(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6603784
(24)【登録日】2019年10月18日
(45)【発行日】2019年11月6日
(54)【発明の名称】情報表示物ホルダ
(51)【国際特許分類】
G09F 1/10 20060101AFI20191028BHJP
A47F 7/04 20060101ALI20191028BHJP
【FI】
G09F1/10 S
G09F1/10 V
A47F7/04
【請求項の数】7
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2018-227802(P2018-227802)
(22)【出願日】2018年12月5日
【審査請求日】2018年12月5日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】517347850
【氏名又は名称】株式会社図南
(74)【代理人】
【識別番号】110002435
【氏名又は名称】特許業務法人井上国際特許商標事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100091557
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 修
(72)【発明者】
【氏名】北村 俊郎
【審査官】
藤井 達也
(56)【参考文献】
【文献】
特許第6315876(JP,B1)
【文献】
米国特許第3494057(US,A)
【文献】
米国特許第3193958(US,A)
【文献】
特開2009−69601(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 1/00− 1/14
G09F 7/00− 7/22
G09F 23/00−23/16
A47F 5/00− 8/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉛直方向に積層された複数のタイヤに関する情報表示物を支持するための情報表示物ホルダであって、
前記情報表示物を支持する角筒状の支持部材と、
前記鉛直方向に積層された複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれるホルダ本体と、
前記ホルダ本体に設けられ、前記隣り合う2つのタイヤの少なくとも一方のタイヤの中心孔に入り込み、前記隣り合う2つのタイヤ間から前記ホルダ本体の抜けを妨げるストッパ部と
を備え、
前記支持部材のうちの少なくとも2つの側面部に前記ホルダ本体が連結されている
ことを特徴とする情報表示物ホルダ。
【請求項2】
前記支持部材が三角筒状である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示物ホルダ。
【請求項3】
前記ホルダ本体が前記側面部に対して着脱可能であり、
前記ストッパ部が前記ホルダ本体に折り曲げ可能に連なるとともに、前記ストッパ部が山形に折れ曲げ可能であり、
山形に折り曲げられた前記ストッパ部の先端部が、前記ホルダ本体に形成された孔に挿入されて前記ホルダ本体に連結される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示物ホルダ。
【請求項4】
前記ストッパ部に、前記孔の周縁部に引っ掛ける切欠きが設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の情報表示物ホルダ。
【請求項5】
前記情報表示物が前記タイヤの商品名、価格が表示された広告板である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダ。
【請求項6】
前記ホルダ本体と前記ストッパ部とが1つのプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されている
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダ。
【請求項7】
前記支持部材が1つのプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、鉛直方向に積層された複数のタイヤの近傍に配置される情報表示物を支持するための情報表示物ホルダに関する。
【背景技術】
【0002】
カー用品店、タイヤ専門店、サービスステーション等において、従来、4つのタイヤを1つの単位として鉛直方向に積層し、その側に、ポップシート等を支持するポップホルダを配置する展示方法が採用されている。
【0003】
店を訪れた客は、ポップシートを通じて、展示されたタイヤの商品名等を容易に知ることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の展示方法には、積層された複数のタイヤやポップホルダに何らかの原因により外力が作用したとき、ポップホルダが倒れたり、積層されたタイヤが崩れたりするおそれがあるという問題があった。
【0005】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、積層された複数のタイヤや情報表示物ホルダに外力が作用したとき、情報表示物ホルダが倒れたり、積層された複数のタイヤの整列状態が損なわれたりするのを妨げることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明の情報表示物ホルダは、鉛直方向に積層された複数のタイヤに関する情報表示物を支持するための情報表示物ホルダであって、前記情報表示物を支持する角筒状の支持部材と、前記鉛直方向に積層された複数のタイヤのうちの隣り合う2つのタイヤに挟まれるホルダ本体と、前記ホルダ本体に設けられ、前記隣り合う2つのタイヤの少なくとも一方のタイヤの中心孔に入り込み、前記隣り合う2つのタイヤ間から前記ホルダ本体の抜けを妨げるストッパ部とを備え、前記支持部材のうちの少なくとも2つの側面部に前記ホルダ本体が連結されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明の情報表示物ホルダは、請求項1に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記支持部材が三角筒状であることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明の情報表示物ホルダは、請求項1又は2に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記ホルダ本体が前記側面部に対して着脱可能であり、前記ストッパ部が前記ホルダ本体に折り曲げ可能に連なるとともに、前記ストッパ部が山形に折れ曲げ可能であり、山形に折り曲げられた前記ストッパ部の先端部が、前記ホルダ本体に形成された孔に挿入されて前記ホルダ本体に連結されることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明の情報表示物ホルダは、請求項3に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記ストッパ部に、前記孔の周縁部に引っ掛ける切欠きが設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明の情報表示物ホルダは、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記情報表示物が前記タイヤの商品名、価格が表示された広告板であることを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の発明の情報表示物ホルダは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記ホルダ本体と前記ストッパ部とが1つのプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されていることを特徴とする。
【0012】
請求項7に記載の発明の情報表示物ホルダは、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報表示物ホルダにおいて、前記支持部材が1つのプラスチックダンボールをプレス加工することによって一体形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
この発明は、積層された複数のタイヤや情報表示物ホルダに外力が作用したとき、情報表示物ホルダが倒れたり、積層された複数のタイヤの整列状態が損なわれたりするのを妨げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】
図1はこの発明の第1実施形態に係る情報表示物ホルダの斜視図である。
【
図5】
図5は
図1の情報表示物ホルダの支持部材の組立前の状態を示す展開図である。
【
図6】
図6は
図1の情報表示物ホルダのホルダ本体及びストッパ部の組立前の状態を示す展開図である。
【
図7】
図7は
図1の情報表示物ホルダの使用状態を示す平面図である。
【
図8】
図8は
図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【
図9】
図9はこの発明の第2実施形態に係る情報表示物ホルダの使用状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
この発明の第1実施形態に係る情報表示物ホルダ1は、
図7、
図8に示すように、鉛直方向(上下方向UDに同じ)に積層された複数のタイヤ2に関する情報表示物6を支持するホルダである。情報表示物6は、例えば、積層されて展示されたタイヤ2の商品名、価格、サイズ、コピー等の様々な情報が表示された紙(その紙が台紙に貼り付けられたものも含む。)、いわゆるシート型の液晶や有機ELのディスプレイ等である。
【0017】
図1〜
図6に示すように、情報表示物ホルダ1は、情報表示物6を支持する三角筒状の支持部材7と、鉛直方向に積層された複数のタイヤ2のうちの隣り合う2つのタイヤ2に挟まれる板状のホルダ本体4と、ホルダ本体4に設けられ、隣り合う2つのタイヤ2の少なくとも一方のタイヤ2の中心孔hに入り込み、隣り合う2つのタイヤ2間からホルダ本体4の抜けを妨げるストッパ部5とを備えている。ホルダ本体4には、折曲線(第7折曲線)N7を介して連結部8が折り曲げ可能に連結されている。
【0018】
この実施形態に係る情報表示物ホルダ1のホルダ本体4とストッパ部5とは1枚のプラスチックダンボールにプレス加工を施すことによって一体形成されている。支持部材7も、1枚のプラスチックダンボールにプレス加工を施すことによって一体形成されている。この実施形態では、情報表示物ホルダ1の材料として、図示しない表側のライナと裏側のライナと両方のライナの間に等間隔に配置される複数のリブとで構成されるプラスチックダンボールが使用されている。
【0019】
情報表示物ホルダ1を組み立てる前、ホルダ本体4とストッパ部5とは1枚の平板であり、支持部材7も1枚の平板である(
図5、
図6参照)。なお、この発明の情報表示物ホルダ1の材質はプラスチックダンボールに限定されるものではなく、他の合成樹脂や紙製段ボール等でもよい。
【0020】
支持部材7は、
図5に示すように、側面部71と、側面部71に折り曲げ可能に連結される側面部72と、側面部72に折り曲げ可能に連結される側面部73と、側面部73に折り曲げ可能に連結される接続部74とを有する。側面部71,72,73と接続部74との形状はいずれもほぼ矩形である。
【0021】
支持部材7には、第1折曲線N1〜第6折曲線N6が形成されている。第1折曲線N1〜第6折曲線N6は一方のライナとリブとに入れた切れ込み(いわゆるハーフカット)である。第1折曲線N1〜第6折曲線N6は互いに平行である。
【0022】
第1折曲線N1は側面部71と側面部72とを区分し、第2折曲線N2は側面部72と側面部73とを区分し、第3折曲線N3は側面部73と接続部74とを区分する。第4折曲線N4は側面部71と突出部711とを区分し、第5折曲線N5は側面部73と突出部731とを区分し、第6折曲線N6は接続部74と突出部741とを区分する。
【0023】
側面部71には、第4折曲線N4を介して3つの突出部711が折り曲げ可能に連なる。突出部711には互いに平行な長孔711A,711Bが形成されている。
【0024】
側面部73には、第5折曲線N5を介して3つの突出部731が折り曲げ可能に連なる。突出部731は切り起こしによって形成される。
【0025】
接続部74には、第6折曲線N6を介して3つの突出部741が折り曲げ可能に連なる。突出部741は切り起こしによって形成される。突出部741を切り起こすことにより、接続部74に長孔74Aが形成される。
【0026】
連結部8の片面には面ファスナの雄側ファスナ部F8が装着されており、連結部8の雄側ファスナ部F8を、支持部材7の側面部71〜73に装着された面ファスナの雌側ファスナ部F7に押し当てることにより、ホルダ本体4を支持部材7に連結することができる。
【0027】
ストッパ部5はホルダ本体4に折り曲げ可能に連なる。ストッパ部5は山形に折れ曲げ可能である。山形に折り曲げられたストッパ部5は、ホルダ本体4に形成された孔4aに挿入されてホルダ本体4に連結される。ストッパ部5の先端部には、孔4aの周縁部に引っ掛ける切欠き5aが設けられている。
【0028】
図6に示すように、この実施形態では、プレス加工において、ホルダ本体4と連結部8とストッパ部5とがそれぞれ所定形状に形成されるとともに、ホルダ本体4の孔4aが形成され、更に、ホルダ本体4と連結部8とを区分する第7折曲線N7と、ホルダ本体4とストッパ部5とを区分する第8折曲線N8と、ストッパ部5を固定端側領域A2と自由端側領域A1とに区分する第9折曲線N9とが形成される。第7折曲線N7はホルダ本体4に対して連結部8を折り曲げ易くするための単なる折れ目である。第8折曲線N8はホルダ本体4に対してストッパ部5を折り曲げ易くするための切れ込みである。第9折曲線N9は固定端側領域A2と自由端側領域A1とを山形に折り曲げ易くするための切れ込みである。第7折曲線N7〜第9折曲線N9は互いに平行である。
【0029】
情報表示物ホルダ1の支持部材7やホルダ本体4は、収納スペースが小さくて済むよう二次元形状の状態(
図5、
図6に示す状態)で倉庫に収納される。
【0030】
次に、情報表示物ホルダ1の組立方法の一例を説明する。
【0031】
まず、支持部材7の組立方法の一例を説明する。
【0032】
突出部711を接続部74の長孔74Aに挿入する。
【0033】
次に、突出部741の先端部741Aを突出部711の長孔711Aに挿入する。
【0034】
その後、側面部73の突出部731を突出部711の長孔711Bに挿入する。
【0035】
このようにして、支持部材7の組立が完了する。
【0036】
次に、ホルダ本体4及びストッパ部5の組立方法の一例を説明する。
【0037】
ストッパ部5を起こして山形に折り曲げ、ストッパ部5の先端部をホルダ本体4の孔4aに挿入する。ストッパ部5の先端部をホルダ本体4の孔4aに挿入すると、ストッパ部5の先端部の切欠き5aが孔4aの周縁部に引っ掛かり、ストッパ部5がホルダ本体4に連結される。
【0038】
このようにして、ホルダ本体4及びストッパ部5の組立が完了する。
【0039】
次に、情報表示物ホルダ1の使用方法の一例を説明する。なお、情報表示物ホルダ1を使用する前に、予め、鉛直方向に積層された4つのタイヤ2で構成される2つのタイヤ群が床に陳列されているものとする。
【0040】
情報表示物ホルダ1を使用するには、まず、一方のホルダ本体4の連結部8の雄ファスナ部F8を支持部材7の側面部71の雌ファスナ部F7に接続し、他方のホルダ本体4の連結部8の雄ファスナ部F8を側面部73の雌ファスナ部F7に接続する。
【0041】
次に、ホルダ本体4の側面部72に情報表示物6を装着する。
【0042】
その後、一方のタイヤ群の4つのタイヤ2のうち、上から一番目のタイヤ2を持ち上げ、支持部材7の側面部71に接続されたホルダ本体4を二番目のタイヤ2に載せ、一方のタイヤ群の4つのタイヤ2のうち、上から一番目のタイヤ2を持ち上げ、支持部材7の側面部73に接続されたホルダ本体4を二番目のタイヤ2に載せる。このとき山形の各ストッパ部5の頂点を上方へ向けるとともに、支持部材7の側面部71と一方のタイヤ群のタイヤ2の外周面2aとを対向させ、支持部材7の側面部73と他方のタイヤ群のタイヤ2の外周面2aとを対向させる。
【0043】
最後に、上から一番目のタイヤ2をもとに戻し、その一番目のタイヤ2と二番目のタイヤ2とでホルダ本体4を挟む(
図8参照)。
【0044】
支持部材7の側面部71に接続されたホルダ本体4と支持部材7の側面部73に接続されたホルダ本体4とが、それぞれ上から一番目のタイヤ2と二番目のタイヤ2とで挟まれるので、支持部材7及び情報表示物6はホルダ本体4によって支持される。もし、何らかの原因によって外力が情報表示物6に作用したり、積層された4つのタイヤ2に作用したりして、タイヤ2の整列状態が不安定になり、ホルダ本体4が水平方向へ移動しようとしても、ストッパ部5が上から一番目のタイヤ2の中心孔hに入り込んでおり、ストッパ部5が一番目のタイヤ2の内周縁2bに引っ掛かるので、ホルダ本体4の水平方向への移動は妨げられ、ホルダ本体4は上から一番目と二番目のタイヤ2との間から抜けない。
【0045】
また、隣接する2つのタイヤ群が情報表示物ホルダ1を介して連結されるので、タイヤ2の整列状態の安定性が一層向上する。
【0046】
この実施形態は、外力によって情報表示物ホルダ1が外れたり、位置ずれしたりするのをより確実に妨げることができる。
【0047】
次に、この発明の第2実施形態を
図9に基づいて説明する。
【0048】
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。下記相違部分を除き、第2実施形態は第1実施形態と同じ構成を有する。
【0049】
第1実施形態では、ホルダ本体4を支持部材7の側面部71と側面部73とに接続し、情報表示物6を支持部材7の側面部72の全面に装着したが、第2実施形態では、ホルダ本体4を支持部材7の3つの側面部71〜73のすべてに接続し、情報表示物6を支持部材7の側面部71〜73のいずれかの側面部の上部71A〜73Aに装着した。
【0050】
第2実施形態は第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0051】
なお、第1実施形態では、支持部材7が三角筒状であるが、支持部材の形状としては筒状であればよく、三角筒状に限定されない。例えば四角筒状等でもよい。
【0052】
また、第1実施形態ではホルダ本体4を支持部材7に対して着脱可能にしたが、ホルダ本体4を支持部材7に固定させてもよい。
【符号の説明】
【0053】
1 情報表示物ホルダ
2 タイヤ
2a タイヤの外周面
2b タイヤの内周縁
4 ホルダ本体
4a 孔
5 ストッパ部
5a 切欠き
A1 自由端側領域
A2 固定端側領域
6 情報表示物
7 支持部材
71 側面部
71A 側面部の上部
711 突出部
711A,711B 長孔
72 側面部
72A 側面部の上部
73 側面部
73A 側面部の上部
731 突出部
74 接続部
74A 長孔
741 突出部
741A 先端部
8 連結部
h タイヤの中心孔
N1〜N9 第1折曲線〜第9折曲線
F7 雌側ファスナ部
F8 雄側ファスナ部
UD 上下方向
LR 左右方向
FR 前後方向
【要約】
【課題】積層された複数のタイヤや情報表示物ホルダに外力が作用したとき、情報表示物ホルダが倒れたり、積層された複数のタイヤの整列状態が損なわれたりするのを妨げる。
【解決手段】この情報表示物ホルダ1は、鉛直方向に積層された複数のタイヤ2に関する情報表示物6を支持するものであって、情報表示物6を支持する三角筒状の支持部材7と、支持部材7に連結されるとともに、鉛直方向に積層された複数のタイヤ2のうちの隣り合う2つのタイヤ2に挟まれるホルダ本体4と、ホルダ本体4に設けられ、隣り合う2つのタイヤ2の少なくとも一方のタイヤ2の中心孔hに入り込み、隣り合う2つのタイヤ2間からホルダ本体4の抜けを妨げるストッパ部5とを備えている。支持部材7のうちの少なくとも2つの側面部71,73にホルダ本体4が連結されている。
【選択図】
図7