(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6603977
(24)【登録日】2019年10月25日
(45)【発行日】2019年11月13日
(54)【発明の名称】テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブル
(51)【国際特許分類】
A47B 37/00 20060101AFI20191031BHJP
【FI】
A47B37/00 503Z
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-95603(P2019-95603)
(22)【出願日】2019年5月21日
【審査請求日】2019年5月27日
(31)【優先権主張番号】201910305654.8
(32)【優先日】2019年4月16日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519352182
【氏名又は名称】臨沂景▲いく▼家紡有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】呉玉田
【審査官】
油原 博
(56)【参考文献】
【文献】
中国特許出願公開第108703497(CN,A)
【文献】
特開2014−040930(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 1/00−41/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、テーブルを含み、前記テーブルの上端面の表面にはテーブルクロスが設置され、前記テーブルクロスの中には断熱層が設置され、前記テーブルクロスの中にはセンサーが設置され、前記テーブルクロスの中には前記テーブルクロスの上下端面を貫通している貫通孔が設置され、前記断熱層の中には断熱孔が設置され、前記断熱孔の中には断熱ブロックが設置され、前記テーブルの下端面の四隅には四本のテーブルの脚が設置され、前記テーブルの脚の中には制御スイッチが設置され、前記テーブルの中には従動機構が設置され、前記従動機構は貯蔵チャンバを含み、前記貯蔵チャンバの下端壁には前記貯蔵チャンバに連通しているばねチャンバが設置され、前記ばねチャンバの両側端壁の中には磁気シールドブロックが設置され、前記ばねチャンバの中にはばね板が設置され、前記ばね板の両端にはいずれも磁石が設置され、前記貯蔵チャンバの両側端壁の中には前記貯蔵チャンバに連通している加熱チャンバが対称的に設置され、前記加熱チャンバの上端壁の中には移動機構が設置され、前記加熱チャンバの下端壁の中には気体放出機構が設置され、前記気体放出機構は昇降チャンバを含み、前記加熱チャンバの下端壁の中には前記加熱チャンバに連通している前記昇降チャンバが設置され、前記昇降チャンバの中には一つの昇降板がスライドできるように連結され、前記昇降板の下端面には下端が前記昇降チャンバの端壁と連結されている昇降ばねが固定されており、
前記従動機構はまた埃隔絶板を含み、前記ばね板の下端面には下端が前記ばねチャンバの端壁と連結されている二つの復帰ばねが設置され、前記ばね板の上端面には上端が前記ばねチャンバの中に位置しており、且つ前記埃隔絶板と連結されている支持ロッドが固定的に連結されており、
前記移動機構は移動チャンバを含み、前記移動チャンバの中には二つの移動板がスライドできるように連結され、二つの前記移動板の間にはリミット板が前後対称的に設置され、前記移動チャンバの中にはまた移動ブロックがスライドできるように連結され、前記移動チャンバの片側端壁には前記移動板に連結されている移動ばねが固定的に設置され、前記移動チャンバのうち前記貯蔵チャンバから離れている端壁の中には圧縮チャンバが設置され、前記圧縮チャンバの中には圧縮板が設置され、前記圧縮板の片側端面には前記移動ブロックと連結されている弾性縄が固定的に連結され、前記圧縮チャンバの片側端壁には前記圧縮板と連結されている圧縮ばねが固定的に連結されており、
前記気体放出機構はまた二つの気体放出パイプを含み、前記昇降チャンバの下端壁の中には前記気体放出パイプに連通している水平移動チャンバが設置され、前記水平移動チャンバの中には固定ブロックが固定され、前記固定ブロックの中には前記水平移動チャンバに連通している電磁溝が設置され、前記電磁溝の片側端壁には一つの電磁石が固定的に連結され、前記電磁溝の中にはまた一端が前記水平移動チャンバの中に位置している水平移動ロッドがスライドできるように連結され、前記水平移動チャンバの中には一端が前記水平移動ロッドと連結されている水平移動ブロックが設置され、前記水平移動ブロックの上端面には密封ブロックが設置され、前記水平移動ブロックの中には二つの流通孔が設置され、前記水平移動チャンバの下端壁には外部空間に連通している二つの流通パイプが設置され、
その中、前記昇降チャンバの片側端壁の中にはばね溝が設置され、前記ばね溝の中には一つの磁板がスライドできるように連結され、前記磁板の上端面には上端が前記加熱チャンバの中に位置している断熱板が固定的に連結され、前記断熱板の上端には固定板が固定的に連結され、前記固定板の上端面には上端が前記移動チャンバの中に位置している熱伝導板が固定的に連結され、前記熱伝導板の上端が前記リミット板と摩擦により連結され、前記磁板の下端面には前記ばね溝の端壁と連結されている伸縮ばねが設置され、前記磁板の下端面にはまた前記水平移動ブロックと連結されているロープが固定的に連結され、前記圧縮板の下端が前記水平移動チャンバの中に位置しており、且つ前記固定ブロックとスライドできるように連結されていることを特徴とするテーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はレストラン用品分野を取り上げて、具体的には
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルである。
【背景技術】
【0002】
テーブルクロスはレストランを装飾でき、食事後のゴミを片付けることに便利を与える物であり、既にレストランの不可欠な一部であり、現在のほとんどのテーブルクロスは単にテーブルクロスとし、テーブルクロスを清掃した後、一般的には再び拭く又は自然に乾燥することを待つ必要があり、次の顧客の使用に影響し、且つ火鍋などを使用するテーブルとテーブルクロスの中、火鍋を使用する時に大量の熱を生じ、それを収集して利用しないと、資源の浪費をもたらす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106419376号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルを提供し、上記背景技術において提出された問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するために、本発明は以下の技術プランを提供する:
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルは、テーブルを含み、前記テーブルの上端面の表面にはテーブルクロスが設置され、前記テーブルクロスの中には断熱層が設置され、前記テーブルクロスの中にはセンサーが設置され、前記テーブルクロスの中には前記テーブルクロスの上下端面を貫通している貫通孔が設置され、前記断熱層の中には断熱孔が設置され、前記断熱孔の中には断熱ブロックが設置され、前記テーブルの下端面の四隅には四本のテーブルの脚が設置され、前記テーブルの脚の中には制御スイッチが設置され、前記テーブルの中には従動機構が設置され、前記従動機構は貯蔵チャンバを含み、前記貯蔵チャンバの下端壁には前記貯蔵チャンバに連通しているばねチャンバが設置され、前記ばねチャンバの両側端壁の中には磁気シールドブロックが設置され、前記ばねチャンバの中にはばね板が設置され、前記ばね板の両端にはいずれも磁石が設置され、前記貯蔵チャンバの両側端壁の中には前記貯蔵チャンバに連通している加熱チャンバが対称的に設置され、前記加熱チャンバの上端壁の中には移動機構が設置され、前記加熱チャンバの下端壁の中には気体放出機構が設置され、前記気体放出機構は昇降チャンバを含み、前記加熱チャンバの下端壁の中には前記加熱チャンバに連通している前記昇降チャンバが設置され、前記昇降チャンバの中には一つの昇降板がスライドできるように連結され、前記昇降板の下端面には下端が前記昇降チャンバの端壁と連結されている昇降ばねが固定されている。
【0006】
好ましくは、前記従動機構はまた埃隔絶板を含み、前記ばね板の下端面には下端が前記ばねチャンバの端壁と連結されている二つの復帰ばねが設置され、前記ばね板の上端面には上端が前記ばねチャンバの中に位置しており、且つ前記埃隔絶板と連結されている支持ロッドが固定的に連結されている。
【0007】
好ましくは、前記移動機構は移動チャンバを含み、前記移動チャンバの中には二つの移動板がスライドできるように連結され、二つの前記移動板の間にはリミット板が前後対称的に設置され、前記移動チャンバの中にはまた移動ブロックがスライドできるように連結され、前記移動チャンバの片側端壁には前記移動板に連結されている移動ばねが固定的に設置され、前記移動チャンバのうち前記貯蔵チャンバから離れている端壁の中には圧縮チャンバが設置され、前記圧縮チャンバの中には圧縮板が設置され、前記圧縮板の片側端面には前記移動ブロックと連結されている弾性縄が固定的に連結され、前記圧縮チャンバの片側端壁には前記圧縮板と連結されている圧縮ばねが固定的に連結されている。
【0008】
好ましくは、前記気体放出機構はまた二つの気体放出パイプを含み、前記昇降チャンバの下端壁の中には前記気体放出パイプに連通している水平移動チャンバが設置され、前記水平移動チャンバの中には固定ブロックが固定され、前記固定ブロックの中には前記水平移動チャンバに連通している電磁溝が設置され、前記電磁溝の片側端壁には一つの電磁石が固定的に連結され、前記電磁溝の中にはまた一端が前記水平移動チャンバの中に位置している水平移動ロッドがスライドできるように連結され、前記水平移動チャンバの中には一端が前記水平移動ロッドと連結されている水平移動ブロックが設置され、前記水平移動ブロックの上端面には密封ブロックが設置され、前記水平移動ブロックの中には二つの流通孔が設置され、前記水平移動チャンバの下端壁には外部空間に連通している二つの流通パイプが設置されている。
【0009】
その中、前記昇降チャンバの片側端壁の中にはばね溝が設置され、前記ばね溝の中には一つの磁板がスライドできるように連結され、前記磁板の上端面には上端が前記加熱チャンバの中に位置している断熱板が固定的に連結され、前記断熱板の上端には固定板が固定的に連結され、前記固定板の上端面には上端が前記移動チャンバの中に位置している熱伝導板が固定的に連結され、前記熱伝導板の上端が前記リミット板と摩擦により連結され、前記磁板の下端面には前記ばね溝の端壁と連結されている伸縮ばねが設置され、前記磁板の下端面にはまた前記水平移動ブロックと連結されているロープが固定的に連結され、前記圧縮板の下端が前記水平移動チャンバの中に位置しており、且つ前記固定ブロックとスライドできるように連結されている。
【発明の効果】
【0010】
以上により、本発明の有益効果は:本装置は構成が簡単で、操作が便利で、当該装置は火鍋を食べる時に生じた大量の熱量を効果的に利用し、テーブルクロスの加熱を完成し、これによりテーブルクロスは終始適宜な温度を保ち、これにより顧客を快適に感じさせ、余熱によりテーブルクロスが清掃された後に残された水の乾燥を完成し、再びテーブルクロスを拭く必要はなく、これにより労働力を節約し、しかももっと速くこのテーブルを使用でき、これにより接客の速度を早める。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【
図1】
図1は本発明の
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルの全体断面の正面構成模式図
【
図2】
図2は本発明の
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルの気体放出機構の部分断面の正面構成模式図
【
図3】
図3は本発明の
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルの従動機構の部分断面の正面構成模式図
【
図4】
図4は本発明の
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルの全体上面拡大模式図
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0014】
図1〜4を参照し、本発明が提供する実施例は:
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルは、テーブル1を含み、前記テーブル1の上端面の表面にはテーブルクロス48が設置され、前記テーブルクロス48の中には断熱層40が設置され、前記テーブルクロス48の中にはセンサー47が設置され、前記テーブルクロス48の中には前記テーブルクロス48の上下端面を貫通している貫通孔38が設置され、前記断熱層40の中には断熱孔45が設置され、前記断熱孔45の中には断熱ブロック43が設置され、前記テーブル1の下端面の四隅には四本のテーブルの脚13が設置され、前記テーブルの脚13の中には制御スイッチ12が設置され、前記テーブル1の中には従動機構36が設置され、前記従動機構36は貯蔵チャンバ37を含み、前記貯蔵チャンバ37の下端壁には前記貯蔵チャンバ37に連通しているばねチャンバ24が設置され、前記ばねチャンバ24の両側端壁の中には磁気シールドブロック31が設置され、前記ばねチャンバ24の中にはばね板34が設置され、前記ばね板34の両端にはいずれも磁石33が設置され、前記貯蔵チャンバ37の両側端壁の中には前記貯蔵チャンバ37に連通している加熱チャンバ7が対称的に設置され、前記加熱チャンバ7の上端壁の中には移動機構30が設置され、前記加熱チャンバ7の下端壁の中には気体放出機構25が設置され、前記気体放出機構25は昇降チャンバ28を含み、前記加熱チャンバ7の下端壁の中には前記加熱チャンバ7に連通している前記昇降チャンバ28が設置され、前記昇降チャンバ28の中には一つの昇降板29がスライドできるように連結され、前記昇降板29の下端面には下端が前記昇降チャンバ28の端壁と連結されている昇降ばね29が固定されている。
【0015】
有益的には、前記従動機構36はまた埃隔絶板39を含み、前記ばね板34の下端面には下端が前記ばねチャンバ24の端壁と連結されている二つの復帰ばね23が設置され、前記ばね板34の上端面には上端が前記ばねチャンバ24の中に位置しており、且つ前記埃隔絶板39と連結されている支持ロッド35が固定的に連結されている。
【0016】
有益的には、前記移動機構30は移動チャンバ42を含み、前記移動チャンバ42の中には二つの移動板46がスライドできるように連結され、二つの前記移動板46の間にはリミット板44が前後対称的に設置され、前記移動チャンバ42の中にはまた移動ブロック49がスライドできるように連結され、前記移動チャンバ42の片側端壁には前記移動板46に連結されている移動ばね41が固定的に設置され、前記移動チャンバ42のうち前記貯蔵チャンバ37から離れている端壁の中には圧縮チャンバ2が設置され、前記圧縮チャンバ2の中には圧縮板3が設置され、前記圧縮板3の片側端面には前記移動ブロック46と連結されている弾性縄50が固定的に連結され、前記圧縮チャンバ2の片側端壁には前記圧縮板3と連結されている圧縮ばね5が固定的に連結されている。
【0017】
有益的には、前記気体放出機構25はまた二つの気体放出パイプ26を含み、前記昇降チャンバ28の下端壁の中には前記気体放出パイプ26に連通している水平移動チャンバ8が設置され、前記水平移動チャンバ8の中には固定ブロック9が固定され、前記固定ブロック9の中には前記水平移動チャンバ8に連通している電磁溝11が設置され、前記電磁溝11の片側端壁には一つの電磁石10が固定的に連結され、前記電磁溝11の中にはまた一端が前記水平移動チャンバ8の中に位置している水平移動ロッド14がスライドできるように連結され、前記水平移動チャンバ8の中には一端が前記水平移動ロッド14と連結されている水平移動ブロック15が設置され、前記水平移動ブロック15の上端面には密封ブロック18が設置され、前記水平移動ブロック15の中には二つの流通孔17が設置され、前記水平移動チャンバ8の下端壁には外部空間に連通している二つの流通パイプ16が設置されている。
【0018】
その中、前記昇降チャンバ28の片側端壁の中にはばね溝21が設置され、前記ばね溝21の中には一つの磁板22がスライドできるように連結され、前記磁板22の上端面には上端が前記加熱チャンバ7の中に位置している断熱板32が固定的に連結され、前記断熱板32の上端には固定板6が固定的に連結され、前記固定板6の上端面には上端が前記移動チャンバ42の中に位置している熱伝導板4が固定的に連結され、前記熱伝導板4の上端が前記リミット板44と摩擦により連結され、前記磁板22の下端面には前記ばね溝21の端壁と連結されている伸縮ばね20が設置され、前記磁板22の下端面にはまた前記水平移動ブロック15と連結されているロープ19が固定的に連結され、前記圧縮板3の下端が前記水平移動チャンバ2の中に位置しており、且つ前記固定ブロック9とスライドできるように連結されている。
【0019】
以下、出願人は付
図1〜4及び上記の本出願の
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルの具体的な構成を参照して本出願の
テーブルクロスを自動的に乾燥させることができるテーブルの使用方法を詳しく紹介する:
【0020】
当該テーブル1を使用して火鍋を食べる時、火鍋を貯蔵チャンバ37の中に入れ、これにより埃隔絶板39と、支持ロッド35と、ばね板34と、磁石33と、磁板22とを下降させ、伸縮ばね20と復帰ばね23とが圧縮され、磁板22の下降により断熱板32を下降させ、これにより固定板6と熱伝導板4とを下降させ、熱伝導板4の上端が移動チャンバ42の中から離れた後、移動板46が移動ばね41の作用のもとで貯蔵チャンバ37へ運動し、これにより移動ブロック49を運動させ、弾性縄50が引っ張られ、ばね板34が一番下側へ下降した後、磁気シールドブロック31の存在のため、磁板22と磁石33とが互いに吸引しなく、また移動ブロック49の存在により熱伝導板4が復帰できなく、熱伝導板4の下降の過程において断熱ブロック43が移動チャンバ42の中に入り、火鍋が生じた熱量が加熱チャンバ7の中に伝送され、熱伝導板4と移動ブロック49により熱量をテーブルクロス48に伝送し、これによりテーブルクロス48に一定の温度を保たせ、これにより顧客を快適に感じさせる。
【0021】
伝送された熱量が多すぎ、テーブルクロス48の温度が高すぎる時、センサー47が電磁石10を制御して作動させ、これにより水平移動ロッド14を運動させ、これにより水平移動ブロック15を運動させ、これにより流通パイプ16と流通孔17とが分離し、これにより外部空間と水平移動チャンバ8との関係を断ち、加熱チャンバ7の中の温度が上がり、気体が膨張し、これにより昇降板29が下方へ運動し、気体が水平移動チャンバ8の中に入り、これにより圧縮板3を連動させて貯蔵チャンバ37から離れている方向へ運動させ、弾性縄50が引っ張り状態にあるので、圧縮板3の運動により移動ブロック49と、移動板46と、移動ばね41とを復帰させ、断熱ブロック43が熱伝導板4と接触し、これにより熱量を伝送することを停止し、この時、電磁石10が逆方向へ作動し、これにより水平移動ロッド14と水平移動ブロック15とが復帰し、これにより磁板22が伸縮ばね20の作用のもとで復帰し、これにより断熱板32と、固定板6と、熱伝導板4とを連動させて上昇させ、これにより断熱ブロック43を連動させて復帰させ、流通パイプ16と流通孔17とが再び連通され、これにより水平移動チャンバ8の中の膨張した気体が流出し、これにより圧縮板3が圧縮ばね5の作用のもとで復帰し、テーブルクロス48を再び加熱する時、電磁石10が作動して水平移動ブロック15と水平移動ロッド14とを連動させて運動させ、ロープ19の伝動により磁板22を連動させて下降させ、上記のステップを繰り返して加熱復帰を完成し、当該装置はテーブルを使用し終わった後、制御スイッチ12により電磁石10を制御してもう一回作動させ、余熱を利用してテーブルクロスの加熱を完成し、テーブルクロスを乾燥する。
【0022】
本発明の有益効果は:本装置は構成が簡単で、操作が便利で、当該装置は火鍋を食べる時に生じた大量の熱量を効果的に利用し、テーブルクロスの加熱を完成し、これによりテーブルクロスは終始適宜な温度を保ち、これにより顧客を快適に感じさせ、余熱によりテーブルクロスが清掃された後に残された水の乾燥を完成し、再びテーブルクロスを拭く必要はなく、これにより労働力を節約し、しかももっと速くこのテーブルを使用でき、これにより接客の速度を早める。
【0023】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。そのため、本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は自動的に乾燥できるテーブルクロスを開示した。
【解決手段】
テーブルを含み、前記テーブルの上端面の表面にはテーブルクロスが設置され、前記テーブルクロスの中には断熱層が設置され、前記テーブルクロスの中にはセンサーが設置され、前記テーブルクロスの中には前記テーブルクロスの上下端面を貫通している貫通孔が設置され、前記断熱層の中には断熱孔が設置され、前記断熱孔の中には断熱ブロックが設置され、前記テーブルの下端面の四隅には四本のテーブルの脚が設置され、前記テーブルの脚の中には制御スイッチが設置され、前記テーブルの中には従動機構が設置され、前記従動機構は貯蔵チャンバを含み、本発明は作動する時、当該装置は火鍋を食べる時に生じた大量の熱量を効果的に利用し、テーブルクロスの加熱を完成し、これによりテーブルクロスは終始適宜な温度を保ち、これにより顧客を快適に感じさせる。
【選択図】
図1