(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6603863
(24)【登録日】2019年10月25日
(45)【発行日】2019年11月13日
(54)【発明の名称】クリーニングできる携帯電話ケース
(51)【国際特許分類】
H04M 1/11 20060101AFI20191031BHJP
H04M 1/17 20060101ALI20191031BHJP
【FI】
H04M1/11 Z
H04M1/17 A
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-97212(P2019-97212)
(22)【出願日】2019年5月23日
【審査請求日】2019年5月28日
(31)【優先権主張番号】201910332701.8
(32)【優先日】2019年4月24日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519243684
【氏名又は名称】青島七盛箱包有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】王国忠
【審査官】
齋藤 哲
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3195665(JP,U)
【文献】
欧州特許出願公開第2177968(EP,A1)
【文献】
中国特許出願公開第107613068(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04M 1/11−1/17
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、携帯電話ケース及び前記携帯電話ケースの中に位置している二つの移動チャンバを含み、二つの前記移動チャンバが互いに垂直に貫通し、前記携帯電話ケースの周囲には四つの回転板が設けられ、前記回転板の中には下端壁と片側端壁とが外部空間に連通している回転溝が設けられ、前記回転溝の中には両端が前記回転溝の端壁と回転できるように連結された回転軸が設けられ、前記移動チャンバの中には二つの一端が前記回転溝の中に位置しており、かつ前記回転軸と回転できるように連結された移動板が設けられ、前記移動チャンバの中に位置している移動板には位置制限板が設けられ、横向きの前記移動板の一端には二つの前記移動チャンバに連通している収納溝が上下に対称的に設けられ、横向きの前記移動板の一端の中には前記移動チャンバに連通している移動溝も設けられ、左側の前記移動溝の上下端壁の中には前記移動溝に連通しているバネ溝が設けられ、前記バネ溝の片側端壁には圧縮バネが設けられ、前記圧縮バネの一端には一端が前記バネ溝の中に位置している台形ロッドが設けられ、前記バネ溝の中に位置している台形ロッドにはロープが設けられ、前記バネ溝の右端壁の中には前記収納溝に連通している平行移動溝が設けられ、前記平行移動溝の中には平行移動板が設けられ、前記平行移動板と前記平行移動溝の端壁との間には伸縮バネが設けられ、前記ロープの一端が前記平行移動溝の端壁を貫通しており、かつ前記平行移動板と連結され、前記移動チャンバの中に位置している縦向きの前記移動板には二つの収納ブロックが設けられ、二つの前記収納ブロックの一端がそれぞれ左右両側の前記収納溝の中に位置しており、前記収納ブロックの一端の中には左方に開口した伸縮溝が設けられ、前記収納溝の右端壁には連結バネが設けられ、前記連結バネの一端には台形ブロックが設けられ、右側の前記移動溝の右端壁には移動バネが設けられ、前記移動バネの左端には左端が左側の前記移動溝の中位置している移動柱が設けられ、右側の前記移動溝の上下端壁の中にはいずれも押し機構が設けられ、左側の前記移動溝の左端壁の中には押し出し機構が設けられ、前記押し出し機構は左側の前記移動溝の左側に位置しており、かつ下方に開口した方向切り替えチャンバを含み、前記方向切り替えチャンバの前後端壁の間には一つの回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸には回転歯車が設けられ、前記回転歯車の上端には右端が前記移動溝の中に位置している押し出しロッドが噛合し連結され、前記押し出しロッドの左側には右端面が前記回転歯車と噛合し連結された昇降ロッドが設けられ、前記回転板の上端面には保護カバーが設けられ、その作用は、四つの前記移動板の間の互いの連結制限により、前記回転板に携帯電話の周囲を保護させることであることを特徴とするクリーニングできる携帯電話ケース。
【請求項2】
前記押し機構は右側の横向きの前記移動板の左端に位置しており、かつ左方に開口したバネチャンバを含み、前記バネチャンバの右端壁には前記収納溝に連通している連結溝が設けられ、前記バネチャンバの中にはバネ板が設けられ、前記バネ板の右端には右端が前記連結溝の中に位置している電磁ロッドが設けられ、前記バネ板の右端には右端が前記バネチャンバの右端壁と連結された復帰バネが設けられ、前記連結溝の片側端壁の中には前記移動溝に連通している押し溝が設けられ、前記押し溝の中には一端が前記連結溝の中に位置しており、かつもう一端が前記移動溝の中に位置している電磁ブロックが設けられ、右側の前記移動溝の前後端壁の間には二つの押し軸が回転できるように連結され、前記押し軸には左端が前記電磁ブロックと噛合し連結された押し歯車が設けられ、前記電磁ブロックが、前記電磁ロッドと前記台形ブロックとしりぞけ合っており、前記電磁ロッドと前記台形ブロックとが互いに吸着しており、その作用は、前記移動柱が運動する時に押し歯車により右側の前記台形ブロックを右に運動連動させ、縦向きの前記移動板を移動させることに便利であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニングできる携帯電話ケース。
【請求項3】
前記押し出し機構は前記携帯電話ケースの中に位置しており、かつ下方に開口した円溝も含み、前記円溝の中には二つの円板が設けられ、二つの前記円板の間には台形柱によって連結され、前記台形柱の上端が左側の前記移動溝の中に位置しており、前記円溝の両側端壁の中には前記円溝に連通している制限溝が設けられ、前記制限溝の片側端壁には制限バネが設けられ、前記制限バネの一端には一端が前記円溝の中に位置している制限ブロックが設けられ、前記携帯電話ケースの前後左右の四つの端の中には外部空間に連通している位置制限溝が設けられ、前記位置制限溝の片側端壁には位置制限バネが設けられ、前記位置制限バネの一端には位置制限ブロックが設けられ、その作用は、前記押し出し機構によって前記移動柱を運動連動させることができることを特徴とする請求項1に記載のクリーニングできる携帯電話ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話ケース分野を取り上げて、具体的にはクリーニングできる携帯電話ケースである。
【背景技術】
【0002】
今、携帯電話ケースが使用される時に直接にカバーで取り付けられることが多く、使用時間が長くなると携帯電話ケースの中に埃が溜まりやすく、あるいは汚い物が残されやすく、しかし現在の携帯電話ケースのほとんどが一体化であり、平にしにくく、これにより隙間の中の埃を払いにくく、清潔さに影響する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107613068号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的はクリーニングできる携帯電話ケースを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明は以下の技術プランを採用する:本発明のクリーニングできる携帯電話ケースは、携帯電話ケース及び前記携帯電話ケースの中に位置している二つの移動チャンバを含み、二つの前記移動チャンバが互いに垂直に貫通し、前記携帯電話ケースの周囲には四つの回転板が設けられ、前記回転板の中には下端壁と片側端壁とが外部空間に連通している回転溝が設けられ、前記回転溝の中には両端が前記回転溝の端壁と回転できるように連結された回転軸が設けられ、前記移動チャンバの中には二つの一端が前記回転溝の中に位置しており、かつ前記回転軸と回転できるように連結された移動板が設けられ、前記移動チャンバの中に位置している移動板には位置制限板が設けられ、横向きの前記移動板の一端には二つの前記移動チャンバに連通している収納溝が上下に対称的に設けられ、横向きの前記移動板の一端の中には前記移動チャンバに連通している移動溝も設けられ、左側の前記移動溝の上下端壁の中には前記移動溝に連通しているバネ溝が設けられ、前記バネ溝の片側端壁には圧縮バネが設けられ、前記圧縮バネの一端には一端が前記バネ溝の中に位置している台形ロッドが設けられ、前記バネ溝の中に位置している台形ロッドにはロープが設けられ、前記バネ溝の右端壁の中には前記収納溝に連通している平行移動溝が設けられ、前記平行移動溝の中には平行移動板が設けられ、前記平行移動板と前記平行移動溝の端壁との間には伸縮バネが設けられ、前記ロープの一端が前記平行移動溝の端壁を貫通しており、かつ前記平行移動板と連結され、前記移動チャンバの中に位置している縦向きの前記移動板には二つの収納ブロックが設けられ、二つの前記収納ブロックの一端がそれぞれ左右両側の前記収納溝の中に位置しており、前記収納ブロックの一端の中には左方に開口した伸縮溝が設けられ、前記収納溝の右端壁には連結バネが設けられ、前記連結バネの一端には台形ブロックが設けられ、右側の前記移動溝の右端壁には移動バネが設けられ、前記移動バネの左端には左端が左側の前記移動溝の中位置している移動柱が設けられ、右側の前記移動溝の上下端壁の中にはいずれも押し機構が設けられ、左側の前記移動溝の左端壁の中には押し出し機構が設けられ、前記押し出し機構は左側の前記移動溝の左側に位置しており、かつ下方に開口した方向切り替えチャンバを含み、前記方向切り替えチャンバの前後端壁の間には一つの回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸には回転歯車が設けられ、前記回転歯車の上端には右端が前記移動溝の中に位置している押し出しロッドが噛合し連結され、前記押し出しロッドの左側には右端面が前記回転歯車と噛合し連結された昇降ロッドが設けられ、前記回転板の上端面には保護カバーが設けられ、その作用は、四つの前記移動板の間の互いの連結制限により、前記回転板に携帯電話の周囲を保護させることである。
【0006】
優選の技術プランとして、前記押し機構は右側の横向きの前記移動板の左端に位置しており、かつ左方に開口したバネチャンバを含み、前記バネチャンバの右端壁には前記収納溝に連通している連結溝が設けられ、前記バネチャンバの中にはバネ板が設けられ、前記バネ板の右端には右端が前記連結溝の中に位置している電磁ロッドが設けられ、前記バネ板の右端には右端が前記バネチャンバの右端壁と連結された復帰バネが設けられ、前記連結溝の片側端壁の中には前記移動溝に連通している押し溝が設けられ、前記押し溝の中には一端が前記連結溝の中に位置しており、かつもう一端が前記移動溝の中に位置している電磁ブロックが設けられ、右側の前記移動溝の前後端壁の間には二つの押し軸が回転できるように連結され、前記押し軸には左端が前記電磁ブロックと噛合し連結された押し歯車が設けられ、前記電磁ブロックが、前記電磁ロッドと前記台形ブロックとしりぞけ合っており、前記電磁ロッドと前記台形ブロックとが互いに吸着しており、その作用は、前記移動柱が運動する時に押し歯車により右側の前記台形ブロックを右に運動連動させ、縦向きの前記移動板を移動させることに便利である。
【0007】
優選の技術プランとして、前記押し出し機構は前記携帯電話ケースの中に位置しており、かつ下方に開口した円溝も含み、前記円溝の中には二つの円板が設けられ、二つの前記円板の間には台形柱によって連結され、前記台形柱の上端が左側の前記移動溝の中に位置しており、前記円溝の両側端壁の中には前記円溝に連通している制限溝が設けられ、前記制限溝の片側端壁には制限バネが設けられ、前記制限バネの一端には一端が前記円溝の中に位置している制限ブロックが設けられ、前記携帯電話ケースの前後左右の四つの端の中には外部空間に連通している位置制限溝が設けられ、前記位置制限溝の片側端壁には位置制限バネが設けられ、前記位置制限バネの一端には位置制限ブロックが設けられ、その作用は、前記押し出し機構によって前記移動柱を運動連動させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、機械構造の係合により、携帯電話の周囲を囲んで携帯電話を保護することと同時に、携帯電話ケースを取り外すとき完全に平に展開させ、クリーニングするとき、携帯電話ケースのクリーニングしにくいところクリーニングすることに便利であり、クリーニング効果が更に良くなり、現在の携帯電話ケースと比べてみれば、携帯電話を囲む裏表面がよりクリーニングされやすい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
下記に
図1〜3をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
【
図1】
図1は本発明のクリーニングできる携帯電話ケースの全体断面の正面構成略図
【
図2】
図2は本発明のクリーニングできる携帯電話ケースの全体断面の上面構成略図
【
図3】
図3は本発明のクリーニングできる携帯電話ケースの押し機構の全体断面の正面拡大構成略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
図1〜3を参照し、本発明のクリーニングできる携帯電話ケースは、携帯電話ケース4及び前記携帯電話ケース4の中に位置している二つの移動チャンバ2を含み、二つの前記移動チャンバ2が互いに垂直に貫通し、前記携帯電話ケース4の周囲には四つの回転板3が設けられ、前記回転板3の中には下端壁と片側端壁とが外部空間に連通している回転溝6が設けられ、前記回転溝6の中には両端が前記回転溝6の端壁と回転できるように連結された回転軸9が設けられ、前記移動チャンバ2の中には二つの一端が前記回転溝6の中に位置しており、かつ前記回転軸9と回転できるように連結された移動板8が設けられ、前記移動チャンバ2の中に位置している移動板には位置制限板5が設けられ、横向きの前記移動板8の一端には二つの前記移動チャンバ2に連通している収納溝18が上下に対称的に設けられ、横向きの前記移動板8の一端の中には前記移動チャンバ2に連通している移動溝19も設けられ、左側の前記移動溝19の上下端壁の中には前記移動溝19に連通しているバネ溝14が設けられ、前記バネ溝14の片側端壁には圧縮バネ15が設けられ、前記圧縮バネ15の一端には一端が前記バネ溝14の中に位置している台形ロッド13が設けられ、前記バネ溝14の中に位置している台形ロッド13にはロープ12が設けられ、前記バネ溝14の右端壁の中には前記収納溝18に連通している平行移動溝16が設けられ、前記平行移動溝16の中には平行移動板17が設けられ、前記平行移動板17と前記平行移動溝16の端壁との間には伸縮バネ24が設けられ、前記ロープ12の一端が前記平行移動溝16の端壁を貫通しており、かつ前記平行移動板17と連結され、前記移動チャンバ2の中に位置している縦向きの前記移動板8には二つの収納ブロック23が設けられ、二つの前記収納ブロック23の一端がそれぞれ左右両側の前記収納溝18の中に位置しており、前記収納ブロック23の一端の中には左方に開口した伸縮溝44が設けられ、前記収納溝44の右端壁には連結バネ43が設けられ、前記連結バネ43の一端には台形ブロック45が設けられ、右側の前記移動溝19の右端壁には移動バネ20が設けられ、前記移動バネ20の左端には左端が左側の前記移動溝19の中位置している移動柱21が設けられ、右側の前記移動溝19の上下端壁の中にはいずれも押し機構47が設けられ、左側の前記移動溝19の左端壁の中には押し出し機構48が設けられ、前記押し出し機構48は左側の前記移動溝19の左側に位置しており、かつ下方に開口した方向切り替えチャンバ7を含み、前記方向切り替えチャンバ7の前後端壁の間には一つの回転軸32が回転できるように連結され、前記回転軸32には回転歯車34が設けられ、前記回転歯車34の上端には右端が前記移動溝19の中に位置している押し出しロッド11が噛合し連結され、前記押し出しロッド11の左側には右端面が前記回転歯車34と噛合し連結された昇降ロッド10が設けられ、前記回転板3の上端面には保護カバー25が設けられ、その作用は、四つの前記移動板8の間の互いの連結制限により、前記回転板3に携帯電話の周囲を保護させることである。
【0013】
有益的には、前記押し機構47は右側の横向きの前記移動板8の左端に位置しており、かつ左方に開口したバネチャンバ22を含み、前記バネチャンバ22の右端壁には前記収納溝18に連通している連結溝46が設けられ、前記バネチャンバ22の中にはバネ板37が設けられ、前記バネ板37の右端には右端が前記連結溝46の中に位置している電磁ロッド36が設けられ、前記バネ板37の右端には右端が前記バネチャンバ22の右端壁と連結された復帰バネ38が設けられ、前記連結溝46の片側端壁の中には前記移動溝19に連通している押し溝42が設けられ、前記押し溝42の中には一端が前記連結溝46の中に位置しており、かつもう一端が前記移動溝19の中に位置している電磁ブロック39が設けられ、右側の前記移動溝19の前後端壁の間には二つの押し軸40が回転できるように連結され、前記押し軸40には左端が前記電磁ブロック39と噛合し連結された押し歯車41が設けられ、前記電磁ブロック39が、前記電磁ロッド36と前記台形ブロック45としりぞけ合っており、前記電磁ロッド36と前記台形ブロック45とが互いに吸着しており、その作用は、前記移動柱21が運動する時に押し歯車41により右側の前記台形ブロック45を右に運動連動させ、縦向きの前記移動板8を移動させることに便利である。
【0014】
有益的には、前記押し出し機構48は前記携帯電話ケース4の中に位置しており、かつ下方に開口した円溝1も含み、前記円溝1の中には二つの円板33が設けられ、二つの前記円板33の間には台形柱31によって連結され、前記台形柱31の上端が左側の前記移動溝2の中に位置しており、前記円溝1の両側端壁の中には前記円溝1に連通している制限溝29が設けられ、前記制限溝29の片側端壁には制限バネ35が設けられ、前記制限バネ35の一端には一端が前記円溝1の中に位置している制限ブロック30が設けられ、前記携帯電話ケース4の前後左右の四つの端の中には外部空間に連通している位置制限溝26が設けられ、前記位置制限溝26の片側端壁には位置制限バネ27が設けられ、前記位置制限バネ27の一端には位置制限ブロック28が設けられ、その作用は、前記押し出し機構48によって前記移動柱21を運動連動させることができる。
【0015】
以下、
図1〜3及び上記説明したクリーニングできる携帯電話ケースの具体的な構成を参照し、本申請のクリーニングできる携帯電話ケースの使用方法を説明する:
【0016】
二つの移動板8が当接するまで裏側に横向きの移動板8を押し、バネ板37と電磁ロッド36とが右に運動し、復帰バネ38が圧縮され、昇降ロッド10が右に運動し台形柱31を下に運動連動させ、下側の円板33を制限ブロック30の下側に位置させ、また移動柱21の駆動により、台形ロッド13が前記移動柱21から離れている方向に運動し、これによりロープ12の作用によって平行移動板17が左に運動し、伸縮バネ24が圧縮され、その時に縦向きの移動板8を裏側に押して運動させ、これにより収納ブロック23を収納溝18の中に位置させ、左右両側の台形ブロックがそれぞれ平行移動溝16と連結溝46の中に位置しており、これにより四つの移動板8が互いに連結し制限し、携帯電話の保護を完成する。
【0017】
取り外してクリーニングする時には、上に円板33を押し、円板33が上昇して台形柱31を上昇連動させ、これにより昇降ロッド10を上昇させ、回転歯車34を回転連動させ、これにより押し出しロッド11が移動柱21を右に運動連動させ、これにより台形ロッド13を復帰させることと同時に、押し歯車41を回転連動させ、これにより電磁ブロック39を完全に電磁ロッド36と右側の台形ブロック45との間に位置させ、これにより左右の台形ブロック45をそれぞれ平行移動板17と電磁ブロック39の作用により伸縮溝44の中に戻させ、縦向きの移動板8を引き、そして横向きの移動板8を引き、これにより携帯電話ケース4と回転板3を平にさせ、クリーニングに便利である。
【0018】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、機械構造の係合により、携帯電話の周囲を囲んで携帯電話を保護することと同時に、携帯電話ケースを取り外すとき完全に平に展開させ、クリーニングするとき、携帯電話ケースのクリーニングしにくいところクリーニングすることに便利であり、クリーニング効果が更に良くなり、現在の携帯電話ケースと比べてみれば、携帯電話を囲む裏表面がよりクリーニングされやすい。
【0019】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【要約】
【課題】本発明はクリーニングできる携帯電話ケースを開示した。
【解決手段】
携帯電話ケース及び前記携帯電話ケースの中に位置している二つの移動チャンバを含み、二つの前記移動チャンバが互いに垂直に貫通し、前記携帯電話ケースの周囲には四つの回転板が設けられ、前記回転板の中には下端壁と片側端壁とが外部空間に連通している回転溝が設けられ、機械構造の係合により、携帯電話の周囲を囲んで携帯電話を保護することと同時に、携帯電話ケースを取り外すとき完全に平に展開させ、クリーニングするとき、携帯電話ケースのクリーニングしにくいところクリーニングすることに便利であり、クリーニング効果が更に良くなる。
【選択図】
図1