(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6602183
(24)【登録日】2019年10月18日
(45)【発行日】2019年11月6日
(54)【発明の名称】乾電池ケース及びコンロ
(51)【国際特許分類】
H01M 2/10 20060101AFI20191028BHJP
F24C 3/10 20060101ALI20191028BHJP
【FI】
H01M2/10 H
H01M2/10 F
H01M2/10 U
F24C3/10 G
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-233732(P2015-233732)
(22)【出願日】2015年11月30日
(65)【公開番号】特開2017-103028(P2017-103028A)
(43)【公開日】2017年6月8日
【審査請求日】2018年10月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】000112015
【氏名又は名称】株式会社パロマ
(74)【代理人】
【識別番号】100078721
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 喜樹
(74)【代理人】
【識別番号】100121142
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 恭一
(72)【発明者】
【氏名】川田 剛司
【審査官】
前田 寛之
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−047594(JP,A)
【文献】
特開平08−250088(JP,A)
【文献】
実開昭61−095055(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 2/10
H01M 10/52−10/667
F24C 3/00− 3/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体側連結部を備えたケース本体と、蓋体側連結部を備えた蓋体とを有し、前記本体側連結部と前記蓋体側連結部との連結によって前記ケース本体に前記蓋体が着脱可能に結合されてなる乾電池ケースであって、
前記本体側連結部と前記蓋体側連結部との何れか一方側の連結部には、左右方向に弾性変形可能で、先端に爪を有する左右一対の係止片と、その係止片の上方にそれぞれ位置する押さえ片とが設けられ、
他方側の連結部には、前記一対の係止片の外側又は内側に位置する間隔で設けられ、前記ケース本体に対する前記蓋体の結合位置で前記爪が係止する受け孔を備えた下板部と、前記下板部に連設され、前記爪が係止する位置で前記係止片の上端に当接する段差部と、前記段差部に連設され、前記結合位置で前記押さえ片の下面に当接する上板部とからなる左右一対の連結板が設けられており、
前記係止片を前記下板部の外側又は内側に位置させて前記爪を前記受け孔に係止させ、前記押さえ片の下面に前記上板部を当接させた連結状態では、前記係止片と前記下板部との干渉によって前記ケース本体と前記蓋体との左右方向の相対移動が規制され、前記係止片と前記段差部との干渉によって前記係止片側の上方向への移動及び前記段差部側の下方向への移動が規制され、前記押さえ片と前記上板部との干渉によって前記押さえ片側の下方向への移動及び前記上板部の上方向への移動が規制されることを特徴とする乾電池ケース。
【請求項2】
前記押さえ片には、前記上板部に下面が当接する横板部と、前記上板部の側面に当接する縦板部とが設けられて、前記横板部に前記上板部を当接させた連結状態では、前記上板部と前記縦板部との干渉によっても前記ケース本体と前記蓋体との左右方向の相対移動が規制されることを特徴とする請求項1に記載の乾電池ケース。
【請求項3】
操作パネルの前面に、請求項1又は2に記載の乾電池ケースが、前記蓋体を前側にして出し入れ可能に収容されてなるコンロ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テーブルコンロ等において電源となる乾電池を収容するために設けられる乾電池ケースと、当該乾電池ケースを用いたコンロとに関する。
【背景技術】
【0002】
テーブルコンロ等のコンロにおいては、器体内に、電源となる乾電池を着脱可能に収容する乾電池ケースが備えられる。この乾電池ケースは、乾電池を収納するケース本体と、ケース本体の前面側に取り付けられる蓋体とを備え、器体前面の操作パネルに設けた出入口からケース本体を挿入することで、蓋体が出入口を閉塞した状態となる。この蓋体は、ケース本体に対して着脱可能に結合されて、コンロの機種やデザインに応じて付け替えできるようになっている。例えば特許文献1には、蓋体の連結構造として、ケース本体の前端面に、係合部を備えた角筒状の雌型連結部を突設する一方、蓋体の背面に、雌型連結部に挿入されて係合部に係合する爪片と、爪片の両側に位置して雌型連結部に摺接する一対のガイド片とからなる雄型連結部を設けた構造が開示されている。また、特許文献2には、ケース本体の雌型連結部として、外筒に係合部を備えた二重の円筒部を形成し、蓋体の雄型連結部として、二重の円筒部の間に挿入され、係合部に係合する爪部を備えた円筒部を形成した連結構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4745178号公報
【特許文献2】特許第5457968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の連結構造においては、ケース本体に対する蓋体の上下及び左右方向の移動を規制するため、雌型連結部や雄型連結部を筒形状としている。よって、樹脂成形する際は金型に中子が必要となる上、脱型の際に中子を退避させるスライド機構も必要となり、金型が複雑化してコストアップを招いてしまう。
【0005】
そこで、本発明は、連結部として筒形状を採用することなく蓋体の上下及び左右方向の移動を規制でき、低コストとなる乾電池ケース及びコンロを提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、本体側連結部を備えたケース本体と、蓋体側連結部を備えた蓋体とを有し、本体側連結部と蓋体側連結部との連結によってケース本体に蓋体が着脱可能に結合されてなる乾電池ケースであって、
本体側連結部と蓋体側連結部との何れか一方側の連結部には、左右方向に弾性変形可能で、先端に爪を有する左右一対の係止片と、その係止片の上方にそれぞれ位置する押さえ片とが設けられ、
他方側の連結部には、一対の係止片の外側又は内側に位置する間隔で設けられ、ケース本体に対する蓋体の結合位置で爪が係止する受け孔を備えた下板部と、下板部に連設され、爪が係止する位置で係止片の上端に当接する段差部と、段差部に連設され、結合位置で押さえ片の下面に当接する上板部とからなる左右一対の連結板が設けられており、
係止片を下板部の外側又は内側に位置させて爪を受け孔に係止させ、押さえ片の下面に上板部を当接させた連結状態では、係止片と下板部との干渉によってケース本体と蓋体との左右方向の相対移動が規制され、係止片と段差部との干渉によって係止片側の上方向への移動及び段差部側の下方向への移動が規制され、押さえ片と上板部との干渉によって押さえ片側の下方向への移動及び上板部の上方向への移動が規制されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、押さえ片には、上板部に下面が当接する横板部と、上板部の側面に当接する縦板部とが設けられて、横板部に上板部を当接させた連結状態では、上板部と縦板部との干渉によってもケース本体と蓋体との左右方向の相対移動が規制されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、コンロであって、操作パネルの前面に、請求項1又は2に記載の乾電池ケースが、前記蓋体を前側にして出し入れ可能に収容されてなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1及び3に記載の発明によれば、本体側連結部と蓋体側連結部との何れか一方側の連結部に、係止片と押さえ片とを設け、他方側の連結部に、下板部と段差部と上板部とからなる連結板を設けたことで、連結部として筒形状を採用することなく蓋体の上下及び左右方向の移動を規制できる。よって、樹脂成形する際は金型に中子やそのスライド機構を設ける必要がなく、型割りのみで済むため、低コストとなる。
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、押さえ片に縦板部を設けて、上板部と縦板部との干渉によってもケース本体と蓋体との左右方向の相対移動が規制されるようにしているので、押さえ片を利用して蓋体の左右方向のがたつきをより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図2】ケース本体と蓋体とを分離させた状態の前方側からの斜視図である。
【
図3】ケース本体と蓋体とを分離させた状態の後方側からの斜視図である。
【
図9】複数の蓋体の付け替え状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、乾電池ケースの一例を示す斜視図である。この乾電池ケース1は、乾電池を収納する樹脂製のケース本体2と、ケース本体2の前端(
図1の左下側を前方とする。)へ着脱可能に結合される樹脂製の蓋体3とからなる。
まず、ケース本体2は、前後方向に長い底板4の外周に、左右の長辺に沿った側板5,5と、前後の短辺に沿った前板6及び後板7とを連続状に立設して上面を開口させた箱状体で、内部に乾電池の収納部8を形成している。左側の側板5の内側には、帯板状の正極端子9が平行に保持されて、後端が後板7の前側で上向きに突出する接続部10を形成する一方、前端は前板6の背面に沿って延び、乾電池の正極と当接する正極部11を形成している。後板7には、その後側で上向きに突出する接続部13と、後板7を貫通して接続部13と接続されて収納部8内に突出するコイル状の負極部14とからなる負極端子12が設けられている。底板4の前側で下部中央には、前板6よりも前方へ突出し、前端に把持部16を、後部に係止部17(
図4に示す)をそれぞれ備えた帯状の操作片15が形成されている。
【0010】
そして、前板6の前面には、
図2に示すように、前板6の左右の側縁から前方へ突設される一対の連結板19,19からなる本体側連結部18が設けられている。各連結板19は、前板6の下端から上下方向の中間部よりやや上方まで延びる下板部20と、下板部20の上端から内側へ折曲する段差部21と、段差部21の内端から上方へ延びる上板部22とを有してなる。また、各連結板19の後部において、段差部21から下板部20の上半分よりやや下方位置までの間には、受け孔23が形成されている。さらに、下板部20の上半分と段差部21及び上板部22の前端は、上方へ行くに従って前板6に近づく傾斜縁部24となっている。
【0011】
次に、蓋体3は、前板6よりも一回り大きい正面視四角板状で、前板6の連結板19の傾斜縁部24と同じ角度で後方へ傾斜しており、
図3に示すように、蓋体3の下部中央には、四角形状の切欠き25が形成されて、切欠き25の周縁には、前方へ突出する壁状のつまみ部26が形成されている。
また、蓋体3の背面には、蓋体側連結部27が設けられている。この蓋体側連結部27は、後向きに突設される左右一対の係止片28,28と、その上方で後向きに突設される左右一対の押さえ片29,29とからなる。係止片28,28は、両者間の外寸が前板6側の下板部20,20間の内寸と略等しくなる間隔で配置されており、後端には、外側へ向けた返し形状の爪30がそれぞれ設けられている。この爪30は、蓋体3が連結板19の傾斜縁部24に当接する結合位置で受け孔23に係止する位置に設けられている。
【0012】
押さえ片29,29は、上下方向の縦板部31,31と、左右方向の横板部32,32とからなる横断面L字状で、それぞれ縦板部31,31が外側となるように左右対称に配置されている。また、押さえ片29,29は、縦板部31,31間の内寸が前板6側の上板部22,22間の外寸と略等しくなる間隔で、且つ横板部32,32の下面が上板部22,22の上端面に合致する高さとなるように形成されている。
【0013】
以上の如く構成された乾電池ケース1においては、ケース本体2の前板6の前方から蓋体3を、
図4に示すように押さえ片29,29を上板部22,22の上端に上方から当接させ、矢印の方向へ回転させて蓋体3をケース本体2に正対させながら係止片28,28を下板部20,20の内側で段差部21,21の下方に差し込む。このとき各係止片28の爪30が下板部20に干渉するが、爪30の返し形状と係止片28の弾性とによって係止片28が内側へ撓むため、下板部20の内側へ容易に差し込むことができる。そして、
図5のように蓋体3が連結板19,19の傾斜縁部24,24に当接する結合位置で、爪30,30が受け孔23,23に係止し、本体側連結部18と蓋体側連結部27とが連結されて蓋体3がケース本体2に結合される。この状態でケース本体2の操作片15は蓋体3の切欠き25を貫通して前方へ突出し、把持部16をつまみ部26の下方に位置させる。
【0014】
この結合位置では、
図6,7に示すように、係止片28,28がそれぞれ外側の下板部20,20と左右方向で干渉し、押さえ片29,29の縦板部31,31がそれぞれ内側の上板部22,22と左右方向で干渉することで、ケース本体2と蓋体3との互いの左右方向の相対移動が規制される。また、係止片28,28がそれぞれ上側の段差部21,21と上下方向で干渉することで、ケース本体2に対する蓋体3の上方向への移動(蓋体3に対するケース本体2の下方向への移動)が規制される。さらに、押さえ片29,29の横板部32,32がそれぞれ下側の上板部22,22と上下方向で干渉することで、ケース本体2に対する蓋体3の下方向への移動(蓋体3に対するケース本体2の上方向への移動)が規制される。よって、ケース本体2と蓋体3とは上下及び左右方向で互いにがたつきなく結合される。
【0015】
この乾電池ケース1は、
図8に例示するようなテーブルコンロ40に使用される。このテーブルコンロ40は、平面視四角形状の器体41を有し、器体41の上部に設けた天板42には、左右一対のコンロ部43,43が設けられており、両コンロ部43,43の間で器体41の内部には、正面にグリル扉45を備えたグリル44が設けられている。46は各コンロ部43に設けられたコンロバーナ、47は五徳、48はグリル排気口である。
また、器体41の正面には、各コンロ部43及びグリル44に対応したコンロバーナ46の点消火つまみ49,49・・等を備えた操作パネル50が設けられており、操作パネル50の左端には、乾電池ケース1の収容部の出入口51が設けられている。すなわち、乾電池を収納したケース本体2を、後板7を先にして出入口51から器体41内に差し込んで収容すると、蓋体3が出入口51を閉塞して操作パネル50と略面一となる。このとき操作片15の係止部17は、器体41内の図示しない被係止部に係止して抜け止めされ、各端子板9,12の接続部10,13は器体41内の電源回路と電気的に接続される。
【0016】
なお、開口51の上方には、点灯によって乾電池電圧の低下を知らせる報知ランプ52が設けられており、報知ランプ52の報知によって乾電池を交換する場合は、蓋体3のつまみ部26と操作片15の把持部16とを指でつまむようにして操作片15を上方へ持ち上げると、係止部17が被係止部から外れるため、そのまま乾電池ケース1を手前に引き出して器体41から抜き取ることができる。
【0017】
そして、蓋体3は、左右の爪30,30を内側に押し込んでケース本体2の受け孔23,23との係止を解除させれば、係止片28,28を連結板19,19から抜き取って蓋体3をケース本体2から取り外すことができる。よって、蓋体側連結部27以外の外面形態が異なる蓋体3を複数用意しておけば、テーブルコンロの機種やデザインに合わせて蓋体を付け替えることができる。
図9は、その一例を示すもので、ここでは蓋体側連結部27を同じくする別の蓋体3Aの外面に、型式表示33を付与している。この型式表示33は、蓋体3Aとの一体成形によって付与してもよいし、成形後にレーザ加工や印刷を施して付与してもよい。
【0018】
このように、上記形態の乾電池ケース1及びテーブルコンロ40によれば、蓋体側連結部27に、左右方向に弾性変形可能で、先端に爪30を有する左右一対の係止片28,28と、その係止片28,28の上方にそれぞれ位置する押さえ片29,29とを設け、本体側連結部18に、係止片28,28の外側に位置する間隔で設けられ、蓋体3の結合位置で爪30が係止する受け孔23を備えた下板部20と、下板部20に連設され、爪30が係止する位置で係止片28の上端に当接する段差部21と、段差部21に連設され、蓋体3の結合位置で押さえ片29の下面に当接する上板部22とからなる左右一対の連結板19,19を設けて、係止片28,28を下板部20,20の内側に位置させて爪30,30を受け孔23,23に係止させ、押さえ片29,29の下面に上板部22,22を当接させた連結状態では、係止片28,28と下板部20,20との干渉によってケース本体2と蓋体3との左右方向の相対移動が規制され、係止片28,28と段差部21,21との干渉によって蓋体3の上方向への移動及びケース本体2の下方向への移動が規制され、押さえ片29,29と上板部22,22との干渉によって蓋体3の下方向への移動及びケース本体2の上方向への移動が規制されるようにしている。
これにより、連結部として筒形状を採用することなく蓋体3の上下及び左右方向の移動を規制できる。よって、樹脂成形する際は金型に中子やそのスライド機構を設ける必要がなく、型割りのみで済むため、低コストとなる。
【0019】
特にここでは、押さえ片29に、上板部22に下面が当接する横板部32と、上板部22の側面に当接する縦板部31とを設けて、横板部32に上板部22を当接させた連結状態では、上板部22と縦板部31との干渉によってもケース本体2と蓋体3との左右方向の相対移動が規制されるようにしているので、押さえ片29を利用して蓋体3の左右方向のがたつきをより確実に防止することができる。
【0020】
なお、上記形態では、上板部が段差部を介して下板部の内側に設けられる連結板に対し、係止片を下板部の内側に位置させて外側の爪を受け孔に係止させているが、これと逆に、上板部を段差部を介して下板部の外側に設けられる連結板に対し、係止片を下板部の外側に位置させて内側の爪を受け孔に係止させることもできる。この場合も係止片と下板部とによる左右方向の移動規制と、係止片と段差部とによる上下方向の移動規制とは可能である。
また、上記形態では、本体側連結部に連結板を、蓋体側連結部に係止片及び押さえ片をそれぞれ設けているが、これと逆に、本体側連結部に係止片及び押さえ片を、蓋体側連結部に連結板をそれぞれ設けてもよい。
【0021】
さらに、係止片と下板部とによる左右方向の移動規制で十分であれば、押さえ片の縦板部をなくすこともできる。逆に不十分であれば、押さえ板を逆U字状にして上板部の左右両側に当接する一対の縦板部を設けることも可能である。
一方、連結板は、操作パネルの形態によっては傾斜縁部をなくして上下方向の平面として、同じく上下方向の蓋体を結合させる構造とすることもできる。ケース本体についても、上面を開口した箱状体に限らず、乾電池を差し込む筒状体とする等、適宜変更可能である。
その他、テーブルコンロの形態も、コンロ部が3口のものや、操作パネルに点消火ボタンが設けられるもの等であっても差し支えないし、乾電池ケースを用いるコンロであればビルトインコンロ等であっても本発明は採用可能である。
【符号の説明】
【0022】
1・・乾電池ケース、2・・ケース本体、3(3A)・・蓋体、4・・底板、5・・側板、6・・前板、7・・後板、8・・収納部、9・・正極端子、12・・負極端子、15・・操作片、16・・把持部、18・・本体側連結部、19・・連結板、20・・下板部、21・・段差部、22・・上板部、23・・受け孔、27・・蓋体側連結部、28・・係止片、29・・押さえ片、30・・爪、31・・縦板部、32・・横板部、33・・型式表示、40・・テーブルコンロ、41・・器体、43・・コンロ部、44・・グリル、50・・操作パネル、51・・出入口。