【課題を解決するための手段】
【0005】
従来技術の問題を解決するために、本発明の実施形態は、データ処理方法および装置を提供する。
【0006】
第1の態様によれば、データ送信方法が提供され、本方法は、
端末によって、アップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンクリソースの第1の指示情報を取得するステップを含み、
アップリンクリソースの第1の指示情報が、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、またはタイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される情報を含み、タイプ1のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブキャリアと、時間領域内の少なくとも1つのSC−FDMAシンボルとを含み、サブキャリア数が2以上の場合、サブキャリアが互いに直交し、サブキャリア間隔が3.75kHzであるか、または、タイプ1のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブチャネルと、時間領域内の少なくとも1つの周波数分割多元接続
(FDMA
)シンボルとを含み、各サブチャネルの幅が3.75kHzであり、タイプ2のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブキャリアと、時間領域内の少なくとも1つのシングルキャリア周波数分割多元接続
(SC−FDMA
)シンボルとを含み、サブキャリア数が2以上の場合、サブキャリアが互いに直交し、サブキャリア間隔が15kHzであり、
アップリンクリソースの第1の指示情報が、タイプ1のアップリンクリソースまたはタイプ2のアップリンクリソースの時間領域情報および/または周波数領域情報をさらに含む。
【0007】
第1の態様に関して、第1の態様の第1の可能な実装形態では、端末によって、アップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンクリソースの第1の指示情報を取得するステップは
、
端末によって、基地局によって送信されたシステム情報を受信するステップであり、システム情報は、タイプ1のアップリンクリソースの時間領域情報および/もしくは周波数領域情報、ならびに/またはタイプ2のアップリンクリソースの時間領域情報および/もしくは周波数領域情報を含む。
【0008】
第1の態様、または第1の態様の第1の可能な実装形態に関して、第1の態様の第2の可能な実装形態では、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであることを示すために使用され、
または、
端末がタイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ2のアップリンクリソースであることを示すために使用され、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、もしくは端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、タイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される。
【0009】
第1の態様から第1の態様の第2の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第3の可能な実装形態では、端末によって、第1の指示情報を取得するステップの後、本方法は、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、端末によって、タイプ1のアップリンクリソース上でアップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信するステップ、
または、
端末がタイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、端末によって、タイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信するステップ、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートするか、もしくは端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、端末によって、タイプ1のアップリンクリソースまたはタイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信するステップをさらに含む。
【0010】
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第4の可能な実装形態では、本方法は、
端末によって、アップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースの第2の指示情報を取得するステップであって、第2の指示情報が、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースもしくはタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報またはサブチャネル情報を含むステップをさらに含み、
サブキャリア情報が、サブキャリア数、サブキャリアインデックス、または周波数領域におけるサブキャリアの位置またはインデックスを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含み、
サブチャネル情報が、サブチャネル数、サブチャネルインデックス、または周波数領域におけるサブチャネルの位置またはインデックスを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0011】
第1の態様の第4の可能な実装形態に関して、第1の態様の第5の可能な実装形態では、端末によって、アップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースの第2の指示情報を取得するステップは、具体的には、
端末によって、基地局によって送信されたダウンリンク制御情報
(DCI
)またはランダムアクセス応答
(RAR
)を受信するステップであり、DCIまたはRARは第2の指示情報を含む。
【0012】
第1の態様の第5の可能な実装形態に関して、第1の態様の第6の可能な実装形態では、DCIまたはRARが、端末によって、基地局によって送信されたDCIまたはRARを受信するステップの後に、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報をさらに含む場合、本方法は、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、端末によって、タイプ1のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するステップ、
端末がタイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、端末によって、タイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するステップ、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートするか、もしくは端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、端末によって、タイプ1のアップリンクリソースまたはタイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するステップをさらに含む。
【0013】
第1の態様の第6の可能な実装形態に関して、第1の態様の第7の可能な実装形態では、端末によって、タイプ1のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するステップは、具体的には、
端末によって、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係に従って、タイプ1のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータを送信するステップであり、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係は、DCIまたはRARに含まれるスケジューリング情報と、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0014】
第1の態様の第7の可能な実装形態に関して、第1の態様の第8の可能な実装形態では、本方法は、
端末がスケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータを送信した後、端末によって、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係に従って、タイプ1のダウンリンクリソース上で、基地局によって送信された応答フィードバック情報を受信するステップをさらに含み、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係は、端末によって送信されたアップリンクデータと、アップリンクデータに対応する応答フィードバック情報との間のタイミング関係を示すために使用される。
【0015】
第1の態様の第6の可能な実装形態に関して、第1の態様の第9の可能な実装形態では、端末によって、タイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するステップは、具体的には、
端末によって、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係に従って、タイプ2のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータを送信するステップであり、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係は、DCIまたはRARに含まれるスケジューリング情報と、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0016】
第1の態様の第9の可能な実装形態に関して、第1の態様の第10の可能な実装形態では、本方法は、
端末がスケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータを送信した後、端末によって、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係に従って、タイプ2のダウンリンクリソース上で、基地局によって送信された応答フィードバック情報を受信するステップをさらに含み、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係は、端末によって送信されたアップリンクデータと、アップリンクデータに対応する応答フィードバック情報との間のタイミング関係を示すために使用される。
【0017】
第1の態様の第5の可能な実装形態から、第1の態様の第10の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第11の可能な実装形態では、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、端末によって、基地局によって送信されたDCIまたはRARを受信するステップは、具体的には、端末によって、タイプ1のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを検出するステップであって、DCIまたはRARが、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報をさらに含むステップであり、
端末がタイプ2の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、端末によって、基地局によって送信されたDCIまたはRARを受信するステップは、具体的には、端末によって、タイプ2のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを検出するステップであって、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報を含むステップであるか、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、もしくは、端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、端末によって、基地局によって送信されたDCIまたはRARを受信するステップは、具体的には、端末によって、タイプ1のダウンリンクリソースおよび/またはタイプ2のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを検出するステップであって、DCIまたはRARが、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報を含むステップである。
【0018】
第1の態様の第5の可能な実装形態から、第1の態様の第11の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第12の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、または、端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、DCIまたはRARは、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、タイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される第3の指示情報をさらに含む。
【0019】
第1の態様の第12の可能な実装形態に関して、第1の態様の第13の可能な実装形態では、
受信されたDCIが第1のDCIフォーマットである場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、受信されたDCIが第2のDCIフォーマットである場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、
DCI内の巡回冗長検査CRCが第1のスクランブリングコードを使用することによってスクランブリングされている場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、DCI内のCRCが第2のスクランブリングコードを使用することによってスクランブリングされている場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示す。
【0020】
第1の態様の第4の可能な実装形態から、第1の態様の第13の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第14の可能な実装形態では、端末によって、基地局によって送信されたDCIまたはRARを受信するステップの前に、本方法は、
端末によって、物理ランダムアクセスチャネルPRACH上でランダムアクセス情報を送信するステップをさらに含み、周波数領域における各PRACHチャネルによって占有される帯域幅は3.75kHzまたは15kHzであるか、または15kHzより大きく180kHz以下であり、ランダムアクセス情報はランダムプリアンブル、直交シーケンスコード、または変調シンボルである。
【0021】
第1の態様の第14の可能な実装形態に関して、第1の態様の第15の可能な実装形態では、端末によって、PRACH上でランダムアクセス情報を送信するステップの前に、本方法は、
端末によって、基地局によって送信されたシステム情報を受信するステップをさらに含み、システム情報はPRACHチャネルの構成情報を含み、PRACHチャネルの構成情報は、タイプ1のPRACHチャネルに関する情報および/またはタイプ2のPRACHチャネルに関する情報を含み、
周波数領域における各タイプ1のPRACHチャネルによって占有される帯域幅は3.75kHzまたは15kHzであり、タイプ1のPRACHチャネルに関する情報は、周波数領域におけるタイプ1のPRACHチャネルの数、または周波数領域におけるタイプ1のPRACHチャネルのインデックスもしくは位置情報のうちの少なくとも1つを含み、
周波数領域における各タイプ2のPRACHチャネルによって占有される帯域幅は15kHzより大きく180kHz以下であり、タイプ2のPRACHチャネルに関する情報は、周波数領域におけるタイプ2のPRACHチャネルの数、または周波数領域におけるタイプ2のPRACHチャネルのインデックスもしくは位置情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0022】
第1の態様の第14の可能な実装形態、または第1の態様の第15の可能な実装形態に関して、第1の態様の第16の可能な実装形態では、端末は、各ランダムアクセス情報送信機会において、ランダムに選択されたPRACHチャネル上でランダムに選択されたランダムプリアンブルもしくは直交シーケンスコードを基地局に送信するか、または、
端末は、ランダムプリアンブルまたは直交シーケンスコードを基地局にn回送信し、ランダムプリアンブルまたは直交シーケンスコードのセグメントを送信し、各ランダムアクセス情報送信機会において端末がPRACHチャネルを占有し、nは1以上の整数である。
【0023】
第1の態様の第14の可能な実装形態、または第1の態様の第15の可能な実装形態に関して、第1の態様の第17の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ2の端末能力をサポートする場合、端末はタイプ1のPRACHチャネル上で基地局にランダムアクセス情報を送信し、または、
端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、端末はタイプ2のPRACHチャネル上でランダムアクセス情報を基地局に送信する。
【0024】
第1の態様の第17の可能な実装形態に関して、第1の態様の第18の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ2の端末能力をサポートする場合、
端末がタイプ1のPRACHチャネル上でランダムアクセス情報を基地局に送信した後、本方法は、
端末によって、タイプ1のPRACHチャネルに対応するダウンリンクリソース上で、またタイプ1のPRACHチャネルに対応するタイミング関係に従って、基地局によって送信されたRARを受信するステップをさらに含み、タイプ1のPRACHチャネルに対応するタイミング関係は、端末によって送信されたランダムアクセス情報と基地局によって送信されたRARとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0025】
第1の態様の第17の可能な実装形態に関して、第1の態様の第19の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、
端末がタイプ2のPRACHチャネル上でランダムアクセス情報を基地局に送信した後、本方法は、
端末によって、タイプ2のPRACHチャネルに対応するダウンリンクリソース上で、またタイプ2のPRACHチャネルに対応するタイミング関係に従って、基地局によって送信されたRARを受信するステップをさらに含み、タイプ2のPRACHチャネルに対応するタイミング関係は、端末によって送信されたランダムアクセス情報と基地局によって送信されたRARとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0026】
第2の態様によれば、データ送信方法が提供され、本方法は、
基地局によって、システム情報を端末に送信するステップを含み、システム情報は、端末によってアップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンクリソースを示すために使用される第1の指示情報を含み、
アップリンクリソースの第1の指示情報が、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、またはタイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される情報を含み、タイプ1のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブキャリアと、時間領域内の少なくとも1つのシングルキャリア周波数分割多元接続SC−FDMAシンボルとを含み、サブキャリア数が2以上の場合、サブキャリアが互いに直交し、サブキャリア間隔が3.75kHzであるか、または、タイプ1のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブチャネルと、時間領域内の少なくとも1つの周波数分割多元接続FDMAシンボルとを含み、各サブチャネルの幅が3.75kHzであり、タイプ2のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブキャリアと、時間領域内の少なくとも1つのSC−FDMAシンボルとを含み、サブキャリア数が2以上の場合、サブキャリアが互いに直交し、サブキャリア間隔が15kHzであり、
アップリンクリソースの第1の指示情報が、タイプ1のアップリンクリソースまたはタイプ2のアップリンクリソースの時間領域情報および/または周波数領域情報をさらに含むステップを含む。
【0027】
第2の態様に関して、第2の態様の第1の可能な実装形態では、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであることを示すために使用され、
端末がタイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ2のアップリンクリソースであることを示すために使用され、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、もしくは端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、タイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される。
【0028】
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実装形態に関して、第2の態様の第2の可能な実装形態では、本方法は、
基地局によって、ダウンリンク制御情報DCIまたはランダムアクセス応答RARを端末に送信するステップをさらに含み、DCIまたはRARは、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースを示すために使用される第2の指示情報を含み、
第2の指示情報が、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースもしくはタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報またはサブチャネル情報を含み、
サブキャリア情報が、サブキャリア数、サブキャリアインデックス、または周波数領域におけるサブキャリアの位置またはインデックスを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含み、
サブチャネル情報が、サブチャネル数、サブチャネルインデックス、または周波数領域におけるサブチャネルの位置またはインデックスを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0029】
第2の態様の第2の可能な実装形態に関して、第2の態様の第3の可能な実装形態では、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報をさらに含み、基地局によって、DCIまたはRARを端末に送信するステップの後、本方法は、
タイプ1のアップリンクリソース上で、タイプ1の端末能力をサポートする端末によってタイプ1のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信するステップ、または、
タイプ2のアップリンクリソース上で、タイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする端末によってタイプ2のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信するステップ、または、
タイプ1のアップリンクリソース上で、タイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする端末によってタイプ1のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信するステップ、または、タイプ2のアップリンクリソース上で、タイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする端末によってタイプ2のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信するステップをさらに含む。
【0030】
第2の態様の第3の可能な実装形態に関して、第2の態様の第4の可能な実装形態では、タイプ1のアップリンクリソース上で、基地局によって、タイプ1のアップリンクリソース上で端末によって送信されたアップリンクデータを受信するステップは、具体的には、
基地局によって、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係に従って、タイプ1のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされ、端末によって送信された、アップリンクデータを受信するステップであり、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係は、DCIまたはRARに含まれるスケジューリング情報と、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0031】
第2の態様の第4の可能な実装形態に関して、第2の態様の第5の可能な実装形態では、
基地局が、タイプ1のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされ、端末によって送信されたアップリンクデータを受信した後、基地局によって、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係に従って、タイプ1のダウンリンクリソース上で、応答フィードバック情報を端末に送信し、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係は、端末によって送信されたアップリンクデータと、アップリンクデータに対応する応答フィードバック情報との間のタイミング関係を示すために使用される。
【0032】
第2の態様の第3の可能な実装形態に関して、第2の態様の第6の可能な実装形態では、基地局によって、タイプ2のアップリンクリソース上で、端末によってタイプ2のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信するステップは、具体的には、
基地局によって、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係に従って、タイプ2のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされ、端末によって送信された、アップリンクデータを受信するステップであり、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係は、DCIまたはRARに含まれるスケジューリング情報と、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0033】
第2の態様の第6の可能な実装形態に関して、第2の態様の第7の可能な実装形態では、方法は、
基地局が、タイプ2のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされ、端末によって送信されたアップリンクデータを受信した後、基地局によって、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係に従って、タイプ2のダウンリンクリソース上で、応答フィードバック情報を端末に送信するステップをさらに含み、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係は、端末によって送信されたアップリンクデータと、アップリンクデータに対応する応答フィードバック情報との間のタイミング関係を示すために使用される。
【0034】
第2の態様の第2の可能な実装形態から、第2の態様の第7の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第2の態様の第8の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、基地局によって、DCIまたはRARを端末に送信するステップは、具体的には、基地局によって、タイプ1のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを送信するステップであり、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報をさらに含み、
端末がタイプ2の端末能力とタイプ3の端末能力をサポートする場合、基地局によって、DCIまたはRARを端末に送信するステップは、具体的には、基地局によって、タイプ2のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを送信するステップであって、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報を含むステップであるか、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、もしくは、端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、基地局によって、DCIまたはRARを端末に送信するステップは、具体的には、基地局によって、タイプ1のダウンリンクリソースおよび/またはタイプ2のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを送信するステップであって、DCIまたはRARが、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報を含むステップである。
【0035】
第2の態様の第1の可能な実装形態から、第2の態様の第8の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第2の態様の第9の可能な実装形態では、DCIまたはRARが第2の指示情報を含み、端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートするか、または端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、DCIまたはRARは、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、タイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される第3の指示情報をさらに含む。
【0036】
第2の態様の第9の可能な実装形態に関して、第2の態様の第10の可能な実装形態では、DCIが第1のDCIフォーマットである場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、DCIが第2のDCIフォーマットである場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、
DCI内の巡回冗長検査CRCが第1のスクランブリングコードを使用することによってスクランブリングされている場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、DCI内のCRCが第2のスクランブリングコードを使用することによってスクランブリングされている場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示す。
【0037】
第2の態様の第1の可能な実装形態から、第2の態様の第10の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第2の態様の第11の可能な実装形態では、基地局によって、DCIまたはRARを端末に送信するステップの前に、本方法は、
基地局によって、端末によって物理ランダムアクセスチャネルPRACH上で送信されたランダムアクセス情報を受信するステップをさらに含み、周波数領域における各PRACHチャネルによって占有される帯域幅は3.75kHzまたは15kHzであるか、または15kHzより大きく180kHz以下であり、ランダムアクセス情報はランダムプリアンブル、直交シーケンスコード、または変調シンボルである。
【0038】
第2の態様の第11の可能な実装形態に関して、第2の態様の第12の可能な実装形態では、基地局によって、端末によってPRACH上で送信されたランダムアクセス情報を受信するステップの前に、本方法は、
基地局によって、システム情報を端末に送信するステップをさらに含み、システム情報はPRACHチャネルの構成情報を含み、PRACHチャネルの構成情報は、タイプ1のPRACHチャネルに関する情報および/またはタイプ2のPRACHチャネルに関する情報を含み、
周波数領域における各タイプ1のPRACHチャネルによって占有される帯域幅は3.75kHzまたは15kHzであり、タイプ1のPRACHチャネルに関する情報は、周波数領域におけるタイプ1のPRACHチャネルの数、または周波数領域におけるタイプ1のPRACHチャネルのインデックスもしくは位置情報のうちの少なくとも1つを含み、
周波数領域における各タイプ2のPRACHチャネルによって占有される帯域幅は15kHzより大きく180kHz以下であり、タイプ2のPRACHチャネルに関する情報は、周波数領域におけるタイプ2のPRACHチャネルの数、または周波数領域におけるタイプ2のPRACHチャネルのインデックスもしくは位置情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0039】
第2の態様の第11の可能な実装形態、または第2の態様の第12の可能な実装形態に関して、第2の態様の第13の可能な実装形態では、基地局によって、端末によってPRACH上で送信されたランダムアクセス情報を受信するステップは、具体的には、
基地局によって、各ランダムアクセス情報送信機会において、端末によってランダムに選択されたPRACHチャネル上で送信されたランダムに選択されたランダムプリアンブルもしくは直交シーケンスコードを受信するステップであるか、または、
基地局によって、端末によってn回送信されたランダムプリアンブルもしくは直交シーケンスコードを受信し、ランダムプリアンブルもしくは直交シーケンスコードのセグメントを送信するステップであり、各ランダムアクセス情報送信機会において端末がPRACHチャネルを占有し、nは1以上の整数である。
【0040】
第2の態様の第11の可能な実装形態または第2の態様の第12の可能な実装形態に関して、第2の態様の第14の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ2の端末能力をサポートする場合、基地局は、タイプ1のPRACHチャネル上で、端末によって送信されたランダムアクセス情報を受信するか、または、
端末がタイプ3の端末能力をサポートする場合、基地局は、タイプ2のPRACHチャネル上で、端末によって送信されたランダムアクセス情報を受信する。
【0041】
第2の態様の第14の可能な実装形態に関して、第2の態様の第15の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ2の端末能力をサポートする場合、
基地局が、タイプ1のPRACHチャネル上で、端末によって送信されたランダムアクセス情報を受信した後、本方法は、
基地局によって、タイプ1のPRACHチャネルに対応するダウンリンクリソース上で、またタイプ1のPRACHチャネルに対応するタイミング関係に従って、RARを端末に送信するステップをさらに含み、タイプ1のPRACHチャネルに対応するタイミング関係は、端末によって送信されたランダムアクセス情報と基地局によって送信されたRARとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0042】
第2の態様の第14の可能な実装形態に関して、第2の態様の第16の可能な実装形態では、端末がタイプ3の端末能力をサポートする場合、
基地局が、タイプ2のPRACHチャネル上で、端末によって送信されたランダムアクセス情報を受信した後、本方法は、
基地局によって、タイプ2のPRACHチャネルに対応するダウンリンクリソース上で、またタイプ2のPRACHチャネルに対応するタイミング関係に従って、RARを端末に送信するステップをさらに含み、タイプ2のPRACHチャネルに対応するタイミング関係は、端末によって送信されたランダムアクセス情報と基地局によって送信されたRARとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0043】
第3の態様によれば、端末が提供され、端末は、
アップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンクリソースの第1の指示情報を取得するように構成された取得ユニットを含み、
アップリンクリソースの第1の指示情報が、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、またはタイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される情報を含み、タイプ1のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブキャリアと、時間領域内の少なくとも1つのSC−FDMAシンボルとを含み、サブキャリア数が2以上の場合、サブキャリアが互いに直交し、サブキャリア間隔が3.75kHzであるか、または、タイプ1のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブチャネルと、時間領域内の少なくとも1つの周波数分割多元接続FDMAシンボルとを含み、各サブチャネルの幅が3.75kHzであり、タイプ2のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブキャリアと、時間領域内の少なくとも1つのシングルキャリア周波数分割多元接続SC−FDMAシンボルとを含み、サブキャリア数が2以上の場合、サブキャリアが互いに直交し、サブキャリア間隔が15kHzであり、
アップリンクリソースの第1の指示情報が、タイプ1のアップリンクリソースまたはタイプ2のアップリンクリソースの時間領域情報および/または周波数領域情報をさらに含む。
【0044】
第3の態様に関して、第3の態様の第1の可能な実装形態では、取得ユニットは、具体的には、
基地局によって送信されたシステム情報を受信するように構成され、システム情報は、タイプ1のアップリンクリソースの時間領域情報および/もしくは周波数領域情報、ならびに/またはタイプ2のアップリンクリソースの時間領域情報および/もしくは周波数領域情報を含む。
【0045】
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実装形態に関して、第3の態様の第2の可能な実装形態では、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであることを示すために使用され、
端末がタイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ2のアップリンクリソースであることを示すために使用され、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、もしくは端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、タイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される。
【0046】
第3の態様から、第3の態様の第2の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第3の態様の第3の可能な実装形態では、端末は、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、タイプ1のアップリンクリソース上でアップリンクデータもしくはアップリンク制御情報を送信し、
端末がタイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、タイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信し、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、または端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、タイプ1のアップリンクリソースまたはタイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信する
ように構成された送信ユニットをさらに含む。
【0047】
第3の態様から第3の態様の第3の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第3の態様の第4の可能な実装形態では、取得ユニットは、アップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースの第2の指示情報を取得するようにさらに構成され、第2の指示情報が、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースもしくはタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報またはサブチャネル情報を含み、
サブキャリア情報が、サブキャリア数、サブキャリアインデックス、または周波数領域におけるサブキャリアの位置またはインデックスを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含み、
サブチャネル情報が、サブチャネル数、サブチャネルインデックス、または周波数領域におけるサブチャネルの位置またはインデックスを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含む
ようにさらに構成される。
【0048】
第3の態様の第4の可能な実装形態に関して、第3の態様の第5の可能な実装形態では、取得ユニットが
、基地局によって送信されたダウンリンク制御情報DCIまたはランダムアクセス応答RARを受
信し、DCIまたはRARは第2の指示情報を含む
ようにさらに構成される。
【0049】
第3の態様の第5の可能な実装形態に関して、第3の態様の第6の可能な実装形態では、送信ユニットは、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、タイプ1のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するか、
端末がタイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、タイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するか、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、または端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、タイプ1のアップリンクリソースまたはタイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する
ようにさらに構成される。
【0050】
第3の態様の第6の可能な実装形態に関して、第3の態様の第7の可能な実装形態では、送信ユニットがタイプ1のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように構成されることは、具体的には、
タイプ1のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係に従って、タイプ1のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータを送信することであり、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係は、DCIまたはRARに含まれるスケジューリング情報と、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0051】
第3の態様の第7の可能な実装形態に関して、第3の態様の第8の可能な実装形態では、取得ユニットは、送信ユニットがスケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータを送信した後、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係に従って、タイプ1のダウンリンクリソース上で、基地局によって送信された応答フィードバック情報を受信するようにさらに構成され、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係は、端末によって送信されたアップリンクデータと、アップリンクデータに対応する応答フィードバック情報との間のタイミング関係を示すために使用される。
【0052】
第3の態様の第6の可能な実装形態に関して、第3の態様の第9の可能な実装形態では、送信ユニットがタイプ2のアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように構成されることは、具体的には、
タイプ2のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係に従って、タイプ2のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータを送信することであり、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係は、DCIまたはRARに含まれるスケジューリング情報と、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0053】
第3の態様の第9の可能な実装形態に関して、第3の態様の第10の可能な実装形態では、取得ユニットは、送信ユニットがスケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータを送信した後、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係に従って、タイプ2のダウンリンクリソース上で、基地局によって送信された応答フィードバック情報を受信するようにさらに構成され、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係は、端末によって送信されたアップリンクデータと、アップリンクデータに対応する応答フィードバック情報との間のタイミング関係を示すために使用される。
【0054】
第3の態様の第5の可能な実装形態から、第3の態様の第10の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第3の態様の第11の可能な実装形態では、取得ユニットが、基地局によって送信されたDCIまたはRARを受信するように構成されることは、具体的には、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、取得ユニットによって、タイプ1のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを検出することであって、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報をさらに含むこと、
端末がタイプ2の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、取得ユニットによって、タイプ2のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを検出することであって、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報を含むこと、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、もしくは、端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、取得ユニットによって、タイプ1のダウンリンクリソースおよび/またはタイプ2のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを検出することであって、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報を含むこと
である。
【0055】
第3の態様の第5の可能な実装形態から、第3の態様の第11の可能な実装形態に関して、第3の態様の第12の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、または、端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、DCIまたはRARは、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、タイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される第3の指示情報をさらに含む。
【0056】
第3の態様の第12の可能な実装形態に関して、第3の態様の第13の可能な実装形態では、受信されたDCIが第1のDCIフォーマットである場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、受信されたDCIが第2のDCIフォーマットである場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、
DCI内の巡回冗長検査CRCが第1のスクランブリングコードを使用することによってスクランブリングされている場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、DCI内のCRCが第2のスクランブリングコードを使用することによってスクランブリングされている場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示す。
【0057】
第3の態様の第4の可能な実装形態から、第3の態様の第13の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第3の態様の第14の可能な実装形態では、送信ユニットは、物理ランダムアクセスチャネルPRACH上でランダムアクセス情報を送信するようにさらに構成され、周波数領域における各PRACHチャネルによって占有される帯域幅は3.75kHzまたは15kHzであるか、または15kHzより大きく180kHz以下であり、ランダムアクセス情報はランダムプリアンブル、直交シーケンスコード、または変調シンボルである。
【0058】
第3の態様の第14の可能な実装形態に関して、第3の態様の第15の可能な実装形態では、取得ユニットは、基地局によって送信されたシステム情報を受信するようにさらに構成され、システム情報はPRACHチャネルの構成情報を含み、PRACHチャネルの構成情報は、タイプ1のPRACHチャネルに関する情報および/またはタイプ2のPRACHチャネルに関する情報を含み、
周波数領域における各タイプ1のPRACHチャネルによって占有される帯域幅は3.75kHzまたは15kHzであり、タイプ1のPRACHチャネルに関する情報は、周波数領域におけるタイプ1のPRACHチャネルの数、または周波数領域におけるタイプ1のPRACHチャネルのインデックスもしくは位置情報のうちの少なくとも1つを含み、
周波数領域における各タイプ2のPRACHチャネルによって占有される帯域幅は15kHzより大きく180kHz以下であり、タイプ2のPRACHチャネルに関する情報は、周波数領域におけるタイプ2のPRACHチャネルの数、または周波数領域におけるタイプ2のPRACHチャネルのインデックスもしくは位置情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0059】
第3の態様の第14の可能な実装形態または第3の態様の第15の可能な実装形態に関して、第3の態様の第16の可能な実装形態では、送信ユニットが、PRACH上でランダムアクセス情報を送信するように構成されることは、具体的には、
各ランダムアクセス情報送信機会において、ランダムに選択されたPRACHチャネル上でランダムに選択されたランダムプリアンブルもしくは直交シーケンスコードを基地局に送信すること、または、
ランダムプリアンブルまたは直交シーケンスコードを基地局にn回送信し、ランダムプリアンブルまたは直交シーケンスコードのセグメントを送信することであり、PRACHチャネルが各ランダムアクセス情報送信機会において占有され、nは1以上の整数である。
【0060】
第3の態様の第14の可能な実装形態または第3の態様の第15の可能な実装形態に関して、第3の態様の第17の可能な実装形態では、送信ユニットが、PRACH上でランダムアクセス情報を送信するように構成されることは、具体的には、
端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ2の端末能力をサポートする場合、タイプ1のPRACHチャネル上でランダムアクセス情報を基地局に送信すること、または
端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、タイプ2のPRACHチャネル上でランダムアクセス情報を基地局に送信することである。
【0061】
第3の態様の第17の可能な実装形態に関して、第3の態様の第18の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ2の端末能力をサポートする場合、取得ユニットは、
タイプ1のPRACHチャネルに対応するダウンリンクリソース上で、またタイプ1のPRACHチャネルに対応するタイミング関係に従って、基地局によって送信されたRARを受信するようにさらに構成され、タイプ1のPRACHチャネルに対応するタイミング関係は、端末によって送信されたランダムアクセス情報と基地局によって送信されたRARとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0062】
第
3の態様の第17の可能な実装形態に関して、第
3の態様の第19の可能な実装形態では、端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、取得ユニットは、
タイプ2のPRACHチャネルに対応するダウンリンクリソース上で、またタイプ2のPRACHチャネルに対応するタイミング関係に従って、基地局によって送信されたRARを受信するようにさらに構成され、タイプ2のPRACHチャネルに対応するタイミング関係は、端末によって送信されたランダムアクセス情報と基地局によって送信されたRARとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0063】
第4の態様によれば、基地局が提供され、基地局は、
システム情報を端末に送信するように構成された送信ユニットを含み、システム情報は、端末によってアップリンクデータまたはアップリンク制御情報を送信するために使用されるアップリンクリソースを示すために使用される第1の指示情報を含み、
アップリンクリソースの第1の指示情報が、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、またはタイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される情報を含み、タイプ1のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブキャリアと、時間領域内の少なくとも1つのシングルキャリア周波数分割多元接続SC−FDMAシンボルとを含み、サブキャリア数が2以上の場合、サブキャリアが互いに直交し、サブキャリア間隔が3.75kHzであるか、または、タイプ1のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブチャネルと、時間領域内の少なくとも1つの周波数分割多元接続FDMAシンボルとを含み、各サブチャネルの幅が3.75kHzであり、タイプ2のアップリンクリソースが、周波数領域内の少なくとも1つのサブキャリアと、時間領域内の少なくとも1つのSC−FDMAシンボルとを含み、サブキャリア数が2以上の場合、サブキャリアが互いに直交し、サブキャリア間隔が15kHzであり、
アップリンクリソースの第1の指示情報が、タイプ1のアップリンクリソースまたはタイプ2のアップリンクリソースの時間領域情報および/または周波数領域情報をさらに含む。
【0064】
第4の態様に関して、第4の態様の第1の可能な実装形態では、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであることを示すために使用され、
端末がタイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ2のアップリンクリソースであることを示すために使用され、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、もしくは端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、第1の指示情報は、アップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、タイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される。
【0065】
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実装形態に関して、第4の態様の第2の可能な実装形態では、送信ユニットは、DCIまたはRARを端末に送信するようにさらに構成され、DCIまたはRARは、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースを示すために使用される第2の指示情報を含み、
第2の指示情報が、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースもしくはタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報またはサブチャネル情報を含み、
サブキャリア情報が、サブキャリア数、サブキャリアインデックス、または周波数領域におけるサブキャリアの位置またはインデックスを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含み、
サブチャネル情報が、サブチャネル数、サブチャネルインデックス、または周波数領域におけるサブチャネルの位置またはインデックスを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0066】
第4の態様の第2の可能な実装形態に関して、第4の態様の第3の可能な実装形態では、基地局は、
タイプ1のアップリンクリソース上で、タイプ1の端末能力をサポートする端末によってタイプ1のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信すること、または、
タイプ2のアップリンクリソース上で、タイプ2の端末能力もしくはタイプ3の端末能力をサポートする端末によってタイプ2のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信すること、または、
タイプ1のアップリンクリソース上で、タイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする端末によってタイプ1のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信すること、または、タイプ2のアップリンクリソース上で、タイプ1の端末能力もしくはタイプ2の端末能力をサポートする端末によってタイプ2のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信すること
を行うように構成された受信ユニットをさらに含む。
【0067】
第4の態様の第3の可能な実装形態に関して、第4の態様の第4の可能な実装形態では、受信ユニットが、タイプ1のアップリンクリソース上で、タイプ1のアップリンクリソース上で端末によって送信されたアップリンクデータを受信することは、具体的には、
タイプ1のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係に従って、タイプ1のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされ、端末によって送信されたアップリンクデータを受信することであり、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係は、DCIまたはRARに含まれるスケジューリング情報と、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0068】
第4の態様の第4の可能な実装形態に関して、第4の態様の第5の可能な実装形態では、送信ユニットは、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされ、端末によって送信されたアップリンクデータがタイプ1のアップリンクリソース上で受信された後、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係に従って、タイプ1のダウンリンクリソース上で、応答フィードバック情報を端末に送信するようにさらに構成され、タイプ1のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係は、端末によって送信されたアップリンクデータと、アップリンクデータに対応する応答フィードバック情報との間のタイミング関係を示すために使用される。
【0069】
第4の態様の第3の可能な実装形態に関して、第4の態様の第6の可能な実装形態では、受信ユニットが、タイプ2のアップリンクリソース上で、端末によってタイプ2のアップリンクリソース上で送信されたアップリンクデータを受信することは、具体的には、
タイプ2のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係に従って、タイプ2のアップリンクリソース上で、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされ、端末によって送信されたアップリンクデータを受信することであり、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第1のタイミング関係は、DCIまたはRARに含まれるスケジューリング情報と、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされたアップリンクデータとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0070】
第4の態様の第6の可能な実装形態に関して、第4の態様の第7の可能な実装形態では、送信ユニットは、スケジューリング情報を使用することによってスケジューリングされ、端末によって送信されたアップリンクデータがタイプ2のアップリンクリソース上で受信された後、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係に従って、タイプ2のダウンリンクリソース上で、応答フィードバック情報を端末に送信するようにさらに構成され、タイプ2のアップリンクリソースに対応する第2のタイミング関係は、端末によって送信されたアップリンクデータと、アップリンクデータに対応する応答フィードバック情報との間のタイミング関係を示すために使用される。
【0071】
第4の態様の第2の可能な実装形態から第4の態様の第7の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第4の態様の第8の可能な実装形態では、送信ユニットが、DCIまたはRARを端末に送信するように構成されることは、具体的には、
端末がタイプ1の端末能力をサポートする場合、タイプ1のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを送信することであって、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報をさらに含むこと、
端末がタイプ2の端末能力とタイプ3の端末能力とサポートする場合、タイプ2のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを送信することであって、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報を含むこと、または、
端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートする場合、もしくは、端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、タイプ1のダウンリンクリソースおよび/またはタイプ2のダウンリンクリソース上で、DCIまたはRARを送信することであって、DCIまたはRARは、端末がアップリンクデータを送信するようにスケジューリングするために使用されるスケジューリング情報を含むことである。
【0072】
第4の態様の第1の可能な実装形態から第4の態様の第8の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第4の態様の第9の可能な実装形態では、DCIまたはRARは第2の指示情報を含み、端末がタイプ1の端末能力とタイプ2の端末能力とをサポートするか、または端末がタイプ1の端末能力とタイプ3の端末能力とをサポートする場合、DCIまたはRARは、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースがタイプ1のアップリンクリソースであるか、タイプ2のアップリンクリソースであるかを示すために使用される第3の指示情報をさらに含む。
【0073】
第4の態様の第9の可能な実装形態に関して、第4の態様の第10の可能な実装形態では、
DCIが第1のDCIフォーマットである場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、DCIが第2のDCIフォーマットである場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、
DCI内の巡回冗長検査CRCが第1のスクランブリングコードを使用することによってスクランブリングされている場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ1のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示し、または、DCI内のCRCが第2のスクランブリングコードを使用することによってスクランブリングされている場合、第3の指示情報は、端末によってアップリンクデータを送信するために使用されるタイプ2のアップリンクリソースのサブキャリア情報もしくはサブチャネル情報を示す。
【0074】
第4の態様の第1の可能な実装形態から第4の態様の第10の可能な実装形態のうちのいずれか1つに関して、第4の態様の第11の可能な実装形態では、受信ユニットは、端末によってPRACH上で送信されたランダムアクセス情報を受信するようにさらに構成され、周波数領域における各PRACHチャネルによって占有される帯域幅は3.75kHzまたは15kHzであるか、または15kHzより大きく180kHz以下であり、ランダムアクセス情報はランダムプリアンブル、直交シーケンスコード、または変調シンボルである。
【0075】
第4の態様の第11の可能な実装形態に関して、第4の態様の第12の可能な実装形態では、送信ユニットは、システム情報を端末に送信するようにさらに構成され、システム情報はPRACHチャネルの構成情報を含み、PRACHチャネルの構成情報は、タイプ1のPRACHチャネルに関する情報および/またはタイプ2のPRACHチャネルに関する情報を含み、
周波数領域における各タイプ1のPRACHチャネルによって占有される帯域幅は3.75kHzまたは15kHzであり、タイプ1のPRACHチャネルに関する情報は、周波数領域におけるタイプ1のPRACHチャネルの数、または周波数領域におけるタイプ1のPRACHチャネルのインデックスもしくは位置情報のうちの少なくとも1つを含み、
周波数領域における各タイプ2のPRACHチャネルによって占有される帯域幅は15kHzより大きく180kHz以下であり、タイプ2のPRACHチャネルに関する情報は、周波数領域におけるタイプ2のPRACHチャネルの数、または周波数領域におけるタイプ2のPRACHチャネルのインデックスもしくは位置情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0076】
第4の態様の第11の可能な実装形態または第4の態様の第12の可能な実装形態に関して、第4の態様の第13の可能な実装形態では、受信ユニットが、端末によってPRACH上で送信されたランダムアクセス情報を受信するように構成されることは、具体的には、
各ランダムアクセス情報送信機会において、端末によってランダムに選択されたPRACHチャネル上で送信されたランダムに選択されたランダムプリアンブルまたは直交シーケンスコードを受信することであるか、または、
端末によってn回送信されたランダムプリアンブルまたは直交シーケンスコードを受信し、ランダムプリアンブルまたは直交シーケンスコードのセグメントを送信することであり、各ランダムアクセス情報送信機会において端末がPRACHチャネルを占有し、nは1以上の整数である。
【0077】
第4の態様の第11の可能な実装形態または第4の態様の第12の可能な実装形態に関して、第4の態様の第14の可能な実装形態では、受信ユニットが、端末によってPRACH上で送信されたランダムアクセス情報を受信するように構成されることは、具体的には、
端末がタイプ1の端末能力および/もしくはタイプ2の端末能力をサポートする場合、タイプ1のPRACHチャネル上で、端末によって送信されたランダムアクセス情報を受信することであり、または、
端末がタイプ3の端末能力をサポートする場合、タイプ2のPRACHチャネル上で、端末によって送信されたランダムアクセス情報を受信することである。
【0078】
第4の態様の第14の可能な実装形態に関して、第4の態様の第15の可能な実装形態では、送信ユニットが、タイプ1のPRACHチャネル上で、端末によって送信されたランダムアクセス情報を受信するように構成されることは、具体的には、タイプ1のPRACHチャネルに対応するダウンリンクリソース上で、またタイプ1のPRACHチャネルに対応するタイミング関係に従って、RARを端末に送信することであり、タイプ1のPRACHチャネルに対応するタイミング関係は、端末によって送信されたランダムアクセス情報と基地局によって送信されたRARとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0079】
第4の態様の第14の可能な実装形態に関して、第4の態様の第16の可能な実装形態では、送信ユニットが、タイプ2のPRACHチャネル上で、端末によって送信されたランダムアクセス情報を受信するように構成されることは、具体的には、タイプ2のPRACHチャネルに対応するダウンリンクリソース上で、またタイプ2のPRACHチャネルに対応するタイミング関係に従って、RARを端末に送信することであり、タイプ2のPRACHチャネルに対応するタイミング関係は、端末によって送信されたランダムアクセス情報と基地局によって送信されたRARとの間のタイミング関係を示すために使用される。
【0080】
第5の態様によれば、端末が提供され、端末は、プロセッサと、メモリと、システムバスと、通信インターフェースとを含み、
メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサは、システムバスを使用することによってメモリに接続され、基地局が動作する時、プロセッサは、端末が第1の態様から第1の態様の第9の可能な実装形態のいずれか1つに記載のデータ送信方法を実行するように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行する。
【0081】
第6の態様によれば、基地局が提供され、基地局は、プロセッサと、メモリと、システムバスと、通信インターフェースとを含み、
メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサは、システムバスを使用することによってメモリに接続され、基地局が動作する時、プロセッサは、基地局が第2の態様から第2の態様の第6の可能な実装形態のいずれか1つに記載のデータ送信方法を実行するように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行する。