特許第6600797号(P6600797)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6600797
(24)【登録日】2019年10月18日
(45)【発行日】2019年11月6日
(54)【発明の名称】防塵式創意掛け時計
(51)【国際特許分類】
   G04B 37/14 20060101AFI20191028BHJP
【FI】
   G04B37/14 B
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-94150(P2019-94150)
(22)【出願日】2019年5月17日
【審査請求日】2019年5月21日
(31)【優先権主張番号】201910332648.1
(32)【優先日】2019年4月24日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519272710
【氏名又は名称】杭州味想汽車用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】劉梓意
【審査官】 菅藤 政明
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭56−153881(JP,U)
【文献】 実開昭60−189884(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G04B 37/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、防塵式創意掛け時計であって、壁を含み、前記壁の前端面には掛け時計が固定的に設置されており、前記掛け時計の下側には左右に対称的な固定ブロックが設置されており、前記固定ブロックの間には固定棒が固定的に設置されており、前記固定棒には透明な前防塵ボードが回転できるように設置されており、前記前防塵ボードと前記壁との間には伸縮撥条が固定的に設置されており、前記前防塵ボードの前端の中間にはロックブロックが固定的に設置されており、前記ロックブロックにはロックフックが固定的に設置されており、前記壁の前端面には固定軸が固定的に設置されており、前記固定軸には透明な左防塵ボードが回転できるように設置されており、前記左防塵ボードの中には収縮溝が設置されており、前記収縮溝の中の前記固定軸には透明な右防塵ボードが回転できるように設置されており、前記左防塵ボード及び前記右防塵ボードの後端と前記壁との間にはそれぞれ回転撥条が固定的に設置されており、前記固定軸の外側には収縮装置が設置されており、前記収縮装置が前記左防塵ボード及び前記右防塵ボードの下端面と当接し、前記固定軸の中にはロック溝が設置されており、前記ロック溝の中には固定軸が固定的に設置されており、前記固定軸にはロック棒が回転できるように設置されており、前記ロック棒と前記ロック溝との間には戻し撥条が固定的に設置されており、前記ロック溝の後側には回転チャンバが相通して設置されており、前記回転チャンバの中には支持棒が固定的に設置されており、前記支持棒には前端が前記ロック棒と当接する回転棒が回転できるように設置されており、前記回転チャンバの後側には押しチャンバが相通して設置されており、前記押しチャンバの中には押し棒がスライドできるように設置されており、前記押し棒の中には通槽が設置されており、前記回転棒の後端が前記通槽の中に挿入されており、前記押し棒にはラックが固定的に設置されており、前記押し棒の後側には前記収縮装置と伝動できるように連結される押し装置が伝動できるように設置されており、前記押し装置は前記ラックと噛み合い、前記押し棒の後端面には第一戻し部品が固定的に設置されており、前記押しチャンバの上側には押し溝が相通して設置されており、前記押し溝の中には押しブロックがスライドできるように設置されており、前記押しブロックの上端面には第二戻し部品が固定的に設置され、
前記左防塵ボードと前記右防塵ボード及び前記前防塵ボードが前記掛け時計を囲んでおり、
前記収縮装置は前に開口した左右対称的なスライド溝を含み、前記スライド溝の中にはスライダがスライドできるように設置されており、前記スライダの上端面には第三戻し部品が固定的に設置されており、前記スライド溝の下側には噛合溝が連通して設置されており、前記噛合溝の中には連通軸が回転できるように設置されており、前記連通軸には前記スライダと噛み合う噛合歯車が左右に対称的に固定的に設置されており、左側の前記噛合歯車と前記押し装置とがベルトによって伝動できるように連結され、
前記スライダは前記スライド溝の中に収縮し、前記左防塵ボード及び前記右防塵ボードをアンロックすることができ、
前記押し装置は前記押しチャンバと相通する推し溝を含み、前記推し溝の中には推し棒がスライドできるように設置されており、前記推し棒と前記推し溝の間には押し撥条が固定的に設置されており、前記推し溝の上側にはスライドチャンバが相通して設置されており、前記スライドチャンバの中には前記推し棒と固定的に連結されるスライド棒がスライドできるように設置されており、前記スライド棒の中にはスプラインスリーブが回転できるように設置されており、前記スライドチャンバの後側には前記収縮装置と伝動できるように連結される伝動装置が設置されており、前記伝動装置と前記スプラインスリーブとがスプラインによって連結されており、前記スライドチャンバと前記押しチャンバの間には噛合チャンバが連通して設置されており、前記噛合チャンバの中には回転軸によって第一傘歯車が回転できるように設置されており、前記回転軸と前記スプラインスリーブとがスプラインによって連結されており、前記第一傘歯車の左端には第二傘歯車が噛み合い、前記第二傘歯車の左端面には前記ラックと噛み合う回転歯車が固定的に設置され、
前記押し棒が下がり、前記回転歯車を回転させて前記収縮装置を作動駆動することができ、
前記伝動装置は前記スライドチャンバと相通する回転溝を含み、前記回転溝の中にはスプライン軸によって第三傘歯車が回転できるように設置されており、前記スプライン軸の前端を前記スプラインスリーブとスプラインによって連結でき、前記第三傘歯車の左端には第四傘歯車が噛み合い、前記第四傘歯車の心棒の左端にはプーリが固定的に設置されており、前記回転溝と前記噛合溝とが相通し、前記プーリと左側の前記噛合歯車の間がベルトによって伝動できるように設置され、
前記第四傘歯車が回転し、前記ベルトによって前記収縮装置を作動させることを特徴とする防塵式創意掛け時計。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は日用品の技術分野を取り上げて、具体的には防塵式創意掛け時計である。
【背景技術】
【0002】
現有の掛け時計は壁に固定的に設置されており、使用する時掛け時計の表面には埃がつみやすく、掛け時計の造形が独特で、不規則性を持つため、クリーニングが難しく、それに、普通にクリーニングする時、埃を掛け時計の内部に押し込む恐れがあり、掛け時計の使用精度に影響し、その使用寿命を縮める。
そのため、現有の技術の創意掛け時計を更に改善し、それにより掛け時計の防塵性を増える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103135431号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は防塵式創意掛け時計を提供し、現有の技術の上記欠点を克服する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例における防塵式創意掛け時計は、壁を含み、前記壁の前端面には掛け時計が固定的に設置されており、前記掛け時計の下側には左右に対称的な固定ブロックが設置されており、前記固定ブロックの間には固定棒が固定的に設置されており、前記固定棒には透明な前防塵ボードが回転できるように設置されており、前記前防塵ボードと前記壁との間には伸縮撥条が固定的に設置されており、前記前防塵ボードの前端の中間にはロックブロックが固定的に設置されており、前記ロックブロックにはロックフックが固定的に設置されており、前記壁の前端面には固定軸が固定的に設置されており、前記固定軸には透明な左防塵ボードが回転できるように設置されており、前記左防塵ボードの中には収縮溝が設置されており、前記収縮溝の中の前記固定軸には透明な右防塵ボードが回転できるように設置されており、前記左防塵ボード及び前記右防塵ボードの後端と前記壁との間にはそれぞれ回転撥条が固定的に設置されており、前記固定軸の外側には収縮装置が設置されており、前記収縮装置が前記左防塵ボード及び前記右防塵ボードの下端面と当接し、前記固定軸の中にはロック溝が設置されており、前記ロック溝の中には固定軸が固定的に設置されており、前記固定軸にはロック棒が回転できるように設置されており、前記ロック棒と前記ロック溝との間には戻し撥条が固定的に設置されており、前記ロック溝の後側には回転チャンバが相通して設置されており、前記回転チャンバの中には支持棒が固定的に設置されており、前記支持棒には前端が前記ロック棒と当接する回転棒が回転できるように設置されており、前記回転チャンバの後側には押しチャンバが相通して設置されており、前記押しチャンバの中には押し棒がスライドできるように設置されており、前記押し棒の中には通槽が設置されており、前記回転棒の後端が前記通槽の中に挿入されており、前記押し棒にはラックが固定的に設置されており、前記押し棒の後側には前記収縮装置と伝動できるように連結される押し装置が伝動できるように設置されており、前記押し装置は前記ラックと噛み合い、前記押し棒の後端面には第一戻し部品が固定的に設置されており、前記押しチャンバの上側には押し溝が相通して設置されており、前記押し溝の中には押しブロックがスライドできるように設置されており、前記押しブロックの上端面には第二戻し部品が固定的に設置され、
前記左防塵ボードと前記右防塵ボード及び前記前防塵ボードが前記掛け時計を囲んでいる。
【0006】
更なる技術方案、前記収縮装置は前に開口した左右対称的なスライド溝を含み、前記スライド溝の中にはスライダがスライドできるように設置されており、前記スライダの上端面には第三戻し部品が固定的に設置されており、前記スライド溝の下側には噛合溝が連通して設置されており、前記噛合溝の中には連通軸が回転できるように設置されており、前記連通軸には前記スライダと噛み合う噛合歯車が左右に対称的に固定的に設置されており、左側の前記噛合歯車と前記押し装置とがベルトによって伝動できるように連結され、
前記スライダは前記スライド溝の中に収縮し、前記左防塵ボード及び前記右防塵ボードをアンロックする。
【0007】
更なる技術方案、前記押し装置は前記押しチャンバと相通する推し溝を含み、前記推し溝の中には推し棒がスライドできるように設置されており、前記推し棒と前記推し溝の間には押し撥条が固定的に設置されており、前記推し溝の上側にはスライドチャンバが相通して設置されており、前記スライドチャンバの中には前記推し棒と固定的に連結されるスライド棒がスライドできるように設置されており、前記スライド棒の中にはスプラインスリーブが回転できるように設置されており、前記スライドチャンバの後側には前記収縮装置と伝動できるように連結される伝動装置が設置されており、前記伝動装置と前記スプラインスリーブとがスプラインによって連結されており、前記スライドチャンバと前記押しチャンバの間には噛合チャンバが連通して設置されており、前記噛合チャンバの中には回転軸によって第一傘歯車が回転できるように設置されており、前記回転軸と前記スプラインスリーブとがスプラインによって連結されており、前記第一傘歯車の左端には第二傘歯車が噛み合い、前記第二傘歯車の左端面には前記ラックと噛み合う回転歯車が固定的に設置され、
前記押し棒が下がり、前記回転歯車を回転させて前記収縮装置を作動駆動する。
【0008】
更なる技術方案、前記伝動装置は前記スライドチャンバと相通する回転溝を含み、前記回転溝の中にはスプライン軸によって第三傘歯車が回転できるように設置されており、前記スプライン軸の前端を前記スプラインスリーブとスプラインによって連結でき、前記第三傘歯車の左端には第四傘歯車が噛み合い、前記第四傘歯車の心棒の左端にはプーリが固定的に設置されており、前記回転溝と前記噛合溝とが相通し、前記プーリと左側の前記噛合歯車の間がベルトによって伝動できるように設置され、
前記第四傘歯車が回転し、前記ベルトによって前記収縮装置を作動させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果は:本発明は結構が簡単で、操作が便利で、初期状態のとき、前防塵ボードと左防塵ボード及び右防塵ボードは飾り物を置く作用があり、防塵する時、三つの防塵ボードが掛け時計の外周を封じ、結構が敏活で、操作が簡単で、且つ美観性がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0011】
図1図1は本発明の防塵式創意掛け時計の内部の全体構成模式図
図2図2は本発明の図1の「A―A」の拡大構成模式図
図3図3は本発明の図1の「B―B」の方向構成模式図
図4図4は本発明の図2の「C」の拡大構成模式図
図5図5は本発明の図2の「D」の拡大構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1〜5を参考して、本発明の実施例における防塵式創意掛け時計は、壁10を含み、前記壁10の前端面には掛け時計11が固定的に設置されており、前記掛け時計11の下側には左右に対称的な固定ブロック12が設置されており、前記固定ブロック12の間には固定棒13が固定的に設置されており、前記固定棒13には透明な前防塵ボード14が回転できるように設置されており、前記前防塵ボード14と前記壁10との間には伸縮撥条15が固定的に設置されており、前記前防塵ボード14の前端の中間にはロックブロック16が固定的に設置されており、前記ロックブロック16にはロックフック17が固定的に設置されており、前記壁10の前端面には固定軸18が固定的に設置されており、前記固定軸18には透明な左防塵ボード19が回転できるように設置されており、前記左防塵ボード19の中には収縮溝20が設置されており、前記収縮溝20の中の前記固定軸18には透明な右防塵ボード21が回転できるように設置されており、前記左防塵ボード19及び前記右防塵ボード21の後端と前記壁10との間にはそれぞれ回転撥条61が固定的に設置されており、前記固定軸18の外側には収縮装置100が設置されており、前記収縮装置100が前記左防塵ボード19及び前記右防塵ボード21の下端面と当接し、前記固定軸18の中にはロック溝22が設置されており、前記ロック溝22の中には固定軸23が固定的に設置されており、前記固定軸23にはロック棒24が回転できるように設置されており、前記ロック棒24と前記ロック溝22との間には戻し撥条25が固定的に設置されており、前記ロック溝22の後側には回転チャンバ26が相通して設置されており、前記回転チャンバ26の中には支持棒27が固定的に設置されており、前記支持棒27には前端が前記ロック棒24と当接する回転棒28が回転できるように設置されており、前記回転チャンバ26の後側には押しチャンバ29が相通して設置されており、前記押しチャンバ29の中には押し棒30がスライドできるように設置されており、前記押し棒30の中には通槽31が設置されており、前記回転棒28の後端が前記通槽31の中に挿入されており、前記押し棒30にはラック32が固定的に設置されており、前記押し棒30の後側には前記収縮装置100と伝動できるように連結される押し装置200が伝動できるように設置されており、前記押し装置200は前記ラック32と噛み合い、前記押し棒30の後端面には第一戻し部品33が固定的に設置されており、前記押しチャンバ29の上側には押し溝34が相通して設置されており、前記押し溝34の中には押しブロック35がスライドできるように設置されており、前記押しブロック35の上端面には第二戻し部品35が固定的に設置され、
前記左防塵ボード19と前記右防塵ボード21及び前記前防塵ボード14が前記掛け時計11を囲んでいる。
【0013】
有益なように、前記収縮装置100は前に開口した左右対称的なスライド溝58を含み、前記スライド溝58の中にはスライダ59がスライドできるように設置されており、前記スライダ59の上端面には第三戻し部品60が固定的に設置されており、前記スライド溝58の下側には噛合溝54が連通して設置されており、前記噛合溝54の中には連通軸55が回転できるように設置されており、前記連通軸55には前記スライダ59と噛み合う噛合歯車56が左右に対称的に固定的に設置されており、左側の前記噛合歯車56と前記押し装置200とがベルト57によって伝動できるように連結され、
前記スライダ59は前記スライド溝58の中に収縮し、前記左防塵ボード19及び前記右防塵ボード21をアンロックする。
【0014】
有益なように、前記押し装置200は前記押しチャンバ29と相通する推し溝37を含み、前記推し溝37の中には推し棒38がスライドできるように設置されており、前記推し棒38と前記推し溝37の間には押し撥条39が固定的に設置されており、前記推し溝37の上側にはスライドチャンバ40が相通して設置されており、前記スライドチャンバ40の中には前記推し棒38と固定的に連結されるスライド棒41がスライドできるように設置されており、前記スライド棒41の中にはスプラインスリーブ47が回転できるように設置されており、前記スライドチャンバ40の後側には前記収縮装置100と伝動できるように連結される伝動装置300が設置されており、前記伝動装置と前記スプラインスリーブ47とがスプラインによって連結されており、前記スライドチャンバ40と前記押しチャンバ29の間には噛合チャンバ42が連通して設置されており、前記噛合チャンバ42の中には回転軸46によって第一傘歯車45が回転できるように設置されており、前記回転軸46と前記スプラインスリーブ47とがスプラインによって連結されており、前記第一傘歯車45の左端には第二傘歯車44が噛み合い、前記第二傘歯車44の左端面には前記ラック32と噛み合う回転歯車43が固定的に設置され、
前記押し棒30が下がり、前記回転歯車43を回転させて前記収縮装置100を作動駆動する。
【0015】
有益なように、前記伝動装置300は前記スライドチャンバ40と相通する回転溝48を含み、前記回転溝48の中にはスプライン軸50によって第三傘歯車49が回転できるように設置されており、前記スプライン軸50の前端を前記スプラインスリーブ47とスプラインによって連結でき、前記第三傘歯車49の左端には第四傘歯車52が噛み合い、前記第四傘歯車52の心棒51の左端にはプーリ53が固定的に設置されており、前記回転溝48と前記噛合溝54とが相通し、前記プーリ53と左側の前記噛合歯車56の間がベルト57によって伝動できるように設置され、
前記第四傘歯車52が回転し、前記ベルト57によって前記収縮装置を作動させる。
【0016】
初期状態に、左防塵ボード19及び右防塵ボード21はそれぞれスライダ59と当接し、回転撥条61が圧縮状態であり、前防塵ボード14が水平に置かれ、スプラインスリーブ47とスプライン軸50がまだ連結されていない。
【0017】
装置を始動する時、押しブロック35を押し、押し棒30が下がり、推し棒38が後へ移動し、スライド棒41がスプラインスリーブ47を後へ移動連動させ、スプラインスリーブ47とスプライン軸50及び回転軸46とが連結され、この時、ラック32と回転歯車43とが噛み合い、押し棒30が下がって回転歯車43を回転させ、スプラインスリーブ47によって第四傘歯車52を回転させ、プーリ53が回転し、ベルト57によって噛合歯車56を回転させ、スライダ59が後へスライド溝58の中に移動し、左防塵ボード19と右防塵ボード21が回転撥条61によって回転し、掛け時計11の上端及び左右両側を封じ、その後、前防塵ボード14を上へ回してロックフック17とロック棒24とをロックして連結し、前防塵ボード14が掛け時計11の前側と下端を封じ、この時、掛け時計の外周が全部封じられて防塵を行い、開ける時、押しブロック35を押し、押し棒30を下がらせ、回転棒28が回転し、右から見るとロック棒24が反時計回りを回り、ロックフック17とロック棒24とがロック状態から離脱し、前防塵ボード14が伸縮撥条15によって初期位置に戻り、そして、左防塵ボード19と右防塵ボード21を手動に逆方向に回してスライダ59の上側に位置させ、開いたぜん防塵ボード14と、左防塵ボード19及び右防塵ボード21にはすべて飾り物を置ける。
【0018】
本発明の有益な効果は:本発明は結構が簡単で、操作が便利で、初期状態のとき、前防塵ボードと左防塵ボード及び右防塵ボードは飾り物を置く作用があり、防塵する時、三つの防塵ボードが掛け時計の外周を封じ、結構が敏活で、操作が簡単で、且つ美観性がある。
【0019】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【要約】      (修正有)
【課題】防塵式創意掛け時計を提供する。
【解決手段】壁10を含み、壁10の前端面には掛け時計11が固定的に設置されており、掛け時計11の下側には左右に対称的な固定ブロック12が設置されており、固定ブロック12の間には固定棒13が固定的に設置されており、固定棒13には透明な前防塵ボード14が回転できるように設置されており、前防塵ボード14と壁10との間には伸縮撥条が固定的に設置されており、前防塵ボード14の前端の中間にはロックブロックが固定的に設置されており、ロックブロックにはロックフックが固定的に設置されており、壁10の前端面には固定軸18が固定的に設置されており、固定軸18には透明な左防塵ボード19が回転できるように設置されており、左防塵ボード19の中には収縮溝が設置されており、収縮溝の中の固定軸18には透明な右防塵ボード21が回転できるように設置されている。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5