314)サーバ装置5は、ステップS12(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS315)CPU305は、サーバ装置5が送信した認証がNGであることを示す情報を、通信部301を介して取得する。CPU305は、取得した認証がNGであることを示す情報に応じて、注文プログラムによって表示部304上に認証がNGであることを示す画像g83「認証に失敗しました」を表示させ、処理を終了する。
【0109】
(ステップS316)サーバ装置5は、ステップS14(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS317)CPU305は、ステップS15(
図5)と同様の処理を行う。
(ステップS318)CPU305は、ステップS16(
図5)と同様の処理を行う。CPU305は、ステップS319(
図10)に進む。
【0110】
(ステップS319)客は、例えば好みのテーブルに着席する。続けて、客は、携帯端末3を用いて、テーブルに設置されている、例えばICタグを読み込ませる。CPU305は、ステップS217(
図8)と同様の処理を行う。なお、客は、注文アプリケーションに応じて、携帯端末3のキー入力部302を操作して、テーブルNoを入力するようにしてもよい。または、客は、注文アプリケーションに応じて、携帯端末3のキー入力部302を操作しカメラ303によって、例えばテーブルに貼ってあるQRコード(登録商標)を読み込ますようにしてもよい。
(ステップS320)CPU305は、ステップS218(
図8)と同様の処理を行う。
(ステップS321)サーバ装置5は、ステップS219(
図8)と同様の処理を行う。
【0111】
(ステップS322)注文管理装置43は、サーバ装置5が送信したテーブル確定情報に含まれるテーブルNoと伝票Noを抽出し、抽出したテーブルNoと伝票Noを、無線ネットワーク49を介して印字装置45へ送信する。
(ステップS323)印字装置45は、注文管理装置43が送信したテーブルNoと伝票Noを取得することで、テーブルNoを確定する。続けて、印字装置45は、例えば厨房に対する調理指示の伝票g85を印字する。
【0112】
(ステップS324)ステップS323終了後、サーバ装置5との接続が確立された客は携帯端末3の表示部304上に表示された機能メニューを操作することで、注文データ(料理名称、個数)等を入力する。CPU305は、客の機能メニューの選択に応じて処理を継続する。
【0113】
以上の処理によって、客が注文の意思がある状態のとき、客が所有している携帯端末3を、店舗のサーバ装置5への接続を確立することができる。なお、第4の処理例において、客が注文の意思がある状態とは、客が券売機44で食券を購入している状態である。この状態では、客がテーブルに着席する前であっても、食券を購入済みのため、客が注文の意思がある状態であるとみなすことができる。このように、サーバ装置5は、客が注文の意思がある状態のときに、客の携帯端末3をサーバ装置5に接続させるようにしたので、第4の処理例においても、いたずら等による不正な接続による不正な注文等を防ぐことができる。
【0114】
第5の処理例では、客が券売機44で食券を購入し、料理ができあがったとき携帯端末3へ報知する例を説明する。
図11は、本実施形態に係るオーダー管理システム1が行う第5の処理例のシーケンス図である。なお、印字装置45は、調理場に設置されているとする。また、印字装置45は、操作部(不図示)またはバーコードリーダを備えているとする。
【0115】
第5の処理では、ステップS301〜S318(
図10)の処理の後、
図11のステップS419に進む。
(ステップS419)調理場の人は、料理ができあがったとき、印字装置45にその料理の伝票Noを入力する。または、伝票に伝票Noのバーコードが印字されている場合、調理場の人は、バーコードを印字装置45のバーコードリーダを使って読み込ませる。続けて、印字装置45は、入力された伝票Noを取得、または読み込んだ伝票Noを取得する。
【0116】
(ステップS420)印字装置45は、取得した伝票Noに対応付けて調理が完了したことを示す情報を付加して、無線ネットワーク49を介して注文管理装置43へ送信する。
(ステップS421)注文管理装置43は、印字装置45が送信した伝票Noと調理が完了したことを示す情報に店舗Noを付加した情報を、インターネット2を介してサーバ装置5へ送信する。
【0117】
(ステップS422)サーバ装置5は、印字装置45が送信した伝票Noと調理が完了したことを示す情報に店舗Noを付加した情報を、記憶した情報を参照し、情報に一致する接続端末コードを読み出すことで取得する。
(ステップS423)サーバ装置5は、調理ができたことを示す情報を、インターネット2を介して取得した接続端末コードの携帯端末3へ送信する。続けて、携帯端末3のCPU305は、通信部301を介してサーバ装置5が送信した調理ができたことを示す情報を取得し、取得した調理ができたことを示す情報に応じて表示部304に符号g105に示す画像「お料理ができました」を表示させる。
【0118】
以上の処理によって、第5の処理例によれば、料理ができたとき、店舗のサーバ装置5への接続を確立している客が所有している携帯端末3へ調理ができたことを示す情報を送信し報知することができる。客は、この報知を見ることで、料理ができあがったことを知ることができ、料理を取りに行くことができる。
【0119】
なお、オーダー管理システム1は、第5の処理例のステップS419〜S423の処理を、第1の処理〜第3の処理の後に行ってもよい。
【0120】
<第6の処理例>
第6の処理例では、客が携帯端末3を用いて、従業員を呼び出す例を説明する。
図12は、本実施形態に係るオーダー管理システム1が行う第6の処理例のシーケンス図である。なお、呼び出し装置47は、店舗内に設置されている。
図13は、本実施形態に係る第6の処理例における携帯端末3の表示部304上に表示される画像の一例を示す図である。
図14は、本実施形態に係る呼び出し装置47の外形の一例を示す図である。
図14に示すように、呼び出し装置47は、アンテナ471と表示部472を備えている。なお、以下の処理は、携帯端末3が、接続端末コードを取得した後に行う。
【0121】
(ステップS501)客は、従業員を呼び出したいとき、携帯端末3上の注文アプリケーションから呼び出し機能のボタンを選択する。このとき、例えば
図13の符号g131の従業員呼び出しボタンの画像b131を含む画像が表示部304上に表示される。客がボタンb131を選択した後、符号g131の確認画像が表示される。確認画像には、呼び出しを実行する「はい」ボタンの画像b132と、呼び出しをキャンセルする「キャンセル」ボタンの画像b133が含まれている。続けて、携帯端末3のCPU305は、客がキー入力部302を操作した結果として呼び出し機能のボタン(例えばボタンb132)が選択されたことを検出する。
【0122】
(ステップS502)CPU305は、検出した結果に応じて、携帯端末3から呼び出し指示があったことを示す情報を、インターネット2を介して、サーバ装置5へ送信する。なお、呼び出し指示には、店舗No、テーブルNoが含まれている。なお、呼び出し指示には、伝票No、接続端末コードも含まれていてもよい。
【0123】
(ステップS503)サーバ装置5は、携帯端末3が送信した呼び出し指示を取得し、取得した呼び出し指示に含まれるテーブルNoを呼び出し指示として、インターネット2を介して店舗Noに対応する店舗の注文管理装置43へ送信する。なお、サーバ装置5が注文管理装置43へ送信する呼び出し指示には、伝票Noと接続端末コードが含まれていてもよい。なお、サーバ装置5は、店舗Noと、各店舗に設置されている注文管理装置43を識別する固有値(例えばMAC(Media Access Control)アドレス)とを関連付けて記憶している。
【0124】
(ステップS504)注文管理装置43は、サーバ装置5が送信した呼び出し指示を取得し、取得した呼び出し指示を、無線ネットワーク49を介して呼び出し装置47へ送信する。続けて、呼び出し装置47は、注文管理装置43が送信した呼び出し指示を、アンテナ471を介して取得し、取得した呼び出し指示に含まれているテーブルNoを表示部472に表示する。
【0125】
以上の処理によって、第6の処理例によれば、客がサーバ装置5と接続された携帯端末3を操作して従業員を呼び出すことができる。そして、従業員は、呼び出し装置47の表示部472にテーブルNoが表示されている場合、客から呼び出しがあったことを知ることができる。このように、第6の処理例によれば、接続が許可されていない携帯端末3がサーバ装置5へ接続された場合であっても、注文の意志のない携帯端末3とはサーバ装置5との接続が確立できていないため、接続が許可されていない携帯端末3による不正な呼び出し指示を防ぐことができる。
【0126】
なお、上述した例において、呼び出し装置47が、表示したテーブルNo毎に確認ボタン(不図示)を備えていてもよい。従業員が、呼び出し装置47の表示部472の表示を確認し、テーブルへ向かう場合、この確認ボタンを押すことで、確認結果を、呼び出し装置47が無線ネットワーク49を介して注文管理装置43へ送信するようにしてもよい。そして、注文管理装置43は、確認結果を、インターネット2を介してサーバ装置5へ送信するようにしてもよい。また、サーバ装置5は、確認結果を、インターネット2を介して携帯端末3へ送信するようにしてもよい。さらに、携帯端末3のCPU305は、サーバ装置5が送信した確認結果を取得して表示部304させるようにしてもよい。これにより、客は、従業員の呼び出しを行ったことが従業員へ伝わったことを確認することができる。
【0127】
<第7の処理例>
第7の処理例では、客が携帯端末3を用いて、追加注文を行う例を説明する。
図15は、本実施形態に係るオーダー管理システム1が行う第7の処理例のシーケンス図である。オーダー管理システム1は、以下の処理を、携帯端末3が接続端末コードを取得した後に行う。また、オーダー管理システム1は、第7の処理例の前または後で、第6の処理例を、従業員を呼び出す必要性に応じて行うようにしてもよい。
【0128】
(ステップS601)客は、追加注文を行いたいとき、携帯端末3上の注文アプリケーションから追加注文のボタンを選択する。CPU305は、追加ボタンの画像b161が選択されたことを検出したとき、追加注文を行う画像を表示部304上に表示する。
【0129】
(ステップS602)CPU305は、追加注文を行う画像において、客によって追加注文が選択され、送信ボタンが押されたことが検出したとき、追加注文情報を通信部301によって、インターネット2を介してサーバ装置5へ送信する。なお、追加注文情報は、追加注文データと店舗Noと伝票Noを含む。追加注文データは、メニュー番号とその料理の個数を含む。
【0130】
(ステップS603)サーバ装置5は、携帯端末3が送信した追加注文情報を取得し、取得した追加注文情報に含まれる追加注文データと伝票Noを、インターネット2を介して、店舗Noに対応する注文管理装置43へ送信する。
【0131】
(ステップS604)注文管理装置43は、サーバ装置5が送信した追加注文情報を取得することで注文を受け付ける。続けて、注文管理装置43は、取得した追加注文情報に基づいて、調理指示である伝票印字データを生成し、生成した伝票印字データを、無線ネットワーク49を介して各調理場に設置されている印字装置45に送信する。なお、伝票印字データには、料理名称と個数が含まれる。
【0132】
(ステップS605)印字装置45は、注文管理装置43が送信した伝票印字データを取得して伝票g151の印字を行う。厨房の従業員は、この伝票g151に応じて調理を開始する。
【0133】
次に、客が行う操作、携帯端末3の表示部304に表示される画像の例、CPU305の処理の例を説明する。
図16は、本実施形態に係る第7の処理例における携帯端末の表示部上に表示される画像の一例を示す図である。
【0134】
携帯端末3の表示部304は、サーバ装置5との接続後、例えば
図16の符号g161の追加注文ボタンの画像b161を含む画像の機能メニュー(機能選択)を表示する。なお、符号g161では、追加注文ボタンの画像b161を示しているが、符号g162に示すように、機能選択(機能メニュー)では、複数の機能ボタンの画像b166〜b169が表示される。
【0135】
客は、キー入力部302を操作して、追加注文ボタンの画像b161を選択する。CPU305は、追加注文ボタンb161が選択されたことを検出したとき、符号g162の追加注文を行う画像を表示部304上に表示する。なお、追加注文を行う画像には、追加ボタンの画像b162、確認ボタンの画像b163、送信ボタンの画像b164が含まれている。
【0136】
客は、追加注文を行うために追加ボタンの画像b162を選択する。CPU305は、追加注文ボタンの画像b162が選択されたことを検出したとき、追加ボタンの画像b162と確認ボタンb163との間に追加可能な料理名称を表示する。客は、追加したい料理名称を選択し、さらに希望する個数を補助画面(不図示)から選択する。CPU305は、料理名が選択されたことを検出したとき、選択された料理名称を追加注文データとする。続けて、CPU305は、例えば選択された料理名称が長押しされたことを検出したとき、料理の個数を選択する補助画面を表示部304上に表示する。続けて、CPU305は、選択された料理の個数を追加注文データに追加する。
【0137】
客は、追加したい料理の選択と個数の入力が終了した後、送信ボタンの画像b163を選択する。なお、確認ボタンの画像b163が選択された場合、CPU305は、表示部304上に、例えば注文済みの料理名称と個数を表示するようにしてもよい。または、確認ボタンの画像b163が選択された場合、CPU305は、選択または入力された追加注文データを表示するようにしてもよい。CPU305は、送信ボタンの画像b164が選択されたことを検出したとき、送信完了ボタンの画像b165を含む符号g162の画像を表示部304に表示する。
【0138】
CPU305は、符号g162の画像を表示部304上に所定の時間表示した後、符号g163の機能メニュー(機能選択)の画像に切り替える。なお、CPU305は、客が送信完了ボタンb165を選択したことを検出したとき、号g163の機能メニュー(機能選択)の画像に切り替えるようにしてもよい。
【0139】
以上の処理によって、第7の処理例によれば、客がサーバ装置5と接続された携帯端末3を操作して追加注文を行うことができる。このように、第7の処理例によれば、接続が許可されていない携帯端末3がサーバ装置5へ接続されている場合であっても、注文の意志のない携帯端末3とはサーバ装置5との接続が確立できていないため、接続が許可されていない携帯端末3による不正な追加注文を防ぐことができる。
【0140】
<第8の処理例>
第8の処理例では、料理ができあがったことを示す情報である料理提供準備完了通知を、印字装置45が携帯端末3へ送信する例を説明する。
図17は、本実施形態に係るオーダー管理システム1が行う第8の処理例のシーケンス図である。
図18は、本実施形態に係る第8の処理例における携帯端末3の表示部304上に表示される画像の一例を示す図である以下の処理は、注文の完了後、かつ携帯端末3が接続端末コードを取得した後に行う。また、以下の例では、印字装置45が料理提供準備完了通知をサーバ装置へ送信する例を説明するが、印字装置45の代わりに、例えば注文入力装置46が料理提供準備完了通知をサーバ装置へ送信するようにしてもよい。この場合、従業員が、注文入力装置46に料理ができあがったことを入力するようにしてもよい。そして、注文入力装置46は、この入力に応じて料理提供準備完了通知を生成し、生成した料理提供準備完了通知をサーバ装置へ送信するようにしてもよい。なお、オーダー管理システム1は、第8の処理例の前または後に、前述した前記第6の処理例を、店員を呼び出す必要性に応じて行うようにしてもよい。
【0141】
(ステップS701)印字装置45は、料理ができあがったとき、料理提供準備完了機能を実行する。なお、料理提供準備完了機能とは、料理ができあがったことを、調理場の従業員が入力し、この入力を印字装置45が検出する機能である。なお、印字装置45がバーコードリーダを備え、伝票にバーコードが印字されている場合、印字装置45は、従業員が伝票のバーコードを読み込ますことで、料理ができあがったことを検出するようにしてもよい。
【0142】
(ステップS702)印字装置45は、検出した結果に基づいて料理提供準備完了通知を生成し、料理提供準備完了通知を、無線ネットワーク49を介してサーバ装置5へ送信する。ここで、料理提供準備完了通知には、店舗Noと伝票Noと提供準備が完了した注文データ(メニュー番号と個数)が含まれている。
【0143】
(ステップS703)サーバ装置5は、印字装置45が送信した料理提供準備完了通知を取得する。続けて、サーバ装置5は、取得した料理提供準備完了通知に含まれる提供準備が完了した注文データにおけるメニュー番号を抽出し、抽出したメニュー番号を料理名称に変換する。続けて、サーバ装置5は、変換した料理名称を含む料理提供準備完了通知を、インターネット2を介して料理提供準備完了通知に含まれる伝票Noに対応する携帯端末3へ送信する。ここで、料理提供準備完了通知には、できあがったどの料理名称(含む個数)を示す情報と、料理を取りに行く場所を示す情報等が含まれている。なお、サーバ装置5は、予め店舗毎にメニュー番号と取りに行く窓口等を対応付けて記憶し、記憶している情報を用いて、料理を取りに行く場所を示す情報を生成する。
【0144】
(ステップS704)携帯端末3のCPU305は、サーバ装置5が送信した料理提供準備完了通知をインターネット2と通信部301を介して取得する。CPU305は、取得した料理提供準備完了通知に応じて、表示部304上に、
図18の符号g181に示す画像を表示する。符号g181には、料理提供準備完了、料理名称(醤油ラーメン)、個数(1)、料理を取りに行く場所(3番窓口に来て下さい)、および了解を示す「OK」ボタンの画像g181が含まれている。なお、CPU305は、取得した料理提供準備完了通知に応じて、音出力部309から音(例えば「ピンポン」)を出力するようにしてもよい。
【0145】
以上の処理によって、第8の処理例によれば、料理ができあがったとき、客の携帯端末3へ料理ができあがったことを示す情報を送信することができる。
【0146】
なお、上述した第1の処理例〜第8の処理例は一例であり、この範囲に限られない。
例えば、携帯端末3は、店舗内の無線ネットワーク49を介して、サーバ装置5と接続を確立する用にしてもよい。また、サーバ装置5は、料理ができあがるまで、店舗内で遊べるアプリケーションを携帯端末3へ送信するようにしてもよい。また、サーバ装置5は、キャンペーン情報やクーポン券等を携帯端末3へ送信するようにしてもよい。また、サーバ装置5は、店舗内のみで視聴できる音楽や映像を携帯端末3へ提供してもよい。また、サーバ装置5は、注文に応じて、ポイントや割引券を携帯端末3へ提供するようにしてもよい。また、サーバ装置5は、例えば追加注文時に、お勧めのメニューを携帯端末3へ報知するようにしてもよい。また、サーバ装置5は、ゲームの追加アイテムを入手できるパスワード等を携帯端末3へ提供してもよい。なお、サーバ装置5は、これらのサービスを、顧客が店舗内にいる期間、またはキャンペーンメニューを注文した客に対して、または所定の金額以上注文した客に対して提供するようにしてもよい。