特許第6601373号(P6601373)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 京セラドキュメントソリューションズ株式会社の特許一覧
<>
  • 特許6601373-画像形成装置の管理システム 図000002
  • 特許6601373-画像形成装置の管理システム 図000003
  • 特許6601373-画像形成装置の管理システム 図000004
  • 特許6601373-画像形成装置の管理システム 図000005
  • 特許6601373-画像形成装置の管理システム 図000006
  • 特許6601373-画像形成装置の管理システム 図000007
  • 特許6601373-画像形成装置の管理システム 図000008
  • 特許6601373-画像形成装置の管理システム 図000009
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6601373
(24)【登録日】2019年10月18日
(45)【発行日】2019年11月6日
(54)【発明の名称】画像形成装置の管理システム
(51)【国際特許分類】
   G03G 21/00 20060101AFI20191028BHJP
   B41J 29/00 20060101ALI20191028BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20191028BHJP
【FI】
   G03G21/00 398
   G03G21/00 510
   B41J29/00 Z
   B41J29/38 D
   B41J29/38 Z
【請求項の数】5
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2016-231175(P2016-231175)
(22)【出願日】2016年11月29日
(65)【公開番号】特開2018-87911(P2018-87911A)
(43)【公開日】2018年6月7日
【審査請求日】2018年9月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
(74)【代理人】
【識別番号】100162363
【弁理士】
【氏名又は名称】前島 幸彦
(74)【代理人】
【識別番号】100194146
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 明
(74)【代理人】
【識別番号】100194283
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 大勇
(74)【代理人】
【識別番号】100141324
【弁理士】
【氏名又は名称】小河 卓
(72)【発明者】
【氏名】松本 信
(72)【発明者】
【氏名】宮本 健司
【審査官】 佐藤 孝幸
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−244310(JP,A)
【文献】 特開2009−151469(JP,A)
【文献】 特開2008−123352(JP,A)
【文献】 特開2007−193278(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0184876(US,A1)
【文献】 中国特許出願公開第102542637(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03G 21/00
B41J 29/00
B41J 29/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザー認証機能を有し、ユーザー毎の使用履歴を記憶している画像形成装置の管理システムであって、
予め設定された履歴蓄積期間の前記使用履歴を使用履歴情報として取得する使用履歴取得部と、
前記画像形成装置を使用するユーザーの出退勤を管理する出退勤管理装置から前記履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数を取得する出勤日数取得部と、
前記使用履歴情報と前記履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数とに基づいて、ユーザー毎の使用頻度を時間帯別にランク付けした使用頻度情報を生成する使用頻度情報生成部と、
前記出退勤管理装置から出社しているユーザーを特定する在席者情報を取得する在席者情報取得部と、
前記使用頻度情報と前記在席者情報とに基づいて、前記画像形成装置の電源のオンオフ動作を判断する電源管理動作を実行する電源判断部と、を具備することを特微とする画像形成装置の管理システム。
【請求項2】
前記使用頻度情報生成部は、使用頻度を「高」もしくは「低」でランク付けした使用頻度情報を生成させ、
前記電源判断部は、前記画像形成装置の電源がオン状態で、出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数未満で、且つ前記電源管理動作の実行時以降の時間帯において、出社しているユーザーの中に使用頻度が「高」のユーザーがいない場合に、前記画像形成装置をオフ動作させることを特微とする請求項1記載の画像形成装置の管理システム。
【請求項3】
前記電源判断部は、前記画像形成装置の電源がオフ状態で、出社しているユーザーの人数が前記閾人数以上の場合と、出社しているユーザーの人数が前記閾人数未満であっても、出社しているユーザーの中に使用頻度が「高」のユーザーがいる場合とに、前記画像形成装置をオン動作させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
ユーザー認証機能を有し、ユーザー毎の使用履歴を記憶していると共に、所定のタイミングでメンテナンスを実行する画像形成装置の管理システムであって、
予め設定された履歴蓄積期間の前記使用履歴を使用履歴情報として取得する使用履歴取得部と、
前記画像形成装置を使用するユーザーの出退勤を管理する出退勤管理装置から前記履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数を取得する出勤日数取得部と、
前記使用履歴情報と前記履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数とに基づいて、ユーザー毎の使用頻度を時間帯別に「高」もしくは「低」でランク付けした使用頻度情報を生成する使用頻度情報生成部と、
前記使用履歴情報に基づいて、前記使用頻度情報において使用頻度を「高」にランク付けした時間帯の使用パターンを使用パターン情報として生成する使用パターン情報生成部と、
前記出退勤管理装置から出社しているユーザーを特定する在席者情報を取得する在席者情報取得部と、
前記画像形成装置におけるメンテナンスの実行タイミングに、前記在席者情報と前記使用パターン情報とに基づいて、メンテナンスの即時実行の可否を判断するメンテナンス管理動作を実行するメンテナンス判断部と、を具備することを特微とする画像形成装置の管理システム。
【請求項5】
前記メンテナンス判断部は、前記メンテナンス管理動作の実行時以降の時間帯において、出社しているユーザーの中にメンテナンス対象の構成を用いるジョブを使用パターンとするユーザーがいる場合に、メンテナンスの即時実行を可と判断して、前記画像形成装置にメンテナンスを即時実行させ、出社しているユーザーの中にメンテナンス対象の構成を用いるジョブを使用パターンとするユーザーがいない場合に、メンテナンスの即時実行を否と判断して、前記画像形成装置の電源切断時もしくは次回の電源投入時にメンテナンスを実行させることを特微とする請求項4記載の画像形成装置の管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置の管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置ではその価値を高めるため、高性能化、多機能化が図られてきた。このような高性能、多機能であることを示す指標の1つとして、環境問題を意識させる消費電力が挙げられる。すなわち、長時間入力が画像形成装置に行われない場合には、移行時間(待機時間、所定時間という)が経過すると、待機時の電力を抑えた省電力状態(休止状態、スリープ状態、スタンバイ状態ともいう)に移行する低消費電力化(省エネルギー化)を実現している。
【0003】
低消費電力化の実現のため、ユーザー数を利用する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、特定エリア内で仕事に従事するユーザー数を出退勤情報から把握し、エリア内のユーザー数が少ない場合は低消費電力モードへの移行時間を短く、ユーザー数が多い場合は移行時間を長くする技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−14997号公報号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、移行時間も待機電力を消費してしまうという問題点があった。主電源をオフにすることでこの消費電力をゼロにできるが、再び電源をオンからスタートすると画像形成装置の起動に時間がかかるため、一般的には特定エリアの全員が退社してから電源のオフを実施することになってしまう。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザーが在席している状況でも業務に支障のない範囲で電源をオフにすることができる画像形成装置の管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置の管理システムは、ユーザー認証機能を有し、ユーザー毎の使用履歴を記憶している画像形成装置の管理システムであって、予め設定された履歴蓄積期間の前記使用履歴を使用履歴情報として取得する使用履歴取得部と、前記画像形成装置を使用するユーザーの出退勤を管理する出退勤管理装置から前記履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数を取得する出勤日数取得部と、前記使用履歴情報と前記履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数とに基づいて、ユーザー毎の使用頻度を時間帯別にランク付けした使用頻度情報を生成する使用頻度情報生成部と、前記出退勤管理装置から出社しているユーザーを特定する在席者情報を取得する在席者情報取得部と、前記使用頻度情報と前記在席者情報とに基づいて、前記画像形成装置の電源のオンオフ動作を判断する電源管理動作を実行する電源判断部と、を具備することを特微とする。
さらに、本発明の画像形成装置の管理システムは、前記使用頻度情報生成部は、使用頻度を「高」もしくは「低」でランク付けした使用頻度情報を生成させ、前記電源判断部は、前記画像形成装置の電源がオン状態で、出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数未満で、且つ前記電源管理動作の実行時以降の時間帯において、出社しているユーザーの中に使用頻度が「高」のユーザーがいない場合に、前記画像形成装置をオフ動作させても良い。
さらに、本発明の画像形成装置の管理システムは、前記電源判断部は、前記画像形成装置の電源がオフ状態で、出社しているユーザーの人数が前記閾人数以上の場合と、出社しているユーザーの人数が前記閾人数未満であっても、出社しているユーザーの中に使用頻度が「高」のユーザーがいる場合とに、前記画像形成装置をオン動作させても良い。
また、本発明の画像形成装置の管理システムは、ユーザー認証機能を有し、ユーザー毎の使用履歴を記憶していると共に、所定のタイミングでメンテナンスを実行する画像形成装置の管理システムであって、予め設定された履歴蓄積期間の前記使用履歴を使用履歴情報として取得する使用履歴取得部と、前記画像形成装置を使用するユーザーの出退勤を管理する出退勤管理装置から前記履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数を取得する出勤日数取得部と、前記使用履歴情報と前記履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数とに基づいて、ユーザー毎の使用頻度を時間帯別に「高」もしくは「低」でランク付けした使用頻度情報を生成する使用頻度情報生成部と、前記使用履歴情報に基づいて、前記使用頻度情報において使用頻度を「高」にランク付けした時間帯の使用パターンを使用パターン情報として生成する使用パターン情報生成部と、前記出退勤管理装置から出社しているユーザーを特定する在席者情報を取得する在席者情報取得部と、前記画像形成装置におけるメンテナンスの実行タイミングに、前記在席者情報と前記使用パターン情報とに基づいて、メンテナンスの即時実行の可否を判断するメンテナンス管理動作を実行するメンテナンス判断部と、を具備することを特微とする。
さらに、本発明の画像形成装置の管理システムは、前記メンテナンス判断部は、前記メンテナンス管理動作の実行時以降の時間帯において、出社しているユーザーの中にメンテナンス対象の構成を用いるジョブを使用パターンとするユーザーがいる場合に、メンテナンスの即時実行を可と判断して、前記画像形成装置にメンテナンスを即時実行させ、出社しているユーザーの中にメンテナンス対象の構成を用いるジョブを使用パターンとするユーザーがいない場合に、メンテナンスの即時実行を否と判断して、前記画像形成装置の電源切断時もしくは次回の電源投入時にメンテナンスを実行させても良い。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザーが在席している状況でも、画像形成装置が使用される可能性を判断して業務に支障のない範囲で電源をオフにすることができ、不要な消費電力を削減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明に係る画像形成装置の管理システムの第1の実施の形態の構成を示すシステム構成図である。
図2図1に示す電源管理装置の記憶部に記憶される使用頻度情報例を示す図である。
図3図1に示す電源管理装置による電源管理動作を示すフローチャートである。
図4図1に示す出退勤管理装置から電源管理装置に送信される在籍者情報例を示す図である。
図5図1に示す出退勤管理装置から電源管理装置に送信される在籍者情報例を示す図である。
図6】本発明に係る画像形成装置の管理システムの第2の実施の形態の構成を示すシステム構成図である。
図7図1に示す電源管理装置の記憶部に記憶される使用パターン情報例を示す図である。
図8図6に示す電源管理装置によるメンテナンス管理動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0011】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態の画像形成装置の管理システムは、図1を参照すると、画像形成装置10と、電源管理装置30、出退勤管理装置40とを備え、ユーザーの使用頻度に応じて画像形成装置10の電源のオンオフ動作を適切に管理する。
【0012】
画像形成装置10は、原稿を読み取って原稿画像を取得するスキャンジョブ、原稿画像を記録紙に記録する複写ジョブ、原稿画像をファクシミリ送信するファクシミリ送信ジョブ、原稿画像をインターネット等のネットワーク経由で送信するネットワーク送信ジョブ、ネットワーク経由で受信した原稿画像を印刷する印刷ジョブ等の画像形成動作を実行するMFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)である。画像形成装置10は、原稿読取部11と、操作部12と、給紙部13と、記録部14と、制御部15と、画像処理部16と、記憶部17と、通信部18と、ファクス部19と、スイッチソレノイド20とを備えている。
【0013】
原稿読取部11は、原稿を読み取るスキャナーを備えている。スキャナーは、例えば、LED(Light Emitting Diode)等を用いた光源と、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等からなる主走査方向に配置されたラインセンサーとを備え、副走査方向に移動しながら原稿を読み取る。
【0014】
操作部12は、液晶表示部や各種操作ボタンが設けられたユーザーインターフェースである。
【0015】
給紙部13は、複数枚の記録紙が収納される給紙カセットであり、収納されている記録紙を1枚ずつ記録部14に給送する。
【0016】
記録部14は、感光体ドラムと、原稿画像に基づいて感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する光学ユニットと、静電潜像が形成された感光体ドラムの表面にトナーを付着させてトナー像を形成する現像部と、感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写部と、加熱してトナー像を記録紙に定着させる定着装置とを備えている。
【0017】
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには画像形成装置10の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
【0018】
制御部15のCPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部12から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部15は、ユーザー管理部151、使用履歴情報送信部152、電源制御部153として機能する。
【0019】
画像処理部16は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
【0020】
記憶部17は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、各種の管理情報が記憶されている。また、記憶部10には、管理情報として、ユーザー情報171とが記憶されていると共に、ユーザーによる画像形成装置10の使用状況が使用履歴172として記憶される。
【0021】
通信部18は、LAN等のネットワーク60を介して、電源管理装置30や、パーソナルコンピュータ等のユーザー端末70との間で各種データを送受信する機能を有する。
【0022】
ファクス部19は、モデムを有し、原稿読取部11によって読み取られた原稿画像からファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を電話回線網50等のネットワークを介して送信する機能と、電話回線網50を介してファクシミリ信号を受信し、受信したファクシミリ信号から画像ファイルを生成する機能とを備えている。
【0023】
スイッチソレノイド20は、画像形成装置10の電源スイッチをオンオフ動作させる電源作動部として機能する。なお、スイッチソレノイド20は、電源スイッチを物理的にオンオフ動作させるが、電源回路を電気的にオンオフ動作させる半導体スイッチ等を電源作動部として採用するようにしても良い。
【0024】
ユーザー管理部151は、操作部12や図示しないカードリーダー等から入力されたユーザーID等の識別情報と、ユーザー情報171とを照合することで、ログイン処理を実施し、認証されたユーザーをログインユーザーとして画像形成装置10の使用を許可する。そして、ユーザー管理部151は、ログインユーザーが実行したジョブと、その使用時刻及び使用量とを使用履歴172として記憶部17に記憶させる。なお、本実施の形態においてジョブの使用量は、枚数で表され、スキャンジョブではスキャン枚数、複写ジョブ及び印刷ジョブでは印刷枚数、ファクシミリ送信ジョブ及びネットワーク送信ジョブでは送信枚数がそれぞれ使用履歴172として記憶される。また、ジョブの使用量として、使用時間を記憶するようにしても良い。
【0025】
使用履歴情報送信部152は、電源管理装置30からのリクエストに応じて、記憶部17に記憶されている使用履歴172を電源管理装置30に送信する。なお、予め設定された時刻や、所定時間毎に、使用履歴情報送信部152が自発的に使用履歴172を電源管理装置30に送信するようにしても良い。
【0026】
電源制御部153は、電源管理装置30から電源投入通知に基づいてスイッチソレノイド20を駆動させて画像形成装置10の電源スイッチをオン動作させると共に、電源管理装置30から電源切断通知に基づいてスイッチソレノイド20を駆動させて画像形成装置10の電源スイッチをオフ動作させる。
【0027】
電源管理装置30は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、制御部31と、記憶部32とを備えている。
【0028】
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには画像形成装置10の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
【0029】
制御部31のCPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、使用履歴取得部311、使用頻度情報生成部312、出退勤情報取得部313、電源判断部314として機能する。
【0030】
記憶部32は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、使用履歴情報321と、使用頻度情報322とが記憶される。
【0031】
使用履歴取得部311は、予め設定された時刻や、所定時間毎に、画像形成装置10に対して使用履歴172を依頼するリクエストを送信する。そして、画像形成装置10から受信した使用履歴172を使用履歴情報321として記憶部32に記憶させる。なお、使用履歴取得部311は、直近の予め設定された履歴蓄積期間(例えば、直近の1か月間)の使用履歴172を使用履歴情報321として記憶部32に更新して記憶させる。
【0032】
使用頻度情報生成部312は、使用履歴情報321に基づいて、ユーザー毎の使用頻度を時間帯別にランク付けした使用頻度情報322を生成して記憶部32に記憶させる。使用頻度情報生成部312は、使用履歴情報321が更新される毎に使用頻度情報322を生成して記憶部32に更新して記憶させる。本実施の形態において、使用頻度情報生成部312は、図2に示すように、使用量に応じて1時間毎の使用頻度を「高」、「低」でそれぞれランク付けした使用頻度情報322を生成する。使用頻度情報生成部312は、使用履歴172に基づいて各ユーザーの時間帯別使用量の合算をそれぞれ算出すると共に、履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数を出退勤管理装置40から取得する。そして、使用頻度情報生成部312は、時間帯別使用量の合算から出勤日数を除算した値が、予め設定された使用量閾値(例えば、1枚)以上の場合に使用頻度を「高」とし、使用量閾値未満の場合に使用頻度を「低」とする。
【0033】
出退勤情報取得部313は、予め設定された時刻や、所定時間毎に、出退勤管理装置40に対して出社しているユーザーを特定する在席者情報を依頼するリクエストを送信する。
【0034】
電源判断部314は、出退勤管理装置40から受信した在席者情報と、記憶部32に記憶されている使用履歴情報321とに基づいて、画像形成装置10の電源のオンオフ動作を管理する。
【0035】
出退勤管理装置40は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、ユーザー端末70や図示しないカードリーダー等から入力されたユーザーID等の識別情報によって、各ユーザーの出退勤をそれぞれ管理する。出退勤管理装置40は、電源管理装置30からのリクエストに応じて、各ユーザーの出勤日数及び在席者情報を電源管理装置30に送信する。なお、出退勤管理装置40は、出退勤情報に変化があった場合に、自発的に在席者情報を電源管理装置30に送信するようにしても良い。
【0036】
次に、電源管理装置30による電源管理動作について図3乃至5を参照して詳細に説明する。
出退勤情報取得部313は、予め設定された時刻や、所定時間毎に、出社しているユーザーを特定する在席者情報を依頼するリクエストを出退勤管理装置40に送信する(ステップS101)。なお、本実施の形態において、電源管理装置30は、リクエストを5時から23時の1時間毎に送信し、1日17回の電源管理動作を実行する。リクエストの送信のタイミングや回数は、適宜設定することができる。また、出退勤管理装置40が自発的に在席者情報を送信するように構成した場合には、このステップは省略される。
【0037】
次に、電源判断部314は、出退勤管理装置40から在席者情報を受信すると(ステップS102)、画像形成装置10の電源の状態、すなわちオフ状態であるかオン状態であるかを判断する(ステップS103)。
【0038】
ステップS103で画像形成装置10の電源がオフ状態である場合、電源判断部314は、出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数以上か否かを判断する(ステップS104)。本実施の形態では、閾人数は3人に設定されているものとする。
【0039】
ステップS104で出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数以上の場合、電源判断部314は、画像形成装置10に電源投入通知を送信し(ステップS105)、画像形成装置10の電源スイッチをオン動作させ、電源管理動作を終了する。
【0040】
ステップS104で出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数未満の場合、電源判断部314は、記憶部32に記憶されている使用履歴情報321を参照することで、電源管理動作実行時(現在)の時間帯において、出社しているユーザーの中に使用頻度が「高」のユーザーがいるか否かを判断する(ステップS106)。
【0041】
ステップS106で使用頻度が「高」のユーザーがいる場合、電源判断部314は、ステップS105に至って、画像形成装置10に電源投入通知を送信し、画像形成装置10の電源スイッチをオン動作させる。
【0042】
ステップS106で使用頻度が「高」のユーザーがいない場合、電源判断部314は、画像形成装置10に電源をオン動作させることなく、電源管理動作を終了する。
【0043】
ステップS103で画像形成装置10の電源がオン状態である場合、電源判断部314は、出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数未満か否かを判断する(ステップS107)。
【0044】
ステップS107で出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数未満の場合、電源判断部314は、記憶部32に記憶されている使用履歴情報321を参照することで、電源管理動作実行時(現在)以降の時間帯において、出社しているユーザーの中に使用頻度が「高」のユーザーがいるか否かを判断する(ステップS108)。
【0045】
ステップS108で使用頻度が「高」のユーザーがいない場合、電源判断部314は、画像形成装置10に電源切断通知を送信し(ステップS109)、画像形成装置10の電源スイッチをオフ動作させ、電源管理動作を終了する。
【0046】
ステップS107で出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数以上の場合と、ステップS108で使用頻度が「高」のユーザーがいる場合とには、電源判断部314は、画像形成装置10に電源をオフ動作させることなく、電源管理動作を終了する。
【0047】
図4及び図5には、○月○日と△月△日とにおける電源管理動作実行時の在席者情報例それぞれ示されている。
【0048】
○月○日9時の電源管理動作では、在席人数が「A氏」のみの1人であるため、ステップS104で閾人数(3人)未満となり、ステップS106に至る。そして、「A氏」の9時台の使用頻度が「低」であるため、ステップS106で使用頻度が「高」のユーザーがいないと判断され、画像形成装置10に電源をオン動作されることなく、オフ状態が維持される。すなわち、在席人数が閾人数(3人)未満で、出社しているユーザーの使用頻度がいずれも「低」であるため、画像形成装置10が使用される可能性が低いと判断され、オフ状態が維持される。
【0049】
○月○日10時の電源管理動作では、在席人数が「A氏、C氏、D氏」の3人であるため、ステップS104で閾人数(3人)以上となり、ステップS105に至り、画像形成装置10に電源をオン動作される。すなわち、在人数が閾人数(3人)以上であるため、画像形成装置10が使用される可能性が高いと判断され、オン状態に切り換える。
【0050】
△月△日10時の電源管理動作では、在席人数が「A氏、D氏」の2人であるため、ステップS104で閾人数(3人)未満となり、ステップS106に至る。そして、「A氏」の10時台の使用頻度が「高」であるため、ステップS106で使用頻度が「高」のユーザーがいると判断され、ステップS105に至り、画像形成装置10に電源をオン動作される。すなわち、在席人数が閾人数(3人)未満であるが、使用頻度が「高」のユーザーがいるため、画像形成装置10が使用される可能性が低いと判断され、オフ状態が維持される。
【0051】
○月○日18時の電源管理動作では、在席人数が「B氏、D氏」の2人であるため、ステップS107で閾人数(3人)未満となり、ステップS108に至る。そして、電源管理動作実行時(18時)以降の22時台の「D氏」の使用頻度が「高」であるため、ステップS106で使用頻度が「高」のユーザーがいると判断され、画像形成装置10に電源をオフ動作されることなく、オン状態が維持される。すなわち、在席人数が閾人数(3人)未満であっても、使用頻度が「高」のユーザーがいるため、画像形成装置10が使用される可能性が高いと判断され、オン状態が維持される。
【0052】
そして、○月○日19時の電源管理動作では、「D氏」が退社しているため、電源管理動作実行時(19時)以降の使用頻度が「高」のユーザーがいなくなり、ステップS106で使用頻度が「高」のユーザーがいないと判断され、画像形成装置10に電源がオフ動作される。すなわち、在席人数が閾人数(3人)未満であり、使用頻度が「高」のユーザーがいないため、画像形成装置10が使用される可能性が低いと判断され、オフ状態に切り換わる。
【0053】
△月△日20時の電源管理動作では、在席人数が「A氏、B氏」の2人であるため、ステップS107で閾人数(3人)未満となり、ステップS108に至る。そして、電源管理動作実行時(20時)以降の20時台の「A氏」の使用頻度が「高」であるため、ステップS106で使用頻度が「高」のユーザーがいると判断され、画像形成装置10に電源をオフ動作されることなく、オン状態が維持される。すなわち、在席人数が閾人数(3人)未満であっても、使用頻度が「高」のユーザーがいるため、画像形成装置10が使用される可能性が高いと判断され、オン状態が維持される。
【0054】
そして、△月△日21時の電源管理動作では、「A氏」は依然として在席しているが、「A氏」の電源管理動作実行時(21時)以降の使用頻度が「低」であるため、ステップS106で使用頻度が「高」のユーザーがいないと判断され、画像形成装置10に電源がオフ動作される。すなわち、在席人数が閾人数(3人)未満であり、使用頻度が「高」のユーザーがいないため、画像形成装置10が使用される可能性が低いと判断され、オフ状態に切り換わる。
【0055】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の画像形成装置の管理システムは、図6を参照すると、画像形成装置10aと、電源管理装置30a、出退勤管理装置40とを備え、ユーザーの使用頻度に応じて画像形成装置1のメンテナンスのタイミングを適切に管理する。なお、第1の実施の形態と同様の構成については、同一の符号を付与し、説明を省略する。
【0056】
画像形成装置10aは、第1の実施の形態の画像形成装置10の構成に加え、制御部15がメンテナンス制御部154としても機能する。
【0057】
メンテナンス制御部154は、キャリブレーション等のメンテナンスの実行タイミングを制御する。メンテナンス制御部154には、印刷枚数や使用時間に基づくメンテナンスの実行タイミングが予め設定されている。メンテナンス制御部154は、メンテナンスの実行タイミングに到達すると、電源管理装置30aに対してメンテナンス実行通知を送信し、電源管理装置30aからの実行許可通知を待つ。なお、メンテナンス実行通知には、メンテナンスの種類を示す情報が含まれている。そして、メンテナンス制御部154は、電源管理装置30aから実行許可通知を受信すると、実行タイミングに到達したメンテナンスを実行する。
【0058】
電源管理装置30aは、第1の実施の形態の電源管理装置30の構成に加え、制御部31が使用パターン情報生成部315、メンテナンス判断部316としても機能する。
【0059】
使用パターン情報生成部315は、使用履歴情報321に基づいて、使用頻度情報322において使用頻度を「高」にランク付けした時間帯の使用パターン(使用したジョブの種類)を使用パターン情報323として生成して記憶部32に記憶させる。本実施の形態では、図7に示すように、使用パターンは、その時間帯において最も使用量が多いジョブとした。なお、使用パターンを、その時間帯において使用量が多い順に複数のジョブとしても良く、その時間帯において使用された全てのジョブとしても良い。
【0060】
メンテナンス判断部316は、画像形成装置10aからメンテナンス実行通知を受信すると、出退勤管理装置40から受信した在席者情報と、記憶部32に記憶されている使用パターン情報323とに基づいて、メンテナンスの即時実行の可否を判断する。そして、メンテナンス判断部316は、メンテナンスの即時実行を可と判断した場合、メンテナンス実行を許可する実行許可通知を画像形成装置10aに送信する。一方、メンテナンス判断部316は、メンテナンスの即時実行を否と判断した場合、電源判断部314による電源投入通知の送信と共に、メンテナンス実行を許可する実行許可通知を画像形成装置10aに送信する。これにより、画像形成装置10aにおいては、次回の電源投入時にメンテナンスが実行されることになる。
【0061】
次に、電源管理装置30aによるメンテナンス管理動作について図8を参照して詳細に説明する。
メンテナンス判断部316は、画像形成装置10aからメンテナンス実行通知を受信すると(ステップS201)、出退勤情報取得部313によって在席者情報を依頼するリクエストを出退勤管理装置40に送信する(ステップS202)。
【0062】
次に、メンテナンス判断部316は、出退勤管理装置40から在席者情報を受信すると(ステップS203)、メンテナンス実行通知に含まれるメンテナンスの種類に基づいて、メンテナンス対象の構成を用いるジョブをメンテナンス対象ジョブとして特定する(ステップS204)。例えば、原稿読取部11を対象とするメンテナンスの場合には、スキャンジョブ、複写ジョブ及びファクシミリ送信ジョブがメンテナンス対象ジョブとして特定され、記録部14を対象とするメンテナンスの場合には、複写ジョブ及び印刷ジョブがメンテナンス対象ジョブとして特定される。
【0063】
次に、メンテナンス判断部316は、記憶部32に記憶されている使用パターン情報323を参照することで、メンテナンス管理動作実行時(現在)以降の時間帯において、出社しているユーザーの中にメンテナンス対象ジョブを使用パターンとするユーザーがいるか否かを判断する(ステップS205)。
【0064】
ステップS205でメンテナンス対象ジョブを使用パターンとするユーザーがいる場合、メンテナンス判断部316は、メンテナンスの即時実行を可と判断して実行許可通知を画像形成装置10に送信し(ステップS206)、画像形成装置10にメンテナンスを実行させ、メンテナンス管理動作を終了する。
【0065】
ステップS205でメンテナンス対象ジョブを使用パターンとするユーザーがいない場合、メンテナンス判断部316は、メンテナンスの即時実行を否と判断して電源判断部314による電源投入通知の送信を待つ(ステップS207)。そして、電源判断部314によって電源投入通知が送信されると、メンテナンス判断部316は、ステップ206に至り、画像形成装置10に実行許可通知を送信し、画像形成装置10にメンテナンスを実行させる。なお、メンテナンス判断部316は、電源判断部314による電源投入通知の送信を待つ代わりに、次回の電源投入時にメンテナンスの実行を予約する実行予約通知を画像形成装置10に送信しておき、画像形成装置10の電源投入時にメンテナンスを実行するようにしても良い。また、メンテナンス判断部316は、電源判断部314による電源切断通知の送信時に画像形成装置10に実行許可通知を送信し、画像形成装置10にメンテナンスを実行させるようにしても良い。
【0066】
例えば、○月○日18時に、記録部14を対象とするメンテナンス実行通知を受信した場合、メンテナンス管理動作実行時(19時)以降の時間帯において、在席しているB氏、D氏の使用パターンにメンテナンス対象ジョブ(複写ジョブ及び印刷ジョブ)が存在しない。従って、メンテナンス判断部316は、メンテナンスの即時実行を否と判断し、ステップS207で電源判断部314による電源投入通知の送信を待った後に画像形成装置10に実行許可通知を送信する。すなわち、使用頻度情報322によりB氏、D氏の印刷枚数は数枚程度と予測されるため、キャリブレーションによるメンテナンス動作は実施するほどではなく、翌朝出社してから実施すれば十分間に合う。よって、キャリブレーション動作は保留されて、翌朝実施するというように実行タイミングが決定される。
【0067】
例えば、△月△日20時に、記録部14を対象とするメンテナンス実行通知を受信した場合、メンテナンス管理動作実行時(19時)以降の時間帯において、在席しているA氏、B氏の使用パターンにメンテナンス対象ジョブ(複写ジョブ及び印刷ジョブ)が存在する。従って、メンテナンス判断部316は、メンテナンスの即時実行を可と判断し、ステップS206で実行許可通知を画像形成装置10に送信し、画像形成装置10にメンテナンスを実行させる。
【0068】
なお、本実施の形態では、画像形成装置10、10aと、電源管理装置30、30aと、出退勤管理装置40と、をネットワーク60で接続するように構成したが、電源管理装置30及び出退勤管理装置40の一部もしくは全部の構成を画像形成装置10、10aに集約させるようにしても良い。
【0069】
以上説明したように、本実施の形態によれば、ユーザー認証機能を有し、ユーザー毎の使用履歴172を記憶している画像形成装置10の管理システムであって、予め設定された履歴蓄積期間の使用履歴172を使用履歴情報321として取得する使用履歴取得部311と、画像形成装置10を使用するユーザーの出退勤を管理する出退勤管理装置40から履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数を取得する出勤日数取得部として機能する出退勤情報取得部313と、使用履歴情報321と履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数とに基づいて、ユーザー毎の使用頻度を時間帯別にランク付けした使用頻度情報322を生成する使用頻度情報生成部312と、出退勤管理装置40から出社しているユーザーを特定する在席者情報を取得する在席者情報取得部として機能する出退勤情報取得部313と、使用頻度情報322と在席者情報とに基づいて、画像形成装置10の電源のオンオフ動作を判断する電源管理動作を実行する電源判断部314とを備えている。
この構成により、ユーザーが在席している状況でも、画像形成装置10が使用される可能性を判断して業務に支障のない範囲で電源をオフにすることができ、不要な消費電力を削減させることができる。
【0070】
さらに、本実施の形態によれば、使用頻度情報生成部312は、使用頻度を「高」もしくは「低」でランク付けした使用頻度情報322を生成させ、電源判断部314は、画像形成装置10の電源がオン状態で、出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数未満で、且つ電源管理動作の実行時以降の時間帯において、出社しているユーザーの中に使用頻度が「高」のユーザーがいない場合に、画像形成装置10をオフ動作させる。
この構成により、画像形成装置10が使用される可能性が低い場合に、電源をオフ動作させることができ、不要な消費電力を削減させることができる。
【0071】
さらに、本実施の形態によれば、電源判断部314は、画像形成装置10の電源がオフ状態で、出社しているユーザーの人数が閾人数以上の場合と、出社しているユーザーの人数が予め設定された閾人数未満であっても、出社しているユーザーの中に使用頻度が「高」のユーザーがいる場合とに、画像形成装置10をオン動作させる。
この構成により、画像形成装置10が使用される可能性が高くなった場合に、電源をオン動作させることができ、不要な消費電力を削減させることができる。
【0072】
また、本実施の形態によれば、ユーザー認証機能を有し、ユーザー毎の使用履歴172を記憶していると共に、所定のタイミングでメンテナンスを実行する画像形成装置10aの管理システムであって、予め設定された履歴蓄積期間の使用履歴172を使用履歴情報321として取得する使用履歴取得部311と、画像形成装置10aを使用するユーザーの出退勤を管理する出退勤管理装置40から履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数を取得する出勤日数取得部として機能する出退勤情報取得部313と、使用履歴情報321と履歴蓄積期間における各ユーザーの出勤日数とに基づいて、ユーザー毎の使用頻度を時間帯別に「高」もしくは「低」でランク付けした使用頻度情報を生成する使用頻度情報生成部312と、使用履歴情報321に基づいて、使用頻度情報322において使用頻度を「高」にランク付けした時間帯の使用パターンを使用パターン情報323として生成する使用パターン情報生成部315と、出退勤管理装置40から出社しているユーザーを特定する在席者情報を取得する在席者情報取得部として機能する出退勤情報取得部313と、画像形成装置10aにおけるメンテナンスの実行タイミングに、在席者情報と使用パターン情報323とに基づいて、メンテナンスの即時実行の可否を判断するメンテナンス管理動作を実行するメンテナンス判断部316とを備えている。
この構成により、メンテナンスの実行を適切なタイミングで実施をすることで、不要なメンテナンスの実行を減らし、トナーや消費電力を削減できる。
【0073】
さらに、本実施の形態によれば、メンテナンス判断部316は、メンテナンス管理動作の実行時以降の時間帯において、出社しているユーザーの中にメンテナンス対象の構成を用いるジョブを使用パターンとするユーザーがいる場合に、メンテナンスの即時実行を可と判断して、画像形成装置10aにメンテナンスを即時実行させ、出社しているユーザーの中にメンテナンス対象の構成を用いるジョブを使用パターンとするユーザーがいない場合に、メンテナンスの即時実行を否と判断して、画像形成装置10aの電源切断時もしくは次回の電源投入時にメンテナンスを実行させる。
この構成により、必要なメンテナンスは即時実行させ、不要なメンテナンスを電源切断時もしくは次回の電源投入時に延期させることができる。
【0074】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
【符号の説明】
【0075】
10、10a 画像形成装置
11 原稿読取部
12 操作部
13 給紙部
14 記録部
15 制御部
16 画像処理部
17 記憶部
18 通信部
19 ファクス部
20 スイッチソレノイド
30、30a 電源管理装置
31 制御部
32 記憶部
40 出退勤管理装置
50 電話回線網
60 ネットワーク
70 ユーザー端末
151 ユーザー管理部
152 使用履歴送信部
153 電源制御部
154 メンテナンス制御部
171 ユーザー情報
172 使用履歴
311 使用履歴取得部
312 使用頻度情報生成部
313 出退勤情報取得部
314 電源判断部
315 使用パターン情報生成部
316 メンテナンス判断部
321 使用履歴情報
322 使用頻度情報
323 使用パターン情報
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8