特許第6601820号(P6601820)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ Zホールディングス株式会社の特許一覧
特許6601820提供装置、提供方法、及び提供プログラム
<>
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000002
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000003
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000004
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000005
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000006
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000007
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000008
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000009
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000010
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000011
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000012
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000013
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000014
  • 特許6601820-提供装置、提供方法、及び提供プログラム 図000015
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6601820
(24)【登録日】2019年10月18日
(45)【発行日】2019年11月6日
(54)【発明の名称】提供装置、提供方法、及び提供プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20191028BHJP
【FI】
   G06Q30/02 480
【請求項の数】9
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2017-21659(P2017-21659)
(22)【出願日】2017年2月8日
(65)【公開番号】特開2018-128870(P2018-128870A)
(43)【公開日】2018年8月16日
【審査請求日】2018年10月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】Zホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】塚本 浩司
(72)【発明者】
【氏名】尾崎 弘宗
(72)【発明者】
【氏名】上森 規央
【審査官】 松田 岳士
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−223456(JP,A)
【文献】 特表2013−531847(JP,A)
【文献】 特開平11−143952(JP,A)
【文献】 特開2012−203821(JP,A)
【文献】 特開2015−179460(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索結果に含まれる商品またはサービスであって、当該ユーザに購入された商品またはサービスである購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された対応情報に基づいて、前記購入対象のうち一の提供元により提供される商品またはサービスである部分購入対象と、前記購入対象との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供する提供部と、
を備えることを特徴とする提供装置。
【請求項2】
前記提供部は、
前記購入対象のうち一の提供元に対応する前記部分購入対象の割合を含む前記関係情報を、当該一の提供元に提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。
【請求項3】
前記取得部は、
ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索後の所定の期間内に当該ユーザに購入された前記購入対象に関する情報との対応を示す前記対応情報を取得する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の提供装置。
【請求項4】
前記取得部は、
ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索を含む所定のセッション内において当該ユーザに購入された前記購入対象に関する情報との対応を示す前記対応情報を取得する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の提供装置。
【請求項5】
前記取得部は、
前記一の提供元に指定されたキーワードに関する情報と、当該キーワードに対応する前記購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の提供装置。
【請求項6】
前記提供部は、
前記部分購入対象の価格に関する情報と前記購入対象の価格に関する情報との関係を示す前記関係情報を、当該一の提供元に提供する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の提供装置。
【請求項7】
前記取得部は、
ユーザが検索に用いたキーワードのカテゴリに関する情報と、当該カテゴリに属するキーワードに対応する前記購入対象に関する情報との対応を示す前記対応情報を取得する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の提供装置。
【請求項8】
コンピュータが実行する提供方法であって、
ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索結果に含まれる商品またはサービスであって、当該ユーザに購入された商品またはサービスである購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された対応情報に基づいて、前記購入対象のうち一の提供元により提供される商品またはサービスである部分購入対象と、前記購入対象との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供する提供工程と、
を含むことを特徴とする提供方法。
【請求項9】
ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索結果に含まれる商品またはサービスであって、当該ユーザに購入された商品またはサービスである購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する取得手順と、
前記取得手順により取得された対応情報に基づいて、前記購入対象のうち一の提供元により提供される商品またはサービスである部分購入対象と、前記購入対象との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供する提供手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、提供装置、提供方法、及び提供プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、例えば、EC(Electronic Commerce)サイトにおいて商品またはサービスを販売する技術が提供されている。例えば、インターネット経由で商品を購入する際の検討機能として、アンケート結果を活用して適合度合について情報提示する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−109648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができるとは限らない。例えば、ユーザからのアンケート結果に基づくだけでは、ユーザの主観的な情報であるため、商品またはサービスの提供元にとって適切な情報でない場合がある。例えば、提供元が自身の販売する商品またはサービスについて、他の提供元を含む全体の販売における状況を確認するために用いることが可能な情報が提供元に提供されることが望ましい。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供する提供装置、提供方法、及び提供プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る提供装置は、ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索結果に含まれる商品またはサービスであって、当該ユーザに購入された商品またはサービスである購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された対応情報に基づいて、前記購入対象のうち一の提供元により提供される商品またはサービスである部分購入対象と、前記購入対象との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供する提供部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。
図2図2は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。
図3図3は、実施形態に係る提供システムの構成例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係る提供装置の構成例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。
図6図6は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。
図7図7は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。
図8図8は、実施形態に係る索引情報記憶部の一例を示す図である。
図9図9は、実施形態に係る対応情報記憶部の一例を示す図である。
図10図10は、実施形態に係る情報の収集の一例を示すフローチャートである。
図11図11は、実施形態に係る提供処理の一例を示すフローチャートである。
図12図12は、実施形態に係る関係情報の表示の一例を示す図である。
図13図13は、実施形態に係る関係情報の表示の一例を示す図である。
図14図14は、提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る提供装置、提供方法、及び提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提供装置、提供方法、及び提供プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
〔1.提供処理〕
図1及び図2を用いて、実施形態に係る提供処理の一例について説明する。図1及び図2は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。具体的には、図1は、提供装置100が商品またはサービスを提供する一の提供元への情報提供を行う際に用いる情報を収集する一例を示す図である。ここでいう一の提供元とは、例えば、商品またはサービスを提供(販売)するストアである。また、以下では、商品またはサービスを併せて「商品」と記載する場合がある。図1では、提供装置100は、ユーザが検索に用いたキーワード(以下、「クエリ」ともいう)と、そのクエリの検索結果に含まれ、ユーザに購入された商品(以下、「購入対象」ともいう)に関する情報との対応を示す情報(以下、「対応情報」ともいう)を収集する。また、図2は、提供装置100が対応情報に基づいてストアに情報提供を行う処理を示すが、詳細は後述する。
【0011】
〔提供システムの構成〕
まず、図1図3に示す提供システム1について説明する。図3に示すように、提供システム1は、端末装置10と、ストア装置20と、提供装置100とが含まれる。なお、図1は、ストア装置20の図示を省略した提供システム1を示す。また、図2は、端末装置10の図示を省略した提供システム1を示す。端末装置10と、ストア装置20と、提供装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。図3は、実施形態に係る提供システムの構成例を示す図である。なお、図3に示した提供システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のストア装置20や複数台の提供装置100が含まれてもよい。
【0012】
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がユーザが利用するスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。具体的には、図1では、端末装置10がユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」とする場合がある)が利用するスマートフォンである場合を示す。
【0013】
また、図1に示す例においては、端末装置10の画面の表示に応じて、端末装置10を端末装置10−1、10−2として説明する。なお、端末装置10−1、10−2は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1、10−2について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
【0014】
提供装置100は、対応情報に基づいて、購入対象のうち一のストアにより提供される商品である部分購入対象と、購入対象との関係を示す関係情報を生成し、生成した関係情報を一のストアに提供する情報処理装置である。図2の例では、一のストアがストアAである場合を示す。
【0015】
また、提供装置100は、端末装置10から取得したクエリに対する検索結果を端末装置10に提供する検索サービスを提供する。図1の例では、提供装置100は、クエリに対応する商品情報を検索結果として、クエリの送信元である端末装置10へ提供する。また、図1に示す例では、提供装置100が電子商取引サービスを提供するものとする。
【0016】
なお、図1では、提供装置100が検索サービスや電子商取引サービスを提供する場合を示すが、外部の情報処理装置が検索サービスや電子商取引サービスを提供する場合、提供装置100は検索サービスや電子商取引サービスを提供しなくてもよい。この場合、提供装置100は、検索サービスや電子商取引サービスを提供する外部の情報処理装置等から各種情報を取得し、ストアへの情報提供のみを行ってもよい。
【0017】
ストア装置20は、販売元であるストアAの管理者M1によって利用される情報処理装置である。例えば、ストアAの管理者M1は、ストア装置20を用いて、電子商取引サービスにおいて販売する商品を追加したり、在庫の管理や価格の設定を行ったりする。また、ストア装置20は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。図2は、ストア装置20がノート型PCである場合を示す。
【0018】
また、提供装置100は、検索を行ったユーザが検索結果に含まれる商品を購入したタイミングが所定の条件を満たす場合に、その購入に関する情報を対応情報として収集する。図1の例では、提供装置100は、ユーザによるクエリを用いた検索後所定の期間内に、ユーザが検索結果に含まれる商品を購入した場合、その購入に関する情報を対応情報として収集するものとする。具体的には、図1の例では、提供装置100は、ユーザによるクエリを用いた検索後30分以内に、ユーザが検索結果に含まれる商品を購入した場合、その購入に関する情報を対応情報として収集するものとする。
【0019】
また、図1の例に示す各日時「dt*」中の「dt」に続く「*(*は任意の数値)」は、対応する行動等が行われた日時を示し、日時「dt*」は、「*」の値が大きい程、日付が新しいものとする。例えば、日時「dt12」は、日時「dt11」に比べて、「dt」に続く数値が大きいため、日付がより新しいことを示す。図1に示す例では、日時「dt12」においてユーザU1が行った行動は、日時「dt11」においてユーザU1が行った行動よりも後に行われたことを示す。なお、図1の例では、「日時dt11」等のように抽象的に図示するが、「日時dt11」は、「2017年1月12日22時31分52秒」等の具体的な日時が対応するものとする。
【0020】
〔1−1.対応情報の集計〕
まず、提供装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10からクエリを取得する(ステップS11)。図1の例では、提供装置100は、行動情報記憶部123に示すように、日時dt11において、端末装置10−1からクエリ「スニーカーY」を取得する。
【0021】
例えば、図1中の行動情報記憶部123に示す「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。図1中の行動情報記憶部123に示す「種別」は、対応するユーザの行動の種別に関する情報を示す。また、図1中の行動情報記憶部123に示す「内容」は、対応するユーザの行動において対象となった内容を示す。また、図1中の行動情報記憶部123に示す「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。図1中の行動情報記憶部123に示す行動ID「AC11」により識別される行動(行動AC11)は、ユーザU1がクエリ「スニーカーY」を用いた検索を日時dt11に行ったことを示す。
【0022】
図1に示す例において、ユーザU1は、端末装置10−1の画面に表示された提供装置100が提供する電子商取引サービスに関するショップサイトAのページW11中の検索窓にクエリ「スニーカーY」を入力し、検索ボタンを押下する。そして、端末装置10−1は、提供装置100へクエリ「スニーカーY」を送信する。
【0023】
端末装置10−1からクエリを取得した提供装置100は、クエリに対応する商品情報を検索結果として決定する(ステップS12)。図1の例では、提供装置100は、商品情報記憶部121からクエリ「スニーカーY」に対応する商品GD2、商品GD22、商品GD536等に関する商品情報を検索結果として決定する。
【0024】
なお、上記のように、「商品GD*(*は任意の数値)」と記載した場合、その商品は商品ID「GD*」により識別される商品であることを示す。例えば、「商品GD1」と記載した場合、その商品は商品ID「GD1」により識別される商品である。
【0025】
そして、提供装置100は、索引情報記憶部124に記憶された情報に基づいて、商品情報記憶部121からクエリに対応する商品情報を抽出(取得)する(ステップS13)。図1の例では、提供装置100は、商品情報記憶部121からクエリ「スニーカーY」に対応する商品GD2、商品GD22、商品GD536等に関する商品情報を取得する。
【0026】
そして、提供装置100は、商品情報記憶部121から抽出した商品GD2、商品GD22、商品GD536等に関する商品情報を検索結果として端末装置10−1へ提供する(ステップS14)。なお、図1の例では、提供装置100が商品GD22を表示順1位、商品GD536を表示順2位、商品GD2を表示順3位、及び商品GD111を表示順4位と決定した場合を示す。
【0027】
なお、図1の例では、クエリ「スニーカーY」に対応する商品として、商品「スニーカーZ」である商品GD536が含まれる場合を示す。図1の例では、商品「スニーカーZ」である商品GD536の商品情報に含まれる説明文中に文字列「スニーカーY」が含まれているため、商品GD536が索引ID「IN12」により識別される索引「スニーカーY」の対象に含まれるものとする。
【0028】
提供装置100から商品GD2、商品GD22、商品GD536等に関する商品情報等を含む検索結果を提供された端末装置10は、検索結果を表示する(ステップS15)。図1の例では、端末装置10−1から端末装置10−2へ表示が遷移される。
【0029】
端末装置10−2の画面には、検索結果を表示するページW12が表示される。具体的には、端末装置10−2の画面には、クエリ「スニーカーY」に対応する検索結果を表示するページW12が表示される。図1の例では、端末装置10−2の画面には、商品GD22の商品情報、商品GD536の商品情報、商品GD2の商品情報、及び商品GD111の商品情報が並べて表示される。
【0030】
なお、ページW12に表示された商品GD22の商品情報、商品GD536の商品情報、商品GD2の商品情報、及び商品GD111の商品情報は検索結果の一部である。例えば、商品GD111の商品情報の下部には、クエリ「スニーカーY」に対応する他の商品の商品情報が並べて配置されており、ユーザU1の操作に応じて商品GD111の商品情報の下部に位置する商品情報が端末装置10−2の画面に表示される。例えば、ユーザは、端末装置10−2の画面にタッチした指F1を下から上へ移動させる操作(以下、「フリック操作」とする場合がある)をすることにより、表示を下へスクロールさせて、下に続く残りのコンテンツを表示させることができる。
【0031】
そして、端末装置10−2の画面に表示されたページW12を閲覧したユーザU1は、商品GD2を選択する(ステップS16)。例えば、ユーザU1は、端末装置10−2の画面に表示された商品GD2の商品情報を指F1でタッチすることにより、商品GD2を選択する。
【0032】
その後、ユーザU1は、端末装置10−2に表示されたページW12に基づいて、ストアAが販売するスニーカーYを購入する(ステップS17)。例えば、ユーザU1は、端末装置10−2に表示された商品GD2を選択し、ストアAのページを表示し、ストアAのページにおいて所定の操作を行うことにより、ストアAが販売するスニーカーYを購入するものとする。例えば、端末装置10−2は、ユーザU1の操作に応じて、ユーザU1がスニーカーYを購入する意思を示す情報を提供装置100へ送信する。
【0033】
端末装置10−2からユーザU1がスニーカーYを購入する意思を示す情報を取得した提供装置100は、スニーカーYの購入処理を行う(ステップS18)。例えば、提供装置100は、ユーザU1の口座情報等を用いてスニーカーYの決済処理を行ったり、スニーカーYをユーザU1が指定する住所に配送する手続を行ったりする。
【0034】
また、提供装置100は、対応情報として集計するかを決定する(ステップS19)。例えば、提供装置100は、ユーザによるクエリを用いた検索後30分以内に、ユーザが検索結果に含まれる商品を購入した場合、その購入に関する情報を対応情報として集計する。図1の例では、提供装置100は、行動情報記憶部123に示すように、ユーザU1が日時dt11にクエリ「スニーカーY」を用いた検索を行い、その後日時dt12にストアAにおいて商品「スニーカーY」である商品GD2を購入している。そのため、提供装置100は、日時dt11と日時dt12との間の期間に基づいて、対応情報として集計するかを決定する。図1の例では、日時dt11と日時dt12との間は30分以内であるものとする。そのため、図1の例では、提供装置100は、ユーザU1によるクエリ「スニーカーY」を用いた検索と、その後のストアAにおける商品GD2の購入とを対応情報として集計すると決定する。
【0035】
そして、提供装置100は、ステップS19において集計すると決定した情報を対応情報として集計する(ステップS20)。図1の例では、提供装置100は、ステップS19において集計すると決定した対応情報に基づいて、対応情報記憶部125に記憶された情報を更新する。
【0036】
図1中の対応情報記憶部125に示す「集計ID」は、集計した対応情報を識別するための識別情報を示す。図1中の対応情報記憶部125に示す「対象(クエリ)」は、収集した対応情報に対応するキーワード(クエリ)を示す。また、図1中の対応情報記憶部125に示す「販売数」は、対応する対応情報における販売数を示す。また、図1中の対応情報記憶部125に示す「販売数」中の「全体」は、「対象(クエリ)」に対応して収集された対応情報における全体の販売数を示す。また、図1中の対応情報記憶部125に示す「販売数」中の「ストアA」は、「対象(クエリ)」に対応して収集された対応情報におけるストアAの販売数を示す。
【0037】
図1の例では、提供装置100は、対応情報記憶部125に示すように、対象(クエリ)が「スニーカーY」に対応する販売数のうち、全体及びストアAのカウントを1加算する。具体的には、図1の例では、提供装置100は、対応情報記憶部125に示す「販売数」中の「全体」を1加算し、「1999」から「2000」に更新する。また、図1の例では、提供装置100は、対応情報記憶部125に示す「販売数」中の「ストアA」を1加算し、「999」から「1000」に更新する。なお、図1の例では、説明を簡単にするために、対応情報として販売数のみを示すが、各商品が購入された時点の価格や日時等を対応情報として記憶してもよい。
【0038】
このように、提供装置100は、ユーザの検索とその後の商品の購入とのタイミングが所定の条件を満たす場合、その検索と購入とを対応付けた情報を対応情報として集計する。したがって、提供装置100は、対象(クエリ)に対応付けて全体としての販売数やストアごとの販売数等を収集することにより、各クエリについて全体としての販売数やストア単位での販売数等を比較可能に情報提供が可能になる。また、提供装置100は、クエリが検索に用いられた回数を用いることにより、そのクエリについて全体としてのコンバージョン率やストア単位でのコンバージョン率を比較可能に情報提供が可能になる。
【0039】
〔1−1−1.タイミング(セッション)〕
図1の例では、提供装置100は、ユーザによるクエリを用いた検索後30分以内に、ユーザが検索結果に含まれる商品を購入することを所定の条件とする場合を示したが、所定の条件は上記に限らず種々の条件であってもよい。
【0040】
例えば、提供装置100は、ユーザによる検索と共通するセッション間にユーザが検索結果に含まれる商品を購入することを所定の条件としてもよい。この場合、提供装置100は、ユーザによる検索と共通するセッション間にユーザが検索結果に含まれる商品を購入した場合、その検索と購入とを対応付けた情報を対応情報として集計する。例えば、セッションとは、ユーザが所定の目的(意図)を持った行動を行う期間であってもよい。
【0041】
例えば、提供装置100は、ユーザが所定の行動を行った場合にセッションを開始し、開始後においてユーザが所定の期間(例えば30分)行動を行わなかった場合、セッションを終了したと判定してもよい。例えば、提供装置100は、セッションの継続中において、最後に行われたユーザの行動から所定の期間ユーザの行動がなかった場合に、セッションを初期化してもよい。例えば、提供装置100は、セッションの継続中において、最後に行われたユーザの行動から30分間ユーザの行動がなかった場合に、セッションを初期化してもよい。なお、ここでいう「初期化」とは、例えば、それまで継続していたセッションを終了し、新たなセッションを開始することを意味する。このように、提供装置100は、ユーザの行動が継続している間、セッションを継続させてもよい。
【0042】
なお、上述した所定の期間やセッション等は一例であり、提供装置100は、種々の情報や条件を適宜用いて、対応情報として収集するかを判定(決定)してもよい。例えば、提供装置100は、ユーザがクエリを用いて検索し、その検索結果に含まれる商品がユーザにより購入されれば、条件を満たすと判定してもよい。
【0043】
〔1−1−2.クエリ〕
図1の例では、説明を簡単にするために、1つの文字列(キーワード)がクエリとして入力される場合を示したが、提供装置100は、複数の文字列を組み合わせたクエリを対象として、対応情報を集計してもよい。例えば、提供装置100は、クエリ「A社 ○○」や「B社 ××」のように、商品を提供する企業名と商品名とを組み合わせたクエリを対象として、対応情報を集計してもよい。
【0044】
〔1−1−3.集計対象〕
図1の例では、提供装置100は、クエリ「スニーカーY」の入力に応じて、商品「スニーカーY」である商品GD2が購入され、対応情報を集計する場合を示したが、クエリ「スニーカーY」に対する検索結果に含まれる商品であれば、キーワード「スニーカーY」に対応する対応情報として集計してもよい。例えば、提供装置100は、クエリ「スニーカーY」の入力に応じて、クエリ「スニーカーY」に対する検索結果に含まれる商品「スニーカーZ」である商品GD536が購入された場合であっても、タイミングに関する条件を満たせば、キーワード「スニーカーY」に対応する対応情報として集計してもよい。この場合、提供装置100は、クエリ「スニーカーY」に基づいて、そのクエリによる検索によりユーザに検索結果として提供される商品全体を対象として、対応情報を集計することができる。そのため、提供装置100は、クエリ「スニーカーY」に対応する商品の購入(販売)に関して、ストアへの情報提供が可能となる。
【0045】
また、例えば、提供装置100は、クエリ「スニーカーY」の入力に応じて、クエリ「スニーカーY」に対する検索結果に含まれる商品「スニーカーY」の商品が購入された場合、キーワード「スニーカーY」に対応する対応情報として集計しなくてもよい。例えば、提供装置100は、クエリ「スニーカーY」の入力に応じて、クエリ「スニーカーY」に対する検索結果に含まれる商品「スニーカーZ」である商品GD536が購入された場合、キーワード「スニーカーY」に対応する対応情報として集計しなくてもよい。この場合、提供装置100は、商品「スニーカーY」に基づいて、その商品「スニーカーY」を対象として、対応情報を集計することができる。そのため、提供装置100は、クエリ「スニーカーY」を用いた検索を行ったユーザの商品「スニーカーY」の購入(販売)に関して、ストアへの情報提供が可能となる。
【0046】
〔1−2.情報提供〕
次に、図2を用いて、提供装置100が集計した対応情報に基づいて、ストアに対して情報提供を行う場合を説明する。図2の例では、提供装置100は、ストアAからの情報要求に応じて、ストアAに情報提供を行う。
【0047】
図2に示すように、提供装置100は、情報要求を取得する(ステップS21)。図2の例では、提供装置100は、ストアAの管理者M1が利用するストア装置20からキーワード「スニーカーX」に関する情報要求を取得する。
【0048】
図2に示す例において、ストアAの管理者M1は、ストア装置20に表示された所定のページにキーワード「スニーカーX」を入力することにより、提供装置100に情報要求を行う。例えば、提供装置100が提供する電子商取引サービスのストアの管理画面にキーワード「スニーカーX」を入力することにより、ストア装置20が提供装置100へキーワード「スニーカーX」を送信し提供装置100に情報要求を行う。
【0049】
ストア装置20からキーワードを取得した提供装置100は、キーワードに対応する商品情報を検索結果として決定する(ステップS22)。図2の例では、提供装置100は、商品情報記憶部121からクエリ「スニーカーX」に対応する商品GD1、商品GD21、商品GD314等をストアAの要求に対応する対象として決定する。
【0050】
そして、提供装置100は、商品情報記憶部121に含まれる商品のうち、ストアAの要求に対応する対象となる商品の平均価格を算出する(ステップS23)。図2の例では、提供装置100は、クエリ「スニーカーX」に対応する商品GD1、商品GD21、商品GD314等のうち、ストアAが提供する商品GD1以外の商品の平均価格を算出する。例えば、提供装置100は、商品GD21の価格や商品GD314の価格等に基づいて、ストアAの要求に対応する対象(商品)の平均価格を「7000(円)」と算出する。
【0051】
なお、図2の例では、提供装置100が商品情報記憶部121に記憶された情報を用いて平均価格を算出する場合を示したが、提供装置100は、対応情報記憶部125に記憶された情報に基づいて平均価格を算出してもよい。例えば、提供装置100は、対応情報記憶部125に記憶されたユーザが購入時の各商品の価格に基づいて平均価格を算出してもよい。
【0052】
そして、提供装置100は、対応情報記憶部125に記憶された情報や算出した平均価格に関する情報に基づいて、ストアAの情報要求に応じた関係情報を生成する(ステップS24)。例えば、提供装置100は、商品情報記憶部121や行動情報記憶部123や対応情報記憶部125に記憶されたキーワード「スニーカーX」に対応する情報に基づいて関係情報を生成する。図2の例では、提供装置100は、対応情報記憶部125に記憶された全体の販売数やストアAの販売数に基づいて、ストアAの販売数の割合(シェア)を算出する。提供装置100は、対応情報記憶部125中の対象「スニーカーX」に対応する全体の販売数「1000」でストアAの販売数「100」を除算することにより、ストアAの販売数の割合(シェア)を算出する。具体的には、提供装置100は、算出式FC11に基づいて、ストアAの販売数の割合SRを0.1(=100/1000)、すなわち10%であると算出する。
【0053】
図2の例では、提供装置100は、算出式FC11に基づいて算出したストアAのキーワード「スニーカーX」に対応する商品の販売割合を示す円グラフを含む関係情報GR11を生成する。また、図2の例では、提供装置100は、ステップS23において算出したストア全体における「スニーカーX」に対応する商品が平均価格「7000(円)」であることを示す情報を含む関係情報GR11を生成する。また、図2の例では、提供装置100は、商品情報記憶部121に記憶された「スニーカーX」に対応するストアAの商品GD1が価格「8000(円)」であることを示す情報を含む関係情報GR11を生成する。
【0054】
そして、提供装置100は、生成した関係情報を提供する(ステップS25)。図2の例では、提供装置100は、ストアAの管理者M1が利用するストア装置20へ関係情報GR11を提供する。なお、提供装置100は、クエリ「スニーカーX」が検索に用いられた回数を用いることにより、キーワード「スニーカーX」について全体としてのコンバージョン率やストア単位でのコンバージョン率を比較可能な関係情報を提供してもよい。
【0055】
上述したように、提供装置100は、ストアAの管理者M1が利用するストア装置20へ、ストアAが指定した対象に応じて、ストアAと他のストアとの関係を示すような関係情報を提供する。図2の例では、提供装置100は、キーワード「スニーカーX」について、ストアAの販売数とストア全体での販売数との関係を示す関係情報を提供することにより、ストアAの管理者M1は、キーワード「スニーカーX」について自身のストアの相対的なポジション(状況)が把握できる。また、図2の例では、提供装置100は、ストアAの販売価格と、他のストアの販売価格の平均とを示す情報を併せて提供することにより、ストアAは自身のストアの相対的なポジション(状況)の良し悪しが、価格によるものかどうかを適切に判断することが可能となる。したがって、提供装置100は、ストアが自身の販売する商品の状況等を把握可能になるように、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0056】
〔1−2−1.カテゴリ〕
上述した例では、提供装置100がストアから取得したキーワードに基づいてストアに情報提供を行う場合を示したが、提供装置100はストアからカテゴリの指定を受け付けてもよい。この場合、提供装置100は、ストアが指定したカテゴリに属する対象(クエリ)に対応する対応情報を集計して関係情報を生成してもよい。そして、提供装置100は、カテゴリを指定したストアに生成した関係情報を提供してもよい。図2の例では、提供装置100は、ストアによりカテゴリ「スニーカー」が指定された場合、集計ID「AD11」により識別される対応情報と、集計ID「AD12」により識別される対応情報とを集計(合計)した情報に基づいて、関係情報を生成し、提供してもよい。
【0057】
なお、上記は一例であり、提供装置100は、カテゴリ「スポーツシューズ」やカテゴリ「スマホ」やカテゴリ「ファッション」等の種々のカテゴリに応じて、関係情報を提供してもよい。例えば、提供装置100は、対応情報記憶部125に各対象(クエリ)についてカテゴリを記憶してもよい。また、例えば、提供装置100は、対応情報記憶部125に各対象(クエリ)について複数のカテゴリを記憶してもよい。
【0058】
例えば、提供装置100は、対応情報記憶部125に各対象(クエリ)について階層的なカテゴリを記憶してもよい。例えば、提供装置100は、クエリ(対象)である「スニーカーY」について、「ファッション」、「靴」、「スニーカー」等の複数の階層的なカテゴリを記憶してもよい。例えば、提供装置100は、指定されたカテゴリに属する対象(クエリ)に対応する対応情報を対応情報記憶部125から取得して関係情報を生成してもよい。
【0059】
〔1−2−2.関係情報〕
上述した例では、提供装置100がキーワード「スニーカーY」について、ストアAの販売割合やストアAの販売価格やストア全体の販売価格に関する情報を関係情報として提供する場合を示したが、提供装置100は、上記に限らず、種々の情報を提供してもよい。例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、ストア全体においてポイントキャンペーン等の所定の販売促進が行われている割合等を示す情報を関係情報として提供してもよい。
【0060】
また、例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、クエリ「スニーカーY」の検索結果に含まれる商品のうち、ユーザにとって差別化要因となる提供態様が設定された商品の割合等を示す情報を関係情報として提供してもよい。例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、クエリ「スニーカーY」の検索結果に含まれる商品のうち、送料無料が設定された商品の割合等を示す情報を関係情報として提供してもよい。例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、クエリ「スニーカーY」の検索結果に含まれる商品のうち、即日配送が設定された商品の割合等を示す情報を関係情報として提供してもよい。
【0061】
また、例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、クエリ「スニーカーY」の検索結果に含まれる商品のうち、情報提供先のストアの商品の商品情報に関する情報を関係情報として提供してもよい。例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、ストアAの商品GD1の商品情報と、他のストアの商品の商品情報との差異に関する情報を関係情報として提供してもよい。
【0062】
例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、ストアAの商品GD1のタイトルや説明文と、他のストアの商品のタイトルや説明文との差異に関する情報を関係情報として提供してもよい。例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、ストアAの商品GD1のタイトルや説明文が、他のストアの商品のタイトルや説明文と比べて長い場合、ストアAの商品GD1のタイトルや説明文が他に比べて長いことを示す情報を関係情報として提供してもよい。また、例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、ストアAの商品GD1の商品情報と、販売割合(シェア)が高い、すなわち商品の販売状況が好調なストアの商品の商品情報との差異に関する情報を関係情報として提供してもよい。例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーY」について、ストアAの商品GD1の商品情報の順位(表示順)が、販売状況が好調なストアの商品の商品情報の順位(表示順)よりも下位の場合、その差異に関する情報を関係情報として提供してもよい。
【0063】
〔2.提供装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る提供装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る提供装置の構成例を示す図である。図4に示すように、提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、提供装置100は、提供装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0064】
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば提供システム1に含まれる端末装置10やストア装置20との間で情報の送受信を行う。
【0065】
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図4に示すように、商品情報記憶部121と、ユーザ情報記憶部122と、行動情報記憶部123と、索引情報記憶部124と、対応情報記憶部125とを有する。
【0066】
(商品情報記憶部121)
実施形態に係る商品情報記憶部121は、商品に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。図5に示す商品情報記憶部121は、「ストア」、「商品ID」、「商品」、「価格(円)」、「カテゴリ」、「タイトル」、「説明文」といった項目を有する。
【0067】
「ストア」は、対応する商品を提供する提供元、すなわち売主を示す。「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。「商品」は、商品の具体的な名称等を示す。また、「価格(円)」は、対応する商品の販売価格を示す。また、「カテゴリ」は、対応する商品が属するカテゴリを示す。「タイトル」は、商品IDにより識別される商品の商品情報に含まれるタイトルを示す。また、「説明文」は、商品IDにより識別される商品の商品情報に含まれる説明文を示す。
【0068】
図5に示す例において、ストアAは、商品ID「GD1」により識別される商品(商品GD1)や商品ID「GD2」により識別される商品(商品GD2)等を提供する提供元であることを示す。また、例えば、図5に示す例において、商品GD1は、商品「スニーカーX」であり、価格が「8000(円)」であることを示す。また、商品GD1のカテゴリは、「ファッション」であることを示す。また、商品GD1のタイトルは、「最新の…」であることを示す。また、商品GD1の説明文は、「送料無料で配送します…」であることを示す。また、例えば、図5に示す例において、商品GD2は、商品「スニーカーY」であり、価格が「7000(円)」であることを示す。また、商品GD2のカテゴリは、「ファッション」であることを示す。また、商品GD2のタイトルは、「限定…」であることを示す。
【0069】
なお、商品情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、商品情報記憶部121は、商品情報が追加された日時や商品情報が作成された日時に関する情報を記憶してもよい。例えば、商品情報記憶部121は、商品情報にについて、キャンペーンの所定の販売促進の設定有無や、送料無料の設定有無や、即日配送の設定有無等の種々の商品の提供態様に関する情報を記憶してもよい。各ストアの評価値に関する情報を記憶してもよい。例えば、商品情報記憶部121は、各ストアの評価値に関する情報を記憶してもよい。
【0070】
(ユーザ情報記憶部122)
実施形態に係るユーザ情報記憶部122は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部122は、ユーザ属性情報を記憶する。図6は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図6に示すユーザ情報記憶部122は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」といった項目が含まれる。
【0071】
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。「年齢」は、端末装置10を利用するユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。「性別」は、端末装置10を利用するユーザの性別を示す。
【0072】
例えば、図6に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザの年齢は、「20代」であり、ユーザの性別は、「女性」であることを示す。また、例えば、図6に示す例において、ユーザID「U2」により識別されるユーザの年齢は、「30代」であり、ユーザの性別は、「男性」であることを示す。
【0073】
なお、ユーザ情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部122は、ユーザのデモグラフィック属性に関する情報やサイコグラフィック属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部122は、氏名、家族構成、収入、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
【0074】
(行動情報記憶部123)
実施形態に係る行動情報記憶部123は、ユーザの行動に関する各種情報を記憶する。図7は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。例えば、行動情報記憶部123は、各ユーザの端末装置10に配信したコンテンツに対するユーザの行動情報等を含む種々の行動情報を記憶する。図7に示す行動情報記憶部123には、「ユーザID」、「行動ID」、「種別」、「内容」、「日時」といった項目が含まれる。
【0075】
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「行動ID」は、ユーザの行動を識別する情報を示す。また、「種別」は、対応するユーザの行動の種別に関する情報を示す。また、「内容」は、対応するユーザの行動において対象となった内容を示す。「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。「日時」には、「dt11」等のように抽象的に図示するが、「2016年12月28日19時31分52秒」等の具体的な日時が記憶されてもよい。
【0076】
例えば、図7に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、行動AC5等を行ったことを示す。また、例えば、図7に示す例においてユーザU1は、行動ID「AC11」により識別される行動(行動AC11)や行動ID「AC12」により識別される行動(行動AC12)等を行ったことを示す。具体的には、図7に示す例においてユーザU1は、クエリ「スニーカーY」を用いた検索(行動AC11)を日時dt11に行ったことを示す。また、図7に示す例においてユーザU1は、日時dt11においてクエリ「スニーカーY」を用いた検索を行った後の日時dt12において商品「スニーカーY」をストアAにおいて購入したことを示す。
【0077】
なお、行動情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、図7では、ユーザIDごとに行動情報が行動情報記憶部123に記憶される場合を示したが、行動情報は、ユーザIDごとに限らず、例えば時刻順に記憶されてもよい。
【0078】
(索引情報記憶部124)
実施形態に係る索引情報記憶部124は、索引に関する各種情報を記憶する。図8は、実施形態に係る索引情報記憶部の一例を示す図である。図8に示す索引情報記憶部124は、「索引ID」、「索引」、「対象情報」といった項目を有する。また、「対象情報」には、「対象1」、「対象2」、「対象50」といった項目を有する。
【0079】
「索引ID」は、索引を識別するための識別情報を示す。「索引」は、索引(インデックス)を示す。「対象情報」中の「対象1」、「対象2」、「対象50」等は、索引に対応する商品情報を示す。なお、「対象1」、「対象2」、「対象50」等は、索引に対応する商品情報の順位に対応してもよい。例えば、「対象情報」中の「対象1」は、索引に対応する商品情報のうちランキングが「1位」の商品情報であってもよい。また、「対象情報」中の「対象50」は、索引に対応する商品情報のうちランキングが「50位」の商品情報であってもよい。
【0080】
図8の例は、索引ID「IN11」により識別される索引「スニーカーX」は、対応する商品情報が、商品GD1や商品GD21や商品GD314等に関する商品情報であることを示す。また、図8の例は、索引ID「IN12」により識別される索引「スニーカーY」は、対応する商品情報が、商品GD2や商品GD22や商品GD536等に関する商品情報であることを示す。
【0081】
なお、各索引に対応する商品情報は、索引に対応する商品名に関する商品情報であっても、なくてもよい。例えば、商品情報の説明文に一の索引に対応する文字列が含まれる商品情報は、一の索引の対象としても含まれてもよい。例えば、商品「スニーカーA」である商品GD100の商品情報に含まれる説明文中に文字列「スニーカーX」が含まれる場合、索引ID「IN11」により識別される索引「スニーカーX」の対象には、商品「スニーカーA」である商品GD100が含まれてもよい。この場合、クエリ「スニーカーX」による検索が行われた場合、検索結果には、商品「スニーカーA」である商品GD100が含まれてもよい。
【0082】
また、索引情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、索引情報記憶部124は、各索引や各商品情報が追加された日時に関する情報を記憶してもよい。
【0083】
(対応情報記憶部125)
実施形態に係る対応情報記憶部125は、収集した対応情報に関する各種情報を記憶する。図9は、実施形態に係る対応情報記憶部の一例を示す図である。図9に示す対応情報記憶部125は、「集計ID」、「対象(クエリ)」、「販売数」といった項目を有する。また、「販売数」には、「全体」、「ストアA」、「ストアB」、「ストアC」といった項目が含まれる。
【0084】
「集計ID」は、集計した対応情報を識別するための識別情報を示す。「対象(クエリ)」は、収集した対応情報に対応するキーワード(クエリ)を示す。「販売数」は、対応する対応情報における販売数を示す。
【0085】
例えば、「販売数」中の「全体」は、「対象(クエリ)」に対応して収集された対応情報における全体の販売数を示す。また、「販売数」中の「ストアA」は、「対象(クエリ)」に対応して収集された対応情報におけるストアAの販売数を示す。また、「販売数」中の「ストアB」は、「対象(クエリ)」に対応して収集された対応情報におけるストアBの販売数を示す。また、「販売数」中の「ストアC」は、「対象(クエリ)」に対応して収集された対応情報におけるストアCの販売数を示す。
【0086】
例えば、図9に示す例において、集計ID「AD11」により識別される対応情報は、対応するキーワード(クエリ)が「スニーカーX」であることを示す。また、キーワード「スニーカーX」における販売数の全体が「1000(個)」であることを示す。また、キーワード「スニーカーX」における販売数全体のうち、ストアAの販売数が「100(個)」であることを示す。また、キーワード「スニーカーX」における販売数全体のうち、ストアBの販売数が「500(個)」であることを示す。また、キーワード「スニーカーX」における販売数全体のうち、ストアCの販売数が「200(個)」であることを示す。
【0087】
なお、対応情報記憶部125は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。図9の例では、図示を簡単にするために、販売数のみを図示するが、対応情報記憶部125には、各対象(クエリ)に対応して販売された商品に関する情報であれば、どのような情報が記憶されてもよい。例えば、対応情報記憶部125は、各対象(クエリ)に対応して各商品がユーザに購入された際の日時に関する情報を記憶してもよい。例えば、対応情報記憶部125は、各対象(クエリ)に対応して各商品がユーザに購入された際の価格に関する情報を記憶してもよい。例えば、対応情報記憶部125は、販売数中の項目ごとにユーザに購入された際の価格の平均に関する情報を記憶してもよい。
【0088】
(制御部130)
図4の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、提供装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(提供プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0089】
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、決定部132と、生成部133と、提供部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
【0090】
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、商品情報記憶部121やユーザ情報記憶部122や行動情報記憶部123や索引情報記憶部124や対応情報記憶部125から各種情報を取得する。
【0091】
また、取得部131は、各種情報を外部の情報処理装置から取得する。例えば、取得部131は、ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索結果に含まれる商品またはサービスであって、当該ユーザに購入された商品またはサービスである購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。
【0092】
また、例えば、取得部131は、ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索後の所定の期間内に当該ユーザに購入された購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。また、例えば、取得部131は、ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索を含む所定のセッション内において当該ユーザに購入された購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。
【0093】
また、例えば、取得部131は、一の提供元に指定されたキーワードに関する情報と、当該キーワードに対応する購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。
【0094】
また、例えば、取得部131は、一の提供元から情報要求を取得する。例えば、取得部131は、情報要求として一の提供元からキーワードの指定に関する情報を取得する。
【0095】
例えば、取得部131は、クエリを取得する。例えば、取得部131は、端末装置10を利用するユーザが検索に使用したクエリを取得する。図1の例では、取得部131は、ユーザU1が利用する端末装置10からクエリを取得する。図1の例では、取得部131は、端末装置10からクエリ「スニーカーY」を取得する。
【0096】
また、図1の例では、取得部131は、索引情報記憶部124(図8参照)に記憶された情報に基づいて、商品情報記憶部121(図5参照)からクエリに対応する商品情報を取得する。図1の例では、取得部131は、商品情報記憶部121からキーワード「スニーカーY」に対応する商品GD2等に関する商品情報を取得する。
【0097】
また、図1の例では、取得部131は、商品情報記憶部121からクエリ「スニーカーY」に対応する商品GD2、商品GD22、商品GD536等に関する商品情報を取得する。図2の例では、取得部131は、ストアAの管理者M1が利用するストア装置20からキーワード「スニーカーX」に関する情報要求を取得する。
【0098】
(決定部132)
決定部132は、種々の情報を決定する。例えば、決定部132は、種々の情報を抽出する。図1の例では、決定部132は、検索とその後の購入とを対応付けた情報を対応情報として集計するかを決定する。図1の例では、決定部132は、ユーザによるクエリを用いた検索後30分以内に、ユーザが検索結果に含まれる商品を購入した場合、その購入に関する情報を対応情報として集計する。図1の例では、決定部132は、ユーザU1によるクエリ「スニーカーY」を用いた検索と、その後のストアAにおける商品GD2の購入とを対応情報として集計すると決定する。
【0099】
図1の例では、決定部132は、集計すると決定した対応情報として集計する。図1の例では、決定部132は、集計すると決定した対応情報に基づいて対応情報記憶部125を更新する。
【0100】
図2の例では、決定部132は、キーワードに対応する商品情報を検索結果として決定する。図2の例では、決定部132は、商品情報記憶部121からクエリ「スニーカーX」に対応する商品GD1、商品GD21、商品GD314等をストアAの要求に対応する対象として決定する。
【0101】
(生成部133)
生成部133は、種々の情報を生成する。例えば、生成部133は、対応情報に基づいて関係情報を生成する。例えば、生成部133は、種々の情報を用いてストア装置20に提供する情報を生成する。例えば、生成部133は、商品情報記憶部121や行動情報記憶部123や対応情報記憶部125に記憶されたキーワード「スニーカーX」に対応する情報に基づいて関係情報を生成する。
【0102】
図2の例では、生成部133は、商品情報記憶部121に含まれる商品のうち、ストアAの要求に対応する対象となる商品の平均価格を算出する。図2の例では、生成部133は、クエリ「スニーカーX」に対応する商品GD1、商品GD21、商品GD314等のうち、ストアAが提供する商品GD1以外の商品の平均価格を算出する。図2の例では、生成部133は、商品GD21の価格や商品GD314の価格等に基づいて、ストアAの要求に対応する対象(商品)の平均価格を「7000(円)」と算出する。
【0103】
例えば、生成部133は、対応情報記憶部125に記憶された情報に基づいて平均価格を算出してもよい。例えば、生成部133は、対応情報記憶部125に記憶されたユーザが購入時の各商品の価格に基づいて平均価格を算出してもよい。
【0104】
図2の例では、生成部133は、対応情報記憶部125に記憶された情報や算出した平均価格に関する情報に基づいて、ストアAの情報要求に応じた関係情報を生成する。図2の例では、生成部133は、商品情報記憶部121や行動情報記憶部123や対応情報記憶部125に記憶されたキーワード「スニーカーX」に対応する情報に基づいて関係情報を生成する。図2の例では、生成部133は、対応情報記憶部125に記憶された全体の販売数やストアAの販売数に基づいて、ストアAの販売数の割合(シェア)を算出する。図2の例では、生成部133は、対応情報記憶部125中の対象「スニーカーX」に対応する全体の販売数「1000」でストアAの販売数「100」を除算することにより、ストアAの販売数の割合(シェア)を算出する。具体的には、生成部133は、算出式FC11に基づいて、ストアAの販売数の割合SRを0.1(=100/1000)、すなわち10%であると算出する。
【0105】
図2の例では、生成部133は、算出式FC11に基づいて算出したストアAのキーワード「スニーカーX」に対応する商品の販売割合を示す円グラフを含む関係情報GR11を生成する。また、図2の例では、生成部133は、ステップS23において算出したストア全体における「スニーカーX」に対応する商品が平均価格「7000(円)」であることを示す情報を含む関係情報GR11を生成する。また、図2の例では、生成部133は、商品情報記憶部121に記憶された「スニーカーX」に対応するストアAの商品GD1が価格「8000(円)」であることを示す情報を含む関係情報GR11を生成する。
【0106】
(提供部134)
提供部134は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。例えば、提供部134は、取得部131により取得された対応情報に基づいて、購入対象のうち一の提供元により提供される商品またはサービスである部分購入対象と、購入対象との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供する。例えば、提供部134は、購入対象のうち一の提供元に対応する部分購入対象の割合を含む関係情報を、当該一の提供元に提供する。例えば、提供部134は、部分購入対象の価格に関する情報と購入対象の価格に関する情報との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供する。
【0107】
また、例えば、提供部134は、取得部131により取得されたクエリに対応する検索結果を提供する。図1の例では、提供部134は、商品情報記憶部121から抽出した商品GD2、商品GD22、商品GD536等に関する商品情報を検索結果として端末装置10−1へ提供する。
【0108】
また、例えば、提供部134は、生成部133により生成された関係情報を提供する。図2の例では、提供部134は、ストアAの管理者M1が利用するストア装置20へ関係情報GR11を提供する。
【0109】
〔3.情報の収集処理のフロー〕
ここで、図10を用いて、実施形態に係る提供装置100による提供処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る情報の収集の一例を示すフローチャートである。
【0110】
図10に示すように、提供装置100は、クエリを取得する(ステップS101)。図1の例では、提供装置100は、端末装置10からクエリ「スニーカーY」を取得する。
【0111】
その後、提供装置100は、クエリに対応する検索結果を提供する(ステップS102)。例えば、提供装置100は、クエリに対応する情報を抽出する。図1の例では、提供装置100は、索引情報記憶部124からクエリに対応する商品IDを抽出し、抽出した商品IDに対応する商品情報を商品情報記憶部121から抽出する。また、図1の例では、提供装置100は、索引情報記憶部124に記憶された索引情報に基づいて、クエリ「スニーカーY」に対応する商品GD2や商品GD22や商品GD536等に関する商品情報を商品情報記憶部121から抽出する。また、図1の例では、提供装置100は、商品GD2や商品GD22や商品GD536等の情報を検索結果として提供する。
【0112】
そして、提供装置100は、検索結果に含まれる対象を購入したかどうかを判定する(ステップS103)。図1の例では、提供装置100は、ユーザU1に購入された商品が検索結果に含まれる商品GD2であるため、検索結果に含まれる対象を購入したと判定する。
【0113】
提供装置100は、検索結果に含まれる対象を購入したと判定した場合(ステップS103:Yes)、購入されたタイミングが所定の条件を満たすかどうかを判定する(ステップS104)。図1の例では、提供装置100は、ユーザU1がクエリ「スニーカーY」により検索を行った日時dt11から所定の期間内である日時dt12に、ユーザU1が商品「スニーカーY」である商品GD2を購入し、購入された商品が検索結果に含まれる商品GD2であるため、購入されたタイミングが所定の条件を満たすと判定する。
【0114】
提供装置100は、購入されたタイミングが所定の条件を満たすと判定した場合(ステップS104:Yes)、検索により購入された対象として集計する(ステップS105)。図1の例では、提供装置100は、対応情報記憶部125に記憶されたキーワード「スニーカーY」に対応する集計ID「AD12」により識別された対応情報を更新する。具体的には、図1の例では、提供装置100は、対応情報記憶部125に記憶されたキーワード「スニーカーY」に対応する情報のうち、全体の販売数とストアAの販売数との各々を1加算する。
【0115】
なお、提供装置100は、検索結果に含まれる対象を購入しなかった場合(ステップS103:No)や、購入されたタイミングが所定の条件を満たさない場合(ステップS104:No)は、ステップS105の処理を行うことなく処理を終了する。
【0116】
〔4.提供処理のフロー〕
ここで、図11を用いて、実施形態に係る提供装置100による提供処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る提供処理の一例を示すフローチャートである。
【0117】
図11に示すように、提供装置100は、情報要求を取得する(ステップS201)。図2の例では、提供装置100は、ストアAの管理者M1が利用するストア装置20からキーワード「スニーカーX」に関する情報要求を取得する。
【0118】
提供装置100は、情報要求に応じた関係情報を生成する(ステップS202)。例えば、提供装置100は、商品情報記憶部121や行動情報記憶部123や対応情報記憶部125に記憶されたキーワード「スニーカーX」に対応する情報に基づいて関係情報を生成する。図2の例では、提供装置100は、算出式FC11に基づいて算出したストアAのキーワード「スニーカーX」に対応する商品の販売割合を示す円グラフを含む関係情報GR11を生成する。また、図2の例では、提供装置100は、「スニーカーX」に対応するストアAの商品GD1が価格「8000(円)」であることや、ストア全体における「スニーカーX」に対応する商品が平均価格「7000(円)」であることを示す情報を含む関係情報GR11を生成する。
【0119】
そして、提供装置100は、生成した関係情報を提供する(ステップS203)。図2の例では、提供装置100は、ストアAの管理者M1が利用するストア装置20へ関係情報GR11を提供する。
【0120】
〔5.関係情報の表示について〕
上述した例では、キーワード「スニーカーX」に対応する商品の販売数におけるストアAと他のストアとの割合を示す関係情報GR11をストアAのストア装置20に提供する場合を示したが、提供装置100は、種々の情報を提供元に提供してもよい。また、上述した例では、円グラフによりストアAとストア全体との関係を示したが、提供装置100は、種々のグラフの表示形式によりサービス提供元に関係情報を提供してもよい。これらの点について、図12及び図13を用いて説明する。図12及び図13は、実施形態に係る関係情報の一例を示す図である。図12及び図13中のストア装置20は、図2と同様にストアAの管理者M1が利用し、キーワード「スニーカーX」に対応する関係情報が表示されるものとする。
【0121】
図12中の関係情報GR21は、折れ線グラフにより各価格帯におけるキーワード「スニーカーX」に対応する商品の販売数の比率を示す関係情報である。図12中のストア装置20は、キーワード「スニーカーX」に対応する商品について、5000円未満で提供される場合の割合(%)と、5000円台で提供される場合の割合(%)と、6000円台で提供される場合の割合(%)と、7000円台で提供される場合の割合(%)と、8000円台で提供される場合の割合(%)とを示す関係情報GR21を表示する。
【0122】
例えば、提供装置100は、キーワード「スニーカーX」に対応する各商品が購入された際の価格に関する情報を行動情報記憶部123から取得する。そして、提供装置100は、キーワード「スニーカーX」に対応する各商品が購入された際の価格に基づいて、キーワード「スニーカーX」に対応する商品が購入される場合の各価格帯の割合を算出(予測)する。これにより、提供装置100は、各価格帯とその価格帯におけるキーワード「スニーカーX」に対応する商品の売れ行きを示す関係情報GR21を生成(予測)する。そして、提供装置100は、各価格帯とその価格帯におけるキーワード「スニーカーX」に対応する商品の売れ行きを示す関係情報GR21をストア装置20へ提供する。これにより、提供装置100は、ストアAの管理者M1がキーワード「スニーカーX」に対応する商品の価格帯とその価格帯に対応する商品の割合との相関関係を把握することができる。したがって、提供装置100は、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0123】
また、図13中の関係情報GR31は、棒グラフにより各提供元(ストア)と、その販売割合との関係を示す関係情報である。そのため、図13中のストア装置20には、関係情報GR31に示すように、ストアAのみがストア名が表示され、他のストアについては「他ストア1」、「他ストア2」、「他ストア3」、「他ストア4」等のように、具体的なストア名は特定不可能に表示される。すなわち、図13中のストア装置20には、一の提供元であるストアAが特定可能に表示され、他のストアについては匿名性を保った状態で表示される。
【0124】
図13中のストア装置20には、関係情報GR31に示すように、全体の販売数におけるストアAの割合が第4位、すなわちストアAのシェアは第4位であることが表示される。なお、図13中のストア装置20には、全体の販売数におけるストアAの割合を示す数値が表示されてもよい。図13中のストア装置20には、縦軸である割合(%)の軸に数値を示す目盛が表示されてもよい。また、図13中のストア装置20には、関係情報GR31に示すように、他ストア1のシェアが第1位であり、他ストア2のシェアが第2位であること等が表示される。図13の例では、ストアAのシェアは、他ストア1や他ストア2に比べて半分以下であることが把握可能な関係情報GR31がストア装置20に表示される。
【0125】
例えば、提供装置100は、対応情報記憶部125から全体や各ストアの販売数に関する情報を取得する。そして、提供装置100は、情報提供先であるストアAのみを実際のストア名とし、他のストアを匿名性が担保される名称に変換した関係情報GR31を生成する。そして、提供装置100は、他のストアの匿名性を保ち、ストアAのシェアを示す関係情報GR31をストア装置20へ提供する。これにより、提供装置100は、ストアAの管理者M1がキーワード「スニーカーX」に対応する商品におけるストアAのシェアを把握することができる。また、提供装置100は、ストアAの管理者M1がキーワード「スニーカーX」に対応する商品における他のストアのシェアを、他のストアの匿名性が保たれた態様で把握することができる。このように、提供装置100は、ストアAの管理者M1に他のストアのシェアについて提供しつつ、他のストアがストアAに具体的に特定されないように情報提供が可能となる。したがって、提供装置100は、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0126】
図12図13に示すように、提供装置100は、種々のグラフの表示形式や情報の表示態様により提供元(ストア)に関係情報を提供してもよい。これにより、提供装置100は、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0127】
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る提供装置100は、取得部131と、提供部134とを有する。取得部131は、ユーザが検索に用いたキーワード(実施形態においては「クエリ」ともいう。以下同じ)に関する情報と、当該キーワードによる検索結果に含まれる商品またはサービスであって、当該ユーザに購入された商品またはサービスである購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。提供部134は、取得部131により取得された対応情報に基づいて、購入対象のうち一の提供元(実施形態においては「ストア」。以下同じ)により提供される商品またはサービスである部分購入対象と、購入対象との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供する。
【0128】
これにより、実施形態に係る提供装置100は、対応情報に基づいて、一の提供元により提供される商品またはサービスである部分購入対象と、購入対象との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供することができるため、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0129】
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部134は、購入対象のうち一の提供元に対応する部分購入対象の割合を含む関係情報を、当該一の提供元に提供する。
【0130】
これにより、実施形態に係る提供装置100は、購入対象のうち一の提供元に対応する部分購入対象の割合を含む関係情報を、当該一の提供元に提供し、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0131】
また、実施形態に係る提供装置100において、取得部131は、ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索後の所定の期間内に当該ユーザに購入された購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。
【0132】
これにより、実施形態に係る提供装置100は、ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索後の所定の期間内に当該ユーザに購入された購入対象に関する情報との対応を示す対応情報に基づいた関係情報を、当該一の提供元に提供することができ、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0133】
また、実施形態に係る提供装置100において、取得部131は、ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索を含む所定のセッション内において当該ユーザに購入された購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。
【0134】
これにより、実施形態に係る提供装置100は、ユーザが検索に用いたキーワードに関する情報と、当該キーワードによる検索を含む所定のセッション内において当該ユーザに購入された購入対象に関する情報との対応を示す対応情報に基づいた関係情報を、当該一の提供元に提供することができ、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0135】
また、実施形態に係る提供装置100において、取得部131は、一の提供元に指定されたキーワードに関する情報と、当該キーワードに対応する購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。
【0136】
これにより、実施形態に係る提供装置100は、一の提供元に指定されたキーワードに関する情報と、当該キーワードに対応する購入対象に関する情報との対応を示す対応情報に基づいた関係情報を、当該一の提供元に提供することができ、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0137】
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部134は、部分購入対象の価格に関する情報と購入対象の価格に関する情報との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供する。
【0138】
これにより、実施形態に係る提供装置100は、部分購入対象の価格に関する情報と購入対象の価格に関する情報との関係を示す関係情報を、当該一の提供元に提供し、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0139】
また、実施形態に係る提供装置100において、取得部131は、ユーザが検索に用いたキーワードのカテゴリに関する情報と、当該カテゴリに属するキーワードに対応する購入対象に関する情報との対応を示す対応情報を取得する。
【0140】
これにより、実施形態に係る提供装置100は、ユーザが検索に用いたキーワードのカテゴリに関する情報と、当該カテゴリに属するキーワードに対応する前記購入対象に関する情報との対応を示す対応情報に基づいた関係情報を、当該一の提供元に提供することができ、所定の商品またはサービスを販売する提供元に適切な情報を提供することができる。
【0141】
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る提供装置100は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図14は、提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
【0142】
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0143】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ提供する。
【0144】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
【0145】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0146】
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0147】
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0148】
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に生成することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0149】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0150】
また、上述してきた実施形態に記載された各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0151】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0152】
1 提供システム
100 提供装置
121 商品情報記憶部
122 ユーザ情報記憶部
123 行動情報記憶部
124 索引情報記憶部
125 対応情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 決定部
133 生成部
134 提供部
10 端末装置
20 ストア装置
N ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14