技術分野
転がり抵抗を減じたエアレスタイヤ
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
そこで本発明は、トレッドリングに、第1、第2の補強コード層間に剪断ゴム層を挟んだサンドウィッチ構造を採用するとともに、第1、第2の補強コード層の少なくとも一方において、剪断ゴム層と隣接するトッピングゴム部分に、ブタジエンゴム、α、β−不飽和カルボン酸金属塩、及び過酸化物を所定割合で含有するゴム組成物を用いることを基本として、優れた操縦安定性能を確保しながら、転がり抵抗を低減しうるエアレスタイヤを提供することを課題としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、接地面を有する円筒状のトレッドリングと、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するスポークとを具えたエアレスタイヤであって、
前記トレッドリングは、前記接地面を有するトレッドゴム層と、前記トレッドゴム層の半径方向内側に設けられた第1の補強コード層と、前記第1の補強コード層の半径方向内側に設けられた第2の補強コード・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明では叙上の如く、トレッドリングに、剪断ゴム層を第1、第2の補強コード層によって挟み込んだサンドウィッチ構造を採用している。そのため、走行時に受ける荷重の一部を、第1、第2の補強コード層の周方向の引張り弾性力によって支持させることができ、トレッドリングの変形量を低く抑えることが可能となる。
しかも第1の補強コード層の第1トッピングゴム部及び第2の補強コード層の第2トッピングゴム部の少なくとも一方、好ましくは双方において、剪断ゴム層と隣接するインナ−トッピングゴム部に、ブタジエンゴム、α、β−不飽和カルボン酸金属塩、及び過酸化物を所定割合で含有するゴム組成物を用いている。
このゴム組成物は、ブタジエンゴムと不飽和カルボン酸金属塩とが、過酸化物を開始剤として共架橋し、弾性と低燃費性とに優れた物性を得ることができる。これにより、第1、第2の補強コード層の少なくとも一方、好ましくは双方の荷重支持能力をより高めることができ、優れた操縦安定性能を確保しながら転がり抵抗を低減させることができる。
なお前記ゴム組成物は、通常の空気入りタイヤに使用されるゴム部材(硫黄加硫ゴム)に比して伸び性に劣り、大きな変形を受けると破壊し易い傾向がある。しかし、このゴム組成物をトッピングゴム部に用いることにより、ゴムの変形が補強コードによって低く抑えられるため破壊を抑制でき、必要な耐久性を確保することが可能になる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明のエアレスタイヤの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 トレッドリングを示す斜視図である。
【図3】 トレッドリング拡大して示す部分断面図である。
【図4】 第1、第2の補強コード層をさらに拡大して示す部分断面図である。
【図5】 (A)〜(C)はインナ−トッピングゴム部分とアウタ−トッピングゴム部分との区分位置を示す断面図である。
1 エアレスタイヤ
2 トレッドリング
2S 接地面
3 ハブ
4 スポーク
5 第1の補強コード層
6 第2の補強コード層
7 剪断ゴム層
8 第1補強コード
8R、8Ra、8Rb 配列体
9 第1トッピングゴム部
10 第2補強コード
10R 配列体
11 第2トッピングゴム部
9i、11i インナ−トッピングゴム部分
9o、11o アウタ−トッピングゴム部分
22 トレッドゴム層
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